JPH11182132A - パワーウインド装置及び記録媒体 - Google Patents

パワーウインド装置及び記録媒体

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JPH11182132A
JPH11182132A JP9358161A JP35816197A JPH11182132A JP H11182132 A JPH11182132 A JP H11182132A JP 9358161 A JP9358161 A JP 9358161A JP 35816197 A JP35816197 A JP 35816197A JP H11182132 A JPH11182132 A JP H11182132A
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JP
Japan
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switch
window
sub
signal
opening
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JP9358161A
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Inventor
Hitoshi Ouchi
仁 大内
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が水没した場合でも、容易に窓を開くこ
とができるパワーウインド装置を提供すること。 【解決手段】 ステップ100にて、マスタスイッチ1
側のアップスイッチ12がオンであるかを判定する。ス
テップ110では、サブスイッチ4側のダウンスイッチ
17がオンであるかを判定する。ステップ120では、
既に両スイッチ12,17が共にオンであると判断され
ているので、即ち、マスタスイッチ1側及びサブスイッ
チ4側から閉及び開の相反する信号が入力されているの
で、水没であると判断して、サブスイッチ4の窓を開く
信号を優先して、窓を開くための駆動信号を、出力回路
23を介してモータ3に出力する。これにより、モータ
3が逆転して、窓ガラスを下降させるので、水没時で
も、確実に窓を開くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の窓
ガラスをモータにより開閉するパワーウインド装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車のドアの窓ガラ
スを開閉する装置として、手動ではなく、モータにより
窓ガラスを上下動させて開閉するいわゆるパワーウイン
ド装置が知られている。このパワーウインド装置は、例
えばドアに設けられたスイッチを操作することにより、
自動的に窓ガラスを上下動させることができるものであ
る。
【0003】前記スイッチとしては、例えば運転席側の
ドアに設けられたマスタスイッチや、助手席側や後座席
側のドアに設けられたサブスイッチがある。このうち、
マスタスイッチには、各ドアを開閉する例えば4組のス
イッチが設けられており、各スイッチが操作されると、
その信号が通信により各ドアに配置されたコントローラ
に送られ、このコントローラによりモータを駆動して窓
の開閉を行なうことができる。
【0004】一方、サブスイッチは、通信によって窓の
開閉を行なうのではなく、スイッチが押されると回路が
閉じて電圧の変化が生じるので、その電圧の変化を各ド
アのコントローラで検出して、モータを駆動して窓の開
閉を行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、この種のパワー
ウインド装置を備えた自動車が、川や海に誤って転落し
た場合、運転者や同乗者が窓から脱出できる様に、パワ
ーウインド装置が作動することが要望されている。
【0006】ところが、自動車の水没により、パワーウ
インド装置を操作する上述したマスタスイッチに浸水し
たときには、スイッチの接点がリークして、窓を閉じる
ための信号が送信されることがあり、この様なときに、
サブスイッチを操作して窓を開けようとしても、パワー
ウインド装置が動作しないことがあった。
【0007】つまり、通常のパワーウインド装置におい
ては、どちらかのスイッチが操作されて、窓を閉じるた
めの信号(UP信号)又は窓を開けるための信号(DW
信号)のどちらか一方のみがコントローラで検出された
場合のみ、正常な状態であると判断して、窓の開閉を制
御している。そのため、例えば自動車が水没し、マスタ
スイッチからの通信によって、UP信号がコントローラ
に入力されると、サブスイッチを操作してDW信号を入
力しても、逆方向の同時入力となって、窓を開くことが
できないという問題があった。
【0008】本発明は前記課題に鑑みてなされたもので
あり、車両が水没した場合でも、容易に窓を開くことが
できるパワーウインド装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、通信
により車両の窓部の制御を指示するマスタスイッチ、又
は通信ではなく回路の開閉により窓部の制御を指示する
サブスイッチのスイッチ操作に応じて、駆動装置を制御
して窓部を開閉するパワーウインド装置において、マス
タスイッチから窓部を閉じるための信号が入力され、且
つサブスイッチによる窓部を開くための信号が入力され
たか否かを判定する判定手段と、判定手段により肯定判
断された場合には、サブスイッチによる信号を優先し
て、窓部を開くように駆動装置を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とするパワーウインド装置を要旨と
する。
【0010】本発明では、マスタスイッチから、窓部を
閉じるための信号が通信により入力され、且つサブスイ
ッチに操作によって、窓部を開くための通信ではない回
路の開閉による信号が入力された場合には、サブスイッ
チによる信号を優先して、窓部を開く。
【0011】つまり、通信による信号(例えば窓の閉を
指示するUP信号)よりも、通常の簡単な回路の開閉構
造を有するスイッチによる信号(例えば窓の開を指示す
るDW信号)の方が信頼性が高いと考えられるので、本
発明では、この信頼性の高いサブスイッチによる窓部を
開く信号を優先して、窓を開くものである。
【0012】よって、車両が水没した場合でも、信頼性
の高い方の信号を採用して、窓を開くように制御するの
で、一層安全性の向上に寄与する。請求項2の発明は、
コントローラにより、駆動装置を制御して車両の窓部を
開閉するパワーウインド装置において、通信により、自
身のスイッチ操作をコントローラに送信するマスタスイ
ッチと、通信ではなく、自身のスイッチ操作を回路の開
閉によりコントローラに伝えるサブスイッチと、を備え
るとともに、サブスイッチは、マスタスイッチのスイッ
チ操作のうち、窓部を開けるスイッチ操作にともない、
自身の回路を閉じて、コントローラに窓部を開ける指示
を行うように構成されていることを特徴とするパワーウ
インド装置を要旨とする。
【0013】本発明は、車両の水没時、確実に窓を開け
ることができるハード構成を示したものである。つま
り、本発明では、サブスイッチは、マスタスイッチのス
イッチ操作のうち、窓部を開けるスイッチ操作にともな
い、自身の回路を閉じて、コントローラに窓部を開ける
指示を行うように構成されている。
【0014】従って、マスタスイッチを操作して窓部を
開く操作をした場合に、同時にサブスイッチも窓部を開
く操作がなされる。よって、マスタスイッチ等が浸水し
た場合に、マスタスイッチにより窓部を開く様に操作し
たにもかかわらず、マスタスイッチから異常信号(例え
ば窓部を閉じるUP信号)が出力されたとしても、サブ
スイッチは、窓部を開く様に操作されているので、この
サブスイッチの信号(例えば窓部を開くDW信号)に基
づいて、確実に窓部を開くことができる。
【0015】請求項3の発明では、マスタスイッチのス
イッチ操作を行う操作部のうち、窓部を開く操作を行な
う操作部の電源側の接点と、コントローラとを接続する
ワイヤを配線している。本発明は、前記請求項2の発明
を例示したものであり、この様な構成とすれば、実際に
人が窓を開く場合に押す操作部分(例えばダウンスイッ
チ)を、マスタスイッチとサブスイッチとで共用して、
1つにすることができる。
【0016】請求項4の発明では、マスタスイッチから
窓部を閉じるための信号が入力され、且つサブスイッチ
による窓部を開くための信号が入力されたか否かを判定
する判定手段と、判定手段により肯定判断された場合に
は、サブスイッチによる信号を優先して、窓部を開くよ
うに駆動装置を制御する制御手段と、を備えている。
【0017】本発明は、前記請求項2又は3に記載のパ
ワーウインド装置を用いた場合の制御を示したものであ
り、この様に制御すれば、前記請求項1と同様に、車両
の水没時に、マスタスイッチからの信号(例えばUP信
号)とサブスイッチの信号(例えばDW信号)とが異な
っていた場合でも、サブスイッチの窓部を開く信号を優
先して、確実に窓を開くことができる。
【0018】請求項5の発明では、サブスイッチによる
窓部を開くための信号が、所定の判定期間内に2度以上
入力された場合に、駆動手段を制御して窓部を開く。つ
まり、単に1回のサブスイッチの信号では、何等かの異
常信号である可能性があるので、本発明では、ある期間
内に、2度以上サブスイッチによる窓部を開く信号が入
力した場合に、窓部を開くものである。
【0019】これにより、ノイズ等による誤判断を防止
して、車両の水没時に、確実に窓部を開くことができ
る。請求項6の発明は、請求項1,4又は5に記載のパ
ワーウインド装置による制御を実行させる手段を記憶し
ていることを特徴とする記録媒体を要旨とする。
【0020】例えば記録媒体としては、マイクロコンピ
ュータとして構成される電子制御装置、マイクロチッ
プ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク
等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述したパ
ワーウインド装置の制御を実行させることができる例え
ばプログラム等の手段を記憶したものであれば、特に限
定はない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパワーウインド装
置の好適な実施の形態を、例(実施例)を挙げて図面に
基づいて詳細に説明する。 (実施例1)a)まず、本実施例のパワーウインド装置
の概略構成について説明する。
【0022】パワーウインド装置は、自動車の各ドアの
窓をモータにより開閉するものであり、図1に示す様
に、各ドアに対応して各々設けられている。例えば運転
者側のドアには、窓の開閉を指示するマスタスイッチ1
と、窓の開閉を制御するパワーウインドコントローラ
(以下単にコントローラと記す)2と、窓ガラスを上下
動させて窓を開閉するモータ3とが配置されている。ま
た、他のドアには、窓の開閉を指示するサブスイッチ4
と前記と同様なコントローラ2とモータ3とが配置され
ている。
【0023】前記マスタスイッチ1は、通信回線5を介
する通信により、全ての(ここでは4箇所の)窓の開閉
を各ドアのコントローラ2に対して指示するものであ
り、全て窓に対応して4個の操作部6が設けられてい
る。尚、1個の操作部6の前方(図の上方)を押すと窓
が開き、後方(図の下方)を押すと窓が閉じる。一方、
サブスイッチ4は、単に対応するドアのコントローラ2
に至る回路を閉じることにより、各ドアの窓を開く指示
を行うものである。
【0024】従って、運転席側のドアの窓は、マスタス
イッチ1によってのみ開閉が可能であるが、他ドアの窓
は、マスタスイッチ1及びサブスイッチ4により開閉が
可能である。以下、各構成について、マスタスイッチ1
及びサブスイッチ4により操作可能な例えば助手席側の
パワーウインド装置を例に挙げて、更に詳細に説明す
る。
【0025】図2に示す様に、助手席側のドアのパワー
ウインド装置は、前記マスタスイッチ1とサブスイッチ
4とコントローラ2とモータ3とから、主として構成さ
れている。このうち、マスタスイッチ1は、上述した様
に、通信により窓の開閉を指示するものであり、例えば
助手席側のドアの窓に対応する操作部6の構成として、
窓ガラスを下降させて窓を開けるためのダウンスイッチ
(即ち操作部6の前方に位置するDW SW)11と、
窓ガラスを上昇させて窓を閉じるためのアップスイッチ
(即ち操作部6の後方に位置するUP SW)12とを
備えている。
【0026】このマスタスイッチ1の操作部6のダウン
スイッチ11又はアップスイッチ12が押されると、そ
の動作に対応した信号が、1本の通信回線5を介して、
マスタスイッチ1側の電子制御回路(ECU)13か
ら、コントローラ2側のECU14側に送信される。
【0027】一方、前記サブスイッチ4は、マスタスイ
ッチ1の様な通信ではなく、スイッチ操作により回路が
閉じると、その電圧変化が直接にECU14に入力し
て、窓の開閉を指示するものである。このサブスイッチ
4の操作部16の構成として、前記マスタスイッチ1と
同様に、窓ガラスを下降させて窓を開けるためのダウン
スイッチ(DW SW)17と、窓ガラスを上昇させて
窓を閉じるためのアップスイッチ(UP SW)18と
を備えている。
【0028】このサブスイッチ4の操作部16のダウン
スイッチ17又はアップスイッチ18が押されると、各
ワイヤ21,22を介して、各動作に対応した電圧変化
が、コントローラ2側のECU14側に伝えられ、EC
U14にてスイッチのオンオフの判断がなされる。
【0029】前記コントローラ2は、防水構造を有して
おり、前記ECU14の入力側には、前記通信回線5及
びワイヤ21,22が接続されている。この通信回線5
及びワイヤ21,22に接続する回路には、各々プルア
ップ抵抗RP1,RP2,RP3を介して電源が接続さ
れている。また、ECU14の出力側には、前記モータ
3を駆動する駆動信号を出力する出力回路23が接続さ
れている。
【0030】尚、前記ECU13,14は、周知のCP
U,ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータとし
て構成されている。前記モータ3は、正転又は逆転する
ことにより、図示しない駆動機構を介して窓ガラスを上
下動させるためのものであり、前記出力回路23から出
力される駆動信号により制御される。
【0031】b)次に、本実施例のパワーウインド装置
の動作について、図3のフローチャート及び図4のタイ
ミングチャートに基づいて説明する。 まず、通常のスイッチ操作によるパワーウインド装置
の動作について説明する。
【0032】運転者により、マスタスイッチ1の操作部
6の例えばアップスイッチ12が押されると、その信号
(UP信号)がコントローラ2のECU14に送信され
る(スイッチオン)。従って、ECU14は、このUP
信号に基づいて、モータ3を正転させて、窓ガラスを上
昇させて窓を閉じることができる。
【0033】一方、助手席の同乗者により、サブスイッ
チ4の操作部16の例えばダウンスイッチ17が押され
ると、その回路が導通状態となる(スイッチオン)。こ
れにより、コントローラ2のECU14に印加される電
圧が低下するので、あるスレッシュレベルを下回った時
点で、ダウンスイッチ17がオンであるとして、オンを
示す信号(DW信号)をセットする。
【0034】従って、ECU14は、このDW信号に基
づいて、モータ3を逆転させて、窓ガラスを下降させて
窓を開くことができる。 次に、水没時におけるパワーウインド装置の動作につ
いて説明する。自動車が水没した場合には、例えば前記
マスタスイッチ1側のアップスイッチ12などは水に浸
かることにより、あたかもアップスイッチ12が運転者
により操作されたとほぼ同様なオンの状態となる。
【0035】つまり、例えばアップスイッチ12が水に
浸かると、その水がリーク抵抗RLの抵抗を有する導体
として作用するので、アップスイッチ12が水に浸かる
と、アップスイッチ12は、通常のスイッチ操作と同様
にオンの状態となる。ここで、オンの状態としては、通
常の手動操作によるスイッチオンの状態と、水没に起因
するリークによるスイッチオンの状態とを区別しなくて
もよい。勿論、本実施例では、水没によるリークを想定
しているが、この制御を行なうコントローラ2では、区
別しなくとも制御が可能である。
【0036】よって、以下に述べる制御では、その変化
を考慮に入れて制御を行う。特に、本制御では、アップ
スイッチ12が水没した場合を例に挙げて説明する。図
3に示す様に、コントローラ2側のECU14において
は、ステップ100にて、マスタスイッチ1側のアップ
スイッチ12がオン、即ち窓を閉じる信号であるか否か
を判定する。ここで肯定判断されるとステップ110に
進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0037】ステップ110では、サブスイッチ4側の
ダウンスイッチ17がオン、即ち窓を開く信号であるか
否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ12
0に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了す
る。ステップ120では、前記ステップ100,110
で、マスタスイッチ1側のアップスイッチ12及びサブ
スイッチ4側のダウンスイッチ17が共にオンであると
判断されているので、即ち、マスタスイッチ1側からは
窓を閉じることを指示する信号が入力され、サブスイッ
チ4側からはそれと相反する窓を開くことを指示する信
号が入力されているので、水没であると判断して、サブ
スイッチ4側の窓を開く信号を優先して、窓を開くため
の駆動信号を、出力回路23を介してモータ3に出力
し、一旦本処理を終了する。
【0038】これにより、例えばモータ3が逆転して、
駆動機構を介して窓ガラスを下降させるので、窓を開く
ことができる。つまり、マスタスイッチ1からの信号
は、ECU13から出力される通信による信号であり、
サブスイッチ4による信号は、単純なスイッチ機構及び
ワイヤ21による直接的な信号であるので、サブスイッ
チ4による信号の方が信頼性が高いとして、ここでは、
サブスイッチ4による信号を優先して、窓を開くもので
ある。
【0039】この様に、本実施例では、マスタスイッチ
1側から窓を閉じることを指示する信号が入力され、サ
ブスイッチ4側から窓を開くことを指示する信号が入力
された場合には、水没であると判断して、モータ3を駆
動して窓を開く様に制御するので、自動車が水没した場
合の脱出が容易になる。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は、省略又は簡略化する。
【0040】本実施例のパワーウインド装置は、例えば
運転者側のドアの窓を開閉するものであり、マスタスイ
ッチとサブスイッチとを一体に形成したものである。
尚、図5では、スイッチの働きを示すために、マスタス
イッチ31とサブスイッチ32とを別に示してあるが、
実際には、図6に示す様に、マスタスイッチ31とサブ
スイッチ32とはその構成(ダウンスイッチ)を一部共
用している。
【0041】本実施例のパワーウインド装置は、図5に
示す様に、ECU33等を備え通信により窓の開閉を指
示するマスタスイッチ31と、通信ではなく回路の開閉
により直接的に窓の開閉を指示するサブスイッチ32
と、ECU34及び出力回路36等を備え窓の開閉を制
御するコントローラ37と、窓ガラスを移動させて窓を
開閉するモータ38とを備えている。
【0042】特に本実施例では、サブスイッチ32に
は、窓を開く指示のみを行うダウンスイッチ(DW S
W)41のみが設けられている。前記マスタスイッチ3
1及びサブスイッチ32の回路構成を図6に示すが、運
転者側のドアの窓を開くためのマスタスイッチ31側の
ダウンスイッチ51aとサブスイッチ32側のダウンス
イッチ41とが、一つのスイッチ動作で同時に操作され
る様に、操作盤43内にて一体に形成されている。
【0043】具体的には、マスタスイッチ31として、
前記実施例1と同様に、4箇所のドアの窓に対応して4
個の操作部51,52,53,54を有するとともに、
各操作部51〜54として、窓を開けるためのダウンス
イッチ(DW SW)51a〜54a及び窓を閉じるた
めのアップスイッチ(UP SW)51b〜54bを各
々有している。
【0044】特に本実施例では、運転者側の窓を開くた
めのダウンスイッチ51aの回路に、マスタスイッチ3
1側のECU33を介さずに、直接的にコントローラ3
7側のECU34に接続するワイヤ61が設けられてい
る。つまり、マスタスイッチ31側とサブスイッチ32
側とのダウンスイッチ51a(41)は、別個に設けら
れているものではなく、1つのスイッチがマスタスイッ
チ31側とサブスイッチ32側とのダウンスイッチ51
a(41)として機能するものである。よって、サブス
イッチ32は、この両機能を有するダウンスイッチ51
a(41)とワイヤ61とから構成されていることにな
る。
【0045】この様な構成により、本実施例において
も、前記実施例1と同様に、通信による信号よりも、単
純なスイッチ機構及びワイヤ61による直接的な信号の
方が信頼性が高いとして、マスタスイッチ1側から窓を
閉じることを指示する信号が入力され、サブスイッチ4
側から窓を開くことを指示する信号が入力された場合に
は、水没であると判断して、モータ3を駆動して窓を開
く様に制御するので、自動車が水没した場合の脱出が容
易になる。
【0046】特に、本実施例では、マスタスイッチ31
側のダウンスイッチ51aを利用し、それに1本のワイ
ヤ61を付加するのみで、水没時にも、確実に運転席側
のドアの窓を開くことができるという顕著な効果を奏す
る。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は、省略又は簡略化する。
【0047】本実施例のパワーウインド装置は、ハード
構成が前記実施例1と同様であり、その制御が異なって
いるので、制御のみを説明する。本実施例では、マスタ
スイッチ側から通信によりアップスイッチの信号が入力
され、且つ例えば同乗者がサブスイッチから2度以上ダ
ウンスイッチを操作した場合に、窓を開ける制御を行う
ものである。
【0048】図7のフローチャートに示す様に、ステッ
プ200では、マスタスイッチ1側のアップスイッチ1
2がオンであるか否かを判定する。ここで肯定判断され
るとステップ210に進み、一方否定判断されると一旦
本処理を終了する。ステップ210では、サブスイッチ
4側のダウンスイッチ17がオンであるか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ220に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0049】ステップ220では、サブスイッチ4側の
ダウンスイッチ17の最初のオンからの経過時間Δt
が、所定の判定期間T以内であるか否かを判定する。こ
こで肯定判断されるとステップ230に進み、一方否定
判断されると一旦本処理を終了する。
【0050】ステップ230では、サブスイッチ4側の
ダウンスイッチ17が2度以上オンされたか否かを判定
する。ここで肯定判断されるとステップ240に進み、
一方否定判断されると一旦本処理を終了する。ステップ
240では、図8に示す様に、前記ステップ200,2
10,220,230で、マスタスイッチ1側のアップ
スイッチ12がオンで、且つ判定期間T内にサブスイッ
チ4側のダウンスイッチ17が2度目のオンであると判
断されたので、即ち、マスタスイッチ1側からは窓を閉
じることを指示する信号が入力され、サブスイッチ4側
からはそれと相反する窓を開くことを指示する信号が2
回入力されているので、水没であると判断して、窓を開
くための駆動信号を、出力回路23を介してモータ3に
出力し、一旦本処理を終了する。
【0051】これにより、例えばモータ3が逆転して、
駆動機構を介して窓ガラスを下降させるので、窓を開く
ことができる。つまり、本実施例においても、マスタス
イッチ1の通信による信号より、サブスイッチ4の単純
なスイッチ機構及びワイヤ21による直接的な信号の方
が信頼性が高いとして、サブスイッチ4による信号を優
先して、窓を開くものである。
【0052】特に、本実施例では、サブスイッチ4によ
る1度の信号(DW信号)の入力ではなく、2度以上の
信号入力により、水没であると判断して、モータ3を駆
動して窓を開く様に制御するので、より制御の信頼性が
高まるという効果がある。これは、水没時には、同乗者
等は何度も窓を開くためのスイッチを操作すると考えら
れるからである。
【0053】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。例えば、前
記実施例1〜3では、パワーウインド装置について述べ
たが、本発明は、それらに限らず、上述したパワーウイ
ンド装置の制御を実行させる手段を記憶している記録媒
体にも適用できる。
【0054】この記録媒体としては、マイクロコンピュ
ータとして構成される電子制御装置、マイクロチップ、
フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク等の
各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述したパワー
ウインド装置の制御を実行させることができる例えばプ
ログラム等の手段を記憶したものであれば、特に限定は
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の車両におけるパワーウインド装置
の配置を示す説明図である。
【図2】 実施例1のパワーウインド装置を示す概略構
成図である。
【図3】 実施例1の制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】 実施例1の各スイッチによる信号を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】 実施例2のパワーウインド装置を機能的に示
す概略構成図である。
【図6】 実施例2のパワーウインド装置のスイッチ構
成を示す説明図である。
【図7】 実施例3の制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 実施例3の各スイッチによる信号等を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1,31…マスタスイッチ 2,37…パワーウインドコントローラ(コントロー
ラ) 3,38…モータ 4,32…サブスイッチ 5…通信回線 6,16,51,52,53,54…操作部 11,17,41,51a,52a,53a,54a…
ダウンスイッチ(DW SW) 12,18,51b,52b,53b,54b…アップ
スイッチ(UP SW) 13,14,33,34…電子制御回路(ECU) 21,22,61…ワイヤ 23,36…出力回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信により車両の窓部の制御を指示する
    マスタスイッチ、又は通信ではなく回路の開閉により前
    記窓部の制御を指示するサブスイッチのスイッチ操作に
    応じて、駆動装置を制御して前記窓部を開閉するパワー
    ウインド装置において、 前記マスタスイッチから前記窓部を閉じるための信号が
    入力され、且つ前記サブスイッチによる前記窓部を開く
    ための信号が入力されたか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により肯定判断された場合には、前記サブス
    イッチによる信号を優先して、前記窓部を開くように前
    記駆動装置を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするパワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 コントローラにより、駆動装置を制御し
    て車両の窓部を開閉するパワーウインド装置において、 通信により、自身のスイッチ操作を前記コントローラに
    送信するマスタスイッチと、 前記通信ではなく、自身のスイッチ操作を回路の開閉に
    より前記コントローラに伝えるサブスイッチと、 を備えるとともに、 前記サブスイッチは、前記マスタスイッチのスイッチ操
    作のうち、前記窓部を開けるスイッチ操作にともない、
    自身の回路を閉じて、前記コントローラに前記窓部を開
    ける指示を行うように構成されていることを特徴とする
    パワーウインド装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタスイッチのスイッチ操作を行
    う操作部のうち、前記窓部を開く操作を行なう操作部の
    電源側の接点と、前記コントローラとを接続するワイヤ
    を配線したことを特徴とする前記請求項2に記載のパワ
    ーウインド装置。
  4. 【請求項4】 前記マスタスイッチから前記窓部を閉じ
    るための信号が入力され、且つ前記サブスイッチによる
    前記窓部を開くための信号が入力されたか否かを判定す
    る判定手段と、 該判定手段により肯定判断された場合には、前記サブス
    イッチによる信号を優先して、前記窓部を開くように前
    記駆動装置を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2又は3に記載の
    パワーウインド装置。
  5. 【請求項5】 前記サブスイッチによる前記窓部を開く
    ための信号が、所定の判定期間内に2度以上入力された
    場合に、前記駆動手段を制御して前記窓部を開くことを
    特徴とする前記請求項1又は4に記載のパワーウインド
    装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1,4又は5に記載のパワー
    ウインド装置による制御を実行させる手段を記憶してい
    ることを特徴とする記録媒体。
JP9358161A 1997-12-25 1997-12-25 パワーウインド装置及び記録媒体 Pending JPH11182132A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7145299B2 (en) 2003-09-08 2006-12-05 Honda Motor Co., Ltd. Power window control system
JP2017206127A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 株式会社Subaru シート駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7145299B2 (en) 2003-09-08 2006-12-05 Honda Motor Co., Ltd. Power window control system
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