JPH11183116A - 光波干渉測定方法および装置 - Google Patents

光波干渉測定方法および装置

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JPH11183116A
JPH11183116A JP9364491A JP36449197A JPH11183116A JP H11183116 A JPH11183116 A JP H11183116A JP 9364491 A JP9364491 A JP 9364491A JP 36449197 A JP36449197 A JP 36449197A JP H11183116 A JPH11183116 A JP H11183116A
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JP
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light
optical path
measurement
wavelength
interference
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JP9364491A
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Inventor
Saburo Kamiya
三郎 神谷
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、測定光路のレーザ光が遮られても、
原点復帰させずに継続して測長することができ、しかも
安価で容易に干渉光学系を構成することができる光波干
渉測定方法および装置を提供することを目的とする。 【解決手段】レーザ光源1から射出された波長λ1の光
を測定光路と参照光路に分離する偏光ビームスプリッタ
2と、参照光路上に設けられた参照用反射鏡6と、測定
光路上を移動可能に設けられた測定用反射鏡7と、参照
光と測定光の干渉光を受光する光電検出器9とを有し、
レーザ光源11から射出されたλ2(≠λ1)の光を2
つに分離する偏光ビームスプリッタ12と、分離された
λ2の光の一方を、測定光路の途中から測定光路と平行
に測定用反射鏡7に向かわせる光学系10と、測定用反
射鏡7で反射した一方の光と他方の光との干渉光を受光
する光電検出器17とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の変位等を高
精度で測定する光波干渉測定方法および装置に関し、特
に、半導体装置、液晶表示装置、あるいは薄膜磁気ヘッ
ド等を製造する際のフォトリソグラフィ工程で使用され
る露光装置に用いられているステージにおける超精密位
置決め方法および装置として好適な光波干渉測定方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置や液晶表示装置等の製造工程
におけるフォトリソグラフィ工程では、レチクルあるい
は、マスク(以下、レチクルという)に形成された回路
パターンを投影光学系を介して半導体ウェハやガラスプ
レート(以下、ウェハという)上に投影露光する投影露
光装置が用いられている。この投影露光装置としては種
々の方式のものがあるが、例えば半導体装置の製造の場
合、レチクルの回路パターン全体を一度に投影し得るイ
メージフィールドを持つ投影光学系を介してウェハをス
テップ・アンド・リピート方式で露光する投影露光装置
や、レチクルを1次元に走査しつつ、ウェハをそれと同
期した速度で1次元に走査させる、いわゆるステップ・
アンド・スキャン方式の投影露光装置等がある。
【0003】これらの投影露光装置における露光動作で
は、レチクルのパターンの像をウェハに形成されたパタ
ーン上に正確に重ね合わせることが必須であり、そのた
めレチクルやウェハを載置してX−Y平面を2次元的に
移動可能なX−Yステージには高い位置決め精度が要求
されている。このX−Yステージを超精密に位置決めす
るために光波干渉測定装置が用いられている。
【0004】この種の光波干渉測定装置としては、周波
数安定化されたヘリウム−ネオン(He−Ne)ガスレ
ーザを光源とし、ヘテロダイン検出方式を採用したもの
(例えば、米国ヒューレット・パッカード社製)が広く
用いられている。
【0005】ここで従来の光波干渉測定装置を図7を用
いて説明する。図7において、レーザ光源1は中心波長
λ1で、波長のわずかに異なる互いに直交する偏光方位
を有するレーザビームを射出する。このレーザ光源1か
ら射出されたレーザビームは偏光ビームスプリッタ40
に入射して測定光路と参照光路とに分離される。偏光ビ
ームスプリッタ40において、p偏光成分の光は透過し
て測定光路に進み、1/4波長板44によって円偏光に
変換された測定光となり、s偏光成分の光は偏光ビーム
スプリッタ40で反射して参照光路に進み、ミラー3に
入射して光路を測定光と平行になるように曲げられて、
1/4波長板42によって円偏光に変換された参照光と
なる。
【0006】そして、参照光は参照用反射鏡(固定鏡)
6で反射し、測定光は測定用反射鏡(移動鏡)7で反射
する。それぞれの反射光は再びそれぞれ1/4波長板4
2、44を透過して、偏光方位を当初の偏光方位に対し
て90°回転させられた直線偏光の光に変換される。1
/4波長板44を透過した測定光は偏光ビームスプリッ
タ40に入射して、偏光方位が当初より90°度回転し
ているために、偏光ビームスプリッタ40で反射され
る。
【0007】一方、1/4波長板42を透過した参照光
はミラー3で反射して偏光ビームスプリッタ40に入射
し、同様に偏光方位が当初より90°度回転しているた
め偏光ビームスプリッタ40を透過する。従って、参照
光と測定光は同軸となって偏光ビームスプリッタ40を
射出する。この参照光と測定光はダイクロイックミラー
48を透過して偏光子8に入射する。偏光子8の偏光方
位は、参照光と測定光に対して45°傾いて設定されて
おり、従って、偏光子8を透過した両光は干渉して光電
検出素子9で検出される。光電検出素子9で電気信号に
変換されたこの干渉信号は、レーザ光源1内部でp偏光
成分とs偏光成分のレーザビームを直接干渉させて得ら
れる基準信号と共に位相計(図示せず)に入力され、基
準信号に対する測定信号の位相変化量を積算することに
より、測定用反射鏡7の変位を知ることができる。
【0008】ところが、この種の光波干渉測定装置(レ
ーザ干渉計)は、ステージなどに取り付けた測定用反射
鏡7の参照用反射鏡6に対する相対的な変位量を、干渉
信号の位相変化を積算することにより求めることはでき
るが、参照用反射鏡6と測定用反射鏡7の距離を直接求
めることはできないため、ひとたび干渉計のビームが遮
られると、位置の基準が失われてしまうという欠点を有
している。周知のように、光電センサなどで位置の基準
を与える原点出し(これ以降、「原点出し」と呼ぶ)を
することはできるが、せいぜいμm程度の精度であり、
また原点出しのためにステージを移動させなければなら
ず、測定に時間がかかるなどの問題があった。光電セン
サの代わりに、ステージのガイド部分にリニアエンコー
ダを設置しておき、この測定値を頼りに原点出しを行う
ことも考えられる。この場合、原点出しのためにステー
ジを移動させる必要はなくなるが、この種のエンコーダ
は、測定の再現性はあっても、数十cmのストローク範
囲での絶対位置精度はせいぜいμm程度であり問題を解
決することはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記問題を解
決するために、図7に示すようにさらに別の干渉計を組
み合わせた光波干渉測定装置が用いられている。この別
の干渉計のレーザ光源11からは、波長λ1と異なる中
心波長λ2で、波長がわずかに異なる互いに直交する2
つの偏光方位を有するレーザビームが射出される。この
レーザ光源11から射出したレーザビームは、ミラー4
5で折り曲げられてダイクロイックミラー46に入射
し、レーザ光源1からのレーザビームと同軸となって偏
光ビームスプリッタ40に入射して測定光路と参照光路
とに分離される。偏光ビームスプリッタ40において、
p偏光成分の光は透過して測定光路に進み、1/4波長
板44によって円偏光に変換された測定光となり、s偏
光成分の光は偏光ビームスプリッタ40で反射して参照
光路に進み、ミラー3に入射して光路を測定光と平行に
なるように曲げられて、1/4波長板42によって円偏
光に変換された参照光となる。
【0010】そして、参照光は参照用反射鏡(固定鏡)
6で反射し、測定光は測定用反射鏡(移動鏡)7で反射
する。それぞれの反射光は再びそれぞれ1/4波長板4
2、44を透過して、偏光方位を当初の偏光方位に対し
て90°回転させられた直線偏光の光に変換される。1
/4波長板44を透過した測定光は偏光ビームスプリッ
タ40に入射して、偏光方位が当初より90°度回転し
ているために、偏光ビームスプリッタ40で反射され
る。
【0011】一方、1/4波長板42を透過した参照光
はミラー3で反射して偏光ビームスプリッタ40に入射
し、同様に偏光方位が当初より90°度回転しているた
め偏光ビームスプリッタ40を透過する。従って、参照
光と測定光は同軸となって偏光ビームスプリッタ40を
射出してダイクロイックミラー48で反射されて偏光子
16に入射する。偏光子16の偏光方位は、参照光と測
定光に対して偏光方位が45°傾いて設定されており、
従って、偏光子16を透過した両光は干渉して光電検出
素子17で検出される。光電検出素子17で電気信号に
変換されたこの干渉信号は、レーザ光源11内部でp偏
光成分とs偏光成分のレーザビームを直接干渉させて得
られる基準信号と共に位相計(図示せず)に入力され、
基準信号に対する測定信号の位相変化量を積算すること
により、測定用反射鏡7の変位を知ることができる。
【0012】こうすることにより、周知の技術であるい
わゆる絶対干渉計が構成できる。例えばレーザ光源11
の波長λ2を可変にして波長を掃引し、その位相変化を
計測して、参照光路と測定光路の光路長の差を直接求め
るようにしてもよいし、また、多波長レーザ光源を使
い、合成波長内での絶対干渉測定を行うようにしてもよ
い。
【0013】ところが、以上説明したような2つのレー
ザ光源を用いて両光源からのレーザビームを同一の干渉
光学系に導入して、変位測定と絶対位置測定とを組み合
わせて測定を行うシステムでは、測長用レーザ波長の光
に加えて別の連続波長ないし多波長の光に対して同一の
系で干渉光学系を構成する必要が生じるため、偏光ビー
ムスプリッタ40、あるいは1/4波長板42、44は
広い波長範囲で色消しされていることが必須となる。し
かしながら、このような広い波長範囲で色消しされてい
る光学素子を形成するのは現実には極めて困難であり、
また形成できたとしても高コストになるのは避けられな
いという問題がある。
【0014】本発明の目的は、測定光路のレーザ光が遮
られても、原点復帰させずに継続して測長することがで
き、しかも安価で容易に干渉光学系を構成することがで
きる光波干渉測定方法および装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、波長λ1の
光を参照光と測定光に分離し、参照光を参照光路上に設
けられた参照用反射鏡で反射させ、測定光を測定光路上
を移動可能に設けられた測定用反射鏡で反射させ、反射
した参照光および測定光を干渉させて、基準位置から移
動した測定用反射鏡の参照用反射鏡に対する相対移動距
離ΔLを測定する光波干渉測定方法において、基準位置
での参照光路と測定光路の光路長差L1(=φ1・λ1
/m、但し、mは光路の折り返しの数)に基づく位相φ
1を測定し、波長λ2(≠λ1)の光をさらに用い、当
該波長λ2の光を2つに分離して、一方の光を測定光路
の途中から測定光路に平行に入射して測定用反射鏡で反
射させ、反射した一方の光と、他方の光とを干渉させ
て、基準位置での一方の光の光路と他方の光の光路との
光路長差L2(=φ2・λ2/m)に基づく位相φ2を
測定し、相対移動距離ΔLでの参照光路と測定光路の光
路長差L1+ΔL(=φ1’・λ1/m)に基づく位相
φ1’を測定し、相対移動距離ΔLでの一方の光の光路
と他方の光の光路の光路長差L2+ΔL(=φ2’・λ
2/m)に基づく位相φ2’を測定し、位相φ1、φ
2、φ1’、φ2’に基づいて、波長λ1の光が遮断さ
れた際の相対移動距離ΔLを求めることを特徴とする光
波干渉測定方法によって達成される。
【0016】そして、相対移動距離ΔLは、 ΔL=ΔΦ・λs/m 但し、ΔΦ=Φ’−Φ、 Φ=φ2−φ1、 Φ’=φ2’−φ1’ 合成波長λs=λ1・λ2/|λ2−λ1| から求めることを特徴とする。
【0017】また上記目的は、上記光波干渉測定方法に
おいて、波長λ3(≠λ1、≠λ2、|λ2−λ1|>
|λ3−λ2|)の光をさらに用い、当該波長λ3の光
を2つに分離して、一方の光を測定光路の途中から測定
光路に平行に入射して測定用反射鏡で反射させ、反射し
た当該一方の光と、他方の光とを干渉させて、基準位置
での当該一方の光の光路と当該他方の光の光路との光路
長差L3(=φ3・λ3/m)に基づく位相φ3を測定
し、相対移動距離ΔLでの当該一方の光の光路と当該他
方の光の光路の光路長差L3+ΔL(=φ3’・λ3/
m)に基づく位相φ3’を測定することにより、相対的
に広い合成波長λsW=λ2・λ3/|λ3−λ2|に
基づいてΔLの存在範囲を求め、次いで、それより狭い
合成波長λsに基づいてΔLを求めることを特徴とする
光波干渉測定方法によって達成される。
【0018】さらに上記目的は、上記光波干渉測定方法
において、基準位置での、参照光路と測定光路との光路
長差L1と、一方の光の光路と他方の光の光路との光路
長差L2とをほぼ等しくさせることを特徴とする光波干
渉測定方法によって達成される。
【0019】またさらに上記目的は、上記光波干渉測定
方法において、基準位置での、参照光路と測定光路との
光路長差L1と、一方の光の光路と他方の光の光路との
光路長差L2とを、L1>>L2とすることを特徴とす
る光波干渉測定方法によって達成される。
【0020】上記目的は、物体の変位を測定するための
第1の光を射出する第1の光源と、第1の光を測定光路
と参照光路に分離する第1のビームスプリッタと、参照
光路上に設けられた参照用反射鏡と、測定光路上を移動
可能に設けられた測定用反射鏡と、参照用反射鏡および
測定用反射鏡で反射した第1の光の干渉光を受光する第
1の受光部とを有する光波干渉測定装置において、第1
の光の波長と異なる波長を有する第2の光を射出する第
2の光源と、第2の光を2つに分離する第2のビームス
プリッタと、2つに分離された第2の光の一方を、測定
光路の途中から測定光路と平行に測定用反射鏡に向かわ
せる第1の光学系と、測定用反射鏡で反射した一方の光
と、他方の光との干渉光を受光する第2の受光部とをさ
らに備えたことを特徴とする光波干渉測定装置によって
達成される。
【0021】また、上記目的は、上記光波干渉測定装置
において、第1の光学系は、さらに第2の光の他方を、
参照光路の途中から参照光路と平行に参照用反射鏡に向
かわせ、第2の受光部は、測定用反射鏡で反射した第2
の光の一方と参照用反射鏡で反射した第2の光の他方と
の干渉光を受光することを特徴とする光波干渉測定装置
によって達成される。
【0022】さらに上記目的は、上記光波干渉測定装置
において、第2の光源は、波長可変レーザであることを
特徴とする光波干渉測定装置によって達成される。また
さらに上記目的は、上記光波干渉測定装置において、第
1および第2の光の波長と異なる波長を有する第3の光
を射出する第3の光源と、第3の光を2つに分離する第
3のビームスプリッタと、2つに分離された第3の光の
一方を、測定光路の途中から測定光路と平行に測定用反
射鏡に向かわせる第2の光学系と、測定用反射鏡で反射
した第3の光の一方の光と、他方の光との干渉光を受光
する第3の受光部とをさらに備えたことを特徴とする光
波干渉測定装置によって達成される。
【0023】そして、第2の光学系は、さらに第3の光
の他方を、参照光路の途中から参照光路と平行に参照用
反射鏡に向かわせ、第3の受光部は、測定用反射鏡で反
射した第3の光の一方と参照用反射鏡で反射した第3の
光の他方との干渉光を受光するようにしてもよい。ま
た、第3のビームスプリッタを第2のビームスプリッタ
で兼用し、第2の光学系を第1の光学系で兼用するよう
にしてもよい。
【0024】さらに、上記光波干渉測定装置において、
第1の光は、互いに直角な偏光方位を有し周波数がわず
かに異なる2つの光から構成され、第1のビームスプリ
ッタは偏光ビームスプリッタであり、測定光路上および
参照光路上には、それぞれ波長板が配置され、第1の光
学系は、少なくとも第2の光の一方を、測定光路上の波
長板と測定用反射鏡との間から、測定光路と平行に測定
用反射鏡に向かわせるように配置されているようにして
もよい。
【0025】そして、第1の光学系は、少なくとも第2
の光の他方を、参照光路上の波長板と参照用反射鏡との
間から、参照光路と平行に参照用反射鏡に向かわせるよ
うに配置されているようにしてもよい。また、上記光波
干渉測定装置において、第1乃至第3の光源は、波長安
定化レーザであることを特徴とする。
【0026】このように本発明では、所定の波長の光を
用いた測長用の光波干渉計と、当該所定の波長とは異な
る別の波長の光を用いた光波干渉計とを用い、少なくと
も両干渉計の測定光の光軸を途中から平行にして同一の
測定用反射鏡に導き、両干渉計の合成波長内での測定用
反射鏡の移動量の測定を、位相変化の計数をしなくても
行えるようにしたので、たとえ測定光が遮断されたとし
ても、原点からの測定用反射鏡の位置を合成波長内で測
長用の光波干渉計の分解能で行うことができるようにな
る。そして、測長用の光波干渉計と、それと異なる波長
の光を用いた別の光波干渉計とは、少なくとも両測定光
の光軸を途中から合成するようにしているので、各光波
干渉計の光路を参照光路と測定光路に分離する偏光分離
素子(偏光ビームスプリッタ)、あるいは参照光や測定
光の偏光方位を回転させる1/4波長板等に、安価な単
一波長に対応した素子を用いることができるようにな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明するに
際し、まずはじめに本発明による光波干渉測定方法の基
本原理について説明する。この光波干渉測定方法は、以
下に説明する第1乃至第6の実施の形態で説明する光波
干渉測定装置の全てに適用できるものである。まず、測
長レーザ干渉計の波長をλ1、付加する別波長レーザ干
渉計の波長をλ2とする。両干渉光学系の光路長差は一
般に異なるから、それぞれL1、L2とすると、
【0028】 L1=φ1・λ1/m ・・・(1) L2=φ2・λ2/m ・・・(2)
【0029】ここで、mは光路の折り返し数で、φは位
相である。そして、測定用反射鏡が原点位置Pにあると
きのφ1、φ2を記憶しておく。次に、測定用反射鏡が
移動してQの位置にあるときのPQ間の距離をΔLとす
ると、
【0030】 L1+ΔL=φ1’・λ1/m ・・・(3) L2+ΔL=φ2’・λ2/m ・・・(4)
【0031】であるから、ここで、Φ=φ2−φ1とす
ると、
【0032】 ΔΦ=Φ’−Φ=(φ2’−φ1’)−(φ2−φ1) =mΔL(1/λ2−1/λ1) 従って、合成波長λsを λs=λ1・λ2/|λ2−λ1| ・・・(5) とすると、Φの変化量をΔΦとして、 ΔL=ΔΦ・λs/m ・・・(6) となる。
【0033】すなわち、測定用反射鏡がλs/m単位で
何処に位置するかが分かっていれば、ビームが遮断され
てもΦ’を測定し直してΔΦを求めることにより、ΔL
を求めることができる。この測定精度は、後述するよう
にλ1/m範囲以内にすることが可能であるから、結局
元の測長レーザ干渉計の精度でΔLを求めることができ
ることになる。
【0034】次に、この測定の精度について詳述する。
まず、式(6)に誤差伝搬則を適用する。まず、式
(6)を式(5)を用いて変形し、
【0035】 ΔL=ΔΦ・λs/m ={(φ2’−φ1’)−(φ2−φ1)}(λs/
m) これから、 δ(ΔL)=2(δφ2+δφ1)(λs/m) +ΔL・(λs/λ1)(δλ1/λ1) +ΔL・(λs/λ2)(δλ2/λ2) ・・・(7) となる。ここで、式(1)および式(2)より、 δφ1=δ’φ1+mL1・δλ1/λ12 δφ2=δ’φ2+mL2・δλ2/λ22
【0036】である。上記両式の第1項は位相測定の誤
差を、第2項は波長変動による誤差を表している。上記
これらの式を式(7)に代入すると、
【0037】 δ(ΔL)=2(δ’φ2+δ’φ1)(λs/m) +2L1・(λs/λ1)(δλ1/λ1) +2L2・(λs/λ2)(δλ2/λ2) +ΔL・(λs/λ1)(δλ1/λ1) +ΔL・(λs/λ2)(δλ2/λ2) =2(δ’φ2+δ’φ1)(λs/m) +(2L1+ΔL)(λs/λ1)(δλ1/λ1) +(2L2+ΔL)(λs/λ2)(δλ2/λ2) ΔLはL1またはL2に比べ小さいから、結局、 δ(ΔL)=2(δ’φ1+δ’φ2)(λs/m) +2L1(λs/λ1)(δλ1/λ1) +2L2(λs/λ2)(δλ2/λ2) ・・・(8)
【0038】式(8)の第1項は位相測定誤差の影響を
表し、第2項は波長λ1のレーザの波長安定性(δλ1
/λ1)の影響を表し、同じく第3項は波長λ2のレー
ザの波長安定性の影響を表している。上述した条件は、
【0039】 δ(ΔL)<λ1/2m ・・・(9)
【0040】で表される。この条件が満たされるとき、
ΔLは元の測長レーザ干渉計の精度で測定可能になる。
具体的な例としては、λ1にHe−Neレーザの633
nm、λ2に同じくHe−Neレーザの612nmの発
振線を選ぶと、λs=18.45μmである。ここで、
干渉計はシングルパス光学系であるとすると、m=2で
ある。また、L1=0.1m、L2=0.1mとする。
位相測定誤差は主に分解能で決定されるが、測定の応答
性が必要なければ、
【0041】δ’φ1=δ’φ2=1/1024
【0042】程度は容易に実現可能である。波長安定性
は測定の時間間隔にもよるが、1時間程度以内であれ
ば、δλ1/λ1=δλ2/λ2=2E−9程度は達成
できる。従って、
【0043】 2(δ’φ1+δ’φ2)(λs/m)=36nm 2L1(λs/λ1)(δλ1/λ1)=11.7nm 2L2(λs/λ2)(δλ2/λ2)=12.1nm となる。従って、式(9)を満たすことができる。
【0044】さて、以上説明した本発明の光波干渉測定
方法が適用される装置として、まず本発明の第1の実施
の形態による光波干渉測定装置を図1を用いて説明す
る。なお、本実施の形態は、上述の両干渉光学系の光路
長差L1、L2が等しい(L1=L2)構成の光波干渉
測定装置について説明する。
【0045】図1において、レーザ光源1は中心波長λ
1で、波長のわずかに異なる互いに直交する偏光方位を
有するレーザビームを射出する。このレーザ光源1から
射出されたレーザビームは偏光ビームスプリッタ2に入
射して測定光路と参照光路とに分離される。偏光ビーム
スプリッタ2において、p偏光成分の光は透過して測定
光路に進み、1/4波長板5によって円偏光に変換され
た測定光となり、s偏光成分の光は偏光ビームスプリッ
タ2で反射して参照光路に進み、ミラー3に入射して光
路を測定光と平行になるように曲げられて、1/4波長
板4によって円偏光に変換された参照光となる。
【0046】これら参照光と測定光はダイクロイックミ
ラー10を透過して、参照光は参照用反射鏡(固定鏡)
6で反射し、測定光は測定用反射鏡(移動鏡)7で反射
する。それぞれの反射光は再びダイクロイックミラー1
0を透過した後、それぞれ1/4波長板4、5を透過し
て、偏光方位を当初の偏光方位に対して90°回転させ
られた直線偏光の光に変換される。1/4波長板5を透
過した測定光は偏光ビームスプリッタ2に入射して、偏
光方位が当初より90°度回転しているために、偏光ビ
ームスプリッタ2で反射される。
【0047】一方、1/4波長板4を透過した参照光は
ミラー3で反射して偏光ビームスプリッタ2に入射し、
同様に偏光方位が当初より90°度回転しているため偏
光ビームスプリッタ2を透過する。従って、参照光と測
定光は同軸となって偏光ビームスプリッタ2を射出して
偏光子8に入射する。偏光子8は、参照光と測定光に対
して偏光方位が45°傾いて設定されており、従って、
偏光子8を透過した両光は干渉して光電検出素子9で検
出される。光電検出素子9で電気信号に変換されたこの
干渉信号(以下、これを測定信号と呼ぶ)は、レーザ光
源1内部でp偏光成分とs偏光成分のレーザビームを直
接干渉させて得られる基準信号と共に位相計50に入力
され、基準信号に対する測定信号の位相変化量を積算す
ることにより、測定用反射鏡7の変位を知ることができ
る。以上の構成のレーザ干渉計システムを干渉計Aと呼
ぶことにする。
【0048】一方、レーザ光源11からは、波長λ1と
別波長の中心波長λ2で、同じく波長のわずかに異なる
互いに直交する偏光方位を有するレーザビームが射出す
る。このレーザ光源11から射出したレーザビームは偏
光ビームスプリッタ12に入射して測定光路と参照光路
とに分離される。偏光ビームスプリッタ12において、
p偏光成分の光は透過して測定光路に進み、1/4波長
板15によって円偏光に変換された測定光となり、s偏
光成分の光は偏光ビームスプリッタ12で反射して参照
光路に進み、ミラー13に入射して光路を測定光と平行
になるように曲げられて、1/4波長板14によって円
偏光に変換された参照光となる。
【0049】これら参照光と測定光はダイクロイックミ
ラー10で反射した後、参照光は参照用反射鏡(固定
鏡)6で反射し、測定光は測定用反射鏡(移動鏡)7で
反射する。それぞれの反射光は再びダイクロイックミラ
ー10で反射した後、それぞれ1/4波長板14、15
を透過して、偏光方位を当初の偏光方位に対して90°
回転させられた直線偏光の光に変換される。1/4波長
板15を透過した測定光は偏光ビームスプリッタ12に
入射して、偏光方位が当初より90°度回転しているた
めに、偏光ビームスプリッタ12で反射される。
【0050】一方、1/4波長板14を透過した参照光
はミラー13で反射して偏光ビームスプリッタ12に入
射し、同様に偏光方位が当初より90°度回転している
ため偏光ビームスプリッタ12を透過する。従って、参
照光と測定光は同軸となって偏光ビームスプリッタ12
を射出して偏光子16に入射する。偏光子16は、参照
光と測定光に対して偏光方位が45°傾いて設定されて
おり、従って、偏光子16を透過した両光は干渉して光
電検出素子17で検出される。光電検出素子17で電気
信号に変換されたこの干渉信号(測定信号)は、レーザ
光源11内部でp偏光成分とs偏光成分のレーザビーム
を直接干渉させて得られる基準信号と共に位相計52に
入力され、基準信号に対する測定信号の位相変化量を積
算することにより、測定用反射鏡7の変位を知ることが
できる。以上の構成のレーザ干渉計システムを干渉計B
と呼ぶことにする。
【0051】さて、以上のような2組の干渉計A、Bか
らなる光波干渉測定装置において、レーザビームが遮断
された場合の原点出しを行う処理を簡単に説明する。ま
ず、測定用反射鏡7が基準位置(原点位置P)にあると
きの、干渉計Aの参照光路と測定光路の光路長差L1
(=φ1・λ1/m、但し、光路の折り返し数m=2)
に基づく位相φ1と、干渉計Bの参照光路と測定光路の
光路長差L2(=φ2・λ2/m、但し、光路の折り返
し数m=2)に基づく位相φ2を予め測定しておいて、
その差φ2−φ1を記憶しておく。
【0052】レーザビームが遮断された後の測定用反射
鏡7の基準位置からの相対移動距離ΔLがλs/2以内
であるとして、相対移動距離ΔLでの干渉計Aの参照光
路と測定光路の光路長差L1+ΔL(=φ1’・λ1/
2)に基づく位相φ1’と、干渉計Bの参照光路と測定
光路の光路長差L2+ΔL(=φ2’・λ2/2)に基
づく位相φ2’を測定して、その差φ2’−φ1’を求
める。
【0053】こうすることによりΔΦが求まり、一方、
合成波長λsも式(5)から求められるので、式(6)
から、最初の原点出しの位置からの変位ΔLを求めるこ
とができる。なお、本実施の形態の場合における誤差解
析は、式(8)でL1=L2とすればよい。
【0054】以上説明したように本実施の形態の光波干
渉測定装置によれば、干渉計Aと干渉計Bとを用い、少
なくとも両干渉計A、Bの測定光の光軸を途中から平行
にして同一の測定用反射鏡7に導き、両干渉計A、Bの
合成波長内での測定用反射鏡7の移動量の測定を、位相
変化の計数をしなくても行えるようにしたので、たとえ
測定光が遮断されたとしても、原点からの測定用反射鏡
7の位置を合成波長内で測長用の光波干渉計の分解能で
行うことができるようになる。そして、測長用の干渉計
Aと干渉計Bとは、少なくとも両測定光の光軸を途中か
ら合成するようにしているので、各干渉計A、Bの光路
を参照光路と測定光路に分離する偏光ビームスプリッタ
2、12、あるいは参照光や測定光の偏光方位を回転さ
せる1/4波長板4、5、14、15等に、単一波長に
のみ対応した素子を用いることができるので装置を安価
にまた容易に構成することができるようになる。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態による光
波干渉測定装置の概略の構成を図2を用いて説明する。
本実施の形態では、上述の両干渉光学系の光路長差L
1、L2が異なる場合(L1≠L2)について説明す
る。
【0056】本実施の形態による光波干渉測定装置の構
成は、第1の実施の形態による光波干渉測定装置の干渉
計Bの光路にミラー系18を付加した点に特徴を有して
おり、その他の構成要素は、作用、機能において図1に
示す第1の実施の形態と同一であるので、図1と同一の
符号を付してその説明は省略するものとする。図2に示
すように干渉計Bの光路に2枚のミラーを有するミラー
系18を付加したことにより、第1の実施の形態と異な
り、両干渉光学系の光路長差L1、L2を異ならせるこ
とができる。例えば、ミラー系18の2枚のミラーの配
置を変化させることにより干渉計Bの光路長差L2を極
めて小さくさせることが可能である。
【0057】こうすることにより、各干渉計A、Bの光
路を参照光路と測定光路に分離する偏光ビームスプリッ
タ2、12、あるいは参照光や測定光の偏光方位を回転
させる1/4波長板4、5、14、15等に、単一波長
にのみ対応した素子を用いることができるようになると
共に、干渉計Bのレーザ光源11の波長安定性が干渉計
Aのレーザ光源1に比べて劣るような場合でも、上述し
た本発明の光波干渉測定方法における誤差解析の式
(8)からわかるように、高い位置決め精度を維持する
ことができるようになる。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態による光
波干渉測定装置を図3を用いて説明する。なお、本実施
の形態による光波干渉測定装置の構成において、図1及
び図2を用いて説明した第1および第2の実施の形態に
よる光波干渉測定装置の構成要素と、作用、機能におい
て同一の構成要素には同一の符号を付してその説明は省
略するものとする。本実施の形態による光波干渉測定装
置は、図3に示すように、干渉計Aの参照用反射鏡6と
別に干渉計B専用の参照用反射鏡(固定鏡)19を設け
た点に特徴を有している。すなわち、図1および図2に
示したミラー13を取り除き、レーザ光源11を射出し
て偏光ビームスプリッタ12を反射した参照光を、1/
4波長板14を透過させて干渉計B専用の参照用反射鏡
19で反射させるようにしている。
【0059】こうすることにより、第2の実施の形態と
同じく、参照用反射鏡19の位置を調節することで、干
渉計Bの光路長差L2を極めて小さくさせることが可能
になる。従って、本実施の形態によれば、各干渉計A、
Bの光路を参照光路と測定光路に分離する偏光ビームス
プリッタ2、12、あるいは参照光や測定光の偏光方位
を回転させる1/4波長板4、5、14、15等に、単
一波長にのみ対応した素子を用いることができるように
なると共に、干渉計Bのレーザ光源11の波長安定性が
干渉計Aのレーザ光源1に比べて劣るような場合でも、
上述した本発明の光波干渉測定方法における誤差解析の
式(8)に基づき、高い位置決め精度を維持することが
できるようになる。
【0060】次に、本発明の第4の実施の形態による光
波干渉測定装置の概略の構成を図4を用いて説明する。
本実施の形態における光波干渉測定装置は、図4に示す
ように、第3の実施の形態を表す図3に示したと同様の
干渉計Aおよび干渉計Bを構成し、さらにそれら干渉計
A、Bで用いる波長と異なる別波長のレーザ干渉計Cを
構成して、干渉計Cの測定光を干渉計Aの測定光路の途
中から同軸にして測定用反射鏡(移動鏡)7に入射させ
ている点に特徴を有している。本実施の形態による光波
干渉測定装置の構成において、図3を用いて説明した第
3の実施の形態による光波干渉測定装置の構成要素と、
作用、機能において同一の構成要素には同一の符号を付
してその説明は省略する。
【0061】図4において、干渉計Cは中心波長λ3
(λ3≠λ1、λ3≠λ2)のレーザビームを射出する
レーザ光源21を有している。このレーザビームも波長
のわずかに異なる互いに直交する偏光方位を有してい
る。このレーザ光源21から射出したレーザビームは偏
光ビームスプリッタ60に入射して測定光路と参照光路
とに分離される。偏光ビームスプリッタ60において、
p偏光成分の光は透過して測定光路に進み、1/4波長
板62によって円偏光に変換された参照光となり、s偏
光成分の光は偏光ビームスプリッタ60で反射して1/
4波長板64によって円偏光に変換された測定光とな
る。
【0062】参照光は、1/4波長板62を透過した
後、参照用反射鏡(固定鏡)68に入射する。また、測
定光は1/4波長板64を透過した後、干渉系Aの測定
光路の途中に設けられたダイクロイックミラー66で反
射して、干渉計Aの測定光と同軸になって測定用反射鏡
7に向かう。
【0063】参照用反射鏡68で反射した参照光は、再
度1/4波長板に入射して、偏光方位が当初より90°
度回転した直線偏光の光となって偏光ビームスプリッタ
68で反射される。一方、測定用反射鏡7で反射した測
定光は再びダイクロイックミラー66で反射した後、1
/4波長板64を透過して、偏光方位を当初の偏光方位
に対して90°回転させられた直線偏光の光に変換され
る。1/4波長板64を透過した測定光は偏光ビームス
プリッタ60に入射して、偏光方位が当初より90°度
回転しているために、偏光ビームスプリッタ60を透過
する。
【0064】偏光ビームスプリッタ60で反射された参
照光と偏光ビームスプリッタ60を透過した測定光は、
同軸となって偏光子70に入射する。偏光子70の偏光
方位は、参照光と測定光に対して45°傾いて設定され
ており、従って、偏光子70を透過した両光は干渉して
光電検出素子72で検出される。光電検出素子72で電
気信号に変換されたこの干渉信号(測定信号)は、レー
ザ光源21内部でp偏光成分とs偏光成分のレーザビー
ムを直接干渉させて得られる基準信号と共に位相計(図
示を省略)に入力され、基準信号に対する測定信号の位
相変化量を積算することにより、測定用反射鏡7の変位
を知ることができる。
【0065】干渉計A、Bにより検出された電気信号
も、第1乃至第3の実施の形態と同様にして、不図示の
位相計に入力され、基準信号に対する測定信号の位相変
化量がそれぞれの干渉計について求められる。本実施の
形態において、波長λ2と波長λ3の波長差は、波長λ
1と波長λ2、あるいは波長λ1と波長λ3との波長差
に比較して小さく設定してある。従って、波長λ2と波
長λ3から決定される合成波長λ23は波長λ1と波長
λ2とから決定される合成波長λ12に比べ長くなる。
そこで、本実施の形態による光波干渉測定装置において
は、まず合成波長λ23を単位として、測定用反射鏡7
の位置を広い測長範囲だが粗い分解能で計測する。次い
で、第3の実施の形態と同様に、波長λ1の干渉計Aと
波長λ2の干渉計Bの信号を用いて精密に測定用反射鏡
7の位置を求めるようにする。
【0066】このように2段階で測定用反射鏡7の位置
を決定するため、測定用反射鏡7が合成波長λ23を光
路析り返し数m(この場合はm=2)で除した範囲内に
あればよく、従って、本実施の形態による光波干渉測定
装置は、上述の第1乃至第3の実施の形態に比べて測定
可能範囲を拡大することができるという特徴を有してい
る。
【0067】次に、本発明の第5の実施の形態による光
波干渉測定装置を図5を用いて説明する。本実施の形態
による光波干渉測定装置は、図4を用いて説明した第4
の実施の形態による光波干渉測定装置の変形例である。
本実施の形態による光波干渉測定装置の構成において、
図4を用いて説明した第4の実施の形態による光波干渉
測定装置の構成要素と、作用、機能において同一の構成
要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0068】本実施の形態による光波干渉測定装置は、
図5に示すように、測長用干渉計Aの他に2つの別波長
のレーザ干渉計B、Cを構成し、それらの測定光を第4
の実施の形態と同じく、干渉計Aの測定光路の途中から
同軸にして入射するようにしたものである。干渉計Bの
レーザ光源11から射出する波長λ2のレーザビームと
干渉計Cのレーザ光源21から射出する波長λ3のレー
ザビームは、ダイクロイック・ミラー20によって同軸
にされ、偏光ビームスプリッタ120に入射する。両レ
ーザビームは第4の実施の形態と同様に、一方の偏光成
分は1/4波長板150を透過した後、ダイクロイック
・ミラー10によって干渉計Aの測定光路と同軸になっ
て測定用反射鏡7に送光され、他方の偏光成分は1/4
波長板140を透過した後、干渉計B、Cに共通な参照
用反射鏡19に送光される。
【0069】各反射鏡で反射されたレーザビームは再び
偏光ビームスプリッタ120で合成され、波長分光手段
22である反射型の回折格子によって、波長λ2と波長
λ3のビームが分離され、それぞれ偏光子16、70に
よって偏光成分同士が干渉し、その干渉光は光電検出器
17、72で検出される。この検出された電気信号は上
述の実施の形態と同じく不図示の位相計に入力され、基
準信号に対する測定信号の位相変化量がそれぞれの干渉
計について求められる。
【0070】本実施の形態においても、第4の実施の形
態と同様に、波長λ2と波長λ3の波長差は波長λ1と
波長λ2、または波長λ1と波長λ3との波長差に比べ
小さく設定されており、波長λ2と波長λ3から決定さ
れる合成波長λ23は、波長λ1と波長λ2とから決定
される合成波長λ12に比べ長くなるようになってい
る。従って、まず合成波長λ23を単位として、測定用
反射鏡7の位置がラフに求められる。次いで、波長λ1
の干渉計Aと波長λ2の干渉計Bの信号から、精密に測
定用反射鏡7の位置を求めることができる。
【0071】本実施の形態も第4の実施の形態と同様
に、2段階で測定用反射鏡7の位置を決定するため、測
定用反射鏡7が合成波長λ23を光路析り返し数m(=
2)で除した範囲内にあればよく、第1乃至第3実施の
形態に比べ測定可能範囲が広げられるという利点があ
る。
【0072】なお、ここでの偏光ビームスプリッタ12
0や1/4波長板140、150は波長λ2と波長λ3
の両方において、所定の光学性能となるように設計され
たものである必要がある。すなわちこれらの光学素子
は、波長λ2と波長λ3において色消しされている。ま
た、波長分光手段22は、必ずしも反射型の回折格子で
なくてもよく、たとえば分散プリズムのようなものでも
よい。
【0073】次に、本発明の第6の実施の形態による光
波干渉測定装置を図6を用いて説明する。本実施の形態
による光波干渉測定装置は、図3に示した第3の実施の
形態による光波干渉測定装置の干渉計Bのレーザ光源
を、波長可変レーザ光源31に置き換えたいわゆる絶対
干渉計を採用した点に特徴を有している。本実施の形態
による光波干渉測定装置の構成において、図3を用いて
説明した第3の実施の形態による光波干渉測定装置の構
成要素と、作用、機能において同一の構成要素には同一
の符号を付してその説明は省略する。
【0074】本実施の形態では、図6に示すように、干
渉計Bに波長可変レーザ光源31を用いており、この波
長可変レーザ光源31から出力されるレーザビームの波
長を掃引することにより得られる位相変化から、干渉系
Bの光路長差L2が直接求められる。これに基づいて、
干渉計Aの測定分解能で原点出しを行うことができるよ
うになる。なお、図6に示す偏光ビームスプリッタ12
2や1/4波長板142、152は波長可変レーザ光源
31の波長可変範囲内で色消しされているものとする。
【0075】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態において
は、光波干渉測定装置の各干渉計はヘテロダイン方式に
よる干渉信号の計測を行うようにしているが、本発明は
これに限られず、ホモダイン方式の干渉計を用いてもも
ちろんよい。
【0076】また、上記実施の形態においては、干渉計
Aの測定光路や参照光路に途中から入射させた干渉計B
あるいは干渉計Cの測定光や参照光を、干渉計Aの測定
光や参照光と同軸にして各反射鏡に入射させるようにし
てるが、本発明はこれに限られず、完全に同軸にさせな
いで、各ビームが互いに平行にずれていてもよく、上記
式(9)の条件を満たす限り問題は生じない。
【0077】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、たとえ測
定光が遮断されたとしても、原点からの測定用反射鏡の
位置を合成波長内で測長用の光波干渉計の分解能で行う
ことができるようになる。そして、測長用の光波干渉計
と、それと異なる波長の光を用いた別の光波干渉計と
は、少なくとも両測定光の光軸を途中から合成するよう
にしているので、各光波干渉計の光路を参照光路と測定
光路に分離する偏光分離素子(偏光ビームスプリッタ)
や、参照光や測定光の偏光方位を回転させる1/4波長
板等に、安価な単一波長に対応した素子を用いることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態による光波干渉測定
装置の概略の構成を示す図である。
【図7】従来の光波干渉測定装置の概略の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1、11、21 レーザ光源 2、12、60、120、122 偏光ビームスプリッ
タ 4、5、14、15、140、142、150、152
1/4波長板 6、19 参照用反射鏡 7 測定用反射鏡 8、16、70 偏光子 9、17、72 光電検出器 10、20、66 ダイクロイックミラー 22 分光手段 31 波長可変レーザ光源 50、52 位相計

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長λ1の光を参照光と測定光に分離し、 前記参照光を参照光路上に設けられた参照用反射鏡で反
    射させ、前記測定光を測定光路上を移動可能に設けられ
    た測定用反射鏡で反射させ、反射した前記参照光および
    前記測定光を干渉させて、基準位置から移動した前記測
    定用反射鏡の前記参照用反射鏡に対する相対移動距離Δ
    Lを測定する光波干渉測定方法において、 前記基準位置での前記参照光路と前記測定光路の光路長
    差L1(=φ1・λ1/m、但し、mは光路の折り返し
    の数)に基づく位相φ1を測定し、 波長λ2(≠λ1)の光をさらに用い、当該波長λ2の
    光を2つに分離して、一方の光を前記測定光路の途中か
    ら前記測定光路に平行に入射して前記測定用反射鏡で反
    射させ、反射した前記一方の光と、他方の光とを干渉さ
    せて、前記基準位置での前記一方の光の光路と前記他方
    の光の光路との光路長差L2(=φ2・λ2/m)に基
    づく位相φ2を測定し、 前記相対移動距離ΔLでの前記参照光路と前記測定光路
    の光路長差L1+ΔL(=φ1’・λ1/m)に基づく
    位相φ1’を測定し、 前記相対移動距離ΔLでの前記一方の光の光路と前記他
    方の光の光路の光路長差L2+ΔL(=φ2’・λ2/
    m)に基づく位相φ2’を測定し、 前記位相φ1、φ2、φ1’、φ2’に基づいて、前記
    波長λ1の光が遮断された際の前記相対移動距離ΔLを
    求めることを特徴とする光波干渉測定方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光波干渉測定方法におい
    て、 前記相対移動距離ΔLは、 ΔL=ΔΦ・λs/m 但し、ΔΦ=Φ’−Φ、 Φ=φ2−φ1、 Φ’=φ2’−φ1’ 合成波長λs=λ1・λ2/|λ2−λ1| から求めることを特徴とする光波干渉測定方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の光波干渉測定方
    法において、 波長λ3(≠λ1、≠λ2、|λ2−λ1|>|λ3−
    λ2|)の光をさらに用い、当該波長λ3の光を2つに
    分離して、一方の光を前記測定光路の途中から前記測定
    光路に平行に入射して前記測定用反射鏡で反射させ、反
    射した当該一方の光と、他方の光とを干渉させて、前記
    基準位置での当該一方の光の光路と当該他方の光の光路
    との光路長差L3(=φ3・λ3/m)に基づく位相φ
    3を測定し、 前記相対移動距離ΔLでの当該一方の光の光路と当該他
    方の光の光路の光路長差L3+ΔL(=φ3’・λ3/
    m)に基づく位相φ3’を測定することにより、 相対的に広い合成波長λsW=λ2・λ3/|λ3−λ
    2|に基づいて前記ΔLの存在範囲を求め、次いで、そ
    れより狭い前記合成波長λsに基づいて前記ΔLを求め
    ることを特徴とする光波干渉測定方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の光波干
    渉測定方法において、 前記基準位置での、前記参照光路と前記測定光路との光
    路長差L1と、前記一方の光の光路と前記他方の光の光
    路との光路長差L2とをほぼ等しくさせることを特徴と
    する光波干渉測定方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかに記載の光波干
    渉測定方法において、 前記基準位置での、前記参照光路と前記測定光路との光
    路長差L1と、前記一方の光の光路と前記他方の光の光
    路との光路長差L2とを、L1>>L2とすることを特
    徴とする光波干渉測定方法。
  6. 【請求項6】物体の変位を測定するための第1の光を射
    出する第1の光源と、前記第1の光を測定光路と参照光
    路に分離する第1のビームスプリッタと、前記参照光路
    上に設けられた参照用反射鏡と、前記測定光路上を移動
    可能に設けられた測定用反射鏡と、前記参照用反射鏡お
    よび前記測定用反射鏡で反射した前記第1の光の干渉光
    を受光する第1の受光部とを有する光波干渉測定装置に
    おいて、 前記第1の光の波長と異なる波長を有する第2の光を射
    出する第2の光源と、 前記第2の光を2つに分離する第2のビームスプリッタ
    と、 2つに分離された前記第2の光の一方を、前記測定光路
    の途中から前記測定光路と平行に前記測定用反射鏡に向
    かわせる第1の光学系と、 前記測定用反射鏡で反射した前記一方の光と、他方の光
    との干渉光を受光する第2の受光部とをさらに備えたこ
    とを特徴とする光波干渉測定装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の光波干渉測定装置におい
    て、 前記第1の光学系は、さらに前記第2の光の他方を、前
    記参照光路の途中から前記参照光路と平行に前記参照用
    反射鏡に向かわせ、 前記第2の受光部は、前記測定用反射鏡で反射した前記
    第2の光の一方と前記参照用反射鏡で反射した前記第2
    の光の他方との干渉光を受光することを特徴とする光波
    干渉測定装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の光波干渉測定装
    置において、 前記第2の光源は、波長可変レーザであることを特徴と
    する光波干渉測定装置。
  9. 【請求項9】請求項6または7に記載の光波干渉測定装
    置において、 前記第1および第2の光の波長と異なる波長を有する第
    3の光を射出する第3の光源と、 前記第3の光を2つに分離する第3のビームスプリッタ
    と、 2つに分離された前記第3の光の一方を、前記測定光路
    の途中から前記測定光路と平行に前記測定用反射鏡に向
    かわせる第2の光学系と、 前記測定用反射鏡で反射した前記第3の光の一方の光
    と、他方の光との干渉光を受光する第3の受光部とをさ
    らに備えたことを特徴とする光波干渉測定装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の光波干渉測定装置におい
    て、 前記第2の光学系は、さらに前記第3の光の他方を、前
    記参照光路の途中から前記参照光路と平行に前記参照用
    反射鏡に向かわせ、 前記第3の受光部は、前記測定用反射鏡で反射した前記
    第3の光の一方と前記参照用反射鏡で反射した前記第3
    の光の他方との干渉光を受光することを特徴とする光波
    干渉測定装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10に記載の光波干渉測
    定装置において、 前記第3のビームスプリッタを前記第2のビームスプリ
    ッタで兼用し、前記第2の光学系を前記第1の光学系で
    兼用することを特徴とする光波干渉測定装置。
  12. 【請求項12】請求項6乃至11のいずれかに記載の光
    波干渉測定装置において、 前記第1の光は、互いに直角な偏光方位を有し周波数が
    わずかに異なる2つの光から構成され、 前記第1のビームスプリッタは偏光ビームスプリッタで
    あり、 前記測定光路上および前記参照光路上には、それぞれ波
    長板が配置され、 前記第1の光学系は、少なくとも前記第2の光の一方
    を、前記測定光路上の波長板と前記測定用反射鏡との間
    から、前記測定光路と平行に前記測定用反射鏡に向かわ
    せるように配置されていることを特徴とする光波干渉測
    定装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の光波干渉測定装置にお
    いて、 前記第1の光学系は、少なくとも前記第2の光の他方
    を、前記参照光路上の波長板と前記参照用反射鏡との間
    から、前記参照光路と平行に前記参照用反射鏡に向かわ
    せるように配置されていることを特徴とする光波干渉測
    定装置。
  14. 【請求項14】請求項6乃至13のいずれかに記載の光
    波干渉測定装置において、 前記第1乃至第3の光源は、波長安定化レーザであるこ
    とを特徴とする光波干渉測定装置。
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