JPH11183166A - 垂直水平検出器 - Google Patents

垂直水平検出器

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JPH11183166A
JPH11183166A JP34902597A JP34902597A JPH11183166A JP H11183166 A JPH11183166 A JP H11183166A JP 34902597 A JP34902597 A JP 34902597A JP 34902597 A JP34902597 A JP 34902597A JP H11183166 A JPH11183166 A JP H11183166A
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horizontal
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JP34902597A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hidaka
和幸 日高
Takayuki Yamanaka
貴之 山中
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄骨建造物などの凹凸がある被検出物に対し
ても、確実で精度高く被検出面の水平度や垂直度を検出
し、施工効率を大幅に向上させることを目的とする。 【解決手段】 指示部を有する通常の水準器11に取り
付けられる保持枠12と、その保持枠12に取り付けら
れる脚13を形成して、検出器の検出時にはこの脚13
一端が被検出物に当接して被検出面の水平度や垂直度を
検出する。これら保持枠12と脚13の組み合わせか
ら、水準器11は凸部分を跨いで被検出物に当接するこ
とになり、施工効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築中の建物の各部
材の水平度や垂直度を検出するための水準器を備えた垂
直水平検出器に関し、特に被検出物が凹凸を有するもの
であっても精度良く検出可能な垂直水平検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】住居用建物の建築工法として、基礎工事
の後に鉄骨を組み、その鉄骨に外壁を取り付けて行く方
法がある。実際には、鉄骨に対して鉄製の壁受け金物を
ボルトとナット等の固定具や溶接によって固着し、その
後で壁受け金物にパネル状の予め製造された外壁部材を
嵌合させて固定する。この壁受け金物の位置が外壁部材
の位置を大きく左右するため、壁受け金物は精度良く位
置決めする必要がある。すなわち、建物の外壁を均一な
面にするためには、外壁部材の継ぎ目で段差が生じない
ようにする必要があり、このため壁受け金物の鉄骨から
の突出量を微調整する作業が必要とされていた。
【0003】図10と図11は従来の壁受け金物の位置
決め(出入り調整)作業を説明する図であり、図10は
鉄骨部分の縦断面図であり、図11は鉄骨部分の上面図
である。図10に示すように、断面逆T字状の壁受け部
材101と、断面L字状の壁受け部材102が断面I字
状鉄骨103にボルトとナット等の固定具により取り付
けられる。この鉄骨103は垂直方向に並ぶ2枚の外壁
部材の継ぎ目部分に位置するように配されており、図1
0に示す断面の法線方向が水平方向である。前記断面逆
T字状の壁受け部材101は、その垂直面105が図示
しない上側の外壁部材の裏面に当接し、その水平面10
6が該外壁部材の底面を支える。前記断面L字状の壁受
け部材102は垂直面107のみが図示しない下側の外
壁部材の裏面に当接し、この壁受け部材102は下側の
外壁部材の上端に位置するため底面を支える面はない。
【0004】上下2枚の外壁部材に段差が生じないよう
に壁受け部材101、102を鉄骨103に取り付ける
ためには、前記垂直面105、107が垂直の同じ平面
内に位置するように固定する必要がある。ところが、前
記断面逆T字状の壁受け部材101は水平面106の部
分が垂直面105、107より外側に突出しているため
に、通常の水準器を当てた時には、水平面106の部分
が邪魔になる。このため通常の水準器を用いては前記垂
直面105、107の垂直度を検出することができない
でいた。
【0005】そこで、従来の建築工法においては、図1
0に示すように、複数の水糸100を用いて前記垂直面
105、107の垂直度を検出し調整していた。これら
水糸100は図11に示すように外壁の角部に配された
外壁角部材104の外周面108より水平に延長され
る。例えば、図10のように高さが異なる位置で、それ
ぞれ壁受け部材101、102が正確に位置決めされる
ためには、それぞれの高さの部分で水糸100を水平に
張る。その水糸100からの距離αを各高さで一定の値
にすることで、外壁部材の裏面に接する垂直面は前記外
周面から一定の位置に配されることになり、その結果、
外壁部材は段差なく均一の外壁面を形成するように配設
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の如き
従来の工法では、先ず、外壁角部材104の外周面10
8の延長線上に水糸100を張り、その水糸100から
の距離をそれぞれ計りながら壁受け部材102、103
を取り付けるため、作業現場での施工効率が悪くなり、
時間や手間がかかることになる。また、水糸100の基
準となるのは外壁角部材104の外周面108である
が、その外壁角部材104が垂直でなく斜めになってい
る場合などの外壁角部材104自体の建て入れ具合が悪
い場合には、いくら水糸100の距離を合わせたところ
で外壁に段差を生じてしまうことになる。さらに、前記
外周面108のように基準となるものがない場合であっ
て且つ鉄骨の面に凹凸がある場合には、水準器を当てる
ことができず、正確な位置に壁受け部材を配置するのが
容易でない。
【0007】そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、凹
凸がある被検出物に対しても確実で精度の高い水平度や
垂直度の検出を図り、もって施工効率を向上させる構造
の垂直水平検出器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の垂直水平検出器
は、凹凸を有する被検出物の垂直または水平を検出する
垂直水平検出器であって、一方向に延長された水準器本
体に指示部を形成してなる水準器と、該水準器に取り付
けられる保持部と、該検出器の検出時に一端が前記被検
出物に当接すると共に前記保持部に固定して保持される
脚部を有することを特徴とする。
【0009】本発明の一実施形態によれば、前記脚部の
一端部には磁石が設けられ、前記被検出物が鉄などの材
料である場合には、その磁石からの磁力によって当該垂
直水平検出器を被検出物に当接させることができる。前
記脚部はその一端部と前記保持部の間の距離を前記検出
時以外の時に変えられる構成にでき、その一例として、
このような距離の変更は前記保持部に保持される保持位
置の変更から行うようにすることができる。
【0010】前記脚部と前記保持部の両方又は片方に
は、前記距離にかかる目盛り或いは目印を付与すること
ができ、これら目盛りや目印によって迅速な水平度や垂
直度の検出が可能となる。前記水準器の一部で脚部が不
要となる場合には、前記脚部を前記保持部から外した
り、或いは前記保持部を前記水準器から外して前記水準
器自体を被検出物に当てて使用できる。前記水準器に取
り付けられる保持部の数は、被検出物に応じて選ぶこと
ができ、複数の前記保持部を取り付け、各保持部はそれ
ぞれ前記脚部を保持するように構成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の垂直水平検出器の好適な
一実施形態を図1乃至図3を参照しながら説明する。本
実施形態の垂直水平検出器10は、被検出部が水平や垂
直か否かを検出できる水準器11と、この水準器11に
着脱自在に取り付けられ該水準器11をその両側から保
持する一対の保持枠12、12と、各保持枠12から水
準器11の延長方向とは直角方向に延在されたそれぞれ
脚13を有している。これら保持枠12、12は保持部
として機能する。
【0012】前記水準器11は、建築現場での施工に用
いられる如き通常の水準器11であって、略直方体で水
平方向を長手方向として延在された水準器本体16に一
対の水準指示部17、18が埋め込まれて設けられてい
る。この水準器11は単独でも使用可能なものであり、
例えば水準指示部17の反対側の水準器11の底面が水
平を測定すべき部材に当てられた時は、保持枠12や脚
13を必要とせずに水準指示部17がその部材の当接面
が水平か否かを示すことになる。これら水準指示部1
7、18の構造は特に限定されるものではなく、通常の
気泡の位置から水平か否かを示す種類のものや、電気的
な信号で示すものなど種々の構成を取ることができる。
【0013】一対の前記保持枠12、12は前記水準器
11にちょう螺子21によって着脱自在に取り付けられ
る鉄製の枠である。図2に保持枠12の側面図を示す。
この保持枠12は厚み約1ミリメートルの帯状の板が水
準器11の延長方向と垂直な面内で該水準器11の周囲
を囲うように断面長方形とされ、この断面の中空部分2
0に前記水準器11が丁度収まる。この長方形の短辺側
の板状部分22の略中央では、前記ちょう螺子21が該
保持枠12に設けられた螺子孔に螺合しており、当該ち
ょう螺子21を作業者が回転させることで当該ちょう螺
子21が前記短辺側の板状部分22に対して進退し、前
記水準器11を着脱自在に取り付けできる。検出時には
前記水準器11はその上面がちょう螺子21の底部に押
され該保持枠12に対して不動となる。この保持枠12
の断面長方形の長辺は前記水準器11の断面上の長辺よ
りもやや長くされ、これにより形成された枠の内側の空
間でちょう螺子21による着脱が行われる。この保持枠
12の断面長方形の短辺内側は前記水準器11の断面上
の短辺とほぼ同じ長さを有するが、水準器11の中空部
分への挿入及び抜き取りを行い得る多少の余裕を以て構
成される。
【0014】この保持枠12の前記断面長方形の長辺外
側であって螺子21の設けられた側と反対側端部に臨ん
で矩形状の脚基部23が形成されている。この脚基部2
3は保持枠12と同じ鉄製であり、その保持枠12の外
側に該脚基部23の一面が溶接により固着されて、脚基
部23自体は保持枠12と一体とされている。この脚基
部23は前記脚13を保持枠12に取り付ける部材であ
る。この脚基部23の略中央には前記保持枠12の長辺
外側に沿った方向であって前記水準器11の底面の法線
方向となる方向を軸方向とする螺子孔24が形成され
る。
【0015】前記脚基部23を有した保持枠12には鉄
製の直線状の丸棒からなる脚13が設けられる。脚13
の一端には磁石19を底面に埋め込んだフランジ形状の
当接部14が形成される。この当接部14は底面に埋め
込まれたドーナツ状或いは円盤状の磁石19の磁力によ
って鉄骨などの材料にくっつくことができ、その磁力は
当該垂直水平検出器10全体を支えるに十分な強度を有
している。この当接部14は前記脚13の一端に螺子止
めされている。前記当接部14の底面は水準器11を取
り付けた時に該水準器11の底面と平行する面内に位置
する。従って、前記当接部14の底面を被検出物に当接
させるだけで、前記水準器11の指示部17又は18に
検出結果を表せる。
【0016】脚13の他端はねじ切られていて、そのね
じ切られた螺子部分26が前記脚基部23の螺子孔24
に螺合する。前記螺子部分26にはさらに予め位置決め
用のナット27が係合しており、脚13をねじ込んで行
った時にこのナット27が前記脚基部23の底部に接し
たところでそれ以上脚13は進まなくなり該脚13の長
さが決められる。このナット27は螺子部分26内で固
定されているものとすることができ、或いは必要応じて
螺子部分26内で可動するものとすることもできる。例
えば、典型的な寸法の凹凸を有した鉄骨の水平度や垂直
度を測る場合、一定のパターンの寸法のものを測るだけ
で良いので、ナット27は固定の方が作業効率が向上
し、単に本垂直水平検出器10を当てるだけで、水平度
や垂直度を検出できる。また、例えば、1つの建築現場
では種々の凹凸の寸法があり、それらを1つの当該垂直
水平検出器10で検出する場合には、ナット27は可動
式の方が種々の凹凸に対応できる。
【0017】本実施形態では脚13は保持枠12の脚基
部23に螺子により結合する構成とされるが、他の機械
要素をもって結合することしても良い。すなわち、脚の
長手方向に複数設けられた突出部が溝(或いはその逆)
に着脱自在に嵌合する構造や、脚の長手方向に複数の孔
を設け、その孔の1つのピンを通して固定する構造や、
ラックとピニオンの構造や、脚自体が摺動或いは伸縮で
き、その摺動或いは伸縮を止める機構を有する構造な
ど、種々の構造を取ることができる。前記脚13の底部
の磁石19もドーナツや円盤の形状以外にも他の形状に
することもでき、脚13も丸棒に限らず四角柱や六角柱
等の他の形状にできる。
【0018】図3は本実施形態の垂直水平検出器10が
使用されている状態の斜視図である。この図において、
鉄材28の水平面30と、鉄材29の水平面31が同じ
水平面内に位置するか否かを本垂直水平検出器10が検
出する。言うまでもないが、鉄材29の垂直部分32が
各水平面30、31から下方に突出しているため、通常
の水準器では水平度を検出できない。ところが、本垂直
水平検出器10は一対の脚13、13がそれぞれ水平面
30、31に届き、脚13、13の一端側に設けられた
当接部14、14が磁力によって水平面30、31にく
っついて当該垂直水平検出器10を固定する。この垂直
水平検出器10の水準器11は垂直部分32を跨ぐ形で
水平面30、31が同じ水平面内に位置するか否かを極
めて施工効率良く検出する。
【0019】本実施形態の垂直水平検出器10では、通
常の水準器11がちょう螺子21、21で保持枠12、
12に固定されている。凹凸の有る被検出物を測定する
前後では、ちょう螺子21、21を緩めることで、前記
水準器11を垂直水平検出器10から外して凹凸の無い
被検出物に対する検出に用いることができる。したがっ
て1つの水準器11で凹凸の有る無しにかかわらず建物
全体の種々の場所に使用できることなる。
【0020】なお、本実施形態では、前記保持枠12と
前記水準器11はちょう螺子21により結合するが、他
の機械要素により結合するものとしても良い。例えば、
水準器11に嵌合用の溝や突起を設けたり磁石や鉄片を
設け、それに応じた機械要素を保持枠12に形成するよ
うにしても良い。このような水準器11の変形は、本明
細書では、そのまま通常の使用ができる意味からも通常
の水準器11のうちであるとする。
【0021】次に図4ないし図6を参照して、本発明の
垂直水平検出器の他の実施形態を説明する。本垂直水平
検出器40は、図4中破線で示す、被検出部が水平や垂
直か否かを検出できる水準器41と、この水準器41に
着脱自在に取り付けられ該水準器41をその両側及び中
央部で保持する3つの保持枠42、42、42と、各保
持枠42から水準器41の延長方向とは直角方向に延在
されたそれぞれ脚43、45、43を有している。脚4
5は脚43よりも長い長手方向の長さを有する。
【0022】前記水準器41は前述の水準器11と同様
に、通常の水準器41であり、底面を被検出物に当接さ
せて水平度及び垂直度を検出できる。この水準器41は
その直方体の水準器本体50に埋め込まれた指示部49
を有する。本垂直水平検出器40は3つの保持枠42を
有するため、延長方向に長い形状の水準器41をも使用
できる。また、保持枠42は、前述の保持枠12と同様
に、水準器41にちょう螺子46により着脱自在に取り
付けられるものであり、鉄製の帯状の枠体が水準器41
の周囲を囲むようにして取り付けられる。
【0023】これら水準器41と保持枠42は、前述の
実施形態の水準器11及び保持枠12と実質的に同じ構
成であるが、本実施態様では脚基部47の構造が異な
る。この脚基部47は保持枠42の底面側に臨む位置で
筒状の鉄製部材が前記保持枠42に溶接されて一体とさ
れている。この脚基部47には軸方向を水準器41の底
面の法線方向とする中空部が設けられ、この中空部を貫
通して脚43、45が取り付けられる。中空部の径は脚
43、45の外径よりやや大きくて丁度挿入できる寸法
であるが、本垂直水平検出器40は水平度や垂直度を検
出するものであるから、中空部は不要な遊びが無い程度
の径寸法を有する。
【0024】この脚基部47にはちょう螺子48が取り
付けられ、少なくとも検出時に脚43、45を保持枠4
2に対して固定する。ちょう螺子48を回してその先端
を各脚43、45に対して押しつけることで、各脚4
3、45を固定する。逆に、ちょう螺子48をその反対
方向に回すと、脚43、45がちょう螺子48の先端か
ら開放され、脚43、45が前記脚基部47の中空部で
摺動自在となり、且つ脚基部47からも外すことでき
る。
【0025】前記脚43、45は、鉄製の丸棒の一端に
当接部44が形成された構造を有し、この当接部44の
底面には、前述の脚13と同様に、磁石が埋め込まれ
る。これら脚43、45の他端側は丸棒のままとされ、
この他端側が前記脚基部47に挿入されて当該脚43、
45は保持される。これら脚43、45は脚基部47の
中空部を摺動して脚の長さを自由に変えることができ
る。そして、必要な寸法に脚43、45の長さを素早く
設定するために図5や図6に示すような目印51〜55
を設けることができる。図5に示す目印51〜53のパ
ターンは、例えば壁外面から壁受け金物までの寸法を刻
印したものであって、目印51が家屋の一階部分に相当
し、目印52が家屋の二階部分に相当し、目印53が家
屋の三階部分に相当する。この図5に示す脚43を使用
すれば、例えば目印51に合わせてちょう螺子48を締
めて家屋の一階部分で水平度や垂直度を検出した後、2
階の建築部分にそのまま当該垂直水平検出器40を持っ
て上がり、今度は目印52に合わせた後で、同様な水平
度や垂直度の検出ができる。その後三階建築部分にも同
じ当該垂直水平検出器40を持って上がり目印53に合
わせたところで同様の検出が可能である。図6に示す目
印54、55のパターンは、例えば壁外面から梁芯まで
の寸法を刻印したものであり、例えば目印54は家屋の
2階部分に相当し、目印55は家屋の三階部分に相当す
る。このような目印51〜55は溝の形成や適当な色分
け等で可能であり、目印の代わりに脚43、45に目盛
りを設けることも可能である。
【0026】このような構造の本実施形態の垂直水平検
出器40は、先ず、3つの脚43、45、43を水準器
41に取り付けることから、一度に3箇所の水平度や垂
直度を測ることができ、特に水準器41に長いものを用
いた時では、十分に間が離れた部分の検出もできる。ま
た、各脚43、45は前記脚基部47内で摺動すること
ができ、前記ちょう螺子48によって固定される。従っ
て、前記ちょう螺子48を調整することで、脚43、4
5の長さを自由に設定することができ、種々の家屋の様
々な部分に応用することができ、さらに1つの垂直水平
検出器40で同じ家屋でも種々の部分に臨機応変に当て
て使用できることから、施工効率を大幅に向上させるこ
とができる。また、長さの異なる脚43、45を同時に
使用できるため、特に凹凸の激しい鉄骨に対しても本垂
直水平検出器40は十分に適用できる。また、着脱自在
な脚ごと交換することで、目印のパターンを入替えがで
き、この点からも施工効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0027】なお、垂直水平検出器10には一対の保持
枠12を設け、本実施形態の垂直水平検出器40は3つ
の保持枠42を設けたが、これに限定されず、本発明の
垂直水平検出器は1つだけまたは複数の保持枠を取り付
けることができ、この使用の態様は被検出物の形状や状
況に合わせて任意に選択できるものである。
【0028】図7ないし図9を参照して、さらに本発明
の他の実施形態の垂直水平検出器を説明する。本垂直水
平検出器60は、被検出部が水平、垂直及び45度の角
度か否かを検出できる水準器61と、この水準器61の
水平方向両端部に取り付けられた一対の保持部62、6
2と、各保持部62から水準器61の延長方向とは直角
方向に延在されたそれぞれ脚63、63を有する。
【0029】前記水準器61には3つの指示器64、6
5、66が埋め込まれており、水平、垂直及び45度の
角度か否かを検出できる。この水準器61の底面67は
そのまま通常の水準器の当接面と同様に平坦な面とさ
れ、一対の前記脚63を外して使用する場合には、通常
の水準器と同じように使用できる。前記保持部62は当
該水準器61の両端部から該水準器61の延長方向をさ
らに延長する方向にそれぞれ延在されており、その保持
部62の先端側には前記脚63を掴むための孔が設けら
れいる。この孔の軸方向は前記水準器61の底面67の
法線方向であり、この孔に脚63を嵌め込むことで、前
記脚63は該法線方向に延長されて固定される。例え
ば、前記保持部62をプラスチックで構成した時は、そ
のプラスチックの弾性力で脚63は把持することができ
る。
【0030】この脚63は均一の径を有した金属製、木
製、プラスチック製、ガラス製などからなる丸棒であ
り、磁石が埋め込まれた当接部は設けられず簡素化され
ている。この脚63に磁石が埋め込まれた当接部を設け
ることもできるが、当接部を設けない分だけ他の実施形
態に比べて軽量に構成できる。前記脚63は保持部62
に着脱自在に嵌め込まれて取り付けられ、また、脚63
を保持部62で摺動させて、異なる長さに脚63を設定
できる。
【0031】図8と図9はそれぞれ本垂直水平検出器6
0の使用状態を示す斜視図であり、図8は両側の脚63
をそれぞれ延ばした状態であり、図9は一方の脚63を
後退させた状態である。図8に示す使用状態では、部材
71の水平面72と、部材73の水平面74の水平度を
検出している。部材71は断面L字状であり、垂直に立
った部分79が直接水準器61の底面を各水平面72、
74に当てることを阻んでいるが、この水準器61の両
端に設けられた保持部62及び脚63で垂直部分79を
跨いで検出が可能であり、施工効率を向上させる。ま
た、図9に示す使用状態では、一方の脚63が後退し
て、他方の脚63のみが部材75の検出面76に当接
し、これと同時に水準器61の底面80が梁77の垂直
面78に当接する。このように検出面76と垂直面78
は凹凸の被検出物を構成しているが、一方の脚63と水
準器61の底面80という組み合わせによって迅速な水
平度や垂直度の検出が可能となる。
【0032】
【発明の効果】上述のように、本発明の垂直水平検出器
を用いることで、鉄骨建造物などの凹凸がある被検出物
に対しても、保持部と脚部の組み合わせから凸の部分を
跨ぐようにして確実で精度高く検出面の水平度や垂直度
を検出でき、従って、水糸などを張る必要もないことか
ら、施工効率を大幅に向上させることができる。また、
脚部に磁石を配設したものでは、鉄骨部材などの材料に
磁力でくっつくことができ、迅速な施工作業を約束す
る。さらに保持部と脚部の組み合わせ構造によっては、
脚部や保持部を着脱自在とさせて、水準器自体での利用
を促すと共に通常の水準器を本発明の垂直水平検出器の
一要素にできる。また目盛りや目印を脚部等に設けるこ
とで、さらに迅速な施工作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる垂直水平検出器の一実施態様を
示す斜視図である。
【図2】前記一実施態様の保持枠および脚の構造を示す
側面図である。
【図3】前記一実施態様を凹凸の有る鉄骨構造の水平度
の検出に使用した使用状態を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる垂直水平検出器の他の実施態様
を示す斜視図である。
【図5】前記図4に示す実施態様に用いられる脚の一例
を示す斜視図である。
【図6】前記図4に示す実施態様に用いられる脚の他の
一例を示す斜視図である。
【図7】本発明にかかる垂直水平検出器のさらに他の実
施態様を示す正面図である。
【図8】前記図7に示す実施態様の使用状態を示す斜視
図である。
【図9】前記図7に示す実施態様の他の使用状態を示す
斜視図である。
【図10】従来の工法を説明するための鉄骨部分の断面
図である。
【図11】従来の工法を説明するための鉄骨部分の上面
図である。
【符号の説明】
10…垂直水平検出器 11…通常の水準器 12…保持枠 13…脚 14…当接部 16…水準器本体 17…指示部 18…指示部 19…磁石 21…ちょう螺子 23…脚基部 24…螺子孔 26…螺子部分 27…ナット 40…垂直水平検出器 41…水準器 42…保持枠 43…脚 46…ちょう螺子 47…脚基部 48…ちょう螺子 60…垂直水平検出器 61…水準器 62…保持部 63…脚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸を有する被検出物の垂直または水平
    を検出する垂直水平検出器であって、一方向に延長され
    た水準器本体に指示部を形成してなる水準器と、該水準
    器の少なくとも一方側の端部近傍に取り付けられる保持
    部と、前記保持部から前記水準器本体の略直角方向に配
    置され且つ長さを調整可能に構成された脚の先端に設け
    られ検出器の検出時に前記被検出物に当接する当接部
    と、を有することを特徴とする垂直水平検出器。
  2. 【請求項2】 前記被検出物は磁性材料からなり、前記
    当接部には磁石が設けられることを特徴とする請求項1
    に記載した垂直水平検出器。
  3. 【請求項3】 前記脚部と前記保持部の両方又は片方に
    は、前記距離にかかる目盛り或いは目印が付与されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載した垂直水平
    検出器。
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