JPH11185300A - 光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号再生装置 - Google Patents
光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号再生装置Info
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- JPH11185300A JPH11185300A JP9349873A JP34987397A JPH11185300A JP H11185300 A JPH11185300 A JP H11185300A JP 9349873 A JP9349873 A JP 9349873A JP 34987397 A JP34987397 A JP 34987397A JP H11185300 A JPH11185300 A JP H11185300A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
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- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0037—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、光ディスク外部から、光吸収層に入
射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共に、光
ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収し、これ
によって再生信号のSN比を高めることを目的としてい
る。 【解決手段】本発明の光記録媒体は、情報信号を示す凹
凸が形成された透明円盤上の基板1と、該基板1上に薄
膜形成された反射膜2と、該反射膜2上において円盤の
全面に塗布された保護膜3とを備えている。そして、該
光記録媒体の内周側面及び外周側面を平滑化処理し、そ
の平滑化処理した上に光吸収層5,6を塗布する。
射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共に、光
ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収し、これ
によって再生信号のSN比を高めることを目的としてい
る。 【解決手段】本発明の光記録媒体は、情報信号を示す凹
凸が形成された透明円盤上の基板1と、該基板1上に薄
膜形成された反射膜2と、該反射膜2上において円盤の
全面に塗布された保護膜3とを備えている。そして、該
光記録媒体の内周側面及び外周側面を平滑化処理し、そ
の平滑化処理した上に光吸収層5,6を塗布する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
信号再生を行うCD、LD等の読み取り精度を向上させ
た光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号
再生装置に関する。
信号再生を行うCD、LD等の読み取り精度を向上させ
た光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、LD等の光ディスクは、樹脂製の
円盤の表面にデジタル化した情報を、凹凸形状のピット
部で記録するアルミニウム層を有し、このアルミニウム
層の表面に保護用の透明なプラスチック層を有してい
る。記録情報の再生は、小さなスポットのレーザ光を記
録面に集束照射し、情報に応じて形成された凹凸形状の
ピット部からのレーザ光の反射を光ピックアップによっ
て検出している。この検出されたデジタル信号は、D/
A変換器によりD/A変換して、アナログのオーディオ
信号或いは映像信号が得られる。
円盤の表面にデジタル化した情報を、凹凸形状のピット
部で記録するアルミニウム層を有し、このアルミニウム
層の表面に保護用の透明なプラスチック層を有してい
る。記録情報の再生は、小さなスポットのレーザ光を記
録面に集束照射し、情報に応じて形成された凹凸形状の
ピット部からのレーザ光の反射を光ピックアップによっ
て検出している。この検出されたデジタル信号は、D/
A変換器によりD/A変換して、アナログのオーディオ
信号或いは映像信号が得られる。
【0003】光ピックアップは、このように、記録面の
凹凸形状に応じたレーザ光の反射を検出しているから、
ピット部以外の光ディスク面、或いは光ピックアップ光
学系構造から乱反射された光は、信号再生に悪影響を及
ぼすことになる。乱反射された妨害光は、検出デジタル
信号において、信号の誤り、及び信号位相のずれ(ジッ
タ)を生じることになる。情報は、デジタル的に記録さ
れているため、ある程度の信号誤り及び位相のずれは、
電気回路的に補正することができる。しかし、電気回路
を用いて補正しても、完全ではなく、また、コスト高と
なる。
凹凸形状に応じたレーザ光の反射を検出しているから、
ピット部以外の光ディスク面、或いは光ピックアップ光
学系構造から乱反射された光は、信号再生に悪影響を及
ぼすことになる。乱反射された妨害光は、検出デジタル
信号において、信号の誤り、及び信号位相のずれ(ジッ
タ)を生じることになる。情報は、デジタル的に記録さ
れているため、ある程度の信号誤り及び位相のずれは、
電気回路的に補正することができる。しかし、電気回路
を用いて補正しても、完全ではなく、また、コスト高と
なる。
【0004】このような趣旨で、従来より、レーザ光の
乱反射を防ぐ技術が知られている。実開平5−3661
9号公報には、光ディスクの外周縁部或いは内周縁部
に、レーザ光を吸収する音質改善剤を塗布する技術が開
示されている。特開平3−19151号公報には、同じ
く、光ディスクの外周縁部或いは内周縁部に反射防止部
を形成する技術が開示されている。また、実開平7−4
1716号公報には、光ピックアップ光学系構造内部
に、レーザ光乱反射防止目的の緑色塗膜を施す技術が開
示されている。
乱反射を防ぐ技術が知られている。実開平5−3661
9号公報には、光ディスクの外周縁部或いは内周縁部
に、レーザ光を吸収する音質改善剤を塗布する技術が開
示されている。特開平3−19151号公報には、同じ
く、光ディスクの外周縁部或いは内周縁部に反射防止部
を形成する技術が開示されている。また、実開平7−4
1716号公報には、光ピックアップ光学系構造内部
に、レーザ光乱反射防止目的の緑色塗膜を施す技術が開
示されている。
【0005】上記例示した従来技術は、レーザ光の乱反
射を防ぎ、それ故、再生されたアナログ信号の音質改善
に効果を有している。光ディスクの情報記録部以外の外
周縁部或いは内周縁部に、光吸収層を設けることによ
り、光ディスク外部から、光吸収層に入射されたレーザ
光、或いは外部光は、吸収され、信号再生に悪影響を及
ぼすことはない。
射を防ぎ、それ故、再生されたアナログ信号の音質改善
に効果を有している。光ディスクの情報記録部以外の外
周縁部或いは内周縁部に、光吸収層を設けることによ
り、光ディスク外部から、光吸収層に入射されたレーザ
光、或いは外部光は、吸収され、信号再生に悪影響を及
ぼすことはない。
【0006】しかし、従来構成の光ディスクは、光ディ
スク内部で乱反射された光を有効に吸収することができ
ない。光ディスク内部から、光ディスクの外周側面或い
は内周側面に到達した光は、該側面とそこに塗布された
光吸収層との界面で乱反射されて、この乱反射光が、再
生信号を妨害することがわかった。
スク内部で乱反射された光を有効に吸収することができ
ない。光ディスク内部から、光ディスクの外周側面或い
は内周側面に到達した光は、該側面とそこに塗布された
光吸収層との界面で乱反射されて、この乱反射光が、再
生信号を妨害することがわかった。
【0007】また、従来構成の乱反射の吸収は、部分的
に行われているにすぎない。乱反射を部分的にも、吸収
することができるならば、それなりの効果を生じるとし
ても、乱反射を完全に抑制することはできない。
に行われているにすぎない。乱反射を部分的にも、吸収
することができるならば、それなりの効果を生じるとし
ても、乱反射を完全に抑制することはできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光ディスク
の情報記録部以外の外周縁部或いは内周縁部に、光吸収
層を設けることにより、光ディスク外部から、光吸収層
に入射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共
に、光ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収
し、これによって再生信号のSN比を高めることを目的
としている。
の情報記録部以外の外周縁部或いは内周縁部に、光吸収
層を設けることにより、光ディスク外部から、光吸収層
に入射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共
に、光ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収
し、これによって再生信号のSN比を高めることを目的
としている。
【0009】さらに、本発明は、光ピックアップ光学系
構造内部で発生する乱反射を含めて乱反射を完全に抑制
することを目的としている。
構造内部で発生する乱反射を含めて乱反射を完全に抑制
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録媒体は、
情報信号を示す凹凸が形成された透明円盤上の基板1
と、該基板1上に薄膜形成された反射膜2と、該反射膜
2上において円盤の全面に塗布された保護膜3とを備え
ている。そして、該光記録媒体の内周側面及び外周側面
を平滑化処理し、その平滑化処理した上に光吸収層5,
6を塗布することを特徴としている。
情報信号を示す凹凸が形成された透明円盤上の基板1
と、該基板1上に薄膜形成された反射膜2と、該反射膜
2上において円盤の全面に塗布された保護膜3とを備え
ている。そして、該光記録媒体の内周側面及び外周側面
を平滑化処理し、その平滑化処理した上に光吸収層5,
6を塗布することを特徴としている。
【0011】本発明の光記録媒体の製造方法は、透明円
盤上の基板1の一主面に情報信号を示す凹凸を形成し、
この凹凸の形成された基板1面上に反射膜2を薄膜形成
し、そして該反射膜2上において円盤の全面に保護膜3
を塗布する工程を備えている。そして、その後、光記録
媒体の内周側面及び外周側面を平滑化処理し、少なくと
も該平滑化処理した内周側面及び外周側面を含む外周縁
部及び内周縁部に光吸収層5,6を塗布することを特徴
としている。
盤上の基板1の一主面に情報信号を示す凹凸を形成し、
この凹凸の形成された基板1面上に反射膜2を薄膜形成
し、そして該反射膜2上において円盤の全面に保護膜3
を塗布する工程を備えている。そして、その後、光記録
媒体の内周側面及び外周側面を平滑化処理し、少なくと
も該平滑化処理した内周側面及び外周側面を含む外周縁
部及び内周縁部に光吸収層5,6を塗布することを特徴
としている。
【0012】本発明の記録信号再生装置は、上記光記録
媒体と共に用いる装置であって、記録信号再生のために
光記録媒体を回転駆動制御する手段と、光吸収層を塗布
した内面を有し、かつ回転駆動制御される光記録媒体が
収納されているケーシング11と、光吸収層を塗布した
内面を有し、かつレーザ光を光記録媒体の情報トラック
上に集束照射すると共に、情報信号を示す反射膜の凹凸
に応じて変化する反射を検知することにより、情報信号
を再生する光ピックアップ光学系とを備えている。
媒体と共に用いる装置であって、記録信号再生のために
光記録媒体を回転駆動制御する手段と、光吸収層を塗布
した内面を有し、かつ回転駆動制御される光記録媒体が
収納されているケーシング11と、光吸収層を塗布した
内面を有し、かつレーザ光を光記録媒体の情報トラック
上に集束照射すると共に、情報信号を示す反射膜の凹凸
に応じて変化する反射を検知することにより、情報信号
を再生する光ピックアップ光学系とを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用する光ディ
スクの平面図、図2は、図1の光ディスクの中心を通っ
て切断した断面図である。これら図において、1は、例
えばポリカーボネート等の光を透過する材料よりなる基
板、2は、情報信号を示す凹凸の形成された基板の一主
面上に形成された、アルミニウム等よりなる反射膜、3
は、さらにその上に形成された保護膜である。4は、光
ディスクの中心に形成された穴であり、図示しない再生
装置のスピンドルが挿通される。5は、内周縁部の少な
くとも光ディスクの平滑処理を施した内周側面に塗布さ
れた光吸収層、6は、外周縁部に同様に塗布された光吸
収層である。7は情報記録部を示している。
スクの平面図、図2は、図1の光ディスクの中心を通っ
て切断した断面図である。これら図において、1は、例
えばポリカーボネート等の光を透過する材料よりなる基
板、2は、情報信号を示す凹凸の形成された基板の一主
面上に形成された、アルミニウム等よりなる反射膜、3
は、さらにその上に形成された保護膜である。4は、光
ディスクの中心に形成された穴であり、図示しない再生
装置のスピンドルが挿通される。5は、内周縁部の少な
くとも光ディスクの平滑処理を施した内周側面に塗布さ
れた光吸収層、6は、外周縁部に同様に塗布された光吸
収層である。7は情報記録部を示している。
【0014】光ピックアップ光学系は、図2の下方に配
置され、そこからレーザ光が集束照射される。このレー
ザ光は、光ディスクの基板1を通過し、ピットの有無に
対応して反射膜より反射したレーザ光の変化を光ピック
アップで検出することにより、記録されている情報信号
を再生することができる。情報はデジタル的に記録され
ているので、再生信号は、論理1又は0の信号となる。
このデジタル信号は、D/A変換器によりD/A変換し
て、アナログのオーディオ(或いは映像信号)が得られ
る。
置され、そこからレーザ光が集束照射される。このレー
ザ光は、光ディスクの基板1を通過し、ピットの有無に
対応して反射膜より反射したレーザ光の変化を光ピック
アップで検出することにより、記録されている情報信号
を再生することができる。情報はデジタル的に記録され
ているので、再生信号は、論理1又は0の信号となる。
このデジタル信号は、D/A変換器によりD/A変換し
て、アナログのオーディオ(或いは映像信号)が得られ
る。
【0015】反射したレーザ光の検出は、ピット部より
の直接の反射光を検出する必要がある。例えば、ピット
部よりピックアップ以外の方向に散乱、反射した後、再
度散乱、反射して、ピックアップに入射する光等の、直
接反射光以外の光は、不要光として取り除かれなければ
ならない。内周縁部に塗布された光吸収層5、及び外周
縁部に塗布された光吸収層6は、このような不要光を吸
収する。
の直接の反射光を検出する必要がある。例えば、ピット
部よりピックアップ以外の方向に散乱、反射した後、再
度散乱、反射して、ピックアップに入射する光等の、直
接反射光以外の光は、不要光として取り除かれなければ
ならない。内周縁部に塗布された光吸収層5、及び外周
縁部に塗布された光吸収層6は、このような不要光を吸
収する。
【0016】図3は、側面を平滑化処理していない点を
除いて本発明の構成の外周縁部の光吸収の作用を説明す
る図である。内周縁部もまたその構成、作用において基
本的に外周縁部と同一であるので、内周縁部の図示は省
略する。本明細書において、外周縁部或いは内周縁部と
は、少なくとも外周側面を含み、図示したように、必要
に応じて、基板側縁面、及び保護膜側縁面を含む部分を
意味している。
除いて本発明の構成の外周縁部の光吸収の作用を説明す
る図である。内周縁部もまたその構成、作用において基
本的に外周縁部と同一であるので、内周縁部の図示は省
略する。本明細書において、外周縁部或いは内周縁部と
は、少なくとも外周側面を含み、図示したように、必要
に応じて、基板側縁面、及び保護膜側縁面を含む部分を
意味している。
【0017】光吸収層5及び6は、それぞれ、少なくと
も光ディスクの内周側面、或いは外周側面に塗布する必
要がある。そして、レーザ光が入射する基板側の面にお
いては、情報の記録されている情報記録部7を除く内周
縁面及び外周縁面に、前記内周側面及び外周側面に塗布
された光吸収層と連続して塗布することができる。さら
に、保護膜側においては、その全面に塗布しても、照射
レーザ光の作用を妨害することはないが、情報記録部
7、即ち反射膜のあるピット部、を除く内周縁面及び外
周縁面に塗布すれば十分であり、これはまた、前記内周
側面及び外周側面と連続して塗布する。
も光ディスクの内周側面、或いは外周側面に塗布する必
要がある。そして、レーザ光が入射する基板側の面にお
いては、情報の記録されている情報記録部7を除く内周
縁面及び外周縁面に、前記内周側面及び外周側面に塗布
された光吸収層と連続して塗布することができる。さら
に、保護膜側においては、その全面に塗布しても、照射
レーザ光の作用を妨害することはないが、情報記録部
7、即ち反射膜のあるピット部、を除く内周縁面及び外
周縁面に塗布すれば十分であり、これはまた、前記内周
側面及び外周側面と連続して塗布する。
【0018】光ディスク外部より、このような光吸収層
に入射した光は、ほぼ完全に吸収されるし、内部からの
光もかなりの程度吸収することができる。しかし、内部
からの光を完全に吸収することはできない。例えば、乱
反射の結果、図3に例示したようなレーザ光が光ディス
ク内部より外周側面に入射したとすると、該外周側面か
ら図示したように散乱するであろう。これは、外周側面
(内周側面)が平滑化されておらず、凹凸面となってい
るからである。ここに入射される光の一部は、散乱、反
射し、最終的に妨害信号として光ピックアップに入射さ
れることになる。
に入射した光は、ほぼ完全に吸収されるし、内部からの
光もかなりの程度吸収することができる。しかし、内部
からの光を完全に吸収することはできない。例えば、乱
反射の結果、図3に例示したようなレーザ光が光ディス
ク内部より外周側面に入射したとすると、該外周側面か
ら図示したように散乱するであろう。これは、外周側面
(内周側面)が平滑化されておらず、凹凸面となってい
るからである。ここに入射される光の一部は、散乱、反
射し、最終的に妨害信号として光ピックアップに入射さ
れることになる。
【0019】図4は、外周側面(内周側面)を平滑化処
理した本発明を適用する構成の光吸収作用を説明する図
である。図示したような、外周側面(内周側面)の平滑
化処理により、ここに入射された光は、もはや散乱、反
射することはなく、全て光吸収層に進み、ここで吸収さ
れることになる。
理した本発明を適用する構成の光吸収作用を説明する図
である。図示したような、外周側面(内周側面)の平滑
化処理により、ここに入射された光は、もはや散乱、反
射することはなく、全て光吸収層に進み、ここで吸収さ
れることになる。
【0020】次に、本発明を適用する光ディスクの製造
方法の一例について説明する。光ディスクの基板は、射
出成形などの成形方法によって、透明な円盤状のアクリ
ル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等の
合成樹脂材料、或いはガラス材料から構成されると共
に、その一主面に情報信号を示す凹凸が形成される。こ
の基板の凹凸パターンの上に、アルミニウム等よりなる
反射膜をスパッタリング或いは真空蒸着等の真空薄膜形
成方法により形成される。そして、この反射膜上に、例
えば紫外線硬化樹脂等の高分子材料をスピンコート法或
いはロールコート法等により全面に均一に塗布した後、
これを硬化させて保護膜を形成する。通常、光ディスク
は、このような工程で製造されているために、光ディス
クの内周側面及び外周側面は、滑らかではなく、細かな
凹凸が形成されている。
方法の一例について説明する。光ディスクの基板は、射
出成形などの成形方法によって、透明な円盤状のアクリ
ル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート等の
合成樹脂材料、或いはガラス材料から構成されると共
に、その一主面に情報信号を示す凹凸が形成される。こ
の基板の凹凸パターンの上に、アルミニウム等よりなる
反射膜をスパッタリング或いは真空蒸着等の真空薄膜形
成方法により形成される。そして、この反射膜上に、例
えば紫外線硬化樹脂等の高分子材料をスピンコート法或
いはロールコート法等により全面に均一に塗布した後、
これを硬化させて保護膜を形成する。通常、光ディスク
は、このような工程で製造されているために、光ディス
クの内周側面及び外周側面は、滑らかではなく、細かな
凹凸が形成されている。
【0021】本発明は、このような光ディスクの内周側
面及び外周側面を平滑化処理することを特徴の一つとし
ている。このような平滑化処理は、研磨剤で研磨するこ
とにより行うことができる。例えば、塗料用の研磨剤で
粒子の大きさが0.5ミクロンのもので磨いたところ、
完成した光ディスクの音質はおおいに改善された。或い
は、保護膜として用いられるような高分子材料により、
コーティング処理することができ、これによって内周側
面及び外周側面を平滑化処理することができる。
面及び外周側面を平滑化処理することを特徴の一つとし
ている。このような平滑化処理は、研磨剤で研磨するこ
とにより行うことができる。例えば、塗料用の研磨剤で
粒子の大きさが0.5ミクロンのもので磨いたところ、
完成した光ディスクの音質はおおいに改善された。或い
は、保護膜として用いられるような高分子材料により、
コーティング処理することができ、これによって内周側
面及び外周側面を平滑化処理することができる。
【0022】最後に、光吸収層を、少なくとも、上記平
滑化処理した光ディスクの内周側面及び外周側面に塗布
する。より好ましくは、内周側面及び外周側面上の光吸
収層と連続して、基板側及び保護膜側の、それぞれ内周
縁面及び外周縁面にも塗布することができる。このよう
な光吸収層として、アイボリーブラックの塗料を用いる
ことができる。またカーボンブラック等の塗料も用いる
ことができる。
滑化処理した光ディスクの内周側面及び外周側面に塗布
する。より好ましくは、内周側面及び外周側面上の光吸
収層と連続して、基板側及び保護膜側の、それぞれ内周
縁面及び外周縁面にも塗布することができる。このよう
な光吸収層として、アイボリーブラックの塗料を用いる
ことができる。またカーボンブラック等の塗料も用いる
ことができる。
【0023】これによって、光散乱を抑制した高SN比
の光ディスクが完成するが、本発明は、さらに別の特徴
として、レーザ光経路の全てのところで光散乱を抑制す
るものである。これについて、本発明を適用する光ディ
スク再生装置の一例を示す図5を参照して説明する。
の光ディスクが完成するが、本発明は、さらに別の特徴
として、レーザ光経路の全てのところで光散乱を抑制す
るものである。これについて、本発明を適用する光ディ
スク再生装置の一例を示す図5を参照して説明する。
【0024】図5に概念的に例示した光ディスク再生装
置は、光ディスクに設けられた周回状の情報トラックに
凹凸の形状で形成された情報ピットから信号を再生す
る。図中、10は、図1及び図2を参照して前述した光
ディスク、11は光ディスク用のケーシング、12はス
ピンドルモータ、13は該モータの回転軸であり、14
は該回転軸に取り付けられた光ディスク装着部である。
そして、15が光ピックアップである。
置は、光ディスクに設けられた周回状の情報トラックに
凹凸の形状で形成された情報ピットから信号を再生す
る。図中、10は、図1及び図2を参照して前述した光
ディスク、11は光ディスク用のケーシング、12はス
ピンドルモータ、13は該モータの回転軸であり、14
は該回転軸に取り付けられた光ディスク装着部である。
そして、15が光ピックアップである。
【0025】光ディスク10は、ケーシング11内に収
納された状態で、スピンドルモータ12により、回転駆
動される。光ピックアップ15は、図示しない周知の移
動手段、例えばリニアモータ及びガイドレール、により
移動可能に構成されて、情報トラックを追跡制御するよ
う構成されている。
納された状態で、スピンドルモータ12により、回転駆
動される。光ピックアップ15は、図示しない周知の移
動手段、例えばリニアモータ及びガイドレール、により
移動可能に構成されて、情報トラックを追跡制御するよ
う構成されている。
【0026】光ピックアップ15の動作として、レーザ
光源20から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ
21で平行光とされ、ビームスプリッタ22を通過す
る。該ビームスプリッタ22を通過したレーザ光は、対
物レンズ23によって集光され、光ディスク10上に光
スポットを集束する。該光スポットは、情報トラックの
中心を通るように、周知のトラッキング制御手段で制御
されている。
光源20から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ
21で平行光とされ、ビームスプリッタ22を通過す
る。該ビームスプリッタ22を通過したレーザ光は、対
物レンズ23によって集光され、光ディスク10上に光
スポットを集束する。該光スポットは、情報トラックの
中心を通るように、周知のトラッキング制御手段で制御
されている。
【0027】光ディスク10の反射膜で反射されたレー
ザ光は、対物レンズ23を通り、ビームスプリッタ22
で反射され、集光レンズ24に入射する。この集光され
たレーザ光は、光検知器25に入射されて、情報信号と
して検出される。
ザ光は、対物レンズ23を通り、ビームスプリッタ22
で反射され、集光レンズ24に入射する。この集光され
たレーザ光は、光検知器25に入射されて、情報信号と
して検出される。
【0028】本発明の適用する光ディスク再生装置は、
光ディスク用のケーシング11内面、及び光ピックアッ
プ15の内面に、光吸収層を塗布している。光吸収層と
しては、前述のアイボリーブラック、カーボンブラック
等の塗料を用いることができる。これによって、不要
光、妨害光は、前述のように光ディスク自体に塗布した
光吸収層で吸収されるだけでなく、レーザ光の経路周辺
全てのところで吸収されて、不要光、妨害光の除去を完
全なものとすることができる。
光ディスク用のケーシング11内面、及び光ピックアッ
プ15の内面に、光吸収層を塗布している。光吸収層と
しては、前述のアイボリーブラック、カーボンブラック
等の塗料を用いることができる。これによって、不要
光、妨害光は、前述のように光ディスク自体に塗布した
光吸収層で吸収されるだけでなく、レーザ光の経路周辺
全てのところで吸収されて、不要光、妨害光の除去を完
全なものとすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の光記録媒体は、光記録媒体の内
周側面及び外周側面を平滑化処理し、その上に光吸収層
を塗布したことにより、光ディスク外部から、光吸収層
に入射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共
に、光ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収
し、これによって、再生信号のSN比を高めることがで
きる。
周側面及び外周側面を平滑化処理し、その上に光吸収層
を塗布したことにより、光ディスク外部から、光吸収層
に入射されたレーザ光、或いは外部光を吸収すると共
に、光ディスク内部で乱反射された光をも有効に吸収
し、これによって、再生信号のSN比を高めることがで
きる。
【0030】また、本発明の記録信号再生装置は、ケー
シング内面、及び光ピックアップ内面に光吸収層を塗布
したことにより、記録信号再生装置構造内部から発生す
るいかなる乱反射も完全に抑制することができる。
シング内面、及び光ピックアップ内面に光吸収層を塗布
したことにより、記録信号再生装置構造内部から発生す
るいかなる乱反射も完全に抑制することができる。
【図1】本発明を適用する光ディスクの平面図である。
【図2】図1に例示した光ディスクの中心を通って切断
した断面図である。
した断面図である。
【図3】側面を平滑化処理していない光ディスク外周縁
部の光吸収の作用を説明する図である。
部の光吸収の作用を説明する図である。
【図4】外周側面を平滑化処理した本発明を適用する構
成の光吸収の作用を説明する図である。
成の光吸収の作用を説明する図である。
【図5】本発明を適用する光ディスク再生装置の一例を
示している。
示している。
1 基板 2 反射膜 3 保護膜 4 スピンドル挿通用の穴 5 光吸収層 6 光吸収層 7 情報記録部 10 光ディスク 11 ケーシング 12 スピンドルモータ 13 モータ回転軸 14 光ディスク装着部 15 光ピックアップ 20 レーザ光源 21 コリメートレンズ 22 ビームスプリッタ 23 対物レンズ 24 集光レンズ 25 光検知器
Claims (3)
- 【請求項1】情報信号を示す凹凸が形成された透明円盤
上の基板と、該基板上に薄膜形成された反射膜と、該反
射膜上において円盤の全面に塗布された保護膜とから成
る光記録媒体において、 平滑化処理した内周側面及び外周側面上に塗布した光吸
収層を備えることを特徴とする光記録媒体。 - 【請求項2】透明円盤上の基板の一主面に情報信号を示
す凹凸を形成し、この凹凸の形成された基板面上に反射
膜を薄膜形成し、そして該反射膜上において円盤の全面
に保護膜を塗布して成る光記録媒体の製造方法におい
て、 光記録媒体の内周側面及び外周側面を平滑化処理し、 少なくとも該平滑化処理した内周側面及び外周側面を含
む外周縁部及び内周縁部に光吸収層を塗布する、ことを
特徴とする光記録媒体の製造方法。 - 【請求項3】請求項1記載の光記録媒体に記録された信
号を再生する装置において、 記録信号再生のために光記録媒体を回転駆動制御する手
段と、 光吸収層を塗布した内面を有し、かつ回転駆動制御され
る光記録媒体が収納されているケーシングと、 光吸収層を塗布した内面を有し、かつレーザ光を光記録
媒体の情報トラック上に集束照射すると共に、情報信号
を示す反射膜の凹凸に応じて変化する反射を検知するこ
とにより、情報信号を再生する光ピックアップ光学系
と、から成る記録信号再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9349873A JPH11185300A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号再生装置 |
| PCT/JP1998/005712 WO1999033052A1 (en) | 1997-12-19 | 1998-12-17 | Optical recording medium and method of producing the same, and recording signal reproducing device for the medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9349873A JPH11185300A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11185300A true JPH11185300A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18406698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9349873A Pending JPH11185300A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 光記録媒体及びその製造方法並びに該媒体の記録信号再生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11185300A (ja) |
| WO (1) | WO1999033052A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0430651Y2 (ja) * | 1986-02-06 | 1992-07-23 | ||
| JPH10116448A (ja) * | 1996-10-10 | 1998-05-06 | Minoru Ueda | 光情報記録媒体及びその製造方法並びに再生方法 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9349873A patent/JPH11185300A/ja active Pending
-
1998
- 1998-12-17 WO PCT/JP1998/005712 patent/WO1999033052A1/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1999033052A1 (en) | 1999-07-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080513 |