JPH11185409A - ピックアップ移動装置 - Google Patents
ピックアップ移動装置Info
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- JPH11185409A JPH11185409A JP9350478A JP35047897A JPH11185409A JP H11185409 A JPH11185409 A JP H11185409A JP 9350478 A JP9350478 A JP 9350478A JP 35047897 A JP35047897 A JP 35047897A JP H11185409 A JPH11185409 A JP H11185409A
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- lead screw
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- rack
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク装置等のピックアップに過大な加
速度が印加されても、ピックアップおよびその移動装置
に損傷を与えない構成を提供する。 【解決手段】 一端がピックアップ10に連結され、他
端にリードスクリュー18に係合する第1の係合部16
を持つラック部15を有し、前記リードスクリュー18
の回転にともなって前記ピックアップ10をガイド軸1
4に沿って移動せしめるとともに、先端に第2の係合部
17aをもつアーム17をその回動に応じて前記第2の
係合部17aが前記リードスクリュー18に係合、離脱
するように回動可能に前記ラック部15に設け、前記リ
ードスクリュー18から前記第1の係合部16が離脱す
る移動に連動して前記アーム17が回動して、前記第2
の係合部17aがリードスクリュー18に係合するよう
に構成した。
速度が印加されても、ピックアップおよびその移動装置
に損傷を与えない構成を提供する。 【解決手段】 一端がピックアップ10に連結され、他
端にリードスクリュー18に係合する第1の係合部16
を持つラック部15を有し、前記リードスクリュー18
の回転にともなって前記ピックアップ10をガイド軸1
4に沿って移動せしめるとともに、先端に第2の係合部
17aをもつアーム17をその回動に応じて前記第2の
係合部17aが前記リードスクリュー18に係合、離脱
するように回動可能に前記ラック部15に設け、前記リ
ードスクリュー18から前記第1の係合部16が離脱す
る移動に連動して前記アーム17が回動して、前記第2
の係合部17aがリードスクリュー18に係合するよう
に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動される円
盤状の記録媒体(以下ディスクと呼ぶ)に情報を記録/
再生する情報記憶機器における、前記ディスクに情報を
記録/再生するピツクアップの移動装置(国際特許分類
G11B 21/02)に関するものである。
盤状の記録媒体(以下ディスクと呼ぶ)に情報を記録/
再生する情報記憶機器における、前記ディスクに情報を
記録/再生するピツクアップの移動装置(国際特許分類
G11B 21/02)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の情報記憶機器、例えば、光ディ
スク装置においては、ピックアップを情報が記録された
または記録するためのディスクに対して相対的に移動さ
せる機構が必要となる。その移動させる方法の一つとし
て、軸の周面に螺旋状の溝を有するリードスクリューと
その溝に噛合するようなラックとの組み合わせにより直
流モータなどの回転運動を直線運動に変換するリードス
クリュー駆動方式がある。
スク装置においては、ピックアップを情報が記録された
または記録するためのディスクに対して相対的に移動さ
せる機構が必要となる。その移動させる方法の一つとし
て、軸の周面に螺旋状の溝を有するリードスクリューと
その溝に噛合するようなラックとの組み合わせにより直
流モータなどの回転運動を直線運動に変換するリードス
クリュー駆動方式がある。
【0003】リードスクリュー駆動方式の光ディスク装
置等を運搬する際、ピックアップをロック(固定、支持
等)しないと、振動によりラックとリードスクリューが
離反してピックアップがその可動範囲内を移動し、装置
の固定部に当って、ピックアップに衝撃が加わり、調整
を狂わせたり破損させるおそれがある。このため、装置
の運送時には、ピックアップをその可動範囲の終端まで
移動せしめ、その位置でソレノイドで回動するロック爪
をピックアップに係合せしめて、ピックアップをロック
しようとするものがある。
置等を運搬する際、ピックアップをロック(固定、支持
等)しないと、振動によりラックとリードスクリューが
離反してピックアップがその可動範囲内を移動し、装置
の固定部に当って、ピックアップに衝撃が加わり、調整
を狂わせたり破損させるおそれがある。このため、装置
の運送時には、ピックアップをその可動範囲の終端まで
移動せしめ、その位置でソレノイドで回動するロック爪
をピックアップに係合せしめて、ピックアップをロック
しようとするものがある。
【0004】また、リードスクリュー駆動方式において
は、一般的にラックの係合部(凸部、歯)がリードスク
リューの溝から外れない限りピックアップはロックした
状態を保持できるため、ラックの押圧力を光ディスク装
置運搬中の不慮の落下等において、ピックアップに過大
な加速度が印加された場合においても、リードスクリュ
ーの溝から離脱しない程度の大きな荷重に設定すればよ
いが、この方法だと、通常動作におけるピックアップの
シーク動作などに必要以上の負荷が必要となり、直流モ
ータの消費電力やシーク時間に影響が出る。
は、一般的にラックの係合部(凸部、歯)がリードスク
リューの溝から外れない限りピックアップはロックした
状態を保持できるため、ラックの押圧力を光ディスク装
置運搬中の不慮の落下等において、ピックアップに過大
な加速度が印加された場合においても、リードスクリュ
ーの溝から離脱しない程度の大きな荷重に設定すればよ
いが、この方法だと、通常動作におけるピックアップの
シーク動作などに必要以上の負荷が必要となり、直流モ
ータの消費電力やシーク時間に影響が出る。
【0005】そのため、従来この問題点の改善として特
開平8−138333号に示すように、ラック部材をリ
ードスクリューの溝に所定の圧力で押し付けた状態でピ
ックアップに固定される第1の弾性部材と、前記第1の
弾性部材の押圧力に抗してリードスクリュー溝から離間
する方向に前記ラック部材が移動しかけたとき、前記第
1の弾性部材の押圧力を増大するための第2の弾性部材
とで構成されたピックアップ移動装置が考案されてい
る。
開平8−138333号に示すように、ラック部材をリ
ードスクリューの溝に所定の圧力で押し付けた状態でピ
ックアップに固定される第1の弾性部材と、前記第1の
弾性部材の押圧力に抗してリードスクリュー溝から離間
する方向に前記ラック部材が移動しかけたとき、前記第
1の弾性部材の押圧力を増大するための第2の弾性部材
とで構成されたピックアップ移動装置が考案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
係合爪を使用したロック装置に関しては光ディスク装置
を小型化、かつ安価に製造するために不向きである。ま
た、リードスクリュー駆動方式においては、前記公報に
おいて目的は異なるが効果としては、光ディスク装置運
搬中の不慮の落下等において、ピックアップに過大な加
速度が印加された場合においてもピックアップに大きな
衝撃が印加されないという同様効果は得られるが、ラッ
ク部材の凸形状部(歯部分)が決してリードスクリュー
溝から外れないようにしてあるため、本来傷ついてはな
らないラック部材の凸部がリードスクリューによって損
傷し、シーク動作あるいはシーケンシャルリード時にお
けるピックアップのディスク上のトラックに対する追従
性に問題が発生する恐れがあった。
係合爪を使用したロック装置に関しては光ディスク装置
を小型化、かつ安価に製造するために不向きである。ま
た、リードスクリュー駆動方式においては、前記公報に
おいて目的は異なるが効果としては、光ディスク装置運
搬中の不慮の落下等において、ピックアップに過大な加
速度が印加された場合においてもピックアップに大きな
衝撃が印加されないという同様効果は得られるが、ラッ
ク部材の凸形状部(歯部分)が決してリードスクリュー
溝から外れないようにしてあるため、本来傷ついてはな
らないラック部材の凸部がリードスクリューによって損
傷し、シーク動作あるいはシーケンシャルリード時にお
けるピックアップのディスク上のトラックに対する追従
性に問題が発生する恐れがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のピックアップ移動装置は、リードスクリュ
ーの溝からラック部の第1の係合部が離脱するように作
用した時、第2の係合部がリードスクリューに対して付
勢され、ピックアップに対して制動作用が働くように構
成したことを特徴としたものである。
に、本発明のピックアップ移動装置は、リードスクリュ
ーの溝からラック部の第1の係合部が離脱するように作
用した時、第2の係合部がリードスクリューに対して付
勢され、ピックアップに対して制動作用が働くように構
成したことを特徴としたものである。
【0008】本発明によればラックの歯部がリードスク
リュー溝部を外れてピックアップが自由落下するような
過大な衝撃が印加される製品出荷形態(梱包状態)ある
いは製品単体(未梱包状態)における不慮の落下におい
てもピックアップに過大な衝撃が印加されることなく性
能変化をもたらさないピックアップ移動装置を提供する
ことができ、かつ、ラック部材の第1の係合部にはなん
ら損傷を与えないピックアップ移動装置を提供できる。
リュー溝部を外れてピックアップが自由落下するような
過大な衝撃が印加される製品出荷形態(梱包状態)ある
いは製品単体(未梱包状態)における不慮の落下におい
てもピックアップに過大な衝撃が印加されることなく性
能変化をもたらさないピックアップ移動装置を提供する
ことができ、かつ、ラック部材の第1の係合部にはなん
ら損傷を与えないピックアップ移動装置を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ガイド軸に沿って摺動移動可能なピツクアップと、
前記ガイド軸に平行して配置された周面に螺旋の溝を有
するリードスクリューと、そのリードスクリューを回転
駆動する駆動源と、一端が前記ピックアップに連結され
他端に前記螺旋状の溝に係合する第1の係合部を持つラ
ック部とを有し、前記リードスクリューの回転にともな
って前記ピックアップをガイド軸に沿って移動せしめる
ピックアップ移動装置において、先端に前記螺旋状の溝
に係合する第2の係合部をもつアームをその回動に応じ
て前記第2の係合部が前記螺旋状の溝に係合、離脱する
ように回動可能に前記ラック部に設け、弾性付勢手段に
より前記第1の係合部は前記螺旋の溝に所定の圧力で押
し付けられており、弾性付勢手段に抗して前記螺旋状の
溝から前記第1の係合部が離脱するように移動した時、
前記アームが回動して前記第2の係合部がリードスクリ
ューに係合するように構成したことを特徴とするピック
アップ移動装置であり、ラック部の第1の係合部がリー
ドスクリュー溝部を外れてピックアップが自由落下する
ような過大な衝撃が印加される製品出荷形態(梱包状
態)あるいは製品単体(未梱包状態)における不慮の落
下においてもピックアップの落下が最小限に抑えられピ
ックアップに過大な衝撃が印加されることなく破損や性
能変化をもたらさないピックアップ移動装置を実現する
ことができ、かつ、ラック部材の第1の係合部にはなん
ら損傷を与えないピックアップ移動装置を実現すること
ができる。
は、ガイド軸に沿って摺動移動可能なピツクアップと、
前記ガイド軸に平行して配置された周面に螺旋の溝を有
するリードスクリューと、そのリードスクリューを回転
駆動する駆動源と、一端が前記ピックアップに連結され
他端に前記螺旋状の溝に係合する第1の係合部を持つラ
ック部とを有し、前記リードスクリューの回転にともな
って前記ピックアップをガイド軸に沿って移動せしめる
ピックアップ移動装置において、先端に前記螺旋状の溝
に係合する第2の係合部をもつアームをその回動に応じ
て前記第2の係合部が前記螺旋状の溝に係合、離脱する
ように回動可能に前記ラック部に設け、弾性付勢手段に
より前記第1の係合部は前記螺旋の溝に所定の圧力で押
し付けられており、弾性付勢手段に抗して前記螺旋状の
溝から前記第1の係合部が離脱するように移動した時、
前記アームが回動して前記第2の係合部がリードスクリ
ューに係合するように構成したことを特徴とするピック
アップ移動装置であり、ラック部の第1の係合部がリー
ドスクリュー溝部を外れてピックアップが自由落下する
ような過大な衝撃が印加される製品出荷形態(梱包状
態)あるいは製品単体(未梱包状態)における不慮の落
下においてもピックアップの落下が最小限に抑えられピ
ックアップに過大な衝撃が印加されることなく破損や性
能変化をもたらさないピックアップ移動装置を実現する
ことができ、かつ、ラック部材の第1の係合部にはなん
ら損傷を与えないピックアップ移動装置を実現すること
ができる。
【0010】以下に、本発明の請求項1に記載された発
明の実施の形態について光ディスク装置を例に挙げ図を
用いて説明する。10は光学式のピックアップであり、
一般的に半導体レーザとレンズ、ミラーなどの光学部品
および信号検出用のフォトダイオードなどが搭載されて
おり、光ディスクからの反射信号がフォトダイオードに
正確に照射されるように微調整されている。このピック
アップ10は並行な2本のガイド軸14に沿って矢印方
向にスライド自在に架設されている。また、この2本の
ガイド軸14と平行に周面にほぼ全長にわたって螺旋状
に溝を有したリードスクリュー18がメカベース(図示
せず)に軸受(図示せず)によって回動自在に支持され
ている。
明の実施の形態について光ディスク装置を例に挙げ図を
用いて説明する。10は光学式のピックアップであり、
一般的に半導体レーザとレンズ、ミラーなどの光学部品
および信号検出用のフォトダイオードなどが搭載されて
おり、光ディスクからの反射信号がフォトダイオードに
正確に照射されるように微調整されている。このピック
アップ10は並行な2本のガイド軸14に沿って矢印方
向にスライド自在に架設されている。また、この2本の
ガイド軸14と平行に周面にほぼ全長にわたって螺旋状
に溝を有したリードスクリュー18がメカベース(図示
せず)に軸受(図示せず)によって回動自在に支持され
ている。
【0011】このリードスクリュー18の一端部には平
歯車20が取り付けられている。21はピックアップを
移動させるための直流モータであり、このモータ21の
動力は平歯車20によりリードスクリュー18に伝達さ
れ回転駆動されるような構成となっている。そしてピッ
クアップ10は後述にて詳細説明する本発明のラック部
15を介してリードスクリュー18と噛合され、よっ
て、リードスクリュー18の回転に従ってピックアップ
10がガイド軸14に沿って移動可能に構成されてい
る。
歯車20が取り付けられている。21はピックアップを
移動させるための直流モータであり、このモータ21の
動力は平歯車20によりリードスクリュー18に伝達さ
れ回転駆動されるような構成となっている。そしてピッ
クアップ10は後述にて詳細説明する本発明のラック部
15を介してリードスクリュー18と噛合され、よっ
て、リードスクリュー18の回転に従ってピックアップ
10がガイド軸14に沿って移動可能に構成されてい
る。
【0012】以下にピックアップ移動装置に関して図2
と図3を用い説明する。ピックアップ10とラック部1
5とは位置決めボス22で位置決めされ、ビス23によ
り2ケ所で締結されてピックアップ10とラック部15
は一体化されている。リードスクリュー18はその周面
に螺旋状の溝を有しており、例えば、歯直角圧力角20
度、軸方向リードピッチ2mm、リード角13度として
いる。ラック部15は弾性力を有する樹脂(例えばポリ
アセタール樹脂など)で成形されており、リードスクリ
ュー溝に対するラック部15の第1の係合部16は、リ
ードスクリュー18の溝に噛合すべく、軸方向ピッチ4
mmの2ケの台形状の凸形状を有している。つまり図1
のようにリードスクリュー溝を1ケ跨ぐように噛合され
ることになる。隣接する溝に噛合させない理由としては
軸方向ピッチ2mmと隣接ピッチ間隔が短いために、ラ
ック部15の第1の係合部16がリードスクリュー18
の回転によってあおられない程度の剛性をもたせるため
である。また、ラック部15の第1の係合部16の2ケ
所の凸形状のピッチ等分点Aはピックアップ10の重心
点Bと光ディスク半径方向位置で一致させるように前記
締結方法で取り付けられている。これはリードスクリュ
ー18の推力作用点とピックアップ10の重心点を一致
させることによりピックアップ10に回転力が働かず、
並進運動のみを可能とするためである。
と図3を用い説明する。ピックアップ10とラック部1
5とは位置決めボス22で位置決めされ、ビス23によ
り2ケ所で締結されてピックアップ10とラック部15
は一体化されている。リードスクリュー18はその周面
に螺旋状の溝を有しており、例えば、歯直角圧力角20
度、軸方向リードピッチ2mm、リード角13度として
いる。ラック部15は弾性力を有する樹脂(例えばポリ
アセタール樹脂など)で成形されており、リードスクリ
ュー溝に対するラック部15の第1の係合部16は、リ
ードスクリュー18の溝に噛合すべく、軸方向ピッチ4
mmの2ケの台形状の凸形状を有している。つまり図1
のようにリードスクリュー溝を1ケ跨ぐように噛合され
ることになる。隣接する溝に噛合させない理由としては
軸方向ピッチ2mmと隣接ピッチ間隔が短いために、ラ
ック部15の第1の係合部16がリードスクリュー18
の回転によってあおられない程度の剛性をもたせるため
である。また、ラック部15の第1の係合部16の2ケ
所の凸形状のピッチ等分点Aはピックアップ10の重心
点Bと光ディスク半径方向位置で一致させるように前記
締結方法で取り付けられている。これはリードスクリュ
ー18の推力作用点とピックアップ10の重心点を一致
させることによりピックアップ10に回転力が働かず、
並進運動のみを可能とするためである。
【0013】また、第1の係合部16はその樹脂を薄肉
で成形した図4の矢印方向のみに弾性変形可能な弾性部
24a,24bによってラック部と連結されている。そ
して、この第1の係合部16は別の圧縮バネ19によっ
てリードスクリュー18軸にその半径方向より当接され
ている。すなわち、通常の正常な噛合状態では圧縮バネ
19の付勢力によってリードスクリュー18軸に当接さ
れている。
で成形した図4の矢印方向のみに弾性変形可能な弾性部
24a,24bによってラック部と連結されている。そ
して、この第1の係合部16は別の圧縮バネ19によっ
てリードスクリュー18軸にその半径方向より当接され
ている。すなわち、通常の正常な噛合状態では圧縮バネ
19の付勢力によってリードスクリュー18軸に当接さ
れている。
【0014】また、ラック部15には先端にリードスク
リュー18軸と係合する第2の係合部17aを有した弾
性変形可能なアーム17が前記第1の係合部16と一体
的に形成されており、この第2の係合部17aは通常の
動作状態においてはリードスクリュー18と接触しない
ように構成されている。
リュー18軸と係合する第2の係合部17aを有した弾
性変形可能なアーム17が前記第1の係合部16と一体
的に形成されており、この第2の係合部17aは通常の
動作状態においてはリードスクリュー18と接触しない
ように構成されている。
【0015】以下に本発明のピックアップ移動装置の作
用について図5(a)と図5(b)を用いて説明する。
図5(a)と図5(b)は図3のラック部15の弾性部
24aと24bを切り取って上方より見た断面図であ
る。したがって、本来ラック本体部15と第1の係合部
16および第2の係合部17aとは弾性部24a,24
bで結合されているものである。
用について図5(a)と図5(b)を用いて説明する。
図5(a)と図5(b)は図3のラック部15の弾性部
24aと24bを切り取って上方より見た断面図であ
る。したがって、本来ラック本体部15と第1の係合部
16および第2の係合部17aとは弾性部24a,24
bで結合されているものである。
【0016】図5(a)はラック部15の第1の係合部
16がリードスクリュー18に噛合している正常な状態
を示している。また、図5(b)は第1の係合部16が
リードスクリュー18の溝から離脱した状態を示してい
る。
16がリードスクリュー18に噛合している正常な状態
を示している。また、図5(b)は第1の係合部16が
リードスクリュー18の溝から離脱した状態を示してい
る。
【0017】ところで、このピックアップ移動装置にお
いては通常使用状態においては、ピックアップ10に過
大な負荷は印加されないのでリードスクリュー溝から第
1の係合部16が外れることはないが、出荷梱包状態で
の不慮の落下や光ディスク装置単体における不慮の落下
においては50G(Gは重力加速度)以上という過大な
加速度がピックアップ10に矢印方向Cに印加される。
すなわち、ピックアップ10の質量を30グラムだとす
ると約1.5キログラムの荷重がピックアップ10に印
加されることになる。この時リードスクリュー18のリ
ード角とリードスクリュー溝と第1の係合部16の摩擦
係数から決まる摩擦角との関係において、リード角が摩
擦角に対して小さい場合、ラック部15側からリードス
クリュー18を回転させることはできないことが知られ
ている。これはリードスクリュー18(一般的にはウォ
ームギアと表現される)の’自動締まり’と呼ばれ、リ
ード角が摩擦角と等しい場合が駆動−被動可逆性の限界
であり、可逆性を持たせるためには一般に摩擦角を30
度以上大きくする必要がある。しかしリード角を大きく
するとラックの凸形状(歯)との緩衝が生じるため、現
実的にはラック15部側からリードスクリュー18を回
転させることができないというのが一般的であり、本発
明の構成においてもそのようになっている。
いては通常使用状態においては、ピックアップ10に過
大な負荷は印加されないのでリードスクリュー溝から第
1の係合部16が外れることはないが、出荷梱包状態で
の不慮の落下や光ディスク装置単体における不慮の落下
においては50G(Gは重力加速度)以上という過大な
加速度がピックアップ10に矢印方向Cに印加される。
すなわち、ピックアップ10の質量を30グラムだとす
ると約1.5キログラムの荷重がピックアップ10に印
加されることになる。この時リードスクリュー18のリ
ード角とリードスクリュー溝と第1の係合部16の摩擦
係数から決まる摩擦角との関係において、リード角が摩
擦角に対して小さい場合、ラック部15側からリードス
クリュー18を回転させることはできないことが知られ
ている。これはリードスクリュー18(一般的にはウォ
ームギアと表現される)の’自動締まり’と呼ばれ、リ
ード角が摩擦角と等しい場合が駆動−被動可逆性の限界
であり、可逆性を持たせるためには一般に摩擦角を30
度以上大きくする必要がある。しかしリード角を大きく
するとラックの凸形状(歯)との緩衝が生じるため、現
実的にはラック15部側からリードスクリュー18を回
転させることができないというのが一般的であり、本発
明の構成においてもそのようになっている。
【0018】したがってリードスクリュー18が回転し
ないため、第1の係合部16はこの負荷に耐え切れずに
図5(b)に示すようにバネ圧縮19に抗して矢印D方
向に移動する。この移動により、ラック部15に形成さ
れた突起部15a,15bに前記アームの付け根部分が
当接し、第1の係合部16の変位に伴い支点Fによって
押され、一種の”てこ”のような弾性変形をおこし、第
2の係合部17aにリードスクリュー18軸半径方向の
付勢力をもたらす。この結果、第2の係合部17aはリ
ードスクリュー溝に噛合し、ピックアップに対して制動
作用を働かせる。
ないため、第1の係合部16はこの負荷に耐え切れずに
図5(b)に示すようにバネ圧縮19に抗して矢印D方
向に移動する。この移動により、ラック部15に形成さ
れた突起部15a,15bに前記アームの付け根部分が
当接し、第1の係合部16の変位に伴い支点Fによって
押され、一種の”てこ”のような弾性変形をおこし、第
2の係合部17aにリードスクリュー18軸半径方向の
付勢力をもたらす。この結果、第2の係合部17aはリ
ードスクリュー溝に噛合し、ピックアップに対して制動
作用を働かせる。
【0019】これにより、ピックアップに過大な加速度
が印加されるような装置梱包状態などの不慮の落下や装
置単体の不慮の落下においてもラック自身で構成する第
2の係合部17aによって制動作用が働き、第1の係合
部16しか存在しない場合のようなメカベースにピック
アップが大きな衝撃(500G以上)とともにぶつか
り、光学系やフォトダイオードの調整に狂いが生じるよ
うなことはない。また、第1の係合部16は、実際制動
作用が働く部分は別の第2の係合部17aに設けている
ことから、第1の係合部16には損傷が発生せずピック
アップ移動性能に影響を与えない。
が印加されるような装置梱包状態などの不慮の落下や装
置単体の不慮の落下においてもラック自身で構成する第
2の係合部17aによって制動作用が働き、第1の係合
部16しか存在しない場合のようなメカベースにピック
アップが大きな衝撃(500G以上)とともにぶつか
り、光学系やフォトダイオードの調整に狂いが生じるよ
うなことはない。また、第1の係合部16は、実際制動
作用が働く部分は別の第2の係合部17aに設けている
ことから、第1の係合部16には損傷が発生せずピック
アップ移動性能に影響を与えない。
【0020】上記実施の形態においては第2の係合部1
7aとしてリードスクリューとの噛合により制動作用を
働かせたが、第2の係合部17aに摩擦係数の高いゴム
などの部材を貼り付けてリードスクリューに押し当てて
もよい。また、第1の係合部16と第2の係合部17a
は樹脂バネによる一体化としたが、金属による板バネな
どのアウトサート成形でもよい。また、第2の係合部1
7aは2ケ所設けていたが、どちらか1ケ所でもよい。
7aとしてリードスクリューとの噛合により制動作用を
働かせたが、第2の係合部17aに摩擦係数の高いゴム
などの部材を貼り付けてリードスクリューに押し当てて
もよい。また、第1の係合部16と第2の係合部17a
は樹脂バネによる一体化としたが、金属による板バネな
どのアウトサート成形でもよい。また、第2の係合部1
7aは2ケ所設けていたが、どちらか1ケ所でもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラックの
第2の係合部により自ら制動作用を発揮するため光ディ
スク装置の梱包状態における不慮の落下や装置単体の不
慮の落下においてもピックアップにダメージを与えるこ
とのないピックアップ移動装置を提供できる。
第2の係合部により自ら制動作用を発揮するため光ディ
スク装置の梱包状態における不慮の落下や装置単体の不
慮の落下においてもピックアップにダメージを与えるこ
とのないピックアップ移動装置を提供できる。
【0022】また、ピックアップとメカフレームとの衝
突時を緩和するために緩衝材などの部品を追加する必要
もなく部品点数を抑えることができる。さらに、制動作
用は、ピックアップを移動するために使用する第1の係
合部ではなく第2の係合部を用いるため本来のピックア
ップ移動性能には全く影響を与えることはない。
突時を緩和するために緩衝材などの部品を追加する必要
もなく部品点数を抑えることができる。さらに、制動作
用は、ピックアップを移動するために使用する第1の係
合部ではなく第2の係合部を用いるため本来のピックア
ップ移動性能には全く影響を与えることはない。
【図1】本発明の一実施の形態におけるピックアップ移
動装置の要部平面図
動装置の要部平面図
【図2】同ピックアップ移動装置の要部斜視図
【図3】同ピックアップ移動装置の要部分解斜視図
【図4】同ピックアップ移動装置のラック部の断面図
【図5】同ピックアップ移動装置の動作状態を示す要部
拡大平面図
拡大平面図
10 ピックアップ 14 ガイド軸 15 ラック部 16 第1の係合部 17 アーム 17a 第2の係合部 18 リードスクリュー 19 圧縮バネ
Claims (1)
- 【請求項1】ガイド軸に沿って摺動移動可能なピックア
ップと、前記ガイド軸に平行して配置された周面に螺旋
状の溝を有するリードスクリューと、そのリードスクリ
ューを回転駆動する駆動源と、一端が前記ピックアップ
に連結され他端に前記螺旋状の溝に係合する第1の係合
部を持つラック部とを有し、前記リードスクリューの回
転にともなって前記ピックアップをガイド軸に沿って移
動せしめるピックアップ移動装置において、先端に前記
螺旋状の溝に係合する第2の係合部をもつアームをその
回動に応じて前記第2の係合部が前記螺旋状の溝に係
合、離脱するように回動可能に前記ラック部に設け、弾
性付勢手段により前記第1の係合部は前記螺旋状の溝に
所定の圧力で押し付けられており、その弾性付勢手段に
抗して前記螺旋状の溝から前記第1の係合部が離脱する
ように移動した時、前記アームが回動して前記第2の係
合部がリードスクリューに係合するように構成したこと
を特徴とするピックアップ移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350478A JPH11185409A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ピックアップ移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9350478A JPH11185409A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ピックアップ移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11185409A true JPH11185409A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18410773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9350478A Pending JPH11185409A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ピックアップ移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11185409A (ja) |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9350478A patent/JPH11185409A/ja active Pending
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