JPH11186510A - 強誘電体キャパシタの形成方法及び不揮発性半導体記憶素子の製造方法 - Google Patents

強誘電体キャパシタの形成方法及び不揮発性半導体記憶素子の製造方法

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JPH11186510A
JPH11186510A JP9354710A JP35471097A JPH11186510A JP H11186510 A JPH11186510 A JP H11186510A JP 9354710 A JP9354710 A JP 9354710A JP 35471097 A JP35471097 A JP 35471097A JP H11186510 A JPH11186510 A JP H11186510A
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ferroelectric
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ferroelectric film
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信人 緒方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、強誘電体膜の結晶化のために行ってい
た酸素雰囲気中での熱処理では、スタック型構造におい
ては、下部電極とのコンタクトに用いるポリシリコンプ
ラグや、プラグと下部白金電極と間の拡散を防止するT
iN又はTaSiN等のバリアメタルの高温プロセスで
の酸化が生じる。 【解決手段】 シリコン基板1上に熱酸化膜2及びTi
2密着層3を介して形成された下部Pt電極4上に強
誘電体膜であるSrBi2Ta29膜7を形成する。次
に、不活性ガスである窒素雰囲気中で650〜800℃
で熱処理することで強誘電体膜を結晶化する。次に、強
誘電体膜上に上部Pt電極6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体膜を有す
るキャパシタ(以下、「強誘電体キャパシタ」とい
う。)の形成方法及びこの強誘電体キャパシタを備えた
不揮発性半導体記憶素子の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体記憶素子である、
EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ等は読み
出し時間こそDRAM並であるが、書き込み時間が長
く、高速動作は期待できない。これに対して、強誘電体
キャパシタを用いた不揮発性半導体記憶素子は読み出
し、書き込み共にDRAM並であり、高速動作の期待で
きる不揮発性メモリである。デバイス構造は、選択トラ
ンジスタ1つと強誘電体キャパシタ1つで1セル又は選
択トランジスタ2つと強誘電体キャパシタ2つで1セル
を構成するのが一般的である。
【0003】強誘電体キャパシタに用いる強誘電体材料
として、これまで検討されてきたPZTに比べて疲労特
性が良く低電圧駆動が可能なSrBi2Ta29が注目
され、現在盛んに検討されている。
【0004】この材料は、PZT等の強誘電体材料とは
異なり、MOD法、ゾルゲル法、MOCVD法、スパッ
タリング法等のいずれかの形成方法においても、特開平
8−23073号公報や特開平9−36309号公報に
開示されているように、通常700〜800℃程度の高
温における酸化性雰囲気中の熱処理で強誘電体の結晶化
をさせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような高温の酸化性雰囲気での熱処理は、比較的集積度
の低い平面型構造の強誘電体キャパシタではそれほど問
題にならないものの、強電体メモリを高集積化するため
に不可欠なスタック型構造においては、下部電極とのコ
ンタクトに用いるポリシリコンプラグや、プラグと下部
白金電極と間の拡散を防止するTiN又はTaSiN等
のバリアメタルの高温プロセスでの酸化が生じる。
【0006】このようなポリシリコンプラグやバリアメ
タルの酸化が起こると、プラグと下部電極間が導通しな
くなったり、バリアメタルが膨張を起こして剥離してし
まうという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の強誘電体キャパシタの形成方法。下部電極上に強誘電
体膜を形成する工程と、不活性ガス雰囲気中で熱処理す
ることで上記強誘電体膜を結晶化する工程と、上記強誘
電体膜上に上部電極を形成する工程とを有することを特
徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記結晶化工程後に、酸素雰
囲気中で、上記下部電極の下地が酸化されない温度で上
記強誘電体膜の酸素欠損補充のための熱処理をする工程
を有することを特徴とする、請求項1に記載の強誘電体
キャパシタの製造方法である。
【0009】また、請求項3に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記下部電極上に上記強誘電
体膜を形成する工程が、塗布成膜法を用いて、強誘電体
膜材料を所定の膜厚まで塗布した後、乾燥させる工程を
繰り返し、所望の膜厚の強誘電体膜を形成する工程であ
ることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の強
誘電体キャパシタの形成方法である。
【0010】また、請求項4に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、下部電極上に所定の膜厚の強
誘電体膜を形成した後、不活性ガス雰囲気中で熱処理す
ることで上記強誘電体膜を結晶化する工程を繰り返し、
所望の膜厚の強誘電体膜を形成する工程と、該強誘電体
膜上に上部電極を形成する工程とを有することを特徴と
するものである。
【0011】また、請求項5に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記所望の膜厚の強誘電体膜
を形成した後、酸素雰囲気中で、上記下部電極の下地が
酸化されない温度で上記強誘電体膜の酸素欠損補充のた
めの熱処理をする工程を有することを特徴とする、請求
項4に記載の強誘電体キャパシタの形成方法である。
【0012】また、請求項6に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記強誘電体膜を塗布成膜法
を用いることを特徴とする、請求項4又は請求項5に記
載の強誘電体キャパシタの形成方法である。
【0013】また、請求項7に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記酸素欠損補充のための熱
処理を上記上部電極形成後に行うことを特徴とする、請
求項2、請求項3、請求項5又は請求項6のいずれかに
記載の強誘電体キャパシタの形成方法である。
【0014】また、請求項8に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記強誘電体膜がビスマス系
層状構造化合物であることを特徴とする請求項1乃至請
求項7のいずれかに記載の強誘電体キャパシタの形成方
法である。
【0015】また、請求項9に記載の本発明の強誘電体
キャパシタの製造方法は、上記ビスマス系層状構造化合
物がSrBi2(Ta1-xNbx29(0≦x≦1)で
あることを特徴とする請求項8に記載の強誘電体キャパ
シタの形成方法である。
【0016】また、請求項10に記載の本発明の強誘電
体キャパシタの製造方法は、上記強誘電体膜の結晶化の
ための熱処理を650℃乃至800℃の温度で行うこと
を特徴とする、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載
の強誘電体キャパシタの形成方法である。
【0017】更に、請求項11に記載の本発明の不揮発
性半導体記憶素子の製造方法は、半導体基板に選択トラ
ンジスタを形成し、該選択トランジスタ上に層間絶縁膜
を形成した後、該層間絶縁膜に形成されたコンタクトホ
ールにおいて上記半導体基板と電気的に接続するように
導電性プラグ或いは該導電性プラグ及び導電性バリア層
を形成し、該導電性プラグ或いは該導電性プラグ及び導
電性バリア層と電気的に接続するように、上記下部電極
を形成した後、上記請求項1乃至請求項10に記載の工
程で強誘電体キャパシタを形成することを特徴とするも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づいて本発
明について詳細に説明する。
【0019】本発明における強誘電体キャパシタを有す
る不揮発性半導体記憶素子に用いる基板は通常の半導体
装置や集積回路等の基板として使用することができる基
板であれば特に限定されるものではないが、シリコン基
板が望ましい。
【0020】本発明において、強誘電体膜は、ビスマス
系層状構造化合物、例えば、Bi4Ti312、SrBi
2Ta29、SrBi2Nb29、SrBi2(Ta1-x
x29、BaBi2Nb29、BaBi2Ta29
PbBi2Nb29、PbBi2Ta29、PbBi4
415、SrBi4Ti415、BaBi4Ti415
Sr2Bi4Ti518、Ba2Bi4Ti518、Pb2
4Ti518、Na0.5Bi4.5Ti415、K0.5Bi
4.5Ti415等が挙げられるが、中でもSrBi2Ta2
9、SrBi2(Ta1-xNbx29(0<x≦1)が
好ましい。
【0021】これらの強誘電体膜は上記基板上にゾルゲ
ル法、MOD(Metal Organic Deco
mposition)法等の塗布成膜法及びMOCVD
法、スパッタリング法等によって形成される。
【0022】塗布成膜法においては、上記薄膜を構成す
る一部の元素の塩又は金属アルコキシド等を含む有機溶
媒と、他の元素の塩又は金属アルコキシド等を含む有機
溶媒とを混合することによって、原料溶液を調製し、こ
の原料溶液をスピンコート等により、1回の塗布で20
〜100nm程度の膜厚で塗布し、100〜300℃程
度の乾燥工程を行う。
【0023】この塗布成膜法中で、MOD法で用いる原
料溶液の作成方法の一例を以下に説明する。
【0024】まず、溶液合成の出発原料として、タンタ
ルエトキシド(Ta(OC255)、2−エチルヘキ
サン酸ビスマス(Bi(OCOC7152)、及び2−
エチルヘキサン酸ストロンチウム(Sr(OCOC7
152)を使用した。タンタルエトキシドを秤量し、2
−エチルヘキサン酸中に溶解させ反応を促進さえるた
め、100℃から最高温度120℃まで加熱しながら撹
拌し、30分間反応させた。その後、120℃での反応
によって生成したエタノールと水分とを除去した。この
溶液に20〜30mlのキシレンに溶解させた2−エチ
ルヘキサン酸ストロンチウムをSr/Ta=8/20に
なるように適量加えて、125℃から最高温度140℃
で30分間加熱撹拌した。その後、この溶液に10ml
のキシレンに溶解させた2−エチルヘキサン酸ビスマス
をSr/Bi/Ta=8/24/20になるように適量
加え、130℃から最高温度150℃で10時間加熱撹
拌した。
【0025】次に、この溶液から低分子量のアルコール
と水と溶媒として使用したキシレンとを除去するため
に、130〜150℃の温度で5時間蒸留した。その後
溶液のSrBi2Ta29の濃度が0.1mol/lに
なるように調整し、これを前駆体溶液とした。尚、これ
らの出発原料は上記のものに限定されるものではなく、
原料中に酸素を含む有機金属であればよい。また、溶媒
についても上記出発原料が十分に溶解するものであれば
よい。
【0026】従来の塗布成膜法では、その後の500〜
600℃程度の仮焼成熱処理、650〜800℃程度の
強誘電体薄膜の結晶化を目的とした熱処理、上部電極形
成、加工後における膜のリーク電流の抑制のための50
0〜700℃の熱処理等をすべて酸化性雰囲気中にて行
っていた。
【0027】これに対し、本発明では、最も高温の熱処
理を必要とする結晶化熱処理を窒素、アルゴン等の不活
性雰囲気中で行うことを特徴としている。この不活性雰
囲気中の結晶化熱処理は、結晶化熱処理温度とリーク電
流密度との関係を示す図17に示すように650〜80
0℃程度で行うことが望ましい。尚、図17のデータ
は、一括結晶化アニールを行ったものであり、Pt/T
iO2/SiO2/Siの4層基板にMOD溶液を塗布
し、結晶化を窒素雰囲気で60分間、上部電極形成後酸
素雰囲気で550℃、60分間の熱処理を行った試料を
用いたものである。
【0028】この際、塗布、乾燥等を繰り返して所望の
厚さまで膜を堆積した後の一括の結晶化であっても良い
し、塗布、乾燥工程毎の結晶化であってもよい。また、
熱処理時間は特に限定せず、拡散炉による数分〜数時間
の熱処理、又は、RTAによる数十秒〜数分の熱処理に
よる十分な結晶化が可能な時間とする。
【0029】通常、酸化物の結晶化のための熱処理は酸
素を十分供給する必要があるため、酸化性雰囲気中で行
わなければならない。しかしながら、ゾルゲル法やMO
D法等では金属アルコキシドや塩等の原料中に多くの酸
素が含まれており、窒素、アルゴン等の不活性雰囲気中
においても、結晶化が可能である。しかしながら、より
強誘電特性を向上させるため及びリーク電流抑制のた
め、上部電極形成後、400〜650℃程度の熱処理を
行う。
【0030】また、MOCVD法による強誘電体薄膜形
成においては、酸素含有雰囲気中において、650℃以
下の比較的低い基板温度で膜を堆積して、アモルファス
又は弱い結晶状態とする。使用するソース原料、キャリ
アガス流量、酸素濃度、圧力等の成膜条件は、膜中に酸
素が十分取り込まれ、ポストアニールで十分に結晶化さ
せることができる条件とする。
【0031】その後、ポストアニールを窒素、アルゴン
等の不活性雰囲気中で650〜800℃程度で行い、強
誘電体膜を結晶化させる。このような膜の堆積、ポスト
アニールの工程は、所望の膜厚まで堆積した後の一括の
ポストアニールでもよいし、膜の堆積、ポストアニール
を数回繰り返して所望の膜厚を得る方法でも良い。上部
電極形成後に、リーク電流抑制及び酸素欠損の補充を目
的とした、400〜650℃程度の熱処理を行う。
【0032】また、スパッタリング法による強誘電体薄
膜形成においても、MOCVD法と同様に、酸素含有雰
囲気中において、650℃以下の比較的低い基板温度で
膜を堆積して、アモルファス又は弱い結晶状態とする。
使用するソース原料、キャリアガス流量、酸素濃度、圧
力等の成膜条件は、膜中に酸素が十分取り込まれ、ポス
トアニールで十分に結晶化させることができる条件とす
る。
【0033】その後、ポストアニールを窒素、アルゴン
等の不活性雰囲気中で650〜800℃程度で行い、強
誘電体膜を結晶化させる。このような膜の堆積、ポスト
アニールの工程は、所望の膜厚まで堆積した後の一括の
ポストアニールでもよいし、膜の堆積、ポストアニール
を数回繰り返して所望の膜厚を得る方法でも良い。上部
電極形成後は、リーク電流抑制及び酸素欠損の補充を目
的とした、400〜650℃程度の熱処理を行う。
【0034】上述のような方法を用いれば、通常最も高
温を必要とする強誘電体薄膜の結晶化熱処理工程を窒
素、アルゴン等の不活性雰囲気中で行うことにより、高
温プロセスでの酸化が問題となるスタック型強誘電体記
憶素子に対するダメージを十分抑制することが可能であ
る。
【0035】(第1の実施例)以下、図1及び図2を用
いて、本発明の第1の実施例の強誘電体記憶素子の製造
工程を説明する。
【0036】まず、シリコン基板1上に、水蒸気を含有
させた酸素雰囲気中で1050℃、20分の熱処理をす
ることにより、膜厚が200nmの熱酸化膜(SiO2
膜)2を形成する。その後、シリコン基板1上にTiを
DCパワーを2kW、基板温度を400℃の条件でスパ
ッタリングして膜厚が20nmのTi膜を形成し、さら
にこのTi膜を熱酸化して膜厚40nmのTiO2密着
層3を形成した。その後、PtをDCパワーを2kW、
基板温度を500℃の条件でスパッタリングし、膜厚が
200nmの下部Pt電極4を形成し、Pt/TiO2
/SiO2/Si基板を準備した(図2(a))。
【0037】次に、このPt/TiO2/SiO2/Si
基板上に、上述の原料溶液の作成方法によって作成され
た、強誘電体SrBi2Ta29のMOD溶液(組成比
Sr/Bi/Ta=8/24/20)を1層が50nm
程度となるように塗布した後、250℃、5分の乾燥を
行う工程後、常圧酸素雰囲気中において、基板温度を5
00℃、時間30分の仮焼成を行った。更に、常圧窒素
雰囲気中での700℃、60分の熱処理により、SrB
2Ta29膜7を結晶化させた(図2(b))。
【0038】これら塗布から窒素雰囲気中熱処理までの
一連の工程を、塗布毎に繰り返し、4回の塗布で膜厚2
00nm程度とした(図2(c))。
【0039】また、このSrBi2Ta29膜5上にP
tをDCパワー2kW、基板温度500℃の条件でスパ
ッタリングにより形成し、さらに公知のドライエッチン
グ法で加工して、上部Pt電極6とした(図2
(d))。ドライエッチングにはECRエッチャーを用
い、使用ガスはC26、CHF3、Cl2の混合ガスとし
た。
【0040】その後、リーク電流抑制のため、常圧窒素
雰囲気中における基板温度550℃、時間60分の熱処
理を行う。
【0041】上記の方法で作製した強誘電体キャパシタ
素子の上部電極面積は、1×10-4cm2とした。
【0042】図3及び図4にそれぞれ、この強誘電体キ
ャパシタ素子のヒステリシス特性(±3V印加時)、リ
ーク電流特性を示す。強誘電特性はPr=4.9μC/
cm2、Vc=0.48V(または、Ec=24kV/
cm)、また、+3V印加時のリーク電流密度は3×1
-8A/cm2、絶縁耐圧は20V以上であった。これ
より、第1の実施例における素子は、上部Pt電極形成
後の熱処理雰囲気のみが違う第3の実施の形態と比較し
て、Prが小さくなっているものの、リーク電流密度、
絶縁耐圧が良好であることがわかる。
【0043】また、第1の実施例では、強誘電体薄膜の
結晶化のための熱処理における不活性雰囲気は窒素雰囲
気としたが、これをアルゴン雰囲気としても同様な結果
が得られた。
【0044】また、上記強誘電体薄膜はSrBi2Ta2
9を用いているが、Taの一部をNbに置換したSr
Bi2(Ta1-xNbx29(x=0.4)を用いた場
合、Pr=6μC/cm2、Vc=0.72V(または
Ec=35kV/cm)、また+3V印加時のリーク電
流密度は8×10-8A/cm2、絶縁耐圧は20V以上
であった。このように、SrBi2(Ta1-xNbx2
9(x=0.4)についても、本実施例で用いた作製方
法により良好な強誘電特性が得られることがわかる。こ
の他、Nbの添加濃度をさらに増やしても0<x≦1の
範囲で良好な強誘電特性が得られた。
【0045】(第2の実施例)以下、図5及び図6を用
いて、本発明の第2の実施例の強誘電体記憶素子の製造
工程を説明する。
【0046】まず、シリコン基板1上に、水蒸気を含有
させた酸素雰囲気中で1050℃、20分の熱処理をす
ることにより、膜厚が200nmの熱酸化膜(SiO2
膜)2を形成する。その後、シリコン基板1上にTiを
DCパワーを2kW、基板温度を400℃の条件でスパ
ッタリングして膜厚が20nmのTi膜を形成し、さら
にこのTi膜を熱酸化して膜厚40nmのTiO2密着
層3を形成した。その後、PtをDCパワーを2kW、
基板温度を500℃の条件でスパッタリングし、膜厚が
200nmの下部Pt電極4を形成し、Pt/TiO2
/SiO2/Si基板を準備した(図6(a))。
【0047】次に、このPt/TiO2/SiO2/Si
基板上に、第1の実施例と同様の方法で作成された強誘
電体SrBi2Ta29のMOD溶液(組成比Sr/B
i/Ta=8/24/20)を1層が50nm程度とな
るように塗布し、250℃、5分の乾燥工程を4回繰り
返して所望の膜厚200nm程度とし、常圧酸素雰囲気
中において、基板温度を500℃、時間30分の熱処理
によって膜中の残留有機物を分解するための仮焼成を行
った(図6(b))。
【0048】その後、常圧窒素雰囲気中において、基板
温度700℃、時間60分の熱処理により、SrBi2
Ta29膜5を結晶化させた。また、このSrBi2
29膜5上にPtをDCパワー2kW、基板温度50
0℃の条件でスパッタリングにより形成し、さらに公知
のドライエッチング法で加工して、上部Pt電極6とし
た。ドライエッチングにはECRエッチャーを用い、使
用ガスはC26、CHF3、Cl2の混合ガスとした。そ
の後、リーク電流の抑制及び酸素欠損の補充による強誘
電特性の安定化を目的とした、常圧酸素雰囲気中におけ
る基板温度550℃、時間30分の熱処理を行った(図
6(c))。尚、図6(c)において、符号5aは酸素
雰囲気中でのアニール処理が行われたSrBi2Ta2
9膜を示す。
【0049】上記の方法で作製した強誘電体キャパシタ
素子の上部電極面積は、1×10-4cm2とした。この
工程で作製した強誘電体薄膜のXRDパターンを図7に
示す。図7により、SrBi2Ta29の(105)
面、(110)面、(200)面等の反射に対する強い
ピークが見られ、SrBi2Ta29が十分結晶化して
いることがわかる。
【0050】図8及び図9にそれぞれ、この強誘電体キ
ャパシタ素子のヒステリシス特性(±3V印加時)、リ
ーク電流特性を示す。強誘電特性はPr=10.2μC
/cm2、Vc=0.68V(または、Ec=34.2
kV/cm)、また、+3V印加時のリーク電流密度は
5×10-8A/cm2、絶縁耐圧は約16Vであった。
これより、第2の実施例における素子は、ヒステリシス
特性、リーク電流密度、絶縁耐圧が良好であることがわ
かる。
【0051】また、第2の実施例では、強誘電体薄膜の
結晶化のための熱処理における不活性雰囲気は窒素雰囲
気としたが、これをアルゴン雰囲気としても同様な結果
が得られた。
【0052】また、上記強誘電体薄膜はSrBi2Ta2
9を用いているが、Taの一部をNbに置換したSr
Bi2(Ta1-xNbx29(x=0.4)を用いた場
合、Pr=13.5μC/cm2、Vc=0.83V
(またはEc=41.7kV/cm)、また+3V印加
時のリーク電流密度は8×10-8A/cm2、絶縁耐圧
は約15Vであった。このように、SrBi2(Ta1-x
Nbx29(x=0.4)についても、本実施例で用
いた作製方法により良好な強誘電特性が得られることが
わかる。この他、Nbの添加濃度をさらに増やしても0
<x≦1の範囲で良好な強誘電特性が得られた。
【0053】(第3の実施例)以下、図10及び図11
を用いて本発明の第3の実施例の強誘電体記憶素子の製
造工程を説明する。
【0054】まず、第1の実施例と同様の方法で、Pt
/TiO2/SiO2/Si基板を準備した(図11
(a))。
【0055】次に、このPt/TiO2/SiO2/Si
基板上に、第1の実施例と同様の方法で作成された強誘
電体SrBi2Ta29のMOD溶液(組成比Sr/B
i/Ta=8/24/20)を1層が50nm程度とな
るように塗布し、250℃、5分の乾燥工程の後、常圧
酸素雰囲気中において、基板温度を500℃、時間30
分の熱処理によって膜中の残留有機物を分解するための
仮焼成を行った。その後、常圧窒素雰囲気中において、
基板温度700℃、時間60分の熱処理により、SrB
2Ta29膜7を結晶化させた(図11(b))。こ
れら塗布から窒素雰囲気中熱処理までの一連の工程を塗
布毎に繰り返し、4回の塗布で200nmの膜厚とした
(図11(c))。
【0056】また、このSrBi2Ta29膜7上にP
tをDCパワー2kW、基板温度500℃の条件でスパ
ッタリングにより形成し、さらに公知のドライエッチン
グ法で加工して、上部Pt電極6とした。ドライエッチ
ングにはECRエッチャーを用い、使用ガスはC26
CHF3、Cl2の混合ガスとした。その後、リーク電流
の抑制及び酸素欠損の補充による強誘電特性の安定化を
目的とした、常圧酸素雰囲気中における基板温度550
℃、時間30分の熱処理を行った(図11(d))。
尚、図11(d)において、符号7aは酸素雰囲気中で
のアニール処理が行われたSrBi2Ta29膜を示
す。
【0057】上記の方法で作製した強誘電体キャパシタ
素子の上部電極面積は、1×10-4cm2とした。この
工程で作製した強誘電体薄膜のXRDパターンを図12
に示す。図12により、SrBi2Ta29の(10
5)面、(110)面、(200)面等の反射に対する
強いピークが見られ、第2の実施例と同様、SrBi2
Ta29が十分結晶化していることがわかる。
【0058】図13及び図14にそれぞれ、この強誘電
体キャパシタ素子のヒステリシス特性(±3V印加
時)、リーク電流特性を示す。強誘電特性はPr=8.
6μC/cm2、Vc=0.69V(または、Ec=3
4.6kV/cm)、また、+3V印加時のリーク電流
密度は5×10-8A/cm2、絶縁耐圧は20V以上で
あった。これより、第3の実施例における素子は、ヒス
テリシス特性、リーク電流密度、絶縁耐圧が良好である
ことがわかる。特に、第2の実施例では16V程度であ
った耐圧が、第3の実施例では20V以上を示してお
り、絶縁耐圧に優れた膜が得られることがわかる。ま
た、第3の実施例では、強誘電体薄膜の結晶化のための
熱処理における不活性雰囲気は窒素雰囲気としたが、こ
れをアルゴン雰囲気としても同様な結果が得られた。
【0059】また、上記強誘電体薄膜はSrBi2Ta2
9を用いているが、Taの一部をNbに置換したSr
Bi2(Ta1-xNbx29(x=0.4)を用いた場
合、Pr=10.2μC/cm2、Vc=0.85V
(またはEc=42.8kV/cm)、また+3V印加
時のリーク電流密度は8×10-8A/cm2、絶縁耐圧
は20V以上であった。このように、SrBi2(Ta
1-xNbx29(x=0.4)についても、本実施例で
用いた作製方法により良好な強誘電特性が得られること
がわかる。この他、Nbの添加濃度をさらに増やしても
0<x≦1の範囲で良好な強誘電特性が得られた。
【0060】(第4の実施例)以下、図15及び図16
を用いて、本発明の第4の実施例の強誘電体記憶素子の
製造工程を説明する。
【0061】まず、図15(a)に示すように、スイッ
チング用トランジスタを公知のMOSFET形成工程に
より形成し、層間絶縁膜で覆った後、ビット線が基板の
不純物拡散領域11と接触する部分のみ公知のフォトリ
ソグラフィ法とドライエッチング法を用いてコンタクト
ホール27を形成し、不純物を拡散したポリシリコンを
埋め込んだ後、公知のCMP(Chemical Me
chanical Polishing)法により、図
15(b)に示したように層間絶縁膜14とポリシリコ
ンプラグ15表面を平坦化した。次に、図15(c)に
示すようにTaSiNバリアメタル層16を公知のスパ
ッタ法により膜厚2000Å堆積した後、Ir膜17、
IrO2膜18、Pt膜19を公知のスパッタ法により
それぞれ500Å、1000Å、500Å堆積して、P
t/IrO2/Ir/TaSiNという多層下部電極と
した。ここで、Ir、IrO2は高温酸素雰囲気中での
熱処理によるバリアメタルの酸化を防止するために設け
られている。この下部電極上に強誘電体膜として、Sr
Bi2Ta29膜20を形成する。形成方法は、第3の
実施例と同様に、各MOD溶液塗布毎に強誘電体膜を結
晶化させる方法とした。すなわち、第1の実施例と同様
の方法で作成されたMOD溶液(組成比Sr/Bi/T
a=8/24/20)を1層が50nm程度となるよう
に塗布し、250℃、5分の乾燥工程の後、常圧酸素雰
囲気中において、基板温度を500℃、時間30分の熱
処理によって膜中の残留有機物を分解するための仮焼成
を行った。その後、常圧窒素雰囲気中において、基板温
度700℃、時間60分の熱処理により、SrBi2
29膜7を結晶化させた。これら塗布から窒素雰囲気
中熱処理までの一連の工程を塗布毎に繰り返し、4回の
塗布で200nmの膜厚とした。
【0062】次に、膜厚1000Åの上部Pt電極21
を形成した後、公知のフォトリソグラフィ法とドライエ
ッチング法を用いて1.7μm角の大きさに加工した。
その後、リーク電流の抑制及び酸素欠損の補充による強
誘電特性の安定化を目的とした、常圧酸素雰囲気中にお
ける基板温度550℃、時間30分の熱処理を行った。
【0063】次に、SrBi2Ta29膜20、Pt膜
19、IrO2膜18、Ir膜17及びTaSiNバリ
アメタル層16を公知のフォトリソグラフィ法とドライ
エッチング法を用いて2.0μm角の大きさに加工し
て、図15(c)に示すような形状とした。ドライエッ
チングにはECRエッチャーを用い、使用ガスはSrB
2Ta29膜20に対してはArとCl2とCF4との
混合ガス、Pt膜19、IrO2膜18及びIr膜17
に対してはC26とCHF3とCl2との混合ガス、Ta
SiNバリアメタル層16に対してはCl2とした。
【0064】次に、図15(d)に示すように、膜厚3
00ÅのTiO2バリア絶縁膜22を公知のスパッタ法
を用いて堆積し、続いて、層間絶縁膜として膜厚150
0Åのシリコン酸化膜23を公知のCVD法にて堆積
し、その後、SrBi2Ta29膜上部に公知のフォト
リソグラフィ法とドライエッチング法を用いて、1.2
μm角のコンタクトホール28を形成した。
【0065】次に、図16(a)に示すように、膜厚4
000ÅのAl電極24を形成し、公知のフォトリソグ
ラフィ法とドライエッチング法とを用いて加工してプレ
ート線とした後、常圧窒素雰囲気中で、400℃で30
分間の熱処理を行い電極界面を安定化させた。その後、
図16(b)に示すように、公知の平坦化技術により、
CVD法を用いて層間絶縁膜25を堆積し、平坦化を行
い、公知のフォトリソグラフィ法とドライエッチング法
とを用いてスイッチング用トランジスタのもう一方の不
純物拡散層へのコンタクトホール29を形成し、図16
(c)に示すように、公知のAl配線技術を用いてビッ
ト線26を形成して、強誘電体記憶素子を完成した。
【0066】このようにして作製した不揮発性半導体記
憶素子の強誘電特性(図17及び図18に示す)を測定
したところ、印加電圧±3Vで、Pr=7.5μC/c
2、Ec=35.8kV/cmという値が得られてお
り、強誘電体キャパシタとして十分な動作が確認され
た。次に、強誘電体記憶素子のリーク電流密度を測定し
た。印加電流+3Vでのリーク電流密度は、5×10-8
A/cm2であり、また、印加電圧10Vでも絶縁破壊
が起こっていないため、強誘電体キャパシタとして十分
な特性が確認された。
【0067】上記作製した強誘電体キャパシタの多層下
部電極は、Pt/IrO2/Ir/TaSiNとした
が、これに限らず、Ir/IrO2/Ir/TaSi
N、IrO2/Ir/TaSiN、またはPt/RuO2
/Ru/TaSiN、Ru/RuO2/Ru/TaSi
N、RuO2/Ru/TaSiN、Pt/IrO2/Ir
/tiN、Ir/IrO2/Ir/TiN、IrO2/I
r/TiN、Pt/RuO2/Ru/TiN、Ru/R
uO2/Ru/TiN、RuO2/Ru/TiN、さら
に、Ir/TaSiN、Ir/TiN、Ru/TaSi
N、Ru/TiN等、耐熱性に優れた多層電極であれば
何でもよい。
【0068】また、本実施の形態では、強誘電体膜の結
晶化のための熱処理における不活性雰囲気は窒素雰囲気
としたが、これをアルゴン雰囲気としても同様な結果が
得られた。また、上記強誘電体はSrBiTaOを用い
ているが、Taの一部をNbに置換したSrBi2(T
1-xNbx29(0<x≦1)でも同様の効果が得ら
れた。
【0069】上記第4の実施の形態の比較例として、上
記強誘電体記憶素子製造工程において、SrBi2Ta2
9膜形成時の結晶化熱処理工程を常圧窒素雰囲気中熱
処理から、常圧酸素雰囲気中熱処理に変更した。まず、
SrBi2Ta29の結晶化熱処理工程を酸素雰囲気中
での650℃、60分とした場合は、ウエハ面内各部に
TaSiNの酸化による膜膨張が原因と見られる剥離が
生じた。
【0070】また、SrBi2Ta29の結晶化熱処理
工程を窒素雰囲気中での650℃、60分とした場合
は、剥離は生じなかったものの、SrBi2Ta29
結晶化が不十分で、作製した強誘電体記憶素子の強誘電
体特性を測定しても、ヒステリシス特性は得られなかっ
た。SrBi2Ta29の結晶化工程を酸素雰囲気中で
行う場合、ヒステリシス特性が得られるようになる熱処
理温度のあたりで剥離が生じるようになり、良好な強誘
電体特性をもつ強誘電体記憶素子を作製することはでき
なかった。
【0071】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明を
用いることにより、下部電極の下地を酸化させることな
く強誘電体膜を結晶化させることができるので、強誘電
体特性の優れた強誘電体キャパシタ及び強誘電体キャパ
シタを備えたスタック型構造を有する不揮発性半導体記
憶素子を歩留まり良く製造することができる。
【0072】また、請求項2及び請求項5に記載の本発
明を用いることにより、強誘電体膜の酸素欠損を補充す
ることができるので、更に強誘電特性を向上させること
ができる。
【0073】また、請求項3に記載の本発明を用いるこ
とにより、所望の厚さが厚い場合にも強誘電体膜を制御
良く形成することができる。
【0074】また、請求項4及び請求項6に記載の本発
明を用いることにより、モホロジーが良くなり、より絶
縁耐圧を向上させることができる。
【0075】また、請求項7に記載の本発明を用いるこ
とにより、強誘電体膜の酸素欠損補充のためのアニール
を強誘電体膜と上部電極との界面におけるリーク電流抑
制のためのアニールで兼用することができるので、工程
数を増やすことなく、強誘電特性を向上させることがで
きる。
【0076】また、請求項8に記載の本発明を用いるこ
とにより、疲労特性がよく、低電圧駆動可能な強誘電体
キャパシタを得ることができる。
【0077】また、請求項9に記載の本発明を用いるこ
とにより、さらに疲労特性がよく、低電圧駆動可能な強
誘電体キャパシタを得ることができる。
【0078】また、請求項10に記載の本発明を用いる
ことにより、TaSiNをバリアメタル層に用いた場
合、特にバリアメタル層を酸化させることなく、強誘電
体特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例による強誘電体キ
ャパシタの製造プロセスフローを示すである。
【図2】本発明における第1の実施例による強誘電体キ
ャパシタの製造工程断面図である。
【図3】本発明における第1の実施例の強誘電体キャパ
シタのヒステリシス特性を示す図である。
【図4】本発明における第1の実施例の強誘電体キャパ
シタのリーク電流特性を示す図である。
【図5】本発明における第2の実施例による強誘電体キ
ャパシタの製造プロセスフローを示すである。
【図6】本発明における第2の実施例による強誘電体キ
ャパシタの製造工程断面図である。
【図7】本発明における第2の実施例の強誘電体膜のX
RDパターンを示す図である。
【図8】本発明における第2の実施例の強誘電体キャパ
シタのヒステリシス特性を示す図である。
【図9】本発明における第2の実施例の強誘電体キャパ
シタのリーク電流特性を示す図である。
【図10】本発明における第3の実施例による強誘電体
キャパシタの製造プロセスフローを示すである。
【図11】本発明における第3の実施例による強誘電体
キャパシタの製造工程断面図である。
【図12】本発明における第3の実施例の強誘電体膜の
XRDパターンを示す図である。
【図13】本発明における第3の実施例の強誘電体キャ
パシタのヒステリシス特性を示す図である。
【図14】本発明における第3の実施例の強誘電体キャ
パシタのリーク電流特性を示す図である。
【図15】本発明における第4の実施例の不揮発性半導
体記憶素子の前半の製造工程を示す図である。
【図16】本発明における第4の実施例の不揮発性半導
体記憶素子の後半の製造工程を示す図である。
【図17】本発明における第4の実施例の強誘電体キャ
パシタのヒステリシス特性を示す図である。
【図18】本発明における第4の実施例の強誘電体キャ
パシタのリーク電流特性を示す図である。
【図19】結晶化熱処理温度とリーク電流密度との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 熱酸化膜 3 TiO2密着層 4 下部Pt電極 5 複数回塗布乾燥を繰り返した後、結晶化させた状態
のSrBi2Ta29膜 6、8、21 上部Pt電極 7 一回塗布乾燥行った後、結晶化させた状態のSrB
2Ta29膜 9 スイッチング用トランジスタのチャネル部 10 素子分離領域 11、12 スイッチング用トランジスタの不純物拡散
領域 13 スイッチング用トランジスタのゲート部 14、23、25 層間絶縁膜 15 ポリシリコンプラグ 16 TaSiNバリアメタル層 17 Ir層 18 IrO2層 19 Pt層 20 SrBi2Ta29膜 22 TiO2バリア絶縁層 24 プレート線(Al配線) 26 ビット線(Al配線) 27 ポリシリコンプラグ用コンタクトホール 28 プレート線用コンタクトホール 29 ビット線用コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部電極上に強誘電体膜を形成する工程
    と、 不活性ガス雰囲気中で熱処理することで上記強誘電体膜
    を結晶化する工程と、 上記強誘電体膜上に上部電極を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする、強誘電体キャパシタの形成方法。
  2. 【請求項2】 上記結晶化工程後に、酸素雰囲気中で、
    上記下部電極の下地が酸化されない温度で上記強誘電体
    膜の酸素欠損補充のための熱処理をする工程を有するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の強誘電体キャパシタ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記下部電極上に上記強誘電体膜を形成
    する工程が、塗布成膜法を用いて、強誘電体膜材料を所
    定の膜厚まで塗布した後、乾燥させる工程を繰り返し、
    所望の膜厚の強誘電体膜を形成する工程であることを特
    徴とする、請求項1又は請求項2に記載の強誘電体キャ
    パシタの形成方法。
  4. 【請求項4】 下部電極上に所定の膜厚の強誘電体膜を
    形成した後、不活性ガス雰囲気中で熱処理することで上
    記強誘電体膜を結晶化する工程を繰り返し、所望の膜厚
    の強誘電体膜を形成する工程と、 該強誘電体膜上に上部電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする、強誘電体キャパシタの形成方法。
  5. 【請求項5】 上記所望の膜厚の強誘電体膜を形成した
    後、酸素雰囲気中で、上記下部電極の下地が酸化されな
    い温度で上記強誘電体膜の酸素欠損補充のための熱処理
    をする工程を有することを特徴とする、請求項4に記載
    の強誘電体キャパシタの形成方法。
  6. 【請求項6】 上記強誘電体膜を塗布成膜法を用いるこ
    とを特徴とする、請求項4又は請求項5に記載の強誘電
    体キャパシタの形成方法。
  7. 【請求項7】 上記酸素欠損補充のための熱処理を上記
    上部電極形成後に行うことを特徴とする、請求項2、請
    求項3、請求項5又は請求項6のいずれかに記載の強誘
    電体キャパシタの形成方法。
  8. 【請求項8】 上記強誘電体膜がビスマス系層状構造化
    合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
    ずれかに記載の強誘電体キャパシタの形成方法。
  9. 【請求項9】 上記ビスマス系層状構造化合物がSrB
    2(Ta1-xNbx29(0≦x≦1)であることを
    特徴とする請求項8に記載の強誘電体キャパシタの形成
    方法。
  10. 【請求項10】 上記強誘電体膜の結晶化のための熱処
    理を650℃乃至800℃の温度で行うことを特徴とす
    る、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の強誘電体
    キャパシタの形成方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板に選択トランジスタを形成
    し、該選択トランジスタ上に層間絶縁膜を形成した後、
    該層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールにおいて上
    記半導体基板と電気的に接続するように導電性プラグ或
    いは該導電性プラグ及び導電性バリア層を形成し、該導
    電性プラグ或いは該導電性プラグ及び導電性バリア層と
    電気的に接続するように、上記下部電極を形成した後、
    上記請求項1乃至請求項10に記載の工程で強誘電体キ
    ャパシタを形成することを特徴とする、不揮発性半導体
    記憶素子の製造方法。
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