JPH11186679A - 絶縁基板およびその製造方法 - Google Patents
絶縁基板およびその製造方法Info
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- JPH11186679A JPH11186679A JP34891197A JP34891197A JPH11186679A JP H11186679 A JPH11186679 A JP H11186679A JP 34891197 A JP34891197 A JP 34891197A JP 34891197 A JP34891197 A JP 34891197A JP H11186679 A JPH11186679 A JP H11186679A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】厚さの厚いパワー回路導体を持ち、絶縁耐圧の
高い絶縁基板とそのような絶縁基板を容易に実現できる
製造方法を提供する。 【解決手段】厚さ2mmのアルミニウム合金のベース金
属1の表面上に、厚さ150μmのフィラー入りエポキ
シ樹脂のベース絶縁層2および厚さ30μmのフィラー
入りエポキシ樹脂の接着絶縁層3を介して、例えばプレ
ス加工によりパターニングされた厚さ300μmの銅板
のパワー回路導体4が接合される。ベース絶縁層と接着
用絶縁層とは、同一の絶縁材料で構成されていても、異
種の絶縁材料で構成されていてもよく、また、接着用絶
縁層がパワー回路導体の直下にのみ形成されていてもよ
い。
高い絶縁基板とそのような絶縁基板を容易に実現できる
製造方法を提供する。 【解決手段】厚さ2mmのアルミニウム合金のベース金
属1の表面上に、厚さ150μmのフィラー入りエポキ
シ樹脂のベース絶縁層2および厚さ30μmのフィラー
入りエポキシ樹脂の接着絶縁層3を介して、例えばプレ
ス加工によりパターニングされた厚さ300μmの銅板
のパワー回路導体4が接合される。ベース絶縁層と接着
用絶縁層とは、同一の絶縁材料で構成されていても、異
種の絶縁材料で構成されていてもよく、また、接着用絶
縁層がパワー回路導体の直下にのみ形成されていてもよ
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機の制御装
置などのような比較的通電電流の大きい回路を持ち、ベ
ース金属と絶縁層と導体部とを積層して形成する金属基
板およびその製造方法に関する。
置などのような比較的通電電流の大きい回路を持ち、ベ
ース金属と絶縁層と導体部とを積層して形成する金属基
板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、電動機の制御装置は、通電電流の
大きいパワー回路と、通電電流の小さい制御回路からな
り、そのための半導体、抵抗等の部品を搭載した回路基
板を有している。これらの回路基板の通電用導体配線
は、印刷や金属薄膜のエッチングによって形成される。
特にパワー回路用導体は通電電流が大きいため導体断面
積を大きくとる必要がある。ただし、基板面積を有効に
使うためには、導体の幅をむやみに大きくすることはで
きない。
大きいパワー回路と、通電電流の小さい制御回路からな
り、そのための半導体、抵抗等の部品を搭載した回路基
板を有している。これらの回路基板の通電用導体配線
は、印刷や金属薄膜のエッチングによって形成される。
特にパワー回路用導体は通電電流が大きいため導体断面
積を大きくとる必要がある。ただし、基板面積を有効に
使うためには、導体の幅をむやみに大きくすることはで
きない。
【0003】導体断面積を大きくとるための方法の一つ
としては、パワー回路導体の通電電流に耐えるように制
御回路導体も含めて全体の導体部の厚さを、例えば14
0〜300μmと厚くする方法が取られている。別の方
法としては、最初パワー回路導体の厚さを制御回路導体
にあわせて薄くしておき、その後にパワー回路導体とし
て必要な厚さ分だけ銅板をはんだ付けする方法がある。
としては、パワー回路導体の通電電流に耐えるように制
御回路導体も含めて全体の導体部の厚さを、例えば14
0〜300μmと厚くする方法が取られている。別の方
法としては、最初パワー回路導体の厚さを制御回路導体
にあわせて薄くしておき、その後にパワー回路導体とし
て必要な厚さ分だけ銅板をはんだ付けする方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属薄膜のエ
ッチングによって形成される通電用導体配線では、厚い
導体パターンを形成するためには、導体の厚さ分エッチ
ングを行わねばならないため、エッチングに要する時間
が長くなる。例えば、140μmの銅薄膜のエッチング
およびその後の後処理には、1日以上を要する。またエ
ッチングに要するコストも多大になる。更に、導体厚さ
が例えば500、1000μmと厚くなると、マスク形
成とエッチングを繰り返さねばならず、エッチングによ
るパターン形成という方法そのものが、実際的には殆ど
不可能になる。
ッチングによって形成される通電用導体配線では、厚い
導体パターンを形成するためには、導体の厚さ分エッチ
ングを行わねばならないため、エッチングに要する時間
が長くなる。例えば、140μmの銅薄膜のエッチング
およびその後の後処理には、1日以上を要する。またエ
ッチングに要するコストも多大になる。更に、導体厚さ
が例えば500、1000μmと厚くなると、マスク形
成とエッチングを繰り返さねばならず、エッチングによ
るパターン形成という方法そのものが、実際的には殆ど
不可能になる。
【0005】一方、薄い導体パターンの上に、厚い銅板
をはんだ付けする方法では、銅板の熱容量が大きく、は
んだ付け作業に手数と時間がかかり、やはりコストが多
大になる。この発明の目的は、厚い導体パターンを持つ
回路基板を容易に実現できる製造方法を提供することに
ある。
をはんだ付けする方法では、銅板の熱容量が大きく、は
んだ付け作業に手数と時間がかかり、やはりコストが多
大になる。この発明の目的は、厚い導体パターンを持つ
回路基板を容易に実現できる製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明の絶縁基板においては、ベース金属の表面上に、少な
くともベース絶縁層とベース絶縁層より薄い接着用絶縁
層とを積層し、その接着用絶縁層上にパターン形成した
パワー回路導体を接合したものとする。そのようにすれ
ば、従来エッチングでは困難であった厚いパワー回路導
体をもつ絶縁基板とすることができる。また絶縁層を二
層構造とするすることによって、少なくとも所定の絶縁
層厚さを持ったベース絶縁層で絶縁耐圧を確保すること
ができる。
明の絶縁基板においては、ベース金属の表面上に、少な
くともベース絶縁層とベース絶縁層より薄い接着用絶縁
層とを積層し、その接着用絶縁層上にパターン形成した
パワー回路導体を接合したものとする。そのようにすれ
ば、従来エッチングでは困難であった厚いパワー回路導
体をもつ絶縁基板とすることができる。また絶縁層を二
層構造とするすることによって、少なくとも所定の絶縁
層厚さを持ったベース絶縁層で絶縁耐圧を確保すること
ができる。
【0007】特に、ベース絶縁層と接着用絶縁層とが同
一の絶縁材料で構成されているものとすれば、ベース絶
縁層と接着用絶縁層との密着性がよく、熱膨張の不均一
がなく、剥離しにくい。また、ベース絶縁層と接着用絶
縁層とが異種の絶縁材料で構成されているものとすれ
ば、接着力、熱抵抗や誘電率,誘電正接など優れた材料
を目的によって選択し、特性を向上させられる。
一の絶縁材料で構成されているものとすれば、ベース絶
縁層と接着用絶縁層との密着性がよく、熱膨張の不均一
がなく、剥離しにくい。また、ベース絶縁層と接着用絶
縁層とが異種の絶縁材料で構成されているものとすれ
ば、接着力、熱抵抗や誘電率,誘電正接など優れた材料
を目的によって選択し、特性を向上させられる。
【0008】更に、接着用絶縁層がパワー回路導体の直
下にのみ形成されているものとすることができる。その
ようにすれば、接着用絶縁層として使用する絶縁材料の
量を低減できる。本発明の絶縁基板の製造方法として
は、ベース金属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化さ
せた後、そのベース絶縁層の上に接着用絶縁層を形成
し、その接着用絶縁層の上にパワー回路導体を接合する
ものとする。
下にのみ形成されているものとすることができる。その
ようにすれば、接着用絶縁層として使用する絶縁材料の
量を低減できる。本発明の絶縁基板の製造方法として
は、ベース金属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化さ
せた後、そのベース絶縁層の上に接着用絶縁層を形成
し、その接着用絶縁層の上にパワー回路導体を接合する
ものとする。
【0009】そのようにすれば、厚いパワー回路導体を
有し、絶縁耐圧が確保できる絶縁基板が短い工期と低い
コストで実現できる。特に、ベース金属の表面上にベー
ス絶縁層を形成し硬化させた後、そのベース絶縁層の上
にパワー回路導体の形状に選択的に接着用絶縁層を形成
し、その接着用絶縁層の上にパワー回路導体を接合する
とよい。
有し、絶縁耐圧が確保できる絶縁基板が短い工期と低い
コストで実現できる。特に、ベース金属の表面上にベー
ス絶縁層を形成し硬化させた後、そのベース絶縁層の上
にパワー回路導体の形状に選択的に接着用絶縁層を形成
し、その接着用絶縁層の上にパワー回路導体を接合する
とよい。
【0010】そのようにすれば、接着用絶縁層として使
用する絶縁材料の量を低減することができる。また、ベ
ース金属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化させ、パ
ターン形成したパワー回路導体とほぼ同じ形状にパター
ン形成した接着用絶縁層とを仮接合したものを前記硬化
したベース絶縁層上に接合してもよい。
用する絶縁材料の量を低減することができる。また、ベ
ース金属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化させ、パ
ターン形成したパワー回路導体とほぼ同じ形状にパター
ン形成した接着用絶縁層とを仮接合したものを前記硬化
したベース絶縁層上に接合してもよい。
【0011】そのような方法によっても、厚いパワー回
路導体を有し、絶縁耐圧が確保できる絶縁基板が短い工
期と低いコストで実現できる。特に、パワー回路導体の
材料に接着用絶縁層を仮接合した後、両者を一度にパワ
ー回路導体のパターンにパターン形成し、またはパター
ン形成したパワー回路導体上に接着用絶縁層を形成して
パワー回路導体とほぼ同じ形状にパターン形成された接
着用絶縁層を得て、その仮接合したものを前記硬化した
ベース絶縁層上に接合するものとすれば、パワー回路導
体と接着用絶縁層がずれたり、パワー回路導体直下にボ
イドが発生することが無い。
路導体を有し、絶縁耐圧が確保できる絶縁基板が短い工
期と低いコストで実現できる。特に、パワー回路導体の
材料に接着用絶縁層を仮接合した後、両者を一度にパワ
ー回路導体のパターンにパターン形成し、またはパター
ン形成したパワー回路導体上に接着用絶縁層を形成して
パワー回路導体とほぼ同じ形状にパターン形成された接
着用絶縁層を得て、その仮接合したものを前記硬化した
ベース絶縁層上に接合するものとすれば、パワー回路導
体と接着用絶縁層がずれたり、パワー回路導体直下にボ
イドが発生することが無い。
【0012】パワー回路導体のパターン形成方法として
は、プレス打ち抜きでパターン形成するものとする。プ
レス打ち抜きであれば、厚さの厚いパワー回路導体のパ
ターンを再現性良く短い工期で多量に作ることができ
る。
は、プレス打ち抜きでパターン形成するものとする。プ
レス打ち抜きであれば、厚さの厚いパワー回路導体のパ
ターンを再現性良く短い工期で多量に作ることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施例1]図1は本発明の方法
にかかる実施例1の金属基板の断面図である。図1にお
いて、ベース金属1の表面上にベース絶縁層2および接
着用絶縁層3を介して、パターニングした厚さの厚いパ
ワー回路導体4が形成されている。例えば各部は次のよ
うなものである。ベース金属1は厚さ2mmのアルミニ
ウム合金であり、ベース絶縁層2および接着用絶縁層3
はともに熱伝導率の大きいフィラー入りエポキシ樹脂で
ある。ベース絶縁層2、接着用絶縁層3の厚さはそれぞ
れ150μm、30μmである。パワー回路導体4は、
厚さ300μmの銅板をパターニングしたものである。
にかかる実施例1の金属基板の断面図である。図1にお
いて、ベース金属1の表面上にベース絶縁層2および接
着用絶縁層3を介して、パターニングした厚さの厚いパ
ワー回路導体4が形成されている。例えば各部は次のよ
うなものである。ベース金属1は厚さ2mmのアルミニ
ウム合金であり、ベース絶縁層2および接着用絶縁層3
はともに熱伝導率の大きいフィラー入りエポキシ樹脂で
ある。ベース絶縁層2、接着用絶縁層3の厚さはそれぞ
れ150μm、30μmである。パワー回路導体4は、
厚さ300μmの銅板をパターニングしたものである。
【0014】図2(a)から(d)は実施例1の基板を
製造方法を説明するための工程順の断面図である。ま
ず、接着前のベース絶縁層2を、例えば次のような方法
で作製する。型枠にエポキシ樹脂を流し、約150℃で
3分間程度硬化させて流動性の無い半硬化状態(プリプ
レグ状態ともいう)にする。そのベース絶縁層2をベー
ス金属1上に載せ、真空加圧プレスで、接着と樹脂の硬
化とを同時に行う[図2(a)]。条件は、180℃
で、約5×106 Paに加圧し、2時間程度硬化させ
る。硬化済みのベース絶縁層2を接着剤でベース金属1
に接着してもよい。
製造方法を説明するための工程順の断面図である。ま
ず、接着前のベース絶縁層2を、例えば次のような方法
で作製する。型枠にエポキシ樹脂を流し、約150℃で
3分間程度硬化させて流動性の無い半硬化状態(プリプ
レグ状態ともいう)にする。そのベース絶縁層2をベー
ス金属1上に載せ、真空加圧プレスで、接着と樹脂の硬
化とを同時に行う[図2(a)]。条件は、180℃
で、約5×106 Paに加圧し、2時間程度硬化させ
る。硬化済みのベース絶縁層2を接着剤でベース金属1
に接着してもよい。
【0015】次に、ベース絶縁層2の表面全面に接着用
絶縁層3を形成し、少し硬化させてベタベタしない状態
(Bステージ状態ともいう)にする[同図(b)]。パ
ワー回路導体4を金属板のプレス打ち抜きによってパタ
ーン状に形成する[同図(c)]。銅板などの金属板を
ワイヤカット加工してもよい。その後パターニングした
パワー回路導体4を、接着用絶縁層3の上に接合する
[同図(d)]。接合は真空加圧プレスで接着用絶縁層
3の硬化によって行う。
絶縁層3を形成し、少し硬化させてベタベタしない状態
(Bステージ状態ともいう)にする[同図(b)]。パ
ワー回路導体4を金属板のプレス打ち抜きによってパタ
ーン状に形成する[同図(c)]。銅板などの金属板を
ワイヤカット加工してもよい。その後パターニングした
パワー回路導体4を、接着用絶縁層3の上に接合する
[同図(d)]。接合は真空加圧プレスで接着用絶縁層
3の硬化によって行う。
【0016】このようなエッチングを用いない製造方法
とした結果、この実施例では75Aの大電流を通電でき
る厚い導体をもつ基板が容易に形成できた。従来のエッ
チング法ではエッチングを繰り返すため二日以上要した
工期が、数時間に短縮されるとともにコストの低減が可
能になった。そして絶縁層をベース絶縁層2と接着用絶
縁層3の2層構造として、最初にベース絶縁層2を硬化
させた後に、パワー回路導体4を接着しているので、少
なくともベース絶縁層2の厚さによって、必要な絶縁厚
さが確保されている。この実施例1では、厚さ150μ
mのベース絶縁層2で、10kV以上の絶縁耐圧を確保
することができた。
とした結果、この実施例では75Aの大電流を通電でき
る厚い導体をもつ基板が容易に形成できた。従来のエッ
チング法ではエッチングを繰り返すため二日以上要した
工期が、数時間に短縮されるとともにコストの低減が可
能になった。そして絶縁層をベース絶縁層2と接着用絶
縁層3の2層構造として、最初にベース絶縁層2を硬化
させた後に、パワー回路導体4を接着しているので、少
なくともベース絶縁層2の厚さによって、必要な絶縁厚
さが確保されている。この実施例1では、厚さ150μ
mのベース絶縁層2で、10kV以上の絶縁耐圧を確保
することができた。
【0017】この例では、ベース絶縁層2と接着用絶縁
層3はともにエポキシ樹脂で同一の絶縁材料としたが、
熱抵抗を低減するためフィラーの含有量を変えたり、あ
るいは接着力増加や誘電率,誘電正接などの特性によっ
て例えば、エポキシ樹脂とフェノール樹脂など別の材料
の組み合わせとしても良い。 [実施例2]図3は本発明の別の方法にかかる実施例2
の金属基板の断面図である。
層3はともにエポキシ樹脂で同一の絶縁材料としたが、
熱抵抗を低減するためフィラーの含有量を変えたり、あ
るいは接着力増加や誘電率,誘電正接などの特性によっ
て例えば、エポキシ樹脂とフェノール樹脂など別の材料
の組み合わせとしても良い。 [実施例2]図3は本発明の別の方法にかかる実施例2
の金属基板の断面図である。
【0018】図3において、ベース金属1の表面上にベ
ース絶縁層2および接着用絶縁層3を介して、パターニ
ングした厚さの厚いパワー回路導体4が形成されている
のは、図1の実施例1と同じであるが、接着用絶縁層3
がパワー回路導体4の下部にのみ形成されている点が違
っている。各部の材料としては実施例1と同じで良い。
ース絶縁層2および接着用絶縁層3を介して、パターニ
ングした厚さの厚いパワー回路導体4が形成されている
のは、図1の実施例1と同じであるが、接着用絶縁層3
がパワー回路導体4の下部にのみ形成されている点が違
っている。各部の材料としては実施例1と同じで良い。
【0019】図4(a)から(d)は図2の工程(a)
〜(d)と対応しており、実施例2の基板を製造方法を
説明するための工程順の断面図である。まず、接着前の
ベース絶縁層2をプリプレグ状態にしておき、ベース金
属1上にベース絶縁層2を接着する[図4(a)]。真
空加圧プレスで、樹脂の接着と硬化とを同時に行うのが
よい。条件は、180℃で、約5×106 Paに加圧
し、2時間程度硬化させる。
〜(d)と対応しており、実施例2の基板を製造方法を
説明するための工程順の断面図である。まず、接着前の
ベース絶縁層2をプリプレグ状態にしておき、ベース金
属1上にベース絶縁層2を接着する[図4(a)]。真
空加圧プレスで、樹脂の接着と硬化とを同時に行うのが
よい。条件は、180℃で、約5×106 Paに加圧
し、2時間程度硬化させる。
【0020】次に、ベース絶縁層2の表面に、例えばス
クリーン印刷により選択的に接着用絶縁層3を形成し、
Bステージ状態にする[同図(b)]。ベース絶縁層2
と同様に型枠に流し込んでパターンを形成しても良い。
パワー回路導体4を金属板のプレス打ち抜きによってパ
ターン状に形成する[同図(c)]。銅板などの金属板
をワイヤカット加工してもよい。
クリーン印刷により選択的に接着用絶縁層3を形成し、
Bステージ状態にする[同図(b)]。ベース絶縁層2
と同様に型枠に流し込んでパターンを形成しても良い。
パワー回路導体4を金属板のプレス打ち抜きによってパ
ターン状に形成する[同図(c)]。銅板などの金属板
をワイヤカット加工してもよい。
【0021】その後パターニングしたパワー回路導体4
を、接着用絶縁層3がある部分の上に接合する[同図
(d)]。接合は真空加圧プレスで接着用絶縁層3の硬
化によって行う。このような製造方法とすれば、実施例
1と同様に大幅な工期の短縮およびコストの低減が可能
になるだけでなく、更に接着用絶縁層3の材料が節約で
きる。
を、接着用絶縁層3がある部分の上に接合する[同図
(d)]。接合は真空加圧プレスで接着用絶縁層3の硬
化によって行う。このような製造方法とすれば、実施例
1と同様に大幅な工期の短縮およびコストの低減が可能
になるだけでなく、更に接着用絶縁層3の材料が節約で
きる。
【0022】ベース絶縁層2と接着用絶縁層3とは同一
の絶縁材料としても、あるいは別の材料としても良い。
[実施例3]図5(a)から(d)は実施例2の金属基
板を製造する別の製造方法による工程順の断面図であ
る。
の絶縁材料としても、あるいは別の材料としても良い。
[実施例3]図5(a)から(d)は実施例2の金属基
板を製造する別の製造方法による工程順の断面図であ
る。
【0023】ベース金属1とベース絶縁層2との接着を
実施例1、2と同様におこなう[図5(a)]。パワー
回路導体4の板材4aに全面に接着用絶縁層3aを塗布
し、Bステージ状態にする[同図(b)]。仮接着した
両者をプレス打ち抜きによってパターン状に形成する
[同図(c)]。ワイヤカット加工してもよい。
実施例1、2と同様におこなう[図5(a)]。パワー
回路導体4の板材4aに全面に接着用絶縁層3aを塗布
し、Bステージ状態にする[同図(b)]。仮接着した
両者をプレス打ち抜きによってパターン状に形成する
[同図(c)]。ワイヤカット加工してもよい。
【0024】最後にベース絶縁層2上ににパターニング
した接着用絶縁層3とパワー回路導体4とを接合する
[同図(d)]。この接合は真空加圧プレスで接着用絶
縁層3の硬化によって行う。このような製造方法とすれ
ば、パワー回路導体4と接着用絶縁層3aとを同時にパ
ターニングするので、別々のパターニングするより工程
を短縮でき、しかもパワー回路導体と接着用絶縁層がず
れたり、パワー回路導体直下にボイドが発生することが
無い。勿論、実施例1と同様に大幅な工期の短縮および
コストの低減が可能になる。
した接着用絶縁層3とパワー回路導体4とを接合する
[同図(d)]。この接合は真空加圧プレスで接着用絶
縁層3の硬化によって行う。このような製造方法とすれ
ば、パワー回路導体4と接着用絶縁層3aとを同時にパ
ターニングするので、別々のパターニングするより工程
を短縮でき、しかもパワー回路導体と接着用絶縁層がず
れたり、パワー回路導体直下にボイドが発生することが
無い。勿論、実施例1と同様に大幅な工期の短縮および
コストの低減が可能になる。
【0025】[実施例4]図6(a)から(d)は実施
例2の金属基板を製造する更に別の製造方法による工程
順の断面図である。ベース金属1とベース絶縁層2との
接着を実施例1、2と同様におこなう[図6(a)]。
例2の金属基板を製造する更に別の製造方法による工程
順の断面図である。ベース金属1とベース絶縁層2との
接着を実施例1、2と同様におこなう[図6(a)]。
【0026】パワー回路導体4を金属板のプレス打ち抜
きによってパターン状に形成する[同図(b)]。銅板
などの金属板をワイヤカット加工してもよい。パターニ
ングしたパワー回路導体4に接着用絶縁層3を塗布し、
Bステージ状態にする[同図(c)]。最後にベース絶
縁層2と接着用絶縁層3とパワー回路導体4を接合する
[同図(d)]。この接合は真空加圧プレスで接着用絶
縁層3の硬化によって行う。
きによってパターン状に形成する[同図(b)]。銅板
などの金属板をワイヤカット加工してもよい。パターニ
ングしたパワー回路導体4に接着用絶縁層3を塗布し、
Bステージ状態にする[同図(c)]。最後にベース絶
縁層2と接着用絶縁層3とパワー回路導体4を接合する
[同図(d)]。この接合は真空加圧プレスで接着用絶
縁層3の硬化によって行う。
【0027】このような製造方法でも、実施例1と同様
に大幅な工期の短縮およびコストの低減が可能になるだ
けでなく、更に接着用絶縁層3の材料が節約できる。し
かも、実施例3の方法ではパワー回路導体と接着用絶縁
層の同時パターン化の時に接着着用絶縁層3とパワー回
路導体4との剥離が起こる場合があったが、この方法で
は剥離を防止できるという効果がある。
に大幅な工期の短縮およびコストの低減が可能になるだ
けでなく、更に接着用絶縁層3の材料が節約できる。し
かも、実施例3の方法ではパワー回路導体と接着用絶縁
層の同時パターン化の時に接着着用絶縁層3とパワー回
路導体4との剥離が起こる場合があったが、この方法で
は剥離を防止できるという効果がある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の絶縁基板
は、ベース金属の表面上に、少なくともベース絶縁層と
ベース絶縁層より薄い接着用絶縁層とを積層し、その接
着用絶縁層上にパターン形成したパワー回路導体を接合
することによって、従来法のエッチングでは困難であっ
た厚さの厚いパワー導体をもつ絶縁基板が容易に実現で
き、工期も短縮されて、コストが低減される。絶縁層を
二層としたことによって、絶縁耐圧が確保されるように
なる。
は、ベース金属の表面上に、少なくともベース絶縁層と
ベース絶縁層より薄い接着用絶縁層とを積層し、その接
着用絶縁層上にパターン形成したパワー回路導体を接合
することによって、従来法のエッチングでは困難であっ
た厚さの厚いパワー導体をもつ絶縁基板が容易に実現で
き、工期も短縮されて、コストが低減される。絶縁層を
二層としたことによって、絶縁耐圧が確保されるように
なる。
【0029】ベース絶縁層と接着用絶縁層とは、同一の
絶縁材料で構成されていても、異種の絶縁材料で構成さ
れていてもよく、また、接着用絶縁層がパワー回路導体
の直下にのみ形成されていてもよい。そのような絶縁基
板の製造方法としては、ベース金属の表面上にベース絶
縁層を形成し硬化させた後、そのベース絶縁層の上に全
面に接着用絶縁層を形成し、その接着用絶縁層の上に、
例えばプレスによりパターン形成されたパワー回路導体
を接合する。パターン形成したパワー回路導体とほぼ同
じ形状にパターン形成した接着用絶縁層とを仮接合した
ものを、硬化したベース絶縁層上に接合してもよい。
絶縁材料で構成されていても、異種の絶縁材料で構成さ
れていてもよく、また、接着用絶縁層がパワー回路導体
の直下にのみ形成されていてもよい。そのような絶縁基
板の製造方法としては、ベース金属の表面上にベース絶
縁層を形成し硬化させた後、そのベース絶縁層の上に全
面に接着用絶縁層を形成し、その接着用絶縁層の上に、
例えばプレスによりパターン形成されたパワー回路導体
を接合する。パターン形成したパワー回路導体とほぼ同
じ形状にパターン形成した接着用絶縁層とを仮接合した
ものを、硬化したベース絶縁層上に接合してもよい。
【0030】いずれの方法でも厚さの厚いパワー導体を
もつ絶縁基板が容易に実現できるが、特に後者の方法に
よれば、パワー回路導体と接着用絶縁層の間に位置ずれ
が起きない。パワー回路で扱う電流が次第に大きくなる
傾向にあり、パワー回路用の絶縁基板として、極めて有
効である。
もつ絶縁基板が容易に実現できるが、特に後者の方法に
よれば、パワー回路導体と接着用絶縁層の間に位置ずれ
が起きない。パワー回路で扱う電流が次第に大きくなる
傾向にあり、パワー回路用の絶縁基板として、極めて有
効である。
【図1】本発明実施例1の絶縁基板の断面図
【図2】(a)から(d)は図1の金属基板の製造方法
を説明するための工程順の断面図
を説明するための工程順の断面図
【図3】実施例2の金属基板の断面図
【図4】(a)から(d)は図3の金属基板の製造方法
を説明するための工程順の断面図
を説明するための工程順の断面図
【図5】(a)から(d)は図3の金属基板の別の製造
方法を説明するための工程順の断面図
方法を説明するための工程順の断面図
【図6】(a)から(d)は図3の金属基板の更に別の
製造方法を説明するための工程順の断面図
製造方法を説明するための工程順の断面図
1 ベース金属 2 ベース絶縁層 3、3a 接着用絶縁層 4 パワー回路導体 4a 導体板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 優一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】ベース金属の表面上に、少なくともベース
絶縁層とベース絶縁層より薄い接着用絶縁層とを積層
し、その接着用絶縁層上にパターン形成したパワー回路
導体を接合したことを特徴とする絶縁基板。 - 【請求項2】ベース絶縁層と接着用絶縁層とが同一の絶
縁材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載
の絶縁基板。 - 【請求項3】ベース絶縁層と接着用絶縁層とが異種の絶
縁材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載
の絶縁基板。 - 【請求項4】接着用絶縁層がパワー回路導体の直下にの
み形成されていることを特徴とする請求項2または3に
記載の絶縁基板。 - 【請求項5】ベース金属の表面上に、少なくともベース
絶縁層とベース絶縁層より薄い接着用絶縁層とを積層
し、その接着用絶縁層上にパターン形成したパワー回路
導体を接合した絶縁基板の製造方法において、ベース金
属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化させた後、その
ベース絶縁層の上に接着用絶縁層を形成し、その接着用
絶縁層の上にパワー回路導体を接合することを特徴とす
る絶縁基板の製造方法。 - 【請求項6】ベース絶縁層の上に、ほぼパワー回路導体
の形状に選択的に接着用絶縁層を形成し、その接着用絶
縁層の上にパワー回路導体を接合することを特徴とする
請求項5記載の絶縁基板の製造方法。 - 【請求項7】ベース金属の表面上に、少なくともベース
絶縁層とベース絶縁層より薄い接着用絶縁層とを積層
し、その接着用絶縁層上にパターン形成したパワー回路
導体を接合した絶縁基板の製造方法において、ベース金
属の表面上にベース絶縁層を形成し硬化させ、パターン
形成したパワー回路導体とほぼ同じ形状にパターン形成
した接着用絶縁層とを仮接合したものを前記硬化したベ
ース絶縁層上に接合することを特徴とする絶縁基板の製
造方法。 - 【請求項8】パワー回路導体の材料に接着用絶縁層を仮
接合した後、両者を一度にパワー回路導体のパターンに
パターン形成することを特徴とする請求項7記載の絶縁
基板の製造方法。 - 【請求項9】パターン形成したパワー回路導体上に接着
用絶縁層を形成してパワー回路導体とほぼ同じ形状にパ
ターン形成された接着用絶縁層を得ることを特徴とする
請求項7記載の絶縁基板の製造方法。 - 【請求項10】パワー回路導体をプレス打ち抜きにより
パターン形成することを特徴とする請求項5ないし9の
いずれかに記載の絶縁基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34891197A JPH11186679A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 絶縁基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34891197A JPH11186679A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 絶縁基板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11186679A true JPH11186679A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18400222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34891197A Withdrawn JPH11186679A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 絶縁基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11186679A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002335056A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Nitto Shinko Kk | 金属ベース基板及びその製造方法 |
| KR100481227B1 (ko) * | 2002-05-06 | 2005-04-07 | 한국전기연구원 | 금속배선층 패턴을 가진 회로기판의 제조방법 |
| US8001682B2 (en) | 2004-08-17 | 2011-08-23 | Mitsubishi Materials Corporation | Insulation substrate, power module substrate, manufacturing method thereof, and power module using the same |
| KR101307273B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2013-09-11 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 인쇄회로기판 및 그 하우징 |
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| US12469792B2 (en) | 2020-08-28 | 2025-11-11 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP34891197A patent/JPH11186679A/ja not_active Withdrawn
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