JPH11187905A - 靴中敷 - Google Patents

靴中敷

Info

Publication number
JPH11187905A
JPH11187905A JP36062497A JP36062497A JPH11187905A JP H11187905 A JPH11187905 A JP H11187905A JP 36062497 A JP36062497 A JP 36062497A JP 36062497 A JP36062497 A JP 36062497A JP H11187905 A JPH11187905 A JP H11187905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
base material
shoe insole
layer
abrasive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36062497A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Ike
典泰 池
Yukio Hayashi
幸男 林
Junji Sawamura
淳二 澤村
Takanori Endou
恭範 遠藤
Jun Morisawa
純 森澤
Katsunobu Nishioka
克展 西岡
Michihiro Yamaoka
陸宏 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIWA GENSHI KK
UJI DENKAGAKU KOGYO KK
Kochi Prefectural PUC
Original Assignee
HEIWA GENSHI KK
UJI DENKAGAKU KOGYO KK
Kochi Prefectural PUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEIWA GENSHI KK, UJI DENKAGAKU KOGYO KK, Kochi Prefectural PUC filed Critical HEIWA GENSHI KK
Priority to JP36062497A priority Critical patent/JPH11187905A/ja
Publication of JPH11187905A publication Critical patent/JPH11187905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B1/00Footwear characterised by the material
    • A43B1/0045Footwear characterised by the material made at least partially of deodorant means

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に靴の中でずれ難く、抗菌作用などの
機能を良好に発揮でき、しかも、簡単かつ経済的に製造
でき、使い捨て使用にも適した靴中敷を提供する。 【解決手段】 靴Sの内底に敷いて用いる靴中敷10で
あって、柔軟性および通気性を有するシート状の基材2
0と、基材20の片面で前記靴Sの内底に接触する側に
配置された砥粒層30とを備え、砥粒層30が優れたず
れ防止機能を発揮するとともに、遠赤外線放射機能や抗
菌機能をも果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴中敷に関し、運動靴
や革靴の履き心地等を改善するために、靴の内底に敷い
て用いられる靴中敷の改良に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来の靴中敷は、布帛や合成樹脂シート
などが積層され薄い板状をなしており、靴の内底に敷い
て使用される。靴中敷の材料に、吸湿性材料を含有させ
ておくことで水分を吸収して足のむれを防ぐ機能を持た
せたり、抗菌材料を含有させて細菌の増殖による悪臭の
発生を防止する防臭機能を持たせたり、遠赤外線放射性
材料を用いて保温機能を持たせたりすることが提案され
ている。このような各種の機能性材料は、粉体状をなす
ものが多いので、靴中敷を構成する布帛の内部に包み込
んでおいたり、布帛を構成する繊維に混入させておくな
どの方法で、靴中敷に保持させている。
【0003】使用時に、靴の中で靴中敷の位置や姿勢が
ずれるのを防止するために、靴中敷の底面に滑り止めの
凹凸を形成しておいたり、ゴム等の滑り難い材料を設け
ておいたりする技術も提案されている。さらに、紙や布
等からなる薄い靴中敷の底面に剥離可能な程度の接着性
を持たせ、靴の内底に靴中敷を仮接着して薄い靴中敷が
ずれないようにするとともに、汚れた靴中敷を簡単に剥
がして取り替えられるようにする使い捨て可能な靴中敷
の技術も知られている(実開昭60−185905号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した使い捨て可能
な靴中敷の技術では、靴中敷の底面に接着(粘着)剤層
が配置されているため、靴の内底から靴中敷を剥がした
ときに、接着剤の一部が靴の内底側に移行して汚してし
まうという問題がある。狭い靴の内部は、汗や汚れが付
着し体温で加熱され歩行に伴う繰り返しの外力が加わる
という過酷な環境であるため、接着剤が劣化したり変性
したりし易く、前記した靴中敷から靴の内底への接着剤
の移行が生じ易くなる。また、接着剤が強力に作用し過
ぎると、靴中敷が剥がせなくなるという問題も起こる。
【0005】靴中敷のずれ防止手段として、前記した滑
り止めの凹凸や滑り難いゴム材料を用いることも考えら
れたが、これらのずれ防止手段だけでは、充分なずれ防
止は達成できなかった。特に、使い捨てされるような薄
い靴中敷の場合には、あまり有効なずれ防止手段とは言
えない。さらに、別の問題として、使い捨て可能な薄い
靴中敷の場合、前記した抗菌材料などの機能性材料を大
量に保持させると、厚みが分厚くなってしまう。製造工
程が複雑になり、コストも増大するため、経済的に使い
捨て使用することが困難になる。
【0006】本発明の課題は、使用時に靴の中でずれ難
く、抗菌作用などの機能を良好に発揮でき、しかも、簡
単かつ経済的に製造でき、使い捨て使用にも適した靴中
敷を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の靴中敷は、靴の
内底に敷いて用いる靴中敷であって、柔軟性および通気
性を有するシート状の基材と、前記基材の片面で前記靴
の内底に接触する側に配置された砥粒層とを備える。各
構成要件について具体的に説明する。 〔基 材〕通常の靴中敷で使用されているのと同様の材
料が用いられる。天然繊維、合成繊維あるいは無機繊維
や金属繊維からなる織布および不織布等の布帛のほか、
合成樹脂シート、合成樹脂発泡シート、和紙やダンボー
ル原紙等の紙、微小な孔を有する金属薄膜などを単独あ
るいは複数層に積層して用いることができる。積層手段
としては、接着、縫合、熱融着などの通常の積層手段が
適用できる。
【0008】上記のような材料からなる基材は、基材の
全体として、容易に屈曲あるいは湾曲できる程度の柔軟
性を有するとともに、基材の表裏を空気が通過できる程
度の通気性を有しているものとする。基材の厚みは、必
要な機能が発揮できる範囲で出来るだけ薄いほうが、材
料コストが削減でき、柔軟性にも優れたものとなり、靴
を履いたときに窮屈な感じや違和感も少ない。
【0009】基材として、砥粒層への隣接側に配置され
親水性繊維を主体とする親水性不織布層と、砥粒層とは
反対側に配置され疎水性繊維を主体とする疎水性不織布
層とを含むものが用いられる。親水性不織布層が、汗や
水分を効率的に吸収する。使用者の足裏は疎水性不織布
層に接触するので、親水性不織布層で吸収された水は疎
水性不織布層で足裏から隔離され、べとつき感を少なく
する。足裏が乾燥するので、細菌の増殖が抑えられ、悪
臭の発生を防止することにも有効である。
【0010】疎水性繊維として、ポリエステル、ポリオ
レフィン繊維などが用いられ、親水性繊維として、レー
ヨン、綿、木材パルプなどが用いられる。親水性不織布
層あるいは疎水性不織布層に、それぞれの機能を損なわ
ない範囲で、逆の性質を有する繊維が含まれていてもよ
い。親水性不織布層と疎水性不織布層との境界部分に、
前記親水性不織布層の材料と疎水性不織布層の材料とが
混在する混在層を有すると、親水性不織布層と疎水性不
織布層との一体性が高まり、水分などの移行もスムーズ
に行われる。さらに、親水性不織布層および疎水性不織
布層のそれぞれの機能を損なうことなく、親水性不織布
層と疎水性不織布層とを合わせた基材全体の厚みを実質
的に薄くできる。
【0011】上記のような混在層を形成する手段として
は、いわゆるウォータージェット処理法により、疎水性
不織布層を構成する繊維と親水性不織布層を構成する繊
維との一部同士を互いに交絡させる方法が適用できる。
不織布からなる基材の場合、その坪量は120〜160
g/m2が好ましい。なお、基材と砥粒層とで構成された靴
中敷の全体の坪量が、200〜350g/m2であれば、使
用し易く、サイズに合わせた切断などの細工も容易で、
経済性にも優れている。
【0012】基材を構成する材料に抗菌材料や遠赤外線
放射材料などの機能性材料を含有させておいたり、基材
の表面に機能性材料からなる膜を形成しておくことがで
きる。但し、本発明では、これらの機能を砥粒層に持た
せることができるので、基材には特別な機能性を持たせ
なくても構わない。また、必要な機能のうち、一部のみ
を基材に持たせておくだけでもよい。
【0013】機能性材料として、唐辛子成分をマイクロ
カプセル化した粒子を、基材のうち足裏と接触する表面
側に塗布しておくことができる。上記粒子は、保温効果
に優れている。 〔砥粒層〕通常の研削加工や研磨加工に用いられている
のと同様の砥粒材料を用いることができる。砥粒材料
は、複数種類の無機材料の混合物であり、天然の岩石を
粉砕して得られる材料や、天然材料と同様の成分が合成
された材料を適宜に配合して得られる。砥粒の成分に
は、アルミナやチタン等が含まれる。JIS R611
1で規定される人造エメリー研削材などのアルミナ質研
削材や炭化ケイ素質研削材が使用できる。
【0014】砥粒成分として、遠赤外線放射性、抗菌
性、防臭性その他の機能を有する材料が含まれているこ
とが好ましい。前記アルミナは遠赤外線放射性を有し、
チタンは、抗菌性を有する。砥粒層は、上記のような砥
粒材料をスラリー状にして基材に塗工することによって
得られる。砥粒材料にバインダー成分あるいは接着剤成
分を配合しておけば、砥粒層の形成が容易になり、使用
時における砥粒層からの砥粒の脱落を防止できる。砥粒
層の形成手段として、通常の紙やすりや布やすりの製造
技術が適用できる。
【0015】砥粒層の材料に、砥粒材料とは別に、防臭
剤や抗菌剤などの薬剤を配合しておくこともできる。基
材の片面に配置された砥粒層の表面は、砥粒による凹凸
が明瞭に形成されて、いわゆる粗面になっているのが好
ましい。砥粒層は、基材の全面に形成しておいてもよい
し、足裏のうち踵やつま先などの力が加わる範囲のみに
形成しておくこともできる。 〔エンボス加工〕基材と砥粒層とからなる靴中敷に、エ
ンボス加工を施して、細かな凹凸模様を形成しておくこ
とができる。エンボス加工によって、足裏に対する感触
を良くしたり、靴中敷が足裏にべったりと接触して不快
感を与えるのを防止したり、通気性を適度にコントロー
ルしたりすることができる。また、靴の内底に対する砥
粒層の接触領域を分散させることで、ずれ防止の効果を
高めることもできる。
【0016】エンボス加工の形状は、円形や多角形状の
スポット状のものや、線あるいは格子の溝状を有するも
の、より複雑な模様状のものなど、必要に応じて適宜の
形状が採用される。エンボス加工は、靴中敷の全面に形
成しておいてもよいし、踵やつま先に対応する一部の領
域のみに形成しておいてもよい。
【0017】
【発明の実施形態】図1および図2に示す靴中敷10
は、基材20と砥粒層30とで構成されている。基材2
0は、疎水性不織布層22と親水性不織布層24と、両
者の境界部分に配置された混在層23とで構成される。
【0018】親水性不織布層24は、レーヨン繊維や木
材パルプなどの親水性繊維からなるウェブを作製し、ウ
ォータージェット処理を加えることで形成されたシート
状物からなる。このシート状をなす親水性不織布層24
の上に、NBF繊維(商品名:ダイワボウ社製)などの
疎水性熱溶融繊維のウェブを重ね、ウォータージェット
処理を行うことで、親水性不織布層24の上に疎水性不
織布層22が形成されるとともに、親水性不織布層24
と疎水性不織布層22の境界部分には、親水性繊維と疎
水性繊維とが混在する混在層23が構成される。ウォー
タージェット処理後、140〜150℃で加熱処理する
と、疎水性熱溶融繊維が溶融結合して、基材20の一体
性が高まり、表面強度も向上する。
【0019】砥粒層30は、粉体状の砥粒と、エマルジ
ョン型あるいは溶剤型の合成樹脂系接着剤、CMC(商
品名セロゲンWS−C等で知られる)、消臭剤樹脂等を
含む塗工液を調製し、コーター&ラミネーター装置のS
字トップコーターを用いて、基材20の表面に塗工液を
塗布し乾燥硬化させて形成される。塗工装置や塗工条件
は、通常の紙加工技術における塗工装置が使用される。
塗工条件の具体例として、塗工量は150g/m2、乾燥温
度は110℃が採用される。形成された砥粒層30の表
面は、砥粒による細かな凹凸面が現出された粗面になっ
ている。
【0020】基材20と砥粒層30とが積層されたシー
トに、エンボス加工装置を用いて、基材20側から無数
の細かなスポット状をなす凹部12を形成する。基材2
0側表面の凹部12に対応して、砥粒層30側の表面に
は凸部14が形成される。上記エンボス加工が施された
積層シートを、図1に示すように、所定の足型状に裁断
すれば、靴中敷10が得られる。
【0021】図3に示すように、靴中敷10は、靴Sの
内底に敷いて使用される。このとき、靴中敷10の砥粒
層30が靴Sの内底側に配置され、基材20が使用者の
足裏に接触する側に配置されるようにする。使用者が靴
Sを履くと、靴中敷10の砥粒層30が靴Sの内底に押
し付けられるので、砥粒層30の表面の凹凸と靴Sの内
底との間の摩擦支持力によって、靴中敷10のずれが防
止される。使用者の足裏には、比較的に弾力性のある不
織布からなる基材20が当接するので、使用感触は良好
である。汗などの水分は、基材20の疎水性不織布層2
2を通して親水性不織布層24に浸透して吸収される。
使用者の足裏には疎水性不織布層22が当接するので、
べとつき感がなく快適であり、臭いの発生も防止され
る。
【0022】砥粒層30の砥粒を構成する無機材料のう
ちアルミナ等が遠赤外線放射機能を発揮して保温性が高
まり、チタン等が抗菌機能を発揮して防臭性も向上す
る。さらに、靴中敷10にはエンボス加工が施されてい
るので、使用者の足裏にべったりと接触することが防
げ、感触を向上させ、通気性も良くなる。砥粒層30の
裏面に突出する凸部14が部分的に靴Sの内底に接触す
ることで、ずれ防止機能が高まる。
【0023】〔実施例〕基材20の材料を種々に変更し
て、その特性や性能を測定評価した。測定条件は以下の
とおりである。 材料: 親水性不織布層はレーヨン繊維と木材パルプと
の混合繊維、疎水性不織布層はNBF繊維を用いた。
【0024】厚さ: 荷重550g/cm2 をかけて測定。
見掛け厚さは、荷重0.5g/cm2 で測定。 密度: 上記厚さの測定値と坪量の測定値から算出。見
掛け密度は、見掛け厚さの測定値を用いて算出。 通気抵抗: 1/20m2または1/100m2の寸法に裁
断した試料を用い、通気度試験機(カトーテック株式会
社製、KES-F8-AP )で測定。
【0025】吸水量: 医療用不織布試験方法JIS
(案)に準じた。試料を1分間水中に浸漬して吸水さ
せ、取り出して2分間吊るし、水切りする。試験前後の
重量を測定し、吸水割合を%で示す。 表面摩擦特性: 寸法1/100m2の試料を用い、摩擦
感テスター(カトーテック株式会社製 KES-SE )で測
定。
【0026】表面耐磨耗性: 一般長繊維不織布試験方
法JIS−L−1906に準じ、ユニバーサル式織物磨
耗試験機及びテーパ型織物磨耗試験機で測定した。 圧縮特性: 1/100m2の試料を用い、ハンディ圧縮
試験機(カトーテック株式会社製 KES-G5 )で測定。 静摩擦係数: JIS P8147に準じて測定。
【0027】
【表1】 <基材の構成> ───────────────────────── 坪量 厚さ 密度 g/m2 (見掛け)mm (見掛け)g/cm3 ───────────────────────── 基材 A 144 0.687 (1.271) 0.21 (0.11) 基材 Ae 148 0.658 (1.047) 0.22 (0.14) ───────────────────────── 基材 B 128 0.846 (1.405) 0.15 (0.09) 基材 Be 128 0.670 (1.196) 0.19 (0.11) ───────────────────────── 基材の記号に「e」が付くものは、エンボス加工処理。
【0028】
【表2】 <基材の特性(1)> ────────────────────────────────── 表面摩擦特性 表面 通気抵抗 吸水量 MIU MMD 耐磨耗性 kpa ・s/m % 縦/横 縦/横 T/U ────────────────────────────────── 基材 A 0.31 340 0.142/0.148 0.019/0.019 5/192 基材 Ae 0.50 214 0.146/0.145 0.020/0.022 5/291 ────────────────────────────────── 基材 B 0.15 579 0.139/0.144 0.019/0.021 5/110 基材 Be 0.31 440 0.152/0.154 0.020/0.021 5/102 ────────────────────────────────── MIU:平均摩擦係数(動摩擦) MMD:平均摩擦係数の平均偏差 T:テーパ U:ユニバーサル
【0029】
【表3】 WC:圧縮仕事量 LC:圧縮剛さ RC:圧縮回復率 次に、前記した工程で基材に砥粒層を塗工して靴中敷を
製造した。
【0030】 砥粒:トサエメリーエキストラ(商品名、宇治電化学工業株式会社製) 人造エメリー、新モース硬度12、旧モース硬度9、 ヌープ硬度1960、平均粒径20μm 砥粒層を構成する無機材料の化学組成: Si02 =16.2%、Al2 3 =62.9%、 Fe2 3 =4.5%、TiO2 =13.9、 CaO=0.7%、Na2 O=0.4%、K2 O=0.4%、 その他=1.0% 塗工条件は前記同様であった。得られた靴中敷のの性能
を測定評価した。測定条件は前記同様である。
【0031】
【表4】 <靴中敷の構成> ─────────────────────────────────── 使用基材 エンボス 坪量 厚さ(見掛け) 密度(見掛け) 加工 g/m2 mm g/cm3 ─────────────────────────────────── 実施例1 基材 A 無し 323 0.747 (1.660) 0.43 (0.19) 実施例2 基材 A 有り 331 0.801 (1.204) 0.41 (0.27) ─────────────────────────────────── 実施例3 基材 B 無し 286 0.850 (1.468) 0.34 (0.19) 実施例4 基材 B 有り 275 0.847 (1.336) 0.32 (0.27) ───────────────────────────────────
【0032】
【表5】 <靴中敷の特性(1)> ──────────────────────────── 表面摩擦特性 表面 吸水量 MIU MMD 耐磨耗性 % 縦/横 縦/横 テーパ ──────────────────────────── 実施例1 84 0.140/0.148 0.014/0.015 5 実施例2 97 0.173/0.188 0.018/0.019 5 ──────────────────────────── 実施例3 187 0.153/0.198 0.018/0.020 5 実施例4 154 0.152/0.156 0.019/0.020 5 ──────────────────────────── MIU:平均摩擦係数(動摩擦) MMD:平均摩擦係数の平均偏差
【0033】
【表6】 WC:圧縮仕事量 LC:圧縮剛さ RC:圧縮回復率 つぎに、実施例2の靴中敷を実際に使用して、その効果
を確認した。具体的には、モニター47名(男26名、
女21名)が、一定期間使用したあと、その感想評価を
聞いた。
【0034】
【表7】 <モニター試験結果> ────────────────────────────────── 評価項目 評価内容 ────────────────────────────────── 保温・遠赤外線効果 足がいつも温かい (43人) 冷え性の老人にはぽかぽかと気持ち良い(6人) 足が暖かいので冬でも薄い靴下がはける(5人) パッチをステテコに変えられる (5人) 午前中は気持ちがよい (8人) 抗菌効果 水虫がかゆくない (9人) 脱臭効果 足の臭いを感じない(短靴) (18人) 長靴のいやな臭いが無くなった (5人) ずれ防止効果 靴中敷のずれは生じなかった (43人) ────────────────────────────────── 以上の結果、本発明の靴中敷は、保温・遠赤外線効果、
抗菌効果、脱臭効果およびずれ防止効果に優れているこ
とが実証された。
【0035】〔消臭試験〕実施例2の靴中敷を用い、4
大悪臭成分(アンモニア、トリメチルアミン、硫化水
素、メチルメルカプタン)および足臭の主成分であるイ
ソ吉草酸に対する消臭性能を測定評価した。比較のため
に、砥粒層を有しない基材Aのみの場合についても同様
の測定評価を行った。
【0036】測定方法:5cm×20cmの試料を、5リッ
トルのテドラーバッグ容器にとり、ヒートシールして密
封し、容器内の空気を真空ポンプで脱気した。その後、
所定濃度に調整した悪臭成分3リットルをテドラーバッ
グ容器に注入し、30分およひ120分後に、容器内の
悪臭成分の濃度をガス検知管で測定し、下式で消臭率を
算出した。
【0037】消臭率(%)=(空試験の悪臭濃度−試料
の悪臭濃度)/空試験の悪臭濃度×100
【0038】
【表8】 ───────────────────────────────── 悪臭濃度 ppm(消臭率 %) 経過時間 空試験 基材Aのみ 実施例2 ───────────────────────────────── アンモニア 30分後 90.0 58.0ppm(35.6%) 15.0ppm(83.3%) 120分後 − 48.0ppm(46.7%) 6.9ppm(92.3%) ───────────────────────────────── トリメチル 30分後 19.4 18.5ppm( 4.6%) 2.8ppm(85.6%) アミン 120分後 − 18.3ppm( 5.7%) 1.0ppm(94.8%) ───────────────────────────────── 硫化水素 30分後 34.5 33.0ppm( 4.3%) 32.5ppm( 5.8%) 120分後 − 33.0ppm( 4.3%) 32.5ppm( 5.8%) ───────────────────────────────── メチルメル 30分後 14.0 14.0ppm( 0.0%) 13.0ppm( 7.1%) カプタン 120分後 − 14.0ppm( 0.0%) 11.4ppm(18.6%) ───────────────────────────────── イソ吉草酸 30分後 26.0 15.9ppm(38.8%) 0.5ppm(98.1%) 120分後 − 15.0ppm(42.3%) 0.5ppm(98.1%) ───────────────────────────────── 以上の結果、実施例2の靴中敷は、アンモニア、トリメ
チルアミン、イソ吉草酸については非常に高い消臭効果
があることが実証された。硫化水素、メチルメルカプタ
ンについては比較的少ない効果しか達成されていない。
但し、通常の靴の中で発生する悪臭は、アンモニア、ト
リメチルアミン、イソ吉草酸が主であり、硫化水素、メ
チルメルカプタンはほとんど発生しない。したがって、
実施例2の靴中敷は、靴の悪臭防止に好適である。
【0039】また、必要であれば、砥粒材料として、硫
化水素やメチルメルカプタンに対して消臭効果の高い材
料を組み合わせたり、砥粒層または基材に、硫化水素や
メチルメルカプタンに対する消臭剤を配合しておけば、
これらの悪臭成分に対しても消臭性能の優れた靴中敷と
なることが予測できる。
【0040】
【発明の効果】本発明の靴中敷は、基材の裏面に配置さ
れた砥粒層が、靴の内底に対する優れた滑り止め機能を
果たし、靴中敷のずれを良好に防止する。砥粒層を構成
する砥粒材料には、遠赤外線放射性や抗菌性を有する無
機物質が含まれているので、靴中敷にこれらの機能を付
与することもできる。靴中敷のずれを防止するための構
造と、抗菌性などの機能を付与するための構造とを別々
に設ける必要がないので、靴中敷の全体の厚みを薄くで
き、サイズに合わせた切断などの細工が容易で、製造コ
ストも低減される。その結果、簡単に取り替えのできる
使い捨ての靴中敷としても商品価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を表す靴中敷の平面図
【図2】 拡大断面図
【図3】 使用状態を示す一部断面側面図
【符号の説明】
10 靴中敷 20 基材 22 疎水性不織布層 23 混在層 24 親水性不織布層 30 砥粒層 S 靴
フロントページの続き (72)発明者 林 幸男 高知県吾川郡伊野町波川287番地4 高知 県立紙産業技術センター内 (72)発明者 澤村 淳二 高知県吾川郡伊野町波川287番地4 高知 県立紙産業技術センター内 (72)発明者 遠藤 恭範 高知県吾川郡伊野町波川287番地4 高知 県立紙産業技術センター内 (72)発明者 森澤 純 高知県吾川郡伊野町波川287番地4 高知 県立紙産業技術センター内 (72)発明者 西岡 克展 高知県高知市桟橋通5丁目7−34 宇治電 化学工業株式会社内 (72)発明者 山岡 陸宏 高知県高岡郡日高村沖名4069 株式会社ヘ イワ原紙内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴の内底に敷いて用いる靴中敷であって、 柔軟性および通気性を有するシート状の基材と、 前記基材の片面で前記靴の内底に接触する側に配置され
    た砥粒層とを備える靴中敷。
  2. 【請求項2】前記基材が、前記砥粒層への隣接側に配置
    され親水性繊維を主体とする親水性不織布層と、 前記砥粒層とは反対側に配置され疎水性繊維を主体とす
    る疎水性不織布層とを含む請求項1に記載の靴中敷。
  3. 【請求項3】エンボス加工が施されてなる請求項1また
    は2に記載の靴中敷。
  4. 【請求項4】前記砥粒層が、遠赤外線放射性、抗菌性、
    防臭性のうちの少なくとも一つの機能を有する請求項1
    〜3の何れかに記載の靴中敷。
  5. 【請求項5】全体の坪量が200〜350g/m2である請
    求項1〜4の何れかに記載の靴中敷。
JP36062497A 1997-12-26 1997-12-26 靴中敷 Pending JPH11187905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36062497A JPH11187905A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 靴中敷

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36062497A JPH11187905A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 靴中敷

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11187905A true JPH11187905A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18470215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36062497A Pending JPH11187905A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 靴中敷

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11187905A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534386A (ja) * 2002-07-29 2005-11-17 パウル ハルトマン アクチェンゲゼルシャフト 中敷き
KR101165793B1 (ko) 2011-08-26 2012-07-16 (주)지원에프알에스 충격 흡수성과 분산성 및 유연성이 강화된 신발창
IT201700018544A1 (it) * 2017-02-20 2018-08-20 Lta S R L Sottopiede per calzature.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005534386A (ja) * 2002-07-29 2005-11-17 パウル ハルトマン アクチェンゲゼルシャフト 中敷き
KR101165793B1 (ko) 2011-08-26 2012-07-16 (주)지원에프알에스 충격 흡수성과 분산성 및 유연성이 강화된 신발창
IT201700018544A1 (it) * 2017-02-20 2018-08-20 Lta S R L Sottopiede per calzature.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8776398B2 (en) Absorbent footwear liner
US4263727A (en) Sheet for the manufacture of cushioned insoles
JPS61279202A (ja) 内底又は敷革
US20020137420A1 (en) Absorbent articles
JP4662589B2 (ja) インソール
JPH068722Y2 (ja) 履物用中敷
JPH11187905A (ja) 靴中敷
EP0713658A1 (en) Multilayer insole for providing transpiring, smell preventing inner-soles to be fitted into shoes
CZ2016153A3 (cs) Vícevrstvá stélka obuvi s aktivním uhlím, způsob její výroby a obuv opatřená touto stélkou
WO2011091127A2 (en) Extended wear shoe liner with silver
JPH021043Y2 (ja)
KR20150123632A (ko) 신발용 위생패드
JP2020103783A (ja) 足元用温熱具
KR200332295Y1 (ko) 항균 방취 신발깔창
JP3208443B2 (ja) パウダー加工インソール
RU2150877C1 (ru) Многослойная вкладная стелька
JP3086014U (ja) 靴の中敷き
JP3095987U (ja) 使い捨てスリッパ
JPS6279004A (ja) 靴中敷材
JPS634403Y2 (ja)
JP3091595U (ja) 靴中敷
KR200294200Y1 (ko) 구두류에 사용되는 기능성 안창
JPH0444523B2 (ja)
KR200282573Y1 (ko) 신체의 이물질 흡수 패드
RU200576U1 (ru) Ароматизированный вкладыш для обуви