JPH11189334A - リニア式カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移載装置 - Google Patents

リニア式カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移載装置

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JPH11189334A
JPH11189334A JP35987697A JP35987697A JPH11189334A JP H11189334 A JPH11189334 A JP H11189334A JP 35987697 A JP35987697 A JP 35987697A JP 35987697 A JP35987697 A JP 35987697A JP H11189334 A JPH11189334 A JP H11189334A
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JP
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capsule
main body
tube
tube main
entrance
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JP35987697A
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English (en)
Inventor
Tomoji Fujisawa
友二 藤沢
Hitoshi Ishizuka
仁司 石塚
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カプセルを確実に停止し、荷物を迅速に移載
する。 【解決手段】 下方から上昇してきたカプセル4を一旦
ストッパ46(突出していない状態)の上方で停止さ
せ、次いで、ストッパ46をチューブ本体1内に突出し
カプセル4を低速でゆっくり降ろしストッパ46と当接
させて停止する。駆動コンベア42によりカプセル4内
の荷物ケースを搬出し続いて搬出入コンベア43の駆動
チェーン45で搬送コンベア44まで搬出し、搬送コン
ベア44で荷物の保管位置まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取り回しや荷物
移載の点で有利な箱型のカプセル型走行体(以下、「カ
プセル」という)を用い、該カプセルに永久磁石を取り
付け、角型のリニアチューブ内をリニアモータで駆動す
る方式によるリニアモータ式(以下、「リニア式」とい
う)カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移載装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、励磁コイルが並列されたリニ
アチューブと、カプセルに取り付けられた永久磁石とに
よって構成されるリニアモータとによって、カプセルが
リニアチューブ内を走行自在のリニア式カプセル型走行
装置が開発されている。
【0003】更に、取り回しや荷物移載の点で有利な箱
型のカプセルを用い、横断面長方形または正方形の角型
のリニアチューブ内をリニアモータにより走行させるリ
ニア式カプセル型走行装置が発明者等により開発され、
図10に示すような搬送設備が設備化されている。ビル
11の各階に移載装置12が配設され、階下のステーシ
ョン13にも移載装置14が配設されている。リニアチ
ューブ3内をカプセル4が走行し、トラック29により
運ばれた荷物ケース7(荷物30)が移載装置12、1
4においてカプセル4に積載しまたは積み下ろす移載が
行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような角型のリニ
アチューブによるリニア式搬送設備においては、移載装
置12や14で移載をするためにカプセル4を正確に停
止させる必要がある。この場合、逆の推力をカプセル4
に付加して制動、減速し、最終的に機械的なストッパで
位置決め停止し、かくして、移載を行っている。
【0005】しかしながら、カプセル4の速度は、リニ
アチューブ3の励磁コイル間の磁気センサの間隔とイン
ターバルとで測っているため、低速になると正確さに欠
け位置ずれまたはストッパに衝突する等の問題があり、
外部からの計測装置を用いる必要があった。また、カプ
セル4は鉛直方向の移動(ビル11内)および水平移動
(ステーション13内)をするため、荷物の移載はカプ
セル4が鉛直方向に移動する鉛直搬送ライン(以下、
「鉛直部」という)およびカプセル4が水平移動する水
平搬送ライン(以下、「水平部」という)で行う必要が
あった(移載装置12、14参照)。
【0006】従って、この発明の目的は、上述の課題を
解決し、迅速且つ正確に荷物の移載を行うことができる
リニア式カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移
載装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
横断面長方形または正方形のチューブ本体と、前記チュ
ーブ本体の1つまたは複数の面に前記チューブ本体の長
手方向にわたり所定間隔毎に設けられた、その極性が変
換可能な励磁コイルと、前記チューブ本体の内周面と接
触する車輪を有し、前記車輪を介して前記チューブ本体
内を走行自在の、荷物ケースを搭載可能な箱型のカプセ
ルと、前記カプセルの外側に取り付けられた永久磁石
と、前記チューブ本体の前記励磁コイルの位置毎に取り
付けられた、前記カプセルの前記永久磁石の位置を検知
するためのセンサと、前記励磁コイルの極性を変換する
ための極性変換機構とからなる水平および垂直の走行が
可能なリニア式カプセル型走行装置の位置決め機構を備
える移載装置において、前記カプセルの面に設けられた
前記荷物ケースの出入口と、前記荷物ケースを水平およ
び垂直の前記出入口から搬出入するための前記カプセル
の複数の面に設けられた駆動コンベアと、前記チューブ
本体の鉛直部の所定位置において前記チューブ本体の面
に設けられた前記荷物ケースの出入口と、前記チューブ
本体の前記出入口のやや下方において前記チューブ本体
の内側に突出可能且つ前記カプセルと当接可能に設けら
れた、前記カプセルの重量を支持可能な位置決め機構を
兼ねたストッパと、前記チューブ本体の外側に前記チュ
ーブ本体の前記出入口と接続して設けられた、前記カプ
セルから前記荷物ケースを搬出入するための搬出入コン
ベアとからなることに特徴を有するものである。
【0008】請求項2記載の発明は、横断面長方形また
は正方形のチューブ本体と、前記チューブ本体の1つま
たは複数の面に前記チューブ本体の長手方向にわたり所
定間隔毎に設けられた、その極性が変換可能な励磁コイ
ルと、前記チューブ本体の内周面と接触する車輪を有
し、前記車輪を介して前記チューブ本体内を走行自在
の、荷物ケースを搭載可能な箱型のカプセルと、前記カ
プセルの外側に取り付けられた永久磁石と、前記チュー
ブ本体の前記励磁コイルの位置毎に取り付けられた、前
記カプセルの前記永久磁石の位置を検知するためのセン
サと、前記励磁コイルの極性を変換するための極性変換
機構とからなる水平および垂直の走行が可能なリニア式
カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移載装置に
おいて、前記カプセルの面に設けられた前記荷物ケース
の出入口と、前記荷物ケースを前記出入口から搬出入す
るための前記カプセルの複数の面に設けられた駆動コン
ベアと、前記チューブ本体の水平部の所定位置において
前記チューブ本体の側面に設けられた前記荷物ケースの
出入口と、前記チューブ本体の前記出入口の近接位置に
おいて前記チューブ本体の内側に突出可能且つ前記カプ
セルと当接可能に設けられた、軸を中心にして回動自在
とした、前記カプセルを位置決め停止するためのアーム
型で位置決め機構を兼ねたストッパと、前記チューブ本
体の外側に前記チューブ本体の前記出入口と接続して設
けられた、前記カプセルから前記荷物ケースを搬出入す
るための搬出入コンベアとからなり、前記アーム型位置
決めストッパは、前記カプセルが制御異常等で衝突した
ときの衝撃を緩衝するための緩衝機構を備え衝突の衝撃
力に対応して回動自在であることに特徴を有するもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。まず、リニア式カプセル型
走行装置について説明する。図6は、リニア式カプセル
型走行装置の角型リニアチューブおよびカプセルを示す
斜視図、図7は、角型リニアチューブの励磁コイルの取
り付け部の第1の実施例を示す斜視図、図8は、励磁コ
イルの取り付け部の第2の実施例を示す斜視図、図9
は、励磁コイルの取り付け部の第3の実施例を示す斜視
図、図11は、カプセル型走行体の荷物ケースを示す斜
視図である。図6〜9において、チューブ本体、コイル
ケース、磁性材は透視した状態で示されている。
【0010】リニア式カプセル型走行装置は、横断面が
長方形または正方形の角型のチューブ本体1および励磁
コイル2からなるリニアチューブ3と、車輪8を有しチ
ューブ本体1(リニアチューブ3)内を走行自在の箱型
のカプセル4と、カプセル4の外側に取り付けられた複
数極の永久磁石5と、励磁コイル2の位置に取り付けら
れた永久磁石5(カプセル4)の位置検知センサ(磁気
センサ)6と、励磁コイルの極性変換機構とからなって
いる。
【0011】カプセル4は、角型のチューブ本体1内に
挿入可能な箱型の形状を有しており、その中に図6、図
11に示すような箱型の荷物ケース7が搭載されるよう
になっている。カプセル4の外側(外周面)には、複数
極の永久磁石5が取り付けられている。永久磁石5は、
励磁コイル2とにより磁石式の同期型リニアーモータを
構成するので、リニアチューブ3(チューブ本体1)の
励磁コイル2が設けられている面側に取り付ける。カプ
セル4には、衝撃吸収用ダンパ31が設けられている。
【0012】チューブ本体1の面には孔が開けられてお
り、前記孔内にはコイルケース9が嵌め込まれて固定さ
れている。コイルケース9は非磁性材(例えば、エンジ
ニアリングプラスチックやSUS304等)からなって
いる。コイルケース9内には励磁コイル2が複数並列し
て収納されている。コイルケース9および励磁コイル2
は、チューブ本体1の1つまたは複数の面に設けられて
いる。励磁コイル2はコイルケース9内に取り付け、こ
れと共にチューブ本体1の内側に向けて突出して極力近
づけて固定されている。励磁コイル2の位置ごとに磁気
センサ6が設けられている。
【0013】図7に示す励磁コイルの取り付け部の第1
の実施例では、複数の励磁コイル2がコイルケース9内
に収納されて並列して所定間隔毎に設けられている。こ
こでいう、「所定間隔毎に設けられた」というのは、完
全に等間隔に設けられた場合以外に、カプセルの永久磁
石の長さとの関係で推進力が得られる範囲で、等間隔に
設けられたものから一部を間引いた場合も含むものであ
る。
【0014】更に、コイルケース9内において、励磁コ
イル2の外側には磁性材(珪素鋼板等)16からなるプ
レートがバックコアとして配されている。この磁性材1
6によって励磁コイル2の外側の面2aを外側からコイ
ルケース9ごと内側に向けて押し付けている。また、こ
れにより磁路を確保できると共に、励磁コイル2とカプ
セル4の永久磁石5との間の隙間17を調整することが
できる。上記のように励磁コイル2および磁性材のバッ
クコアを設けることにより、チューブ本体1として鉄等
を用いることができる。
【0015】図8に示す励磁コイルの取り付け部の第2
の実施例では、複数の励磁コイル2をコイルケース9内
に並列して収納し、磁性材(例えば珪素鋼板)16によ
って励磁コイル2の外側の面2aを外側からコイルケー
ス9ごと内側に向けて押し付ける点は図7に示す第1の
実施例と同じであるが、磁性材16を更にチューブ本体
1の内側に凹状に折り曲げて形成した突出部16aを励
磁コイル2の内孔2c内に挿入し、励磁コイル2の内側
の面2bと突出部16aの底面(内側の面)との位置を
合わせて配置する構造となっている点が異なっている。
磁性材16と励磁コイル2との磁気的結合を強める効果
がある。
【0016】図9に示す励磁コイルの取り付け部の第3
の実施例では、コイルケース9内に、励磁コイル2が単
一で収納されている。磁性材16は凹状に折り曲げら
れ、この磁性材16の底面(内側の面)によって励磁コ
イル2は外側の面2aを外側(後側)からコイルケース
9ごと内側に押し付けられている。磁性材16の外側端
の縁部には、フランジ16bが形成されており、フラン
ジ16bはコイルケース9の縁部9aに係止されてい
る。このような励磁コイル2およびコイルケース9をチ
ューブ本体1の長手方向にわたり複数並列することによ
り、励磁コイル2を所定間隔毎に設けることができる。
【0017】次に、リニアモータについて説明する。図
14はリニアモータの動作原理を示す斜視図、図15は
電流の流し方を説明するグラフである。リニアで駆動す
る搬送システムで駆動用の同期型のリニアモータは、楕
円型のコイル(励磁コイル)2を搬送路に取り付け、コ
イルごとに位置検知センサ6が取り付けてある。この位
置検知センサ6は、1方向性の磁気センサを用いてい
る。コイルの所定幅(3/5P)は、所定ピッチ(P)
で取り付け、電流が交互に正方向と反対方向になるよう
に順次変えて、複数相ごとにシリーズ配線している。セ
ンサ6は1方向のみ検知する磁気センサで、検知方向を
順次替えて取り付け、複数相(例えば3相)ごとに配線
している。搬送体(カプセル)4には、コイル幅と同じ
で、極を順次替え、コイル方向に磁界が出るように複数
極の永久磁石5を取り付けている。推力は磁石5から出
た磁束が電流が流れているコイル2を通過する際、「フ
レミングの左手の法則」に従い、磁束方向に垂直方向に
磁力が発生する。このように、電流の流し方で進行方向
が正方向にも、逆方向にも容易に発生でき、磁石5を付
けた搬送体4はこの反力で走行できる。図14はリニア
モータの構成を示している。永久磁石5や励磁コイル2
のバックに磁束が飽和しない程度の磁性材のコアを取り
付けることで、磁束が増大し、効率アップが出来る。駆
動方法は、複数極(5極)の磁石5に対してセンサ6の
検知の仕方で1周期(F)の1/8おきにパターン化で
きる。これは、センサ6を増やすことで更にパターン数
を増やすことができ、微細な制御ができる。このパター
ンが切り替える位置によって、複数相(例えば3相)の
コイル2に対してセンサ6で検知したパターンに対応し
た電流の流し方を設定できる。電流の流し方は、正に1
/4区間、停止1/8区間、逆側に1/4区間、停止1
/8区間の順で動作する。図15は、駆動方法の1例と
して、3相の電源に対する5極の磁石を使用した例とし
て、このセンサ6のパターンに対する電流の流し方を示
している。
【0018】電源装置は、3相の場合、6個のIGBT
等の素子を制御して、センサで検知したパターンに沿っ
てON・OFFを制御することで、コイルに流す電流を
パターン化できる。図15は、5極の永久磁石位置、コ
イル位置とセンサ位置とセンサの検知パターンおよびコ
イルへの電流方向を示している。
【0019】図12は、搬送ラインにおけるセクション
制御および複数カプセルが同時駆動するための複数ゾー
ンの制御方法を示す配線図、図13は、リニアモータの
1セクションを示す配線図である。複数個の励磁コイル
2は、複数のセクションに分かれており、各セクション
は、多相電力ケーブルの電源ケーブルに並列に配線され
ている。励磁コイル2および磁気センサ6は、切替器2
3を介して各セクションおよび相毎にシリーズに配線さ
れている。磁気センサ6からの信号がOR回路を経て制
御装置にデジタル信号で送られることによってカプセル
4の所在セクション位置が検知される。このようにし
て、カプセル4が磁気センサ6によって検知されると、
切替器23に信号が送られて、カプセル4が走行してい
るセクションの励磁コイル2のみに通電される。従っ
て、カプセル4が走行していない他のセクションの励磁
コイル2には通電されない。
【0020】搬送ライン(リニアチューブ3)を複数の
セクション20に区切り、その間をリニアモータの駆動
用の主配線22とサイリスタやトランジスタ等の切替器
23を経て、限られた1セクション20のみに電流を流
したり、動力に合わせてセクション20長を変えること
ができる。これにより、動力の低減および動力の小型化
を図ることができる。また、複数のカプセル4を同時に
駆動する場合のためにゾーン21に分けられ、それぞれ
のゾーン21ごとに主配線22が切替器23を経てリニ
ア駆動装置24につながっており、カプセル4は、1ゾ
ーンの1台が、それぞれのゾーンのリニア駆動装置2
4、24・・・により制御される。これらは操作盤25
の操作装置26で制御でき、位置センサ6からの信号は
信号線27を経てCPU28に送られ、常に複数のカプ
セル4の位置が把握される。
【0021】カプセル4の走行は、永久磁石5に対し
「フレミングの左手の法則」に従った励磁パターンを付
与することにより行なわれる。即ち、カプセル4に取り
付けられた永久磁石5が位置センサ6を通過すると該セ
ンサ6がこれを検知し、その直後から電流の停止および
カプセル4の進行方向前方の励磁コイル2がコイルのピ
ッチ間隔の3/5の永久磁石5と異なる極性となるよう
に電流が流れる。これにより、永久磁石5は前記励磁コ
イル2に推力が働き反力としてカプセル4は走行方向へ
スムーズに移動する。次いで、永久磁石5が次の走行方
向前方の位置センサ6を通過すると該センサ6がこれを
検知し、その直後から前記励磁コイル2に流れる電流が
停止および逆転し反対極の永久磁石5と前記励磁コイル
2に進行方向と逆の推力が生じる。カプセル4には反力
が働き走行方向へ押し出される。これを、各励磁コイル
2毎に複数極の永久磁石で順次繰り返して行うことによ
り、カプセル4は走行方向へ連続して走行する。このよ
うに、励磁コイル2と複数極の永久磁石5との位置を位
置センサ6により検知し、一定方向(走行方向)にリニ
アモータによる複数極倍で均一の推力を付与できる。
【0022】次に、この発明の移載装置について説明す
る。まず、鉛直部での移載装置について説明する。図1
は、この発明の移載装置の実施の形態1を示す斜視図、
図2は、この発明の実施の形態1に係る鉛直位置決め機
構を示す正面図、図3は、側面図、図10は、リニア式
カプセル型走行装置によるビル内搬送設備を示す斜視図
である。この発明の移載装置12は、カプセル4に設け
られた出入口4aおよび駆動コンベア42と、カプセル
4を停止させるためのストッパ62を備える鉛直位置決
め機構41と、チューブ本体1に設けられた出入口1a
と、ビル11の床面に設けられた搬出入コンベア43と
からなっている。ビル11内の鉛直部のリニアチューブ
3内では、箱型のカプセル4が上下方向に走行する。カ
プセル4の胴体部の一方の面には永久磁石5が取り付け
られ、その反対側の面には荷物ケース7用の出入口
(孔)4aが設けられ、その他の複数面には、電動の駆
動コンベア42が設けられている。駆動コンベア42
は、荷物ケース7を出入口4aからカプセル4に搬出入
する。
【0023】ビル11内において、ビル11の床面と直
交する鉛直部のリニアチューブ3のチューブ本体1の面
には、荷物ケース7用の出入口(孔)1aが設けられて
いる。出入口1aのすぐ外側には、ビル11の床面上に
荷物搬出用の搬出入コンベア43が設けられている。搬
出入コンベア43は搬送コンベア44、44’の途中に
設けられており、コンベア43の両側にはコンベア4
4、44’が接続されている。搬出入コンベア43の各
駆動ロール間には、荷物移載用の駆動チェーン45が各
駆動ロールの軸と同方向に設けられている。駆動チュー
ン45は上下に昇降可能であり、上昇して搬出入コンベ
ア43の駆動ロールの上方に突出したときは、荷物ケー
ス7をコンベア42を駆動してチェーン45の上に載せ
てカプセル4内から搬出入する。また、降下して駆動ロ
ールの下方に位置するときは、荷物ケース7は搬出入コ
ンベア43および搬送コンベア44のロールによってビ
ル内の所定の保管場所まで搬送される。また、コンベア
44’に置かれた荷物は、搬出入コンベア43まで運ば
れ駆動チェーン45が上昇してチェーン45とコンベア
42がカプセルの搬入側に動きカプセル内に入ってロッ
クされ(ロック装置は図示せず)目的地に搬送される。
【0024】出入口1aのやや下方のチューブ本体1の
外側には、図2、図3に示す位置決め機構41が設けら
れている。位置決め機構41はチューブ本体1の外側か
らチューブ本体1の内側に突出可能な所定の長さを有す
るストッパ46を有している。ストッパ46の側面には
ラックギア(平ギア)52が設けられ、モータ47の駆
動軸にはピニオンギア51が固定され、これらの駆動機
構によりストッパ46は水平往復移動可能となってい
る。また、チューブ本体1の近くの位置および反対側の
遠くの位置には、ストッパ46の上下面と転接する支持
ローラ49、50および支持ローラ53、54が軸着さ
れている。ストッパ46は上記のストッパ駆動機構によ
り水平に移動してチューブ本体1にあけられた孔1bか
らチューブ本体1の内側に突出するようになっている。
図2の破線で示す46aはストッパの突出状態を示す。
ストッパ46の先端の上側には、ゴム製のダンパ48が
取り付けられている。ダンパ48は、ストッパ46が突
出した状態のときにカプセル4の車輪8の走路に位置
し、車輪8と当接するように設計されている。突出した
ストッパ46のダンパ48がその上側に位置するカプセ
ル4の車輪8と当接し、カプセル4はストッパ46に支
持されて停止する。支持ローラ49、50、53、54
はストッパ46に負荷されるカプセル4の重量を支持す
る作用を有している。
【0025】カプセル4に搭載される荷物ケース7に
は、解除可能なロック装置(図示せず)が取り付けら
れ、停止位置において、非接触(磁気結合方式等)また
は接触(集電装置がカプセルの持つ摺動子で結合される
方式)で電気的結合が出来るようになっており、ビル1
1で停止した際、荷物ケース7のロック解除およびコン
ベア42、43、チェーン45を駆動して荷物の積み降
ろしができるようになっている。
【0026】カプセル4は、センサ等で検知し、減速さ
せ、所定の位置で停止させる。その停止位置は、カプセ
ル4の出入口4aとチューブ本体1の出入口1aとの位
置が合致する位置に設定される。停止位置を正確に設定
する場合は、停止位置に反射または透過型のエンコーダ
プレートを取り付ける。これにより、正確な速度および
位置の検知ができる。
【0027】鉛直部でのカプセル4の停止は、降りてき
たカプセル4を停止位置の上方で減速、チューブ本体1
の内側にストッパ46を突出させ、カプセル4を上方か
ら低速でゆっくり降ろしてストッパ46によって停止さ
せることにより行なわれる。カプセル4が上昇してきた
場合、停止位置を通過させてその上方に位置させてから
停止させる。これにより、励磁コイル2への通電が止め
られ、発熱を防止することができる。コンベア42、4
3、44、44’の駆動やロックの解除の確認は、カプ
セル4から発信され、ステーション13側で受信するこ
とで検知できる。
【0028】次に、水平部での移載装置について説明す
る。図4は、この発明の実施の形態2に係る水平位置決
め機構を示す正面図、図5は側面図である。この発明の
水平部の移載装置14は、カプセル4に設けられた出入
口4aおよび駆動コンベア42と、カプセル4を停止さ
せるためのアーム型ストッパ63を備える水平位置決め
機構61と、チューブ本体1に設けられた出入口1a
と、ステーション13の床面に設けられた搬出入コンベ
ア43とからなっている。
【0029】ステーション13内の水平部(水平搬送ラ
イン18)では、リニアチューブ3内を箱型のカプセル
4が水平方向に走行する。水平部での移載装置において
は、荷物ケース7用の出入口1aはチューブ本体1の側
面に設ける。即ち、上下面には設けない。また、チュー
ブ本体1の外側のステーション13の床面に設けられる
搬出入コンベア43、搬送コンベア44は、図1に示す
実施の形態1と同様の装置構成である。
【0030】位置決め機構61はリニアチューブ3のチ
ューブ本体1の外側においてチューブ本体1の上面に設
けられている。他の面に設けてもかまわない。位置決め
機構61は、基部の軸64を中心に回動自在に軸着され
た、先端部が直角に曲折したL字状(逆L字状)のアー
ム型ストッパ63を有している。ストッパ63はクラッ
チ機構66を介して駆動モータ62により回動し、チュ
ーブ本体1に開けられた孔からチューブ本体1の内側に
突出自在となっている。ア−ム63の先端部(下端部)
のL字の折れ曲がり部には、ゴム製のダンパ65が取り
付けられている。ダンパ65は、ストッパ63がチュー
ブ本体1の内側に突出した状態のときにカプセル4の胴
体部と当接し停止させるように設計されている。そし
て、カプセル4が減速等の不備で所定以上の推力で緩衝
器とストッパ兼用63のダンパ65に衝突した場合(図
5に示す右側から衝突する)には、クラッチ機構66が
備える定トルクリミッタが作動すると同時に駆動モータ
62が駆動しストッパ63が図5に示す矢印Aの方向に
回転して衝撃を緩衝するようになっている。カプセル4
を通過させる場合はストッパ63を回動してチューブ本
体1の外側に位置させる。
【0031】走行してきたカプセル4は、センサ等で検
知し、減速させ、所定の位置で停止する。停止位置は、
カプセル4の出入口4aとチューブ本体1の出入口1a
の位置が合致する位置に設定される。正確に設定する場
合は、停止位置に反射や透過型のエンコーダプレートを
取り付ける。これにより、正確な速度および位置の検知
ができる。コンベア42、43、44の駆動やロックの
解除の確認は、カプセル4から発信され、ステーション
13側で受信することで検知できる。
【0032】実施の形態1、2に係る移載装置12、1
4が設けられた図10に示す搬送設備において、ステー
ション13では、トラック29で運ばれた荷物30を荷
物ケース7に入れ、ビル11の階層別に降ろし、搬送コ
ンベア15により階層ごとに分けた移載装置14(1
4、14、14)まで搬送される。移載装置14の前に
は、搬送コンベア44が水平搬送ライン18と平行に設
けられている。
【0033】ステーション13からの搬送は、荷物ケー
ス7が搭載された状態でカプセル4が走行し、水平搬送
ライン18およびベンド部10等を通って、鉛直搬送ラ
インの途中のビル11の各階層別の移載装置12によっ
て位置決め停止する。移載装置12では、カプセル4か
ら荷物ケース7(荷物30)を降ろし、荷物ケース7に
積載された状態でここに保管する。
【0034】ビル11からステーション13への搬送に
おいては、空のカプセル4が位置決め機構41によって
ビル11に停止すると、荷物30は荷物ケース7に積載
された状態で保管されているので、搬出入コンベア4
3、44’で待機していた荷物ケース7が、カプセル内
の駆動チェーン45とコンベア42とが同期して駆動
し、この駆動によりカプセル4内に搭載され、ロック装
置によりロックされ、カプセル4はステーション13ま
で荷物ケース7を搬送する。
【0035】荷物ケース7は水平部においてその上下を
正常に保持した状態(以下、「正常状態」という)でカ
プセル4に搭載されるので、(図10、ステーション1
3、移載装置14参照)、鉛直部の移載装置12では、
そのままでは荷物ケース7がカプセル4から横倒しの状
態で降ろされる(図10、ビル11、移載装置12参
照)。従って、鉛直部の移載装置12では、荷物の姿勢
を90°の角度修正する装置、例えば、角度修正用コン
ベア(図示せず)を設け、荷物ケース7の姿勢を正常状
態に修正することができる。
【0036】また、カプセル4に、荷物ケース7の姿勢
が常に正常の状態に保持されるような振り子構造の台
(図示せず)を設け、これに荷物ケース7を載せること
により、水平から鉛直方向または、鉛直方向から水平方
向に搬送される場合(図10、ベンド部10参照)にお
いても、常に正常状態を保持することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の移載装
置によれば、カプセルにコンベア機構を設け、ビルおよ
びステーションにコンベア機構およびカプセルの位置決
め機構を設けることにより、搬送ラインの鉛直部におい
てはカプセルの重量を支持ローラを備えるストッパによ
って確実に支持し、水平部においてはアーム型ストッパ
によってカプセルを確実に停止させ、且つ、衝撃緩衝機
構によって衝突による事故を防止し、荷物ケースの迅速
且つ確実な移載をすることができ、かくして、有用な効
果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の移載装置の実施の形態1を示す斜視
図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る鉛直位置決め機
構を示す正面図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る鉛直位置決め機
構を示す側面図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る水平位置決め機
構を示す正面図である。
【図5】この発明の実施の形態2に係る水平位置決め機
構を示す側面図である。
【図6】リニア式カプセル型走行装置の角型リニアチュ
ーブおよびカプセルを示す斜視図である。
【図7】角型リニアチューブの励磁コイルの取り付け部
の第1の実施例を示す斜視図である。
【図8】角型リニアチューブの励磁コイルの取り付け部
の第2の実施例を示す斜視図である。
【図9】角型リニアチューブの励磁コイルの取り付け部
の第3の実施例を示す斜視図である。
【図10】リニア式カプセル型走行装置によるビル内搬
送設備を示す斜視図である。
【図11】カプセル型走行体の荷物ケースを示す斜視図
である。
【図12】搬送ラインにおけるセクション制御および複
数カプセルが同時駆動するための複数ゾーンの制御方法
を示す配線図である。
【図13】リニアモータの1セクションを示す配線図で
ある。
【図14】リニアモータの動作原理を示す斜視図であ
る。
【図15】電流の流し方を説明するグラフである。
【符号の説明】
1:チューブ本体 1a:出入口 1b:孔 2:励磁コイル 2a:励磁コイルの外側の面 2b:励磁コイルの内側の面 2c:励磁コイルの内孔 3:リニアチューブ 4:カプセル 4a:出入口 5:永久磁石 6:位置センサ 7:荷物ケース 8:車輪 9:コイルケース 9a:縁部 10:ベンド部 11:ビル 12:ビルの移載装置 13:ステーション 14:ステーションの移載装置 15:搬送コンベア 16:磁性材 16a:突出部 16b:フランジ 17:隙間 18:水平搬送ライン 20:セクション 21:ゾーン 22:主配線 23:切替器 24:駆動装置 25:操作盤 26:操作装置 27:信号線 28:CPU 29:トラック 30:荷物 31:ダンパ 41:鉛直位置決め機構 42:カプセル内駆動コンベア 43:搬出入コンベア 44:搬送コンベア(保管コンベア) 44’:搬送コンベア(搬送コンベア) 45:駆動チェーン 46:ストッパ 46a:ストッパ(突出状態) 47:モータ 48:ダンパ 49、50:支持ローラ 51:ピニオンギア 52:ラックギア(平ギア) 61:水平位置決め機構 62:モータ 63:アーム型ストッパ 64:軸 65:ダンパ 66:クラッチ機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面長方形または正方形のチューブ本
    体と、前記チューブ本体の1つまたは複数の面に前記チ
    ューブ本体の長手方向にわたり所定間隔毎に設けられ
    た、その極性が変換可能な励磁コイルと、前記チューブ
    本体の内周面と接触する車輪を有し、前記車輪を介して
    前記チューブ本体内を走行自在の、荷物ケースを搭載可
    能な箱型のカプセルと、前記カプセルの外側に取り付け
    られた永久磁石と、前記チューブ本体の前記励磁コイル
    の位置毎に取り付けられた、前記カプセルの前記永久磁
    石の位置を検知するためのセンサと、前記励磁コイルの
    極性を変換するための極性変換機構とからなる水平およ
    び垂直の走行が可能なリニア式カプセル型走行装置の位
    置決め機構を備える移載装置において、 前記カプセルの面に設けられた前記荷物ケースの出入口
    と、前記荷物ケースを水平および垂直の前記出入口から
    搬出入するための前記カプセルの複数の面に設けられた
    駆動コンベアと、前記チューブ本体の鉛直部の所定位置
    において前記チューブ本体の面に設けられた前記荷物ケ
    ースの出入口と、前記チューブ本体の前記出入口のやや
    下方において前記チューブ本体の内側に突出可能且つ前
    記カプセルと当接可能に設けられた、前記カプセルの重
    量を支持可能な位置決め機構を兼ねたストッパと、前記
    チューブ本体の外側に前記チューブ本体の前記出入口と
    接続して設けられた、前記カプセルから前記荷物ケース
    を搬出入するための搬出入コンベアとからなることを特
    徴とするリニア式カプセル型走行装置の垂直位置決め機
    構を備える移載装置。
  2. 【請求項2】 横断面長方形または正方形のチューブ本
    体と、前記チューブ本体の1つまたは複数の面に前記チ
    ューブ本体の長手方向にわたり所定間隔毎に設けられ
    た、その極性が変換可能な励磁コイルと、前記チューブ
    本体の内周面と接触する車輪を有し、前記車輪を介して
    前記チューブ本体内を走行自在の、荷物ケースを搭載可
    能な箱型のカプセルと、前記カプセルの外側に取り付け
    られた永久磁石と、前記チューブ本体の前記励磁コイル
    の位置毎に取り付けられた、前記カプセルの前記永久磁
    石の位置を検知するためのセンサと、前記励磁コイルの
    極性を変換するための極性変換機構とからなる水平およ
    び垂直の走行が可能なリニア式カプセル型走行装置の位
    置決め機構を備える移載装置において、 前記カプセルの面に設けられた前記荷物ケースの出入口
    と、前記荷物ケースを前記出入口から搬出入するための
    前記カプセルの複数の面に設けられた駆動コンベアと、
    前記チューブ本体の水平部の所定位置において前記チュ
    ーブ本体の側面に設けられた前記荷物ケースの出入口
    と、前記チューブ本体の前記出入口の近接位置において
    前記チューブ本体の内側に突出可能且つ前記カプセルと
    当接可能に設けられた、軸を中心にして回動自在とし
    た、前記カプセルを位置決め停止するためのアーム型で
    位置決め機構を兼ねたストッパと、前記チューブ本体の
    外側に前記チューブ本体の前記出入口と接続して設けら
    れた、前記カプセルから前記荷物ケースを搬出入するた
    めの搬出入コンベアとからなり、前記アーム型位置決め
    ストッパは、前記カプセルが制御異常等で衝突したとき
    の衝撃を緩衝するための緩衝機構を備え衝突の衝撃力に
    対応して回動自在であることを特徴とするリニア式カプ
    セル型走行装置の水平位置決め機構を備える移載装置。
JP35987697A 1997-12-26 1997-12-26 リニア式カプセル型走行装置の位置決め機構を備える移載装置 Pending JPH11189334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102275738A (zh) * 2011-04-26 2011-12-14 中铁工程设计院有限公司 火车站行包邮政自动运输系统
WO2024181057A1 (ja) * 2023-02-28 2024-09-06 ソフトバンクグループ株式会社 配達システム、建物、及び配送システム
JP2024122117A (ja) * 2023-02-28 2024-09-09 ソフトバンクグループ株式会社 配達システム、建物、及び配送システム

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