JPH11190202A - ガスタービンエンジン用ロータディスク - Google Patents
ガスタービンエンジン用ロータディスクInfo
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Abstract
き、有効に熱処理することができ、容易に製作でき、及
び動翼に冷却空気を供給する手段を備えるガスタービン
エンジン用ロータディスクを提供すること。 【解決手段】 回転軸線24及び軸方向中心線60を有
するガスタービンエンジン用ロータディスク44は、リ
ム48と、前ハブ54と、後ハブ56と、前ウェブ50
と、後ウェブ52とを包含する。前ウェブ50はリム4
8と前ハブ54との間に延び、また後ウェブ52はリム
48と後ハブ56との間に延びている。前ハブ54と後
ハブ56とは、分離されている。各ウェブ50,52
は、軸方向中心線60から斜めにされている。そして、
周方向に延びる空どう62が、前ウェブ50と後ウェブ
52との間及び前ハブ54と後ハブ56との間に形成さ
れている。
Description
ンジンに使用されるロータに関し、より詳細には、中空
ディスクを有するガスタービンロータに関する。
いて、交互に並んでいるステータ段及びロータ段は、フ
ァンと、圧縮機と、タービンとを形成する。ステータ段
は、中心ガス流れのロータ段への出入りを案内すること
によりエンジンの効率を増大せしめる。ファン及び圧縮
機におけるロータ段は、中心ガスに仕事を加えてスラス
トを生じせしめる。反対に、タービンにおけるロータ段
は仕事の一部分を抽出してファン及び圧縮機に動力を供
給する。各ロータ段は、ディスクと、このディスクのリ
ムに機械的に取付けられた(例えば、“クリスマスツリ
ー形”又は“ばち形”の取付けによる)又は一体的に結
合された(すなわち、“一体動翼付きロータ”)複数の
動翼とを包含する。ディスクのリムは、中央ハブに、そ
れらの間に延びているウェブによって取付けられる。
的に負荷を受ける。熱負荷(及びそれ故応力)は、通
常、ディスクが短時間の著しい熱変化にさらされている
ときの過渡期間中に最も大きい。塊状ハブを有する従来
のソリッドロータディスクは、特に熱により生じる応力
に影響されやすい。すなわち、塊状ハブの外部領域は、
熱変化に応答して比較的急速に冷たくなる、又は熱くな
る。しかしながら、塊状ハブの内部領域は急速には反応
することができず、これによりハブ内に熱成長の不均一
が生じ、これにより熱による応力が生じる。他の主たる
応力を生じさせる要素である機械負荷は、動翼に作用す
る中心ガスから及びロータ段の構成部品に作用する遠心
力から生じる。遠心力は次の式により簡単に表される。
質量;v=特定の半径方向距離での物体の接線速度、r
=物体と回転軸線との間の半径方向距離;及びω=物体
の角速度である。この式から見ることができるように、
遠心力は物体の半径方向距離及び物体の角速度の2乗に
直接関連する。それ故、各ロータ段の構成部品の質量及
びその半径方向位置は、高速の適用(すなわち、20,
000rpm以上の高速適用)においては非常に重要で
ある。
さにわたって均一に分配され、その結果負荷により生じ
る周方向応力(“フープ応力”とも呼ばれている)は同
様に均一に分配され、したがって最小とされる。しかし
ながら、従来のソリッドロータディスクは、ハブの中央
領域(すなわち、ウェブ及び動翼と半径方向において実
質的に整列している領域)に機械負荷を局部集中させる
傾向がある。したがって、最終的には全部の機械負荷を
支える従来のソリットディスクのハブ穴は、中央領域に
フープ応力の集中を受ける。当業者であれば、このよう
な不均一な負荷分配及びこれにより生じるフープ応力は
構成部品の寿命を制限することを認識されよう。
は、ディスクの断面積を増大することにより、すなわち
ディスクをよりがん丈に作ることにより適応している。
理論的には、大きな断面積はディスクの負荷分配を助長
せしめ、それから、いかなる特定の地点での応力を最小
にする。しかしながら、遠心力についての上述の説明か
ら予想できるように、この解決法には制限がある。すな
わち、ディスクの断面積を主に半径方向に増大すること
は(図3参照)、追加の遠心負荷が生じるために、その
実施には制限を受ける。他方、ディスクの断面積を主に
軸方向に増大することは(図4参照)、ハブの上述した
不均一な負荷のために、同様にその実施には制限を受け
る。
一な機械的性質を持つディスクを製作することを困難に
する。更に詳述すれば、ロータディスク、特に高速の適
用において使用されるロータディスクはしばしば鍛造さ
れる。その理由は、鍛造は同様な鋳造ロータよりもフー
プ応力に対して高い耐性を有するからである。すなわ
ち、製作の後、鍛造ディスクは典型的には加熱され、そ
れから急冷され、これによりディスクのループ応力容量
を増大させられる。しかしながら、幾つかの例において
は、塊状ディスクハブに固有の熱慣性が、ハブの内部領
域がその外部領域と同じ速度で急冷されることを妨げ
る。そして、このような急冷速度の不均一は、局部的な
負荷がハブの中央領域を通して延びる従来のソリッドデ
ィスクに必要とされるものとは全く逆の結晶構造プロフ
ィル(及びそれ故材料強さプロフィル)を生じせしめ
る。
るのは、他の設計の考えである。例えば、タービン動翼
は熱伝達の目的のための内部冷却空気通路を包含する。
冷却空気を動翼に供給することは、歴史的に挑戦されて
いる。ジェネラル エレクトリック コンパニー(Genera
l Electric Company)に付与されている米国特許第3,
742,706号は、ロータディスクが複数の周方向に
間隔を置いていると共に半径方向外側に延びているベー
ンにより相互接続されている2つの軸方向に間隔を置い
たディスクを包含することを開示している。複数のベー
ン及びそれらの間の通路は、冷却空気を動翼に向かって
半径方向外側に遠心力により追い出すために必要とされ
ている。同じくジェネラル エレクトリック コンパニー
に付与されている米国特許第3,982,852号は、
前記米国特許第3,742,706号の相互接続用ベー
ンと同様な相互接続用ベーンが材料容量よりもはるか以
上に圧縮加圧されることを開示している。しかしなが
ら、複数のベーンによって2つのディスク半体間に通路
を形成することによる問題として、通路がディスクの負
荷容量(及びそれ故回転速度)を持つ結果となることが
ある。上述したように、従来のディスクについての負荷
はディスクの軸方向中央に集められる。この負荷経路と
整列する通路は、このようなディスクの負荷容量を低下
せしめるものである。
るロータディスクが持つ他の問題は、このようなディス
クを製造するのが困難でコストがかかることである。す
なわち、もし結合しようとする2つの金属部品が十分に
加熱され、また高い圧力が2つの金属部品を一緒に押し
つけるために用いることができるならば、2つの金属部
品間の鍛造結合は比較的短かい時間で行うことができる
ものである。このように、鍛造結合の利点は時間が短か
いことにあり、温度が通常金属部品の機械的性質の著し
い劣化を生じさせるのに十分なほどに大きくならない。
しかし、鍛造結合の欠点として、特に結合しようとする
2つの表面の一方が細いベーンであるときには、1つ又
はそれ以上のベーンが結合工程中に曲がることがある。
もしどのベーンも曲がらない場合には、恐らくは、かな
りの量の材料アプセットが結合境界面に隣接して生じる
であろう。当業者であれば、ロータディスク内の半径方
向通路からアプセットを取り除くことは困難であること
を認識されよう。そして、通路に取り残されたアプセッ
トは流れを妨げ、好ましくない応力の上昇を生じせしめ
る。これとは対照的に、2つの金属部品間の拡散結合
は、許容しうる結合を行うためには比較的長い時間と十
分な熱とを必要とするが、しかし、2つの金属部品を一
緒に押し付けるための高い圧力を必要としない。この拡
散結合の利点は、結合境界面に隣接して形成されるアプ
セットが少ない又は無いことである。しかし、2つのロ
ータディスク半体を結合するために拡散結合を使用する
欠点として、必要とされる時間が長く、温度が通常金属
部品の機械的性質の著しい劣化を生じさせるのに十分な
ほどに大きくなってしまうことがある。
速の適用に実施でき、更に有効に熱処理することがで
き、更にまた容易に製作することができ、更にまたロー
タディスクに取付けられている動翼に冷却空気を供給す
ることができるガスタービンエンジン用のロータディス
クが要望されている。
れたものである。したがって、本発明の目的は、高い負
荷容量を有するガスタービンエンジン用ロータディスク
を提供することにある。
エンジン用ソリッドロータディスクよりも高い回転速度
で作動することができるロータディスクを提供すること
にある。
ることができるガスタービンエンジン用ロータディスク
を提供することにある。
のリムに取付けられている動翼に冷却空気を供給する手
段を備えるガスタービン用ロータディスクを提供するこ
とにある。
によれば、回転軸線及び軸方向中心線を有するガスター
ビンエンジン用ロータディスクは、リムと、前ハブと、
後ハブと、前ウェブと、後ウェブとを包含する。前ウェ
ブはリムと前ハブとの間に延び、また後ウェブはリムと
後ハブとの間に延びている。前ハブと後ハブとは、分離
されている。各ウェブは、軸方向中心線から斜めにされ
ている。そして、周方向に延びる空どうが、前ウェブと
後ウェブとの間及び前ハブと後ハブとの間に形成されて
いる。
に取付けられている動翼の内部に冷却空気を推進せしめ
る手段が提供される。
ハブが、ロータディスクに、従来の同等のガスタービン
エンジン用ロータディスクの負荷容量よりも高い負荷容
量を与えることである。すなわち、斜めのツインウェブ
及びツインハブはリムとハブとの間に良好な負荷経路を
与え、この良好な負荷経路は負荷を各ハブに均一に分配
する。そして、均一な負荷分配はロータディスクの負荷
容量を制御するフープ応力の集中を防止する。また、斜
めのツインウェブ及びツインハブはハブ穴に隣接する軸
方向応力を最小にする。すなわち、従来の広いハブ及び
単一のウェブを持つ高速ディスクは、ハブの中央領域に
高負荷が集中することから、著しい軸方向の曲げモーメ
ント成分を受け、ハブ穴に隣接してハブに三次元応力状
態を生じさせるものである。これに対し、本発明による
比較的細いツインハブははるかに小さい軸方向曲げを受
けるにすぎず、したがってハブ穴に隣接する軸方向応力
を最小にし、これにより構成部品の寿命を増大せしめ
る。
ハブが従来の同等のソリッドロータディスクの塊状ハブ
とは対照的に、有効に熱処理することができることであ
る。熱処理は、機械的性質を最適にし、ロータディスク
のフープ強さ及びそれ故負荷容量を増大せしめる。負荷
容量を増大することにより得られる重要な利点は、本発
明によるロータディスクが従来の回転速度よりも高い回
転速度での作動を持続できることにある。
ータディスクは容易に製作することができることであ
る。すなわち、幾つかの従来のロータディスクの設計
は、ロータディスクの軸方向中心線に沿って設けられた
冷却通路を用いている。これらの通路は、ディスクのハ
ブ及びウェブの区域とリムの区域との間に延びている隣
接するベーン間に形成されている。2つのディスク区域
を鍛造結合により一緒に結合することは、構造的不安定
(ベーンの曲がり)及び通路内の好ましくない材料アプ
セットを導くものである。また、2つのディスク区域を
拡散結合により結合することは、通路内に形成されるア
プセットをかなり除去するものであるが、しかし、これ
らのディスク区域のフープ応力を逆に生じさせるもので
ある。これに対して、本発明は、2つの鍛造ディスク半
体をリムに沿って金属結合して、がん丈なリムを持つ単
一のユニットとすることができる。そして、2つの鍛造
半体からロータディスクの製作を始めることにより、こ
れらの半体に近づくことが容易であり、したがって組立
てる前に各ウェブの内面を機械加工することができるも
のである。また、2つの半体を一緒に金属結合すること
は、ブローチング作業(動翼が機械的に取付けられるロ
ータ)又は金属結合(動翼が一体的に結合されるロー
タ)のために非常に適したがん丈なリムを提供するもの
である。
に取付けられている動翼に冷却空気を供給する手段を、
ディスクの製作性及びその負荷容量を低下させることな
しに、ロータディスク内に容易に組み込むことができる
ことである。
添付図面を参照して例示する下記の本発明の最良の形態
の実施例についての詳細な説明から明らかになるであろ
う。
に、ガスタービンエンジン10は、ファン12と、圧縮
機14と、燃焼器16と、タービン18と、オグメンタ
20と、ノズル22とを有するものとして示されてい
る。ファン12を出た空気は、中心ガスとバイパス空気
とに分割される。中心ガスは、圧縮機14、燃焼器1
6、タービン18、オグメンタ20及びノズル22の順
の通路を通して流れる。したがって、中心ガスは、エン
ジン10の軸線24に実質的な平行な通路を流れるよう
に示されている。バイパス空気も、同様に、エンジン1
0の軸線24に平行な通路を流れ、エンジン10の外周
部に沿って延びているアニュラス26を通過する。ファ
ン12、圧縮機14及びタービン18の各々は、複数の
ステータ段28及びロータ段34を包含する。次に図2
を参照するに、各ステータ段28は内側の半径方向プラ
ットフォーム34と外側の半径方向プラットフォーム3
6との間に延びている複数の静翼32を包含する。内側
及び外側の半径方向プラットフォーム34及び36は、
周方向に延びて中心ガス通路の境界部を形成する。幾つ
かの適用において、静翼32は通路38を包含し、この
通路を通してバイパス空気が中心ガス流れ通路の半径方
向内側の区域40に向けられる。各ロータ段30は、デ
ィスク44から半径方向外側に延びている複数の動翼4
2を包含する。動翼42は、普通の取付け構造(例え
ば、クリスマスツリー形又はばち形の根元による)によ
ってディスク44に取付けたり、又は一体動翼付きロー
タの一部分として一体的に設けることができる。ロータ
段30の半径方向外側に設けられているライナ46は、
動翼42の先端における密封のために、動翼外側空気シ
ール47又は同種の手段を包含することができる。
ェブ50と、後ウェブ52と、前ハブ54と、後ハブ5
6とを包含する。前ハブ54は、前ウェブ50によって
リム48に接続され、また後ハブ56は後ウェブ52に
よってリム48に接続されている。これらのハブ54,
56は、互いから分離され、各ハブはディスクの回転軸
線(上述の説明では、エンジンの軸線と称されている)
24上に中心決めされている穴58を包含する。ウェブ
50と52及びハブ54と56とはディスク44の軸方
向中心線60に関して実質的に対称に設けられ、この軸
方向中心線60は回転軸線24から半径方向外側に垂直
に延びている。各ウェブ50,52は、軸方向中心線6
0から所定量(以下、“ウェブ斜め角”、すなわち
“α”と称する)斜めにされている。図2に見ることが
できるように、ウェブ50,52は、リム48から各ハ
ブ54,56へ半径方向内側に進むにつれて軸方向中心
線60からしだいに離れるように斜めになっている。こ
れらの斜めウェブ50,52及び分離ハブ54,56
は、ディスク44内に空どう62を形成する。好適な実
施例においては、ハブスペーサ64がハブ64,56間
に設けられて、すべての負荷の下で所望する分離距離を
維持する。このハブスペーサ64は、好適には、通路6
6を有して空気がディスク空どう62内に流れるのを許
す分割型リングである。
70とを包含する。各内面68は、その外側半径方向端
72に、他方の内面68に向かってアーチ状に曲がって
いる移行面74を包含する。これらの2つの移行面74
は、一緒になって、ウェブ内面68間に滑らかな移行部
を形成する。また、各内面68は、その内側半径方向端
75に、他方の内面68に向かってアーチ状に曲がり、
これによりそれぞれのハブ54,56への滑らかな移行
部を形成する移行面76を包含する。一実施例におい
て、内面68は、更に、動翼42を冷却する目的のため
に、空どう62を通過する冷却空気を半径方向外側に推
進せしめてリム48内の通路80にさし向ける手段78
を包含する。この冷却空気推進手段78は、例えば、各
内面68から一定距離外側に延びている複数の周方向に
分配されたベーン82を包含する。
体84,86に製作される。前半体84は、リム48の
一部分と、前ウェブ50と、前ハブ54とを包含し、ま
た後半体86は、リム48の他の部分と、後ウェブ52
と、後ハブ56とを包含する。例えば、高速タービンデ
ィスクのような高負荷の適用のために、各ディスク半体
84,86は、ニッケル合金から鍛造され、ほぼ最終形
状に製作される。内面68が、それから、仕上げられ、
この仕上げには好適には各ディスク半体84,86の内
面68に冷却用ベーン82を機械加工すること(又は冷
却用ベーン82を取付けること)が含まれる。各半体8
4,86のリム48部分は、2つの半体84,86は結
合されてディスク44を形成するように金属結合する工
程を受け入れるよう機械加工される。好適な結合方法と
しては、局部的な加熱及び中間拡散性箔(図示せず)を
利用する鍛造式の結合がある。すなわち、鍛造結合のた
めに必要とされる比較的短い時間及び局部的な加熱は、
各鍛造半体84,86の金属特性に対しての結合工程に
よる影響及びこの結合工程において形成されるアプセッ
トを最小にする。ディスク半体84と86とが結合され
た後、最終外部機械加工が仕上げられ、それからディス
ク44が必要に応じて熱処理される。本発明での熱処理
方法は、ツインウェブ50,52及びツインハブ54,
56のために非常に簡単である。すなわち、前述したよ
うに、従来の塊状ソリッドディスク(図3及び図4参
照)は、ディスクのフープ強さを低下させることなしに
完全に熱処理するのが困難である。これに対し、本発明
のディスクのより小さい塊状のツインウェブ50,52
及びツイン54,56は、好ましくない影響を最小又は
無くして有効に熱処理し、最適な金属性質を確立せしめ
ることができる。
はディスクの有効寿命を減少せしめるかなりの応力にさ
らされる。熱負荷から生じる応力は、ディスクが著しい
熱変化のために膨張又は収縮するときの過渡期間中に最
も大きいものである。各々が従来のハブ(図3及び図4
参照)よりも小さい塊状である本発明のツインハブ5
4,56は、最小の熱遅延及びそれ故熱応力を与える。
他方において、機械負荷から生じる応力は、回転速度と
ともに増大するものである。図4は、(前述したよう
に)不均一な軸方向中心機械負荷により生じて軸方向中
心領域90に集中するフープ応力88を示す図である。
これに対し、本発明のロータディスク44は、遠心負荷
をツインウェブ50、52及びツインハブ54、56に
対照的に分配することにより、機械的に引き起こされる
応力を最小にする。そして、各ウェブ内面68の外側半
径方向端72のアーチ状移行面74は、ウェブ50,5
2への負荷移行を容易にし、これによりウェブ50と5
2との交差部における応力集中を最小にする。ウェブ5
0と52とは、それから、中央で交差し、ハブ54,5
6に向かって軸方向に膨張する。ウェブ50,52とハ
ブ54,56との間の滑らかな移行、及びウェブ50,
52からハブ54,56まで必要な最小の軸方向膨張は
均一な負荷分配を助長し、各ハブ穴58内のフープ応力
集中を最小にする。その上、ツインハブ54,56は、
塊状のソリッドロータディスクハブ(図3及び図4参
照)を熱処理するときに生じる悪影響を少なくして又は
無くして、容易に完全に熱処理することができる。要す
るに、本発明から得られる幾つかの利点は、(1)所定
の適用及びロータディスク材料のために負荷容量が増大
すること、(2)所定のロータディスク材料のために許
容寿命サイクルが増大すること、及び(3)所定の適用
のために代替のロータディスク材料を使用することがで
きることである。
してきたけれども、本発明の精神及び範囲を逸脱するこ
となく、その形態及び詳部においてさまざまな変更がで
きることは当業者にとって理解されるであろう。
例を示す概略断面図である。
タ段の一例を示す一部断面図である。
ドロータディスクを示す図である。
ロータディスクを示す図である。
Claims (25)
- 【請求項1】回転軸線及び軸方向中心線を有するガスタ
ービンエンジン用ロータディスクにおいて、 リムと、 前記回転軸線上に中心を置かれた第1の穴を有する第1
のハブと、 前記リムと前記第1のハブとの間に延び、前記軸方向中
心線から斜めになっていると共に、第1の内面を有する
第1のウェブと、 前記回転軸線上に中心を置かれた第2の穴を有する第2
のハブと、 前記リムと前記第2のハブとの間に延び、前記軸方向中
心線から斜めになっていると共に、第2の内面を有する
第2のウェブと、 を包含し、周方向に延びる空どうが前記第1のウェブの
第1の内面と前記第2のウェブの第2の内面との間及び
前記第1のハブと前記第2のハブとの間に形成されてい
ることを特徴とするロータディスク。 - 【請求項2】請求項1記載のロータディスクにおいて、
前記第1及び第2のウェブの各々が前記軸方向中心線か
ら等しい角度で斜めになっているロータディスク。 - 【請求項3】請求項2記載のロータディスクにおいて、
更に、前記空どう内に設けられて冷却空気を半径方向外
側に推進せしめる推進手段を包含し、この推進手段が前
記空どう内の冷却空気を前記リムに向かって半径方向外
側に推進せしめるようにしたロータディスク。 - 【請求項4】請求項3記載のロータディスクにおいて、
前記推進手段が、前記第1及び第2の内面から外側に延
びる複数のベーンと、前記リムを通して延びる複数の冷
却空気ダクトとを包含し、前記空どう内の冷却空気が前
記ダクト内を通して半径方向外側に推進させられるよう
にしたロータディスク。 - 【請求項5】請求項2記載のロータディスクにおいて、
前記第1及び第2のウェブが前記軸方向中心線からしだ
いに離れて斜めになって前記リムから前記第1及び第2
のハブにまで進むようにしたロータディスク。 - 【請求項6】請求項5記載のロータディスクにおいて、
前記リムの第1の部分、前記第1のウェブ及び前記第1
のハブが第1のディスク半体として鍛造されていると共
に、前記リムの第2の部分、前記第2のウェブ及び前記
第2のハブが第2のディスク半体として鍛造され、前記
第1及び第2のリム部分間の金属結合が前記第1のディ
スク半体を前記第2のディスク半体に固定するようにし
たロータディスク。 - 【請求項7】請求項6記載のロータディスクにおいて、
前記第1の内面が外側半径方向端に前記第2の内面に向
かって曲がっている第1の移行部を包含すると共に、前
記第2の内面が外側半径方向端に前記第1の内面に向か
って曲がっている第2の移行部を包含し、これらの第1
及び第2の移行部が一緒に連なって前記第1及び第2の
内面間の滑らかな移行部を形成するようにしたロータデ
ィスク。 - 【請求項8】請求項5記載のロータディスクにおいて、
更に、前記空どう内に設けられて冷却空気を半径方向外
側に推進せしめる推進手段を包含し、この推進手段が前
記空どう内の冷却空気を前記リムに向かって半径方向外
側に推進せしめるようにしたロータディスク。 - 【請求項9】請求項8記載のロータディスクにおいて、
前記推進手段が、前記第1及び第2の内面から外側に延
びる複数のベーンと、前記リムを通して延びる複数の冷
却空気ダクトとを包含し、前記空どう内の冷却空気が前
記ダクト内を通して半径方向外側に推進させられるよう
にしたロータディスク。 - 【請求項10】請求項5記載のロータディスクにおい
て、更に、前記第1及び第2のハブ間に設けられたハブ
スペーサを包含してなるロータディスク。 - 【請求項11】請求項10記載のロータディスクにおい
て、前記ハブスペーサが、分割されていると共に、前記
空どう内への冷却空気の通過を許す複数の冷却空気通路
を包含してなるロータディスク。 - 【請求項12】請求項1記載のロータディスクにおい
て、前記第1及び第2のウェブが前記軸方向中心線から
しだいに離れて斜めになって前記リムから前記第1及び
第2のハブにまで進むようにしたロータディスク。 - 【請求項13】請求項12記載のロータディスクにおい
て、前記リムの第1の部分、前記第1のウェブ及び前記
第1のハブが第1のディスク半体として鍛造されている
と共に、前記リムの第2の部分、前記第2のウェブ及び
前記第2のハブが第2のディスク半体として鍛造され、
前記第1及び第2のリム部分間の金属結合が前記第1の
ディスク半体を前記第2のディスク半体に固定するよう
にしたロータディスク。 - 【請求項14】請求項13記載のロータディスクにおい
て、前記第1の内面が外側半径方向端に前記第2の内面
に向かって曲がっている第1の移行部を包含すると共
に、前記第2の内面が外側半径方向端に前記第1の内面
に向かって曲がっている第2の移行部を包含し、これら
の第1及び第2の移行部が一緒に連なって前記第1及び
第2の内面間の滑らかな移行部を形成するようにしたロ
ータディスク。 - 【請求項15】請求項12記載のロータディスクにおい
て、更に、前記空どう内に設けられて冷却空気を半径方
向外側に推進せしめる推進手段を包含し、この推進手段
が前記空どう内の冷却空気を前記リムに向かって半径方
向外側に推進せしめるようにしたロータディスク。 - 【請求項16】請求項15記載のロータディスクにおい
て、前記推進手段が、前記第1及び第2の内面から外側
に延びる複数のベーンと、前記リムを通して延びる複数
の冷却空気ダクトとを包含し、前記空どう内の冷却空気
が前記ダクト内を通して半径方向外側に推進させられる
ようにしたロータディスク。 - 【請求項17】請求項12記載のロータディスクにおい
て、更に、前記第1及び第2のハブ間に設けられたハブ
スペーサを包含してなるロータディスク。 - 【請求項18】請求項17記載のロータディスクにおい
て、前記ハブスペーサが、分割されていると共に、前記
空どう内への冷却空気の通過を許す複数の冷却空気通路
を包含してなるロータディスク。 - 【請求項19】回転軸線を有するガスタービンエンジン
用ロータディスクにおいて、 第1のリム部分と、第1のウェブと、第1の穴を持つ第
1のハブとを有する第1の半体と、 第2のリム部分と、第2のウェブと、第2の穴を持つ第
2のハブとを有する第2の半体と、 を包含し、前記第1と第2のリム部分が金属結合されて
いると共に、前記第1及び第2の穴が前記回転軸線上に
中心を置かれ、かつ前記第1のウェブと前記第2のウェ
ブ及び前記第1のハブと前記第2のハブがそれぞれ分離
されてそれらの間に空どうを形成することを特徴とする
ロータディスク。 - 【請求項20】請求項19記載のロータディスクにおい
て、更に、前記空どう内に設けられて冷却空気を半径方
向外側に推進せしめる推進手段を包含し、この推進手段
が前記空どう内の冷却空気を前記リムに向かって半径方
向外側に推進せしめるようにしたロータディスク。 - 【請求項21】請求項20記載のロータディスクにおい
て、前記推進手段が、前記第1及び第2の内面から外側
に延びる複数のベーンと、前記リムを通して延びる複数
の冷却空気ダクトとを包含し、前記空どう内の冷却空気
が前記ダクト内を通して半径方向外側に推進させられる
ようにしたロータディスク。 - 【請求項22】請求項19記載のロータディスクにおい
て、前記第1のウェブの第1の内面が外側半径方向端に
前記第2のウェブの第2の内面に向かって曲がっている
第1の移行部を包含すると共に、前記第2の内面が外側
半径方向端に前記第1の内面に向かって曲がっている第
2の移行部を包含し、これらの第1及び第2の移行部が
一緒に連なって前記第1及び第2の内面間の滑らかな移
行部を形成するようにしたロータディスク。 - 【請求項23】請求項19記載のロータディスクにおい
て、更に、前記第1及び第2のハブ内に設けられたハブ
スペーサを包含してなるロータディスク。 - 【請求項24】請求項23記載のロータディスクにおい
て、前記ハブスペーサが、分割されていると共に、前記
空どう内への冷却空気の通過を許す複数の冷却空気通路
を包含してなるロータディスク。 - 【請求項25】回転軸線及び軸方向中心線を有するガス
タービンエンジン用ロータ段において、ディスクを包含
し、このディスクが、 リムと、 前記回転軸線上に中心を置かれた第1の穴を有する第1
のハブと、 前記リムと前記第1のハブとの間に延び、前記軸方向中
心線から斜めになっていると共に、第1の内面を有する
第1のウェブと、 前記回転軸線上に中心を置かれた第2の穴を有する第2
のハブと、 前記リムと前記第2のハブとの間に延び、前記軸方向中
心線から斜めになっていると共に、第2の内面を有する
第2のウェブと、 前記リムに取付けられて、前記リムのまわりの周方向に
互いに間隔を置いている複数の動翼と、 を包含し、周方向に延びる空どうが前記第1のウェブの
第1の内面と前記第2のウェブの第2の内面との間及び
前記第1のハブと前記第2のハブとの間に形成されてい
ることを特徴とするロータ段。
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