JPH11190502A - 内向きバーナ装置 - Google Patents

内向きバーナ装置

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JPH11190502A
JPH11190502A JP36080097A JP36080097A JPH11190502A JP H11190502 A JPH11190502 A JP H11190502A JP 36080097 A JP36080097 A JP 36080097A JP 36080097 A JP36080097 A JP 36080097A JP H11190502 A JPH11190502 A JP H11190502A
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JP
Japan
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flame
mixed gas
cylindrical member
burner
peripheral wall
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Pending
Application number
JP36080097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshishige Momose
敏成 百瀬
Kishiyou Ri
紀承 李
Masashi Matsubara
正史 松原
Masao Takagi
政雄 高木
Nobuo Otake
信男 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火炎の浮きを抑制し、共鳴現象の発生を回避
した内向きバーナ装置を提供すること。 【解決手段】 混合ガス空間2を規定するバーナハウジ
ング4と、混合ガス空間2に燃焼用混合ガスを導入する
ための混合ガス導入管6とを備え、バーナハウジング4
は半径方向に間隔を置いて配設された外周壁28および
内周壁26を有し、内周壁26の上端部には周方向に間
隔を置いて複数個の炎孔24が設けられた内向きバーナ
装置。バーナハウジング4の内周壁26の内側の第1の
内側空間30には、複数個の炎孔24から噴出される火
炎の浮きを防止するための円筒部材32が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用または家庭
用コンロなどに使用する内向きバーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、業務用または家庭用コンロな
どに使用するバーナ装置として、被加熱体の中央部に効
率よく火炎が作用するという利点から、内向きバーナ装
置が広く実用に供されている。この内向きバーナ装置
は、混合ガス空間を規定するバーナハウジングと、混合
ガス空間に燃焼用混合ガスを導入するための混合ガス導
入管を備えている。バーナハウジングは外周壁と、外周
壁の半径方向内方に設けられた内周壁とを有し、内周壁
の上端部に周方向に間隔をおいて複数個のスリット状の
炎孔が設けられている。このバーナ装置においては、混
合ガス導入管を通して燃焼用混合ガスが混合ガス空間に
送給され、このように送給された混合ガスがバーナハウ
ジングの内周壁に設けられた複数個の炎孔を通して半径
方向内方に向けて噴出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の内向きバーナ装
置では、スリット状の炎孔から噴出する火炎は、炎孔の
下端部において火炎温度が低いために燃焼速度が遅くな
り、火炎が浮く傾向にある。この火炎の浮きは、炎孔か
ら噴出される燃焼用混合ガスの流速が速いと一層発生し
易くなる。したがって、炎孔の幅が小さいと火炎の浮き
が発生し易くなる。火炎の浮きが発生すると、火炎の浮
いたときに音が発生し、この音がバーナ装置のバーナハ
ウジングなどの構造体に共鳴して大きな音となる。ま
た、火炎の浮きが発生すると、バーナ装置の燃焼も不安
定となる。
【0004】このような不都合を解消するために、炎孔
の幅を拡げることも考えられる。炎孔の幅を拡げると、
炎孔を通して流れる混合ガスの流速が低下し、火炎の浮
きを防止することができる。しかし、この場合、火炎が
炎孔内に流れ、いわゆる逆火が発生する恐れがある。
【0005】そこで、火炎を安定させるために、炎孔全
体の幅を拡げることも考えられる。しかし、このように
炎孔全体の幅を拡げると、上述したと同様に、火炎が炎
孔内に流れ、いわゆる逆火が発生する恐れがある。
【0006】本発明の目的は、火炎の浮きを抑制し、共
鳴現象の発生を回避した内向きバーナ装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、混合ガス空間
を規定するバーナハウジングと、前記混合ガス空間に燃
焼用混合ガスを導入するための混合ガス導入管とを備
え、前記バーナハウジングは半径方向に間隔を置いて配
設された外周壁および内周壁を有し、前記内周壁の上端
部には周方向に間隔を置いて複数個の炎孔が設けられた
内向きバーナ装置において、前記バーナハウジングの内
周壁によって規定された第1の内側空間には、前記複数
個の炎孔から噴出される火炎の浮きを防止するための円
筒部材が設けられ、前記円筒部材の上端部は、前記複数
個の炎孔の外開口の下端より上方でかつ前記バーナハウ
ジングの上面よりも下方に位置していることを特徴とす
る内向きバーナ装置である。
【0008】本発明に従えば、バーナハウジングの第1
の内側空間には円筒部材が設けられているので、これら
炎孔から噴出される火炎は、円筒部材に向けて噴出して
作用し、これによって炎孔から噴出される火炎に圧力が
加わり、火炎の燃焼圧力が高められる。この円筒部材の
上端部は、複数個の炎孔の外開口の下端より上方でかつ
バーナハウジングの上面より下方に位置しているので、
これら炎孔の下端部付近における火炎の燃焼圧力が高め
られる。したがって、複数個の炎孔の下端部付近におけ
る燃焼用混合ガスの流速が低下し、この付近における燃
焼が安定し、火炎の浮き、またこの浮きに起因する共鳴
現象の発生を抑えることができる。
【0009】また、複数個の炎孔からの火炎は円筒部材
に作用するので、円筒部材が加熱されてその温度が上昇
し、加熱された円筒部材からの輻射によって、複数個の
炎孔の下端部付近が加熱される。それ故に、これら炎孔
の下端部付近における火炎温度が上昇し、このことによ
っても火炎の燃焼が安定し、火炎の浮きが防止される。
【0010】また本発明は、前記円筒部材の上端部は、
前記複数個の炎孔の外開口の下端より上方でかつそれら
の外開口の上端より下方に位置していることを特徴とす
る。
【0011】本発明に従えば、円筒部材の上端部は炎孔
の外開口の下端より上方でかつそれらの外開口の上端よ
り下方に位置しているので、この円筒部材によって特に
複数個の炎孔の下端部付近における火炎の燃焼圧力を部
分的に効果的に高めることができる。したがって、従来
特に発生し易かった炎孔下端部における火炎の浮きが抑
えられ、この浮きによる共鳴の発生を防止することがで
きる。また、円筒部材の輻射による加熱についても、複
数個の炎孔の下端部を部分的に効果的に加熱することが
でき、これによってもこれら炎孔の下端部近傍における
火炎の浮きを防止することができる。
【0012】また本発明は、前記円筒部材の上端部に
は、半径方向外方に前記バーナハウジングの前記内周壁
に向けて突出する環状フランジが設けられていることを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、円筒部材の上端部に環状
フランジが設けられているので、環状フランジの下側に
おいてはこの環状フランジの作用を受け、複数個の炎
孔、特にそれらの下端部から噴出される混合ガスの流速
が低下する。それ故に、バーナハウジングの内周壁と円
筒部材との間の間隔が比較的大きい場合にも、環状フラ
ンジによってこれら炎孔の下端部から噴出される混合ガ
スの流速を遅くして火炎の燃焼を安定することができ
る。
【0014】また本発明は、前記バーナハウジングの前
記内周壁と前記円筒部材との間の空間は開放されてお
り、前記複数個の炎孔からの火炎に供給される二次空気
は前記空間を通して導入されることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、バーナハウジングの内周
壁と円筒部材との間の空間が開放されているので、かか
る空間を通して二次空気を供給することができる。
【0016】さらに本発明は、前記円筒部材によって規
定された第2の内側空間は開放されており、前記複数個
の炎孔からの火炎に供給される二次空気は前記第2の内
側空間を通して導入されることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、円筒部材の内側の第2の
内側空間が開放されているので、この第2の内側空間を
通して二次空気を供給することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、さら
に詳しく説明する。
【0019】第1の実施形態 図1は本発明に従う内向きバーナ装置の第1の実施形態
を示す断面図であり、図2は図1の内向きバーナ装置に
おける炎孔およびその近傍を拡大して示す部分拡大断面
図である。
【0020】図1を参照して、図示の内向きバーナ装置
は、環状の混合ガス空間2を規定するバーナハウジング
4と、この混合ガス空間2に燃焼用混合ガスを導入する
ための混合ガス導入管6とを備えている。バーナハウジ
ング4は、下部ハウジング8とバーナトップ10から構
成され、下部ハウジング8はリング状の内壁12と、こ
の内壁12の外側に配設されたリング状の外壁14とを
有し、内壁12および外壁14の下端部が底壁16を介
して接続されている。この底壁16は環状に形成され、
その内周部が内壁12の下端部に、その外周部が外壁1
4の下端部に溶接の如き手段によって固定されている。
【0021】内壁12および外壁14はそれぞれ底壁1
6から上方に延びており、内壁12の上端部と外壁14
の上端部との間には、環状のバーナトップ10が載置さ
れている。バーナトップ10は、環状の天板18と、天
板18の内周部から下方に延びる内垂下壁20と、天板
18の外周部から半径方向外方に向けて斜め下方に延び
る外傾斜壁22とから構成されている。バーナトップ1
0の内垂下壁20の下端部には、周方向に実質上等間隔
をおいて矩形状の切欠きが複数個形成されている。バー
ナトップ10を下部ハウジング8の内壁12と外壁14
の間に載置すると、これら切欠きの下端側開口が内壁1
2の上面によって塞がれ、下部ハウジング8の内壁12
とバーナトップ10の内垂下壁20とによって上下方向
に細長い矩形状の炎孔24が形成される。
【0022】このように構成されているので、バーナハ
ウジング4、すなわち下部ハウジング8の内壁12、外
壁14および底壁16と、バーナトップ10の天板1
8、内垂下壁20および外傾斜壁22とは、環状の混合
ガス空間2を規定し、また下部ハウジング8の内壁12
およびバーナトップ10の内垂下壁20はバーナハウジ
ング4の内周壁26を構成し、外壁14および外傾斜壁
22はバーナハウジング4の外周壁28を構成する。混
合ガス導入管6を通して混合ガス空間2に送給された燃
焼用混合ガスは、複数個の炎孔24から半径方向内方に
向けて噴出される。
【0023】バーナハウジング4の内周壁26の内側に
は円形状の第1の内側空間30が形成され、この第1の
内側空間30には、複数個の炎孔24から噴出される火
炎の浮きを防止するための円筒部材32が設けられてい
る。円筒部材32は環状の側壁34を有し、側壁34の
内側には円形状の第2の内側空間36が形成されてい
る。側壁34の下端部には第2の内側空間36の下端開
口を塞ぐための円形状の閉塞部材38が設けられ、閉塞
部材38は側壁34と一体的に形成されている。この実
施形態においては、円筒部材32の側壁34の下端部
が、4本のアーム40(図1において2本示す)を介し
てバーナハウジング4の底壁16に接続され、円筒部材
32がバーナハウジング4の内周壁26の下端部に固定
され、隣接するアーム40間に開口が存在する。たとえ
ば鉄から形成される円筒部材32は、側壁34が炎孔2
4の外開口24a(すなわち、第1の内側空間30に開
口する開口)に対向して位置する。図2を参照して、円
筒部材32の上端部(上端)は、複数個の炎孔24の外
開口24aの下端24bより上方でかつバーナハウジン
グ4の上面25より下方の位置、すなわち図2において
範囲H1で示す範囲内の位置に配置することが重要であ
る。円筒部材32の上端部をこのように位置付けること
によって、複数個の炎孔24の外開口24aからの火
炎、特に外開口24aの下端部からの火炎は円筒部材3
2の側壁34に向けて噴出され、これによってこれら炎
孔24の下端部付近における火炎の燃焼圧力が高められ
る。また、炎孔24からの火炎によって円筒部材32が
加熱され、加熱された円筒部材32からの輻射によって
複数個の炎孔24の下端部およびその近傍が加熱され、
かかる領域の温度が上昇する。
【0024】この円筒部材32の上端部(上端)は、複
数個の炎孔24の外開口24aの下端24bより上方で
かつこれら炎孔24の外開口24aの上端24cより下
方の位置、すなわち図2において範囲H2で示す範囲内
の位置に配置するのが好ましい。このように構成するこ
とによって、複数個の炎孔24の外開口24aの下端部
付近における火炎が円筒部材32に作用するようにな
り、それ故に、これら炎孔24の外開口24aの下端部
付近における火炎の燃焼圧力を局部的に効果的に高める
ことができる。また、円筒部材32からの輻射によっ
て、複数個の炎孔24の下端部が局部的に効果的に加熱
され、この領域の温度を上昇させることができる。
【0025】再び図1を参照して、混合ガス導入管6
は、バーナハウジング4に接続されている。混合ガス導
入管6は混合ガス導入流路42を規定し、この混合ガス
導入流路42がバーナハウジング4の混合ガス空間2に
連通されている。混合ガス導入管6の導入側にはガス噴
射ノズル44が設けられ、このガス噴射ノズル44から
の混合ガスが混合ガス導入管6の混合ガス導入流路42
に噴射される。この混合ガスの噴射とともに、混合ガス
を燃焼するための一次空気が混合ガス導入管6の導入開
口を通して混合ガス導入流路42に流入し、混合ガス導
入流路42を通して流れる間に混合ガスと一次空気とが
所要の通りに混合され、一次空気と混合された燃焼用混
合ガスがバーナハウジング4に供給される。
【0026】次に、第1の実施形態における内向きバー
ナ装置の作用について説明する。燃焼用混合ガス(一次
空気を含む)は、混合ガス導入管6を通して、バーナハ
ウジング4の混合ガス空間2に送給される。送給された
燃焼用混合ガスは、バーナハウジング4の内周壁26に
設けられた複数個の炎孔24から半径方向内方に向けて
噴出される。このように噴出される燃焼用混合ガスは、
バーナハウジング4の下方から、その内周壁26と円筒
部材32との間の空間、具体的にはアーム36間の開口
を通して第1の内側空間30に導入される二次空気とと
もに燃焼される。
【0027】複数個の炎孔24から噴出する火炎は円筒
部材32に向けて噴出され、この円筒部材32によって
火炎の圧力が高められる。特に、炎孔24の外開口24
bの下端部において、火炎の燃焼圧力が高まり、噴出さ
れる燃焼用混合ガスの流速が低下する。したがって、炎
孔24の下端部における火炎の浮きが抑えられ、混合ガ
スの燃焼が安定し、この火炎の浮きに起因する音の発生
が防止できる。
【0028】また、炎孔24から噴出する火炎の作用に
よって、円筒部材32が加熱されてその温度が上昇す
る。したがって、この円筒部材32からの輻射によって
複数個の炎孔24の下端部は、加熱され、かかる下端部
の温度上昇によって火炎温度が高くなる。このように加
熱されることによっても、これら炎孔24の下端部付近
において火炎の燃焼が安定し、火炎の浮きが防止され
る。
【0029】なお、この実施形態では、複数個の炎孔2
4を単に矩形状に形成しているが、火炎の浮きを一層効
果的に防止するために、バーナトップ10の内垂下壁2
0の下端部に、炎孔24に対応して円形状、三角形状な
どの切欠きを形成することもできる。
【0030】第2の実施形態 図3は、本発明に従う内向きバーナ装置の第2の実施形
態を示す断面図である。第2の実施形態のバーナ装置の
基本的構成は、上述した第1の実施形態のものと実質上
同一である。
【0031】図3を参照して、図示の内向きバーナ装置
は、環状の混合ガス空間102を規定するバーナハウジ
ング104と、この混合ガス空間102に燃焼用混合ガ
スを導入するための混合ガス導入管106とを備えてい
る。バーナハウジング104はリング状の内壁112、
外壁114および底壁116を有する下部ハウジング1
08と、環状の天板118、内垂下壁120および外傾
斜壁122を有するバーナトップ110から構成されて
いる。そして、下部ハウジング108の内壁112とバ
ーナトップ110の内垂下壁120とがバーナハウジン
グ104の内周壁126を構成し、外壁114と外傾斜
壁122とがバーナハウジング104の外周壁128を
構成する。バーナトップ110の内垂下壁120の下端
部には、周方向に実質上等間隔をおいて上下方向に細長
い矩形状の切欠きが複数個形成され、これら切欠きによ
って、混合ガスを噴出するための炎孔124が形成され
る。このように構成されているので、混合ガス空間10
2に送給された燃焼用混合ガスは、複数個の炎孔124
から半径方向内方に向けて噴出される。
【0032】バーナハウジング104の内周壁126の
内側に形成された第1の内側空間130には、火炎の浮
きを防止するための円筒部材132が設けられている。
円筒部材132は環状の側壁134を有し、側壁134
の内側には第2の内側空間136が形成されている。側
壁134の下端部には、内周壁126に向けて半径方向
外方に延びる環状の閉塞部材138が設けられ、側壁1
34と一体的に形成されている。閉塞部材132はバー
ナハウジング104の底壁16に接続され、これにより
円筒部材132はバーナハウジング104に固定され、
この閉塞部材138によって内周壁126と円筒部材3
2との間の環状空間が閉塞されている。この円筒部材1
32の上端部(上端)は、第1の実施形態と同様に、複
数個の炎孔124の外開口の下端より上方でかつバーナ
ハウジング104の上面125より下方の範囲に位置す
るように設けることが重要である。
【0033】第2の実施形態では、円筒部材132の上
端部には、半径方向外方に、バーナハウジング104の
内周壁126に向けて突出する環状フランジ140が設
けられている。このように環状フランジ140を設ける
ことによって、炎孔124の外開口の下端部から噴出す
る燃焼用混合ガスは円筒部材132の環状フランジ14
0の影響を受けるが、炎孔124の外開口の上部から噴
出する燃焼用ガスはこの環状フランジ140の影響を受
けることがなく、環状フランジ140を境にして複数個
の炎孔124の下端部における火炎の燃焼圧力が高くな
る。
【0034】混合ガス導入管106の混合ガス導入流路
142は、バーナハウジング104の混合ガス空間10
2に連通されている。混合ガス導入管106の導入側に
はガス噴射ノズル144が設けられ、このガス噴射ノズ
ル144からの混合ガスが混合ガス導入流路142に噴
射され、噴射された混合ガスは、一次空気とともに混合
ガス導入流路142を通してバーナハウジング104の
混合ガス空間102に供給される。
【0035】次に、第2の実施形態の内向きバーナ装置
の作用について説明する。燃焼用混合ガス(一次空気を
含む)は、混合ガス導入管106を通して、バーナハウ
ジング104の混合ガス空間102に送給され、複数個
の炎孔124からバーナハウジング104の半径方向内
方に向けて噴出される。このように噴出される燃焼用混
合ガスは、バーナハウジング4の下方から円筒部材13
2の内側の第2の内側空間136を通して導入される二
次空気とともに燃焼される。
【0036】複数個の炎孔124、特にそれらの外開口
下端部から噴出される燃焼用混合ガスは、円筒部材13
2の側壁134および環状フランジ140に向けて噴出
される。この第2の実施形態においても、円筒部材13
2の基本的構成は第1の実施形態のものと実質上同一で
あるので、この円筒部材132の作用によって、複数個
の炎孔124の外開口の下端部付近における炎孔の圧力
が高められるとともに、円筒部材132からの輻射によ
って複数個の炎孔124の外開口の下端部付近が加熱さ
れ、かくして第1の実施形態と同様の作用効果が達成さ
れる。加えて、この第2の実施形態では、円筒部材13
2の上端部に環状フランジ140が設けられているの
で、複数個の炎孔124の外開口の下端部から噴出され
る炎孔に環状フランジ140が作用し、これによっても
これら炎孔124の下端部における火炎の燃焼圧力が高
められ、炎孔の下端部から噴出される混合ガスの流速が
一層遅くなり、火炎の燃焼がさらに安定し、火炎の浮き
を一層効果的に防止することができる。
【0037】なお、この第2の実施形態においても、第
1の実施形態と同様に、円筒部材132の上端部(上
端)を、複数個の炎孔124の外開口の下端より上方で
かつこれら炎孔124の外開口の上端よりも下方に位置
するように配置するのが望ましい。
【0038】以上、本発明に従う内向きバーナ装置の種
々の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施
形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形、修正が可能である。
【0039】たとえば、上述した第1の実施形態におい
てはバーナハウジング4の内周壁26と円筒部材32と
の間の空間に二次空気のための流路を設け、また上述し
た第2の実施形態においては円筒部材132の内側の第
2の内側空間136に二次空気のための流路を設けてい
るが、これらに代えて、ハウジングの内周壁を円筒部材
との間の空間、および円筒部材の内側の第2の内側空間
の双方を二次空気のための流路として機能させることが
できる。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1の内向きバーナ装置に
よれば、バーナハウジングの第1の内側空間には円筒部
材が設けられているので、これら炎孔から噴出される火
炎は、円筒部材に向けて噴出して作用し、これによって
炎孔から噴出される火炎に圧力が加わり、火炎の燃焼圧
力が高められる。この円筒部材の上端部は、複数個の炎
孔の外開口の下端より上方でかつバーナハウジングの上
面より下方に位置しているので、これら炎孔の下端部付
近における火炎の燃焼圧力が高められる。したがって、
複数個の炎孔の下端部付近における燃焼用混合ガスの流
速が低下し、この付近における燃焼が安定し、火炎の浮
き、またこの浮きに起因する共鳴現象の発生を抑えるこ
とができる。
【0041】また、複数個の炎孔からの火炎は円筒部材
に作用するので、円筒部材が加熱されてその温度が上昇
し、加熱された円筒部材からの輻射によって、複数個の
炎孔の下端部付近が加熱される。それ故に、これら炎孔
の下端部付近における火炎温度が上昇し、このことによ
っても火炎の燃焼が安定し、火炎の浮きが防止される。
【0042】また本発明の請求項2記載の内向きバーナ
装置によれば、円筒部材の上端部は炎孔の外開口の下端
より上方でかつそれらの外開口の上端より下方に位置し
ているので、この円筒部材によって特に複数個の炎孔の
下端部付近における火炎の燃焼圧力を部分的に効果的に
高めることができる。したがって、従来特に発生し易か
った炎孔下端部における火炎の浮きが抑えられ、この浮
きによる共鳴の発生を防止することができる。また、円
筒部材の輻射による加熱についても、複数個の炎孔の下
端部を部分的に効果的に加熱することができ、これによ
ってもこれら炎孔の下端部近傍における火炎の浮きを防
止することができる。
【0043】また本発明の請求項3記載の内向きバーナ
装置によれば、円筒部材の上端部に環状フランジが設け
られているので、環状フランジの下側においてはこの環
状フランジの作用を受け、複数個の炎孔、特にそれらの
下端部から噴出される混合ガスの流速が低下する。それ
故に、バーナハウジングの内周壁と円筒部材との間の間
隔が比較的大きい場合にも、環状フランジによってこれ
ら炎孔の下端部から噴出される混合ガスの流速を遅くし
て火炎の燃焼を安定することができる。
【0044】また本発明の請求項4記載の内向きバーナ
によれば、バーナハウジングの内周壁と円筒部材との間
の空間が開放されているので、かかる空間を通して二次
空気を供給することができる。
【0045】さらに本発明の請求項5記載の内向きバー
ナ装置によれば、円筒部材の内側の第2の内側空間が開
放されているので、この第2の内側空間を通して二次空
気を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う内向きバーナ装置の第1の実施形
態を示す断面図である。
【図2】図1の内向きバーナ装置における炎孔およびそ
の近傍を拡大して示す部分拡大断面図である。
【図3】本発明に従う内向きバーナ装置の第2の実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
2,102 混合ガス空間 4,104 バーナハウジング 6,106 混合ガス導入管 8,108 下部ハウジング 10,110 バーナトップ 24,124 炎孔 26,126 内周壁 28,128 外周壁 30,130 第1の内側空間 32,132 円筒部材 36,136 第2の内側空間 140 環状フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 紀承 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 松原 正史 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 高木 政雄 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東 邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 大竹 信男 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合ガス空間を規定するバーナハウジン
    グと、前記混合ガス空間に燃焼用混合ガスを導入するた
    めの混合ガス導入管とを備え、前記バーナハウジングは
    半径方向に間隔を置いて配設された外周壁および内周壁
    を有し、前記内周壁の上端部には周方向に間隔を置いて
    複数個の炎孔が設けられた内向きバーナ装置において、 前記バーナハウジングの内周壁によって規定された第1
    の内側空間には、前記複数個の炎孔から噴出される火炎
    の浮きを防止するための円筒部材が設けられ、前記円筒
    部材の上端部は、前記複数個の炎孔の外開口の下端より
    上方でかつ前記バーナハウジングの上面よりも下方に位
    置していることを特徴とする内向きバーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒部材の上端部は、前記複数個の
    炎孔の外開口の下端より上方でかつそれらの外開口の上
    端より下方に位置していることを特徴とする請求項1記
    載の内向きバーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記円筒部材の上端部には、半径方向外
    方に前記バーナハウジングの前記内周壁に向けて突出す
    る環状フランジが設けられていることを特徴とする請求
    項1または2記載の内向きバーナ装置。
  4. 【請求項4】 前記バーナハウジングの前記内周壁と前
    記円筒部材との間の空間は開放されており、前記複数個
    の炎孔からの火炎に供給される二次空気は前記空間を通
    して導入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の内向きバーナ装置。
  5. 【請求項5】 前記円筒部材によって規定された第2の
    内側空間は開放されており、前記複数個の炎孔からの火
    炎に供給される二次空気は前記第2の内側空間を通して
    導入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の内向きバーナ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110864290A (zh) * 2019-10-09 2020-03-06 宁波方太厨具有限公司 一种灶具燃烧器

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