JPH11191272A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JPH11191272A JPH11191272A JP35989097A JP35989097A JPH11191272A JP H11191272 A JPH11191272 A JP H11191272A JP 35989097 A JP35989097 A JP 35989097A JP 35989097 A JP35989097 A JP 35989097A JP H11191272 A JPH11191272 A JP H11191272A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 35
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速駆動が可能な軽量の駆動機構を有する小
型、低コストの情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 カード1の記録トラック方向に相対移動
する移動台10,20とこれらを駆動する駆動機構30
とを備えた装置で、その駆動機構30は、固定歯車3
1,32と、固定歯車31,32の周りで自転及び公転
可能な遊星歯車33,34と、遊星歯車33,34を相
互の間隔を保つよう同期駆動する駆動手段40と、遊星
歯車33,34の自転中心から所定半径の位置に連結さ
れた一端部及び移動台10,20に連結された他端部を
有するリンク37,38と、を含んで構成され、キャリ
ア35,36の回転に伴う遊星歯車33,34の自転及
び公転に対応して移動台10,20を逆相に往復移動さ
せ、両移動台10,20の慣性による駆動手段40の負
荷を相殺させて負荷を軽減する。
型、低コストの情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 カード1の記録トラック方向に相対移動
する移動台10,20とこれらを駆動する駆動機構30
とを備えた装置で、その駆動機構30は、固定歯車3
1,32と、固定歯車31,32の周りで自転及び公転
可能な遊星歯車33,34と、遊星歯車33,34を相
互の間隔を保つよう同期駆動する駆動手段40と、遊星
歯車33,34の自転中心から所定半径の位置に連結さ
れた一端部及び移動台10,20に連結された他端部を
有するリンク37,38と、を含んで構成され、キャリ
ア35,36の回転に伴う遊星歯車33,34の自転及
び公転に対応して移動台10,20を逆相に往復移動さ
せ、両移動台10,20の慣性による駆動手段40の負
荷を相殺させて負荷を軽減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録再生装
置、例えば光学的情報記録媒体と光ヘッドをその情報記
録媒体の記録トラック方向に相対的に往復移動させて情
報を記録および再生する装置に関する。
置、例えば光学的情報記録媒体と光ヘッドをその情報記
録媒体の記録トラック方向に相対的に往復移動させて情
報を記録および再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報記録再生装置として
は、例えば光カードを記録トラック方向に往復移動させ
るとともに、光ヘッドをその記録トラック方向と直交す
る方向に移動させるようにしたものがある。この情報記
録再生装置においては、光カードを往復移動させる速度
が読取および書込速度を左右するため、読取・書込領域
の両端側での急加減速と、読取・書込領域内での高速か
つ安定した駆動が要求される。そのため、その駆動機構
においては、例えばベルトおよびプーリを介して光カー
ドをサーボモータに連結し、このサーボモータを正転お
よび逆転方向に交互に反転駆動して光カードを往復動さ
せたり(例えば特公平5−3662号公報、特公平7−
54585号公報参照)、光ヘッドの載置台を直接的に
往復駆動するリニアモータを用いて高速で正確な反転駆
動を可能にしたり(例えば特開平8−171722号公
報参照)する工夫がなされている。
は、例えば光カードを記録トラック方向に往復移動させ
るとともに、光ヘッドをその記録トラック方向と直交す
る方向に移動させるようにしたものがある。この情報記
録再生装置においては、光カードを往復移動させる速度
が読取および書込速度を左右するため、読取・書込領域
の両端側での急加減速と、読取・書込領域内での高速か
つ安定した駆動が要求される。そのため、その駆動機構
においては、例えばベルトおよびプーリを介して光カー
ドをサーボモータに連結し、このサーボモータを正転お
よび逆転方向に交互に反転駆動して光カードを往復動さ
せたり(例えば特公平5−3662号公報、特公平7−
54585号公報参照)、光ヘッドの載置台を直接的に
往復駆動するリニアモータを用いて高速で正確な反転駆
動を可能にしたり(例えば特開平8−171722号公
報参照)する工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベルト
およびプーリを介して光カードをモータ駆動する従来の
情報記録再生装置にあっては、駆動機構全体の慣性が大
きく、高速化に難点がある。リニアモータを用いるもの
にあっては、この問題が解消されるが、比較的長ストロ
ークのリニアモータを用いるため、その永久磁石によっ
て装置の重量が増加するとともに、磁気シールドカバー
を追加する必要がある。また、コスト面から装置の用途
が制限されていた。
およびプーリを介して光カードをモータ駆動する従来の
情報記録再生装置にあっては、駆動機構全体の慣性が大
きく、高速化に難点がある。リニアモータを用いるもの
にあっては、この問題が解消されるが、比較的長ストロ
ークのリニアモータを用いるため、その永久磁石によっ
て装置の重量が増加するとともに、磁気シールドカバー
を追加する必要がある。また、コスト面から装置の用途
が制限されていた。
【0004】そこで本発明は、高速駆動が可能な軽量の
駆動機構を有する低コストの情報記録再生装置を提供す
ることを目的とする。
駆動機構を有する低コストの情報記録再生装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、情報記録媒体を保持するととも
に該情報記録媒体の記録トラックに沿って所定移動方向
に往復移動可能な第1の往復移動台と、該第1の往復移
動台に保持された情報記録媒体に対向するヘッドを保持
するとともに前記所定移動方向に往復移動可能な第2の
往復移動台と、第1および第2の往復移動台を往復駆動
する駆動機構と、を備え、前記ヘッドによって前記記録
トラックに対し情報を記録および再生する情報記録再生
装置であって、前記駆動機構が、前記所定移動方向に対
し直交する中心軸を有する固定歯車と、該固定歯車に噛
合するとともに自転して該固定歯車の周りで公転運動可
能な第1および第2の遊星歯車と、第1および第2の遊
星歯車をそれぞれ前記固定歯車の周りで自転および公転
させる駆動手段と、第1および第2の遊星歯車の自転中
心から所定半径の位置に揺動可能に連結された一端部お
よび前記第1および第2の往復移動台に揺動可能に連結
された他端部を有し、第1および第2の遊星歯車の自転
および公転運動に対応して第1および第2の往復移動台
を互いに逆相に往復移動させる第1および第2のリンク
と、を含んで構成されたものである。
求項1に記載の発明は、情報記録媒体を保持するととも
に該情報記録媒体の記録トラックに沿って所定移動方向
に往復移動可能な第1の往復移動台と、該第1の往復移
動台に保持された情報記録媒体に対向するヘッドを保持
するとともに前記所定移動方向に往復移動可能な第2の
往復移動台と、第1および第2の往復移動台を往復駆動
する駆動機構と、を備え、前記ヘッドによって前記記録
トラックに対し情報を記録および再生する情報記録再生
装置であって、前記駆動機構が、前記所定移動方向に対
し直交する中心軸を有する固定歯車と、該固定歯車に噛
合するとともに自転して該固定歯車の周りで公転運動可
能な第1および第2の遊星歯車と、第1および第2の遊
星歯車をそれぞれ前記固定歯車の周りで自転および公転
させる駆動手段と、第1および第2の遊星歯車の自転中
心から所定半径の位置に揺動可能に連結された一端部お
よび前記第1および第2の往復移動台に揺動可能に連結
された他端部を有し、第1および第2の遊星歯車の自転
および公転運動に対応して第1および第2の往復移動台
を互いに逆相に往復移動させる第1および第2のリンク
と、を含んで構成されたものである。
【0006】かかる構成においては、第1および第2の
遊星歯車がそれぞれ固定歯車の周りで互いの位相差を保
って公転しながら自転し、これにより第1および第2の
リンクを介して第1および第2の往復移動台が逆相に往
復駆動される。すなわち、第1および第2の往復移動台
が、これらの加減速に際して互いに相殺される逆向きの
慣性力(反力)を生じるように駆動される。したがっ
て、駆動手段の駆動方向を反転させる必要がなく、駆動
系の慣性による駆動負荷が大幅に軽減されることにな
り、リニアモータと同等程度の高速駆動が可能になる。
しかも、高価で重いリニアモータを用いる場合に比べて
軽量化およびコスト低減が可能になる。
遊星歯車がそれぞれ固定歯車の周りで互いの位相差を保
って公転しながら自転し、これにより第1および第2の
リンクを介して第1および第2の往復移動台が逆相に往
復駆動される。すなわち、第1および第2の往復移動台
が、これらの加減速に際して互いに相殺される逆向きの
慣性力(反力)を生じるように駆動される。したがっ
て、駆動手段の駆動方向を反転させる必要がなく、駆動
系の慣性による駆動負荷が大幅に軽減されることにな
り、リニアモータと同等程度の高速駆動が可能になる。
しかも、高価で重いリニアモータを用いる場合に比べて
軽量化およびコスト低減が可能になる。
【0007】請求項2に記載のように、前記駆動手段
が、第1および第2の遊星歯車をそれぞれ保持する第1
および第2のキャリアと、該第1および第2のキャリア
を固定歯車の周方向に同期駆動する駆動源と、を有する
ようにすると、簡素な構成となり、さらに、請求項3に
記載のように、前記第1および第2のキャリアが、前記
固定歯車と同軸に配置されるとともに所定の公転半径位
置に前記固定歯車の中心軸と平行な枢軸部を有する一対
の従動歯車からなり、前記駆動源が、該一対の従動歯車
を同期駆動する駆動歯車と、該駆動歯車を回転駆動する
モータと、から構成されると、より簡素でコンパクトな
駆動手段となる。
が、第1および第2の遊星歯車をそれぞれ保持する第1
および第2のキャリアと、該第1および第2のキャリア
を固定歯車の周方向に同期駆動する駆動源と、を有する
ようにすると、簡素な構成となり、さらに、請求項3に
記載のように、前記第1および第2のキャリアが、前記
固定歯車と同軸に配置されるとともに所定の公転半径位
置に前記固定歯車の中心軸と平行な枢軸部を有する一対
の従動歯車からなり、前記駆動源が、該一対の従動歯車
を同期駆動する駆動歯車と、該駆動歯車を回転駆動する
モータと、から構成されると、より簡素でコンパクトな
駆動手段となる。
【0008】また、請求項4に記載のように、前記固定
歯車が内歯を有し、前記駆動手段が、第1および第2の
遊星歯車に噛合して両遊星歯車を駆動する太陽歯車と、
該太陽歯車を駆動する駆動源と、を有するようにするこ
ともできる。さらに、請求項5に記載のように、前記情
報記録媒体が光学的情報記録媒体であり、前記ヘッドが
光学的に情報を記録および再生する光ヘッドであると、
好適であるが、これに限るものではない。
歯車が内歯を有し、前記駆動手段が、第1および第2の
遊星歯車に噛合して両遊星歯車を駆動する太陽歯車と、
該太陽歯車を駆動する駆動源と、を有するようにするこ
ともできる。さらに、請求項5に記載のように、前記情
報記録媒体が光学的情報記録媒体であり、前記ヘッドが
光学的に情報を記録および再生する光ヘッドであると、
好適であるが、これに限るものではない。
【0009】また、請求項6に記載のように、前記ヘッ
ドが前記情報記録媒体の記録トラック上に位置する前記
第1および第2の遊星歯車の所定公転区間では、前記第
1および第2の往復移動台の相対速度が所定の速度域内
に保たれ、前記第1および第2の遊星歯車の所定公転区
間外では、前記第1および第2の往復移動台の相対速度
が所定の速度域外に変化するようにすると、情報記録媒
体に対する情報の読取書込領域の両端側での急加減速
と、読取書込領域内での高速かつ安定した駆動が可能に
なる。
ドが前記情報記録媒体の記録トラック上に位置する前記
第1および第2の遊星歯車の所定公転区間では、前記第
1および第2の往復移動台の相対速度が所定の速度域内
に保たれ、前記第1および第2の遊星歯車の所定公転区
間外では、前記第1および第2の往復移動台の相対速度
が所定の速度域外に変化するようにすると、情報記録媒
体に対する情報の読取書込領域の両端側での急加減速
と、読取書込領域内での高速かつ安定した駆動が可能に
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照しつつ説明する。 <第1実施形態>図1〜図3は本発明に係る情報記録再
生装置の第1実施形態を示す図であり、本発明を光カー
ドリーダライタに適用した例を示している。
態について添付図面を参照しつつ説明する。 <第1実施形態>図1〜図3は本発明に係る情報記録再
生装置の第1実施形態を示す図であり、本発明を光カー
ドリーダライタに適用した例を示している。
【0011】図1においては、1は光学的情報記録媒体
である光カード、10はこの光カード1を保持するとと
もにその保持された光カード1の記録トラックに沿って
所定の移動方向(図1に双方向矢印で示す方向;以下、
トラック長さ方向という)に往復直線移動可能なカード
キャリッジとしての第1の往復移動台である。この第1
の往復移動台10は、装置内に挿入された光カード1の
幅向両端縁部を案内および保持する左右のガイド部11
(片側のみ図示している)と、本体ケース2上に左右の
平行ガイドシャフト15を介して往復摺動自在に支持さ
れたガイド部12,13と、を有している。
である光カード、10はこの光カード1を保持するとと
もにその保持された光カード1の記録トラックに沿って
所定の移動方向(図1に双方向矢印で示す方向;以下、
トラック長さ方向という)に往復直線移動可能なカード
キャリッジとしての第1の往復移動台である。この第1
の往復移動台10は、装置内に挿入された光カード1の
幅向両端縁部を案内および保持する左右のガイド部11
(片側のみ図示している)と、本体ケース2上に左右の
平行ガイドシャフト15を介して往復摺動自在に支持さ
れたガイド部12,13と、を有している。
【0012】20は、この第1の往復移動台10に保持
された光カード1に対向する光ヘッド21(記録再生ヘ
ッド)を保持するとともに前記トラック長さ方向に往復
直線移動可能な第2の往復移動台である。この第2の往
復移動台20は、本体ケース2上に左右の平行ガイドシ
ャフト16を介して前記トラック長さ方向に往復摺動自
在に支持されたガイド部22a,22bを有するスライ
ダ部22と、光ヘッド21を装着したヘッドキャリッジ
23と、を含んで構成されており、スライダ部22に取
り付けられた平行なガイドシャフト24,25によって
ヘッドキャリッジ23が3点支持されている。これらガ
イドシャフト24,25は互いに平行に前記記録トラッ
クのトラック幅方向に延在しており、ヘッドキャリッジ
23はこの往復移動台20によって前記トラック幅方向
に移動可能に、すなわち記録再生トラックの切換えのた
めの移動が可能に支持され、その状態で光ヘッド21が
光カード1に対して所定の読み取りギャップを隔てて平
行に保持されている。なお、光ヘッド21は、図示しな
い記録再生制御部に接続されており、前記所定の読み取
りギャップを隔てて光カード1の記録トラックに対し情
報を記録および再生することができる。また、ヘッドキ
ャリッジ23は、図示しないトラックジャンプ駆動手段
によってトラック幅方向に駆動され、他の記録トラック
に対する記録(書込み)および再生(読み出し)が実行
可能になっているが、この手段自体は、軽量のものであ
れば従来の駆動方式の何れでも使用可能であり、フレキ
シブル配線等をして電源および制御信号を供給すればよ
い。したがって、これについては詳述しない。
された光カード1に対向する光ヘッド21(記録再生ヘ
ッド)を保持するとともに前記トラック長さ方向に往復
直線移動可能な第2の往復移動台である。この第2の往
復移動台20は、本体ケース2上に左右の平行ガイドシ
ャフト16を介して前記トラック長さ方向に往復摺動自
在に支持されたガイド部22a,22bを有するスライ
ダ部22と、光ヘッド21を装着したヘッドキャリッジ
23と、を含んで構成されており、スライダ部22に取
り付けられた平行なガイドシャフト24,25によって
ヘッドキャリッジ23が3点支持されている。これらガ
イドシャフト24,25は互いに平行に前記記録トラッ
クのトラック幅方向に延在しており、ヘッドキャリッジ
23はこの往復移動台20によって前記トラック幅方向
に移動可能に、すなわち記録再生トラックの切換えのた
めの移動が可能に支持され、その状態で光ヘッド21が
光カード1に対して所定の読み取りギャップを隔てて平
行に保持されている。なお、光ヘッド21は、図示しな
い記録再生制御部に接続されており、前記所定の読み取
りギャップを隔てて光カード1の記録トラックに対し情
報を記録および再生することができる。また、ヘッドキ
ャリッジ23は、図示しないトラックジャンプ駆動手段
によってトラック幅方向に駆動され、他の記録トラック
に対する記録(書込み)および再生(読み出し)が実行
可能になっているが、この手段自体は、軽量のものであ
れば従来の駆動方式の何れでも使用可能であり、フレキ
シブル配線等をして電源および制御信号を供給すればよ
い。したがって、これについては詳述しない。
【0013】30は、第1および第2の往復移動台1
0,20をそれぞれ往復駆動する駆動機構である。この
駆動機構30は、前記トラック長さ方向に対し直交する
中心軸31a,32aを有する所定歯数の第1および第
2の固定歯車31,32と、これら固定歯車31,32
にそれぞれ噛合するとともに固定歯車31,32の周り
で自転および公転可能な第1および第2の遊星歯車3
3,34と、第1および第2の遊星歯車33,34をそ
れぞれ自転可能に保持するとともに両遊星歯車33,3
4を固定歯車31,32の周りの所定の公転軌道上で公
転させる第1および第2の可動キャリア35,36と、
第1および第2の可動キャリア35,36を固定歯車3
1,32の周方向に同期駆動する駆動源40と、を備え
ており、さらに、第1および第2の可動キャリア35,
36の回転に伴う第1および第2の遊星歯車33,34
の自転および公転運動に対応して第1および第2の往復
移動台10,20を互いに逆相に往復移動させる第1お
よび第2のリンク37,38と、を含んで構成されてい
る。第1および第2のリンク37,38は、第1および
第2の遊星歯車33,34の自転中心から所定半径(図
2に示す半径a)の位置に揺動可能に連結された一端部
37a,38aおよび第1および第2の往復移動台1
0,20に揺動可能に連結された他端部37b,38b
を有しており、第1および第2の遊星歯車33,34の
自転中心から所定半径aの位置にはそれぞれリンク駆動
ピン33a,34aが設けられている。
0,20をそれぞれ往復駆動する駆動機構である。この
駆動機構30は、前記トラック長さ方向に対し直交する
中心軸31a,32aを有する所定歯数の第1および第
2の固定歯車31,32と、これら固定歯車31,32
にそれぞれ噛合するとともに固定歯車31,32の周り
で自転および公転可能な第1および第2の遊星歯車3
3,34と、第1および第2の遊星歯車33,34をそ
れぞれ自転可能に保持するとともに両遊星歯車33,3
4を固定歯車31,32の周りの所定の公転軌道上で公
転させる第1および第2の可動キャリア35,36と、
第1および第2の可動キャリア35,36を固定歯車3
1,32の周方向に同期駆動する駆動源40と、を備え
ており、さらに、第1および第2の可動キャリア35,
36の回転に伴う第1および第2の遊星歯車33,34
の自転および公転運動に対応して第1および第2の往復
移動台10,20を互いに逆相に往復移動させる第1お
よび第2のリンク37,38と、を含んで構成されてい
る。第1および第2のリンク37,38は、第1および
第2の遊星歯車33,34の自転中心から所定半径(図
2に示す半径a)の位置に揺動可能に連結された一端部
37a,38aおよび第1および第2の往復移動台1
0,20に揺動可能に連結された他端部37b,38b
を有しており、第1および第2の遊星歯車33,34の
自転中心から所定半径aの位置にはそれぞれリンク駆動
ピン33a,34aが設けられている。
【0014】固定歯車31,32のピッチ円直径D1に
対する第1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれ
のピッチ円直径D2の比(歯数の比に相当)は、例えば
1/3(D2/D1=1/3)であり、この場合、第1お
よび第2の遊星歯車33,34の公転軌道上における間
隔は等間隔、すなわち180度の位相差となる間隔であ
る。また、固定歯車31,32のピッチ円直径D1に対
する第1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれの
ピッチ円直径D2の比(歯数の比に相当)を1/2にし
た場合、第1および第2の遊星歯車33,34の公転軌
道上における位相差は360度となる。
対する第1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれ
のピッチ円直径D2の比(歯数の比に相当)は、例えば
1/3(D2/D1=1/3)であり、この場合、第1お
よび第2の遊星歯車33,34の公転軌道上における間
隔は等間隔、すなわち180度の位相差となる間隔であ
る。また、固定歯車31,32のピッチ円直径D1に対
する第1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれの
ピッチ円直径D2の比(歯数の比に相当)を1/2にし
た場合、第1および第2の遊星歯車33,34の公転軌
道上における位相差は360度となる。
【0015】第1および第2の可動キャリア35,36
は、固定歯車31,32と同軸に配置された、前記所定
半径aより大きい所定の公転半径A(例えば2r、3r
又は4r)の位置に固定歯車31,32の中心軸と平行
な枢軸部35a,36aを有する、一対の従動歯車から
なる。そして、前記駆動源40は、これら一対の従動歯
車35,36を同期駆動する駆動歯車41,42と、こ
れら駆動歯車41,42を共通駆動軸43を介して一体
に一定角速度で駆動するモータ44と、から構成されて
いる。なお、駆動歯車41,42および共通駆動軸43
は一体に形成されてもよい。
は、固定歯車31,32と同軸に配置された、前記所定
半径aより大きい所定の公転半径A(例えば2r、3r
又は4r)の位置に固定歯車31,32の中心軸と平行
な枢軸部35a,36aを有する、一対の従動歯車から
なる。そして、前記駆動源40は、これら一対の従動歯
車35,36を同期駆動する駆動歯車41,42と、こ
れら駆動歯車41,42を共通駆動軸43を介して一体
に一定角速度で駆動するモータ44と、から構成されて
いる。なお、駆動歯車41,42および共通駆動軸43
は一体に形成されてもよい。
【0016】上記構成を有する本実施形態の情報記録再
生装置では、第1の往復移動台10に光カード1が装填
されると、これが図示しないセンサによって検知され、
第1および第2の可動キャリア35,36が駆動源40
によって回転駆動される。このとき、第1および第2の
遊星歯車33,34が、固定歯車31,32の周りでそ
れぞれ公転および自転し、これに伴って、第1および第
2の遊星歯車33,34の自転中心から所定半径aの位
置にあるリンク駆動ピン33a,34aが固定歯車3
1,32の周りでそれぞれ蛇行しながら回転し(エピト
ロコピド曲線を描く運動)、公転運動による変位と自転
による変位の合成された変位を示す。そして、第1およ
び第2の往復移動台10,20が、第1および第2のリ
ンク37,38を介して、駆動機構30により公転半径
の2倍のストローク範囲で互いに逆相に往復駆動され
る。
生装置では、第1の往復移動台10に光カード1が装填
されると、これが図示しないセンサによって検知され、
第1および第2の可動キャリア35,36が駆動源40
によって回転駆動される。このとき、第1および第2の
遊星歯車33,34が、固定歯車31,32の周りでそ
れぞれ公転および自転し、これに伴って、第1および第
2の遊星歯車33,34の自転中心から所定半径aの位
置にあるリンク駆動ピン33a,34aが固定歯車3
1,32の周りでそれぞれ蛇行しながら回転し(エピト
ロコピド曲線を描く運動)、公転運動による変位と自転
による変位の合成された変位を示す。そして、第1およ
び第2の往復移動台10,20が、第1および第2のリ
ンク37,38を介して、駆動機構30により公転半径
の2倍のストローク範囲で互いに逆相に往復駆動され
る。
【0017】このとき、図2に示すように、同図の半時
計方向に増加する遊星歯車33,34の公転角度をθ、
遊星歯車33,34のピッチ円半径をr、固定歯車3
1,32のピッチ円半径を2r、各遊星歯車33,34
の自転中心軸からリンク駆動ピン33a,34aの中心
軸までの距離をa、第1および第2のリンク37,38
の両端の連結ピン間の長さ(以下、単にリンク長さとい
う)をlとすると、第1および第2のリンク37,38
の先端の単位時間当たりの変位、すなわち往復移動台1
0,20の移動速度は、次式(1)で表すことができ
る。なお、(2)式はlの二乗の計算式である。
計方向に増加する遊星歯車33,34の公転角度をθ、
遊星歯車33,34のピッチ円半径をr、固定歯車3
1,32のピッチ円半径を2r、各遊星歯車33,34
の自転中心軸からリンク駆動ピン33a,34aの中心
軸までの距離をa、第1および第2のリンク37,38
の両端の連結ピン間の長さ(以下、単にリンク長さとい
う)をlとすると、第1および第2のリンク37,38
の先端の単位時間当たりの変位、すなわち往復移動台1
0,20の移動速度は、次式(1)で表すことができ
る。なお、(2)式はlの二乗の計算式である。
【0018】 (以下余白)
【数1】
【0019】本実施形態では、上述した遊星歯車33,
34の公転運動の位相差により、往復移動台10の移動
速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、往復移
動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すOHの速
度)とが、図3に示すように変化し、これによって両往
復移動台10,20の相対移動速度が同図に示すように
台形に近い速度波形となる。すなわち、光ヘッド21が
光カード1の記録トラック上に位置する遊星歯車33,
34の所定公転区間では、第1および第2の往復移動台
10,20の相対速度が所定の速度域内に保たれ、第1
および第2の遊星歯車33,34の所定公転区間外で
は、第1および第2の往復移動台10,20の相対速度
が所定の速度域外に変化するように、両往復移動台1
0,20を所謂台形駆動することができる。したがっ
て、固定歯車31,32のピッチ円直径D1に対する第
1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれのピッチ
円直径D2の比を適宜設定して、光カード1の読取・書
込領域の両端側での急加減速と読取・書込領域内での高
速かつ安定した駆動が可能になる。
34の公転運動の位相差により、往復移動台10の移動
速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、往復移
動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すOHの速
度)とが、図3に示すように変化し、これによって両往
復移動台10,20の相対移動速度が同図に示すように
台形に近い速度波形となる。すなわち、光ヘッド21が
光カード1の記録トラック上に位置する遊星歯車33,
34の所定公転区間では、第1および第2の往復移動台
10,20の相対速度が所定の速度域内に保たれ、第1
および第2の遊星歯車33,34の所定公転区間外で
は、第1および第2の往復移動台10,20の相対速度
が所定の速度域外に変化するように、両往復移動台1
0,20を所謂台形駆動することができる。したがっ
て、固定歯車31,32のピッチ円直径D1に対する第
1および第2の遊星歯車33,34のそれぞれのピッチ
円直径D2の比を適宜設定して、光カード1の読取・書
込領域の両端側での急加減速と読取・書込領域内での高
速かつ安定した駆動が可能になる。
【0020】また、駆動源40によって第1および第2
の可動キャリア35,36を一定方向に回転させるだけ
で、第1および第2の往復移動台10,20をスライダ
とし、第1および第2の可動キャリア35,36と第1
および第2の遊星歯車33,34とをクランクとする一
対の機構が、第1および第2の往復移動台10,20
を、これらの加減速に伴う慣性力(反力)が互いに相殺
する向きに、すなわち、所謂プッシュ・プルの関係とな
る慣性力を生じるように駆動されることになり、従来の
ように駆動手段40の駆動方向を反転させる必要がな
い。したがって、駆動系の慣性による負荷を大幅に軽減
することができる。しかも、反転駆動の必要ないモータ
44の回転を第1および第2の往復移動台10,20の
高速往復移動に変換することから、高価で重量の大きい
リニアモータと同等程度の高速駆動が可能であるにもか
かわらず、そのようなリニアモータを用いる場合に比べ
て大幅な軽量化とコスト低減ができる。
の可動キャリア35,36を一定方向に回転させるだけ
で、第1および第2の往復移動台10,20をスライダ
とし、第1および第2の可動キャリア35,36と第1
および第2の遊星歯車33,34とをクランクとする一
対の機構が、第1および第2の往復移動台10,20
を、これらの加減速に伴う慣性力(反力)が互いに相殺
する向きに、すなわち、所謂プッシュ・プルの関係とな
る慣性力を生じるように駆動されることになり、従来の
ように駆動手段40の駆動方向を反転させる必要がな
い。したがって、駆動系の慣性による負荷を大幅に軽減
することができる。しかも、反転駆動の必要ないモータ
44の回転を第1および第2の往復移動台10,20の
高速往復移動に変換することから、高価で重量の大きい
リニアモータと同等程度の高速駆動が可能であるにもか
かわらず、そのようなリニアモータを用いる場合に比べ
て大幅な軽量化とコスト低減ができる。
【0021】なお、(1)式に示すリンク駆動ピンの変
位は、図3に実線で示すように、完全な台形でなく、第
1および第2の往復移動台10,20の変位が台形に近
い形状となればよい。したがって、そのようにリンク長
さl、公転半径 、前記所定半径aを適宜設定すること
で、台形波(フーリエ展開によって無限級数に展開で
き、f(x)= A sinx + B sin3x+Cs
in5x+・・・で表される)に近い第1および第2の
往復移動台10,20の速度を得ることができる。
位は、図3に実線で示すように、完全な台形でなく、第
1および第2の往復移動台10,20の変位が台形に近
い形状となればよい。したがって、そのようにリンク長
さl、公転半径 、前記所定半径aを適宜設定すること
で、台形波(フーリエ展開によって無限級数に展開で
き、f(x)= A sinx + B sin3x+Cs
in5x+・・・で表される)に近い第1および第2の
往復移動台10,20の速度を得ることができる。
【0022】さらに、本実施形態においては、第1およ
び第2の可動キャリア35,36が固定歯車31,32
と同軸配置された一対の従動歯車からなり、これらの所
定の公転半径位置に固定歯車31,32と平行な枢軸部
35a,36aが設けられており、一方、駆動源40が
これら一対の従動歯車35,36を同期駆動する駆動歯
車41,42と、両駆動歯車41,42を共通駆動軸4
3を介して一体回転させるモータ44とから構成されて
いるので、固定歯車31,32および遊星歯車33,3
4と隣接するコンパクトな駆動源40を構成することが
できる。
び第2の可動キャリア35,36が固定歯車31,32
と同軸配置された一対の従動歯車からなり、これらの所
定の公転半径位置に固定歯車31,32と平行な枢軸部
35a,36aが設けられており、一方、駆動源40が
これら一対の従動歯車35,36を同期駆動する駆動歯
車41,42と、両駆動歯車41,42を共通駆動軸4
3を介して一体回転させるモータ44とから構成されて
いるので、固定歯車31,32および遊星歯車33,3
4と隣接するコンパクトな駆動源40を構成することが
できる。
【0023】なお、上述の実施例では、固定歯車が外歯
を有するものとして説明したが、本発明はこれに限ら
ず、固定歯車が内歯を有するものであってもよく、その
場合、第1および第2のキャリアがこの固定歯車の内歯
に噛合する歯車からなり、それぞれ太陽歯車によって駆
動されることになる。また、固定歯車31,32と遊星
歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)を
適宜設定して第1および第2の往復移動台10,20を
それぞれ種々の速度波形になるよう駆動することができ
ることはいうまでもない。
を有するものとして説明したが、本発明はこれに限ら
ず、固定歯車が内歯を有するものであってもよく、その
場合、第1および第2のキャリアがこの固定歯車の内歯
に噛合する歯車からなり、それぞれ太陽歯車によって駆
動されることになる。また、固定歯車31,32と遊星
歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)を
適宜設定して第1および第2の往復移動台10,20を
それぞれ種々の速度波形になるよう駆動することができ
ることはいうまでもない。
【0024】以下、固定歯車と遊星歯車のピッチ円直径
の比(ギヤ比に相当)を異ならせた幾つかの実施形態に
ついて説明するが、先に説明した実施形態と同様な構成
については同一符号を用いて簡単に説明する。 <第2実施形態>図4に示すのは、上述の実施形態とほ
ぼ同様に、外歯を有する固定歯車31,32と、固定歯
車31,32に噛合してその周りで公転および自転する
遊星歯車33,34と、を有し、固定歯車31,32と
遊星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相
当)を3:1としたものである。
の比(ギヤ比に相当)を異ならせた幾つかの実施形態に
ついて説明するが、先に説明した実施形態と同様な構成
については同一符号を用いて簡単に説明する。 <第2実施形態>図4に示すのは、上述の実施形態とほ
ぼ同様に、外歯を有する固定歯車31,32と、固定歯
車31,32に噛合してその周りで公転および自転する
遊星歯車33,34と、を有し、固定歯車31,32と
遊星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相
当)を3:1としたものである。
【0025】この場合、同図の半時計方向に増加する遊
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車31,32のピッチ円半
径を3r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(3)で表すことができる。なお、(4)式は
lの二乗の計算式である。
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車31,32のピッチ円半
径を3r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(3)で表すことができる。なお、(4)式は
lの二乗の計算式である。
【0026】
【数2】
【0027】本実施形態においても、上述した遊星歯車
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図5に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。すなわち、両往復移
動台10,20を所謂台形駆動することができることに
なる。したがって、上述の実施形態と同様な効果が期待
できる。
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図5に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。すなわち、両往復移
動台10,20を所謂台形駆動することができることに
なる。したがって、上述の実施形態と同様な効果が期待
できる。
【0028】<第3実施形態>図6に示すのは、上述の
実施形態と異なり内歯を有する固定歯車61,62と、
固定歯車61,62に噛合しその内周に沿って公転およ
び自転する上述の実施形態と同様な遊星歯車33,34
と、第1および第2の遊星歯車33,34に噛合して両
遊星歯車33,34を駆動する太陽歯車65と、この太
陽歯車65を軸心回りに回転駆動する図示しない駆動モ
ータと、を備えたものであり、固定歯車61,62と遊
星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)
を3:1とした場合である。
実施形態と異なり内歯を有する固定歯車61,62と、
固定歯車61,62に噛合しその内周に沿って公転およ
び自転する上述の実施形態と同様な遊星歯車33,34
と、第1および第2の遊星歯車33,34に噛合して両
遊星歯車33,34を駆動する太陽歯車65と、この太
陽歯車65を軸心回りに回転駆動する図示しない駆動モ
ータと、を備えたものであり、固定歯車61,62と遊
星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)
を3:1とした場合である。
【0029】この場合、同図の半時計方向に増加する遊
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車61,62のピッチ円半
径を3r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(5)で表すことができる。なお、(6)式は
lの二乗の計算式である。
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車61,62のピッチ円半
径を3r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(5)で表すことができる。なお、(6)式は
lの二乗の計算式である。
【0030】
【数3】
【0031】本実施形態においても、上述した遊星歯車
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図7に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。したがって、両往復
移動台10,20を台形駆動することができ、上述の実
施形態と同様な効果が期待できる。
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図7に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。したがって、両往復
移動台10,20を台形駆動することができ、上述の実
施形態と同様な効果が期待できる。
【0032】<第4実施形態>図8に示すのは、上述の
実施形態と異なり内歯を有する固定歯車61,62と、
固定歯車61,62に噛合しその内周に沿って公転およ
び自転する上述の実施形態と同様な遊星歯車33,34
と、第1および第2の遊星歯車33,34に噛合して両
遊星歯車33,34を駆動する太陽歯車65と、この太
陽歯車65を軸心回りに回転駆動する図示しない駆動モ
ータと、を備えたものであり、固定歯車61,62と遊
星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)
を4:1とした場合である。
実施形態と異なり内歯を有する固定歯車61,62と、
固定歯車61,62に噛合しその内周に沿って公転およ
び自転する上述の実施形態と同様な遊星歯車33,34
と、第1および第2の遊星歯車33,34に噛合して両
遊星歯車33,34を駆動する太陽歯車65と、この太
陽歯車65を軸心回りに回転駆動する図示しない駆動モ
ータと、を備えたものであり、固定歯車61,62と遊
星歯車33,34のピッチ円直径の比(ギヤ比に相当)
を4:1とした場合である。
【0033】この場合、同図の反時計方向に増加する遊
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車61,62のピッチ円半
径を4r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(7)で表すことができる。なお、(8)式は
lの二乗の計算式である。
星歯車33,34の公転角度をθ、遊星歯車33,34
のピッチ円半径をr、固定歯車61,62のピッチ円半
径を4r、各遊星歯車33,34の自転中心軸からリン
ク駆動ピン33a,34aの中心軸までの距離をa、第
1および第2のリンク37,38の両端の連結ピン間の
長さ(以下、単にリンク長さという)をlとすると、第
1および第2のリンク37,38の先端の単位時間当た
りの変位、すなわち往復移動台10,20の移動速度
は、次式(7)で表すことができる。なお、(8)式は
lの二乗の計算式である。
【0034】 (以下余白)
【数4】
【0035】本実施形態においても、上述した遊星歯車
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図9に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。したがって、両往復
移動台10,20を台形駆動することができ、上述の実
施形態と同様な効果が期待できる。
33,34の公転運動の位相差により、往復移動台10
の移動速度(同図中に点線で示すシャトルの速度)と、
往復移動台20の移動速度(同図中に一点鎖線で示すO
Hの速度)とが、図9に示すように変化し、これによっ
て両往復移動台10,20の相対移動速度が同図に示す
ように台形に近い速度波形となる。したがって、両往復
移動台10,20を台形駆動することができ、上述の実
施形態と同様な効果が期待できる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1およ
び第2の遊星歯車を互いの位相間隔を保って固定歯車の
周りで自転および公転させ、これにより第1および第2
のリンクを介して第1および第2の往復移動台を逆相に
往復駆動するようにしているので、駆動手段の駆動方向
を反転させることなく、第1および第2の往復移動台の
慣性による駆動負荷を相殺させて、リニアモータと同等
程度の高速駆動を実現することができ、しかも、高価で
重いリニアモータを用いる場合に比べて大幅な軽量化と
コスト低減を図ることができる。
び第2の遊星歯車を互いの位相間隔を保って固定歯車の
周りで自転および公転させ、これにより第1および第2
のリンクを介して第1および第2の往復移動台を逆相に
往復駆動するようにしているので、駆動手段の駆動方向
を反転させることなく、第1および第2の往復移動台の
慣性による駆動負荷を相殺させて、リニアモータと同等
程度の高速駆動を実現することができ、しかも、高価で
重いリニアモータを用いる場合に比べて大幅な軽量化と
コスト低減を図ることができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、第1およ
び第2の遊星歯車をそれぞれ保持する可動の第1および
第2のキャリアで保持し、これらのキャリアを固定歯車
の周方向に同期駆動する駆動手段を構成し、簡素化を図
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、固定
歯車および遊星歯車を小型の駆動源と近接配置すること
で、より簡素でコンパクトな駆動手段とすることができ
る。
び第2の遊星歯車をそれぞれ保持する可動の第1および
第2のキャリアで保持し、これらのキャリアを固定歯車
の周方向に同期駆動する駆動手段を構成し、簡素化を図
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、固定
歯車および遊星歯車を小型の駆動源と近接配置すること
で、より簡素でコンパクトな駆動手段とすることができ
る。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、第1およ
び第2の遊星歯車をこれに噛合する太陽歯車によってこ
れらの中心軸側から駆動できるので、キャリアが不要に
なり、装置の薄型化が可能になる。請求項5に記載の発
明によれば、光学的情報記録媒体に対し光ヘッドによっ
て情報を記録および再生する速度を高速化できることに
なり、高性能の光学的情報記録再生装置を提供すること
ができる。
び第2の遊星歯車をこれに噛合する太陽歯車によってこ
れらの中心軸側から駆動できるので、キャリアが不要に
なり、装置の薄型化が可能になる。請求項5に記載の発
明によれば、光学的情報記録媒体に対し光ヘッドによっ
て情報を記録および再生する速度を高速化できることに
なり、高性能の光学的情報記録再生装置を提供すること
ができる。
【0039】請求項6に記載の発明によれば、第1およ
び第2の遊星歯車の所定公転区間では第1および第2の
往復移動台の相対速度を所定速度域内に保ち、前記所定
公転区間外では、両往復移動台の相対速度を所定速度域
外に変化させるので、情報記録媒体に対する情報の読取
書込領域の両端側での急加減速と、読取書込領域内での
高速かつ安定した駆動が可能になり、高性能の情報記録
再生装置を提供することができる。
び第2の遊星歯車の所定公転区間では第1および第2の
往復移動台の相対速度を所定速度域内に保ち、前記所定
公転区間外では、両往復移動台の相対速度を所定速度域
外に変化させるので、情報記録媒体に対する情報の読取
書込領域の両端側での急加減速と、読取書込領域内での
高速かつ安定した駆動が可能になり、高性能の情報記録
再生装置を提供することができる。
【図1】本発明に係る情報記録再生装置の第1実施形態
を示すその側面断面図である。
を示すその側面断面図である。
【図2】第1実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
【図3】第1実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
【図4】第2実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
【図5】第2実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
【図6】第3実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
【図7】第3実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
【図8】第4実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
歯車の公転および自転運動を説明する機構説明図であ
る。
【図9】第4実施形態の情報記録再生装置における遊星
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
歯車の公転角と第1および第2の往復移動台の相対速度
の関係を示すグラフである。
1 光カード(情報記録媒体) 2,3 本体ケース 4 ガイドシャフト 10 第1の往復移動台 20 第2の往復移動台 21 光ヘッド 23 ヘッドキャリッジ 30 駆動機構 31 第1の固定歯車(外歯を有する固定歯車) 32 第2の固定歯車(外歯を有する固定歯車) 33 第1の遊星歯車 33a,34a リンク駆動ピン 34 第2の遊星歯車 35 第1の可動キャリア(第1のキャリア) 35a,36a 枢軸部 36 第2の可動キャリア(第2のキャリア) 37 第1のリンク 37a,38a 一端部 37b,38b 他端部 38 第2のリンク 40 駆動源 41,42 駆動歯車 43 共通駆動軸 44 モータ 61 第1の固定歯車(内歯を有する固定歯車) 62 第2の固定歯車(内歯を有する固定歯車) 65 太陽歯車 a 所定半径
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【数1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【数2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【数3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【数4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
Claims (6)
- 【請求項1】情報記録媒体(1)を保持するとともに該
情報記録媒体の記録トラックに沿って所定移動方向に往
復移動可能な第1の往復移動台(10)と、 該第1の往復移動台に保持された情報記録媒体に対向す
るヘッド(21)を保持するとともに前記所定移動方向
に往復移動可能な第2の往復移動台(20)と、 第1および第2の往復移動台(10,20)を往復駆動
する駆動機構(30)と、を備え、 前記ヘッド(21)によって前記記録トラックに対し情
報を記録および再生する情報記録再生装置であって、 前記駆動機構(30)が、 前記所定移動方向に対し直交する中心軸を有する固定歯
車(31,32)と、 該固定歯車に噛合するとともに自転して該固定歯車の周
りで公転運動可能な第1および第2の遊星歯車(33,
34)と、 第1および第2の遊星歯車をそれぞれ前記固定歯車の周
りで自転および公転させる駆動手段(35,36,4
0)と、 第1および第2の遊星歯車の自転中心から所定半径
(a)の位置に揺動可能に連結された一端部および前記
第1および第2の往復移動台に揺動可能に連結された他
端部を有し、第1および第2の遊星歯車(33,34)
の自転および公転運動に対応して第1および第2の往復
移動台(10,20)を互いに逆相に往復移動させる第
1および第2のリンク(37,38)と、を含んで構成
されたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】前記駆動手段(40)が、第1および第2
の遊星歯車をそれぞれ保持する第1および第2のキャリ
ア(35,36)と、該第1および第2のキャリア(3
5,36)を固定歯車(31,32)の周方向に同期駆
動する駆動源(44)と、を有することを特徴とする請
求項1に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項3】前記第1および第2のキャリア(35,3
6)が、前記固定歯車と同軸に配置されるとともに所定
の公転半径位置に前記固定歯車の中心軸と平行な枢軸部
(35a,36a)を有する一対の従動歯車からなり、 前記駆動手段(40)が、該一対の従動歯車を同期駆動
する駆動歯車(41,42)と、該駆動歯車を回転駆動
するモータ(44)と、から構成されたことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項4】前記固定歯車(61,62)が内歯を有
し、 前記駆動手段(40)が、第1および第2の遊星歯車
(33,34)に噛合して両遊星歯車を駆動する太陽歯
車(65)と、該太陽歯車を駆動する駆動源と、を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装
置。 - 【請求項5】前記情報記録媒体(1)が光学的情報記録
媒体であり、前記ヘッド(21)が光学的に情報を記録
および再生する光ヘッドであることを特徴とする請求項
1〜4の何れかに記載の情報記録再生装置。 - 【請求項6】前記ヘッド(21)が前記情報記録媒体
(1)の記録トラック上に位置する前記第1および第2
の遊星歯車(33,34)の所定公転区間では、前記第
1および第2の往復移動台(10,20)の相対速度が
所定の速度域内に保たれ、前記第1および第2の遊星歯
車(33,34)の所定公転区間外では、前記第1およ
び第2の往復移動台(10,20)の相対速度が所定の
速度域外に変化することを特徴とする請求項1〜5の何
れかに記載の情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35989097A JPH11191272A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35989097A JPH11191272A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11191272A true JPH11191272A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18466822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35989097A Pending JPH11191272A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11191272A (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35989097A patent/JPH11191272A/ja active Pending
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