JPH11192551A - 溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法 - Google Patents
溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法Info
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Abstract
電極アーク溶接トーチの本体に取付けられている2次ケ
ーブル又はコネクタが劣化しているかどうかを確認する
ことができ、早期の交換等の対策を可能とする。 【解決手段】作業開始前に接続している2次ケ−ブルの
断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ず
る抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定めてお
き、作業開始時の初回溶接時の初期抵抗値R1とN回目
溶接時のN回目抵抗値Rnとの差のN回目抵抗値増加分
ΔRn=Rn−R1を算出し、このN回目抵抗値増加分
ΔRnと上記抵抗増加許容値ΔRrとを比較して、上記
N回目抵抗値増加分ΔRnが上記抵抗増加許容値ΔRr
を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用
の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
Description
又は半自動ガスシールド消耗電極アーク溶接トーチの本
体に取付けられているケ−ブルの固定部分(以下、本体
ケ−ブルという)又は本体ケ−ブルに延長接続する溶接
用ケーブル素線の断線進行予測方法に関するものであ
る。
下、2次ケーブルという)は、通常の固定配線されたケ
ーブルに比べて、第1に、溶接箇所まで頻繁に引き回さ
れ、屈曲と延伸との繰り返し回数(以下、屈曲回数とい
う)及び2次ケーブルの捻れが多いために、ケーブル素
線の断線(以下、部分断線という)することが多い。第
2に、本体ケ−ブルは可撓性をよくするために通常のケ
ーブルよりも細い素線を使用しているので素線が断線し
やすい。第3に、溶接箇所まで頻繁に移動させ、大電流
を通電するので、固定配線されたケーブルに比べて、断
面積の小さいケーブルを使用するために、電圧降下によ
る発熱が大となり、素線の一部が断線すると残りの素線
の断線が急速に進行する。したがつて、通常の固定配線
されたケーブルの劣化が、電圧降下による発熱によって
絶縁が低下して使用不能になるのに対して、2次ケーブ
ルの劣化は、素線の断線が進行して異常発熱して使用不
能になる。
スタッド溶接作業は、溶接箇所まで溶接ケーブルを本体
ケ−ブルに接続延長して、総延長長さが100[m]に
及ぶ場合もある。この2次ケ−ブルは、溶接箇所まで頻
繁に引き回され、特に、本体ケ−ブルは、屈曲回数が多
く、使用を繰り返すと部分断線し、しかもその部分断線
数の進行が速い。
以上の大電流を通電するために、2次ケーブルのわずか
な抵抗値であっても、10〜30[V]程度のかなり大
きい電圧降下が発生して、2次ケーブルが発熱し、特
に、屈曲回数が多い部分で、2次ケーブルの劣化が激し
く、溶接作業中に急速に部分断線数が進行して、部分断
線部分にア−クが発生することがあり危険である。この
2次ケーブルの屈曲回数が多い部分は、溶接作業者近傍
の位置であるために、実際に火傷事故が発生したことが
ある。そこで、定期的に又は溶接作業の開始前に、溶接
ケーブル素線の断線及びその部分断線数の進行をチェッ
ク(以下、断線チェックという)する必要がある。
に発生した事故に対する対策(2次ケ−ブルの断線チェ
ック)として、2次ケ−ブル自体に定電流を通電して、
断線チェックしたい部分の温度上昇を確認する方法を検
討した。以下に、この2次ケ−ブルの検討済断線チェッ
ク方法を説明する。
2次ケ−ブルの接続状態を示す図である。通常、溶接ガ
ン2の本体ケ−ブル17aの一端は、スタッドSを保持
するスタッドチャック2bを移動させるスタッド移動用
シャフト2aに取り付けられた本体ケーブル接続金具2
cに接続されている。通常のスタッド溶接をするとき
は、溶接ガン2の本体ケ−ブル17aの他端を溶接電源
装置1の一方の出力端子に接続し、溶接ケ−ブル17を
被溶接材Wと溶接電源装置1の他方の出力端子間に接続
する。
接の2次ケ−ブルの劣化状態をチェックするときの2次
ケ−ブルの接続状態を示す図である。この断線チェック
方法は、2次ケーブル素線数の1/2が断線した場合
を、2次ケ−ブルの寿命と定める。同図において、通常
のスタッド用溶接電源装置1を使用して、2次ケ−ブル
17に定電流を通電する。本体ケ−ブル17aの劣化状
態をチェックするときは、図1の状態から、本体ケーブ
ル接続金具2cに接続されている本体ケーブル17aを
取り外し、溶接電源装置1の一方の出力端子に接続され
ている溶接ケーブル17に接続する。この断線チェック
したい本体ケーブル17aの断線チェック部分17bの
温度上昇値を、熱電対32等を使用した温度上昇値測定
器31を使用して予め測定しておき、この初回の温度上
昇値を判定温度上昇値Trとする。
る1秒間通電と5秒間休止とを1サイクルとする約15
00[A]の電流を通電する。20サイクル及び100
サイクル(以下、N回目という)の通電中に、温度上昇
値測定器31を使用して溶接終了後の断線チェック部分
17bの温度上昇値を測定し、このN回目の測定温度上
昇値Tnと判定温度上昇値Trとを比較して、寿命を推
定する。
法は、断線の発生しやすい屈曲部分、例えば、図2の断
線チェック部分17bを特定しておき、その特定した断
線チェック部分17bの温度上昇値を熱電対32等を用
いて測定しなければならないために、かなりの労力を必
要とし、特に、建築現場での作業では実用的でない。さ
らに、特定した箇所の温度測定時に、誤差及びバラツキ
が生じるために、この検討済断線チェック方法は、常
に、2次ケ−ブルの被覆外観をチェックと併用する必要
がある。
ケーブルの劣化チェック方法において、作業開始前に接
続している2次ケ−ブル(判定基準2次ケ−ブル)の断
面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる
抵抗値までの抵抗増加電圧降下許容値ΔVrを予め定め
ておき、作業開始時の初回の溶接時に短絡電流を通電し
て短絡電圧平均値V2a=V21(以下、初回短絡電圧平均
値V21という)を測定し、次に、溶接毎、例えばN回目
の溶接時に短絡電流を通電してN回目短絡電圧平均値V
2a=V2n(以下、N回目短絡電圧平均値V2nという)を
測定して、このN回目短絡電圧平均値V2nと上記初回短
絡電圧平均値V21との差のN回目短絡電圧増加分ΔV2n
=V2n−V21を算出し、このN回目短絡電圧増加分ΔV
2nと上記抵抗増加電圧降下許容値ΔVrとを比較して、
上記N回目短絡電圧増加分ΔV2nが上記抵抗増加電圧降
下許容値ΔVrを越えた時点を、2次ケーブルの交換時
期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法
である。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加電圧降下許容値ΔVr
を予め定めておき、作業開始時の初回の溶接時に、スタ
ッドを被溶接材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、初
回押し込み短絡電圧平均値V2a=V21を測定し、次に、
溶接毎、例えばN回目にスタッドを被溶接材に押し込ん
だ後の短絡電流通電中に、N回目押し込み短絡電圧平均
値V2a=V2nを測定して、このN回目押し込み短絡電圧
平均値V2a=V2nと上記初回押し込み短絡電圧平均値V
2a=V21との差のN回目押し込み短絡電圧増加分ΔV2n
=V2n−V21を算出し、このN回目押し込み短絡電圧増
加分ΔV2nと上記抵抗増加電圧降下許容値ΔVrとを比
較して、上記N回目押し込み短絡電圧増加分ΔV2nが上
記抵抗増加電圧降下許容値ΔVrを越えた時点を、2次
ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の
断線進行予測方法である。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定
めておき、作業開始時の初回溶接時の初期抵抗値R1と
N回目溶接時のN回目抵抗値Rnとの差のN回目抵抗値
増加分ΔRn=Rn−R1を算出し、このN回目抵抗値
増加分ΔRnと上記抵抗増加許容値ΔRrとを比較し
て、上記N回目抵抗値増加分ΔRnが上記抵抗増加許容
値ΔRrを越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とす
る溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法であ
る。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定
めておき、作業開始時の初回の溶接時に短絡電流を通電
して短絡電圧平均値V2a=V21と短絡電流平均値I2a=
I21とを検出して初期抵抗値R1=V21/I21を算出
し、次に、溶接毎、例えばN回目の溶接時に短絡電流を
通電してN回目短絡電圧平均値V2a=V2nと短絡電流平
均値I2a=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/
I2nを算出して、このN回目抵抗値Rnと上記初期抵抗
値R1との差のN回目抵抗値増加分ΔRn=Rn−R1
を算出し、このN回目抵抗値増加分ΔRnと上記抵抗増
加許容値ΔRrとを比較して、上記N回目抵抗値増加分
ΔRnが上記抵抗増加許容値ΔRrを越えた時点を、2
次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線
の断線進行予測方法である。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定
めておくき、作業開始時の初回の溶接時に、スタッドを
被溶接材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、押し込み
短絡電圧平均値V2a=V21と押し込み短絡電流平均値I
2a=I21とを検出して初期抵抗値R1=V21/I21を算
出し、次に、溶接毎、例えばN回目にスタッドを被溶接
材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、押し込み短絡電
圧平均値V2a=V2nと押し込み短絡電流平均値I2a=I
2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/I2nを算出し
て、このN回目抵抗値Rnと上記初期抵抗値R1との差
のN回目抵抗値増加分ΔRn=Rn−R1を算出し、こ
のN回目抵抗値増加分ΔRnと上記抵抗増加許容値ΔR
rとを比較して、上記N回目抵抗値増加分ΔRnが上記
抵抗増加許容値ΔRrを越えた時点を、2次ケーブルの
交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予
測方法である。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定
めておき、作業開始時の初回の溶接時に短絡電流を通電
して、初回短絡検出期間Tsdの間、時刻tの短絡電圧瞬
時値V(t)及び短絡電流瞬時値I(t)を検出し、短
絡電圧瞬時値V(t)を短絡電流瞬時値I(t)で除算
して瞬時抵抗値R(t)= V(t)/I(t)を算出
してこの瞬時抵抗値R(t)を累積して、初回短絡検出
期間Tsdの初期抵抗値R1を算出し、次に、溶接毎、例
えばN回目の溶接時に短絡電流を通電してN回目短絡検
出期間Tsdの間、時刻tの短絡電圧瞬時値V(t)及び
短絡電流瞬時値I(t)を検出し、短絡電圧瞬時値V
(t)を短絡電流瞬時値I(t)で除算して瞬時抵抗値
R(t)= V(t)/I(t)を算出して、この瞬時
抵抗値R(t)を累積して、N回目短絡検出期間Tsd内
の累積抵抗値Rntを算出し、上記短絡電圧瞬時値V
(t)及び短絡電流瞬時値I(t)の検出ごとに、上記
累積抵抗値Rntと上記初期抵抗値R1との差のN回目溶
接時の累積抵抗値増加分ΔRnt=Rnt−R1を算出し、
この累積抵抗値増加分ΔRntと上記抵抗増加許容値ΔR
rとを比較して、上記累積抵抗値増加分ΔRntが上記抵
抗増加許容値ΔRrを越えたときに、溶接電流を遮断す
るか、又は2次ケーブルの交換時期である表示をする溶
接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
ェック方法において、作業開始前に接続している2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定
めておき、作業開始時の初回の溶接時に、スタッドを被
溶接材に押し込んだ後の短絡電流の通電中の押し込み短
絡検出期間Tsdの間、時刻tの押し込み短絡電圧瞬時値
V(t)及び押し込み短絡電流瞬時値I(t)を検出し
て、押し込み短絡電圧瞬時値V(t)を押し込み短絡電
流瞬時値I(t)で除算して瞬時抵抗値R(t)= V
(t)/I(t)を算出して、この瞬時抵抗値R(t)
を累積して、初回短絡検出期間Tsdの初期抵抗値R1を
算出し、次に、溶接毎、例えばN回目にスタッドを被溶
接材に押し込んだ後の短絡電流の通電中の押し込み短絡
検出期間Tsdの間、時刻tの押し込み短絡電圧瞬時値V
(t)及び押し込み短絡電流瞬時値I(t)を検出し
て、押し込み短絡電圧瞬時値V(t)を押し込み短絡電
流瞬時値I(t)で除算して瞬時抵抗値R(t)= V
(t)/I(t)を算出して、この瞬時抵抗値R(t)
を累積して、N回目短絡検出期間Tsd内の累積抵抗値R
ntを算出し、上記短絡電圧瞬時値V(t)及び短絡電流
瞬時値I(t)の検出ごとに、上記累積抵抗値Rntと上
記初期抵抗値R1との差のN回目溶接時の累積抵抗値増
加分ΔRnt=Rnt−R1を算出し、この累積抵抗値増加
分ΔRntと上記抵抗増加許容値ΔRrとを比較して、上
記累積抵抗値Rntが上記抵抗増加許容値ΔRrを越えた
ときに、溶接電流を遮断するか、又は2次ケーブルの交
換時期である表示をする溶接用の2次ケーブル素線の断
線進行予測方法である。
ェック方法において、2次ケーブルの劣化チェックの保
守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−
ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出すると共
に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値
から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許
容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブルの
初期抵抗値R1を算出して上記判定基準抵抗値Rsと比
較し、この差の絶対値|R1−Rs|が予め定めた抵抗
値変化許容値δRを越えた時点を、2次ケーブルの交換
時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方
法である。
ェック方法において、2次ケーブルの劣化チェックの保
守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−
ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出すると共
に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値
から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許
容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブルを
使用して、2次ケーブルの劣化チェックの定期点検時又
は任意の溶接作業開始時の短絡電流通電中に、短絡電圧
平均値V2a=V21と短絡電流平均値I2a=I21とを検出
して初期抵抗値R1=V21/I21を算出し、上記判定基
準抵抗値Rsと比較し、この差の絶対値|R1−Rs|
が上記抵抗値変化許容値δRを越えた時点を、2次ケー
ブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線
進行予測方法である。
チェック方法において、2次ケーブルの劣化チェックの
保守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ
−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出すると
共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗
値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化
許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブル
を使用して、スタッドを被溶接材に押し込んだ後の短絡
電流通電中に、押し込み短絡電圧平均値V2a=V21と押
し込み短絡電流平均値I2a=I21とを検出して初期抵抗
値R1=V21/I21を算出し、上記判定基準抵抗値Rs
と比較し、この差の絶対値|R1−Rs|が上記抵抗値
変化許容値δRを越えた時点を、2次ケーブルの交換時
期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法
である。
チェック方法において、溶接作業開始時に、新品の2次
ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出する
と共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵
抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変
化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブ
ルを使用して、溶接毎、例えばN回目抵抗値Rnを算出
して上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶対値
|Rn−Rs|が予め定めた抵抗値変化許容値δRを越
えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2
次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
チェック方法において、溶接作業開始時に、新品の2次
ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出する
と共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵
抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変
化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブ
ルを使用して、溶接毎、例えばN回目の短絡電流通電中
に、N回目短絡電圧平均値V2a=V2nと短絡電流平均値
I2a=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/I2n
を算出し、上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の
絶対値|Rn−Rs|が上記抵抗値変化許容値δRを越
えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2
次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
チェック方法において、2次ケーブルの劣化チェックの
保守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ
−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出すると
共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗
値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化
許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−ブル
を使用して、スタッドを被溶接材に押し込んだ溶接毎、
例えばN回目の短絡電流通電中に、N回目の押し込み短
絡電圧平均値V2a=V2nと押し込み短絡電流平均値I2a
=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/I2nを算
出し、上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶対
値|Rn−Rs|が上記抵抗値変化許容値δRを越えた
時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケ
ーブル素線の断線進行予測方法である。
9又は請求項10又は請求項11又は請求項12又は請
求項13の新品の2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rs
が、2次ケ−ブルの直径Dsと2次ケ−ブルの合計長さ
Lsとから算出した抵抗値である溶接用の2次ケーブル
素線の断線進行予測方法である。
9又は請求項10又は請求項11又は請求項12又は請
求項13の新品の2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rs
が、2次ケ−ブルの直径Ds及び2次ケ−ブルの合計長
さLsから算出した合計ケーブル抵抗値と1接続箇所の
接触抵抗値と接続箇所数との積の合計接触抵抗値との和
である溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法で
ある。
チェック方法において、溶接開始後に算出した2次ケー
ブルの算出抵抗値Raのばらつきを検出して、この算出
抵抗値Raのばらつきが予め定めた算出抵抗変動許容値
ΔRmを超えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする
溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
チェック方法において、作業開始前に接続している2次
ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の
危険を生ずる抵抗値までの算出抵抗変動許容値ΔRmを
予め定めておき、溶接開始後の算出抵抗最大値Rmaと算
出抵抗最小値Rmiとの差の算出抵抗最大変動値(Rma−
Rmi)が、算出抵抗変動許容値ΔRmを超えた時点を、
2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素
線の断線進行予測方法である。
チェック方法において、作業開始前に接続している2次
ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の
危険を生ずる抵抗値までの算出抵抗変動許容値ΔRmを
予め定めておき、溶接毎、例えばN回目の溶接時に短絡
電流を通電してN回目短絡電圧平均値V2a=V2nと短絡
電流平均値I2a=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=
V2n/I2nを算出して、N回目抵抗値Rnが(N−1)
回目までの算出抵抗最大値Rma又は算出抵抗最小値Rmi
をこえたときは、このN回目抵抗値Rnを(N−1)回
目までの算出抵抗最大値Rma又は算出抵抗最小値Rmiと
し、溶接開始後のN回目算出抵抗最大値Rmaと算出抵抗
最小値Rmiとの差の算出抵抗最大変動値(Rma−Rmi)
が、算出抵抗変動許容値ΔRmを超えた時点を、2次ケ
ーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断
線進行予測方法である。
ーブル断線チェック方法は、通電時間が経過して2次ケ
−ブル素線の断線数が増加するに従って、素線断線部分
の温度が著しく上昇するときは、その素線断線部分を含
む2次ケ−ブル抵抗値が上昇する。 (1)そこで、作業開始前に、接続している2次ケ−ブ
ルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を
生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定めて
おく。 (2)作業開始時の初回の溶接時に、スタッドを被溶接
材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、押し込み短絡電
圧平均値V2a=V21と押し込み短絡電流平均値I2a=I
21とを検出して初期抵抗値R1=V21/I21を算出す
る。 (3)次に、溶接毎、例えばN回目にスタッドを被溶接
材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、押し込み短絡電
圧平均値V2a=V2nと押し込み短絡電流平均値I2a=I
2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/I2nを算出す
る。 (4)このN回目抵抗値Rnと上記初期抵抗値R1との
差のN回目抵抗値増加分ΔRn=Rn−R1を算出す
る。 (5)このN回目抵抗値増加分ΔRnと上記抵抗増加許
容値ΔRrとを比較して、上記N回目抵抗値増加分ΔR
nが上記抵抗増加許容値ΔRrよりも大になったとき
に、作業者に表示又は警報する溶接用の2次ケーブル素
線の断線進行予測方法である。
機能を備えたスタッド溶接装置のブロック図である。同
図のスタッド溶接装置は、溶接電源装置1と溶接ガン2
と溶接制御装置3とから構成される。この溶接電源装置
1は、溶接ガン2にパイロット電流Ipと主ア−ク電流
Iaとから成る溶接電流を出力し、後述する溶接制御装
置3から出力されるアナログ信号に応じて、溶接電流値
Ioを制御する電流指令出力回路5と、この電流指令に
基づいて溶接電流を制御するサイリスタ等の半導体スイ
ッチング素子からなる溶接電流出力回路15と、2次ケ
ーブル17を通って溶接ガン2に装着されたスタッドS
に出力される溶接電流値Ioを検出して溶接電流検出信
号Icを出力する溶接電流検出回路ICと、出力端子電
圧値Vdを検出して溶接電圧検出信号Vcを出力する溶
接電圧検出回路VCとから形成される。
をディジタル溶接電流検出信号Iddに変換して演算処理
回路CPUに出力するA/D変換器7と、溶接電圧検出
信号Vcをディジタル溶接電圧検出信号Vddに変換して
演算処理回路CPUに出力するA/D変換器8と、ディ
ジタル溶接電流検出信号Iddとディジタル溶接電圧検出
信号Vddとを入力して後述するディジタル出力信号を出
力する演算処理回路CPUと、演算処理回路CPUのデ
ィジタル出力信号Iodをアナログ出力信号Ioaに変換し
て電流指令出力回路5に出力するD/A変換器6と、溶
接条件を設定する溶接条件設定回路19と、設定値を記
憶する記憶回路11と、断線チェック結果の異常を表示
又は警報する表示回路又は警報器12(以下、表示回路
という)とからなる。このD/A変換器6、A/D変換
器7、A/D変換器8は演算処理回路CPUに内蔵して
もよい。
照して、2次ケ−ブル断線チェック方法の動作について
説明する。溶接ガン2に保持されたスタッドSの先端を
被溶接材Wに押し当て、溶接ガン2の溶接開始終了スイ
ッチ13を押すと、押し当てた位置にあったスタッドS
は予め設定された位置まで引き上げられ、続いて予め設
定されたパイロット電流Ipを通電する。スタッドが引
き上げられてアークが発生すると、予め設定した時間後
にパイロット電流Ipを主ア−ク電流Iaに切り換え
る。パイロット電流Ip又は主ア−ク電流Iaの通電開
始から所要の溶接電流値に達した後に、予め設定された
主ア−ク期間Taが経過すると、スタッドSを被溶接材
Wに向かって押し込む。その途中で、スタッドSが被溶
接材Wに対して短絡し、押し込み短絡期間Tsだけ短絡
電流Isが流れる。この一連の溶接動作のうちで、後述
する押し込み短絡期間Tsのサンプリング時間(押し込
み短絡検出期間)Tsdの間、演算処理回路CPUによっ
て、押し込み短絡電流平均値I2a及び押し込み短絡電圧
平均値V2aを検出する。これらの手順を下記の図4に示
す。
す溶接電流波形図であり、同図(B)は溶接電源装置の
出力端子で検出した出力端子電圧Vdの波形を示す図で
あり、同図(C)はスタッド先端の移動量Mを示す図で
ある。押し込み短絡電圧検出開始時点t91から押し込み
短絡電圧検出終了時点t9nまでの押し込み短絡検出期間
Tsdに、押し込み短絡電圧瞬時値V(t)を累積して、
数1によって押し込み短絡検出期間Tsdで除算して押し
込み短絡電圧平均値V2aを算出する。
し込み短絡電流瞬時値I(t)を累積して、数2によっ
て押し込み短絡検出期間Tsdで除算して押し込み短絡電
流平均値I2aを算出する。
圧平均値V2aは、溶接電源装置から溶接箇所までの距離
に関係する2次ケーブルの長さ及び直径、被溶接材の抵
抗値等の違いによって変化する溶接回路電圧降下であ
る。なお、本発明の目的を達成するためには、被溶接材
の電圧降下が2次ケーブルの電圧降下よりも小であるほ
ど、断線チェック精度が高くなる。
み短絡電圧平均値V2aを押し込み短絡電流平均値I2aで
除算して、押し込み短絡検出期間Tsdの2次ケ−ブルの
抵抗値Raを算出する。以下、Raを算出抵抗値とい
う。 Ra=V2a/I2a …(式1)
み短絡電圧平均値V2aをV21とし、押し込み短絡電流平
均値I2aをI21とし、式1によって算出した作業開始時
の初回の算出抵抗値Raを初期抵抗値R1とすると、初
期抵抗値R1は式2のとおりとなる。 R1=V21/I21 …(式2) この初期抵抗値R1を、2次ケ−ブルの抵抗値の基準値
とする。
ルを使用しているとき、N回目溶接時の算出抵抗値Ra
をN回目抵抗値Rnとすると、N回目抵抗値Rnは式3
のとおりとなる。 Rn=V2n/I2n …(式3) このとき、Rnは、溶接電流通電による温度上昇のため
抵抗値が増加し、R1よりも大になる。
をN回目抵抗値増加分ΔRnとすると、N回目抵抗値増
加分ΔRnは式4のとおりとなる。 ΔRn=Rn−R1 …(式4)
ルの抵抗値が異なり、2次ケ−ブルの温度上昇値が異な
る。頭付きスタッド溶接(φ16〜22)において使用
する2次ケ−ブルの直径は、80[mm2]又は100[m
m2]であり、現場作業では、2次ケ−ブルの温度上昇値
が150℃に達する場合もある。そこで、ケ−ブル長さ
及び直径に応じて、抵抗増加許容値をΔRrと定めてお
く。例えば100[m]の2次ケ−ブル長であればRr
100とし予め設定しておく。このΔRr=Rr100と上記N
回目抵抗値増加分ΔRnとを比較する。
容値ΔRrよりも小のときは、通常の使用範囲における
発熱が発生していると考えられる。しかし、N回目抵抗
値増加分ΔRnが抵抗増加許容値ΔRrよりも大のとき
は異常発熱していると考えられる。この異常発熱は、通
常の直径よりも細径の2次ケ−ブルを使用しているか、
又は前述した屈曲部分が部分断線しているか、コネクタ
等の接続不良が生じている場合である。このときは、溶
接動作を停止し、作業者に2次ケ−ブル異常を知らせ
る。
ロチャ−トに示す機能を、ディジタル信号によって実行
する演算処理回路であって、基準にする押し込み短絡検
出期間Tsdに検出したディジタル溶接電圧検出信号Vdd
とディジタル溶接電流検出信号Iddとを入力して、後述
する押し込み短絡検出期間(サンプリング時間)Tsdの
スタッドを被溶接材に押し込んで短絡させる。押し込み
短絡検出期間Tsdのディジタル溶接電圧検出信号Vddと
ディジタル溶接電流検出信号Iddとを入力して、後述す
る押し込み短絡検出期間Tsdの押し込み短絡電圧平均値
V2aと押し込み短絡電流平均値I2aとを検出した後で、
押し込み短絡電圧平均値V2aを押し込み短絡電流平均値
I2aで除算して算出抵抗値Raを算出し、記憶回路11
に記憶する。また、この算出抵抗値Raと予め定めてお
いた抵抗増加許容値ΔRrとを比較する。
進行を予測するための溶接毎の2次ケ−ブルの抵抗増加
分をチェックする手順を示すフローチャートである。 (1)ステップST1は、接続している2次ケ−ブル
(以下、判定基準2次ケ−ブルという)の断面及び長さ
における抵抗値から過熱焼損して全部断線にまで及ぶ危
険を生ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを設定す
る抵抗増加許容値設定ステップである。 (2)ステップST2は、判定基準2次ケ−ブルを使用
して、スタッドを被溶接材に押し込んで短絡させ、短絡
通電中に、押し込み短絡電圧平均値V21と押し込み短絡
電流平均値I21とを検出する初期短絡電圧電流検出ステ
ップである。 (3)ステップST3は、短絡電流通電中に検出した初
回の押し込み短絡電圧平均値V21を初回の押し込み短絡
電流平均値I21で除算して初期抵抗値R1を算出する初
期抵抗値算出ステップである。 (4)ステップST4は、判定するスタッド溶接時の2
次ケ−ブルにおいて、スタッドを被溶接材に押し込んで
短絡させ、短絡電流通電中に、N回目押し込み短絡電圧
平均値V2nとN回目押し込み短絡電流平均値I2nとを検
出するN回目短絡電圧電流検出ステップである。
に検出した押し込み短絡電圧平均値V2nを押し込み短絡
電流平均値I2nで除算して判定したいN回目抵抗値Rn
を算出するN回目抵抗値算出ステップである。 (6)ステップST6は、N回目抵抗値Rnから、初期
抵抗値R1を減算して判定したいN回目抵抗値増加分Δ
Rn=Rn−R1を算出する抵抗値増加算出ステップで
ある。 (7)ステップST7は、N回目抵抗値増加分ΔRnと
予め設定された抵抗増加許容値ΔRrとを比較して、2
次ケーブル素線の断線進行を予測する判定抵抗値比較ス
テップである。 この判定するN回目抵抗値増加分ΔRnと抵抗増加許容
値ΔRrとを比較した信号によって、表示、警報等を行
うことができる。
刻tの押し込み短絡電圧瞬時値V(t)及び押し込み短
絡電流瞬時値I(t)を検出して、累積抵抗値Rntを算
出し、この算出した累積抵抗値Rntと初期抵抗値R1と
の差のN回目溶接時の累積抵抗値増加分ΔRnt=Rnt−
R1を算出し、この累積抵抗値増加分ΔRntが抵抗増加
許容値ΔRrを越えたときに、溶接電流を遮断する方法
について説明する。
の断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生
ずる抵抗値までの抵抗増加許容値ΔRrを予め定めてお
く。 (2)次に、作業開始時の初回の溶接時に短絡電流を通
電して、初回短絡検出期間Tsdの間、時刻tの短絡電圧
瞬時値V(t)及び短絡電流瞬時値I(t)を検出す
る。 (3)上記短絡電圧瞬時値V(t)を短絡電流瞬時値I
(t)で除算して瞬時抵抗値R(t)を、短絡電圧検出
開始時点t91から短絡電圧検出終了時点t9nまでの短絡
検出期間Tsdの間、式5によって算出する。 R(t)= V(t)/I(t) …(式5)
て、初回短絡検出期間Tsdの初期抵抗値R1を算出す
る。 (5)次に、溶接毎、例えばN回目の溶接時に短絡電流
を通電してN回目短絡検出期間Tsdの間、時刻tの短絡
電圧瞬時値V(t)及び短絡電流瞬時値I(t)を検出
する。 (6)短絡電圧瞬時値V(t)を短絡電流瞬時値I
(t)で除算して瞬時抵抗値R(t)= V(t)/I
(t)を算出する。 (7)この瞬時抵抗値R(t)を累積して、短絡電圧検
出開始時点t91から短絡電圧検出終了時点t9nまでのN
回目短絡検出期間Tsd内の累積抵抗値Rntを算出する。 この短絡検出期間Tsdの累積抵抗値Rntは、演算処理回
路CPUが、数3によって算出する。
絡電流瞬時値I(t)の検出ごとに、上記累積抵抗値R
ntと上記初期抵抗値R1との差のN回目溶接時の累積抵
抗値増加分ΔRnt=Rnt−R1を算出する。 (9)この累積抵抗値増加分ΔRntと上記抵抗増加許容
値ΔRrとを比較して、上記累積抵抗値増加分ΔRntが
上記抵抗増加許容値ΔRrを越えたときに、溶接電流を
遮断するか、又は2次ケーブルの交換時期である表示を
する。
進行予測方法では、溶接作業前に、溶接条件設定回路1
9に、初回の溶接時に算出する初期抵抗値R1又は新品
の2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsが、2回目以後の
各溶接毎、例えばN回目の溶接時に短絡電流を通電して
算出するN回目抵抗値Rnと比較するための基準値とす
るための設定をする。また2次ケ−ブル長さに変更があ
れば、溶接条件設定回路19によって、プリセットされ
た値(2次ケ−ブル長さ、抵抗増加許容値ΔRr等)を
選択して、抵抗増加許容値ΔRrを設定している。これ
らの両者とも、最初に新品の2次ケ−ブルを使用して、
経年変化等でその抵抗値が増加する場合を想定している
が、経年変化等で抵抗値が減少する場合は適用できな
い。
抗値R1を新品の2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsに
修正変更しておき、2次ケ−ブルが新品でないときの任
意の溶接作業開始時の初期抵抗値R1を算出した後、新
品の2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsと比較し、その
差の絶対値が、式6に示す予め定めた抵抗値変化許容値
δRを越えた場合、抵抗値が大きく変化していることを
表している。 δR<|R1−Rs| …(式6) その差の絶対値|R1−Rs|が、抵抗値変化許容値δ
Rを越えて変化したときに、表示回路12で作業者に知
らせることができる。
準抵抗値Rsを適用する方法を説明する。第1の方法
は、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又は任意
の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準抵
抗値Rsを予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値δRを予め定
めておき、新品でない2次ケ−ブルの初期抵抗値R1を
算出して上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶
対値|R1−Rs|が予め定めた抵抗値変化許容値δR
を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用
の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
クの保守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2
次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出す
ると共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける
抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値
変化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−
ブルを使用して、2次ケーブルの劣化チェックの定期点
検時又は任意の溶接作業開始時の短絡電流通電中に、短
絡電圧平均値V2a=V21と短絡電流平均値I2a=I21と
を検出して初期抵抗値R1=V21/I21を算出し、上記
判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶対値|R1−
Rs|が上記抵抗値変化許容値δRを越えた時点を、2
次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線
の断線進行予測方法である。
クの保守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の2
次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出す
ると共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける
抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値
変化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ−
ブルを使用して、スタッドを被溶接材に押し込んだ後の
短絡電流通電中に、押し込み短絡電圧平均値V2a=V21
と押し込み短絡電流平均値I2a=I21とを検出して初期
抵抗値R1=V21/I21を算出し、上記判定基準抵抗値
Rsと比較し、この差の絶対値|R1−Rs|が上記抵
抗値変化許容値δRを越えた時点を、2次ケーブルの交
換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測
方法である。
2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出
すると共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおけ
る抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗
値変化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ
−ブルを使用して、溶接毎、例えばN回目抵抗値Rnを
算出して上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶
対値|Rn−Rs|が予め定めた抵抗値変化許容値δR
を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用
の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出
すると共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおけ
る抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗
値変化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ
−ブルを使用して、溶接毎、例えばN回目の短絡電流通
電中に、N回目短絡電圧平均値V2a=V2nと短絡電流平
均値I2a=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/
I2nを算出し、上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この
差の絶対値|Rn−Rs|が上記抵抗値変化許容値δR
を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用
の2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
ックの保守点検時又は任意の溶接作業開始時に、新品の
2次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsを予め測定又は算出
すると共に、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおけ
る抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗
値変化許容値δRを予め定めておき、新品でない2次ケ
−ブルを使用して、スタッドを被溶接材に押し込んだ溶
接毎、例えばN回目の短絡電流通電中に、N回目の押し
込み短絡電圧平均値V2a=V2nと押し込み短絡電流平均
値I2a=I2nとを検出してN回目抵抗値Rn=V2n/I
2nを算出し、上記判定基準抵抗値Rsと比較し、この差
の絶対値|Rn−Rs|が上記抵抗値変化許容値δRを
越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の
2次ケーブル素線の断線進行予測方法である。
線断線部が図6(A)のように接触している場合の抵抗
値は、正常時と変わらないために、2次ケ−ブルの異常
を判定できない。そこで、引き回し等の状態によっては
図6(B)のような状態になり、このとき算出抵抗値R
aがばらつくために、このばらつきを検出して断線進行
予測をしてもよい。
次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損
の危険を生ずる抵抗値までの算出抵抗変動許容値ΔRm
を予め定めておき、溶接開始後の算出抵抗最大値Rmaと
算出抵抗最小値Rmiとの差の算出抵抗最大変動値(Rma
−Rmi)が、算出抵抗変動許容値ΔRmを超えた時点
を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブ
ル素線の断線進行予測方法である。
接続している2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗
値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの算出抵抗変
動許容値ΔRmを予め定めておき、溶接毎、例えばN回
目の溶接時に短絡電流を通電してN回目短絡電圧平均値
V2a=V2nと短絡電流平均値I2a=I2nとを検出してN
回目抵抗値Rn=V2n/I2nを算出して、N回目抵抗値
Rnが(N−1)回目までの算出抵抗最大値Rma又は算
出抵抗最小値Rmiをこえたときは、このN回目抵抗値R
nを(N−1)回目までの算出抵抗最大値Rma又は算出
抵抗最小値Rmiとし、溶接開始後のN回目算出抵抗最大
値Rmaと算出抵抗最小値Rmiとの差の算出抵抗最大変動
値(Rma−Rmi)が、算出抵抗変動許容値ΔRmを超え
た時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次
ケーブル素線の断線進行予測方法である。
ある。 (1)2次ケーブルは、通常の固定配線されたケーブル
に比べて、第1に、溶接箇所まで頻繁に引き回され、屈
曲回数及び捻れが多いために、ケーブル素線が断線(部
分断線)することが多く、第2に、本体ケ−ブルの可撓
性をよくするために通常のケーブルよりも細い素線を使
用しているので素線が断線しやすく、第3に、溶接箇所
まで頻繁に移動させ、大電流を通電するので、固定配線
されたケーブルに比べて、断面積の小さいケーブルを使
用するために、電圧降下による発熱が大となり、素線の
一部が断線すると残りの素線の断線が急速に進行し、異
常発熱して危険である。特に、建築物等の大形構造物の
溶接作業は、本体ケ−ブルに溶接ケーブルを接続して、
溶接箇所まで延長して頻繁に移動させ、特に、本体ケ−
ブルは、屈曲回数が多く、使用を繰り返すと部分断線が
急速に進行する。それに対して、本発明においては、作
業開始時の初回溶接時の初期抵抗値R1とN回目溶接時
のN回目抵抗値Rnとの差のN回目抵抗値増加分ΔRn
が、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値ΔRrを越えたとき、又は溶接開
始後の算出抵抗最大値Rmaと算出抵抗最小値Rmiとの差
の算出抵抗最大変動値(Rma−Rmi)が、算出抵抗変動
許容値ΔRmを超えた時点で、2次ケーブルを交換する
ことによって、上記の課題を解決することができる。
加分ΔRnが予め定められた抵抗増加許容値ΔRrを越
える時点で表示、警報等が出力されるので、2次ケーブ
ル又はコネクタが劣化しているかどうかを確認すること
ができ、早期の交換等の対策が可能になる。また、使用
可能なケーブル長を越えたときでも認識することができ
る。
が予め定められた抵抗値、例えば判定基準抵抗値Rsを
越えると表示されるので、使用可能なケーブル長を越え
ていることを知ることができる。
外部出力特性が定電流特性であるときは、前述した本発
明の共通の効果に加えて、短絡電圧平均値を算出して、
この短絡電圧平均値の変化を自動的に監視するので、簡
単な装置で、溶接用の2次ケーブル素線の断線の進行を
予測することができる。
効果の他に、つぎの効果がある。スタッド溶接は、通
常、2次ケーブルに大電流を通電するために、2次ケー
ブルのわずかな抵抗値であっても、大きい電圧降下が発
生して2次ケーブルが発熱し、特に、屈曲回数が多い部
分で、溶接作業中に部分断線数が急速に進行して、部分
断線部分にア−クが発生すると危険であり、特に、2次
ケーブルの屈曲回数が多い部分は、溶接作業者近傍の位
置であるために、火傷事故が発生することがある。それ
に対して、本発明においては、作業開始時の初回の溶接
時に、スタッドを被溶接材に押し込んだ後の短絡電流通
電中に、N回目押し込み短絡電圧平均値V2a=V2nと初
回押し込み短絡電圧平均値V2a=V21との差のN回目押
し込み短絡電圧増加分ΔV2nが、作業開始前に接続して
いる2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過
熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗増加電圧降下許
容値ΔVrを越えた時点で、2次ケーブルを交換するこ
とによって、上記の課題を解決することができる。さら
に、本発明をスタッド溶接に適用すると、溶接回路電圧
降下を測定する目的で短絡電流Isを通電する必要がな
く、通常のスタッド溶接中に、溶接回路電圧降下を測定
することができるので、溶接ガンと被溶接材の溶接すべ
き箇所付近との間を短絡して溶接回路電圧降下を測定す
る労力を省くことができる。
効果の他に、溶接電源装置の外部出力特性が定電流特性
でないときであっても、精度よく、適用することができ
る。
の他に、通常の溶接に使用する溶接電源装置に、断線を
チェックしようとする2次ケ−ブルを短絡接続して短絡
電流を通電するだけで、算出抵抗値を精度よく算出する
ができる。
求項4の効果を有している。
V(t)及び短絡電流瞬時値I(t)の検出ごとに、累
積抵抗値Rntと初期抵抗値R1との差のN回目溶接時の
累積抵抗値増加分ΔRnt=Rnt−R1を算出し、この累
積抵抗値増加分ΔRntが抵抗増加許容値ΔRrを越えた
ときに、溶接電流を遮断することによって、2次ケーブ
ルの過熱焼損を余裕をもって防止することができる。
請求項6の効果を有している。
次ケ−ブルの初期抵抗値R1を算出して新品の2次ケ−
ブルの判定基準抵抗値Rsと比較し、この差の絶対値|
R1−Rs|が、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さに
おける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの
抵抗値変化許容値δRを越えた時点で、2次ケーブルを
交換することによって、第1に、新品でない2次ケ−ブ
ルの初期抵抗値R1を、新品の2次ケ−ブルの判定基準
抵抗値Rsと比較するので、常に一定した判定基準に基
づく結果(2次ケーブルの交換時期)を予測することが
でき、第2に、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検
時又は任意の溶接作業開始時にも、2次ケーブルの交換
時期の予測をすることができる。
果の他に、通常の溶接に使用する溶接電源装置に、断線
をチェックしようとする2次ケ−ブルを短絡接続して短
絡電流を通電するだけで、算出抵抗値を精度よく算出す
るができる。
び請求項9の効果を有している。
2次ケ−ブルを使用して、N回目抵抗値Rnを算出し
て、溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準
抵抗値Rsと比較し、この差の絶対値|Rn−Rs|
が、新品の2次ケ−ブルの断面及び長さにおける抵抗値
から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許
容値δRを越えた時点で、2次ケーブルを交換すること
によって、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又
は任意の溶接作業開始時だけでなく、新品でない2次ケ
−ブルのN回目溶接時のN回目抵抗値Rnを、新品の2
次ケ−ブルの判定基準抵抗値Rsと比較するので、常に
一定した判定基準に基づく結果(2次ケーブルの交換時
期)を予測することができる。
の効果の他に、通常の溶接に使用する溶接電源装置に、
断線をチェックしようとする2次ケ−ブルを短絡接続し
て短絡電流を通電するだけで、算出抵抗値を精度よく算
出するができる。
び請求項12の効果を有している。
は、2次ケ−ブルで部分断線が生じた場合、素線断線部
が図6(A)のように接触している場合は、正常時の抵
抗値となるために、2次ケ−ブルの部分断線の進行を判
定することができない。そこで、引き回し等の状態によ
っては図6(B)のような状態になり、このとき算出抵
抗値Raがばらつくので、このばらつきを算出して、溶
接用の2次ケーブル素線の断線の進行を予測することが
できる。
び請求項17の効果を有している。
ケ−ブルの接続状態を示す図である。
2次ケ−ブルの劣化状態をチェックするときの2次ケ−
ブルの接続状態を示す図である。
装置の実施例を示す図である。
電流波形図であり、同図(B)は溶接電源装置の出力端
子で検出した出力端子電圧Vdの波形を示す図であり、
同図(C)はスタッド先端の移動量Mを示す図である。
圧を算出する引き上げ期間入熱管理方法のフローチャー
トである。
している場合の状態を示す図であり、同図(B)は、断
線部の素線が離れている状態を示す図である。
ブル 17b 断線チェックしたい2次ケーブル17aの断
線チェック部分 19 溶接条件設定回路 31 温度上昇値測定器 32 熱電対 CPU 演算処理回路 I2a (押し込み)短絡電流平均値 I21 初回溶接時の短絡電流平均値/初回の押し込み
短絡電流平均値 I2n N回目溶接時の短絡電流平均値/N回目の押し
込み短絡電流平均値 Ia 主ア−ク電流 IC 溶接電流検出回路 Ic 溶接電流検出信号 Io 溶接電流/溶接電流値 Ip パイロット電流 Is Tsd期間中の押し込み短絡電流平均値 I(t) 押し込み短絡電流瞬時値 M スタッド先端の移動量 R1 初期抵抗値[V21/I21] Ra 算出抵抗値[V2a/I2a] Rma 算出抵抗最大値 Rmi 算出抵抗最小値 (Rma−Rmi) 算出抵抗最大変動値 ΔRm 算出抵抗変動許容値 Rn N回目抵抗値[V2n/I2n] Rnt 累積抵抗値 ΔRnt N回目溶接時の累積抵抗値増加分[Rnt−R
1] Rs (新品の2次ケ−ブルの)判定基準抵抗値 R(t) 瞬時抵抗値 |R1−Rs| 初期抵抗値と判定基準抵抗値との差
の絶対値 |Rn−Rs| N回目抵抗値と判定基準抵抗値との
差の絶対値 δR 2次ケ−ブルの過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
変化許容値 ΔRr 抵抗増加許容値 ΔRn=Rn−R1 N回目抵抗値増加分 S スタッド t9 (押し込み)短絡開始時点 t10 (押し込み)短絡終了時点 t91 (押し込み)短絡電圧検出開始時点 t9n (押し込み)短絡電圧検出終了時点 Ta 主ア−ク期間 Tm 押し込み期間 Tn N回目の測定温度上昇値 Tp パイロット電流期間 Tr 判定温度上昇値 Ts 押し込み短絡期間 Tsd 押し込み短絡検出期間 V2a (押し込み)短絡電圧平均値 V21 初回溶接時の短絡電圧平均値/初回の押し込み
短絡電圧平均値 V2n N回目溶接時の短絡電圧平均値/N回目の押し
込み短絡電圧平均値 V2a Tsd期間中の(押し込み)短絡電圧平均値 VC 溶接電圧検出回路 Vc 溶接電圧検出信号 Vd 出力端子電圧/出力端子電圧値 V(t) 押し込み短絡電圧瞬時値 ΔV2n N回目短絡電圧増加分[V2n−V21] ΔVr 抵抗増加電圧降下許容値
Claims (18)
- 【請求項1】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加電圧降下許容値を予め定めておき、作業
開始時の初回の溶接時に短絡電流を通電して短絡電圧平
均値を測定し、次に、N回目の溶接時に短絡電流を通電
してN回目短絡電圧平均値を測定して、前記N回目短絡
電圧平均値と前記初回短絡電圧平均値との差のN回目短
絡電圧増加分を算出し、前記N回目短絡電圧増加分と前
記抵抗増加電圧降下許容値とを比較して、前記N回目短
絡電圧増加分が前記抵抗増加電圧降下許容値を越えた時
点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケー
ブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項2】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加電圧降下許容値を予め定めておき、作業
開始時の初回の溶接時に、スタッドを被溶接材に押し込
んだ後の短絡電流通電中に、初回押し込み短絡電圧平均
値を測定し、次に、N回目にスタッドを被溶接材に押し
込んだ後の短絡電流通電中に、N回目押し込み短絡電圧
平均値を測定して、前記N回目押し込み短絡電圧平均値
と前記初回押し込み短絡電圧平均値との差のN回目押し
込み短絡電圧増加分を算出し、前記N回目押し込み短絡
電圧増加分と前記抵抗増加電圧降下許容値とを比較し
て、前記N回目押し込み短絡電圧増加分が前記抵抗増加
電圧降下許容値を越えた時点を、2次ケーブルの交換時
期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方
法。 - 【請求項3】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値を予め定めておき、作業開始時の
初回溶接時の初期抵抗値とN回目溶接時のN回目抵抗値
との差のN回目抵抗値増加分を算出し、前記N回目抵抗
値増加分と前記抵抗増加許容値とを比較して、前記N回
目抵抗値増加分が前記抵抗増加許容値を越えた時点を、
2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素
線の断線進行予測方法。 - 【請求項4】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値を予め定めておき、作業開始時の
初回の溶接時に短絡電流を通電して短絡電圧平均値と短
絡電流平均値とを検出して初期抵抗値を算出し、次に、
N回目の溶接時に短絡電流を通電してN回目短絡電圧平
均値と短絡電流平均値とを検出してN回目抵抗値を算出
して、前記N回目抵抗値と前記初期抵抗値との差のN回
目抵抗値増加分を算出し、前記N回目抵抗値増加分と前
記抵抗増加許容値とを比較して、前記N回目抵抗値増加
分が前記抵抗増加許容値を越えた時点を、2次ケーブル
の交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行
予測方法。 - 【請求項5】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値を予め定めておくき、作業開始時
の初回の溶接時に、スタッドを被溶接材に押し込んだ後
の短絡電流通電中に、押し込み短絡電圧平均値と押し込
み短絡電流平均値とを検出して初期抵抗値を算出し、次
に、N回目にスタッドを被溶接材に押し込んだ後の短絡
電流通電中に、押し込み短絡電圧平均値と押し込み短絡
電流平均値とを検出してN回目抵抗値を算出して、前記
N回目抵抗値と前記初期抵抗値との差のN回目抵抗値増
加分を算出し、前記N回目抵抗値増加分と前記抵抗増加
許容値とを比較して、前記N回目抵抗値増加分が前記抵
抗増加許容値を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期
とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項6】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値を予め定めておき、作業開始時の
初回の溶接時に短絡電流を通電して、初回短絡検出期間
の間、短絡電圧瞬時値及び短絡電流瞬時値を検出し、短
絡電圧瞬時値を短絡電流瞬時値で除算して瞬時抵抗値を
算出して前記瞬時抵抗値を累積して、初回短絡検出期間
の初期抵抗値を算出し、次に、N回目の溶接時に短絡電
流を通電してN回目短絡検出期間の間、短絡電圧瞬時値
及び短絡電流瞬時値を検出し、短絡電圧瞬時値を短絡電
流瞬時値で除算して瞬時抵抗値を算出して、前記瞬時抵
抗値を累積して、N回目短絡検出期間内の累積抵抗値を
算出し、前記短絡電圧瞬時値及び短絡電流瞬時値の検出
ごとに、前記累積抵抗値と前記初期抵抗値との差のN回
目溶接時の累積抵抗値増加分を算出し、前記累積抵抗値
増加分と前記抵抗増加許容値とを比較して、前記累積抵
抗値増加分が前記抵抗増加許容値を越えたときに、溶接
電流を遮断するか、又は2次ケーブルの交換時期である
表示をする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方
法。 - 【請求項7】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及び
長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗値
までの抵抗増加許容値を予め定めておき、作業開始時の
初回の溶接時に、スタッドを被溶接材に押し込んだ後の
短絡電流の通電中の押し込み短絡検出期間の間、押し込
み短絡電圧瞬時値及び押し込み短絡電流瞬時値を検出し
て、押し込み短絡電圧瞬時値を押し込み短絡電流瞬時値
で除算して瞬時抵抗値を算出して、前記瞬時抵抗値を累
積して、初回短絡検出期間の初期抵抗値を算出し、次
に、N回目にスタッドを被溶接材に押し込んだ後の短絡
電流の通電中の押し込み短絡検出期間の間、押し込み短
絡電圧瞬時値及び押し込み短絡電流瞬時値を検出して、
押し込み短絡電圧瞬時値を押し込み短絡電流瞬時値で除
算して瞬時抵抗値を算出して、前記瞬時抵抗値を累積し
て、N回目短絡検出期間内の累積抵抗値を算出し、前記
短絡電圧瞬時値及び短絡電流瞬時値の検出ごとに、前記
累積抵抗値と前記初期抵抗値との差のN回目溶接時の累
積抵抗値増加分を算出し、前記累積抵抗値増加分と前記
抵抗増加許容値とを比較して、前記累積抵抗値が前記抵
抗増加許容値を越えたときに、溶接電流を遮断するか、
又は2次ケーブルの交換時期である表示をする溶接用の
2次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項8】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又は任意
の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準抵
抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ−ブ
ルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を
生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めてお
き、新品でない2次ケ−ブルの初期抵抗値を算出して前
記判定基準抵抗値と比較し、前記差の絶対値が予め定め
た抵抗値変化許容値を越えた時点を、2次ケーブルの交
換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測
方法。 - 【請求項9】 2次ケーブルの劣化チェック方法におい
て、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又は任意
の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準抵
抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ−ブ
ルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を
生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めてお
き、新品でない2次ケ−ブルを使用して、2次ケーブル
の劣化チェックの定期点検時又は任意の溶接作業開始時
の短絡電流通電中に、短絡電圧平均値と短絡電流平均値
とを検出して初期抵抗値を算出し、前記判定基準抵抗値
と比較し、前記差の絶対値が前記抵抗値変化許容値を越
えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2
次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項10】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又は任
意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準
抵抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ−
ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険
を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めてお
き、新品でない2次ケ−ブルを使用して、スタッドを被
溶接材に押し込んだ後の短絡電流通電中に、押し込み短
絡電圧平均値と押し込み短絡電流平均値とを検出して初
期抵抗値を算出し、前記判定基準抵抗値と比較し、前記
差の絶対値が前記抵抗値変化許容値を越えた時点を、2
次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線
の断線進行予測方法。 - 【請求項11】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基
準抵抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めて
おき、新品でない2次ケ−ブルを使用して、N回目抵抗
値を算出して前記判定基準抵抗値と比較し、前記差の絶
対値が予め定めた抵抗値変化許容値を越えた時点を、2
次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線
の断線進行予測方法。 - 【請求項12】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基
準抵抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ
−ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危
険を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めて
おき、新品でない2次ケ−ブルを使用して、N回目の短
絡電流通電中に、N回目短絡電圧平均値と短絡電流平均
値とを検出してN回目抵抗値を算出し、前記判定基準抵
抗値と比較し、前記差の絶対値が前記抵抗値変化許容値
を越えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用
の2次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項13】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、2次ケーブルの劣化チェックの保守点検時又は任
意の溶接作業開始時に、新品の2次ケ−ブルの判定基準
抵抗値を予め測定又は算出すると共に、新品の2次ケ−
ブルの断面及び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険
を生ずる抵抗値までの抵抗値変化許容値を予め定めてお
き、新品でない2次ケ−ブルを使用して、スタッドを被
溶接材に押し込んだN回目の短絡電流通電中に、N回目
の押し込み短絡電圧平均値と押し込み短絡電流平均値と
を検出してN回目抵抗値を算出し、前記判定基準抵抗値
と比較し、前記差の絶対値が前記抵抗値変化許容値を越
えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2
次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項14】 請求項8又は請求項9又は請求項10
又は請求項11又は請求項12又は請求項13の新品の
2次ケ−ブルの判定基準抵抗値が、2次ケ−ブルの直径
と2次ケ−ブルの合計長さとから算出した抵抗値である
溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法。 - 【請求項15】 請求項8又は請求項9又は請求項10
又は請求項11又は請求項12又は請求項13の新品の
2次ケ−ブルの判定基準抵抗値が、2次ケ−ブルの直径
及び2次ケ−ブルの合計長さから算出した合計ケーブル
抵抗値と1接続箇所の接触抵抗値と接続箇所数との積の
合計接触抵抗値との和である溶接用の2次ケーブル素線
の断線進行予測方法。 - 【請求項16】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、溶接開始後に算出した2次ケーブルの算出抵抗値
のばらつきを検出して、前記算出抵抗値のばらつきが予
め定めた算出抵抗変動許容値を超えた時点を、2次ケー
ブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素線の断線
進行予測方法。 - 【請求項17】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及
び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗
値までの算出抵抗変動許容値を予め定めておき、溶接開
始後の算出抵抗最大値と算出抵抗最小値との差の算出抵
抗最大変動値が、算出抵抗変動許容値を超えた時点を、
2次ケーブルの交換時期とする溶接用の2次ケーブル素
線の断線進行予測方法。 - 【請求項18】 2次ケーブルの劣化チェック方法にお
いて、作業開始前に接続している2次ケ−ブルの断面及
び長さにおける抵抗値から過熱焼損の危険を生ずる抵抗
値までの算出抵抗変動許容値を予め定めておき、N回目
の溶接時に短絡電流を通電してN回目短絡電圧平均値と
短絡電流平均値とを検出してN回目抵抗値を算出して、
N回目抵抗値が(N−1)回目までの算出抵抗最大値又
は算出抵抗最小値をこえたときは、前記N回目抵抗値を
(N−1)回目までの算出抵抗最大値又は算出抵抗最小
値とし、溶接開始後のN回目算出抵抗最大値と算出抵抗
最小値との差の算出抵抗最大変動値が、算出抵抗変動許
容値を超えた時点を、2次ケーブルの交換時期とする溶
接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36840297A JPH11192551A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36840297A JPH11192551A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11192551A true JPH11192551A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18491728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36840297A Pending JPH11192551A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 溶接用の2次ケーブル素線の断線進行予測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11192551A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139488A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Omron Corp | 断線予兆検知方法、断線予兆検知装置、および該装置を内蔵した電源 |
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| KR20200104098A (ko) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 김수빈 | 모터 모니터링 장치 및 방법 |
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| JPH07328775A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Kokuyou Denki Kogyo Kk | 抵抗溶接機の二次ケーブル劣化判定装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36840297A patent/JPH11192551A/ja active Pending
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| WO2024052994A1 (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-14 | 三菱電機株式会社 | アナログ電流出力装置、faシステム、断線予測装置、断線予測方法及びプログラム |
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