JPH11193201A - ノリ処理剤及び処理方法 - Google Patents
ノリ処理剤及び処理方法Info
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- JPH11193201A JPH11193201A JP15083298A JP15083298A JPH11193201A JP H11193201 A JPH11193201 A JP H11193201A JP 15083298 A JP15083298 A JP 15083298A JP 15083298 A JP15083298 A JP 15083298A JP H11193201 A JPH11193201 A JP H11193201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノリに発生する壺状菌病、あかぐされ病等各
種病害の効果的・効率的な防除方法及び防除剤を提供す
ること並びにノリの色、艶等のノリ品質を向上させるノ
リ活性化方法及び活性化剤を提供すること。 【解決手段】 一般式(I) (式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異なって、水素
又は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の置換もしくは
非置換のアルキルを示し、X- は陰イオンを示す)で表
されるピリジニウム塩又はその水和物(以下、ピリミジ
ニウム塩類という。)を有効成分として含有するノリ処
理剤及びピリミジニウム塩類を含有する水溶液にノリを
浸漬するか、もしくは該水溶液をノリに散布することを
特徴とするノリ処理方法。
種病害の効果的・効率的な防除方法及び防除剤を提供す
ること並びにノリの色、艶等のノリ品質を向上させるノ
リ活性化方法及び活性化剤を提供すること。 【解決手段】 一般式(I) (式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異なって、水素
又は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の置換もしくは
非置換のアルキルを示し、X- は陰イオンを示す)で表
されるピリジニウム塩又はその水和物(以下、ピリミジ
ニウム塩類という。)を有効成分として含有するノリ処
理剤及びピリミジニウム塩類を含有する水溶液にノリを
浸漬するか、もしくは該水溶液をノリに散布することを
特徴とするノリ処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノリ、特に養殖ノ
リの処理剤及び処理方法に関し、具体的にはノリに発生
する病害の防除剤もしくは予防剤又はノリ活性化剤並び
にノリに発生する病害の防除方法もしくは予防方法又は
ノリ活性化方法に関する。
リの処理剤及び処理方法に関し、具体的にはノリに発生
する病害の防除剤もしくは予防剤又はノリ活性化剤並び
にノリに発生する病害の防除方法もしくは予防方法又は
ノリ活性化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】養殖ノリには、フクロカビ(Olpidiopsi
s )属菌を病原菌とする壺状菌病、フハイカビ(Pythiu
m )属菌を病原菌とするあかぐされ病及び細菌類を病原
菌とする緑斑病、疑似しろぐされ病もしくはすみのり症
等多くの病害がある。これらの病害の防除方法として、
病原菌とノリの乾燥に対する抵抗性の差を利用して長時
間の干出しをする方法、病原菌とノリの冷凍抵抗性の差
を利用して冷凍処理をする方法、病原菌とノリの酸又は
アルカリに対する抵抗性の差を利用して酸又はアルカリ
処理をする方法が知られている。
s )属菌を病原菌とする壺状菌病、フハイカビ(Pythiu
m )属菌を病原菌とするあかぐされ病及び細菌類を病原
菌とする緑斑病、疑似しろぐされ病もしくはすみのり症
等多くの病害がある。これらの病害の防除方法として、
病原菌とノリの乾燥に対する抵抗性の差を利用して長時
間の干出しをする方法、病原菌とノリの冷凍抵抗性の差
を利用して冷凍処理をする方法、病原菌とノリの酸又は
アルカリに対する抵抗性の差を利用して酸又はアルカリ
処理をする方法が知られている。
【0003】ノリ壺状菌病の病原菌はツボカビ類(Chyt
ridiomycetes)に属し、性状としてノリに近い性質を持
っている。このため、該病原菌はノリと同等以上の乾燥
抵抗性、冷凍抵抗性及び酸・アルカリ抵抗性を有してお
り、該病原菌を上記技術を用いて防除することは困難で
ある。ノリ壺状菌病の防除方法として、キトサンを用い
る方法(特開平4−40838号公報及び特公平6−1
8762号公報)、アルカリ性を示す水溶性無機化合物
を用いる方法(特開昭58−10509号公報)が知ら
れている。
ridiomycetes)に属し、性状としてノリに近い性質を持
っている。このため、該病原菌はノリと同等以上の乾燥
抵抗性、冷凍抵抗性及び酸・アルカリ抵抗性を有してお
り、該病原菌を上記技術を用いて防除することは困難で
ある。ノリ壺状菌病の防除方法として、キトサンを用い
る方法(特開平4−40838号公報及び特公平6−1
8762号公報)、アルカリ性を示す水溶性無機化合物
を用いる方法(特開昭58−10509号公報)が知ら
れている。
【0004】また、あかぐされ病に関しては、その防除
に各種酸を用いる方法(特公昭56−12601号公
報、特開平1−279805号公報、特開平7−308
136号公報)が知られている。これら防除方法は、十
分な防除効果が得られなかったり、長期の処理時間を要
したり、過大な労力を要したり、処理薬剤による危険を
伴ったりするため、より効果が高く、安全性に優れた防
除剤および防除方法の開発が切望されている。
に各種酸を用いる方法(特公昭56−12601号公
報、特開平1−279805号公報、特開平7−308
136号公報)が知られている。これら防除方法は、十
分な防除効果が得られなかったり、長期の処理時間を要
したり、過大な労力を要したり、処理薬剤による危険を
伴ったりするため、より効果が高く、安全性に優れた防
除剤および防除方法の開発が切望されている。
【0005】また、ノリの色、艶といったノリの品質向
上も求められている。品質向上方法としては、フィチン
酸を有効成分とする海藻養殖用肥料(特開昭56−15
5085号公報)に記載の方法等、種々の肥料を用い生
育を向上させることにより海藻を活性化させる方法が知
られている。
上も求められている。品質向上方法としては、フィチン
酸を有効成分とする海藻養殖用肥料(特開昭56−15
5085号公報)に記載の方法等、種々の肥料を用い生
育を向上させることにより海藻を活性化させる方法が知
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ノリ
に発生する壺状菌病、あかぐされ病等各種病害の効果的
・効率的な防除方法もしくは予防方法及び防除剤もしく
は予防剤を提供することにある。また、ノリの色、艶等
のノリ品質を向上させるノリ活性化方法及び活性化剤を
提供することにある。
に発生する壺状菌病、あかぐされ病等各種病害の効果的
・効率的な防除方法もしくは予防方法及び防除剤もしく
は予防剤を提供することにある。また、ノリの色、艶等
のノリ品質を向上させるノリ活性化方法及び活性化剤を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【0008】
【化2】
【0009】(式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異
なって、水素又は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の
置換もしくは非置換のアルキルを示し、X- は陰イオン
を示す)で表されるピリジニウム塩又はその水和物(以
下、ピリジニウム塩類と総称する)を有効成分として含
有するノリ処理剤に関する。また本発明は、該ピリジニ
ウム塩類を含有する水溶液にノリを浸漬するか、もしく
は該水溶液をノリに散布することを特徴とするノリ処理
方法に関する。
なって、水素又は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の
置換もしくは非置換のアルキルを示し、X- は陰イオン
を示す)で表されるピリジニウム塩又はその水和物(以
下、ピリジニウム塩類と総称する)を有効成分として含
有するノリ処理剤に関する。また本発明は、該ピリジニ
ウム塩類を含有する水溶液にノリを浸漬するか、もしく
は該水溶液をノリに散布することを特徴とするノリ処理
方法に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】上記各基の定義において、R1 、
R2 及びR3 のアルキルは、直鎖又は分枝状の炭素数1
〜30の、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、sec−ブチル,tert−ブチル、ペ
ンチル、2−ペンチル、3−ペンチル、イソアミル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、ヘキサデシル(セチル)、ヘプタデシル、オクタ
デシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシル、ド
コシル、トリコシル、テトラコシル、ペンタコシル、ヘ
キサコシル、ヘプタコシル、オクタコシル、ノナコシ
ル、トリアコンチル等があげられる。
R2 及びR3 のアルキルは、直鎖又は分枝状の炭素数1
〜30の、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、sec−ブチル,tert−ブチル、ペ
ンチル、2−ペンチル、3−ペンチル、イソアミル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデ
シル、ヘキサデシル(セチル)、ヘプタデシル、オクタ
デシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシル、ド
コシル、トリコシル、テトラコシル、ペンタコシル、ヘ
キサコシル、ヘプタコシル、オクタコシル、ノナコシ
ル、トリアコンチル等があげられる。
【0011】R2 及びR3 のアルキルは、同一又は異な
って、炭素数1〜6の前述のアルキルが好ましい。置換
アルキルの置換基としては、同一又は異なって置換数1
〜3の、例えばハロゲン、ヒドロキシ、アルキル置換も
しくは非置換アリール、アルキル置換もしくは非置換ア
ミノ、アルコキシ、アルカノイル、アロイル、アルコキ
シカルボニル、アリールオキシカルボニルがあげられ
る。
って、炭素数1〜6の前述のアルキルが好ましい。置換
アルキルの置換基としては、同一又は異なって置換数1
〜3の、例えばハロゲン、ヒドロキシ、アルキル置換も
しくは非置換アリール、アルキル置換もしくは非置換ア
ミノ、アルコキシ、アルカノイル、アロイル、アルコキ
シカルボニル、アリールオキシカルボニルがあげられ
る。
【0012】アルコキシ、アルカノイル、アルコシキカ
ルボニル、アルキル置換アミノ及びアルキル置換アリー
ルのアルキル部分は、直鎖又は分枝状の炭素数1〜6
の、例えば前記に例示したアルキルがあげられる。アリ
ール及びアロイル、アリールオキシカルボニル、アルキ
ル置換アリールのアリール部分としては、例えばフェニ
ル、ナフチル等があげられる。
ルボニル、アルキル置換アミノ及びアルキル置換アリー
ルのアルキル部分は、直鎖又は分枝状の炭素数1〜6
の、例えば前記に例示したアルキルがあげられる。アリ
ール及びアロイル、アリールオキシカルボニル、アルキ
ル置換アリールのアリール部分としては、例えばフェニ
ル、ナフチル等があげられる。
【0013】ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ
素の各原子を示す。陰イオンとしては、例えば水酸イオ
ン、ハロゲンイオン、無機酸由来の陰イオン、有機酸由
来の陰イオン等があげられる。ハロゲンイオンとして
は、フッ素イオン、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イ
オン等があげられる。無機酸由来の陰イオンとしては、
例えば硝酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、炭酸イ
オン等があげられる。有機酸由来の陰イオンとしては、
例えばギ酸イオン、酢酸イオン、乳酸イオン、クエン酸
イオン、グルタミン酸イオン等のカルボン酸イオン等が
あげられる。
素の各原子を示す。陰イオンとしては、例えば水酸イオ
ン、ハロゲンイオン、無機酸由来の陰イオン、有機酸由
来の陰イオン等があげられる。ハロゲンイオンとして
は、フッ素イオン、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イ
オン等があげられる。無機酸由来の陰イオンとしては、
例えば硝酸イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、炭酸イ
オン等があげられる。有機酸由来の陰イオンとしては、
例えばギ酸イオン、酢酸イオン、乳酸イオン、クエン酸
イオン、グルタミン酸イオン等のカルボン酸イオン等が
あげられる。
【0014】一般式(I)で示される具体的なピリジニ
ウム塩としては、オクチルピリジニウムクロライド、オ
クチルピリジニウムブロマイド、ラウリルピリジニウム
クロライド、ラウリルピリジニウムブロマイド、セチル
ピリジニウムクロライド(ヘキサデシルピリジニウムク
ロライド)、セチルピリジニウムブロマイド(ヘキサデ
シルピリジニウムブロマイド)、4−メチル−オクチル
ピリジニウムクロライド、4−メチル−オクチルピリジ
ニウムブロマイド、4−メチル−オクタデシルピリジニ
ウムクロライド、4−メチル−オクタデシルピリジニウ
ムブロマイド等があげられる。これらは公知の化合物で
あり、市販品として入手可能である。
ウム塩としては、オクチルピリジニウムクロライド、オ
クチルピリジニウムブロマイド、ラウリルピリジニウム
クロライド、ラウリルピリジニウムブロマイド、セチル
ピリジニウムクロライド(ヘキサデシルピリジニウムク
ロライド)、セチルピリジニウムブロマイド(ヘキサデ
シルピリジニウムブロマイド)、4−メチル−オクチル
ピリジニウムクロライド、4−メチル−オクチルピリジ
ニウムブロマイド、4−メチル−オクタデシルピリジニ
ウムクロライド、4−メチル−オクタデシルピリジニウ
ムブロマイド等があげられる。これらは公知の化合物で
あり、市販品として入手可能である。
【0015】本発明のノリ処理剤は、前述で規定したピ
リジニウム塩類からなり、必要に応じて酸、キレート
剤、緩衝剤、栄養塩類、有機栄養物、色素等を含有して
いてもよい。酸としては、例えばリンゴ酸、クエン酸等
の有機酸、リン酸、塩酸、硫酸等の無機酸があげられ
る。緩衝剤としては、例えばリン酸緩衝剤、クエン酸緩
衝剤等があげられる。キレート剤としては、例えばエチ
レンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸及びそれらの塩
があげられる。塩としては、例えばナトリウム、カリウ
ム等との塩があげられる。栄養塩類としては、例えば硝
酸ナトリウム、硝酸カリウム、尿素、硫酸アンモニウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸
カリウム等があげられる。有機栄養物としては、アミノ
酸、糖類等があげられる。色素としては、カラメル色素
等があげられる。
リジニウム塩類からなり、必要に応じて酸、キレート
剤、緩衝剤、栄養塩類、有機栄養物、色素等を含有して
いてもよい。酸としては、例えばリンゴ酸、クエン酸等
の有機酸、リン酸、塩酸、硫酸等の無機酸があげられ
る。緩衝剤としては、例えばリン酸緩衝剤、クエン酸緩
衝剤等があげられる。キレート剤としては、例えばエチ
レンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸及びそれらの塩
があげられる。塩としては、例えばナトリウム、カリウ
ム等との塩があげられる。栄養塩類としては、例えば硝
酸ナトリウム、硝酸カリウム、尿素、硫酸アンモニウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸
カリウム等があげられる。有機栄養物としては、アミノ
酸、糖類等があげられる。色素としては、カラメル色素
等があげられる。
【0016】本発明のノリ処理剤は、前述で規定したピ
リジニウム塩類に前述のキレート剤を含むことが好まし
い。キレート剤はピリジニウム塩類1重量部に対して、
0.001〜5000重量部、好ましくは、0.01〜
500重量部、より好ましくは0.1〜50重量部とな
るように調製する。更に、本発明のノリ処理剤は、前述
で規定したピリジニウム塩類と前述の酸を含有すること
が好ましい。ピリジニウム塩類1重量部に対して、酸は
0.001〜1000重量部、好ましくは、0.01〜
100重量部、より好ましくは0.1〜10重量部とな
るように調製する。また、本発明のノリ処理剤は、前述
で規定したピリジニウム塩類、前述の酸及び前述のキレ
ート剤を含有することが好ましい。キレート剤及び酸の
添加割合は前述と同様である。
リジニウム塩類に前述のキレート剤を含むことが好まし
い。キレート剤はピリジニウム塩類1重量部に対して、
0.001〜5000重量部、好ましくは、0.01〜
500重量部、より好ましくは0.1〜50重量部とな
るように調製する。更に、本発明のノリ処理剤は、前述
で規定したピリジニウム塩類と前述の酸を含有すること
が好ましい。ピリジニウム塩類1重量部に対して、酸は
0.001〜1000重量部、好ましくは、0.01〜
100重量部、より好ましくは0.1〜10重量部とな
るように調製する。また、本発明のノリ処理剤は、前述
で規定したピリジニウム塩類、前述の酸及び前述のキレ
ート剤を含有することが好ましい。キレート剤及び酸の
添加割合は前述と同様である。
【0017】本発明の処理剤の剤型としては、液剤、粉
剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤等いずれでもよ
い。こららの剤型は、常法で製造できる。液剤の溶液と
しては、蒸留水、人工海水等があげられる。本発明の適
用対象となるノリとしては、ウシケノリ類(Protoflori
deophyceae)に属する紅藻類であればいずれの藻類でも
よい。養殖に用いるノリ、例えばアマノリ(Porphyra)
属に属するノリ類が好ましく、アサクサノリ、スサビノ
リ又はそれらから選抜育種された養殖用ノリ品種が特に
好ましい。本発明では、養殖中のノリを対象とする。
剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤等いずれでもよ
い。こららの剤型は、常法で製造できる。液剤の溶液と
しては、蒸留水、人工海水等があげられる。本発明の適
用対象となるノリとしては、ウシケノリ類(Protoflori
deophyceae)に属する紅藻類であればいずれの藻類でも
よい。養殖に用いるノリ、例えばアマノリ(Porphyra)
属に属するノリ類が好ましく、アサクサノリ、スサビノ
リ又はそれらから選抜育種された養殖用ノリ品種が特に
好ましい。本発明では、養殖中のノリを対象とする。
【0018】本発明が適用されるノリ病害としては、フ
クロカビ、サビツボカビ、ツボカビ等のツボカビ類(Ch
ytridiomycetes)により引き起こされる壺状菌病等の病
害、フハイカビ等の卵菌類(Oomycetes )により引き起
こされるあかぐされ病等の病害、細菌類により引き起こ
される緑斑病又は糸状細菌症等の病害等があげられる。
特に好ましく適用される病害としては、壺状菌病及びあ
かぐされ病があげられる。
クロカビ、サビツボカビ、ツボカビ等のツボカビ類(Ch
ytridiomycetes)により引き起こされる壺状菌病等の病
害、フハイカビ等の卵菌類(Oomycetes )により引き起
こされるあかぐされ病等の病害、細菌類により引き起こ
される緑斑病又は糸状細菌症等の病害等があげられる。
特に好ましく適用される病害としては、壺状菌病及びあ
かぐされ病があげられる。
【0019】本発明におけるノリ病害の防除方法又は予
防方法とは、ノリ病害の治療方法又はノリが病害に侵さ
れるのを予防する方法を意味する。したがって、本発明
の方法は、病害に罹病していないノリに対する病害の予
防、罹病しているノリに対する病害の治療及び再発予防
等に用いることができるが、病害の治療により好適に用
いられる。
防方法とは、ノリ病害の治療方法又はノリが病害に侵さ
れるのを予防する方法を意味する。したがって、本発明
の方法は、病害に罹病していないノリに対する病害の予
防、罹病しているノリに対する病害の治療及び再発予防
等に用いることができるが、病害の治療により好適に用
いられる。
【0020】本発明のノリ活性化方法とは、ノリの色、
艶等の品質を向上させる方法を意味する。本発明のノリ
処理剤を使用する場合には、ノリの種類及び生育状況、
処理剤の処理方法等により異なるが、上述のピリジニウ
ム塩類を含有する処理剤をピリジニウム塩類濃度として
1〜1000ppm、好ましくは2.5〜500pp
m、より好ましくは10〜250ppmとなるように溶
液に溶解した後、該溶液にノリ類を1秒間〜60分間、
好ましくは15秒間〜15分間、より好ましくは30秒
間〜5分間浸漬するか又は該溶液をノリ類に散布するこ
とにより行うことができる。
艶等の品質を向上させる方法を意味する。本発明のノリ
処理剤を使用する場合には、ノリの種類及び生育状況、
処理剤の処理方法等により異なるが、上述のピリジニウ
ム塩類を含有する処理剤をピリジニウム塩類濃度として
1〜1000ppm、好ましくは2.5〜500pp
m、より好ましくは10〜250ppmとなるように溶
液に溶解した後、該溶液にノリ類を1秒間〜60分間、
好ましくは15秒間〜15分間、より好ましくは30秒
間〜5分間浸漬するか又は該溶液をノリ類に散布するこ
とにより行うことができる。
【0021】本発明を行う場合に用いる溶液としては、
水、塩水、海水、緩衝液等を用いることができるが、好
ましくは海水が用いられる。緩衝液としては、クエン酸
緩衝液、リン酸緩衝液等があげられる。本発明のピリジ
ニウム塩類を含有する処理剤溶液には、リンゴ酸、クエ
ン酸、リン酸、塩酸、硫酸等の酸、エチレンジアミン四
酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ジエ
チレントリアミン五酢酸及びそれらの塩等のキレート
剤、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、尿素、硫酸アンモ
ニウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム等の栄養塩
類及びアミノ酸、糖類等の有機栄養物等を含有すること
が好ましい。酸を添加することにより、ピリジニウム塩
類の有するノリ病害の防除又は予防作用が向上する。キ
レート剤をピリジニウム塩類に添加することにより、ピ
リジニウム塩類の有する作用が効果的にしかも安定して
得られる。
水、塩水、海水、緩衝液等を用いることができるが、好
ましくは海水が用いられる。緩衝液としては、クエン酸
緩衝液、リン酸緩衝液等があげられる。本発明のピリジ
ニウム塩類を含有する処理剤溶液には、リンゴ酸、クエ
ン酸、リン酸、塩酸、硫酸等の酸、エチレンジアミン四
酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ジエ
チレントリアミン五酢酸及びそれらの塩等のキレート
剤、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、尿素、硫酸アンモ
ニウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム等の栄養塩
類及びアミノ酸、糖類等の有機栄養物等を含有すること
が好ましい。酸を添加することにより、ピリジニウム塩
類の有するノリ病害の防除又は予防作用が向上する。キ
レート剤をピリジニウム塩類に添加することにより、ピ
リジニウム塩類の有する作用が効果的にしかも安定して
得られる。
【0022】酸の使用濃度は、1〜100,000pp
m、好ましくは100〜10,000ppmである。キ
レート剤の使用濃度は、1〜10,000ppm、好ま
しくは10〜5,000ppmである。以下、実施例に
より本発明を具体的に説明する。
m、好ましくは100〜10,000ppmである。キ
レート剤の使用濃度は、1〜10,000ppm、好ま
しくは10〜5,000ppmである。以下、実施例に
より本発明を具体的に説明する。
【0023】
【0024】実施例1 セチルピリジニウムクロライド一水和物(和光純薬工業
株式会社製)を、5mg、50mg、500mg及びカ
チオ−ゲンH(オクチルピリジニウムクロライド25%
含有、第一工業製薬株式会社製)の20mg、200m
g、2000mgをそれぞれ1リットルの海水に溶解し
て、各ピリジン化合物の5ppm、50ppm、500
ppmの試験溶液を調製した。
株式会社製)を、5mg、50mg、500mg及びカ
チオ−ゲンH(オクチルピリジニウムクロライド25%
含有、第一工業製薬株式会社製)の20mg、200m
g、2000mgをそれぞれ1リットルの海水に溶解し
て、各ピリジン化合物の5ppm、50ppm、500
ppmの試験溶液を調製した。
【0025】該溶液を恒温槽中で12℃に調整した後、
壺状菌に感染した葉長約3cmのアサクサノリの葉体
(以下、単にノリ葉体という)をそれぞれの溶液に5分
間浸漬することにより浸漬処理を行った。浸漬処理後の
ノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去し
た後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガラ
スシャ−レに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、10
時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中で7日間静置培
養した。
壺状菌に感染した葉長約3cmのアサクサノリの葉体
(以下、単にノリ葉体という)をそれぞれの溶液に5分
間浸漬することにより浸漬処理を行った。浸漬処理後の
ノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去し
た後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガラ
スシャ−レに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、10
時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中で7日間静置培
養した。
【0026】培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、
壺状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷
害度を確認して防除効果を判定した。なお、試験溶液の
代わりに海水を用いて浸漬処理した区を、無処理対照区
として設けた。結果を第1表に示す。
壺状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷
害度を確認して防除効果を判定した。なお、試験溶液の
代わりに海水を用いて浸漬処理した区を、無処理対照区
として設けた。結果を第1表に示す。
【0027】
【表1】
【0028】セチルピリジニウムクロライド一水和物の
5ppm溶液で壺状菌の抑制効果が認められ、50pp
m、500ppm溶液では完全殺菌効果が認められた。
しかし、50ppm以上の溶液でノリ葉体に障害が認め
られた。オクチルピリジニウムクロライドでは、5pp
m溶液で壺状菌の抑制効果が認められ、50ppm、5
00ppm溶液では完全殺菌効果が認められた。しか
し、500ppm溶液でノリ葉体に障害が認められた。
5ppm溶液で壺状菌の抑制効果が認められ、50pp
m、500ppm溶液では完全殺菌効果が認められた。
しかし、50ppm以上の溶液でノリ葉体に障害が認め
られた。オクチルピリジニウムクロライドでは、5pp
m溶液で壺状菌の抑制効果が認められ、50ppm、5
00ppm溶液では完全殺菌効果が認められた。しか
し、500ppm溶液でノリ葉体に障害が認められた。
【0029】実施例2 カチオ−ゲンH(第一工業薬品株式会社製)とリンゴ酸
(和光純薬工業株式会社製)を海水で希釈し、オクチル
ピリジニウムクロライド3.13〜100ppm、リン
ゴ酸0〜2.0%希釈液からなる第2表に示す28種類
の組み合わせの溶液を調製した。
(和光純薬工業株式会社製)を海水で希釈し、オクチル
ピリジニウムクロライド3.13〜100ppm、リン
ゴ酸0〜2.0%希釈液からなる第2表に示す28種類
の組み合わせの溶液を調製した。
【0030】各溶液を恒温槽中で水温12℃に調整した
後、壺状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャ−レに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中で7日間静置
培養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壺
状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。
後、壺状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャ−レに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中で7日間静置
培養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壺
状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。
【0031】結果を第2表に示す。
【0032】
【表2】
【0033】オクチルピリジニウムクロライド12.5
ppm以上の試験溶液では壺状菌の完全な殺菌効果がみ
とめられ、6.25ppmにおいても、完全殺菌には至
らなかったが、壺状菌の増殖は抑制され、病斑の拡大は
停止していた。しかし、100ppmの試験溶液で処理
した区ではノリ葉体に死細胞が点在し、傷害を受けた。
ppm以上の試験溶液では壺状菌の完全な殺菌効果がみ
とめられ、6.25ppmにおいても、完全殺菌には至
らなかったが、壺状菌の増殖は抑制され、病斑の拡大は
停止していた。しかし、100ppmの試験溶液で処理
した区ではノリ葉体に死細胞が点在し、傷害を受けた。
【0034】実施例3 室内培養フラスコ中で人為感染させた葉長約7cmのあ
かぐされ病罹病ノリ葉体を実施例2で示したと同様の2
8種類の試験溶液で、水温12℃、5分間の浸漬処理を
行った。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄
して試験溶液を除去した後、30mlの清浄海水を満た
した径10cmのガラスシャ−レに各試験区ごとに1個
体ずつ収容して、10時間照明の条件下15℃恒温培養
槽中で4日間静置培養した。培養終了後、ノリ葉体を顕
微鏡で観察し、あかぐされ病菌の生存、死滅及びノリ葉
体の試験溶液による被傷害度を確認して防除効果を判定
した。
かぐされ病罹病ノリ葉体を実施例2で示したと同様の2
8種類の試験溶液で、水温12℃、5分間の浸漬処理を
行った。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄
して試験溶液を除去した後、30mlの清浄海水を満た
した径10cmのガラスシャ−レに各試験区ごとに1個
体ずつ収容して、10時間照明の条件下15℃恒温培養
槽中で4日間静置培養した。培養終了後、ノリ葉体を顕
微鏡で観察し、あかぐされ病菌の生存、死滅及びノリ葉
体の試験溶液による被傷害度を確認して防除効果を判定
した。
【0035】結果を第3表に示す。
【0036】
【表3】
【0037】オクチルピリジニウムクロライド単独使用
の場合は12.5ppm以上の濃度で、リンゴ酸希釈液
単独使用の場合は2.0%希釈液ではじめてあかぐされ
病防除効果が認められた。一方、両剤を併用した場合
は、オクチルピリジニウムクロライド3.1ppm以
上、リンゴ酸0.5%以上の濃度の組合わせ溶液で防除
効果が認められ、両剤の相乗効果が認められた。なお、
ノリに対する傷害強度は、両剤を併用することによって
も変化は認められなかった。
の場合は12.5ppm以上の濃度で、リンゴ酸希釈液
単独使用の場合は2.0%希釈液ではじめてあかぐされ
病防除効果が認められた。一方、両剤を併用した場合
は、オクチルピリジニウムクロライド3.1ppm以
上、リンゴ酸0.5%以上の濃度の組合わせ溶液で防除
効果が認められ、両剤の相乗効果が認められた。なお、
ノリに対する傷害強度は、両剤を併用することによって
も変化は認められなかった。
【0038】実施例4 カチオ−ゲンH(第一工業株式会社製)10mg、10
0mg、1000mg、2000mg又は4000mg
及びリンゴ酸10gを1リットルの海水に溶解し、オク
チルピリジニウムクロライド2.5ppm、25pp
m、250ppm、500ppm又は1000ppmと
リンゴ酸1.0%溶液を含む混合試験溶液を調製した。
0mg、1000mg、2000mg又は4000mg
及びリンゴ酸10gを1リットルの海水に溶解し、オク
チルピリジニウムクロライド2.5ppm、25pp
m、250ppm、500ppm又は1000ppmと
リンゴ酸1.0%溶液を含む混合試験溶液を調製した。
【0039】上記試験溶液を恒温槽中で水温12℃に調
整した後、室内培養フラスコ中で人為感染させた葉長約
7cmのあかぐされ病罹病ノリ葉体を、15秒間、30秒
間、60秒間、5分間、10分間、15分間それぞれ浸
漬処理を行った。オクチルピリジニウムクロライド及び
リンゴ酸いずれも添加しない海水で浸漬処理を行い、無
添加対照区とした。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水で
十分に洗浄して試験溶液を除去した後、30mlの清浄海
水を満たした径10cmのガラスシャ−レに各試験区ごと
に1個体ずつ収容して、10時間照明の条件下で15℃
恒温培養槽中で4日間静置培養した。培養終了後、ノリ
葉体を顕微鏡で観察し、あかぐされ病菌の生存、死滅及
びノリ葉体の試験溶液による被傷害度を確認して防除効
果を判定した。
整した後、室内培養フラスコ中で人為感染させた葉長約
7cmのあかぐされ病罹病ノリ葉体を、15秒間、30秒
間、60秒間、5分間、10分間、15分間それぞれ浸
漬処理を行った。オクチルピリジニウムクロライド及び
リンゴ酸いずれも添加しない海水で浸漬処理を行い、無
添加対照区とした。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水で
十分に洗浄して試験溶液を除去した後、30mlの清浄海
水を満たした径10cmのガラスシャ−レに各試験区ごと
に1個体ずつ収容して、10時間照明の条件下で15℃
恒温培養槽中で4日間静置培養した。培養終了後、ノリ
葉体を顕微鏡で観察し、あかぐされ病菌の生存、死滅及
びノリ葉体の試験溶液による被傷害度を確認して防除効
果を判定した。
【0040】結果を第4表に示す。
【0041】
【表4】
【0042】リンゴ酸1.0%とオクチルピリジニウム
クロライドを併用した場合、オクチルピリジニウムクロ
ライド2.5ppmでは30秒間以上の浸漬処理で、2
5ppm以上では15秒間以上の浸漬処理であかぐされ
病の防除効果が認められた。ノリ葉体に対して、オクチ
ルピリジニウムクロライド250ppmで5分以上、5
00ppmで30秒以上、1000ppmでは15秒間
の浸漬処理で傷害が認められた。
クロライドを併用した場合、オクチルピリジニウムクロ
ライド2.5ppmでは30秒間以上の浸漬処理で、2
5ppm以上では15秒間以上の浸漬処理であかぐされ
病の防除効果が認められた。ノリ葉体に対して、オクチ
ルピリジニウムクロライド250ppmで5分以上、5
00ppmで30秒以上、1000ppmでは15秒間
の浸漬処理で傷害が認められた。
【0043】実施例5 セチルピリジニウムクロライドとエチレンジアミン四酢
酸二ナトリウム(同仁薬化学研究所製)を海水で稀釈
し、セチルピリジニウムクロライド 1.25〜10p
pm、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 100〜
200ppm稀釈液からなる、第5表に示す15種類の
組み合わせの試験溶液を調製した。
酸二ナトリウム(同仁薬化学研究所製)を海水で稀釈
し、セチルピリジニウムクロライド 1.25〜10p
pm、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 100〜
200ppm稀釈液からなる、第5表に示す15種類の
組み合わせの試験溶液を調製した。
【0044】各溶液を恒温槽中で水温12℃に調整した
後、壷状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャーレに各試験区ごとに3固体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中7日間静置培
養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壷状
菌の生存、死滅およびノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。結果を第5表に示
す。
後、壷状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャーレに各試験区ごとに3固体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中7日間静置培
養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壷状
菌の生存、死滅およびノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。結果を第5表に示
す。
【0045】
【表5】
【0046】セチルピリジニウムクロライド単独使用に
比べ、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム100pp
mを併用すると壷状菌病防除効果は2倍に、200pp
m併用すると4倍に増強された。なお、エチレンジアミ
ン四酢酸二ナトリウムを併用することにより、ノリ葉体
に対する傷害度の上昇はとくに認められなかった。
比べ、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム100pp
mを併用すると壷状菌病防除効果は2倍に、200pp
m併用すると4倍に増強された。なお、エチレンジアミ
ン四酢酸二ナトリウムを併用することにより、ノリ葉体
に対する傷害度の上昇はとくに認められなかった。
【0047】実施例6 セチルピリジニウムクロライド 9gを全体で1リット
ルとなる試験原液を調製した。この試験原液を海水で、
1/300,1/600,1/1200,1/2400
倍に稀釈し、セチルピリジニウムクロライドを各種濃度
に含有する4種類、および試験原液無添加対照区の合計
5種類の試験溶液を調製した。
ルとなる試験原液を調製した。この試験原液を海水で、
1/300,1/600,1/1200,1/2400
倍に稀釈し、セチルピリジニウムクロライドを各種濃度
に含有する4種類、および試験原液無添加対照区の合計
5種類の試験溶液を調製した。
【0048】各試験溶液を恒温槽注で水温12℃に調整
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
【0049】結果を第6表に示す。
【0050】
【表6】
【0051】試験開始時には葉体色調は薄く黄褐色であ
ったが、窒素とリンを補強した海水で7日間培養するこ
とにより、ノリ葉体の色調は黒味を増し色調の改善が見
られた。改善効果はセチルピリジニウムクロライド7.
5ppm以上の処理区で対照区に比べ増強効果が見ら
れ、30ppm処理区で最も高い効果を示した。
ったが、窒素とリンを補強した海水で7日間培養するこ
とにより、ノリ葉体の色調は黒味を増し色調の改善が見
られた。改善効果はセチルピリジニウムクロライド7.
5ppm以上の処理区で対照区に比べ増強効果が見ら
れ、30ppm処理区で最も高い効果を示した。
【0052】実施例7 オクチルピリジニウムクロライド 18gとエチレンジ
アミン四酢酸二ナトリウム 30gを純水に溶解し、全
体で1リットルとなる試験原液を調製した。この試験原
液を海水で、1/300,1/600,1/1200,
1/2400倍に稀釈しオクチルピリジニウムクロライ
ドを各種濃度に含有する4種類、および試験原液無添加
対照区の合計5種類の試験溶液を調製した。
アミン四酢酸二ナトリウム 30gを純水に溶解し、全
体で1リットルとなる試験原液を調製した。この試験原
液を海水で、1/300,1/600,1/1200,
1/2400倍に稀釈しオクチルピリジニウムクロライ
ドを各種濃度に含有する4種類、および試験原液無添加
対照区の合計5種類の試験溶液を調製した。
【0053】各試験溶液を恒温槽注で水温12℃に調整
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
【0054】結果を第7表に示す。
【0055】
【表7】
【0056】試験開始時には葉体色調は薄く黄褐色であ
ったが、窒素とリンを補強した海水で7日間培養するこ
とにより、ノリ葉体の色調は黒味を増し色調の改善が見
られた。改善効果はオクチルピリジニウムクロライド濃
度で30ppm以上の処理区で対照区に比べ増強効果が
見られ、60ppm処理区で最も高い効果を示した。
ったが、窒素とリンを補強した海水で7日間培養するこ
とにより、ノリ葉体の色調は黒味を増し色調の改善が見
られた。改善効果はオクチルピリジニウムクロライド濃
度で30ppm以上の処理区で対照区に比べ増強効果が
見られ、60ppm処理区で最も高い効果を示した。
【0057】実施例8 セチルピリジニウムブロマイド一水和物(和光純薬工業
株式会社製)を第8表に示す濃度となるように海水に溶
解し試験溶液を作成した。該試験溶液を恒温槽中で12
℃にした後、壷状菌に感染した葉長約3cmのアサクサ
ノリの葉体をそれぞれの溶液に5分間浸漬することによ
り浸漬処理を行った。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水
で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、30mlの清
浄海水を満たした径10cmのガラスシャーレに各試験
区ごとに3個体ずつ収容して、1 日10時間照明の条件
下で15℃恒温培養槽中で7日間静置培養した。
株式会社製)を第8表に示す濃度となるように海水に溶
解し試験溶液を作成した。該試験溶液を恒温槽中で12
℃にした後、壷状菌に感染した葉長約3cmのアサクサ
ノリの葉体をそれぞれの溶液に5分間浸漬することによ
り浸漬処理を行った。浸漬処理後のノリ葉体は清浄海水
で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、30mlの清
浄海水を満たした径10cmのガラスシャーレに各試験
区ごとに3個体ずつ収容して、1 日10時間照明の条件
下で15℃恒温培養槽中で7日間静置培養した。
【0058】培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、
壷状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷
害度を確認して防除効果を判定した。なお、イソニコチ
ン酸ヒドラジド(和光純薬工業株式会社製)及び2−メ
ルカプトピリジン N−オキサイド(アルドリッチ社
製)を比較化合物として用いた。また、試験溶液を海水
のみとした区を無処理対照区とした。
壷状菌の生存、死滅及びノリ葉体の試験溶液による被傷
害度を確認して防除効果を判定した。なお、イソニコチ
ン酸ヒドラジド(和光純薬工業株式会社製)及び2−メ
ルカプトピリジン N−オキサイド(アルドリッチ社
製)を比較化合物として用いた。また、試験溶液を海水
のみとした区を無処理対照区とした。
【0059】結果を第8表に示す。
【0060】
【表8】
【0061】セチルピリジニウムブロマイド一水和物の
2ppm以上の濃度溶液で壷状菌の完全殺菌効果が認め
られた。ただし、32ppm以上の溶液ではノリ葉体に
傷害が認められる。一方、他のピリジン化合物であるイ
ソニコチン酸ヒドラジド及び2−メルカプトピリジン
N−オキサイドでは、壷状菌殺菌効果は認められなかっ
た。
2ppm以上の濃度溶液で壷状菌の完全殺菌効果が認め
られた。ただし、32ppm以上の溶液ではノリ葉体に
傷害が認められる。一方、他のピリジン化合物であるイ
ソニコチン酸ヒドラジド及び2−メルカプトピリジン
N−オキサイドでは、壷状菌殺菌効果は認められなかっ
た。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、養殖ノリに発生する病
害、特に壺状菌病及びあかぐされ病に効果的な防除方法
及び防除剤を提供することができる。
害、特に壺状菌病及びあかぐされ病に効果的な防除方法
及び防除剤を提供することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異なって、水
素、直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30のアルキル、又
は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の置換アルキル
(但し、該置換アルキルは高分子鎖ではない)を示し、
X- は陰イオンを示す]で表されるピリジニウム塩又は
その水和物(以下、ピリジニウム塩類と総称する)を有
効成分として含有するノリ病害防除剤、ノリ病害予防剤
またはノリ活性化剤。
素、直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30のアルキル、又
は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の置換アルキル
(但し、該置換アルキルは高分子鎖ではない)を示し、
X- は陰イオンを示す]で表されるピリジニウム塩又は
その水和物(以下、ピリジニウム塩類と総称する)を有
効成分として含有するノリ病害防除剤、ノリ病害予防剤
またはノリ活性化剤。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、ノリの色、艶といったノリの品質向
上も求められている。品質向上方法としては、フィチン
酸を有効成分とする海藻養殖用肥料を用いる方法(特開
昭56−155085号公報)等、種々の肥料を用い生
育を向上させることにより海藻を活性化させる方法が知
られている。
上も求められている。品質向上方法としては、フィチン
酸を有効成分とする海藻養殖用肥料を用いる方法(特開
昭56−155085号公報)等、種々の肥料を用い生
育を向上させることにより海藻を活性化させる方法が知
られている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の処理剤の剤型としては、液剤、粉
剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤等いずれでもよ
い。これらの剤型は、常法で製造できる。液剤の溶液と
しては、蒸留水、人工海水等があげられる。本発明の適
用対象となるノリとしては、ウシケノリ類(Protoflori
deophyceae)に属する紅藻類であればいずれの藻類でも
よい。養殖に用いるノリ、例えばアマノリ(Porphyra)
属に属するノリ類が好ましく、アサクサノリ、スサビノ
リ又はそれらから選抜育種された養殖用ノリ品種が特に
好ましい。本発明では、養殖中のノリを対象とする。
剤、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤等いずれでもよ
い。これらの剤型は、常法で製造できる。液剤の溶液と
しては、蒸留水、人工海水等があげられる。本発明の適
用対象となるノリとしては、ウシケノリ類(Protoflori
deophyceae)に属する紅藻類であればいずれの藻類でも
よい。養殖に用いるノリ、例えばアマノリ(Porphyra)
属に属するノリ類が好ましく、アサクサノリ、スサビノ
リ又はそれらから選抜育種された養殖用ノリ品種が特に
好ましい。本発明では、養殖中のノリを対象とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】各溶液を恒温槽中で水温12℃に調整した
後、壷状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャーレに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中7日間静置培
養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壷状
菌の生存、死滅およびノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。結果を第5表に示
す。
後、壷状菌に感染した葉長約3cmのノリ葉体をそれぞ
れの試験溶液で5分間の浸漬処理を行った。浸漬処理後
のノリ葉体は清浄海水で十分に洗浄して試験溶液を除去
した後、30mlの清浄海水を満たした径10cmのガ
ラスシャーレに各試験区ごとに3個体ずつ収容して、1
0時間照明の条件下で15℃恒温培養槽中7日間静置培
養した。培養終了後、ノリ葉体を顕微鏡で観察し、壷状
菌の生存、死滅およびノリ葉体の試験溶液による被傷害
度を確認して防除効果を判定した。結果を第5表に示
す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】各試験溶液を恒温槽中で水温12℃に調整
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】各試験溶液を恒温槽中で水温12℃に調整
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
した後、栄養塩不足で黄褐色に退色したノリ葉体が着生
した長さ4cmのノリ網をそれぞれの試験溶液で5分間
の浸漬処理をおこなった。浸漬処理後のノリ網は清浄海
水で十分に洗浄して試験溶液を除去した後、硝酸ナトリ
ウム 67ppm、リン酸水素ナトリウム 16ppm
で栄養強化した海水を満たした2L容ガラスビーカーに
各試験区ごとに収容して、5000ルックス、12時間
照明、12時間暗黒の条件下で15℃恒温槽中7日間の
通気攪拌培養を行った。培養終了後、ノリ葉体着生ノリ
網を海水を満たした白色バット中に伸展して、ノリ葉体
の色調を肉眼観察で比較した。
Claims (13)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異なって、水素
又は直鎖もしくは分岐の炭素数1〜30の置換もしくは
非置換のアルキルを示し、X- は陰イオンを示す)で表
されるピリジニウム塩又はその水和物(以下、ピリジニ
ウム塩類と総称する)を有効成分として含有するノリ処
理剤。 - 【請求項2】 陰イオンがハロゲンイオンである請求項
1記載のノリ処理剤剤。 - 【請求項3】 さらにキレート剤を含有する請求項1又
は2記載のノリ処理剤。 - 【請求項4】 ノリ処理剤がノリ病害の防除剤又は予防
剤である請求項1〜3いずれかに記載の処理剤。 - 【請求項5】 さらに酸を含有する請求項4記載のノリ
処理剤。 - 【請求項6】 ノリ病害が、壺状菌病、あかぐされ病、
緑斑病又は糸状細菌症である請求項4記載のノリ処理
剤。 - 【請求項7】 ノリ処理剤がノリ活性化剤である請求項
1〜3いずれかに記載のノリ処理剤。 - 【請求項8】 請求項1記載のピリミジニウム塩類を含
有する水溶液にノリを浸漬するか、もしくは該水溶液を
ノリに散布することを特徴とするノリ処理方法。 - 【請求項9】 ノリ処理方法が、ノリ病害の防除又は予
防方法である請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 ノリ病害が、壺状菌病、あかぐされ
病、緑斑病又は糸状細菌症である請求項9記載のノリ病
害の防除方法又は予防方法。 - 【請求項11】 ノリ処理方法が、ノリ活性化方法であ
る請求項8記載のノリ処理方法。 - 【請求項12】 ピリミジニウム塩類の濃度が1〜10
00ppmである請求項8〜11いずれかに記載のノリ
処理方法。 - 【請求項13】 ピリミジニウム塩類の処理時間が1秒
〜1時間である請求項8〜11いずれかに記載のノリ処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15083298A JP2971446B2 (ja) | 1997-06-02 | 1998-06-01 | ノリ処理剤及び処理方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14410897 | 1997-06-02 | ||
| JP9-144108 | 1997-11-07 | ||
| JP9-305743 | 1997-11-07 | ||
| JP30574397 | 1997-11-07 | ||
| JP15083298A JP2971446B2 (ja) | 1997-06-02 | 1998-06-01 | ノリ処理剤及び処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11193201A true JPH11193201A (ja) | 1999-07-21 |
| JP2971446B2 JP2971446B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=27318768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15083298A Expired - Fee Related JP2971446B2 (ja) | 1997-06-02 | 1998-06-01 | ノリ処理剤及び処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2971446B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002360091A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-17 | Daiichi Seimou Co Ltd | 海苔の処理方法および処理液 |
| KR20030010788A (ko) * | 2001-07-27 | 2003-02-06 | (주)지텍 바이오 메디컬 | 두채류의 부패병 방지 및 색택 향상을 위한세틸피리디니움 클로라이드 함유 제제 및 그 사용 방법 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP15083298A patent/JP2971446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002360091A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-17 | Daiichi Seimou Co Ltd | 海苔の処理方法および処理液 |
| KR20030010788A (ko) * | 2001-07-27 | 2003-02-06 | (주)지텍 바이오 메디컬 | 두채류의 부패병 방지 및 색택 향상을 위한세틸피리디니움 클로라이드 함유 제제 및 그 사용 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2971446B2 (ja) | 1999-11-08 |
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