JPH11193460A - 真空容器内の巻き取り装置 - Google Patents

真空容器内の巻き取り装置

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JPH11193460A
JPH11193460A JP36671597A JP36671597A JPH11193460A JP H11193460 A JPH11193460 A JP H11193460A JP 36671597 A JP36671597 A JP 36671597A JP 36671597 A JP36671597 A JP 36671597A JP H11193460 A JPH11193460 A JP H11193460A
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JP
Japan
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substrate material
roll
guide roll
vapor
film
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JP36671597A
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English (en)
Inventor
充 ▲高▼井
Mitsuru Takai
Hiromichi Kanazawa
弘道 金沢
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空容器内において被着基体材料を搬送する
のに、局部的たるみによってお こるシワの発生を抑制
し製品歩留まりを向上する。 【課題手段】蒸着装置101の真空容器110内でテー
プ状の被着基体材料102を搬送するガイ ドロール2
01に被着基体材料102の巾方向の両端部にかかる部
位で被着基体材料両 端外側方向に直径を漸増したテー
パー部202を設けることで、被着基体材料102に
発生している局所的なたるみに起因するシワの発生を抑
制できる。またガイドロール表 面の温度調整を行うこ
とでシワ発生防止効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ、その
他長尺フィルム状の基体材料に各種金属薄膜層を蒸着す
る際に用いられる成膜処理装置、特に被着基体材料を真
空容器内において搬送して、ロール状に巻き取り処理す
る真空容器内の巻き取り装置も関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の真空容器内において被着基体材料
を搬送してロール状に巻き取る装置は、一般に蒸着、C
VD、スパッタなど金属薄膜やプラズマ重合膜形成のた
めの蒸着処理に用いられる。このような蒸着技術の一つ
の使用方法として、図3に示すように磁気記録媒体の強
磁性金属薄膜の成膜装置としての使用方法があるが、こ
の蒸着は、蒸着装置1の真空容器2内において電子銃1
0により発生した電子ビームBにより蒸着るつぼ4内の
蒸着材料3を蒸発V0して、これを被蒸着材料V1に蒸
着させる技術である。例えばCo(コバ ルト)、また
はCoを主体とし、さらにNi(ニッケル)等を含有
し、斜め蒸着法によって形成された強磁性金属薄膜を磁
性層とする磁気テープは、飽和磁束密度が大きく、しか
も保磁力が高く、すぐれた電磁変換特性を示すことが知
られている。この斜め蒸着法では、強磁性金属の蒸気を
被磁性基体の表面に特定の角度で入射させ、基体に対し
傾いた柱状結晶粒子からなる強磁性金属薄膜を形成する
ので、斜め蒸着を行なうに際しては、通常真空容器内で
長尺フィルム状の非磁性基体を回転する冷却ドラムの表
面に添わせて搬送しながら、定置された蒸着るつぼ中の
強磁性金属の溶湯表面に電子ビームを照射して蒸発させ
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の蒸着装置にあっては、真空容器内においてテープ
状の被着基体材料を搬送する手段として等径のガイドロ
ールを用いていたために、被蒸着材料である非磁性基体
の平坦度が不完全なことによって、フィルム搬送中や巻
き取り工程でシワや盛り上がり等の不具合が発生してい
た。特にフィルム切断時の影響によりフィルム端部形状
異常が多く、その結果フィルム端部に多くシワが発生し
ていた。そこで、特開昭55−44494号公報に開示
された装置では、フィルムのたるみ等の不具合を解消す
る方法としてガイドロール端部の方が径の小さくなるよ
うなテーパー部を持ったガイドロールを用いることが提
案されている。この形状のガイドロールを設置すること
によりフィルム端部の応力を最小にしてシワの解決を図
っているが、この方法ではフィルムの全体的なたるみに
は対応が可能であっても、局所的なたるみには全く効果
がなく、フィルムにシワや盛り上がり等の不具合の発生
があって、製品歩留まりも悪く問題であった。本発明
は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、金属
薄膜の蒸着成膜装置として、フィルムの平坦度が不完全
でもシワ無く、被着基体材料が走行可能で走行安定性も
増して高品質の成膜処理を高能率で行える真空容器内の
巻き取り装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空容器内に
おいてテープ状の被着基体材料を搬送してロール状に巻
き取る真空容器内の巻き取り装置であって、真空容器内
の被着基体材料を供給ロールから巻き取りロールに搬送
する間にガイドロールを備え、該ガイドロールに、前記
被着基体材料の巾方向端部にかかる部位で被着基体材料
両端外側方向に直径を漸増したテーパー部を設けたもの
で、被着基体材料の局部的なたるみをなくしてシワの発
生を的確に抑制するものである。
【0005】また、本発明では、真空容器内においてテ
ープ状の被着基体材料をガイドロールで搬送してロール
状に巻き取る真空容器内の巻き取り装置であって、真空
容器内の被着基体材料を供給ロールから巻き取りロール
に搬送するガイドロールの表面を温度調整できる構成と
したことで、被着基体材料のシワの発生を効果的に抑制
することをも特徴としている。
【0006】
【発明の実施形態】本発明では、蒸着装置の真空容器内
においてテープ状の被着基体材料を供給ロールから巻き
取りロールに搬送する間にガイドロールを備え、該ガイ
ドロールに、前記被着基体材料の巾方向端部にかかる部
位で被着基体材料両端外側方向に直径を漸増したテーパ
ー部を設けたことで、被着基体材料端部に発生するシワ
がなくなり、局所的なフィルムたるみに起因するシワの
発生を抑制でき、製品歩留まりが約20%向上した。ま
たガイドロール表面の温度調整を行うことで、蒸着時の
熱負荷によるフィルムの微小変形を段階的に減少させる
ことができ、搬送時の走行安定性が増してシワ発生抑制
効果を大幅に高められる。
【0007】本発明の具体的構成について図1及び図2
の斜め蒸着装置の例で説明すると、蒸着装置101で
は、真空容器110中において、長尺フィルム状の非磁
性基体102を供給ロール103から繰り出し、回転す
る冷却ドラム104の表面に添わせてガイドロール20
1で搬送しながら、定置された蒸着るつぼ105中の強
磁性金属150の表面に電子銃106からの電子ビーム
106Bを照射して斜め蒸着を行なうことにより、前記
非磁性基体102上に強磁性金属薄膜を形成する。この
強磁性金属薄膜が形成された非磁性基体102は、巻き
取りロール107に巻き取られる。
【0008】前記蒸着装置101の真空容器110内の
長尺フィルム状の非磁性基体を搬送するために設けられ
るガイドロール201は、図2の如くテープ状フィルム
の巾方向端部に相当する位置に幅100mmに対し、
0.1mm以上の半径が生じるようなテーパー部202
を有するガイドロールを用いる。さらに望ましくは幅1
00mmに対し0.7mm以上の半径差が生じるテーパ
ー部202を有するガイドロール用いるが、このテーパ
ーの形状については特定されず、必要に応じて曲率を持
った形状でも良い。即ち、テープ状のフィルム端部にか
かる部位で幅方向に直径の大きくなるテーパー部202
を設けることで局部的なフィルムたるみをなくすように
するのがよい。
【0009】さらに、前記ガイドロール201を温度調
整可能にすることにより、フィルムが蒸着されるときに
受ける熱負荷により発生する微小変形(収縮)を緩和
し、走行安定性が向上する。温度は30〜70℃の範囲
で適宜設定すればよく、望ましくは40〜60℃で処理
するものである。この温度調整する機構は電気的加熱、
高温媒体の循環など特に限定されるものではないが、ガ
イドロールの内部に加熱手段を配備するのがよい。
【0010】このテーパーを有するガイドロールまたは
温度調整可能のガイドローラの設置場所は限定されない
が、特に巻き取りロール直前とすると効果が大きい。さ
らにすべてのロールをテーパー部202のあるガイドロ
ール201の構造のものを用いてもよく、また温度調整
可能のガイドロールと組み合わせて状況に応じて適宜配
設すれば良い。さらにテーパーを有する前記ガイドロー
ル201を温度調節自在の構成として使用することもで
きる。
【0011】なお、前記真空容器110内では冷却ドラ
ム104に対向して開口192のある遮蔽板191と、
該開口192を開閉するシャッタ193とを備え、蒸発
する蒸着材料の蒸着処理を調整できるようにしてある。
図1中108は排気バルブ、194はシャッタ操作片で
ある。
【実施例】図1に示される構成の斜め蒸着装置を用い
て、厚さ7μmのポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルムからなる非磁性基体102上に、強磁性金
属薄膜を形成した。平均の最小射角θmin.を50
度、るつぼの湯面とドラム104の蒸着面の平均距離を
約300mm、遮蔽板191の開口192の幅を500
mmとした。まず、真空容器110内の圧力を10-5
orrに保った。るつぼは、酸化マグネシウム製のもの
を用いた。電子銃のパワーは、100kWとした。ガス
供給ノズルからは、蒸着時に酸素主成分のガスを適宜調
整して供給した。また、蒸着目標厚は180mmとし
た。
【0012】表1に示すガイドロールを用いて処理した
際の各実施例と比較例とのシワ発生状況では、その優劣
差が明らかであった。
【0013】
【表1】
【0014】また、温度調整可能のストレイトガイドロ
ールを用いた例において、表2に、各実施例と比較例と
のシワ発生状況を示す。
【0015】
【表2】
【0018】
【発明の効果】本発明は、真空容器内においてテープ状
の被着基体材料を供給ロールから巻き取りロールに搬送
する間にガイドロールを備え、該ガイドロールに、前記
被着基体材料の巾方向端部にかかる部位で被着基体材料
両端外側方向に直径を漸増したテーパー部を設けたこと
により、搬送される被着基体材料のフィルム端部に発生
するシワが無くなり製品歩留まりが約20%向上した。
また、ガイドロールの温度調整を行なうことにより、蒸
着時の熱負荷によるフィルムの微小変形を段階的に減少
されることができると共に、搬送時の走行安定性も大幅
に増大させることができ、高品質の成膜処理を高能率で
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す装置の模式図である。
【図2】本発明で用いられるガイドロールの模式図であ
る。
【図3】従来の蒸着装置を説明するための模式図であ
る。
【符号の説明】
1 蒸着装置 2 真空容器 3 浴湯 4 蒸着るつぼ 10 電子銃 B 電子ビーム 101 蒸着装置 102 非磁性基体 103 供給ロール 104 冷却ドラム 105 浴湯 106 電子銃 106B 電子ビーム 107 巻き取りロール 108 排気バルブ 110 真空槽 150 強磁性金属 191 遮蔽板 193 シャッター 201 ガイドロール 202 テーパー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内においてテープ状の被着基体
    材料を搬送してロール状に巻き取る真空容器内の巻き取
    り装置であって、真空容器内の被着基体材料を供給ロー
    ルから巻き取りロールに搬送する間にガイドロールを備
    え、該ガイドロールに、前記被着基体材料の巾方向端部
    にかかる部位で被着基体材料両端外側方向に直径を漸増
    したテーパー部を設けたことを特徴とする真空容器内の
    巻き取り装置。
  2. 【請求項2】 真空容器内において被着基体材料をガイ
    ドロールで搬送してロール 状に巻き取る真空容器内の
    巻き取り装置であって、真空容器内の被着基体材料を供
    給ロールから巻き取りロールに搬送するガイドロールの
    表面を温度調整できる構成としたことを特徴とする真空
    容器内の巻き取り装置。
JP36671597A 1997-12-26 1997-12-26 真空容器内の巻き取り装置 Pending JPH11193460A (ja)

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