JPH11193579A - 免震装置の耐火囲壁構造 - Google Patents
免震装置の耐火囲壁構造Info
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- JPH11193579A JPH11193579A JP36870197A JP36870197A JPH11193579A JP H11193579 A JPH11193579 A JP H11193579A JP 36870197 A JP36870197 A JP 36870197A JP 36870197 A JP36870197 A JP 36870197A JP H11193579 A JPH11193579 A JP H11193579A
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- seismic isolation
- isolation device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 免震装置の点検作業が容易なものとした免震
装置の耐火囲壁構造を提供する。 【解決手段】 免震装置1を囲む耐火囲壁構造を構成す
る下部囲壁体A2を耐火パネル6a,6dにより角型に
形成し、一方に対向する耐火パネル6a,6cの中央を
アイジャクリで分割し、その分割パネルをヒンジ部材1
4を介して回動開閉自在となし、両分割パネルにラッチ
等の簡易連結金具15を設け、前記耐火パネル6a,6
cを回動開放した開放部分を免震装置の点検口とする。
装置の耐火囲壁構造を提供する。 【解決手段】 免震装置1を囲む耐火囲壁構造を構成す
る下部囲壁体A2を耐火パネル6a,6dにより角型に
形成し、一方に対向する耐火パネル6a,6cの中央を
アイジャクリで分割し、その分割パネルをヒンジ部材1
4を介して回動開閉自在となし、両分割パネルにラッチ
等の簡易連結金具15を設け、前記耐火パネル6a,6
cを回動開放した開放部分を免震装置の点検口とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震建造物の耐火
囲壁構造に係わり、より具体的には鋼板とゴムを交互に
積み重ねて構成した積層体からなる免震装置の耐火囲壁
構造の改良に関する。
囲壁構造に係わり、より具体的には鋼板とゴムを交互に
積み重ねて構成した積層体からなる免震装置の耐火囲壁
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物に使用される免震装置として、鋼
板とゴムとを交互に積み重ねて構成された積層体からな
るものが広く使用されている。近年、高層建築の免震構
造化への要望に対応するため、柱などの建造物の躯体間
に上記のような免震装置が設置されるようになってきて
いる。
板とゴムとを交互に積み重ねて構成された積層体からな
るものが広く使用されている。近年、高層建築の免震構
造化への要望に対応するため、柱などの建造物の躯体間
に上記のような免震装置が設置されるようになってきて
いる。
【0003】建造物の上下構造躯体間に免震装置を設置
する場合には、建造物の基礎とその上に構築される建造
物との間に前記免震装置が設置される場合と異なり、免
震装置を耐火被覆して建築基準法に定める所定の耐火性
能を満足させる必要がある。免震装置の耐火被覆構造と
しては、特公平6−35764号、実公平7−1369
号、特開平4−29638号、特公平8−3283号等
に開示されているように、免震装置の周囲をリング状に
形成した耐火被覆材を配置した耐火被覆構造が知られて
いる。
する場合には、建造物の基礎とその上に構築される建造
物との間に前記免震装置が設置される場合と異なり、免
震装置を耐火被覆して建築基準法に定める所定の耐火性
能を満足させる必要がある。免震装置の耐火被覆構造と
しては、特公平6−35764号、実公平7−1369
号、特開平4−29638号、特公平8−3283号等
に開示されているように、免震装置の周囲をリング状に
形成した耐火被覆材を配置した耐火被覆構造が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建造物に設
置される免震装置は火災によって損傷を受ければ、当然
支持躯体そのものの存立に影響するから、耐火構造によ
る防護を必要とする。しかもゴムを主体とする製品には
経年的な劣化による機能の喪失があるから、定期的な点
検が必要とされる。
置される免震装置は火災によって損傷を受ければ、当然
支持躯体そのものの存立に影響するから、耐火構造によ
る防護を必要とする。しかもゴムを主体とする製品には
経年的な劣化による機能の喪失があるから、定期的な点
検が必要とされる。
【0005】しかしながら、上記のような従来のリング
状耐火被覆構造の場合、免震装置の点検の度毎に耐火被
覆材を除去する必要があり、点検作業および点検後の耐
火被覆材の修復に手間がかかり、設置場所によっては耐
火被覆材の除去作業が困難であるばかりか、修復後の耐
火被覆材が構造的に建築基準法に定める耐火性能を維持
しているかどうかの保証が困難な場合もある。
状耐火被覆構造の場合、免震装置の点検の度毎に耐火被
覆材を除去する必要があり、点検作業および点検後の耐
火被覆材の修復に手間がかかり、設置場所によっては耐
火被覆材の除去作業が困難であるばかりか、修復後の耐
火被覆材が構造的に建築基準法に定める耐火性能を維持
しているかどうかの保証が困難な場合もある。
【0006】また、近年、建造物内の有効利用を図る等
の目的で、免震装置を設置している免震階を駐車場、倉
庫、機械室等に使用することがある。このように免震階
を多目的に使用する場合、免震装置の耐火被覆構造は、
例えば持ち込まれる可燃物による火災に直接曝されるよ
うな危険や車両、機器の移動等に際して損傷を受けるお
それがあるので、より優れた耐火性と機械的強度を具備
する構造が要求される。更に、免震階が多目的に使用さ
れる場合、免震装置を囲む耐火被覆構造に、その免震階
に似合った意匠性をもたせることが好ましい。
の目的で、免震装置を設置している免震階を駐車場、倉
庫、機械室等に使用することがある。このように免震階
を多目的に使用する場合、免震装置の耐火被覆構造は、
例えば持ち込まれる可燃物による火災に直接曝されるよ
うな危険や車両、機器の移動等に際して損傷を受けるお
それがあるので、より優れた耐火性と機械的強度を具備
する構造が要求される。更に、免震階が多目的に使用さ
れる場合、免震装置を囲む耐火被覆構造に、その免震階
に似合った意匠性をもたせることが好ましい。
【0007】本発明は、上記のような従来の免震装置の
耐火被覆構造の問題点を解決するためになされたもの
で、免震装置の点検作業を容易なものとした免震装置の
耐火囲壁構造を提供することを主たる目的としている。
耐火被覆構造の問題点を解決するためになされたもの
で、免震装置の点検作業を容易なものとした免震装置の
耐火囲壁構造を提供することを主たる目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による免震装置の
耐火囲壁構造は、鋼板とゴムとを交互に積み重ねた積層
体からなる免震装置の外周に所要の空間をとって該装置
を外界から遮断するように設置した耐火囲壁構造であっ
て、前記耐火囲壁構造を、建造物の上部構造躯体に固定
される上部囲壁体と下部構造躯体に固定される下部囲壁
体とに分割すると共に両囲壁体間にクッション性ある耐
火目地材を装填し、前記上下両囲壁体をそれぞれ免震装
置を囲み得る複数の耐火パネルで形成し、前記下部また
は上部囲壁体を形成する耐火パネルのうち、少なくとも
1つの耐火パネルを開閉自在となし、その開放した部分
を免震装置の点検口とすることを要旨としている。
耐火囲壁構造は、鋼板とゴムとを交互に積み重ねた積層
体からなる免震装置の外周に所要の空間をとって該装置
を外界から遮断するように設置した耐火囲壁構造であっ
て、前記耐火囲壁構造を、建造物の上部構造躯体に固定
される上部囲壁体と下部構造躯体に固定される下部囲壁
体とに分割すると共に両囲壁体間にクッション性ある耐
火目地材を装填し、前記上下両囲壁体をそれぞれ免震装
置を囲み得る複数の耐火パネルで形成し、前記下部また
は上部囲壁体を形成する耐火パネルのうち、少なくとも
1つの耐火パネルを開閉自在となし、その開放した部分
を免震装置の点検口とすることを要旨としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態とし
ては、図1〜図4に示すように、免震装置1を囲む耐火
囲壁構造Aを、建造物の上部構造躯体2に固定される角
型の上部囲壁体A1と下部構造躯体3に固定される角型
の下部囲壁体A2とに分割すると共に両囲壁体間にクッ
ション性ある耐火目地材4を装填し、前記両囲壁体
A1,A2をそれぞれ複数の耐火パネル5a〜5d、6a
〜6dで形成し、前記下部囲壁体A2を形成する耐火パ
ネル6a〜6dのうち、一方に対向する耐火パネル6
a,6cを中央でアイジャクリ形に分割し、その各分割
パネルの端部をヒンジ部材14を介してそれぞれ回動開
閉自在となし、両分割パネルにラッチ、バックル等の簡
易連結金具15を設け、簡易連結金具をはずして分割パ
ネルを回動開放し、その開放した部分を免震装置の点検
口とした。
ては、図1〜図4に示すように、免震装置1を囲む耐火
囲壁構造Aを、建造物の上部構造躯体2に固定される角
型の上部囲壁体A1と下部構造躯体3に固定される角型
の下部囲壁体A2とに分割すると共に両囲壁体間にクッ
ション性ある耐火目地材4を装填し、前記両囲壁体
A1,A2をそれぞれ複数の耐火パネル5a〜5d、6a
〜6dで形成し、前記下部囲壁体A2を形成する耐火パ
ネル6a〜6dのうち、一方に対向する耐火パネル6
a,6cを中央でアイジャクリ形に分割し、その各分割
パネルの端部をヒンジ部材14を介してそれぞれ回動開
閉自在となし、両分割パネルにラッチ、バックル等の簡
易連結金具15を設け、簡易連結金具をはずして分割パ
ネルを回動開放し、その開放した部分を免震装置の点検
口とした。
【0010】
【実施例】図1〜図4に、本発明の一実施例を示す。図
1〜図4において、1は鋼板とゴムとを交互に積み重ね
た積層体からなる免震装置であり、建造物の上部構造躯
体2と下部構造躯体3との間に設置されている。
1〜図4において、1は鋼板とゴムとを交互に積み重ね
た積層体からなる免震装置であり、建造物の上部構造躯
体2と下部構造躯体3との間に設置されている。
【0011】Aは前記免震装置の外周に所要の空間をと
って該装置を外界から遮断するように配設した耐火囲壁
構造である。この耐火囲壁構造は正方形角型とし、上部
構造躯体2に固定される上部囲壁体A1と下部構造躯体
3に固定される下部囲壁体A2とに分割している。上下
の囲壁体A1,A2のあいだには、セラミックファイバ
ー,ロックウール等の耐火性繊維ブランケットを不織布
で覆って形成したクッション性耐火目地材4を圧縮状態
に装填し、この耐火目地材4のクッション性により上下
構造躯体2,3の異なる位相変位を可能としている。
って該装置を外界から遮断するように配設した耐火囲壁
構造である。この耐火囲壁構造は正方形角型とし、上部
構造躯体2に固定される上部囲壁体A1と下部構造躯体
3に固定される下部囲壁体A2とに分割している。上下
の囲壁体A1,A2のあいだには、セラミックファイバ
ー,ロックウール等の耐火性繊維ブランケットを不織布
で覆って形成したクッション性耐火目地材4を圧縮状態
に装填し、この耐火目地材4のクッション性により上下
構造躯体2,3の異なる位相変位を可能としている。
【0012】前記上部囲壁体A1および下部囲壁体A
2は、それぞれほぼ同じ構造の4枚の耐火パネル5a〜
5d、6a〜6dにより角型に構成している。ここでは
前記耐火パネル5a〜5d、6a〜6dはほぼ同じ構造
としているので、下部囲壁体A2の耐火パネル6a〜6
dの構造を説明する。
2は、それぞれほぼ同じ構造の4枚の耐火パネル5a〜
5d、6a〜6dにより角型に構成している。ここでは
前記耐火パネル5a〜5d、6a〜6dはほぼ同じ構造
としているので、下部囲壁体A2の耐火パネル6a〜6
dの構造を説明する。
【0013】耐火パネル6a〜6dは、耐火板7と、こ
の耐火板7を保護し、かつ補強するために耐火板の外表
面、内表面に設けた金属被覆板8a,8bとで形成して
いる。前記耐火パネルに、例えばセラミックファイバー
等の耐火性繊維を主材として成形した成形板、あるいは
珪酸カルシウム成形板等を用いる場合には、金属被覆板
8a,8bは成形板7に接着剤による接着またはビス等
で固定する。
の耐火板7を保護し、かつ補強するために耐火板の外表
面、内表面に設けた金属被覆板8a,8bとで形成して
いる。前記耐火パネルに、例えばセラミックファイバー
等の耐火性繊維を主材として成形した成形板、あるいは
珪酸カルシウム成形板等を用いる場合には、金属被覆板
8a,8bは成形板7に接着剤による接着またはビス等
で固定する。
【0014】図示の耐火パネルは、予めコ字形に組み付
けた金属箱内に耐火キャスタブル等のモルタル状耐火材
を鋳込んで構成した耐火パネルを示している。この構成
によれば、前記成形耐火板7に金属板の被覆工程を省く
ことができ、しかも耐火板7に外表面、内表面を金属被
覆板8a,8bを有する耐火パネルが容易に得られる。
前記金属被覆板は平板に限らず、角波形板リブ付き板等
を任意に選択使用できる。
けた金属箱内に耐火キャスタブル等のモルタル状耐火材
を鋳込んで構成した耐火パネルを示している。この構成
によれば、前記成形耐火板7に金属板の被覆工程を省く
ことができ、しかも耐火板7に外表面、内表面を金属被
覆板8a,8bを有する耐火パネルが容易に得られる。
前記金属被覆板は平板に限らず、角波形板リブ付き板等
を任意に選択使用できる。
【0015】前記耐火パネル6a〜6dを用いて角型の
下部囲壁A2を構成するには、まず下部構造躯体3上に
設けた金属製台座9上に、下地材として断面アングル形
の金属製角部支持柱10aを角型囲壁体の四隅にあたる
部位に立て、さらにその間の所要部位に支持柱10bを
立て、それらの下端を溶接またはネジ等により台座9に
固定し、一方に対向する耐火パネル6b,6bを前記角
部支持柱10a、支持柱10bに固定する。固定手段と
して、図示の例では、耐火パネル側に座ぐり貫通穴をあ
け、その穴から入れたスタッドボルト11の先端をスタ
ッド溶接機で溶接し、スタッドボルト11と穴との隙間
に耐火材料からなる円筒形スペーサ12を嵌挿したあ
と、スタッドボルト11にナット13をかけて固定する
手段を示している。固定手段は、これに限定されるもの
ではなく、例えば前記下地材側に設けたネジ孔にボルト
を螺合して固定する手段を適用してもよい。
下部囲壁A2を構成するには、まず下部構造躯体3上に
設けた金属製台座9上に、下地材として断面アングル形
の金属製角部支持柱10aを角型囲壁体の四隅にあたる
部位に立て、さらにその間の所要部位に支持柱10bを
立て、それらの下端を溶接またはネジ等により台座9に
固定し、一方に対向する耐火パネル6b,6bを前記角
部支持柱10a、支持柱10bに固定する。固定手段と
して、図示の例では、耐火パネル側に座ぐり貫通穴をあ
け、その穴から入れたスタッドボルト11の先端をスタ
ッド溶接機で溶接し、スタッドボルト11と穴との隙間
に耐火材料からなる円筒形スペーサ12を嵌挿したあ
と、スタッドボルト11にナット13をかけて固定する
手段を示している。固定手段は、これに限定されるもの
ではなく、例えば前記下地材側に設けたネジ孔にボルト
を螺合して固定する手段を適用してもよい。
【0016】他方に対向する耐火パネル6a,6cは、
それぞれ中央でアイジャクリ形に分割し、各分割パネル
の他端を前記角部支持柱10a側に固定した耐火パネル
6b,6dの端部とヒンジ部材14を介して連結し、そ
のヒンジ部材を支点として回動開閉自在に構成してい
る。分割パネルには、ラッチ、バックル等の簡易連結金
具15を設け、分割パネル相互の連結を簡単に行なえる
ようにしている。
それぞれ中央でアイジャクリ形に分割し、各分割パネル
の他端を前記角部支持柱10a側に固定した耐火パネル
6b,6dの端部とヒンジ部材14を介して連結し、そ
のヒンジ部材を支点として回動開閉自在に構成してい
る。分割パネルには、ラッチ、バックル等の簡易連結金
具15を設け、分割パネル相互の連結を簡単に行なえる
ようにしている。
【0017】上部囲壁体A1は、前述した下部囲壁体A2
の場合とほぼ同様な手段により上部構造躯体2に固定す
る。即ち、上部構造躯体2の下面に設けた金属製台座1
6の所要部位に4本の角部支持柱10aや支持柱10b
を立設し、その角部支持柱10a、支持柱10bに耐火
パネル5a〜5dを前記と同様なスタッドボルト・ナッ
トによる固定手段によりそれぞれ取付けて上部囲壁体A
1を構成している。
の場合とほぼ同様な手段により上部構造躯体2に固定す
る。即ち、上部構造躯体2の下面に設けた金属製台座1
6の所要部位に4本の角部支持柱10aや支持柱10b
を立設し、その角部支持柱10a、支持柱10bに耐火
パネル5a〜5dを前記と同様なスタッドボルト・ナッ
トによる固定手段によりそれぞれ取付けて上部囲壁体A
1を構成している。
【0018】上記構成によれば、耐火囲壁構造Aを上下
の囲壁体A1,A2に分割し、その間にクッション性のあ
る耐火目地材4を装填しているので、上下構造躯体2,
3の異なる位相変位を可能としている。
の囲壁体A1,A2に分割し、その間にクッション性のあ
る耐火目地材4を装填しているので、上下構造躯体2,
3の異なる位相変位を可能としている。
【0019】また、角型の下部囲壁体A2を構成してい
る耐火パネル6a〜6dのうち、一方に対向する耐火パ
ネル6a,6cを観音開き式に回動開閉自在としている
ので、免震装置の点検を必要とするとき、前記耐火パネ
ル6a,6cの簡易連結金具15を外して回動開放する
ことにより、その開放した部分を点検作業用出入口とす
ることができる。
る耐火パネル6a〜6dのうち、一方に対向する耐火パ
ネル6a,6cを観音開き式に回動開閉自在としている
ので、免震装置の点検を必要とするとき、前記耐火パネ
ル6a,6cの簡易連結金具15を外して回動開放する
ことにより、その開放した部分を点検作業用出入口とす
ることができる。
【0020】図5〜図8に、下部構造体A2の第2実施
例〜第5実施例を示す。図1〜図4と同一または類似す
る部材には同じ符号を付してある。
例〜第5実施例を示す。図1〜図4と同一または類似す
る部材には同じ符号を付してある。
【0021】図5に示した第2実施例の下部構造体A2
は、一方に対向する耐火パネル6a,6cをそれぞれヒ
ンジ部材14を介して片開き式に回動開閉自在としたも
のである。
は、一方に対向する耐火パネル6a,6cをそれぞれヒ
ンジ部材14を介して片開き式に回動開閉自在としたも
のである。
【0022】図6に示した第3実施例の下部構造体A2
は、一方に対向する耐火パネル6a,6cを簡易連結金
具15を介して2面取外し式に開閉自在としたものであ
る。
は、一方に対向する耐火パネル6a,6cを簡易連結金
具15を介して2面取外し式に開閉自在としたものであ
る。
【0023】図7に示した第4実施例の下部構造体A2
は、前述したヒンジ部材および簡易連結金具を用いず、
ナット13の着脱によって各耐火パネル6a〜6dを4
面取外し式に開閉自在にしたものである。
は、前述したヒンジ部材および簡易連結金具を用いず、
ナット13の着脱によって各耐火パネル6a〜6dを4
面取外し式に開閉自在にしたものである。
【0024】図8に示した第5実施例は、下部構造体A
2を耐火パネル6a〜6dで円筒型に構成し、一方に対
向する耐火パネル6b,6dを下地材である支持柱10
bにスタッドボルト11およびナット13により固定
し、他方に対向する耐火パネル6a,6cを前記パネル
6b,6dにヒンジ部材14を介して連結し、耐火パネ
ル6a〜6b、6c〜6dをそれぞれアイジャクリで突
き合わせると共にラッチ、バックル等の簡易連結金具1
5を設け、耐火パネル6a,6cをそれぞれ片開き式に
回動開閉自在としたものである。
2を耐火パネル6a〜6dで円筒型に構成し、一方に対
向する耐火パネル6b,6dを下地材である支持柱10
bにスタッドボルト11およびナット13により固定
し、他方に対向する耐火パネル6a,6cを前記パネル
6b,6dにヒンジ部材14を介して連結し、耐火パネ
ル6a〜6b、6c〜6dをそれぞれアイジャクリで突
き合わせると共にラッチ、バックル等の簡易連結金具1
5を設け、耐火パネル6a,6cをそれぞれ片開き式に
回動開閉自在としたものである。
【0025】上記第2〜第5実施例の耐火囲壁構造にあ
っても、第1実施例と同様な効果が得られる。上記各実
施例の耐火囲壁構造に示した耐火パネルは、耐火板7の
外表面、内表面の双方に金属被覆板8a,8bを設けた
構成としているが、耐火パネルは耐火板7のみで構成し
たものであってもよい。耐火板7の外表面に金属被覆板
を設けた耐火パネルは、特に多目的に使用する免震階の
免震装置の耐火囲壁構造に用いた場合、耐火板7の保護
と補強に役立つ。その場合、金属被覆板は耐火板7の外
表面だけに設けたものであってもよい。
っても、第1実施例と同様な効果が得られる。上記各実
施例の耐火囲壁構造に示した耐火パネルは、耐火板7の
外表面、内表面の双方に金属被覆板8a,8bを設けた
構成としているが、耐火パネルは耐火板7のみで構成し
たものであってもよい。耐火板7の外表面に金属被覆板
を設けた耐火パネルは、特に多目的に使用する免震階の
免震装置の耐火囲壁構造に用いた場合、耐火板7の保護
と補強に役立つ。その場合、金属被覆板は耐火板7の外
表面だけに設けたものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による免震
装置の耐火囲壁構造は、上下に分割されると共にその間
に耐火材料からなるクッション性を有する目地材を装填
して構成しているので、免震装置を設置した下部構造躯
体と免震装置が支持する上部構造躯体の異なる位相の変
位を許容することができる。
装置の耐火囲壁構造は、上下に分割されると共にその間
に耐火材料からなるクッション性を有する目地材を装填
して構成しているので、免震装置を設置した下部構造躯
体と免震装置が支持する上部構造躯体の異なる位相の変
位を許容することができる。
【0027】加えて、本発明によれば、上下に分割した
上部囲壁体および下部囲壁体は、免震装置を囲む複数の
耐火パネルで構成しているので、下部または上部囲壁体
を構成している耐火パネルの少なくとも1つの耐火パネ
ルを開閉自在とすることにより、その開放した部分を免
震装置の点検作業口とすることができる。
上部囲壁体および下部囲壁体は、免震装置を囲む複数の
耐火パネルで構成しているので、下部または上部囲壁体
を構成している耐火パネルの少なくとも1つの耐火パネ
ルを開閉自在とすることにより、その開放した部分を免
震装置の点検作業口とすることができる。
【0028】さらに、本発明によれば、前記耐火パネル
を、所要厚さの耐火板の外表面に金属被覆板を設けた構
成とすることにより、耐火板を保護し、かつ強度を向上
させた耐火囲壁構造が容易に得られる。
を、所要厚さの耐火板の外表面に金属被覆板を設けた構
成とすることにより、耐火板を保護し、かつ強度を向上
させた耐火囲壁構造が容易に得られる。
【0029】また、本発明によれば、耐火囲壁構造を複
数の耐火パネルで構成しているので、必要に応じて角
型、円筒型のいずれにも容易に形成することができる。
例えば建造物の角柱に免震装置が設置される場合、角柱
に合うように耐火囲壁構造を角型に構成し、免震装置部
分に意匠的異和感を与えない設計ができる。
数の耐火パネルで構成しているので、必要に応じて角
型、円筒型のいずれにも容易に形成することができる。
例えば建造物の角柱に免震装置が設置される場合、角柱
に合うように耐火囲壁構造を角型に構成し、免震装置部
分に意匠的異和感を与えない設計ができる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、免震装置に設
置された状態の耐火囲壁構造の正面図である。
置された状態の耐火囲壁構造の正面図である。
【図2】前記耐火囲壁構造のみを示す正面図である。
【図3】耐火囲壁構造を構成する下部囲壁体の横断面図
である。
である。
【図4】下部囲壁体の一部の拡大断面図である。
【図5】第2実施例による下部囲壁体の横断面図であ
る。
る。
【図6】第3実施例による下部囲壁体の横断面図であ
る。
る。
【図7】第4実施例による下部囲壁体の横断面図であ
る。
る。
【図8】第5実施例による下部囲壁体の横断面図であ
る。
る。
A 耐火囲壁構造 A1 上部囲壁体 A2 下部囲壁体 1 免震装置 2 上部構造躯体 3 下部構造躯体 4 クッション材 5a〜5d 上部囲壁体の耐火パネル 6a〜6d 下部囲壁体の耐火パネル 7 耐火板 8a,8b 金属被覆板 9 金属台座 10a 角部支持柱 10b 支持柱 11 スタッドボルト 12 スペーサ 13 ナット 14 ヒンジ部材 15 簡易連結金具 16 金属台座
Claims (4)
- 【請求項1】 鋼板とゴムとを交互に積み重ねた積層体
からなる免震装置の外周に所要の空間をとって該装置を
外界から遮断するように設置した耐火囲壁構造であっ
て、前記耐火囲壁構造を、建造物の上部構造躯体に固定
される上部囲壁体と下部構造躯体に固定される下部囲壁
体とに分割すると共に両囲壁体間にクッション性ある耐
火目地材を装填し、前記上下両囲壁体をそれぞれ免震装
置を囲み得る複数の耐火パネルで形成し、前記下部また
は上部囲壁体を形成する耐火パネルのうち、少なくとも
1つの耐火パネルを開閉自在となし、その開放した部分
を免震装置の点検口とすることを特徴とする免震装置の
耐火囲壁構造。 - 【請求項2】 前記上下両囲壁体を複数の耐火パネルに
よって角型または円筒型に構成した請求項1に記載の免
震装置の耐火囲壁構造。 - 【請求項3】 前記下部囲壁体を構成する複数の耐火パ
ネルのうち、少なくとも1つの耐火パネルをヒンジ部材
を介して回動開閉自在に、あるいは簡易連結金具を用い
て取外し自在に、あるいはボルト・ナットの着脱によっ
て取外し自在にした請求項1または請求項2に記載の免
震装置の耐火囲壁構造。 - 【請求項4】 前記耐火パネルとして、セラミックファ
イバーを主材として成形した耐火パネルまたは珪酸カル
シウム成形体の耐火パネルあるいはセラミックファイバ
ーを主材として成形した耐火板または珪酸カルシウム成
形板の耐火板の少なくとも外表面に金属被覆板を設けて
なる耐火パネル、あるいは金属製箱内に耐火キャスタブ
ル材を鋳込んで形成した耐火パネルを用いた請求項1な
いし3のいずれかに記載の免震装置の耐火囲壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36870197A JPH11193579A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 免震装置の耐火囲壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36870197A JPH11193579A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 免震装置の耐火囲壁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11193579A true JPH11193579A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18492515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36870197A Pending JPH11193579A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 免震装置の耐火囲壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11193579A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001032568A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置用の耐火装置 |
| JP2006219874A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Fujita Corp | 免震装置用耐火構造 |
| JP2012117295A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Fujita Corp | 免震滑り支承の耐火被覆構造 |
| JP2012136914A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Fujita Corp | 免震装置用耐火構造 |
| JP2019082368A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子力発電所機器の耐火壁システム |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36870197A patent/JPH11193579A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001032568A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置用の耐火装置 |
| JP2006219874A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Fujita Corp | 免震装置用耐火構造 |
| JP2012117295A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Fujita Corp | 免震滑り支承の耐火被覆構造 |
| JP2012136914A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Fujita Corp | 免震装置用耐火構造 |
| JP2019082368A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 原子力発電所機器の耐火壁システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |