JPH09328818A - 建物ユニット及びユニット建物 - Google Patents
建物ユニット及びユニット建物Info
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Abstract
裏に設けた配線、配管を容易にメンテナンスでき、或い
は、建物の床下、天井裏を収納スペース等として利用可
能とする。 【解決手段】 床梁116,126と柱111,121
と天井梁115,125とを骨組してなる建物ユニット
11,12において、柱121の下端部(121a)を
床梁126の下面レベルより下方に一定長だけ突出し、
或いは、柱111の上端部(111a)を天井梁115
の上面レベルより上方に一定長だけ突出する。そして、
以上のように、柱上端部(111a)が天井梁115の
上面レベルより上方に一定長だけ突出した建物ユニット
11の上に柱下端部(121a)が床梁126の下面レ
ベルより下方に一定長だけ突出した建物ユニット12を
積層してユニット建物を構築する。
Description
ユニット建物に関するものである。
し、この建物ユニットを建築現場に輸送して据え付け、
複数の建物ユニットを水平方向に隣接し、かつ、上下方
向に積層してユニット建物を構築することが普及してい
る。そして、従来の建物ユニットとしては、周知のよう
に、柱と床梁と天井梁とを箱形に骨組して構成してお
り、従来は、柱下端部を床梁下面レベルとほぼ同一レベ
ルに設定し、柱上端部を天井梁上面レベルと略同一レベ
ルに設定していた。
ットとしてのカプセルユニット相互の従来の接続構造と
しては、図9に示すように、下層階のカプセルユニット
13の上梁135と上層階のカプセルユニット14の下
梁146とが、水平方向に隣設するカプセルユニットを
相互に接続するための接続板91を介して、ボルト・ナ
ット92によって緊結されていることによって、下層階
のカプセルユニット13と上層階のカプセルユニット1
4及びそれらと水平方向に隣設するカプセルユニット1
5,16とが接続されているものであった。
たように従来では、建物ユニットの柱下端部を床梁下面
レベルとほぼ同一レベルに設定し、柱上端部を天井梁上
面レベルと略同一レベルに設定していたため、上下の建
物ユニットを積層して2階建て等の複層建物を構築する
と、下階建物ユニットの天井梁上面と上階建物ユニット
の床梁下面とがほとんど接するように重なって、それら
の天井梁と床梁との間には間隔がほとんど生じない。従
って、ユニット建物の完成後において、その建物内の床
下、天井裏に設けた配線、配管をメンテナンスすること
に多大な困難がある。なお、建物の床下、天井裏を収納
スペース等としては利用できなかった。
前記ボルト・ナット92が下層階のカプセルユニット1
3の天井材133と上層階のカプセルユニット14の床
材144と両カプセルユニットの外壁材137,147
とによって閉塞された空間に位置することになるので、
前記天井材133や前記床材144の一部を開口させて
ボルト・ナット92を締め付けなければならず、予め、
内装を仕上げておくことができない、という問題点があ
った。
は、下層階のカプセルユニット13の上梁135と上層
階のカプセルユニット14の下梁146との間には前記
接続板91の板厚分しか空いていないので、ガス・上下
水道などの配管や空調用ダクトや電気配線などを前記上
梁135と前記下梁146とによって形成される空間に
配設しなければならず、十分な配設空間を確保すること
ができないだけでなく、配設作業もしずらい、という問
題点があった。
は、下層階になるほどカプセルユニットの耐力を大きく
して強度を確保するためにカプセルユニットの居室空間
を犠牲にして上梁や下梁の梁成を高くしなければならな
いので、配設される階に影響されずにカプセルユニット
の構造体を規格化することができない、という問題点が
あった。
なされたもので、ユニット建物において、建物内の床
下、天井裏に設けた配線、配管を容易にメンテナンスで
き、或いは、建物の床下、天井裏を収納スペース等とし
て利用可能とすることを目的としている。
請求項1記載の発明は、例えば、図1及び図2に示すよ
うに、床梁116,126と柱111,121と天井梁
115,125とを骨組してなる建物ユニット11,1
2において、前記柱下端部121aを前記床梁126下
面レベルより下方に一定長だけ突出し、或いは、前記柱
上端部111aを前記天井梁115上面レベルより上方
に一定長だけ突出してなる構成、を特徴としている。例
えば、床梁は、下梁ともいい、天井梁は、上梁ともい
う。また、柱下端部を床梁下面レベルより下方に突出し
たり、柱上端部を天井梁上面レベルより上方に突出する
一定長としては、建物内の床下、天井裏に設けた配線、
配管を容易にメンテナンスできたり、建物の床下、天井
裏を収納スペース等として利用可能とするに足りる寸法
である。
ば、柱下端部121aを床梁126下面レベルより下方
に一定長だけ突出し、或いは、柱上端部111aを天井
梁115上面レベルより上方に一定長だけ突出してなる
建物ユニット11,12なので、上下の建物ユニット1
1,12を積層して2階建て等の複層建物を構築する
と、下階建物ユニット11の天井梁115の上面と上階
建物ユニット12の床梁126の下面との間に、柱端部
111a,121aの突出長分の間隔による空間が形成
される。従って、ユニット建物完成後に、前記空間をメ
ンテナンス作業用のスペースとして用い、建物内の床
下、天井裏に設けた配線、配管を容易にメンテナンスで
きる。また、前記空間を、上階からの床下収納スペース
として、或いは、下階からの天井裏収納スペースしても
利用できる。
図1及び図2に示すように、請求項1記載の前記建物ユ
ニット11,12を上下に積層して構築したユニット建
物の構成、を特徴としている。
ば、請求項1記載の建物ユニット11,12を上下に積
層して構築したユニット建物なので、下階建物ユニット
11の天井梁115の上面と上階建物ユニット12の床
梁126の下面との間には、柱端部111a,121a
の突出長分の間隔による空間が形成されている。従っ
て、その空間を、メンテナンス作業用のスペースとして
用い、建物内の床下、天井裏に設けた配線、配管を容易
にメンテナンスでき、また、上階からの床下収納スペー
スとして、或いは、下階からの天井裏収納スペースして
も利用できる。
ト及びユニット建物の実施の形態例を図1から図8に基
づいて説明する。先ず、図1は本発明に係る建物ユニッ
ト及びユニット建物を適用した一例としてのカプセルユ
ニット相互の接続構造を示す断面図、図2はそのカプセ
ルユニット相互の接続構造の接続部分を示した部分拡大
断面図、図3は同カプセルユニット相互の接続に用いら
れる接続部材を示す斜視図、図4は図2のカプセルユニ
ット相互の接続方法を示す説明図、図5から図7は接続
部材の変形例をそれぞれ示した斜視図、図8はカプセル
ユニット相互の接続の接続個所を説明するための説明図
である。
ルユニットである1階用カプセルユニット11と上層階
のカプセルユニットである2階用カプセルユニット12
の接続構造は以下のようになっている。即ち、図1及び
図2に示すように、1階用カプセルユニット11の上梁
115(柱111の上部に横架されている梁材、即ち、
天井梁)より上方に突出した被連結用開口部112中に
接続部材21の下連結部211が嵌挿されて相互にボル
ト3,3,…によって止着されている。一方、2階用カ
プセルユニット12の下梁126(柱121の下部に横
架されている梁材、即ち、床梁)より下方に突出した被
連結用開口部122中に前記接続部材21の上連結部2
15が嵌挿されてボルト3,3,…によって止着されて
いる。
との間には外側に開口する空間Aが形成されている。こ
の空間Aにはガスや上下水道などの配管4が配設されて
いるとともに、空間Aにはみ出た状態で上梁115を補
強する鉄板などの補強材5が上梁115上に取り付けら
れている。なお、図2において、符号6で示したものは
空間Aの開口部を閉塞するための外壁材、符号7で示し
たものはビスなどで外壁材6を取り付けるための受金
物、符号8で示したものはコーキング材である。
に示すように、予め、工場にて柱111(角形筒状の鋼
管柱)と前記上梁115と下梁116(柱111の下部
に横架されている梁材)とによって箱状に軸が組まれて
おり、天井材113、床材114、外壁材117及び内
壁材118(図1中、二点鎖線で示す)が、それぞれ仕
上げられた状態で取り付けられているものである。
1階用カプセルユニット11と同様に、柱121(角形
筒状の鋼管柱)、上梁125(柱121の上部に横架さ
れている梁材)、前記下梁126、天井材123、床材
124、外壁材127及び内壁材128(図1中、二点
鎖線で示す)から構成されている。
用開口部122は、図2に示すように、それぞれ前記柱
111の上端部111a及び前記柱121の下端部12
1bに設けられており、それぞれ上端及び下端が開口さ
れている。また、これらの被連結用開口部112及び被
連結用開口部122の各周側面部には、前記ボルト3を
通すボルト通し孔112a,122a(図4参照)が所
定数設けられている。
外側中段部に設けられたフランジ部219(突出部)を
挟んで同一軸線上に前記下連結部211及び前記上連結
部215が設けられた金属部材である。
はともに角形筒状をしており、その各周側面部の外周面
211b,215aが前記被連結用開口部112,12
2の各周側面部の内周面に略内接し得る程度の大きさに
なっている。そして、下連結部211及び上連結部21
5の各周側面部には、前記ボルト通し孔112a,12
2aに通されたボルト3,3,…を螺合させるねじ孔2
11c,…,215c,…(タップによってねじが切ら
れている)が所定数設けられている。
11を前記被連結用開口部112中に嵌挿させる際に、
接続部材21の落下防止とともに位置決めとして機能す
るものである。つまり、フランジ部219の下端が被連
結用開口部112の上端に当接することによって、接続
部材21が下方から支持されるとともに、前記ボルト通
し孔112aと前記ねじ孔211cとの軸が一致するよ
うになっている。
用カプセルユニット12の接続方法について図2及び図
4を参考にして説明する。先ず、1階用カプセルユニッ
ト11をクレーンで吊り込んで基礎上に設置した後、前
記接続部材21の下連結部211を前記1階用カプセル
ユニット11の被連結用開口部112に嵌挿させる。そ
して、前記上梁115上に補強材5を溶接などで取り付
けるが、これは予め工場にて行っておいても良い。
電気配線のジョイントなどを済ませ、2階用カプセルユ
ニット12をクレーンで吊り込んで1階用カプセルユニ
ット11上に設置する。この際、2階用カプセルユニッ
ト12に関しては、接続部材21の上連結部215に前
記被連結用開口部122を外嵌させるだけで水平方向の
位置決めがなされ、また前記フランジ部219の上端に
被連結用開口部122の下端を当接させるだけで鉛直方
向の位置決めがなされる。つまり、前記ボルト通し孔1
22aと前記ねじ孔215cとの軸が一致するため、何
ら位置決め作業を要せず、簡便に設置することができ
る。
間Aにラチェットレンチ9を差し込み、ボルト3を螺入
させて、被連結用開口部112と下連結部211、及び
被連結用開口部122と上連結部215をそれぞれ緊結
する。ここまでの状態が図4に示されている。最後に、
図2に示すように、外壁材117,127に受金物7,
7をビス(図示省略)などで取り付け、外壁材6を取り
付け、コーキング材8を充填して、1階用カプセルユニ
ット11と2階用カプセルユニット12の接続が完了す
る。なお、2階用カプセルユニット12を設置する前
に、被連結用開口部112と下連結部211とを緊結し
ても良い。また、外壁材6を取り付ける前に、空間Aに
作業員がもぐり込んで配管4の配設及びジョイント並び
に電気配線のジョイントなどを行うようにしても良い。
プセルユニット11の上梁115と前記2階用カプセル
ユニット12の下梁126との間には、外側に開口する
空間Aが形成されているため、屋外側より空間Aにラチ
ェットレンチ9を差し込んで作業することができるの
で、何等内装の仕上げを傷つけることなく1階用カプセ
ルユニット11と2階用カプセルユニット12とを簡便
に接続することができる。上記実施の形態例によれば、
空間Aにガスや上下水道などの配管4を配設することが
できるので、十分な配設空間を確保することができ、配
設作業もしやすくなる。上記実施の形態例によれば、上
梁115の補強材5を空間Aにはみ出させた状態で上梁
115上に取り付けることができるので、1階用カプセ
ルユニット11及び2階用カプセルユニット12に同じ
強度の梁、即ち、同じ梁成の梁を用いることができ、カ
プセルユニットの構造体を規格化することができる。
被連結用開口部112及び前記被連結用開口部122
は、前記柱111の上端部111a及び前記柱121の
下端部121bにそれぞれ設けられているとしたが、こ
れに限定されるものではなく、その機能が損なわれなけ
れば、如何なる個所に設けられていても良い。
部として前記フランジ部219を接続部材21に設けた
が、これに限定されるものではなく、例えば、突起など
のように、その機能が損なわれない範囲で如何ように設
計変更しても良いし、フランジ部219の代わりに、突
出部として前記被連結用開口部112の内側にフランジ
や突起を設けても良い。
記ボルト通し孔112aと前記ねじ孔211cとの軸が
一致し、また、前記ボルト通し孔122aと前記ねじ孔
215cとの軸が一致するようになっているとしたが、
ボルト通し孔112a,122aを縦長の孔にしても良
い。このようにすれば、空間Aの高さを自由にかえるこ
とが可能となる。
は、前記接続部材21にはボルト3を螺合させるために
ねじ孔211c,215cが設けられているとしたが、
これに限定されるものではなく、下連結部211及び上
連結部215の裏側にナットが溶着されており、その溶
着ナットにボルト3を螺合させるようにしても良い。
用開口部112,122と接続部材21とはボルト3に
よって止着されるとしたが、例えば、溶接によって止着
されても良い。
ニット11及び2階用カプセルユニット12が1個ずつ
の場合で、上下一対の柱111,121を連結する個所
(即ち、図8のBで示した個所)に用いられるものであ
るが、その接続部材21の変形例として、図5から図7
に各々示される接続部材22,23,24についてそれ
ぞれ説明する。
は、1階用カプセルユニット11及び2階用カプセルユ
ニット12が2個ずつの場合で、上下二対の柱111,
111,121,121を連結する個所(即ち、図8の
Cで示した個所)に用いられるものである。そして、図
示したように、2個の接続部材21,21がフランジ部
219と一体となった接続部221を介して水平方向に
連設されたものである。ここで、フランジ部219は必
ずしも必要でない。
は、1階用カプセルユニット11及び2階用カプセルユ
ニット12が3個ずつの場合で、上下三対の柱111,
111,…,121,121,…を連結する個所(即
ち、図8のDで示した個所)に用いられるものである。
そして、図示したように、3個の接続部材21,21,
21がフランジ部219と一体となった鉤状の接続部2
31を介して水平方向鉤状に配設されたものである。こ
こで、フランジ部219は必ずしも必要でない。
は、1階用カプセルユニット11及び2階用カプセルユ
ニット12が4個ずつの場合で、上下四対の柱111,
111,…,121,121,…を連結する個所(即
ち、図8のEで示した個所)に用いられるものである。
そして、図示したように、4個の接続部材21,21,
…がフランジ部219と一体となった十字状の接続部2
41を介して水平方向縦横に2個ずつ配設されたもので
ある。ここで、フランジ部219は必ずしも必要でな
い。
3,24を用いれば、水平方向に隣設する複数対の1階
用カプセルユニット11と2階用カプセルユニット12
とを相互に接続することができる。従って、簡便に隣設
するカプセルユニットを相互に接続することが可能とな
る。
連結部211及び上連結部215を前記被連結用開口部
112,122内にて水平方向に動かし得る程度の大き
さにしても良い。このようにするとともに、被連結用開
口部112,122のボルト通し孔112a,122a
を横長の孔にすれば、隣設するカプセルユニット間の距
離を自由に変えることが可能となる。
ト建物において、建物内の床下、天井裏に設けた配線、
配管を容易にメンテナンスすることができ、或いは、建
物の床下、天井裏を収納スペース等として利用可能とす
ることができる。
適用した一例としてのカプセルユニット相互の接続構造
を示す断面図である。
部分を示した部分拡大断面図である。
る接続部材を示す斜視図である。
説明図である。
続部材の変形例を示した斜視図である。
続部材の他の変形例を示した斜視図である。
続部材の他の変形例を示した斜視図である。
個所を説明するための説明図である。
てのカプセルユニット相互の接続構造を示した要部斜視
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】床梁と柱と天井梁とを骨組してなる建物ユ
ニットにおいて、 前記柱下端部を前記床梁下面レベルより下方に一定長だ
け突出し、或いは、前記柱上端部を前記天井梁上面レベ
ルより上方に一定長だけ突出してなること、を特徴とす
る建物ユニット。 - 【請求項2】請求項1記載の前記建物ユニットを上下に
積層して構築したこと、を特徴とするユニット建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09061068A JP3121557B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 建物ユニット及びユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP09061068A JP3121557B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 建物ユニット及びユニット建物 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206489A Division JP2669482B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ユニット建物におけるカプセルユニット相互の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09328818A true JPH09328818A (ja) | 1997-12-22 |
| JP3121557B2 JP3121557B2 (ja) | 2001-01-09 |
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ID=13160468
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09061068A Expired - Fee Related JP3121557B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 建物ユニット及びユニット建物 |
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| JP (1) | JP3121557B2 (ja) |
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