JPH11194234A - 光ファイバ用コネクタの簡易組立構造 - Google Patents

光ファイバ用コネクタの簡易組立構造

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JPH11194234A
JPH11194234A JP10001055A JP105598A JPH11194234A JP H11194234 A JPH11194234 A JP H11194234A JP 10001055 A JP10001055 A JP 10001055A JP 105598 A JP105598 A JP 105598A JP H11194234 A JPH11194234 A JP H11194234A
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ferrule
optical fiber
insertion portion
fiber
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Katsuya Ezawa
克也 江沢
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Hirose Electric Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3855Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3887Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
    • G02B6/3888Protection from over-extension or over-compression

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易組立構造であり、且つ、耐熱性があり、
挿入損失変動の小さい光ファイバ用コネクタを提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ用コネクタの簡易組立構造で
あって、光ファイバの裸線部を支持するフェルールと、
このフェルールに対して整列配置された挿入部をその内
部に有するフェルール支持部材と、フェルール支持部材
の挿入部内に仮組込みされ、後に挿入部内へ圧入される
ことによって光ファイバ裸線部を所定の長さ領域にて保
持固定する裸線保持部材と、フェルール支持部材の挿入
部内に裸線保持部材と接近した状態で仮組込みされ、後
に挿入部内へ圧入されることによって光ファイバの全体
を所定の長さ領域にて保持固定するファイバ保持部材
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルの接続に使用される光ファイバ用コネクタの簡易組立
構造に係わり、特に、光ファイバケーブルを後の作業に
よってコネクタ本体部に保持固定することにより組立を
完了させることができる光ファイバ用コネクタの簡易組
立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバ用コネクタは接着剤を
使用してコネクタの組立作業を行うものが多かったが、
現場で組立作業をするのは、環境、組立工数等好ましく
ない。また、組立業者にとっては、組立作業を容易にし
部品点数を少なくしたものが望まれる。そのため、光フ
ァイバ用コネクタの製造業者で予め組み立てたコネクタ
も多々存在する。この従来例を改善したものとして、特
開平7−248433がある。この光ファイバ用コネク
タは業界ではプッシュプル型又はSC型コネクタと呼ば
れているタイプのものである。このSC型コネタクはこ
れに対応して設けられるアダプタ型コネクタに結合する
ことができ、このアダプタ型コネクタを介して2つのS
C型コネクタが互いに結合され得る。そして、取付業者
は光ファイバをコネクタ本体に容易に保持固定し、その
組立を完了させることができる。尚、この従来例には、
特に、コネクタ本体に対して光ファイバを取付ける際に
接着剤を不要とした光ファイバ用コネクタが開示されて
いる。
【0003】この従来例に開示された光ファイバ用コネ
クタでは、光ファイバはそのコネクタ本体部にインサー
ト弾性体と倒壊プランジャーといった2つの部材を用い
て2ヶ所で保持固定され得る。ここで、インサート弾性
体は、3個の略同一径の小さな弾性球から成り、フェル
ールの後側に配置され、後の作業によってこれらの弾性
球をより小さな容積部分に押し込むことによってそれら
を収縮させ、この収縮作用によって光ファイバの特に裸
線部をそこに保持固定する。一方、倒壊プランジャー
は、比較的長い筒状に形成されており、インサート弾性
体の後側に配置され、後の作業によって倒壊プランジャ
ーの後方部に設けられた突起部を該倒壊プランジャーの
突起部以外の部分よりも小さな内径とされた筒状部に押
し込むことによりそれらの突起部を倒壊させ、この倒壊
作用によってジャケットを含む光ファイバの全体をそこ
に保持固定する。後の作業時におけるこれらインサート
弾性体や倒壊プランジャーの各押し込み作業は、フェル
ールのフランジを治具によって前方から後方に向かって
押し込むことによって行われる。
【0004】しかしながら、上の従来例では、先ず、光
ファイバの裸線部を保持するインサート弾性体が熱変動
によって変形し易く、この結果、光ファイバを軸方向に
移動させてしまうという問題がある。即ち、使用環境の
温度変動時にインサート弾性体と光ファイバとの間の熱
膨張の差により光ファイバの保持力がゆるみ、この結果
光ファイバが軸方向に変動し易く、フェルール先端部に
おける光ファイバの位置がずれ、光の接続特性が悪化す
る可能性がある(いわゆる「挿入損失変動」と呼ばれて
いるものである)。この挿入損失変動は、光ファイバに
結合ロスを生じさせる要因となり得る。また、上の従来
例では、光ファイバをいわゆる点領域で保持固定するこ
とから、その安定性に欠けるという問題もある。即ち、
インサート弾性体は球状に形成されており、従って、そ
れが収縮した際に光ファイバ裸線部がそれらの弾性球と
当接する部分は実際上小さな領域にしかなり得ず、ま
た、倒壊プランジャーの後方部に設けられた突起部は、
倒壊プランジャーのほんの一部を占めているにすぎない
ため、突起部が倒壊された際に光ファイバとそれらの倒
壊部が当接する部分もまた小さな領域にしかなり得な
い。従って、これら2つの点領域によってのみ保持固定
された光ファイバの保持固定強度を強く設定することが
できない。更に、これらインサート弾性体と倒壊プラン
ジャーによる保持固定場所は比較的長い倒壊プランジャ
ーの前側とそれ自身の後方部とであって、それらの間に
比較的大きな距離が存在することから、それらの間で光
ファイバのジャケットが熱変動によって収縮、膨張する
ことにより、光ファイバの強度が弱くなり、コネクタを
使用できる温度範囲も小さなものとなり得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれら従来技
術における問題点を解決するためになされたものであ
り、光ファイバ用コネクタの簡易組立構造において、光
ファイバの特に裸線保持部を熱線膨張係数の低い部材に
よって支持する光コネクタ組立体を提供するものであ
る。また、本発明は光ファイバの保持固定部分を比較的
大きな領域として、光ファイバをより安定的に保持固定
できるようにした簡易組立体を提供するものである。更
に、本発明はそれら保持固定部分を比較的接近した領域
とすることによって、熱変動による光ファイバの収縮や
膨張の影響を小さくすることができる簡易組立体を提供
するものである。
【0006】更にまた、本発明は光ファイバの保持固定
作業をフェルールとは反対側から行うようにして、この
作業時における光ファイバの断線を防止することができ
る簡易組立体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、光ファイバの裸線部を支持するフェルールと、こ
のフェルールに対して整列配置された挿入部をその内部
に有するフェルール支持部材と、前記フェルール支持部
材の挿入部内へ圧入されることによって前記光ファイバ
裸線部を所定の長さ領域にて保持固定する裸線保持部材
と、前記フェルール支持部材の挿入部内へ圧入されるこ
とによって前記光ファイバの全体を所定の長さ領域にて
保持固定するファイバ保持部材と、を備えることを特徴
とする。本発明の一つの実施の形態によれば前記ファイ
バ保持部材における保持固定領域と前記裸線保持部材に
おける保持固定領域とを接近した状態としている。本発
明の別の観点によれば、光ファイバの裸線部の前方部を
支持するフェルールと、このフェルールに固定され若し
くは前記フェルールと一体成形されて前記フェルールの
後方に位置付けられ、前記フェルールに対して整列配置
された第1の挿入部とこの第1の挿入部よりも小さな内
径を有する第2の挿入部とを後方から前方に向かってこ
の順番でその内部に有するフェルール支持部材と、前記
フェルール支持部材の第1の挿入部内にその全体を支持
されるように仮組込みされ、後に前記第2の挿入部内へ
圧入されることによって自身の貫通穴の内径を収縮させ
ることにより前記光ファイバ裸線部の後方部を所定の長
さ領域にて保持固定する裸線保持部材と、前記フェルー
ル支持部材の第1の挿入部内にその先端部付近のみを支
持されるようにして前記裸線保持部材と隣接してそこに
仮組込みされ、後に前記第1の挿入部内へ更に圧入され
ることによって自身の貫通穴の内径を収縮させることに
より前記光ファイバの全体を所定の長さ領域にて保持固
定するファイバ保持部材と、を備えており、その先端付
近に裸線部を有する光ファイバを前記ファイバ保持部材
の挿入部、裸線保持部材の挿入部、及びフェルールにこ
れらの後部からこの順番に挿入し、更に、前記ファイバ
保持部材を前記フェルール支持部材の第1の挿入部に更
に圧入するとともに、前記ファイバ保持部材に隣接する
前記裸線保持部材を前記フェルール支持部材の第2の挿
入部に圧入し、これによって前記光ファイバ裸線部を前
記裸線保持部材によって、また、前記光ファイバの全体
を前記ファイバ保持部材によって、互いに接近した所定
の長さ領域にてそれぞれ保持固定するようにしたことを
特徴とする。
【0008】本発明の一つの実施の形態によれば前記フ
ェルール又は前記裸線保持部材は熱線膨張係数の低い材
料で形成されている。本発明の別の実施の形態によれ
ば、前記フェルールは樹脂製フェルールである。本発明
のさらに別の実施の形態によれば、前記樹脂製フェルー
ルに前記フェルール支持部材と同じ形態の挿入部を設け
て前記フェルール支持部材を不要としている。本発明の
さらに別の実施の形態によれば、前記裸線保持部材は前
記ファイバ保持部材と一体成形されている。本発明のさ
らに別の実施の形態によれば、前記フェルール及び前記
フェルール支持部材、若しくは、前記樹脂製フェルール
を支持するための通路開口を有したプラグ手段と、前記
フェルールを前方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段
を支持する支持手段とを更に備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の第
1の実施例による光ファイバ用コネクタ組立体について
説明する。図1はこの光ファイバ用コネクタ組立体の軸
方向における中心線縦断面図を示し、更に、図2はこの
光ファイバ用コネクタ組立体の出荷時における状態を図
1と同様の方法で示している(尚、この図は後述する図
4のb)工程に実質的に対応する)。これらの図から明
らかなように、光ファイバ用コネクタ組立体1は、プラ
グ手段であるプラグフレーム10、付勢手段である螺旋
スプリング20、支持手段であるストップリング30、
フェルール40、フェルール支持部材であるフェルール
ホルダー50、ファイバ保持部材である芯線ホルダー6
0、裸線保持部材であるファイバクリンパー70、及び
ファイバ芯線80を有する。
【0010】プラグフレーム10は後にSC型コネクタ
ハウジング(図示されていない)に固定されてSC型コ
ネクタ組立体を構成し得る。このSC型コネタク組立体
は、その先端部付近でSC型の相手アダプタ型コネクタ
と嵌合されて、これに対向配置されたSC型コネクタ組
立体へ信号を伝達し得る。プラグフレーム10は略筒状
に形成されており、内部に形成された通路開口11の後
部から前部に向かってそこにフェルール40及びフェル
ールホルダー50を通すことができる。プラグフレーム
10は、そのやや前方付近に設けられた内部フランジ1
5によって2つの部分に仕切られている。この内部フラ
ンジ15の中心部にはフェルール40を貫通させるため
の穴17が設けられている。内部フランジ15のこの穴
17は、フェルール40のみを通すことができるように
されており、このフェルール40よりも大径の部分を有
するフェルールホルダー50までは通すことはできな
い。このフェルールホルダー50は内部フランジ15の
後側に当接するようにされているため、フェルールホル
ダー50、更に言えば、このフェルールホルダー50と
一体にされ若しくは固定されたフェルール40がプラグ
フレーム10の前方から抜け落ちてしまうことはない。
【0011】ストップリング30はその前側をプラグフ
レーム10の後方部に固定されている。プラグフレーム
10と同様、このストップリング30もまた略筒状に形
成されており、この結果、ストップリング30がプラグ
フレーム10に固定された際、これら2つの部材によっ
て連通した通路開口が形成され得る。フェルール40及
びフェルールホルダー50は、この連通した通路開口を
通じて、プラグフレーム10の前方からストップリング
30の後方に延長された状態で配置され得る。ストップ
リング30をプラグフレーム10に固定するため、プラ
グフレーム10の後方部に放射状に延びる複数の嵌合穴
13が設けられており、これに対応して、プラグフレー
ム10の前方部には放射状に延びる複数の突起部31が
設けられている。これらを係合させることによってそれ
らは互いに固定されている。ストップリング30前部の
中間付近に、前部フランジ33が設けられており、螺旋
スプリング20はこの前部フランジ33よりも前側の通
路開口によってそのほぼ全体を支持される。一方、螺旋
スプリング20の前方部はフェルールホルダー50の突
出部55の後側に当接した状態とされている。従って、
ストップリング30がプラグフレーム10に固定された
際、この螺旋スプリング20の働きによって、フェルー
ルホルダー50、更に、このフェルールホルダー50と
一体にされ若しくは固定されたフェルール40は、プラ
グフレーム10に対して常に押し付けられた状態とな
り、フェルール40の先端付近は常にプラグフレーム1
0から多少突出された状態とされる。
【0012】フェルール40は、ファイバ芯線80から
ジャケット81を取り除いた部分、即ち、ファイバ素線
83を支持し、フェルール40の先端へ案内する。フェ
ルール40の中心部には、ファイバ素線83を通すため
の細い貫通穴41がその前部から後部に通じて設けられ
ている。尚、このようにジャケット81を介さずにファ
イバ素線83を直接的に支持するのは、このフェルール
40とファイバクリンパー70のみである。上述したよ
うにフェルール40の先端付近はアダプタ側と嵌合させ
るためにプラグフレーム10から多少突出された状態と
されている。一方、フェルール40の後端部はフェルー
ルホルダー50によって固定される。以下に説明するよ
うに、フェルール40はフェルールホルダー50と一体
成形にすることも可能である。フェルール40の材質と
して本実施例ではジルコニアを使用している。このジル
コニアは、熱膨張係数が低くファイバ素線83の温度変
化による収縮や膨張が少ないという利点がある。
【0013】フェルールホルダー50もプラグフレーム
10やストップリング30と同様に略筒状に形成されて
いる。フェルールホルダー50のやや前方付近に、貫通
穴53を有する隔壁51が設けられており、フェルール
ホルダー50は、この隔壁51によって2つの部分に仕
切られている。フェルール40の後端部をフェルールホ
ルダー50の隔壁51より前側の筒状部に挿入し、その
後端部がフェルールホルダー50の隔壁51の前側と当
接するまで押し込むことにより、フェルール40とフェ
ルールホルダー50を固定することができるようにされ
ている。このフェルールホルダー50は、自身の筒状部
にその後部から前部に向かってファイバクリンパー70
及び芯線ホルダー60をこの順番で挿入することによ
り、これらの部材をフェルールホルダー50内に仮組込
みすることができるようにされている。尚、フェルール
40とフェルールホルダー50は上述したように固定さ
れてもよいが、それらを一体成形品とすることも可能で
ある。フェルールホルダー50の材質としては金属や例
えばプラスチックのような樹脂を使用することができ
る。特に、金属製フェルールホルダー50を使用する場
合には、上に述べたようにフェルール40は一般には圧
入によって固定され、一方、樹脂製フェルールホルダー
50を使用する場合には、このような圧入固定に加えて
フェルール40とフェルールホルダー50とを樹脂製の
一体成形品とすることができる。尚、これら金属やプラ
スチック等は熱線膨張係数が低いためゴムに比べて挿入
損失変動を小さくすることができる。
【0014】ファイバ芯線80は、ファイバ素線83と
それを包囲するジャケット81から成る。ファイバ芯線
80の先端部付近では所定長さにわたってジャケット8
1が取り除かれており、内部のファイバ素線83が露出
された状態とされている。露出されたファイバ素線83
は、その前方部をフェルール40によって支持され、そ
の後方部をファイバクリンパー70によって保持固定さ
れる。尚、よく知られているようにフェルール40の先
端部においてファイバ素線83は切断され、研磨されて
いる。ジャケット81が付いたままのファイバ芯線80
の一部は、露出部、即ちファイバ素線83の終了点から
後方の所定長さにわたって芯線ホルダー60によって保
持固定される。ファイバークリンパー70には、フェル
ール40と同様にその中心部にファイバ素線83を通す
ための細い貫通穴73が設けられている。また、ファイ
バクリンパー70の先端77付近は先細にされている
が、その他の部分は、力を特に加えない限りは、同じ太
さの円筒形状とされている。このファイバクリンパー7
0の正面図を図3のa)に示している。この図3のa)
や図1から明らかなように、ファイバクリンパー70に
は、その後端部72付近から先端77にかけて所定厚み
の切り込み75が軸方向に設けられており、切り込み7
5が設けられた部分では、この切り込み75の分だけ貫
通穴73が大きくなっている。但し、その大きさはジャ
ケット81をも含めたファイバ芯線80の全体を貫通さ
せるほどは大きくない。この切り込み75が閉じられた
とき、その中心部には完全に閉じた貫通穴73が形成さ
れる。この貫通穴73の内径はファイバ素線83の外径
より少し小さく設定されており、従って、ファイバ素線
83をそこに完全に保持固定することができる。尚、フ
ァイバクリンパー70の後端部72付近の一部では、切
り込み73は完全には閉じた状態にならないが、この部
分は短いため保持固定効果に大きな影響を与えるもので
はない。図3のb)、c)は、図3のa)と同じ方法で
ファイバクリンパー70の他の実施例を示したものであ
る。これらの図に示されたファイバクリンパー70は、
図3のa)とは切り込み75の形態のみが異なってい
る。即ち、図3のb)は切り込み75を等距離だけ離間
させて3つ設けたもの、図3のc)は4つ設けたもので
ある。但し、これらの切り込み75の機能は図3のa)
に関連して上に述べたものと同様である。このように、
ファイバクリンパー70はその中心部に形成され得る貫
通穴73の内部にファイバ素線83を挟んで押圧するこ
とにより、ファイバ素線83をそこに保持固定すること
ができる。ファイバクリンパー70の材質としては、熱
線膨張係数の低い例えばプラスチックのような樹脂材料
や金属材料が好ましい。尚、このファイバクリンパー7
0は、光コネクタが取付業者に出荷される際、その全体
をフェルールホルダー50の内部に仮組込みされた状態
とされる(図2参照)。
【0015】芯線ホルダー60にも、ファイバークリン
パーやフェルール40と同様、その中心部に比較的細い
貫通穴61が設けられている。また、芯線ホルダー60
は、ファイバクリンパー70と同様、その先端部付近6
5が先細にされているが、後端部67を除くその他の部
分は、力を特に加えない限りは、同じ太さの円筒形状の
ままである。芯線ホルダー60は、ファイバ素線83の
みでなく、ジャケット81をも含めたファイバ芯線80
の全体を内部に通し、且つ、そこに保持固定する。この
芯線ホルダー60には、その後端部67付近から先端に
延長するようにして同じ大きさ及び形状の6本の弾性部
63が設けられている。これらの弾性部63は、芯線ホ
ルダー60の断面をちょうど6等分することによって形
成されている(図2参照。但し、この図2では、芯線ホ
ルダー60の断面についてのみ、中心線断面図ではな
く、軸方向に平行に幾らかずらした位置における断面と
されている。即ち、芯線ホルダー60の前部から後部に
向かう中心軸方向に対して多少右にずらした位置におけ
る断面とすることにより、少なくとも芯線ホルダー60
の上下及び左側に位置する合計4本の弾性部63が図面
に現れるようにされている)。尚、弾性部63は6本に
限らず、何本設けてもよいことは勿論である。芯線ホル
ダー60は、ジャケット81を含めたファイバ芯線80
の全体を、これら6本の弾性部によって押圧することに
よってそこにファイバ芯線80の全体を保持固定する。
芯線ホルダー60の材質としては、熱線膨張係数の低い
金属材料やプラスチックのような樹脂材料が好ましい。
尚、芯線ホルダー60は、光コネクタが取付業者に出荷
される際、その先端部付近65のみをフェルールホルダ
ー50の内部に仮組込みされた状態とされる(図2参
照)。
【0016】次に、図4を参照してファイバ芯線をコネ
クタ本体側に保持固定するための各工程について説明す
る。尚、この図4ではこれらの各工程を説明するのに必
要な部材のみを示し、その他の部材は省略して示してい
る。ここで、図4のa)は、ファイバ芯線を保持固定す
る前の状態であって、ファイバクリンパーと芯線ホルダ
ーが仮組込みされる前の状態を示す図、図4のb)は、
フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯線ホルダ
ーを仮組込みされた後の状態を示す図、図4のc)は、
フェルールホルダーに仮組込みされた芯線ホルダー、フ
ァイバクリンパー、及びフェルールにファイバ芯線を挿
入した後の状態を示す図、更に、図4のd)は、ファイ
バクリンパーと芯線ホルダーを圧入することによって、
ファイバ芯線をファイバクリンパーと芯線ホルダーによ
って保持固定した後の状態を示す図である。
【0017】これらの各工程の詳細を説明する前に、フ
ェルールホルダー50の特に隔壁51より後ろ側の筒状
部の形状及び大きさと、各ファイバクリンパー70及び
芯線ホルダー60の大きさについて以下に説明を加え
る。図4のa)〜d)より明らかなように、フェルール
ホルダー50の隔壁51よりも後ろ側の筒状部は、その
後部から前部に向かう軸方向において2つの長さ部分、
即ち、第1の挿入部52と第2の挿入部54を有してお
り、これらを連結する部分56は、第1の挿入部52か
ら第2の挿入部54へ向かう方向に先細にされた短い傾
斜面とされている。ここで、第1の挿入部52の長さと
連結部56の長さの合計は、ファイバクリンパー70の
全長と芯線ホルダー60の先細にされた先端部付近65
の長さの合計にほぼ等しく、一方、第2の挿入部54の
長さは、ファイバクリンパー70の切り込み75が設け
られている部分の長さよりも幾分長くされている。
【0018】更に、第1の挿入部52の内径は第2の挿
入部54の内径よりも大きく設定されており、その詳細
は以下の通りである。即ち、第1の挿入部52の内径
は、ファイバクリンパー70の切り込み75を狭める前
の状態におけるそのファイバクリンパー70の最大外径
とほぼ同じであり、従って、ファイバクリンパー70の
切り込み75を実質的に狭めることなくファイバクリン
パー70の全体を第1の挿入部52に挿入することが可
能である。更に、この第1の挿入部52の内径は、芯線
ホルダー60の弾性部63を実質的に狭めることなく、
先細の先端部付近65のみをそこに挿入するのにちょう
どよい大きさとされている。更に言えば、芯線ホルダー
60の弾性部63が形成された部分(先端部付近65を
除く)は、その弾性部63を狭めることなくして第1の
挿入部52に挿入されることはなく、弾性部63を狭め
ることによって初めて第1の挿入部52に圧入され得
る。但し、弾性部63が形成されていない芯線ホルダー
60の後端部67は、たとえ弾性部63を狭めたとして
も、第1の挿入部52には圧入され得ない。
【0019】一方、第2の挿入部54の内径は、ファイ
バクリンパー70の切り込み75を狭める前の状態にお
けるそのファイバクリンパー70の先細の先端77の外
径より大きく、従って、ファイバクリンパー70の切り
込み75を実質的に狭めることなく、ファイバクリンパ
ー70の先端77付近のみを第2の挿入部54に挿入す
ることができる。逆に言えば、ファイバクリンパー70
の先細の先端77付近以外の部分は、ファイバクリンパ
ー70の切り込み75を狭めることなくして第2の挿入
部54に挿入されることはなく、切り込み75を狭める
ことによって初めて第2の挿入部54に圧入され得る。
但し、切り込み75が設けられていないファイバクリン
パー70の後端部72付近は、たとえ切り込み75を狭
めたとしても、第2の挿入部54には挿入され得ない。
【0020】このような形状及び大きさの下で、先ず、
図4のa)の状態にあるフェルール40及びフェルール
ホルダー50、特に、フェルールホルダー50の隔壁5
1よりも後ろ側の筒状部に、該フェルールホルダー50
の後側から前側に向かってファイバクリンパー70及び
芯線ホルダー60がこの順番で挿入され、図4のb)に
示すようにそれらが所定位置に仮組込みされる。尚、こ
のときファイバクリンパー70の後端部と芯線ホルダー
60の先端部とは互いに当接した状態とされる。この図
4のb)に示されているように、ファイバクリンパー7
0は、その切り込み75を狭めることなくその全体を筒
状部内に仮組込みされ、一方、芯線ホルダー60は、弾
性部をほとんど狭めることなく、先細の先端部付近65
のみを筒状部内に仮組込みされる。
【0021】次に、ファイバクリンパー70と芯線ホル
ダー60の後側に配置されたファイバ芯線80の特にフ
ァイバ素線83の部分が、その後、図4のc)に示され
るように、芯線ホルダー60、ファイバクリンパー7
0、及びフェルール40の各貫通穴61、73、41に
この順番で通されて、その先端部はフェルール40の先
端部から多少突出した状態とされる。一方、ジャケット
81が設けられたままのファイバ芯線80の部分は、芯
線ホルダー60の貫通穴61には通されるが、ジャケッ
ト81が設けられている分だけファイバ素線83よりも
太くなっていることからファイバクリンパー70の貫通
穴73には通されずその直前の位置でストップする。最
後に、図4のc)の状態とされた芯線ホルダー60を治
具(図示されていない)を用いてフェルールホルダー5
0の第1の挿入部52へ押し込んで圧入することによ
り、図4のd)に示されるように、芯線ホルダー60、
並びに、ファイバクリンパー70及びファイバ芯線80
はフェルールホルダー50の各所定位置に保持固定され
る。この芯線ホルダー60の圧入はフェルールホルダー
50の後部から前部に向かって行われることから、この
作業中にファイバ素線83を断線させる危険は少ない。
前述したように、ファイバクリンパー70の後端部72
と芯線ホルダー60の先端部は互いに当接した状態で仮
組込みされているため、芯線ホルダー60の第1の挿入
部52への押し込みに伴ってファイバクリンパー70は
第2の挿入部54へと圧入される。ここで、芯線ホルダ
ー60及びファイバクリンパー70の最大外径は、それ
ぞれ、第1の挿入部52や第2の挿入部54の各内径よ
りも小さく設定されていることから、これら芯線ホルダ
ー60及びファイバクリンパー70の押し込みに伴っ
て、芯線ホルダー60の切り込み75やファイバクリン
パー70の弾性部63はそれぞれ狭められ、この結果、
ファイバ芯線80やファイバ素線83はそれら各部材に
よってより強い力で保持される。最終的に、芯線ホルダ
ー60は、弾性部63が設けられた手前の部分まで第1
の挿入部52に圧入され、一方、ファイバクリンパー7
0は、その切り込み75が設けられた手前の部分まで第
2の挿入部54に圧入され得る。このとき、芯線ホルダ
ー60は、弾性部63のほぼ全ての長さ領域にわたって
ファイバ芯線80を保持固定し、一方、ファイバクリン
パー70は、後端部72付近の一部を除く切り込み75
のほぼ全長さ領域にわたってほぼ完全に閉じた状態とさ
れ、そこにファイバ素線83を保持固定する。
【0022】このように本発明では、ファイバ芯線80
及びファイバ素線83が、それぞれ、芯線ホルダー60
及びファイバクリンパー70によって各々所定の長さ領
域において保持固定されることから、ファイバ芯線80
はフェルールホルダー50内により完全に固定され得
る。また、これら芯線ホルダー60によるファイバ芯線
80の保持固定領域と、ファイバクリンパー70による
ファイバ素線83の保持固定領域とは、比較的接近した
状態とされているため、温度変化によってファイバ芯線
80のジャケット81が収縮、膨張した場合にも挿入損
失変動を小さくすることができる。従って、本発明の光
コネクタの使用温度範囲は大きなものとなる。なお、こ
のファイバ芯線80の保持固定作業において接着剤は不
要である。ファイバ素線83は、工具にて切断した後、
適宜研磨する。
【0023】次に、図5、図6を参照して本発明の第2
の実施例について説明する。これらの各図は第1の実施
例の図1、図2にそれぞれ対応している。即ち、図5
は、本発明の第2の実施例による光ファイバ用コネクタ
組立体の軸方向における中心線縦断面図であり、図6
は、フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯線ホ
ルダーを仮組込みした状態を図5と同じ方法で示した図
である。この第2の実施例と第1の実施例との相違は、
ファイバクリンパーと芯線ホルダーが、別体で構成され
ているか、或いは、一体成形で構成されているかという
点のみである。即ち、第1の実施例では、ファイバクリ
ンパー70と芯線ホルダー60は別体で構成されている
のに対し、この第2の実施例では、これらファイバクリ
ンパー70Aと芯線ホルダー60Aは一体成形されてい
る。従って、ここでは、ファイバクリンパー及び芯線ホ
ルダーの材質、形状、及び、第1及び第2の挿入部への
それらの部材の圧入時における作用の相違についてのみ
説明する。
【0024】これらの図に示されるように、この第2の
実施例におけるファイバクリンパー70Aと芯線ホルダ
ー60Aは互いに連結された状態で一体成形されてい
る。この第2の実施例における芯線ホルダー60の弾性
部63Aは、芯線ホルダー60の前部から後部に向かう
軸方向においてコの字状の切り込み(図示されていな
い)を設けることにより、この部分63Aを一体成形品
から分離した状態とすることによって形成されている。
弾性部63Aを形成するための切り込みは、芯線ホルダ
ー60Aの円周上における十字方向に上下左右にわたっ
て合計4本設けられており、従って、弾性体63Aは芯
線ホルダー60Aの上下左右方向に片持ちばり状に4本
形成され得る。尚、弾性体63Aは4本に限らず、何本
設けてもよいことは勿論である。ここで、これら4本の
弾性体63Aによって形成される最大外径は、芯線ホル
ダー60Aの先端部付近65Aや後端部67A付近以外
の部分よりも大きな外径となるように設定されており、
実質的に、これらの弾性体63Aが第1の実施例の弾性
体63に対応するものとなっている。即ち、第1の実施
例と同様に、これら4本の弾性体63Aによって形成さ
れる最大外径は、第1の挿入部52の内径よりも大き
く、芯線ホルダー60Aが第1の挿入部52に押し込ま
れることによってこれらの弾性体63Aが狭められとき
にのみ、芯線ホルダー60Aは第1の挿入部52に圧入
され得る。明らかなように、この実施例においては、芯
線ホルダー60Aとファイバクリンパー70Aは各第1
の挿入部52や第2の挿入部54に一体的に圧入され得
る。芯線ホルダー60Aとファイバクリンパー70Aを
一体成形品とすることにより、それらの製造コストを低
く抑えることができる。尚、これら芯線ホルダー60A
及びファイバクリンパー70Aの材質としては、熱線膨
張係数が低くまた可撓性のあるプラスチック樹脂等が好
ましい。
【0025】次に、図7、図8を参照して本発明の第3
の実施例について説明する。これらの各図は第1の実施
例の図1、図3にそれぞれ対応している。即ち、図7
は、本発明の第3の実施例による光ファイバ用コネクタ
組立体の軸方向における中心線縦断面図であり、図8
は、フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯線ホ
ルダーを仮組込みした状態を図7と同じ方法で示した図
である。この第3の実施例と第1の実施例との相違は、
フェルールの材質の相違と、更にこの材質の相違故に生
じる構成の相違である。この第3の実施例におけるフェ
ルール40Bの材質は、第1の実施例とは異なり、例え
ばプラスチック等の樹脂材料である。樹脂製のフェルー
ル40Bでは、第1の実施例のような金属製、或いは、
ジルコニア製のフェルール40とは異なり、長い貫通穴
を精密加工することができないため、ファイバ素線83
を通すための貫通穴41Bを第1の実施例におけるフェ
ルール40の貫通穴41ほど長くすることができない。
貫通穴が精密に加工されない場合には、フェルールがア
ダプタ側に結合された際の光のロスが相当大きなものと
なる。この結果、第3の実施例におけるフェルール40
Bの貫通穴41Bは、第1の実施例におけるそれに比べ
て非常に短いものとなっている。更に、この第3の実施
例では、貫通穴41Bが短いことからフェルール40B
自身にファイバクリンパー70や芯線ホルダー60を収
容するための筒状部を形成することができ、従って、第
1の実施例のように、フェルールの他にフェルールホル
ダーを設ける必要がない。この第3の実施例のフェルー
ル40Bには、第1の実施例のフェルールホルダー50
に設けられているのと同様の2つの支持部52B、54
Bが設けられており、これらの支持部52B、54Bに
ファイバクリンパー70や芯線ホルダー60を第1の実
施例と同様の方法で保持固定することができる。このよ
うに第3の実施例では、フェルール40Bの材質として
樹脂を用いることにより、材料費を安価にするととも
に、フェルールホルダーを設ける必要がないことからそ
の製造コストをも安価にすることができる。
【0026】次に、図9、図10を参照して本発明の第
4の実施例について説明する。これらの各図は第1の実
施例の図1、図2にそれぞれ対応している。即ち、図9
は、本発明の第4の実施例による光ファイバ用コネクタ
組立体の軸方向における中心線縦断面図であり、図10
は、フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯線ホ
ルダーを仮組込みした状態を図9と同じ方法で示した図
である。この第4の実施例は、簡単に言えば、第2の実
施例と第3の実施例とを組み合わせたものである。即
ち、図5、図6に示した第2の実施例のように芯線ホル
ダー60Aとファイバクリンパー70Aを一体成形品に
するとともに、図7、図8に示した第3の実施例のよう
にフェルール40Bの材質をプラスチック製にし且つフ
ァイバ素線を通すためのフェルール40Bの貫通穴41
Bを短くし、フェルール40B自身の内部に一体成形さ
れたファイバクリンパー70Aや芯線ホルダー60Aを
収容するための筒状部を形成したものである。この第4
の実施例の構成については、上述した第2の実施例と第
3の実施例から明らかであるから、これ以上は説明しな
い。この第4の実施例により、より安価なコネクタを提
供することが可能である。
【0027】
【発明の効果】このように、本発明によれば、光ファイ
バをコネクタ本体側に挿入することによって容易にその
組立を完了させることができる簡易組立構造の光ファイ
バ用コネクタが提供される。また、このような光ファイ
バ用コネクタにおいて、ファイバ素線を直接支持するフ
ェルールやファイバクリンパーを熱線膨張係数の低い部
材で形成するようにしたため、フェルール内部でのファ
イバ素線の移動、即ち、挿入損失変動を小さくすること
もできる。更に、ファイバ芯線を、比較的接近した複数
(2つ)の場所で保持固定することに加え、これらの場
所を比較的接近させるようにしたため、ファイバ芯線が
熱変動によって移動したときの影響を小さくすることが
でき、この結果、光ファイバの使用温度範囲を大きくと
ることができる。従って、このような本発明によれば、
耐熱変動に強い光ファイバ用コネクタの簡易組立体が提
供される。
【0028】さらに、ファイバ芯線は、複数の場所の各
々において比較的長い領域で保持固定されることから、
ファイバ芯線をより安定的に保持固定することもでき
る。さらにまた、ファイバ芯線を光ファイバ用コネクタ
組立体に挿入する際に、ファイバ芯線を組立体の後部か
ら保持固定するようにしたため、裸線状態にあるファイ
バ素線をこの作業時に断線させる危険を少なくすること
ができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による光ファイバ用コネ
クタ組立体の軸方向における中心線縦断面図。
【図2】光ファイバ用コネクタ組立体の出荷時における
状態を図1と同様の方法で示す図。
【図3】ファイバクリンパーの前面図。
【図4】光ファイバをコネクタ本体に保持固定する工程
を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例による光ファイバ用コネ
クタ組立体の軸方向における中心線縦断面図。
【図6】フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯
線ホルダーを仮組込みした状態を図5と同じ方法で示す
図。
【図7】本発明の第3の実施例による光ファイバ用コネ
クタ組立体の軸方向における中心線縦断面図。
【図8】フェルールホルダーにファイバクリンパーと芯
線ホルダーを仮組込みした状態を図7と同じ方法で示す
図。
【図9】本発明の第4の実施例による光ファイバ用コネ
クタ組立体の軸方向における中心線縦断面図。
【図10】フェルールホルダーにファイバクリンパーと
芯線ホルダーを仮組込みした状態を図9と同じ方法で示
す図。
【符号の説明】
1 光ファイバ用コネクタ組立体 10 プラグフレーム 20 螺旋スプリング 30 ストップリング 40 フェルール 50 フェルールホルダー 60 芯線ホルダー 70 ファイバクリンパー 80 ファイバ芯線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの裸線部を支持するフェルー
    ルと、 このフェルールに対して整列配置された挿入部をその内
    部に有するフェルール支持部材と、 前記フェルール支持部材の挿入部内へ圧入されることに
    よって前記光ファイバ裸線部を所定の長さ領域にて保持
    固定する裸線保持部材と、 前記フェルール支持部材の挿入部内へ圧入されることに
    よって前記光ファイバを所定の長さ領域にて保持固定す
    るファイバ保持部材と、を備えることを特徴とする光フ
    ァイバ用コネクタの簡易組立構造。
  2. 【請求項2】 前記ファイバ保持部材における保持固定
    領域と前記裸線保持部材における保持固定領域とを接近
    した状態としている請求項1記載の光ファイバ用コネク
    タの簡易組立構造。
  3. 【請求項3】 光ファイバの裸線部の前方部を支持する
    フェルールと、 このフェルールに固定され若しくは前記フェルールと一
    体成形されて前記フェルールの後方に位置付けられ、前
    記フェルールに対して整列配置された第1の挿入部とこ
    の第1の挿入部よりも小さな内径を有する第2の挿入部
    とを後方から前方に向かってこの順番でその内部に有す
    るフェルール支持部材と、 前記フェルール支持部材の第1の挿入部内にその全体を
    支持されるように仮組込みされ、後に前記第2の挿入部
    内へ圧入されることによって自身の貫通穴の内径を収縮
    させることにより前記光ファイバ裸線部の後方部を所定
    の長さ領域にて保持固定する裸線保持部材と、 前記フェルール支持部材の第1の挿入部内にその先端部
    付近のみを支持されるようにして前記裸線保持部材と隣
    接してそこに仮組込みされ、後に前記第1の挿入部内へ
    更に圧入されることによって自身の貫通穴の内径を収縮
    させることにより前記光ファイバの全体を所定の長さ領
    域にて保持固定するファイバ保持部材と、を備えてお
    り、 その先端付近に裸線部を有する光ファイバを前記ファイ
    バ保持部材の挿入部、裸線保持部材の挿入部、及びフェ
    ルールにこれらの後部からこの順番に挿入し、更に、前
    記ファイバ保持部材を前記フェルール支持部材の第1の
    挿入部に更に圧入するとともに、前記ファイバ保持部材
    に隣接する前記裸線保持部材を前記フェルール支持部材
    の第2の挿入部に圧入し、これによって前記光ファイバ
    裸線部を前記裸線保持部材によって、また、前記光ファ
    イバの全体を前記ファイバ保持部材によって、互いに接
    近した所定の長さ領域にてそれぞれ保持固定するように
    したことを特徴とする光ファイバ用コネクタの簡易組立
    構造。
  4. 【請求項4】 前記フェルール又は前記裸線保持部材は
    熱線膨張係数の低い材料で形成されている請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の光ファイバ用コネクタの簡易
    組立構造。
  5. 【請求項5】 前記フェルールは樹脂製フェルールであ
    る請求項4記載の光ファイバ用コネクタの簡易組立構
    造。
  6. 【請求項6】 前記樹脂製フェルールに前記フェルール
    支持部材と同じ形態の挿入部を設けて前記フェルール支
    持部材を不要とした請求項5記載の光ファイバ用コネク
    タの簡易組立構造。
  7. 【請求項7】 前記裸線保持部材は前記ファイバ保持部
    材と一体成形されている請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の光ファイバ用コネクタの簡易組立構造。
  8. 【請求項8】 前記フェルール及び前記フェルール支持
    部材、若しくは、前記樹脂製フェルールを支持するため
    の通路開口を有したプラグ手段と、前記フェルールを前
    方に付勢する付勢手段と、前記付勢手段を支持する支持
    手段とを更に備えた請求項1乃至7のいずれか1項に記
    載の光ファイバ用コネクタの簡易組立構造。
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