JPH11194351A - 液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法、遮光性液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法、遮光性液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示装置Info
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- JPH11194351A JPH11194351A JP8662198A JP8662198A JPH11194351A JP H11194351 A JPH11194351 A JP H11194351A JP 8662198 A JP8662198 A JP 8662198A JP 8662198 A JP8662198 A JP 8662198A JP H11194351 A JPH11194351 A JP H11194351A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮光性を定量的、かつ、容易に評価すること
ができ、コントラストの不良や、画像の欠陥につながる
スペーサを予め見いだすことのできる液晶セル用スペー
サの遮光性評価方法を提供し、これに基づいて、少量の
着色剤により着色された低い光線透過率を示す遮光性ス
ペーサ、及び、それを用いた液晶パネルを提供する。 【解決手段】 液晶セル用スペーサとして用いられる着
色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定するこ
とを特徴とする液晶セル用スペーサの遮光性評価方法、
これを用いた遮光性スペーサ及び液晶パネル。
ができ、コントラストの不良や、画像の欠陥につながる
スペーサを予め見いだすことのできる液晶セル用スペー
サの遮光性評価方法を提供し、これに基づいて、少量の
着色剤により着色された低い光線透過率を示す遮光性ス
ペーサ、及び、それを用いた液晶パネルを提供する。 【解決手段】 液晶セル用スペーサとして用いられる着
色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定するこ
とを特徴とする液晶セル用スペーサの遮光性評価方法、
これを用いた遮光性スペーサ及び液晶パネル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子用ス
ペーサに用いられる着色微粒子の遮光性評価方法並びに
遮光性液晶表示素子用スペーサ及びそれを用いた液晶表
示装置に関する。
ペーサに用いられる着色微粒子の遮光性評価方法並びに
遮光性液晶表示素子用スペーサ及びそれを用いた液晶表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、パソコン、携帯型電子
機器等に広く使用されており、その性能向上のために、
画像の表示コントラストを更に高くすることが望まれて
いる。そのため、二枚の電極付き透明基板を電極が対向
するように配置し、両基板の間に液晶を封入した液晶表
示素子の、液晶に接する側の基板全面に、画像の表示コ
ントラストの低下を防止するための着色スペーサを散在
させたものが使用されている。
機器等に広く使用されており、その性能向上のために、
画像の表示コントラストを更に高くすることが望まれて
いる。そのため、二枚の電極付き透明基板を電極が対向
するように配置し、両基板の間に液晶を封入した液晶表
示素子の、液晶に接する側の基板全面に、画像の表示コ
ントラストの低下を防止するための着色スペーサを散在
させたものが使用されている。
【0003】このような高コントラストの液晶表示素子
に用いられる着色スペーサに関しては、有機着色微粒
子、無機着色微粒子等の多種類の着色微粒子が提案され
ている。
に用いられる着色スペーサに関しては、有機着色微粒
子、無機着色微粒子等の多種類の着色微粒子が提案され
ている。
【0004】しかしながら、これらの方法では、いずれ
も、着色微粒子としての性能を定量的に評価する手段が
欠けている等の工業的に解決しなければならない問題が
あった。特に、着色微粒子を液晶表示素子用の遮光性液
晶表示素子用スペーサとして使用する場合には、遮光性
を定量的に評価できることが望まれている。
も、着色微粒子としての性能を定量的に評価する手段が
欠けている等の工業的に解決しなければならない問題が
あった。特に、着色微粒子を液晶表示素子用の遮光性液
晶表示素子用スペーサとして使用する場合には、遮光性
を定量的に評価できることが望まれている。
【0005】そこで、特公平7−82172号公報に
は、JIS Z 8701で定められる色のXYZ系
で、色の明るさに相当するY値が10%以下であり、粒
子径が0.1〜10μmである表示装置用黒色スペーサ
粒子が開示されている。
は、JIS Z 8701で定められる色のXYZ系
で、色の明るさに相当するY値が10%以下であり、粒
子径が0.1〜10μmである表示装置用黒色スペーサ
粒子が開示されている。
【0006】しかしながら、この技術では、明るさを限
定する黒色スペーサ粒子は、白色系粒子を熱処理するこ
とにより黒色化した粒子に限定されている。また、この
技術では、黒色化度を表すパラメーターとしてJIS
Z 8701で定められているY値を用いているが、こ
のY値は、物体の明度又は暗度を表す尺度としては、光
線透過率等の尺度と比較してあまり一般的ではない。
定する黒色スペーサ粒子は、白色系粒子を熱処理するこ
とにより黒色化した粒子に限定されている。また、この
技術では、黒色化度を表すパラメーターとしてJIS
Z 8701で定められているY値を用いているが、こ
のY値は、物体の明度又は暗度を表す尺度としては、光
線透過率等の尺度と比較してあまり一般的ではない。
【0007】さらに、このY値は、円柱セル内に入れた
粒子群全体として評価しているので、仮に白や透明に近
いスペーサが存在しても、全体の粒子群として上記Y値
を満足していれば良しとされるので、部分的に着色され
ていない粒子が存在すると、実際に液晶表示素子として
使用された場合には、コントラストの不良や、画像の欠
陥につながる。
粒子群全体として評価しているので、仮に白や透明に近
いスペーサが存在しても、全体の粒子群として上記Y値
を満足していれば良しとされるので、部分的に着色され
ていない粒子が存在すると、実際に液晶表示素子として
使用された場合には、コントラストの不良や、画像の欠
陥につながる。
【0008】ところで、このような着色スペーサとして
は、有機着色微粒子、無機着色微粒子等の着色微粒子か
らなるものが提案されている。これら従来の着色微粒子
は、無機顔料や被覆していないカーボン等の着色剤によ
り着色された架橋高分子からなる。しかしながら、この
ような着色微粒子の1個、1個を詳細に調べると、中に
はほとんど着色されていない白抜け微粒子と称される微
粒子が存在していた。
は、有機着色微粒子、無機着色微粒子等の着色微粒子か
らなるものが提案されている。これら従来の着色微粒子
は、無機顔料や被覆していないカーボン等の着色剤によ
り着色された架橋高分子からなる。しかしながら、この
ような着色微粒子の1個、1個を詳細に調べると、中に
はほとんど着色されていない白抜け微粒子と称される微
粒子が存在していた。
【0009】このような白抜け微粒子の発生を防止する
ためには、着色剤を多量に用いなければならないが、着
色剤を多量に用いると、スペーサにとって重要な特性で
ある機械強度が低下するという問題があった。すなわ
ち、無機顔料や被覆していないカーボン等の着色剤は、
スペーサの基材である架橋高分子中に分散した状態で存
在するため、構造中に着色剤が大量に存在するスペーサ
は、上下方向に圧力がかかると、変形し、更には破壊さ
れてしまう。
ためには、着色剤を多量に用いなければならないが、着
色剤を多量に用いると、スペーサにとって重要な特性で
ある機械強度が低下するという問題があった。すなわ
ち、無機顔料や被覆していないカーボン等の着色剤は、
スペーサの基材である架橋高分子中に分散した状態で存
在するため、構造中に着色剤が大量に存在するスペーサ
は、上下方向に圧力がかかると、変形し、更には破壊さ
れてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、遮光性を定量的、かつ、容易に評価することがで
き、コントラストの不良や、画像の欠陥につながるスペ
ーサを予め見いだすことのできる液晶表示素子用スペー
サの遮光性評価方法を提供し、これに基づいて、少量の
着色剤により着色された低い光線透過率を示す遮光性液
晶表示素子用スペーサ、及び、それを用いた液晶表示装
置を提供することを目的とする。
み、遮光性を定量的、かつ、容易に評価することがで
き、コントラストの不良や、画像の欠陥につながるスペ
ーサを予め見いだすことのできる液晶表示素子用スペー
サの遮光性評価方法を提供し、これに基づいて、少量の
着色剤により着色された低い光線透過率を示す遮光性液
晶表示素子用スペーサ、及び、それを用いた液晶表示装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示素子用
スペーサの遮光性評価方法は、液晶表示素子用スペーサ
として用いられる着色微粒子の光線透過率を、個別の微
粒子毎に測定するものである。
スペーサの遮光性評価方法は、液晶表示素子用スペーサ
として用いられる着色微粒子の光線透過率を、個別の微
粒子毎に測定するものである。
【0012】本発明において上記着色微粒子を分散媒に
分散した分散液に可視光線を照射し、光線透過率を個別
の微粒子毎に測定し、その平均値とバラツキにより液晶
表示素子用スペーサの遮光性を評価することが好まし
い。
分散した分散液に可視光線を照射し、光線透過率を個別
の微粒子毎に測定し、その平均値とバラツキにより液晶
表示素子用スペーサの遮光性を評価することが好まし
い。
【0013】さらに、本発明においては着色微粒子を分
散媒に分散した分散液、及び、複数の可視光線透過率既
知のフィルターに可視光線を照射し、その際の透過光を
イメージセンサーにより検知して画像に変換処理し、可
視光線透過率既知のフィルターよりの透過光に基づい
て、着色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定
することが好ましい。本発明において使用される着色微
粒子は、有機着色微粒子であってもよいし、無機着色微
粒子であってもよい。
散媒に分散した分散液、及び、複数の可視光線透過率既
知のフィルターに可視光線を照射し、その際の透過光を
イメージセンサーにより検知して画像に変換処理し、可
視光線透過率既知のフィルターよりの透過光に基づい
て、着色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定
することが好ましい。本発明において使用される着色微
粒子は、有機着色微粒子であってもよいし、無機着色微
粒子であってもよい。
【0014】上記有機着色微粒子としては、重合体着色
微粒子が好ましく、例えば、着色剤の存在下で重合性単
量体を重合させてなるもの等が挙げられる。上記重合の
方法としては特に限定されないが、本発明においては、
上記重合性単量体に、着色剤を分散させることにより得
られる組成物を、重合開始剤の存在下に、水系媒体中で
懸濁重合させることが好ましい。
微粒子が好ましく、例えば、着色剤の存在下で重合性単
量体を重合させてなるもの等が挙げられる。上記重合の
方法としては特に限定されないが、本発明においては、
上記重合性単量体に、着色剤を分散させることにより得
られる組成物を、重合開始剤の存在下に、水系媒体中で
懸濁重合させることが好ましい。
【0015】上記重合性単量体としては特に限定され
ず、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−メト
キシスチレン、t−ブチルスチレン、クロルスチレン等
のスチレン系単量体;アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸系単量体;メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル等のメタクリル
酸系単量体;ブタジエン、イソプレン等のジエン系単量
体;エチレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ビニルピリジン、N−ビ
ニルピロリドン、N−ヒドロキシアクリルアミド、2−
ビニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−
オキサゾリン、酢酸ビニル、N−メチロールアクリルア
ミド、ジメチルアミノエチルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、アリルグリシジルエーテル、無水マレ
イン酸、モノメチルフマレート等が挙げられる。これら
の種類、組み合わせ等は特に限定されないが、得られる
重合体着色微粒子とバインダー又は展色材との相溶性が
高くなるように選択することが好ましい。上記懸濁重合
においては、上記重合性単量体とともに適宜の架橋性化
合物を使用してもよい。
ず、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−メト
キシスチレン、t−ブチルスチレン、クロルスチレン等
のスチレン系単量体;アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸系単量体;メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル等のメタクリル
酸系単量体;ブタジエン、イソプレン等のジエン系単量
体;エチレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ビニルピリジン、N−ビ
ニルピロリドン、N−ヒドロキシアクリルアミド、2−
ビニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−
オキサゾリン、酢酸ビニル、N−メチロールアクリルア
ミド、ジメチルアミノエチルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、アリルグリシジルエーテル、無水マレ
イン酸、モノメチルフマレート等が挙げられる。これら
の種類、組み合わせ等は特に限定されないが、得られる
重合体着色微粒子とバインダー又は展色材との相溶性が
高くなるように選択することが好ましい。上記懸濁重合
においては、上記重合性単量体とともに適宜の架橋性化
合物を使用してもよい。
【0016】上記着色剤としては特に限定されず、例え
ば、水又は有機溶剤に不溶又は難溶の無機及び有機の微
粉末状の顔料;染料等が挙げられる。上記顔料としては
特に限定されず、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、ガラス、タルク、カオリン、ベントナイト、二
酸化チタン、硫化亜鉛、亜鉛華、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、ベンガラ、酸化クロム、ニッケル、ク
ロム、炭酸バリウム、鉄、酸化銅、酸化すず;ファーネ
スブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラッ
ク、サーマルブラック、ランプブラック等のカーボンブ
ラック等の無機顔料等が挙げられる。
ば、水又は有機溶剤に不溶又は難溶の無機及び有機の微
粉末状の顔料;染料等が挙げられる。上記顔料としては
特に限定されず、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、ガラス、タルク、カオリン、ベントナイト、二
酸化チタン、硫化亜鉛、亜鉛華、酸化アンチモン、水酸
化アルミニウム、ベンガラ、酸化クロム、ニッケル、ク
ロム、炭酸バリウム、鉄、酸化銅、酸化すず;ファーネ
スブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラッ
ク、サーマルブラック、ランプブラック等のカーボンブ
ラック等の無機顔料等が挙げられる。
【0017】上記染料としては特に限定されず、例え
ば、ブリリアントカーミンBS、レーキカーミンFB、
ブリリアントファーストスカーレット、レーキレッド4
R、パーマネントレッドR、ファーストレッドFGR、
トルイジンマロン、ビスアゾイエロー、ファーストイエ
ローG、ビスアゾオレンジ、バルカンオレンジ、ピラゾ
ロンレッド等のアゾ系又は縮合アゾ系;フタロシアニン
ブルー、ファーストスカイブルー、フタロシアニングリ
ーン等のフタロシアニン系;イエローレーキ、ローズレ
ーキ、バイオレッドレーキ、ブルーレーキ、グリーンレ
ーキ等の染色レーキ系;オクサジン系;キノフタロン系
等が挙げられる。
ば、ブリリアントカーミンBS、レーキカーミンFB、
ブリリアントファーストスカーレット、レーキレッド4
R、パーマネントレッドR、ファーストレッドFGR、
トルイジンマロン、ビスアゾイエロー、ファーストイエ
ローG、ビスアゾオレンジ、バルカンオレンジ、ピラゾ
ロンレッド等のアゾ系又は縮合アゾ系;フタロシアニン
ブルー、ファーストスカイブルー、フタロシアニングリ
ーン等のフタロシアニン系;イエローレーキ、ローズレ
ーキ、バイオレッドレーキ、ブルーレーキ、グリーンレ
ーキ等の染色レーキ系;オクサジン系;キノフタロン系
等が挙げられる。
【0018】上記着色剤の添加量は、重合体着色微粒子
中の着色剤の含有濃度が、0.5〜30重量%となるよ
うに設定されることが好ましい。0.5重量%未満であ
ると、重合体着色微粒子が淡色となり、濃色ではなくな
るため、得られる重合体着色微粒子を遮光性液晶表示素
子用スペーサとして使用する場合、液晶表示素子の画像
濃度のコントラストを向上させる目的が達成しにくくな
る。また、30重量%を超えると、着色微粒子の機械的
強度が低下し、僅かな荷重がかかるだけで重合体着色微
粒子が圧壊することになり、遮光性液晶表示素子用スペ
ーサとしての実用性に問題が生じることがある。より好
ましくは、1〜20重量%である。
中の着色剤の含有濃度が、0.5〜30重量%となるよ
うに設定されることが好ましい。0.5重量%未満であ
ると、重合体着色微粒子が淡色となり、濃色ではなくな
るため、得られる重合体着色微粒子を遮光性液晶表示素
子用スペーサとして使用する場合、液晶表示素子の画像
濃度のコントラストを向上させる目的が達成しにくくな
る。また、30重量%を超えると、着色微粒子の機械的
強度が低下し、僅かな荷重がかかるだけで重合体着色微
粒子が圧壊することになり、遮光性液晶表示素子用スペ
ーサとしての実用性に問題が生じることがある。より好
ましくは、1〜20重量%である。
【0019】上記重合性単量体に、上記着色剤を均一に
分散させるには、例えば、ボールミル、ビーズミル、サ
ンドミル、アトライター、サンドグラインダー、ナノマ
イザー等を使用することができる。上記重合性単量体
に、上記着色剤を分散させることにより得られる組成物
には、所望により、上記着色剤の分散性を向上させるた
めに、分散剤を添加してもよい。
分散させるには、例えば、ボールミル、ビーズミル、サ
ンドミル、アトライター、サンドグラインダー、ナノマ
イザー等を使用することができる。上記重合性単量体
に、上記着色剤を分散させることにより得られる組成物
には、所望により、上記着色剤の分散性を向上させるた
めに、分散剤を添加してもよい。
【0020】次に、上記組成物を、重合開始剤の存在
下、水系媒体中で懸濁重合させ、重合体着色微粒子を得
る。上記重合開始剤としては、通常の懸濁重合で使用さ
れるもの、即ち、水系媒体に不溶で、上記重合性単量体
に可溶なものが使用される。
下、水系媒体中で懸濁重合させ、重合体着色微粒子を得
る。上記重合開始剤としては、通常の懸濁重合で使用さ
れるもの、即ち、水系媒体に不溶で、上記重合性単量体
に可溶なものが使用される。
【0021】次に、上記組成物を、上記重合開始剤、及
び、必要に応じて、上記分散剤を添加した上記水系媒体
中において、微粒子状に懸濁し、粒径が所定の範囲にな
るように攪拌する。ついで、20〜100℃に加温し
て、重合を開始する。重合終了後、濾過、遠心分離等の
任意の分離手段を用いて、目的とする重合体着色微粒子
を得ることができる。上記組成物を微粒子状に懸濁させ
るには、例えば、ホモジナイザー等を使用することがで
きる。
び、必要に応じて、上記分散剤を添加した上記水系媒体
中において、微粒子状に懸濁し、粒径が所定の範囲にな
るように攪拌する。ついで、20〜100℃に加温し
て、重合を開始する。重合終了後、濾過、遠心分離等の
任意の分離手段を用いて、目的とする重合体着色微粒子
を得ることができる。上記組成物を微粒子状に懸濁させ
るには、例えば、ホモジナイザー等を使用することがで
きる。
【0022】本発明において、上記重合体着色微粒子
は、予め調製された高分子重合体微粒子を着色する方法
によっても得ることができる。上記予め調製された高分
子重合体微粒子を着色する方法としては特に限定され
ず、例えば、以下の方法等が挙げられる。
は、予め調製された高分子重合体微粒子を着色する方法
によっても得ることができる。上記予め調製された高分
子重合体微粒子を着色する方法としては特に限定され
ず、例えば、以下の方法等が挙げられる。
【0023】(a)重合体微粒子を酸で処理し、ついで
これを着色する方法(特開平1−144429号公
報); (b)エチレン性不飽和スルフォン酸又はその塩を重合
して得られる水溶性重合体微粒子を、塩基性染料を用い
て染色する方法(特公平4−27242号公報); (c)アミノ樹脂の重合体微粒子を、溶剤の存在下に高
温で酸性染料で着色する方法(特開平3−351639
号公報);
これを着色する方法(特開平1−144429号公
報); (b)エチレン性不飽和スルフォン酸又はその塩を重合
して得られる水溶性重合体微粒子を、塩基性染料を用い
て染色する方法(特公平4−27242号公報); (c)アミノ樹脂の重合体微粒子を、溶剤の存在下に高
温で酸性染料で着色する方法(特開平3−351639
号公報);
【0024】本発明においては、上記着色微粒子として
無機着色微粒子を使用することができる。上記無機着色
微粒子の製造方法としては特に限定されず、例えば、以
下の方法等が挙げられる。 (1)アルコキシシランとエチレン性不飽和基を有する
珪素化合物とを共に加水分解させてシリカ微粒子を得
て、ついで、該シリカ微粒子を酸で処理し、その後、該
シリカ微粒子を染色する着色シリカ微粒子の製造方法; (2)アルコキシシランとエポキシ基を有する珪素化合
物とを共に加水分解させてシリカ微粒子を得て、その
後、該シリカ微粒子を染色する着色シリカ微粒子の製造
方法等。
無機着色微粒子を使用することができる。上記無機着色
微粒子の製造方法としては特に限定されず、例えば、以
下の方法等が挙げられる。 (1)アルコキシシランとエチレン性不飽和基を有する
珪素化合物とを共に加水分解させてシリカ微粒子を得
て、ついで、該シリカ微粒子を酸で処理し、その後、該
シリカ微粒子を染色する着色シリカ微粒子の製造方法; (2)アルコキシシランとエポキシ基を有する珪素化合
物とを共に加水分解させてシリカ微粒子を得て、その
後、該シリカ微粒子を染色する着色シリカ微粒子の製造
方法等。
【0025】本発明においては、上記着色微粒子の平均
粒径が0.1〜5000μmであることが好ましい。
0.1μm未満であると、凝集しやすく実用性を欠き、
5000μmを超えると、使用されることはまれであ
る。より好ましくは、0.5〜1000μm、更に好ま
しくは、1〜100μm、最も好ましくは、2〜20μ
mである。
粒径が0.1〜5000μmであることが好ましい。
0.1μm未満であると、凝集しやすく実用性を欠き、
5000μmを超えると、使用されることはまれであ
る。より好ましくは、0.5〜1000μm、更に好ま
しくは、1〜100μm、最も好ましくは、2〜20μ
mである。
【0026】本発明においては、上記着色微粒子の粒径
の変動係数が50%以下であることが好ましい。50%
を超えると、粒径分布が広くなりすぎ、液晶表示素子用
スペーサとしての性能が低下することがある。より好ま
しくは、20%以下、更に好ましくは、10%以下、最
も好ましくは、5%以下である。
の変動係数が50%以下であることが好ましい。50%
を超えると、粒径分布が広くなりすぎ、液晶表示素子用
スペーサとしての性能が低下することがある。より好ま
しくは、20%以下、更に好ましくは、10%以下、最
も好ましくは、5%以下である。
【0027】上記着色微粒子は、液晶表示素子用スペー
サ、特に遮光性液晶表示素子用スペーサとして好適に用
いることができる。
サ、特に遮光性液晶表示素子用スペーサとして好適に用
いることができる。
【0028】本発明において使用される分散媒体として
は、着色微粒子を溶解せず、略均一に分散させるもので
あれば特に限定されず、例えば、イソプロピルアルコー
ル、水及びこれらの混合物等が挙げられる。
は、着色微粒子を溶解せず、略均一に分散させるもので
あれば特に限定されず、例えば、イソプロピルアルコー
ル、水及びこれらの混合物等が挙げられる。
【0029】本発明において使用される可視光線透過率
既知のフィルターとしては、分光特性が定められた標準
試料として、可視光線(波長400〜800nm)全体
に渡り光線透過率が略一定のものであれば特に限定され
ず、例えば(東芝硝子社製、商品名「東芝色ガラスフィ
ルター」)等が挙げられる。
既知のフィルターとしては、分光特性が定められた標準
試料として、可視光線(波長400〜800nm)全体
に渡り光線透過率が略一定のものであれば特に限定され
ず、例えば(東芝硝子社製、商品名「東芝色ガラスフィ
ルター」)等が挙げられる。
【0030】本発明において平均値とは、標本平均をさ
す。
す。
【0031】本発明において「バラツキ」とは、通常、
標本標準偏差が使用されるが、代用値として、標本分散
や標本範囲(Ra)等を使用してもよい。
標本標準偏差が使用されるが、代用値として、標本分散
や標本範囲(Ra)等を使用してもよい。
【0032】本発明において使用されるイメージセンサ
ーとは、CCDに代表されるような影像検知デバイスで
あって、例えば、CCD、BBD等が挙げられる。
ーとは、CCDに代表されるような影像検知デバイスで
あって、例えば、CCD、BBD等が挙げられる。
【0033】本発明の液晶表示素子用スペーサの遮光性
評価方法は、液晶表示素子用スペーサとして用いられる
着色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定する
ものであり、上記光線透過率は、物体の明度又は暗度を
表す尺度として一般に使用されている。このため、光線
透過率の数値を見るだけで、物体の明度又は暗度をただ
ちに理解することができる。
評価方法は、液晶表示素子用スペーサとして用いられる
着色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定する
ものであり、上記光線透過率は、物体の明度又は暗度を
表す尺度として一般に使用されている。このため、光線
透過率の数値を見るだけで、物体の明度又は暗度をただ
ちに理解することができる。
【0034】さらに、上記着色微粒子の明るさ又は暗
さ、即ち、遮光性は、上記個別の微粒子毎の光線透過率
から評価しているので、従来技術で着色微粒子の明度又
は暗度を表していたJIS Z 8701で定められて
いるY値を求める場合と比較して、着色微粒子自体の遮
光性能をより容易に評価することができ、かつ、定量的
に評価することができる。
さ、即ち、遮光性は、上記個別の微粒子毎の光線透過率
から評価しているので、従来技術で着色微粒子の明度又
は暗度を表していたJIS Z 8701で定められて
いるY値を求める場合と比較して、着色微粒子自体の遮
光性能をより容易に評価することができ、かつ、定量的
に評価することができる。
【0035】本発明2は、本発明の液晶表示素子用スペ
ーサの遮光性評価方法を用いて光線透過率を測定した場
合に、当該光線透過率が、5〜40%である遮光性液晶
表示素子用スペーサである。また、当該光線透過率の変
動係数は、20%以下であることが好ましい。
ーサの遮光性評価方法を用いて光線透過率を測定した場
合に、当該光線透過率が、5〜40%である遮光性液晶
表示素子用スペーサである。また、当該光線透過率の変
動係数は、20%以下であることが好ましい。
【0036】遮光性液晶表示素子用スペーサにおいて
は、充分な機械的強度と遮光度とを得るための適正な光
線透過率は5〜40%である。5%未満であると着色剤
を大量に加える必要が生じて充分な圧縮強度を得ること
ができず、光線透過率が40%を超えると、遮光性が充
分ではなく液晶表示装置として充分なコントラストを確
保することができない。本発明2の遮光性液晶表示素子
用スペーサを用いてなる液晶表示装置もまた、本発明の
一つである。
は、充分な機械的強度と遮光度とを得るための適正な光
線透過率は5〜40%である。5%未満であると着色剤
を大量に加える必要が生じて充分な圧縮強度を得ること
ができず、光線透過率が40%を超えると、遮光性が充
分ではなく液晶表示装置として充分なコントラストを確
保することができない。本発明2の遮光性液晶表示素子
用スペーサを用いてなる液晶表示装置もまた、本発明の
一つである。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をその手順の
例をもってさらに詳しく説明する。
例をもってさらに詳しく説明する。
【0038】画像解析ソフト(画像中の特徴的な幾何
学パターンの抽出をし、寸法、形状、輝度、及びこれら
を組み合わせたパラメーターの測定を行う)を具備した
パーソナルコンピューターに、CCDカメラを具備した
顕微鏡(倍率10〜400倍)を接続した。
学パターンの抽出をし、寸法、形状、輝度、及びこれら
を組み合わせたパラメーターの測定を行う)を具備した
パーソナルコンピューターに、CCDカメラを具備した
顕微鏡(倍率10〜400倍)を接続した。
【0039】上記解析ソフトが表示する画像は、n×m
の格子状に並んだ画素により表現された。この場合にお
いてn、mの値は小さすぎると得られる画像の解像度が
悪くなるので300以上が好ましい。この画素の持つ輝
度値をそれぞれ、n、mの関数として、例えば256階
調で表現した(例えば0階調を黒、255階調を白と表
現した)。
の格子状に並んだ画素により表現された。この場合にお
いてn、mの値は小さすぎると得られる画像の解像度が
悪くなるので300以上が好ましい。この画素の持つ輝
度値をそれぞれ、n、mの関数として、例えば256階
調で表現した(例えば0階調を黒、255階調を白と表
現した)。
【0040】標準試料である可視光線透過率既知のフ
ィルターを数枚用意し、その内の一枚をプレパラート上
に載置し、顕微鏡を介してCCDカメラにより検知して
画像に変換処理し、上記画像解析ソフトを具備したパー
ソナルコンピューターに画像を転送した。
ィルターを数枚用意し、その内の一枚をプレパラート上
に載置し、顕微鏡を介してCCDカメラにより検知して
画像に変換処理し、上記画像解析ソフトを具備したパー
ソナルコンピューターに画像を転送した。
【0041】以上の操作を各フィルターについて行
い、検量線を作成した。この検量線は、使用するCCD
カメラ、解析ソフトにより異なるが、線型近似、2次近
似、高次近似、指数近似、対数近似、内挿法、外挿法な
どを適宜使用して得られる。
い、検量線を作成した。この検量線は、使用するCCD
カメラ、解析ソフトにより異なるが、線型近似、2次近
似、高次近似、指数近似、対数近似、内挿法、外挿法な
どを適宜使用して得られる。
【0042】次に、測定対象の液晶表示素子用スペー
サを分散媒に分散し、プレパラート上に滴下した。この
際、分散媒が蒸発しないように、カバー硝子を分散液上
に載置した。
サを分散媒に分散し、プレパラート上に滴下した。この
際、分散媒が蒸発しないように、カバー硝子を分散液上
に載置した。
【0043】この試料に可視光線を照射し、顕微鏡を
介してCCDカメラにより検知して画像に変換処理し、
上記画像解析ソフトを具備したパーソナルコンピュータ
ーに画像を転送した。この画像から、スペーサの微粒子
が独立して(重ならずに)表示されている画面を選定し
た。
介してCCDカメラにより検知して画像に変換処理し、
上記画像解析ソフトを具備したパーソナルコンピュータ
ーに画像を転送した。この画像から、スペーサの微粒子
が独立して(重ならずに)表示されている画面を選定し
た。
【0044】上記画面にスペーサが独立してf個存在
するとき、それらの画像の平均輝度値C1 〜Cf を算出
し、その値からスペーサ全部の標本平均値及び標準偏差
を求めた。
するとき、それらの画像の平均輝度値C1 〜Cf を算出
し、その値からスペーサ全部の標本平均値及び標準偏差
を求めた。
【0045】上記輝度値の標本平均値及び標準偏差か
ら、で作成した検量線でもってスペーサの可視光線透
過率に換算した。
ら、で作成した検量線でもってスペーサの可視光線透
過率に換算した。
【0046】
【実施例】以下に、本発明を実施例もってさらに詳しく
説明する。
説明する。
【0047】プレパラート上に可視光線透過率13%の
フィルター(東芝硝子社製;商品名「東芝色ガラスフィ
ルターND−13」)を載置して可視光線を照射し、透
過光を、CCDカメラ(オリンパス社製;型式「CS5
20MD」)を具備した顕微鏡(オリンパス社製;型式
「BX−60」)により検知して画像に変換処理し、上
記画像解析ソフト(王子計測機器社;商品名「ドットア
ナライザーDA−5000S」)を具備したパーソナル
コンピューター(Dell社製;型式「GXMT520
0」)に画像を転送した。
フィルター(東芝硝子社製;商品名「東芝色ガラスフィ
ルターND−13」)を載置して可視光線を照射し、透
過光を、CCDカメラ(オリンパス社製;型式「CS5
20MD」)を具備した顕微鏡(オリンパス社製;型式
「BX−60」)により検知して画像に変換処理し、上
記画像解析ソフト(王子計測機器社;商品名「ドットア
ナライザーDA−5000S」)を具備したパーソナル
コンピューター(Dell社製;型式「GXMT520
0」)に画像を転送した。
【0048】転送された画像は、512×475の格子
状に並んだ画素により表現され、この画素の持つ輝度値
は、平均108階調であった。同様にして可視光線透過
率25%のフィルター(東芝硝子社製;商品名「東芝色
ガラスフィルターND−25」)について測定したとこ
ろ、輝度値は、平均167階調であった。
状に並んだ画素により表現され、この画素の持つ輝度値
は、平均108階調であった。同様にして可視光線透過
率25%のフィルター(東芝硝子社製;商品名「東芝色
ガラスフィルターND−25」)について測定したとこ
ろ、輝度値は、平均167階調であった。
【0049】次に、液晶表示素子用スペーサ(積水フア
インケミカル社製、品番「BBS−6062−P」)1
gを、イソプロピルアルコール15ccと水15ccか
らなる分散媒に分散し、この分散液をプレパラート上に
滴下し、カバー硝子を分散液上に載置した。
インケミカル社製、品番「BBS−6062−P」)1
gを、イソプロピルアルコール15ccと水15ccか
らなる分散媒に分散し、この分散液をプレパラート上に
滴下し、カバー硝子を分散液上に載置した。
【0050】上記試料を可視光線透過率既知のフィルタ
ーで測定したと同様に、顕微鏡の倍率を200に設定
し、パーソナルコンピューターに転送された画像から、
スペーサの微粒子が重ならずに表示されている画面を選
定したところ、20個のスペーサの微粒子の画像が確認
された。得られた画像から、各スペーサの微粒子毎の階
調の平均値を求めたところ、最大165.1階調、最小
154.0階調であり、20個のスペーサの標本平均値
を求めたところ、159.4階調、標準偏差3.9階調
であった。
ーで測定したと同様に、顕微鏡の倍率を200に設定
し、パーソナルコンピューターに転送された画像から、
スペーサの微粒子が重ならずに表示されている画面を選
定したところ、20個のスペーサの微粒子の画像が確認
された。得られた画像から、各スペーサの微粒子毎の階
調の平均値を求めたところ、最大165.1階調、最小
154.0階調であり、20個のスペーサの標本平均値
を求めたところ、159.4階調、標準偏差3.9階調
であった。
【0051】上記輝度値の標本平均値及び標本標準偏差
から、可視光線透過率13%及び25%のフィルターで
測定した結果に基づいて内挿法により可視光線透過率に
換算したところ、標本平均値23.5%、標本標準偏差
0.8%であった。
から、可視光線透過率13%及び25%のフィルターで
測定した結果に基づいて内挿法により可視光線透過率に
換算したところ、標本平均値23.5%、標本標準偏差
0.8%であった。
【0052】実施例1 ジビニルベンゼン47重量部と、テトラメチロールメタ
ンテトラアクリレート48重量部とを混合し、更に被覆
カーボン5重量部を重合開始剤として、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル4重量部を加えて、サンドミル
にて30分間分散した。このようにして調製した着色液
100gを、1Lの丸底セパラブルフラスコにて、攪拌
下2%ポリビニルアルコール水溶液400gにて滴下し
た。更に攪拌を行い、中心の粒径が6μmになったとこ
ろで窒素を還流しながら昇温し、85℃にて5時間反応
して着色微粒子を得た。得られた微粒子を分級し、平均
粒径6.00μmであって変動係数3%の着色スペーサ
10gを得た。得られたスペーサの光線透過率と圧縮破
壊強度とを測定した。結果を表1に示した。
ンテトラアクリレート48重量部とを混合し、更に被覆
カーボン5重量部を重合開始剤として、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル4重量部を加えて、サンドミル
にて30分間分散した。このようにして調製した着色液
100gを、1Lの丸底セパラブルフラスコにて、攪拌
下2%ポリビニルアルコール水溶液400gにて滴下し
た。更に攪拌を行い、中心の粒径が6μmになったとこ
ろで窒素を還流しながら昇温し、85℃にて5時間反応
して着色微粒子を得た。得られた微粒子を分級し、平均
粒径6.00μmであって変動係数3%の着色スペーサ
10gを得た。得られたスペーサの光線透過率と圧縮破
壊強度とを測定した。結果を表1に示した。
【0053】圧縮破壊強度の測定方法 温度が20±1℃に調整された部屋に置かれた粉体圧縮
試験機(PCT−200、島津製作所社製)を用いて、
加重20gfにて速度0.27gf/SECで粉体の破
壊強度を測定し、これを圧縮破壊強度とした。
試験機(PCT−200、島津製作所社製)を用いて、
加重20gfにて速度0.27gf/SECで粉体の破
壊強度を測定し、これを圧縮破壊強度とした。
【0054】比較例1 被覆カーボン5重量部を加える代わりに、カーボン5重
量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微粒
子を得、同様に試験した。 実施例2 被覆カーボン5重量部を加える代わりに、カーボン15
重量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微
粒子を得、同様に試験した。 実施例3 被覆カーボン5重量部を加える代わりに、カーボン15
重量部、アントラキノンレッド2重量部、フタロシアニ
ンブルー2重量部、及び、フタロシアニングリーン2重
量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微粒
子を得、同様に試験した。
量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微粒
子を得、同様に試験した。 実施例2 被覆カーボン5重量部を加える代わりに、カーボン15
重量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微
粒子を得、同様に試験した。 実施例3 被覆カーボン5重量部を加える代わりに、カーボン15
重量部、アントラキノンレッド2重量部、フタロシアニ
ンブルー2重量部、及び、フタロシアニングリーン2重
量部を加えたこと以外は実施例1と同様にして着色微粒
子を得、同様に試験した。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子用スペーサの遮光
性評価方法は、上述の如き構成とされているから、スペ
ーサの遮光性を定量的、かつ、容易に評価することがで
きるので、上記スペーサを使用した液晶表示素子におけ
るコントラストの不良や、画像の欠陥につながるスペー
サを予め見いだすことができる。また、本発明の遮光性
液晶表示素子用スペーサは、充分の圧縮破壊強度を有し
ているので、良好なスペーサとして用いることができ、
これを用いた液晶表示装置は、機械的精度が良好であ
る。
性評価方法は、上述の如き構成とされているから、スペ
ーサの遮光性を定量的、かつ、容易に評価することがで
きるので、上記スペーサを使用した液晶表示素子におけ
るコントラストの不良や、画像の欠陥につながるスペー
サを予め見いだすことができる。また、本発明の遮光性
液晶表示素子用スペーサは、充分の圧縮破壊強度を有し
ているので、良好なスペーサとして用いることができ、
これを用いた液晶表示装置は、機械的精度が良好であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 液晶表示素子用スペーサとして用いられ
る着色微粒子の光線透過率を、個別の微粒子毎に測定す
ることを特徴とする液晶表示素子用スペーサの遮光性評
価方法。 - 【請求項2】 着色微粒子を分散媒に分散した分散液に
可視光線を照射し、光線透過率を個別の微粒子毎に測定
し、その平均値とバラツキにより液晶表示素子用スペー
サの遮光性を評価することを特徴とする請求項1記載の
液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法。 - 【請求項3】 着色微粒子を分散媒に分散した分散液、
及び、複数の可視光線透過率既知のフィルターに可視光
線を照射し、その際の透過光をイメージセンサーにより
検知して画像に変換処理し、可視光線透過率既知のフィ
ルターよりの透過光に基づいて、着色微粒子の光線透過
率を、個別の微粒子毎に測定することを特徴とする請求
項1又は2記載の液晶表示素子用スペーサの遮光性評価
方法。 - 【請求項4】 被覆カーボンにより着色された着色微粒
子からなる遮光性液晶表示素子用スペーサであって、光
線透過率が、5〜40%であることを特徴とする遮光性
液晶表示素子用スペーサ。 - 【請求項5】 光線透過率が、請求項1、2又は3記載
の液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法により測定
されて得られる値であることを特徴とする請求項4記載
の液晶表示素子用スペーサ。 - 【請求項6】 光線透過率の変動係数は、20%以下で
あることを特徴とする請求項4又は5記載の遮光性液晶
表示素子用スペーサ。 - 【請求項7】 請求項4、5又は6記載の遮光性液晶表
示素子用スペーサを用いてなることを特徴とする液晶表
示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8662198A JPH11194351A (ja) | 1997-10-30 | 1998-03-31 | 液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法、遮光性液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29856597 | 1997-10-30 | ||
| JP9-298565 | 1997-10-30 | ||
| JP8662198A JPH11194351A (ja) | 1997-10-30 | 1998-03-31 | 液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法、遮光性液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11194351A true JPH11194351A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=26427732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8662198A Pending JPH11194351A (ja) | 1997-10-30 | 1998-03-31 | 液晶表示素子用スペーサの遮光性評価方法、遮光性液晶表示素子用スペーサ及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11194351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006235398A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Kyocera Corp | 液晶表示装置および表示体 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8662198A patent/JPH11194351A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006235398A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Kyocera Corp | 液晶表示装置および表示体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050223 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060817 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061213 |