JPH11195991A - アナログ信号のデータ圧縮・復元方法及びその装置 - Google Patents

アナログ信号のデータ圧縮・復元方法及びその装置

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JPH11195991A
JPH11195991A JP39398A JP39398A JPH11195991A JP H11195991 A JPH11195991 A JP H11195991A JP 39398 A JP39398 A JP 39398A JP 39398 A JP39398 A JP 39398A JP H11195991 A JPH11195991 A JP H11195991A
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JP39398A
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Inventor
Kazuo Kawai
一夫 川井
Hideji Nakamura
秀司 中村
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 着目標本値とその直前の標本値から次の標本
値を予測し、この予測値と実際の標本値との誤差を算出
することにより、アナログ信号のデータ圧縮・復元を効
果的に行う。 【解決手段】 得られたアナログデータをサンプリング
タイムを変数としたべき級数展開式で表し、これを用い
て次に取るであろう標本値の予測値を算出する。この予
測値と実際に得られた標本値の誤差は非常に小さいの
で、データを極めて効果的に圧縮できる。また、このサ
ンプリングタイムを変数とした2次のべき級数展開式を
用いて標本値の予測値を算出する。さらに、第1番目の
標本値を0とした相対値を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】各種アナログデータを伝送し
たり、記録したりする場合に有用なデータの圧縮技術お
よびこの圧縮データの復元技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電圧、電流や電力、あるいは温度、湿度
等のデータや各種気象データ等のアナログデータのテレ
メータや、温度、圧力、流量、回転数、位置等のアナロ
グ値にたいするテレコントロール等のアナログデータの
伝送、またはこれらのデータを記録したり、記録データ
を元のアナログ値に復元する場合、一般に、元のアナロ
グ値を標本化し、これをディジタル符号に変換して、こ
のデータを通常のデータ伝送方式によって伝送したり、
記録したりする。このような場合、通常、伝送媒体や記
録媒体で生じる符号誤りを訂正するため、誤り制御を行
っているが、この誤り制御を行うためには、データ符号
に誤り制御用の冗長符号が追加されるから、これによる
伝送能率や記録能率の低下は免れ得ない。さらに、1つ
のシステムだけで多数チャンネルのデータを扱おうとす
ると、データの信号速度をそれだけ高速にせざるを得
ず、高速にすればするほど符号誤りが増加する。これを
防ぐためには、扱うデータ量を少なくして信号速度を制
限するとか、信号電力を増加させる等の補償措置が必要
となるが、信号電力の増加は、一般に困難なことが多
い。
【0003】したがって、一般的には、アナログデータ
特有の、互いに隣接する標本値間には大きな冗長度が存
在するから、この冗長度を除くことによってデータを圧
縮することが考えられる。このための方法としては、ま
ず、直前標本値にたいする差分を求めることによって、
データを表現するための平均レベルを下げてデータ圧縮
し、再生時にはこの差分値を累積していくことによって
元のデータ値を復元するという方法がある。
【0004】この方法でもかなりの圧縮効果が得られる
が、この方式よりもさらに圧縮効果が得られる方法とし
て次のような方法がある。それは着目標本値とその直前
の標本値の2つの標本値を利用して、この2つの標本値
を直線で結んだ延長線からつぎの標本がとるであろう値
を予測し、この予測値と実際の標本値との誤差を算出す
ることによってデータを圧縮するということを次々の標
本値にたいして行う方法であって、前者の直前標本値と
の差分を利用する場合よりも一層の圧縮効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の、着目標本値と
その直前の標本値の2つの標本値を用いる方法で効果的
な圧縮が得られるのは、そのつぎの標本値が前2標本値
をむすぶ直線の延長線上にある場合であることは明らか
である。しかし実際のデータでは、このような延長線上
にあることは少なく、一般的には曲がりがあり、2次関
数的なものや指数関数的なものが多いため、未だ圧縮効
果が充分であるとは言い難かった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、アナログ信号のデータ圧縮・復元をより効果的に
行う方法およびその装置を見出すことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1の発明
に係るアナログ信号の圧縮・復元方法は、連続的に変化
するアナログ信号を所定のタイミングでサンプリングし
て標本化し、これを圧縮した後に復元する方法であっ
て、圧縮側においては、サンプリングタイミングを変数
としたべき級数展開式を用いて、連続する複数個の標本
値に基づき次に取るであろう標本値の予測値を算出し、
その予測値と実際に得られた標本値との誤差を算出し、
復元側においては、サンプリングタイミングを変数とし
たべき級数展開式を用いて、順次算出された複数個の標
本値に基づき次に取るであろう標本値の予測値を算出す
ると共に、その予測値と誤差とから、もとの標本値を復
元するところに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明に係るアナログ信号の圧縮
・復元方法は、連続的に変化するアナログ信号を所定の
タイミングでサンプリングして標本化し、これを圧縮し
た後に復元する方法であって、圧縮側においては、サン
プリングタイミングを変数とした2次のべき級数展開式
を用いて、連続する2個の標本値sn-2、sn-1に基づき
次に取るであろう標本値snの予測値pnを次の式(1)
によって算出し、その予測値pnと実際に得られた標本
値snとの誤差xnを次の式(2)によって算出し、復元
側においては、サンプリングタイミングを変数とした2
次のべき級数展開式を用いて、順次算出された2個の標
本値sn-2、sn-1に基づき次に取るであろう標本値sn
の予測値pnを式(1)によって算出すると共に、その
予測値p nと予測誤差xnとから、もとの標本値snを復
元するところに特徴を有する。
【0009】 pn=3(sn-1−sn-2) …(1)
【0010】 xn=sn−3(sn-1−sn-2) …(2)
【0011】 sn=xn+3(sn-1−sn-2) …(3)
【0012】請求項3の発明に係るアナログ信号のデー
タ圧縮・復元方法は、請求項1または請求項2におい
て、標本値は第1番目のものを0とした相対値として得
るようにしたところに特徴を有する。以下、本発明をよ
り具体的に説明する。
【0013】多くの曲線yは、周知のように、次に示す
ようなべき級数で表現できる。
【0014】 y=a0+a1x+a22+…ann+…
【0015】上の式におけるa0,a1,a2,……,
n,……等の記号は、その曲線yを特定する各次数ご
との係数である。そしてほとんどの場合、これら係数は
高次になるほどその値は小さくなる。
【0016】本発明において元となるアナログデータも
連続的な曲線で表される。そこでここではまず、得られ
た信号をサンプリングタイムを変数とした2次までのべ
き級数に展開する方法について具体的に説明する(請求
項2の発明)。
【0017】2次までのべき級数に展開する場合は、相
続く3つの標本値データを使用する。この場合、図1に
示すように、t0からt1,t2,……の標本化タイミン
グにおいて、標本値データを、s0=0とした相対値デ
ータs0,s1,s2,……に変換することが望ましい
(請求項3の発明)。時刻はt0を基準とした相対的時
刻で考え、後述の説明で示すように演算はこの相対値に
たいして行う。すなわち、図1に示すように、この時点
での演算はs0を座標の原点とした時の値にたいして行
われる。そしてs2までのデータはすでに送信ずみであ
るとし、s0,s1,s2,の3つの相対値データを用い
てs3,に対する予測誤差を求める。以下、その手順に
ついて、データ伝送に使用する場合を例として説明す
る。
【0018】時間のスケールはt0を0,t1を1、t2
を2……というように整数で表されるとし、s0,s1
2は1次式と2次式の和で表され、3次以上の成分は
無い。aを1次式の係数、bを2次式の係数とすると、
1,s2,はそれぞれ次のように表される。
【0019】s1=11a+12b=a+b
【0020】s2=21a+22b=2a+4b
【0021】そこで、これを連立方程式として係数a、
bを求めると次のようになる。
【0022】a=2s1−(s2/2)
【0023】b=(s2/2)−s1
【0024】この2つの係数が得られれば、これを用い
て、つぎの標本化時刻t3において相対値データs3がと
るであろう予測値p3を求めることができ、次式のよう
になる。
【0025】 p3=31a+32b=3a+9b=3(s2−s1) したがって、実際の相対値データs3にたいする予測誤
差x3は次式のように求めることができ、この予測誤差
3が受信側へ伝送される。
【0026】x3=s3−p3=s3−3(s2−s1
【0027】受信側では、伝送されてきた予測誤差x3
とすでに復元されている相対値データs1,s2を用い
て、次に示す演算を行えばs3が復元される。
【0028】s3=x3+p3=x3+3(s2−s1) 実際には、後述するように、標本値データが復元されて
おり、この標本値データを用いて相対値データs1,s2
を作成しているので、s0の元の標本値データと予測値
のp3および伝送されてきた誤差x3の3者を加算するこ
とによって、s 3の元の標本値データが復元される。し
たがって、送信側での演算の主体はx3=s3−p3であ
り、受信側での演算の主体はs3=x3+p3である。
【0029】以上説明したように、s3の予測誤差を演
算する場合はs0を原点としたが、同様にして、s4の予
測誤差を演算する場合はs1を原点とすればよく、次々
の標本値にたいする予測値の演算は、次々と原点を1サ
ンプリングタイムずつずらせながら行われていく。
【0030】このように、請求項1の発明によれば、圧
縮側において、サンプリングタイムを変数としたべき級
数展開式を用いて次に取るであろう標本値の予測値を算
出し、この予測値と実際に得られた標本値との誤差を算
出しているから、2つの標本値の延長線上に予測値を取
って誤差を算出する方法に比べて予測精度が高くなって
誤差は減少するため、データ量が格段に小さくとなると
いう効果を奏する。従ってこれらデータを伝送或いは記
録する場合も、データ量が少ないため、多数のデータを
迅速に取り扱うことが可能となる。
【0031】請求項2の発明によれば、圧縮側におい
て、サンプリングタイムを変数とした2次のべき級数展
開式を用いて次に取るであろう標本値の予測値を算出し
ているから、上記請求項1の効果に加え、算出法及びそ
の演算回路構成を簡単にすることができるという効果を
奏する。
【0032】さらに請求項3の発明によれば、第1番目
の標本値を0とした相対値で予測誤差が算出されるの
で、そのままの標本値を使用するよりも圧縮装置或いは
復元装置内でのデータ取り扱い量が減少し、より迅速な
計算を行うことができるという効果を奏する。
【0033】なお、3次のべき級数展開式を用いる方法
については次の通りである。この場合には、s0,s1
2,s3の4つの相続くデータを使用してs4に対する
予測誤差を求める。前の場合と同様に、この場合には4
次以上の成分は無いとし、1次、2次、3次の係数をそ
れぞれa,b,cとすると、s1,s2,s3はそれぞれ
次に示すの3元連立方程式で表される。
【0034】s1=11a+12b+13c=a+b+c
【0035】 s2=21a+22b+23c=2a+4b+8c
【0036】 s3=31a+32b+33c=3a+9b+27c
【0037】この連立方程式を解いてa,b,cを求め
ると次のようになる。
【0038】 a=3s1−(3/2)s2+(1/3)s3
【0039】 b=−(5/2)s1+2s2−(1/2)s3
【0040】 c=(1/2)s1−(1/2)s2+(1/6)s3
【0041】この3つの係数から次の標本値s4が取る
であろう予測値p4を求めることができ、次式のように
なる。
【0042】 p4=41a+42b+43c=4s1−6s2+4s3
【0043】したがって実際の値s4に対する予測誤差
4は次式に示すようになり、この値が受信側へ伝送さ
れる。
【0044】 x4=s4−p4=s4−4s1+6s2−4s3
【0045】受信側では、伝送されてきた予測誤差のx
4とすでに復元されているs1,s2,s3を用いて、次式
の演算を行うことによって相対値データs4が復元され
る。
【0046】 s4=x4+p4=x4+4s1−6s2+4s3
【0047】この場合も、もちろん、最終的には標本値
データに変換する必要があり、2次までのべき級数に関
する説明で行ったのと同様の手段により変換できるが、
詳細説明については省略する。
【0048】以上、2次までのべき級数に展開する場合
と、3次までのべき級数に展開する場合について説明し
た。この考え方をさらに発展させれば、もっと高次まで
のべき級数に展開できることは、今までの説明から明ら
かであろう。高次までを扱うほど、演算は複雑になるに
反し係数値は小さくなっていくから、あまり高次まで扱
うのは得策ではない。ほとんどの場合、2次まででも十
分な圧縮率が得られるであろうし、演算回路も極めて簡
単で済む。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、上述の原理に基づいて、2
次までのべき級数に展開して予測誤差を求め、これを伝
送して元の標本値を復元する、という動作をするよう構
成された送信部(圧縮部)、受信部(復元部)の全体を
示す図2の回路構成図について説明する。
【0050】図2において、上半分は送信部、下半分は
受信部を示す。1はアナログ信号の入力端子、2は標本
化・符号化を行う符号器(COD)、3,4,5はシフ
トレジスタ(REG)、6,7,8,9は減算器(SB
T)、10は3倍器(3MLT)、11は減算器(SB
T)、12は伝送誤り制御用符号器(ECD)、13は
送信信号出力端子、14は伝送路、15は受信信号入力
端子、16は伝送誤り制御用復号器(DEC)、17は
加算器(ADD)、18,19,20はシフトレジスタ
(REG)、21,22,23は減算器(SBT)、2
4は3倍器(3MLT)、25は信号出力端子である。
【0051】入力端子1に加えられたアナログ信号は、
符号器(COD)2で標本化、符号化され、3段構成の
シフトレジスタ(REG)3,4,5に加えられて標本
化タイミングでシフトされていく。この信号はディジタ
ル符号であり、回路はすべてこのディジタル符号で演算
されるが、アナログ的な説明のほうが分かりやすいの
で、アナログ的な説明をおこなう。
【0052】シフトレジスタ(REG)に加えられた信
号は、時刻の早いものから次々と5,4,3の順に蓄積
され、シフトされていく。減算器(SBT)6では、1
タイムスロット後の標本値データから先頭標本値データ
が減算されるから相対値データs1が得られ、減算器
(SBT)7では、2タイムスロット後の標本値データ
から先頭標本値データが減算されるから相対値データs
2が得られる。この両信号は減算器(SBT)9に加え
られてs2−s1が求められる。次にこの信号は3倍器
(3MLT)10で3倍される。この3倍器は乗算器を
用いるよりも、図3に示すように、1ビット上位にシフ
トした信号と元の信号を加算するほうが簡単である。こ
の3倍器によって、予測値p3=3(s2−s1)が得ら
れるから、減算器(SBT)11において、減算器(S
BT)8の出力に得られているs3から予測値p3=3
(s2−s1)を減算して目的の予測誤差x3が得られ
る。この信号は符号器(ECD)12において伝送誤り
制御用の冗長ビットが付加され、伝送路14へ送出され
る。
【0053】受信側では、まず伝送誤り制御用復号器
(DEC)16によって、伝送誤りが訂正されるととも
に冗長ビットが除かれて、正しい予測誤差信号が得られ
る。この伝送誤り制御については、本件の主題とは直接
関係がないので、その説明は省略する。
【0054】まず、受信側での初期状態として、3段構
成のシフトレジスタ(REG)18,19,20および
3倍器(3MLT)24の内容はすべてゼロであるとす
る。そうすると、伝送誤り制御用復号器(DEC)16
の出力信号である予測誤差符号は、加算器(ADD)1
7を通じて、シフトレジスタ(REG)18,19,2
0に加えられる。このシフトレジスタおよび3つの減算
器からなる回路は送信側と全く同一の構成となってい
る。したがって、加算器17の出力に、送信側の元信号
である標本値データ(符号器2の出力信号)と同一の信
号が再現されていれば、送信側と同様にして、減算器
(SBT)23にはs2−s1が得られ、3倍器(3ML
T)24の出力には予測値p3=3(s2−s1) が得
られる。送信側から送られきた送信誤差x3は加算器
(ADD)17に加えられると同時に、予測値のp3
3(s2−s1)、およびこれら相対値データを求める基
準となっているシフトレジスタ(REG)20の出力で
あるs0の元の標本値データも加えられているので、加
算器(ADD)17の出力には送信側の原信号と同一の
標本値データが再現されることになる。 具体的データ
として図4に示すような信号が加えられた場合の各部の
動作を説明する。図4で実線で示す曲線は入力アナログ
信号であって、黒丸は標本点を示し、その標本値が記入
してある。各レジスタは全てゼロにリセットされてお
り、タイムスロットt1から動作を開始するとする。
【0055】この場合のタイムスロットごとの各部の内
容を表1,表2に示す。
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】表1は送信部を、表2は受信部を示す。表
1,表2において、最上段の<2><3>……は図2の
同一番号の回路の出力を示す。送信部では<2>の入力
データにたいし、<11>の出力が得られることにな
る。動作開始後t1,t2では大きい出力が現れるが、3
つのレジスタに信号が入ったt3以降は小さい出力レベ
ルになっていることが分かる。この予測誤差信号は伝送
誤り制御用符号器12、伝送路14を通じて受信側へ伝
送され、受信側の伝送誤り制御用復号器16の出力に、
伝送データである予測誤差信号が再生される。したがっ
て受信部では表2の<16>に示す信号をもとに動作す
る。<20>に示す列が復元データであって、送信側と
同一のデータが復元されていることが分かる。
【0058】以上の動作説明から分かるように、システ
ムが正常動作に入るまでは大きな振幅を表す符号出力が
生じるが、これを忠実に伝送する必要がある。したがっ
て、短時間であるが、この大きな振幅を表す符号が伝送
できるモードと、その後の圧縮信号伝送モードとにシス
テムを切り替えるのが経済的である。
【0059】このように、本発明によれば、アナログデ
ータをサンプリングタイムを変数としたべき級数展開式
を用いて表すことにより、圧縮側において次に取るであ
ろう予測値を、単に直前の2つの標本値の延長線上にあ
るとする場合よりも、より正確な値で算出することがで
きる。この結果、予測誤差が大幅に小さくなり、データ
を極めて効率的に圧縮できる。従って誤り制御用の冗長
ビットの追加の負担が減少し、データ処理の大容量化、
速度の迅速化につながる。
【0060】また、2次のべき級数展開式を用いること
により、上記効果に加え、データの算出法及びその演算
回路を簡単に構成することが可能となる。
【0061】さらに、演算に利用する標本値を相対値で
表すことによって演算回路内でのデータ量が減り、デー
タ処理速度をさらに速くすることができるという優れた
効果を奏する。 <他の実施形態>
【0062】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施の形態に限定されるものではなく、例えば次のよ
うな実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。
【0063】(1)上記実施形態では、アナログデータ
の送信・受信を例にとって説明したが、これに限らず、
算出された予測誤差x3を記録媒体に記録し、その後そ
の値を読み出して元の標本値を算出するというデータの
記録・再生システムに応用してもよい。この場合、高密
度記録が可能となる。
【0064】(2)上記実施形態では、いわゆるハード
ウエアロジック回路によって演算を行う構成としたか
ら、高速処理が可能である。しかし、これに限らず、マ
イクロプロセッサーを利用して演算をソフトウエアによ
り実行させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するためのアナログ信号の波形図
【図2】本発明の一実施形態を示すブロック図
【図3】図2中の3倍器の簡単な構成法を説明するため
の回路構成図
【図4】実施形態の具体的データによる動作を説明する
ためのアナログ信号の波形図
【符号の説明】
1…信号入力端子 2…標本化、符号器(COD) 3…レジスタ(REG) 4…レジスタ(REG) 5…レジスタ(REG) 6…減算器(SBT) 7…減算器(SBT) 8…減算器(SBT) 9…減算器(SBT) 10…3倍器(3MLT) 11…減算器(SBT) 12…伝送誤り制御用符号器(ECD) 13…送信信号出力端子 14…伝送路 15…受信信号入力端子 16…伝送誤り制御用復号器(DEC) 17…加算器(ADD) 18…レジスタ(REG) 19…レジスタ(REG) 20…レジスタ(REG) 21…減算器(SBT) 22…減算器(SBT) 23…減算器(SBT) 24…3倍器(3MLT) 25…信号出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に変化するアナログ信号を所定の
    タイミングでサンプリングして標本化し、これを圧縮し
    た後に復元する方法であって、 圧縮側においては、サンプリングタイミングを変数とし
    たべき級数展開式を用いて、連続する複数個の標本値に
    基づき次に取るであろう標本値の予測値を算出し、その
    予測値と実際に得られた標本値との誤差を算出し、 復元側においては、前記サンプリングタイミングを変数
    とした前記べき級数展開式を用いて、順次算出された複
    数個の標本値に基づき次に取るであろう標本値の予測値
    を算出すると共に、その予測値と前記誤差とから、もと
    の標本値を復元することを特徴とするアナログ信号のデ
    ータ圧縮・復元方法。
  2. 【請求項2】 連続的に変化するアナログ信号を所定の
    タイミングでサンプリングして標本化し、これを圧縮し
    た後に復元する方法であって、 圧縮側においては、サンプリングタイミングを変数とし
    た2次のべき級数展開式を用いて、連続する2個の標本
    値sn-2、sn-1に基づき次に取るであろう標本値sn
    予測値pnを次の式(1)によって算出し、その予測値
    nと実際に得られた標本値snとの誤差xnを次の式
    (2)によって算出し、 復元側においては、前記サンプリングタイミングを変数
    とした前記2次のべき級数展開式を用いて、順次算出さ
    れた2個の標本値sn-2、sn-1に基づき次に取るであろ
    う標本値snの予測値pnを前記式(1)によって算出す
    ると共に、その予測値pnと前記予測誤差xnとから、次
    の式(3)によってもとの標本値snを復元することを
    特徴とするアナログ信号のデータ圧縮・復元方法。 pn=3(sn-1−sn-2) …(1) xn=sn−3(sn-1−sn-2) …(2) sn=xn+3(sn-1−sn-2) …(3)
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    標本値は第1番目のものを0とした相対値として得るよ
    うにしたことを特徴とするアナログ信号のデータ圧縮・
    復元方法。
  4. 【請求項4】 連続的に変化するアナログ信号を所定の
    タイミングでサンプリングして標本化し、これを圧縮す
    るためのデータ圧縮装置であって、 サンプリングタイミングを変数としたべき級数展開式を
    用いて、連続する複数個の標本値に基づき次に取るであ
    ろう標本値の予測値を算出する予測値算出手段と、その
    予測値と実際に得られた標本値との誤差を算出する誤差
    算出手段とを備えてなるアナログ信号のデータ圧縮装
    置。
  5. 【請求項5】 連続的に変化するアナログ信号を所定の
    タイミングでサンプリングして得られた標本値を圧縮し
    たデータをもとの標本値に復元するデータ復元装置であ
    って、 サンプリングタイミングを変数としたべき級数展開式を
    用いて、順次算出された複数個の標本値に基づき次に取
    るであろう標本値の予測値を算出する予測値算出手段
    と、その予測値と圧縮側で算出された予測値と実際に得
    られた標本値との誤差とからもとの標本値を復元する標
    本値復元手段とを備えてなるアナログ信号のデータ復元
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008099275A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Alcon Inc データの圧縮および符号化方法
JP2008515295A (ja) * 2004-09-28 2008-05-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 工業データ圧縮システムおよび方法
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