JPH11196025A - スペクトル拡散通信装置 - Google Patents
スペクトル拡散通信装置Info
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- JPH11196025A JPH11196025A JP9368411A JP36841197A JPH11196025A JP H11196025 A JPH11196025 A JP H11196025A JP 9368411 A JP9368411 A JP 9368411A JP 36841197 A JP36841197 A JP 36841197A JP H11196025 A JPH11196025 A JP H11196025A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 36
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送中に混入した雑音や干渉波を抑圧するこ
とができるスペクトル拡散通信装置を提供する。 【解決手段】 受信器において、拡散変調信号を疑似雑
音符号と乗算し、第1の信号を形成する。第1の信号か
らトラップフィルターによって一次変調信号の周波数帯
域の信号を除去し、第2の信号とする。第2の信号を疑
似雑音符号と乗算することによって第3の信号を形成す
る。これが雑音等と等価となる。拡散変調信号から第3
の信号を減算し、第4の信号を形成する。これは、雑音
等を含まない伝送信号と等価な信号となる。第4の信号
を疑似雑音符号と乗算することによって、逆拡散出力を
形成する。また、ベースバンド波形へ周波数変換した拡
散変調信号に対し、上記処理を行うと、回路構成の簡単
なスペクトル拡散通信装置を得ることができる。
とができるスペクトル拡散通信装置を提供する。 【解決手段】 受信器において、拡散変調信号を疑似雑
音符号と乗算し、第1の信号を形成する。第1の信号か
らトラップフィルターによって一次変調信号の周波数帯
域の信号を除去し、第2の信号とする。第2の信号を疑
似雑音符号と乗算することによって第3の信号を形成す
る。これが雑音等と等価となる。拡散変調信号から第3
の信号を減算し、第4の信号を形成する。これは、雑音
等を含まない伝送信号と等価な信号となる。第4の信号
を疑似雑音符号と乗算することによって、逆拡散出力を
形成する。また、ベースバンド波形へ周波数変換した拡
散変調信号に対し、上記処理を行うと、回路構成の簡単
なスペクトル拡散通信装置を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散通
信装置に係り、特に、伝送路の途中で混入した雑音や多
重化された信号の干渉の影響を抑圧することができる受
信部の構成に関する。
信装置に係り、特に、伝送路の途中で混入した雑音や多
重化された信号の干渉の影響を抑圧することができる受
信部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数資源の有効利用は、携帯電話やコ
ードレス電話、ポケットベルなどの大幅な普及につれ
て、切実な問題となってきている。特に、移動体通信の
分野においては、利用に適した周波数帯域がVHF帯か
ら準マイクロ波帯に限られているため、伝送信号の狭帯
域化が迫られている。
ードレス電話、ポケットベルなどの大幅な普及につれ
て、切実な問題となってきている。特に、移動体通信の
分野においては、利用に適した周波数帯域がVHF帯か
ら準マイクロ波帯に限られているため、伝送信号の狭帯
域化が迫られている。
【0003】一方、通常の狭帯域化とは異なり、変調さ
せた後の信号の帯域幅を、狭帯域変調方式に比べてはる
かに広くした変調方式がある。これがスペクトル拡散通
信方式で、近年、注目を集めている。
せた後の信号の帯域幅を、狭帯域変調方式に比べてはる
かに広くした変調方式がある。これがスペクトル拡散通
信方式で、近年、注目を集めている。
【0004】スペクトル拡散通信方式では、広い帯域幅
に信号を拡散されるため、従来の狭帯域変調信号とは異
なった特徴を有している。その一つが、干渉波や雑音等
を抑圧することができる点で、この特徴を利用して、同
一周波数帯域内に信号を多重化することができる。図7
に、従来のこの種のスペクトル拡散通信装置の一例を示
す。図において、1は送信部、2は受信部、3は第1の
局部発振器、4は第1の乗算器、5は疑似雑音符号発生
器、6は第2の乗算器、7は第2の局部発振器、8は第
3の乗算器、9はバンドパスフィルタ、10は疑似雑音
符号発生器5と等価な疑似雑音符号を発生させる疑似雑
音符号発生器、11は第4の乗算器、12はバンドパス
フィルタ、13は検波回路、D(t)は一次変調信号、
P(t)は疑似雑音符号、I(t)は伝送中に混入する
雑音である。
に信号を拡散されるため、従来の狭帯域変調信号とは異
なった特徴を有している。その一つが、干渉波や雑音等
を抑圧することができる点で、この特徴を利用して、同
一周波数帯域内に信号を多重化することができる。図7
に、従来のこの種のスペクトル拡散通信装置の一例を示
す。図において、1は送信部、2は受信部、3は第1の
局部発振器、4は第1の乗算器、5は疑似雑音符号発生
器、6は第2の乗算器、7は第2の局部発振器、8は第
3の乗算器、9はバンドパスフィルタ、10は疑似雑音
符号発生器5と等価な疑似雑音符号を発生させる疑似雑
音符号発生器、11は第4の乗算器、12はバンドパス
フィルタ、13は検波回路、D(t)は一次変調信号、
P(t)は疑似雑音符号、I(t)は伝送中に混入する
雑音である。
【0005】送信データは、第1の局部発振器3の周波
数と第1の乗算器4によって乗算され、狭帯域化された
一次変調信号D(t)に変調される。更にその出力は、
疑似雑音符号発生器5で発生した疑似雑音符号P(t)
と第2の乗算器6によって乗算される。これが拡散変調
である。この拡散変調信号D(t)P(t)は、送信部
1から受信部2へ送信される。
数と第1の乗算器4によって乗算され、狭帯域化された
一次変調信号D(t)に変調される。更にその出力は、
疑似雑音符号発生器5で発生した疑似雑音符号P(t)
と第2の乗算器6によって乗算される。これが拡散変調
である。この拡散変調信号D(t)P(t)は、送信部
1から受信部2へ送信される。
【0006】受信部2では、信号処理が行いやすい中間
周波数に変換するため、第2の局部発振器7の周波数と
第3の乗算器8によって乗算される。その後、広帯域の
バンドパスフィルタ9を通過させ、疑似雑音符号発生器
10で発生した疑似雑音符号P(t)を第4の乗算器1
1で乗算する。そして、狭帯域のバンドパスフィルタ1
2を通過させ、検波回路13によりベースバンド波形に
周波数変換し、伝送データを検波する。
周波数に変換するため、第2の局部発振器7の周波数と
第3の乗算器8によって乗算される。その後、広帯域の
バンドパスフィルタ9を通過させ、疑似雑音符号発生器
10で発生した疑似雑音符号P(t)を第4の乗算器1
1で乗算する。そして、狭帯域のバンドパスフィルタ1
2を通過させ、検波回路13によりベースバンド波形に
周波数変換し、伝送データを検波する。
【0007】このような構成のスペクトル拡散通信装置
において、伝送途中で雑音I(t)が混入した場合、次
のようになる。拡散変調信号D(t)P(t)に雑音I
(t)が加算された信号D(t)P(t)+I(t)
が、疑似雑音符号発生器10で発生した疑似雑音符号P
(t)と、第4の乗算器11によって乗算される。この
乗算によって、復調された信号D(t)+I(t)P
(t)がバンドパスフィルタ12を通過し、検波回路1
3に入力する。このように、伝送信号D(t)に雑音I
(t)P(t)が付加したことになる。
において、伝送途中で雑音I(t)が混入した場合、次
のようになる。拡散変調信号D(t)P(t)に雑音I
(t)が加算された信号D(t)P(t)+I(t)
が、疑似雑音符号発生器10で発生した疑似雑音符号P
(t)と、第4の乗算器11によって乗算される。この
乗算によって、復調された信号D(t)+I(t)P
(t)がバンドパスフィルタ12を通過し、検波回路1
3に入力する。このように、伝送信号D(t)に雑音I
(t)P(t)が付加したことになる。
【0008】しかし、疑似雑音符号との乗算によって、
拡散変調信号D(t)P(t)はもとの狭帯域の信号D
(t)に戻るのに対し、伝送中に混入した雑音I(t)
は逆に広帯域の信号I(t)P(t)に拡散されてしま
うため、雑音を抑圧することができる。
拡散変調信号D(t)P(t)はもとの狭帯域の信号D
(t)に戻るのに対し、伝送中に混入した雑音I(t)
は逆に広帯域の信号I(t)P(t)に拡散されてしま
うため、雑音を抑圧することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような雑音の抑圧
の程度は、送信データのビット区間(T)と疑似雑音符
号のチップ区間(Tc)との比、すなわち処理利得(プ
ロセスゲイン、T/Tc)によって決まる。しかし、処
理利得は有限であり、雑音のレベルが大きくなると抑圧
することができなくなるという問題点があった。また、
このような問題は、伝送途中で混入する雑音に限らず、
多重化した信号を送信する場合の干渉の影響を抑圧する
のに限界があるという問題とも関連する。更に、いわゆ
る遠近問題と言われている干渉波のレベルが大きくなる
場合に、干渉波を抑圧することができなくなるという問
題とも関連するものであった。本発明は、上記問題点を
解消し、干渉波あるいは雑音等を大幅に抑圧することが
できるスペクトル拡散通信装置を提供することを目的と
する。
の程度は、送信データのビット区間(T)と疑似雑音符
号のチップ区間(Tc)との比、すなわち処理利得(プ
ロセスゲイン、T/Tc)によって決まる。しかし、処
理利得は有限であり、雑音のレベルが大きくなると抑圧
することができなくなるという問題点があった。また、
このような問題は、伝送途中で混入する雑音に限らず、
多重化した信号を送信する場合の干渉の影響を抑圧する
のに限界があるという問題とも関連する。更に、いわゆ
る遠近問題と言われている干渉波のレベルが大きくなる
場合に、干渉波を抑圧することができなくなるという問
題とも関連するものであった。本発明は、上記問題点を
解消し、干渉波あるいは雑音等を大幅に抑圧することが
できるスペクトル拡散通信装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、伝送データから一次変調信号を形成し、該
一次変調信号と疑似雑音符号とを乗算して形成した拡散
変調信号を送受信し、該拡散変調信号と前記疑似雑音符
号と等価な疑似雑音符号とを乗算し、逆拡散出力を形成
するスペクトラム拡散通信装置において、前記拡散変調
信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、第1の信号を形成
する手段と、該第1の信号から前記一次変調信号の周波
数帯域の信号を取り除き、第2の信号を形成する手段
と、該第2の信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、第3
の信号を形成する手段と、前記拡散変調信号から該第3
の信号を減算し、第4の信号を形成する手段と、該第4
の信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、逆拡散出力を形
成する手段とを備えたことを特徴とするものである。
成するため、伝送データから一次変調信号を形成し、該
一次変調信号と疑似雑音符号とを乗算して形成した拡散
変調信号を送受信し、該拡散変調信号と前記疑似雑音符
号と等価な疑似雑音符号とを乗算し、逆拡散出力を形成
するスペクトラム拡散通信装置において、前記拡散変調
信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、第1の信号を形成
する手段と、該第1の信号から前記一次変調信号の周波
数帯域の信号を取り除き、第2の信号を形成する手段
と、該第2の信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、第3
の信号を形成する手段と、前記拡散変調信号から該第3
の信号を減算し、第4の信号を形成する手段と、該第4
の信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、逆拡散出力を形
成する手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、伝送データをn個の伝送信
号に分配する手段と、該伝送信号それぞれに対応する前
記第1乃至第4の信号及び前記逆拡散出力を形成する手
段と、n個の該逆拡散出力から1個の伝送データを形成
する手段とを備えたことを特徴とするものである。
号に分配する手段と、該伝送信号それぞれに対応する前
記第1乃至第4の信号及び前記逆拡散出力を形成する手
段と、n個の該逆拡散出力から1個の伝送データを形成
する手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について説明する。図1は本発明のスペクトル拡散通信
装置の内、受信部の一部を示す。図において、10は疑
似雑音符号発生器、11は第4の乗算器、12はバンド
パスフィルタ、13は検波回路、14は第5の乗算器、
15は演算器、16は第6の乗算器、17はトラップフ
ィルタである。
について説明する。図1は本発明のスペクトル拡散通信
装置の内、受信部の一部を示す。図において、10は疑
似雑音符号発生器、11は第4の乗算器、12はバンド
パスフィルタ、13は検波回路、14は第5の乗算器、
15は演算器、16は第6の乗算器、17はトラップフ
ィルタである。
【0013】送信部(図示せず)では、従来例同様、一
次変調信号D(t)を疑似雑音信号P(t)と乗算し、
拡散変調信号D(t)P(t)を受信部へ送信する。受
信部に入力した拡散変調信号D(t)P(t)は、伝送
過程で雑音I(t)が混入する。このように雑音が混入
した拡散変調信号は、D(t)P(t)+I(t)とな
り、図2(A)のように示すことができる。(尚、図2
では横軸は周波数を示す。以下、図4、図6についても
同様である。)この拡散変調信号を疑似雑音符号発生器
10で発生させた疑似雑音符号P(t)と第4の乗算器
11によって乗算すると、 {D(t)P(t)+I(t)}×P(t)=D(t)P2(t)+I(t)P(t) =D(t)+I(t)P(t) (∴P2(t)=1) となる。この第4の乗算器11から出力される信号D
(t)+I(t)P(t)は、通常のスペクトル拡散通信装置
の復調(逆拡散)出力となる(図2B)。この出力を第
1の信号とする。
次変調信号D(t)を疑似雑音信号P(t)と乗算し、
拡散変調信号D(t)P(t)を受信部へ送信する。受
信部に入力した拡散変調信号D(t)P(t)は、伝送
過程で雑音I(t)が混入する。このように雑音が混入
した拡散変調信号は、D(t)P(t)+I(t)とな
り、図2(A)のように示すことができる。(尚、図2
では横軸は周波数を示す。以下、図4、図6についても
同様である。)この拡散変調信号を疑似雑音符号発生器
10で発生させた疑似雑音符号P(t)と第4の乗算器
11によって乗算すると、 {D(t)P(t)+I(t)}×P(t)=D(t)P2(t)+I(t)P(t) =D(t)+I(t)P(t) (∴P2(t)=1) となる。この第4の乗算器11から出力される信号D
(t)+I(t)P(t)は、通常のスペクトル拡散通信装置
の復調(逆拡散)出力となる(図2B)。この出力を第
1の信号とする。
【0014】信号D(t)の周波数は既知であるので、
第1の信号からトラップフィルタ17によって、信号D
(t)とこの周波数帯域のI(t)P(t)の一部△I(t)
P(t)を含む周波数帯域の信号を除去すると、 D(t)+I(t)P(t)−{D(t)+△I(t)P(t)} =I(t)P(t)−△I(t)P(t) となる。この出力を第2の信号とする(図2C)。ここ
で、トラップフィルタ17によって除去された信号△I
(t)P(t)は、全体に比べてわずかであるので、その信
号はI(t)P(t)と等価とみなすことができる。
第1の信号からトラップフィルタ17によって、信号D
(t)とこの周波数帯域のI(t)P(t)の一部△I(t)
P(t)を含む周波数帯域の信号を除去すると、 D(t)+I(t)P(t)−{D(t)+△I(t)P(t)} =I(t)P(t)−△I(t)P(t) となる。この出力を第2の信号とする(図2C)。ここ
で、トラップフィルタ17によって除去された信号△I
(t)P(t)は、全体に比べてわずかであるので、その信
号はI(t)P(t)と等価とみなすことができる。
【0015】この第2の信号に疑似雑音符号P(t)を
第5の乗算器14によって乗算すると、 I(t)P(t)×P(t)=I(t) となり、I(t)が得られる(図2D)。この出力を第
3の信号とする。
第5の乗算器14によって乗算すると、 I(t)P(t)×P(t)=I(t) となり、I(t)が得られる(図2D)。この出力を第
3の信号とする。
【0016】次に、雑音が混入する拡散変調信号から第
3の信号を演算器15によって減算する。その結果、第
4の信号D(t)P(t)が得られる(図2E)。従来
のスペクトル拡散通信装置同様、第6の乗算器16によ
って、第4の信号と疑似雑音符号P(t)とを乗算し、
逆拡散出力D(t)を得ることができる(図2F)。こ
のように、伝送途中で混入した雑音を取り除いた逆拡散
出力を得ることができる。なお、説明をわかりやすくす
るため、図7に示す従来例の第2の局部発振器7による
中間周波数への変換を省略して説明を行ったが、本発明
においても、従来同様、中間周波数への変換を行った
後、上記説明の変換を行うこととなる。
3の信号を演算器15によって減算する。その結果、第
4の信号D(t)P(t)が得られる(図2E)。従来
のスペクトル拡散通信装置同様、第6の乗算器16によ
って、第4の信号と疑似雑音符号P(t)とを乗算し、
逆拡散出力D(t)を得ることができる(図2F)。こ
のように、伝送途中で混入した雑音を取り除いた逆拡散
出力を得ることができる。なお、説明をわかりやすくす
るため、図7に示す従来例の第2の局部発振器7による
中間周波数への変換を省略して説明を行ったが、本発明
においても、従来同様、中間周波数への変換を行った
後、上記説明の変換を行うこととなる。
【0017】以下、通常のスペクトル拡散通信装置と同
様に、バンドパスフィルタ12を通過させ、検波回路1
3により伝送データを検波する。
様に、バンドパスフィルタ12を通過させ、検波回路1
3により伝送データを検波する。
【0018】以上のような構成とすることで、伝送中に
雑音が混入したとしても、混入した信号を除去すること
ができ、その影響を従来の方式に比べて大幅に抑圧する
ことができる。
雑音が混入したとしても、混入した信号を除去すること
ができ、その影響を従来の方式に比べて大幅に抑圧する
ことができる。
【0019】情報信号を同一帯域に多重化したスペクト
ル拡散通信装置においては、伝送中に混入する雑音のほ
かに、多重化された信号が干渉として影響を与えること
となる。本発明ではこの干渉の影響も抑圧することがで
きるので、信号を多重化する場合を例に取り、別の実施
の形態を説明する。説明を簡略化するため、2個の信号
を多重化する場合を例に取り、説明する。図3に第2の
実施の形態を示す。図において18はシリアル−パラレ
ル変換回路、19は加算器、20はパラレル−シリアル
変換回路を示し、図1、図7と同一あるいは相当するも
のには同一符号を付している。
ル拡散通信装置においては、伝送中に混入する雑音のほ
かに、多重化された信号が干渉として影響を与えること
となる。本発明ではこの干渉の影響も抑圧することがで
きるので、信号を多重化する場合を例に取り、別の実施
の形態を説明する。説明を簡略化するため、2個の信号
を多重化する場合を例に取り、説明する。図3に第2の
実施の形態を示す。図において18はシリアル−パラレ
ル変換回路、19は加算器、20はパラレル−シリアル
変換回路を示し、図1、図7と同一あるいは相当するも
のには同一符号を付している。
【0020】まず、送信部1では、伝送データが、シリ
アル−パラレル変換器18によって、2個の伝送データ
に分配される。そのそれぞれが、第1の局部発振器3の
周波数により変調され、一次変調信号D1(t)、D2
(t)となる。更に、そのそれぞれに対し、疑似雑音信
号P1(t)、P2(t)が乗算される。加算器19に
よって加算された拡散変調信号D1(t)P1(t)+
D2(t)P2(t)とが、送信部1から受信部2へ送
信される。このように多重化された信号の拡散変調信号
は、図4(A)のように示すことができる。第1の実施
の形態同様、この拡散変調信号を疑似雑音符号発生器1
0で発生させた疑似雑音符号P1(t)、P2(t)と
第4の乗算器11によってそれぞれ乗算する。疑似雑音
符号P1(t)との乗算の場合を例に取ると、 {D1(t)P1(t)+D2(t)P2(t)}×P1(t) =D1(t)P12(t)+D2(t)P1(t)P2(t) =D1(t)+D2(t)P2(t)P1(t) (∴P2(t)=1) となる。この第4の乗算器11から出力される変調信号
は、通常のスペクトル拡散通信装置の復調(逆拡散)出
力となる(図4B)。この出力を第1の信号とする。
アル−パラレル変換器18によって、2個の伝送データ
に分配される。そのそれぞれが、第1の局部発振器3の
周波数により変調され、一次変調信号D1(t)、D2
(t)となる。更に、そのそれぞれに対し、疑似雑音信
号P1(t)、P2(t)が乗算される。加算器19に
よって加算された拡散変調信号D1(t)P1(t)+
D2(t)P2(t)とが、送信部1から受信部2へ送
信される。このように多重化された信号の拡散変調信号
は、図4(A)のように示すことができる。第1の実施
の形態同様、この拡散変調信号を疑似雑音符号発生器1
0で発生させた疑似雑音符号P1(t)、P2(t)と
第4の乗算器11によってそれぞれ乗算する。疑似雑音
符号P1(t)との乗算の場合を例に取ると、 {D1(t)P1(t)+D2(t)P2(t)}×P1(t) =D1(t)P12(t)+D2(t)P1(t)P2(t) =D1(t)+D2(t)P2(t)P1(t) (∴P2(t)=1) となる。この第4の乗算器11から出力される変調信号
は、通常のスペクトル拡散通信装置の復調(逆拡散)出
力となる(図4B)。この出力を第1の信号とする。
【0021】第1の信号からトラップフィルタ17によ
って、信号D1(t)とこの周波数帯域のD2(t)P2
(t)P1(t)の一部△D2(t)P2(t)P1(t)を
含む既知の周波数帯域の信号を除去し、第2の信号とす
る(図4C)。 D1(t)+D2(t)P2(t)P1(t)−{D1(t)+△
D2(t)P2(t)P1(t)}=D2(t)P2(t)P1
(t)−△D2(t)P2(t)P1(t) ここで、トラップフィルタ17によって除去された信号
△D2(t)P2(t)P1(t)は、全体に比べてわずかで
あるので、第2の信号をD2(t)P2(t)P1(t)とみ
なすことができる。
って、信号D1(t)とこの周波数帯域のD2(t)P2
(t)P1(t)の一部△D2(t)P2(t)P1(t)を
含む既知の周波数帯域の信号を除去し、第2の信号とす
る(図4C)。 D1(t)+D2(t)P2(t)P1(t)−{D1(t)+△
D2(t)P2(t)P1(t)}=D2(t)P2(t)P1
(t)−△D2(t)P2(t)P1(t) ここで、トラップフィルタ17によって除去された信号
△D2(t)P2(t)P1(t)は、全体に比べてわずかで
あるので、第2の信号をD2(t)P2(t)P1(t)とみ
なすことができる。
【0022】この第2の信号に疑似雑音符号P1(t)
を第5の乗算器14によって乗算すると、 D2(t)P2(t)P1(t)×P1(t)=D2(t)P2
(t) となりD2(t)P2(t)、が得られる(図4D)。この
出力を第3の信号とする。
を第5の乗算器14によって乗算すると、 D2(t)P2(t)P1(t)×P1(t)=D2(t)P2
(t) となりD2(t)P2(t)、が得られる(図4D)。この
出力を第3の信号とする。
【0023】拡散変調信号から第3の信号を演算器15
によって減算する。その結果、第4の信号D1(t)P
1(t)を得ることができる(図4E)。この第4の信
号を、従来のスペクトル拡散通信装置同様、疑似雑音符
号P1(t)と乗算し、逆拡散出力D1(t)を得るこ
とができる(図4F)。
によって減算する。その結果、第4の信号D1(t)P
1(t)を得ることができる(図4E)。この第4の信
号を、従来のスペクトル拡散通信装置同様、疑似雑音符
号P1(t)と乗算し、逆拡散出力D1(t)を得るこ
とができる(図4F)。
【0024】同様に乗算する疑似雑音符号をD2(t)
とすると、逆拡散出力として、D2(t)を得ることが
できる。
とすると、逆拡散出力として、D2(t)を得ることが
できる。
【0025】以下、従来の多重化された信号のスペクト
ル拡散通信装置と同様に、それぞれの信号をバンドパス
フィルター12、検波回路13を通過させ、パラレル−
シリアル変換回路20によってシリアル化し、受信デー
タとする。
ル拡散通信装置と同様に、それぞれの信号をバンドパス
フィルター12、検波回路13を通過させ、パラレル−
シリアル変換回路20によってシリアル化し、受信デー
タとする。
【0026】以上のような構成とすることで、信号の多
重化により生じる干渉の影響を抑圧することができる。
従って、上記説明したように2つの信号の多重化にとど
まらず、多くの信号を多重化することができるという効
果がある。
重化により生じる干渉の影響を抑圧することができる。
従って、上記説明したように2つの信号の多重化にとど
まらず、多くの信号を多重化することができるという効
果がある。
【0027】本発明の実施の形態は、上記構成に限定さ
れることなく、様々に変更することが可能である。例え
ば、既知の伝送信号の周波数成分を除去するため、トラ
ップフィルターを使用するほか、ハイパスフィルターと
ローパスフィルターを組み合わせて所望の周波数帯域の
信号を除去するように構成することも可能である。
れることなく、様々に変更することが可能である。例え
ば、既知の伝送信号の周波数成分を除去するため、トラ
ップフィルターを使用するほか、ハイパスフィルターと
ローパスフィルターを組み合わせて所望の周波数帯域の
信号を除去するように構成することも可能である。
【0028】さらに、ベースバンド波形に周波数変換し
た拡散変調信号を逆拡散するように構成すると、回路構
成が簡単にできるという利点もある。図5に第3の実施
の形態を示す。図において21はハイパスフィルタ、2
2はローパスフィルタ、23は第3の局部発振器であ
る。図1、図5、図7と同一あるいは相当するものには
同一符号を付している。
た拡散変調信号を逆拡散するように構成すると、回路構
成が簡単にできるという利点もある。図5に第3の実施
の形態を示す。図において21はハイパスフィルタ、2
2はローパスフィルタ、23は第3の局部発振器であ
る。図1、図5、図7と同一あるいは相当するものには
同一符号を付している。
【0029】送信部(図示せず)では、従来同様、一次
変調符号D(t)を疑似雑音符号P(t)と乗算し、拡
散変調符号D(t)P(t)を受信部へ送信する。受信
部に入力した拡散変調符号D(t)P(t)は、伝送過
程で雑音I(t)が混入する。
変調符号D(t)を疑似雑音符号P(t)と乗算し、拡
散変調符号D(t)P(t)を受信部へ送信する。受信
部に入力した拡散変調符号D(t)P(t)は、伝送過
程で雑音I(t)が混入する。
【0030】雑音が混入した拡散変調信号は、第3の局
部発振器23の周波数と第3の乗算器によって乗算され
る。ここで、第3の局部発振器23の周波数を所定の値
に設定することで、拡散変調信号をベースバンド波形に
周波数変換することができる。このように雑音が混入
し、ベースバンド波形に周波数変換された拡散変調信号
は、図6(A)のように示すことができる。
部発振器23の周波数と第3の乗算器によって乗算され
る。ここで、第3の局部発振器23の周波数を所定の値
に設定することで、拡散変調信号をベースバンド波形に
周波数変換することができる。このように雑音が混入
し、ベースバンド波形に周波数変換された拡散変調信号
は、図6(A)のように示すことができる。
【0031】この拡散変調信号を疑似雑音符号発生器1
0で発生させた疑似雑音符号P(t)と第4の乗算器1
1によって乗算すると、第1の実施の形態で説明したよ
うに、信号D(t)+I(t)P(t)が得られる。こ
の出力を第1の信号とする。
0で発生させた疑似雑音符号P(t)と第4の乗算器1
1によって乗算すると、第1の実施の形態で説明したよ
うに、信号D(t)+I(t)P(t)が得られる。こ
の出力を第1の信号とする。
【0032】信号D(t)の周波数は既知であるので、
この第1の信号からハイパスフィルタ21によって、信
号D(t)とこの周波数帯域のI(t)P(t)の一部
△I(t)P(t)を含む周波数帯域の信号を除去し、
第2の信号とする(図6C)。ここで、ハイパスフィル
タ21によって除去される信号△I(t)P(t)は、
全体に比べてわずかであるので、この信号はI(t)P
(t)と等価とみなすことができる。
この第1の信号からハイパスフィルタ21によって、信
号D(t)とこの周波数帯域のI(t)P(t)の一部
△I(t)P(t)を含む周波数帯域の信号を除去し、
第2の信号とする(図6C)。ここで、ハイパスフィル
タ21によって除去される信号△I(t)P(t)は、
全体に比べてわずかであるので、この信号はI(t)P
(t)と等価とみなすことができる。
【0033】第2の信号I(t)P(t)に疑似雑音符
号P(t)を第5の乗算器14によって乗算すると、I
(t)が得られる(図6D)。この出力を第3の信号と
する。
号P(t)を第5の乗算器14によって乗算すると、I
(t)が得られる(図6D)。この出力を第3の信号と
する。
【0034】次に雑音が混入する拡散変調信号から第3
の信号を演算器15によって減算する。その結果、第4
の信号D(t)P(t)を得ることができる(図6
E)。従来のスペクトル拡散通信装置同様、第6の乗算
器16によって第4の信号と疑似雑音符号P(t)とを
乗算し、逆拡散出力D(t)を得ることができる(図6
F)。逆拡散出力は、ローパスフィルタ22を通過さ
せ、伝送データとする。
の信号を演算器15によって減算する。その結果、第4
の信号D(t)P(t)を得ることができる(図6
E)。従来のスペクトル拡散通信装置同様、第6の乗算
器16によって第4の信号と疑似雑音符号P(t)とを
乗算し、逆拡散出力D(t)を得ることができる(図6
F)。逆拡散出力は、ローパスフィルタ22を通過さ
せ、伝送データとする。
【0035】このように、ベースバンド波形に周波数変
換した信号を拡散変調信号として処理すると、第1の実
施の形態に示した検波回路13に相当する回路を必要と
せず、伝送データを検波することが可能となる。また、
ハイパスフィルタは、トラップフィルタに比べて構成が
簡単であるため、フィルタ特性の優れたものを形成する
ことができ、その点でも有利となる。
換した信号を拡散変調信号として処理すると、第1の実
施の形態に示した検波回路13に相当する回路を必要と
せず、伝送データを検波することが可能となる。また、
ハイパスフィルタは、トラップフィルタに比べて構成が
簡単であるため、フィルタ特性の優れたものを形成する
ことができ、その点でも有利となる。
【0036】更に、第2の実施の形態に示すように信号
を多重化した場合であっても、第3の実施の形態に示す
ようにベースバンド波形に周波数変換した信号を、n個
の拡散変調信号に分配し、そのそれぞれの拡散変調信号
を上記第3の実施の形態で説明したように処理すること
が可能であることは言うまでもない。この場合も、検波
回路を必要とせず、簡単な構成のハイパスフィルタで構
成することができる点で有利となる。
を多重化した場合であっても、第3の実施の形態に示す
ようにベースバンド波形に周波数変換した信号を、n個
の拡散変調信号に分配し、そのそれぞれの拡散変調信号
を上記第3の実施の形態で説明したように処理すること
が可能であることは言うまでもない。この場合も、検波
回路を必要とせず、簡単な構成のハイパスフィルタで構
成することができる点で有利となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伝
送中に混入した雑音や信号の多重化に伴い発生する干渉
等を、処理利得を越えて抑圧することが可能となる。そ
のため、高速データ送信、CDMAにより多元接続する
場合に生じる遠近問題を解消することができるという効
果がある。さらに、工場等雑音の多い場所での利用に有
効であるという効果がある。
送中に混入した雑音や信号の多重化に伴い発生する干渉
等を、処理利得を越えて抑圧することが可能となる。そ
のため、高速データ送信、CDMAにより多元接続する
場合に生じる遠近問題を解消することができるという効
果がある。さらに、工場等雑音の多い場所での利用に有
効であるという効果がある。
【0038】更にベースバンド波形に周波数変換した拡
散変調信号を本発明により処理する場合、トラップフィ
ルタの代わりにバンドパスフィルタで処することができ
るので、精度を向上させることができるという利点もあ
る。
散変調信号を本発明により処理する場合、トラップフィ
ルタの代わりにバンドパスフィルタで処することができ
るので、精度を向上させることができるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の説明図である。
【図7】従来のスペクトル拡散通信装置の説明図であ
る。
る。
1 送信部 2 受信部 3 第1の局部発振器 4 第1の乗算器 5、10 疑似雑音符号発生器 6 第2の乗算器 7 第2の局部発振器 8 第3の乗算器 9、12 バンドパスフィルタ 11 第4の乗算器 13 検波回路 14 第5の乗算器 15 演算器 16 第6の乗算器 17 トラップフィルタ 18 シリアル−パラレル変換回路 19 加算器 20 パラレル−シリアル変換回路 21 ハイパスフィルタ 22 ローパスフィルタ 23 第3の局部発振器
Claims (2)
- 【請求項1】 伝送データから一次変調信号を形成し、
該一次変調信号と疑似雑音符号とを乗算して形成した拡
散変調信号を送受信し、該拡散変調信号と前記疑似雑音
符号と等価な疑似雑音符号とを乗算し、逆拡散出力を形
成するスペクトル拡散通信装置において、 前記拡散変調信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、第1
の信号を形成する手段と、該第1の信号から前記一次変
調信号の周波数帯域の信号を取り除き、第2の信号を形
成する手段と、該第2の信号と前記疑似雑音符号とを乗
算し、第3の信号を形成する手段と、前記拡散変調信号
から該第3の信号を減算し、第4の信号を形成する手段
と、該第4の信号と前記疑似雑音符号とを乗算し、逆拡
散出力を形成する手段とを備えたことを特徴とするスペ
クトル拡散通信装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のスペクトル拡散通信装置
において、伝送データをn個の伝送信号に分配する手段
と、該伝送信号それぞれに対応する前記第1乃至第4の
信号及び前記逆拡散出力を形成する手段と、n個の該逆
拡散出力から1個の伝送データを形成する手段とを備え
たことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368411A JPH11196025A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スペクトル拡散通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9368411A JPH11196025A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スペクトル拡散通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11196025A true JPH11196025A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18491752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9368411A Pending JPH11196025A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スペクトル拡散通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11196025A (ja) |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368411A patent/JPH11196025A/ja active Pending
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