JPH11196660A - 脱穀装置の処理物搬送構造 - Google Patents
脱穀装置の処理物搬送構造Info
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- JPH11196660A JPH11196660A JP202898A JP202898A JPH11196660A JP H11196660 A JPH11196660 A JP H11196660A JP 202898 A JP202898 A JP 202898A JP 202898 A JP202898 A JP 202898A JP H11196660 A JPH11196660 A JP H11196660A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脱穀処理物量が通常よりも増大しても、脱穀
処理物の横送りを良好に行えるよう搬送能力を高くでき
る脱穀装置の処理物搬送構造を提供する。 【解決手段】 選別室の下部に、脱穀処理物を横搬送す
るスクリュー式搬送装置14,15を前後に近接して並
設するとともに、両スクリュー式搬送装置14,15の
搬送終端部より合流した搬送処理物を揚送する揚送装置
7を設けてある脱穀装置の処理物搬送構造。
処理物の横送りを良好に行えるよう搬送能力を高くでき
る脱穀装置の処理物搬送構造を提供する。 【解決手段】 選別室の下部に、脱穀処理物を横搬送す
るスクリュー式搬送装置14,15を前後に近接して並
設するとともに、両スクリュー式搬送装置14,15の
搬送終端部より合流した搬送処理物を揚送する揚送装置
7を設けてある脱穀装置の処理物搬送構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや移動
脱穀機に搭載される脱穀装置の処理物搬送構造に関す
る。
脱穀機に搭載される脱穀装置の処理物搬送構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の脱穀装置の処理物搬
送構造にあっては、例えば特開平9‐308366号公
報に開示されているように、脱穀装置の選別室の下部
に、脱穀処理物を横送りするためのスクリュー式搬送装
置として単一の一番物回収用スクリュー式搬送装置や、
単一の二番物回収用スクリュー式搬送装置を配置したも
のが知られており、そして、一番物回収用のスクリュー
式搬送装置の搬送終端部にはグレンタンク等の穀粒回収
装置に処理物を揚送する揚送装置が設けられ、二番物回
収用のスクリュー式搬送装置の搬送終端部には二番物を
揺動選別装置等へ還元する揚送装置が設けられている。
送構造にあっては、例えば特開平9‐308366号公
報に開示されているように、脱穀装置の選別室の下部
に、脱穀処理物を横送りするためのスクリュー式搬送装
置として単一の一番物回収用スクリュー式搬送装置や、
単一の二番物回収用スクリュー式搬送装置を配置したも
のが知られており、そして、一番物回収用のスクリュー
式搬送装置の搬送終端部にはグレンタンク等の穀粒回収
装置に処理物を揚送する揚送装置が設けられ、二番物回
収用のスクリュー式搬送装置の搬送終端部には二番物を
揺動選別装置等へ還元する揚送装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記脱穀装置
の処理物搬送構造にあっては、脱穀処理物を搬送するス
クリュー式搬送装置が一番物回収装置や二番物回収装置
の各々においては単一のスクリューコンベアで構成され
たものでしかなかったため、通常よりも脱穀処理物量が
多くなった場合に、そのスクリュー式搬送装置の搬送能
力を越える虞れがあって、そのため、処理物が搬送され
ずに幾分か滞留するようなことが生じ、その滞留時でも
スクリュー式搬送装置は駆動されているので、処理物中
における穀粒等にスクリュー体による押圧接当作用が働
いて穀粒を損傷させてしまう虞れが高いものとなってい
た。
の処理物搬送構造にあっては、脱穀処理物を搬送するス
クリュー式搬送装置が一番物回収装置や二番物回収装置
の各々においては単一のスクリューコンベアで構成され
たものでしかなかったため、通常よりも脱穀処理物量が
多くなった場合に、そのスクリュー式搬送装置の搬送能
力を越える虞れがあって、そのため、処理物が搬送され
ずに幾分か滞留するようなことが生じ、その滞留時でも
スクリュー式搬送装置は駆動されているので、処理物中
における穀粒等にスクリュー体による押圧接当作用が働
いて穀粒を損傷させてしまう虞れが高いものとなってい
た。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、脱穀処理物量が通常よりも増大しても、脱穀
処理物の横送りを良好に行えるよう搬送能力を高くでき
る脱穀装置の処理物搬送構造を提供することを目的とす
る。
であって、脱穀処理物量が通常よりも増大しても、脱穀
処理物の横送りを良好に行えるよう搬送能力を高くでき
る脱穀装置の処理物搬送構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成) 本発明の請求
項1にかかる脱穀装置の処理物搬送構造は、選別室の下
部に、脱穀処理物を横搬送するスクリュー式搬送装置を
前後に近接して並設するとともに、両スクリュー式搬送
装置の搬送終端部より合流した搬送処理物を揚送する揚
送装置を設けてあることを特徴構成とする。
項1にかかる脱穀装置の処理物搬送構造は、選別室の下
部に、脱穀処理物を横搬送するスクリュー式搬送装置を
前後に近接して並設するとともに、両スクリュー式搬送
装置の搬送終端部より合流した搬送処理物を揚送する揚
送装置を設けてあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、脱穀処理物を横搬送するスクリュー式搬送装
置を前後に近接して並設することにより、そのスクリュ
ー式搬送装置の搬送能力は単一のスクリュー式搬送装置
の2倍近くになる。よって、搬送処理物量が増大して、
例えば前側のスクリュー式搬送装置において処理物が溢
れた場合でも溢れた処理物は後側のスクリュー式搬送装
置側に移行してその後側のスクリュー式搬送装置で搬送
されることになる。尚、スクリュー式搬送装置を単一の
もので構成するもので搬送能力を2倍程度に高めるの
に、その搬送速度を2倍にすることや、スクリュー径を
大きくすることも考えられるが、前者の場合、搬送速度
が早い分搬送穀粒が損傷を受けやすくなるという欠点が
あり、後者の場合、選別風の風路に対してスクリュー上
部が干渉する虞れがあって選別風を乱したり抑制させた
りして選別機能を低下させるという不具合の生じる虞れ
がある。それに対して、本発明の請求項1にかかる構成
のように前後に近接してスクリュー式搬送装置を並設す
ることにより、各スクリュー式搬送装置での搬送速度は
従来通りに維持できながら、さらに選別風の風路の妨げ
になるような大径のスクリューにしなくても良いものに
できる。
によれば、脱穀処理物を横搬送するスクリュー式搬送装
置を前後に近接して並設することにより、そのスクリュ
ー式搬送装置の搬送能力は単一のスクリュー式搬送装置
の2倍近くになる。よって、搬送処理物量が増大して、
例えば前側のスクリュー式搬送装置において処理物が溢
れた場合でも溢れた処理物は後側のスクリュー式搬送装
置側に移行してその後側のスクリュー式搬送装置で搬送
されることになる。尚、スクリュー式搬送装置を単一の
もので構成するもので搬送能力を2倍程度に高めるの
に、その搬送速度を2倍にすることや、スクリュー径を
大きくすることも考えられるが、前者の場合、搬送速度
が早い分搬送穀粒が損傷を受けやすくなるという欠点が
あり、後者の場合、選別風の風路に対してスクリュー上
部が干渉する虞れがあって選別風を乱したり抑制させた
りして選別機能を低下させるという不具合の生じる虞れ
がある。それに対して、本発明の請求項1にかかる構成
のように前後に近接してスクリュー式搬送装置を並設す
ることにより、各スクリュー式搬送装置での搬送速度は
従来通りに維持できながら、さらに選別風の風路の妨げ
になるような大径のスクリューにしなくても良いものに
できる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、搬送される穀粒を損傷させるような
詰まりを生じさせることなく、良好に脱穀処理物を搬送
できるとともに、脱穀処理物の急な増大に対しても対応
できるようその搬送能力を高めることができるに至っ
た。
かる構成によれば、搬送される穀粒を損傷させるような
詰まりを生じさせることなく、良好に脱穀処理物を搬送
できるとともに、脱穀処理物の急な増大に対しても対応
できるようその搬送能力を高めることができるに至っ
た。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる脱穀
装置の処理物搬送構造は、請求項1に記載のものにおい
て、前記スクリュー式搬送装置のスクリューの回転向き
を互いに逆向きに設定してあることを特徴構成とする。
装置の処理物搬送構造は、請求項1に記載のものにおい
て、前記スクリュー式搬送装置のスクリューの回転向き
を互いに逆向きに設定してあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、両スクリュー式搬送装置のスクリューの回転
向きを互いに逆向きにしていることで、そのスクリュー
により発生する振動が背反的なものになり易くして、互
いに振動の相殺がなされるようにできることで、振動の
発生が抑制される。
によれば、両スクリュー式搬送装置のスクリューの回転
向きを互いに逆向きにしていることで、そのスクリュー
により発生する振動が背反的なものになり易くして、互
いに振動の相殺がなされるようにできることで、振動の
発生が抑制される。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、スクリュー式搬送装置における振動
の発生が抑制され、そのスクリュー式搬送装置やその支
持構造等の耐久性を高める利点がある。
かる構成によれば、スクリュー式搬送装置における振動
の発生が抑制され、そのスクリュー式搬送装置やその支
持構造等の耐久性を高める利点がある。
【0011】(構成) 本発明の請求項3にかかる脱穀
装置の処理物搬送構造は、請求項2に記載のものにおい
て、前記両スクリュー式搬送装置のスクリューの回転向
きを互いに逆向きに設定してあるとともに、スクリュー
上半部で互いに内向きに回転するように設定してあるこ
とを特徴構成とする。
装置の処理物搬送構造は、請求項2に記載のものにおい
て、前記両スクリュー式搬送装置のスクリューの回転向
きを互いに逆向きに設定してあるとともに、スクリュー
上半部で互いに内向きに回転するように設定してあるこ
とを特徴構成とする。
【0012】(作用) 本発明の請求項3にかかる構成
によれば、両スクリュー式搬送装置を、スクリュー上半
部で互いに内向きに回転するように設定してあることに
よって、処理物は両スクリュー式搬送装置のお互い寄り
の内方側に集まる状態で搬送されていくので、これとは
逆向きに回転するように設定するものと比較して、搬送
処理物が両スクリュー式搬送装置の前後の外側に飛散す
るようなことは殆どない。
によれば、両スクリュー式搬送装置を、スクリュー上半
部で互いに内向きに回転するように設定してあることに
よって、処理物は両スクリュー式搬送装置のお互い寄り
の内方側に集まる状態で搬送されていくので、これとは
逆向きに回転するように設定するものと比較して、搬送
処理物が両スクリュー式搬送装置の前後の外側に飛散す
るようなことは殆どない。
【0013】(効果) 従って、本発明の請求項3にか
かる構成によれば、両スクリュー式搬送装置による振動
の発生を抑制できるとともに、その搬送される処理物が
搬送装置から外方に飛び出してしまう虞れも少ないの
で、搬送が円滑に行われる利点がある。
かる構成によれば、両スクリュー式搬送装置による振動
の発生を抑制できるとともに、その搬送される処理物が
搬送装置から外方に飛び出してしまう虞れも少ないの
で、搬送が円滑に行われる利点がある。
【0014】(構成) 本発明の請求項4にかかる脱穀
装置の処理物搬送構造は、請求項1乃至3のいずれか一
項に記載のものにおいて、前記両スクリュー式搬送装置
のうち後側のスクリュー式搬送装置と前記揚送装置とを
伝動機構を介して連動連結してあることを特徴構成とす
る。
装置の処理物搬送構造は、請求項1乃至3のいずれか一
項に記載のものにおいて、前記両スクリュー式搬送装置
のうち後側のスクリュー式搬送装置と前記揚送装置とを
伝動機構を介して連動連結してあることを特徴構成とす
る。
【0015】(作用) 本発明の請求項4にかかる構成
によれば、後側のスクリュー式搬送装置から揚送装置へ
伝動するようにしているので、前側のスクリュー式搬送
装置から揚送装置へ至る箇所においては伝動機構が設け
られるものでなく、それによって、前側のスクリュー式
搬送装置から搬送物の揚送装置への移動経路が比較的邪
魔もののない広い通路となって、その広い通路を通して
搬送物が揚送装置へ円滑に移行できるものとなってい
る。
によれば、後側のスクリュー式搬送装置から揚送装置へ
伝動するようにしているので、前側のスクリュー式搬送
装置から揚送装置へ至る箇所においては伝動機構が設け
られるものでなく、それによって、前側のスクリュー式
搬送装置から搬送物の揚送装置への移動経路が比較的邪
魔もののない広い通路となって、その広い通路を通して
搬送物が揚送装置へ円滑に移行できるものとなってい
る。
【0016】(効果) 従って、本発明の請求項4にか
かる構成によれば、前側に配置されているスクリュー式
搬送装置は後側のスクリュー式搬送装置よりも処理物の
搬送量が通常多いものとなる、つまり揺動選別装置から
の処理物の漏下量は一般的に前側ほど多くなるものであ
って、前側のスクリュー式搬送装置は揺動選別装置の前
側から処理物を受けることになるから、後側のスクリュ
ー式搬送装置よりも処理物搬送量が多くなるのであり、
前側のスクリュー式搬送装置より処理物が揚送装置へ移
行する経路の方が後側のスクリュー式搬送装置より処理
物が揚送装置へ移行する経路より移行し易くできること
が望ましいのであって、その移行経路の邪魔ものになる
虞れのある揚送装置への伝動機構が後側のスクリュー式
搬送装置に設けていることにより、全体としてスクリュ
ー式搬送装置から揚送装置への処理物の移送が詰まり等
の不具合の発生を抑制して円滑に行えるものとなってい
る。
かる構成によれば、前側に配置されているスクリュー式
搬送装置は後側のスクリュー式搬送装置よりも処理物の
搬送量が通常多いものとなる、つまり揺動選別装置から
の処理物の漏下量は一般的に前側ほど多くなるものであ
って、前側のスクリュー式搬送装置は揺動選別装置の前
側から処理物を受けることになるから、後側のスクリュ
ー式搬送装置よりも処理物搬送量が多くなるのであり、
前側のスクリュー式搬送装置より処理物が揚送装置へ移
行する経路の方が後側のスクリュー式搬送装置より処理
物が揚送装置へ移行する経路より移行し易くできること
が望ましいのであって、その移行経路の邪魔ものになる
虞れのある揚送装置への伝動機構が後側のスクリュー式
搬送装置に設けていることにより、全体としてスクリュ
ー式搬送装置から揚送装置への処理物の移送が詰まり等
の不具合の発生を抑制して円滑に行えるものとなってい
る。
【0017】(構成) 本発明の請求項5にかかる脱穀
装置の処理物搬送構造は、請求項1乃至4のいずれか一
項に記載のものにおいて、前記両スクリュー式搬送装置
のうち後側のスクリュー式搬送装置のスクリュー径を前
側のスクリュー式搬送装置のスクリュー径よりも大に設
定してあることを特徴構成とする。
装置の処理物搬送構造は、請求項1乃至4のいずれか一
項に記載のものにおいて、前記両スクリュー式搬送装置
のうち後側のスクリュー式搬送装置のスクリュー径を前
側のスクリュー式搬送装置のスクリュー径よりも大に設
定してあることを特徴構成とする。
【0018】(作用) 本発明の請求項5にかかる構成
によれば、一般的に選別室の底部は唐箕からの選別風が
後方に向かって送風されるのを案内する案内部を構成し
ているとともに、その風路は後方ほど上方向きになるよ
うに設定しているので、案内部は後方ほど上位になる傾
斜面に構成されることになっているが、スクリュー式搬
送装置はその選別室の下部、つまり唐箕による送風経路
の底部箇所にその送風の妨げにならないように設けられ
るものであり、よって、そのような状態で幾分かでも処
理物の横送り性能を一層高められるようにするために、
前後に並設されるスクリュー式搬送装置のうち後方側の
スクリュー式搬送装置のスクリュー径を前側のスクリュ
ー式搬送装置のスクリュー径よりも大に設定しても、そ
の後方側のスクリュー式搬送装置のスクリュー体が唐箕
からの選別風の送風路に干渉しないようにできることに
なる。
によれば、一般的に選別室の底部は唐箕からの選別風が
後方に向かって送風されるのを案内する案内部を構成し
ているとともに、その風路は後方ほど上方向きになるよ
うに設定しているので、案内部は後方ほど上位になる傾
斜面に構成されることになっているが、スクリュー式搬
送装置はその選別室の下部、つまり唐箕による送風経路
の底部箇所にその送風の妨げにならないように設けられ
るものであり、よって、そのような状態で幾分かでも処
理物の横送り性能を一層高められるようにするために、
前後に並設されるスクリュー式搬送装置のうち後方側の
スクリュー式搬送装置のスクリュー径を前側のスクリュ
ー式搬送装置のスクリュー径よりも大に設定しても、そ
の後方側のスクリュー式搬送装置のスクリュー体が唐箕
からの選別風の送風路に干渉しないようにできることに
なる。
【0019】(効果) 従って、本発明の請求項5にか
かる構成によれば、脱穀処理物の搬送能力を後側のスク
リュー式搬送装置のスクリュー径を前側のスクリュー式
搬送装置よりも大に設定して高めても、その後側のスク
リュー式搬送装置のスクリュー体が唐箕の選別風の妨げ
にならない状態にできるので、処理物搬送能力の一層の
増大化を図ることができながらも、選別能力の低下を抑
制できるに至った。
かる構成によれば、脱穀処理物の搬送能力を後側のスク
リュー式搬送装置のスクリュー径を前側のスクリュー式
搬送装置よりも大に設定して高めても、その後側のスク
リュー式搬送装置のスクリュー体が唐箕の選別風の妨げ
にならない状態にできるので、処理物搬送能力の一層の
増大化を図ることができながらも、選別能力の低下を抑
制できるに至った。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、本発明にかかる脱穀装置
を示している。この脱穀装置はコンバインに搭載される
ものであって、図示しない刈取前処理装置で刈取処理さ
れた穀稈をフィードチェーン1で搬送しながら扱室2に
導入し、この扱室2内の扱胴3により脱穀処理するよう
に構成している。そして、扱胴3により脱穀処理された
処理物は受網4により漏下処理され、その漏下処理され
た処理物を揺動選別装置5により比重選別、篩い選別、
風選別処理された処理物のうち、精選別処理物は一番物
回収装置6により回収されて、その搬送終端部より揚送
装置7によって揚送されてグレンタンク(図示せず)に
搬送供給されるとともに、粗選別処理物は二番物回収装
置8により回収されて還元装置9によって揺動選別装置
5の搬送上手側箇所に還元するように構成している。
尚、図中、10は選別用の送風を行う唐箕、11は送塵
口12から排出される処理物の再処理を促す処理胴、1
3は排塵ファンである。
に基づいて説明する。図1に、本発明にかかる脱穀装置
を示している。この脱穀装置はコンバインに搭載される
ものであって、図示しない刈取前処理装置で刈取処理さ
れた穀稈をフィードチェーン1で搬送しながら扱室2に
導入し、この扱室2内の扱胴3により脱穀処理するよう
に構成している。そして、扱胴3により脱穀処理された
処理物は受網4により漏下処理され、その漏下処理され
た処理物を揺動選別装置5により比重選別、篩い選別、
風選別処理された処理物のうち、精選別処理物は一番物
回収装置6により回収されて、その搬送終端部より揚送
装置7によって揚送されてグレンタンク(図示せず)に
搬送供給されるとともに、粗選別処理物は二番物回収装
置8により回収されて還元装置9によって揺動選別装置
5の搬送上手側箇所に還元するように構成している。
尚、図中、10は選別用の送風を行う唐箕、11は送塵
口12から排出される処理物の再処理を促す処理胴、1
3は排塵ファンである。
【0021】図1乃至図4に示すように、一番物回収装
置6は、前後一対のスクリュー式搬送装置14,15を
隣接する状態で並設して構成したものである。尚、この
両スクリュー式搬送装置14,15のスクリュー径は同
径に設定しているとともに、その回転向きは、前側のス
クリュー式搬送装置14は搬送上手側から見て時計回り
に設定され、後側のスクリュー式搬送装置15は搬送上
手側から見て反時計回りに設定している(図1参照)。
そして、両スクリュー式搬送装置14,15の搬送終端
部において、それらのスクリュー式搬送装置14,15
によって搬送された処理物(一番物)を導入して揚送す
る揚送装置7をスクリュー式揚送装置で構成している。
この揚送装置7への伝動は、搬送上手側より動力が入力
されるスクリュー式搬送装置14,15のうち後側に配
置されているスクリュー式搬送装置15の搬送終端部よ
り伝動機構16を介して行われる。すなわち、このスク
リュー式搬送装置15のスクリュー軸15aの終端部に
設けたベベルギア17に歯合するベベルギア18を上下
向きの回転支軸19に設けているとともに、この回転支
軸19の下端部に第1平ギア20を設け、この第1平ギ
ア20と歯合する第2平ギア21を揚送装置7のスクリ
ュー軸7aの下端部に設けている。ここで、ベベルギア
17,18、回転支軸19、第1平ギア20、第2平ギ
ア21はケース22に内装されて、伝動機構16を構成
している。従って、この構成により、揚送装置7は後側
のスクリュー式搬送装置15からの伝動により駆動され
るものとなっている。そして、その伝動を行うための伝
動機構16を内装したケース22が後側のスクリュー式
搬送装置15に連設されているため、前側のスクリュー
式搬送装置14の搬送終端部においては、そのケース2
2が配置されているものでなく、スクリュー式搬送装置
14の搬送終端部から揚送装置7の処理物導入口23に
至る空間部Sにはケース22が無い分そのような処理物
の揚送装置7への搬送の妨げとなる邪魔物が無く、搬送
処理物量の多い前側のスクリュー式搬送装置14の搬送
終端部で揚送装置7への処理物の移行が円滑に行われ易
くなっている。尚、図中、Hは、スクリュー式搬送装置
14,15のそれぞれの搬送終端部に設けられた羽根体
であって、搬送処理物を揚送装置7へ移行するためのも
のである。
置6は、前後一対のスクリュー式搬送装置14,15を
隣接する状態で並設して構成したものである。尚、この
両スクリュー式搬送装置14,15のスクリュー径は同
径に設定しているとともに、その回転向きは、前側のス
クリュー式搬送装置14は搬送上手側から見て時計回り
に設定され、後側のスクリュー式搬送装置15は搬送上
手側から見て反時計回りに設定している(図1参照)。
そして、両スクリュー式搬送装置14,15の搬送終端
部において、それらのスクリュー式搬送装置14,15
によって搬送された処理物(一番物)を導入して揚送す
る揚送装置7をスクリュー式揚送装置で構成している。
この揚送装置7への伝動は、搬送上手側より動力が入力
されるスクリュー式搬送装置14,15のうち後側に配
置されているスクリュー式搬送装置15の搬送終端部よ
り伝動機構16を介して行われる。すなわち、このスク
リュー式搬送装置15のスクリュー軸15aの終端部に
設けたベベルギア17に歯合するベベルギア18を上下
向きの回転支軸19に設けているとともに、この回転支
軸19の下端部に第1平ギア20を設け、この第1平ギ
ア20と歯合する第2平ギア21を揚送装置7のスクリ
ュー軸7aの下端部に設けている。ここで、ベベルギア
17,18、回転支軸19、第1平ギア20、第2平ギ
ア21はケース22に内装されて、伝動機構16を構成
している。従って、この構成により、揚送装置7は後側
のスクリュー式搬送装置15からの伝動により駆動され
るものとなっている。そして、その伝動を行うための伝
動機構16を内装したケース22が後側のスクリュー式
搬送装置15に連設されているため、前側のスクリュー
式搬送装置14の搬送終端部においては、そのケース2
2が配置されているものでなく、スクリュー式搬送装置
14の搬送終端部から揚送装置7の処理物導入口23に
至る空間部Sにはケース22が無い分そのような処理物
の揚送装置7への搬送の妨げとなる邪魔物が無く、搬送
処理物量の多い前側のスクリュー式搬送装置14の搬送
終端部で揚送装置7への処理物の移行が円滑に行われ易
くなっている。尚、図中、Hは、スクリュー式搬送装置
14,15のそれぞれの搬送終端部に設けられた羽根体
であって、搬送処理物を揚送装置7へ移行するためのも
のである。
【0022】〔別の実施の形態〕 図5及び図6に示すように、一番物回収装置6を構
成する前後一対のスクリュー式搬送装置14,15から
動力伝達されないものに揚送装置7を構成している。す
なわち、揚送装置7は、揚送装置7のスクリュー軸7a
の下端部にギア伝動機構24を介して連動連結した電動
モータ25によって駆動されるようにしている。このよ
うに構成することによって、一対のスクリュー式搬送装
置14,15のどちらからも揚送装置7に動力伝達する
ものでないので、その動力伝達するための伝動機構を設
けることによる各スクリュー式搬送装置14,15の搬
送終端部のスペースを大きく確保することができて、処
理物の詰まり等の発生を抑制できる。また、図5に示す
ように、両スクリュー式搬送装置14,15の搬送終端
部から揚送装置7へ至る処理物移送経路Rを形成する外
装ケース26の上面部に形成した孔27にゴム膜28を
張っている。このゴム膜28は、処理物移送経路Rにお
いて処理物が多量に移送される際に詰まりが生じないよ
う、その処理物の圧力により外方に膨らむことが可能と
なっている。
成する前後一対のスクリュー式搬送装置14,15から
動力伝達されないものに揚送装置7を構成している。す
なわち、揚送装置7は、揚送装置7のスクリュー軸7a
の下端部にギア伝動機構24を介して連動連結した電動
モータ25によって駆動されるようにしている。このよ
うに構成することによって、一対のスクリュー式搬送装
置14,15のどちらからも揚送装置7に動力伝達する
ものでないので、その動力伝達するための伝動機構を設
けることによる各スクリュー式搬送装置14,15の搬
送終端部のスペースを大きく確保することができて、処
理物の詰まり等の発生を抑制できる。また、図5に示す
ように、両スクリュー式搬送装置14,15の搬送終端
部から揚送装置7へ至る処理物移送経路Rを形成する外
装ケース26の上面部に形成した孔27にゴム膜28を
張っている。このゴム膜28は、処理物移送経路Rにお
いて処理物が多量に移送される際に詰まりが生じないよ
う、その処理物の圧力により外方に膨らむことが可能と
なっている。
【0023】 図7に示すように、二番物回収装置8
を、前後一対のスクリュー式搬送装置29,30で構成
しても良い。この場合、還元装置9が揚送装置を構成す
るものである。この還元装置9は図示しないが二番物を
跳ね飛ばすスロワー羽根がその基端部に配設されている
のであって、両スクリュー式搬送装置29,30により
搬送された処理物をそのスロワー羽根で前方上方に向け
て跳ね飛ばす。
を、前後一対のスクリュー式搬送装置29,30で構成
しても良い。この場合、還元装置9が揚送装置を構成す
るものである。この還元装置9は図示しないが二番物を
跳ね飛ばすスロワー羽根がその基端部に配設されている
のであって、両スクリュー式搬送装置29,30により
搬送された処理物をそのスロワー羽根で前方上方に向け
て跳ね飛ばす。
【0024】 図8に示すように、一番物回収装置6
も二番物回収装置8もそれぞれ前後一対のスクリュー式
搬送装置14,15,29,30を配設して構成しても
良い。
も二番物回収装置8もそれぞれ前後一対のスクリュー式
搬送装置14,15,29,30を配設して構成しても
良い。
【0025】 図9に示すように、唐箕10からの送
風経路Kの底部31は後方ほど高くなる傾斜面を成して
いるとともに、一番物回収装置6及び二番物回収装置8
にそれぞれ前後一対並設されるスクリュー式搬送装置1
4,15,29,30のうち、後側に配置されているス
クリュー式搬送装置15,30のスクリュー径を前側に
配置されているスクリュー式搬送装置14,29のスク
リュー径よりも大に設定している。尚、後側のスクリュ
ー式搬送装置15,30のスクリュー径は大に設定して
いるものの、前記底部31の延長面よりもスクリューの
上端が下位になるように設定しているので、後側のスク
リュー式搬送装置15,30のスクリュー体が唐箕10
による送風の妨げにならないようにしている。これによ
り、作業途中で処理物量が急増した場合でも後側のスク
リュー式搬送装置15,30の搬送容量が大きく設定さ
れているので、その急増分の負担を吸収できるようにな
っている。
風経路Kの底部31は後方ほど高くなる傾斜面を成して
いるとともに、一番物回収装置6及び二番物回収装置8
にそれぞれ前後一対並設されるスクリュー式搬送装置1
4,15,29,30のうち、後側に配置されているス
クリュー式搬送装置15,30のスクリュー径を前側に
配置されているスクリュー式搬送装置14,29のスク
リュー径よりも大に設定している。尚、後側のスクリュ
ー式搬送装置15,30のスクリュー径は大に設定して
いるものの、前記底部31の延長面よりもスクリューの
上端が下位になるように設定しているので、後側のスク
リュー式搬送装置15,30のスクリュー体が唐箕10
による送風の妨げにならないようにしている。これによ
り、作業途中で処理物量が急増した場合でも後側のスク
リュー式搬送装置15,30の搬送容量が大きく設定さ
れているので、その急増分の負担を吸収できるようにな
っている。
【図1】一番物回収装置に本発明を適用した脱穀装置を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図2】スクリュー式搬送装置と揚送装置とを示す縦断
正面図
正面図
【図3】スクリュー式搬送装置と揚送装置とを示す縦断
側面図
側面図
【図4】スクリュー式搬送装置と揚送装置とを示す横断
平面図
平面図
【図5】別の実施の形態にかかるスクリュー式搬送装置
等を示す縦断正面図
等を示す縦断正面図
【図6】別の実施の形態にかかるスクリュー式搬送装置
等を示す縦断側面図
等を示す縦断側面図
【図7】二番物回収装置に本発明を適用した脱穀装置を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図8】一番物回収装置及び二番物回収装置に本発明を
適用した脱穀装置を示す縦断側面図
適用した脱穀装置を示す縦断側面図
【図9】請求項5にかかる発明を適用した脱穀装置を示
す縦断側面図
す縦断側面図
7 揚送装置 14,15 スクリュー式搬送装置 16 伝動機構
Claims (5)
- 【請求項1】 選別室の下部に、脱穀処理物を横搬送す
るスクリュー式搬送装置を前後に近接して並設するとと
もに、両スクリュー式搬送装置の搬送終端部より合流し
た搬送処理物を揚送する揚送装置を設けてある脱穀装置
の処理物搬送構造。 - 【請求項2】 前記スクリュー式搬送装置のスクリュー
の回転向きを互いに逆向きに設定してある請求項1に記
載の脱穀装置の処理物搬送構造。 - 【請求項3】 前記両スクリュー式搬送装置のスクリュ
ーの回転向きを互いに逆向きに設定してあるとともに、
スクリュー上半部で互いに内向きに回転するように設定
してある請求項2に記載の脱穀装置の処理物搬送構造。 - 【請求項4】 前記両スクリュー式搬送装置のうち後側
のスクリュー式搬送装置と前記揚送装置とを伝動機構を
介して連動連結してある請求項1乃至3のいずれか一項
に記載の脱穀装置の処理物搬送構造。 - 【請求項5】 前記両スクリュー式搬送装置のうち後側
のスクリュー式搬送装置のスクリュー径を前側のスクリ
ュー式搬送装置のスクリュー径よりも大に設定してある
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の脱穀装置の処理
物搬送構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP202898A JPH11196660A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 脱穀装置の処理物搬送構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP202898A JPH11196660A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 脱穀装置の処理物搬送構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11196660A true JPH11196660A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11517891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP202898A Pending JPH11196660A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 脱穀装置の処理物搬送構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11196660A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009034442A3 (en) * | 2007-09-14 | 2009-06-11 | Agco Do Brasil Comercia E Ind | Auger conveyors |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP202898A patent/JPH11196660A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009034442A3 (en) * | 2007-09-14 | 2009-06-11 | Agco Do Brasil Comercia E Ind | Auger conveyors |
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