JPH1119732A - 小径パイプの突き出し加工部及びその加工方法並びに加工装置 - Google Patents
小径パイプの突き出し加工部及びその加工方法並びに加工装置Info
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- JPH1119732A JPH1119732A JP17376097A JP17376097A JPH1119732A JP H1119732 A JPH1119732 A JP H1119732A JP 17376097 A JP17376097 A JP 17376097A JP 17376097 A JP17376097 A JP 17376097A JP H1119732 A JPH1119732 A JP H1119732A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の自動変速機用のシフトレバーなどに
用いるための小径パイプの突き出し加工部及びその加工
方法並びに加工装置を提供する。 【解決手段】 小径パイプ11の一端部付近において、
側壁の一部が内方へ突き込まれると共に、この突き込ま
れた側壁の一部と直径方向で相対向する側壁の一部が外
方へ突き出されて突起3が形成される構成とした。
用いるための小径パイプの突き出し加工部及びその加工
方法並びに加工装置を提供する。 【解決手段】 小径パイプ11の一端部付近において、
側壁の一部が内方へ突き込まれると共に、この突き込ま
れた側壁の一部と直径方向で相対向する側壁の一部が外
方へ突き出されて突起3が形成される構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は小径パイプの突き
出し加工部及びその加工方法並びに加工装置に係るもの
で、特に自動車のシフトレバー用の小径パイプをノブに
ワンタッチ装着するための突起を形成した小径パイプ及
びその突き出し加工方法並びにその加工装置に関する。
出し加工部及びその加工方法並びに加工装置に係るもの
で、特に自動車のシフトレバー用の小径パイプをノブに
ワンタッチ装着するための突起を形成した小径パイプ及
びその突き出し加工方法並びにその加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシフトレバーは、自動変速機に
あっては、ディテント切欠部に係脱するディテントピン
を有する金属パイプからなるシフトレバーが、車体に固
定した筺体に車体前後方向へ回動可能に支持されるとと
もに、シフトレバーにはその直径方向で相対向して開設
された軸方向の長孔に係合するディテントピンを保持し
たコンプレッションロッドが上方へ付勢して挿入され、
かつ、シフトレバーの上端部にはノブが冠着され、この
ノブには上方へ付勢したばねの力に抗してコンプレッシ
ョンロッドを押し下げる押しボタンが直交して設けられ
ている。
あっては、ディテント切欠部に係脱するディテントピン
を有する金属パイプからなるシフトレバーが、車体に固
定した筺体に車体前後方向へ回動可能に支持されるとと
もに、シフトレバーにはその直径方向で相対向して開設
された軸方向の長孔に係合するディテントピンを保持し
たコンプレッションロッドが上方へ付勢して挿入され、
かつ、シフトレバーの上端部にはノブが冠着され、この
ノブには上方へ付勢したばねの力に抗してコンプレッシ
ョンロッドを押し下げる押しボタンが直交して設けられ
ている。
【0003】ここで、シフトレバーとノブの取り付け構
造は、従来ではノブの外側からシフトレバーを形成する
小径パイプの側壁にネジで締付固定していたが、新しい
ノブの固定方法として小径パイプの上端部に切欠部を形
成するとともに、その切欠部の軸方向下部に、下方へ傾
斜した突起を突き出し形成してノブの下端部内側に形成
した係合部に嵌着させることにより、ネジ固定を廃止す
るようになっている。すなわち、ネジ固定ではネジを一
つ々々回して締め付ける作業を伴うので、この作業を省
略すべく、ノブをシフトレバーの上端部に嵌合する作業
だけでワンタッチ装着を可能にすることに起因してい
る。
造は、従来ではノブの外側からシフトレバーを形成する
小径パイプの側壁にネジで締付固定していたが、新しい
ノブの固定方法として小径パイプの上端部に切欠部を形
成するとともに、その切欠部の軸方向下部に、下方へ傾
斜した突起を突き出し形成してノブの下端部内側に形成
した係合部に嵌着させることにより、ネジ固定を廃止す
るようになっている。すなわち、ネジ固定ではネジを一
つ々々回して締め付ける作業を伴うので、この作業を省
略すべく、ノブをシフトレバーの上端部に嵌合する作業
だけでワンタッチ装着を可能にすることに起因してい
る。
【0004】これは、図15に示すように、小径パイプ
からなるシフトレバー1の上端部にコ字形の切欠部2を
形成するとともに、その切欠部2から軸方向へ所定距離
の下部に突起3を形成する。この突起は、下方へ傾斜し
開いてノブの抜け止め作用をするように形成されるもの
であり、切欠部はノブの回り止めの作用をするものであ
る。
からなるシフトレバー1の上端部にコ字形の切欠部2を
形成するとともに、その切欠部2から軸方向へ所定距離
の下部に突起3を形成する。この突起は、下方へ傾斜し
開いてノブの抜け止め作用をするように形成されるもの
であり、切欠部はノブの回り止めの作用をするものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記突
起3の加工法が問題となる。加工法としては通例パンチ
加工が考えられるが、シフトレバー1が小径で比較的肉
厚であるために、図16及び図17に示すように、ダイ
5とストリッパ6間に挟持したワークパイプ1a内にパ
ンチ4を挿入し、パンチ4の突起部4aで突起3を空隙
部7に向けて突き出し加工しようとする場合、挿入した
パンチ4の外径が充分に採れないほか、パンチ4の加工
位置と加圧位置のオフセット量が大きくパンチ4の強度
よりも加工圧力が高いため、パンチ4が折れて突起3の
パンチ加工はできない。
起3の加工法が問題となる。加工法としては通例パンチ
加工が考えられるが、シフトレバー1が小径で比較的肉
厚であるために、図16及び図17に示すように、ダイ
5とストリッパ6間に挟持したワークパイプ1a内にパ
ンチ4を挿入し、パンチ4の突起部4aで突起3を空隙
部7に向けて突き出し加工しようとする場合、挿入した
パンチ4の外径が充分に採れないほか、パンチ4の加工
位置と加圧位置のオフセット量が大きくパンチ4の強度
よりも加工圧力が高いため、パンチ4が折れて突起3の
パンチ加工はできない。
【0006】そこで、図18に示すように、シフトレバ
ー1の前記突起3に対面して孔8が穿設されている。こ
れは、小径パイプ1aに孔8を穿設し、図19及び図2
0に示すように、ダイ5とストリッパ6間に挟持した小
径パイプ1aの孔8をストリッパ6に穿設した孔10に
対面させ、孔10,8からパンチ9を空隙部7に向けて
叩打してその突起部9aで突起3を突き出し加工するこ
とが考えられるものの、孔8を穿設する予備工程が必要
となるとともに、小径パイプ1aに孔8を穿設すること
でシフトレバー1としての強度が低下する恐れが生じ
る。
ー1の前記突起3に対面して孔8が穿設されている。こ
れは、小径パイプ1aに孔8を穿設し、図19及び図2
0に示すように、ダイ5とストリッパ6間に挟持した小
径パイプ1aの孔8をストリッパ6に穿設した孔10に
対面させ、孔10,8からパンチ9を空隙部7に向けて
叩打してその突起部9aで突起3を突き出し加工するこ
とが考えられるものの、孔8を穿設する予備工程が必要
となるとともに、小径パイプ1aに孔8を穿設すること
でシフトレバー1としての強度が低下する恐れが生じ
る。
【0007】そこで、この発明は、小径パイプの突き出
し加工部及びその加工方法並びに加工装置を提供する。
し加工部及びその加工方法並びに加工装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる小径パ
イプの突き出し加工部は、小径パイプの一端部付近にお
いて、側壁の一部が内方へ突き込まれると共に、この突
き込まれた側壁の一部と直径方向で相対向する側壁の一
部が外方へ突き出されて突起が形成されていることを特
徴とする。
イプの突き出し加工部は、小径パイプの一端部付近にお
いて、側壁の一部が内方へ突き込まれると共に、この突
き込まれた側壁の一部と直径方向で相対向する側壁の一
部が外方へ突き出されて突起が形成されていることを特
徴とする。
【0009】この発明にかかる小径パイプの突き出し加
工方法は、小径パイプにおける被加工部に面する空隙部
を有するダイと、被加工部の対向側に直交して加圧用パ
ンチが進退可能な孔を有するストリッパとの間に小径パ
イプを固定し、該小径パイプの端部から加工用パンチを
挿入した後、前記加圧用パンチを叩打して小径パイプの
側壁の一部を内方に張り出させて前記加工用パンチの一
部を回動させることにより、該加工用パンチの一部で小
径パイプの相対向する側壁の一部を外方へ突き出して突
起が形成されることを特徴とする。
工方法は、小径パイプにおける被加工部に面する空隙部
を有するダイと、被加工部の対向側に直交して加圧用パ
ンチが進退可能な孔を有するストリッパとの間に小径パ
イプを固定し、該小径パイプの端部から加工用パンチを
挿入した後、前記加圧用パンチを叩打して小径パイプの
側壁の一部を内方に張り出させて前記加工用パンチの一
部を回動させることにより、該加工用パンチの一部で小
径パイプの相対向する側壁の一部を外方へ突き出して突
起が形成されることを特徴とする。
【0010】この発明にかかる小径パイプの加工装置
は、小径パイプの一端部を挟持固定するダイ及びストリ
ッパと、小径パイプに直交して進退可能な加工用パンチ
と、小径パイプ内に軸方向で進退可能な加圧用パンチと
を有し、該加工用パンチは、小径パイプ内に挿入する芯
金と、該芯金に軸方向で所定幅及び長さで形成した角孔
内に揺動可能に支持されたパンチ本体とを有し、該パン
チ本体は、小径パイプの内径とほぼ同じ幅を有し、その
一側端面に小径パイプの側壁の一部と当接する接触部が
形成されるとともに他側端面に相対向する側壁の一部を
外方へ突き出す突起部が形成され、前記加圧用パンチは
小径パイプの側壁を介して前記パンチ本体の当接部を叩
打するするように構成されていることを特徴とする。
は、小径パイプの一端部を挟持固定するダイ及びストリ
ッパと、小径パイプに直交して進退可能な加工用パンチ
と、小径パイプ内に軸方向で進退可能な加圧用パンチと
を有し、該加工用パンチは、小径パイプ内に挿入する芯
金と、該芯金に軸方向で所定幅及び長さで形成した角孔
内に揺動可能に支持されたパンチ本体とを有し、該パン
チ本体は、小径パイプの内径とほぼ同じ幅を有し、その
一側端面に小径パイプの側壁の一部と当接する接触部が
形成されるとともに他側端面に相対向する側壁の一部を
外方へ突き出す突起部が形成され、前記加圧用パンチは
小径パイプの側壁を介して前記パンチ本体の当接部を叩
打するするように構成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1及び図2に示すように、シフト
レバーとなるべき肉厚の小径パイプ11の上端部付近に
突起3が突き出し加工され、その突起3に相対向する側
壁部外周面に突き出し加工の痕跡12が残されている。
小径パイプ11の断面形状は円であるが多角形や小判形
等でもよいものである。またシフトレバー1として用い
るべき小径パイプ11の上端部に形成する前記切欠部2
の加工は突起3の成形と同時又はその前後に行われる。
に基づき説明する。図1及び図2に示すように、シフト
レバーとなるべき肉厚の小径パイプ11の上端部付近に
突起3が突き出し加工され、その突起3に相対向する側
壁部外周面に突き出し加工の痕跡12が残されている。
小径パイプ11の断面形状は円であるが多角形や小判形
等でもよいものである。またシフトレバー1として用い
るべき小径パイプ11の上端部に形成する前記切欠部2
の加工は突起3の成形と同時又はその前後に行われる。
【0012】そこで、このような突起3を有する小径パ
イプ11の加工方法を説明すると、図3及び図4に示す
ように、ダイ5とストリッパ6間に挟持固定される小径
パイプ11の一端部に加工用パンチ22を挿入する。ス
トリッパ6の空隙部10には加圧用パンチ21が小径パ
イプ11に向けて進退可能に挿入されている。加圧用パ
ンチ21は前記突起3の形状に合わせて傾斜した端面2
3を有する。なお、この端面23は小径パイプ11の側
壁と平行に形成してもよい。
イプ11の加工方法を説明すると、図3及び図4に示す
ように、ダイ5とストリッパ6間に挟持固定される小径
パイプ11の一端部に加工用パンチ22を挿入する。ス
トリッパ6の空隙部10には加圧用パンチ21が小径パ
イプ11に向けて進退可能に挿入されている。加圧用パ
ンチ21は前記突起3の形状に合わせて傾斜した端面2
3を有する。なお、この端面23は小径パイプ11の側
壁と平行に形成してもよい。
【0013】加工用パンチ22は、図9及び図10に示
すように、小径パイプ11内に挿入する小径パイプ11
の内径とほぼ同じ外径を有する芯金13に軸方向で所定
幅及び長さの角孔14を形成し、該角孔14内に板状の
パンチ本体15を支点ピン16で軸支して揺動可能に挟
持し、該パンチ本体15は小径パイプ11の内径とほぼ
同じ幅を有し、加圧時に小径パイプ11の側壁の張り出
し部26と当接し、その張り出しと共に回動する接触部
24と、張り出し部26と直径方向で相対向する側壁の
被加工部を外方へ突き出す突起部25とを有し、かつ、
前記パンチ本体15の一部をその支点ピン16に向けて
押圧するボールプランジャー18とからなり、このボー
ルプランジャー18は芯金13に軸方向に穿設したねじ
孔19にコイルばね28で付勢され、パンチ本体15の
波形面17に圧接してパンチ本体15を収容状態、すな
わち図9に示す状態に保持している。なお、接触部24
と対面して芯金13に傾斜面20が形成されている。
すように、小径パイプ11内に挿入する小径パイプ11
の内径とほぼ同じ外径を有する芯金13に軸方向で所定
幅及び長さの角孔14を形成し、該角孔14内に板状の
パンチ本体15を支点ピン16で軸支して揺動可能に挟
持し、該パンチ本体15は小径パイプ11の内径とほぼ
同じ幅を有し、加圧時に小径パイプ11の側壁の張り出
し部26と当接し、その張り出しと共に回動する接触部
24と、張り出し部26と直径方向で相対向する側壁の
被加工部を外方へ突き出す突起部25とを有し、かつ、
前記パンチ本体15の一部をその支点ピン16に向けて
押圧するボールプランジャー18とからなり、このボー
ルプランジャー18は芯金13に軸方向に穿設したねじ
孔19にコイルばね28で付勢され、パンチ本体15の
波形面17に圧接してパンチ本体15を収容状態、すな
わち図9に示す状態に保持している。なお、接触部24
と対面して芯金13に傾斜面20が形成されている。
【0014】ついで、図5及び図6に示すように、加圧
用パンチ21で小径パイプ11を所定の荷重で叩打する
と、小径パイプ11の側壁の一部が内方へ突き込まれて
張り出し部26が形成されると共に、この張り出し部2
6に接触部24が押されてパンチ本体15が支点ピン1
6を中心に回転し、突起部25により張り出し部26と
直径方向で相対向する側壁の一部が空隙部7側に押し出
されて突起3が形成される。
用パンチ21で小径パイプ11を所定の荷重で叩打する
と、小径パイプ11の側壁の一部が内方へ突き込まれて
張り出し部26が形成されると共に、この張り出し部2
6に接触部24が押されてパンチ本体15が支点ピン1
6を中心に回転し、突起部25により張り出し部26と
直径方向で相対向する側壁の一部が空隙部7側に押し出
されて突起3が形成される。
【0015】その後、図7及び図8に示すように、加工
用パンチ22を小径パイプ11から引き抜くと、張り出
し部26が芯金13の傾斜面20にて突き戻され、その
痕跡12を外周面に残す程度にほぼ原状に復してパンチ
加工は終了する。
用パンチ22を小径パイプ11から引き抜くと、張り出
し部26が芯金13の傾斜面20にて突き戻され、その
痕跡12を外周面に残す程度にほぼ原状に復してパンチ
加工は終了する。
【0016】次に、上記パンチ加工方法を実現する具体
的な加工用装置を図11に基づいて説明すると、図中、
40は加圧用パンチ21の基部でパンチホルダー41と
一体で、パンチホルダー41の上面に荷重が負荷され
る。42はパンチホルダー41とストリッパ6間に介在
するウレタン部材であり、このウレタン部材42は加圧
用パンチ21をストリッパ6から引き抜くときに、パン
チホルダー41を持ち上げる弾機として作用をするもの
で基部40を挟んで配置してある。
的な加工用装置を図11に基づいて説明すると、図中、
40は加圧用パンチ21の基部でパンチホルダー41と
一体で、パンチホルダー41の上面に荷重が負荷され
る。42はパンチホルダー41とストリッパ6間に介在
するウレタン部材であり、このウレタン部材42は加圧
用パンチ21をストリッパ6から引き抜くときに、パン
チホルダー41を持ち上げる弾機として作用をするもの
で基部40を挟んで配置してある。
【0017】43は芯金13が貫通する透孔44を穿設
した芯金ホルダー、45は芯金13よりも径大の芯金基
部、46は芯金基部45と一体の芯金プレートであり、
芯金プレート46は下型ホルダー47の上面を摺動でき
る。48はカムスライダであり、このカムスライダ48
は芯金ホルダー43と芯金プレート46間に介在して下
型ホルダー47の上面を摺動できる。
した芯金ホルダー、45は芯金13よりも径大の芯金基
部、46は芯金基部45と一体の芯金プレートであり、
芯金プレート46は下型ホルダー47の上面を摺動でき
る。48はカムスライダであり、このカムスライダ48
は芯金ホルダー43と芯金プレート46間に介在して下
型ホルダー47の上面を摺動できる。
【0018】49は芯金基部45の両側にそれぞれ配置
された略直角三角形のカムドライバであり、このカムド
ライバ49は同じく略直角三角形のカムスライダ48の
傾斜面50と接触する傾斜面51を有して芯金ホルダー
43とカムスライダ48の間に移動可能に載置されてい
る。52は下型ホルダー46の一端部付近に固定された
案内カムであり、この案内カム52は傾斜面53を有す
る。54は略直角三角形のカムドライバであり、このカ
ムドライバ54は案内カム52の傾斜面53に摺接する
傾斜面55を有して芯金プレート46と案内カム52間
に移動可能に介在している。
された略直角三角形のカムドライバであり、このカムド
ライバ49は同じく略直角三角形のカムスライダ48の
傾斜面50と接触する傾斜面51を有して芯金ホルダー
43とカムスライダ48の間に移動可能に載置されてい
る。52は下型ホルダー46の一端部付近に固定された
案内カムであり、この案内カム52は傾斜面53を有す
る。54は略直角三角形のカムドライバであり、このカ
ムドライバ54は案内カム52の傾斜面53に摺接する
傾斜面55を有して芯金プレート46と案内カム52間
に移動可能に介在している。
【0019】したがって、ダイ5とストリッパ6間に小
径パイプ11を挟持し、ダイ5とストリッパ6の端面に
芯金ホルダー43を当て、カムドライバ54の上部を押
して傾斜面55を摺動させることにより、カムドライバ
49が上方へ移動して芯金ホルダー43と芯金プレート
46間の距離が短くなり、芯金13が小径パイプ11内
に挿入される。
径パイプ11を挟持し、ダイ5とストリッパ6の端面に
芯金ホルダー43を当て、カムドライバ54の上部を押
して傾斜面55を摺動させることにより、カムドライバ
49が上方へ移動して芯金ホルダー43と芯金プレート
46間の距離が短くなり、芯金13が小径パイプ11内
に挿入される。
【0020】そこで、カムドライバ54に圧力を掛けた
状態で、パンチホルダー41に荷重を負荷して加圧用パ
ンチ21を空隙部10に向けて突き込むと、小径パイプ
11の直径方向で相対向する側壁の一方が内方へ突き込
まれて張り出し部26が形成される一方、パンチ本体1
5が支点ピン16を中心として図示反時計方向へ回動す
るため、突起部25が小径パイプ11の他方の側壁を外
方へ突き出して前記突起3を形成する。
状態で、パンチホルダー41に荷重を負荷して加圧用パ
ンチ21を空隙部10に向けて突き込むと、小径パイプ
11の直径方向で相対向する側壁の一方が内方へ突き込
まれて張り出し部26が形成される一方、パンチ本体1
5が支点ピン16を中心として図示反時計方向へ回動す
るため、突起部25が小径パイプ11の他方の側壁を外
方へ突き出して前記突起3を形成する。
【0021】ついで、カムドライバ54の加圧を解除し
てカムドライバ49を下方へ押し込むと、摺接する傾斜
面50,51を介してカムスライダ48は案内カム52
側へ移動するため、芯金プレート46が案内プレート5
2に向けて移動し、カムドライバ54は上方へ移動し、
これにより芯金13は小径パイプ11から引き抜かれ
る。このとき、芯金13の傾斜面20が張り出し部26
を外方へ突き戻し、小径パイプ11の外周面にその痕跡
12のみが残る。また、パンチ本体15はボールプラン
ジャー18の作用により元の位置に戻り保持される。
てカムドライバ49を下方へ押し込むと、摺接する傾斜
面50,51を介してカムスライダ48は案内カム52
側へ移動するため、芯金プレート46が案内プレート5
2に向けて移動し、カムドライバ54は上方へ移動し、
これにより芯金13は小径パイプ11から引き抜かれ
る。このとき、芯金13の傾斜面20が張り出し部26
を外方へ突き戻し、小径パイプ11の外周面にその痕跡
12のみが残る。また、パンチ本体15はボールプラン
ジャー18の作用により元の位置に戻り保持される。
【0022】かくして、突起3を形成した小径パイプ1
1は、その上端部にノブ(図示略)の下部に設けた挿通
穴を嵌合し、ノブの係合部が突起3を乗り越え又は係合
して突起3により抜け落ちることがないように装着され
る。そして、シフトレバー1すなわち小径パイプ11内
にはポジションピンを上下動させるコンプレッションロ
ッド(図示略)が挿通される。
1は、その上端部にノブ(図示略)の下部に設けた挿通
穴を嵌合し、ノブの係合部が突起3を乗り越え又は係合
して突起3により抜け落ちることがないように装着され
る。そして、シフトレバー1すなわち小径パイプ11内
にはポジションピンを上下動させるコンプレッションロ
ッド(図示略)が挿通される。
【0023】なお、小径パイプ11内に挿通するコンプ
レッションロッドの直径との関係で小径パイプ11内に
余裕があるならば、図12,13に示すように、小径パ
イプ11の上端部付近には突起3に直径方向で相対向し
て内方へ突出する突起3aを形成することとしてもよ
い。すなわち、前記において突き戻した張り出し部26
を、突き戻さないでそのまま残すのである。この場合に
用いる加工用パンチ22aは、図14に示すように、前
記加工用パンチ22における芯金13の傾斜面20に代
え、軸方向に開いた開溝20aにして、加工用パンチ2
2aの引き抜き時に突起3aが開溝20aを通過できる
ようにしてある。その他の構成は前記加工用パンチ22
と同じであるから、同一部分には同一符号を用いて重複
説明を省略する。
レッションロッドの直径との関係で小径パイプ11内に
余裕があるならば、図12,13に示すように、小径パ
イプ11の上端部付近には突起3に直径方向で相対向し
て内方へ突出する突起3aを形成することとしてもよ
い。すなわち、前記において突き戻した張り出し部26
を、突き戻さないでそのまま残すのである。この場合に
用いる加工用パンチ22aは、図14に示すように、前
記加工用パンチ22における芯金13の傾斜面20に代
え、軸方向に開いた開溝20aにして、加工用パンチ2
2aの引き抜き時に突起3aが開溝20aを通過できる
ようにしてある。その他の構成は前記加工用パンチ22
と同じであるから、同一部分には同一符号を用いて重複
説明を省略する。
【0024】以上説明したように、この発明の実施の形
態によれば、逃がし孔8等を設けることなく外方へ突出
する突起3を有する小径パイプ11を得ることができ
る。また、突き込まれた側壁の内面がほぼ原状に突き戻
されているから、小径パイプ内にコンプレッションロッ
ド等を摺動自在に設ける場合などに利用することが可能
な小径パイプを得ることができる。
態によれば、逃がし孔8等を設けることなく外方へ突出
する突起3を有する小径パイプ11を得ることができ
る。また、突き込まれた側壁の内面がほぼ原状に突き戻
されているから、小径パイプ内にコンプレッションロッ
ド等を摺動自在に設ける場合などに利用することが可能
な小径パイプを得ることができる。
【0025】また、小径パイプ11の端部から加工用パ
ンチ22を挿入した後、加圧用パンチ21を叩打して小
径パイプ11の側壁の一部を内方に張り出させて加工用
パンチ22の一部を移動させることにより、加工用パン
チ22の一部で小径パイプ11の相対向する側壁の一部
を外方へ突き出して突起3が形成されるから、小径パイ
プ11の外方への突き出し加工をパンチで行うことがで
きる。また、パイプ加工の際に加工屑が出ることがな
い。さらに、加工用パンチ22を小径パイプ11内から
引き抜くことにより張り出し部26を小径パイプ11の
外周面に痕跡12が残る程度にほぼ原状に突き戻すか
ら、突き戻しの工程を別に設ける必要がない。なお、張
り出し部26をテーパー状にすることで、突き戻しを容
易に行うことができるようになる。
ンチ22を挿入した後、加圧用パンチ21を叩打して小
径パイプ11の側壁の一部を内方に張り出させて加工用
パンチ22の一部を移動させることにより、加工用パン
チ22の一部で小径パイプ11の相対向する側壁の一部
を外方へ突き出して突起3が形成されるから、小径パイ
プ11の外方への突き出し加工をパンチで行うことがで
きる。また、パイプ加工の際に加工屑が出ることがな
い。さらに、加工用パンチ22を小径パイプ11内から
引き抜くことにより張り出し部26を小径パイプ11の
外周面に痕跡12が残る程度にほぼ原状に突き戻すか
ら、突き戻しの工程を別に設ける必要がない。なお、張
り出し部26をテーパー状にすることで、突き戻しを容
易に行うことができるようになる。
【0026】これにより、一回の工程で突起の突き出し
から張り出し部の突き戻しまで行える。また、複雑な加
工装置を必要とせず、一つの型及び設備で小径パイプ1
1の突き出し加工を容易に行うことが可能となる。
から張り出し部の突き戻しまで行える。また、複雑な加
工装置を必要とせず、一つの型及び設備で小径パイプ1
1の突き出し加工を容易に行うことが可能となる。
【0027】なお、突起3をテーパー状に形成したの
は、加工用パンチ22を小径パイプ11内から引き抜く
際のパンチ本体15の引き抜き性を良好にするためと、
この小径パイプ11をシフトレバーとして利用する際に
突起3をノブの抜け止めとして利用するのでノブ挿着時
に突起3を乗り越え易くするためであり、この突起3の
形状は小径パイプ11の利用方法に合わせて適宜に変更
することが可能である。
は、加工用パンチ22を小径パイプ11内から引き抜く
際のパンチ本体15の引き抜き性を良好にするためと、
この小径パイプ11をシフトレバーとして利用する際に
突起3をノブの抜け止めとして利用するのでノブ挿着時
に突起3を乗り越え易くするためであり、この突起3の
形状は小径パイプ11の利用方法に合わせて適宜に変更
することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、小径パ
イプの突き出し加工をパンチで行うことが可能となり、
一つの型及び設備で簡便に行え、加工屑が出ることもな
く、パイプの強度の観点からも優れてシフトレバーとし
ても最適の小径パイプを得ることができる。
イプの突き出し加工をパンチで行うことが可能となり、
一つの型及び設備で簡便に行え、加工屑が出ることもな
く、パイプの強度の観点からも優れてシフトレバーとし
ても最適の小径パイプを得ることができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す小径パイプの断面
側面図
側面図
【図2】図1の平面図
【図3】この発明の実施の形態を示す加工方法の第1工
程の断面側面図
程の断面側面図
【図4】図3のA−A断面図
【図5】この発明の実施の形態を示す加工方法の第2工
程の断面側面図
程の断面側面図
【図6】図5のB−B断面図
【図7】この発明の実施の形態を示す加工方法の第3工
程の断面側面図
程の断面側面図
【図8】図7のC−C断面図
【図9】この発明の実施の形態を示す加工用パンチの断
面側面図
面側面図
【図10】図9の作用説明図
【図11】この発明の実施の形態を示す加工装置の断面
正面図
正面図
【図12】この発明の他の実施の形態を示す図1同様の
断面図
断面図
【図13】図12の平面図
【図14】図12の加工用パンチの一部断面側面図
【図15】シフトレバーに用いる小径パイプの上部断面
側面図
側面図
【図16】想定できる小径パイプのパンチ加工装置の断
面側面図
面側面図
【図17】図13のD−D断面図
【図18】シフトレバーに用いる他の小径パイプの上部
断面側面図
断面側面図
【図19】想定できる小径パイプのパンチ加工装置の断
面側面図
面側面図
【図20】図13のE−E断面図
3,3a…突起 5…ダイ 6…ストリッパ 11…小径パイプ 12…痕跡 13…芯金 14…角孔 15…パンチ本体 16…支点ピン 17…波形面 18…ボールプランジャー 19…ねじ孔 20…傾斜面 20a…開溝 21…加圧用パンチ 22…加工用パンチ 24…接触部 25…突起部 26…張り出し部
Claims (7)
- 【請求項1】 小径パイプの一端部付近において、側壁
の一部が内方へ突き込まれると共に、この突き込まれた
側壁の一部と直径方向で相対向する側壁の一部が外方へ
突き出されて突起が形成されていることを特徴とする小
径パイプの突き出し加工部。 - 【請求項2】 小径パイプの一端部付近において、側壁
の一部が内方へ突き込まれた後、この突き込まれた側壁
の内面がほぼ原状に突き戻されていることを特徴とする
請求項1記載の小径パイプの突き出し加工部。 - 【請求項3】 小径パイプにおける被加工部に面する空
隙部を有するダイと、被加工部の対向側に直交して加圧
用パンチが進退可能な孔を有するストリッパとの間に小
径パイプを固定し、該小径パイプの端部から加工用パン
チを挿入した後、前記加圧用パンチを叩打して小径パイ
プの側壁の一部を内方に張り出させて前記加工用パンチ
の一部を移動させることにより、該加工用パンチの一部
で小径パイプの相対向する側壁の一部を外方へ突き出し
て突起が形成されることを特徴とする小径パイプの突き
出し加工方法。 - 【請求項4】 前記加工用パンチは、小径パイプ内に挿
入する芯金と、該芯金に軸方向で所定幅及び長さで形成
した角孔内に揺動可能に軸支されたパンチ本体とを有
し、該パンチ本体は小径パイプの内径とほぼ同じ幅を有
し、その一側面に小径パイプの側壁の一部と当接する接
触部が形成されると共に他側端面に相対向する側壁の一
部を外方へ突き出す突起部が形成されており、前記加圧
用パンチを叩打して小径パイプの側壁の一部を内方へ張
り出させることにより、当接するパンチ本体の接触部が
押圧されて回動し、パンチ本体の突起部が相対向する側
壁の一部を外方へ突き出して突起が形成されることを特
徴とする請求項2記載の小径パイプの突き出し加工方
法。 - 【請求項5】 前記突起の成形後において、前記加工用
パンチを小径パイプ内から引き抜くことにより前記内方
に張り出した側壁の内面をほぼ原状に突き戻すことを特
徴とする請求項3又は4記載の小径パイプの突き出し加
工方法。 - 【請求項6】 小径パイプの一端部を挟持固定するダイ
及びストリッパと、小径パイプに直交して進退可能な加
工用パンチと、小径パイプ内に軸方向で進退可能な加工
用パンチとを有し、該加圧用パンチは、小径パイプ内に
挿入する芯金と、該芯金に軸方向で所定幅及び長さで形
成した角孔内に揺動可能に支持されたパンチ本体とを有
し、該パンチ本体は、小径パイプの内径とほぼ同じ幅を
有し、その一側端面に小径パイプの側壁の一部と当接す
る接触部が形成されるとともに他側端面に相対向する側
壁の一部を外方へ突き出す突起部が形成され、前記加圧
用パンチは小径パイプの側壁を介して前記パンチ本体の
当接部を叩打するするように構成されていることを特徴
とする小径パイプの加工装置。 - 【請求項7】 前記加工用パンチの芯金は、小径パイプ
の内径とほぼ同じ外径を有し、小径パイプ内からの引き
抜き時に前記突き込まれた側壁の一部をほぼ原状に突き
戻す傾斜面を有することを特徴とする請求項6記載の小
径パイプの加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17376097A JPH1119732A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 小径パイプの突き出し加工部及びその加工方法並びに加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17376097A JPH1119732A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 小径パイプの突き出し加工部及びその加工方法並びに加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119732A true JPH1119732A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15966643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17376097A Pending JPH1119732A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 小径パイプの突き出し加工部及びその加工方法並びに加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119732A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101862788A (zh) * | 2010-06-30 | 2010-10-20 | 重庆理工大学 | 一种基于柔性滑块的管件冲孔模具 |
| US9148044B2 (en) | 2011-07-11 | 2015-09-29 | Spal Automotive S.R.L. | Rotating electric machine and related packaging method |
| JP2018058174A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ナカ工業株式会社 | 樹脂被覆基材のねじ孔形成方法およびねじ孔付き樹脂被覆基材 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17376097A patent/JPH1119732A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101862788A (zh) * | 2010-06-30 | 2010-10-20 | 重庆理工大学 | 一种基于柔性滑块的管件冲孔模具 |
| US9148044B2 (en) | 2011-07-11 | 2015-09-29 | Spal Automotive S.R.L. | Rotating electric machine and related packaging method |
| JP2018058174A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ナカ工業株式会社 | 樹脂被覆基材のねじ孔形成方法およびねじ孔付き樹脂被覆基材 |
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