JPH1119778A - 抵抗溶接方法及び抵抗溶接装置 - Google Patents
抵抗溶接方法及び抵抗溶接装置Info
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- JPH1119778A JPH1119778A JP17615397A JP17615397A JPH1119778A JP H1119778 A JPH1119778 A JP H1119778A JP 17615397 A JP17615397 A JP 17615397A JP 17615397 A JP17615397 A JP 17615397A JP H1119778 A JPH1119778 A JP H1119778A
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- welding
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- welded
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Abstract
(57)【要約】
【課題】制御の優れた安定性を確保しつつ、優れた溶接
品質を確実に発揮できるようにする。 【解決手段】保持装置2のフローティングエアーシリン
ダ9により被溶接物Wを浮動保持する。また、上部ロー
ラ電極24を付勢して被溶接物Wに上方から上部加圧力
Fuを付与する加圧用上部エアーシリンダ17と、下部
ローラ電極25を付勢して被溶接物Wに下方から下部加
圧力Fdを付与する加圧用下部エアーシリンダ14とを
採用する。そして、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdと
の電極間圧力差Fを測定し、その差Fが0に近づくよう
にフローティングエアーシリンダ9をフィードバック制
御する。
品質を確実に発揮できるようにする。 【解決手段】保持装置2のフローティングエアーシリン
ダ9により被溶接物Wを浮動保持する。また、上部ロー
ラ電極24を付勢して被溶接物Wに上方から上部加圧力
Fuを付与する加圧用上部エアーシリンダ17と、下部
ローラ電極25を付勢して被溶接物Wに下方から下部加
圧力Fdを付与する加圧用下部エアーシリンダ14とを
採用する。そして、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdと
の電極間圧力差Fを測定し、その差Fが0に近づくよう
にフローティングエアーシリンダ9をフィードバック制
御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抵抗溶接方法及び抵
抗溶接装置に関する。
抗溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な抵抗溶接方法、例えばシーム溶
接方法では、下部ローラ電極を回動可能に固定するとと
もに、下部ローラ電極と対をなし、上部シリンダにより
付勢される上部ローラ電極で被溶接物に上方から加圧力
を付与して被溶接物を挟み、かつ両ローラ電極を回転さ
せつつ、両ローラ電極間に溶接電流を通電することによ
り、被溶接物の連続的な溶接を行う。この際、被溶接物
を固定するワーク固定台が両ローラ電極の駆動力により
移動するピンカム式の保持手段を併せて用いたり、被溶
接物を浮動保持するハンドが教示により移動し、被溶接
物がハンドの駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移
動するロボット式の保持手段を併せて用いたりすること
がなされる。
接方法では、下部ローラ電極を回動可能に固定するとと
もに、下部ローラ電極と対をなし、上部シリンダにより
付勢される上部ローラ電極で被溶接物に上方から加圧力
を付与して被溶接物を挟み、かつ両ローラ電極を回転さ
せつつ、両ローラ電極間に溶接電流を通電することによ
り、被溶接物の連続的な溶接を行う。この際、被溶接物
を固定するワーク固定台が両ローラ電極の駆動力により
移動するピンカム式の保持手段を併せて用いたり、被溶
接物を浮動保持するハンドが教示により移動し、被溶接
物がハンドの駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移
動するロボット式の保持手段を併せて用いたりすること
がなされる。
【0003】また、前者のピンカム式の保持手段を用い
た一般的なシーム溶接方法において、上部ローラ電極を
上部シリンダにより付勢することとするとともに、下部
ローラ電極を下部シリンダにより付勢することとし、か
つフィードバック制御により上部加圧力と下部加圧力と
を等しく被溶接物に付与することとしたシーム溶接装置
も知られている(実公昭63−2232号公報)。
た一般的なシーム溶接方法において、上部ローラ電極を
上部シリンダにより付勢することとするとともに、下部
ローラ電極を下部シリンダにより付勢することとし、か
つフィードバック制御により上部加圧力と下部加圧力と
を等しく被溶接物に付与することとしたシーム溶接装置
も知られている(実公昭63−2232号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記一般的な
抵抗溶接方法においては、被溶接物のプレス成形等に起
因する波打ちや合わせ不良、被溶接物を駆動する駆動力
に起因する被溶接物の歪みや残留応力によって、上部加
圧力と下部加圧力とが異なってしまう場合がある。この
場合、図16に示すように、被溶接物Wに形成されるナ
ゲット10の中心が上下に変位することとなる。
抵抗溶接方法においては、被溶接物のプレス成形等に起
因する波打ちや合わせ不良、被溶接物を駆動する駆動力
に起因する被溶接物の歪みや残留応力によって、上部加
圧力と下部加圧力とが異なってしまう場合がある。この
場合、図16に示すように、被溶接物Wに形成されるナ
ゲット10の中心が上下に変位することとなる。
【0005】すなわち、シーム溶接方法を例にすれば、
上部ローラ電極11から被溶接物Wに作用する上部加圧
力Fuが下部ローラ電極12から被溶接物Wに作用する
下部加圧力Fdより大きい時には、上部加圧力Fuと下
部加圧力Fdとの均衡点が下方にずれるため、下方より
にナゲット10が形成されることとなる。他方、上部加
圧力Fuが下部加圧力Fdより小さい時には、上部加圧
力Fuと下部加圧力Fdとの均衡点が上方にずれるた
め、上方よりにナゲット10が形成されることとなる。
本発明者らの試験結果によれば、ナゲット10の中心が
板間から大きく変位し過ぎると、ナゲット10に割れを
生じるおそれがあり、溶接品質が劣ることとなる。
上部ローラ電極11から被溶接物Wに作用する上部加圧
力Fuが下部ローラ電極12から被溶接物Wに作用する
下部加圧力Fdより大きい時には、上部加圧力Fuと下
部加圧力Fdとの均衡点が下方にずれるため、下方より
にナゲット10が形成されることとなる。他方、上部加
圧力Fuが下部加圧力Fdより小さい時には、上部加圧
力Fuと下部加圧力Fdとの均衡点が上方にずれるた
め、上方よりにナゲット10が形成されることとなる。
本発明者らの試験結果によれば、ナゲット10の中心が
板間から大きく変位し過ぎると、ナゲット10に割れを
生じるおそれがあり、溶接品質が劣ることとなる。
【0006】特に、近年のニーズ、シーズの多様化等か
ら、例えばめっき鋼板、特にアルミ系合金、チタン系合
金等の鉄鋼材料よりも熱伝達係数が比較的大きい金属
や、鉛系合金等の融点の低い金属がめっきされた鋼板等
を溶接せんとする場合には、これらの傾向が大きい。こ
の点、上記実公昭63−2232号公報記載のシーム溶
接装置では、上部ローラ電極及び下部ローラ電極を共に
浮動状態とし、かつ上部加圧力と下部加圧力とを等しく
被溶接物に付与することとしているため、ナゲットの中
心変位を防止し、優れた溶接品質を発揮可能ではある。
ら、例えばめっき鋼板、特にアルミ系合金、チタン系合
金等の鉄鋼材料よりも熱伝達係数が比較的大きい金属
や、鉛系合金等の融点の低い金属がめっきされた鋼板等
を溶接せんとする場合には、これらの傾向が大きい。こ
の点、上記実公昭63−2232号公報記載のシーム溶
接装置では、上部ローラ電極及び下部ローラ電極を共に
浮動状態とし、かつ上部加圧力と下部加圧力とを等しく
被溶接物に付与することとしているため、ナゲットの中
心変位を防止し、優れた溶接品質を発揮可能ではある。
【0007】しかしながら、かかるシーム溶接装置で
は、上部及び下部ローラ電極により大きな力で被溶接物
を挟んで溶接するため、大型の上部及び下部シリンダが
必要である。また、被溶接物を固定保持しており、フィ
ードバック制御は上部シリンダ及び下部シリンダの圧力
補正として行うこととしている。このため、補正される
上部シリンダ又は下部シリンダによる圧力が固定状態の
被溶接物にも作用することとなるため、上部シリンダ及
び下部シリンダとして共に大きな圧力を発生可能な大型
のものを採用しなくては加圧力が等しく被溶接物に作用
せず、これによってかえって制御の安定性が損なわれて
しまう。
は、上部及び下部ローラ電極により大きな力で被溶接物
を挟んで溶接するため、大型の上部及び下部シリンダが
必要である。また、被溶接物を固定保持しており、フィ
ードバック制御は上部シリンダ及び下部シリンダの圧力
補正として行うこととしている。このため、補正される
上部シリンダ又は下部シリンダによる圧力が固定状態の
被溶接物にも作用することとなるため、上部シリンダ及
び下部シリンダとして共に大きな圧力を発生可能な大型
のものを採用しなくては加圧力が等しく被溶接物に作用
せず、これによってかえって制御の安定性が損なわれて
しまう。
【0008】本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされ
たものであって、制御の優れた安定性を確保しつつ、優
れた溶接品質を確実に発揮できる抵抗溶接方法及び抵抗
溶接装置を提供することを解決課題とする。
たものであって、制御の優れた安定性を確保しつつ、優
れた溶接品質を確実に発揮できる抵抗溶接方法及び抵抗
溶接装置を提供することを解決課題とする。
【0009】
(1)請求項1の抵抗溶接方法は、保持手段で被溶接物
を保持し、加圧手段により付勢される一対の電極で該被
溶接物に加圧力を付与して該被溶接物を挟みつつ、該両
電極間に溶接電流を通電することにより、該被溶接物の
溶接を行う抵抗溶接方法において、前記保持手段は前記
被溶接物を浮動保持し、かつ前記加圧手段は、一方の前
記電極を付勢して該被溶接物に一方から第1加圧力を付
与する第1加圧手段と、他方の前記電極を付勢して該被
溶接物に他方から第2加圧力を付与する第2加圧手段と
からなり、該第1加圧力と該第2加圧力との差を測定
し、その差が0に近づくように該保持手段をフィードバ
ック制御することを特徴とする。
を保持し、加圧手段により付勢される一対の電極で該被
溶接物に加圧力を付与して該被溶接物を挟みつつ、該両
電極間に溶接電流を通電することにより、該被溶接物の
溶接を行う抵抗溶接方法において、前記保持手段は前記
被溶接物を浮動保持し、かつ前記加圧手段は、一方の前
記電極を付勢して該被溶接物に一方から第1加圧力を付
与する第1加圧手段と、他方の前記電極を付勢して該被
溶接物に他方から第2加圧力を付与する第2加圧手段と
からなり、該第1加圧力と該第2加圧力との差を測定
し、その差が0に近づくように該保持手段をフィードバ
ック制御することを特徴とする。
【0010】請求項1の抵抗溶接方法では、一方の電極
及び他方の電極を共に浮動状態とし、かつ第1加圧力と
第2加圧力との差を測定し、その差が0に近づくように
保持手段をフィードバック制御するため、加圧力が等し
く被溶接物に作用することから、ナゲットの中心変位が
防止され、優れた溶接品質を発揮可能である。また、こ
の際、保持手段が被溶接物を浮動保持しており、フィー
ドバック制御はその保持手段に対して行うこととしてい
る。このため、保持手段が被溶接物の位置を変動させる
ことから、共に大きな圧力を発生可能な大型の第1加圧
手段及び第2加圧手段を採用しなくても、加圧力が等し
く被溶接物に作用することとなる。このため、制御の安
定性を高く確保し得る。
及び他方の電極を共に浮動状態とし、かつ第1加圧力と
第2加圧力との差を測定し、その差が0に近づくように
保持手段をフィードバック制御するため、加圧力が等し
く被溶接物に作用することから、ナゲットの中心変位が
防止され、優れた溶接品質を発揮可能である。また、こ
の際、保持手段が被溶接物を浮動保持しており、フィー
ドバック制御はその保持手段に対して行うこととしてい
る。このため、保持手段が被溶接物の位置を変動させる
ことから、共に大きな圧力を発生可能な大型の第1加圧
手段及び第2加圧手段を採用しなくても、加圧力が等し
く被溶接物に作用することとなる。このため、制御の安
定性を高く確保し得る。
【0011】したがって、請求項1の抵抗溶接方法で
は、制御の優れた安定性を確保しつつ、優れた溶接品質
を確実に発揮することができる。 (2)請求項2の抵抗溶接方法は、請求項1記載の抵抗
溶接方法において、保持手段は、被溶接物を下方から浮
動保持するフローティングシリンダと、該フローティン
グシリンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持す
るクランプシリンダとを有するピンカム式のものであ
り、フィードバック制御は該フローティングシリンダの
圧力補正として行うことを特徴とする。
は、制御の優れた安定性を確保しつつ、優れた溶接品質
を確実に発揮することができる。 (2)請求項2の抵抗溶接方法は、請求項1記載の抵抗
溶接方法において、保持手段は、被溶接物を下方から浮
動保持するフローティングシリンダと、該フローティン
グシリンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持す
るクランプシリンダとを有するピンカム式のものであ
り、フィードバック制御は該フローティングシリンダの
圧力補正として行うことを特徴とする。
【0012】請求項2の抵抗溶接方法は、ピンカム式の
保持手段を用いた場合について、請求項1の手段を具体
化している。 (3)請求項3の抵抗溶接方法は、請求項1記載の抵抗
溶接方法において、保持手段は、被溶接物を浮動保持す
るハンドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの
駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボッ
ト式のものであり、フィードバック制御は該教示補正と
して行うことを特徴とする。
保持手段を用いた場合について、請求項1の手段を具体
化している。 (3)請求項3の抵抗溶接方法は、請求項1記載の抵抗
溶接方法において、保持手段は、被溶接物を浮動保持す
るハンドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの
駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボッ
ト式のものであり、フィードバック制御は該教示補正と
して行うことを特徴とする。
【0013】請求項3の抵抗溶接方法は、ロボット式の
保持手段を用いた場合について、請求項1の手段を具体
化している。 (4)請求項4の抵抗溶接方法は、請求項1、2又は3
記載の抵抗溶接方法において、抵抗溶接方法は、両電極
たる両ローラ電極を回転させつつ被溶接物の連続的な溶
接を行うシーム溶接方法であり、該被溶接物を溶接する
と想定される想定溶接速度と、該被溶接物の実際の溶接
速度である実溶接速度との差を測定し、その差が0に近
づくように該実溶接速度をフィードバック制御すること
を特徴とする。
保持手段を用いた場合について、請求項1の手段を具体
化している。 (4)請求項4の抵抗溶接方法は、請求項1、2又は3
記載の抵抗溶接方法において、抵抗溶接方法は、両電極
たる両ローラ電極を回転させつつ被溶接物の連続的な溶
接を行うシーム溶接方法であり、該被溶接物を溶接する
と想定される想定溶接速度と、該被溶接物の実際の溶接
速度である実溶接速度との差を測定し、その差が0に近
づくように該実溶接速度をフィードバック制御すること
を特徴とする。
【0014】請求項1、2又は3記載の抵抗溶接方法が
シーム溶接方法である場合においては、想定溶接速度と
実溶接速度とが異なってしまう場合がある。この場合、
ローラ電極が被溶接物との間でスリップを生じているこ
ととなり、所望のナゲット厚のナゲットを形成できず、
ナゲットに割れを生じるおそれがあったり、またナゲッ
トラップ無しを生じ、溶接品質が劣ることとなる。
シーム溶接方法である場合においては、想定溶接速度と
実溶接速度とが異なってしまう場合がある。この場合、
ローラ電極が被溶接物との間でスリップを生じているこ
ととなり、所望のナゲット厚のナゲットを形成できず、
ナゲットに割れを生じるおそれがあったり、またナゲッ
トラップ無しを生じ、溶接品質が劣ることとなる。
【0015】この点、請求項4の抵抗溶接方法では、想
定溶接速度と実溶接速度とが異なった場合、想定溶接速
度と実溶接速度との差を測定するため、現実にローラ電
極が被溶接物との間でスリップを生じているか否かの判
断をしていることとなる。そして、その差が0に近づく
ように実溶接速度をフィードバック制御するため、かか
るスリップを確実に抑制することとなる。
定溶接速度と実溶接速度とが異なった場合、想定溶接速
度と実溶接速度との差を測定するため、現実にローラ電
極が被溶接物との間でスリップを生じているか否かの判
断をしていることとなる。そして、その差が0に近づく
ように実溶接速度をフィードバック制御するため、かか
るスリップを確実に抑制することとなる。
【0016】したがって、請求項4の抵抗溶接方法で
は、被溶接物に所望のナゲット厚のナゲットを形成する
ことができるので、割れを生じたりせず、ナゲットラッ
プの有る優れた溶接品質を発揮することができる。 (5)請求項5の抵抗溶接装置は、被溶接物を浮動保持
する保持手段と、第1加圧手段によって第1電極を付勢
する第1付勢力を検出する第1加圧力検出手段と、第2
加圧手段によって第2電極を付勢する第2付勢力を検出
する第1加圧力検出手段と、該第1加圧力と該第2加圧
力との差を演算する演算手段と、演算結果が0に近づく
ように該保持手段をフィードバック制御する制御手段
と、を有することを特徴とする。
は、被溶接物に所望のナゲット厚のナゲットを形成する
ことができるので、割れを生じたりせず、ナゲットラッ
プの有る優れた溶接品質を発揮することができる。 (5)請求項5の抵抗溶接装置は、被溶接物を浮動保持
する保持手段と、第1加圧手段によって第1電極を付勢
する第1付勢力を検出する第1加圧力検出手段と、第2
加圧手段によって第2電極を付勢する第2付勢力を検出
する第1加圧力検出手段と、該第1加圧力と該第2加圧
力との差を演算する演算手段と、演算結果が0に近づく
ように該保持手段をフィードバック制御する制御手段
と、を有することを特徴とする。
【0017】請求項5の抵抗溶接装置は請求項1の方法
を装置に思想化している。 (6)請求項6の抵抗溶接装置は、請求項5記載の抵抗
溶接装置において、保持手段は、被溶接物を下方から浮
動保持するフローティングシリンダと、該フローティン
グシリンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持す
るクランプシリンダとを有するピンカム式のものであ
り、フィードバック制御は該フローティングシリンダの
圧力補正として行うことを特徴とする。
を装置に思想化している。 (6)請求項6の抵抗溶接装置は、請求項5記載の抵抗
溶接装置において、保持手段は、被溶接物を下方から浮
動保持するフローティングシリンダと、該フローティン
グシリンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持す
るクランプシリンダとを有するピンカム式のものであ
り、フィードバック制御は該フローティングシリンダの
圧力補正として行うことを特徴とする。
【0018】請求項6の抵抗溶接装置は請求項2の方法
を装置に思想化している。 (7)請求項7の抵抗溶接装置は、請求項5記載の抵抗
溶接装置において、保持手段は、被溶接物を浮動保持す
るハンドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの
駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボッ
ト式のものであり、フィードバック制御は該教示補正と
して行うことを特徴とする。
を装置に思想化している。 (7)請求項7の抵抗溶接装置は、請求項5記載の抵抗
溶接装置において、保持手段は、被溶接物を浮動保持す
るハンドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの
駆動力及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボッ
ト式のものであり、フィードバック制御は該教示補正と
して行うことを特徴とする。
【0019】請求項7の抵抗溶接装置は請求項3の方法
を装置に思想化している。 (8)請求項8の抵抗溶接装置は、請求項5、6又は7
記載の抵抗溶接装置において、被溶接物を駆動する駆動
手段と、該駆動手段によって該被溶接物を溶接すると想
定される想定溶接速度を検出する想定溶接速度検出手段
と、該駆動手段によって該被溶接物を実際に溶接する実
溶接速度を検出する実溶接速度検出手段とを有し、演算
手段は該想定溶接速度と該実溶接速度との差を演算し、
制御手段は演算結果が0に近づくように該駆動手段をフ
ィードバック制御することを特徴とする。
を装置に思想化している。 (8)請求項8の抵抗溶接装置は、請求項5、6又は7
記載の抵抗溶接装置において、被溶接物を駆動する駆動
手段と、該駆動手段によって該被溶接物を溶接すると想
定される想定溶接速度を検出する想定溶接速度検出手段
と、該駆動手段によって該被溶接物を実際に溶接する実
溶接速度を検出する実溶接速度検出手段とを有し、演算
手段は該想定溶接速度と該実溶接速度との差を演算し、
制御手段は演算結果が0に近づくように該駆動手段をフ
ィードバック制御することを特徴とする。
【0020】請求項8の抵抗溶接装置は請求項4の方法
を装置に思想化している。
を装置に思想化している。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、各請求項の発明を具体化し
た実施形態1〜3を図面を参照しつつ説明する。 (実施形態1)実施形態1のシーム溶接装置は請求項
1、2、4、5、6、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図1に示すように、基台1上に保持手段
としてのピンカム式の保持装置2と、溶接機本体3と、
アイアンマン治具4とが固定されている。
た実施形態1〜3を図面を参照しつつ説明する。 (実施形態1)実施形態1のシーム溶接装置は請求項
1、2、4、5、6、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図1に示すように、基台1上に保持手段
としてのピンカム式の保持装置2と、溶接機本体3と、
アイアンマン治具4とが固定されている。
【0022】保持装置2では、基台1に立設されたブラ
ケット5に垂直軸を介してアーム6が水平揺動可能に設
けられており、アーム6には垂直軸を介してハンド7が
やはり水平揺動可能に設けられている。ハンド7の下方
の爪部には上面を水平にしてワーク固定台8が固定さ
れ、ワーク固定台8には上方にロッドを延出可能なフロ
ーティングエアーシリンダ9が固定されている。ワーク
固定台8の裏面にはガイドピン8aが突設されており、
これによりワーク固定台8はアイアンマン治具4ととも
に被溶接物Wの図6に示す溶接線WLを規定している。
また、基台1上にはワーク固定台8と対面する光センサ
40が設けられており、この光センサ40が実溶接速度
検出手段を構成している。図1に示すように、フローテ
ィングエアーシリンダ9のロッドの上端には上面が水平
な下部ワーク固定板10が取り付けられている。
ケット5に垂直軸を介してアーム6が水平揺動可能に設
けられており、アーム6には垂直軸を介してハンド7が
やはり水平揺動可能に設けられている。ハンド7の下方
の爪部には上面を水平にしてワーク固定台8が固定さ
れ、ワーク固定台8には上方にロッドを延出可能なフロ
ーティングエアーシリンダ9が固定されている。ワーク
固定台8の裏面にはガイドピン8aが突設されており、
これによりワーク固定台8はアイアンマン治具4ととも
に被溶接物Wの図6に示す溶接線WLを規定している。
また、基台1上にはワーク固定台8と対面する光センサ
40が設けられており、この光センサ40が実溶接速度
検出手段を構成している。図1に示すように、フローテ
ィングエアーシリンダ9のロッドの上端には上面が水平
な下部ワーク固定板10が取り付けられている。
【0023】他方、ハンド7の上方の爪部には下方にロ
ッドを延出可能なクランプエアーシリンダ11が固定さ
れ、クランプエアーシリンダ11のロッドの下端には下
面が水平な上部ワーク固定板12が取り付けられてい
る。クランプエアーシリンダ11及びフローティングエ
アーシリンダ9はそれぞれ図3に示す制御弁45、46
を介して図示しないエアーポンプに接続されている。
ッドを延出可能なクランプエアーシリンダ11が固定さ
れ、クランプエアーシリンダ11のロッドの下端には下
面が水平な上部ワーク固定板12が取り付けられてい
る。クランプエアーシリンダ11及びフローティングエ
アーシリンダ9はそれぞれ図3に示す制御弁45、46
を介して図示しないエアーポンプに接続されている。
【0024】また、図1に示すように、溶接機本体3で
は、基台1上に上下にフランジをもつフレーム13が固
定されている。下のフランジには上方にロッドを延出可
能な加圧用下部エアーシリンダ14が固定され、加圧用
下部エアーシリンダ14のロッドには下部ロードセル1
5を挟んで下部電極用ギアボックス16が取り付けられ
ている。また、上のフランジには下方にロッドを延出可
能な加圧用上部エアーシリンダ17が固定され、加圧用
上部エアーシリンダ17のロッドには上部ロードセル1
8を挟んで上部電極用ギアボックス19が取り付けられ
ている。ここで、加圧用上部エアーシリンダ17が第1
加圧手段を構成し、加圧用下部エアーシリンダ14が第
2加圧手段を構成している。また、上部ロードセル18
が第1加圧力検出手段を構成し、下部ロードセル15が
第2加圧力検出手段を構成している。
は、基台1上に上下にフランジをもつフレーム13が固
定されている。下のフランジには上方にロッドを延出可
能な加圧用下部エアーシリンダ14が固定され、加圧用
下部エアーシリンダ14のロッドには下部ロードセル1
5を挟んで下部電極用ギアボックス16が取り付けられ
ている。また、上のフランジには下方にロッドを延出可
能な加圧用上部エアーシリンダ17が固定され、加圧用
上部エアーシリンダ17のロッドには上部ロードセル1
8を挟んで上部電極用ギアボックス19が取り付けられ
ている。ここで、加圧用上部エアーシリンダ17が第1
加圧手段を構成し、加圧用下部エアーシリンダ14が第
2加圧手段を構成している。また、上部ロードセル18
が第1加圧力検出手段を構成し、下部ロードセル15が
第2加圧力検出手段を構成している。
【0025】そして、フレーム13の背面にはAC3極
サーボモータ20が固定されており、サーボモータ20
の駆動軸はギアボックス21を介して2本の揺動可能な
ドライブシャフト22、23と接続されており、ドライ
ブシャフト22、23はそれぞれ上部電極用ギアボック
ス19及び下部電極用ギアボックス16に接続されてい
る。上部電極用ギアボックス19及び下部電極用ギアボ
ックス16にはそれぞれドライブシャフト22、23に
より駆動可能に上部ローラ電極24及び下部ローラ電極
25が設けられている。ここで、上部ローラ電極24が
第1ローラ電極を構成し、下部ローラ電極25が第2ロ
ーラ電極を構成し、上部ローラ電極24及び下部ローラ
電極25が直接的に駆動手段を構成している。また、図
1に示すドライブシャフト22、23には図示しないス
リットをもつロータ26、27が固定されており、ロー
タ26、27には図3にも示す光センサ41、42が対
面されている。ここで、光センサ41、42が想定溶接
速度検出手段を構成している。
サーボモータ20が固定されており、サーボモータ20
の駆動軸はギアボックス21を介して2本の揺動可能な
ドライブシャフト22、23と接続されており、ドライ
ブシャフト22、23はそれぞれ上部電極用ギアボック
ス19及び下部電極用ギアボックス16に接続されてい
る。上部電極用ギアボックス19及び下部電極用ギアボ
ックス16にはそれぞれドライブシャフト22、23に
より駆動可能に上部ローラ電極24及び下部ローラ電極
25が設けられている。ここで、上部ローラ電極24が
第1ローラ電極を構成し、下部ローラ電極25が第2ロ
ーラ電極を構成し、上部ローラ電極24及び下部ローラ
電極25が直接的に駆動手段を構成している。また、図
1に示すドライブシャフト22、23には図示しないス
リットをもつロータ26、27が固定されており、ロー
タ26、27には図3にも示す光センサ41、42が対
面されている。ここで、光センサ41、42が想定溶接
速度検出手段を構成している。
【0026】なお、上部ローラ電極24及び下部ローラ
電極25はCuを主成分とするものであり、これらとし
ては、図4に示すように、外周面に突部24a、25a
を有するものを採用している。そして、図1では図示し
ないが、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25に
は図5に示す形成部材32がそれぞれ移動可能に対面さ
れている。これら上部ローラ電極24及び下部ローラ電
極25は図3に示すコントローラ49を介して図示しな
い溶接電源に接続されている。
電極25はCuを主成分とするものであり、これらとし
ては、図4に示すように、外周面に突部24a、25a
を有するものを採用している。そして、図1では図示し
ないが、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25に
は図5に示す形成部材32がそれぞれ移動可能に対面さ
れている。これら上部ローラ電極24及び下部ローラ電
極25は図3に示すコントローラ49を介して図示しな
い溶接電源に接続されている。
【0027】さらに、図1及び図2に示すように、アイ
アンマン治具4では、溶接機本体3のフレーム13にイ
ナーシャ28が水平揺動可能に設けられており、イナー
シャ28には上面にガイド溝をもつガイドレール29が
水平揺動可能に設けられている。ガイドレール29のガ
イド溝は上記保持装置2におけるワーク固定台8のガイ
ドピン8aを着脱自在に案内している。また、イナーシ
ャ28には基台1に固定されたバランスエアーシリンダ
30のロッドが揺動可能に固定され、ガイドレール29
にも基台1に固定されたダンパーエアーシリンダ31の
ロッドが揺動可能に固定されている。ここで、バランス
エアーシリンダ30が補助的な駆動手段を構成してい
る。バランスエアーシリンダ30及びダンパーエアーシ
リンダ31はそれぞれ図3に示す制御弁47、48を介
して図示しないエアーポンプに接続されている。
アンマン治具4では、溶接機本体3のフレーム13にイ
ナーシャ28が水平揺動可能に設けられており、イナー
シャ28には上面にガイド溝をもつガイドレール29が
水平揺動可能に設けられている。ガイドレール29のガ
イド溝は上記保持装置2におけるワーク固定台8のガイ
ドピン8aを着脱自在に案内している。また、イナーシ
ャ28には基台1に固定されたバランスエアーシリンダ
30のロッドが揺動可能に固定され、ガイドレール29
にも基台1に固定されたダンパーエアーシリンダ31の
ロッドが揺動可能に固定されている。ここで、バランス
エアーシリンダ30が補助的な駆動手段を構成してい
る。バランスエアーシリンダ30及びダンパーエアーシ
リンダ31はそれぞれ図3に示す制御弁47、48を介
して図示しないエアーポンプに接続されている。
【0028】そして、制御弁45、46、47、48、
上部及び下部ロードセル18、15及び光センサ40、
41、42はコントローラ49を介してコンピュータ5
0と接続されている。なお、溶接電源もコンピュータ5
0と接続されている。ここで、コンピュータ50が想定
溶接速度Viと実溶接速度Vrとの溶接速度差Sを演算
するとともに上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極
間圧力差Fを演算する演算手段と、共に演算結果S、F
が0に近づくように制御弁47及び制御弁45、46を
フィードバック制御する制御手段を構成している。
上部及び下部ロードセル18、15及び光センサ40、
41、42はコントローラ49を介してコンピュータ5
0と接続されている。なお、溶接電源もコンピュータ5
0と接続されている。ここで、コンピュータ50が想定
溶接速度Viと実溶接速度Vrとの溶接速度差Sを演算
するとともに上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極
間圧力差Fを演算する演算手段と、共に演算結果S、F
が0に近づくように制御弁47及び制御弁45、46を
フィードバック制御する制御手段を構成している。
【0029】上記のように構成されたシーム溶接装置に
より、2枚のアルミめっき鋼板からなる被溶接物Wにつ
いて、図6に示す溶接線WLに沿ったシーム溶接を実施
する。溶接線WLはO点から、直線部1S、湾曲部1
C、直線部2S、湾曲部2C、直線部3S、湾曲部3
C、直線部4S、湾曲部4C、直線部5S、湾曲部5C
及び直線部6Sの順に溶接することとしている。この
際、コンピュータ50は、図7に示す処理を行う。
より、2枚のアルミめっき鋼板からなる被溶接物Wにつ
いて、図6に示す溶接線WLに沿ったシーム溶接を実施
する。溶接線WLはO点から、直線部1S、湾曲部1
C、直線部2S、湾曲部2C、直線部3S、湾曲部3
C、直線部4S、湾曲部4C、直線部5S、湾曲部5C
及び直線部6Sの順に溶接することとしている。この
際、コンピュータ50は、図7に示す処理を行う。
【0030】まず、ステップ100において、光センサ
40で検出されるワーク固定台8の移動速度を実溶接速
度Vrとして入力する。また、光センサ41で検出され
る上部ローラ電極24の周速度Vuと、光センサ42で
検出される下部ローラ電極25の周速度Vdと、上部ロ
ードセル18で検出される上部ローラ電極24の上部加
圧力Fuと、下部ロードセル15で検出される下部ロー
ラ電極25の下部加圧力Fdとを入力する。
40で検出されるワーク固定台8の移動速度を実溶接速
度Vrとして入力する。また、光センサ41で検出され
る上部ローラ電極24の周速度Vuと、光センサ42で
検出される下部ローラ電極25の周速度Vdと、上部ロ
ードセル18で検出される上部ローラ電極24の上部加
圧力Fuと、下部ロードセル15で検出される下部ロー
ラ電極25の下部加圧力Fdとを入力する。
【0031】次いで、ステップ101において、(Vu
+Vd)/2なる演算式より、被溶接物Wが移動すると
想定される想定溶接速度Viを演算する。そして、ステ
ップ102において、想定溶接速度Viと実溶接速度V
rとの溶接速度差Sを演算する。この後、ステップ10
3において、溶接速度差Sが−ΔSより小さいか否か判
断する。ここで、ΔSは、バランスエアーシリンダ30
が過敏に動作しないようにするため、0に近い値で予め
設定された値である。ステップ103においてYESで
あれば、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が
被溶接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速度
Vrが想定溶接速度Viより大きいと判断し得るため、
ステップ104に進む。ステップ104では、バランス
エアーシリンダ30がイナーシャ28を離してカウンタ
ーバランスにより実溶接速度Vrを小さくするように、
制御弁47にUP信号を送る。この後、後述するステッ
プ107にリターンする。
+Vd)/2なる演算式より、被溶接物Wが移動すると
想定される想定溶接速度Viを演算する。そして、ステ
ップ102において、想定溶接速度Viと実溶接速度V
rとの溶接速度差Sを演算する。この後、ステップ10
3において、溶接速度差Sが−ΔSより小さいか否か判
断する。ここで、ΔSは、バランスエアーシリンダ30
が過敏に動作しないようにするため、0に近い値で予め
設定された値である。ステップ103においてYESで
あれば、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が
被溶接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速度
Vrが想定溶接速度Viより大きいと判断し得るため、
ステップ104に進む。ステップ104では、バランス
エアーシリンダ30がイナーシャ28を離してカウンタ
ーバランスにより実溶接速度Vrを小さくするように、
制御弁47にUP信号を送る。この後、後述するステッ
プ107にリターンする。
【0032】ステップ103においてNOであれば、ス
テップ105に進み、溶接速度差SがΔSより大きいか
否か判断する。ステップ105においてYESであれ
ば、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が被溶
接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速度Vr
が想定溶接速度Viより小さいと判断し得るため、ステ
ップ106に進む。ステップ106では、バランスエア
ーシリンダ30がイナーシャ28を引きつけてカウンタ
ーバランスにより実溶接速度Vrを大きくするように、
制御弁47にDOWN信号を送る。この後、後述するス
テップ107にリターンする。
テップ105に進み、溶接速度差SがΔSより大きいか
否か判断する。ステップ105においてYESであれ
ば、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が被溶
接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速度Vr
が想定溶接速度Viより小さいと判断し得るため、ステ
ップ106に進む。ステップ106では、バランスエア
ーシリンダ30がイナーシャ28を引きつけてカウンタ
ーバランスにより実溶接速度Vrを大きくするように、
制御弁47にDOWN信号を送る。この後、後述するス
テップ107にリターンする。
【0033】ステップ105においてNOであれば、上
部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が被溶接物W
との間で問題を生じる程のスリップを生じていないと判
断し得るため、ステップ107に進む。ステップ107
では、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極間圧力
差Fを演算する。この後、ステップ108において、電
極間圧力差Fが−ΔFより小さいか否か判断する。ここ
で、ΔFは、フローティングエアーシリンダ9が過敏に
動作しないようにするため、0に近い値で予め設定され
た値である。ステップ108においてYESであれば、
上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部加圧
力Fuが下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用する
下部加圧力Fdより小さいと判断し得るため、ステップ
109に進む。ステップ109では、フローティングエ
アーシリンダ9が下部ワーク固定板10を押し上げて下
部加圧力Fdを小さく圧力補正するように、制御弁46
にUP信号を送る。この後、ステップ100にリターン
する。
部ローラ電極24及び下部ローラ電極25が被溶接物W
との間で問題を生じる程のスリップを生じていないと判
断し得るため、ステップ107に進む。ステップ107
では、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極間圧力
差Fを演算する。この後、ステップ108において、電
極間圧力差Fが−ΔFより小さいか否か判断する。ここ
で、ΔFは、フローティングエアーシリンダ9が過敏に
動作しないようにするため、0に近い値で予め設定され
た値である。ステップ108においてYESであれば、
上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部加圧
力Fuが下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用する
下部加圧力Fdより小さいと判断し得るため、ステップ
109に進む。ステップ109では、フローティングエ
アーシリンダ9が下部ワーク固定板10を押し上げて下
部加圧力Fdを小さく圧力補正するように、制御弁46
にUP信号を送る。この後、ステップ100にリターン
する。
【0034】ステップ108においてNOであれば、ス
テップ110に進み、電極間圧力差FがΔFより大きい
か否か判断する。ステップ110においてYESであれ
ば、上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部
加圧力Fuが下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用
する下部加圧力Fdより大きいと判断し得るため、ステ
ップ111に進む。ステップ111では、フローティン
グエアーシリンダ9が下部ワーク固定板10を押し下げ
て下部加圧力Fdを大きく圧力補正するように、制御弁
46にDOWN信号を送る。この後、ステップ100に
リターンする。
テップ110に進み、電極間圧力差FがΔFより大きい
か否か判断する。ステップ110においてYESであれ
ば、上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部
加圧力Fuが下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用
する下部加圧力Fdより大きいと判断し得るため、ステ
ップ111に進む。ステップ111では、フローティン
グエアーシリンダ9が下部ワーク固定板10を押し下げ
て下部加圧力Fdを大きく圧力補正するように、制御弁
46にDOWN信号を送る。この後、ステップ100に
リターンする。
【0035】また、ステップ110においてNOであれ
ば、上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部
加圧力Fuと下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用
する下部加圧力Fdとで問題となる程の差がないと判断
し得るため、ステップ100にリターンする。こうし
て、アルミめっき鋼板からなるフューエルタンクを得
る。
ば、上部ローラ電極24から被溶接物Wに作用する上部
加圧力Fuと下部ローラ電極25から被溶接物Wに作用
する下部加圧力Fdとで問題となる程の差がないと判断
し得るため、ステップ100にリターンする。こうし
て、アルミめっき鋼板からなるフューエルタンクを得
る。
【0036】この実施形態1の制御後の実溶接速度Vr
(m/min)を示すと、図8に示すようになった。他
方、制御を行わない比較形態の実溶接速度Vr(m/m
in)を示すと、図9に示すようになった。図8及び図
9より、実施形態1では、湾曲部1C、2C、3C、4
C、5Cにおいて想定溶接速度Viと実溶接速度Vrと
が異なっても、比較形態と比較して、上部及び下部ロー
ラ電極24、25が被溶接物Wとの間で生じるスリップ
を確実に抑制していることがわかる。これは、実施形態
1では、想定溶接速度Viと実溶接速度Vrとの差Sを
測定して現実にスリップを生じているか否かの判断を
し、その差Sが0に近づくように実溶接速度Vrをフィ
ードバック制御しているからである。
(m/min)を示すと、図8に示すようになった。他
方、制御を行わない比較形態の実溶接速度Vr(m/m
in)を示すと、図9に示すようになった。図8及び図
9より、実施形態1では、湾曲部1C、2C、3C、4
C、5Cにおいて想定溶接速度Viと実溶接速度Vrと
が異なっても、比較形態と比較して、上部及び下部ロー
ラ電極24、25が被溶接物Wとの間で生じるスリップ
を確実に抑制していることがわかる。これは、実施形態
1では、想定溶接速度Viと実溶接速度Vrとの差Sを
測定して現実にスリップを生じているか否かの判断を
し、その差Sが0に近づくように実溶接速度Vrをフィ
ードバック制御しているからである。
【0037】また、この実施形態1の制御後の電極間圧
力差F(kg)を示すと、図10に示すようになった。
実施形態1での変動量は22kgである。他方、比較形
態の場合、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとによる加
圧力(kg)は図11(A)のようになり、電極間圧力
差F(kg)は図11(B)のようになり、加圧力平均
(kg)は図11(C)のようになった。比較形態での
変動量は60kgである。
力差F(kg)を示すと、図10に示すようになった。
実施形態1での変動量は22kgである。他方、比較形
態の場合、上部加圧力Fuと下部加圧力Fdとによる加
圧力(kg)は図11(A)のようになり、電極間圧力
差F(kg)は図11(B)のようになり、加圧力平均
(kg)は図11(C)のようになった。比較形態での
変動量は60kgである。
【0038】図10及び図11より、実施形態1では、
比較形態と比較して、加圧力が等しく被溶接物Wに作用
することがわかる。これは、実施形態1では、上部及び
下部ローラ電極24、25を共に浮動状態とし、かつ上
部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極間圧力差Fを測
定し、その電極間圧力差Fに基づいてフローティングエ
アーシリンダ9をフィードバック制御するからである。
比較形態と比較して、加圧力が等しく被溶接物Wに作用
することがわかる。これは、実施形態1では、上部及び
下部ローラ電極24、25を共に浮動状態とし、かつ上
部加圧力Fuと下部加圧力Fdとの電極間圧力差Fを測
定し、その電極間圧力差Fに基づいてフローティングエ
アーシリンダ9をフィードバック制御するからである。
【0039】また、ナゲット片寄り量(mm)と電極間
圧力差F(kg)との関係を図12に示す。図12よ
り、電極間圧力差Fが大きければ、ナゲット片寄り量が
増加していることがわかる。このため、実施形態1で
は、ナゲットの中心変位を防止できることがわかる。特
に、フローティングエアーシリンダ9が被溶接物Wを浮
動保持しており、フィードバック制御はそのフローティ
ングエアーシリンダ9に対して行うこととしている。こ
のため、フローティングエアーシリンダ9が被溶接物W
の位置を変動させることから、共に大きな圧力を発生可
能な大型の加圧用上部エアーシリンダ17及び加圧用下
部エアーシリンダ14を採用しなくても、加圧力が等し
く被溶接物Wに作用することとなる。このため、制御の
安定性を高く確保し得る。
圧力差F(kg)との関係を図12に示す。図12よ
り、電極間圧力差Fが大きければ、ナゲット片寄り量が
増加していることがわかる。このため、実施形態1で
は、ナゲットの中心変位を防止できることがわかる。特
に、フローティングエアーシリンダ9が被溶接物Wを浮
動保持しており、フィードバック制御はそのフローティ
ングエアーシリンダ9に対して行うこととしている。こ
のため、フローティングエアーシリンダ9が被溶接物W
の位置を変動させることから、共に大きな圧力を発生可
能な大型の加圧用上部エアーシリンダ17及び加圧用下
部エアーシリンダ14を採用しなくても、加圧力が等し
く被溶接物Wに作用することとなる。このため、制御の
安定性を高く確保し得る。
【0040】さらに、実施形態1と比較形態とについ
て、ナゲット不良、割れ又は良好の評価を行った。結果
を図13に示す。図13より、実施形態1では、優れた
溶接品質を確実に発揮できることがわかる。なお、全く
割れを生じないものでないのは、図8に示すように、保
持装置2及びアイアンマン治具4の機械的な特性から、
湾曲部1C等において実溶接速度Vrがピーク的に落ち
込むからである。
て、ナゲット不良、割れ又は良好の評価を行った。結果
を図13に示す。図13より、実施形態1では、優れた
溶接品質を確実に発揮できることがわかる。なお、全く
割れを生じないものでないのは、図8に示すように、保
持装置2及びアイアンマン治具4の機械的な特性から、
湾曲部1C等において実溶接速度Vrがピーク的に落ち
込むからである。
【0041】したがって、実施形態1では、制御の優れ
た安定性を確保し、また被溶接物Wに所望のナゲット厚
のナゲットを形成することができるので、割れを生じた
りせず、ナゲットラップの有る優れた溶接品質を確実に
発揮できることがわかる。また、実施形態1では、上部
ローラ電極24及び下部ローラ電極25の突部24a、
25aの先端に、Al−Cu化合物が生成される。この
Al−Cu化合物は、被溶接物Wを構成するアルミめっ
き鋼板のAlと上部ローラ電極24及び下部ローラ電極
25を構成するCuとが抵抗溶接の際に合金化すること
により生成されたものである。かかるAl−Cu化合物
は、電気抵抗値が大きいため、所望の溶接のために大き
な発熱量を必要とすることとなり、溶接性に多大な悪影
響を及ぼす。このため、一般的な形状のローラ電極を採
用しているのであれば、外周面全体を切削したり、多大
なコストを犠牲にしてそれらのローラ電極を冷却する必
要があった。これを避けるためにローラ電極の厚みを薄
くするとすれば、剛性が低くなるとともに、熱容量が小
さくなることから摩耗しやすくなってしまう。この点、
実施形態1では、突部24a、25aをもつ上部ローラ
電極24及び下部ローラ電極25を採用し、かつ時々図
5に示す形成部材32を上部ローラ電極24及び下部ロ
ーラ電極25に当接することとしているため、狭い範囲
の突部24a、25aを切削すればよく、Al−Cu化
合物を容易に除去できる。また、実施形態1では、これ
に際し、剛性及び摩耗性を阻害することなく、冷却コス
トの低減を実現している。なお、本発明者の試験結果に
よれば、突部24a、25aは、高さが1〜3mm、幅
が上部及び下部ローラ電極24、25の幅の2/3程度
が好ましい。 (実施形態2)実施形態2のシーム溶接装置も請求項
1、2、4、5、6、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図14に示すように、フレーム33に上
下摺動可能にスライダ34を設け、スライダ34はボー
ルねじ35を介してAC3極サーボモータ36と接続さ
れている。スライダ34には上下にフランジが形成され
ており、下のフランジには下部ロードセル37を挟んで
実施形態1と同様の下部電極用ギアボックス16が取り
付けられている。他の構成は実施形態1と同様である。
た安定性を確保し、また被溶接物Wに所望のナゲット厚
のナゲットを形成することができるので、割れを生じた
りせず、ナゲットラップの有る優れた溶接品質を確実に
発揮できることがわかる。また、実施形態1では、上部
ローラ電極24及び下部ローラ電極25の突部24a、
25aの先端に、Al−Cu化合物が生成される。この
Al−Cu化合物は、被溶接物Wを構成するアルミめっ
き鋼板のAlと上部ローラ電極24及び下部ローラ電極
25を構成するCuとが抵抗溶接の際に合金化すること
により生成されたものである。かかるAl−Cu化合物
は、電気抵抗値が大きいため、所望の溶接のために大き
な発熱量を必要とすることとなり、溶接性に多大な悪影
響を及ぼす。このため、一般的な形状のローラ電極を採
用しているのであれば、外周面全体を切削したり、多大
なコストを犠牲にしてそれらのローラ電極を冷却する必
要があった。これを避けるためにローラ電極の厚みを薄
くするとすれば、剛性が低くなるとともに、熱容量が小
さくなることから摩耗しやすくなってしまう。この点、
実施形態1では、突部24a、25aをもつ上部ローラ
電極24及び下部ローラ電極25を採用し、かつ時々図
5に示す形成部材32を上部ローラ電極24及び下部ロ
ーラ電極25に当接することとしているため、狭い範囲
の突部24a、25aを切削すればよく、Al−Cu化
合物を容易に除去できる。また、実施形態1では、これ
に際し、剛性及び摩耗性を阻害することなく、冷却コス
トの低減を実現している。なお、本発明者の試験結果に
よれば、突部24a、25aは、高さが1〜3mm、幅
が上部及び下部ローラ電極24、25の幅の2/3程度
が好ましい。 (実施形態2)実施形態2のシーム溶接装置も請求項
1、2、4、5、6、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図14に示すように、フレーム33に上
下摺動可能にスライダ34を設け、スライダ34はボー
ルねじ35を介してAC3極サーボモータ36と接続さ
れている。スライダ34には上下にフランジが形成され
ており、下のフランジには下部ロードセル37を挟んで
実施形態1と同様の下部電極用ギアボックス16が取り
付けられている。他の構成は実施形態1と同様である。
【0042】この実施形態2では、上部加圧力Fuが下
部加圧力Fdより小さいと判断されれば、スライダ34
を降下させて上部加圧力Fuを大きくする。他方、上部
加圧力Fuが下部加圧力Fdより大きいと判断されれ
ば、スライダ34を上昇させて下部加圧力Fdを大きく
する。他の作用は実施形態1と同様である。したがっ
て、実施形態2においても、実施形態1と同様の効果を
発揮することができる。 (実施形態3)実施形態3のシーム溶接装置は請求項
1、3、4、5、7、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図15に示すように、基台1上に保持手
段としてのロボット式の保持装置60が固定され、実施
形態1のアイアンマン治具4を用いていない。
部加圧力Fdより小さいと判断されれば、スライダ34
を降下させて上部加圧力Fuを大きくする。他方、上部
加圧力Fuが下部加圧力Fdより大きいと判断されれ
ば、スライダ34を上昇させて下部加圧力Fdを大きく
する。他の作用は実施形態1と同様である。したがっ
て、実施形態2においても、実施形態1と同様の効果を
発揮することができる。 (実施形態3)実施形態3のシーム溶接装置は請求項
1、3、4、5、7、8を具体化している。このシーム
溶接装置では、図15に示すように、基台1上に保持手
段としてのロボット式の保持装置60が固定され、実施
形態1のアイアンマン治具4を用いていない。
【0043】保持装置60では、基台1にロボット本体
51が立設され、ロボット本体51から3軸方向に移動
可能に設けられたアーム52には3軸方向に移動可能に
ハンド53が設けられている。ハンド53の下方の爪部
には上方にロッドを延出可能な第1エアーシリンダ54
が固定され、そのロッドの先端には第1ワーク固定板5
5が取り付けられている。他方、ハンド53の上方の爪
部には下方にロッドを延出可能な第2エアーシリンダ5
6が固定され、そのロッドの先端には第2ワーク固定板
57が取り付けられている。ロボット本体51にはハン
ド53が被溶接物Wの溶接線WLに沿って移動すべく予
め教示がなされており、ハンド53は上部及び下部ロー
ラ電極24、25とともに駆動手段を構成している。ま
た、フレーム13の前面には被溶接物Wと対面する光セ
ンサ58が設けられており、この光センサ58が実溶接
速度検出手段を構成している。他の構成は実施形態1と
同様である。
51が立設され、ロボット本体51から3軸方向に移動
可能に設けられたアーム52には3軸方向に移動可能に
ハンド53が設けられている。ハンド53の下方の爪部
には上方にロッドを延出可能な第1エアーシリンダ54
が固定され、そのロッドの先端には第1ワーク固定板5
5が取り付けられている。他方、ハンド53の上方の爪
部には下方にロッドを延出可能な第2エアーシリンダ5
6が固定され、そのロッドの先端には第2ワーク固定板
57が取り付けられている。ロボット本体51にはハン
ド53が被溶接物Wの溶接線WLに沿って移動すべく予
め教示がなされており、ハンド53は上部及び下部ロー
ラ電極24、25とともに駆動手段を構成している。ま
た、フレーム13の前面には被溶接物Wと対面する光セ
ンサ58が設けられており、この光センサ58が実溶接
速度検出手段を構成している。他の構成は実施形態1と
同様である。
【0044】この実施形態3では、ハンド53への教示
速度を想定溶接速度Viとし、光センサ58で検出され
る被溶接物Wの移動速度を実溶接速度Vrとしている。
このため、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25
が被溶接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速
度Vrが想定溶接速度Viより大きいと判断されれば、
教示補正によりサーボモータ20の周速度を遅らせて実
溶接速度Vrを小さくする。他方、上部ローラ電極24
及び下部ローラ電極25が被溶接物Wとの間でスリップ
を生じており、実溶接速度Vrが想定溶接速度Viより
小さいと判断されれば、教示補正によりサーボモータ2
0の周速度を速まらせて実溶接速度Vrを大きくする。
他の作用は実施形態1と同様である。
速度を想定溶接速度Viとし、光センサ58で検出され
る被溶接物Wの移動速度を実溶接速度Vrとしている。
このため、上部ローラ電極24及び下部ローラ電極25
が被溶接物Wとの間でスリップを生じており、実溶接速
度Vrが想定溶接速度Viより大きいと判断されれば、
教示補正によりサーボモータ20の周速度を遅らせて実
溶接速度Vrを小さくする。他方、上部ローラ電極24
及び下部ローラ電極25が被溶接物Wとの間でスリップ
を生じており、実溶接速度Vrが想定溶接速度Viより
小さいと判断されれば、教示補正によりサーボモータ2
0の周速度を速まらせて実溶接速度Vrを大きくする。
他の作用は実施形態1と同様である。
【0045】したがって、実施形態3においても、実施
形態1と同様の効果を発揮することができる。
形態1と同様の効果を発揮することができる。
【図1】実施形態1に係り、シーム溶接装置の一部断面
の正面図である。
の正面図である。
【図2】実施形態1に係り、アイアンマン治具の平面図
である。
である。
【図3】実施形態1に係り、制御手段等のブロック構成
図である。
図である。
【図4】実施形態1に係り、上部又は下部ローラ電極の
軸方向一部断面図である。
軸方向一部断面図である。
【図5】実施形態1に係り、形成部材の軸方向一部断面
図である。
図である。
【図6】実施形態1に係り、被溶接物の溶接線を示す平
面図である。
面図である。
【図7】実施形態1に係り、コンピュータの処理の一部
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】実施形態1に係り、時間と実溶接速度との関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図9】比較形態に係り、時間と実溶接速度との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図10】実施形態1に係り、時間と電極間圧力差との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図11】比較形態に係り、(A)は時間と加圧力との
関係を示すグラフ、(B)は時間と電極間圧力差との関
係を示すグラフ、(C)は時間と加圧力平均との関係を
示すグラフである。
関係を示すグラフ、(B)は時間と電極間圧力差との関
係を示すグラフ、(C)は時間と加圧力平均との関係を
示すグラフである。
【図12】実施形態1と比較形態とに係り、電極間圧力
差とナゲット片寄り量との関係を示すグラフである。
差とナゲット片寄り量との関係を示すグラフである。
【図13】実施形態1と比較形態とに係り、溶接品質を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図14】実施形態2に係り、シーム溶接装置の一部正
面図である。
面図である。
【図15】実施形態3に係り、シーム溶接装置の一部断
面の正面図である。
面の正面図である。
【図16】上部加圧力及び下部加圧力とナゲットとの関
係を示す模式断面図である。
係を示す模式断面図である。
2、60…保持装置(2…ピンカム式保持手段、60…
ロボット式保持手段) 9…フローティングエアーシリンダ(フローティングシ
リンダ) 11クランプエアーシリンダ(クランプシリンダ) W…被溶接物 17…加圧用上部エアーシリンダ(第1加圧手段) 14…加圧用下部エアーシリンダ(第2加圧手段) 24…上部ローラ電極(第1ローラ電極、駆動手段) 25…下部ローラ電極(第2ローラ電極、駆動手段) Vi…想定溶接速度 Vr…実溶接速度 S…溶接速度差 Fu…上部加圧力 Fd…下部加圧力 F…電極間圧力差 8…ワーク固定台 53…ハンド(駆動手段) 41、42…光センサ(想定溶接速度検出手段) 40…光センサ(実溶接速度検出手段) 50…コンピュータ(演算手段) 18…上部ロードセル(第1加圧力検出手段) 15…下部ロードセル(第2加圧力検出手段)
ロボット式保持手段) 9…フローティングエアーシリンダ(フローティングシ
リンダ) 11クランプエアーシリンダ(クランプシリンダ) W…被溶接物 17…加圧用上部エアーシリンダ(第1加圧手段) 14…加圧用下部エアーシリンダ(第2加圧手段) 24…上部ローラ電極(第1ローラ電極、駆動手段) 25…下部ローラ電極(第2ローラ電極、駆動手段) Vi…想定溶接速度 Vr…実溶接速度 S…溶接速度差 Fu…上部加圧力 Fd…下部加圧力 F…電極間圧力差 8…ワーク固定台 53…ハンド(駆動手段) 41、42…光センサ(想定溶接速度検出手段) 40…光センサ(実溶接速度検出手段) 50…コンピュータ(演算手段) 18…上部ロードセル(第1加圧力検出手段) 15…下部ロードセル(第2加圧力検出手段)
Claims (8)
- 【請求項1】保持手段で被溶接物を保持し、加圧手段に
より付勢される一対の電極で該被溶接物に加圧力を付与
して該被溶接物を挟みつつ、該両電極間に溶接電流を通
電することにより、該被溶接物の溶接を行う抵抗溶接方
法において、 前記保持手段は前記被溶接物を浮動保持し、かつ前記加
圧手段は、一方の前記電極を付勢して該被溶接物に一方
から第1加圧力を付与する第1加圧手段と、他方の前記
電極を付勢して該被溶接物に他方から第2加圧力を付与
する第2加圧手段とからなり、該第1加圧力と該第2加
圧力との差を測定し、その差が0に近づくように該保持
手段をフィードバック制御することを特徴とする抵抗溶
接方法。 - 【請求項2】保持手段は、被溶接物を下方から浮動保持
するフローティングシリンダと、該フローティングシリ
ンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持するクラ
ンプシリンダとを有するピンカム式のものであり、フィ
ードバック制御は該フローティングシリンダの圧力補正
として行うことを特徴とする請求項1記載の抵抗溶接方
法。 - 【請求項3】保持手段は、被溶接物を浮動保持するハン
ドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの駆動力
及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボット式の
ものであり、フィードバック制御は該教示補正として行
うことを特徴とする請求項1記載の抵抗溶接方法。 - 【請求項4】抵抗溶接方法は、両電極たる両ローラ電極
を回転させつつ被溶接物の連続的な溶接を行うシーム溶
接方法であり、該被溶接物を溶接すると想定される想定
溶接速度と、該被溶接物の実際の溶接速度である実溶接
速度との差を測定し、その差が0に近づくように該実溶
接速度をフィードバック制御することを特徴とする請求
項1、2又は3記載の抵抗溶接方法。 - 【請求項5】被溶接物を浮動保持する保持手段と、第1
加圧手段によって第1電極を付勢する第1付勢力を検出
する第1加圧力検出手段と、第2加圧手段によって第2
電極を付勢する第2付勢力を検出する第1加圧力検出手
段と、該第1加圧力と該第2加圧力との差を演算する演
算手段と、演算結果が0に近づくように該保持手段をフ
ィードバック制御する制御手段と、を有することを特徴
とする抵抗溶接装置。 - 【請求項6】保持手段は、被溶接物を下方から浮動保持
するフローティングシリンダと、該フローティングシリ
ンダと対向して該被溶接物を上方から浮動保持するクラ
ンプシリンダとを有するピンカム式のものであり、フィ
ードバック制御は該フローティングシリンダの圧力補正
として行うことを特徴とする請求項5記載の抵抗溶接装
置。 - 【請求項7】保持手段は、被溶接物を浮動保持するハン
ドが教示により移動し、該被溶接物が該ハンドの駆動力
及び両ローラ電極の駆動力により移動するロボット式の
ものであり、フィードバック制御は該教示補正として行
うことを特徴とする請求項5記載の抵抗溶接装置。 - 【請求項8】被溶接物を駆動する駆動手段と、該駆動手
段によって該被溶接物を溶接すると想定される想定溶接
速度を検出する想定溶接速度検出手段と、該駆動手段に
よって該被溶接物を実際に溶接する実溶接速度を検出す
る実溶接速度検出手段とを有し、 演算手段は該想定溶接速度と該溶接動速度との差を演算
し、制御手段は演算結果が0に近づくように該駆動手段
をフィードバック制御することを特徴とする請求項5、
6又は7記載の抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17615397A JPH1119778A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 抵抗溶接方法及び抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17615397A JPH1119778A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 抵抗溶接方法及び抵抗溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119778A true JPH1119778A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16008596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17615397A Pending JPH1119778A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 抵抗溶接方法及び抵抗溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119778A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012196703A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接方法およびスポット溶接装置 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17615397A patent/JPH1119778A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012196703A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Fuji Heavy Ind Ltd | スポット溶接方法およびスポット溶接装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031226 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040604 |