JPH11198155A - インモールド成形用ラベルおよびそのラベルを用いたインモールド成形体の製造法 - Google Patents
インモールド成形用ラベルおよびそのラベルを用いたインモールド成形体の製造法Info
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- JPH11198155A JPH11198155A JP10003895A JP389598A JPH11198155A JP H11198155 A JPH11198155 A JP H11198155A JP 10003895 A JP10003895 A JP 10003895A JP 389598 A JP389598 A JP 389598A JP H11198155 A JPH11198155 A JP H11198155A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形物(殊に型内ビーズ発泡成形によるカッ
プ容器)との接着性のみならず、胴巻きにしたときの重
なり部における基材シートの外面との接着性も良好で、
またコストダウンを図ることができ、さらにはインモー
ルド成形時のラベルの印刷層や熱融着性樹脂層の流れに
基く金型の汚れの蓄積を有効に抑制することのできるイ
ンモールド成形用ラベルを提供すること、およびそのラ
ベルを用いたインモールド成形体の製造法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 成形物(2) の成形と同時にその外周面に
ラベルの始端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるよう
に胴巻き状に設けるためのラベル(1) である。このラベ
ル(1) は、基材シート(11)の片面の全面に直接またはパ
ターン状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が
設けられ、かつその印刷層(12)上の重なり部(m) となる
端縁部分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有す
る。印刷層(12'), (12) は、裏刷りグレードのラミネー
トインクの印刷層で構成する。
プ容器)との接着性のみならず、胴巻きにしたときの重
なり部における基材シートの外面との接着性も良好で、
またコストダウンを図ることができ、さらにはインモー
ルド成形時のラベルの印刷層や熱融着性樹脂層の流れに
基く金型の汚れの蓄積を有効に抑制することのできるイ
ンモールド成形用ラベルを提供すること、およびそのラ
ベルを用いたインモールド成形体の製造法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 成形物(2) の成形と同時にその外周面に
ラベルの始端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるよう
に胴巻き状に設けるためのラベル(1) である。このラベ
ル(1) は、基材シート(11)の片面の全面に直接またはパ
ターン状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が
設けられ、かつその印刷層(12)上の重なり部(m) となる
端縁部分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有す
る。印刷層(12'), (12) は、裏刷りグレードのラミネー
トインクの印刷層で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インモールド成形
用ラベル、すなわち筒状部を有する成形物の成形と同時
にその成形物の外周面に胴巻き状に設けるためのラベル
に関するものである。またそのラベルを外周面に有する
インモールド成形体を製造する方法に関するものであ
る。
用ラベル、すなわち筒状部を有する成形物の成形と同時
にその成形物の外周面に胴巻き状に設けるためのラベル
に関するものである。またそのラベルを外周面に有する
インモールド成形体を製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】〈インモールド成形用ラベルの層構成〉
中空体、その他の成形物の成形と同時にその成形物の外
周面に設けるためのインモールド成形用ラベルは、基本
的には、基材シート/印刷層/熱融着性樹脂層(接着
層)の層構成を有する。
中空体、その他の成形物の成形と同時にその成形物の外
周面に設けるためのインモールド成形用ラベルは、基本
的には、基材シート/印刷層/熱融着性樹脂層(接着
層)の層構成を有する。
【0003】このインモールド成形用ラベルについて
は、各層の種類やラベル物性に着眼した出願が種々なさ
れている。たとえば、特開昭58−69015号公報
(ポリプロピレン延伸フィルムの紙状層を有するラベ
ル)、特開平2−217223号公報(ラベルの収縮率
を規定)、特開平3−153334号公報(ボトルの成
形時の熱収縮率に合致させたラベルを使用)、特開平4
−244189号公報(未延伸のプラスチックベースフ
ィルムを使用、接着性被覆層にエンボス形成も可)、特
開平2−267584号公報(基材の熱収縮率を規
定)、特開平5−333785号公報(共押出したスキ
ン層と発泡層からなる2層積層体と、スキン層表面に付
された印刷面とからなるインモールドラベル)などがあ
る。そのほか、以下に述べる出願もなされている。
は、各層の種類やラベル物性に着眼した出願が種々なさ
れている。たとえば、特開昭58−69015号公報
(ポリプロピレン延伸フィルムの紙状層を有するラベ
ル)、特開平2−217223号公報(ラベルの収縮率
を規定)、特開平3−153334号公報(ボトルの成
形時の熱収縮率に合致させたラベルを使用)、特開平4
−244189号公報(未延伸のプラスチックベースフ
ィルムを使用、接着性被覆層にエンボス形成も可)、特
開平2−267584号公報(基材の熱収縮率を規
定)、特開平5−333785号公報(共押出したスキ
ン層と発泡層からなる2層積層体と、スキン層表面に付
された印刷面とからなるインモールドラベル)などがあ
る。そのほか、以下に述べる出願もなされている。
【0004】〈接着層の点状設置〉特開平4−3292
84号公報には、成形品に接着されるラベル基材の裏面
に、感熱性があり点状の接着剤が存在し、かつ、各々の
接着剤の縦断面が円弧状断面を有するインモールドラベ
ルが示されている。
84号公報には、成形品に接着されるラベル基材の裏面
に、感熱性があり点状の接着剤が存在し、かつ、各々の
接着剤の縦断面が円弧状断面を有するインモールドラベ
ルが示されている。
【0005】〈接着層の部分設置〉特開平5−4609
4号公報には、吹込成形と同時に容器に一体化するとき
に用いるインモールドラベルにおいて、プラスチックフ
ィルムからなる基材の外周のみに外縁から一定の幅でヒ
ートシールニスを設け、かつ外周ヒートシールニスの一
部が欠如しているインモールドラベルが示されている。
このインモールドラベルを用いてラベル付き容器を成形
すると、ラベルの外周にヒートシールニスが設けてある
のでラべルが容器に完全に接着している上、ラベルの端
を容易に掴むことが可能になるので弱い力で剥離が可能
になり、容器のリサイクルに適するとしている。
4号公報には、吹込成形と同時に容器に一体化するとき
に用いるインモールドラベルにおいて、プラスチックフ
ィルムからなる基材の外周のみに外縁から一定の幅でヒ
ートシールニスを設け、かつ外周ヒートシールニスの一
部が欠如しているインモールドラベルが示されている。
このインモールドラベルを用いてラベル付き容器を成形
すると、ラベルの外周にヒートシールニスが設けてある
のでラべルが容器に完全に接着している上、ラベルの端
を容易に掴むことが可能になるので弱い力で剥離が可能
になり、容器のリサイクルに適するとしている。
【0006】〈型内ビーズ発泡成形へのインモールド成
形用ラベルの適用〉インモールド成形用ラベルを設ける
成形物としては、主として射出成形、中空成形、差圧成
形(真空成形や圧空成形)による成形物があげられる
が、特開平4−4130号公報(樹脂フィルムの不透明
度と引張弾性率とを規定した透明なインモールド用ラベ
ル)、特開平4−29184号公報(感熱接着樹脂層が
エチレン系樹脂に可塑剤を含有させたもの)には、型内
ビーズ発泡成形にも適用できるとの記載がある。ただ
し、いずれの場合も型内ビーズ発泡成形に関する実施例
はあげられていない。
形用ラベルの適用〉インモールド成形用ラベルを設ける
成形物としては、主として射出成形、中空成形、差圧成
形(真空成形や圧空成形)による成形物があげられる
が、特開平4−4130号公報(樹脂フィルムの不透明
度と引張弾性率とを規定した透明なインモールド用ラベ
ル)、特開平4−29184号公報(感熱接着樹脂層が
エチレン系樹脂に可塑剤を含有させたもの)には、型内
ビーズ発泡成形にも適用できるとの記載がある。ただ
し、いずれの場合も型内ビーズ発泡成形に関する実施例
はあげられていない。
【0007】そのほか、特開平4−4121号公報(樹
脂フィルムの厚み、不透明度、クラーク剛度を規定した
透明なインモールド用ラベル)、特開平5−80702
号公報(接着層を構成する樹脂中に脂肪酸アミド類また
は脂肪酸金属塩から選ばれた滑剤を配合)、特開平5−
249895号公報(樹脂フィルムにエンボス加工を施
し、さらに延伸を行って得られた表面にエンボスパター
ンを形成した基材上に、接着層を形成)には、従来法の
説明の中で、型内ビーズ発泡成形法につき言及がなされ
ている。
脂フィルムの厚み、不透明度、クラーク剛度を規定した
透明なインモールド用ラベル)、特開平5−80702
号公報(接着層を構成する樹脂中に脂肪酸アミド類また
は脂肪酸金属塩から選ばれた滑剤を配合)、特開平5−
249895号公報(樹脂フィルムにエンボス加工を施
し、さらに延伸を行って得られた表面にエンボスパター
ンを形成した基材上に、接着層を形成)には、従来法の
説明の中で、型内ビーズ発泡成形法につき言及がなされ
ている。
【0008】〈型内ビーズ発泡成形によるカップ容器〉
ポリスチレン発泡性ビーズまたはその予備発泡体を用い
た発泡型内ビーズ発泡成形によるカップ容器は、即席麺
の充填用に大量に製造されているが、容器壁がビーズ発
泡体の融着体からなるため多孔質であり、そのままでは
水分や空気の透過性を一定限度以下には低めることがで
きず、内容物の保存性の点で問題がある。そこで、カッ
プ容器の成形後、その容器を耐湿性および耐気体透過性
にすぐれたポリ塩化ビニリデンのエマルジョン中にディ
ッピングし、乾燥して、被膜を形成することがなされて
いる。
ポリスチレン発泡性ビーズまたはその予備発泡体を用い
た発泡型内ビーズ発泡成形によるカップ容器は、即席麺
の充填用に大量に製造されているが、容器壁がビーズ発
泡体の融着体からなるため多孔質であり、そのままでは
水分や空気の透過性を一定限度以下には低めることがで
きず、内容物の保存性の点で問題がある。そこで、カッ
プ容器の成形後、その容器を耐湿性および耐気体透過性
にすぐれたポリ塩化ビニリデンのエマルジョン中にディ
ッピングし、乾燥して、被膜を形成することがなされて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ポリスチレンビーズ発
泡体でできたカップ容器は、軽量でかつ断熱性を有する
ため即席麺の充填用に特に適しているが、ビーズ発泡体
の粗面が表面に露われるため外観の点で改良の余地があ
ること、容器壁がビーズ発泡体の融着体からなるために
そのままでは先に述べたように内容物の保存性の点で問
題がある。この場合、カップ容器の外周面にインモール
ド成形用ラベルを付することができれば、外観が格段に
美麗になり、またポリ塩化ビニリデンのエマルジョンに
よる被膜を設けなくても耐湿性および耐気体透過性が確
保されることになる。
泡体でできたカップ容器は、軽量でかつ断熱性を有する
ため即席麺の充填用に特に適しているが、ビーズ発泡体
の粗面が表面に露われるため外観の点で改良の余地があ
ること、容器壁がビーズ発泡体の融着体からなるために
そのままでは先に述べたように内容物の保存性の点で問
題がある。この場合、カップ容器の外周面にインモール
ド成形用ラベルを付することができれば、外観が格段に
美麗になり、またポリ塩化ビニリデンのエマルジョンに
よる被膜を設けなくても耐湿性および耐気体透過性が確
保されることになる。
【0010】一般にインモールド成形用ラベルは、上述
のように基材シート/印刷層/熱融着性樹脂層の層構成
を有し、熱融着性樹脂層はラベルの全面に設けられる
が、成形物の外周面に胴巻き状にかつラベルの始端縁と
終端縁とが重なり部を生ずるように設けるときは、熱融
着性樹脂層は、成形物との接着性のみならず、ラベルの
重なり部では基材シートの外面との接着性も要求され
る。
のように基材シート/印刷層/熱融着性樹脂層の層構成
を有し、熱融着性樹脂層はラベルの全面に設けられる
が、成形物の外周面に胴巻き状にかつラベルの始端縁と
終端縁とが重なり部を生ずるように設けるときは、熱融
着性樹脂層は、成形物との接着性のみならず、ラベルの
重なり部では基材シートの外面との接着性も要求され
る。
【0011】特にインモールド成形用ラベルを型内ビー
ズ発泡成形へ適用する場合には、典型的には、成形物は
ポリスチレンビーズ発泡成形体でできたテーパー付きの
カップ容器、基材シートは二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム(OPP)であるところ、熱融着性樹脂層は、ポリ
スチレンビーズ発泡成形体と良く接着していなければな
らず、しかも胴巻き時の重なり部分では二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムの外面とも良く接着していなければな
らない。しかしながら、熱融着性樹脂層にその双方の接
着性を同時に満足させることは容易ではない。もしポリ
スチレンビーズ発泡成形体との接着性が不足すると、流
通過程においてカップ容器からラベルがずり落ちるおそ
れがあり、一方、二軸延伸ポリプロピレンフィルム外面
との接着性が不足すると、重なり部の剥離を生じて外観
が低下し、商品価値が損なわれるおそれがある。
ズ発泡成形へ適用する場合には、典型的には、成形物は
ポリスチレンビーズ発泡成形体でできたテーパー付きの
カップ容器、基材シートは二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム(OPP)であるところ、熱融着性樹脂層は、ポリ
スチレンビーズ発泡成形体と良く接着していなければな
らず、しかも胴巻き時の重なり部分では二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムの外面とも良く接着していなければな
らない。しかしながら、熱融着性樹脂層にその双方の接
着性を同時に満足させることは容易ではない。もしポリ
スチレンビーズ発泡成形体との接着性が不足すると、流
通過程においてカップ容器からラベルがずり落ちるおそ
れがあり、一方、二軸延伸ポリプロピレンフィルム外面
との接着性が不足すると、重なり部の剥離を生じて外観
が低下し、商品価値が損なわれるおそれがある。
【0012】ポリスチレンビーズ発泡成形体でできたカ
ップ容器に即席麺を充填した食品の生産量は膨大であ
り、そのカップ容器は即席麺の製造工場内で成形され、
直ちに即席麺の充填ラインに使用されるが、インモール
ド成形用ラベルを設けたカップ容器に少しでもトラブル
を生ずると、カップ入り即席麺の製造ライン全体が止ま
り、また検査工程に多大の負担を与えることになる。
ップ容器に即席麺を充填した食品の生産量は膨大であ
り、そのカップ容器は即席麺の製造工場内で成形され、
直ちに即席麺の充填ラインに使用されるが、インモール
ド成形用ラベルを設けたカップ容器に少しでもトラブル
を生ずると、カップ入り即席麺の製造ライン全体が止ま
り、また検査工程に多大の負担を与えることになる。
【0013】加えて、カップ入り即席麺は薄利多売製品
であるので、インモールド成形用ラベルのコストは製品
コストにそのまま直結する。従って、ラベルを構成する
熱融着性樹脂層(巾広の原反基材シートに対し、全面に
またはラベルの面積を越えて設けるのが通常である)の
コストも、可能な限り小にすることが要求される。
であるので、インモールド成形用ラベルのコストは製品
コストにそのまま直結する。従って、ラベルを構成する
熱融着性樹脂層(巾広の原反基材シートに対し、全面に
またはラベルの面積を越えて設けるのが通常である)の
コストも、可能な限り小にすることが要求される。
【0014】なお特開平5−46094号公報に記載の
ように、基材フィルムの外周のみに外縁から一定の幅で
ヒートシールニスを設ける方法は、剥離を前提とする特
殊な目的には適していても、成形物に対するラベルの接
着性が本質的に劣るので、型内ビーズ発泡成形への適用
は不可能である。
ように、基材フィルムの外周のみに外縁から一定の幅で
ヒートシールニスを設ける方法は、剥離を前提とする特
殊な目的には適していても、成形物に対するラベルの接
着性が本質的に劣るので、型内ビーズ発泡成形への適用
は不可能である。
【0015】本発明は、このような背景下において、成
形物(殊に型内ビーズ発泡成形によるカップ容器)との
接着性のみならず、胴巻きにしたときの重なり部におけ
る基材シートの外面との接着性も良好で、またコストダ
ウンを図ることができ、さらにはインモールド成形時の
ラベルの印刷層や熱融着性樹脂層の流れに基く金型の汚
れの蓄積を有効に抑制することのできるインモールド成
形用ラベルを提供すること、およびそのラベルを用いた
インモールド成形体の製造法を提供することを目的とす
るものである。
形物(殊に型内ビーズ発泡成形によるカップ容器)との
接着性のみならず、胴巻きにしたときの重なり部におけ
る基材シートの外面との接着性も良好で、またコストダ
ウンを図ることができ、さらにはインモールド成形時の
ラベルの印刷層や熱融着性樹脂層の流れに基く金型の汚
れの蓄積を有効に抑制することのできるインモールド成
形用ラベルを提供すること、およびそのラベルを用いた
インモールド成形体の製造法を提供することを目的とす
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のインモールド成
形用ラベルは、少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成
形すると同時に、その成形物(2) の外周面にラベルの始
端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように胴巻き状
に設けるためのラベル(1) であって、該ラベル(1) が、
基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン状の
印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が設けられ、
かつその印刷層(12)上の前記重なり部(m) となる端縁部
分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有するこ
と、および前記印刷層(12'), (12) が、成形物(2) の成
形時に該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレ
ードのラミネートインクの印刷層であることを特徴とす
るものである。
形用ラベルは、少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成
形すると同時に、その成形物(2) の外周面にラベルの始
端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように胴巻き状
に設けるためのラベル(1) であって、該ラベル(1) が、
基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン状の
印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が設けられ、
かつその印刷層(12)上の前記重なり部(m) となる端縁部
分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有するこ
と、および前記印刷層(12'), (12) が、成形物(2) の成
形時に該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレ
ードのラミネートインクの印刷層であることを特徴とす
るものである。
【0017】本発明のインモールド成形体の製造法は、
金型内に請求項1のラベル(1) をそのラベルの始端縁と
終端縁とが重なり部(m) を生ずるように供給し、ついで
金型に合わせて少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成
形して、その成形物(2) の成形と同時に該成形物(2) の
外周面に胴巻き状にラベル(1) を設置することを特徴と
するものである。
金型内に請求項1のラベル(1) をそのラベルの始端縁と
終端縁とが重なり部(m) を生ずるように供給し、ついで
金型に合わせて少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成
形して、その成形物(2) の成形と同時に該成形物(2) の
外周面に胴巻き状にラベル(1) を設置することを特徴と
するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0019】本発明のインモールド成形用ラベルは、少
なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成形すると同時に、
その成形物(2) の外周面にラベルの始端縁と終端縁とが
重なり部(m) を生ずるように胴巻き状に設けるためのラ
ベル(1) である。筒状とは、円筒状、楕円筒状、角筒
状、円錐筒状、カップ状などである。
なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成形すると同時に、
その成形物(2) の外周面にラベルの始端縁と終端縁とが
重なり部(m) を生ずるように胴巻き状に設けるためのラ
ベル(1) である。筒状とは、円筒状、楕円筒状、角筒
状、円錐筒状、カップ状などである。
【0020】このような成形物(2) としては、射出成
形、中空成形、真空成形、圧空成形などによる成形物が
あげられるが、型内で発泡性ビーズまたはその予備発泡
体を発泡させる型内ビーズ発泡成形による成形物の場合
が特に重要である。
形、中空成形、真空成形、圧空成形などによる成形物が
あげられるが、型内で発泡性ビーズまたはその予備発泡
体を発泡させる型内ビーズ発泡成形による成形物の場合
が特に重要である。
【0021】ここで発泡性ビーズまたはその予備発泡体
としては、発泡剤を含浸させたポリスチレンビーズ、ポ
リエチレンビーズ、ポリプロピレンビーズ、ポリメチル
メタクリレートビーズ、ポリ塩化ビニリデンビーズ、ポ
リアクリロニトリルビーズなど、またはそれらの予備発
泡体があげられる。
としては、発泡剤を含浸させたポリスチレンビーズ、ポ
リエチレンビーズ、ポリプロピレンビーズ、ポリメチル
メタクリレートビーズ、ポリ塩化ビニリデンビーズ、ポ
リアクリロニトリルビーズなど、またはそれらの予備発
泡体があげられる。
【0022】型内ビーズ発泡成形による成形物(2) の中
で特に重要なものは、発泡性ポリスチレンビーズまたは
その予備発泡体を用いたカップ容器であり、この場合、
ラベル(1) はそのカップ容器の外周面全体に設けられ
る。
で特に重要なものは、発泡性ポリスチレンビーズまたは
その予備発泡体を用いたカップ容器であり、この場合、
ラベル(1) はそのカップ容器の外周面全体に設けられ
る。
【0023】そして本発明においては、ラベル(1) とし
て、基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン
状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が設けら
れ、かつその印刷層(12)上の前記重なり部(m) となる端
縁部分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有する
ものを用いる。
て、基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン
状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が設けら
れ、かつその印刷層(12)上の前記重なり部(m) となる端
縁部分に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有する
ものを用いる。
【0024】基材シート(11)としては、二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルム(OPP)、二軸延伸ポリエステルフ
ィルム(PET)、二軸延伸ナイロンフィルム(ON
Y)、未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、未延
伸ナイロンフィルム、延伸または未延伸ポリスチレンフ
ィルム、延伸または未延伸エチレン−ビニルアルコール
共重合体フィルム、ポリ塩化ビニルフィルムをはじめと
する種々の合成樹脂フィルムが用いられる。場合によっ
ては紙を用いることもできるが、耐湿性や耐気体透過性
が必要とされるときは樹脂加工品とする方がよい。型内
ビーズ発泡成形に適用するときは、コスト、物性などを
総合考慮すると、二軸延伸ポリプロピレンフィルムが特
に重要であり、二軸延伸ポリエステルフィルムも重要で
ある。
ロピレンフィルム(OPP)、二軸延伸ポリエステルフ
ィルム(PET)、二軸延伸ナイロンフィルム(ON
Y)、未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、未延
伸ナイロンフィルム、延伸または未延伸ポリスチレンフ
ィルム、延伸または未延伸エチレン−ビニルアルコール
共重合体フィルム、ポリ塩化ビニルフィルムをはじめと
する種々の合成樹脂フィルムが用いられる。場合によっ
ては紙を用いることもできるが、耐湿性や耐気体透過性
が必要とされるときは樹脂加工品とする方がよい。型内
ビーズ発泡成形に適用するときは、コスト、物性などを
総合考慮すると、二軸延伸ポリプロピレンフィルムが特
に重要であり、二軸延伸ポリエステルフィルムも重要で
ある。
【0025】基材シート(11)の片面には、まずパターン
状の印刷層(12') を設け、ついでそのパターン状の印刷
層(12') の上から基材シート(11)の片面の全面にベタ状
の印刷層(12)を設ける。パターン状の印刷層(12') は、
場合によっては省略することもある。なお印刷層(12'),
(12) を設けるに際しては、予め基材フィルム(11)にコ
ロナ放電処理やアンカーコーティング処理を施しておく
ことができる。なお、基材フィルム(11)の反対面にパタ
ーン状の印刷層を設けることもできる。
状の印刷層(12') を設け、ついでそのパターン状の印刷
層(12') の上から基材シート(11)の片面の全面にベタ状
の印刷層(12)を設ける。パターン状の印刷層(12') は、
場合によっては省略することもある。なお印刷層(12'),
(12) を設けるに際しては、予め基材フィルム(11)にコ
ロナ放電処理やアンカーコーティング処理を施しておく
ことができる。なお、基材フィルム(11)の反対面にパタ
ーン状の印刷層を設けることもできる。
【0026】印刷層(12'), (12) は、グラビア印刷法、
オフセット印刷法、フレキソ印刷法、スクリーン印刷法
などにより設けられるが、生産性や美麗さを考慮する
と、グラビア印刷法により設けることが特に望ましい。
オフセット印刷法、フレキソ印刷法、スクリーン印刷法
などにより設けられるが、生産性や美麗さを考慮する
と、グラビア印刷法により設けることが特に望ましい。
【0027】印刷層(12'), (12) は、成形物(2) と直接
接触するので、成形物(2) の溶融体または軟化体と接着
性を有することが要求される。そこで本発明において
は、上記印刷層(12'), (12) を、成形物(2) の成形時に
該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレードの
ラミネートインクの印刷層で構成する。
接触するので、成形物(2) の溶融体または軟化体と接着
性を有することが要求される。そこで本発明において
は、上記印刷層(12'), (12) を、成形物(2) の成形時に
該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレードの
ラミネートインクの印刷層で構成する。
【0028】このときの印刷層(12'), (12) を構成する
裏刷りグレードのラミネートインクの印刷層は、成形物
(2) の成形時に、該成形物(2) に対する接着性が確保さ
れかつ流れが抑制される量的割合となるように、バイン
ダー樹脂に顔料または/および硬化剤が配合された組成
物の層からなることが特に好ましい。このような量的割
合に設定すると、印刷層(12'), (12) は常態では粘着性
を帯びず、ブロッキングも防止される。
裏刷りグレードのラミネートインクの印刷層は、成形物
(2) の成形時に、該成形物(2) に対する接着性が確保さ
れかつ流れが抑制される量的割合となるように、バイン
ダー樹脂に顔料または/および硬化剤が配合された組成
物の層からなることが特に好ましい。このような量的割
合に設定すると、印刷層(12'), (12) は常態では粘着性
を帯びず、ブロッキングも防止される。
【0029】バインダー樹脂としては、成形物(2) の材
質によっても異なるが、たとえば、ウレタン系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキッド樹脂、
ポリアミド系樹脂、マレイン酸樹脂、塩素化ポリプロピ
レン、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、硝化綿、塩化ゴム、ロジン変性樹脂など
や、これらの混合物が用いられる。場合により、活性エ
ネルギー線硬化型樹脂を用いることもできる。成形物
(2) が発泡性ポリスチレンビーズまたはその予備発泡体
を用いて型内ビーズ発泡成形したカップ容器であるとき
は、ウレタン系樹脂、ウレタン系樹脂/塩酢ビ(塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体)、塩素化ポリプロピレンな
どが好適である。
質によっても異なるが、たとえば、ウレタン系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキッド樹脂、
ポリアミド系樹脂、マレイン酸樹脂、塩素化ポリプロピ
レン、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、硝化綿、塩化ゴム、ロジン変性樹脂など
や、これらの混合物が用いられる。場合により、活性エ
ネルギー線硬化型樹脂を用いることもできる。成形物
(2) が発泡性ポリスチレンビーズまたはその予備発泡体
を用いて型内ビーズ発泡成形したカップ容器であるとき
は、ウレタン系樹脂、ウレタン系樹脂/塩酢ビ(塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体)、塩素化ポリプロピレンな
どが好適である。
【0030】顔料としては、白、赤、紅、黄、青、藍、
黒、銀、パールなどの任意の色相の無機顔料が用いら
れ、有機顔料も用いることができる。ベタ状の印刷層(1
2)の場合には、酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、リトポン、シリカ、塩基性炭酸鉛な
どの白色顔料(殊に隠蔽力の大きい酸化チタン)を用い
ることが多い。
黒、銀、パールなどの任意の色相の無機顔料が用いら
れ、有機顔料も用いることができる。ベタ状の印刷層(1
2)の場合には、酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜
鉛、硫酸バリウム、リトポン、シリカ、塩基性炭酸鉛な
どの白色顔料(殊に隠蔽力の大きい酸化チタン)を用い
ることが多い。
【0031】硬化剤としては、バインダー樹脂の官能基
に応じて、ポリイソシアネート系、エポキシ系、メラミ
ン系、アミン系、フェノール系、アルデヒド系、有機金
属系、金属イオン系をはじめとする種々の硬化剤が用い
られる。
に応じて、ポリイソシアネート系、エポキシ系、メラミ
ン系、アミン系、フェノール系、アルデヒド系、有機金
属系、金属イオン系をはじめとする種々の硬化剤が用い
られる。
【0032】バインダー樹脂に対する顔料または/およ
び硬化剤の配合割合は、先にも述べたように、成形物
(2) の成形時に、該成形物(2) に対する接着性が確保さ
れかつ流れが抑制される量的割合となるように設定され
るが、バインダー樹脂に無機顔料を配合する場合を例に
とると、バインダー樹脂1重量部に対し無機顔料を1〜
7重量部(殊に2〜5重量部)用いることが多い。硬化
剤の場合には、バインダー樹脂/硬化剤の組み合わせに
応じて、バインダー樹脂1重量部に対し硬化剤が0.001
〜1重量部というように広い範囲から選ばれる。
び硬化剤の配合割合は、先にも述べたように、成形物
(2) の成形時に、該成形物(2) に対する接着性が確保さ
れかつ流れが抑制される量的割合となるように設定され
るが、バインダー樹脂に無機顔料を配合する場合を例に
とると、バインダー樹脂1重量部に対し無機顔料を1〜
7重量部(殊に2〜5重量部)用いることが多い。硬化
剤の場合には、バインダー樹脂/硬化剤の組み合わせに
応じて、バインダー樹脂1重量部に対し硬化剤が0.001
〜1重量部というように広い範囲から選ばれる。
【0033】印刷層(12'), (12) のための裏刷りグレー
ドのラミネートインクは、バインダー樹脂、顔料または
/および硬化剤のほかに、印刷に適した粘度とするため
に通常は適当量の溶媒を用いる。溶媒としては、有機溶
剤のほか、水性の溶媒を用いることもできる。また溶媒
を使用せずに、無溶媒でまたは溶融状態で印刷に供する
こともある。インクには、そのほか必要に応じて、補助
剤(可塑剤、ワックス、滑剤、消泡剤、キレート剤、静
電防止剤、界面活性剤、カップリング剤、チクソ性付与
剤などの添加剤を配合することができる。
ドのラミネートインクは、バインダー樹脂、顔料または
/および硬化剤のほかに、印刷に適した粘度とするため
に通常は適当量の溶媒を用いる。溶媒としては、有機溶
剤のほか、水性の溶媒を用いることもできる。また溶媒
を使用せずに、無溶媒でまたは溶融状態で印刷に供する
こともある。インクには、そのほか必要に応じて、補助
剤(可塑剤、ワックス、滑剤、消泡剤、キレート剤、静
電防止剤、界面活性剤、カップリング剤、チクソ性付与
剤などの添加剤を配合することができる。
【0034】次に、熱融着性樹脂層(13)は、上記ベタ状
の印刷層(12)上の上記重なり部(m)となる端縁部分に、
先に述べたような印刷法、殊にグラビア印刷法により設
けられる。
の印刷層(12)上の上記重なり部(m)となる端縁部分に、
先に述べたような印刷法、殊にグラビア印刷法により設
けられる。
【0035】熱融着性樹脂層(13)形成のための好ましい
樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル共重
合体などであり、該層(13)はこれらの樹脂のエマルジョ
ンや溶液などを用いて形成される。
樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリル共重
合体などであり、該層(13)はこれらの樹脂のエマルジョ
ンや溶液などを用いて形成される。
【0036】インモールド成形体は、上記のラベル(1)
を金型内にそのラベルの始端縁と終端縁とが重なり部
(m) を生ずるように供給し、ついで金型に合わせて少な
くとも胴部が筒状の成形物(2) (殊に型内ビーズ発泡成
形によるカップ容器)を成形して、その成形物(2) の成
形と同時に該成形物(2) の外周面に胴巻き状にラベル
(1) を設置すればよい。
を金型内にそのラベルの始端縁と終端縁とが重なり部
(m) を生ずるように供給し、ついで金型に合わせて少な
くとも胴部が筒状の成形物(2) (殊に型内ビーズ発泡成
形によるカップ容器)を成形して、その成形物(2) の成
形と同時に該成形物(2) の外周面に胴巻き状にラベル
(1) を設置すればよい。
【0037】成形物(2) が発泡性ポリスチレンビーズま
たはその予備発泡体を用いた型内ビーズ発泡成形による
カップ容器であるときは、その成形温度は120℃前後
から140℃前後までとすることが多い。
たはその予備発泡体を用いた型内ビーズ発泡成形による
カップ容器であるときは、その成形温度は120℃前後
から140℃前後までとすることが多い。
【0038】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で示したも
のである。
る。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で示したも
のである。
【0039】実施例1 図1は本発明のインモールド成形用ラベルの製造工程の
例を示した説明図である。図2は本発明のインモールド
成形用ラベルの裏面図である。図3は図2のラベルのX
−X断面図であり、層厚は誇張して描いてある。図4は
図2のラベルを用いて製造したインモールド成形体の斜
視図である。
例を示した説明図である。図2は本発明のインモールド
成形用ラベルの裏面図である。図3は図2のラベルのX
−X断面図であり、層厚は誇張して描いてある。図4は
図2のラベルを用いて製造したインモールド成形体の斜
視図である。
【0040】厚み40μm の二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム(OPP)からなる基材フィルム(11)の片面にコ
ロナ放電処理を行うと共に、着色インクを用いて多色グ
ラビア印刷を行うことにより、所定の文字、模様のパタ
ーン状の1μm の印刷層(12') を形成させた。引き続き
その上から白色インクを用いてグラビア印刷を行うこと
により、個々のラベル面積全体にわたる白ベタ状の1μ
m の印刷層(12)を形成させた。
ィルム(OPP)からなる基材フィルム(11)の片面にコ
ロナ放電処理を行うと共に、着色インクを用いて多色グ
ラビア印刷を行うことにより、所定の文字、模様のパタ
ーン状の1μm の印刷層(12') を形成させた。引き続き
その上から白色インクを用いてグラビア印刷を行うこと
により、個々のラベル面積全体にわたる白ベタ状の1μ
m の印刷層(12)を形成させた。
【0041】ここで印刷層(12') 形成のためのインクと
しては、ポリウレタン系バインダー10%、顔料(1色
目は赤色、2色目は黄色)30%および溶剤60%から
なる2種のインクを用いた。
しては、ポリウレタン系バインダー10%、顔料(1色
目は赤色、2色目は黄色)30%および溶剤60%から
なる2種のインクを用いた。
【0042】印刷層(12)形成のためのインクとしては、
ウレタンプレポリマー系のバインダー10%、白色顔料
(酸化チタン)30%、溶剤60%からなる主剤100
部にポリイソシアネート系硬化剤3部を配合した2液型
インクを用いた。
ウレタンプレポリマー系のバインダー10%、白色顔料
(酸化チタン)30%、溶剤60%からなる主剤100
部にポリイソシアネート系硬化剤3部を配合した2液型
インクを用いた。
【0043】ついで基材フィルム(11)上の印刷層(12)の
上から、重なり部(m) となる端縁部分のみに、エチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョンを水で希釈した固形
分25%のヒートシール剤を用いてグラビア印刷を行う
ことにより、短冊状に 1.5μm の熱融着性樹脂層(13)を
形成した。
上から、重なり部(m) となる端縁部分のみに、エチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョンを水で希釈した固形
分25%のヒートシール剤を用いてグラビア印刷を行う
ことにより、短冊状に 1.5μm の熱融着性樹脂層(13)を
形成した。
【0044】このようにして印刷を終えた後、白ベタ状
の印刷層(12)の輪郭に沿って打ち抜き、個々のラベル
(1) となした。
の印刷層(12)の輪郭に沿って打ち抜き、個々のラベル
(1) となした。
【0045】金型内にこのラベル(1) をそのラベルの始
端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように供給し、
ついで金型に合わせて、発泡性ポリスチレンビーズ(予
備発泡体)を用いた型内ビーズ発泡成形(スチーム加
熱:130℃)により、成形物(2) の一例としての即席
麺用のカップ容器を成形した。
端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように供給し、
ついで金型に合わせて、発泡性ポリスチレンビーズ(予
備発泡体)を用いた型内ビーズ発泡成形(スチーム加
熱:130℃)により、成形物(2) の一例としての即席
麺用のカップ容器を成形した。
【0046】得られたインモールド成形体にあっては、
ラベル(1) はカップ容器の外周面全体に良く接着してお
り、胴巻きにしたときの重なり部(m) における基材フィ
ルムの外面との接着性も好ましいものであった。200
時間の連続運転の間、失敗品は皆無であった。またその
期間に、印刷層(12'), (12) や熱融着性樹脂層(13)のし
み出しによる金型の汚れも事実上認められなかった。
ラベル(1) はカップ容器の外周面全体に良く接着してお
り、胴巻きにしたときの重なり部(m) における基材フィ
ルムの外面との接着性も好ましいものであった。200
時間の連続運転の間、失敗品は皆無であった。またその
期間に、印刷層(12'), (12) や熱融着性樹脂層(13)のし
み出しによる金型の汚れも事実上認められなかった。
【0047】実施例2 印刷層(12)形成のためのインクとして、ウレタンプレポ
リマー系のバインダー15%と溶剤85%とからなる主
剤100部にポリイソシアネート系硬化剤 4.5部を配合
した2液型インク(メジウム)を用いたほかは、実施例
1を繰り返した。この場合も実施例1と同様の好ましい
結果が得られた。
リマー系のバインダー15%と溶剤85%とからなる主
剤100部にポリイソシアネート系硬化剤 4.5部を配合
した2液型インク(メジウム)を用いたほかは、実施例
1を繰り返した。この場合も実施例1と同様の好ましい
結果が得られた。
【0048】
【発明の効果】本発明のインモールド成形用ラベルは、
少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成形すると同時
に、その成形物(2) の外周面にラベルの始端縁と終端縁
とが重なり部(m) を生ずるように胴巻き状に設けるため
のラベル(1) であって、次のような工夫を講じている。 基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン
状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)を設ける
こと。 その印刷層(12)上の上記重なり部(m) となる端縁部
分に熱融着性樹脂層(13)を設けること。 上記印刷層(12'), (12) が、成形物(2) の成形時に
該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレードの
ラミネートインクの印刷層であること。
少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成形すると同時
に、その成形物(2) の外周面にラベルの始端縁と終端縁
とが重なり部(m) を生ずるように胴巻き状に設けるため
のラベル(1) であって、次のような工夫を講じている。 基材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン
状の印刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)を設ける
こと。 その印刷層(12)上の上記重なり部(m) となる端縁部
分に熱融着性樹脂層(13)を設けること。 上記印刷層(12'), (12) が、成形物(2) の成形時に
該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレードの
ラミネートインクの印刷層であること。
【0049】上記、のように印刷層(12'), (12) を
特定の性質を有する裏刷りグレードのラミネートインク
で形成しており、そのときのラミネートインクとしては
好適にはバインダー樹脂に顔料または/および硬化剤が
配合された組成物が用いられるので、成形物(2) (殊に
型内ビーズ発泡成形によるカップ容器)との成形時に該
成形物(2) に対する接着性が確保される上、顔料を配合
したものを用いたときにはインモールド成形時の熱によ
っても流れが抑制され、硬化剤を配合したものを用いた
ときにはバインダー樹脂との反応により網目構造が形成
されるのでやはりインモールド成形時の流れが抑制さ
れ、その結果、インモールド成形時に印刷層(12'), (1
2) 層が流れて金型の汚れがしだいに蓄積されていくこ
とが有効に抑制される。また印刷層(12'), (12) は常態
では粘着性を帯びず、ブロッキングも防止される。
特定の性質を有する裏刷りグレードのラミネートインク
で形成しており、そのときのラミネートインクとしては
好適にはバインダー樹脂に顔料または/および硬化剤が
配合された組成物が用いられるので、成形物(2) (殊に
型内ビーズ発泡成形によるカップ容器)との成形時に該
成形物(2) に対する接着性が確保される上、顔料を配合
したものを用いたときにはインモールド成形時の熱によ
っても流れが抑制され、硬化剤を配合したものを用いた
ときにはバインダー樹脂との反応により網目構造が形成
されるのでやはりインモールド成形時の流れが抑制さ
れ、その結果、インモールド成形時に印刷層(12'), (1
2) 層が流れて金型の汚れがしだいに蓄積されていくこ
とが有効に抑制される。また印刷層(12'), (12) は常態
では粘着性を帯びず、ブロッキングも防止される。
【0050】そして、上記のように印刷層(12)上の上
記重なり部(m) となる端縁部分のみに熱融着性樹脂層(1
3)を設けているので、胴巻きにしたときの重なり部(m)
における基材シート(11)の外面との接着性も確保され
る。加えて熱融着性樹脂層(13)は重なり部(m) となる端
縁部分のみに設けているので(ラベル(1) の面積のごく
一部を覆うだけの量で足りるので)、その使用量は従来
のヒートシール性接着剤層の使用量に比し極めて少な
く、その結果、インモールド成形時に熱融着性樹脂層(1
3)の流れに基く金型の汚れの蓄積も有効に抑制される
上、樹脂量が少ないので確実にコストダウンを図ること
ができる。また熱融着性樹脂層(13)は主として基材フィ
ルム(11)の外面との接着性の観点から選択すればよいの
で、この目的に合った樹脂を容易に選ぶことができる
記重なり部(m) となる端縁部分のみに熱融着性樹脂層(1
3)を設けているので、胴巻きにしたときの重なり部(m)
における基材シート(11)の外面との接着性も確保され
る。加えて熱融着性樹脂層(13)は重なり部(m) となる端
縁部分のみに設けているので(ラベル(1) の面積のごく
一部を覆うだけの量で足りるので)、その使用量は従来
のヒートシール性接着剤層の使用量に比し極めて少な
く、その結果、インモールド成形時に熱融着性樹脂層(1
3)の流れに基く金型の汚れの蓄積も有効に抑制される
上、樹脂量が少ないので確実にコストダウンを図ること
ができる。また熱融着性樹脂層(13)は主として基材フィ
ルム(11)の外面との接着性の観点から選択すればよいの
で、この目的に合った樹脂を容易に選ぶことができる
【0051】このインモールド成形用ラベルを、発泡性
ポリスチレンビーズまたはその予備発泡体を用いた型内
ビーズ発泡成形によるカップ容器に適用したときは、外
観が格段に美麗になり、またポリ塩化ビニリデンのエマ
ルジョンによる被膜を設けなくても耐湿性、耐気体透過
性、香気保持性が確保される。
ポリスチレンビーズまたはその予備発泡体を用いた型内
ビーズ発泡成形によるカップ容器に適用したときは、外
観が格段に美麗になり、またポリ塩化ビニリデンのエマ
ルジョンによる被膜を設けなくても耐湿性、耐気体透過
性、香気保持性が確保される。
【図1】本発明のインモールド成形用ラベルの製造工程
の例を示した説明図である。
の例を示した説明図である。
【図2】本発明のインモールド成形用ラベルの裏面図で
ある。
ある。
【図3】図2のラベルのX−X断面図であり、層厚は誇
張して描いてある。
張して描いてある。
【図4】図2のラベルを用いて製造したインモールド成
形体の斜視図である。
形体の斜視図である。
(1) …ラベル、 (11)…基材シート、 (12') …パターン状の印刷層、(12)…ベタ状の印刷層、 (13)…熱融着性樹脂層、 (2) …成形物、 (m) …重なり部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 105:04 B29L 9:00 22:00
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも胴部が筒状の成形物(2) を成形
すると同時に、その成形物(2) の外周面にラベルの始端
縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように胴巻き状に
設けるためのラベル(1) であって、該ラベル(1) が、基
材シート(11)の片面の全面に直接またはパターン状の印
刷層(12') を介してベタ状の印刷層(12)が設けられ、か
つその印刷層(12)上の前記重なり部(m) となる端縁部分
に熱融着性樹脂層(13)が設けられた構造を有すること、
および前記印刷層(12'), (12) が、成形物(2)の成形時
に該成形物(2) に対して接着性を有する裏刷りグレード
のラミネートインクの印刷層であることを特徴とするイ
ンモールド成形用ラベル。 - 【請求項2】成形物(2) が型内ビーズ発泡成形によるカ
ップ容器であり、ラベル(1) がそのカップ容器の外周面
全体に設けられるものである請求項1記載のインモール
ド成形用ラベル。 - 【請求項3】印刷層(12'), (12) を構成する裏刷りグレ
ードのラミネートインクの印刷層が、成形物(2) の成形
時に、該成形物(2) に対する接着性が確保されかつ流れ
が抑制される量的割合となるように、バインダー樹脂に
顔料または/および硬化剤が配合された組成物の層から
なることを特徴とする請求項1または2記載のインモー
ルド成形用ラベル。 - 【請求項4】金型内に請求項1のラベル(1) をそのラベ
ルの始端縁と終端縁とが重なり部(m) を生ずるように供
給し、ついで金型に合わせて少なくとも胴部が筒状の成
形物(2) を成形して、その成形物(2) の成形と同時に該
成形物(2) の外周面に胴巻き状にラベル(1) を設置する
ことを特徴とするインモールド成形体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10003895A JPH11198155A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | インモールド成形用ラベルおよびそのラベルを用いたインモールド成形体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10003895A JPH11198155A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | インモールド成形用ラベルおよびそのラベルを用いたインモールド成形体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198155A true JPH11198155A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11569930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10003895A Withdrawn JPH11198155A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | インモールド成形用ラベルおよびそのラベルを用いたインモールド成形体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11198155A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010037492A (ko) * | 1999-10-18 | 2001-05-07 | 임경보 | 취입 성형용 레이블 |
| KR100647256B1 (ko) * | 2004-09-14 | 2006-11-23 | 주식회사 퍼스트인 | 인몰드 확산성형잉크를 이용한 등기구 커버 및 그 제작방법 |
| JP2018001651A (ja) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 大日本印刷株式会社 | インモールドラベルおよびインモールドラベル容器 |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP10003895A patent/JPH11198155A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010037492A (ko) * | 1999-10-18 | 2001-05-07 | 임경보 | 취입 성형용 레이블 |
| KR100647256B1 (ko) * | 2004-09-14 | 2006-11-23 | 주식회사 퍼스트인 | 인몰드 확산성형잉크를 이용한 등기구 커버 및 그 제작방법 |
| JP2018001651A (ja) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | 大日本印刷株式会社 | インモールドラベルおよびインモールドラベル容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |