JPH1119840A - ワーク加工用位置決め装置 - Google Patents

ワーク加工用位置決め装置

Info

Publication number
JPH1119840A
JPH1119840A JP17445597A JP17445597A JPH1119840A JP H1119840 A JPH1119840 A JP H1119840A JP 17445597 A JP17445597 A JP 17445597A JP 17445597 A JP17445597 A JP 17445597A JP H1119840 A JPH1119840 A JP H1119840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
coarse material
positioning
workpiece
pressing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17445597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3653938B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kawate
寛 川手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17445597A priority Critical patent/JP3653938B2/ja
Publication of JPH1119840A publication Critical patent/JPH1119840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3653938B2 publication Critical patent/JP3653938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のワーク粗材を安定的に確実に加工
機まで搬送し、粗材証の近傍に障害物があっても正確に
位置決めすることができるワーク加工用位置決め装置を
提供する。 【解決手段】 押付け部材30によるワーク粗材Wの水
平移動と連動し、反対方向に水平移動する可動ワークガ
イド部40を設け、前記リフタ部20によるワーク粗材
下降時に、当該ワーク粗材Wの障害物Sが、基準ブロッ
ク2のワークガイド面2aに衝突しないように、前記押
付け部材30と可動ワークガイド部40によりワーク粗
材Wを前記リフタ部20内で水平移動するようにしたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械加工が施され
るワーク粗材を所定位置に位置決めするワーク加工用位
置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワーク粗材に機械加工を施す場
合には、加工治具を用いてワーク粗材を所定位置に位置
決めし、その後、機械加工を施すようにしている。
【0003】このワーク粗材の位置決め方式には、ワー
クの形状あるいは機械加工の種類により種々の方式のも
のがあるが、その中に、ワーク粗材側の所定の位置に位
置決め用の基準点を決め、この基準点を基準ブロックに
押し付けて位置決めする方式を用いたものがある。ここ
に、位置決め用の基準点には、いわゆる左右証、前後証
あるいは上下証があるが、これらを総称して粗材証とす
る。
【0004】図9は、シリンダヘッド等のような箱状の
ワーク粗材を押し付ける方式による従来の位置決め装置
の一例を示す概略断面図である。
【0005】図示の位置決め装置においては、まず、ワ
ーク粗材をリフタのシートレール1に沿って搬入する場
合、ワーク粗材Wの粗材証Pが基準ブロック2と大体一
致するようにワーク粗材Wを停止する(図9の二点鎖線
で示す状態)。
【0006】次に、ワーク粗材Wをリフタにより機械加
工する位置(以下単に「加工位置」)まで下降する際
に、基準ブロック2に設けられたワークガイド面2aを
利用してワーク粗材Wを基準ブロック2の内側に案内す
る。
【0007】そして、流体圧手段3により押付け部材4
を作動させ、ワーク粗材Wを基準ブロック2に押し付け
るときに、ワークの形状を利用してワーク粗材Wを変位
させ、ワーク粗材Wの粗材証Pが確実に所定位置となる
ように位置決めする。その後、ドリル等の加工工具6に
より機械加工を施こす。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
位置決め装置では、ワーク粗材Wの粗材証Pの直上の形
状によっては、ワーク粗材Wを下降するとき、基準ブロ
ック2の内側に案内できず、結果的に正確な位置決めが
できないことがある。
【0009】例えば、図10に示すように、ワーク粗材
Wの粗材証Pの直上に突起等の障害物がない場合には、
この障害物とワークガイド面2aとは何等干渉を起こす
ことはない。ワーク粗材Wは、スムーズにワークガイド
面4aに沿って基準ブロック3の内方に案内され、結果
的に正確に位置決めができる。
【0010】しかし、図11に示すように、粗材証Pの
直上に突起等の障害物Sがあるワーク粗材Wの場合に
は、ワーク粗材Wが下降すると、この障害物Sが基準ブ
ロック2のワークガイド面2aに当たり、ワーク粗材W
が所定位置まで案内されず、途中で止まり、押付け部材
4により押圧しても、ワーク粗材Wが基準ブロック4に
密着せず、結果的に正確な位置決めは不可能となる。
【0011】また、図9に示されている位置決め装置に
おいては、位置決めされたワーク粗材Wの下方からドリ
ル等の加工工具6が上昇して機械加工を行なうようにし
ているが、最近の機械加工は、マシニングセンター等の
加工機を使用することが多く、このような加工機では横
方向から工具を当てるようにしている。
【0012】ワーク粗材Wの横方向から工具を当てる
と、機械加工により生じる切粉を円滑に排出でき、加工
精度や生産性が向上するという利点がある。
【0013】したがって、前述したシリンダヘッド等の
ワーク粗材Wも、本来的には横方向からの加工を可能と
するために、垂直な状態で搬送することが好ましい。
【0014】しかし、ワーク粗材Wの外形形状は、垂直
状態としたとき転動や反転のない、常に安定的な搬送が
可能な形状のみではなく、しかも、このようなワーク粗
材Wを複数種類搬入する場合には、安定搬送が困難とな
るのみでなく、精度良く所定の位置に位置決めすること
も困難となる虞れがある。
【0015】本発明は、このような従来技術に鑑みてな
されたもので、複数種類のワーク粗材を安定的に確実に
加工機まで搬送し、粗材証の近傍に障害物があっても正
確に位置決めすることができるワーク加工用位置決め装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明は、基板上に設けられたリフタ部に搬
入され支持されたワーク粗材を前記リフタ部により下降
するとき、前記基板上の基準ブロックのワークガイド面
に沿ってワーク粗材を所定位置に案内し、当該ワーク粗
材の粗材証と前記基準ブロックが一致した状態で当該ワ
ーク粗材を前記基準ブロックに押付け部材により押圧し
位置決めするようにしたワーク加工用位置決め装置にお
いて、前記リフタ部上でワーク粗材を押圧する押付け部
材の動作と連動し、反対方向に移動する可動ワークガイ
ド部を設け、前記リフタ部によるワーク粗材下降時に、
当該ワーク粗材の前記粗材証直上の障害物が、基準ブロ
ックのワークガイド面に衝突しないように、前記押付け
部材と可動ワークガイド部によりワーク粗材を前記リフ
タ部内で移動するようにしたことを特徴とする。
【0017】このようにすれば、粗材証の近傍に障害物
があってもワーク粗材を押付け部材と可動ワークガイド
部によりリフタ部内で移動し、障害物と基準ブロックと
の衝突を回避しつつワーク粗材を所定位置に設置でき、
結果的に正確な位置決めができる。
【0018】請求項2の発明では、前記リフタ部は、前
記ワーク粗材を支持するシートレールを有し、当該シー
トレールの下降限で前記ワーク粗材をシートレールより
浮き上げるように支持する上下方向基準パット上で、前
後方向位置決め部により前記ワーク粗材の前後方向の位
置決めを行なうようにしたことを特徴とする。
【0019】このようにすれば、ワーク粗材をシートレ
ールより浮き上げ、可動しやすい状態で位置決め作業を
行なうことができるので、より正確な位置決めとなる。
【0020】請求項3の発明では、前記押付け部材は、
前記前後方向位置決め部による位置決めをした後に前記
基準ブロックにワーク粗材を押圧し、前記クランプ部に
よりワーク粗材を位置固定にクランプするようにしたこ
とを特徴とする。
【0021】このようにすれば、前後方向位置決め後に
押付け部材により基準ブロックに対しワーク粗材を押圧
し、左右の位置決めを行なうので、押付け部材の作動に
ともなって可動ワークガイド部が逃げ、円滑な位置決め
が可能となる。
【0022】請求項4の発明では、前記基板には、前記
押付け部材による押圧により前記ワーク粗材の左右証と
密着して左右方向の位置決め行なう前記基準ブロック
と、前記左右証と反対側に設けられた前後証を加圧する
ことにより前後方向の位置決め行なう前記前後方向位置
決め部とが設けられ、前記押付け部材と前記前後方向位
置決め部とによるワーク粗材の押圧方向が同一方向とな
るようにしたことを特徴とする。
【0023】このようにすれば、ワーク粗材の左右証を
基準ブロックに当ててある程度位置決めした後に、反対
側で前後証の位置決めを行なうので、粗材証を広範に取
ることができ、位置決め精度が向上することになり、ま
た、押付け部材と前後方向位置決め部のワーク粗材の押
圧方向が同一方向となるので、押し付けてワーク粗材を
変位させるときには、動力的にも有利となる。
【0024】請求項5の発明では、リフタ部、基準ブロ
ック、押付け部材、可動ワークガイド部、上下方向基準
パット、前後方向位置決め部及びクランプ部は、基板上
に設けられ、当該基板をチルト手段により所定角度傾斜
することにより前記ワーク粗材を加工位置に移動させる
ようにしたことを特徴とする。
【0025】このようにすれば、複数種類のワーク粗材
を同一の加工機により加工する場合でも、複数種類のワ
ーク粗材を安定した状態でリフタ部に送り込むことがで
き、しかもこのワーク粗材を加工機の加工位置に簡単に
セットすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明のワーク加工用位
置決め装置の概略を示す概略平面図、図2は図1の概略
立面図、図3は図2の3−3線に沿う矢視図、図4は図
1の4−4線に沿う矢視図、図5は図1の5−5線に沿
う矢視図、図6は図1の6−6線に沿う矢視図、図7は
図1の7−7線に沿う矢視図、図8は図1の要部説明図
であり、図9〜11に示す部材と共通する部材には同一
符号を付している。
【0027】まず、本実施の形態について概説すれば、
このワーク加工用位置決め装置は、粗材証Pが一致する
複数種類のワーク粗材Wを位置決めすることができるも
ので、適宜選択的に搬入されたワーク粗材Wを前後証P
2 あるいは左右証P1 等の粗材証Pに当接するように所
定位置に位置決めした後に、機械加工する位置まで所定
角度傾動して搬送し、横方向から加工工具を当てること
により機械加工を行なうようにしたものである。
【0028】ここにおいて、前後証P2 等の「前後」と
は、ワークの搬送方向(図1に矢印で示す方向)の前後
であり、左右証P1 等の「左右」とは、ワークの搬送方
向の左右をいう。
【0029】この位置決め装置は、図1に示すように、
基板10を有し、この基板10の中央には、ワーク粗材
Wが矢印方向から搬入される通路11が設けられ、この
通路11の周囲にリフタ部20、押付け部材30、左右
証P1 と当接する基準ブロック2、可動ワークガイド部
40、上下方向基準パット50、前後方向位置決め部6
0、クランプ部70が設けられている。また、基板10
の両端には、軸受部12が設けられ、この軸受部12を
中心に基板10を傾動するチルト手段13が取り付けら
れている。
【0030】チルト手段13は、図3に示すように、駆
動源として流体圧手段13aが使用され、この流体圧手
段13aの先端を前記基板10と一体に設けられた連結
板14に取り付け、流体圧手段13aを作動することに
より基板10が水平状態(図3中実線で示す状態)から
垂直状態(図3中一点鎖線で示す状態)になるように9
0°傾動するようになっている。
【0031】このように基板10が水平状態から垂直状
態になるようにしたのは、数種類のワーク粗材Wの搬送
容易性と、機械加工の利便性等を考慮したものである。
【0032】つまり、ワーク粗材Wは、常に外形形状が
安定的に搬送可能な形状ではないが、シリンダヘッド等
のような箱状のワーク粗材Wは、一般的には水平な状態
とすれば、比較的安定して搬送できる。
【0033】したがって、当初は、水平な状態で安定的
に搬送し、この状態で位置決めした後にクランプし、水
平状態から垂直状態まで90°姿勢変更し、これにより
ワーク粗材Wが加工位置まで移動あるいは搬送されるよ
うにしている。
【0034】このようにすれば、ワーク粗材Wを安定的
に搬送することができ、また機械加工も垂直状態で行な
うことができ、切粉の排出等も良好となり、生産性や加
工精度が向上する。
【0035】ただし、この傾動角度は、90°のみに限
定されるものではなく、ワーク粗材Wの形状や加工位置
等を考慮すれば、任意の角度を選択することができる。
また、チルト手段13の駆動源も流体圧手段13aのみ
でなく、モータ等であってもよい。
【0036】次に、前記基板10の通路11の周囲に設
けられている前記各部は、下記のように構成されてい
る。
【0037】まず、リフタ部20は、図1に示すよう
に、基板10の隅部近傍に取り付けられたガイドポスト
21に両端が取り付けられた底板22aと、横支持板2
2bと、この横支持板22bに設けられた縦支持板22
cと、この縦支持板22cより突出された一対の側板2
2dとを有し、横支持板22bの背面側には、昇降用の
シリンダ23が取り付けられ、側板22dの前面側に
は、リフタ本体24が設けられている。
【0038】リフタ本体24は、図1,4に示すよう
に、前記通路11に沿って伸延され、上面にワーク粗材
Wが載置される一対のシートレール1と、このシートレ
ール1を下面方向から支持するように設けられ、後端部
が前記縦支持板22cに取り付けられた偏平なU字状を
した左右一対の下部アーム24aと、後端部が前記縦支
持板22cに固着されたL字状をした上部アーム24b
と、これら両アーム24a,24bの内面側に設けられ
た当り部材25とから構成され、両アーム24a,24
b等により区画形成される内部空間内にワーク粗材Wが
収容されるように構成されている。
【0039】前記押付け部材30と可動ワークガイド部
40は、ワーク粗材Wに突起等の障害物Sがあり、粗材
証Pを円滑に基準ブロック2に当接させることができな
い場合に、リフタ部20によるワーク粗材下降中に、ワ
ーク粗材Wを水平に変位して障害物Sと基準ブロック2
との衝突を回避し、確実にワーク粗材Wを基準ブロック
2に当接させるためのものである。
【0040】まず、基準ブロック2は、図1に示すよう
に、通路11を隔てて押付け部材30の反対側に2つ設
けられ、図5に示すように、ワーク粗材Wの左右証P1
が当接しても変位しないように基板10にボルト等によ
り位置固定に取り付けられている。
【0041】押付け部材30は、図1,5に示すよう
に、基板10に立設された支持ブロック31に駆動シリ
ンダ32が設けられ、この駆動シリンダ32の先端に加
圧部材33が取り付けられている。なお、加圧部材33
の先端は、小径となるように削落され、比較的凹凸表面
のあるワーク粗材Wでも確実に押圧することができるよ
うにしている。
【0042】可動ワークガイド部40は、図1,6に示
すように、前記2つの基準ブロック2の間に設けられ、
先端に幅広の加圧ブロック41を有し、この加圧ブロッ
ク41に駆動シリンダ42が連結され、加圧ブロック4
1を進退させるようにしている。
【0043】前記押付け部材30の駆動シリンダ32
と、可動ワークガイド部40の駆動シリンダ42とは、
連動関係にあり、一方が加圧部材33を前進すれば他方
は加圧ブロック41を後退し、一方が後退すれば他方は
前進するようになっている。
【0044】このようにすれば、ワーク粗材Wと基準ブ
ロック2との衝突を防止するために、加圧部材33や加
圧ブロック41をワーク粗材Wを挟持した状態で適宜左
右に移動させることができ、突起等の障害物Sを有する
ワーク粗材Wであっても、その左右証P1 を基準ブロッ
ク2に円滑に当接させることが可能となる。
【0045】さらに言えば、ワーク粗材Wがリフタ部2
0により支持されて加工位置まで移動する間に、ワーク
粗材Wの粗材証Pを基準ブロック2に押し付けて位置決
めするが、この場合、ワーク粗材Wがどのような形状で
あっても、基準ブロック2と干渉を起こしたり衝突した
りすることなく、円滑に位置決めする必要がある。
【0046】例えば、左右証P1 の直上に出っ張りやあ
るいは凹部等の障害物Sがあるワーク粗材Wをそのまま
下降すれば、この障害物Sにより生じる凹凸部分が基準
ブロック2と衝突を起こす虞れがあるが、このような場
合でも、障害物Sが突出した量だけ加圧部材33や加圧
ブロック41によりワーク粗材Wを適宜移動させると、
ワーク粗材Wと基準ブロック2との衝突が回避される。
この結果、ワーク粗材Wの位置決めが確実に行なわれる
ことになる。
【0047】次に、前記基準パッド50は、リフタ部2
0によりワーク粗材Wが下降限に位置するときに、ワー
ク粗材Wを支えるものであり、リフタ本体24のシート
レール1近傍に5つ設けられている。なお、本実施の形
態では、シートレール1の一部を切り欠いた切欠部1a
(図8参照)に基準パッド50が位置するように構成さ
れている。
【0048】この上下方向の基準パッド50は、図1,
7に示すように、基板10上に固着されているが、テー
パ状に傾斜した側面部51を有する本体52の頂部には
小さな面積の矩形柱状部53が設けられ、この矩形柱状
部53がワーク粗材Wを支持するようになっている。
【0049】基準パッド50によるワーク粗材Wの支持
は、シートレール1が下降限に達すると、矩形柱状部5
3がワーク粗材Wの底面に当接し、シートレール1より
数ミリ浮いた状態で行なわれる。
【0050】したがって、ワーク粗材Wは、シートレー
ル1より数ミリ浮き、小さな面積の矩形柱状部53上で
支持された状態となるので、前後方向位置決め部60に
よりワーク粗材Wを比較的簡単に移動変位でき、これに
より前後左右の位置決めが行なわれる。
【0051】この前後方向位置決め部60は、図1,6
に示すように、相互に反対方向に回動する一対の把持爪
61と、この把持爪61を駆動する駆動部62と有して
いるが、この駆動部62は、一対の把持爪61を回動す
ることによりワーク粗材Wの突部Waを把持する機能
と、この把持爪61を左右移動し、ワーク粗材Wを移動
させる機能とを合わせ持っている。
【0052】特に、本実施の形態では、ワーク粗材Wの
左右証P1 を基準ブロック2に当ててある程度位置決め
した後に、反対側で前後証P2 の位置決めを行なうの
で、粗材証Pを広範に取ることになり、この結果、位置
決め精度が向上する。
【0053】前記リフタ部20は、ワーク粗材Wを昇降
する機能は有しているが、ワーク粗材Wを固定する機能
はないので、ワーク粗材Wのクランプは、クランプ部7
0が行なう。ただし、リフタ部20にクランプ機能を付
与すれば、このクランプ部70は不要である。
【0054】クランプ部70は、図1,2,5,6,7
に示すように、基板10上に固着された4つのクランプ
本体71と、これらクランプ本体71の頂部に取り付け
られたクランプアーム72と、前記クランプ本体71内
に設けられた駆動部73とからなり、この駆動部73
は、クランプアーム72を水平面内で回動するとともに
垂直方向にも昇降できるようになっている。
【0055】前記実施の形態の作用を説明する。図外の
ベルトコンベア等により位置決め装置の近傍まで搬送さ
れたワーク粗材Wは、図2中破線で示す搬送ラインに沿
ってリフタ部20の一対のシートレール1上に水平な状
態で搬入され載置される。なお、この時点のワーク粗材
Wの位置は、ラフな位置決めであり、正確にはセットさ
れておらず、また、押付け部材30、可動ワークガイド
部40、クランプ部70等は、後退若しくは退避位置に
ある。
【0056】この搬入されたワーク粗材Wは、直ちにリ
フタ部20により下降され、加工位置に送られるが、こ
の加工位置に到達する間に位置決めされるが、この位置
決めは、ワーク粗材Wの左右証の直上にある障害物Sと
基準ブロック2との衝突を回避しつつ行なわれる。
【0057】例えば、図8に示すように、ワーク粗材W
の左右証の直上に障害物Sがあり、リフタ部20により
ワーク粗材Wを下降すれば、障害物Sが基準ブロック2
に衝突する場合には、まず可動ワークガイド部40の駆
動シリンダ42を動作し、加圧ブロック41を突出し、
ワーク粗材Wをシートレール1上で押付け部材30側に
移動させる。
【0058】これに伴って可動ワークガイド部40の駆
動シリンダ42と連動関係にある押付け部材30の駆動
シリンダ32は、加圧部材33を後退させる。
【0059】この結果、ワーク粗材Wの左右証P1 の直
上にある障害物Sと基準ブロック2との衝突は、回避さ
れる。
【0060】さらに、リフタ部20を下降し、シートレ
ール1が下降限に到達すると、ワーク粗材Wは、上下方
向の基準パッド50上に着座する。この場合、ワーク粗
材Wは、シートレール1より数ミリ浮いた状態となる。
【0061】この状態で、前後方向位置決め部50によ
りワーク粗材Wの前後方向位置決めを行なう。
【0062】この前後方向位置決めは、前後方向位置決
め部60の駆動部62が作動し、一対の把持爪61がワ
ーク粗材Wの前後証P2 に相当する突部Waを把持する
ことにより行なわれる。一対の把持爪61がワーク粗材
Wの突部Waを把持すれば、シートレール1より数ミリ
浮いた状態のワーク粗材Wは、上下方向の基準パッド5
0上で簡単に移動し、これによりワーク粗材Wの前後方
向位置が決定される。
【0063】このようにして前後方向位置が定まると、
一対の把持爪61はワーク粗材Wの把持を一旦緩める。
これは、次に行なう左右の位置決めを円滑に行なうため
である。
【0064】そして、再度、可動ワークガイド部40の
駆動シリンダ42と押付け部材30の駆動シリンダ32
とを動作し、押付け部材30と基準ブロック2との間で
ワーク粗材Wを挟持し、ワーク粗材Wの左右証P1 を基
準ブロック2に密着させる。この場合、前後方向位置決
め部60の駆動部62もワーク粗材Wの突部Waを把持
した状態で、前記押付け部材30の押圧方向と同一方向
にワーク粗材Wを押圧するようにしているので、押し付
けてワーク粗材Wを変位させることが容易となり、動力
的にも有利となる。
【0065】なお、可動ワークガイド部40は、押付け
部材30と連動して後退するので、ワーク粗材Wを基準
ブロック2に押し付ける際に干渉はない。
【0066】この後、クランプ部70によりワーク粗材
Wをクランプすると、ワーク粗材Wは、位置固定に保持
された状態となる。
【0067】このようにして位置決めされたワーク粗材
Wは、基板10をチルト手段13の流体圧手段13aを
動作して水平状態から垂直状態になるように90°傾動
すると、ワーク粗材Wに対して横方向から機械加工を施
すことができ、円滑に切り粉を排出しつつ加工できる。
【0068】つまり、箱状のワーク粗材であれば、水平
状態にして安定して搬送でき、チルト手段13により垂
直にすることにより、効率良く機械加工もできるので、
多種類のワーク粗材を位置決め処理することができるこ
とになる。
【0069】これにより1つのワーク粗材Wを加工処理
した後に、別の機種のワーク粗材Wを搬入する場合に
は、左右証P1 や前後証P2 等の粗材証Pさえ同じであ
れば、同様に処理することができる。
【0070】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々改変することができる。例え
ば、上述した実施の形態では、水平状態でワーク粗材W
を搬送するようにしたものについて説明したが、本発明
は、このようなのみに限定されるものではなく、ワーク
粗材Wによっては、ある程度の傾斜状態での搬送も可能
で、この状態から加工位置に移動するようにしても良
い。
【0071】また、前記実施の形態では、左右証P1 の
近傍に障害物Sが存在する場合であるが、必ずしもこれ
のみでなく、前後証P2 等の場合であっても同様に対処
できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、粗材
証の近傍に障害物があっても障害物と基準ブロックとの
衝突を回避しつつワーク粗材を正確に位置決めすること
ができる。
【0073】請求項2の発明は、ワーク粗材をシートレ
ールより浮き上げ、可動しやすい状態で位置決め作業を
行なうことができるので、より正確な位置決めとなる。
【0074】請求項3の発明は、前後方向位置決め後に
押付け部材により基準ブロックに対しワーク粗材を押圧
し、左右の位置決めを行なうので、押付け部材の作動に
ともなって可動ワークガイド部が逃げ、円滑な位置決め
が可能となる。
【0075】請求項4の発明は、粗材証を広範に取るこ
とができ、位置決め精度が向上し、押付け部材と前後方
向位置決め部のワーク粗材の押圧方向が同一方向となる
ので、押し付けてワーク粗材を変位させるときの動力が
有利となる。
【0076】請求項5の発明は、複数種類のワーク粗材
を同一の加工機により加工する場合でも、複数種類のワ
ーク粗材を安定的に送り込むことができ、しかもこのワ
ーク粗材を加工機の加工位置に簡単にセットすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す概略平面図であ
る。
【図2】 図1の概略立面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う矢視図である。
【図4】 図1の4−4線に沿う矢視図である。
【図5】 図1の5−5線に沿う矢視図である。
【図6】 図1の6−6線に沿う矢視図である。
【図7】 図1の7−7線に沿う矢視図である。
【図8】 図1の要部を略示した説明図である。
【図9】 ワーク粗材を押し付ける方式による従来の位
置決め装置の一例を示す概略断面図である。
【図10】 ワーク粗材の粗材証と障害物との関係を示
す説明図である。
【図11】 ワーク粗材の粗材証と障害物との関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
1…シートレール、 2…基準ブロック、 2a…ワークガイド面、 10…基板、 13…チルト手段、 20…リフタ部、 30…押付け部材、 40…可動ワークガイド部、 50…上下方向基準パット、 60…前後方向位置決め部、 70…クランプ部、 P…粗材証、 P1 …左右証、 P2 …前後証、 S…障害物、 W…ワーク粗材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられたリフタ部に搬入され
    支持されたワーク粗材を前記リフタ部により下降すると
    き、前記基板上の基準ブロックのワークガイド面に沿っ
    てワーク粗材を所定位置に案内し、当該ワーク粗材の粗
    材証と前記基準ブロックが一致した状態で当該ワーク粗
    材を前記基準ブロックに押付け部材により押圧し位置決
    めするようにしたワーク加工用位置決め装置において、 前記リフタ部上でワーク粗材を押圧する押付け部材の動
    作と連動し、反対方向に移動する可動ワークガイド部を
    設け、前記リフタ部によるワーク粗材下降時に、当該ワ
    ーク粗材の前記粗材証直上の障害物が、基準ブロックの
    ワークガイド面に衝突しないように、前記押付け部材と
    可動ワークガイド部によりワーク粗材を前記リフタ部内
    で移動するようにしたことを特徴とするワーク加工用位
    置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記リフタ部は、前記ワーク粗材を支持
    するシートレールを有し、当該シートレールの下降限で
    前記ワーク粗材をシートレールより浮き上げるように支
    持する上下方向基準パット上で、前後方向位置決め部に
    より前記ワーク粗材の前後方向の位置決めを行なうよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のワーク加工用
    位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記押付け部材は、前記前後方向位置決
    め部による位置決めをした後に前記基準ブロックにワー
    ク粗材を押圧し、前記クランプ部によりワーク粗材を位
    置固定にクランプするようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載のワーク加工用位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記基板には、前記押付け部材による押
    圧により前記ワーク粗材の左右証と密着して左右方向の
    位置決め行なう前記基準ブロックと、前記左右証と反対
    側に設けられた前後証を加圧することにより前後方向の
    位置決め行なう前記前後方向位置決め部とが設けられ、
    前記押付け部材と前記前後方向位置決め部とによるワー
    ク粗材の押圧方向が同一方向となるようにしたことを特
    徴とする請求項2又は3に記載のワーク加工用位置決め
    装置。
  5. 【請求項5】 前記リフタ部、基準ブロック、押付け部
    材、可動ワークガイド部、上下方向基準パット、前後方
    向位置決め部及びクランプ部は、基板上に設けられ、当
    該基板をチルト手段により所定角度傾斜することにより
    前記ワーク粗材を加工位置に移動させるようにしたこと
    を特徴とする請求項3又は4に記載のワーク加工用位置
    決め装置。
JP17445597A 1997-06-30 1997-06-30 ワーク加工用位置決め装置 Expired - Fee Related JP3653938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17445597A JP3653938B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク加工用位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17445597A JP3653938B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク加工用位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1119840A true JPH1119840A (ja) 1999-01-26
JP3653938B2 JP3653938B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=15978797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17445597A Expired - Fee Related JP3653938B2 (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク加工用位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3653938B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7422313B2 (en) 2005-01-26 2008-09-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid droplet ejecting apparatus
KR20230064765A (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 (주)툴앤몰드 클램핑 기구
WO2025110397A1 (ko) * 2023-11-21 2025-05-30 켄코아에어로스페이스(주) 플로어그리드 제작을 위한 클램프 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7422313B2 (en) 2005-01-26 2008-09-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid droplet ejecting apparatus
KR20230064765A (ko) * 2021-11-04 2023-05-11 (주)툴앤몰드 클램핑 기구
WO2025110397A1 (ko) * 2023-11-21 2025-05-30 켄코아에어로스페이스(주) 플로어그리드 제작을 위한 클램프 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3653938B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3663984B2 (ja) 車体組立方法および車体組立装置
JP2020199601A (ja) 搬送装置および工作機械
JP3170590B2 (ja) 板材加工機
US20210069843A1 (en) Autonomous processing station
CN115605317A (zh) 机床系统
JP2002529254A (ja) 溶接されたプレートを製作する方法および装置
JPH1119840A (ja) ワーク加工用位置決め装置
JP2920035B2 (ja) センタレス研削盤の工作物供給方法および供給装置
JPH0526617B2 (ja)
KR101030292B1 (ko) 기계가공 장치
JP3446780B2 (ja) マルチロッド型ワークピース取外し装置
JP5305350B2 (ja) レーザ加工機
JPH06297285A (ja) ワークの位置決めおよびクランプ方法
JP4260248B2 (ja) 工作機械におけるキャリア部材の移動方法及びデバイス
KR0163364B1 (ko) 토션 빔 가공용 반송장치
JP3689999B2 (ja) ワーク搬入・搬出装置
JPH10230406A (ja) 加工機
JPH0494895A (ja) 溶接用ポジショニング装置
JP3547577B2 (ja) 工作機械
JP2003094213A (ja) バリ取り装置
JPH11245185A (ja) 板材加工機におけるワーク原点位置決め方法及びその装置
JPH11347832A (ja) 剪断加工方法およびその装置
JPS6150741B2 (ja)
JPS58151972A (ja) 被溶接物の搬送溶接組立方法
JP3720123B2 (ja) ワークローディング方法と装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130311

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees