JPH11198843A - 車両の自動操舵装置 - Google Patents
車両の自動操舵装置Info
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- JPH11198843A JPH11198843A JP713198A JP713198A JPH11198843A JP H11198843 A JPH11198843 A JP H11198843A JP 713198 A JP713198 A JP 713198A JP 713198 A JP713198 A JP 713198A JP H11198843 A JPH11198843 A JP H11198843A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D15/00—Steering not otherwise provided for
- B62D15/02—Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
- B62D15/027—Parking aids, e.g. instruction means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D15/00—Steering not otherwise provided for
- B62D15/02—Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
- B62D15/027—Parking aids, e.g. instruction means
- B62D15/0285—Parking performed automatically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動操舵装置の移動距離検出手段が故障した
ときに、車両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止
する。 【解決手段】 同一車輪に設けた2つの前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 が出力するパルスに基づいて、第
1、第2移動距離検出手段13a,13bが2つの移動
距離Xa,Xbを検出する。比較手段14は2つの移動
距離Xa,Xbを比較し、両者の差あるいは比が所定の
範囲外にあるときに、2つの前輪回転角検出手段S
a3 ,Sb3 の何れかが故障したと判定する。この場
合、自動操舵制御中止手段16がステアリングアクチュ
エータ駆動手段17に自動操舵制御中止指令信号を出力
することにより、自動操舵制御を中止して車両が予期せ
ぬ方向に移動するのを防止する。
ときに、車両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止
する。 【解決手段】 同一車輪に設けた2つの前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 が出力するパルスに基づいて、第
1、第2移動距離検出手段13a,13bが2つの移動
距離Xa,Xbを検出する。比較手段14は2つの移動
距離Xa,Xbを比較し、両者の差あるいは比が所定の
範囲外にあるときに、2つの前輪回転角検出手段S
a3 ,Sb3 の何れかが故障したと判定する。この場
合、自動操舵制御中止手段16がステアリングアクチュ
エータ駆動手段17に自動操舵制御中止指令信号を出力
することにより、自動操舵制御を中止して車両が予期せ
ぬ方向に移動するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバーのステ
アリング操作によらずに車両を自動的に駐車するための
車両の自動操舵装置に関する。
アリング操作によらずに車両を自動的に駐車するための
車両の自動操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる車両の自動操舵装置は特開平3−
74256号公報、特開平4−55168号公報により
既に知られている。これらの車両の自動操舵装置は、従
来周知の電動パワーステアリング装置のアクチュエータ
を利用し、予め記憶した車両の移動距離と転舵角との関
係に基づいて前記アクチュエータを制御することによ
り、バック駐車や縦列駐車を自動で行うようになってい
る。
74256号公報、特開平4−55168号公報により
既に知られている。これらの車両の自動操舵装置は、従
来周知の電動パワーステアリング装置のアクチュエータ
を利用し、予め記憶した車両の移動距離と転舵角との関
係に基づいて前記アクチュエータを制御することによ
り、バック駐車や縦列駐車を自動で行うようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のもの
は車両の転舵角が車両の移動距離に対応して予め記憶さ
れた規範転舵角に一致するようにアクチュエータの駆動
を制御するようになっているが、車両の移動距離を検出
する移動距離検出手段が故障すると、車両を目的の移動
軌跡に沿って移動させることができなくなる問題があ
る。例えば、自動操舵制御中に移動距離検出手段が故障
して検出される移動距離が一定値にホールドされると、
実際には車両が移動しているにも拘わらず制御装置は車
両が停止していると誤認して規範転舵角をホールドする
ため、車両が予期せぬ方向に移動する可能性がある。
は車両の転舵角が車両の移動距離に対応して予め記憶さ
れた規範転舵角に一致するようにアクチュエータの駆動
を制御するようになっているが、車両の移動距離を検出
する移動距離検出手段が故障すると、車両を目的の移動
軌跡に沿って移動させることができなくなる問題があ
る。例えば、自動操舵制御中に移動距離検出手段が故障
して検出される移動距離が一定値にホールドされると、
実際には車両が移動しているにも拘わらず制御装置は車
両が停止していると誤認して規範転舵角をホールドする
ため、車両が予期せぬ方向に移動する可能性がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、自動操舵装置の移動距離検出手段が故障したとき
に、車両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止する
ことを目的とする。
で、自動操舵装置の移動距離検出手段が故障したとき
に、車両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、目標位置までの車両
の移動軌跡を記憶または算出する移動軌跡設定手段と、
車輪を転舵するアクチュエータと、車両の移動距離を検
出する移動距離検出手段と、車両を前記移動軌跡に沿っ
て移動させるべく移動距離検出手段で検出した車両の移
動距離に応じてアクチュエータの駆動を制御するアクチ
ュエータ制御手段とを備えた車両の自動操舵装置におい
て、移動距離検出手段が第1移動距離検出手段および第
2移動距離検出手段から成り、前記アクチュエータ制御
手段は、前記第1、第2移動距離検出手段の出力が不一
致のときに前記移動軌跡に基づくアクチュエータの制御
を中止することを特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、目標位置までの車両
の移動軌跡を記憶または算出する移動軌跡設定手段と、
車輪を転舵するアクチュエータと、車両の移動距離を検
出する移動距離検出手段と、車両を前記移動軌跡に沿っ
て移動させるべく移動距離検出手段で検出した車両の移
動距離に応じてアクチュエータの駆動を制御するアクチ
ュエータ制御手段とを備えた車両の自動操舵装置におい
て、移動距離検出手段が第1移動距離検出手段および第
2移動距離検出手段から成り、前記アクチュエータ制御
手段は、前記第1、第2移動距離検出手段の出力が不一
致のときに前記移動軌跡に基づくアクチュエータの制御
を中止することを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、第1移動距離検出手段
および第2移動距離検出手段でそれぞれ車両の移動距離
を検出し、両移動距離検出手段の出力が不一致のとき
に、何れかの移動距離検出手段が故障していると判定し
て移動軌跡に基づくアクチュエータの制御を中止するの
で、誤った移動距離に基づく自動操舵制御が行われて車
両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止することが
できる。
および第2移動距離検出手段でそれぞれ車両の移動距離
を検出し、両移動距離検出手段の出力が不一致のとき
に、何れかの移動距離検出手段が故障していると判定し
て移動軌跡に基づくアクチュエータの制御を中止するの
で、誤った移動距離に基づく自動操舵制御が行われて車
両が予期せぬ方向に移動するのを確実に防止することが
できる。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検出手段の
少なくとも一方が車速を検出する車速検出手段を含むこ
とを特徴とする。
1の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検出手段の
少なくとも一方が車速を検出する車速検出手段を含むこ
とを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、車両に標準的に装備さ
れている車速検出手段を移動距離検出手段として利用す
ることにより、部品点数を減らしてコストダウンを図る
ことができる。
れている車速検出手段を移動距離検出手段として利用す
ることにより、部品点数を減らしてコストダウンを図る
ことができる。
【0009】また請求項3に記載された発明は、請求項
1または2の構成に加えて、前記アクチュエータ制御手
段は、前記第1、第2移動距離検出手段で検出した2つ
の移動距離の差あるいは比が所定の範囲外にあるときに
前記移動軌跡に基づくアクチュエータの制御を中止する
ことを特徴とする。
1または2の構成に加えて、前記アクチュエータ制御手
段は、前記第1、第2移動距離検出手段で検出した2つ
の移動距離の差あるいは比が所定の範囲外にあるときに
前記移動軌跡に基づくアクチュエータの制御を中止する
ことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、第1、第2移動距離検
出手段で検出した2つの移動距離の差あるいは比を所定
の範囲と比較することにより、故障判定を正確に行って
アクチュエータの制御を的確に中止することができる。
出手段で検出した2つの移動距離の差あるいは比を所定
の範囲と比較することにより、故障判定を正確に行って
アクチュエータの制御を的確に中止することができる。
【0011】また請求項4に記載された発明は、請求項
3の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検出手段は
同一車輪の回転角あるいは回転速度に基づいて移動距離
を検出することを特徴とする。
3の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検出手段は
同一車輪の回転角あるいは回転速度に基づいて移動距離
を検出することを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、第1、第2移動距離検
出手段が同一車輪の回転角あるいは回転速度に基づいて
移動距離を検出することにより、故障判定を一層正確に
行うことができる。
出手段が同一車輪の回転角あるいは回転速度に基づいて
移動距離を検出することにより、故障判定を一層正確に
行うことができる。
【0013】また請求項5に記載された発明は、請求項
1または2の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検
出手段はそれぞれ別個の車輪の回転数あるいは回転速度
に基づいて移動距離を検出するものであり、前記アクチ
ュエータ制御手段は、前記第1、第2移動距離検出手段
の出力の関係が前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係
にないときに該移動軌跡に基づくアクチュエータの制御
を中止することを特徴とする。
1または2の構成に加えて、前記第1、第2移動距離検
出手段はそれぞれ別個の車輪の回転数あるいは回転速度
に基づいて移動距離を検出するものであり、前記アクチ
ュエータ制御手段は、前記第1、第2移動距離検出手段
の出力の関係が前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係
にないときに該移動軌跡に基づくアクチュエータの制御
を中止することを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、第1、第2移動距離検
出手段が例えば左右あるいは前後の異なる車輪の回転数
あるいは回転速度に基づいて移動距離を検出するもので
あっても、第1、第2移動距離検出手段の出力の関係を
前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係と比較すること
により、故障判定を正確に行ってアクチュエータの制御
を的確に中止することができる。
出手段が例えば左右あるいは前後の異なる車輪の回転数
あるいは回転速度に基づいて移動距離を検出するもので
あっても、第1、第2移動距離検出手段の出力の関係を
前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係と比較すること
により、故障判定を正確に行ってアクチュエータの制御
を的確に中止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は操舵制御装置を備えた車両の全体構成図、
図2はバック駐車/左モードの作用説明図、図3はモー
ド選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチを示す
図、図4は制御系のブロック図である。
ので、図1は操舵制御装置を備えた車両の全体構成図、
図2はバック駐車/左モードの作用説明図、図3はモー
ド選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチを示す
図、図4は制御系のブロック図である。
【0017】図1に示すように、車両Vは一対の前輪W
f,Wfおよび一対の後輪Wr,Wrを備える。ステア
リングホイール1と操舵輪である前輪Wf,Wfとが、
ステアリングホイール1と一体に回転するステアリング
シャフト2と、ステアリングシャフト2の下端に設けた
ピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラック4と、ラッ
ク4の両端に設けた左右のタイロッド5,5と、タイロ
ッド5,5に連結された左右のナックル6,6とによっ
て接続される。ドライバーによるステアリングホイール
1の操作をアシストすべく、あるいは後述する車庫入れ
のための自動操舵を行うべく、電気モータよりなるステ
アリングアクチュエータ7がウオームギヤ機構8を介し
てステアリングシャフト2に接続される。
f,Wfおよび一対の後輪Wr,Wrを備える。ステア
リングホイール1と操舵輪である前輪Wf,Wfとが、
ステアリングホイール1と一体に回転するステアリング
シャフト2と、ステアリングシャフト2の下端に設けた
ピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラック4と、ラッ
ク4の両端に設けた左右のタイロッド5,5と、タイロ
ッド5,5に連結された左右のナックル6,6とによっ
て接続される。ドライバーによるステアリングホイール
1の操作をアシストすべく、あるいは後述する車庫入れ
のための自動操舵を行うべく、電気モータよりなるステ
アリングアクチュエータ7がウオームギヤ機構8を介し
てステアリングシャフト2に接続される。
【0018】操舵制御装置21は制御部22と記憶部2
3とから構成されており、制御部22には、ステアリン
グホイール1の回転角に基づいて前輪Wfの転舵角θを
検出する転舵角検出手段S1 と、ステアリングホイール
1の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段S2 と、
左右何れか一方の前輪Wf,Wf(例えば、左前輪W
f)の回転角を検出する2つの前輪回転角検出手段Sa
3 ,Sb3 と、ブレーキペダル9の操作量を検出するブ
レーキ操作量検出手段S4 と、セレクトレバー10によ
り選択されたシフトレンジ(「D」レンジ、「R」レン
ジ、「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出するシフト
レンジ検出手段S5 と、車両Vの前部、中央部および後
部に設けられた合計8個の物体検出手段S6 …とからの
信号が入力される。物体検出手段S6 …は公知のソナ
ー、レーダー、テレビカメラ等から構成される。尚、8
個の物体検出手段S6 …と制御部22とを接続するライ
ンは、図面の煩雑化を防ぐために省略してある。制御部
22は本発明のアクチュエータ制御手段を構成し、記憶
部23は本発明の移動軌跡設定手段を構成する。
3とから構成されており、制御部22には、ステアリン
グホイール1の回転角に基づいて前輪Wfの転舵角θを
検出する転舵角検出手段S1 と、ステアリングホイール
1の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段S2 と、
左右何れか一方の前輪Wf,Wf(例えば、左前輪W
f)の回転角を検出する2つの前輪回転角検出手段Sa
3 ,Sb3 と、ブレーキペダル9の操作量を検出するブ
レーキ操作量検出手段S4 と、セレクトレバー10によ
り選択されたシフトレンジ(「D」レンジ、「R」レン
ジ、「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出するシフト
レンジ検出手段S5 と、車両Vの前部、中央部および後
部に設けられた合計8個の物体検出手段S6 …とからの
信号が入力される。物体検出手段S6 …は公知のソナ
ー、レーダー、テレビカメラ等から構成される。尚、8
個の物体検出手段S6 …と制御部22とを接続するライ
ンは、図面の煩雑化を防ぐために省略してある。制御部
22は本発明のアクチュエータ制御手段を構成し、記憶
部23は本発明の移動軌跡設定手段を構成する。
【0019】図3を併せて参照すると明らかなように、
ドライバーにより操作されるモード選択スイッチS7 お
よび自動駐車スタートスイッチS8 が制御部22に接続
される。モード選択スイッチS7 は、後述する4種類の
駐車モード、即ちバック駐車/右モード、バック駐車/
左モード、縦列駐車/右モードおよび縦列駐車/左モー
ドの何れかを選択する際に操作される4個のボタンを備
える。自動駐車スタートスイッチS8 は、モード選択ス
イッチS7 で選択した何れかのモードによる自動駐車を
開始する際に操作される。
ドライバーにより操作されるモード選択スイッチS7 お
よび自動駐車スタートスイッチS8 が制御部22に接続
される。モード選択スイッチS7 は、後述する4種類の
駐車モード、即ちバック駐車/右モード、バック駐車/
左モード、縦列駐車/右モードおよび縦列駐車/左モー
ドの何れかを選択する際に操作される4個のボタンを備
える。自動駐車スタートスイッチS8 は、モード選択ス
イッチS7 で選択した何れかのモードによる自動駐車を
開始する際に操作される。
【0020】記憶部23には、前記4種類の駐車モード
のデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されてい
る。
のデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されてい
る。
【0021】制御部22は、前記各検出手段S1 〜S6
およびスイッチS7 ,S8 からの信号と、記憶部23に
記憶された駐車モードのデータとに基づいて、前記ステ
アリングアクチュエータ7の作動と、液晶モニター、ス
ピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含む操作段階教
示装置11の作動とを制御する。
およびスイッチS7 ,S8 からの信号と、記憶部23に
記憶された駐車モードのデータとに基づいて、前記ステ
アリングアクチュエータ7の作動と、液晶モニター、ス
ピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含む操作段階教
示装置11の作動とを制御する。
【0022】図4は、制御部22のうちステアリングア
クチュエータ7の制御を司る部分の構成を示すものであ
る。
クチュエータ7の制御を司る部分の構成を示すものであ
る。
【0023】前記2つの前輪回転角検出手段Sa3 ,S
b3 は、何れも左前輪Wfの車軸と共に回転するロータ
の外周に突設された複数のドグの近接を検出してパルス
信号を出力するものである。これら前輪回転角検出手段
Sa3 ,Sb3 の一方は車速検出手段として予め車両V
に装備されているものであり、その単位時間当たりのパ
ルス数から前輪Wfの回転速度(即ち、車速)を検出す
る。
b3 は、何れも左前輪Wfの車軸と共に回転するロータ
の外周に突設された複数のドグの近接を検出してパルス
信号を出力するものである。これら前輪回転角検出手段
Sa3 ,Sb3 の一方は車速検出手段として予め車両V
に装備されているものであり、その単位時間当たりのパ
ルス数から前輪Wfの回転速度(即ち、車速)を検出す
る。
【0024】2つの前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3
には、それぞれ第1移動距離検出手段13aおよび第2
移動距離検出手段13bが接続される。第1、第2移動
距離検出手段13a,13bは、2つの前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 がそれぞて出力するパルスの積算値
から前輪Wfの回転角を算出し、これら前輪Wfの回転
角に既知である前輪Wfの周長を乗算することにより2
つの移動距離Xa,Xbを検出する。
には、それぞれ第1移動距離検出手段13aおよび第2
移動距離検出手段13bが接続される。第1、第2移動
距離検出手段13a,13bは、2つの前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 がそれぞて出力するパルスの積算値
から前輪Wfの回転角を算出し、これら前輪Wfの回転
角に既知である前輪Wfの周長を乗算することにより2
つの移動距離Xa,Xbを検出する。
【0025】前記2つの移動距離Xa,Xbが入力され
る比較手段14は、両移動距離Xa,Xbを比較するこ
とにより2つの前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 が正
常に機能しているか否かを判定する。2つの前輪回転角
検出手段Sa3 ,Sb3 が共に正常であれば、2つの移
動距離Xa,Xbのハイセレクト値、ローセレクト値、
あるいは平均値が車両Vの移動距離Xとして選択され、
その移動距離Xに基づいて記憶部23から読み出した規
範転舵角θref(図2(B)参照)が偏差算出手段1
5に入力される。偏差算出手段15は規範転舵角θre
fと転舵角検出手段S1 で検出した転舵角θとの偏差E
(=θref−θ)を算出し、ステアリングアクチュエ
ータ駆動手段17は前記偏差Eが0になるようにステア
リングアクチュエータ7の作動を制御する。このとき、
規範転舵角θrefのデータは車両Vの移動距離Xに対
応して設定されているため、クリープ走行の車速に多少
の変動があっても車両Vは常に前記移動軌跡上を移動す
ることになる。
る比較手段14は、両移動距離Xa,Xbを比較するこ
とにより2つの前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 が正
常に機能しているか否かを判定する。2つの前輪回転角
検出手段Sa3 ,Sb3 が共に正常であれば、2つの移
動距離Xa,Xbのハイセレクト値、ローセレクト値、
あるいは平均値が車両Vの移動距離Xとして選択され、
その移動距離Xに基づいて記憶部23から読み出した規
範転舵角θref(図2(B)参照)が偏差算出手段1
5に入力される。偏差算出手段15は規範転舵角θre
fと転舵角検出手段S1 で検出した転舵角θとの偏差E
(=θref−θ)を算出し、ステアリングアクチュエ
ータ駆動手段17は前記偏差Eが0になるようにステア
リングアクチュエータ7の作動を制御する。このとき、
規範転舵角θrefのデータは車両Vの移動距離Xに対
応して設定されているため、クリープ走行の車速に多少
の変動があっても車両Vは常に前記移動軌跡上を移動す
ることになる。
【0026】一方、比較手段14において、何れか一方
の前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb 3 が故障したと判定
されると、自動操舵制御中止手段16がステアリングア
クチュエータ駆動手段17に自動操舵制御中止指令信号
を出力する。
の前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb 3 が故障したと判定
されると、自動操舵制御中止手段16がステアリングア
クチュエータ駆動手段17に自動操舵制御中止指令信号
を出力する。
【0027】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0028】自動駐車を行わない通常時(前記モード選
択スイッチS7 が操作されていないとき)には、操舵制
御装置21は一般的なパワーステアリング制御装置とし
て機能する。具体的には、ドライバーが車両Vを旋回さ
せるべくステアリングホイール1を操作すると、操舵ト
ルク検出手段S2 がステアリングホイール1に入力され
た操舵トルクを検出し、制御部22は前記操舵トルクに
基づいてステアリングアクチュエータ7の駆動を制御す
る。その結果、ステアリングアクチュエータ7の駆動力
によって左右の前輪Wf,Wfが転舵され、ドライバー
のステアリング操作がアシストされる。
択スイッチS7 が操作されていないとき)には、操舵制
御装置21は一般的なパワーステアリング制御装置とし
て機能する。具体的には、ドライバーが車両Vを旋回さ
せるべくステアリングホイール1を操作すると、操舵ト
ルク検出手段S2 がステアリングホイール1に入力され
た操舵トルクを検出し、制御部22は前記操舵トルクに
基づいてステアリングアクチュエータ7の駆動を制御す
る。その結果、ステアリングアクチュエータ7の駆動力
によって左右の前輪Wf,Wfが転舵され、ドライバー
のステアリング操作がアシストされる。
【0029】次に、バック駐車/左モード(車両Vの左
側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を
例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。
側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を
例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。
【0030】先ず、図2(A)に示すように、ドライバ
ー自身のステアリング操作により車両Vを駐車しようと
する車庫の近傍に移動させ、車体の左側面を車庫入口線
にできるだけ近づけた状態で、予め決められた基準(例
えば、ドアの内側に設けられたマークやサイドミラー)
が車庫の中心線に一致する位置(スタート位置)に車
両Vを停止させる。そして、モード選択スイッチS7 を
操作してバック駐車/左モードを選択するとともに自動
駐車スタートスイッチS8 をONすると、自動操舵制御
が開始される。自動操舵制御が行われている間、操作段
階教示装置11には自車の現在位置、周囲の障害物、駐
車位置、スタート位置から目標位置までの自車の予想移
動軌跡、前進から後進に切り換える折り返し位置等が表
示され、併せてスピーカからの音声でドライバーに前記
折り返し位置におけるセレクトレバー10の操作等の各
種の指示や警報が行われる。
ー自身のステアリング操作により車両Vを駐車しようと
する車庫の近傍に移動させ、車体の左側面を車庫入口線
にできるだけ近づけた状態で、予め決められた基準(例
えば、ドアの内側に設けられたマークやサイドミラー)
が車庫の中心線に一致する位置(スタート位置)に車
両Vを停止させる。そして、モード選択スイッチS7 を
操作してバック駐車/左モードを選択するとともに自動
駐車スタートスイッチS8 をONすると、自動操舵制御
が開始される。自動操舵制御が行われている間、操作段
階教示装置11には自車の現在位置、周囲の障害物、駐
車位置、スタート位置から目標位置までの自車の予想移
動軌跡、前進から後進に切り換える折り返し位置等が表
示され、併せてスピーカからの音声でドライバーに前記
折り返し位置におけるセレクトレバー10の操作等の各
種の指示や警報が行われる。
【0031】自動操舵制御により、ドライバーがブレー
キペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけで
ステアリングホイール1を操作しなくても、モード選択
スイッチS7 により選択されたバック駐車/左モードの
データに基づいて前輪Wf,Wfが自動操舵される。即
ち、スタート位置から折り返し位置まで車両Vが前
進する間は前輪Wf,Wfは右に自動操舵され、折り返
し位置から目標位置まで車両Vが後進する間は前輪
Wf,Wfは左に自動操舵される。
キペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけで
ステアリングホイール1を操作しなくても、モード選択
スイッチS7 により選択されたバック駐車/左モードの
データに基づいて前輪Wf,Wfが自動操舵される。即
ち、スタート位置から折り返し位置まで車両Vが前
進する間は前輪Wf,Wfは右に自動操舵され、折り返
し位置から目標位置まで車両Vが後進する間は前輪
Wf,Wfは左に自動操舵される。
【0032】図2(B)から明らかなように、自動操舵
が行われている間、制御部22は記憶部23から読み出
したバック駐車/左モードの規範転舵角θrefと、転
舵角検出手段S1 で検出した転舵角θとに基づいて偏差
E(=θref−θ)を算出し、その偏差Eが0になる
ようにステアリングアクチュエータ7の作動を制御す
る。
が行われている間、制御部22は記憶部23から読み出
したバック駐車/左モードの規範転舵角θrefと、転
舵角検出手段S1 で検出した転舵角θとに基づいて偏差
E(=θref−θ)を算出し、その偏差Eが0になる
ようにステアリングアクチュエータ7の作動を制御す
る。
【0033】ところで、上記自動操舵制御はドライバー
がブレーキペダル9を踏んで車両Vがクリープ走行する
間に実行されるため、ドライバーが障害物を発見したと
きに速やかにブレーキペダル9を踏み込んで車両Vを停
止させることができる。
がブレーキペダル9を踏んで車両Vがクリープ走行する
間に実行されるため、ドライバーが障害物を発見したと
きに速やかにブレーキペダル9を踏み込んで車両Vを停
止させることができる。
【0034】上述した自動操舵制御は、ドライバーがモ
ード選択スイッチS7 をOFFした場合に解除される
が、それ以外にもドライバーがブレーキペダル9から足
を離した場合、ドライバーがステアリングホイール1を
操作した場合、何れかの物体検出手段S6 が障害物を検
出した場合、第1、第2移動距離検出手段13a,13
bの出力が不一致になった場合に解除され、通常のパワ
ーステアリング制御に復帰する。
ード選択スイッチS7 をOFFした場合に解除される
が、それ以外にもドライバーがブレーキペダル9から足
を離した場合、ドライバーがステアリングホイール1を
操作した場合、何れかの物体検出手段S6 が障害物を検
出した場合、第1、第2移動距離検出手段13a,13
bの出力が不一致になった場合に解除され、通常のパワ
ーステアリング制御に復帰する。
【0035】次に、第1、第2移動距離検出手段13
a,13bの出力が不一致になった場合の自動操舵制御
の中止について更に説明する。
a,13bの出力が不一致になった場合の自動操舵制御
の中止について更に説明する。
【0036】左前輪Wfと共に回転するロータの外周に
突設された複数のドグに対する2つの前輪回転角検出手
段Sa3 ,Sb3 の取付位相に応じて、両前輪回転角検
出手段Sa3 ,Sb3 が検出するパルス数に一時的に1
パルスの差が発生する場合があるが、その差が0パルス
あるいは1パルスであれば両前輪回転角検出手段S
a 3 ,Sb3 は正常に機能していると判定することがで
き、その差が2パルス以上になると何れか一方の前輪回
転角検出手段Sa3 ,Sb3 が故障したと判定すること
ができる。
突設された複数のドグに対する2つの前輪回転角検出手
段Sa3 ,Sb3 の取付位相に応じて、両前輪回転角検
出手段Sa3 ,Sb3 が検出するパルス数に一時的に1
パルスの差が発生する場合があるが、その差が0パルス
あるいは1パルスであれば両前輪回転角検出手段S
a 3 ,Sb3 は正常に機能していると判定することがで
き、その差が2パルス以上になると何れか一方の前輪回
転角検出手段Sa3 ,Sb3 が故障したと判定すること
ができる。
【0037】図4において、左前輪Wfの回転角に基づ
いて第1、第2移動距離検出手段13a,13bが検出
した2つの移動距離Xa,Xbは、比較手段14に入力
されて比較される。このとき、第1、第2移動距離検出
手段13a,13bが出力する2つの移動距離Xa,X
bの差が、2パルスに相当する距離未満であれば両前輪
回転角検出手段Sa3 ,Sb3 は共に正常であり、2パ
ルスに相当する距離以上であれば両前輪回転角検出手段
Sa3 ,Sb3 の一方が故障していることになる。
いて第1、第2移動距離検出手段13a,13bが検出
した2つの移動距離Xa,Xbは、比較手段14に入力
されて比較される。このとき、第1、第2移動距離検出
手段13a,13bが出力する2つの移動距離Xa,X
bの差が、2パルスに相当する距離未満であれば両前輪
回転角検出手段Sa3 ,Sb3 は共に正常であり、2パ
ルスに相当する距離以上であれば両前輪回転角検出手段
Sa3 ,Sb3 の一方が故障していることになる。
【0038】このように両前輪回転角検出手段Sa3 ,
Sb3 の何れか一方が故障したと判定された場合、仮に
両移動距離Xa,Xbのハイセレクト値、ローセレクト
値、あるいは平均値を移動距離Xとして使用すると、そ
の移動距離Xの誤差により自動操舵制御を正確に行うこ
とができなくなり、車両Vの移動軌跡が規範移動軌跡か
らずれてしまう可能性がある。そこで、自動操舵制御中
止手段16がステアリングアクチュエータ駆動手段17
に自動操舵制御中止指令信号を出力して自動操舵制御を
中止することにより、車両Vが予期せぬ方向に移動する
のを防止することができる。このとき、操作段階教示装
置11が、スピーカからの音声で自動操舵制御が中止さ
れたことをドライバーに報知する。
Sb3 の何れか一方が故障したと判定された場合、仮に
両移動距離Xa,Xbのハイセレクト値、ローセレクト
値、あるいは平均値を移動距離Xとして使用すると、そ
の移動距離Xの誤差により自動操舵制御を正確に行うこ
とができなくなり、車両Vの移動軌跡が規範移動軌跡か
らずれてしまう可能性がある。そこで、自動操舵制御中
止手段16がステアリングアクチュエータ駆動手段17
に自動操舵制御中止指令信号を出力して自動操舵制御を
中止することにより、車両Vが予期せぬ方向に移動する
のを防止することができる。このとき、操作段階教示装
置11が、スピーカからの音声で自動操舵制御が中止さ
れたことをドライバーに報知する。
【0039】上述した実施例では、第1、第2移動距離
検出手段13a,13bで検出した2つの移動距離X
a,Xbの差が、前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 の
出力の2パルスに相当する所定値を越えた場合に故障判
定を行っているが、それ以外に、2つの移動距離Xa,
Xbの比Xa/Xbが、例えばXa/Xb≧1.05あ
るいはXa/Xb≦0.95の場合や、2つの移動距離
Xa,Xbの一方が変化しているのに他方が変化しない
場合に故障判定を行っても良い。
検出手段13a,13bで検出した2つの移動距離X
a,Xbの差が、前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 の
出力の2パルスに相当する所定値を越えた場合に故障判
定を行っているが、それ以外に、2つの移動距離Xa,
Xbの比Xa/Xbが、例えばXa/Xb≧1.05あ
るいはXa/Xb≦0.95の場合や、2つの移動距離
Xa,Xbの一方が変化しているのに他方が変化しない
場合に故障判定を行っても良い。
【0040】次に、図5および図6に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
第2実施例を説明する。
【0041】上述した第1実施例では、2つの前輪回転
角検出手段Sa3 ,Sb3 が同一の車輪(左前輪Wf)
に設けられているが(図1参照)、第2実施例では2つ
の前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 が左右の車輪(左
前輪Wfおよび右前輪Wf)にそれぞれ設けられる。車
両Vが直線走行する場合には、第1実施例と同じ手法で
前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 の故障判定を行うこ
とができるが、実際には車両Vが旋回すると旋回内輪お
よび旋回内輪の移動軌跡が不一致になるため、第1、第
2移動距離検出手段13a,13bで検出した2つの移
動距離Xa,Xbを単純に比較するだけでは正確な故障
判定を行うことができない。
角検出手段Sa3 ,Sb3 が同一の車輪(左前輪Wf)
に設けられているが(図1参照)、第2実施例では2つ
の前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 が左右の車輪(左
前輪Wfおよび右前輪Wf)にそれぞれ設けられる。車
両Vが直線走行する場合には、第1実施例と同じ手法で
前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 の故障判定を行うこ
とができるが、実際には車両Vが旋回すると旋回内輪お
よび旋回内輪の移動軌跡が不一致になるため、第1、第
2移動距離検出手段13a,13bで検出した2つの移
動距離Xa,Xbを単純に比較するだけでは正確な故障
判定を行うことができない。
【0042】例えば、図5に示すように、車両Vがステ
アリングホイール1を左に切って後進する場合、旋回内
輪である左前輪Wfに設けた前輪回転角検出手段Sa3
の出力に基づいて第1移動距離検出手段13aが検出し
た移動距離Xaは、旋回外輪である右前輪Wfに設けた
前輪回転角検出手段Sb3 の出力に基づいて第2移動距
離検出手段13bが検出した移動距離Xbに比べて小さ
くなる。
アリングホイール1を左に切って後進する場合、旋回内
輪である左前輪Wfに設けた前輪回転角検出手段Sa3
の出力に基づいて第1移動距離検出手段13aが検出し
た移動距離Xaは、旋回外輪である右前輪Wfに設けた
前輪回転角検出手段Sb3 の出力に基づいて第2移動距
離検出手段13bが検出した移動距離Xbに比べて小さ
くなる。
【0043】図6(A)のグラフは、車両Vが図2
(A)の折り返し位置から目標位置まで後進する場
合の旋回内輪(左前輪Wf)の移動距離Xaと旋回外輪
(右前輪Wf)の移動距離Xbとの関係を示すものであ
る。車両Vが折り返し位置(a点)にあるときに転舵
角θは0であり、そこから車両Vが後進するに伴ってス
テアリングホイール1は中立位置から左に転舵され、b
点で最大値に達した転舵角θはc点まで最大値に保持さ
れる。車両Vが目標位置(d点)に向けて更に後進す
るに伴って、ステアリングホイール1は中立位置に向け
て右に転舵され、転舵角θは前記最大値から0まで減少
する。その間、2つの移動距離Xa,Xbは、Xa=f
(Xb)の関数に基づいて変化する。
(A)の折り返し位置から目標位置まで後進する場
合の旋回内輪(左前輪Wf)の移動距離Xaと旋回外輪
(右前輪Wf)の移動距離Xbとの関係を示すものであ
る。車両Vが折り返し位置(a点)にあるときに転舵
角θは0であり、そこから車両Vが後進するに伴ってス
テアリングホイール1は中立位置から左に転舵され、b
点で最大値に達した転舵角θはc点まで最大値に保持さ
れる。車両Vが目標位置(d点)に向けて更に後進す
るに伴って、ステアリングホイール1は中立位置に向け
て右に転舵され、転舵角θは前記最大値から0まで減少
する。その間、2つの移動距離Xa,Xbは、Xa=f
(Xb)の関数に基づいて変化する。
【0044】つまり、車両Vが図2(A)の折り返し位
置から目標位置まで後進するとき、2つの前輪回転
角検出手段Sa3 ,Sb3 が何れも正常であれば、第
1、第2移動距離検出手段13a,13bで検出した2
つの移動距離Xa,Xbは図6(A)におけるXa=f
(Xb)の関係を満たすはずである。そこで、2つの移
動距離検出手段13a,13bの許容検出誤差に対応す
る誤差をE0 (例えば、20cm)とし、2つの移動距
離Xa,Xbの関係が、f(Xb)−E0 <Xa<f
(Xb)+E0 を満たす場合に正常判定を行い、Xa≦
f(Xb)−E0 あるいはXa≧Xa<f(Xb)+E
0 の場合(図6(B)の斜線部参照)に故障判定を行う
ことにより、前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 を左右
の前輪Wf,Wfにそれぞれ設けても該前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 の故障判定を的確に行うことができ
る。
置から目標位置まで後進するとき、2つの前輪回転
角検出手段Sa3 ,Sb3 が何れも正常であれば、第
1、第2移動距離検出手段13a,13bで検出した2
つの移動距離Xa,Xbは図6(A)におけるXa=f
(Xb)の関係を満たすはずである。そこで、2つの移
動距離検出手段13a,13bの許容検出誤差に対応す
る誤差をE0 (例えば、20cm)とし、2つの移動距
離Xa,Xbの関係が、f(Xb)−E0 <Xa<f
(Xb)+E0 を満たす場合に正常判定を行い、Xa≦
f(Xb)−E0 あるいはXa≧Xa<f(Xb)+E
0 の場合(図6(B)の斜線部参照)に故障判定を行う
ことにより、前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3 を左右
の前輪Wf,Wfにそれぞれ設けても該前輪回転角検出
手段Sa3 ,Sb3 の故障判定を的確に行うことができ
る。
【0045】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0046】例えば、実施例では目標位置までの車両V
の移動軌跡が予め記憶部23に記憶されているが、車両
Vの現在位置および目標位置から前記移動軌跡を算出す
ることも可能である。また第2実施例では左右の前輪W
f,Wfにそれぞれ前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3
を設けているが、前後の車輪にそれぞれ回転角検出手段
を設け、各々から求めた移動距離の比較により故障判定
を行うようにしても良い。
の移動軌跡が予め記憶部23に記憶されているが、車両
Vの現在位置および目標位置から前記移動軌跡を算出す
ることも可能である。また第2実施例では左右の前輪W
f,Wfにそれぞれ前輪回転角検出手段Sa3 ,Sb3
を設けているが、前後の車輪にそれぞれ回転角検出手段
を設け、各々から求めた移動距離の比較により故障判定
を行うようにしても良い。
【0047】また第1実施例の変形として、2つの移動
距離Xa,Xbの変化率であるdXa/dt,dXb/
dtを比較し、両者の差や比が所定の範囲を外れた場合
に故障判定を行うことができ、更に第2実施例の変形と
して、前記2つの変化率dXa/dt,dXb/dtの
関数関係が、車両Vの移動軌跡に応じて定まる所定の範
囲を外れた場合に故障判定を行うことができる。
距離Xa,Xbの変化率であるdXa/dt,dXb/
dtを比較し、両者の差や比が所定の範囲を外れた場合
に故障判定を行うことができ、更に第2実施例の変形と
して、前記2つの変化率dXa/dt,dXb/dtの
関数関係が、車両Vの移動軌跡に応じて定まる所定の範
囲を外れた場合に故障判定を行うことができる。
【0048】また車速を検出すべく予め車両Vに設けら
れた車速検出手段を第1、第2移動距離検出手段13
a,13bの少なくとも一方として利用することによ
り、コストの削減を図ることができる。車両Vの移動距
離は車速の積分値であるため、車速検出手段は実質的に
移動距離検出手段として転用可能である。
れた車速検出手段を第1、第2移動距離検出手段13
a,13bの少なくとも一方として利用することによ
り、コストの削減を図ることができる。車両Vの移動距
離は車速の積分値であるため、車速検出手段は実質的に
移動距離検出手段として転用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、第1移動距離検出手段および第2移動距離検
出手段でそれぞれ車両の移動距離を検出し、両移動距離
検出手段の出力が不一致のときに、何れかの移動距離検
出手段が故障していると判定して移動軌跡に基づくアク
チュエータの制御を中止するので、誤った移動距離に基
づく自動操舵制御が行われて車両が予期せぬ方向に移動
するのを確実に防止することができる。
によれば、第1移動距離検出手段および第2移動距離検
出手段でそれぞれ車両の移動距離を検出し、両移動距離
検出手段の出力が不一致のときに、何れかの移動距離検
出手段が故障していると判定して移動軌跡に基づくアク
チュエータの制御を中止するので、誤った移動距離に基
づく自動操舵制御が行われて車両が予期せぬ方向に移動
するのを確実に防止することができる。
【0050】また請求項2に記載された発明によれば、
車両に標準的に装備されている車速検出手段を移動距離
検出手段として利用することにより、部品点数を減らし
てコストダウンを図ることができる。
車両に標準的に装備されている車速検出手段を移動距離
検出手段として利用することにより、部品点数を減らし
てコストダウンを図ることができる。
【0051】また請求項3に記載された発明によれば、
第1、第2移動距離検出手段で検出した2つの移動距離
の差あるいは比を所定の範囲と比較することにより、故
障判定を正確に行ってアクチュエータの制御を的確に中
止することができる。
第1、第2移動距離検出手段で検出した2つの移動距離
の差あるいは比を所定の範囲と比較することにより、故
障判定を正確に行ってアクチュエータの制御を的確に中
止することができる。
【0052】また請求項4に記載された発明によれば、
第1、第2移動距離検出手段が同一車輪の回転角あるい
は回転速度に基づいて移動距離を検出することにより、
故障判定を一層正確に行うことができる。
第1、第2移動距離検出手段が同一車輪の回転角あるい
は回転速度に基づいて移動距離を検出することにより、
故障判定を一層正確に行うことができる。
【0053】また請求項5に記載された発明によれば、
第1、第2移動距離検出手段が左右あるいは前後の異な
る車輪の回転数あるいは回転速度に基づいて移動距離を
検出するものであっても、第1、第2移動距離検出手段
の出力の関係を前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係
と比較することにより、故障判定を正確に行ってアクチ
ュエータの制御を的確に中止することができる。
第1、第2移動距離検出手段が左右あるいは前後の異な
る車輪の回転数あるいは回転速度に基づいて移動距離を
検出するものであっても、第1、第2移動距離検出手段
の出力の関係を前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係
と比較することにより、故障判定を正確に行ってアクチ
ュエータの制御を的確に中止することができる。
【図1】操舵制御装置を備えた車両の全体構成図
【図2】バック駐車/左モードの作用説明図
【図3】モード選択スイッチおよび自動駐車スタートス
イッチを示す図
イッチを示す図
【図4】制御系のブロック図
【図5】旋回内輪および旋回内輪の移動距離の差を説明
する図
する図
【図6】2つの移動距離Xa,Xbの関係を示すグラフ
7 ステアリングアクチュエータ(アクチュエ
ータ) 13a 第1移動距離検出手段(移動距離検出手
段) 13b 第2移動距離検出手段(移動距離検出手
段) 22 制御部(アクチュエータ制御手段) 23 記憶部(移動軌跡設定手段) V 車両 Wf 前輪(車輪) X 移動距離 Xa 移動距離 Xb 移動距離
ータ) 13a 第1移動距離検出手段(移動距離検出手
段) 13b 第2移動距離検出手段(移動距離検出手
段) 22 制御部(アクチュエータ制御手段) 23 記憶部(移動軌跡設定手段) V 車両 Wf 前輪(車輪) X 移動距離 Xa 移動距離 Xb 移動距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 119:00
Claims (5)
- 【請求項1】 目標位置までの車両(V)の移動軌跡を
記憶または算出する移動軌跡設定手段(23)と、 車輪(Wf)を転舵するアクチュエータ(7)と、 車両(V)の移動距離(X)を検出する移動距離検出手
段(13a,13b)と、 車両(V)を前記移動軌跡に沿って移動させるべく移動
距離検出手段(13a,13b)で検出した車両(V)
の移動距離(X)に応じてアクチュエータ(7)の駆動
を制御するアクチュエータ制御手段(22)と、を備え
た車両の自動操舵装置において、 移動距離検出手段(13a,13b)が第1移動距離検
出手段(13a)および第2移動距離検出手段(13
b)から成り、前記アクチュエータ制御手段(22)
は、前記第1、第2移動距離検出手段(13a,13
b)の出力が不一致のときに前記移動軌跡に基づくアク
チュエータ(7)の制御を中止することを特徴とする車
両の自動操舵装置。 - 【請求項2】 前記第1、第2移動距離検出手段(13
a,13b)の少なくとも一方が車速を検出する車速検
出手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の車両
の自動操舵装置。 - 【請求項3】 前記アクチュエータ制御手段(22)
は、前記第1、第2移動距離検出手段(13a,13
b)で検出した2つの移動距離(Xa,Xb)の差ある
いは比が所定の範囲外にあるときに前記移動軌跡に基づ
くアクチュエータ(7)の制御を中止することを特徴と
する、請求項1または2に記載の車両の自動操舵装置。 - 【請求項4】 前記第1、第2移動距離検出手段(13
a,13b)は同一車輪(Wf)の回転角あるいは回転
速度に基づいて移動距離(X)を検出することを特徴と
する、請求項3に記載の車両の自動操舵装置。 - 【請求項5】 前記第1、第2移動距離検出手段(13
a,13b)はそれぞれ別個の車輪(Wf)の回転数あ
るいは回転速度に基づいて移動距離(X)を検出するも
のであり、前記アクチュエータ制御手段(22)は、前
記第1、第2移動距離検出手段(13a,13b)の出
力の関係が前記移動軌跡に応じて定まる所定の関係にな
いときに該移動軌跡に基づくアクチュエータ(7)の制
御を中止することを特徴とする、請求項1または2に記
載の車両の自動操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP713198A JPH11198843A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 車両の自動操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP713198A JPH11198843A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 車両の自動操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198843A true JPH11198843A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11657535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP713198A Pending JPH11198843A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 車両の自動操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11198843A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008068678A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Honda Motor Co Ltd | 車輪速算出装置 |
| CN108473132A (zh) * | 2016-01-12 | 2018-08-31 | 三菱重工业株式会社 | 停车辅助系统、停车辅助方法及程序 |
| CN114633801A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-06-17 | 武汉科技大学 | 一种运梁车隧道行走自动纠偏系统及方法 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP713198A patent/JPH11198843A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008068678A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Honda Motor Co Ltd | 車輪速算出装置 |
| CN108473132A (zh) * | 2016-01-12 | 2018-08-31 | 三菱重工业株式会社 | 停车辅助系统、停车辅助方法及程序 |
| EP3403895A4 (en) * | 2016-01-12 | 2019-01-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | PARK ASSISTANCE SYSTEM, PARK ASSISTANCE PROCEDURE AND PROGRAM |
| US10679507B2 (en) | 2016-01-12 | 2020-06-09 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Parking support system, parking support method and program |
| CN114633801A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-06-17 | 武汉科技大学 | 一种运梁车隧道行走自动纠偏系统及方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041129 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060616 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061011 |