JPH11255137A - 車両の自動操舵装置 - Google Patents
車両の自動操舵装置Info
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- JPH11255137A JPH11255137A JP10057987A JP5798798A JPH11255137A JP H11255137 A JPH11255137 A JP H11255137A JP 10057987 A JP10057987 A JP 10057987A JP 5798798 A JP5798798 A JP 5798798A JP H11255137 A JPH11255137 A JP H11255137A
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- wheel
- steering
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動操舵制御中に駆動輪がスリップしても車
両が移動軌跡から外れないようにする。 【解決手段】 記憶部23には、車両Vの移動距離Xに
対する前輪Wfの規範転舵角θrefの関係として移動
軌跡が記憶されている。車両Vの移動距離Xは、従動輪
である後輪Wrの回転数を検出する後輪回転角検出手段
S3 の出力から算出され、制御部22は前記移動距離X
から検索した規範転舵角θrefに基づいてアクチュエ
ータ7を作動させることにより前輪Wfを転舵する。自
動操舵制御中に駆動輪である前輪Wfがスリップを起こ
しても、駆動トルクが伝達されない後輪Wrはスリップ
を起こし難いので移動距離Xの誤差は小さく抑えられ
る。これにより車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係として設定された前記移動軌跡は正確な
ものとなり、車両Vが移動軌跡から外れることが防止さ
れる。
両が移動軌跡から外れないようにする。 【解決手段】 記憶部23には、車両Vの移動距離Xに
対する前輪Wfの規範転舵角θrefの関係として移動
軌跡が記憶されている。車両Vの移動距離Xは、従動輪
である後輪Wrの回転数を検出する後輪回転角検出手段
S3 の出力から算出され、制御部22は前記移動距離X
から検索した規範転舵角θrefに基づいてアクチュエ
ータ7を作動させることにより前輪Wfを転舵する。自
動操舵制御中に駆動輪である前輪Wfがスリップを起こ
しても、駆動トルクが伝達されない後輪Wrはスリップ
を起こし難いので移動距離Xの誤差は小さく抑えられ
る。これにより車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係として設定された前記移動軌跡は正確な
ものとなり、車両Vが移動軌跡から外れることが防止さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバーのステ
アリング操作によらずに車両を自動的に駐車するための
車両の自動操舵装置に関する。
アリング操作によらずに車両を自動的に駐車するための
車両の自動操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる車両の自動操舵装置は特開平3−
74256号公報、特開平4−55168号公報により
既に知られている。これらの車両の自動操舵装置は、従
来周知の電動パワーステアリング装置のアクチュエータ
を利用し、予め記憶した車両の移動距離と転舵角との関
係に基づいて前記アクチュエータを制御することによ
り、バック駐車や縦列駐車を自動で行うようになってい
る。
74256号公報、特開平4−55168号公報により
既に知られている。これらの車両の自動操舵装置は、従
来周知の電動パワーステアリング装置のアクチュエータ
を利用し、予め記憶した車両の移動距離と転舵角との関
係に基づいて前記アクチュエータを制御することによ
り、バック駐車や縦列駐車を自動で行うようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の車
両の自動操舵装置は、ドライバーがブレーキペダルやア
クセルペダルを操作して車速をコントロールする間に、
電動パワーステアリング装置のアクチュエータで車輪を
自動的に転舵するようになっているが、自動駐車は低速
で行われるので自動変速機の変速段は減速比の大きい1
速変速段や後進変速段になり、ドライバーがアクセルペ
ダルの操作を誤ったような場合や路面摩擦係数が低いよ
うな場合に、駆動トルクが過剰になって駆動輪のスリッ
プが発生する可能性がある。このとき、車両の移動距離
を駆動輪の回転数に基づいて検出するものでは、検出さ
れた車両の移動距離と実際の車両の移動距離とが前記ス
リップのために一致しなくなり、車両が本来の移動軌跡
から外れて目標位置に正しく移動できなくなる場合があ
る。
両の自動操舵装置は、ドライバーがブレーキペダルやア
クセルペダルを操作して車速をコントロールする間に、
電動パワーステアリング装置のアクチュエータで車輪を
自動的に転舵するようになっているが、自動駐車は低速
で行われるので自動変速機の変速段は減速比の大きい1
速変速段や後進変速段になり、ドライバーがアクセルペ
ダルの操作を誤ったような場合や路面摩擦係数が低いよ
うな場合に、駆動トルクが過剰になって駆動輪のスリッ
プが発生する可能性がある。このとき、車両の移動距離
を駆動輪の回転数に基づいて検出するものでは、検出さ
れた車両の移動距離と実際の車両の移動距離とが前記ス
リップのために一致しなくなり、車両が本来の移動軌跡
から外れて目標位置に正しく移動できなくなる場合があ
る。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、自動操舵制御中に駆動輪がスリップしても車両が移
動軌跡から外れないようにすることを目的とする。
で、自動操舵制御中に駆動輪がスリップしても車両が移
動軌跡から外れないようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、目標位置までの車両
の移動軌跡を記憶または演算する移動軌跡設定手段と、
前記移動軌跡に基づいて操舵輪を転舵するアクチュエー
タとを備えた車両の自動操舵装置において、前記移動軌
跡設定手段は、従動輪の回転数に基づいて算出した車両
の移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係として前記移
動軌跡を記憶または演算することを特徴とする。
に、請求項1に記載された発明は、目標位置までの車両
の移動軌跡を記憶または演算する移動軌跡設定手段と、
前記移動軌跡に基づいて操舵輪を転舵するアクチュエー
タとを備えた車両の自動操舵装置において、前記移動軌
跡設定手段は、従動輪の回転数に基づいて算出した車両
の移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係として前記移
動軌跡を記憶または演算することを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、自動操舵制御中に過剰
な駆動トルクや摩擦係数の小さい路面によって駆動輪が
スリップを起こしても、駆動トルクが伝達されない従動
輪はスリップを起こし難いので、従動輪の回転数に基づ
いて算出した車両の移動距離の誤差は小さく抑えられ
る。これにより車両の移動距離に対する操舵輪の転舵角
の関係として設定された車両の移動軌跡は正確なものと
なり、車両を目標位置に正しく移動させることができ
る。しかも車両の移動軌跡が車両の移動距離に対する操
舵輪の転舵角の関係として記憶または演算されるので、
自動操舵制御中に車速が変動しても常に一定の移動軌跡
を確保することができる。
な駆動トルクや摩擦係数の小さい路面によって駆動輪が
スリップを起こしても、駆動トルクが伝達されない従動
輪はスリップを起こし難いので、従動輪の回転数に基づ
いて算出した車両の移動距離の誤差は小さく抑えられ
る。これにより車両の移動距離に対する操舵輪の転舵角
の関係として設定された車両の移動軌跡は正確なものと
なり、車両を目標位置に正しく移動させることができ
る。しかも車両の移動軌跡が車両の移動距離に対する操
舵輪の転舵角の関係として記憶または演算されるので、
自動操舵制御中に車速が変動しても常に一定の移動軌跡
を確保することができる。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、前記操舵輪が駆動輪であることを特
徴とする。
1の構成に加えて、前記操舵輪が駆動輪であることを特
徴とする。
【0008】自動操舵中に操舵輪が転舵されるとタイヤ
に捩じれや変形が発生するため、該操舵輪の回転数に基
づいて検出した車両の移動距離に誤差が発生する可能性
があるが、上記構成によれば、非操舵輪である従動輪の
回転数に基づいて車両の移動距離を検出するので、操舵
に伴うタイヤに捩じれや変形によって発生する車両の移
動距離の検出誤差を最小限に抑えることができる。
に捩じれや変形が発生するため、該操舵輪の回転数に基
づいて検出した車両の移動距離に誤差が発生する可能性
があるが、上記構成によれば、非操舵輪である従動輪の
回転数に基づいて車両の移動距離を検出するので、操舵
に伴うタイヤに捩じれや変形によって発生する車両の移
動距離の検出誤差を最小限に抑えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は自動操舵装置を備えた車両の全体構成図、図
2はバック駐車/左モードの作用説明図、図3はモード
選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチを示す図
である。
で、図1は自動操舵装置を備えた車両の全体構成図、図
2はバック駐車/左モードの作用説明図、図3はモード
選択スイッチおよび自動駐車スタートスイッチを示す図
である。
【0011】図1に示すように、車両Vは駆動輪である
と同時に操舵輪である一対の前輪Wf,Wfと、従動輪
であると同時に非操舵輪である一対の後輪Wr,Wrと
を備える。ステアリングホイール1と操舵輪であるW
f,Wfとが、ステアリングホイール1と一体に回転す
るステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2
の下端に設けたピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラ
ック4と、ラック4の両端に設けた左右のタイロッド
5,5と、タイロッド5,5に連結された左右のナック
ル6,6とによって接続される。ドライバーによるステ
アリングホイール1の操作をアシストすべく、あるいは
後述する車庫入れのための自動操舵を行うべく、電気モ
ータよりなるステアリングアクチュエータ7がウオーム
ギヤ機構8を介してステアリングシャフト2に接続され
る。
と同時に操舵輪である一対の前輪Wf,Wfと、従動輪
であると同時に非操舵輪である一対の後輪Wr,Wrと
を備える。ステアリングホイール1と操舵輪であるW
f,Wfとが、ステアリングホイール1と一体に回転す
るステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2
の下端に設けたピニオン3と、ピニオン3に噛み合うラ
ック4と、ラック4の両端に設けた左右のタイロッド
5,5と、タイロッド5,5に連結された左右のナック
ル6,6とによって接続される。ドライバーによるステ
アリングホイール1の操作をアシストすべく、あるいは
後述する車庫入れのための自動操舵を行うべく、電気モ
ータよりなるステアリングアクチュエータ7がウオーム
ギヤ機構8を介してステアリングシャフト2に接続され
る。
【0012】操舵制御装置21は制御部22と記憶部2
3とから構成される。制御部22には、ステアリングホ
イール1の回転角に基づいて前輪Wf,Wfの転舵角θ
を検出する転舵角検出手段S1 と、ステアリングホイー
ル1の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段S
2 と、従動輪である左右の後輪Wr,Wrの回転角を検
出する後輪回転角検出手段S3 ,S3 と、セレクトレバ
ー11により選択されたシフトレンジ(「D」レンジ、
「R」レンジ、「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出
するシフトレンジ検出手段S4 とからの信号が入力され
る。
3とから構成される。制御部22には、ステアリングホ
イール1の回転角に基づいて前輪Wf,Wfの転舵角θ
を検出する転舵角検出手段S1 と、ステアリングホイー
ル1の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段S
2 と、従動輪である左右の後輪Wr,Wrの回転角を検
出する後輪回転角検出手段S3 ,S3 と、セレクトレバ
ー11により選択されたシフトレンジ(「D」レンジ、
「R」レンジ、「N」レンジ、「P」レンジ等)を検出
するシフトレンジ検出手段S4 とからの信号が入力され
る。
【0013】後輪回転角検出手段S3 ,S3 は、後輪W
r,Wrが所定角度回転する毎にパルスを出力するもの
で、検出されたパルス数に後輪Wr,Wrの半径に応じ
て決定される定数を乗算することにより車両Vの移動距
離Xを算出することができる。尚、一対の後輪回転角検
出手段S3 ,S3 の出力は、そのハイセレクト値、ロー
セレクト値、あるいは平均値が採用される。
r,Wrが所定角度回転する毎にパルスを出力するもの
で、検出されたパルス数に後輪Wr,Wrの半径に応じ
て決定される定数を乗算することにより車両Vの移動距
離Xを算出することができる。尚、一対の後輪回転角検
出手段S3 ,S3 の出力は、そのハイセレクト値、ロー
セレクト値、あるいは平均値が採用される。
【0014】更に制御部22には、ドライバーにより操
作されるモード選択スイッチS6 および自動駐車スター
トスイッチS7 が接続される。図3から明らかなよう
に、モード選択スイッチS6 は、4種類の駐車モード、
即ちバック駐車/右モード、バック駐車/左モード、縦
列駐車/右モードおよび縦列駐車/左モードの何れかを
選択する際に操作されるもので、各モードに対応する4
個のスイッチボタンを備えている。自動駐車スタートス
イッチS7 は、モード選択スイッチS6 で選択した何れ
かのモードによる自動駐車を開始する際に操作される。
作されるモード選択スイッチS6 および自動駐車スター
トスイッチS7 が接続される。図3から明らかなよう
に、モード選択スイッチS6 は、4種類の駐車モード、
即ちバック駐車/右モード、バック駐車/左モード、縦
列駐車/右モードおよび縦列駐車/左モードの何れかを
選択する際に操作されるもので、各モードに対応する4
個のスイッチボタンを備えている。自動駐車スタートス
イッチS7 は、モード選択スイッチS6 で選択した何れ
かのモードによる自動駐車を開始する際に操作される。
【0015】前記記憶部23は本発明の移動軌跡設定手
段を構成するもので、そこには前記4種類の駐車モード
のデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されてい
る。
段を構成するもので、そこには前記4種類の駐車モード
のデータ、即ち車両Vの移動距離Xに対する規範転舵角
θrefの関係が、予めテーブルとして記憶されてい
る。
【0016】而して、制御部22は前記各検出手段S1
〜S4 およびスイッチS6 ,S7 からの信号と、記憶部
23に記憶された駐車モードのデータとに基づいて、前
記ステアリングアクチュエータ7の作動と、液晶モニタ
ー、スピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含む操作
段階教示装置12の作動とを制御する。
〜S4 およびスイッチS6 ,S7 からの信号と、記憶部
23に記憶された駐車モードのデータとに基づいて、前
記ステアリングアクチュエータ7の作動と、液晶モニタ
ー、スピーカ、ランプ、チャイム、ブザー等を含む操作
段階教示装置12の作動とを制御する。
【0017】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0018】自動操舵制御を行わない通常時(前記自動
駐車スタートスイッチS7 がONしていないとき)に
は、操舵制御装置21は一般的なパワーステアリング制
御装置として機能する。具体的には、ドライバーが車両
Vを旋回させるべくステアリングホイール1を操作する
と、操舵トルク検出手段S2 がステアリングホイール1
に入力された操舵トルクを検出し、制御部22は前記操
舵トルクに基づいてステアリングアクチュエータ7の駆
動を制御する。その結果、ステアリングアクチュエータ
7の駆動力によって左右の前輪Wf,Wfが転舵され、
ドライバーのステアリング操作がアシストされる。
駐車スタートスイッチS7 がONしていないとき)に
は、操舵制御装置21は一般的なパワーステアリング制
御装置として機能する。具体的には、ドライバーが車両
Vを旋回させるべくステアリングホイール1を操作する
と、操舵トルク検出手段S2 がステアリングホイール1
に入力された操舵トルクを検出し、制御部22は前記操
舵トルクに基づいてステアリングアクチュエータ7の駆
動を制御する。その結果、ステアリングアクチュエータ
7の駆動力によって左右の前輪Wf,Wfが転舵され、
ドライバーのステアリング操作がアシストされる。
【0019】次に、バック駐車/左モード(車両Vの左
側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を
例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。
側にある駐車位置にバックしながら駐車するモード)を
例にとって、自動操舵制御の内容を説明する。
【0020】先ず、図2(A)に示すように、車両Vを
駐車しようとする車庫の近傍に移動させ、車体の左側面
を車庫入口線にできるだけ近づけた状態で、予め決めら
れた基準(例えば、ドアの内側に設けられたマークやサ
イドミラー)が車庫の中心線に一致する位置(スタート
位置)に車両Vを停止させる。そして、モード選択ス
イッチS6 を操作してバック駐車/左モードを選択する
とともに自動駐車スタートスイッチS7 をONすると、
自動操舵制御が開始される。自動操舵制御が行われてい
る間、操作段階教示装置12には自車の現在位置、駐車
位置、スタート位置から駐車位置までの自車の予想移動
軌跡、前進から後進に切り換える折り返し位置等が表示
され、併せてスピーカからの音声でドライバーに前記折
り返し位置におけるセレクトレバー11の操作等の各
種の指示や警報が行われる。
駐車しようとする車庫の近傍に移動させ、車体の左側面
を車庫入口線にできるだけ近づけた状態で、予め決めら
れた基準(例えば、ドアの内側に設けられたマークやサ
イドミラー)が車庫の中心線に一致する位置(スタート
位置)に車両Vを停止させる。そして、モード選択ス
イッチS6 を操作してバック駐車/左モードを選択する
とともに自動駐車スタートスイッチS7 をONすると、
自動操舵制御が開始される。自動操舵制御が行われてい
る間、操作段階教示装置12には自車の現在位置、駐車
位置、スタート位置から駐車位置までの自車の予想移動
軌跡、前進から後進に切り換える折り返し位置等が表示
され、併せてスピーカからの音声でドライバーに前記折
り返し位置におけるセレクトレバー11の操作等の各
種の指示や警報が行われる。
【0021】自動操舵制御により、ドライバーがブレー
キペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけ
で、あるいはアクセルペダル10を僅かに踏んで車両V
を走行させるだけで、ステアリングホイール1を操作し
なくても、モード選択スイッチS6 により選択されたバ
ック駐車/左モードのデータに基づいて前輪Wf,Wf
が自動操舵される。即ち、スタート位置から折り返し
位置まで車両Vが前進する間は前輪Wf,Wfは右に
自動操舵され、折り返し位置から目標位置まで車両
Vが後進する間は前輪Wf,Wfは左に自動操舵され
る。
キペダル9を緩めて車両Vをクリープ走行させるだけ
で、あるいはアクセルペダル10を僅かに踏んで車両V
を走行させるだけで、ステアリングホイール1を操作し
なくても、モード選択スイッチS6 により選択されたバ
ック駐車/左モードのデータに基づいて前輪Wf,Wf
が自動操舵される。即ち、スタート位置から折り返し
位置まで車両Vが前進する間は前輪Wf,Wfは右に
自動操舵され、折り返し位置から目標位置まで車両
Vが後進する間は前輪Wf,Wfは左に自動操舵され
る。
【0022】図2(B)から明らかなように、自動操舵
が行われている間、制御部22は記憶部23から読み出
したバック駐車/左モードのデータに、後輪回転角検出
手段S3 ,S3 の出力に基づいて算出した車両Vの移動
距離Xを適用して規範転舵角θrefを検索する。そし
て前記規範転舵角θrefと転舵角検出手段S1 から入
力された転舵角θとに基づいて偏差E(=θref−
θ)を算出し、その偏差Eが0になるようにステアリン
グアクチュエータ7の作動を制御する。このとき、規範
転舵角θrefのデータは車両Vの移動距離Xに対応し
て設定されているため、自動操舵制御中の車速に多少の
変動があっても、前記移動距離Xが正しく検出されてい
る限り車両Vは常に前記移動軌跡上を移動することにな
る。
が行われている間、制御部22は記憶部23から読み出
したバック駐車/左モードのデータに、後輪回転角検出
手段S3 ,S3 の出力に基づいて算出した車両Vの移動
距離Xを適用して規範転舵角θrefを検索する。そし
て前記規範転舵角θrefと転舵角検出手段S1 から入
力された転舵角θとに基づいて偏差E(=θref−
θ)を算出し、その偏差Eが0になるようにステアリン
グアクチュエータ7の作動を制御する。このとき、規範
転舵角θrefのデータは車両Vの移動距離Xに対応し
て設定されているため、自動操舵制御中の車速に多少の
変動があっても、前記移動距離Xが正しく検出されてい
る限り車両Vは常に前記移動軌跡上を移動することにな
る。
【0023】上述した自動操舵制御は、ドライバーがモ
ード選択スイッチS6 をOFFした場合に解除される
が、それ以外にもドライバーがステアリングホイール1
を操作した場合、車速が所定値を越えた場合に解除さ
れ、通常のパワーステアリング制御に復帰する。
ード選択スイッチS6 をOFFした場合に解除される
が、それ以外にもドライバーがステアリングホイール1
を操作した場合、車速が所定値を越えた場合に解除さ
れ、通常のパワーステアリング制御に復帰する。
【0024】ところで、自動操舵制御中にドライバーが
アクセル操作を誤ったような場合や路面摩擦係数が低い
ような場合に、駆動輪である前輪Wf,Wfがスリップ
しても従動輪である後輪Wr,Wrはスリップすること
がない。従って、従動輪である後輪Wr,Wrの回転数
に基づいて検出した車両Vの移動距離Xは正確なものと
なり、その移動距離Xに対応する規範転舵角θrefに
基づいて前輪Wf,Wfを転舵すれば、設定された移動
軌跡を正確に再生することができる。
アクセル操作を誤ったような場合や路面摩擦係数が低い
ような場合に、駆動輪である前輪Wf,Wfがスリップ
しても従動輪である後輪Wr,Wrはスリップすること
がない。従って、従動輪である後輪Wr,Wrの回転数
に基づいて検出した車両Vの移動距離Xは正確なものと
なり、その移動距離Xに対応する規範転舵角θrefに
基づいて前輪Wf,Wfを転舵すれば、設定された移動
軌跡を正確に再生することができる。
【0025】また自動操舵制御中に前輪Wf,Wfが転
舵されると、そのタイヤに捩じれや変形が発生するた
め、仮に前輪Wf,Wfの回転数に基づいて移動距離X
を検出すると、検出した移動軌跡Xに誤差が発生してし
まう。しかしながら、本実施例では転舵による捩じれや
変形が発生し難い後輪Wr,Wrの回転数に基づいて車
両Vの移動距離Xを検出するので、移動距離Xの検出精
度を高めることができる。
舵されると、そのタイヤに捩じれや変形が発生するた
め、仮に前輪Wf,Wfの回転数に基づいて移動距離X
を検出すると、検出した移動軌跡Xに誤差が発生してし
まう。しかしながら、本実施例では転舵による捩じれや
変形が発生し難い後輪Wr,Wrの回転数に基づいて車
両Vの移動距離Xを検出するので、移動距離Xの検出精
度を高めることができる。
【0026】更に、例えば図2(A)において車両Vが
返し位置から目標位置まで後進する間、操舵輪であ
る前輪Wf,Wfのうちの旋回外輪(右前輪Wf)の軌
跡は、他の3つの車輪の軌跡よりも半径方向外側に位置
するため、その右前輪Wfの速度は他の3つの車輪の速
度よりも大きくなり、大きな遠心力が作用して横滑りを
起こし易い状態になる。このようにして前輪Wfが横滑
りを起こした場合、その前輪Wfの回転数に基づいて検
出した移動距離Xには誤差が発生してしまう。しかしな
がら、本実施例では旋回時の軌跡が半径方向内側にあっ
て遠心力によるスリップが起こり難い後輪Wr,Wrの
回転数に基づいて車両Vの移動距離Xを検出するので、
前記横滑りに伴う検出誤差を回避することができる。
返し位置から目標位置まで後進する間、操舵輪であ
る前輪Wf,Wfのうちの旋回外輪(右前輪Wf)の軌
跡は、他の3つの車輪の軌跡よりも半径方向外側に位置
するため、その右前輪Wfの速度は他の3つの車輪の速
度よりも大きくなり、大きな遠心力が作用して横滑りを
起こし易い状態になる。このようにして前輪Wfが横滑
りを起こした場合、その前輪Wfの回転数に基づいて検
出した移動距離Xには誤差が発生してしまう。しかしな
がら、本実施例では旋回時の軌跡が半径方向内側にあっ
て遠心力によるスリップが起こり難い後輪Wr,Wrの
回転数に基づいて車両Vの移動距離Xを検出するので、
前記横滑りに伴う検出誤差を回避することができる。
【0027】更にまた、前輪Wf,Wfに前輪回転角検
出手段を設けると、車体前部に搭載したエンジンの熱の
影響を受けて検出誤差が発生し易くなるが、エンジンか
ら離れた後輪Wr,Wrに後輪回転角検出手段S3 ,S
3 を設けることで上記問題を解決することができる。
出手段を設けると、車体前部に搭載したエンジンの熱の
影響を受けて検出誤差が発生し易くなるが、エンジンか
ら離れた後輪Wr,Wrに後輪回転角検出手段S3 ,S
3 を設けることで上記問題を解決することができる。
【0028】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0029】例えば、実施例では目標位置までの車両V
の移動軌跡が予め記憶部23に記憶されているが、車両
Vの現在位置および目標位置から前記移動軌跡を演算す
ることも可能である。
の移動軌跡が予め記憶部23に記憶されているが、車両
Vの現在位置および目標位置から前記移動軌跡を演算す
ることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、自動操舵制御中に過剰な駆動トルクや摩擦係
数の小さい路面によって駆動輪がスリップを起こして
も、駆動トルクが伝達されない従動輪はスリップを起こ
し難いので、従動輪の回転数に基づいて算出した車両の
移動距離の誤差は小さく抑えられる。これにより車両の
移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係として設定され
た車両の移動軌跡は正確なものとなり、車両を目標位置
に正しく移動させることができる。しかも車両の移動軌
跡が車両の移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係とし
て記憶または演算されるので、自動操舵制御中に車速が
変動しても常に一定の移動軌跡を確保することができ
る。
によれば、自動操舵制御中に過剰な駆動トルクや摩擦係
数の小さい路面によって駆動輪がスリップを起こして
も、駆動トルクが伝達されない従動輪はスリップを起こ
し難いので、従動輪の回転数に基づいて算出した車両の
移動距離の誤差は小さく抑えられる。これにより車両の
移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係として設定され
た車両の移動軌跡は正確なものとなり、車両を目標位置
に正しく移動させることができる。しかも車両の移動軌
跡が車両の移動距離に対する操舵輪の転舵角の関係とし
て記憶または演算されるので、自動操舵制御中に車速が
変動しても常に一定の移動軌跡を確保することができ
る。
【0031】また請求項2に記載された発明によれば、
非操舵輪である従動輪の回転数に基づいて車両の移動距
離を検出するので、操舵に伴うタイヤに捩じれや変形に
よって発生する車両の移動距離の検出誤差を最小限に抑
えることができる。
非操舵輪である従動輪の回転数に基づいて車両の移動距
離を検出するので、操舵に伴うタイヤに捩じれや変形に
よって発生する車両の移動距離の検出誤差を最小限に抑
えることができる。
【図1】自動操舵装置を備えた車両の全体構成図
【図2】バック駐車/左モードの作用説明図
【図3】モード選択スイッチおよび自動駐車スタートス
イッチを示す図
イッチを示す図
7 ステアリングアクチュエータ(アクチュエ
ータ) 23 記憶部(移動軌跡設定手段) V 車両 Wf 前輪(操舵輪) Wr 後輪(従動輪) X 移動距離 θ 転舵角
ータ) 23 記憶部(移動軌跡設定手段) V 車両 Wf 前輪(操舵輪) Wr 後輪(従動輪) X 移動距離 θ 転舵角
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 119:00
Claims (2)
- 【請求項1】 目標位置までの車両(V)の移動軌跡を
記憶または演算する移動軌跡設定手段(23)と、 前記移動軌跡に基づいて操舵輪(Wf)を転舵するアク
チュエータ(7)と、を備えた車両の自動操舵装置にお
いて、 前記移動軌跡設定手段(23)は、従動輪(Wr)の回
転数に基づいて算出した車両(V)の移動距離(X)に
対する操舵輪(Wf)の転舵角(θ)の関係として前記
移動軌跡を記憶または演算することを特徴とする車両の
自動操舵装置。 - 【請求項2】 前記操舵輪(Wf)が駆動輪であること
を特徴とする、請求項1に記載の車両の自動操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057987A JPH11255137A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 車両の自動操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057987A JPH11255137A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 車両の自動操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11255137A true JPH11255137A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13071372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10057987A Pending JPH11255137A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 車両の自動操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11255137A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103373387A (zh) * | 2012-04-24 | 2013-10-30 | 现代摩比斯株式会社 | 利用电动式动力转向装置的车轮校正装置的控制方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0455168A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-21 | Hitachi Ltd | 操舵装置及び自動操舵システム |
| JPH05278593A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Mazda Motor Corp | 車両の後輪操舵装置 |
| JPH06234372A (ja) * | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Mazda Motor Corp | 舵角センサーのフェール判定方法 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP10057987A patent/JPH11255137A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0455168A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-21 | Hitachi Ltd | 操舵装置及び自動操舵システム |
| JPH05278593A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Mazda Motor Corp | 車両の後輪操舵装置 |
| JPH06234372A (ja) * | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Mazda Motor Corp | 舵角センサーのフェール判定方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103373387A (zh) * | 2012-04-24 | 2013-10-30 | 现代摩比斯株式会社 | 利用电动式动力转向装置的车轮校正装置的控制方法 |
| CN103373387B (zh) * | 2012-04-24 | 2015-10-28 | 现代摩比斯株式会社 | 利用电动式动力转向装置的车轮校正装置的控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060614 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060616 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061011 |