JPH11199521A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
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- JPH11199521A JPH11199521A JP36914497A JP36914497A JPH11199521A JP H11199521 A JPH11199521 A JP H11199521A JP 36914497 A JP36914497 A JP 36914497A JP 36914497 A JP36914497 A JP 36914497A JP H11199521 A JPH11199521 A JP H11199521A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 非ステロイド系抗炎症剤を含有すると共
に、温感付与物質及び2種以上の経皮吸収促進剤を配合
してなり、上記温感付与物質の配合量が全体の0.00
01〜5重量%であり、且つ上記経皮吸収促進剤の合計
配合量が全体の0.1〜10重量%である皮膚外用剤。 【効果】 本発明の皮膚外用剤によれば、適用時の皮膚
刺激性が緩和されると共に、付与される温感が増強さ
れ、その持続性も向上するのみならず、非ステロイド系
抗炎症剤の経皮吸収性を格段に向上させると共に、持効
性も得ることができる。
に、温感付与物質及び2種以上の経皮吸収促進剤を配合
してなり、上記温感付与物質の配合量が全体の0.00
01〜5重量%であり、且つ上記経皮吸収促進剤の合計
配合量が全体の0.1〜10重量%である皮膚外用剤。 【効果】 本発明の皮膚外用剤によれば、適用時の皮膚
刺激性が緩和されると共に、付与される温感が増強さ
れ、その持続性も向上するのみならず、非ステロイド系
抗炎症剤の経皮吸収性を格段に向上させると共に、持効
性も得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適用時の皮膚刺激
性が改善されると共に、付与される温感も増強され、更
に温感の持続性も向上されるのみならず、非ステロイド
系抗炎症剤の経皮吸収性も改善され、更に持効性にも優
れる皮膚外用剤に関する。
性が改善されると共に、付与される温感も増強され、更
に温感の持続性も向上されるのみならず、非ステロイド
系抗炎症剤の経皮吸収性も改善され、更に持効性にも優
れる皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、消炎、鎮痛剤として使用されている非ステロイド系
抗炎症剤を含有する皮膚外用剤は、炎症を起こしている
適用部位に冷たい感じがするのを解消するために温感を
付与する物質を配合することが提案されている。
り、消炎、鎮痛剤として使用されている非ステロイド系
抗炎症剤を含有する皮膚外用剤は、炎症を起こしている
適用部位に冷たい感じがするのを解消するために温感を
付与する物質を配合することが提案されている。
【0003】しかしながら、その温感を持続させるため
には多量の温感付与物質を配合する必要があるが、その
一方で、温感付与物質を多量に配合しようとすると皮膚
刺激性の問題や配合組成上の問題が生じるおそれがあっ
た。一方、非ステロイド系抗炎症剤を含有する皮膚外用
剤については、その経皮吸収性を向上させる技術が種々
提案されているが、未だ十分な経皮吸収性が得られてい
ないというのが現状である。
には多量の温感付与物質を配合する必要があるが、その
一方で、温感付与物質を多量に配合しようとすると皮膚
刺激性の問題や配合組成上の問題が生じるおそれがあっ
た。一方、非ステロイド系抗炎症剤を含有する皮膚外用
剤については、その経皮吸収性を向上させる技術が種々
提案されているが、未だ十分な経皮吸収性が得られてい
ないというのが現状である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
適用時の皮膚刺激性が改善されると共に、温感付与物質
による温感が増強され、温感の持続性にも優れるのみな
らず、非ステロイド系抗炎症剤の経皮吸収性が向上し、
更に持効性にも優れる皮膚外用剤を提供することを目的
とする。
適用時の皮膚刺激性が改善されると共に、温感付与物質
による温感が増強され、温感の持続性にも優れるのみな
らず、非ステロイド系抗炎症剤の経皮吸収性が向上し、
更に持効性にも優れる皮膚外用剤を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、
温感付与物質と2種以上の経皮吸収促進剤とを併用する
ことによって、温感付与物質による皮膚刺激性が緩和さ
れるのみならず、付与される温感が増強し、その持続性
も向上することを見い出し、更に鋭意検討したところ、
これらをそれぞれ所定量で非ステロイド系抗炎症剤を含
有する皮膚外用剤に配合することによって、非ステロイ
ド系抗炎症剤の経皮吸収性が大幅に向上する上、持効性
が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、
温感付与物質と2種以上の経皮吸収促進剤とを併用する
ことによって、温感付与物質による皮膚刺激性が緩和さ
れるのみならず、付与される温感が増強し、その持続性
も向上することを見い出し、更に鋭意検討したところ、
これらをそれぞれ所定量で非ステロイド系抗炎症剤を含
有する皮膚外用剤に配合することによって、非ステロイ
ド系抗炎症剤の経皮吸収性が大幅に向上する上、持効性
が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
【0006】従って、本発明は、非ステロイド系抗炎症
剤を含有すると共に、温感付与物質及び2種以上の経皮
吸収促進剤を配合してなり、上記温感付与物質の配合量
が全体の0.0001〜5重量%であり、且つ上記経皮
吸収促進剤の合計配合量が全体の0.1〜10重量%で
あることを特徴とする皮膚外用剤を提供する。ここで、
上記経皮吸収促進剤として、2種以上の非イオン性界面
活性剤を組み合わせ、これらを混合した時のHLB値が
8以上となるように組み合わせて配合すると、より好適
である。
剤を含有すると共に、温感付与物質及び2種以上の経皮
吸収促進剤を配合してなり、上記温感付与物質の配合量
が全体の0.0001〜5重量%であり、且つ上記経皮
吸収促進剤の合計配合量が全体の0.1〜10重量%で
あることを特徴とする皮膚外用剤を提供する。ここで、
上記経皮吸収促進剤として、2種以上の非イオン性界面
活性剤を組み合わせ、これらを混合した時のHLB値が
8以上となるように組み合わせて配合すると、より好適
である。
【0007】以下、本発明をより詳細に説明すると、本
発明の皮膚外用剤は、非ステロイド系抗炎症剤、温感付
与物質及び2種以上の経皮吸収促進剤を含有し、貼付
剤、クリーム剤、ゲル剤、ローション剤、軟膏剤等とし
て調製されるものであり、上記温感付与物質を配合する
ことによって、皮膚外用剤の温感の持続性が向上された
ものである。ここで、非ステロイド系抗炎症剤として
は、皮膚外用剤に配合し得るものであればその種類が特
に制限されるものではなく、例えばアスピリン、アズレ
ン、アセトアミノフェン、アセメタシン、アルクロフェ
ナク、アルミノプロフェン、アンピロキシカム、アンフ
ェナク、イソキシカム、イソキセバク、イブフェナク、
イブプロフェン、インドシン、インドプロフェン、イン
ドメタシン、エトドラク、エモルファゾン、オキサプロ
ジン、オキサブロフェン、オキシカム、オキセビナク、
オルセノン、オルトフェナミン酸、カルプロフェン、ク
リダナク、クリプロフェン、ケトチフェン、ケトプロフ
ェン、ケトロラク、ザルトプロフェン、ジクロフェナ
ク、シクロプロフェン、ジドメタシン、ジフルニサル、
硝酸イソソルビド、スドキシカム、スプロフェン、スリ
ンダク、ゾメビラク、チアプロフェン、チオキサプロフ
ェン、チオビナク、テニラック、テノキシカム、トラマ
ドール、トルメチン、トルフェナム酸、ナプロキセン、
ニフルミン酸、ビルプロフェン、ピロキシカム、フェニ
ドン、フェノプロフェン、フェルビナク、フェンクロフ
ェナク、フェンチアザク、フェンブフェン、ブクロキシ
酸、ブフェキサマク、プラノプロフェン、フルプロフェ
ン、フルフェナミン酸、フルフェニサル、フルルビプロ
フェン、フルルビプロフェンアキセチル、フロクタフェ
ニン、プロチジン酸、フロフェナク、ベノキサプロフェ
ン、ベノリレート、ベンダザク、ミロプロフェン、メク
ロフェナミン酸、メピリゾール、メフェナム酸、リシブ
フェン、ロキソプロフェン及びこれらの塩等が挙げら
れ、これらは1種を単独で又は2種以上を併用して用い
ることができる。本発明の場合、抗炎症作用、安全性な
どを考慮すると、これらの中でもフルルビプロフェン、
フェルビナク、ブフェキサマク、スプロフェン、イブプ
ロフェン、ジクロフェナクナトリウム、ピロキシカム、
インドメタシン、ザルトプロフェン、メフェナム酸等が
好適であり、特にフルルビプロフェン、フェルビナク、
ブフェキサマク、スプロフェン等を含有する場合に効果
的である。
発明の皮膚外用剤は、非ステロイド系抗炎症剤、温感付
与物質及び2種以上の経皮吸収促進剤を含有し、貼付
剤、クリーム剤、ゲル剤、ローション剤、軟膏剤等とし
て調製されるものであり、上記温感付与物質を配合する
ことによって、皮膚外用剤の温感の持続性が向上された
ものである。ここで、非ステロイド系抗炎症剤として
は、皮膚外用剤に配合し得るものであればその種類が特
に制限されるものではなく、例えばアスピリン、アズレ
ン、アセトアミノフェン、アセメタシン、アルクロフェ
ナク、アルミノプロフェン、アンピロキシカム、アンフ
ェナク、イソキシカム、イソキセバク、イブフェナク、
イブプロフェン、インドシン、インドプロフェン、イン
ドメタシン、エトドラク、エモルファゾン、オキサプロ
ジン、オキサブロフェン、オキシカム、オキセビナク、
オルセノン、オルトフェナミン酸、カルプロフェン、ク
リダナク、クリプロフェン、ケトチフェン、ケトプロフ
ェン、ケトロラク、ザルトプロフェン、ジクロフェナ
ク、シクロプロフェン、ジドメタシン、ジフルニサル、
硝酸イソソルビド、スドキシカム、スプロフェン、スリ
ンダク、ゾメビラク、チアプロフェン、チオキサプロフ
ェン、チオビナク、テニラック、テノキシカム、トラマ
ドール、トルメチン、トルフェナム酸、ナプロキセン、
ニフルミン酸、ビルプロフェン、ピロキシカム、フェニ
ドン、フェノプロフェン、フェルビナク、フェンクロフ
ェナク、フェンチアザク、フェンブフェン、ブクロキシ
酸、ブフェキサマク、プラノプロフェン、フルプロフェ
ン、フルフェナミン酸、フルフェニサル、フルルビプロ
フェン、フルルビプロフェンアキセチル、フロクタフェ
ニン、プロチジン酸、フロフェナク、ベノキサプロフェ
ン、ベノリレート、ベンダザク、ミロプロフェン、メク
ロフェナミン酸、メピリゾール、メフェナム酸、リシブ
フェン、ロキソプロフェン及びこれらの塩等が挙げら
れ、これらは1種を単独で又は2種以上を併用して用い
ることができる。本発明の場合、抗炎症作用、安全性な
どを考慮すると、これらの中でもフルルビプロフェン、
フェルビナク、ブフェキサマク、スプロフェン、イブプ
ロフェン、ジクロフェナクナトリウム、ピロキシカム、
インドメタシン、ザルトプロフェン、メフェナム酸等が
好適であり、特にフルルビプロフェン、フェルビナク、
ブフェキサマク、スプロフェン等を含有する場合に効果
的である。
【0008】本発明の皮膚外用剤全体に対する上記非ス
テロイド系抗炎症剤の配合量は特に制限されるものでは
なく、皮膚外用剤の剤型、使用目的等によって適宜選定
することができるが、通常外用剤全体の0.1〜10%
(重量%、以下同様)、より好ましくは0.2〜5%、
更に好ましくは0.3〜3%が好ましい。非ステロイド
系抗炎症剤の配合量が少なすぎると十分な薬効が得られ
ない場合があり、多すぎると皮膚刺激の副作用が生じる
場合がある。
テロイド系抗炎症剤の配合量は特に制限されるものでは
なく、皮膚外用剤の剤型、使用目的等によって適宜選定
することができるが、通常外用剤全体の0.1〜10%
(重量%、以下同様)、より好ましくは0.2〜5%、
更に好ましくは0.3〜3%が好ましい。非ステロイド
系抗炎症剤の配合量が少なすぎると十分な薬効が得られ
ない場合があり、多すぎると皮膚刺激の副作用が生じる
場合がある。
【0009】本発明の皮膚外用剤に配合される温感付与
物質は、皮膚に適用した時に温感を感じさせる物質であ
ればよく、このような温感付与物質としては、例えばカ
プサイシノイド,カプサイシン,ジヒドロキシカプサイ
シン、カプサンチンなどのカプサイシン類似体,カプシ
コシド,トウガラシエキス,トウガラシチンキ,トウガ
ラシ末等のトウガラシ由来物質、ニコチン酸ベンジル、
ニコチン酸β−ブトキシエチル、N−アシルワニルアミ
ド、ノニル酸ワニルアミド等が挙げられ、これらは1種
を単独で又は2種以上を併用して用いることができる。
本発明の場合、非ステロイド系抗炎症剤の経皮吸収性及
び持効性を更に向上させることを考慮すれば、上記温感
付与物質を2種以上併用するとより好適であり、これら
の中でもトウガラシ由来の温感付与物質が皮膚刺激性を
より緩和するという点でより有用であり、特にカプシコ
シドと他のトウガラシ由来のものとを組み合わせるとよ
り効果的である。なお、カプサイシンの具体的成分とし
ては、8−メチル−N−バニリル−6E−ノネンアミ
ド,N−バニリルノナンアミド等、カプサイシノイドの
具体的成分としては、N−バニリル−9−オクタデセン
アミド等、ジヒドロキシカプサイシン,カプサンチンの
ようなカプサイシン類似体の具体的成分としては、N−
バニリル−アルカジエンアミド,N−バニリル−アルカ
ンジエンニル,N−バニリル−cis−モノ不飽和アル
ケンアミド等を挙げることができる。
物質は、皮膚に適用した時に温感を感じさせる物質であ
ればよく、このような温感付与物質としては、例えばカ
プサイシノイド,カプサイシン,ジヒドロキシカプサイ
シン、カプサンチンなどのカプサイシン類似体,カプシ
コシド,トウガラシエキス,トウガラシチンキ,トウガ
ラシ末等のトウガラシ由来物質、ニコチン酸ベンジル、
ニコチン酸β−ブトキシエチル、N−アシルワニルアミ
ド、ノニル酸ワニルアミド等が挙げられ、これらは1種
を単独で又は2種以上を併用して用いることができる。
本発明の場合、非ステロイド系抗炎症剤の経皮吸収性及
び持効性を更に向上させることを考慮すれば、上記温感
付与物質を2種以上併用するとより好適であり、これら
の中でもトウガラシ由来の温感付与物質が皮膚刺激性を
より緩和するという点でより有用であり、特にカプシコ
シドと他のトウガラシ由来のものとを組み合わせるとよ
り効果的である。なお、カプサイシンの具体的成分とし
ては、8−メチル−N−バニリル−6E−ノネンアミ
ド,N−バニリルノナンアミド等、カプサイシノイドの
具体的成分としては、N−バニリル−9−オクタデセン
アミド等、ジヒドロキシカプサイシン,カプサンチンの
ようなカプサイシン類似体の具体的成分としては、N−
バニリル−アルカジエンアミド,N−バニリル−アルカ
ンジエンニル,N−バニリル−cis−モノ不飽和アル
ケンアミド等を挙げることができる。
【0010】本発明の皮膚外用剤全体に対する上記温感
付与物質の配合量(2種以上併用の場合は合計配合量)
は、皮膚外用剤全体の0.0001〜5%であり、好ま
しくは0.001〜3%、より好ましくは0.01〜1
%である。上記温感付与物質の配合量が少なすぎると十
分な温感が付与されず、多すぎると皮膚刺激性を生じる
場合がある。なお、上記非ステロイド系抗炎症剤に対す
る上記温感付与物質の配合割合は、好ましくは上記非ス
テロイド系抗炎症剤:温感付与物質(重量比)=1:
0.0001〜1:1、より好ましくは1:0.001
〜1:0.7、更に好ましくは1:0.002〜1:
0.5である。非ステロイド系抗炎症剤の配合割合が小
さすぎると薬効が不十分となる場合があり、大きすぎる
とそれ以上配合しても経皮吸収性の向上効果において差
が得られない。なお、上記温感付与物質を2種以上併用
する場合、その配合比(重量)は一方の配合量が他方の
1〜5000倍、特に1〜2000となるように配合す
るとより好適であり、特にカプシコシドを他のトウガラ
シ由来の物質と併用する場合、カプシコシドに対する他
のトウガラシ由来の物質の配合量が1〜5000倍、特
に1〜2000となるように配合すると、より効果的で
ある。
付与物質の配合量(2種以上併用の場合は合計配合量)
は、皮膚外用剤全体の0.0001〜5%であり、好ま
しくは0.001〜3%、より好ましくは0.01〜1
%である。上記温感付与物質の配合量が少なすぎると十
分な温感が付与されず、多すぎると皮膚刺激性を生じる
場合がある。なお、上記非ステロイド系抗炎症剤に対す
る上記温感付与物質の配合割合は、好ましくは上記非ス
テロイド系抗炎症剤:温感付与物質(重量比)=1:
0.0001〜1:1、より好ましくは1:0.001
〜1:0.7、更に好ましくは1:0.002〜1:
0.5である。非ステロイド系抗炎症剤の配合割合が小
さすぎると薬効が不十分となる場合があり、大きすぎる
とそれ以上配合しても経皮吸収性の向上効果において差
が得られない。なお、上記温感付与物質を2種以上併用
する場合、その配合比(重量)は一方の配合量が他方の
1〜5000倍、特に1〜2000となるように配合す
るとより好適であり、特にカプシコシドを他のトウガラ
シ由来の物質と併用する場合、カプシコシドに対する他
のトウガラシ由来の物質の配合量が1〜5000倍、特
に1〜2000となるように配合すると、より効果的で
ある。
【0011】本発明の皮膚外用剤に配合される経皮吸収
促進剤としては、皮膚外用剤中の有効成分の経皮吸収性
を向上させるものであればよく、このような成分とし
て、例えばアゾン(1−ドデシルアザシクロヘプタン−
2−オン)、ピロリドン類、チオグリコール酸カルシウ
ム、高級アルコール類、エナミン及びその誘導体、脂肪
酸類、サリチル酸類、多塩基酸類、クロタミトン、テル
ペン類、ベンジルアルコール、スクワラン、非イオン性
界面活性剤等を挙げることができ、本発明の場合、これ
らを2種以上組み合わせて使用するものであり、特に非
イオン性界面活性剤を1種単独で他の経皮吸収促進剤と
組み合わせる場合、HLB値が8以上、好ましくは8〜
25、より好ましくは10〜20である非イオン性界面
活性剤を使用すると、皮膚刺激性をより緩和することが
でき、また、非イオン性界面活性剤を2種以上組み合わ
せる場合も、混合した非イオン性界面活性剤全体のHL
B値が8以上、好ましくは8〜25、より好ましくは1
0〜20となるように組み合わせて配合すると、更に皮
膚刺激性を効果的に緩和することができる。なお、HL
B値が低すぎると製剤化して使用する際にベタつきが生
じて、使用性において劣る場合がある。
促進剤としては、皮膚外用剤中の有効成分の経皮吸収性
を向上させるものであればよく、このような成分とし
て、例えばアゾン(1−ドデシルアザシクロヘプタン−
2−オン)、ピロリドン類、チオグリコール酸カルシウ
ム、高級アルコール類、エナミン及びその誘導体、脂肪
酸類、サリチル酸類、多塩基酸類、クロタミトン、テル
ペン類、ベンジルアルコール、スクワラン、非イオン性
界面活性剤等を挙げることができ、本発明の場合、これ
らを2種以上組み合わせて使用するものであり、特に非
イオン性界面活性剤を1種単独で他の経皮吸収促進剤と
組み合わせる場合、HLB値が8以上、好ましくは8〜
25、より好ましくは10〜20である非イオン性界面
活性剤を使用すると、皮膚刺激性をより緩和することが
でき、また、非イオン性界面活性剤を2種以上組み合わ
せる場合も、混合した非イオン性界面活性剤全体のHL
B値が8以上、好ましくは8〜25、より好ましくは1
0〜20となるように組み合わせて配合すると、更に皮
膚刺激性を効果的に緩和することができる。なお、HL
B値が低すぎると製剤化して使用する際にベタつきが生
じて、使用性において劣る場合がある。
【0012】ここで、ピロリドン類として、具体的には
例えば2−ピロリドン,1−メチル−2−ピロリドン,
5−メチル−2−ピロリドン,1,5−ジメチル−2−
ピロリドン,1−エチル−2−ピロリドン,2−ピロリ
ドン−5−カルボン酸及びその塩等のピロリドン,その
誘導体及びその塩を挙げることができ、高級アルコール
類として、具体的には例えばオレイルアルコール,ラウ
リルアルコール,ミリスチルアルコール,2−オクチル
ドデカノール,2−ヘキシルドデカノール等の炭素数8
〜22の飽和又は不飽和高級アルコール及びその誘導体
であって経皮吸収促進作用を有するもの、多塩基酸類と
して、具体的には例えばアジピン酸ジエチル,アジピン
酸イソプロピル,アジピン酸ジイソプロピル等の炭素数
2以上の多塩基酸及びその誘導体であって経皮吸収促進
作用を有するもの、脂肪酸類として、具体的には例えば
カプリン酸ナトリウム,リノール酸,オレイン酸,ラウ
リル硫酸ナトリウム,セチル硫酸ナトリウムなどの炭素
数8〜22の脂肪酸及びその塩、ミリスチン酸エチル,
ミリスチン酸オクチルドデシル,ミリスチン酸イソプロ
ピル,セバシン酸ジイソプロピル,セバシン酸ジエチ
ル,パルミチン酸イソプロピル,オレイン酸デシル,ラ
ウリン酸エチル,ブチル酸エチル,カプリン酸エチル,
カプリン酸モノグリセリドなどの炭素数8以上の脂肪酸
と炭素数8〜22の直鎖又は分枝のアルキル基とのエス
テルである脂肪酸誘導体であって経皮吸収促進作用を有
するもの、サリチル酸類として、具体的には例えばサリ
チル酸,サリチル酸ナトリウム,サリチル酸メチル,サ
リチル酸エチル,5−メトキシサリシレート,サリチル
酸グリコール等のサリチル酸,その塩及びその誘導体、
テルペン類として、具体的には例えばハッカ油,ユーカ
リ等、その他の具体的な化合物としては、ジエチルサク
シネート,トリアセチン,トリブチリン等が挙げられ
る。
例えば2−ピロリドン,1−メチル−2−ピロリドン,
5−メチル−2−ピロリドン,1,5−ジメチル−2−
ピロリドン,1−エチル−2−ピロリドン,2−ピロリ
ドン−5−カルボン酸及びその塩等のピロリドン,その
誘導体及びその塩を挙げることができ、高級アルコール
類として、具体的には例えばオレイルアルコール,ラウ
リルアルコール,ミリスチルアルコール,2−オクチル
ドデカノール,2−ヘキシルドデカノール等の炭素数8
〜22の飽和又は不飽和高級アルコール及びその誘導体
であって経皮吸収促進作用を有するもの、多塩基酸類と
して、具体的には例えばアジピン酸ジエチル,アジピン
酸イソプロピル,アジピン酸ジイソプロピル等の炭素数
2以上の多塩基酸及びその誘導体であって経皮吸収促進
作用を有するもの、脂肪酸類として、具体的には例えば
カプリン酸ナトリウム,リノール酸,オレイン酸,ラウ
リル硫酸ナトリウム,セチル硫酸ナトリウムなどの炭素
数8〜22の脂肪酸及びその塩、ミリスチン酸エチル,
ミリスチン酸オクチルドデシル,ミリスチン酸イソプロ
ピル,セバシン酸ジイソプロピル,セバシン酸ジエチ
ル,パルミチン酸イソプロピル,オレイン酸デシル,ラ
ウリン酸エチル,ブチル酸エチル,カプリン酸エチル,
カプリン酸モノグリセリドなどの炭素数8以上の脂肪酸
と炭素数8〜22の直鎖又は分枝のアルキル基とのエス
テルである脂肪酸誘導体であって経皮吸収促進作用を有
するもの、サリチル酸類として、具体的には例えばサリ
チル酸,サリチル酸ナトリウム,サリチル酸メチル,サ
リチル酸エチル,5−メトキシサリシレート,サリチル
酸グリコール等のサリチル酸,その塩及びその誘導体、
テルペン類として、具体的には例えばハッカ油,ユーカ
リ等、その他の具体的な化合物としては、ジエチルサク
シネート,トリアセチン,トリブチリン等が挙げられ
る。
【0013】また、非イオン性界面活性剤としては、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル,ソルビタン脂肪酸
エステル,ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の
エステル型、ポリオキシエチレン(以下、POE)ソル
ビタン脂肪酸エステル,POEソルビトール脂肪酸エス
テル,POEヒマシ油,POE硬化ヒマシ油,POEグ
リセリン脂肪酸エステル等のエーテルエステル型、PO
Eアルキルエーテル及びそのリン酸塩,POEポリオキ
シプロピレン(以下、POP)アルキルエーテル,PO
Eアルキルフェニルエーテル,POEラノリンアルコー
ル等のエーテル型などを使用することができ、より具体
的には、プロピレングリコール脂肪酸エステルとして、
例えばモノステアリン酸プロピレングリコール(自己乳
化型)(HLB4.0),モノステアリン酸プロピレン
グリコール(3.5)等、グリセリン脂肪酸エステルと
して、例えばモノステアリン酸グリセリル(1.5〜
4.0),モノステアリン酸グリセリル(自己乳化型)
(3.0〜10.0)等、ソルビタン脂肪酸エステルと
して、例えばモノオレイン酸ソルビタン(4.3,5.
0),セスキオレイン酸ソルビタン(3.7,4.
5),トリオレイン酸ソルビタン(1.7,4.0),
モノラウリン酸ソルビタン(8.6),モノパルミチン
酸ソルビタン(6.7),モノステアリン酸ソルビタン
(4.7),トリステアリン酸ソルビタン(2.1)
等、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとして、例
えばモノラウリン酸ポリエチレングリコール(10E
O)(12.5),モノステアリン酸ポリエチレングリ
コール(2EO)(4.0),モノステアリン酸ポリエ
チレングリコール(4EO)(6.5),モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール(10EO)(11.
0),モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25
EO)(15.0),モノステアリン酸ポリエチレング
リコール(40EO)(17.5)〔POE(40)モ
ノステアレート(17.0)等のPOE脂肪酸エステ
ル〕,モノステアリン酸ポリエチレングリコール(45
EO)(18.0),モノステアリン酸ポリエチレング
リコール(55EO)(18.0),モノオレイン酸ポ
リエチレングリコール(2EO)(4.5),モノオレ
イン酸ポリエチレングリコール(6EO)(8.5),
モノステアリン酸エチレングリコール(3.5),ジス
テアリン酸ポリエチレングリコール(8.5,16.
5)等を挙げることができる。更に、POEソルビタン
脂肪酸エステルとして、例えばモノオレイン酸POE
(6)ソルビタン(10.0),モノオレイン酸POE
(20)ソルビタン(15.0),モノパルミチン酸P
OE(20)ソルビタン(15.6),モノステアリン
酸POE(6)ソルビタン(9.6),モノステアリン
酸POE(20)ソルビタン(14.9),POE
(4)ソルビタントリステアレート(1.0),トリス
テアリン酸POE(20)ソルビタン(10.5),ト
リオレイン酸POE(20)ソルビタン(11.0),
POE(20)ソルビタンモノラウレート(16.0)
等、POEソルビトール脂肪酸エステルとして、例えば
テトラオレイン酸POE(6)ソルビトール(8.
5),テトラオレイン酸POE(30)ソルビトール
(11.5),テトラオレイン酸POE(40)ソルビ
トール(12.5),テトラオレイン酸POE(60)
ソルビトール(14.0),モノラウリン酸POE
(6)ソルビトール(15.5)等、POEヒマシ油と
して、例えばPOE(3)ヒマシ油(3.0),POE
(10)ヒマシ油(6.5),POE(20)ヒマシ油
(10.5),POE(30)ヒマシ油(11.0),
POE(40)ヒマシ油(12.5)等、POE硬化ヒ
マシ油として、例えばPOE(5)硬化ヒマシ油(6.
0),POE(10)硬化ヒマシ油(6.5),POE
(20)硬化ヒマシ油(10.5),POE(30)硬
化ヒマシ油(11.0),POE(40)硬化ヒマシ油
(12.5),POE(50)硬化ヒマシ油(13.
5),POE(60)硬化ヒマシ油(14.0),PO
E(100)硬化ヒマシ油(16.5)等、POEグリ
セリン脂肪酸エステルとして、例えばモノステアリン酸
POE(5)グリセリル(9.5),モノステアリン酸
POE(15)グリセリル(13.5)等を挙げること
ができる。
ロピレングリコール脂肪酸エステル,ソルビタン脂肪酸
エステル,ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の
エステル型、ポリオキシエチレン(以下、POE)ソル
ビタン脂肪酸エステル,POEソルビトール脂肪酸エス
テル,POEヒマシ油,POE硬化ヒマシ油,POEグ
リセリン脂肪酸エステル等のエーテルエステル型、PO
Eアルキルエーテル及びそのリン酸塩,POEポリオキ
シプロピレン(以下、POP)アルキルエーテル,PO
Eアルキルフェニルエーテル,POEラノリンアルコー
ル等のエーテル型などを使用することができ、より具体
的には、プロピレングリコール脂肪酸エステルとして、
例えばモノステアリン酸プロピレングリコール(自己乳
化型)(HLB4.0),モノステアリン酸プロピレン
グリコール(3.5)等、グリセリン脂肪酸エステルと
して、例えばモノステアリン酸グリセリル(1.5〜
4.0),モノステアリン酸グリセリル(自己乳化型)
(3.0〜10.0)等、ソルビタン脂肪酸エステルと
して、例えばモノオレイン酸ソルビタン(4.3,5.
0),セスキオレイン酸ソルビタン(3.7,4.
5),トリオレイン酸ソルビタン(1.7,4.0),
モノラウリン酸ソルビタン(8.6),モノパルミチン
酸ソルビタン(6.7),モノステアリン酸ソルビタン
(4.7),トリステアリン酸ソルビタン(2.1)
等、ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとして、例
えばモノラウリン酸ポリエチレングリコール(10E
O)(12.5),モノステアリン酸ポリエチレングリ
コール(2EO)(4.0),モノステアリン酸ポリエ
チレングリコール(4EO)(6.5),モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール(10EO)(11.
0),モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25
EO)(15.0),モノステアリン酸ポリエチレング
リコール(40EO)(17.5)〔POE(40)モ
ノステアレート(17.0)等のPOE脂肪酸エステ
ル〕,モノステアリン酸ポリエチレングリコール(45
EO)(18.0),モノステアリン酸ポリエチレング
リコール(55EO)(18.0),モノオレイン酸ポ
リエチレングリコール(2EO)(4.5),モノオレ
イン酸ポリエチレングリコール(6EO)(8.5),
モノステアリン酸エチレングリコール(3.5),ジス
テアリン酸ポリエチレングリコール(8.5,16.
5)等を挙げることができる。更に、POEソルビタン
脂肪酸エステルとして、例えばモノオレイン酸POE
(6)ソルビタン(10.0),モノオレイン酸POE
(20)ソルビタン(15.0),モノパルミチン酸P
OE(20)ソルビタン(15.6),モノステアリン
酸POE(6)ソルビタン(9.6),モノステアリン
酸POE(20)ソルビタン(14.9),POE
(4)ソルビタントリステアレート(1.0),トリス
テアリン酸POE(20)ソルビタン(10.5),ト
リオレイン酸POE(20)ソルビタン(11.0),
POE(20)ソルビタンモノラウレート(16.0)
等、POEソルビトール脂肪酸エステルとして、例えば
テトラオレイン酸POE(6)ソルビトール(8.
5),テトラオレイン酸POE(30)ソルビトール
(11.5),テトラオレイン酸POE(40)ソルビ
トール(12.5),テトラオレイン酸POE(60)
ソルビトール(14.0),モノラウリン酸POE
(6)ソルビトール(15.5)等、POEヒマシ油と
して、例えばPOE(3)ヒマシ油(3.0),POE
(10)ヒマシ油(6.5),POE(20)ヒマシ油
(10.5),POE(30)ヒマシ油(11.0),
POE(40)ヒマシ油(12.5)等、POE硬化ヒ
マシ油として、例えばPOE(5)硬化ヒマシ油(6.
0),POE(10)硬化ヒマシ油(6.5),POE
(20)硬化ヒマシ油(10.5),POE(30)硬
化ヒマシ油(11.0),POE(40)硬化ヒマシ油
(12.5),POE(50)硬化ヒマシ油(13.
5),POE(60)硬化ヒマシ油(14.0),PO
E(100)硬化ヒマシ油(16.5)等、POEグリ
セリン脂肪酸エステルとして、例えばモノステアリン酸
POE(5)グリセリル(9.5),モノステアリン酸
POE(15)グリセリル(13.5)等を挙げること
ができる。
【0014】そして更に、POEアルキルエーテルとし
て、例えばPOE(2)ラウリルエーテル(9.5),
POE(3)ラウリルエーテル(6.0),POE
(4.2)ラウリルエーテル(11.5),POE
(5)ラウリルエーテル(9.0),POE(7)ラウ
リルエーテル(10.0),POE(9)ラウリルエー
テル(14.5),POE(10)ラウリルエーテル
(12.0),POE(12)ラウリルエーテル(1
3.0),POE(15)ラウリルエーテル(14.
0),POE(20)ラウリルエーテル(16.0),
POE(25)ラウリルエーテル(19.5),POE
(30)ラウリルエーテル(18.0),POE(5
0)ラウリルエーテル(21.0),POE(2)セチ
ルエーテル(8.0),POE(5.5)セチルエーテ
ル(10.5),POE(7)セチルエーテル(11.
5),POE(10)セチルエーテル(13.5),P
OE(15)セチルエーテル(15.5),POE(2
0)セチルエーテル(17.0),POE(23)セチ
ルエーテル(18.0),POE(25)セチルエーテ
ル(18.5),POE(30)セチルエーテル(1
9.5),POE(40)セチルエーテル(20.
0),POE(2)ステアリルエーテル(8.0),P
OE(4)ステアリルエーテル(9.0),POE
(6)ステアリルエーテル(7.0),POE(20)
ステアリルエーテル(18.0),POE(2)オレイ
ルエーテル(7.5),POE(7)オレイルエーテル
(10.5),POE(10)オレイルエーテル(1
4.0),POE(15)オレイルエーテル(16.
0),POE(20)オレイルエーテル(17.0),
POE(50)オレイルエーテル(HLB18.0),
POE(5)ベヘニルエーテル(HLB7.0),PO
E(10)ベヘニルエーテル(HLB10.0),PO
E(20)ベヘニルエーテル(HLB16.5),PO
E(30)ベヘニルエーテル(HLB18.0)等、P
OEアルキルエーテルリン酸塩として、例えばPOE
(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム(HLB1
7.0),POE(4)ラウリルエーテルリン酸ナトリ
ウム(HLB13.0),POE(5)セチルエーテル
リン酸ナトリウム(HLB10.0),POE(8)オ
レイルエーテルリン酸ナトリウム(HLB12.5)
等、POEPOPアルキルエーテルとして、例えばPO
E(10)POP(4)セチルエーテル(HLB10.
5),POE(20)POP(4)セチルエーテル(H
LB16.5),POE(20)POP(8)セチルエ
ーテル(HLB12.5)等、POEアルキルフェニル
エーテルとして、例えばPOE(2)ノニルフェニルエ
ーテル(HLB4.5),POE(5)ノニルフェニル
エーテル(HLB8.0),POE(7.5)ノニルフ
ェニルエーテル(HLB14.0),POE(10)ノ
ニルフェニルエーテル(HLB16.5),POE(1
5)ノニルフェニルエーテル(HLB18.0),PO
E(18)ノニルフェニルエーテル(HLB19.
0),POE(20)ノニルフェニルエーテル(HLB
20.0),POE(10)オクチルフェニルエーテル
(HLB13.5),POE(30)オクチルフェニル
エーテル(HLB20.0)等、POEラノリンアルコ
ールとして、例えばPOE(5)ラノリンアルコール
(HLB12.5),POE(10)ラノリンアルコー
ル(HLB15.5),POE(20)ラノリンアルコ
ール(HLB16.0),POE(40)ラノリンアル
コール(HLB17.0)等を挙げることができ、その
他にもPOEラノリン(HLB15.0)等のPOEラ
ノリン、POE(6)ソルビットミツロウ(HLB7.
5),POE(20)ソルビットミツロウ(HLB9.
5)等のPOEミツロウ誘導体、POE(15)オレイ
ルアミン(HLB15.5)等のPOEアルキルアミ
ン、オクタン酸セチル(HLB0.0)等の脂肪酸エス
テル、トリオクタン酸グリセリル(HLB1.0)等の
トリ脂肪酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド(HLB11.0),メチルフェニルポリシロキサン
(HLB0.0),ラウリン酸ジエタノールアミド(H
LB11.0)等の非イオン性界面活性剤を挙げること
ができる。
て、例えばPOE(2)ラウリルエーテル(9.5),
POE(3)ラウリルエーテル(6.0),POE
(4.2)ラウリルエーテル(11.5),POE
(5)ラウリルエーテル(9.0),POE(7)ラウ
リルエーテル(10.0),POE(9)ラウリルエー
テル(14.5),POE(10)ラウリルエーテル
(12.0),POE(12)ラウリルエーテル(1
3.0),POE(15)ラウリルエーテル(14.
0),POE(20)ラウリルエーテル(16.0),
POE(25)ラウリルエーテル(19.5),POE
(30)ラウリルエーテル(18.0),POE(5
0)ラウリルエーテル(21.0),POE(2)セチ
ルエーテル(8.0),POE(5.5)セチルエーテ
ル(10.5),POE(7)セチルエーテル(11.
5),POE(10)セチルエーテル(13.5),P
OE(15)セチルエーテル(15.5),POE(2
0)セチルエーテル(17.0),POE(23)セチ
ルエーテル(18.0),POE(25)セチルエーテ
ル(18.5),POE(30)セチルエーテル(1
9.5),POE(40)セチルエーテル(20.
0),POE(2)ステアリルエーテル(8.0),P
OE(4)ステアリルエーテル(9.0),POE
(6)ステアリルエーテル(7.0),POE(20)
ステアリルエーテル(18.0),POE(2)オレイ
ルエーテル(7.5),POE(7)オレイルエーテル
(10.5),POE(10)オレイルエーテル(1
4.0),POE(15)オレイルエーテル(16.
0),POE(20)オレイルエーテル(17.0),
POE(50)オレイルエーテル(HLB18.0),
POE(5)ベヘニルエーテル(HLB7.0),PO
E(10)ベヘニルエーテル(HLB10.0),PO
E(20)ベヘニルエーテル(HLB16.5),PO
E(30)ベヘニルエーテル(HLB18.0)等、P
OEアルキルエーテルリン酸塩として、例えばPOE
(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム(HLB1
7.0),POE(4)ラウリルエーテルリン酸ナトリ
ウム(HLB13.0),POE(5)セチルエーテル
リン酸ナトリウム(HLB10.0),POE(8)オ
レイルエーテルリン酸ナトリウム(HLB12.5)
等、POEPOPアルキルエーテルとして、例えばPO
E(10)POP(4)セチルエーテル(HLB10.
5),POE(20)POP(4)セチルエーテル(H
LB16.5),POE(20)POP(8)セチルエ
ーテル(HLB12.5)等、POEアルキルフェニル
エーテルとして、例えばPOE(2)ノニルフェニルエ
ーテル(HLB4.5),POE(5)ノニルフェニル
エーテル(HLB8.0),POE(7.5)ノニルフ
ェニルエーテル(HLB14.0),POE(10)ノ
ニルフェニルエーテル(HLB16.5),POE(1
5)ノニルフェニルエーテル(HLB18.0),PO
E(18)ノニルフェニルエーテル(HLB19.
0),POE(20)ノニルフェニルエーテル(HLB
20.0),POE(10)オクチルフェニルエーテル
(HLB13.5),POE(30)オクチルフェニル
エーテル(HLB20.0)等、POEラノリンアルコ
ールとして、例えばPOE(5)ラノリンアルコール
(HLB12.5),POE(10)ラノリンアルコー
ル(HLB15.5),POE(20)ラノリンアルコ
ール(HLB16.0),POE(40)ラノリンアル
コール(HLB17.0)等を挙げることができ、その
他にもPOEラノリン(HLB15.0)等のPOEラ
ノリン、POE(6)ソルビットミツロウ(HLB7.
5),POE(20)ソルビットミツロウ(HLB9.
5)等のPOEミツロウ誘導体、POE(15)オレイ
ルアミン(HLB15.5)等のPOEアルキルアミ
ン、オクタン酸セチル(HLB0.0)等の脂肪酸エス
テル、トリオクタン酸グリセリル(HLB1.0)等の
トリ脂肪酸グリセリン、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド(HLB11.0),メチルフェニルポリシロキサン
(HLB0.0),ラウリン酸ジエタノールアミド(H
LB11.0)等の非イオン性界面活性剤を挙げること
ができる。
【0015】本発明の場合、上記経皮吸収促進剤を2種
以上適宜組み合わせて使用するものであり、上述したよ
うに上記非イオン性界面活性剤を除く経皮吸収促進剤を
2種以上適宜組み合わせて使用する場合、上記非イオン
性界面活性剤の1種を非イオン性界面活性剤以外の経皮
吸収促進剤と組み合わせる場合、非イオン性界面活性剤
を2種以上を組み合わせる場合があり、上記非イオン性
界面活性剤の1種を非イオン性界面活性剤以外の経皮吸
収促進剤と組み合わせる場合は、上述したように上記非
イオン性界面活性剤の中でもHLB値が8以上のものと
の組み合わせがより好適であり、非イオン性界面活性剤
を2種以上を組み合わせて配合する場合には、上記非イ
オン性界面活性剤を全体のHLB値が8以上となるよう
に組み合わせるとより好適である。なお、経皮吸収促進
剤を2種以上適宜組み合わせて使用する場合の配合比率
(重量比)は特に制限されるものではなく、目的とする
製剤の剤型、経皮吸収促進剤の組み合わせ等によって適
宜選定される。
以上適宜組み合わせて使用するものであり、上述したよ
うに上記非イオン性界面活性剤を除く経皮吸収促進剤を
2種以上適宜組み合わせて使用する場合、上記非イオン
性界面活性剤の1種を非イオン性界面活性剤以外の経皮
吸収促進剤と組み合わせる場合、非イオン性界面活性剤
を2種以上を組み合わせる場合があり、上記非イオン性
界面活性剤の1種を非イオン性界面活性剤以外の経皮吸
収促進剤と組み合わせる場合は、上述したように上記非
イオン性界面活性剤の中でもHLB値が8以上のものと
の組み合わせがより好適であり、非イオン性界面活性剤
を2種以上を組み合わせて配合する場合には、上記非イ
オン性界面活性剤を全体のHLB値が8以上となるよう
に組み合わせるとより好適である。なお、経皮吸収促進
剤を2種以上適宜組み合わせて使用する場合の配合比率
(重量比)は特に制限されるものではなく、目的とする
製剤の剤型、経皮吸収促進剤の組み合わせ等によって適
宜選定される。
【0016】本発明の皮膚外用剤全体に対する上記経皮
吸収促進剤の合計配合量は、皮膚外用剤全体の0.1〜
10%であり、好ましくは0.3〜8%、より好ましく
は0.5〜5%である。上記経皮吸収促進剤の合計配合
量が少なすぎると配合の効果が十分に得られず、多すぎ
るとそれ以上配合しても効果に差がない。また、上記温
感付与物質に対する配合割合(重量比)は、好ましくは
上記温感付与物質:経皮吸収促進剤(合計量)=0.0
001:1〜1:1、より好ましくは0.001:1〜
0.7:1、更に好ましくは0.002:1〜0.5:
1である。経皮吸収促進剤の配合割合が小さすぎると皮
膚刺激性を十分に緩和することができない場合があり、
大きすぎると製剤設計上、温感付与物質を十分量配合し
難くなって、十分な温感が得られなくなる場合がある。
なお、上記非ステロイド系抗炎症剤に対する上記経皮吸
収促進剤(合計)の配合割合は、好ましくは上記非ステ
ロイド系抗炎症剤:経皮吸収促進剤(重量比)=1:
0.1〜1:50、より好ましくは1:0.5〜1:3
0、更に好ましくは1:1〜1:10である。非ステロ
イド系抗炎症剤の配合割合が小さすぎると薬効が不十分
となる場合があり、大きすぎると十分な経皮吸収性の向
上効果が得られない場合がある。
吸収促進剤の合計配合量は、皮膚外用剤全体の0.1〜
10%であり、好ましくは0.3〜8%、より好ましく
は0.5〜5%である。上記経皮吸収促進剤の合計配合
量が少なすぎると配合の効果が十分に得られず、多すぎ
るとそれ以上配合しても効果に差がない。また、上記温
感付与物質に対する配合割合(重量比)は、好ましくは
上記温感付与物質:経皮吸収促進剤(合計量)=0.0
001:1〜1:1、より好ましくは0.001:1〜
0.7:1、更に好ましくは0.002:1〜0.5:
1である。経皮吸収促進剤の配合割合が小さすぎると皮
膚刺激性を十分に緩和することができない場合があり、
大きすぎると製剤設計上、温感付与物質を十分量配合し
難くなって、十分な温感が得られなくなる場合がある。
なお、上記非ステロイド系抗炎症剤に対する上記経皮吸
収促進剤(合計)の配合割合は、好ましくは上記非ステ
ロイド系抗炎症剤:経皮吸収促進剤(重量比)=1:
0.1〜1:50、より好ましくは1:0.5〜1:3
0、更に好ましくは1:1〜1:10である。非ステロ
イド系抗炎症剤の配合割合が小さすぎると薬効が不十分
となる場合があり、大きすぎると十分な経皮吸収性の向
上効果が得られない場合がある。
【0017】本発明の皮膚外用剤には、上記必須成分以
外に非ステロイド系抗炎症剤以外の有効成分、色素、香
料等を必要に応じて適宜配合することができる。なお、
上記有効成分等の配合量は本発明の効果を妨げない範囲
で通常量とすることができる。
外に非ステロイド系抗炎症剤以外の有効成分、色素、香
料等を必要に応じて適宜配合することができる。なお、
上記有効成分等の配合量は本発明の効果を妨げない範囲
で通常量とすることができる。
【0018】更に、本発明の皮膚外用剤には、その他の
任意成分として剤型に応じた適宜な成分を添加し、各製
剤の通常の方法で調製することができる。例えば貼付剤
を調製する場合には、水系粘着剤として、ポリアクリル
酸,ポリアクリル酸塩,ポリビニルアルコール,ポリビ
ニルピロリドン,ポリビニルピロリドン・ビニルアセテ
ート共重合体,カルボキシビニル共重合体,メチルセル
ロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキシメチ
ルセルロース塩,カルボキシエチルセルロース,カルボ
キシエチルセルロース塩,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,アルギン酸ソーダ,ゼラチン,ペクチン,ポリエチ
レンオキサイド,メチルビニルエーテル・無水マレイン
酸共重合体,カルボキシメチルスターチ等の1種又は2
種以上の水溶性高分子物質(配合量通常基剤全体の1〜
15%)、カオリン,ベントナイト,モンモリロナイ
ト,酸化チタン,酸化亜鉛,水酸化アルミニウム,無水
ケイ酸等の1種又は2種以上の無機粉体(配合量通常基
剤全体の0〜10%)、プロピレングリコール,グリセ
リン,ソルビトール,乳酸ナトリウム等の1種又は2種
以上の保湿剤(配合量通常基剤全体の0〜20%)及び
水を適宜割合で混合したものなどを使用することができ
る。
任意成分として剤型に応じた適宜な成分を添加し、各製
剤の通常の方法で調製することができる。例えば貼付剤
を調製する場合には、水系粘着剤として、ポリアクリル
酸,ポリアクリル酸塩,ポリビニルアルコール,ポリビ
ニルピロリドン,ポリビニルピロリドン・ビニルアセテ
ート共重合体,カルボキシビニル共重合体,メチルセル
ロース,カルボキシメチルセルロース,カルボキシメチ
ルセルロース塩,カルボキシエチルセルロース,カルボ
キシエチルセルロース塩,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,アルギン酸ソーダ,ゼラチン,ペクチン,ポリエチ
レンオキサイド,メチルビニルエーテル・無水マレイン
酸共重合体,カルボキシメチルスターチ等の1種又は2
種以上の水溶性高分子物質(配合量通常基剤全体の1〜
15%)、カオリン,ベントナイト,モンモリロナイ
ト,酸化チタン,酸化亜鉛,水酸化アルミニウム,無水
ケイ酸等の1種又は2種以上の無機粉体(配合量通常基
剤全体の0〜10%)、プロピレングリコール,グリセ
リン,ソルビトール,乳酸ナトリウム等の1種又は2種
以上の保湿剤(配合量通常基剤全体の0〜20%)及び
水を適宜割合で混合したものなどを使用することができ
る。
【0019】この場合、このような水系粘着剤としては
金属イオン架橋型含水ゲル基剤、特にポリアクリル酸及
びポリアクリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム及び/又はアルギン酸アルカリ金属
塩を含有する非ゼラチン系基剤を好ましく使用し得る。
即ち、上記組成の含水ゲル基剤は粘着力が強く、かつ含
水率も高く、保型性に優れているため、この含水ゲル基
剤を用いることにより、これに上記非ステロイド系抗炎
症剤を配合した場合、この有効成分が皮膚に効率的に吸
収されると共に、良好な温感が感じられるものである。
なお、上記組成の含水ゲル基剤は、ポリアクリル酸とポ
リアクリル酸塩との配合比率を変えることにより、任意
のpHを有する基剤を得ることができるものであるが、
この場合ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩の配合比
(重量)はl:9〜8:2とすることが好ましく、ポリ
アクリル酸量が少なすぎると肌への充分な粘着力が得ら
れない場合があり、またポリアクリル酸量が多すぎると
充分な増粘が行われず、膏体(基剤)がダレる場合が生
じる。更に、上記成分からなる含水ゲル基剤を多価金属
塩により金属架橋する場合、多価金属塩としては塩化カ
ルシウム,塩化マグネシウム,塩化アルミニウム,カリ
ミョウバン,アンモニウムミョウバン,鉄ミョウバン,
硫酸アルミニウム,硫酸第二鉄,硫酸マグネシウム,エ
チレンジアミン四酢酸(EDTA、以下同様)−カルシ
ウム,EDTA−アルミニウム,EDTA−マグネシウ
ム,塩化第一錫等の可溶性塩、水酸化カルシウム,水酸
化第二鉄,水酸化アルミニウム,炭酸カルシウム,炭酸
マグネシウム,リン酸カルシウム,リン酸水素カルシウ
ム,リン酸二水素カルシウム,ステアリン酸マグネシウ
ム,ステアリン酸アルミニウム,クエン酸カルシウム,
硫酸バリウム,水酸化バリウム,アルミニウムアラント
イネート,酢酸アルミニウム,アルミニウムグリシネー
ト,水酸化第一錫,α−錫酸等の微溶性又は難溶性塩な
どから選ばれる1種又は2種以上、更に架橋反応の速度
調整剤としてEDTA−2ナトリウム,クエン酸,酒石
酸,尿素,アンモニア等の金属イオンに対してキレート
もしくは配位能を持つ有機酸、有機酸塩、有機塩基など
を配合し得る。
金属イオン架橋型含水ゲル基剤、特にポリアクリル酸及
びポリアクリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム及び/又はアルギン酸アルカリ金属
塩を含有する非ゼラチン系基剤を好ましく使用し得る。
即ち、上記組成の含水ゲル基剤は粘着力が強く、かつ含
水率も高く、保型性に優れているため、この含水ゲル基
剤を用いることにより、これに上記非ステロイド系抗炎
症剤を配合した場合、この有効成分が皮膚に効率的に吸
収されると共に、良好な温感が感じられるものである。
なお、上記組成の含水ゲル基剤は、ポリアクリル酸とポ
リアクリル酸塩との配合比率を変えることにより、任意
のpHを有する基剤を得ることができるものであるが、
この場合ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩の配合比
(重量)はl:9〜8:2とすることが好ましく、ポリ
アクリル酸量が少なすぎると肌への充分な粘着力が得ら
れない場合があり、またポリアクリル酸量が多すぎると
充分な増粘が行われず、膏体(基剤)がダレる場合が生
じる。更に、上記成分からなる含水ゲル基剤を多価金属
塩により金属架橋する場合、多価金属塩としては塩化カ
ルシウム,塩化マグネシウム,塩化アルミニウム,カリ
ミョウバン,アンモニウムミョウバン,鉄ミョウバン,
硫酸アルミニウム,硫酸第二鉄,硫酸マグネシウム,エ
チレンジアミン四酢酸(EDTA、以下同様)−カルシ
ウム,EDTA−アルミニウム,EDTA−マグネシウ
ム,塩化第一錫等の可溶性塩、水酸化カルシウム,水酸
化第二鉄,水酸化アルミニウム,炭酸カルシウム,炭酸
マグネシウム,リン酸カルシウム,リン酸水素カルシウ
ム,リン酸二水素カルシウム,ステアリン酸マグネシウ
ム,ステアリン酸アルミニウム,クエン酸カルシウム,
硫酸バリウム,水酸化バリウム,アルミニウムアラント
イネート,酢酸アルミニウム,アルミニウムグリシネー
ト,水酸化第一錫,α−錫酸等の微溶性又は難溶性塩な
どから選ばれる1種又は2種以上、更に架橋反応の速度
調整剤としてEDTA−2ナトリウム,クエン酸,酒石
酸,尿素,アンモニア等の金属イオンに対してキレート
もしくは配位能を持つ有機酸、有機酸塩、有機塩基など
を配合し得る。
【0020】アクリル系粘着剤では、その粘着性などか
ら、特に、炭素数4〜18の脂肪族アルコールと(メ
タ)アクリル酸とから得られる(メタ)アルキル酸アル
キルエステルの(共)重合体及び/又は上記(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーと
の共重合体が好適に用いられる。
ら、特に、炭素数4〜18の脂肪族アルコールと(メ
タ)アクリル酸とから得られる(メタ)アルキル酸アル
キルエステルの(共)重合体及び/又は上記(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーと
の共重合体が好適に用いられる。
【0021】上記(メタ)アクリル酸エステルとして
は、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸
デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、
アクリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸−
2−エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタ
クリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸ステアリルなどがある。上記官能性モノマーには、
水酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノ
マー、アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモ
ノマーなどが挙げられる。水酸基を有するモノマーとし
ては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートがある。カルボキシル
基を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸などのα,β不飽和カルボン酸、マレイン酸ブチルな
どのマレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸、ク
マル酸、クロトン酸などがある。無水マレイン酸もマレ
イン酸と同様の(共)重合成分を与える。アミド基を有
するモノマーとしては、アクリルアミド、ジメチルアク
リルアミド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキル
(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチルアクリルアミ
ド、エトキシメチルアクリルアミドなどのアルキルエー
テルメチロール(メタ)アクリルアミド、ジアセトンア
クリルアミド、ビニルピロリドンなどがある。アミノ基
を有するモノマーとしては、ジメチルアミノアクリレー
トなどがある。上記以外の共重合性モノマーとしては、
酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニ
ル、アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、ブタジ
エンなどが挙げられ、これらが共重合されていてもよ
い。
は、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸
デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、
アクリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸−
2−エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタ
クリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸ステアリルなどがある。上記官能性モノマーには、
水酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノ
マー、アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモ
ノマーなどが挙げられる。水酸基を有するモノマーとし
ては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートがある。カルボキシル
基を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル
酸などのα,β不飽和カルボン酸、マレイン酸ブチルな
どのマレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸、ク
マル酸、クロトン酸などがある。無水マレイン酸もマレ
イン酸と同様の(共)重合成分を与える。アミド基を有
するモノマーとしては、アクリルアミド、ジメチルアク
リルアミド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキル
(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチルアクリルアミ
ド、エトキシメチルアクリルアミドなどのアルキルエー
テルメチロール(メタ)アクリルアミド、ジアセトンア
クリルアミド、ビニルピロリドンなどがある。アミノ基
を有するモノマーとしては、ジメチルアミノアクリレー
トなどがある。上記以外の共重合性モノマーとしては、
酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニ
ル、アクリロニトリル、エチレン、プロピレン、ブタジ
エンなどが挙げられ、これらが共重合されていてもよ
い。
【0022】ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、合成イ
ソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリビニルエーテ
ル、ポリウレタン、ポリブタジエン、スチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体などが用
いられる。シリコーン樹脂系粘着剤としては、ポリオル
ガノシロキサンなどのシリコーンゴムが用いられる。
ソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリビニルエーテ
ル、ポリウレタン、ポリブタジエン、スチレン−ブタジ
エン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体などが用
いられる。シリコーン樹脂系粘着剤としては、ポリオル
ガノシロキサンなどのシリコーンゴムが用いられる。
【0023】更に、本発明においては、基剤に上記成分
に加えて必要に応じ膏体物性(柔軟性、粘着性、保型性
等)の調整剤としてポリブテン,ラテックス,酢酸ビニ
ルエマルション,アクリル樹脂エマルション等の高分子
物質、架橋ゲル化剤として種々の多価金属塩、ジアルデ
ヒドデンプン等の有機架橋化剤、有効成分の安定配合剤
としてラノリン,流動パラフィン,植物油,豚脂,牛
脂,高級アルコール,高級脂肪酸,活性剤等の適宜成分
を配合することができる。さらに、必要に応じて各種配
合剤、例えばロジン系樹脂,ポリテルペン樹脂,クマロ
ン−インデン樹脂,石油系樹脂,テルペンフェノール樹
脂などの粘着性付与剤;液状ポリブテン,鉱油,液状ポ
リイソプレン,液状ポリアクリレートなどの可塑剤、充
填剤老化防止剤などが添加される。
に加えて必要に応じ膏体物性(柔軟性、粘着性、保型性
等)の調整剤としてポリブテン,ラテックス,酢酸ビニ
ルエマルション,アクリル樹脂エマルション等の高分子
物質、架橋ゲル化剤として種々の多価金属塩、ジアルデ
ヒドデンプン等の有機架橋化剤、有効成分の安定配合剤
としてラノリン,流動パラフィン,植物油,豚脂,牛
脂,高級アルコール,高級脂肪酸,活性剤等の適宜成分
を配合することができる。さらに、必要に応じて各種配
合剤、例えばロジン系樹脂,ポリテルペン樹脂,クマロ
ン−インデン樹脂,石油系樹脂,テルペンフェノール樹
脂などの粘着性付与剤;液状ポリブテン,鉱油,液状ポ
リイソプレン,液状ポリアクリレートなどの可塑剤、充
填剤老化防止剤などが添加される。
【0024】本発明の皮膚外用剤として貼付剤を調製す
る場合、貼付剤の支持体としては、貼付剤に通常使用さ
れる支持体が用いられる。この様な支持体の素材として
は、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチレン
テレフタレート、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナ
イロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化ポリ塩
化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
リデン、アルミニウムなどがある。これらは例えば単層
のシート(フィルム)や二枚以上の積層(ラミネート)
体として用いられる。アルミニウム以外の素材は織布や
不織布として利用してもよい。
る場合、貼付剤の支持体としては、貼付剤に通常使用さ
れる支持体が用いられる。この様な支持体の素材として
は、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチレン
テレフタレート、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ナ
イロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、可塑化ポリ塩
化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
リデン、アルミニウムなどがある。これらは例えば単層
のシート(フィルム)や二枚以上の積層(ラミネート)
体として用いられる。アルミニウム以外の素材は織布や
不織布として利用してもよい。
【0025】貼付剤は常法に従って製造し得、例えば水
性パップ剤であれば、上記各成分を練合してペースト状
に調製し、これを上記支持体に塗布し、必要によりポリ
エチレンフィルム等のフェイシングを被覆することによ
って得られるものである。更に例えば、アクリル系、ゴ
ム系、シリコーン系粘着剤組成物の場合は上記支持体表
面に薬物と界面活性剤とを含有する粘着剤層が形成され
貼付剤が得られる。当該粘着剤層を形成するには、溶剤
塗工法、ホットメルト塗工法、電子線エマルジョン塗工
法などの種々の塗工法が用いられ得る。
性パップ剤であれば、上記各成分を練合してペースト状
に調製し、これを上記支持体に塗布し、必要によりポリ
エチレンフィルム等のフェイシングを被覆することによ
って得られるものである。更に例えば、アクリル系、ゴ
ム系、シリコーン系粘着剤組成物の場合は上記支持体表
面に薬物と界面活性剤とを含有する粘着剤層が形成され
貼付剤が得られる。当該粘着剤層を形成するには、溶剤
塗工法、ホットメルト塗工法、電子線エマルジョン塗工
法などの種々の塗工法が用いられ得る。
【0026】更に、例えば軟膏剤及びローション剤等の
液剤の場合、基剤としての溶媒、油成分、グリコール
類、上記非イオン性界面活性剤以外の界面活性剤、水溶
性高分子化合物などを配合することができ、具体的に
は、溶媒として、例えば水,エタノール,プロピルアル
コール,イソプロピルアルコール,アセトン等、油成分
として、例えばラノリン,硬化油,レシチン,プラスチ
ベース,流動パラフィン,ミツロウ,パラフィンワック
ス,マイクロクリスタリンワックス,シリコン油等、グ
リコール類として、例えばグリセリン,プロピレングリ
コール,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール等、水溶性高分子化合物として、例えばカルボキ
シビニルポリマー,カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム,ポリビニルアルコール,メチルセルロース,ヒド
ロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,ポリビニルピロリドン,ヒドロキシプロピルメチル
セルロース,ポリアクリル酸等を配合することができ
る。
液剤の場合、基剤としての溶媒、油成分、グリコール
類、上記非イオン性界面活性剤以外の界面活性剤、水溶
性高分子化合物などを配合することができ、具体的に
は、溶媒として、例えば水,エタノール,プロピルアル
コール,イソプロピルアルコール,アセトン等、油成分
として、例えばラノリン,硬化油,レシチン,プラスチ
ベース,流動パラフィン,ミツロウ,パラフィンワック
ス,マイクロクリスタリンワックス,シリコン油等、グ
リコール類として、例えばグリセリン,プロピレングリ
コール,ポリエチレングリコール,ポリプロピレングリ
コール等、水溶性高分子化合物として、例えばカルボキ
シビニルポリマー,カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム,ポリビニルアルコール,メチルセルロース,ヒド
ロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロー
ス,ポリビニルピロリドン,ヒドロキシプロピルメチル
セルロース,ポリアクリル酸等を配合することができ
る。
【0027】軟膏剤又は液剤として調製する場合、常法
によって製造し得、軟膏剤であれば、例えば上記各成分
を上記溶剤に順次添加し、適宜時間混練することによっ
て調製することができ、液剤であれば、例えば上記各成
分を上記溶剤に順次添加、溶解することによって調製す
ることができる。
によって製造し得、軟膏剤であれば、例えば上記各成分
を上記溶剤に順次添加し、適宜時間混練することによっ
て調製することができ、液剤であれば、例えば上記各成
分を上記溶剤に順次添加、溶解することによって調製す
ることができる。
【0028】また、ゲル剤の場合、上記液剤の任意成分
に加え、更にカルボキシビニルポリマー,グリセリンモ
ノオレエート等のゲル化剤を添加することができ、ゲル
剤を調製する場合、常法によって製造し得、例えばゲル
化剤以外の上記各成分を上記溶剤に順次添加、溶解した
後、ゲル化剤を添加してゲル化させることによって調製
することができる。
に加え、更にカルボキシビニルポリマー,グリセリンモ
ノオレエート等のゲル化剤を添加することができ、ゲル
剤を調製する場合、常法によって製造し得、例えばゲル
化剤以外の上記各成分を上記溶剤に順次添加、溶解した
後、ゲル化剤を添加してゲル化させることによって調製
することができる。
【0029】更に、他の皮膚外用剤もその種類に応じた
成分を用いて通常の方法で製造することができる。
成分を用いて通常の方法で製造することができる。
【0030】なお、本発明の皮膚外用剤は、いずれの剤
型であっても、製剤pHを3.5〜7.5、特に4〜6
に調整することが必要である。pHが低すぎても高すぎ
ても皮膚刺激性を十分に緩和することができない。ここ
で、製剤pHの調整は、薬学上許容される酸性化合物及
びアルカリ性化合物を通常量使用して行うことができ
る。
型であっても、製剤pHを3.5〜7.5、特に4〜6
に調整することが必要である。pHが低すぎても高すぎ
ても皮膚刺激性を十分に緩和することができない。ここ
で、製剤pHの調整は、薬学上許容される酸性化合物及
びアルカリ性化合物を通常量使用して行うことができ
る。
【0031】本発明の皮膚外用剤の使用量、使用方法等
は特に制限されるものではなく、皮膚外用剤の剤型等に
合わせて通常の非ステロイド系抗炎症剤を含有する皮膚
外用剤と同様に使用することができる。
は特に制限されるものではなく、皮膚外用剤の剤型等に
合わせて通常の非ステロイド系抗炎症剤を含有する皮膚
外用剤と同様に使用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤によれば、適用時の
皮膚刺激性が緩和されると共に、付与される温感が増強
され、その持続性も向上するのみならず、非ステロイド
系抗炎症剤の経皮吸収性を格段に向上させると共に、持
効性も得ることができるので、消炎、鎮痛効果に優れる
のみならず、使用感及び安全性にも優れる皮膚外用剤と
して、幅広く使用することができるものである。
皮膚刺激性が緩和されると共に、付与される温感が増強
され、その持続性も向上するのみならず、非ステロイド
系抗炎症剤の経皮吸収性を格段に向上させると共に、持
効性も得ることができるので、消炎、鎮痛効果に優れる
のみならず、使用感及び安全性にも優れる皮膚外用剤と
して、幅広く使用することができるものである。
【0033】
【実施例】以下、実施例、実験例及び比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
【0034】〔実施例1〜33及び比較例1〜33〕表
1〜6に示す各成分を用いてそれぞれ常法によりローシ
ョン剤(表1,2)、ゲル剤(表3,4)、貼付剤(表
5,6)を調製した。各製剤について抗炎症効果を下記
浮腫抑制効果の測定方法によって評価した。浮腫抑制率
を表1〜6に併記する。
1〜6に示す各成分を用いてそれぞれ常法によりローシ
ョン剤(表1,2)、ゲル剤(表3,4)、貼付剤(表
5,6)を調製した。各製剤について抗炎症効果を下記
浮腫抑制効果の測定方法によって評価した。浮腫抑制率
を表1〜6に併記する。
【0035】<浮腫抑制効果の評価方法>ラット(ウィ
スター系、雄5週齢)(1群10匹)の右後足に、検体
(皮膚外用剤)をそれぞれの常用量で3回塗布した。な
お、対照群には、検体塗布を行わなかった。次に1%カ
ラゲニン(λ Carrageenin,Minsei
Rikagaku Co.)溶液0.1mlを右後足皮
下に注射して起炎した。
スター系、雄5週齢)(1群10匹)の右後足に、検体
(皮膚外用剤)をそれぞれの常用量で3回塗布した。な
お、対照群には、検体塗布を行わなかった。次に1%カ
ラゲニン(λ Carrageenin,Minsei
Rikagaku Co.)溶液0.1mlを右後足皮
下に注射して起炎した。
【0036】起炎後直ちに容積測定装置(Ugo Ba
sile社製)で足の容積を測定した。そして起炎後
1,2,4,6時間後にも測定を行い、下記式により浮
腫率及び抑制率を算出した。 浮腫率E(%)={(Vt−V0)/V0}×100 V t:カラゲニン注射t時間後の足の容積 V 0:カラゲニン注射直後の足の容積 抑制率I(%)={(Ec−Et)/Ec}×100 Et:検体塗布群t時間後の浮腫率 Ec:対照群t時間後の浮腫率
sile社製)で足の容積を測定した。そして起炎後
1,2,4,6時間後にも測定を行い、下記式により浮
腫率及び抑制率を算出した。 浮腫率E(%)={(Vt−V0)/V0}×100 V t:カラゲニン注射t時間後の足の容積 V 0:カラゲニン注射直後の足の容積 抑制率I(%)={(Ec−Et)/Ec}×100 Et:検体塗布群t時間後の浮腫率 Ec:対照群t時間後の浮腫率
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】表1〜6の結果によれば、本発明の皮膚外
用剤は、経皮吸収促進剤を2種併用することによって、
1種単独で配合した比較例に比べて、いずれの非ステロ
イド系抗炎症剤、剤型についても浮腫抑制効果に優れる
ことが認められる。
用剤は、経皮吸収促進剤を2種併用することによって、
1種単独で配合した比較例に比べて、いずれの非ステロ
イド系抗炎症剤、剤型についても浮腫抑制効果に優れる
ことが認められる。
【0044】〔実験例1〜22〕次に、温感付与物質を
1種単独で配合した場合と2種を併用したときの非ステ
ロイド系抗炎症剤の経皮吸収性及び持効性に対する影響
を確認するため、表7及び表8に示す各成分を常法に従
いヘンシェルミキサーにより混合撹拌して、実験例1〜
22の貼付基剤を調製した。各基剤を不織布上に100
g/m2になるように均一に塗布して、ポリエチレンフ
ィルムのフェーシングを施し、貼付剤を製造した。各貼
付剤につき、含有する非ステロイド系抗炎症剤の血中濃
度を下記測定方法によって経時的に測定し、血中濃度〜
推移時間のグラフより血中濃度面積(AUC)を求める
と共に、血中濃度が10μg/ml以上を維持している
時間を求めて持効性の指標とした。結果を表7及び表8
に併記する。
1種単独で配合した場合と2種を併用したときの非ステ
ロイド系抗炎症剤の経皮吸収性及び持効性に対する影響
を確認するため、表7及び表8に示す各成分を常法に従
いヘンシェルミキサーにより混合撹拌して、実験例1〜
22の貼付基剤を調製した。各基剤を不織布上に100
g/m2になるように均一に塗布して、ポリエチレンフ
ィルムのフェーシングを施し、貼付剤を製造した。各貼
付剤につき、含有する非ステロイド系抗炎症剤の血中濃
度を下記測定方法によって経時的に測定し、血中濃度〜
推移時間のグラフより血中濃度面積(AUC)を求める
と共に、血中濃度が10μg/ml以上を維持している
時間を求めて持効性の指標とした。結果を表7及び表8
に併記する。
【0045】<非ステロイド系抗炎症剤の血中濃度測定
方法>ウィスター系雄性ラット(体重140〜160
g)10匹を1群として実験に供した。ラットは実験前
日に腹部を剃毛した。実験当日、剃毛した部分に3×5
cmの大きさとした貼付剤を貼った後、個別ケージで飼
育した。貼付後、1、2、3、4、6、8時間後の計6
回、ラットの血液をエーテル麻酔下で採取した。採取し
た血液は、直ちに遠心分離後、血漿成分を分取し、常法
に従って高速液体クロマトグラフィー分析に供した。各
非ステロイド系抗炎症剤の血中濃度はあらかじめ定めて
おいた検量線より計算し、血中濃度下面積(AUC)を
血中濃度解析ソフトを用いて計算した。
方法>ウィスター系雄性ラット(体重140〜160
g)10匹を1群として実験に供した。ラットは実験前
日に腹部を剃毛した。実験当日、剃毛した部分に3×5
cmの大きさとした貼付剤を貼った後、個別ケージで飼
育した。貼付後、1、2、3、4、6、8時間後の計6
回、ラットの血液をエーテル麻酔下で採取した。採取し
た血液は、直ちに遠心分離後、血漿成分を分取し、常法
に従って高速液体クロマトグラフィー分析に供した。各
非ステロイド系抗炎症剤の血中濃度はあらかじめ定めて
おいた検量線より計算し、血中濃度下面積(AUC)を
血中濃度解析ソフトを用いて計算した。
【0046】また、血中濃度が10μg/ml以上を維
持している時間を求めた。
持している時間を求めた。
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
【0049】表7及び8の結果によれば、本発明の皮膚
外用剤は、温感付与物質を2種併用することによって、
1種単独で配合した場合に比べて、非ステロイド系抗炎
症剤の経皮吸収性がより向上すると共に、持効性も向上
することが認められる。
外用剤は、温感付与物質を2種併用することによって、
1種単独で配合した場合に比べて、非ステロイド系抗炎
症剤の経皮吸収性がより向上すると共に、持効性も向上
することが認められる。
【0050】〔実験例23〜110〕更に、その他の製
剤についても経皮吸収促進剤を2種併用することによる
効果を確認するために、表9〜16に示す各成分を用い
てそれぞれ常法によりクリーム剤(表9,10)、ゲル
剤(表11,12)、ローション剤(表13,14)、
軟膏剤(表15,16)を調製した。各製剤について各
製剤の常用量を約3×5cmの範囲となるようにラット
に塗布した以外は、上記実験例と同様にして各非ステロ
イド系抗炎症剤のAUCを求めた。結果を表9〜16に
併記する。
剤についても経皮吸収促進剤を2種併用することによる
効果を確認するために、表9〜16に示す各成分を用い
てそれぞれ常法によりクリーム剤(表9,10)、ゲル
剤(表11,12)、ローション剤(表13,14)、
軟膏剤(表15,16)を調製した。各製剤について各
製剤の常用量を約3×5cmの範囲となるようにラット
に塗布した以外は、上記実験例と同様にして各非ステロ
イド系抗炎症剤のAUCを求めた。結果を表9〜16に
併記する。
【0051】
【表9】
【0052】
【表10】
【0053】
【表11】
【0054】
【表12】
【0055】
【表13】
【0056】
【表14】
【0057】
【表15】
【0058】
【表16】
【0059】〔実施例34〜45及び比較例34〜4
4〕表17及び表18に示す各成分を常法に従いへンシ
ェルミキサーにより混合撹拌して、実施例34〜45及
び比較例34〜44の貼付基剤を調製した。各基剤を不
織布上に100g/m2になるように均一に塗布して、
ポリエチレンフィルムのフェーシングを施し、貼付剤を
製造した。各貼付剤を健常人20名(パネラー)の上腕
部に貼付し、24時間クローズドパッチテストによりそ
の皮膚刺激性を下記評価基準に従って評価し、各パネラ
ーの評価点を平均して貼付剤の皮膚刺激性の緩和効果の
指標とした。結果を表17及び表18に併記する。 <評価基準> 5:皮膚刺激性全くなし 4:皮膚刺激性ほとんどなし 3:皮膚刺激性あまりなし 2:皮膚刺激性ややあり 1:皮膚刺激性あり
4〕表17及び表18に示す各成分を常法に従いへンシ
ェルミキサーにより混合撹拌して、実施例34〜45及
び比較例34〜44の貼付基剤を調製した。各基剤を不
織布上に100g/m2になるように均一に塗布して、
ポリエチレンフィルムのフェーシングを施し、貼付剤を
製造した。各貼付剤を健常人20名(パネラー)の上腕
部に貼付し、24時間クローズドパッチテストによりそ
の皮膚刺激性を下記評価基準に従って評価し、各パネラ
ーの評価点を平均して貼付剤の皮膚刺激性の緩和効果の
指標とした。結果を表17及び表18に併記する。 <評価基準> 5:皮膚刺激性全くなし 4:皮膚刺激性ほとんどなし 3:皮膚刺激性あまりなし 2:皮膚刺激性ややあり 1:皮膚刺激性あり
【0060】次に、各貼付剤を健常人20名(パネラ
ー)の肩に貼付し、貼付剤の皮膚貼付時から0.5,
1,2,3,4,5時間後毎の温感を各パネラー毎に下
記の評価基準に基づいて官能評価し、各時間毎に各パネ
ラーの評価点を平均して貼付剤の温感の強さの指標とし
て、その経時的変化を調べた。各時間毎の評価点の平均
値を表19及び表20に記載すると共に、温感の強さの
経時的変化を図1及び図2に示す。 <評価基準> 0:温感を感じない 1:温感は感じるが極めて弱い 2:弱い温感を感じる 3:温感を感じる 4:明らかに温感を感じる 5:強い温感を感じる 6:強すぎる温感を感じる
ー)の肩に貼付し、貼付剤の皮膚貼付時から0.5,
1,2,3,4,5時間後毎の温感を各パネラー毎に下
記の評価基準に基づいて官能評価し、各時間毎に各パネ
ラーの評価点を平均して貼付剤の温感の強さの指標とし
て、その経時的変化を調べた。各時間毎の評価点の平均
値を表19及び表20に記載すると共に、温感の強さの
経時的変化を図1及び図2に示す。 <評価基準> 0:温感を感じない 1:温感は感じるが極めて弱い 2:弱い温感を感じる 3:温感を感じる 4:明らかに温感を感じる 5:強い温感を感じる 6:強すぎる温感を感じる
【0061】
【表17】
【0062】
【表18】
【0063】
【表19】
【0064】
【表20】
【0065】〔実施例46〜56及び比較例45〜5
5〕表21及び表22に示す各成分を用いて常法により
クリーム剤を調製した。各クリーム剤の常用量を健常人
20名(パネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にし
て皮膚刺激性を評価した。結果を表21及び表22に併
記する。また、各クリーム剤の常用量を健常人20名
(パネラー)の肩に塗布して上記と同様に温感を評価し
た。結果を表23及び表24に記載すると共に、温感の
強さの経時的変化を図3及び図4に示す。
5〕表21及び表22に示す各成分を用いて常法により
クリーム剤を調製した。各クリーム剤の常用量を健常人
20名(パネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にし
て皮膚刺激性を評価した。結果を表21及び表22に併
記する。また、各クリーム剤の常用量を健常人20名
(パネラー)の肩に塗布して上記と同様に温感を評価し
た。結果を表23及び表24に記載すると共に、温感の
強さの経時的変化を図3及び図4に示す。
【0066】
【表21】
【0067】
【表22】
【0068】
【表23】
【0069】
【表24】
【0070】〔実施例57〜67及び比較例56〜6
6〕表25及び表26に示す成分を用いて常法によりゲ
ル剤を調製した。各ゲル剤の常用量を健常人20名(パ
ネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にして皮膚刺激
性を評価した。結果を表25及び表26に併記する。ま
た、各ゲル剤の常用量を健常人20名(パネラー)の肩
に塗布して上記と同様に温感を評価した。結果を表27
及び表28に記載すると共に、温感の強さの経時的変化
を図5及び図6に示す。
6〕表25及び表26に示す成分を用いて常法によりゲ
ル剤を調製した。各ゲル剤の常用量を健常人20名(パ
ネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にして皮膚刺激
性を評価した。結果を表25及び表26に併記する。ま
た、各ゲル剤の常用量を健常人20名(パネラー)の肩
に塗布して上記と同様に温感を評価した。結果を表27
及び表28に記載すると共に、温感の強さの経時的変化
を図5及び図6に示す。
【0071】
【表25】
【0072】
【表26】
【0073】
【表27】
【0074】
【表28】
【0075】〔実施例68〜78及び比較例67〜7
7〕表29及び表30に示す成分を用いて常法によりロ
ーション剤を調製した。各ローション剤の常用量を健常
人20名(パネラー)の上腕部に塗布して上記と同様に
して皮膚刺激性を評価した。結果を表29及び表30に
併記する。また、各ローション剤の常用量を健常人20
名(パネラー)の肩に塗布して上記と同様に温感を評価
した。結果を表31及び表32に記載すると共に、温感
の強さの経時的変化を図7及び図8に示す。
7〕表29及び表30に示す成分を用いて常法によりロ
ーション剤を調製した。各ローション剤の常用量を健常
人20名(パネラー)の上腕部に塗布して上記と同様に
して皮膚刺激性を評価した。結果を表29及び表30に
併記する。また、各ローション剤の常用量を健常人20
名(パネラー)の肩に塗布して上記と同様に温感を評価
した。結果を表31及び表32に記載すると共に、温感
の強さの経時的変化を図7及び図8に示す。
【0076】
【表29】
【0077】
【表30】
【0078】
【表31】
【0079】
【表32】
【0080】〔実施例79〜89及び比較例78〜8
8〕表33及び表34に示す成分を用いて常法により軟
膏剤を調製した。各軟膏剤の常用量を健常人20名(パ
ネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にして皮膚刺激
性を評価した。結果を表33及び表34に併記する。ま
た、各軟膏剤の常用量を健常人20名(パネラー)の肩
に塗布して上記と同様に温感を評価した。結果を表35
及び表36に記載すると共に、温感の強さの経時的変化
を図9及び図10に示す。
8〕表33及び表34に示す成分を用いて常法により軟
膏剤を調製した。各軟膏剤の常用量を健常人20名(パ
ネラー)の上腕部に塗布して上記と同様にして皮膚刺激
性を評価した。結果を表33及び表34に併記する。ま
た、各軟膏剤の常用量を健常人20名(パネラー)の肩
に塗布して上記と同様に温感を評価した。結果を表35
及び表36に記載すると共に、温感の強さの経時的変化
を図9及び図10に示す。
【0081】
【表33】
【0082】
【表34】
【0083】
【表35】
【0084】
【表36】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例35〜45の貼付剤の温感の強さの経時
的変化を示すグラフである。
的変化を示すグラフである。
【図2】比較例34〜44の貼付剤の温感の強さの経時
的変化を示すグラフである。
的変化を示すグラフである。
【図3】実施例46〜56のクリーム剤の温感の強さの
経時的変化を示すグラフである。
経時的変化を示すグラフである。
【図4】比較例45〜55のクリーム剤の温感の強さの
経時的変化を示すグラフである。
経時的変化を示すグラフである。
【図5】実施例57〜67のゲル剤の温感の強さの経時
的変化を示すグラフである。
的変化を示すグラフである。
【図6】比較例56〜66のゲル剤の温感の強さの経時
的変化を示すグラフである。
的変化を示すグラフである。
【図7】実施例68〜78のローション剤の温感の強さ
の経時的変化を示すグラフである。
の経時的変化を示すグラフである。
【図8】比較例67〜77のローション剤の温感の強さ
の経時的変化を示すグラフである。
の経時的変化を示すグラフである。
【図9】実施例79〜89の軟膏剤の温感の強さの経時
的変化を示すグラフである。
的変化を示すグラフである。
【図10】比較例78〜88の軟膏剤の温感の強さの経
時的変化を示すグラフである。
時的変化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 非ステロイド系抗炎症剤を含有すると共
に、温感付与物質及び2種以上の経皮吸収促進剤を配合
してなり、上記温感付与物質の配合量が全体の0.00
01〜5重量%であり、且つ上記経皮吸収促進剤の合計
配合量が全体の0.1〜10重量%であることを特徴と
する皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36914497A JPH11199521A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36914497A JPH11199521A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 皮膚外用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11199521A true JPH11199521A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=18493679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36914497A Pending JPH11199521A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11199521A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043766A1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Medicinal compositions and process for producing the same |
| WO2004108112A1 (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-16 | K & I Medical Research Ltd. | 皮膚外用剤用粘着剤組成物および皮膚外用剤粘着シート |
| JP2009280509A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Kowa Co | 鎮痛・抗炎症剤含有外用剤 |
| JP2010168364A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-08-05 | Lion Corp | 貼付剤 |
| JP2011046746A (ja) * | 2010-12-07 | 2011-03-10 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | フェニル酢酸誘導体類及びメントール類を含有する消炎鎮痛剤及び消炎鎮痛作用増強方法 |
| JP2013525452A (ja) * | 2010-04-29 | 2013-06-20 | ダウ コーニング コーポレーション | 化粧料原料 |
| JP2014513132A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-05-29 | アポニア ラボラトリーズ インコーポレイテッド | イブプロフェンの経皮組成物およびその使用方法 |
| JP2022096993A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 小林製薬株式会社 | 外用医薬組成物 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36914497A patent/JPH11199521A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043766A1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Medicinal compositions and process for producing the same |
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| JPWO2004108112A1 (ja) * | 2003-06-09 | 2006-07-20 | 有限会社ケイアンドアイメディカルリサーチ | 皮膚外用剤用粘着剤組成物および皮膚外用剤粘着シート |
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| JP2014513132A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-05-29 | アポニア ラボラトリーズ インコーポレイテッド | イブプロフェンの経皮組成物およびその使用方法 |
| US10821071B2 (en) | 2011-05-03 | 2020-11-03 | Aponia Laboratories, Inc. | Transdermal compositions of ibuprofen and methods of use thereof |
| US11419814B2 (en) | 2011-05-03 | 2022-08-23 | Aponia Laboratories, Inc. | Transdermal compositions of ibuprofen and methods of use thereof |
| JP2022096993A (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-30 | 小林製薬株式会社 | 外用医薬組成物 |
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