JPH11200777A - トンネル掘削機のローリング修正方法 - Google Patents
トンネル掘削機のローリング修正方法Info
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- JPH11200777A JPH11200777A JP331598A JP331598A JPH11200777A JP H11200777 A JPH11200777 A JP H11200777A JP 331598 A JP331598 A JP 331598A JP 331598 A JP331598 A JP 331598A JP H11200777 A JPH11200777 A JP H11200777A
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不良地山におけるローリング修正を、地山を
崩壊させることなく、小さな動力で短時間に行えるよう
にした。 【解決手段】 TBM1の前後の胴部2,3側面にグリ
ッパ12,14を突出して地山Eに反力を取りつつ、カ
ッタードラム5の回転により地山Eを掘削するととも
に、胴部2,3,4の周方向にローリング変位が生じた
ら、ローリングジャッキ12を駆動して、ローリング修
正を繰返すようにしたローリング修正方法において、前
記ローリング修正時に、気泡発生装置を駆動し、前後胴
部2,4の外周に開口する多数の気泡吐出ノズル26,
27を通じて気泡を吐出する。
崩壊させることなく、小さな動力で短時間に行えるよう
にした。 【解決手段】 TBM1の前後の胴部2,3側面にグリ
ッパ12,14を突出して地山Eに反力を取りつつ、カ
ッタードラム5の回転により地山Eを掘削するととも
に、胴部2,3,4の周方向にローリング変位が生じた
ら、ローリングジャッキ12を駆動して、ローリング修
正を繰返すようにしたローリング修正方法において、前
記ローリング修正時に、気泡発生装置を駆動し、前後胴
部2,4の外周に開口する多数の気泡吐出ノズル26,
27を通じて気泡を吐出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機の
ローリング修正方法に関する。
ローリング修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削機(トンネルボーリングマ
シン:以下TBMと略記する)は、一般に、山岳トンネ
ルなどの中軟岩質の比較的安定した地盤の掘削に好適な
掘削機であり、マシンの先端に設けられたカッタードラ
ムのカッターフェイスには、回転しつつ圧砕する多数の
ローラカッターを十字形ないしは放射状に備え、また、
ずりの取込みおよびスクレーパの配置から、カッタード
ラムの外周部にスリットを開口している。
シン:以下TBMと略記する)は、一般に、山岳トンネ
ルなどの中軟岩質の比較的安定した地盤の掘削に好適な
掘削機であり、マシンの先端に設けられたカッタードラ
ムのカッターフェイスには、回転しつつ圧砕する多数の
ローラカッターを十字形ないしは放射状に備え、また、
ずりの取込みおよびスクレーパの配置から、カッタード
ラムの外周部にスリットを開口している。
【0003】そして、カッタードラムの回転より、地山
を掘削しつつ掘削ずりを順次チャンバ内に取込み、これ
をスクリュコンベアなどにより後方に排出し、ベルトコ
ンベア、ずり鋼車などに受渡し、坑内より排出する。
を掘削しつつ掘削ずりを順次チャンバ内に取込み、これ
をスクリュコンベアなどにより後方に排出し、ベルトコ
ンベア、ずり鋼車などに受渡し、坑内より排出する。
【0004】ところで、以上のカッターを備えたTBM
の場合には、スクレーパの作用を有効発揮させるため
に、常時一方向回転させるので、掘削時にはその回転方
向の反力によって、ローリングを生ずる。従って、この
ローリングを修正するために、前胴部や後胴部に径方向
に向けて出没可能に配置されたフロントグリッパあるい
はメイングリッパを交互突出させて反力を地山から取り
ながら、前胴部と後胴部にその両端を各々支持させて設
けたローリングジャッキにより、ローリング修正のため
の回転方向への力を加えることにより修正を行う。
の場合には、スクレーパの作用を有効発揮させるため
に、常時一方向回転させるので、掘削時にはその回転方
向の反力によって、ローリングを生ずる。従って、この
ローリングを修正するために、前胴部や後胴部に径方向
に向けて出没可能に配置されたフロントグリッパあるい
はメイングリッパを交互突出させて反力を地山から取り
ながら、前胴部と後胴部にその両端を各々支持させて設
けたローリングジャッキにより、ローリング修正のため
の回転方向への力を加えることにより修正を行う。
【0005】しかしながら、このローリング修正方法に
あっては、次に述べる問題があった。
あっては、次に述べる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】地山が良好な地質であ
る場合は、TBMは各グリッパによって強固に支持さ
れ、従って、掘削作業中におけるローリング修正作業回
数は少なく、また、自立性があるため、回転抵抗が少な
く、修正は小さな動力で短時間に行える。
る場合は、TBMは各グリッパによって強固に支持さ
れ、従って、掘削作業中におけるローリング修正作業回
数は少なく、また、自立性があるため、回転抵抗が少な
く、修正は小さな動力で短時間に行える。
【0007】しかし、地山が軟質であったり、粘性地盤
の場合、回転の反力を地山で支えきることができず、グ
リッパの地山接触面が崩壊しやすい。
の場合、回転の反力を地山で支えきることができず、グ
リッパの地山接触面が崩壊しやすい。
【0008】従ってこのような不良地山では、掘削作業
中にフロントグリッパとメイングリッパとを交互に突出
しつつ繰返しローリング修正作業をやり直さなければな
らず、サイクルタイムにロスを生じ易い。また、このよ
うな地山では、周囲地盤からのTBMに対する圧力や摩
擦力が過大となるため、修正時に大きなローリング修正
力を必要とし、修正作業時間が長くなる。
中にフロントグリッパとメイングリッパとを交互に突出
しつつ繰返しローリング修正作業をやり直さなければな
らず、サイクルタイムにロスを生じ易い。また、このよ
うな地山では、周囲地盤からのTBMに対する圧力や摩
擦力が過大となるため、修正時に大きなローリング修正
力を必要とし、修正作業時間が長くなる。
【0009】本発明方法は、以上の課題を解決するもの
であり、その目的は、この種の不良地山におけるローリ
ング修正を、地山の崩壊を抑制しつつ、小さな動力で短
時間に行えるようにしたTBMのローリング修正方法を
提供するものである。
であり、その目的は、この種の不良地山におけるローリ
ング修正を、地山の崩壊を抑制しつつ、小さな動力で短
時間に行えるようにしたTBMのローリング修正方法を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明方法は、トンネル掘削機の胴部側面にグリッ
パを突出して地山に反力を取りつつ、カッタードラムの
回転により地山を掘削するとともに、胴部の周方向にロ
ーリング変位が生じたら、ローリングジャッキを駆動し
て、ローリング修正を行なうようにしたトンネル掘削機
のローリング修正方法において、前記ローリング修正時
に、胴部の外周に開口する多数の気泡吐出ノズルを通じ
て気泡を吐出することを特徴とする。
め、本発明方法は、トンネル掘削機の胴部側面にグリッ
パを突出して地山に反力を取りつつ、カッタードラムの
回転により地山を掘削するとともに、胴部の周方向にロ
ーリング変位が生じたら、ローリングジャッキを駆動し
て、ローリング修正を行なうようにしたトンネル掘削機
のローリング修正方法において、前記ローリング修正時
に、胴部の外周に開口する多数の気泡吐出ノズルを通じ
て気泡を吐出することを特徴とする。
【0011】ここで、本発明で言う気泡とは、起泡剤の
発泡により、クリーム状に形成される気泡を言い、この
気泡を胴部外周に吐出することで外周部に潤滑性の被膜
層を形成し、地山との接触抵抗を低減するものである。
発泡により、クリーム状に形成される気泡を言い、この
気泡を胴部外周に吐出することで外周部に潤滑性の被膜
層を形成し、地山との接触抵抗を低減するものである。
【0012】起泡剤としては、界面活性剤、タンパク系
発泡剤などが例示される。
発泡剤などが例示される。
【0013】従って、本発明方法にあっては、ローリン
グ時の回転動力の低減、修正時間の短縮化、および地山
の崩壊防止効果を得られる。すなわち、気泡は骨材とし
ての効果があり、また水分を多く使用していないので、
地山に加水して脆弱にすることが少ないとともに、気泡
は空気が主体であり、坑内の貯蔵場所が狭くても実施可
能である。
グ時の回転動力の低減、修正時間の短縮化、および地山
の崩壊防止効果を得られる。すなわち、気泡は骨材とし
ての効果があり、また水分を多く使用していないので、
地山に加水して脆弱にすることが少ないとともに、気泡
は空気が主体であり、坑内の貯蔵場所が狭くても実施可
能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明方法の概略図、図2は同方
法に用いるTBMの詳細断面図、図3〜5は図2の各部
断面図である。
法に用いるTBMの詳細断面図、図3〜5は図2の各部
断面図である。
【0016】図におけるTBM1は、図1および図2に
示すように、前胴部2と、前胴部2の後部内周に入れ子
式に挿通された中胴部3と、中胴部3の後部に一体化さ
れた後胴部4からなる筒形状となっており、中胴部3を
伸し縮めすることによって地山Eを掘削しながら前進
し、その後部に後述のセグメント組立によるトンネル坑
を形成するものである。
示すように、前胴部2と、前胴部2の後部内周に入れ子
式に挿通された中胴部3と、中胴部3の後部に一体化さ
れた後胴部4からなる筒形状となっており、中胴部3を
伸し縮めすることによって地山Eを掘削しながら前進
し、その後部に後述のセグメント組立によるトンネル坑
を形成するものである。
【0017】前胴部2の先端には、カッタードラム5が
回転可能に配置され、またその後部側には隔壁6によっ
て仕切られるチャンバ7が形成され、またこの隔壁6を
貫通してスクリュコンベア8の先端取込み口がチャンバ
7内に位置し、カッタードラム5の回転に伴いチャンバ
7内に取込まれた掘削ずりをスクリュコンベア8により
取出し、その後部下面に設けられたベルトコンベア9に
受渡して後方に排出する。
回転可能に配置され、またその後部側には隔壁6によっ
て仕切られるチャンバ7が形成され、またこの隔壁6を
貫通してスクリュコンベア8の先端取込み口がチャンバ
7内に位置し、カッタードラム5の回転に伴いチャンバ
7内に取込まれた掘削ずりをスクリュコンベア8により
取出し、その後部下面に設けられたベルトコンベア9に
受渡して後方に排出する。
【0018】前記隔壁6の後面にあって、前胴部2の内
周面には、図2および図3に示すように、45°間隔で
放射状の四つのフロントグリッパ10が、前胴部2の外
周に向けて出没可能に配置されている。
周面には、図2および図3に示すように、45°間隔で
放射状の四つのフロントグリッパ10が、前胴部2の外
周に向けて出没可能に配置されている。
【0019】また、前胴部2と中、後胴部3,4とは、
図2に示すように、スラストジャッキ11により伸縮可
能に連結されている。
図2に示すように、スラストジャッキ11により伸縮可
能に連結されている。
【0020】後胴部4と連結する中胴部3と前胴部2と
の間には、図2及び図4に示すように、一対のローリン
グジャッキ12が、一端が中胴部3に他端が前胴部2に
支持された状態で配置され、このローリングジャッキ1
2の駆動により、後胴部4ないしは中胴部3と前胴部2
との間に、接線方向の相対的な回転分力を生じさせ、図
中矢印に示す回転力を与えることで、ローリング修正を
可能としている。また中胴部3と後胴部4との間にも、
一対のローリングジャッキ12が、一端が中胴部3に他
端が後胴部4に支持された状態で配置され(図2参
照)、これらの間のローリング修正を可能としている。
の間には、図2及び図4に示すように、一対のローリン
グジャッキ12が、一端が中胴部3に他端が前胴部2に
支持された状態で配置され、このローリングジャッキ1
2の駆動により、後胴部4ないしは中胴部3と前胴部2
との間に、接線方向の相対的な回転分力を生じさせ、図
中矢印に示す回転力を与えることで、ローリング修正を
可能としている。また中胴部3と後胴部4との間にも、
一対のローリングジャッキ12が、一端が中胴部3に他
端が後胴部4に支持された状態で配置され(図2参
照)、これらの間のローリング修正を可能としている。
【0021】また、後胴部4の内周面には図5に示すよ
うに、水平対向する一対のメイングリッパ14が後胴部
4の外周に向けて出没可能に配置されている。
うに、水平対向する一対のメイングリッパ14が後胴部
4の外周に向けて出没可能に配置されている。
【0022】さらに、後胴部4の最後部には、図2に示
すように、この位置に搬入された前述のセグメント15
の組立て用エレクタ16が配置され、また、エレクタ1
6の周囲には反力伝達ジャッキ17が配置され、プレス
リング18を介して組立てられたセグメント15の先端
を押圧する。
すように、この位置に搬入された前述のセグメント15
の組立て用エレクタ16が配置され、また、エレクタ1
6の周囲には反力伝達ジャッキ17が配置され、プレス
リング18を介して組立てられたセグメント15の先端
を押圧する。
【0023】以上の構成によるTBM1を用いた一般的
掘削およびトンネル構築手順を説明する。
掘削およびトンネル構築手順を説明する。
【0024】前胴部2および中、後胴部3,4が最小
長さに縮められた段階で、フロントグリッパ10を収縮
させた状態でメイングリッパ14を突出させて地山Eを
グリップし、地山Eに反力を取った状態でカッタードラ
ム5を回転させつつ、スラストジャッキ11を伸し前胴
部2を前進させて掘削を行う。
長さに縮められた段階で、フロントグリッパ10を収縮
させた状態でメイングリッパ14を突出させて地山Eを
グリップし、地山Eに反力を取った状態でカッタードラ
ム5を回転させつつ、スラストジャッキ11を伸し前胴
部2を前進させて掘削を行う。
【0025】この間はメイングリッパ14および反力伝
達ジャッキ17により後部側はホールドされる。
達ジャッキ17により後部側はホールドされる。
【0026】次に、メイングリッパ10を収縮させた
状態で、フロントグリッパ14を突出させて地山Eをグ
リップし、スラストジャッキ11を縮めて中後胴部3,
4を引き寄せる。
状態で、フロントグリッパ14を突出させて地山Eをグ
リップし、スラストジャッキ11を縮めて中後胴部3,
4を引き寄せる。
【0027】以上の、の作業を尺取り虫状に繰り
返すとともに、後胴部4の後方にセグメント15を組み
立ててゆくことにより、トンネルが構築される。
返すとともに、後胴部4の後方にセグメント15を組み
立ててゆくことにより、トンネルが構築される。
【0028】そして、かかる作業中にTBM1にローリ
ングが生じたら、このローリングを修正する作業を行な
う。
ングが生じたら、このローリングを修正する作業を行な
う。
【0029】本発明方法では、以上の一般的なTBM1
の機能に加え、定常的、あるいはTBM1が軟質地盤
や、粘性の高い地盤など、不良地盤を通過する際に、前
胴部2および後胴部4の外周地山Eに気泡を注入するた
めの気泡注入装置が備えられている。
の機能に加え、定常的、あるいはTBM1が軟質地盤
や、粘性の高い地盤など、不良地盤を通過する際に、前
胴部2および後胴部4の外周地山Eに気泡を注入するた
めの気泡注入装置が備えられている。
【0030】この気泡注入装置は、図1に示すように、
起泡剤タンク20と、起泡剤タンク20に蓄えられた起
泡剤を発泡器21の入口側に送るポンプ22と、発泡器
21のもう一方の入口端に接続したエアコンプレッサ2
3と、発泡器21の出口端に接続され、かつ複数の分配
器24を介して分岐配管された複数のホース25と、各
ホース25の吐出端に接続され、前胴部2および後胴部
4に放射状をなして複数取付けられ、吐出端を地山側に
開口した気泡吐出ノズル26および隔壁9を貫通して固
定された掘削ずりとの混合用気泡吐出ノズ27とを備え
ている。
起泡剤タンク20と、起泡剤タンク20に蓄えられた起
泡剤を発泡器21の入口側に送るポンプ22と、発泡器
21のもう一方の入口端に接続したエアコンプレッサ2
3と、発泡器21の出口端に接続され、かつ複数の分配
器24を介して分岐配管された複数のホース25と、各
ホース25の吐出端に接続され、前胴部2および後胴部
4に放射状をなして複数取付けられ、吐出端を地山側に
開口した気泡吐出ノズル26および隔壁9を貫通して固
定された掘削ずりとの混合用気泡吐出ノズ27とを備え
ている。
【0031】前記起泡剤は界面活性剤、タンパク系発泡
剤などからなるもので、源液で供給される場合には、混
合器などを付加して水と混合し、適宜の希釈率にしてか
ら発泡器16を通じて発泡させることもできる。
剤などからなるもので、源液で供給される場合には、混
合器などを付加して水と混合し、適宜の希釈率にしてか
ら発泡器16を通じて発泡させることもできる。
【0032】図3及び図5には前記気泡吐出ノズル26
の配置形状が示され、前胴部2においては、図3に示す
ようにフロントグリッパ10の近傍に放射状に複数配置
されている。また、後胴部4においては図5に示すよう
に、メイングリッパ14の近傍に放射状に複数配置され
ている。
の配置形状が示され、前胴部2においては、図3に示す
ようにフロントグリッパ10の近傍に放射状に複数配置
されている。また、後胴部4においては図5に示すよう
に、メイングリッパ14の近傍に放射状に複数配置され
ている。
【0033】以上の気泡吐出ノズル26は、前記ローリ
ング修正時の摩擦低減用に用いられるもので、前述のご
とく、TBM1が不良地盤に突入すると、ローリング修
正を頻繁に繰返さなければならないが、このとき前記気
泡発生装置を駆動し、各気泡吐出ノズル26を通じてT
BM1の外周に気泡を吐出することで、TBM1の外周
と地山Eとの間には気泡による潤滑性の層が形成され
る。
ング修正時の摩擦低減用に用いられるもので、前述のご
とく、TBM1が不良地盤に突入すると、ローリング修
正を頻繁に繰返さなければならないが、このとき前記気
泡発生装置を駆動し、各気泡吐出ノズル26を通じてT
BM1の外周に気泡を吐出することで、TBM1の外周
と地山Eとの間には気泡による潤滑性の層が形成され
る。
【0034】従って、この気泡の層によってTBM1の
外周部と地山Eとの間を縁切りすると同時に、気泡の層
の潤滑作用による摩擦低減効果によって、ローリングジ
ャッキによるローリング修正時の駆動動力を低減させ、
短時間のうちに修正作業を完了する。またこの際には地
山Eは崩壊することなく、その後の作業に支障を生ずる
ことがない。
外周部と地山Eとの間を縁切りすると同時に、気泡の層
の潤滑作用による摩擦低減効果によって、ローリングジ
ャッキによるローリング修正時の駆動動力を低減させ、
短時間のうちに修正作業を完了する。またこの際には地
山Eは崩壊することなく、その後の作業に支障を生ずる
ことがない。
【0035】さらには、吐出された気泡は、含水分が少
なく、時間経過とともに消滅するため、地山Eに加水す
ることによる地山の脆弱化がないものとなる。
なく、時間経過とともに消滅するため、地山Eに加水す
ることによる地山の脆弱化がないものとなる。
【0036】なお、前記チャンバ7内にも気泡ノズル2
7によって気泡が注入され、掘削ずりと混合することに
よって、カッターディスク5による切削能力の向上と排
出時における動力の低減を図っているが、この気泡混じ
りの泥土を回収し、気泡土としてポンプなどにより各気
泡吐出ノズル26を通じてTBM1の外周に吐出させる
こともできる。
7によって気泡が注入され、掘削ずりと混合することに
よって、カッターディスク5による切削能力の向上と排
出時における動力の低減を図っているが、この気泡混じ
りの泥土を回収し、気泡土としてポンプなどにより各気
泡吐出ノズル26を通じてTBM1の外周に吐出させる
こともできる。
【0037】なお、以上の実施形態において、通常の掘
進作業時には、気泡吐出ノズル26,27のみ配備して
おき、この種の地盤と遭遇したときのみ、臨時的に気泡
注入装置を接続して注入作業を行っても良い。
進作業時には、気泡吐出ノズル26,27のみ配備して
おき、この種の地盤と遭遇したときのみ、臨時的に気泡
注入装置を接続して注入作業を行っても良い。
【0038】但し、通常の良質地山の掘削時であって
も、ローリング修正時における、摩擦力低減効果や、カ
ッタードラム1による切削抵抗を減ずる効果には変わり
ないことから、常設することも可能である。
も、ローリング修正時における、摩擦力低減効果や、カ
ッタードラム1による切削抵抗を減ずる効果には変わり
ないことから、常設することも可能である。
【0039】また、常設しておくことで、不良地山に遭
遇した時点で、通常よりも気泡の吐出圧や吐出量などを
増加させることで、とっさの場合に対処できる。
遇した時点で、通常よりも気泡の吐出圧や吐出量などを
増加させることで、とっさの場合に対処できる。
【0040】なお、以上の実施形態では、TBMに後続
させてセグメントの組立および裏込め注入工を実施する
場合を説明したが、型枠の組立とコンクリートライニン
グ工程に替えても良いことは勿論である。
させてセグメントの組立および裏込め注入工を実施する
場合を説明したが、型枠の組立とコンクリートライニン
グ工程に替えても良いことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるTBMのローリング修正方法にあっては、修正
時に気泡を胴部外周に吐出することで外周部に潤滑性の
層を形成し、これによって地山との接触抵抗を低減し、
ローリング時の回転動力の低減および地山の崩壊防止効
果を得られる。
明によるTBMのローリング修正方法にあっては、修正
時に気泡を胴部外周に吐出することで外周部に潤滑性の
層を形成し、これによって地山との接触抵抗を低減し、
ローリング時の回転動力の低減および地山の崩壊防止効
果を得られる。
【図1】本発明方法の概略断面図である。
【図2】同方法を実施するためのTMBの具体的構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
1 TBM 2 前胴部 3 中胴部 4 後胴部 5 カッタードラム 6 隔壁 7 チャンバ 10 フロントグリッパ 12 ローリングジャッキ 14 メイングリッパ 20,21,22,23,24,25,26 気泡発生
装置 (20 起泡剤タンク、21 ポンプ、22 発泡器、
23 エアコンプレッサ、 24 分配器、25 ホー
ス、26,27 気泡吐出ノズル) E 地山
装置 (20 起泡剤タンク、21 ポンプ、22 発泡器、
23 エアコンプレッサ、 24 分配器、25 ホー
ス、26,27 気泡吐出ノズル) E 地山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栃折 宣彦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内
Claims (1)
- 【請求項1】 トンネル掘削機の胴部側面にグリッパを
突出して地山に反力を取りつつ、カッタードラムの回転
により地山を掘削するとともに、胴部の周方向にローリ
ング変位が生じたら、ローリングジャッキを駆動して、
ローリング修正を行なうようにしたトンネル掘削機のロ
ーリング修正方法において、 前記ローリング修正時に、胴部の外周に開口する気泡吐
出ノズルを通じて気泡を吐出することを特徴とするトン
ネル掘削機のローリング修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP331598A JPH11200777A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | トンネル掘削機のローリング修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP331598A JPH11200777A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | トンネル掘削機のローリング修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200777A true JPH11200777A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11553934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP331598A Pending JPH11200777A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | トンネル掘削機のローリング修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111878102A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-03 | 天津宏轩达科技有限公司 | 一种双层结构盾壳及盾构机 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP331598A patent/JPH11200777A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111878102A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-03 | 天津宏轩达科技有限公司 | 一种双层结构盾壳及盾构机 |
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