JPH11200849A - エンジンの排気ガス浄化装置 - Google Patents
エンジンの排気ガス浄化装置Info
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- JPH11200849A JPH11200849A JP10035350A JP3535098A JPH11200849A JP H11200849 A JPH11200849 A JP H11200849A JP 10035350 A JP10035350 A JP 10035350A JP 3535098 A JP3535098 A JP 3535098A JP H11200849 A JPH11200849 A JP H11200849A
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の貴金属触媒やゼオライト触媒では、優
れた浄化効率を得ることができなかったディーゼルエン
ジン等の酸素濃度が高い排気ガス中のNOxを効果的に
浄化することができる触媒コンバータを有する排気ガス
浄化装置を提供する。 【解決手段】 NOx触媒として銀アルミネート等の銀
複合酸化物を使用し、触媒直上流に温度センサーを設け
て同センサーにより検知される排気ガス温度が設定温
度、例えば400℃以上のときに、排気ガス中に空気を
注入して酸素濃度を増大させると共に、排気ガス温度を
上記設定温度を下限として下降させる。触媒直上流の排
気ガス温度が設定温度以下では、空気の注入を停止す
る。上記設定温度は上記銀複合酸化物触媒の活性が最も
高い温度付近に設定される。
れた浄化効率を得ることができなかったディーゼルエン
ジン等の酸素濃度が高い排気ガス中のNOxを効果的に
浄化することができる触媒コンバータを有する排気ガス
浄化装置を提供する。 【解決手段】 NOx触媒として銀アルミネート等の銀
複合酸化物を使用し、触媒直上流に温度センサーを設け
て同センサーにより検知される排気ガス温度が設定温
度、例えば400℃以上のときに、排気ガス中に空気を
注入して酸素濃度を増大させると共に、排気ガス温度を
上記設定温度を下限として下降させる。触媒直上流の排
気ガス温度が設定温度以下では、空気の注入を停止す
る。上記設定温度は上記銀複合酸化物触媒の活性が最も
高い温度付近に設定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン、特に車
両用ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれるNOx
を効果的に浄化することができる排気ガス浄化装置に関
するものである。
両用ディーゼルエンジンの排気ガス中に含まれるNOx
を効果的に浄化することができる排気ガス浄化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゼオライト等の分子篩構造を有す
る物質におけるNa+やK+等の陽イオンを、銅、コバ
ルト等の遷移金属でイオン交換した触媒(以下場合によ
り分子篩構造触媒という)は、HC等の還元剤を用いる
ことにより、酸素過剰の状態でエンジンの排気ガス中の
NOxを浄化し得ることが知られており、この特性を利
用して、リーンバーンのガソリンエンジンやディーゼル
エンジンの排気ガス中のNOx浄化用触媒への適用が検
討されている。
る物質におけるNa+やK+等の陽イオンを、銅、コバ
ルト等の遷移金属でイオン交換した触媒(以下場合によ
り分子篩構造触媒という)は、HC等の還元剤を用いる
ことにより、酸素過剰の状態でエンジンの排気ガス中の
NOxを浄化し得ることが知られており、この特性を利
用して、リーンバーンのガソリンエンジンやディーゼル
エンジンの排気ガス中のNOx浄化用触媒への適用が検
討されている。
【0003】しかしながら、上記分子篩構造触媒は、ガ
ソリンエンジンにおける理論空燃比付近及びリッチ雰囲
気での運転状態、即ち排気ガス中に酸素が殆んど存在し
ない状態では、NOxの浄化性能が極めて低いという問
題があった。そこで、排気ガスに空気を注入し酸素濃度
を1〜3%に調整して上記分子篩構造触媒に接触させる
ことにより、排気ガス中のNOx浄化性能を向上する改
良方法が、主としてリーンバーンガソリンエンジンの排
気ガス浄化を目的として、既に提案されている。この改
良方法では、排気ガス中の酸素濃度が2%前後のときに
最大のNOx浄化効率が得られるが、酸素濃度がそれ以
上になるとNOx浄化効率が徐々に低下する不具合があ
る。
ソリンエンジンにおける理論空燃比付近及びリッチ雰囲
気での運転状態、即ち排気ガス中に酸素が殆んど存在し
ない状態では、NOxの浄化性能が極めて低いという問
題があった。そこで、排気ガスに空気を注入し酸素濃度
を1〜3%に調整して上記分子篩構造触媒に接触させる
ことにより、排気ガス中のNOx浄化性能を向上する改
良方法が、主としてリーンバーンガソリンエンジンの排
気ガス浄化を目的として、既に提案されている。この改
良方法では、排気ガス中の酸素濃度が2%前後のときに
最大のNOx浄化効率が得られるが、酸素濃度がそれ以
上になるとNOx浄化効率が徐々に低下する不具合があ
る。
【0004】一方、トラック等車両用の4サイクルディ
ーゼルエンジンの場合、アイドル運転状態で排気ガス中
の酸素濃度が略18〜20%であり、全力運転状態でも
排気ガス中の酸素濃度は略5%であるので、上記改良方
法をディーゼルエンジンに適用した場合、酸素濃度の過
大のために、十分なNOx浄化効率を得ることができな
い欠点がある。なお、上記分子篩構造触媒以外に、車両
用エンジンの排気ガス浄化触媒として広く使用されてい
る貴金属を主たる触媒成分とする三元触媒は、良く知ら
れているように、排気ガス中に酸素が存在すると、浄化
性能が殆んど失なわれるか、又は著しく低減するので、
ディーゼルエンジンの排気ガス中のNOx浄化用触媒に
は不適当である。
ーゼルエンジンの場合、アイドル運転状態で排気ガス中
の酸素濃度が略18〜20%であり、全力運転状態でも
排気ガス中の酸素濃度は略5%であるので、上記改良方
法をディーゼルエンジンに適用した場合、酸素濃度の過
大のために、十分なNOx浄化効率を得ることができな
い欠点がある。なお、上記分子篩構造触媒以外に、車両
用エンジンの排気ガス浄化触媒として広く使用されてい
る貴金属を主たる触媒成分とする三元触媒は、良く知ら
れているように、排気ガス中に酸素が存在すると、浄化
性能が殆んど失なわれるか、又は著しく低減するので、
ディーゼルエンジンの排気ガス中のNOx浄化用触媒に
は不適当である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、車両用ディーゼルエンジンの排
気ガス等過剰な酸素の存在下で優れたNOx浄化性能を
発揮することができるエンジンの排気ガス浄化装置を提
供することを、主たる目的とするものである。本発明の
他の目的は、エンジンの排気ガス中の酸素濃度に応じ
て、触媒に接触する直前の排気ガスに混合される空気量
を制御することによって、優れたNOx浄化性能を確保
することができるエンジンの排気ガス浄化装置を提供す
ることである。
鑑み創案されたもので、車両用ディーゼルエンジンの排
気ガス等過剰な酸素の存在下で優れたNOx浄化性能を
発揮することができるエンジンの排気ガス浄化装置を提
供することを、主たる目的とするものである。本発明の
他の目的は、エンジンの排気ガス中の酸素濃度に応じ
て、触媒に接触する直前の排気ガスに混合される空気量
を制御することによって、優れたNOx浄化性能を確保
することができるエンジンの排気ガス浄化装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エンジンの排気通路に介装され銀複合酸
化物触媒を収蔵したNOx触媒コンバータと、上記NO
x触媒コンバータの上流における排気通路に連通し弁装
置を介して可変量の空気を排気ガス内に注入することが
できる空気供給通路と、上記排気通路又はNOx触媒コ
ンバータに設けられ上記銀複合酸化物触媒に接触する直
前の排気ガスの温度を検知する温度センサーとを備え、
上記弁装置は、上記温度センサーにより検知された排気
ガス温度が設定値以上のときに、上記空気供給通路から
排気通路内に空気を注入するように作動することを特徴
とするエンジンの排気ガス浄化装置を提案するものであ
る。
め、本発明は、エンジンの排気通路に介装され銀複合酸
化物触媒を収蔵したNOx触媒コンバータと、上記NO
x触媒コンバータの上流における排気通路に連通し弁装
置を介して可変量の空気を排気ガス内に注入することが
できる空気供給通路と、上記排気通路又はNOx触媒コ
ンバータに設けられ上記銀複合酸化物触媒に接触する直
前の排気ガスの温度を検知する温度センサーとを備え、
上記弁装置は、上記温度センサーにより検知された排気
ガス温度が設定値以上のときに、上記空気供給通路から
排気通路内に空気を注入するように作動することを特徴
とするエンジンの排気ガス浄化装置を提案するものであ
る。
【0007】本発明によれば、従来の分子篩構造の触媒
及び貴金属触媒では、効果的なNOx浄化が行なわれな
い排気ガス中の酸素濃度が高い領域でも優れたNOx浄
化性能を発揮し得る触媒として、例えば、銀アルミネー
ト(AgAlO2)等の銀複合酸化物を使用すること、
及び排気ガス温度が設定値以上のときに、排気ガス中に
空気を注入し混合させることにより上記触媒に接触する
直前の排気ガスの酸素濃度を増大させると共に、排気ガ
ス温度を触媒の活性が高い温度に向い低下させることと
によって、エンジン、特にディーゼルエンジンの排気ガ
スに含まれるNOxを効果的に低減することができる。
及び貴金属触媒では、効果的なNOx浄化が行なわれな
い排気ガス中の酸素濃度が高い領域でも優れたNOx浄
化性能を発揮し得る触媒として、例えば、銀アルミネー
ト(AgAlO2)等の銀複合酸化物を使用すること、
及び排気ガス温度が設定値以上のときに、排気ガス中に
空気を注入し混合させることにより上記触媒に接触する
直前の排気ガスの酸素濃度を増大させると共に、排気ガ
ス温度を触媒の活性が高い温度に向い低下させることと
によって、エンジン、特にディーゼルエンジンの排気ガ
スに含まれるNOxを効果的に低減することができる。
【0008】本発明において、上記排気通路又はNOx
触媒コンバータの銀複合酸化物触媒の直上流部分に、排
気ガスの温度を検知する温度センサーと同排気ガス中の
酸素濃度を検知する酸素濃度センサーとが設けられ、上
記弁装置は、上記温度センサーにより検知された排気ガ
ス温度が設定値以上のときに、上記酸素濃度センサーに
より検知された酸素濃度に応じた流量の空気を、上記空
気供給通路から排気通路内に供給するように構成される
ことが好ましい。さらに、本発明において、上記銀複合
酸化物触媒に接触する直前の排気ガス温度を検知する第
1の温度センサーが設けられると共に、上記空気供給通
路と排気通路との接続部より上流側の排気通路に第2の
温度センサーとが設けられ、上記第1及び第2温度セン
サーにより検知された排気ガス温度の差に基づき上記弁
装置の開度が制御されるように構成されることが望まし
い。
触媒コンバータの銀複合酸化物触媒の直上流部分に、排
気ガスの温度を検知する温度センサーと同排気ガス中の
酸素濃度を検知する酸素濃度センサーとが設けられ、上
記弁装置は、上記温度センサーにより検知された排気ガ
ス温度が設定値以上のときに、上記酸素濃度センサーに
より検知された酸素濃度に応じた流量の空気を、上記空
気供給通路から排気通路内に供給するように構成される
ことが好ましい。さらに、本発明において、上記銀複合
酸化物触媒に接触する直前の排気ガス温度を検知する第
1の温度センサーが設けられると共に、上記空気供給通
路と排気通路との接続部より上流側の排気通路に第2の
温度センサーとが設けられ、上記第1及び第2温度セン
サーにより検知された排気ガス温度の差に基づき上記弁
装置の開度が制御されるように構成されることが望まし
い。
【0009】以下本発明の好ましい実施形態を、図1な
いし図4を参照して説明する。先ず、図1の概略構成図
において、符号10は概念的に車両用のディーゼルエン
ジンを示し、12は同エンジン10の排気マーホールド
14を含む排気通路を示す。同排気通路12内に排気ガ
ス中のNOxを浄化するNOx触媒コンバータ16が介
装され、同触媒コンバータ16から排出された排気ガス
は、図示を省略されているマフラーを経てテールパイプ
から外気に放散される。
いし図4を参照して説明する。先ず、図1の概略構成図
において、符号10は概念的に車両用のディーゼルエン
ジンを示し、12は同エンジン10の排気マーホールド
14を含む排気通路を示す。同排気通路12内に排気ガ
ス中のNOxを浄化するNOx触媒コンバータ16が介
装され、同触媒コンバータ16から排出された排気ガス
は、図示を省略されているマフラーを経てテールパイプ
から外気に放散される。
【0010】上記NOx触媒コンバータ16には、銀複
合酸化物、好ましくは銀アルミネート(AgAlO2)
を触媒成分として、コージェライト等のハニカム構造担
体又はペレット状担体に担持させた触媒、又は上記銀ア
ルミネート自体をハニカム状又はペレット状に成形した
触媒18が収容されている。
合酸化物、好ましくは銀アルミネート(AgAlO2)
を触媒成分として、コージェライト等のハニカム構造担
体又はペレット状担体に担持させた触媒、又は上記銀ア
ルミネート自体をハニカム状又はペレット状に成形した
触媒18が収容されている。
【0011】また、NOx触媒コンバータ16より上流
側、好ましくは直上流の排気通路12に、一端を空気タ
ンク等の空気供給源20に接続された空気供給通路22
の他端が接続され、同空気供給通路22内には、弁アク
チュエータ24によって開閉される弁装置26が介装さ
れている。さらに、空気供給通路22の接続部分より下
流側の排気通路12に、排気ガス中の酸素濃度λ0を検
知する酸素濃度センサー28及び排気ガスの温度Taを
検知する第1の温度センサー30が設けられ、また上記
空気供給通路22の接続部分より上流側の排気通路12
に空気注入前の排気ガス温度Tbを検知する第2の温度
センサー32が設けられている。
側、好ましくは直上流の排気通路12に、一端を空気タ
ンク等の空気供給源20に接続された空気供給通路22
の他端が接続され、同空気供給通路22内には、弁アク
チュエータ24によって開閉される弁装置26が介装さ
れている。さらに、空気供給通路22の接続部分より下
流側の排気通路12に、排気ガス中の酸素濃度λ0を検
知する酸素濃度センサー28及び排気ガスの温度Taを
検知する第1の温度センサー30が設けられ、また上記
空気供給通路22の接続部分より上流側の排気通路12
に空気注入前の排気ガス温度Tbを検知する第2の温度
センサー32が設けられている。
【0012】上記第1及び第2温度センサー30及び3
2の出力信号Ta及びTb、並びに酸素濃度センサー2
8の出力信号λ0は夫々コントロールユニット34に供
給され、これらの出力信号を受容したコントロールユニ
ット34は、内蔵された制御マップに基づき上記弁アク
チュエータ24に駆動出力を供給する。
2の出力信号Ta及びTb、並びに酸素濃度センサー2
8の出力信号λ0は夫々コントロールユニット34に供
給され、これらの出力信号を受容したコントロールユニ
ット34は、内蔵された制御マップに基づき上記弁アク
チュエータ24に駆動出力を供給する。
【0013】次に、図3は、縦軸にNOx浄化率%をと
り、横軸に試験ガス温度をとって上記銀アルミネート触
媒のNOx浄化性能を排気ガス中の酸素濃度λ0を種々
変化させて調べたものである。なお、試験ガスは、N
O;500ppm、HC;3000ppm、CO;30
0ppm、CO2;6%、H2O;6%、O2;3〜2
0%、残部N2からなり、試験ガスの流量SV=400
00h−1で、略実際の車両用ディーゼルエンジンの排
気ガス成分及び流量に相応するものである。
り、横軸に試験ガス温度をとって上記銀アルミネート触
媒のNOx浄化性能を排気ガス中の酸素濃度λ0を種々
変化させて調べたものである。なお、試験ガスは、N
O;500ppm、HC;3000ppm、CO;30
0ppm、CO2;6%、H2O;6%、O2;3〜2
0%、残部N2からなり、試験ガスの流量SV=400
00h−1で、略実際の車両用ディーゼルエンジンの排
気ガス成分及び流量に相応するものである。
【0014】上記試験結果から明らかなように、試験ガ
ス中の酸素濃度が10〜20%で、かつ試験ガス温度が
350〜400℃の領域で高い浄化率が得られ、350
℃未満及び400℃を超える温度領域では、次第に浄化
率が低下することが認められた。また、酸素濃度3%以
下では、350℃前後で30%弱の最大浄化効率しか得
られず、それより低温又は高温の領域では一層低い浄化
効率となるので、実用に適せず、さらに、3%を超え1
0%未満の酸素濃度では、上記の中間の浄化効率が得ら
れることが確認された。
ス中の酸素濃度が10〜20%で、かつ試験ガス温度が
350〜400℃の領域で高い浄化率が得られ、350
℃未満及び400℃を超える温度領域では、次第に浄化
率が低下することが認められた。また、酸素濃度3%以
下では、350℃前後で30%弱の最大浄化効率しか得
られず、それより低温又は高温の領域では一層低い浄化
効率となるので、実用に適せず、さらに、3%を超え1
0%未満の酸素濃度では、上記の中間の浄化効率が得ら
れることが確認された。
【0015】上記図3の試験結果を整理したものが図2
に示されている。同図は縦軸にNOx浄化率をとり横軸
に排気ガス又は試験ガスの酸素濃度をとり、曲線Eは夫
々の酸素濃度で得られる最大浄化率(なお、図3に示さ
れているように、最大浄化率が得られる試験ガス温度は
酸素濃度によって種々異なる)を示す。また、図中に記
入されているように、車両用ディーゼルエンジンの排気
ガス酸素濃度域はその運転状態に応じて異なり、アイド
ル運転時で18〜20%程度(排気ガス温度Tbは20
0℃前後)全力運転時で略5%(排気ガス温度Tbは6
00℃前後)、部分負荷時はその中間の酸素濃度とな
る。
に示されている。同図は縦軸にNOx浄化率をとり横軸
に排気ガス又は試験ガスの酸素濃度をとり、曲線Eは夫
々の酸素濃度で得られる最大浄化率(なお、図3に示さ
れているように、最大浄化率が得られる試験ガス温度は
酸素濃度によって種々異なる)を示す。また、図中に記
入されているように、車両用ディーゼルエンジンの排気
ガス酸素濃度域はその運転状態に応じて異なり、アイド
ル運転時で18〜20%程度(排気ガス温度Tbは20
0℃前後)全力運転時で略5%(排気ガス温度Tbは6
00℃前後)、部分負荷時はその中間の酸素濃度とな
る。
【0016】再び図1に示した概略構成図において、デ
ィーゼルエンジン10の運転中、或る温度の排気ガスが
排気通路12を流れているときに、コントロールユニッ
ト34の駆動出力により弁アクチュエータ24が作動さ
れて弁装置26が開かれると、空気供給源20から空気
供給通路22を通り排気通路12内に空気が注入され、
排気ガスに混合される。空気の注入により排気ガス温度
が低下して、銀アルミネート触媒18に接触する直前の
排気ガス温度Taと、空気供給通路22の接続部上流の
排気ガス温度Tbとの間に差異が生じ、これらの排気ガ
ス温度は、夫々第1及び第2の温度センサー30及び3
2からコントロールユニット34に供給される。これと
同時に、空気の注入によって排気ガス中の酸素濃度が上
昇する。
ィーゼルエンジン10の運転中、或る温度の排気ガスが
排気通路12を流れているときに、コントロールユニッ
ト34の駆動出力により弁アクチュエータ24が作動さ
れて弁装置26が開かれると、空気供給源20から空気
供給通路22を通り排気通路12内に空気が注入され、
排気ガスに混合される。空気の注入により排気ガス温度
が低下して、銀アルミネート触媒18に接触する直前の
排気ガス温度Taと、空気供給通路22の接続部上流の
排気ガス温度Tbとの間に差異が生じ、これらの排気ガ
ス温度は、夫々第1及び第2の温度センサー30及び3
2からコントロールユニット34に供給される。これと
同時に、空気の注入によって排気ガス中の酸素濃度が上
昇する。
【0017】図3から明らかなように、銀アルミネート
触媒18に接触する排気ガス濃度は10〜20%である
ことが好ましく、かつこの時の排気ガス温度Taが40
0℃付近のときに、著しく優れたNOx浄化率50〜6
0%弱が達成され、排気ガス温度Taが400℃を超え
ると、徐々に低下するので、設定温度T0を400℃と
し、この設定温度以上の温度領域で、上記弁装置26を
開き空気の注入を行なうことが有利である。排気ガス温
度Taが400℃を超えている場合、空気を添加する
と、排気ガス中の酸素濃度が増大すると共に、排気ガス
温度Tbは最大の浄化率が得られる400℃に向い下降
する。
触媒18に接触する排気ガス濃度は10〜20%である
ことが好ましく、かつこの時の排気ガス温度Taが40
0℃付近のときに、著しく優れたNOx浄化率50〜6
0%弱が達成され、排気ガス温度Taが400℃を超え
ると、徐々に低下するので、設定温度T0を400℃と
し、この設定温度以上の温度領域で、上記弁装置26を
開き空気の注入を行なうことが有利である。排気ガス温
度Taが400℃を超えている場合、空気を添加する
と、排気ガス中の酸素濃度が増大すると共に、排気ガス
温度Tbは最大の浄化率が得られる400℃に向い下降
する。
【0018】ディーゼルエンジン10が全力又はそれに
近い高負荷で運転していて、排気ガス中の酸素濃度が1
0%未満、例えば5%となり、空気注入前の排気ガス温
度Tbが上記設定温度T0(=400℃)より高い、例
えば540℃の場合、もし空気注入が行なわれないと、
NOx浄化率は30%程度の低いものに過ぎないが、弁
装置26を開いて排気ガス中に空気を注入し、その温度
を設定温度T0まで低下させ、空気注入の結果酸素濃度
が15%に上昇した場合、NOx浄化率は約55%まで
向上する。即ち、ディーゼルエンジンの場合、排気ガス
中の酸素濃度が低い高負荷運転時には、一般に排気ガス
温度が高く、NOx量も増加するのであるが、空気の注
入により排気ガス温度を下げると共に酸素濃度を増大さ
せることによって、図3に白抜きの矢印で示したよう
に、銀アルミネート触媒18の活性が高い作動領域へ収
斂させ、優れたNOx浄化率を得ることが可能となる。
近い高負荷で運転していて、排気ガス中の酸素濃度が1
0%未満、例えば5%となり、空気注入前の排気ガス温
度Tbが上記設定温度T0(=400℃)より高い、例
えば540℃の場合、もし空気注入が行なわれないと、
NOx浄化率は30%程度の低いものに過ぎないが、弁
装置26を開いて排気ガス中に空気を注入し、その温度
を設定温度T0まで低下させ、空気注入の結果酸素濃度
が15%に上昇した場合、NOx浄化率は約55%まで
向上する。即ち、ディーゼルエンジンの場合、排気ガス
中の酸素濃度が低い高負荷運転時には、一般に排気ガス
温度が高く、NOx量も増加するのであるが、空気の注
入により排気ガス温度を下げると共に酸素濃度を増大さ
せることによって、図3に白抜きの矢印で示したよう
に、銀アルミネート触媒18の活性が高い作動領域へ収
斂させ、優れたNOx浄化率を得ることが可能となる。
【0019】一方、図3に見られるように、試験ガスの
温度が上記設定温度T0(=400℃)付近より低温の
領域では、実質的にすべての酸素濃度において、温度の
低下と共にNOx浄化率が低減するので、空気を注入す
ることにより排気ガス温度をさらに低下させることは好
ましくなく、従って空気供給通路22の上流側に配置さ
れた第2温度センサー32により検知される排気ガス温
度Tbが400℃未満の場合、空気の注入は行なわない
方が有利である。
温度が上記設定温度T0(=400℃)付近より低温の
領域では、実質的にすべての酸素濃度において、温度の
低下と共にNOx浄化率が低減するので、空気を注入す
ることにより排気ガス温度をさらに低下させることは好
ましくなく、従って空気供給通路22の上流側に配置さ
れた第2温度センサー32により検知される排気ガス温
度Tbが400℃未満の場合、空気の注入は行なわない
方が有利である。
【0020】上記試験結果に基づいて、前記コントロー
ルユニット34の好ましい作動態様の一例が、図4のフ
ローチャートに示されている。先ず、車両用ディーゼル
エンジン10の始動と共にプログラムがスタートし、ス
テップS1でNOx触媒コンバータ16の入口、即ち銀
アルミネート触媒18の直上流における第1温度センサ
ー30の出力信号Ta及び酸素濃度センサー28の出力
信号λ0と、空気供給通路22の接続部上流側に配設さ
れた第2温度センサー32の出力信号Tbとが読込まれ
る。一方、空気供給通路22に介装された弁装置26は
弁アクチュエータ24が付勢されない限り閉止している
常閉の弁であって、エンジン10の始動時は閉止してお
り、空気供給通路22から排気通路12に空気が供給さ
れないので、第1及び第2温度センサー30及び32の
出力信号Ta及びTbは実質的に等しい。
ルユニット34の好ましい作動態様の一例が、図4のフ
ローチャートに示されている。先ず、車両用ディーゼル
エンジン10の始動と共にプログラムがスタートし、ス
テップS1でNOx触媒コンバータ16の入口、即ち銀
アルミネート触媒18の直上流における第1温度センサ
ー30の出力信号Ta及び酸素濃度センサー28の出力
信号λ0と、空気供給通路22の接続部上流側に配設さ
れた第2温度センサー32の出力信号Tbとが読込まれ
る。一方、空気供給通路22に介装された弁装置26は
弁アクチュエータ24が付勢されない限り閉止している
常閉の弁であって、エンジン10の始動時は閉止してお
り、空気供給通路22から排気通路12に空気が供給さ
れないので、第1及び第2温度センサー30及び32の
出力信号Ta及びTbは実質的に等しい。
【0021】プログラムはステップS1からS2に進
み、上記第2温度センサー32の出力信号Tbが設定温
度T0=400℃以上であるかどうかが調べられる。エ
ンジン10が始動したのち車両が走行して、エンジン1
0の排気ガス温度Tbが設定温度T0(=400℃)以
上になると、ステップS3に進み、排気ガス温度偏差T
b−T0=ΔTと、酸素濃度センサー28の出力信号λ
0、即ち銀アルミネート触媒18の直上流における酸素
濃度とに応じた弁装置26の開度が、コントロールユニ
ット34内に収蔵されたマップにより設定される。
み、上記第2温度センサー32の出力信号Tbが設定温
度T0=400℃以上であるかどうかが調べられる。エ
ンジン10が始動したのち車両が走行して、エンジン1
0の排気ガス温度Tbが設定温度T0(=400℃)以
上になると、ステップS3に進み、排気ガス温度偏差T
b−T0=ΔTと、酸素濃度センサー28の出力信号λ
0、即ち銀アルミネート触媒18の直上流における酸素
濃度とに応じた弁装置26の開度が、コントロールユニ
ット34内に収蔵されたマップにより設定される。
【0022】上記ステップS2において、排気温度Tb
が設定温度T0(=400℃)未満の場合、ステップは
S4に進み、弁装置26は閉じたまま、即ち弁アクチュ
エータ24は消勢された状態で、ステップS1にリター
ンする。
が設定温度T0(=400℃)未満の場合、ステップは
S4に進み、弁装置26は閉じたまま、即ち弁アクチュ
エータ24は消勢された状態で、ステップS1にリター
ンする。
【0023】次に、プログラムはステップS5に進み、
上記排気ガス温度偏差ΔTと酸素濃度λ0とに応じた設
定開度で弁装置26が開かれる。弁装置26が開かれる
ことによって、空気供給通路22から空気が供給されて
排気ガスと混合し酸素濃度λ0が増大するので、ステッ
プS6において、増大した新たな酸素濃度λ0(酸素セ
ンサー28により検知される)に対応する銀アルミネー
ト触媒直上流の排気ガス温度Taの目標値Ta0(即ち
新たな酸素濃度λ0において触媒の活性が略最大となる
温度)がコントロールユニット34内に収蔵されたマッ
プにより設定される。
上記排気ガス温度偏差ΔTと酸素濃度λ0とに応じた設
定開度で弁装置26が開かれる。弁装置26が開かれる
ことによって、空気供給通路22から空気が供給されて
排気ガスと混合し酸素濃度λ0が増大するので、ステッ
プS6において、増大した新たな酸素濃度λ0(酸素セ
ンサー28により検知される)に対応する銀アルミネー
ト触媒直上流の排気ガス温度Taの目標値Ta0(即ち
新たな酸素濃度λ0において触媒の活性が略最大となる
温度)がコントロールユニット34内に収蔵されたマッ
プにより設定される。
【0024】ステップは、さらにS7に進み、第1温度
センサー30により検知された排気ガス温度Taが上記
目標排気ガス温度Ta0に等しいか又はそれより低くな
ったかが調べられる。もしYESならステップはS8に
進み、弁装置26が閉止されて、排気通路12内への空
気供給通路22からの空気注入が停止されるので、排気
ガス温度Taのそれ以上の温度低下が停止され、銀アル
ミネート触媒18は、そのときの酸素濃度λ0に相応し
た適切な温度条件下で、NOxの効果的な浄化が行なわ
れ、プログラムはステップ1にリターンする。
センサー30により検知された排気ガス温度Taが上記
目標排気ガス温度Ta0に等しいか又はそれより低くな
ったかが調べられる。もしYESならステップはS8に
進み、弁装置26が閉止されて、排気通路12内への空
気供給通路22からの空気注入が停止されるので、排気
ガス温度Taのそれ以上の温度低下が停止され、銀アル
ミネート触媒18は、そのときの酸素濃度λ0に相応し
た適切な温度条件下で、NOxの効果的な浄化が行なわ
れ、プログラムはステップ1にリターンする。
【0025】ステップS7で、もしNOと判断されれ
ば、プログラムは再びS5にリターンして、弁装置26
は開状態を続け、引続き空気供給通路22からの排気通
路12内への空気供給が行なわれる。上記弁装置26
は、弁アクチュエータ24によって、弁の通路面積が変
化するように構成された可変流量の弁、又は弁アクチュ
エータ24によって単位時間内の開弁時間を制御するこ
とによって空気供給量を制御するように構成されたON
−OFF弁の何れでも良い。
ば、プログラムは再びS5にリターンして、弁装置26
は開状態を続け、引続き空気供給通路22からの排気通
路12内への空気供給が行なわれる。上記弁装置26
は、弁アクチュエータ24によって、弁の通路面積が変
化するように構成された可変流量の弁、又は弁アクチュ
エータ24によって単位時間内の開弁時間を制御するこ
とによって空気供給量を制御するように構成されたON
−OFF弁の何れでも良い。
【0026】なお、上記フローチャート(図4)におい
て、ステップS6 とステップS7との間に、弁装置2
6が開き空気が供給されたことにより温度が低下した排
気ガス温度Taと、空気供給通路22の上流側における
排気ガス温度Tbとの差Δtを加味して弁装置26の開
度を補正する工程を追加して、応答性の向上を計ること
ができる。
て、ステップS6 とステップS7との間に、弁装置2
6が開き空気が供給されたことにより温度が低下した排
気ガス温度Taと、空気供給通路22の上流側における
排気ガス温度Tbとの差Δtを加味して弁装置26の開
度を補正する工程を追加して、応答性の向上を計ること
ができる。
【0027】また、図3の銀アルミネート触媒18の特
性図について既に説明したように、車両用ディーゼルエ
ンジン10は、アイドル運転から全力運転までの全運転
領域において、排気ガス中の酸素濃度は略5%(全力)
ないし18〜20%(アイドル運転)であり、この排気
ガスに空気を注入することにより酸素濃度を増大させる
ことによって、上記図3に白抜きの矢印で示したよう
に、350〜400℃の温度領域で、NOx浄化率が向
上する方向に収斂するので、図1の装置から酸素センサ
ー28を省き、コントロールユニット34は、空気供給
通路22より上流側の排気ガス温度Taが400℃以上
のときに、銀アルミネート触媒18の直上流の排気ガス
温度Tbを好ましい温度領域、例えば350〜400℃
に保持するように、弁装置26を開閉制御するように構
成しても良い。この場合でも、酸素濃度が空気添加によ
り10〜20%まで増大すると、4S〜60%弱の優れ
たNOx浄化率が得られる。
性図について既に説明したように、車両用ディーゼルエ
ンジン10は、アイドル運転から全力運転までの全運転
領域において、排気ガス中の酸素濃度は略5%(全力)
ないし18〜20%(アイドル運転)であり、この排気
ガスに空気を注入することにより酸素濃度を増大させる
ことによって、上記図3に白抜きの矢印で示したよう
に、350〜400℃の温度領域で、NOx浄化率が向
上する方向に収斂するので、図1の装置から酸素センサ
ー28を省き、コントロールユニット34は、空気供給
通路22より上流側の排気ガス温度Taが400℃以上
のときに、銀アルミネート触媒18の直上流の排気ガス
温度Tbを好ましい温度領域、例えば350〜400℃
に保持するように、弁装置26を開閉制御するように構
成しても良い。この場合でも、酸素濃度が空気添加によ
り10〜20%まで増大すると、4S〜60%弱の優れ
たNOx浄化率が得られる。
【0028】さらに、図1の構成において、排気ガスの
温度を検知する温度センサーを、第1温度センサー30
のみにして、第2温度センサー32を省略することがで
きる。この場合、第2温度センサー32を省くことによ
って、空気供給通路22の上流側排気ガス温度Tbと、
空気を注入した後の触媒直上流の排気ガス温度Taとの
差Δtを、弁装置26の開度制御に加味することができ
ないので、応答性は若干劣るが、本質的な作用、効果は
何等変らない。また、図1では、第1温度センサー30
及び酸素濃度センサー28がNOx触媒コンバータ18
の直上流の排気通路12に設けられているが、同触媒コ
ンバータ18に配置し得ることは明らかである。
温度を検知する温度センサーを、第1温度センサー30
のみにして、第2温度センサー32を省略することがで
きる。この場合、第2温度センサー32を省くことによ
って、空気供給通路22の上流側排気ガス温度Tbと、
空気を注入した後の触媒直上流の排気ガス温度Taとの
差Δtを、弁装置26の開度制御に加味することができ
ないので、応答性は若干劣るが、本質的な作用、効果は
何等変らない。また、図1では、第1温度センサー30
及び酸素濃度センサー28がNOx触媒コンバータ18
の直上流の排気通路12に設けられているが、同触媒コ
ンバータ18に配置し得ることは明らかである。
【0029】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るエンジンの
排気ガス浄化装置は、エンジンの排気通路に介装され銀
複合酸化物触媒を収蔵したNOx触媒コンバータと、上
記NOx触媒コンバータの上流における排気通路に連通
し、弁装置を介して可変量の空気を排気ガス内に注入す
ることができる空気供給通路と、上記排気通路又はNO
x触媒コンバータに設けられ上記銀複合酸化物触媒に接
触する直前の排気ガスの温度を検知する温度センサーと
を備え、上記弁装置は、上記温度センサーにより検知さ
れた排気ガス温度が設定値以上のときに、上記空気供給
通路から排気通路内に空気を注入するように作動するこ
とを特徴とし、従来の分子篩構造触媒及び貴金属触媒で
は十分なNOx浄化効果を得ることができなかった排気
ガス中の酸素濃度が高いディーゼルエンジン等の排気ガ
ス中のNOxを効果的に浄化することができるので、産
業上極めて有益である。
排気ガス浄化装置は、エンジンの排気通路に介装され銀
複合酸化物触媒を収蔵したNOx触媒コンバータと、上
記NOx触媒コンバータの上流における排気通路に連通
し、弁装置を介して可変量の空気を排気ガス内に注入す
ることができる空気供給通路と、上記排気通路又はNO
x触媒コンバータに設けられ上記銀複合酸化物触媒に接
触する直前の排気ガスの温度を検知する温度センサーと
を備え、上記弁装置は、上記温度センサーにより検知さ
れた排気ガス温度が設定値以上のときに、上記空気供給
通路から排気通路内に空気を注入するように作動するこ
とを特徴とし、従来の分子篩構造触媒及び貴金属触媒で
は十分なNOx浄化効果を得ることができなかった排気
ガス中の酸素濃度が高いディーゼルエンジン等の排気ガ
ス中のNOxを効果的に浄化することができるので、産
業上極めて有益である。
【0030】また、本発明において、上記排気通路又は
NOx触媒コンバータの銀複合酸化物触媒の直上流部分
に、排気ガスの温度を検知する温度センサーと同排気ガ
ス中の酸素濃度を検知する酸素濃度センサーとが設けら
れ、上記弁装置は、上記温度センサーにより検知された
排気ガス温度が設定値以上のときに、上記酸素濃度セン
サーにより検知された酸素濃度に応じた流量の空気を、
上記空気供給通路から排気通路内に供給するように構成
されたことにより、ディーゼルエンジン等の排気ガス中
のNOxを一層効果的に浄化し得る利点がある。
NOx触媒コンバータの銀複合酸化物触媒の直上流部分
に、排気ガスの温度を検知する温度センサーと同排気ガ
ス中の酸素濃度を検知する酸素濃度センサーとが設けら
れ、上記弁装置は、上記温度センサーにより検知された
排気ガス温度が設定値以上のときに、上記酸素濃度セン
サーにより検知された酸素濃度に応じた流量の空気を、
上記空気供給通路から排気通路内に供給するように構成
されたことにより、ディーゼルエンジン等の排気ガス中
のNOxを一層効果的に浄化し得る利点がある。
【図1】本発明の好ましい実施形態を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明において、ディーゼルエンジン等の排気
ガス中の酸素濃度と最大NOx浄化率との関係を示した
線図である。
ガス中の酸素濃度と最大NOx浄化率との関係を示した
線図である。
【図3】本発明において使用する銀アルミネート触媒の
NOx浄化率と試験ガス温度と酸素濃度との関係を示し
た線図である。
NOx浄化率と試験ガス温度と酸素濃度との関係を示し
た線図である。
【図4】図1の装置におけるコントロールユニット34
の作動態様の一例を示すフローチャートである。
の作動態様の一例を示すフローチャートである。
10…車両用ディーゼルエンジン、12…排気通路、1
6…NOx触媒コンバータ、18…NOx触媒、20…
空気供給源、22…空気供給通路、24…弁アクチュエ
ータ、26…弁装置、28…酸素センサー、30…第1
温度センサー、32…第2温度センサー、34…コント
ロールユニット。
6…NOx触媒コンバータ、18…NOx触媒、20…
空気供給源、22…空気供給通路、24…弁アクチュエ
ータ、26…弁装置、28…酸素センサー、30…第1
温度センサー、32…第2温度センサー、34…コント
ロールユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01D 53/94 F01N 3/24 L B01J 23/50 ZAB ZABR F01N 3/24 B01D 53/36 ZAB ZAB 102A 102H
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの排気通路に介装され銀複合酸
化物触媒を収蔵したNOx触媒コンバータと、上記NO
x触媒コンバータの上流における排気通路に連通し弁装
置を介して可変量の空気を排気ガス内に注入することが
できる空気供給通路と、上記排気通路又はNOx触媒コ
ンバータに設けられ上記銀複合酸化物触媒に接触する直
前の排気ガスの温度を検知する温度センサーとを備え、
上記弁装置は、上記温度センサーにより検知された排気
ガス温度が設定値以上のときに、上記空気供給通路から
排気通路内に空気を注入するように作動することを特徴
とするエンジンの排気ガス浄化装置。 - 【請求項2】 上記排気通路又はNOx触媒コンバータ
の銀複合酸化物触媒の直上流部分に、排気ガスの温度を
検知する温度センサーと同排気ガス中の酸素濃度を検知
する酸素濃度センサーとが設けられ、上記弁装置は、上
記温度センサーにより検知された排気ガス温度が設定値
以上のときに、上記酸素濃度センサーにより検知された
酸素濃度に応じた流量の空気を、上記空気供給通路から
排気通路内に供給するように構成されたことを特徴とす
る請求項1記載のエンジンの排気ガス浄化装置。 - 【請求項3】 上記銀複合酸化物触媒に接触する直前の
排気ガス温度を検知する第1の温度センサーが設けられ
ると共に、上記空気供給通路と排気通路との接続部より
上流側の排気通路に第2の温度センサーとが設けられ、
上記第1及び第2温度センサーにより検知された排気ガ
ス温度の差に関連して上記弁装置の開度が制御されるよ
うに構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2
記載のエンジンの排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035350A JPH11200849A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | エンジンの排気ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035350A JPH11200849A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | エンジンの排気ガス浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200849A true JPH11200849A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=12439424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10035350A Pending JPH11200849A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | エンジンの排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200849A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100962812B1 (ko) | 2007-12-14 | 2010-06-09 | 현대자동차주식회사 | 디젤엔진 배기가스 저감 장치 |
| EP2127730A4 (en) * | 2007-03-20 | 2011-04-06 | Denso Corp | CATALYST MATERIAL |
| CN108680609A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-10-19 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种以p型铜铁矿结构氧化物为敏感材料的室温氨气传感器及其制备方法 |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP10035350A patent/JPH11200849A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2127730A4 (en) * | 2007-03-20 | 2011-04-06 | Denso Corp | CATALYST MATERIAL |
| US8501662B2 (en) | 2007-03-20 | 2013-08-06 | Denso Corporation | Catalyst material |
| KR100962812B1 (ko) | 2007-12-14 | 2010-06-09 | 현대자동차주식회사 | 디젤엔진 배기가스 저감 장치 |
| CN108680609A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-10-19 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种以p型铜铁矿结构氧化物为敏感材料的室温氨气传感器及其制备方法 |
| CN108680609B (zh) * | 2018-03-15 | 2021-02-09 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种以p型铜铁矿结构氧化物为敏感材料的室温氨气传感器及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |