JPH11200980A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPH11200980A JPH11200980A JP408298A JP408298A JPH11200980A JP H11200980 A JPH11200980 A JP H11200980A JP 408298 A JP408298 A JP 408298A JP 408298 A JP408298 A JP 408298A JP H11200980 A JPH11200980 A JP H11200980A
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動体と当接部材との繰り返し接触による摩
耗を防止し、耐久性および信頼性を向上する。 【解決手段】 ソレノイドコイルの通電により吸引作用
を受けて軸方向にスライドする可動体20と、ソレノイ
ドコイルの通電によるスライド時の可動体20のスライ
ド位置を同一軸線上で対向する対向面3c,22b相互
の当接によって規制するコア3とを備える。可動体20
のアーマチュア22の後端面22bには、コア3の前端
面3cと対向する径方向の対向範囲Hの外径より小さい
直径Dの円周線上に位置しかつ可動体20の傾きによっ
てコア3の前端面3cと点接触する当接部22b3 を設
ける。
耗を防止し、耐久性および信頼性を向上する。 【解決手段】 ソレノイドコイルの通電により吸引作用
を受けて軸方向にスライドする可動体20と、ソレノイ
ドコイルの通電によるスライド時の可動体20のスライ
ド位置を同一軸線上で対向する対向面3c,22b相互
の当接によって規制するコア3とを備える。可動体20
のアーマチュア22の後端面22bには、コア3の前端
面3cと対向する径方向の対向範囲Hの外径より小さい
直径Dの円周線上に位置しかつ可動体20の傾きによっ
てコア3の前端面3cと点接触する当接部22b3 を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射弁に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な燃料噴射弁は、ソレノイドコイ
ルの通電により吸引作用を受けて軸方向にスライドする
可動体と、前記ソレノイドコイルの通電によるスライド
時の可動体のスライド位置を同一軸線上で対向する対向
面相互の当接によって規制する当接部材とを備えてい
る。例えば、特開平7−153624号公報で開示され
た燃料噴射弁においては、弁閉鎖体を有する可動子が可
動体に相当し、可動子の後端面が当接部材に対する対向
面に相当する。また内極が当接部材に相当し、内極の前
端面が可動子に対する対向面に相当する。
ルの通電により吸引作用を受けて軸方向にスライドする
可動体と、前記ソレノイドコイルの通電によるスライド
時の可動体のスライド位置を同一軸線上で対向する対向
面相互の当接によって規制する当接部材とを備えてい
る。例えば、特開平7−153624号公報で開示され
た燃料噴射弁においては、弁閉鎖体を有する可動子が可
動体に相当し、可動子の後端面が当接部材に対する対向
面に相当する。また内極が当接部材に相当し、内極の前
端面が可動子に対する対向面に相当する。
【0003】前記燃料噴射弁における従来の可動体およ
び当接部材のそれぞれの対向面は、図13に要部断面図
で示されるように、いずれも軸線L,L1 に直交する平
面103c,122bで形成されていた。なお、可動体
120の外周面とその可動体120を案内する同心的な
内周壁102aとの間には、可動体120のスムーズな
スライド動作を可能にするための例えば50μm 程度
のクリアランスCが設定される。また可動体120は、
通常、スプリング(図示省略)の弾性によって、ソレノ
イドコイル(図示省略)の通電によるスライド方向と反
対方向へ付勢されている。
び当接部材のそれぞれの対向面は、図13に要部断面図
で示されるように、いずれも軸線L,L1 に直交する平
面103c,122bで形成されていた。なお、可動体
120の外周面とその可動体120を案内する同心的な
内周壁102aとの間には、可動体120のスムーズな
スライド動作を可能にするための例えば50μm 程度
のクリアランスCが設定される。また可動体120は、
通常、スプリング(図示省略)の弾性によって、ソレノ
イドコイル(図示省略)の通電によるスライド方向と反
対方向へ付勢されている。
【0004】前記クリアランスCの設定やスプリングに
よる付勢によって、図14に要部断面図で示されるよう
に、前記可動体120は当接部材103の軸線Lに対し
て例えば、0.2°程度の傾き角θ1 をもって常に傾い
た状態でスライドする。このため、前記ソレノイドコイ
ルの通電によるスライド時の可動体120と当接部材1
03は、対向面112b,103c相互が面接触するの
ではなく、点P1 において点接触する。なお、図13お
よび図14ならびに同図に類する図(図9、図11、図
12)では、クリアランスC、傾き角θ1 等が誇張して
表されている。
よる付勢によって、図14に要部断面図で示されるよう
に、前記可動体120は当接部材103の軸線Lに対し
て例えば、0.2°程度の傾き角θ1 をもって常に傾い
た状態でスライドする。このため、前記ソレノイドコイ
ルの通電によるスライド時の可動体120と当接部材1
03は、対向面112b,103c相互が面接触するの
ではなく、点P1 において点接触する。なお、図13お
よび図14ならびに同図に類する図(図9、図11、図
12)では、クリアランスC、傾き角θ1 等が誇張して
表されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料噴射弁によ
ると、可動体120と当接部材103との点接触する点
P1 が可動体120の後端面122bの外周縁上にあっ
て、可動体120の軸心から離れた位置でモーメントが
大きく働く位置にある。したがって、両者120,10
3の当接(接触ともいう。)時に前記点P1 に局部的に
大きな応力が加わり、可動体120と当接部材103に
摩耗を生じやすい。この摩耗を生じると、可動体120
のスライドストロークが増大することにより、噴射流量
の変化が生じる。さらには、可動体120と当接部材1
03との当接面積が増大することにより、両者120,
103の当接時の密着力が増加し、可動体120が当接
部材103から離れて原状に復帰するときの復帰タイミ
ングに遅れを生じる。このような理由から、可動体12
0と当接部材103との繰り返し接触により生じる摩耗
は、耐久性および信頼性の低下を招く一因となる。
ると、可動体120と当接部材103との点接触する点
P1 が可動体120の後端面122bの外周縁上にあっ
て、可動体120の軸心から離れた位置でモーメントが
大きく働く位置にある。したがって、両者120,10
3の当接(接触ともいう。)時に前記点P1 に局部的に
大きな応力が加わり、可動体120と当接部材103に
摩耗を生じやすい。この摩耗を生じると、可動体120
のスライドストロークが増大することにより、噴射流量
の変化が生じる。さらには、可動体120と当接部材1
03との当接面積が増大することにより、両者120,
103の当接時の密着力が増加し、可動体120が当接
部材103から離れて原状に復帰するときの復帰タイミ
ングに遅れを生じる。このような理由から、可動体12
0と当接部材103との繰り返し接触により生じる摩耗
は、耐久性および信頼性の低下を招く一因となる。
【0006】本発明の目的は、可動体と当接部材との繰
り返し接触による摩耗を防止し、耐久性および信頼性を
向上することのできる燃料噴射弁を提供することにあ
る。
り返し接触による摩耗を防止し、耐久性および信頼性を
向上することのできる燃料噴射弁を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、ソレノイドコイルの通電により吸引作用
を受けて軸方向にスライドする可動体と、前記ソレノイ
ドコイルの通電によるスライド時の可動体のスライド位
置を同一軸線上で対向する対向面相互の当接によって規
制する当接部材とを備えた燃料噴射弁であって、前記可
動体と当接部材のどちらか一方の対向面には、他方の対
向面と対向する径方向の対向範囲の外径より小さい直径
の円周線上に位置しかつ前記可動体の傾きによって他方
の対向面と点接触する当接部を設けたものである。この
ように構成すると、ソレノイドコイルの通電によるスラ
イド時の可動体と当接部材とは、一方の対向面に設けた
当接部が他方の対向面と点接触することによって当接す
る。このとき、前記当接部が他方の対向面と対向する径
方向の対向範囲の外径より小さい直径の円周線上に位置
しているため、可動体と当接部材との当接点が従来の可
動体の外周縁上にある場合と比べて軸心寄りの位置とな
り、モーメントが小さくなる。したがって、可動体と当
接部材との当接時に局部的に加わる応力が従来と比べて
軽減されることにより、可動体と当接部材との繰り返し
接触による摩耗を防止することができ、これにより耐久
性および信頼性の向上が図れる。
項1の発明は、ソレノイドコイルの通電により吸引作用
を受けて軸方向にスライドする可動体と、前記ソレノイ
ドコイルの通電によるスライド時の可動体のスライド位
置を同一軸線上で対向する対向面相互の当接によって規
制する当接部材とを備えた燃料噴射弁であって、前記可
動体と当接部材のどちらか一方の対向面には、他方の対
向面と対向する径方向の対向範囲の外径より小さい直径
の円周線上に位置しかつ前記可動体の傾きによって他方
の対向面と点接触する当接部を設けたものである。この
ように構成すると、ソレノイドコイルの通電によるスラ
イド時の可動体と当接部材とは、一方の対向面に設けた
当接部が他方の対向面と点接触することによって当接す
る。このとき、前記当接部が他方の対向面と対向する径
方向の対向範囲の外径より小さい直径の円周線上に位置
しているため、可動体と当接部材との当接点が従来の可
動体の外周縁上にある場合と比べて軸心寄りの位置とな
り、モーメントが小さくなる。したがって、可動体と当
接部材との当接時に局部的に加わる応力が従来と比べて
軽減されることにより、可動体と当接部材との繰り返し
接触による摩耗を防止することができ、これにより耐久
性および信頼性の向上が図れる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の燃料噴
射弁であって、可動体および当接部材の対向面を形成す
る構成部材がそれぞれ磁路を形成する部材であり、一方
の対向面が軸線に直交する平面とその平面に対し可動体
の傾き角より大きいテーパ角をもって傾斜するテーパ面
とで形成され、他方の対向面が軸線に直交する平面で形
成されている。このように構成すると、一方の対向面の
平面とテーパー面とによる稜線を当接部として容易に形
成することができ、可動体が傾いても常に他方の対向面
の外径より小さい直径の稜線が当接することになる。ま
た、対向面相互の平面同志の対向部分を確保したことに
より、磁路面積の減少を防止することができる。
射弁であって、可動体および当接部材の対向面を形成す
る構成部材がそれぞれ磁路を形成する部材であり、一方
の対向面が軸線に直交する平面とその平面に対し可動体
の傾き角より大きいテーパ角をもって傾斜するテーパ面
とで形成され、他方の対向面が軸線に直交する平面で形
成されている。このように構成すると、一方の対向面の
平面とテーパー面とによる稜線を当接部として容易に形
成することができ、可動体が傾いても常に他方の対向面
の外径より小さい直径の稜線が当接することになる。ま
た、対向面相互の平面同志の対向部分を確保したことに
より、磁路面積の減少を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕実施の形態1に
ついて図1〜図10を参照して説明する。先に、燃料噴
射弁の概要を述べた後、要部について詳述する。車両用
エンジンに使用される燃料噴射弁の断面図が図1に示さ
れている。なお都合上、図1における左方を燃料噴射弁
の前方、同様に右方を後方と呼ぶことにする。
ついて図1〜図10を参照して説明する。先に、燃料噴
射弁の概要を述べた後、要部について詳述する。車両用
エンジンに使用される燃料噴射弁の断面図が図1に示さ
れている。なお都合上、図1における左方を燃料噴射弁
の前方、同様に右方を後方と呼ぶことにする。
【0010】図1において、燃料噴射弁のボデー1は、
強磁性材により円管状に形成されている。ボデー1の後
端部内には、非磁性材からなるリング体2の前半部が圧
入後溶接されている。リング体2の後半部内には、強磁
性材からなる中空軸状のコア3の前端部が圧入後溶接さ
れている。コア3の軸方向のほぼ中央部には、半径方向
外方に突出するフランジ3aが形成されている。コア3
には、前記フランジ3aの後側に位置する膨出部3bが
形成されている。膨出部3bは、それより後方部分の外
径よりわずかに大きな外径で形成されている。
強磁性材により円管状に形成されている。ボデー1の後
端部内には、非磁性材からなるリング体2の前半部が圧
入後溶接されている。リング体2の後半部内には、強磁
性材からなる中空軸状のコア3の前端部が圧入後溶接さ
れている。コア3の軸方向のほぼ中央部には、半径方向
外方に突出するフランジ3aが形成されている。コア3
には、前記フランジ3aの後側に位置する膨出部3bが
形成されている。膨出部3bは、それより後方部分の外
径よりわずかに大きな外径で形成されている。
【0011】リング体2とコア3との接続部分の周囲に
は、合成樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン4が樹脂
成形されている。ボビン4には、ソレノイドコイル6が
巻線されている。ボビン4の後端部には、ターミナル取
り付け部4aが設けられている。ターミナル取り付け部
4aには、ターミナル5の接続端部5aが圧入によって
取り付けられている。そのターミナル5の接続端部5a
は、前記ソレノイドコイル6と電気的に接続されてい
る。
は、合成樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン4が樹脂
成形されている。ボビン4には、ソレノイドコイル6が
巻線されている。ボビン4の後端部には、ターミナル取
り付け部4aが設けられている。ターミナル取り付け部
4aには、ターミナル5の接続端部5aが圧入によって
取り付けられている。そのターミナル5の接続端部5a
は、前記ソレノイドコイル6と電気的に接続されてい
る。
【0012】ソレノイドコイル6の外周部は、次に述べ
る強磁性材料からなる外側磁路形成部材7の延長片7a
によって部分的に取り囲まれている。外側磁路形成部材
7の背面図が図3に、またその底面図が図4に、図3の
V−V線断面図が図5にそれぞれ示されている。図3〜
図5に示されるように、外側磁路形成部材7は、ほぼ小
判形状をなしかつ中心部に円形の取り付け孔8を有する
端板部7bと、その端板部7bの上下端部からそれぞれ
前方に向けて延長された断面円弧状をした2個一対の延
長片7aとからなる。取り付け孔8は、前記コア3の膨
出部3bの外径よりわずかに小さい口径で形成されてい
る。前記外側磁路形成部材7は、強磁性金属材料の1枚
の板状材を深絞り成形して成る一体成形品である。な
お、端板部7bの取り付け孔8は打ち抜き加工によって
形成されている。
る強磁性材料からなる外側磁路形成部材7の延長片7a
によって部分的に取り囲まれている。外側磁路形成部材
7の背面図が図3に、またその底面図が図4に、図3の
V−V線断面図が図5にそれぞれ示されている。図3〜
図5に示されるように、外側磁路形成部材7は、ほぼ小
判形状をなしかつ中心部に円形の取り付け孔8を有する
端板部7bと、その端板部7bの上下端部からそれぞれ
前方に向けて延長された断面円弧状をした2個一対の延
長片7aとからなる。取り付け孔8は、前記コア3の膨
出部3bの外径よりわずかに小さい口径で形成されてい
る。前記外側磁路形成部材7は、強磁性金属材料の1枚
の板状材を深絞り成形して成る一体成形品である。な
お、端板部7bの取り付け孔8は打ち抜き加工によって
形成されている。
【0013】上記外側磁路形成部材7は、図1に示すよ
うに、前記取り付け孔8をコア3の後端に嵌合しさらに
そのコア3の膨出部3bに圧入するとともに、端板部7
bをコア3のフランジ3aに軸方向から当接させること
によって、コア3に位置決めした状態で取り付けられて
いる。この取り付け作業と同時に、外側磁路形成部材7
の延長片7aの先端部に前記ボデー1の後端部が溶接で
結合される。
うに、前記取り付け孔8をコア3の後端に嵌合しさらに
そのコア3の膨出部3bに圧入するとともに、端板部7
bをコア3のフランジ3aに軸方向から当接させること
によって、コア3に位置決めした状態で取り付けられて
いる。この取り付け作業と同時に、外側磁路形成部材7
の延長片7aの先端部に前記ボデー1の後端部が溶接で
結合される。
【0014】図1において、ボデー1の後半部からコア
3の後端部に至る周囲には、その部分を取り巻くように
樹脂モールド成形が施されている。この樹脂モールド成
形によって、前記ターミナル5を囲むコネクタ9が形成
されている。コネクタ9には図示しない電子制御装置の
給電用コネクタが接続され、また、その電子制御装置か
らの入力を受けることにより前記ソレノイドコイル6の
通電およびその解除がなされる。
3の後端部に至る周囲には、その部分を取り巻くように
樹脂モールド成形が施されている。この樹脂モールド成
形によって、前記ターミナル5を囲むコネクタ9が形成
されている。コネクタ9には図示しない電子制御装置の
給電用コネクタが接続され、また、その電子制御装置か
らの入力を受けることにより前記ソレノイドコイル6の
通電およびその解除がなされる。
【0015】前記ボデー1とリング体2との接続部分に
は、次に述べる可動体20の後端部がスライド可能に嵌
入されている。可動体20の側面図が図6に、またその
図6のVII−VII線断面図が図7に、図7のVII
I−VIII線断面図が図8にそれぞれ示されている。
図6〜図8に示されるように、可動体20は、中空軸状
をなす強磁性材料からなるアーマチュア22と、そのア
ーマチュア22の先端開口部を塞ぐように取り付けられ
た球弁23とにより構成されている。前記アーマチュア
22の先端部側壁に一対の横孔22aが形成されてい
る。前記アーマチュア22に、その中空部と横孔22a
の孔部とによる燃料通路24(図8参照)が形成されて
いる。
は、次に述べる可動体20の後端部がスライド可能に嵌
入されている。可動体20の側面図が図6に、またその
図6のVII−VII線断面図が図7に、図7のVII
I−VIII線断面図が図8にそれぞれ示されている。
図6〜図8に示されるように、可動体20は、中空軸状
をなす強磁性材料からなるアーマチュア22と、そのア
ーマチュア22の先端開口部を塞ぐように取り付けられ
た球弁23とにより構成されている。前記アーマチュア
22の先端部側壁に一対の横孔22aが形成されてい
る。前記アーマチュア22に、その中空部と横孔22a
の孔部とによる燃料通路24(図8参照)が形成されて
いる。
【0016】前記アーマチュア22の後端部には、それ
より前方部分の外径よりも大きい外径の大径筒部22A
が一体形成されている。また図8に示すように、アーマ
チュア22の大径筒部22Aとそれより前方の小径筒部
(符号省略)との接続部分の内周面には、段付面25が
形成されている。
より前方部分の外径よりも大きい外径の大径筒部22A
が一体形成されている。また図8に示すように、アーマ
チュア22の大径筒部22Aとそれより前方の小径筒部
(符号省略)との接続部分の内周面には、段付面25が
形成されている。
【0017】前記アーマチュア22は、金属射出成形に
よって一体成形されている。金属射出成形の成形工程
は、周知のように、金属材料の微粉末とバインダーとを
混練する混練工程と、前記混練した材料を射出成形機で
成形する成形工程と、脱脂炉で溶剤により前記成形体か
らバインダーを除く液体脱脂工程と、脱脂した成形体を
焼結炉で焼結する焼結工程とからなる。この場合の金属
材料としては、強磁性材料、例えば、電磁SUS、パー
マロイ等が使用される。
よって一体成形されている。金属射出成形の成形工程
は、周知のように、金属材料の微粉末とバインダーとを
混練する混練工程と、前記混練した材料を射出成形機で
成形する成形工程と、脱脂炉で溶剤により前記成形体か
らバインダーを除く液体脱脂工程と、脱脂した成形体を
焼結炉で焼結する焼結工程とからなる。この場合の金属
材料としては、強磁性材料、例えば、電磁SUS、パー
マロイ等が使用される。
【0018】前記可動体20は、次のようにしてボデー
1内に配置されている。すなわち図1に示すように、ア
ーマチュア22の大径筒部22Aは、前記ボデー1とリ
ング体2との接続部分にスライド可能に嵌入されてい
る。これにより、可動体20のアーマチュア22の後端
面とコア3の前端面とがほぼ同一軸線上において対向す
る。前記アーマチュア22は、前記ソレノイドコイル6
の通電時に吸引作用を受けることによりコア3に吸引さ
れる。このとき、アーマチュア22の後端面がコア3の
前端面と当接することによって、可動体20のスライド
位置が規制される。
1内に配置されている。すなわち図1に示すように、ア
ーマチュア22の大径筒部22Aは、前記ボデー1とリ
ング体2との接続部分にスライド可能に嵌入されてい
る。これにより、可動体20のアーマチュア22の後端
面とコア3の前端面とがほぼ同一軸線上において対向す
る。前記アーマチュア22は、前記ソレノイドコイル6
の通電時に吸引作用を受けることによりコア3に吸引さ
れる。このとき、アーマチュア22の後端面がコア3の
前端面と当接することによって、可動体20のスライド
位置が規制される。
【0019】また、前記ボデー1の先端部には、噴射口
13aを前端面に有する有底円筒状のバルブシート13
が挿入されている。バルブシート13を含む噴射ノズル
部が図2に要部断面図で示されている。図2において、
バルブシート13の前端面には、オリフィスプレート1
4がレーザ溶接等により溶接(図2に符号、12を付
す。)されている。オリフィスプレート14は、その中
心部に複数の噴射孔14aを有する円形プレート材から
なる。また、オリフィスプレート14の外周部には、前
方へ折曲された環状の取り付け片部14bが形成されて
いる。ボデー1へのバルブシート13の挿入後におい
て、バルブシート13の位置が調整された後、オリフィ
スプレート14の取り付け片部14bがボデー1の内周
面にレーザ溶接等により溶接(図2に符号、15を付
す。)されている。これにより、ボデー1にバルブシー
ト13が所定の位置にて固定される。図1に示すよう
に、バルブシート13とコア3との間で可動体20が軸
方向にスライドし、これにより、バルブシート13の噴
射口13aが可動体20の球弁23によって開閉され
る。
13aを前端面に有する有底円筒状のバルブシート13
が挿入されている。バルブシート13を含む噴射ノズル
部が図2に要部断面図で示されている。図2において、
バルブシート13の前端面には、オリフィスプレート1
4がレーザ溶接等により溶接(図2に符号、12を付
す。)されている。オリフィスプレート14は、その中
心部に複数の噴射孔14aを有する円形プレート材から
なる。また、オリフィスプレート14の外周部には、前
方へ折曲された環状の取り付け片部14bが形成されて
いる。ボデー1へのバルブシート13の挿入後におい
て、バルブシート13の位置が調整された後、オリフィ
スプレート14の取り付け片部14bがボデー1の内周
面にレーザ溶接等により溶接(図2に符号、15を付
す。)されている。これにより、ボデー1にバルブシー
ト13が所定の位置にて固定される。図1に示すよう
に、バルブシート13とコア3との間で可動体20が軸
方向にスライドし、これにより、バルブシート13の噴
射口13aが可動体20の球弁23によって開閉され
る。
【0020】図1において、前記コア3内には、コイル
スプリング製バルブスプリング16が挿入され、続いて
断面C字状のスプリングピン17が圧入されている。バ
ルブスプリング16の前端部は前記可動体20のアーマ
チュア22の大径筒部22A内に挿入され、同バルブス
プリング16の前端面がアーマチュア22の段付面25
(図8参照)によって支持されている。バルブスプリン
グ16は、常には前記可動体20を閉弁方向に付勢して
いる。
スプリング製バルブスプリング16が挿入され、続いて
断面C字状のスプリングピン17が圧入されている。バ
ルブスプリング16の前端部は前記可動体20のアーマ
チュア22の大径筒部22A内に挿入され、同バルブス
プリング16の前端面がアーマチュア22の段付面25
(図8参照)によって支持されている。バルブスプリン
グ16は、常には前記可動体20を閉弁方向に付勢して
いる。
【0021】コア3の後端開口からバルブシート13の
噴射口13aまでの間の内部空間により一連の燃料通路
18が形成される。燃料通路18には、可動体20の燃
料通路24も含まれる。コア3の後端部には、ストレー
ナ19が圧入によって取り付けられている。また、前記
コネクタ9の樹脂モールド時において、コア3の後端部
の外周面に環状溝(図1に符号、10を付す。)が形成
されている。環状溝10にOリング11が嵌着されてい
る。そのOリング11は、コア3とそのコア3に連通接
続される図示しないデリバリパイプとの間のシール作用
を果たす。
噴射口13aまでの間の内部空間により一連の燃料通路
18が形成される。燃料通路18には、可動体20の燃
料通路24も含まれる。コア3の後端部には、ストレー
ナ19が圧入によって取り付けられている。また、前記
コネクタ9の樹脂モールド時において、コア3の後端部
の外周面に環状溝(図1に符号、10を付す。)が形成
されている。環状溝10にOリング11が嵌着されてい
る。そのOリング11は、コア3とそのコア3に連通接
続される図示しないデリバリパイプとの間のシール作用
を果たす。
【0022】なお、前記燃料噴射弁の主な構成部品の具
体的な材質の一例を記しておくと、ボデー1は電磁SU
S、リング体2はSUS304、コア3は電磁SUS、
外側磁路形成部材7は電磁SUS、アーマチュア22は
電磁SUSあるいはパーマロイ、バルブシート13はS
US440C、オリフィスプレート14はSUS304
である。
体的な材質の一例を記しておくと、ボデー1は電磁SU
S、リング体2はSUS304、コア3は電磁SUS、
外側磁路形成部材7は電磁SUS、アーマチュア22は
電磁SUSあるいはパーマロイ、バルブシート13はS
US440C、オリフィスプレート14はSUS304
である。
【0023】上記のように構成された燃料噴射弁の作動
を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の圧力を
付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ19に
よってろ過された後、燃料通路18を通ってバルブシー
ト13の内部まで至っている。しかしながら、可動体2
0の球弁23はバルブスプリング16の弾性によってバ
ルブシート13の噴射口13aを閉じた状態に保持され
ているため、この噴射口13aからの燃料噴射は生じな
い。
を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の圧力を
付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ19に
よってろ過された後、燃料通路18を通ってバルブシー
ト13の内部まで至っている。しかしながら、可動体2
0の球弁23はバルブスプリング16の弾性によってバ
ルブシート13の噴射口13aを閉じた状態に保持され
ているため、この噴射口13aからの燃料噴射は生じな
い。
【0024】ここで、電子制御装置からの電気信号の入
力によってソレノイドコイル6が通電状態になると、コ
ア3、可動体20のアーマチュア22、ボデー1および
外側磁路形成部材7を通る磁路が構成され、これによる
コア3の吸引作用によって、可動体20が軸方向にスラ
イドすなわち後退する。この結果、可動体20の球弁2
3がバルブシート13の噴射口13aを開き、ここから
燃料が噴射される。噴射された燃料はさらにオリフィス
プレート14の噴射孔14a(図2参照)を通じて噴出
される。そして、ソレノイドコイル6に対する電気信号
がオフになり、アーマチュア22に作用していたコア3
の吸引作用が解除されると、バルブスプリング16の弾
性によって可動体20が前進させられることにより、そ
の可動体20の球弁23が再び噴射口13aを閉じた状
態に保持され、噴射口13aからの燃料噴射は停止す
る。
力によってソレノイドコイル6が通電状態になると、コ
ア3、可動体20のアーマチュア22、ボデー1および
外側磁路形成部材7を通る磁路が構成され、これによる
コア3の吸引作用によって、可動体20が軸方向にスラ
イドすなわち後退する。この結果、可動体20の球弁2
3がバルブシート13の噴射口13aを開き、ここから
燃料が噴射される。噴射された燃料はさらにオリフィス
プレート14の噴射孔14a(図2参照)を通じて噴出
される。そして、ソレノイドコイル6に対する電気信号
がオフになり、アーマチュア22に作用していたコア3
の吸引作用が解除されると、バルブスプリング16の弾
性によって可動体20が前進させられることにより、そ
の可動体20の球弁23が再び噴射口13aを閉じた状
態に保持され、噴射口13aからの燃料噴射は停止す
る。
【0025】次に、要部の構成について詳述する。前記
燃料噴射弁において、可動体20のアーマチュア22と
コア3の対向面は次のように形成されている。図9の要
部断面図において、アーマチュア22は、コア3の前端
面(符号、3cを付す。)に対する対向面(後端面とも
いう、符号22bを付す。)を形成する可動体20の構
成部材に相当する。またコア3は、可動体20のアーマ
チュア22の後端面22bに対する対向面(前端面3c
が相当する。)を形成する当接部材に相当する。
燃料噴射弁において、可動体20のアーマチュア22と
コア3の対向面は次のように形成されている。図9の要
部断面図において、アーマチュア22は、コア3の前端
面(符号、3cを付す。)に対する対向面(後端面とも
いう、符号22bを付す。)を形成する可動体20の構
成部材に相当する。またコア3は、可動体20のアーマ
チュア22の後端面22bに対する対向面(前端面3c
が相当する。)を形成する当接部材に相当する。
【0026】コア3の前端面3cは、軸線Lに直交する
平面3c(同一符号を付す。)で形成されている。ま
た、アーマチュア22の後端面22bは、軸線L1 に直
交する平面22b1 とその平面22b1 に対し可動体2
0の傾き角θ1 (図11参照)より大きいテーパ角θ2
をもって傾斜するテーパ面22b2 とで形成されてい
る。アーマチュア22の後端面22bに前記平面22b
1 とテーパー面22b2 を形成することにより、コア3
の前端面3cと対向する径方向の対向範囲Hの外径より
小さい直径Dの円周線上に位置する稜線からなる当接部
22b3 が設けられている。なお、アーマチュア22の
後端面22bが図10に示されている。
平面3c(同一符号を付す。)で形成されている。ま
た、アーマチュア22の後端面22bは、軸線L1 に直
交する平面22b1 とその平面22b1 に対し可動体2
0の傾き角θ1 (図11参照)より大きいテーパ角θ2
をもって傾斜するテーパ面22b2 とで形成されてい
る。アーマチュア22の後端面22bに前記平面22b
1 とテーパー面22b2 を形成することにより、コア3
の前端面3cと対向する径方向の対向範囲Hの外径より
小さい直径Dの円周線上に位置する稜線からなる当接部
22b3 が設けられている。なお、アーマチュア22の
後端面22bが図10に示されている。
【0027】また図9において、アーマチュア22の大
径筒部22Aの外周面と、その大径筒部22Aを案内す
る同心的なリング体2の内周壁2aとの間には、可動体
20のスムーズなスライド動作を可能にするためのクリ
アランスCが設定されている。このクリアランスCの設
定や前記バルブスプリング16(図1参照)による可動
体20の付勢によって、図11に要部断面図で示される
ように、前記アーマチュア22はコア3の軸線Lに対し
て傾き角θ1 をもって常に傾いた状態でスライドする。
このため、前記ソレノイドコイル6の通電によるスライ
ド時のアーマチュア22とコア3は対向面3c,22b
相互が面接触するのではなく、アーマチュア22の当接
部22b3 とコア3の前端面(平面)3cとが点Pにお
いて点接触する。
径筒部22Aの外周面と、その大径筒部22Aを案内す
る同心的なリング体2の内周壁2aとの間には、可動体
20のスムーズなスライド動作を可能にするためのクリ
アランスCが設定されている。このクリアランスCの設
定や前記バルブスプリング16(図1参照)による可動
体20の付勢によって、図11に要部断面図で示される
ように、前記アーマチュア22はコア3の軸線Lに対し
て傾き角θ1 をもって常に傾いた状態でスライドする。
このため、前記ソレノイドコイル6の通電によるスライ
ド時のアーマチュア22とコア3は対向面3c,22b
相互が面接触するのではなく、アーマチュア22の当接
部22b3 とコア3の前端面(平面)3cとが点Pにお
いて点接触する。
【0028】上記の燃料噴射弁によると、ソレノイドコ
イル6の通電によるスライド時の可動体20のアーマチ
ュア22とコア3とは、アーマチュア22の後端面22
bに設けた当接部22b3 がコア3の前端面3cと点P
において点接触することによって当接する。このとき、
前記当接部22b3 がコア3の前端面3cと対向する径
方向の対向範囲Hの外径より小さい直径D(図9参照)
の円周線上に位置しているため、可動体20とコア3と
の点接触する点Pが従来の可動体20の外周縁上の点P
1 (図14参照)にある場合と比べて軸心寄りの位置と
なり、モーメントが小さくなる。したがって、可動体2
0とコア3との当接時に局部的に加わる応力が従来と比
べて軽減されることにより、可動体20とコア3との繰
り返し接触による摩耗を防止することができ、これによ
り耐久性および信頼性の向上が図れる。
イル6の通電によるスライド時の可動体20のアーマチ
ュア22とコア3とは、アーマチュア22の後端面22
bに設けた当接部22b3 がコア3の前端面3cと点P
において点接触することによって当接する。このとき、
前記当接部22b3 がコア3の前端面3cと対向する径
方向の対向範囲Hの外径より小さい直径D(図9参照)
の円周線上に位置しているため、可動体20とコア3と
の点接触する点Pが従来の可動体20の外周縁上の点P
1 (図14参照)にある場合と比べて軸心寄りの位置と
なり、モーメントが小さくなる。したがって、可動体2
0とコア3との当接時に局部的に加わる応力が従来と比
べて軽減されることにより、可動体20とコア3との繰
り返し接触による摩耗を防止することができ、これによ
り耐久性および信頼性の向上が図れる。
【0029】また、可動体20およびコア3の対向面を
形成する構成部材すなわちアーマチュア22およびコア
3がそれぞれ磁路を形成する部材であり、アーマチュア
22の後端面22bが軸線L1 に直交する平面22b1
とその平面22b1 に対し可動体20の傾き角θ1 より
大きいテーパ角θ2 をもって傾斜するテーパ面22b 2
とで形成され、コア3の前端面3cが軸線Lに直交する
平面で形成されている。このため、アーマチュア22の
後端面22bの平面22b1 とテーパ面22b 2 とによ
る稜線を当接部22b3 として容易に形成することがで
き、可動体20が傾いても、アーマチュア22の後端面
22bに形成された前記稜線は常にコア3の前端面3c
に当接することができる。また、対向面(3c,22
b)相互の平面(3c,22b1 )同志の対向部分を確
保したことにより、磁路面積の減少を防止することがで
きる。
形成する構成部材すなわちアーマチュア22およびコア
3がそれぞれ磁路を形成する部材であり、アーマチュア
22の後端面22bが軸線L1 に直交する平面22b1
とその平面22b1 に対し可動体20の傾き角θ1 より
大きいテーパ角θ2 をもって傾斜するテーパ面22b 2
とで形成され、コア3の前端面3cが軸線Lに直交する
平面で形成されている。このため、アーマチュア22の
後端面22bの平面22b1 とテーパ面22b 2 とによ
る稜線を当接部22b3 として容易に形成することがで
き、可動体20が傾いても、アーマチュア22の後端面
22bに形成された前記稜線は常にコア3の前端面3c
に当接することができる。また、対向面(3c,22
b)相互の平面(3c,22b1 )同志の対向部分を確
保したことにより、磁路面積の減少を防止することがで
きる。
【0030】〔実施の形態2〕実施の形態2について図
12の部分断面を参照して説明する。実施の形態2は、
実施の形態1に変更を加えたものであるからその変更部
分について詳述し、重複する説明は省略する。図12に
おいて、本形態では、アーマチュア22の後端面22b
は、軸線L1 に直交する平面22b(同一符号を付
す。)で形成されている。また、コア3の前端面3c
は、軸線Lに直交する平面3c1 とその平面3c1 に対
し可動体20の傾き角θ1 (図11参照)より大きいテ
ーパ角θ2 をもって傾斜するテーパ面3c2 とで形成さ
れている。コア3の前端面3cに平面3c1 とテーパー
面3c2 を形成することにより、アーマチュア22の後
端面22bと対向する半径方向の対向範囲Hの外径より
小さい直径Dの円周線上に位置する稜線からなる当接部
3c3 が設けられている。本形態によっても、実施の形
態1とほぼ同等の作用効果が得られる。
12の部分断面を参照して説明する。実施の形態2は、
実施の形態1に変更を加えたものであるからその変更部
分について詳述し、重複する説明は省略する。図12に
おいて、本形態では、アーマチュア22の後端面22b
は、軸線L1 に直交する平面22b(同一符号を付
す。)で形成されている。また、コア3の前端面3c
は、軸線Lに直交する平面3c1 とその平面3c1 に対
し可動体20の傾き角θ1 (図11参照)より大きいテ
ーパ角θ2 をもって傾斜するテーパ面3c2 とで形成さ
れている。コア3の前端面3cに平面3c1 とテーパー
面3c2 を形成することにより、アーマチュア22の後
端面22bと対向する半径方向の対向範囲Hの外径より
小さい直径Dの円周線上に位置する稜線からなる当接部
3c3 が設けられている。本形態によっても、実施の形
態1とほぼ同等の作用効果が得られる。
【0031】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、可動体20のスライド位置を規
制する部材は、磁路を形成するコア3およびアーマチュ
ア22に限らず、磁路を形成しない部材の場合もある。
また、テーパ面22b2 ,3c2 に代えて、凸型曲面あ
るいは凹型曲面を形成してもよい。またアーマチュアの
後端面22bあるいはコア3の前端面3cを凸型曲面で
形成し、その凸型曲面上の1点を当接部に設定すること
も考えられる。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、可動体20のスライド位置を規
制する部材は、磁路を形成するコア3およびアーマチュ
ア22に限らず、磁路を形成しない部材の場合もある。
また、テーパ面22b2 ,3c2 に代えて、凸型曲面あ
るいは凹型曲面を形成してもよい。またアーマチュアの
後端面22bあるいはコア3の前端面3cを凸型曲面で
形成し、その凸型曲面上の1点を当接部に設定すること
も考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明の燃料噴射弁によれば、可動体と
当接部材との繰り返し接触による摩耗を防止することが
でき、これにより耐久性および信頼性の向上が図れる。
当接部材との繰り返し接触による摩耗を防止することが
でき、これにより耐久性および信頼性の向上が図れる。
【図1】実施の形態1に係る燃料噴射弁の断面図であ
る。
る。
【図2】燃料噴射弁の噴射ノズル部の部分断面図であ
る。
る。
【図3】外側磁路形成部材の背面図である。
【図4】外側磁路形成部材の底面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】可動体の側面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】アーマチュアとコアの要部断面図である。
【図10】アーマチュアの端面図である。
【図11】アーマチュアとコアの当接状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図12】実施の形態2に係るアーマチュアとコアの要
部断面図である。
部断面図である。
【図13】従来例の可動体と当接部材の要部断面図であ
る。
る。
【図14】可動体と当接部材の当接状態を示す要部断面
図である。
図である。
3 コア(当接部材) 3c 前端面 3c1 平面 3c2 テーパ面 3c3 当接部 6 ソレノイドコイル 20 可動体 22 アーマチュア(可動体の対向面を形成する構成部
材) 22b 後端面 22b1 平面 22b2 テーパ面 22b3 当接部 θ1 可動体の傾き角 θ2 テーパ角
材) 22b 後端面 22b1 平面 22b2 テーパ面 22b3 当接部 θ1 可動体の傾き角 θ2 テーパ角
Claims (2)
- 【請求項1】 ソレノイドコイルの通電により吸引作用
を受けて軸方向にスライドする可動体と、前記ソレノイ
ドコイルの通電によるスライド時の可動体のスライド位
置を同一軸線上で対向する対向面相互の当接によって規
制する当接部材とを備えた燃料噴射弁であって、前記可
動体と当接部材のどちらか一方の対向面には、他方の対
向面と対向する径方向の対向範囲の外径より小さい直径
の円周線上に位置しかつ前記可動体の傾きによって他方
の対向面と点接触する当接部を設けた燃料噴射弁。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料噴射弁であって、可
動体および当接部材の対向面を形成する構成部材がそれ
ぞれ磁路を形成する部材であり、一方の対向面が軸線に
直交する平面とその平面に対し可動体の傾き角より大き
いテーパ角をもって傾斜するテーパ面とで形成され、他
方の対向面が軸線に直交する平面で形成されている燃料
噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP408298A JPH11200980A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP408298A JPH11200980A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11200980A true JPH11200980A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11574871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP408298A Pending JPH11200980A (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11200980A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052557A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射弁 |
| WO2015159622A1 (ja) * | 2014-04-14 | 2015-10-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流体制御装置 |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP408298A patent/JPH11200980A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052557A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 燃料噴射弁 |
| WO2015159622A1 (ja) * | 2014-04-14 | 2015-10-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流体制御装置 |
| JP2015204345A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流体制御ソレノイド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |