JPH11201207A - ゼンマイバネ - Google Patents
ゼンマイバネInfo
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- JPH11201207A JPH11201207A JP2257698A JP2257698A JPH11201207A JP H11201207 A JPH11201207 A JP H11201207A JP 2257698 A JP2257698 A JP 2257698A JP 2257698 A JP2257698 A JP 2257698A JP H11201207 A JPH11201207 A JP H11201207A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
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- B65H75/48—Automatic re-storing devices
- B65H75/486—Arrangements or adaptations of the spring motor
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Abstract
中に係止爪が折損してしまったり、或いは、係止爪を設
けた部分から破断してしまうことのないゼンマイバネを
提供する。 【解決手段】ゼンマイバネ1の最径内側の前端側には、
取付け片1aが備えられている。最径外側の後端側に
は、引っ掛け片1bと、係止爪3と、引っ掛け片1bと
係止爪3との間に配位された係止用孔4と、係止爪3の
前方位置に配位された弱部9とが備えられている。係止
爪3は、ゼンマイバネ1の渦巻き状を呈する状態で係止
用孔4に入り込んで係止する。弱部9は、鋼板2の一部
を取り除いて形成した穿設孔91から構成されることに
より、弱部9における鋼板2の曲げ強度を係止爪3の位
置における鋼板2の曲げ強度よりも弱くしたものとす
る。
Description
の装置に使用されるゼンマイバネの改良に関するもので
ある。
を、先端側から順次後端側にかけて巻回成形し、鋼板の
前端側を最径内側に、後端側を最径外側に夫々配した渦
巻き状を呈するゼンマイバネは広く知られており、例え
ば電気コードの引き出し巻き込みを行うコードリールに
使用されている。コードリールに使用される場合、ゼン
マイバネを所定径の渦巻き状にした状態で、図10、図
11に示すようにコードリールのケースkのバネ収納部
k1内に収納されるが、その際、ゼンマイバネの巻き弾
性作用により拡張しようとするため、収納作業が困難で
ある。そのため、従来、ゼンマイバネをケースのバネ収
納部の径よりやや小さい径に係止させておく手段が採ら
れている。この従来における係止手段は、図9(B) に示
すように、ゼンマイバネdの後端側に、ゼンマイバネd
を構成した鋼板を所定の長さ及び幅で穿設した係止用孔
aを設けるとともに、その係止用孔aの後方位置に、鋼
板の一部を径外方向に切り起こした係止爪bを設け、図
9(A) に示すように渦巻き状を呈する状態から巻き弾性
により拡張させれば、その渦巻き状を呈する状態で係止
爪bが係止用孔aに自然に入り込んで係止させることが
でき、このようにして、ゼンマイバネdをケースkのバ
ネ収納部k1の径よりやや小さい径に係止させておくよ
うにしたものである。そして、図9に示すように、係止
爪bと係止用孔aとを係止させた状態から、ケースkに
設けた固定軸k3に、ゼンマイバネdの先端eを取付け
るとともに、ゼンマイバネの後端fを、ケースk内に回
転自在に設けた回転胴k4に係止するようにしてセット
し、その後、回転胴k4を、ゼンマイバネdを巻き締め
る方向(図示のX方向)に2〜3回転させて、所謂ゼン
マイバネの予巻き行う。この予巻きにより、ゼンマイバ
ネが巻き締められて係止爪bが係止用孔aから外れ、そ
して、この予巻きした状態を、コードk2をケースk内
に完全に巻き込み終えた状態とする。これにより、巻き
込んだコードk2をケースk2外に引き出せばそれに伴
ってゼンマイバネdが巻き締められて巻き弾性を増し、
コードk2を離せばゼンマイバネの巻き弾性によってコ
ードk2が巻き込まれ、上記のゼンマイバネdの予巻き
状態で引き出したコードk2を巻き込み終えることがで
きる。尚、コードリールについては更に後述する。しか
しながら、長さの長いコードk2に使用する場合には、
ゼンマイバネdも長さの長いものを使用して巻き回数を
多くしたものが必要となるが、ゼンマイバネdの巻き回
数が多くなると、ゼンマイバネの予巻きを行ってもゼン
マイバネの径外側の部分は巻き締められず、その結果、
係止爪bが係止用孔aから外れずに、コードk2を所定
長さだけ引き出した状態で係止爪bが係止用孔aから外
れる。従って、このような場合は、コードk2の引き出
し巻き込みに伴って、係止爪bが係止用孔aから出たり
入ったりし、使用に際して係止爪bが係止用孔aに入り
込む際の衝撃力を繰り返して受ける。その結果、使用中
に係止爪bが折損してしまったり、或いは、図9(B) に
示すように係止爪bの基端部から亀裂gが発生して複数
回の使用によって鋼板が係止爪bを設けた部分から破断
してしまうという課題がある。
情に鑑み提案されたもので、ゼンマイバネの巻き回数が
多い場合でも、使用中に係止爪が折損してしまったり、
或いは、係止爪を設けた部分から破断してしまうことの
ないゼンマイバネの提供を第1の目的とする。
い場合でも、使用中に係止爪が折損してしまったり、或
いは、係止爪を設けた部分から破断してしまうことのな
いものであって、容易に、且つ低コストで製作し得るゼ
ンマイバネの提供を第2の目的とする。
側から順次後端側にかけて巻回成形し、鋼板2の前端側
を最径内側に、後端側を最径外側に夫々配して渦巻き状
としたゼンマイバネにおいて本願発明は、以下の特徴を
有するものを提供することにより、上記課題を解決す
る。本願第1の発明は、ゼンマイバネを構成する鋼板2
の後端側には、係止爪3と、係止用孔4と、弱部9と
が、長手方向に沿って夫々備えられる。係止用孔4は、
係止爪3の後方位置に配位されることにより、渦巻き状
に巻回された状態で、係止爪3と係止用孔4とが係脱自
在に係止し得るようになされる。弱部9は、係止爪3の
位置における鋼板2の曲げ強度よりも鋼板2の曲げ強度
を弱くしたものである。そして、この弱部9が、係止爪
3の前方位置に配位されたものである。
部を取り除いて形成した穿設部91を備えたものであ
る。
おいては、係止爪3の位置における鋼板2の曲げ強度よ
りも鋼板2の曲げ強度を弱くした弱部9を、係止爪3の
前方位置に配位させる。こうすることにより、例えばゼ
ンマイバネ1が長くて予巻きをした状態では係止爪3が
係止用孔4に入り込み、コードリール5の使用中に係止
爪3が係止用孔4に係脱するおそれのある場合でも、コ
ードリール5に装着後、ゼンマイバネ1を巻き締めて係
止爪3が係止用孔4から外れると、図6に示すようにゼ
ンマイバネ1を構成した鋼板2には曲げ力が作用し、鋼
板2における係止用孔4及び弱部9の部分が、曲げ力に
対する強度が弱くなっているため、折り曲げられる。
又、鋼板2における係止爪3を切り起こした部分も、鋼
板2の断面積が小さくなっているが、係止爪3の部分が
弱部9に接近しているため、弱部9に力が集中して係止
爪3の部分は殆ど折り曲げられずに弱部9の部分がくの
字状に折り曲げられ、その結果、鋼板2における係止用
孔4及び弱部9の部分がくの字状に折り曲げられて径外
方向に突出した状態になる。そして、この状態から、巻
き弾性によりゼンマイバネ1が径大に拡張すると、係止
用孔4及び弱部9の部分がくの字状に折り曲げられてい
るため、係止爪3と、係止爪3の外側に配位された鋼板
との間に空間21ができ、ゼンマイバネ1の拡張に際
し、係止爪3が係止用孔4に入り込まずに通過する。従
って、使用中に、係止爪3が係止用孔4に入り込む際の
衝撃力によって係止爪3が折れたり、係止爪3の基端部
にクラックが発生するようなことを防止できる。
板2の一部を取り除いて形成した穿設部91を備えたも
のとする。こうすることにより、鋼板2の縦断面積を小
さくでき、曲げ強度を弱くできる。又、その際、穿設部
91の寸法設定により、鋼板2の縦断面積を容易に確実
に決定でき、使用中に破断しない程度の強度を保持しな
がら係止爪3の位置における鋼板2の曲げ強度よりも弱
くできる。一方、製作にあたっては、係止爪3及び係止
用孔4をプレス加工する際に、穿設部91をも一体的に
同時加工でき、従来のものに比して加工工程を増やすこ
となく行うことができる。
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態のゼンマイバネを巻回して係止した状態の斜視図、図
2は、本願発明の一実施形態のゼンマイバネの後端側の
要部拡大斜視図である。
ド等のコードの引き出し巻き込みを行うコードリール用
ゼンマイバネとされており、図1に示すように弾性を有
する長尺状の鋼板2を、前端側から順次後端側にかけて
巻回成形することにより、鋼板2の前端側を最径内側
に、後端側を最径外側に夫々配して鋼板2の幅方向の両
端を略揃えた渦巻き状を呈している。
本実施形態では、幅が8mm程度、長さ4000mm程
度のものが使用されており、前端側には、取付け片1a
が備えられている。この取付け片1aは、後述するコー
ドリール5におけるケース6に取り付けるためのもの
で、鋼板2の前端を所定長さで折り曲げ成形することに
より形成されている。
引っ掛け片1bから長手方向の前端方向に所定距離だけ
隔てた位置に配位された係止爪3と、引っ掛け片1bと
係止爪3との間に配位された係止用孔4と、係止爪3の
前方位置に配位された弱部9とが備えられている。引っ
掛け片1bは、後述のコードリール5における下回転胴
72に引っ掛るためのもので、鋼板2の後端を所定長さ
で径外側に略U字状に折り曲げ成形することにより形成
されている。
1を所定径の渦巻き状を呈する状態で係止しておくため
の係止手段をなすもので、係止爪3は、鋼板2の一部を
所定の幅及び長さで径外側に切り起こすことにより形成
されている。本実施形態では、係止爪3は、鋼板2の幅
方向の中央部を1.4mm程度の幅で切り起こしてい
る。従って、係止爪3を切り起こした後の鋼板2は、係
止爪3の幅及び長さの大きさの切り起こし孔31が穿設
されている。一方、係止用孔4は、鋼板2の幅方向の中
央部を、2.2mm程度の幅で、係止爪3の長さより長
く穿設されており、図1に示すように鋼板2を前端側か
ら順次後端側にかけて渦巻き状に巻回して鋼板2の幅方
向の上下両端側を略揃えた渦巻き状の状態で、係止爪3
が係止用孔4に出入り自在に入り込み、両者が係止でき
るようになされている。
の位置における鋼板2の曲げ強度よりも弱くした部分
で、鋼板2の一部を取り除いて形成した穿設部91を備
えている。本実施形態では、穿設部91を、係止爪3か
ら長手方向に沿って2.5mm程度だけ隔てた前方位置
に、鋼板2の幅方向の中央部を幅2.2mm程度、長さ
6mm程度の穿設した穿設孔91から構成している。
孔91とは、金型によって一体的に同時に打ち抜き加工
されている。鋼板2の曲げ強度を弱くする手段として
は、上記本願発明のように鋼板2の一部を取り除いた穿
設部91を形成することにより鋼板2の縦断面積を小さ
くする方法以外の他の方法も考えられるが、穿設部91
を採用することにより、上記のように係止爪3と係止用
孔4と穿設孔91とを金型によって一体的に同時に打ち
抜き加工でき、係止爪3と係止用孔4とを有する従来の
ゼンマイバネに比し、工程を増やすことなく同じ工程で
加工でき、コスト高になるのを防止できる。しかも、穿
設部91の寸法設定により、鋼板2の縦断面積を容易に
確実に決定でき、使用中に破断しない程度の強度を保持
しながら係止爪3の位置における鋼板2の曲げ強度より
も弱くできる。
係止爪3が係止用孔4に入り込んで所定径の渦巻き状を
呈する状態からコードリール5に装着されるが、この装
着の説明に先立ってコードリール5について、図3に基
づき簡単に説明する。
ているものと同構成を採るもので、図3に示すように所
定厚さの円盤状をなすケース6を備えている。又、この
ケース6の内部には、回転自在な円板状の上回転胴71
と、この上回転胴71と一体に形成された下回転胴72
とが備えられており、2つの回転胴71、72によっ
て、ケース6内が上、中、下の3つの空間部61、6
2、63に区画されている。上空間部61は、第2巻回
部61をなし、常時第2巻回部に配位されてケース6外
に引き出されることのない部分のコード10を収納す
る。中空間部62は、第1巻回部62をなし、ケース6
外に引き出される部分のコード10を収納する。下空間
部63は、下回転胴72の下面から下方に円形状に突設
された区画壁72aによって更に、径外側のレバー収納
部64と、径内側のゼンマイバネ収納部65とに区画さ
れている。レバー収納部64は、後端側を下回転胴72
に回動自在に接続されたストップレバー8が収納され、
下回転胴72の回動に伴って、ストップレバー8の前端
がケース6の内下面に形成された案内溝(図示せず)を
摺動することによって、ケース6から所定長さだけ引き
出した第1巻回部62のコード10をその状態で係止し
得るようになされている。一方、ゼンマイバネ収納部6
5は、図5に示すようにゼンマイバネ1の取付け片1a
を取り付けるための取付け用溝66aと、ゼンマイバネ
1の引っ掛け片1bを引っ掛けるための引っ掛け部67
とを備えている。取付け用溝66aは、ケース6の中心
部に設けられた固定軸66に、取付け片1aを嵌挿可能
な溝を形成することにより形成されており、引っ掛け部
67は、区画壁72aの一部がなしている。
うに係止爪3が係止用孔4に入り込んで所定径の渦巻き
状を呈する状態からゼンマイバネ収納部65に、ゼンマ
イバネ1の取付け片1aが取付け用溝66aに嵌挿され
ることによりケース6に取り付けられ、引っ掛け片1b
が引っ掛け部67に引っ掛けられることにより回転胴7
1、72に接続され、その状態で、収納される。そし
て、その後、回転胴71、72を、ゼンマイバネ1を巻
き締める方向(図4のX方向)に2〜3回程度回動させ
て予巻きを行う。これにより、図5に示すようにゼンマ
イバネ1における径内側の部分が巻き締められて径が小
さくなるが、ゼンマイバネ1における径外側の部分は、
2〜3回程度の予巻きでは影響を受けずにそのままの状
態を維持し、係止爪3が係止用孔4に入り込んだ状態に
維持されている。
たコードリール5は、ケース6外に配位されたコード1
0の先端を引っぱる。これにより、回転胴71、72が
ゼンマイバネ1を巻き締める方向(図5のX方向)に回
動し、回転胴71、72に沿って巻かれたケース6内の
コード10をケース6外に引き出すことができる。コー
ド10を引き出した後は、手を放せばストップレバー8
の作用により回転胴71、72が停止し、その状態を維
持することができる。又、コード10を所定長さだけ引
っ張た時点で、図6に示すようにゼンマイバネ1の径外
側の部分も巻き締められて係止爪3が係止用孔4から外
れる。係止爪3が係止用孔4から外れると、図6に示す
ようにゼンマイバネ1を構成した鋼板2には常時曲げ力
が作用し、鋼板2における係止用孔4及び穿設孔9の部
分が、係止用孔4、穿設孔91各々によって鋼板2の断
面積が小さくなって曲げ力に対する強度が弱くなってい
るため、くの字状に折り曲げられる。又、鋼板2におけ
る切り起こし孔31の部分も、鋼板2の断面積が小さく
なっているが、切り起こし孔31の部分が穿設孔91に
接近しているため、穿設孔91の部分に力が集中して穿
設孔9の部分が折り曲げられて切り起こし孔31の部分
は殆ど折り曲げられない。従って、ゼンマイバネ1は、
係止爪3が係止用孔4から外れた状態、即ちコード10
を引き出して使用している間に、係止用孔4及び穿設孔
91の部分が徐々にくの字状に折り曲げられ、図6に示
すように係止用孔4及び穿設孔91各々の部分が径外方
向に突出した状態になる。
に引き出して手を放せばストップレバー8による回転胴
71、72の停止が解かれ、巻き締められたゼンマイバ
ネ1を巻き弾性により回転胴71、72が上記と反対方
向に回転し、これに伴いケース6外に引き出されたコー
ド10が回転胴71、72に沿って巻かれ、ケース6内
に巻き込むことができる。又、ゼンマイバネ1は、図7
に示すように巻き弾性により径大に拡張するが、係止用
孔4及び穿設孔91の部分がくの字状に折り曲げられて
いるため、係止爪3と、係止爪3の外側に配位された鋼
板との間に空間21ができ、ゼンマイバネ1の拡張に際
し、係止爪3が係止用孔4に入り込まずに通過する。従
って、使用中に、係止爪3が係止用孔4に入り込む際の
衝撃力によって係止爪3が折れたり、係止爪3の基端部
にクラックが発生するようなことを防止できる。尚、折
り曲げの量が少ない使用開始当初は、係止爪3が係止用
孔4に入り込む場合もあるが、使用により徐々に折り曲
げられて係止爪3が係止用孔4に入り込めなくなる。
験を行ったので、その結果を下記の表1に示す。この疲
労試験は、本願発明のゼンマイバネ1として上記実施形
態のもの3個を試料とし(試料NO1〜3、以下、「本
願発明品」という)、これらについて、コード10を全
部引き出した状態までゼンマイバネ1を巻き締め、その
後、コード10を全部引き戻した状態に巻き戻すまでの
工程を一回とし、これを繰り返すことにより行った。
又、同時に比較例として、穿設孔91を設けていない同
長さのゼンマイバネ3個(試料NO4〜6、以下、「比
較例」という)について同条件で行った。尚、比較例3
個(試料NO4〜6)の係止爪及び係止用孔の寸法は、
本願発明品と同じにした。
0回〜3600回で、クラックの発生は目視で見られな
かったが、全て係止爪3が破損した。これに対し、本願
発明品は全て30000回以上で、係止爪3の折れや係
止爪3の基端部へのクラックは見られず、ゼンマイバネ
1の前端部で破断した。従って、本願発明品は、係止爪
3及び係止用孔4を全く設けていないものと相違がな
く、係止爪3及び係止用孔4による影響は現れなかっ
た。
用することにより、ゼンマイバネ1が長くて予巻きをし
た状態では係止爪3が係止用孔4に入り込み、コードリ
ール5の使用中に係止爪3が係止用孔4に係脱するおそ
れのある場合でも、係止爪3の折れや係止爪3の基端部
へのクラックの発生を防止でき、使用中にゼンマイバネ
1の機能の低下や破損することなく円滑に使用し得るも
のにできる。
角形状の穿設孔91を一つだけ設けているが、ゼンマイ
バネ2の一部を取り除いて縦断面積を少なくして曲げ強
度を弱くする形態のものであれば良く、例えば図8(A)
に示すように複数の穿設孔91…91を、鋼板2の幅方
向に並設するようにして縦断面積を少なくしても良い。
或いは、図8(B) に示すように上端及び下端各々の一部
をカットして穿設部91、91を形成し、更には、ゼン
マイバネ2の上端又は下端一部をカットすることにより
穿設部91を形成して縦断面積を少なくするようにして
も良い。又、穿設部91は、係止爪3の位置における鋼
板2の縦断面積(図2のA−Aに沿う断面における面
積)より、穿設部91の位置における鋼板2の縦断面積
(図2のB−Bに沿う断面における面積)が小さくして
おくようにすれば、係止爪3の位置及び穿設部91の位
置の双方に同時に曲げ力がかかった場合、曲げ強度の弱
い穿設部91の位置に集中応力がかかり、穿設部91の
位置が曲がるため、係止爪3の位置における鋼板2の縦
断面積より、穿設部91の位置における鋼板2の縦断面
積が小さくしておくように穿設部91を設定しておくの
が好ましい。一方、穿設部91の位置における鋼板2の
縦断面積を、鋼板2の縦断面積の1/2程度以上にする
と、強度面で弱くなるなるおそれが生じるので、穿設部
91の位置における鋼板2の縦断面積を、鋼板2の縦断
面積の1/2程度以下にしておくのが好ましい。一方、
係止爪3に対する弱部9の位置は、穿設部91の部分が
くの字状に折り曲げられて係止爪3と、係止爪3の外側
に配位された鋼板との間に空間21ができ、ゼンマイバ
ネ1の拡張に際し、係止爪3が係止用孔4に入り込まな
い位置であれば良く、より具体的には、係止爪3からの
距離L(図2に図示)が2〜5mm程度の位置に設けて
おくのが好ましく、そのような位置であれば確実に空間
21の形成によりゼンマイバネ1の拡張に際して係止爪
3が係止用孔4に入り込めないようにできる。
コードリールは、上記形態のものに限らず、従来から使
用されているものに使用できる。又、本願発明のゼンマ
イバネ1の用途は、コードリールに使用するものに限ら
ず、他の種々の装置等にも使用でき、適宜変更できる。
イバネ1に穿設部91を設けて弱部9を設けているが、
弱部9を設けてもゼンマイバネとしての強度は十分に保
持しており、予巻きにより係止爪3が係止用孔4から外
れるような長さの短いものに弱部9を設けるようにして
使用しても良く、適宜変更し得る。
は、例えばゼンマイバネ1が長くて予巻きをした状態で
は係止爪3が係止用孔4に入り込み、コードリール5の
使用中に係止爪3が係止用孔4に係脱するおそれのある
場合でも、コードリール5に装着後、ゼンマイバネ1を
巻き締めて係止爪3が係止用孔4から外れると、曲げ力
が作用し、鋼板2における係止用孔4及び弱部9の部分
がくの字状に折り曲げられて径外方向に突出した状態に
なり、この状態から、巻き弾性によりゼンマイバネ1が
径大に拡張すると、係止爪3と、係止爪3の外側に配位
された鋼板との間に空間21ができ、ゼンマイバネ1の
拡張に際し、係止爪3が係止用孔4に入り込まずに通過
する。従って、使用中に、係止爪3が係止用孔4に入り
込む際の衝撃力によって係止爪3が折れたり、係止爪3
の基端部にクラックが発生するようなことを防止でき、
ゼンマイバネ1の機能を維持しておけるものにできる。
板2の縦断面積を小さくでき、曲げ強度を弱くできる。
又、その際、穿設部91の寸法設定により、鋼板2の縦
断面積を容易に確実に決定でき、使用中に破断しない程
度の強度を保持しながら係止爪3の位置における鋼板2
の曲げ強度よりも弱くできる。一方、製作にあたって
は、係止爪3及び係止用孔4をプレス加工する際に、穿
設部91をも一体的に同時加工でき、従来のものに比し
て加工工程を増やすことなく行うことができる。従っ
て、弱部9を、容易に確実に、しかも経済的に形成でき
る。
である。
の要部拡大斜視図である。
説明図である。
たゼンマイバネを装着した状態の下方側から見た説明図
である。
した状態の下方側から見た説明図である。
バネを巻き締めて係止爪と係止用孔との係止を外した状
態の下方側から見た説明図である。
からゼンマイバネを拡張させた状態の下方側から見た説
明図である。
大斜視図、(B) は、ゼンマイバネの更に他の実施形態の
要部拡大斜視図である。
は、従来のゼンマイバネにおける後端側の要部拡大斜視
図である。
した従来のゼンマイバネを装着した状態の下方側から見
た説明図である。
を予巻きした状態の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺状の鋼板(2) を、前端側から順次後
端側にかけて巻回成形し、鋼板(2) の前端側を最径内側
に、後端側を最径外側に夫々配して渦巻き状としたゼン
マイバネにおいて、 このゼンマイバネを構成する鋼板(2) の後端側には、係
止爪(3) と、係止用孔(4) と、弱部(9) とが、長手方向
に沿って夫々備えられ、 係止用孔(4) が、係止爪(3) の後方位置に配位されるこ
とにより、渦巻き状に巻回された状態で、係止爪(3) と
係止用孔(4) とが係脱自在に係止し得るようになされ、 弱部(9) が、係止爪(3) の位置における鋼板(2) の曲げ
強度よりも鋼板(2) の曲げ強度を弱くしたものであり、
この弱部(9) が、係止爪(3) の前方位置に配位されたも
のであることを特徴とするゼンマイバネ。 - 【請求項2】 弱部(9) が、鋼板(2) の一部を取り除い
て形成した穿設部(91)を備えたものであることを特徴と
する請求項1記載のゼンマイバネ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02257698A JP4074700B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ゼンマイバネ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02257698A JP4074700B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ゼンマイバネ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201207A true JPH11201207A (ja) | 1999-07-27 |
| JP4074700B2 JP4074700B2 (ja) | 2008-04-09 |
Family
ID=12086706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02257698A Expired - Fee Related JP4074700B2 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ゼンマイバネ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4074700B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007224772A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Toshiba Home Technology Corp | 扇風機 |
| CN107117501A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-09-01 | 歌尔科技有限公司 | 一种抽拉式卷线模组 |
| CN107366701A (zh) * | 2017-08-10 | 2017-11-21 | 安庆谢德尔汽车零部件有限公司 | 一种发条弹簧 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP02257698A patent/JP4074700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007224772A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Toshiba Home Technology Corp | 扇風機 |
| CN107117501A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-09-01 | 歌尔科技有限公司 | 一种抽拉式卷线模组 |
| CN107117501B (zh) * | 2017-05-24 | 2020-02-07 | 歌尔科技有限公司 | 一种抽拉式卷线模组 |
| CN107366701A (zh) * | 2017-08-10 | 2017-11-21 | 安庆谢德尔汽车零部件有限公司 | 一种发条弹簧 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4074700B2 (ja) | 2008-04-09 |
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