JPH11201301A - スプール型方向切換弁 - Google Patents
スプール型方向切換弁Info
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- JPH11201301A JPH11201301A JP276898A JP276898A JPH11201301A JP H11201301 A JPH11201301 A JP H11201301A JP 276898 A JP276898 A JP 276898A JP 276898 A JP276898 A JP 276898A JP H11201301 A JPH11201301 A JP H11201301A
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- pressure chamber
- port
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Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スプールが駆動するときに流体力の影響を受け
ず、精度の良い位置決めが可能であり、かつ応答速度が
速く、コンパクトな構造のスプール型方向切換弁とす
る。 【解決手段】方向切換用スプール2の内部に制御スプー
ル10を内蔵し、スプール2の圧力室Va側の端部を開
放し、圧力室Vb側の端部を閉じ、内部に圧力室Vcを
形成する。スプール2に第1〜第4ポート21〜24を
形成し、スプール2及び制御層プール10に第1〜第3
切換溝21a,12a,12b及び連通穴11a,11
bを形成し、これらポート及び切換溝により制御スプー
ル10が圧力室Vbに向けて移動するとポンプポート1
pを圧力室Vaに連通させかつタンクポート1t2を圧
力室Vbに連通させ、制御スプール10が圧力室Vaに
向けて移動するとポンプポート1pを圧力室Vbに連通
させかつタンクポート1t1を圧力室Vaに連通させ
る。
ず、精度の良い位置決めが可能であり、かつ応答速度が
速く、コンパクトな構造のスプール型方向切換弁とす
る。 【解決手段】方向切換用スプール2の内部に制御スプー
ル10を内蔵し、スプール2の圧力室Va側の端部を開
放し、圧力室Vb側の端部を閉じ、内部に圧力室Vcを
形成する。スプール2に第1〜第4ポート21〜24を
形成し、スプール2及び制御層プール10に第1〜第3
切換溝21a,12a,12b及び連通穴11a,11
bを形成し、これらポート及び切換溝により制御スプー
ル10が圧力室Vbに向けて移動するとポンプポート1
pを圧力室Vaに連通させかつタンクポート1t2を圧
力室Vbに連通させ、制御スプール10が圧力室Vaに
向けて移動するとポンプポート1pを圧力室Vbに連通
させかつタンクポート1t1を圧力室Vaに連通させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油空圧システムに用
いるスプール型方向切換弁に係わり、特に電気的操作手
段を作動させて方向切換用スプールの端部の圧力を変化
させスプールを移動させることで流体の流量及び出力方
向を切り換えるスプール型方向切換弁に関する。
いるスプール型方向切換弁に係わり、特に電気的操作手
段を作動させて方向切換用スプールの端部の圧力を変化
させスプールを移動させることで流体の流量及び出力方
向を切り換えるスプール型方向切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的操作手段を作動させて方向切換用
スプールの端部の圧力を変化させスプールを移動させる
スプール型方向切換弁の代表例として電磁弁駆動方式の
スプール型方向切換弁がある。図9に従来の電磁弁駆動
方式のスプール型方向切換弁の一例を示す。
スプールの端部の圧力を変化させスプールを移動させる
スプール型方向切換弁の代表例として電磁弁駆動方式の
スプール型方向切換弁がある。図9に従来の電磁弁駆動
方式のスプール型方向切換弁の一例を示す。
【0003】図9において、スプール型方向切換弁20
0のハウジング201にはメインの油圧ポンプに接続さ
れるポンプポートP、タンクに接続されるタンクポート
T1,T2、アクチュエータに接続されるアクチュエー
タポートC1,C2が設けられ、これらポートの連通・
遮断の切り換えがスプール202によって行われる。こ
のスプール202はスプール両端部に設けられた圧力室
A,Bに電磁弁230a,230bよりパイロット圧力
を導くことで動作させる。圧力室A,Bはハウジング2
01に取り付けられたフランジ261,262内に形成
されている。
0のハウジング201にはメインの油圧ポンプに接続さ
れるポンプポートP、タンクに接続されるタンクポート
T1,T2、アクチュエータに接続されるアクチュエー
タポートC1,C2が設けられ、これらポートの連通・
遮断の切り換えがスプール202によって行われる。こ
のスプール202はスプール両端部に設けられた圧力室
A,Bに電磁弁230a,230bよりパイロット圧力
を導くことで動作させる。圧力室A,Bはハウジング2
01に取り付けられたフランジ261,262内に形成
されている。
【0004】また、スプール202の位置決めを行うた
めのバネ207及びバネ座205,206がボルト20
8によってスプール202の一端に固定され、かつこれ
ら部品はフランジ262内に収納されている。
めのバネ207及びバネ座205,206がボルト20
8によってスプール202の一端に固定され、かつこれ
ら部品はフランジ262内に収納されている。
【0005】スプール202は電磁弁230a,230
bより圧力室A,Bに導かれるパイロット圧力に応じて
左右に移動し、スプール位置決め用バネ207と釣り合
ったところで位置が決まり、停止する。このときポンプ
ポートPはアクチュエータポートC1或いはC2のいず
れかにつながり、ポンプポートPからアクチュエータポ
ートC1或いはC2にスプール202の位置に応じた流
量が供給される。
bより圧力室A,Bに導かれるパイロット圧力に応じて
左右に移動し、スプール位置決め用バネ207と釣り合
ったところで位置が決まり、停止する。このときポンプ
ポートPはアクチュエータポートC1或いはC2のいず
れかにつながり、ポンプポートPからアクチュエータポ
ートC1或いはC2にスプール202の位置に応じた流
量が供給される。
【0006】電磁弁230a,230bはホース231
a,231bを介してフランジ261,262にそれぞ
れ接続され、また電磁弁230a,230bはホース2
32を介してパイロット用ポンプ233に、ホース23
4を介してタンク235にそれぞれ接続されている。電
磁弁230a,230bはコントローラ260からの電
流信号によって動作する。例えばスプール202を左側
に動かしたいときは指令電流251aだけを出力するこ
とで電磁弁230aが開き、圧力室Aの圧力が上昇しス
プール202が動く。
a,231bを介してフランジ261,262にそれぞ
れ接続され、また電磁弁230a,230bはホース2
32を介してパイロット用ポンプ233に、ホース23
4を介してタンク235にそれぞれ接続されている。電
磁弁230a,230bはコントローラ260からの電
流信号によって動作する。例えばスプール202を左側
に動かしたいときは指令電流251aだけを出力するこ
とで電磁弁230aが開き、圧力室Aの圧力が上昇しス
プール202が動く。
【0007】コントローラ260には指令手段からの操
作レバーの角度信号(操作信号)250が入力され、所
定の演算処理を行い、電磁弁230a,230bのいず
れか一方に電流信号を出力する。
作レバーの角度信号(操作信号)250が入力され、所
定の演算処理を行い、電磁弁230a,230bのいず
れか一方に電流信号を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来のス
プール型方向切換弁には以下の問題がある。
プール型方向切換弁には以下の問題がある。
【0009】第1の問題は、スプール202は左右の圧
力室A,Bの差圧によって動くが、流体力、或いは摩擦
力のためにスプール開度に誤差を生じることである。
力室A,Bの差圧によって動くが、流体力、或いは摩擦
力のためにスプール開度に誤差を生じることである。
【0010】本来スプール202は圧力室に作用する圧
力とスプール断面積の積によって生じる推進力で移動し
バネ207の変形と釣り合うところで静止するため、そ
の特性は直線的になる。このためPポートとC1あるい
はC2ポートとの開口面積も圧力により一義的に決ま
り、その結果アクチュエータへの流量を電磁弁への指令
値で制御することが可能となる。
力とスプール断面積の積によって生じる推進力で移動し
バネ207の変形と釣り合うところで静止するため、そ
の特性は直線的になる。このためPポートとC1あるい
はC2ポートとの開口面積も圧力により一義的に決ま
り、その結果アクチュエータへの流量を電磁弁への指令
値で制御することが可能となる。
【0011】しかしながら例えばスプール202左側に
移動したとするとPポートからC1ポートへ流体が流れ
込み、その流速等によってC1ポート付近のスプールに
作用する圧力が低下する。これによりスプール202は
押し戻される方向に力を受け、実際の移動量は指令値よ
りも小さくなる。この流体力は流速によって大きく変化
するため指令値が一定であっても、アクチュエータの負
荷によってスプール移動量は変化する。この結果、指令
値とスプール移動量が一義的に決まることはあり得な
い。
移動したとするとPポートからC1ポートへ流体が流れ
込み、その流速等によってC1ポート付近のスプールに
作用する圧力が低下する。これによりスプール202は
押し戻される方向に力を受け、実際の移動量は指令値よ
りも小さくなる。この流体力は流速によって大きく変化
するため指令値が一定であっても、アクチュエータの負
荷によってスプール移動量は変化する。この結果、指令
値とスプール移動量が一義的に決まることはあり得な
い。
【0012】電磁弁を使った方向切換弁で流体力に影響
されずに精度良く流量を制御するためには、各アクチュ
エータの動きをセンシングするか、スプールのストロー
クをセンシングしなければならない。アクチュエータの
センシングは方向切換弁のシステムを越えた方法であ
り、例えば油圧ショベル、工作機械、ロボット等多くの
ターゲットによってシステムを作り直さなければならな
い。またストロークセンサは高圧の流体の中に入れる使
用環境の問題や、スプールエンドに取り付けた場合の受
圧面積の変化などの問題がある。
されずに精度良く流量を制御するためには、各アクチュ
エータの動きをセンシングするか、スプールのストロー
クをセンシングしなければならない。アクチュエータの
センシングは方向切換弁のシステムを越えた方法であ
り、例えば油圧ショベル、工作機械、ロボット等多くの
ターゲットによってシステムを作り直さなければならな
い。またストロークセンサは高圧の流体の中に入れる使
用環境の問題や、スプールエンドに取り付けた場合の受
圧面積の変化などの問題がある。
【0013】スプール202をボールねじで連結し、ス
テッピングモータやサーボモータで駆動する方法も考え
られるが、スプールに働く流体力が大きいので、大トル
クのモータではコストが高くなる。
テッピングモータやサーボモータで駆動する方法も考え
られるが、スプールに働く流体力が大きいので、大トル
クのモータではコストが高くなる。
【0014】第2の課題は方向切換用スプール202の
応答が遅いことでる。応答が遅い理由は電磁弁自体の構
造とシステムに起因する。
応答が遅いことでる。応答が遅い理由は電磁弁自体の構
造とシステムに起因する。
【0015】電磁弁は圧力フィードバックを行っている
ため、出力された作動油の圧が高くなるとソレノイドは
開度を絞り、流量を出さなくなる。圧力室に作用する圧
が目標値に近いときは流量が絞られる。電磁弁が開いた
直後は流量が流れるが、圧力が上がらない。
ため、出力された作動油の圧が高くなるとソレノイドは
開度を絞り、流量を出さなくなる。圧力室に作用する圧
が目標値に近いときは流量が絞られる。電磁弁が開いた
直後は流量が流れるが、圧力が上がらない。
【0016】また電磁弁から圧力室のホース配管231
a,231bにも課題がある。長いホース配管では圧力
伝播に時間がかかる。また一般的にパイロット用配管に
は細い配管を用い、電磁弁230a,230bの出口か
ら圧力室ブランジ261,262まで少なくとも2個以
上の継ぎ手を用いるため、パイロット圧には圧損が生じ
る。方向切換用スプール202は多くの場合ヒステリシ
スを持つので、圧力がある程度上がらなければスプール
202は動かない。スプール202が動き出すまでの時
間は無駄時間となりうる。
a,231bにも課題がある。長いホース配管では圧力
伝播に時間がかかる。また一般的にパイロット用配管に
は細い配管を用い、電磁弁230a,230bの出口か
ら圧力室ブランジ261,262まで少なくとも2個以
上の継ぎ手を用いるため、パイロット圧には圧損が生じ
る。方向切換用スプール202は多くの場合ヒステリシ
スを持つので、圧力がある程度上がらなければスプール
202は動かない。スプール202が動き出すまでの時
間は無駄時間となりうる。
【0017】第3の問題は方向切換弁の複雑な配管にあ
る。方向切換弁はポンプからの作動油を各アクチュエー
タに送り、タンクへ戻すため最低でも4つのポートが必
要になる。従来例ではポンプポートP、アクチュエータ
ポートC1,C2と2つのタンクポートTで構成されて
いるが、タンクポートTはハウジング1内で合流してい
ることが多い。これらのポートにはそれぞれ配管がつく
ため、実際の方向切換弁では6面すべてに何らかのポー
トが付いていることすらある。
る。方向切換弁はポンプからの作動油を各アクチュエー
タに送り、タンクへ戻すため最低でも4つのポートが必
要になる。従来例ではポンプポートP、アクチュエータ
ポートC1,C2と2つのタンクポートTで構成されて
いるが、タンクポートTはハウジング1内で合流してい
ることが多い。これらのポートにはそれぞれ配管がつく
ため、実際の方向切換弁では6面すべてに何らかのポー
トが付いていることすらある。
【0018】図10に油圧ショベルの方向切換弁の外観
を示す。このスプール型方向切換弁は7連であり、図の
ように多くのポートが設けられており、このうち1/3
がパイロットポートであり、これらのポートには全て配
管が接続されることから、パイロットポートの存在は方
向切換弁の設置、メインテナンスの上でも大きな問題と
なる。
を示す。このスプール型方向切換弁は7連であり、図の
ように多くのポートが設けられており、このうち1/3
がパイロットポートであり、これらのポートには全て配
管が接続されることから、パイロットポートの存在は方
向切換弁の設置、メインテナンスの上でも大きな問題と
なる。
【0019】本発明の目的は、上記課題に鑑み、スプー
ルが駆動するときに流体力の影響を受けず、精度の良い
位置決めが可能であり、かつ応答速度が速く、コンパク
トな構造のスプール型方向切換弁を提供することにあ
る。
ルが駆動するときに流体力の影響を受けず、精度の良い
位置決めが可能であり、かつ応答速度が速く、コンパク
トな構造のスプール型方向切換弁を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、方向切換用スプールの周囲に1つ
のポンプポート、2つのアクチュエータポート及び2つ
のタンクポートを設け、方向切換用スプールの両端部に
位置する第1及び第2圧力室の圧力を変化させることに
より方向切換用スプールを動作させ、前記ポート間の連
通・遮断を切り換えて流体を流す方向を選択しかつ流量
を連続的に調整するスプール型方向切換弁において、前
記方向切換用スプールの内部に配置された制御スプール
と、この制御スプールを駆動してその位置を調整する電
気的操作手段と、前記制御スプールが前記方向切換用ス
プールに対して中立位置にあるときは前記第1及び第2
圧力室を前記ポンプポート及びタンクポートから分離独
立させ、前記制御スプールが前記中立位置から前記第2
圧力室に向けて移動すると前記ポンプポートを前記第1
圧力室に連通させかつ前記2つのタンクポートの一方を
前記第2圧力室に連通させ、前記制御スプールが前記中
立位置から前記第1圧力室に向けて移動すると前記ポン
プポートを前記第2圧力室に連通させかつ前記2つのタ
ンクポートの他方を前記第1圧力室に連通させる連通切
換手段とを備えるものとする。
るために、本発明は、方向切換用スプールの周囲に1つ
のポンプポート、2つのアクチュエータポート及び2つ
のタンクポートを設け、方向切換用スプールの両端部に
位置する第1及び第2圧力室の圧力を変化させることに
より方向切換用スプールを動作させ、前記ポート間の連
通・遮断を切り換えて流体を流す方向を選択しかつ流量
を連続的に調整するスプール型方向切換弁において、前
記方向切換用スプールの内部に配置された制御スプール
と、この制御スプールを駆動してその位置を調整する電
気的操作手段と、前記制御スプールが前記方向切換用ス
プールに対して中立位置にあるときは前記第1及び第2
圧力室を前記ポンプポート及びタンクポートから分離独
立させ、前記制御スプールが前記中立位置から前記第2
圧力室に向けて移動すると前記ポンプポートを前記第1
圧力室に連通させかつ前記2つのタンクポートの一方を
前記第2圧力室に連通させ、前記制御スプールが前記中
立位置から前記第1圧力室に向けて移動すると前記ポン
プポートを前記第2圧力室に連通させかつ前記2つのタ
ンクポートの他方を前記第1圧力室に連通させる連通切
換手段とを備えるものとする。
【0021】電気的操作手段により制御スプールが駆動
されないときは、制御スプールは方向切換用スプールに
対して中立位置にあり、第1及び第2圧力室はポンプポ
ート及びタンクポートから分離独立している。このた
め、方向切換用スプールも動かず中立位置にある。
されないときは、制御スプールは方向切換用スプールに
対して中立位置にあり、第1及び第2圧力室はポンプポ
ート及びタンクポートから分離独立している。このた
め、方向切換用スプールも動かず中立位置にある。
【0022】電気的操作手段により制御スプールが駆動
されその位置が調整されると、連通切換手段は制御スプ
ールの移動方向に応じて第1及び第2圧力室の一方をポ
ンプポートに連通させ、他方をタンクポートに連通させ
る。このため、第1及び第2圧力室の圧力差により方向
切換用スプールも移動する。方向切換用スプールが制御
スプールの移動した位置まで来ると、制御スプールは再
び方向切換用スプールに対して中立状態となり、第1及
び第2圧力室はポンプポート及びタンクポートから分離
独立した状態となる。即ち、方向切換用スプールは制御
スプールの位置まで移動すると停止し、その移動方向と
移動量に応じて流体を流す方向を選択しかつ流量を制御
する。
されその位置が調整されると、連通切換手段は制御スプ
ールの移動方向に応じて第1及び第2圧力室の一方をポ
ンプポートに連通させ、他方をタンクポートに連通させ
る。このため、第1及び第2圧力室の圧力差により方向
切換用スプールも移動する。方向切換用スプールが制御
スプールの移動した位置まで来ると、制御スプールは再
び方向切換用スプールに対して中立状態となり、第1及
び第2圧力室はポンプポート及びタンクポートから分離
独立した状態となる。即ち、方向切換用スプールは制御
スプールの位置まで移動すると停止し、その移動方向と
移動量に応じて流体を流す方向を選択しかつ流量を制御
する。
【0023】方向切換用スプールに流体力等の外力が作
用し、スプールを押し戻そうとすると、制御スプールと
の位置関係が変わり、連通切換手段が再び第1及び第2
圧力室の一方をポンプポートに連通させ、他方をタンク
ポートに連通させるため、その外力に相当する分圧力室
内のパイロット圧が自動的に増加し、方向切換用スプー
ルは制御スプールに整合する中立位置に戻り、外力が作
用していないときと同じ流量に制御される。
用し、スプールを押し戻そうとすると、制御スプールと
の位置関係が変わり、連通切換手段が再び第1及び第2
圧力室の一方をポンプポートに連通させ、他方をタンク
ポートに連通させるため、その外力に相当する分圧力室
内のパイロット圧が自動的に増加し、方向切換用スプー
ルは制御スプールに整合する中立位置に戻り、外力が作
用していないときと同じ流量に制御される。
【0024】ここで、第1及び第2圧力室に流れ込む流
量は極僅かであり、制御スプールには大きな流体力が働
かない。また、流体力が作用したとしても、スプール移
動後は流量が零になるため、制御スプールは高精度の位
置決めができ、方向切換用スプールも高精度に位置決め
できる。
量は極僅かであり、制御スプールには大きな流体力が働
かない。また、流体力が作用したとしても、スプール移
動後は流量が零になるため、制御スプールは高精度の位
置決めができ、方向切換用スプールも高精度に位置決め
できる。
【0025】また、制御スプールは方向切換弁の流量を
直接制御するものではなく、パイロット圧力を制御する
ものであるため、制御スプールの質量は小さくでき、制
御スプールを動かす力は非常に小さなものでよくなる。
このため、電気的操作手段で制御スプールを直接駆動で
きるようになり、パイロットポートを無くし、パイロッ
ト用配管、継手も不要となり、コンパクトな構造とな
る。また、制御スプールの質量が小さい上、パイロット
用配管、継手も無いため応答も速くなる。
直接制御するものではなく、パイロット圧力を制御する
ものであるため、制御スプールの質量は小さくでき、制
御スプールを動かす力は非常に小さなものでよくなる。
このため、電気的操作手段で制御スプールを直接駆動で
きるようになり、パイロットポートを無くし、パイロッ
ト用配管、継手も不要となり、コンパクトな構造とな
る。また、制御スプールの質量が小さい上、パイロット
用配管、継手も無いため応答も速くなる。
【0026】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記制御スプールは前記方向切換用スプールの内部に設
けられた軸方向ボア内に挿入され、この軸方向ボアの第
1圧力室側の端部を開放し前記制御スプールの対応する
端部を第1圧力室に臨ませると共に、前記軸方向ボアの
第2圧力室側の端部を閉じ前記制御スプールの対応する
端部が面する第3圧力室を形成し、前記制御スプールの
内部に前記第1圧力室と前記第3圧力室とを連通する内
部通路を形成する。
前記制御スプールは前記方向切換用スプールの内部に設
けられた軸方向ボア内に挿入され、この軸方向ボアの第
1圧力室側の端部を開放し前記制御スプールの対応する
端部を第1圧力室に臨ませると共に、前記軸方向ボアの
第2圧力室側の端部を閉じ前記制御スプールの対応する
端部が面する第3圧力室を形成し、前記制御スプールの
内部に前記第1圧力室と前記第3圧力室とを連通する内
部通路を形成する。
【0027】これにより制御スプールの駆動時は第1圧
力室と第3圧力室との圧力が等しくなり、制御ピストン
の両端に作用する油圧力がバランスすると共に、ポンプ
ポートに連通した高圧側の圧力室が制御スプールの閉鎖
端部によりタンク圧部分から隔離されるので、高圧側の
圧力室からタンクへの漏れを最小にでき、これによって
も高応答性を確保できる。
力室と第3圧力室との圧力が等しくなり、制御ピストン
の両端に作用する油圧力がバランスすると共に、ポンプ
ポートに連通した高圧側の圧力室が制御スプールの閉鎖
端部によりタンク圧部分から隔離されるので、高圧側の
圧力室からタンクへの漏れを最小にでき、これによって
も高応答性を確保できる。
【0028】(3)また、上記(2)において、好まし
くは、前記連通切換手段は、前記方向切換用スプールに
それぞれ形成され、前記ポンプポートに連通する第1ポ
ート、前記2つのタンクポートにそれぞれ連通する第
2、第3ポート、前記第2圧力室に連通する第4ポート
と、前記方向切換用スプールの内周及び前記制御スプー
ルの外周に設けられ、制御スプールが前記中立位置にあ
るときは前記第1〜第4ポートを互いに分離独立させ、
制御スプールが前記第2圧力室に向けて移動すると前記
制御スプールの内部通路を介して第1ポートを前記第1
及び第3圧力室に連通させかつ第2、第3ポートの一方
を第4ポートに連通させ、制御スプールが前記第1圧力
室に向けて移動すると第1ポートを第4ポートに連通さ
せかつ第2、第3ポートの他方を前記制御スプールの内
部通路を介して前記第1及び第3圧力室に連通させる切
換溝とを有する。
くは、前記連通切換手段は、前記方向切換用スプールに
それぞれ形成され、前記ポンプポートに連通する第1ポ
ート、前記2つのタンクポートにそれぞれ連通する第
2、第3ポート、前記第2圧力室に連通する第4ポート
と、前記方向切換用スプールの内周及び前記制御スプー
ルの外周に設けられ、制御スプールが前記中立位置にあ
るときは前記第1〜第4ポートを互いに分離独立させ、
制御スプールが前記第2圧力室に向けて移動すると前記
制御スプールの内部通路を介して第1ポートを前記第1
及び第3圧力室に連通させかつ第2、第3ポートの一方
を第4ポートに連通させ、制御スプールが前記第1圧力
室に向けて移動すると第1ポートを第4ポートに連通さ
せかつ第2、第3ポートの他方を前記制御スプールの内
部通路を介して前記第1及び第3圧力室に連通させる切
換溝とを有する。
【0029】これにより連通切換手段は、上記(1)の
機能(制御スプールが方向切換用スプールに対して中立
位置にあるときは第1及び第2圧力室をポンプポート及
びタンクポートから分離独立させ、制御スプールが中立
位置から第2圧力室に向けて移動するとポンプポートを
第1圧力室に連通させかつ2つのタンクポートの一方を
第2圧力室に連通させ、制御スプールが前記中立位置か
ら第1圧力室に向けて移動するとポンプポートを第2圧
力室に連通させかつ2つのタンクポートの他方を第1圧
力室に連通させる機能)を実現できる。
機能(制御スプールが方向切換用スプールに対して中立
位置にあるときは第1及び第2圧力室をポンプポート及
びタンクポートから分離独立させ、制御スプールが中立
位置から第2圧力室に向けて移動するとポンプポートを
第1圧力室に連通させかつ2つのタンクポートの一方を
第2圧力室に連通させ、制御スプールが前記中立位置か
ら第1圧力室に向けて移動するとポンプポートを第2圧
力室に連通させかつ2つのタンクポートの他方を第1圧
力室に連通させる機能)を実現できる。
【0030】(4)更に、上記(1)〜(3)におい
て、好ましくは、前記電気的操作手段は、比例ソレノイ
ドと、前記制御スプールの端部に設けられ、前記比例ソ
レノイドの力にバランスする弾性体とを有する。
て、好ましくは、前記電気的操作手段は、比例ソレノイ
ドと、前記制御スプールの端部に設けられ、前記比例ソ
レノイドの力にバランスする弾性体とを有する。
【0031】これにより電気的操作手段は制御スプール
を駆動してその位置を調整できる。
を駆動してその位置を調整できる。
【0032】(5)上記(1)〜(3)において、前記
電気的操作手段は、電動モータと、この電動モータの出
力軸の回転を前記制御スプールの直線移動に変換する機
構とを有するものであってもよい。
電気的操作手段は、電動モータと、この電動モータの出
力軸の回転を前記制御スプールの直線移動に変換する機
構とを有するものであってもよい。
【0033】これによっても電気的操作手段は制御スプ
ールを駆動してその位置を調整できる。
ールを駆動してその位置を調整できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0035】まず、本発明の第1の実施形態を図1〜図
5により説明する。
5により説明する。
【0036】図1において、100は本発明の第1の実
施形態によるスプール型方向切換弁であり、このスプー
ル型方向切換弁100のハウジング1とメインスプール
である方向切換用スプール2とを有し、ハウジング1に
は、メインの油圧ポンプ101に接続されるポンプポー
トP、アクチュエータ102に接続されるアクチュエー
タポートC1,C2、タンク103に接続されるタンク
ポートT1,T2が設けられ、これに対応して方向切換
用スプール2の周囲にも円周状のポンプポート1p、2
つのアクチュエータポート1c1,1c2及び2つのタ
ンクポート1t1,1t2が設けられ、スプール2によ
ってこれらポート間の連通・遮断を切り換えて流体を流
す方向を選択しかつ流量を連続的に調整する。スプール
2はスプール両端部に設けられた圧力室Va,Vbの圧
力を変化させることで動作させる。圧力室Vaはハウジ
ング1に取り付けられたフランジ3で閉じられ、圧力室
Vbはハウジング1に取り付けられたフランジ4内に形
成されている。
施形態によるスプール型方向切換弁であり、このスプー
ル型方向切換弁100のハウジング1とメインスプール
である方向切換用スプール2とを有し、ハウジング1に
は、メインの油圧ポンプ101に接続されるポンプポー
トP、アクチュエータ102に接続されるアクチュエー
タポートC1,C2、タンク103に接続されるタンク
ポートT1,T2が設けられ、これに対応して方向切換
用スプール2の周囲にも円周状のポンプポート1p、2
つのアクチュエータポート1c1,1c2及び2つのタ
ンクポート1t1,1t2が設けられ、スプール2によ
ってこれらポート間の連通・遮断を切り換えて流体を流
す方向を選択しかつ流量を連続的に調整する。スプール
2はスプール両端部に設けられた圧力室Va,Vbの圧
力を変化させることで動作させる。圧力室Vaはハウジ
ング1に取り付けられたフランジ3で閉じられ、圧力室
Vbはハウジング1に取り付けられたフランジ4内に形
成されている。
【0037】また、スプール2の位置決めを行うための
バネ7及びバネ座5,6がボルト8によってスプール2
の一端に固定され、かつこれら部品はフランジ4内に収
納されている。
バネ7及びバネ座5,6がボルト8によってスプール2
の一端に固定され、かつこれら部品はフランジ4内に収
納されている。
【0038】圧力室Va,Vbの圧力を変化させるとそ
の圧力に応じてスプール2は左右に移動し、スプール位
置決め用バネ7と釣り合ったところで位置が決まり、停
止する。このときポンプポートPはアクチュエータポー
トC1或いはC2のいずれかにつながり、ポンプポート
PからアクチュエータポートC1或いはC2にスプール
2の位置に応じた流量が流入し、アクチュエータ102
が駆動される。
の圧力に応じてスプール2は左右に移動し、スプール位
置決め用バネ7と釣り合ったところで位置が決まり、停
止する。このときポンプポートPはアクチュエータポー
トC1或いはC2のいずれかにつながり、ポンプポート
PからアクチュエータポートC1或いはC2にスプール
2の位置に応じた流量が流入し、アクチュエータ102
が駆動される。
【0039】方向切換用スプール2の内部には制御スプ
ール10が内蔵されている。この制御スプール10は方
向切換用スプール2の内部に設けられた軸方向ボア2a
内に挿入され、この軸方向ボア2aの圧力室Va側の端
部は開放され、制御スプール10の対応する端部はこの
圧力室Vaに面し、軸方向ボア2aの圧力室Vb側の端
部は閉じられ、制御スプール10の対応する端部が面す
る内部圧力室Vcを形成している。
ール10が内蔵されている。この制御スプール10は方
向切換用スプール2の内部に設けられた軸方向ボア2a
内に挿入され、この軸方向ボア2aの圧力室Va側の端
部は開放され、制御スプール10の対応する端部はこの
圧力室Vaに面し、軸方向ボア2aの圧力室Vb側の端
部は閉じられ、制御スプール10の対応する端部が面す
る内部圧力室Vcを形成している。
【0040】左右の圧力室Va,Vbへのパイロット圧
の供給を行うため、方向切換用スプール2にはポンプポ
ート1pに連通する第1ポート21、タンクポート1t
1,1t2にそれぞれ連通する第2、第3ポート22,
23、図示左側の圧力室Vbに連通する第4ポート24
が形成されると共に、方向切換用スプール2の内周面に
は第1ポート21が開口する第1切換溝21aが形成さ
れている。また、同様の目的で制御スプール10の内部
には、内部圧力室Vcと図示右側の圧力室Vaを連通さ
せる軸方向の連通穴11aと、これに連通する径方向の
連通穴11bが形成されると共に、制御スプール10の
外周面には、第1切換溝21aと共働して径方向の連通
穴11bと第1ポート21及び第2ポート22との連通
・遮断を切り換える第2切換溝12aと、第4ポート2
4と第1ポート21及び第3ポート23との連通・遮断
を切り換える第3切換溝12bとが形成されている。
の供給を行うため、方向切換用スプール2にはポンプポ
ート1pに連通する第1ポート21、タンクポート1t
1,1t2にそれぞれ連通する第2、第3ポート22,
23、図示左側の圧力室Vbに連通する第4ポート24
が形成されると共に、方向切換用スプール2の内周面に
は第1ポート21が開口する第1切換溝21aが形成さ
れている。また、同様の目的で制御スプール10の内部
には、内部圧力室Vcと図示右側の圧力室Vaを連通さ
せる軸方向の連通穴11aと、これに連通する径方向の
連通穴11bが形成されると共に、制御スプール10の
外周面には、第1切換溝21aと共働して径方向の連通
穴11bと第1ポート21及び第2ポート22との連通
・遮断を切り換える第2切換溝12aと、第4ポート2
4と第1ポート21及び第3ポート23との連通・遮断
を切り換える第3切換溝12bとが形成されている。
【0041】第1〜第3切換溝21a,12a,12b
は、制御スプール10が方向切換用スプール2に対して
図示の中立位置にあるときは第1〜第4ポート21〜2
4を互いに分離独立させ、制御スプール10が図示左側
の圧力室Vbに向けて移動すると第1ポート21を連通
穴11a,11bを介して図示右側の圧力室Va及び内
部圧力室Vcに連通させかつ第3ポート23を第4ポー
ト24に連通させ、制御スプール10が図示右側の圧力
室Vaに向けて移動すると第1ポート21を第4ポート
24に連通させかつ第2ポート22を連通穴11a,1
1bを介して図示右側の圧力室Va及び内部圧力室Vc
に連通させる。
は、制御スプール10が方向切換用スプール2に対して
図示の中立位置にあるときは第1〜第4ポート21〜2
4を互いに分離独立させ、制御スプール10が図示左側
の圧力室Vbに向けて移動すると第1ポート21を連通
穴11a,11bを介して図示右側の圧力室Va及び内
部圧力室Vcに連通させかつ第3ポート23を第4ポー
ト24に連通させ、制御スプール10が図示右側の圧力
室Vaに向けて移動すると第1ポート21を第4ポート
24に連通させかつ第2ポート22を連通穴11a,1
1bを介して図示右側の圧力室Va及び内部圧力室Vc
に連通させる。
【0042】しかして第1〜第4ポート21〜24、軸
方向の連通穴11a及び径方向の連通穴11b並びに第
1〜第3切換溝21a,12a,12bは、制御スプー
ル10が方向切換用スプール2に対して図示の中立位置
にあるときは左右の圧力室Va,Vbをポンプポート1
p及びタンクポート1t1,1t2から分離独立させ、
制御スプール10が中立位置から図示左側の圧力室Vb
に向けて移動するとポンプポート1pを図示右側の圧力
室Vaに連通させかつ2つのタンクポート1t1,1t
2の一方であるタンクポート1t2を図示左側の圧力室
Vbに連通させ、制御スプール10が中立位置から図示
右側の圧力室Vaに向けて移動するとポンプポート1p
を図示左側の圧力室Vbに連通させかつ2つのタンクポ
ート1t1,1t2の他方であるタンクポート1t1を
図示右側の圧力室Vaに連通させる連通切換手段を構成
する。
方向の連通穴11a及び径方向の連通穴11b並びに第
1〜第3切換溝21a,12a,12bは、制御スプー
ル10が方向切換用スプール2に対して図示の中立位置
にあるときは左右の圧力室Va,Vbをポンプポート1
p及びタンクポート1t1,1t2から分離独立させ、
制御スプール10が中立位置から図示左側の圧力室Vb
に向けて移動するとポンプポート1pを図示右側の圧力
室Vaに連通させかつ2つのタンクポート1t1,1t
2の一方であるタンクポート1t2を図示左側の圧力室
Vbに連通させ、制御スプール10が中立位置から図示
右側の圧力室Vaに向けて移動するとポンプポート1p
を図示左側の圧力室Vbに連通させかつ2つのタンクポ
ート1t1,1t2の他方であるタンクポート1t1を
図示右側の圧力室Vaに連通させる連通切換手段を構成
する。
【0043】フランジ3の外側には比例ソレノイド30
が取り付けられ、この比例ソレノイド30のスプール3
0aの一端は制御スプール10の圧力室Va側の端部に
ボールジョイント30bを介して接続されている。ボー
ルジョイント30bを用いているため制御スプール10
と比例ソレノイド30のスプール30aの軸心が多少ず
れても比例ソレノイド30で制御スプール10を動かす
ことができる。本実施形態で用いている比例ソレノイド
30は双方向への移動が可能なものである。また、制御
スプール10の端部とフランジ3との間には位置決め用
のバネ61が設けられている。比例ソレノイド30に電
流が流れるとソレノイド力が発生し、このソレノイド力
によって制御スプール10は移動し、位置決め用のバネ
61のバネ力と吊り合った位置で制御スプール10は停
止する。制御スプール10は左右どちら側に動いてもこ
のばねがソレノイド力と釣り合う構造となっている。し
かして比例ソレノイド30と位置決め用のバネ61は制
御スプール10を駆動してその位置を調整する電気的操
作手段を構成する。
が取り付けられ、この比例ソレノイド30のスプール3
0aの一端は制御スプール10の圧力室Va側の端部に
ボールジョイント30bを介して接続されている。ボー
ルジョイント30bを用いているため制御スプール10
と比例ソレノイド30のスプール30aの軸心が多少ず
れても比例ソレノイド30で制御スプール10を動かす
ことができる。本実施形態で用いている比例ソレノイド
30は双方向への移動が可能なものである。また、制御
スプール10の端部とフランジ3との間には位置決め用
のバネ61が設けられている。比例ソレノイド30に電
流が流れるとソレノイド力が発生し、このソレノイド力
によって制御スプール10は移動し、位置決め用のバネ
61のバネ力と吊り合った位置で制御スプール10は停
止する。制御スプール10は左右どちら側に動いてもこ
のばねがソレノイド力と釣り合う構造となっている。し
かして比例ソレノイド30と位置決め用のバネ61は制
御スプール10を駆動してその位置を調整する電気的操
作手段を構成する。
【0044】なお、本実施形態では図示右側の圧力室V
aに面しているスプール端面を開放側とし、図示左側の
圧力室Vbに面しているスプール端面を密閉側とした
が、この関係は逆であっても良いし、両スプール端面と
も密閉してもよい。この場合は、圧力室Va側のスプー
ル端面にも圧力室Vb側の第4ポート24を設けたのと
同じ構造にすればよい。
aに面しているスプール端面を開放側とし、図示左側の
圧力室Vbに面しているスプール端面を密閉側とした
が、この関係は逆であっても良いし、両スプール端面と
も密閉してもよい。この場合は、圧力室Va側のスプー
ル端面にも圧力室Vb側の第4ポート24を設けたのと
同じ構造にすればよい。
【0045】以上のように構成した方向切換弁の動作を
図2〜図4を用いて説明する。図2〜図4は方向切換用
スプール2を左側に動かし動作が収束するまでの過程を
示している。
図2〜図4を用いて説明する。図2〜図4は方向切換用
スプール2を左側に動かし動作が収束するまでの過程を
示している。
【0046】まず、図1に示す制御スプール10の中立
位置では、ポンプポート1p及び第2及び第3ポート2
2,23を完全に閉じており、圧力室Va,Vbはほぼ
タンク圧状態になっている。
位置では、ポンプポート1p及び第2及び第3ポート2
2,23を完全に閉じており、圧力室Va,Vbはほぼ
タンク圧状態になっている。
【0047】図2は比例ソレノイド30に指令電流を与
えた状態である。比例ソレノイド30は指令電流に比例
したソレノイド力Fを発生する。この力Fは制御スプー
ル10に伝わり、バネ61のバネ力と釣り合うところま
で制御スプール10は移動する。この移動により、第1
切換溝21aと第2切換溝12aとの間に開口部40が
形成され、ポンプポート1pに連通する第1ポート21
と制御スプール10の内部に形成した連通穴11aとが
つながり、圧力室Vaの圧力は上昇する。また、第2切
換溝12bと第3ポート23との間に開口部41が形成
され、タンクポート1t2に連通する第3ポート23は
圧力室Vbに連通する第4ポート24とつながり、圧力
室Vbの圧力はタンク圧となる。各圧力室Va,Vbへ
の流量は開口部40,41の開口量によって決まる。方
向切換用スプール2には左右の圧力室Va,Vb内の圧
力差とスプール断面積によって左向きの力が働き、方向
切換用スプール2は図示左側に移動する。
えた状態である。比例ソレノイド30は指令電流に比例
したソレノイド力Fを発生する。この力Fは制御スプー
ル10に伝わり、バネ61のバネ力と釣り合うところま
で制御スプール10は移動する。この移動により、第1
切換溝21aと第2切換溝12aとの間に開口部40が
形成され、ポンプポート1pに連通する第1ポート21
と制御スプール10の内部に形成した連通穴11aとが
つながり、圧力室Vaの圧力は上昇する。また、第2切
換溝12bと第3ポート23との間に開口部41が形成
され、タンクポート1t2に連通する第3ポート23は
圧力室Vbに連通する第4ポート24とつながり、圧力
室Vbの圧力はタンク圧となる。各圧力室Va,Vbへ
の流量は開口部40,41の開口量によって決まる。方
向切換用スプール2には左右の圧力室Va,Vb内の圧
力差とスプール断面積によって左向きの力が働き、方向
切換用スプール2は図示左側に移動する。
【0048】ここで、制御スプール10は図示する如く
軸方向の連通穴11aが施されており、圧力バランスが
取れている。また、急激な制御スプール10の移動によ
る内部圧力室Vcの体積変化も、連通穴11aを十分大
きくとることによって抵抗となることはない。したがっ
て、制御スプール10は殆ど外力を受けることがなく、
その位置は変わらない。
軸方向の連通穴11aが施されており、圧力バランスが
取れている。また、急激な制御スプール10の移動によ
る内部圧力室Vcの体積変化も、連通穴11aを十分大
きくとることによって抵抗となることはない。したがっ
て、制御スプール10は殆ど外力を受けることがなく、
その位置は変わらない。
【0049】方向切換用スプール2が左側に移動した状
態を図3に示す。図3では方向切換用スプール2は制御
スプール10の中立位置を越え、行き過ぎてしまった状
態にあり、また、位置サーボを行う場合、微小である
が、この状態を繰り返す。これは過度的に発生し得る状
態である。この場合は、第1切換溝21aと第3切換溝
12bとの間に開口部42が形成され、ポンプポート1
pは第4ポート24とつながり、圧力室Vbの圧力が上
昇する。また、第2切換溝12aと第2ポート22との
間に開口部43が形成され、圧力室Vaにつながる連結
穴11aはタンクポート1t1につながり、圧力室Va
の圧力は降下する。このため方向切換用スプール2は図
示右側に向かう力を受けることになる。この場合でも制
御スプール10は殆ど外力を受けないため、その位置は
変わらない。
態を図3に示す。図3では方向切換用スプール2は制御
スプール10の中立位置を越え、行き過ぎてしまった状
態にあり、また、位置サーボを行う場合、微小である
が、この状態を繰り返す。これは過度的に発生し得る状
態である。この場合は、第1切換溝21aと第3切換溝
12bとの間に開口部42が形成され、ポンプポート1
pは第4ポート24とつながり、圧力室Vbの圧力が上
昇する。また、第2切換溝12aと第2ポート22との
間に開口部43が形成され、圧力室Vaにつながる連結
穴11aはタンクポート1t1につながり、圧力室Va
の圧力は降下する。このため方向切換用スプール2は図
示右側に向かう力を受けることになる。この場合でも制
御スプール10は殆ど外力を受けないため、その位置は
変わらない。
【0050】このようにして方向切換用スプール2は制
御スプール10の位置に追従し、最終的には図4に示す
位置に追従する。この位置は制御スプール10の位置に
完全に一致し、方向切換用スプール2も制御スプール1
0と同じ方向に同じ移動量だけ移動することになる。即
ち、方向切換弁100は制御スプール10の移動方向と
移動量に応じて流体を流す方向を選択しかつ流量を制御
する。
御スプール10の位置に追従し、最終的には図4に示す
位置に追従する。この位置は制御スプール10の位置に
完全に一致し、方向切換用スプール2も制御スプール1
0と同じ方向に同じ移動量だけ移動することになる。即
ち、方向切換弁100は制御スプール10の移動方向と
移動量に応じて流体を流す方向を選択しかつ流量を制御
する。
【0051】この状態から流体力等の外力が方向切換用
スプール2に働き、スプール2を押し戻そうとすると、
スプール2は再び制御スプール10に対し図2に示すよ
うな位置関係となり、その外力に相当する分圧力室Va
内のパイロット圧が自動的に増加し、スプール2は図4
に示す制御スプール10と整合する位置に戻り、その結
果アクチュエータには安定した流量が供給されることに
なる。
スプール2に働き、スプール2を押し戻そうとすると、
スプール2は再び制御スプール10に対し図2に示すよ
うな位置関係となり、その外力に相当する分圧力室Va
内のパイロット圧が自動的に増加し、スプール2は図4
に示す制御スプール10と整合する位置に戻り、その結
果アクチュエータには安定した流量が供給されることに
なる。
【0052】図5に本発明のシミュレーションモデルに
よるスプール変位特性の結果を示す。このシミュレーシ
ョンモデルでは比例ソレノイド30がステップ状に力を
発生したときの関係を表すもので、流体力は考えていな
い。また、制御スプール10と方向切換用スプール2の
変位の関係を示したものであり、制御スプール10の質
量は100g、方向切換弁用スプール2の質量は1.1
kgとした。
よるスプール変位特性の結果を示す。このシミュレーシ
ョンモデルでは比例ソレノイド30がステップ状に力を
発生したときの関係を表すもので、流体力は考えていな
い。また、制御スプール10と方向切換用スプール2の
変位の関係を示したものであり、制御スプール10の質
量は100g、方向切換弁用スプール2の質量は1.1
kgとした。
【0053】図5において、制御スプール10のストロ
ークは比例ソレノイド30の力によって60msecで
最大に達し、100msecでほぼ静定している。方向
切換用スプール2は位置サーボによって多少振動的であ
るが、数msecの遅れで制御スプール10に良く追従
していることが分かる。即ち、方向切換用スプール2の
応答性は制御スプール10の応答特性で決まってくる。
応答を速くするためには制御スプール10の質量を小さ
くする必要がある。しかし、メインスプールである方向
切換用スプール2の径は方向切換弁の定格流量によって
決まるため、軽量化が難しい。これに対し、制御スプー
ル10は軽量化が可能である。本発明では制御スプール
10の質量を小さくすることで全体の高速化が可能であ
ることが分かる。
ークは比例ソレノイド30の力によって60msecで
最大に達し、100msecでほぼ静定している。方向
切換用スプール2は位置サーボによって多少振動的であ
るが、数msecの遅れで制御スプール10に良く追従
していることが分かる。即ち、方向切換用スプール2の
応答性は制御スプール10の応答特性で決まってくる。
応答を速くするためには制御スプール10の質量を小さ
くする必要がある。しかし、メインスプールである方向
切換用スプール2の径は方向切換弁の定格流量によって
決まるため、軽量化が難しい。これに対し、制御スプー
ル10は軽量化が可能である。本発明では制御スプール
10の質量を小さくすることで全体の高速化が可能であ
ることが分かる。
【0054】方向切換用スプール2に外乱、例えば大き
な流体力が発生した場合についても同様のシミュレーシ
ョンを行ったが、図6に拡大して示すように図5とほと
んど変わらない波形が得られた。
な流体力が発生した場合についても同様のシミュレーシ
ョンを行ったが、図6に拡大して示すように図5とほと
んど変わらない波形が得られた。
【0055】以上より制御スプール10で方向切換用ス
プールを精度良く位置決め制御することができることが
分かる。
プールを精度良く位置決め制御することができることが
分かる。
【0056】以上のように本実施形態によれば、従来の
スプール型方向切換弁に比べ応答性が高く、かつ流体力
の影響を受けずに高精度にスプールを位置決めすること
ができる。また、パイロット配管が不要になり、コンパ
クトで非常に取扱いやすい方向切換弁に構成できる。更
に、制御スプール10を駆動する力が小さいため、駆動
用の比例ソレノイドも小型、小電力のものでよい。
スプール型方向切換弁に比べ応答性が高く、かつ流体力
の影響を受けずに高精度にスプールを位置決めすること
ができる。また、パイロット配管が不要になり、コンパ
クトで非常に取扱いやすい方向切換弁に構成できる。更
に、制御スプール10を駆動する力が小さいため、駆動
用の比例ソレノイドも小型、小電力のものでよい。
【0057】また、本実施形態では、制御スプール10
の圧力室Vb側の端部を閉じ、圧力室Vcを形成すると
共に、その圧力室Vcと圧力室Vaを制御スプール10
の内部通路である連通穴11aを介して連通させ、制御
スプール10の圧力バランスを取ったので、圧力室V
a,Vbのいずれがポンプ圧側になってもそのポンプ圧
が制御スプール10の閉鎖端部によりタンク圧部分から
隔離されることとなり、ポンプ圧側の圧力室からタンク
への漏れを最小にでき、これによっても高い応答性を確
保できる。
の圧力室Vb側の端部を閉じ、圧力室Vcを形成すると
共に、その圧力室Vcと圧力室Vaを制御スプール10
の内部通路である連通穴11aを介して連通させ、制御
スプール10の圧力バランスを取ったので、圧力室V
a,Vbのいずれがポンプ圧側になってもそのポンプ圧
が制御スプール10の閉鎖端部によりタンク圧部分から
隔離されることとなり、ポンプ圧側の圧力室からタンク
への漏れを最小にでき、これによっても高い応答性を確
保できる。
【0058】本発明の第2及び第3の実施形態を図7及
び図8により説明する。上記実施形態は電気的操作手段
として比例ソレノイド30で制御スプール10を駆動し
た例であるが、制御スプール10を駆動する力が小さい
ため、比例ソレノイドに代えて従来トルクが足りなく使
用できなかった小型サーボモータとボールねじの組み合
わせの駆動装置を用いても高精度、高応答の制御が可能
である。図7及び図8はこのような実施形態を示すもの
である。
び図8により説明する。上記実施形態は電気的操作手段
として比例ソレノイド30で制御スプール10を駆動し
た例であるが、制御スプール10を駆動する力が小さい
ため、比例ソレノイドに代えて従来トルクが足りなく使
用できなかった小型サーボモータとボールねじの組み合
わせの駆動装置を用いても高精度、高応答の制御が可能
である。図7及び図8はこのような実施形態を示すもの
である。
【0059】図7において、この実施形態によるスプー
ル型方向切換弁100Aは、制御スプール10の電気的
操作手段としてサーボモータ31と、サーボモータ31
の出力軸に取り付けられたボールねじ32とを有し、ボ
ールねじ32の軸受33が第1の実施形態と同様ボール
ジョイント30bを介して制御スプール10の端部に接
続されている。サーボモータ31はACモータ、DCモ
ータのいずれであっても構わないし、ステッピングモー
タでも構わない。サーボモータ31が回転するとボール
ねじ32も回転し、ボールねじ32の回転は軸受33に
よって直線運動に変換される。これらボールねじ32と
軸受33はフランジ35に取り付けられる。フランジ3
5はサーボモータ31の取り付け部ともなり、更にボー
ルねじ32が回転するのを直接運動に変えるガイド34
としても機能する。
ル型方向切換弁100Aは、制御スプール10の電気的
操作手段としてサーボモータ31と、サーボモータ31
の出力軸に取り付けられたボールねじ32とを有し、ボ
ールねじ32の軸受33が第1の実施形態と同様ボール
ジョイント30bを介して制御スプール10の端部に接
続されている。サーボモータ31はACモータ、DCモ
ータのいずれであっても構わないし、ステッピングモー
タでも構わない。サーボモータ31が回転するとボール
ねじ32も回転し、ボールねじ32の回転は軸受33に
よって直線運動に変換される。これらボールねじ32と
軸受33はフランジ35に取り付けられる。フランジ3
5はサーボモータ31の取り付け部ともなり、更にボー
ルねじ32が回転するのを直接運動に変えるガイド34
としても機能する。
【0060】このサーボモータ31とボールねじ32と
の組み合わせの駆動装置は、制御スプール10の位置を
直接制御するため、第1の実施形態にあった位置決め用
のバネ61は必要ない。また、制御スプール10には殆
ど外力が作用しないので、駆動に必要なトルクはごく小
さくて構わない。このためモータ31は小型で小電力の
ものを選択することができる。また、ボールねじ32も
剛性を必要しないため安価なものでよい。
の組み合わせの駆動装置は、制御スプール10の位置を
直接制御するため、第1の実施形態にあった位置決め用
のバネ61は必要ない。また、制御スプール10には殆
ど外力が作用しないので、駆動に必要なトルクはごく小
さくて構わない。このためモータ31は小型で小電力の
ものを選択することができる。また、ボールねじ32も
剛性を必要しないため安価なものでよい。
【0061】制御スプール10の他端側にはフランジ4
が取り付けられ、圧力室Vbが形成されてる。第1の実
施形態では方向切換用スプール2の端部に位置決め用の
バネ7を設置していた。しかし、本発明では方向切換用
スプール2は制御スプール10の位置によってのみ決ま
るので、バネ7は必ずしも必要ない。本実施形態はこの
位置決め用のバネ7を設けない例である。ただし、急激
な圧力上昇によってスプール2の位置決めが振動的にな
る場合もある。第1の実施形態では、圧力室Vbにバネ
7を配置したので、バネ7が緩衝材として機能する効果
がある。
が取り付けられ、圧力室Vbが形成されてる。第1の実
施形態では方向切換用スプール2の端部に位置決め用の
バネ7を設置していた。しかし、本発明では方向切換用
スプール2は制御スプール10の位置によってのみ決ま
るので、バネ7は必ずしも必要ない。本実施形態はこの
位置決め用のバネ7を設けない例である。ただし、急激
な圧力上昇によってスプール2の位置決めが振動的にな
る場合もある。第1の実施形態では、圧力室Vbにバネ
7を配置したので、バネ7が緩衝材として機能する効果
がある。
【0062】図8に示すスプール型方向切換弁100B
は、サーボモータ31を圧力室Vaの中に内蔵した例で
あり、構成は第2の実施形態とほとんど変わらない。サ
ーボモータ31を作動油雰囲気63中で駆動することは
全く問題ない。むしろ、冷却効率がよいため大気中で駆
動する場合に比べ流せる電流値も高くなり、更に小型の
モータを用いることが可能となる。サーボモータ31に
供給する電源及び回転角度の信号をコントローラに送る
信号線はハーメチックシール36を介して接続する。こ
のハーメチックシール36は高圧に十分耐えられるの
で、圧力室Vaが油圧ポンプ101(図1参照)の吐出
圧まで上昇しても、ほとんどの場合破壊することはな
い。
は、サーボモータ31を圧力室Vaの中に内蔵した例で
あり、構成は第2の実施形態とほとんど変わらない。サ
ーボモータ31を作動油雰囲気63中で駆動することは
全く問題ない。むしろ、冷却効率がよいため大気中で駆
動する場合に比べ流せる電流値も高くなり、更に小型の
モータを用いることが可能となる。サーボモータ31に
供給する電源及び回転角度の信号をコントローラに送る
信号線はハーメチックシール36を介して接続する。こ
のハーメチックシール36は高圧に十分耐えられるの
で、圧力室Vaが油圧ポンプ101(図1参照)の吐出
圧まで上昇しても、ほとんどの場合破壊することはな
い。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、従来のスプール型方向
切換弁に比べ応答性が高く、かつ流体力の影響を受けず
に高精度にスプールを位置決めすることができる。ま
た、パイロット配管が不要になり、コンパクトで非常に
取扱いやすい方向切換弁に構成できる。
切換弁に比べ応答性が高く、かつ流体力の影響を受けず
に高精度にスプールを位置決めすることができる。ま
た、パイロット配管が不要になり、コンパクトで非常に
取扱いやすい方向切換弁に構成できる。
【0064】また、本発明によれば、ポンプポートに連
通した高圧側の圧力室が制御スプールの閉鎖端部により
タンク圧部分から隔離されるので、高圧側の圧力室から
タンクへの漏れを最小にでき、これによっても高応答性
を確保できる。
通した高圧側の圧力室が制御スプールの閉鎖端部により
タンク圧部分から隔離されるので、高圧側の圧力室から
タンクへの漏れを最小にでき、これによっても高応答性
を確保できる。
【図1】本発明の第1の実施形態によるスプール型方向
切換弁の構造を示す断面図である。
切換弁の構造を示す断面図である。
【図2】図1に示すスプール型方向切換弁の動作原理を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1に示すスプール型方向切換弁の動作原理を
示す図である。
示す図である。
【図4】図1に示すスプール型方向切換弁の動作原理を
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態によるスプール型方向
切換弁のシュミレーションモデルによるスプール変位特
性を示す図である。
切換弁のシュミレーションモデルによるスプール変位特
性を示す図である。
【図6】外乱が作用した場合の図5と同様な図である。
【図7】本発明の第2の実施形態によるスプール型方向
切換弁の構造を示す断面図である。
切換弁の構造を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態によるスプール型方向
切換弁の構造を示す断面図である。
切換弁の構造を示す断面図である。
【図9】従来の電磁弁駆動方式のスプール型方向切換弁
の構造を電磁弁及びその制御系と共に示す図である。
の構造を電磁弁及びその制御系と共に示す図である。
【図10】従来のスプール型方向切換弁を複数配置した
弁装置の外観を示す図である。
弁装置の外観を示す図である。
1 ハウジング 2 方向切換用スプール 3,4 フランジ 10 制御スプール 11a,11b 連通穴 12a 第2切換溝 12b 第3切換溝 21〜24 第1〜第4ポート 21a 第1切換溝 30 比例ソレノイド 30a スプール 30b ボールジョイント 31 サーボモータ 32 ボールねじ 61 位置決め用のバネ 100 スプール型方向切換弁 P ポンプポート C1,C2 アクチュエータポート T1,T2 タンクポート 1p ポンプポート 1c1,1c2 アクチュエータポート 1t1,1t2 タンクポート Va,Vb,Vc 圧力室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大科 守雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (5)
- 【請求項1】方向切換用スプールの周囲に1つのポンプ
ポート、2つのアクチュエータポート及び2つのタンク
ポートを設け、方向切換用スプールの両端部に位置する
第1及び第2圧力室の圧力を変化させることにより方向
切換用スプールを動作させ、前記ポート間の連通・遮断
を切り換えて流体を流す方向を選択しかつ流量を連続的
に調整するスプール型方向切換弁において、 前記方向切換用スプールの内部に配置された制御スプー
ルと、 この制御スプールを駆動してその位置を調整する電気的
操作手段と、 前記制御スプールが前記方向切換用スプールに対して中
立位置にあるときは前記第1及び第2圧力室を前記ポン
プポート及びタンクポートから分離独立させ、前記制御
スプールが前記中立位置から前記第2圧力室に向けて移
動すると前記ポンプポートを前記第1圧力室に連通させ
かつ前記2つのタンクポートの一方を前記第2圧力室に
連通させ、前記制御スプールが前記中立位置から前記第
1圧力室に向けて移動すると前記ポンプポートを前記第
2圧力室に連通させかつ前記2つのタンクポートの他方
を前記第1圧力室に連通させる連通切換手段とを備える
ことを特徴とするスプール型方向切換弁。 - 【請求項2】請求項1記載のスプール型方向切換弁にお
いて、前記制御スプールは前記方向切換用スプールの内
部に設けられた軸方向ボア内に挿入され、この軸方向ボ
アの第1圧力室側の端部を開放し前記制御スプールの対
応する端部を第1圧力室に臨ませると共に、前記軸方向
ボアの第2圧力室側の端部を閉じ前記制御スプールの対
応する端部が面する第3圧力室を形成し、前記制御スプ
ールの内部に前記第1圧力室と前記第3圧力室とを連通
する内部通路を形成したことを特徴とするスプール型方
向切換弁。 - 【請求項3】請求項2記載のスプール型方向切換弁にお
いて、前記連通切換手段は、前記方向切換用スプールに
それぞれ形成され、前記ポンプポートに連通する第1ポ
ート、前記2つのタンクポートにそれぞれ連通する第
2、第3ポート、前記第2圧力室に連通する第4ポート
と、前記方向切換用スプールの内周及び前記制御スプー
ルの外周に設けられ、制御スプールが前記中立位置にあ
るときは前記第1〜第4ポートを互いに分離独立させ、
制御スプールが前記第2圧力室に向けて移動すると前記
制御スプールの内部通路を介して第1ポートを前記第1
及び第3圧力室に連通させかつ第2、第3ポートの一方
を第4ポートに連通させ、制御スプールが前記第1圧力
室に向けて移動すると第1ポートを第4ポートに連通さ
せかつ第2、第3ポートの他方を前記制御スプールの内
部通路を介して前記第1及び第3圧力室に連通させる切
換溝とを有することを特徴とするスプール型方向切換
弁。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載のスプー
ル型方向切換弁において、前記電気的操作手段は、比例
ソレノイドと、前記制御スプールの端部に設けられ、前
記比例ソレノイドの力にバランスする弾性体とを有する
ことを特徴とするスプール型方向切換弁。 - 【請求項5】請求項1〜3のいずれか1項記載のスプー
ル型方向切換弁において、前記電気的操作手段は、電動
モータと、この電動モータの出力軸の回転を前記制御ス
プールの直線移動に変換する機構とを有することを特徴
とするスプール型方向切換弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP276898A JPH11201301A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | スプール型方向切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP276898A JPH11201301A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | スプール型方向切換弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201301A true JPH11201301A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11538525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP276898A Pending JPH11201301A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | スプール型方向切換弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325891A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Denso Corp | 電磁弁 |
| KR101287070B1 (ko) * | 2013-05-02 | 2013-07-17 | 김민호 | 원단공급기용 서보밸브 |
| CN119572768A (zh) * | 2024-12-13 | 2025-03-07 | 北京华德液压工业集团有限责任公司 | 滑阀 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP276898A patent/JPH11201301A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325891A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Denso Corp | 電磁弁 |
| KR101287070B1 (ko) * | 2013-05-02 | 2013-07-17 | 김민호 | 원단공급기용 서보밸브 |
| CN119572768A (zh) * | 2024-12-13 | 2025-03-07 | 北京华德液压工业集团有限责任公司 | 滑阀 |
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