JPH11201845A - 半導体式圧力センサ - Google Patents
半導体式圧力センサInfo
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- JPH11201845A JPH11201845A JP816898A JP816898A JPH11201845A JP H11201845 A JPH11201845 A JP H11201845A JP 816898 A JP816898 A JP 816898A JP 816898 A JP816898 A JP 816898A JP H11201845 A JPH11201845 A JP H11201845A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲温度の変化によって結露が生じ、その
後、結露による水分が凍った場合であっても、半導体チ
ップのダイアフラム部の破損を防止する。 【解決手段】 半導体チップ1は薄肉のダイアフラム部
8を有し、ダイアフラム部8の表面(一方の面)1aに
歪みゲージが形成される。ガラス台座2は半導体チップ
1に陽極接合する。保護膜7は半導体チップ1の表面及
び裏面(他方の面)を覆う。
後、結露による水分が凍った場合であっても、半導体チ
ップのダイアフラム部の破損を防止する。 【解決手段】 半導体チップ1は薄肉のダイアフラム部
8を有し、ダイアフラム部8の表面(一方の面)1aに
歪みゲージが形成される。ガラス台座2は半導体チップ
1に陽極接合する。保護膜7は半導体チップ1の表面及
び裏面(他方の面)を覆う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン等の半導
体材料からなるダイアフラム部に形成される複数の歪み
ゲージの抵抗値変化により圧力を検出する半導体式圧力
センサに関するものである。
体材料からなるダイアフラム部に形成される複数の歪み
ゲージの抵抗値変化により圧力を検出する半導体式圧力
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体式圧力センサは、シリコン等の所
定の厚さを有する半導体材料を略凹部状にして薄肉のダ
イアフラム部を形成し、このダイアフラム部上に複数の
歪みゲージをブリッジ回路上に形成して半導体チップを
構成し、この半導体チップのブリッジ回路の抵抗値変化
により圧力を検出するものである。
定の厚さを有する半導体材料を略凹部状にして薄肉のダ
イアフラム部を形成し、このダイアフラム部上に複数の
歪みゲージをブリッジ回路上に形成して半導体チップを
構成し、この半導体チップのブリッジ回路の抵抗値変化
により圧力を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この半導体式圧力セン
サは、様々な環境下で使用されるものであり、例えば、
車両エンジンの吸気圧を測定するゲージ圧センサとして
車両に搭載される場合がある。車両に搭載されるゲージ
圧センサは、周囲温度が約−30℃から約100℃の幅
を持って変化することになり、この温度変化によって前
記半導体チップに結露が生じ、その後、周囲温度が低下
し結露により生じた水分により前記半導体チップ自体が
凍結することになり、この凍った状態で前記半導体チッ
プのダイアフラム部に圧力が印加されると、薄肉である
前記ダイアフラム部が破損する恐れがあるといった問題
点を有している。
サは、様々な環境下で使用されるものであり、例えば、
車両エンジンの吸気圧を測定するゲージ圧センサとして
車両に搭載される場合がある。車両に搭載されるゲージ
圧センサは、周囲温度が約−30℃から約100℃の幅
を持って変化することになり、この温度変化によって前
記半導体チップに結露が生じ、その後、周囲温度が低下
し結露により生じた水分により前記半導体チップ自体が
凍結することになり、この凍った状態で前記半導体チッ
プのダイアフラム部に圧力が印加されると、薄肉である
前記ダイアフラム部が破損する恐れがあるといった問題
点を有している。
【0004】特開平8−193899号公報や特開平4
−370726号公報では、半導体チップの表面側から
圧力が伝達される場合、前記半導体チップの表面側にシ
リコン系の保護膜を形成するもの、半導体チップの裏面
側から圧力が伝達される場合、前記半導体チップに接合
する台座に形成される圧力導入路及び前記半導体チップ
のダイアフラム部に対応する裏面側にシリコン系の保護
材を配設するものが開示されているが、これらは何れも
気体や液体等の媒体の圧力伝達方向に対して前記半導体
チップの表裏面のどちらか一方の面を汚染媒体から保護
するための構造に関するものであり、前述した結露によ
る水分が凍った場合のダイアフラム部の破損を防ぐこと
を考慮したもので無く、車両等に搭載される半導体式圧
力センサ(ゲージ圧センサや差圧センサ等)において
は、前述したことを考慮した半導体式圧力センサが望ま
れている。
−370726号公報では、半導体チップの表面側から
圧力が伝達される場合、前記半導体チップの表面側にシ
リコン系の保護膜を形成するもの、半導体チップの裏面
側から圧力が伝達される場合、前記半導体チップに接合
する台座に形成される圧力導入路及び前記半導体チップ
のダイアフラム部に対応する裏面側にシリコン系の保護
材を配設するものが開示されているが、これらは何れも
気体や液体等の媒体の圧力伝達方向に対して前記半導体
チップの表裏面のどちらか一方の面を汚染媒体から保護
するための構造に関するものであり、前述した結露によ
る水分が凍った場合のダイアフラム部の破損を防ぐこと
を考慮したもので無く、車両等に搭載される半導体式圧
力センサ(ゲージ圧センサや差圧センサ等)において
は、前述したことを考慮した半導体式圧力センサが望ま
れている。
【0005】そこで、本発明は前記問題点に着目し、周
囲温度の変化によって結露が生じ、その後、結露による
水分が凍った場合であっても、半導体チップのダイアフ
ラム部の破損を防止することが可能な半導体式圧力セン
サを提供する。
囲温度の変化によって結露が生じ、その後、結露による
水分が凍った場合であっても、半導体チップのダイアフ
ラム部の破損を防止することが可能な半導体式圧力セン
サを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、圧力に応じて変位する薄肉のダイアフラム
部を有する半導体チップの表裏面を保護膜で覆ってなる
ものである。
決するため、圧力に応じて変位する薄肉のダイアフラム
部を有する半導体チップの表裏面を保護膜で覆ってなる
ものである。
【0007】また、圧力に応じて変位する薄肉のダイア
フラム部を有し、前記ダイアフラム部の一方の面に歪み
ゲージが形成される半導体チップと、前記半導体チップ
に接合するガラス台座と、前記半導体チップの一方の面
及び他方の面を覆う保護膜と、から構成されるものであ
る。
フラム部を有し、前記ダイアフラム部の一方の面に歪み
ゲージが形成される半導体チップと、前記半導体チップ
に接合するガラス台座と、前記半導体チップの一方の面
及び他方の面を覆う保護膜と、から構成されるものであ
る。
【0008】また、前記保護膜はシリコン系ゲル材から
なり、前記半導体チップの前記他方の面の前記ダイアフ
ラム部の形成位置を覆ってなるものである。
なり、前記半導体チップの前記他方の面の前記ダイアフ
ラム部の形成位置を覆ってなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、圧力に応じて変位する
薄肉のダイアフラム部8を有し、ダイアフラム部8の表
面(一方の面)に歪みゲージが形成される半導体チップ
1と、半導体チップ1に接合するガラス台座2と、半導
体チップ1の表面1a側及び半導体チップ1の裏面(他
方の面)1b側のダイアフラム部8の形成位置を覆う保
護膜7と、から構成される半導体式圧力センサであり、
軟質部材である保護膜7を半導体チップ1の表裏面に配
設することで、周囲環境が低温になっても半導体チップ
1自体が凍結しなくなり、ダイアフラム部8の変位を損
なうことが無くなることからダイアフラム部8の破損を
防止することができる。
薄肉のダイアフラム部8を有し、ダイアフラム部8の表
面(一方の面)に歪みゲージが形成される半導体チップ
1と、半導体チップ1に接合するガラス台座2と、半導
体チップ1の表面1a側及び半導体チップ1の裏面(他
方の面)1b側のダイアフラム部8の形成位置を覆う保
護膜7と、から構成される半導体式圧力センサであり、
軟質部材である保護膜7を半導体チップ1の表裏面に配
設することで、周囲環境が低温になっても半導体チップ
1自体が凍結しなくなり、ダイアフラム部8の変位を損
なうことが無くなることからダイアフラム部8の破損を
防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明する。図1は本発明の半導体式圧力センサを
示す要部断面図、図2は保護膜の形成方法を示す図、図
3は本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
基づき説明する。図1は本発明の半導体式圧力センサを
示す要部断面図、図2は保護膜の形成方法を示す図、図
3は本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【0011】本実施例における半導体式圧力センサは、
半導体チップ1と、ガラス台座2と、ベース板3と、圧
力導入パイプ4と、電極リード5と、ケース体6と、本
発明の特徴となる保護膜7とから構成されている。
半導体チップ1と、ガラス台座2と、ベース板3と、圧
力導入パイプ4と、電極リード5と、ケース体6と、本
発明の特徴となる保護膜7とから構成されている。
【0012】半導体チップ1は、シリコンからなり、所
定の厚さを有する半導体材料をKOH等のエッチング処
理により薄肉のダイアフラム部8を形成し、このダイア
フラム部8の表面(一方の面)には、半導体歪みゲージ
(図示しない)がブリッジ回路をなすように拡散により
形成されている。
定の厚さを有する半導体材料をKOH等のエッチング処
理により薄肉のダイアフラム部8を形成し、このダイア
フラム部8の表面(一方の面)には、半導体歪みゲージ
(図示しない)がブリッジ回路をなすように拡散により
形成されている。
【0013】ガラス台座2は、半導体チップ1と熱膨張
係数が略等しい材料(例えば、パイレックスガラス)か
ら構成され、半導体チップ1のステム9と陽極接合され
る。また、ガラス台座2とダイアフラム部8とが対向す
る位置には、気体等の圧力をダイアフラム部8に伝達す
るための圧力導入孔10がガラス台座2の表裏面を貫通
するように形成され、また、ガラス台座2のベース板3
との対向面には、ベース板3に接合するためのメタライ
ズ層(図示しない)が形成される。
係数が略等しい材料(例えば、パイレックスガラス)か
ら構成され、半導体チップ1のステム9と陽極接合され
る。また、ガラス台座2とダイアフラム部8とが対向す
る位置には、気体等の圧力をダイアフラム部8に伝達す
るための圧力導入孔10がガラス台座2の表裏面を貫通
するように形成され、また、ガラス台座2のベース板3
との対向面には、ベース板3に接合するためのメタライ
ズ層(図示しない)が形成される。
【0014】ベース板3は、例えばコバール等の金属製
材料からなり、ガラス台座2が半田により接合される。
また、ガラス台座2の圧力導入孔10に対向する位置に
は、貫通孔11が形成されている。
材料からなり、ガラス台座2が半田により接合される。
また、ガラス台座2の圧力導入孔10に対向する位置に
は、貫通孔11が形成されている。
【0015】圧力導入ポート4は、例えば、ベース板3
と同等な金属材料からなり、ベース板3の貫通孔11と
ガラス台座2の圧力導入孔10とに連通する圧力導入部
(貫通孔)12が形成されている。また、圧力導入ポー
ト4はベース板3に溶接等の手段により気密的に接合さ
れる。
と同等な金属材料からなり、ベース板3の貫通孔11と
ガラス台座2の圧力導入孔10とに連通する圧力導入部
(貫通孔)12が形成されている。また、圧力導入ポー
ト4はベース板3に溶接等の手段により気密的に接合さ
れる。
【0016】電極リード5は、半導体チップ1への電源
入力や前記ブリッジ回路の出力を外部に取り出すための
ものであり、電極リード5とベース板3とは、ハーメチ
ックシールにより配設固定される。この電極リード5
は、半導体チップ1上の前記歪みゲージと共に形成され
る電極部(図示しない)と金等の導電材料13によりワ
イヤボンディングされ、電気的に接続されている。
入力や前記ブリッジ回路の出力を外部に取り出すための
ものであり、電極リード5とベース板3とは、ハーメチ
ックシールにより配設固定される。この電極リード5
は、半導体チップ1上の前記歪みゲージと共に形成され
る電極部(図示しない)と金等の導電材料13によりワ
イヤボンディングされ、電気的に接続されている。
【0017】ケース体6は、SPC等の金属材料からな
り、ゲース板3と溶接等の手段により配設固定される。
ケース体6の上面には、外気を取り入れるための外気取
入口14が形成されている。
り、ゲース板3と溶接等の手段により配設固定される。
ケース体6の上面には、外気を取り入れるための外気取
入口14が形成されている。
【0018】保護膜7は、シリコン系ゲル材からなるも
ので、半導体チップ1の歪みゲージが形成される表面
(一方の面)1a及び裏面(他方の面)1bに塗布され
る。この保護膜7は、周囲温度の変化によって結露が生
じ、、その後に結露によって生じる水分が凍った場合で
あってもダイアフラム部8の破損を防止するために配設
される。ダイアフラム部8の表面1a側の保護膜7は、
半導体チップ1の表面全体を覆うように塗布され、ま
た、ダイアフラム部8の裏面1b側の保護膜7は、薄肉
のダイアフラム部8を構成するためにエッチング処理に
よって形成された凹部1c内に塗布される。この保護膜
7は、本実施例において、例えば「信越化学(株)型式
KJR −9014」の硬化後の針入度が60〜75(JIS K 22
20)のものを用いており、ダイアフラム部8の変位を損
なうことはない。
ので、半導体チップ1の歪みゲージが形成される表面
(一方の面)1a及び裏面(他方の面)1bに塗布され
る。この保護膜7は、周囲温度の変化によって結露が生
じ、、その後に結露によって生じる水分が凍った場合で
あってもダイアフラム部8の破損を防止するために配設
される。ダイアフラム部8の表面1a側の保護膜7は、
半導体チップ1の表面全体を覆うように塗布され、ま
た、ダイアフラム部8の裏面1b側の保護膜7は、薄肉
のダイアフラム部8を構成するためにエッチング処理に
よって形成された凹部1c内に塗布される。この保護膜
7は、本実施例において、例えば「信越化学(株)型式
KJR −9014」の硬化後の針入度が60〜75(JIS K 22
20)のものを用いており、ダイアフラム部8の変位を損
なうことはない。
【0019】前述した各部により、結露後の凍結による
ダイアフラム部8の破損を防止できるキャンパッケージ
型の圧力検出器が構成される。かかる構成の半導体式圧
力センサは、軟質部材である保護膜7を半導体チップ1
の表裏面に配設することで、周囲環境が低温になっても
半導体チップ1自体が凍結しなくなり、ダイアフラム部
8の変位を損なうことが無くなることからダイアフラム
部8の破損を防止することができるものである。また、
汚染物質を含む媒体を検出する場合でも耐久性は従来と
変わることがない。
ダイアフラム部8の破損を防止できるキャンパッケージ
型の圧力検出器が構成される。かかる構成の半導体式圧
力センサは、軟質部材である保護膜7を半導体チップ1
の表裏面に配設することで、周囲環境が低温になっても
半導体チップ1自体が凍結しなくなり、ダイアフラム部
8の変位を損なうことが無くなることからダイアフラム
部8の破損を防止することができるものである。また、
汚染物質を含む媒体を検出する場合でも耐久性は従来と
変わることがない。
【0020】本実施例におけるダイアフラム部8の裏面
1bに塗布される保護膜7の形成方法にあっては、ガラ
ス台座2の圧力導入孔10からニードル等を用いたディ
スペンスによりシリコン系ゲル材を注入し、その後、真
空脱泡装置を用いて前記シリコン系ゲル材中の気泡を脱
泡し、硬化させることで保護膜7が形成されるものであ
る。
1bに塗布される保護膜7の形成方法にあっては、ガラ
ス台座2の圧力導入孔10からニードル等を用いたディ
スペンスによりシリコン系ゲル材を注入し、その後、真
空脱泡装置を用いて前記シリコン系ゲル材中の気泡を脱
泡し、硬化させることで保護膜7が形成されるものであ
る。
【0021】次に、図2を用いて、生産性を考慮した場
合の保護膜(ダイアフラム部8の裏面1b側の保護膜
7)の形成方法を説明する。
合の保護膜(ダイアフラム部8の裏面1b側の保護膜
7)の形成方法を説明する。
【0022】先ず、所定の厚さを有する平板状のシリコ
ンウエハ15を用意し(a)、シリコンウエハ15の所
定箇所を略凹部1c状にエッチング処理し、薄肉のダイ
アフラム部8を形成する(b)。
ンウエハ15を用意し(a)、シリコンウエハ15の所
定箇所を略凹部1c状にエッチング処理し、薄肉のダイ
アフラム部8を形成する(b)。
【0023】次に、複数のダイアフラム部8に歪みゲー
ジを拡散により形成した後(図示しない)、ダイアフラ
ム部8を構成するために形成された凹部1cに、保護膜
7となるシリコン系ゲル材を、ディスペンスもしくはピ
ン転写等の手段により塗布する(c)。その後、真空脱
泡装置を用いて、塗布された前記シリコン系ゲル材の気
泡を脱泡し、そして前記シリコン系ゲル材を硬化させて
保護膜7を得る。
ジを拡散により形成した後(図示しない)、ダイアフラ
ム部8を構成するために形成された凹部1cに、保護膜
7となるシリコン系ゲル材を、ディスペンスもしくはピ
ン転写等の手段により塗布する(c)。その後、真空脱
泡装置を用いて、塗布された前記シリコン系ゲル材の気
泡を脱泡し、そして前記シリコン系ゲル材を硬化させて
保護膜7を得る。
【0024】次に、シリコンウエハ15に形成された各
ダイアフラム部8に対応する各圧力導入孔10を備える
ガラス基板16を用意し、保護膜7が形成されるシリコ
ンウエハ15の各ステム9部分とガラス基板16とを陽
極接合し(d)、その後、ダイサー等の手段により切断
することにより、ダイアフラム部8の裏面1b側に保護
膜7が形成された個々の半導体式圧力センサ17が得ら
れるものである(e)。
ダイアフラム部8に対応する各圧力導入孔10を備える
ガラス基板16を用意し、保護膜7が形成されるシリコ
ンウエハ15の各ステム9部分とガラス基板16とを陽
極接合し(d)、その後、ダイサー等の手段により切断
することにより、ダイアフラム部8の裏面1b側に保護
膜7が形成された個々の半導体式圧力センサ17が得ら
れるものである(e)。
【0025】尚、半導体チップ1上に塗布される保護膜
7は、半導体チップ7と電極リード5とをワイヤボンデ
ィングにより電気接続を図った後に塗布され、塗布後
は、ダイアフラム部8の裏面1bに塗布する場合と同様
に真空脱泡装置により、前記シリコン系ゲル材の気泡を
脱泡し、硬化することにより得られる。
7は、半導体チップ7と電極リード5とをワイヤボンデ
ィングにより電気接続を図った後に塗布され、塗布後
は、ダイアフラム部8の裏面1bに塗布する場合と同様
に真空脱泡装置により、前記シリコン系ゲル材の気泡を
脱泡し、硬化することにより得られる。
【0026】前述した保護膜7の形成工程は、シリコン
ウエハ15の状態で前記シリコン系ゲル材を塗布及び真
空脱泡することができるため、製造工程を煩雑にしなく
とも保護膜7をダイアフラム部8の裏面1b側に形成す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。
ウエハ15の状態で前記シリコン系ゲル材を塗布及び真
空脱泡することができるため、製造工程を煩雑にしなく
とも保護膜7をダイアフラム部8の裏面1b側に形成す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。
【0027】尚、前述した保護膜7の形成工程におい
て、前記シリコン系ゲル材をシリコンウエハ15に塗布
した後に、シリコンウエハ15とガラス基板16とを陽
極接合を行うようにしているが、陽極接合時に両部材1
5,16が300℃以上で加熱されるため、保護膜7の
材料を前記温度でも劣化しない材料を用いることが必要
となる。
て、前記シリコン系ゲル材をシリコンウエハ15に塗布
した後に、シリコンウエハ15とガラス基板16とを陽
極接合を行うようにしているが、陽極接合時に両部材1
5,16が300℃以上で加熱されるため、保護膜7の
材料を前記温度でも劣化しない材料を用いることが必要
となる。
【0028】図3は、本発明の他の構造を示すものであ
る。前述した実施例と異なる点は、凹部状のハウジング
18に半導体式圧力センサ17を配設するとともに、半
導体式圧力センサ17の周囲をシリコン系ゲル材からな
る保護膜7で覆った点で異なるものである。このような
構造においても前述した構造と同様に、凍結による半導
体チップ1のダイアフラム部8の破損を防止することが
可能となる。
る。前述した実施例と異なる点は、凹部状のハウジング
18に半導体式圧力センサ17を配設するとともに、半
導体式圧力センサ17の周囲をシリコン系ゲル材からな
る保護膜7で覆った点で異なるものである。このような
構造においても前述した構造と同様に、凍結による半導
体チップ1のダイアフラム部8の破損を防止することが
可能となる。
【0029】尚、本発明は、前述した実施例の構造にお
ける圧力検出器に限定されるものではなく、例えば、車
両等に搭載されるゲージ圧や差圧等を検出する圧力検出
器の構造のものにも適用でき、要するに半導体チップの
表裏面を保護膜で覆った半導体式圧力センサを用いもの
であれば良い。
ける圧力検出器に限定されるものではなく、例えば、車
両等に搭載されるゲージ圧や差圧等を検出する圧力検出
器の構造のものにも適用でき、要するに半導体チップの
表裏面を保護膜で覆った半導体式圧力センサを用いもの
であれば良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は、圧力に応じて変位する薄肉の
ダイアフラム部を有する半導体チップの表裏面を保護膜
で覆うことを特徴とするもので、周囲環境が低温になっ
ても前記半導体チップ自体が凍結しなくなり、前記ダイ
アフラム部の変位を損なうことが無くなることから前記
ダイアフラム部の破損を防止することができる
ダイアフラム部を有する半導体チップの表裏面を保護膜
で覆うことを特徴とするもので、周囲環境が低温になっ
ても前記半導体チップ自体が凍結しなくなり、前記ダイ
アフラム部の変位を損なうことが無くなることから前記
ダイアフラム部の破損を防止することができる
【図1】本発明の実施例を示す要部断面図。
【図2】同上実施例の保護膜の形成方法を示す図。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部断面図。
1 半導体チップ 1a 表面(一方の面) 1b 裏面(他方の面) 2 ガラス台座 7 保護膜 8 ダイアフラム部
Claims (3)
- 【請求項1】 圧力に応じて変位する薄肉のダイアフラ
ム部を有する半導体チップの表裏面を保護膜で覆ってな
ることを特徴とする半導体式圧力センサ。 - 【請求項2】 圧力に応じて変位する薄肉のダイアフラ
ム部を有し、前記ダイアフラム部の一方の面に歪みゲー
ジが形成される半導体チップと、前記半導体チップに接
合するガラス台座と、前記半導体チップの一方の面及び
他方の面を覆う保護膜と、から構成される半導体式圧力
センサ。 - 【請求項3】 前記保護膜はシリコン系ゲル材からな
り、前記半導体チップの前記他方の面の前記ダイアフラ
ム部の形成位置を覆ってなることを特徴とする請求項1
もしくは請求項2に記載の半導体式圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP816898A JPH11201845A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 半導体式圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP816898A JPH11201845A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 半導体式圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201845A true JPH11201845A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11685816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP816898A Pending JPH11201845A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | 半導体式圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201845A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007003383A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Denso Corp | 圧力センサ |
| US7287433B2 (en) | 2005-06-27 | 2007-10-30 | Denso Corporation | Pressure sensor |
| JP2009250651A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Denso Corp | 圧力センサ |
| CN108362433A (zh) * | 2018-04-15 | 2018-08-03 | 无锡盛赛传感科技有限公司 | 一种防冻型陶瓷压力传感器的封装结构 |
| JP2019190906A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社デンソー | 物理量センサおよびその製造方法 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP816898A patent/JPH11201845A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007003383A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Denso Corp | 圧力センサ |
| US7287433B2 (en) | 2005-06-27 | 2007-10-30 | Denso Corporation | Pressure sensor |
| DE102006028673B4 (de) | 2005-06-27 | 2018-12-06 | Denso Corporation | Drucksensor |
| JP2009250651A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Denso Corp | 圧力センサ |
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| JP2019190906A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社デンソー | 物理量センサおよびその製造方法 |
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