JPH11201895A - 光学部材の内部不均質の検査方法および工具ガラス - Google Patents
光学部材の内部不均質の検査方法および工具ガラスInfo
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- JPH11201895A JPH11201895A JP10006236A JP623698A JPH11201895A JP H11201895 A JPH11201895 A JP H11201895A JP 10006236 A JP10006236 A JP 10006236A JP 623698 A JP623698 A JP 623698A JP H11201895 A JPH11201895 A JP H11201895A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨加工を不要とし、簡易に、光学ガラス部
材の内部不均質を検査することを実現する。 【解決手段】 工具ガラス32aは、光学部材24の表
面に嵌合可能な第1の表面34aと、この第1の表面3
4aに対向する平面光学研磨面である第2の表面34b
とを有している。工具ガラス32bは、光学部材24の
表面に嵌合可能な第1の表面36aと、この第1の表面
36aに対向する平面光学研磨面である第2の表面36
bとを有している。これら工具ガラスは、光学部材を介
して互いに対向するような形で、それぞれ光学部材の表
面に装着されている。これら工具ガラスの装着は、各々
の第2の表面が互いに平行となるように行う。そして、
検査時には、例えば、工具ガラス32aの第2の表面3
4bが光の入射面となり、工具ガラス32bの第2の表
面36bが光の出射面となる。従って、このように構成
すると、検査試料12の入射面34bおよび出射面36
bを実質的に平行になすことができる。
材の内部不均質を検査することを実現する。 【解決手段】 工具ガラス32aは、光学部材24の表
面に嵌合可能な第1の表面34aと、この第1の表面3
4aに対向する平面光学研磨面である第2の表面34b
とを有している。工具ガラス32bは、光学部材24の
表面に嵌合可能な第1の表面36aと、この第1の表面
36aに対向する平面光学研磨面である第2の表面36
bとを有している。これら工具ガラスは、光学部材を介
して互いに対向するような形で、それぞれ光学部材の表
面に装着されている。これら工具ガラスの装着は、各々
の第2の表面が互いに平行となるように行う。そして、
検査時には、例えば、工具ガラス32aの第2の表面3
4bが光の入射面となり、工具ガラス32bの第2の表
面36bが光の出射面となる。従って、このように構成
すると、検査試料12の入射面34bおよび出射面36
bを実質的に平行になすことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学部材の内部
不均質の検査方法に関する。
不均質の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学部材を製造する際には、製造過程に
おける溶融時の諸条件の揺らぎ等によって、ガラス部材
の内部に、脈理、泡、微小泡および微結晶といった内部
不均質が発生することがある。そのため、製造されたガ
ラス部材は、品質保証のためにその内部不均質の検査を
行う必要がある。例えば、石英ガラスの場合、内部不均
質の検査にあたって、インゴットを適当な間隔で輪切り
にして円筒形の光学ガラス部材(以下、単に部材とも称
する。)を切り出す。そして、切り出された各部材毎
に、目視またはピンホール法といった方法を用いて内部
不均質の検査を行っていた。目視による検査とは、例え
ば、部材を光にかざして内部不均質を肉眼で見つける方
法である。また、ピンホール法を用いた方法では、例え
ば、日本光学硝子工業会規格の「光学ガラスの脈理の測
定方法(JOGIS11−1975)」が用いられてい
る。また、泡の検査方法としては、例えば、日本光学硝
子工業会規格の「光学ガラスの泡の測定方法(JOGI
S12−1994)」が用いられている。また、微結晶
および微小泡の検査方法としては、例えば、日本光学硝
子工業会規格の「光学ガラスの異物の測定方法(JOG
IS13−1994)」が用いられている。
おける溶融時の諸条件の揺らぎ等によって、ガラス部材
の内部に、脈理、泡、微小泡および微結晶といった内部
不均質が発生することがある。そのため、製造されたガ
ラス部材は、品質保証のためにその内部不均質の検査を
行う必要がある。例えば、石英ガラスの場合、内部不均
質の検査にあたって、インゴットを適当な間隔で輪切り
にして円筒形の光学ガラス部材(以下、単に部材とも称
する。)を切り出す。そして、切り出された各部材毎
に、目視またはピンホール法といった方法を用いて内部
不均質の検査を行っていた。目視による検査とは、例え
ば、部材を光にかざして内部不均質を肉眼で見つける方
法である。また、ピンホール法を用いた方法では、例え
ば、日本光学硝子工業会規格の「光学ガラスの脈理の測
定方法(JOGIS11−1975)」が用いられてい
る。また、泡の検査方法としては、例えば、日本光学硝
子工業会規格の「光学ガラスの泡の測定方法(JOGI
S12−1994)」が用いられている。また、微結晶
および微小泡の検査方法としては、例えば、日本光学硝
子工業会規格の「光学ガラスの異物の測定方法(JOG
IS13−1994)」が用いられている。
【0003】そして、これらの検査の方法においては、
いずれも内部不均質の像(観察像)を得るために、検査
する部材の相対する2面を平行に光学研磨し、これら光
学研磨面をそれぞれ光の入射面および出射面として検査
を行っていた。さらに、光学研磨の加工の手間を省くた
めに、部材の相対する2面を平行に研削して、そこに部
材と同じ屈折率を有するマッチングオイルを塗布し、平
面の光学研磨ガラスを当てて光学面を得るオイルオンプ
レート法も一般的に行われていた。
いずれも内部不均質の像(観察像)を得るために、検査
する部材の相対する2面を平行に光学研磨し、これら光
学研磨面をそれぞれ光の入射面および出射面として検査
を行っていた。さらに、光学研磨の加工の手間を省くた
めに、部材の相対する2面を平行に研削して、そこに部
材と同じ屈折率を有するマッチングオイルを塗布し、平
面の光学研磨ガラスを当てて光学面を得るオイルオンプ
レート法も一般的に行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、レーザ精密加工
や光リソグラフィ技術の進歩に伴い、より高精度な光学
設計および制御が要求されている。そのため、使用され
る光学ガラス部材の内部均質への要求も高まり、光学素
子として使用する光学研磨面方向(光軸方向)のみなら
ず、光学研磨を施さない横方向(光軸方向に垂直な方
向)の内部均質の把握や制御も必要となっている。
や光リソグラフィ技術の進歩に伴い、より高精度な光学
設計および制御が要求されている。そのため、使用され
る光学ガラス部材の内部均質への要求も高まり、光学素
子として使用する光学研磨面方向(光軸方向)のみなら
ず、光学研磨を施さない横方向(光軸方向に垂直な方
向)の内部均質の把握や制御も必要となっている。
【0005】そこで、従来より、光学研磨面以外に、横
方向の内部均質の検査が可能な光学面を作る作業が行わ
れていた。図6は、上述した各検査方法に基づいて検査
するために光学ガラス部材の横方向に施した研磨加工の
例を示す平面図である。図6に示す光学ガラス部材10
0は、加工前はほぼ円筒形状のものであり、図6にはそ
の上面(あるいは下面)側が示されている。光学研磨
は、光学ガラス部材100の円筒面に対して行われる。
図6に示すように、光学研磨により、相対する平行な2
面がそれぞれ入射面100aおよび出射面100bとし
て形成される。図中の破線aは、光学素子の完成サイズ
を示すものである。このように、内部均質を検査するた
めには研磨加工代(破線aより外側の部分)が必要とな
る。従って、このような円筒形の光学ガラス部材に対し
て、横方向(図6の矢印bで示す方向)から光を照射し
て検査する場合には、円筒面を研削する必要があるた
め、検査後の部材からできあがる光学素子のサイズはも
との部材よりも一回り小さくなるという問題があった。
また、広い視野で内部不均質を検査するためには、光学
面を複数にしたり、あるいは比較的広い範囲を研磨加工
する必要があった。
方向の内部均質の検査が可能な光学面を作る作業が行わ
れていた。図6は、上述した各検査方法に基づいて検査
するために光学ガラス部材の横方向に施した研磨加工の
例を示す平面図である。図6に示す光学ガラス部材10
0は、加工前はほぼ円筒形状のものであり、図6にはそ
の上面(あるいは下面)側が示されている。光学研磨
は、光学ガラス部材100の円筒面に対して行われる。
図6に示すように、光学研磨により、相対する平行な2
面がそれぞれ入射面100aおよび出射面100bとし
て形成される。図中の破線aは、光学素子の完成サイズ
を示すものである。このように、内部均質を検査するた
めには研磨加工代(破線aより外側の部分)が必要とな
る。従って、このような円筒形の光学ガラス部材に対し
て、横方向(図6の矢印bで示す方向)から光を照射し
て検査する場合には、円筒面を研削する必要があるた
め、検査後の部材からできあがる光学素子のサイズはも
との部材よりも一回り小さくなるという問題があった。
また、広い視野で内部不均質を検査するためには、光学
面を複数にしたり、あるいは比較的広い範囲を研磨加工
する必要があった。
【0006】従って、従来より、研磨加工が不要であ
り、簡易に、光学ガラス部材の内部不均質を検査するこ
とが望まれていた。
り、簡易に、光学ガラス部材の内部不均質を検査するこ
とが望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の光学
部材の内部均質の検査方法によれば、光学部材を含む検
査試料に光を照射して得られる観察像によってこの光学
部材の内部均質を検査するにあたり、光学部材の表面
に、当該表面に嵌合可能な面を有した工具ガラスを装着
することにより、検査試料の光の入射面および出射面を
実質的に平行にすることを特徴とする。
部材の内部均質の検査方法によれば、光学部材を含む検
査試料に光を照射して得られる観察像によってこの光学
部材の内部均質を検査するにあたり、光学部材の表面
に、当該表面に嵌合可能な面を有した工具ガラスを装着
することにより、検査試料の光の入射面および出射面を
実質的に平行にすることを特徴とする。
【0008】このように、この検査方法によれば、検査
を行う光学部材の表面に、検査光に対して透明な工具ガ
ラスを装着する。好ましくは、この工具ガラスは、検査
対象の光学部材の屈折率と同じものとする。この工具ガ
ラスは、光学部材の表面と一致する形状の面を有してい
る。従って、この面を光学部材の表面に沿わせた状態で
合わせることができる。また、この工具ガラスの、光学
部材に接合する面と対向する面が平面(光学研磨面)と
なっている。このような工具ガラスを用いれば、検査試
料の光の入射面および出射面を実質的に平行にすること
ができる。よって、従来のように光学部材を研磨する必
要がなくなる。
を行う光学部材の表面に、検査光に対して透明な工具ガ
ラスを装着する。好ましくは、この工具ガラスは、検査
対象の光学部材の屈折率と同じものとする。この工具ガ
ラスは、光学部材の表面と一致する形状の面を有してい
る。従って、この面を光学部材の表面に沿わせた状態で
合わせることができる。また、この工具ガラスの、光学
部材に接合する面と対向する面が平面(光学研磨面)と
なっている。このような工具ガラスを用いれば、検査試
料の光の入射面および出射面を実質的に平行にすること
ができる。よって、従来のように光学部材を研磨する必
要がなくなる。
【0009】この発明の光学部材の内部不均質の検査方
法において、好ましくは、第1の方向から検査試料に光
を照射して観察像が得られた場合、検査試料の光の入射
面および出射面の少なくとも一方の表面上であって印の
像が観察像と実質的に重なる位置に当該印を付け、検査
試料の入射面に対して第1の方向とは異なる第2の方向
から検査試料に光を照射したときに観察像と印の像とが
実質的に重なった場合、観察像が光学部材の内部不均質
に由来するものではなく印を付けた表面に由来するもの
と判断すると良い。
法において、好ましくは、第1の方向から検査試料に光
を照射して観察像が得られた場合、検査試料の光の入射
面および出射面の少なくとも一方の表面上であって印の
像が観察像と実質的に重なる位置に当該印を付け、検査
試料の入射面に対して第1の方向とは異なる第2の方向
から検査試料に光を照射したときに観察像と印の像とが
実質的に重なった場合、観察像が光学部材の内部不均質
に由来するものではなく印を付けた表面に由来するもの
と判断すると良い。
【0010】このように、第1の方向とは異なる第2の
方向から光学ガラスに光を照射したときに観察像と印の
像とが実質的に重なった場合、その観察像が光学ガラス
の内部不均質に由来するものではなく、印を付けた表面
に由来するものと判断する。また、観察像が内部不均質
に由来する場合は観察像と印の像とが重ならない。従っ
て、観察像と印の像との重なり方によって、その観察像
が光学ガラスの内部不均質に由来するものか、印を付け
た表面に由来するものかを容易に判断することができ
る。従って、光学ガラスの内部不均質のより確実な検査
方法の実現を図ることができる。
方向から光学ガラスに光を照射したときに観察像と印の
像とが実質的に重なった場合、その観察像が光学ガラス
の内部不均質に由来するものではなく、印を付けた表面
に由来するものと判断する。また、観察像が内部不均質
に由来する場合は観察像と印の像とが重ならない。従っ
て、観察像と印の像との重なり方によって、その観察像
が光学ガラスの内部不均質に由来するものか、印を付け
た表面に由来するものかを容易に判断することができ
る。従って、光学ガラスの内部不均質のより確実な検査
方法の実現を図ることができる。
【0011】また、この発明の光学部材の内部不均質の
検査方法において、好ましくは、印として、入射面に入
射側印、および出射面に出射側印を付け、第2の方向か
ら光を照射したときの、入射側印の像と出射側印の像と
の距離に対する、観察像と入射側印の像および出射側印
の像の少なくとも一方との距離の比率に基づいて、内部
不均質の位置を求めると良い。
検査方法において、好ましくは、印として、入射面に入
射側印、および出射面に出射側印を付け、第2の方向か
ら光を照射したときの、入射側印の像と出射側印の像と
の距離に対する、観察像と入射側印の像および出射側印
の像の少なくとも一方との距離の比率に基づいて、内部
不均質の位置を求めると良い。
【0012】このように、入射側印および出射側印を付
ければ、内部不均質の位置を求めることができる。
ければ、内部不均質の位置を求めることができる。
【0013】また、この発明の光学部材の内部不均質の
検査方法において、光学部材が石英ガラスである場合は
石英ガラスインゴットまたはこのインゴットから切り出
された部材を検査試料とすることが好ましい。
検査方法において、光学部材が石英ガラスである場合は
石英ガラスインゴットまたはこのインゴットから切り出
された部材を検査試料とすることが好ましい。
【0014】このように、石英ガラスインゴットの内部
不均質の位置を求めることができれば、インゴットの切
断にあたり、例えば、内部不均質の存在する位置で切断
することによって、内部不均質の少ない複数の光学部材
を効率よく切り出すことが可能となる。また、インゴッ
トの切断にあたり、例えば、複数の内部不均質が近接し
て存在している場合には、これらの内部不均質が含まれ
る部材の厚さが薄くなるようにインゴットを切断するこ
とができる。また、部材の内部不均質の位置を求めるこ
とができれば、この内部不均質を避けて、この部材をさ
らに切断することによって、内部不均質が含まれない一
回り小さな部材を切り出して得ることができる。
不均質の位置を求めることができれば、インゴットの切
断にあたり、例えば、内部不均質の存在する位置で切断
することによって、内部不均質の少ない複数の光学部材
を効率よく切り出すことが可能となる。また、インゴッ
トの切断にあたり、例えば、複数の内部不均質が近接し
て存在している場合には、これらの内部不均質が含まれ
る部材の厚さが薄くなるようにインゴットを切断するこ
とができる。また、部材の内部不均質の位置を求めるこ
とができれば、この内部不均質を避けて、この部材をさ
らに切断することによって、内部不均質が含まれない一
回り小さな部材を切り出して得ることができる。
【0015】従って、内部不均質の位置を求めることが
できれば、良品効率の向上を図ることができる。ここ
で、良品効率(若しくは、良品率)とは、例えば、イン
ゴットの質量Wに対する、内部不均質が検出されなかっ
た部材の合計の質量wの比率(w/W)として表され
る。
できれば、良品効率の向上を図ることができる。ここ
で、良品効率(若しくは、良品率)とは、例えば、イン
ゴットの質量Wに対する、内部不均質が検出されなかっ
た部材の合計の質量wの比率(w/W)として表され
る。
【0016】また、この発明の光学部材の内部不均質の
検査方法において、好ましくは、光学部材に照射する光
をピンホールを介した照射光とすると良い。
検査方法において、好ましくは、光学部材に照射する光
をピンホールを介した照射光とすると良い。
【0017】ピンホールを介した照射光を用いたいわゆ
るピンホール法を用いれば、簡単な構造で、内部不均質
の検査を行うことができる。
るピンホール法を用いれば、簡単な構造で、内部不均質
の検査を行うことができる。
【0018】また、この発明の光学部材の内部不均質の
検査方法において、好ましくは、光学部材に照射する光
をシュリーレン光学系における照射光とすると良い。
検査方法において、好ましくは、光学部材に照射する光
をシュリーレン光学系における照射光とすると良い。
【0019】シュリーレン光学系を用いれば、暗いバッ
クグラウンドに明るい像として観察像および印の像を得
ることができるので、より精度良く内部不均質の検査を
行うことができる。
クグラウンドに明るい像として観察像および印の像を得
ることができるので、より精度良く内部不均質の検査を
行うことができる。
【0020】また、この発明の光学部材の内部不均質の
検査方法において、好ましくは、シュリーレン光学系に
おける照射光を平行光とし、この平行光と平行でない軸
を回転軸として検査試料を回転させて、入射面に対する
平行光の入射角度を第1の方向の角度とは異なる角度に
変えることによって、第2の方向から検査試料に平行光
を照射すると良い。
検査方法において、好ましくは、シュリーレン光学系に
おける照射光を平行光とし、この平行光と平行でない軸
を回転軸として検査試料を回転させて、入射面に対する
平行光の入射角度を第1の方向の角度とは異なる角度に
変えることによって、第2の方向から検査試料に平行光
を照射すると良い。
【0021】このように、シュリーレン光学系における
検査試料を照射する照射光を平行光とすれば、試料を回
転させて、検査試料の入射面に対する入射角度を変える
だけで、容易に第2の方向からの照射光を得ることがで
きる。
検査試料を照射する照射光を平行光とすれば、試料を回
転させて、検査試料の入射面に対する入射角度を変える
だけで、容易に第2の方向からの照射光を得ることがで
きる。
【0022】また、この発明の工具ガラスによれば、光
学部材を含む検査試料に光を照射して得られる観察像に
よってこの光学部材の内部不均質を検査するときに用い
られ、光学部材の表面に嵌合可能な第1の表面と、この
第1の表面に対向する平面光学研磨面である第2の表面
とを有していることを特徴とする。
学部材を含む検査試料に光を照射して得られる観察像に
よってこの光学部材の内部不均質を検査するときに用い
られ、光学部材の表面に嵌合可能な第1の表面と、この
第1の表面に対向する平面光学研磨面である第2の表面
とを有していることを特徴とする。
【0023】このように、この工具ガラスは、光学部材
の表面と一致する形状の第1の表面を有している。従っ
て、この面を光学部材の表面に沿わせた状態で合わせる
ことができる。また、この工具ガラスの、光学部材に接
合する面と対向する第2の表面が平面光学研磨面となっ
ている。このような工具ガラスを用いれば、検査試料の
光の入射面および出射面を実質的に平行にすることがで
きる。よって、従来のように光学部材を研削等する必要
がなくなる。
の表面と一致する形状の第1の表面を有している。従っ
て、この面を光学部材の表面に沿わせた状態で合わせる
ことができる。また、この工具ガラスの、光学部材に接
合する面と対向する第2の表面が平面光学研磨面となっ
ている。このような工具ガラスを用いれば、検査試料の
光の入射面および出射面を実質的に平行にすることがで
きる。よって、従来のように光学部材を研削等する必要
がなくなる。
【0024】この発明の工具ガラスにおいて、好ましく
は、第1の表面を、光学研磨面としてあると良い。
は、第1の表面を、光学研磨面としてあると良い。
【0025】また、この発明の工具ガラスにおいて、好
ましくは、光学部材の屈折率と実質的に等しい屈折率を
有する材料で構成してあると良い。
ましくは、光学部材の屈折率と実質的に等しい屈折率を
有する材料で構成してあると良い。
【0026】このように構成すれば、工具ガラスは検査
光に対して透明となり、接合面における反射、屈折、散
乱などを抑制できる。
光に対して透明となり、接合面における反射、屈折、散
乱などを抑制できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この実施の
形態の光学部材の内部不均質の検査方法につき説明す
る。尚、参照する図は、この発明が理解できる程度に各
構成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に示し
ており、この発明は図示例にのみ限定されるものではな
い。
形態の光学部材の内部不均質の検査方法につき説明す
る。尚、参照する図は、この発明が理解できる程度に各
構成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に示し
ており、この発明は図示例にのみ限定されるものではな
い。
【0028】一般に、光学素子の性能は、最終的な形状
例えばレンズになってはじめて分かるものである。しか
し、加工途中の半製品(光学部材)の段階で、内部不均
質を把握し、最終の製品である光学素子の性能を予想で
きれば、生産性および良品率を高めることができる。従
来の検査方法においては、内部不均質を評価するための
検査試料を用いていたために、光学素子の使用状況に近
い形での評価が困難であった。特に、内部不均質のうち
でも脈理は屈折率の不均質部分であるために、試料の厚
さや傾きに依存して見え方が変化する。そのため、ある
程度厚い試料を用いた方が肉眼では検査しやすく、光学
素子の使用状況に近い形での評価がしづらかった。この
実施の形態で説明する検査方法および工具ガラスによれ
ば、上述したような不都合がなくなる。
例えばレンズになってはじめて分かるものである。しか
し、加工途中の半製品(光学部材)の段階で、内部不均
質を把握し、最終の製品である光学素子の性能を予想で
きれば、生産性および良品率を高めることができる。従
来の検査方法においては、内部不均質を評価するための
検査試料を用いていたために、光学素子の使用状況に近
い形での評価が困難であった。特に、内部不均質のうち
でも脈理は屈折率の不均質部分であるために、試料の厚
さや傾きに依存して見え方が変化する。そのため、ある
程度厚い試料を用いた方が肉眼では検査しやすく、光学
素子の使用状況に近い形での評価がしづらかった。この
実施の形態で説明する検査方法および工具ガラスによれ
ば、上述したような不都合がなくなる。
【0029】この実施の形態の検査方法につき説明す
る。この実施の形態では、光学部材を含む検査試料に光
を照射して観察像を得て、この観察像に基づいて光学部
材の内部均質を検査する。その際に、光学部材の表面
に、当該表面に嵌合可能な面を有した工具ガラスを装着
することにより、検査試料の光の入射面および出射面を
実質的に平行にする。先ず、工具ガラスの構成および工
具ガラスの光学部材への装着の仕方について、図1を参
照して説明する。図1は、工具ガラスの構成を示す図で
ある。
る。この実施の形態では、光学部材を含む検査試料に光
を照射して観察像を得て、この観察像に基づいて光学部
材の内部均質を検査する。その際に、光学部材の表面
に、当該表面に嵌合可能な面を有した工具ガラスを装着
することにより、検査試料の光の入射面および出射面を
実質的に平行にする。先ず、工具ガラスの構成および工
具ガラスの光学部材への装着の仕方について、図1を参
照して説明する。図1は、工具ガラスの構成を示す図で
ある。
【0030】図1の(A)は、工具ガラスを検査対象の
光学部材に装着したところを示す平面図である。図1
(A)に示すように、この例では、検査対象として円筒
形状の光学部材24を用いている。図1(A)には、光
学部材24の上面側(あるいは下面側)が示されてい
る。この光学部材24は、例えば石英ガラス部材であ
る。そして、この光学部材24の円筒状の面(以下、単
に円筒面と略称する。)に工具ガラス32aおよび32
bを装着して検査試料12とする。
光学部材に装着したところを示す平面図である。図1
(A)に示すように、この例では、検査対象として円筒
形状の光学部材24を用いている。図1(A)には、光
学部材24の上面側(あるいは下面側)が示されてい
る。この光学部材24は、例えば石英ガラス部材であ
る。そして、この光学部材24の円筒状の面(以下、単
に円筒面と略称する。)に工具ガラス32aおよび32
bを装着して検査試料12とする。
【0031】上述した工具ガラス32aおよび32b
は、それぞれ同じ形状のものである。図1(B)は、工
具ガラス32aの形状を示す斜視図である。図1(B)
に示すように、この工具ガラス32aは、光学部材24
の表面に嵌合可能な第1の表面34aと、この第1の表
面34aに対向する平面光学研磨面である第2の表面3
4bとを有している。すなわち、工具ガラス32aは、
円筒面の第1の表面34aと平面の第2の表面34bと
を有したシリンドリカルレンズ形状のガラス部材であ
る。
は、それぞれ同じ形状のものである。図1(B)は、工
具ガラス32aの形状を示す斜視図である。図1(B)
に示すように、この工具ガラス32aは、光学部材24
の表面に嵌合可能な第1の表面34aと、この第1の表
面34aに対向する平面光学研磨面である第2の表面3
4bとを有している。すなわち、工具ガラス32aは、
円筒面の第1の表面34aと平面の第2の表面34bと
を有したシリンドリカルレンズ形状のガラス部材であ
る。
【0032】工具ガラス32aおよび32bは、光学部
材24を介して互いに対向するような形で、それぞれ光
学部材24の表面に装着されている。これら工具ガラス
32aおよび32bの装着は、各々の第2の表面34b
および36bが互いに平行となるように行う。そして、
検査時には、例えば、工具ガラス32aの第2の表面3
4bが光の入射面となり、工具ガラス32bの第2の表
面36bが光の出射面となる。従って、このように構成
した結果、検査試料12の入射面34bおよび出射面3
6bを実質的に平行になすことができる。
材24を介して互いに対向するような形で、それぞれ光
学部材24の表面に装着されている。これら工具ガラス
32aおよび32bの装着は、各々の第2の表面34b
および36bが互いに平行となるように行う。そして、
検査時には、例えば、工具ガラス32aの第2の表面3
4bが光の入射面となり、工具ガラス32bの第2の表
面36bが光の出射面となる。従って、このように構成
した結果、検査試料12の入射面34bおよび出射面3
6bを実質的に平行になすことができる。
【0033】尚、工具ガラス32aおよび32bは、そ
れぞれ光学部材24の屈折率と実質的に等しい屈折率を
有する材料で構成してある。このようにすれば、これら
工具ガラス32aおよび32bは検査光に対して透明で
あり、また、光学部材24との接合面における検査光の
反射、屈折、散乱等を抑止することができる。
れぞれ光学部材24の屈折率と実質的に等しい屈折率を
有する材料で構成してある。このようにすれば、これら
工具ガラス32aおよび32bは検査光に対して透明で
あり、また、光学部材24との接合面における検査光の
反射、屈折、散乱等を抑止することができる。
【0034】また、工具ガラス32aの第1の表面34
aおよび工具ガラス32bの第1の表面36aは、それ
ぞれ光学研磨してあるのが良い。このように光学研磨し
ておけば、いわゆるオイルオンプレート法を用いる必要
もない。これら工具ガラス32aおよび32bの第1の
表面34aおよび36aが、単なる研削面の場合には、
オイルオンプレート法を実行する必要がある。この場合
には、工具ガラス32aの第1の表面34aと光学部材
24の表面との間、および工具ガラス32bの第1の表
面36aと光学部材24の表面との間に、それぞれマッ
チングオイルを塗布してから装着を行う。このマッチン
グオイルとして、光学部材24の屈折率と同じ屈折率の
ものを用いるのが好ましい。
aおよび工具ガラス32bの第1の表面36aは、それ
ぞれ光学研磨してあるのが良い。このように光学研磨し
ておけば、いわゆるオイルオンプレート法を用いる必要
もない。これら工具ガラス32aおよび32bの第1の
表面34aおよび36aが、単なる研削面の場合には、
オイルオンプレート法を実行する必要がある。この場合
には、工具ガラス32aの第1の表面34aと光学部材
24の表面との間、および工具ガラス32bの第1の表
面36aと光学部材24の表面との間に、それぞれマッ
チングオイルを塗布してから装着を行う。このマッチン
グオイルとして、光学部材24の屈折率と同じ屈折率の
ものを用いるのが好ましい。
【0035】次に、上述した検査試料12を用いて、光
学部材24の内部不均質の検査を行う手順につき説明す
る。
学部材24の内部不均質の検査を行う手順につき説明す
る。
【0036】この実施の形態で説明する検査方法では、
検査精度が、工具ガラスの平面光学研磨面(面34b、
36b)、接合面(面34a、36a)、被検物(光学
部材24)の検査面の加工精度およびマッチングオイル
の選択により決定される。研削面の表面粗さはマッチン
グオイルと同様に被検物の屈折率により決定される。被
検物が高い屈折率を有する場合は、空気との界面での散
乱量が増加するため、表面粗さを小さくする必要があ
る。また、被検物は比較的厚みを有しているために、被
検物の検査波長における透過率も検査精度に大きな影響
を与える。
検査精度が、工具ガラスの平面光学研磨面(面34b、
36b)、接合面(面34a、36a)、被検物(光学
部材24)の検査面の加工精度およびマッチングオイル
の選択により決定される。研削面の表面粗さはマッチン
グオイルと同様に被検物の屈折率により決定される。被
検物が高い屈折率を有する場合は、空気との界面での散
乱量が増加するため、表面粗さを小さくする必要があ
る。また、被検物は比較的厚みを有しているために、被
検物の検査波長における透過率も検査精度に大きな影響
を与える。
【0037】また、被検査物は通常の光学ガラスや石英
ガラスのほか、蛍石等の光学結晶材料であっても検査が
可能である。特に、光学結晶材料は加工が難しく高価で
あるために、この実施の形態の検査方法は有効である。
ガラスのほか、蛍石等の光学結晶材料であっても検査が
可能である。特に、光学結晶材料は加工が難しく高価で
あるために、この実施の形態の検査方法は有効である。
【0038】上述したように、工具ガラスを配した被検
物を検査試料とすることで、光学部材を小さく加工する
ことなく内部均質を検査することが可能となった。さら
に、本検査試料12は、様々な検査方法に対応できる。
具体的な検査方法としては、一般的な目視、投影法、シ
ュリーレン法、干渉法等を用いることができる。ただ
し、最も検査者の熟練を要さず、検査操作が容易で装置
が簡易に済むのは投影法である。
物を検査試料とすることで、光学部材を小さく加工する
ことなく内部均質を検査することが可能となった。さら
に、本検査試料12は、様々な検査方法に対応できる。
具体的な検査方法としては、一般的な目視、投影法、シ
ュリーレン法、干渉法等を用いることができる。ただ
し、最も検査者の熟練を要さず、検査操作が容易で装置
が簡易に済むのは投影法である。
【0039】(第1の実施の形態)以下、図2を参照し
て、検査方法の一例につき説明する。この実施の形態で
は、上述した検査試料12に対して、ピンホール法を用
いた場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例につい
て説明する。図2は、第1の実施の形態の光学部材の内
部不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
て、検査方法の一例につき説明する。この実施の形態で
は、上述した検査試料12に対して、ピンホール法を用
いた場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例につい
て説明する。図2は、第1の実施の形態の光学部材の内
部不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
【0040】第1の実施の形態においては、暗室に、光
源10、検査試料12およびスクリーン14を順に並べ
て、この光源10から検査試料12に光を照射し、検査
試料12を透過してスクリーン14に投影される観察像
を観察する。
源10、検査試料12およびスクリーン14を順に並べ
て、この光源10から検査試料12に光を照射し、検査
試料12を透過してスクリーン14に投影される観察像
を観察する。
【0041】ここでは、光源10として、450Wの超
高圧水銀灯を用いる。また、この超高圧水銀灯が格納さ
れたランプハウス16には、光源10のフレアを除去す
るためにピンホール18を設ける。このピンホール18
から出射した光を、迷光を除去し、かつ、検査光束を整
えるために凸レンズ20および絞り22を介して検査試
料12に照射する。検査試料12を透過した光は、スク
リーン14に達する。ここでは、スクリーン14とし
て、光がスクリーン上で乱反射せずに観察像が見えやす
いものとして、印刷用紙A、JISP3101(印刷用
紙)に規定する程度のものを用いると良い。また、スク
リーン14としては、例えばアクリル板に白色の塗料を
むらなく塗布したものを用いても良い。
高圧水銀灯を用いる。また、この超高圧水銀灯が格納さ
れたランプハウス16には、光源10のフレアを除去す
るためにピンホール18を設ける。このピンホール18
から出射した光を、迷光を除去し、かつ、検査光束を整
えるために凸レンズ20および絞り22を介して検査試
料12に照射する。検査試料12を透過した光は、スク
リーン14に達する。ここでは、スクリーン14とし
て、光がスクリーン上で乱反射せずに観察像が見えやす
いものとして、印刷用紙A、JISP3101(印刷用
紙)に規定する程度のものを用いると良い。また、スク
リーン14としては、例えばアクリル板に白色の塗料を
むらなく塗布したものを用いても良い。
【0042】そして、検査試料12に内部不均質があれ
ば、その投影像がスクリーン14上に観察像として投影
される。尚、ピンホール18の大きさを小さくすると、
スクリーン14上に投影される観察像の解像度は向上す
るが、光量は低下する。一方、ピンホール18の大きさ
を大きくすると、観察像の解像度は低下するが、光量は
増加する。そこで、この実施の形態においては、スクリ
ーン上における照度が例えば100ルクス以上となるよ
うに、ピンホール18の大きさおよび光源10とスクリ
ーン14との距離を調整する。
ば、その投影像がスクリーン14上に観察像として投影
される。尚、ピンホール18の大きさを小さくすると、
スクリーン14上に投影される観察像の解像度は向上す
るが、光量は低下する。一方、ピンホール18の大きさ
を大きくすると、観察像の解像度は低下するが、光量は
増加する。そこで、この実施の形態においては、スクリ
ーン上における照度が例えば100ルクス以上となるよ
うに、ピンホール18の大きさおよび光源10とスクリ
ーン14との距離を調整する。
【0043】また、スクリーン14上に投影される観察
像の大きさは、検査試料12の内部不均質の大きさより
も拡大される。この拡大率は、光源10からスクリーン
14までの距離をa、光源10から検査試料12までの
距離をbとすると、a/bで表される。例えば、a=1
35mm、b=60mmの場合の拡大率は、a/b=
2.25となる。
像の大きさは、検査試料12の内部不均質の大きさより
も拡大される。この拡大率は、光源10からスクリーン
14までの距離をa、光源10から検査試料12までの
距離をbとすると、a/bで表される。例えば、a=1
35mm、b=60mmの場合の拡大率は、a/b=
2.25となる。
【0044】次に、検査試料12について説明する。光
学部材24は、火炎加水分解法によって製造された石英
ガラスのインゴットから切り出された円筒状の部材であ
る。この光学部材24は、直径がΦ200mmであり屈
折率ndが1.4585である。この光学部材24の側
面(円筒面)の研削面は#170の砂掛け面としてあ
る。この側面に、屈折率がnd=1.4585と被検物
の石英ガラス部材と等しく、被検物と同じ形状である円
筒状の研削面を有した工具ガラス32aおよび32bを
装着する。これら工具ガラス32aおよび32bの研削
面は#170の砂掛け面とする。上述したように、これ
ら工具ガラス32aおよび32bは、光学部材24の直
径方向に関して対向するように、被検物の側面に当てら
れる。さらに、被検物すなわち光学部材24と工具ガラ
ス32aおよび32bとの間には、被検物と同じ屈折率
を持つマッチングオイルを塗布し、保持させて内部不均
質の検査が可能な検査光を透過させる光学面を得てい
る。
学部材24は、火炎加水分解法によって製造された石英
ガラスのインゴットから切り出された円筒状の部材であ
る。この光学部材24は、直径がΦ200mmであり屈
折率ndが1.4585である。この光学部材24の側
面(円筒面)の研削面は#170の砂掛け面としてあ
る。この側面に、屈折率がnd=1.4585と被検物
の石英ガラス部材と等しく、被検物と同じ形状である円
筒状の研削面を有した工具ガラス32aおよび32bを
装着する。これら工具ガラス32aおよび32bの研削
面は#170の砂掛け面とする。上述したように、これ
ら工具ガラス32aおよび32bは、光学部材24の直
径方向に関して対向するように、被検物の側面に当てら
れる。さらに、被検物すなわち光学部材24と工具ガラ
ス32aおよび32bとの間には、被検物と同じ屈折率
を持つマッチングオイルを塗布し、保持させて内部不均
質の検査が可能な検査光を透過させる光学面を得てい
る。
【0045】従って、光が入射する側の工具ガラス32
aの表面34bが検査試料12の入射面34bとなる。
また、光が出射する側の工具ガラス32bの表面36b
が検査試料12の出射面36bとなる。
aの表面34bが検査試料12の入射面34bとなる。
また、光が出射する側の工具ガラス32bの表面36b
が検査試料12の出射面36bとなる。
【0046】そして、光学部材24の内部不均質を検査
するにあたり、先ず、第1の方向から光学部材24に光
を照射する。この実施の形態においては、第1の方向か
らの光を得るために、光軸38が、入射面34bの中央
付近で入射面34bに垂直になるように、検査試料12
を配置する。そして、検査試料12に第1の方向から光
を照射して、スクリーン14上に投影される観察像を観
察する。
するにあたり、先ず、第1の方向から光学部材24に光
を照射する。この実施の形態においては、第1の方向か
らの光を得るために、光軸38が、入射面34bの中央
付近で入射面34bに垂直になるように、検査試料12
を配置する。そして、検査試料12に第1の方向から光
を照射して、スクリーン14上に投影される観察像を観
察する。
【0047】一方、観察像が観察されない場合には、光
学部材24のうちの光が透過している部分に内部不均質
がないことが分かる。
学部材24のうちの光が透過している部分に内部不均質
がないことが分かる。
【0048】また、観察像が観察された場合には、検査
試料12の光の入射面34bおよび出射面36bの少な
くとも一方の表面上であって、印の像が観察像と実質的
に重なる位置に、マジックやテープで当該印を付ける。
すなわち、検査試料12の光の入射面34bおよび出射
面36bの少なくとも一方の表面上であって、観察像を
通る光路上に印を付ける。ここでは、入射面34b上に
印を付ける。
試料12の光の入射面34bおよび出射面36bの少な
くとも一方の表面上であって、印の像が観察像と実質的
に重なる位置に、マジックやテープで当該印を付ける。
すなわち、検査試料12の光の入射面34bおよび出射
面36bの少なくとも一方の表面上であって、観察像を
通る光路上に印を付ける。ここでは、入射面34b上に
印を付ける。
【0049】ところで、内部不均質が存在しない場合に
も、観察像が観察される場合がある。例えば、入射面3
4bや出射面36bに傷や曇がある場合にも、観察像が
観察される。このため、観察像が内部不均質に由来する
ものであるのか、それとも、入射面34bや出射面36
bの傷等によるものであるのかを判断する必要がある。
も、観察像が観察される場合がある。例えば、入射面3
4bや出射面36bに傷や曇がある場合にも、観察像が
観察される。このため、観察像が内部不均質に由来する
ものであるのか、それとも、入射面34bや出射面36
bの傷等によるものであるのかを判断する必要がある。
【0050】そこで、この実施の形態では、入射面34
bに対して第1の方向とは異なる第2の方向から光学部
材24に光を照射する。第2の方向から光を照射するた
めに、この実施の形態では、検査試料12を、光軸38
に垂直な面内、すなわち、スクリーン14に平行な面内
で平行移動させる。ピンホール18から出射された光は
広がりを持つ光であって平行光線ではないので、検査試
料12を平行移動することによって、検査試料12の入
射面34bに入射する光の入射角度を第1の方向に対し
て変化させることができる。
bに対して第1の方向とは異なる第2の方向から光学部
材24に光を照射する。第2の方向から光を照射するた
めに、この実施の形態では、検査試料12を、光軸38
に垂直な面内、すなわち、スクリーン14に平行な面内
で平行移動させる。ピンホール18から出射された光は
広がりを持つ光であって平行光線ではないので、検査試
料12を平行移動することによって、検査試料12の入
射面34bに入射する光の入射角度を第1の方向に対し
て変化させることができる。
【0051】そして、第2の方向から検査試料12に光
を照射してスクリーン14に投影された観察像と印の像
とが実質的に重なった場合は、観察像が光学部材24の
内部不均質に由来するものではなく、印を付けた表面に
由来するものと判断する。
を照射してスクリーン14に投影された観察像と印の像
とが実質的に重なった場合は、観察像が光学部材24の
内部不均質に由来するものではなく、印を付けた表面に
由来するものと判断する。
【0052】一方、観察像と印の像とが重ならなかった
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
【0053】このように、観察像と印の像との重なり方
によって、その観察像が光学部材24の内部不均質に由
来するものか、印を付けた表面に由来するものかを容易
に判断することができる。従って、光学部材24の内部
不均質のより確実な検査方法の実現を図ることができ
る。
によって、その観察像が光学部材24の内部不均質に由
来するものか、印を付けた表面に由来するものかを容易
に判断することができる。従って、光学部材24の内部
不均質のより確実な検査方法の実現を図ることができ
る。
【0054】尚、第1の実施の形態では、測定対象の光
学部材24にマッチングオイルを介して工具ガラス32
aおよび32bを装着したが、光学部材24の側面や工
具ガラス32a、32bの表面34a、36aに研磨面
を得れば、マッチングオイルを塗布する必要はない。
学部材24にマッチングオイルを介して工具ガラス32
aおよび32bを装着したが、光学部材24の側面や工
具ガラス32a、32bの表面34a、36aに研磨面
を得れば、マッチングオイルを塗布する必要はない。
【0055】また、ここでは、入射面34bにのみ印を
付けたが、この発明では、出射面36bにのみ印を付け
ても良い。また、入射面34bおよび出射面36bの両
方に印を付けても良い。
付けたが、この発明では、出射面36bにのみ印を付け
ても良い。また、入射面34bおよび出射面36bの両
方に印を付けても良い。
【0056】また、ここでは、第2の方向から光を入射
させるために、検査試料12を平行移動させたが、例え
ば、光軸38と平行でない軸を回転軸として検査試料1
2を回転させて、入射面34bに対する平行光の入射角
度を第1の方向の角度とは異なる角度に変えても良い。
させるために、検査試料12を平行移動させたが、例え
ば、光軸38と平行でない軸を回転軸として検査試料1
2を回転させて、入射面34bに対する平行光の入射角
度を第1の方向の角度とは異なる角度に変えても良い。
【0057】また、第1の実施の形態では、第2の方向
から光を入射させるために、検査試料12を移動させた
が、例えば、第1の方向からの照射の際の光軸38上で
ない位置に光源10を移動させることによって、第1の
方向とは異なる方向から検査試料12へ光を照射しても
良い。
から光を入射させるために、検査試料12を移動させた
が、例えば、第1の方向からの照射の際の光軸38上で
ない位置に光源10を移動させることによって、第1の
方向とは異なる方向から検査試料12へ光を照射しても
良い。
【0058】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おいては、内部不均質の位置を求める。第2の実施の形
態においては、上述した第1の実施の形態において図2
に示した検査試料12の入射面34bおよび出射面36
bの両方に、第1の方向から光を入射した状態で印を付
ける。入射面34bには、入射側印を付け、出射面36
bには、出射側印を付ける。この入射印の像、出射印の
像および観察像は、スクリーン14上に重なって投影さ
れる。
おいては、内部不均質の位置を求める。第2の実施の形
態においては、上述した第1の実施の形態において図2
に示した検査試料12の入射面34bおよび出射面36
bの両方に、第1の方向から光を入射した状態で印を付
ける。入射面34bには、入射側印を付け、出射面36
bには、出射側印を付ける。この入射印の像、出射印の
像および観察像は、スクリーン14上に重なって投影さ
れる。
【0059】そして、第2の実施の形態においても、検
査試料12に、第2の方向から光を照射する。そして、
観察像が入射側印の像または出射側印の像のいずれかと
実質的に重なったままの場合は、観察像は、内部不均質
に由来するものではなく、観察像と実質的に重なった像
がついた面上の傷や曇りに由来するものであることが分
かる。
査試料12に、第2の方向から光を照射する。そして、
観察像が入射側印の像または出射側印の像のいずれかと
実質的に重なったままの場合は、観察像は、内部不均質
に由来するものではなく、観察像と実質的に重なった像
がついた面上の傷や曇りに由来するものであることが分
かる。
【0060】一方、第2の方向から光を照射したとき
に、観察像が、入射側印の像および出射側印の像のいず
れの像とも重ならずに、スクリーン14上に、入射側印
の像、観察像および出射側印の像が順に一直線上に投影
されている場合は、この観察像は内部不均質に由来する
ものであると判断する。
に、観察像が、入射側印の像および出射側印の像のいず
れの像とも重ならずに、スクリーン14上に、入射側印
の像、観察像および出射側印の像が順に一直線上に投影
されている場合は、この観察像は内部不均質に由来する
ものであると判断する。
【0061】そして、入射側印の像と出射側印の像との
距離に対する、観察像と入射側印の像との距離の比率に
基づいて、内部不均質の位置を求める。例えば、入射側
印の像と出射側印の像との距離がWで、観察像と入射側
印の像との距離がL(<W)である場合は、入射面34
bから、入射面34bと出射面36bとの距離である検
査試料12の厚さにL/Wをかけた深さの位置に内部不
均質があることが分かる。
距離に対する、観察像と入射側印の像との距離の比率に
基づいて、内部不均質の位置を求める。例えば、入射側
印の像と出射側印の像との距離がWで、観察像と入射側
印の像との距離がL(<W)である場合は、入射面34
bから、入射面34bと出射面36bとの距離である検
査試料12の厚さにL/Wをかけた深さの位置に内部不
均質があることが分かる。
【0062】さらに、例えば、内部不均質が表面付近の
浅い位置に発見された場合には、光学部材24の内部不
均質に近い表面付近の部分のみを研削することによっ
て、内部不均質を除去することが可能である。このた
め、研削されて一回り小さくなった光学部材24を光学
素子として利用することが可能となる。その結果、良品
効率の向上を図ることができる。
浅い位置に発見された場合には、光学部材24の内部不
均質に近い表面付近の部分のみを研削することによっ
て、内部不均質を除去することが可能である。このた
め、研削されて一回り小さくなった光学部材24を光学
素子として利用することが可能となる。その結果、良品
効率の向上を図ることができる。
【0063】(第3の実施の形態)また、第1および第
2の実施の形態においては、石英ガラスのインゴットか
ら切り出された光学部材24を検査試料12として用い
たが、第3の実施の形態においては、光学部材24を切
り出す前のインゴットを検査試料12に用いる。
2の実施の形態においては、石英ガラスのインゴットか
ら切り出された光学部材24を検査試料12として用い
たが、第3の実施の形態においては、光学部材24を切
り出す前のインゴットを検査試料12に用いる。
【0064】この実施の形態において、インゴットの検
査試料は、一端が半球状をしたほぼ円筒形の形状をして
おり、その直径は370〜383mmであり、その重量
は197.8kgであった。このインゴットの円筒状の
側面に、石英ガラスの屈折率に近い屈折率を有するマッ
チングオイルの浸液を介して工具ガラス32aおよび3
2bを付けて検査試料12とした。
査試料は、一端が半球状をしたほぼ円筒形の形状をして
おり、その直径は370〜383mmであり、その重量
は197.8kgであった。このインゴットの円筒状の
側面に、石英ガラスの屈折率に近い屈折率を有するマッ
チングオイルの浸液を介して工具ガラス32aおよび3
2bを付けて検査試料12とした。
【0065】尚、インゴットの全長よりも小さな寸法の
工具ガラス32aおよび32bを用いる場合は、検査位
置に応じて、インゴットの側面上に沿って工具ガラス3
2aおよび32bを順に移動させて観察すると良い。
尚、光源10として、超高圧水銀灯を用いているので、
インゴットに光源10からの光を透過させてもスクリー
ン14上で100ルクス以上の明るさを確保することが
できる。
工具ガラス32aおよび32bを用いる場合は、検査位
置に応じて、インゴットの側面上に沿って工具ガラス3
2aおよび32bを順に移動させて観察すると良い。
尚、光源10として、超高圧水銀灯を用いているので、
インゴットに光源10からの光を透過させてもスクリー
ン14上で100ルクス以上の明るさを確保することが
できる。
【0066】次に、図3に、図1に示した検査試料12
の代わりにインゴットを用いた検査試料を観察して発見
された内部不均質を示す。このインゴット40には、微
小泡42、泡44、脈理46および大泡48といった内
部不均質が存在している。
の代わりにインゴットを用いた検査試料を観察して発見
された内部不均質を示す。このインゴット40には、微
小泡42、泡44、脈理46および大泡48といった内
部不均質が存在している。
【0067】従来は、インゴットを等間隔で切断して部
材を切り出していたが、切断前に内部不均質の位置が分
かれば、内部不均質が含まれる部材の厚さが薄くなるよ
うにインゴットを切断することができる。図3には、イ
ンゴット40の切断位置を破線I〜VIで示す。各破線の
下端の数字は、インゴット40のヘッド(先端部)から
の長さ(mm)を表す。各破線でインゴット40を切断
することにより、第1〜第7の部材が切り出される。第
1の部材50は、太さの一定でないインゴット40の先
端の部分を切り分けたものである。そして第2の部材5
2および第3の部材54を、厚さ150mmの一定の厚
さで切り出す。また、第4の部材56には、微小泡42
および二つの泡44が含まれている。また、第5の部材
58には、脈理46が含まれている。また、第6の部材
60には、大泡48が含まれている。第4および第6の
部材56、60は、150mmよりも薄い80mmの厚
さでそれぞれ切り出す。また、第5の部材58は、70
mmの厚さで切り出す。そして残りの部分を第7の部材
62として厚さ290mmで切り出す。このように、内
部不均質が含まれる部材の厚さを薄くして切り出すこと
により、良品効率の向上を図ることができる。
材を切り出していたが、切断前に内部不均質の位置が分
かれば、内部不均質が含まれる部材の厚さが薄くなるよ
うにインゴットを切断することができる。図3には、イ
ンゴット40の切断位置を破線I〜VIで示す。各破線の
下端の数字は、インゴット40のヘッド(先端部)から
の長さ(mm)を表す。各破線でインゴット40を切断
することにより、第1〜第7の部材が切り出される。第
1の部材50は、太さの一定でないインゴット40の先
端の部分を切り分けたものである。そして第2の部材5
2および第3の部材54を、厚さ150mmの一定の厚
さで切り出す。また、第4の部材56には、微小泡42
および二つの泡44が含まれている。また、第5の部材
58には、脈理46が含まれている。また、第6の部材
60には、大泡48が含まれている。第4および第6の
部材56、60は、150mmよりも薄い80mmの厚
さでそれぞれ切り出す。また、第5の部材58は、70
mmの厚さで切り出す。そして残りの部分を第7の部材
62として厚さ290mmで切り出す。このように、内
部不均質が含まれる部材の厚さを薄くして切り出すこと
により、良品効率の向上を図ることができる。
【0068】また、良品効率の向上を図るためには、内
部不均質の存在する箇所でインゴットを切断することに
より、内部不均質の一部または全部を切り代に含めても
良い。また、内部不均質の近くでインゴットを切断し、
切断面を研削して内部不均質を除去しても良い。
部不均質の存在する箇所でインゴットを切断することに
より、内部不均質の一部または全部を切り代に含めても
良い。また、内部不均質の近くでインゴットを切断し、
切断面を研削して内部不均質を除去しても良い。
【0069】(第4の実施の形態)第4の実施の形態に
おいては、図4を参照して、シュリーレン光学系を用い
た場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例について
説明する。図4は、第4の実施の形態の光学部材の内部
不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
おいては、図4を参照して、シュリーレン光学系を用い
た場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例について
説明する。図4は、第4の実施の形態の光学部材の内部
不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
【0070】第4の実施の形態においては、暗室に、光
源70、第1の凸レンズ72、検査試料74、第2の凸
レンズ76およびスクリーン78を順に並べ、この光源
70から第1の凸レンズ72を介して検査試料74に光
を照射する。検査試料74に照射される光は、集光点8
0に集光する。そして、集光点80に集光した光は遮光
される。検査試料74は、この集光点80と凸レンズ7
2との間に配置される。
源70、第1の凸レンズ72、検査試料74、第2の凸
レンズ76およびスクリーン78を順に並べ、この光源
70から第1の凸レンズ72を介して検査試料74に光
を照射する。検査試料74に照射される光は、集光点8
0に集光する。そして、集光点80に集光した光は遮光
される。検査試料74は、この集光点80と凸レンズ7
2との間に配置される。
【0071】第4の実施の形態では、検査試料74とし
て、図1を参照して説明した検査試料12と同じものを
用いている。そして、入射側および出射側にそれぞれ装
着した工具ガラスの表面を入射面82および出射面84
としている。シュリーレン光学系では、入射面82と出
射面84との平行度が高い程、測定精度が向上する。
て、図1を参照して説明した検査試料12と同じものを
用いている。そして、入射側および出射側にそれぞれ装
着した工具ガラスの表面を入射面82および出射面84
としている。シュリーレン光学系では、入射面82と出
射面84との平行度が高い程、測定精度が向上する。
【0072】この検査試料74に内部不均質がある場合
は、内部不均質を照射した光は集光点80を通らないた
め遮光されない。そして、遮光されなかった光は第2の
凸レンズ76を介してスクリーン78に達する。従っ
て、内部不均質のスクリーン78上の観察像は、暗いバ
ックグランドに明るい像として観察される。また、観察
像は、内部不均質の形状によって、例えば筋状や斑点状
の像として観察される。シュリーレン光学系では、観察
像が暗いバックグランドに明るい像として観察されるの
で、観察が容易である。
は、内部不均質を照射した光は集光点80を通らないた
め遮光されない。そして、遮光されなかった光は第2の
凸レンズ76を介してスクリーン78に達する。従っ
て、内部不均質のスクリーン78上の観察像は、暗いバ
ックグランドに明るい像として観察される。また、観察
像は、内部不均質の形状によって、例えば筋状や斑点状
の像として観察される。シュリーレン光学系では、観察
像が暗いバックグランドに明るい像として観察されるの
で、観察が容易である。
【0073】観察にあたっては、先ず、検査試料74の
入射面をスクリーン78と平行に配置して、第1の方向
から光を照射する。そして、スクリーン78上に観察像
が観察されない場合は、内部不均質が無いと判断され
る。一方、第1の方向から光学ガラスに光を照射して観
察像が得られた場合に、検査試料の光の入射面および出
射面の少なくとも一方の表面上であって、印の像が観察
像と実質的に重なる位置に、当該印を付ける。ここで実
質的に重なる位置とは、観察像と印の像とが正確に一致
する位置に限らず、例えば、観察像の近傍に印の像が来
る位置であっても良い。
入射面をスクリーン78と平行に配置して、第1の方向
から光を照射する。そして、スクリーン78上に観察像
が観察されない場合は、内部不均質が無いと判断され
る。一方、第1の方向から光学ガラスに光を照射して観
察像が得られた場合に、検査試料の光の入射面および出
射面の少なくとも一方の表面上であって、印の像が観察
像と実質的に重なる位置に、当該印を付ける。ここで実
質的に重なる位置とは、観察像と印の像とが正確に一致
する位置に限らず、例えば、観察像の近傍に印の像が来
る位置であっても良い。
【0074】ところで、内部不均質がなくとも、入射面
82や出射面84に傷がついていると観察像が観察され
ることがある。そのため、観察像が内部不均質に由来す
るものなのか、それとも、入射面82の傷等に由来する
ものであるのかを判断する必要がある。
82や出射面84に傷がついていると観察像が観察され
ることがある。そのため、観察像が内部不均質に由来す
るものなのか、それとも、入射面82の傷等に由来する
ものであるのかを判断する必要がある。
【0075】そこで、入射面に対して第1の方向とは異
なる第2の方向から検査試料74に光を照射する。ここ
では、第2の方向を得るために、検査試料74をスクリ
ーン78と平行な面内で平行移動させる。検査試料74
に照射する光は、第1の凸レンズ72を介した集光系で
あって平行光線ではないので、検査試料74を平行移動
することによって、検査試料74の入射面82に入射す
る光の入射角度を第1の方向に対して変化させることが
できる。
なる第2の方向から検査試料74に光を照射する。ここ
では、第2の方向を得るために、検査試料74をスクリ
ーン78と平行な面内で平行移動させる。検査試料74
に照射する光は、第1の凸レンズ72を介した集光系で
あって平行光線ではないので、検査試料74を平行移動
することによって、検査試料74の入射面82に入射す
る光の入射角度を第1の方向に対して変化させることが
できる。
【0076】そして、第2の方向から検査試料74に光
を照射してスクリーン78上の観察像と印の像とが実質
的に重なった場合は、観察像が光学ガラスの内部不均質
に由来するものではなく、印を付けた表面に由来するも
のと判断する。
を照射してスクリーン78上の観察像と印の像とが実質
的に重なった場合は、観察像が光学ガラスの内部不均質
に由来するものではなく、印を付けた表面に由来するも
のと判断する。
【0077】一方、観察像と印の像とが重ならなかった
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
【0078】このように、観察像と印の像との重なり方
によって、その観察像が光学部材の内部不均質に由来す
るものか、印を付けた表面に由来するものかを容易に判
断することができる。従って、光学部材の内部不均質の
より確実な検査方法の実現を図ることができる。
によって、その観察像が光学部材の内部不均質に由来す
るものか、印を付けた表面に由来するものかを容易に判
断することができる。従って、光学部材の内部不均質の
より確実な検査方法の実現を図ることができる。
【0079】また、シュリーレン光学系の場合も、検査
試料の入射面および出射面の両方に印を付ければ、第2
の実施の形態の場合と同様にして、内部不均質の位置を
求めることができる。
試料の入射面および出射面の両方に印を付ければ、第2
の実施の形態の場合と同様にして、内部不均質の位置を
求めることができる。
【0080】(第5の実施の形態)第5の実施の形態に
おいては、図5を参照して、シュリーレン光学系を用い
た場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例について
説明する。図5は、第5の実施の形態の光学部材の内部
不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
おいては、図5を参照して、シュリーレン光学系を用い
た場合の光学部材の内部不均質の検査方法の例について
説明する。図5は、第5の実施の形態の光学部材の内部
不均質の検査方法の説明に供する概念図である。
【0081】第5の実施の形態においては、上述の第4
の実施の形態と同様に、暗室に、光源70、第1の凸レ
ンズ72、検査試料74、第2の凸レンズ76およびス
クリーン78を順に並べ、この光源70から第1の凸レ
ンズ72を介して検査試料74に光を照射する。
の実施の形態と同様に、暗室に、光源70、第1の凸レ
ンズ72、検査試料74、第2の凸レンズ76およびス
クリーン78を順に並べ、この光源70から第1の凸レ
ンズ72を介して検査試料74に光を照射する。
【0082】但し、第5の実施の形態においては、上述
の第4の実施の形態と異なり、光源70を第1の凸レン
ズ72の焦点に配置する。その結果、光源70から発し
た光は、第1の凸レンズ72を透過して平行光となる。
この平行光は、第2の凸レンズ76に入射し、第2の凸
レンズ76のスクリーン78側の焦点86に集光する。
この焦点86に集光した光は遮蔽される。そして、検査
試料74は、平行光線を照射するために、第1の凸レン
ズ72と第2の凸レンズ76との間に配置される。
の第4の実施の形態と異なり、光源70を第1の凸レン
ズ72の焦点に配置する。その結果、光源70から発し
た光は、第1の凸レンズ72を透過して平行光となる。
この平行光は、第2の凸レンズ76に入射し、第2の凸
レンズ76のスクリーン78側の焦点86に集光する。
この焦点86に集光した光は遮蔽される。そして、検査
試料74は、平行光線を照射するために、第1の凸レン
ズ72と第2の凸レンズ76との間に配置される。
【0083】そして、第1の方向を得るために、ここで
は、検査試料74の入射面をスクリーン78と平行に配
置して、平行光を検査試料74に照射する。第1の方向
から検査試料74に光を照射して観察像が得られた場合
に、検査試料74の光の入射面の上であって、印の像が
観察像と実質的に重なる位置に、当該印を付ける。
は、検査試料74の入射面をスクリーン78と平行に配
置して、平行光を検査試料74に照射する。第1の方向
から検査試料74に光を照射して観察像が得られた場合
に、検査試料74の光の入射面の上であって、印の像が
観察像と実質的に重なる位置に、当該印を付ける。
【0084】次に、第2の方向から検査試料74に平行
光を照射するために、平行光と平行でない軸を回転軸と
して検査試料を回転させて、入射面に対する平行光の入
射角度を第1の方向の角度とは異なる角度に変える。こ
のように、シュリーレン光学系における検査試料を照射
する照射光を平行光とすれば、試料を回転させて、検査
試料の入射面に対する入射角度を変えるだけで、容易に
第2の方向からの照射光を得ることができる。
光を照射するために、平行光と平行でない軸を回転軸と
して検査試料を回転させて、入射面に対する平行光の入
射角度を第1の方向の角度とは異なる角度に変える。こ
のように、シュリーレン光学系における検査試料を照射
する照射光を平行光とすれば、試料を回転させて、検査
試料の入射面に対する入射角度を変えるだけで、容易に
第2の方向からの照射光を得ることができる。
【0085】そして、第2の方向から検査試料74を照
射してスクリーン78上の観察像と印の像とが実質的に
重なった場合は、観察像が光学部材の内部不均質に由来
するものではなく、印を付けた表面に由来するものと判
断する。
射してスクリーン78上の観察像と印の像とが実質的に
重なった場合は、観察像が光学部材の内部不均質に由来
するものではなく、印を付けた表面に由来するものと判
断する。
【0086】一方、観察像と印の像とが重ならなかった
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
場合には、観察像が印を付けた表面に由来するものでは
ないと判断する。従って、観察像は、実質的に内部不均
質に由来するものと判断される。
【0087】上述した各実施の形態では、この発明を特
定の材料を用い、特定の条件で構成した例についてのみ
説明したが、この発明は多くの変更および変形を行うこ
とができる。例えば、上述した実施の形態においては、
ピンホール法またはシュリーレン光学系を用いた場合に
ついて説明したが、この発明は、これらの場合に限定さ
れるものではなく、例えば、干渉法に適用することもで
きる。
定の材料を用い、特定の条件で構成した例についてのみ
説明したが、この発明は多くの変更および変形を行うこ
とができる。例えば、上述した実施の形態においては、
ピンホール法またはシュリーレン光学系を用いた場合に
ついて説明したが、この発明は、これらの場合に限定さ
れるものではなく、例えば、干渉法に適用することもで
きる。
【0088】また、上述した各実施の形態では、検査試
料の等級分けは行わなかったが、この発明は、標準試料
との比較による等級分けに適用しても良い。例えば、脈
理等の内部不均質が検出されない均質な光透過基板に、
既知の光路差を有するように光透過物質を蒸着し、さら
に、人工的に脈理を形成したものを標準試料として比較
に用いることにより、規格化することも可能である。
料の等級分けは行わなかったが、この発明は、標準試料
との比較による等級分けに適用しても良い。例えば、脈
理等の内部不均質が検出されない均質な光透過基板に、
既知の光路差を有するように光透過物質を蒸着し、さら
に、人工的に脈理を形成したものを標準試料として比較
に用いることにより、規格化することも可能である。
【0089】また、上述した各実施の形態では、スクリ
ーン上の観察像を観察したが、この発明では、必ずしも
スクリーンを用いる必要はなく、例えば、スクリーンの
代わりにカメラを配置して観察像を観察しても良い。
ーン上の観察像を観察したが、この発明では、必ずしも
スクリーンを用いる必要はなく、例えば、スクリーンの
代わりにカメラを配置して観察像を観察しても良い。
【0090】以上説明した検査試料および装置を用いて
検査した結果、光学ガラスの脈理の検査方法(JOGI
S11−1975)における標準試料B(薄く分散した
脈理で目に見える限界のもの)に相当する脈理を検査す
ることができた。
検査した結果、光学ガラスの脈理の検査方法(JOGI
S11−1975)における標準試料B(薄く分散した
脈理で目に見える限界のもの)に相当する脈理を検査す
ることができた。
【0091】このように、被検物の外周部をそのまま使
って内部を検査できるので、光学素子の完成サイズの状
態で、正確な検査をすることが可能である。特に、高価
な結晶材料では、このことは大きなメリットである。ま
た、外周部に平面部を作製する必要がないために加工の
手間も省ける。
って内部を検査できるので、光学素子の完成サイズの状
態で、正確な検査をすることが可能である。特に、高価
な結晶材料では、このことは大きなメリットである。ま
た、外周部に平面部を作製する必要がないために加工の
手間も省ける。
【0092】
【発明の効果】この発明の光学部材の内部不均質の検査
方法によれば、光学部材を含む検査試料に光を照射して
得られる観察像によってこの光学部材の内部均質を検査
するにあたり、光学部材の表面に、当該表面に嵌合可能
な工具ガラスを装着することにより、検査試料の光の入
射面および出射面を実質的に平行にする。
方法によれば、光学部材を含む検査試料に光を照射して
得られる観察像によってこの光学部材の内部均質を検査
するにあたり、光学部材の表面に、当該表面に嵌合可能
な工具ガラスを装着することにより、検査試料の光の入
射面および出射面を実質的に平行にする。
【0093】このように、この検査方法によれば、検査
を行う光学部材の表面に、検査光に対して透明な工具ガ
ラスを装着する。この工具ガラスは、光学部材の表面と
一致する形状の面を有している。従って、この面を光学
部材の表面に沿わせた状態で合わせることができる。ま
た、この工具ガラスの、光学部材に接合する面と対向す
る面が平面(光学研磨面)となっている。このような工
具ガラスを用いれば、検査試料の光の入射面および出射
面を実質的に平行にすることができる。よって、従来の
ように光学部材を研磨する必要がなくなる。
を行う光学部材の表面に、検査光に対して透明な工具ガ
ラスを装着する。この工具ガラスは、光学部材の表面と
一致する形状の面を有している。従って、この面を光学
部材の表面に沿わせた状態で合わせることができる。ま
た、この工具ガラスの、光学部材に接合する面と対向す
る面が平面(光学研磨面)となっている。このような工
具ガラスを用いれば、検査試料の光の入射面および出射
面を実質的に平行にすることができる。よって、従来の
ように光学部材を研磨する必要がなくなる。
【図1】工具ガラスの構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の光学部材の内部均質の検査
方法の説明に供する図である。
方法の説明に供する図である。
【図3】第3の実施の形態おいて観察された、インゴッ
トの内部不均質を示す図である。
トの内部不均質を示す図である。
【図4】第4の実施の形態の光学部材の内部均質の検査
方法の説明に供する図である。
方法の説明に供する図である。
【図5】第5の実施の形態の光学部材の内部均質の検査
方法の説明に供する図である。
方法の説明に供する図である。
【図6】光学ガラス部材の研磨加工例を示す図である。
10:光源 12:検査試料 14:スクリーン 16:ランプハウス 18:ピンホール 20:凸レンズ 22:絞り 24:光学部材 32a、32b:工具ガラス 34a、36b:第1の表面 34b:入射面 36b:出射面 38:光軸 40:インゴット 42:微小泡 44:泡 46:脈理 48:大泡 50:第1の部材 52:第2の部材 54:第3の部材 56:第4の部材 58:第5の部材 60:第6の部材 62:第7の部材 70:光源 72:第1の凸レンズ 74:検査試料 76:第2の凸レンズ 78:スクリーン 80:集光点 82:入射面 84:出射面 86:焦点
Claims (10)
- 【請求項1】 光学部材を含む検査試料に光を照射して
得られる観察像によって該光学部材の内部不均質を検査
するにあたり、 前記光学部材の表面に、当該表面に嵌合可能な面を有す
る工具ガラスを装着することにより、検査試料の光の入
射面および出射面を実質的に平行平面とすることを特徴
とする光学部材の内部不均質の検査方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 第1の方向から前記検査試料に光を照射して観察像が得
られた場合、前記検査試料の光の入射面および出射面の
少なくとも一方の表面上であって印の像が前記観察像と
実質的に重なる位置に当該印を付け、 前記検査試料の入射面に対して前記第1の方向とは異な
る第2の方向から前記検査試料に光を照射したときに前
記観察像と前記印の像とが実質的に重なった場合、前記
観察像が前記印を付けた前記表面に由来するものと判断
することを特徴とする光学部材の内部不均質の検査方
法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 前記印として、前記入射面に入射側印、および前記出射
面に出射側印を付け、 前記第2の方向から光を照射したときの、前記入射側印
の像と前記出射側印の像との距離に対する、前記観察像
と前記入射側印の像および前記出射側印の像の少なくと
も一方との距離の比率に基づいて、内部不均質の位置を
求めることを特徴とする光学部材の内部不均質の検査方
法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 前記光学部材を石英ガラスインゴットまたは該インゴッ
トから切り出された部材とすることを特徴とする光学部
材の内部不均質の検査方法。 - 【請求項5】 請求項2に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 前記光学部材に照射する前記光をピンホールを介した照
射光とすることを特徴とする光学部材の内部不均質の検
査方法。 - 【請求項6】 請求項2に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 前記光学部材に照射する前記光を、シュリーレン光学系
における照射光とすることを特徴とする光学部材の内部
不均質の検査方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の光学部材の内部不均質
の検査方法において、 シュリーレン光学系における前記照射光を平行光とし、
該平行光と平行でない軸を回転軸として前記検査試料を
回転させて、前記入射面に対する前記平行光の入射角度
を前記第1の方向の角度とは異なる角度に変えることに
よって、前記第2の方向から該検査試料に前記平行光を
照射することを特徴とする光学部材の内部不均質の検査
方法。 - 【請求項8】 光学部材を含む検査試料に光を照射して
得られる観察像によって該光学部材の内部不均質を検査
するときに用いられる工具ガラスであって、 前記光学部材の表面に嵌合可能な第1の表面と、該第1
の表面に対向する平面光学研磨面である第2の表面とを
有することを特徴とする工具ガラス。 - 【請求項9】 請求項8に記載の工具ガラスにおいて、 前記第1の表面が光学研磨面であることを特徴とする工
具ガラス。 - 【請求項10】 請求項8に記載の工具ガラスにおい
て、 前記光学部材の屈折率と実質的に等しい屈折率を有する
材料で構成することを特徴とする工具ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006236A JPH11201895A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 光学部材の内部不均質の検査方法および工具ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006236A JPH11201895A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 光学部材の内部不均質の検査方法および工具ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201895A true JPH11201895A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11632891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10006236A Pending JPH11201895A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 光学部材の内部不均質の検査方法および工具ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201895A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381134B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2003-04-23 | 주식회사 에이스월드 | 유리 검사장치 및 제어방법 |
| JP2014182077A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Jasco Corp | 赤外分光測定装置および測定方法 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006236A patent/JPH11201895A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100381134B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2003-04-23 | 주식회사 에이스월드 | 유리 검사장치 및 제어방법 |
| JP2014182077A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-29 | Jasco Corp | 赤外分光測定装置および測定方法 |
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