JPH11203825A - 磁気テープカートリッジ用リール - Google Patents

磁気テープカートリッジ用リール

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JPH11203825A
JPH11203825A JP495298A JP495298A JPH11203825A JP H11203825 A JPH11203825 A JP H11203825A JP 495298 A JP495298 A JP 495298A JP 495298 A JP495298 A JP 495298A JP H11203825 A JPH11203825 A JP H11203825A
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JP
Japan
Prior art keywords
reel
flange
magnetic tape
welding
opening
Prior art date
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Application number
JP495298A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hayashi
洋一 林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波溶着時におけるフランジの変形を防止
することができ、平面性が良好なフランジを備えた高精
度の磁気テープカートリッジ用リールを提供する。 【解決手段】 磁気テープカートリッジ用リールの下リ
ール25は、溶着用リブ25cの装備数が奇数に設定さ
れると共に、各溶着用リブ25cを前記開口25aの周
方向に等間隔に配置することで、隣接する溶着用リブ2
5c間の間隙25e同士が前記開口25aの中心を通る
直径方向の線分上に並ばないように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープカートリ
ッジ用リールに関するもので、詳しくは、外周に磁気テ
ープが巻回される有底円筒状のハブ部と、該ハブ部の開
口端側外周縁からから径方向に張り出したフランジ部と
を備えたフランジリールと、前記ハブ部の底部外面を露
呈させる円形の開口を有すると共に前記底部外面の溶着
用当接面に溶着させる溶着用リブが前記開口の周辺に突
設されたフランジとから成る磁気テープカートリッジ用
リールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の記録媒体として
使用されている磁気テープカートリッジとして、単一の
リールに磁気テープを巻装したタイプのものがある。こ
の磁気テープカートリッジはコンピュータの外部記憶装
置として用いられ、重要な情報が記憶されているので、
テープジャミング等のトラブルが発生しないように、ま
た不用意に磁気テープが引き出されないように構成され
ている。
【0003】図4は前記磁気テープカートリッジの一従
来例を示したものである。ここに示した磁気テープカー
トリッジ1は、上リール4と下リール5とを超音波溶着
により結合した単一のリール3に磁気テープ20を巻装
し、上ケース2aと下ケース2bとがビス19等により
締結されて成るカートリッジケース2内に前記リール3
を回動自在に収納した構成である。フランジリールであ
る前記上リール4は図5及び図6に示したように、外周
に磁気テープ20が巻回される有底円筒状の円筒部42
bの底部外面に回転駆動用の係合手段としての係止歯4
2aが刻設されたハブ部であるリールハブ42と、該リ
ールハブ42の上端外周から径方向に張り出したフラン
ジ部43とを合成樹脂により一体成形したもので、該フ
ランジ部43の外周縁には不使用時の回転を拘束する際
にリールロック50,51が係合する制止用ギヤ43a
が刻設されている。図4に示すように、前記リールハブ
42の有底凹部は上方側(図5及び図6では下方側)に
開放されている。
【0004】フランジである前記下リール5は、前記係
止歯42aを挿通させる開口5aが中心部に形成された
円盤状を成している。前記開口5aは、図5及び図8に
示すように、フランジ部から上リール4とは逆側(反上
リール側)に延設された環状リブ5bにより提供されて
いる。また、前記環状リブ5bの上リール4側の端面上
には、前記係止歯42aの周辺に環状に形成された溶着
用当接面(段差面)42cに当接する複数個の溶着用リ
ブ5cが突設されている。図7にも示すように、前記溶
着用リブ5cは、円弧状をなして前記開口5aの周方向
に等間隔に計8カ所に装備されている。そして、前記下
リール5は、図8に示すように、上リール4の下面に載
せて前述した8個の前記溶着用リブ5cに超音波振動エ
ネルギーを加えることによって、前記上リール4に溶着
・一体化される。
【0005】また、前記下リール5は、前記環状リブ5
bの内周面(テーパ面)上に複数個の成形用ゲートを周
方向に等間隔で配置した金型で一体成形される。この例
の場合は、成形用ゲートの装備数は4個に設定されてい
る。従って、図5や図7及び図8に示すように、前記環
状リブ5bの内周面上には、半径方向内方に突出した成
形用ゲートのゲート跡5fが、周方向に等間隔で4カ所
に存在している。
【0006】図8は前記上リール4と前記下リール5と
の溶着処理を行う代表的な溶着装置60を示したもので
ある。前記溶着装置60は、前記上リール4を前記リー
ルハブ42の底部内面側から支えるべく、前記フランジ
部43を下にした逆向きの状態で前記上リール4を下方
から支える溶着用受け台61と、前記下リール5を前記
上リール4の前記リールハブ42の底部に組み付けた状
態で前記下リール5の環状リブ5bを前記上リール4側
に押さえつける超音波溶着用ホーン62を具備して成
り、前記超音波溶着用ホーン62から各溶着用リブ5c
に超音波振動エネルギーを加えることによって前記下リ
ール5を前記上リール4に溶着して一体化する。
【0007】前記溶着用受け台61としては、前記フラ
ンジ部43の表面に当接するフランジ当接部63によっ
て前記上リール4を支える構造の受け台64、あるいは
前記リールハブ42の有底凹部に嵌合する突起の上端面
66により前記上リール4を支える構造の受け台65の
何れかが使用され、前記フランジ当接部63あるいは前
記上端面66は何れも平担面に形成されている。又、前
記溶着用リブ5cに超音波振動エネルギーを加えるため
に該溶着用リブ5cから前記上リール4の反対側に突設
した前記環状リブ5bに当接する前記超音波溶着用ホー
ン62のフランジ当接部62aも平坦面に形成されてい
る。
【0008】前述のように上リール4と下リール5とを
溶着・一体化させたリール3は、前記カートリッジケー
ス2に組み込む際に、図4に示すように、前記リールハ
ブ42の有底凹部にはベアリング6が圧入固定され、更
に、該ベアリング6の中心部の穴にスプリングプラグ7
が圧入固定される。そして前記スプリングプラグ7に取
り付けられたリールばね8が、前記リール3を下方側に
付勢すると共に回転自在に保持する。
【0009】また、前記リール3はカートリッジ不使用
時に不測の回動をしないように、ブレーキ用のトーショ
ンばね12による付勢力で前記制止用ギヤ43aに係合
するリールロック50,51により係止されている。
又、前記磁気テープカートリッジ1はその不使用時に前
記磁気テープ20が完全に前記リール3に巻き込まれた
状態で、磁気テープ端に取り付けられたリーダーテープ
(磁気テープカートリッジ1を使用する外部記憶装置
が、前記磁気テープ20を装置内の所定のテープ走行路
に導入するための手段)21がカートリッジ側面寄りに
組み込まれたフック18の先端部分に係止されている。
【0010】前記磁気テープ20を引き出す前記カート
リッジケース2の開口部分には、カートリッジ平面方向
に開閉可能なリッド30が、リード付勢用のトーション
ばね15によって適宜付勢されるように取り付けられて
いる。更に、カートリッジ不使用時に回動しないよう
に、前記リッド30はリッドロックばね16により適宜
付勢されたリッドロック40により係止されている。
又、前記リッド30と対向する反対側の位置にライトプ
ロテクト17が組み込まれている。なお、外部記憶装置
等のテープ走行路に前記磁気テープ20を導入するため
の係合手段と係合するリーダーテープ21は、例えばス
プライステープにより前記磁気テープ20に繋げられて
いる。
【0011】上述の磁気テープカートリッジ1が対応す
る外部記憶装置等にセットされると、前記下ケース2b
の中央部の開口2cに露呈している前記リール3の係止
歯42aに装置側の回転駆動手段が係合すると共に、装
置側のテープ引き出し機構により前記リッド30が開か
れて前記リーダーテープ21がテープ走行路の所定位置
に引き込まれ、前記磁気テープ20へのデータの読み書
きが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の磁気テープカー
トリッジ1において、前述したリール3は、前記磁気テ
ープ20の高精度で安定した走行を維持するために高い
寸法精度が要求される。要求される高い寸法精度を実現
するためには、前述の上リール4と下リール5との溶着
処理を高精度に行うことが重要なポイントになることは
言うまでもないが、例えば、溶着処理の際の超音波溶着
用ホーン62による押圧等で前記上リール4や下リール
5のフランジ部に撓みが生じることのないように、各リ
ールに所定の剛性(強度)を確保しておくことも、重要
になる。
【0013】フランジとしての前述した下リール5の場
合、前記溶着用リブ5cは、フランジ面に直交する方向
に突出して延びるため、前記フランジ面の平面性を維持
するための補強リブとして有効である。しかし、前述の
下リール5では、図7にも示すように、隣接する溶着用
リブ5c間の間隙5e同士が前記開口5aの中心を通る
直径方向の線分L上に並んでしまい、該線分L上では前
述した補強リブとしての効力が得られないため曲げ強度
が低下するので、超音波溶着処理時には、前記線分Lに
沿って折れ曲がり易くなり、フランジ面の平面性が損な
われる面振れ現象が発生する虞があった。
【0014】また、前述の下リール5では、成形金型に
装備する成形用ゲートの数を4としたため、図9に示す
ように、隣接する成形用ゲートから注入された樹脂相互
が交わる所謂ウェルドラインWが前記開口5aの中心を
通る直径方向にほぼ並んでしまい、曲げ強度が低下する
ので、超音波溶着処理時には、直径方向に並ぶ前記ウェ
ルドラインWに沿って折れ曲がり易くなり、前述した面
振れ現象が発生する虞があった。
【0015】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、超音波溶着時におけるフランジの変形を
防止することができ、平面性が良好なフランジを備えた
高精度の磁気テープカートリッジ用リールを提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、外
周に磁気テープが巻回される有底円筒状のハブ部と、該
ハブ部の開口端側外周縁から径方向に張り出したフラン
ジ部とを合成樹脂により一体成形したフランジリール
と、前記ハブ部の底部外面を露呈させる円形の開口が中
心部に形成されると共に前記底部外面の溶着用当接面に
当接する複数個の溶着用リブを前記開口の周辺に突設し
たフランジとを超音波溶着して一体化した磁気テープカ
ートリッジ用リールであって、前記フランジは、前記各
溶着用リブが前記開口の周縁に沿って等間隔に突設され
ると共に、隣接する溶着用リブ間の間隙同士が前記開口
の中心を通る直径方向の線分上に並ばないように配設さ
れていることを特徴とする磁気テープカートリッジ用リ
ールにより達成される。
【0017】上記構成によれば、フランジにおいて曲げ
強度の低下を招く溶着用リブ間の間隙同士が、フランジ
の直径方向の線分上に並ぶことがないので、任意の溶着
用リブ間の間隙に対しては、開口中心を挟んで対向する
位置に必ず他の溶着用リブが存在し、間隙に対して対向
している溶着用リブがこの間隙による曲げ強度の低下を
補う補強リブとして有効に働く。そこで、溶着用リブ間
の間隙同士がフランジの直径上に並ぶことに起因した超
音波溶着時におけるフランジの変形を防止することがで
きる。
【0018】また、本発明の上記目的は、外周に磁気テ
ープが巻回される有底円筒状のハブ部と、該ハブ部の開
口端側外周縁から径方向に張り出したフランジ部とを合
成樹脂により一体成形したフランジリールと、前記ハブ
部の底部外面を露呈させる円形の開口が中心部に形成さ
れると共に前記底部外面の溶着用当接面に当接する複数
個の溶着用リブを前記開口の周辺に突設したフランジと
を超音波溶着して一体化した磁気テープカートリッジ用
リールであって、前記フランジは、前記開口を形成して
いる環状リブの内周面上にあって複数個の成形用ゲート
を周方向に等間隔で配置した金型で一体成形される構成
であり、前記開口の中心を通る直径方向に並ばないよう
に前記フランジの成形用ゲートを設けた金型により成形
されたことを特徴とする磁気テープカートリッジ用リー
ルにより達成される。
【0019】上記構成によれば、フランジにおいて曲げ
強度の低下を招くウェルドライン同士が、フランジの直
径方向に並ぶことがないので、ウェルドライン同士がフ
ランジの直径方向に並ぶことに起因した超音波溶着時に
おけるフランジの変形を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る磁気テープカートリッジ用リールを
詳細に説明する。なお、本発明の一実施形態としての磁
気テープカートリッジ用リールは、下リール5の溶着用
リブ及び成形金型における成形用ゲートの配備位置(即
ち、ゲート跡の位置)以外の構成は、前述した従来の磁
気テープカートリッジ用リール3と同様の構成を採るの
で、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係る磁気テー
プカートリッジ用リールにおける下リールの上面図、図
2は図1に示した下リールの下面図、図3は図1に示し
た下リールのウェルドラインの配置を示す下面図であ
る。本実施形態の磁気テープカートリッジ用リールは、
上述したように、フランジとしての下リール25の溶着
用リブ25c及び成形用ゲートの配置を示すゲート跡2
5fを除く他の部分が、前述した従来の磁気テープカー
トリッジ用リール3と同様の構成を採っている。
【0022】即ち、前記下リール25は、図1乃至図3
に示すように、フランジリールである前記上リール4の
前記係止歯42aを挿通させる開口25aが中心部に形
成された円盤状を成している。また、前記開口25a
は、フランジ部から上リール4とは逆側(反上リール
側)に延設された環状リブ25bにより提供されてお
り、前記環状リブ25bの上リール4側の端面上には、
前記係止歯42aの周辺に環状に形成された溶着用当接
面(段差面)42cに当接する複数個の溶着用リブ25
cが突設されている。
【0023】本実施形態の下リール25の場合、図1に
示すように、溶着用リブ25cの装備数を奇数(本実施
形態の場合は、5個)に設定すると共に、各溶着用リブ
25cは前記開口25aの周方向に等間隔に配置するこ
とで、隣接する溶着用リブ25c間の間隙25e同士が
前記開口25aの中心を通る直径方向の線分上に並ばな
いように構成されている。
【0024】さらに、本実施形態の下リール25の場
合、前記環状リブ25bの内周面(テーパ面)上に複数
個の成形用ゲートを周方向に等間隔で配置した成形金型
型で一体成形される点は従来と共通であるが、図3に示
すように、前記成形用ゲートの装備数を奇数に設定して
いる。本実施形態における前記成形用ゲートの装備数は
5個で、前記溶着用リブ25cの装備数と同一にされて
いる。また、各成形用ゲートの配置は、各溶着用リブ2
5cの中央部に対応した位置に設定されている。即ち、
図3に示すように、5つのゲート跡25fが、各溶着用
リブ25c毎に一つずつ対応して配置された構成となっ
ている。前記下リール25は、図8に示した溶着装置6
0によって、上リール4の下面に載せて前述した5個の
前記溶着用リブ25cに超音波振動エネルギーを加える
ことによって、前記上リール4に溶着・一体化される。
【0025】即ち、本実施形態の磁気テープカートリッ
ジ用リールによれば、下リール25上では、図2に示し
ているように、任意の溶着用リブ25c間の間隙25e
に対して、該下リール25の中心を挟んで対向する位置
に必ず他の溶着用リブ25cが存在し、間隙25eに対
して対向している溶着用リブ25cがこの間隙25eに
よる曲げ強度の低下を補う補強リブとして有効に働く。
従って、隣接する溶着用リブ25c間の間隙25e同士
が下リール25の直径方向に並ぶことに起因した超音波
溶着時における下リール25の変形を防止することがで
きる。
【0026】さらに、本実施形態の下リール25におい
ては、図3に示すように、曲げ強度の低下を招くウェル
ドラインW同士が直径方向に並ぶことがないので、ウェ
ルドラインW同士が直径方向に並ぶことに起因した超音
波溶着時における下リール25の変形を防止することも
できる。従って、本実施形態の磁気テープカートリッジ
用リールでは、平面性が良好な下リール25を備えた高
精度の磁気テープカートリッジ用リールを得ることがで
きる。
【0027】なお、上記下リール25において、隣接す
る溶着用リブ25c間の間隙25e同士が、該下リール
25の直径方向に並ばないようにするには、前述のよう
に、等間隔で配列される溶着用リブ25cの装備数を奇
数に設定する方法の他に、偶数の溶着用リブ25cを不
等間隔で配置する方法もある。但し、樹脂成形時におけ
る注入樹脂の流動分布の均一化等を考慮すると、溶着用
リブ25cは不等間隔に配備するよりも、装備数を奇数
として等間隔に配備する方が好ましい。
【0028】また、前記溶着用リブ25cの装備数を奇
数とする場合、具体的な装備数は、上記実施形態の場合
に限定されるものではない。例えば、3個、あるいは7
個以上の奇数に設定することも可能である。また、前記
下リール25の成形金型に装備する成形用ゲートの数
も、奇数であれば、上記実施形態に限定されるものでは
ない。
【0029】また、上記実施形態では、隣接する溶着用
リブ25c間の間隙25eが下リール25の直径方向に
並ばないように、溶着用リブ25cの配置を制限すると
同時に、成形用ゲートの装備位置も制限したが、溶着用
リブ25cの配置の制限のみ、あるいは成形用ゲートの
装備位置の制限のみでも、上リール4と下リール25と
の超音波溶着時における下リールの変形を防止する効果
を得ることができることは言うまでもない。又、上記実
施形態では、フランジリール及びフランジをそれぞれ上
リール及び下リールとしたが、本発明の磁気テープカー
トリッジ用リールは、フランジリール及びフランジがそ
れぞれ下リール及び上リールとなる他の構成に係る磁気
テープカートリッジにも適用できることは言うまでもな
い。
【0030】
【発明の効果】上述した本発明の磁気テープカートリッ
ジ用リールによれば、フランジにおいて曲げ強度の低下
を招く溶着用リブ間の間隙同士が、フランジの直径方向
の線分上に並ぶことがないので、任意の溶着用リブ間の
間隙に対しては、開口中心を挟んで対向する位置に必ず
他の溶着用リブが存在し、間隙に対して対向している溶
着用リブがこの間隙による曲げ強度の低下を補う補強リ
ブとして有効に働く。そこで、溶着用リブ間の間隙同士
が下リールの直径上に並ぶことに起因した超音波溶着時
におけるフランジの変形を防止することができ、平面性
が良好なフランジを備えた高精度の磁気テープカートリ
ッジ用リールを得ることができる。
【0031】又、上述した本発明の磁気テープカートリ
ッジ用リールによれば、フランジにおいて曲げ強度の低
下を招くウェルドライン同士が、フランジの直径方向に
並ぶことがないので、ウェルドライン同士がフランジの
直径方向に並ぶことに起因した超音波溶着時におけるフ
ランジの変形を防止することができ、平面性が良好なフ
ランジを備えた高精度の磁気テープカートリッジ用リー
ルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1に示した磁気テープカートリッジ用リール
における下リールの上面図である。
【図2】図1に示した下リールの下面図である。
【図3】図1に示した下リールのウェルドラインの配置
を示す下面図である。
【図4】単一のリールを使用する従来の磁気テープカー
トリッジの分解斜視図である。
【図5】図4に示した磁気テープカートリッジ用リール
の分解斜視図である。
【図6】図5に示した磁気テープカートリッジ用リール
の組立状態を示す斜視図である。
【図7】図5に示した下リールの下面図である。
【図8】従来の磁気テープカートリッジ用リールの超音
波溶着状態を説明する要部断面図である。
【図9】図7に示した従来の下リールのウェルドライン
の配置を示す下面図である。
【符号の説明】
3 磁気テープカートリッジ用リール 4 上リール 25 下リール 25a 開口 25b 環状リブ 25c 溶着用リブ 25e 間隙 25f ゲート跡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に磁気テープが巻回される有底円筒
    状のハブ部と、該ハブ部の開口端側外周縁から径方向に
    張り出したフランジ部とを合成樹脂により一体成形した
    フランジリールと、 前記ハブ部の底部外面を露呈させる円形の開口が中心部
    に形成されると共に前記底部外面の溶着用当接面に当接
    する複数個の溶着用リブを前記開口の周辺に突設したフ
    ランジとを超音波溶着して一体化した磁気テープカート
    リッジ用リールであって、 前記フランジは、前記各溶着用リブが前記開口の周縁に
    沿って等間隔に突設されると共に、隣接する溶着用リブ
    間の間隙同士が前記開口の中心を通る直径方向の線分上
    に並ばないように配設されていることを特徴とする磁気
    テープカートリッジ用リール。
  2. 【請求項2】 外周に磁気テープが巻回される有底円筒
    状のハブ部と、該ハブ部の開口端側外周縁から径方向に
    張り出したフランジ部とを合成樹脂により一体成形した
    フランジリールと、 前記ハブ部の底部外面を露呈させる円形の開口が中心部
    に形成されると共に前記底部外面の溶着用当接面に当接
    する複数個の溶着用リブを前記開口の周辺に突設したフ
    ランジとを超音波溶着して一体化した磁気テープカート
    リッジ用リールであって、 前記フランジは、前記開口を形成している環状リブの内
    周面上にあって複数個の成形用ゲートを周方向に等間隔
    で配置した金型で一体成形される構成であり、前記開口
    の中心を通る直径方向に並ばないように前記フランジの
    成形用ゲートを設けた金型により成形されたことを特徴
    とする磁気テープカートリッジ用リール。
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