JPH11204289A - パルスx線装置 - Google Patents

パルスx線装置

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JPH11204289A
JPH11204289A JP505098A JP505098A JPH11204289A JP H11204289 A JPH11204289 A JP H11204289A JP 505098 A JP505098 A JP 505098A JP 505098 A JP505098 A JP 505098A JP H11204289 A JPH11204289 A JP H11204289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管電圧オーバーシュート時に安定したパルス
X線を発生する。 【解決手段】 タイミング回路31によりインバータ動
作信号aを受けたインバータ回路7は、高電圧トランス
9を励磁し、高圧整流器11は高電圧トランスの2次側
の高電圧を整流し、高電圧ケーブルの容量15、17、
19により平滑された直流高電圧が3極X線管13に印
加される。直流高電圧が立ち上がると、X線管13はX
線を発生し始める。グリッドオン回路33はタイミング
回路31からのグリッドオン信号bにより端子c−d間
を導通させ、直流高電圧のオーバーシュートから定常状
態へ戻る時にグリッドオン状態を保持させる。グリッド
オン信号bの停止後、インバータ動作信号aが非活性と
なり、高電圧トランス9の励磁が停止する。コンデンサ
17、19からX線管13を通じた放電電流によりコン
デンサ15が充電され、グリッド電圧は負となりX線の
発生は停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は診断用X線装置に係
り、特に、制御電極としてグリッドを備えたX線管を用
いてパルスX線を発生させるパルスX線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパルスX線装置として、例えば、
本願出願人によるパルスX線装置(特願平8−2540
82号)がある。図6は、この従来例の構成を示す回路
図である。
【0003】図6において、パルスX線装置101は、
商用交流電源3、商用交流電源3を整流平滑して直流電
圧を出力する整流平滑回路(AC/DC)5、直流電圧
を交流電圧に変換するインバータ回路(DC/AC)
7、交流電圧を所定の高電圧に変換する高電圧トランス
9、交流の高電圧を整流する高電圧整流器11、アノー
ドA、カソードK及びグリッドGを備える3極のX線管
13、X線管のグリッド−カソード間に接続されたコン
デンサ15、X線管13のグリッド−アノード間に接続
された直列コンデンサ17、19、X線管13のグリッ
ド側にアノードがX線間のカソード側にカソードがそれ
ぞれ接続されたダイオード21、およびブリーダ抵抗2
3、25、27を備えている。
【0004】インバータ回路7の動作により発生した交
流電圧は、高電圧トランス9で昇圧され、高圧整流器1
1で直流に整流された後、高電圧ケーブルの芯線−アー
ス間静電容量17、19で平滑されX線管13に印加さ
れる。この時、ダイオード21は順バイアスとなるた
め、X線管13のグリッド電圧(X線管のカソードKに
対するグリッドGの電圧。以下、同じ)はほぼゼロであ
り、X線管13には電流が流れX線が照射される。
【0005】次に、インバータ回路7の動作が停止する
と、高電圧トランス9の2次電圧はゼロになるので、コ
ンデンサ17とコンデンサ19の電荷はX線管13を通
して放電する。この時、ダイオード21は逆バイアスと
なるためマイナス極高電圧ケーブルのグリッド−カソー
ド間の静電容量であるコンデンサ15は、コンデンサ1
7、19の放電電流によってX線管13のグリッド電圧
が負になる方向に充電される。そして、X線管13のグ
リッド電圧がカットオフ電圧に達すると、X線管のアノ
ード−カソード間には電流が流れなくなり、X線の照射
は停止する。
【0006】このように、インバータ回路7を起動・停
止するだけでX線管13のグリッド電圧がゼロとカット
オフ電圧との間を変化し、X線管13の電流をオン/オ
フすることができる。その結果、X線管13にはパルス
電流が流れ、このパルス電流によるパルスX線が照射さ
れる。
【0007】この回路が機能するためには、コンデンサ
19とコンデンサ15を直列に接続し、前記2つのコン
デンサの接続点をX線管13のグリッドに接続しなけれ
ばならない。コンデンサ19、15として、高電圧ケー
ブルの線間容量を使用するとき、X線管のマイナス極側
に使用する高電圧ケーブルの断面は、図3に示すように
1つの芯線41Cをカソード電極配線とし、芯線を包む
同軸導体43をグリッド電極配線にする構造をとる。図
3で、残り2本の芯線41S、41Lは、X線管13の
図示しないフィラメント用の配線に使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、X線管に印
加する電圧(アノードカソード間の電圧、管電圧とも呼
ばれる)の立ち上がり時間はできるだけ短いことが望ま
しい。なぜならば、管電圧の立ち上がり途上には、低い
管電圧に対応した低エネルギーの電子による有害な軟X
線が発生するからである。この軟X線は、透過性が低
く、殆ど人体に吸収されてX線撮影には寄与しない。
【0009】しかしながら、上記従来のパルスX線装置
においては、管電圧の立ち上がり時間を短くしようとす
ると、管電圧にオーバーシュートが発生しやすくなる。
そして、管電圧にオーバーシュートがあると、オーバー
シュートした管電圧が定常値に回復するときにダイオー
ド21が一時的に逆バイアスとなり、コンデンサ17、
19の放電電流がコンデンサ15をX線管13のグリッ
ド電圧が負になる方向に充電してしまうため、X線管1
3に流れる電流が減少することによってパルスX線の出
力が欠けるという問題点があった。
【0010】以上の問題点に鑑み本発明の目的は、X線
管電圧の立ち上がり時にオーバーシュートがあっても、
グリッドバイアスがこの影響を受けず、安定したパルス
X線出力を得ることができるパルスX線装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、アノード、カソード及び少なくとも一つの
グリッドの各電極を備えX線を曝射するX線管と、高電
圧を発生させる高電圧トランスと、前記高電圧トランス
を励磁する励磁回路と、前記高電圧トランスの出力電圧
を整流し直流高電圧を前記X線管のアノード−カソード
間に供給する高圧整流回路と、前記X線管のグリッドと
カソードの間に接続された第1のコンデンサと、前記X
線管のアノードとグリッドの間に接続された少なくとも
1つの第2のコンデンサと、アノードを前記X線管のグ
リッドに、カソードを前記X線管のカソードに接続され
たダイオードと、前記X線管のグリッドとカソード間を
外部信号を受けて導通状態にするグリッドオン回路と、
前記励磁回路と前記グリッドオン回路の動作タイミング
を指示するタイミング回路と、を備えたことを要旨とす
るパルスX線装置である。
【0012】(作用)上記構成による本発明によれば、
X線管電圧にオーバーシュートが発生したときに、X線
管のグリッドに発生しようとする負の電圧を、グリッド
オン回路でクランプすることにより、グリッドバイアス
電圧を安定化し、パルスX線の出力が欠けることを防止
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の全体
構成を示すブロック回路図である。図1において、パル
スX線装置1は、商用交流電源3、商用交流電源3を整
流平滑して直流電圧を出力する整流平滑回路(AC/D
C)5、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路
(DC/AC)7、交流電圧を所定の高電圧に変換する
高電圧トランス9、交流の高電圧を整流する高電圧整流
器11、アノード(A)、カソード(K)及びグリッド
(G)を備える3極のX線管13、X線管のグリッド−
カソード間に接続されたコンデンサ15、X線管13の
グリッド−アノード間に接続された直列コンデンサ1
7、19、X線管13のグリッド側にアノードがX線間
のカソード側にカソードがそれぞれ接続されたダイオー
ド21、ブリーダ抵抗25、27、タイミング回路3
1、及びグリッドオン回路33を備えている。
【0014】まず、この発明の基本動作を図1を用いて
説明する。なお、基本動作は、図6に示した公知例であ
る特願平8−254082号と同じであり、同じ構成要
素には同じ符号が付与されている。
【0015】商用交流電源3から得られた交流は、AC
/DC変換器(整流平滑回路)5により直流に変換さ
れ、DC/AC変換回路であるインバータ回路7に供給
される。インバータ回路7の動作により発生した交流
(高周波)電圧は、高電圧トランス9で昇圧され、高圧
整流器11で直流に整流された後、高電圧ケーブルの芯
線−アース間静電容量17、19で平滑されX線管13
に印加される。この時、ダイオード21は順バイアスと
なるため、X線管13のグリッド電圧(X線管のカソー
ドKに対するグリッドGの電圧。以下、同じ)はほぼゼ
ロであり、X線管13には電流が流れX線が照射され
る。
【0016】次に、インバータ回路7の動作が停止する
と、高電圧トランス9の2次電圧はゼロになるので、コ
ンデンサ17とコンデンサ19の電荷はX線管13を通
して放電する。この時、ダイオード21は逆バイアスと
なるためマイナス極高電圧ケーブルのグリッド−カソー
ド間の静電容量であるコンデンサ15は、コンデンサ1
7、19の放電電流によってX線管13のグリッド電圧
が負になる方向に充電される。そして、X線管13のグ
リッド電圧がカットオフ電圧に達すると、X線管のアノ
ード−カソード間には電流が流れなくなり、X線の照射
は停止する。
【0017】このように、インバータ回路7を起動・停
止するだけでX線管13のグリッド電圧がゼロとカット
オフ電圧との間を変化し、X線管13の電流をオン/オ
フすることができる。その結果、X線管13にはパルス
電流が流れ、このパルス電流によるパルスX線が照射さ
れる。
【0018】この発明では、従来回路の問題点を解決す
るために、X線管13のグリッドとカソード間を外部信
号を受けて導通状態にするグリッドオン回路33と、高
電圧トランス9を励磁するインバータ回路7及びグリッ
ドオン回路33の動作タイミングを指示するタイミング
回路31と、を設けた。図2は、グリッドオン回路の構
成例を示す詳細回路図である。
【0019】図2において、グリッドオン回路33は、
直流電源131、非安定マルチバイブレータなどの矩形
波発生回路132、トランジスタ136、X線管電圧の
1/2以上の耐電圧を有する絶縁用のパルストランス1
39、ダイオード140、141、チョークコイル14
2、高耐圧トランジスタ144、ツェナーダイオード1
45、抵抗134、135、138、143、146、
コンデンサ137を備えている。
【0020】以下、図2のグリッドオン回路の動作を説
明する。直流電源131は、パルストランス139の駆
動用トランジスタ136に電源を供給する。矩形波発振
器132の出力は、ANDゲート133の一方の入力に
接続されている。ANDゲート133の他方の入力に
は、タイミング回路31からのグリッドオン信号bが接
続される。
【0021】グリッドオン信号bが“H”になると、ト
ランジスタ136は矩形波発振器132の出力周波数で
オン/オフを繰り返し、パルストランス139の1次巻
線に断続した電流を流す。パルストランス139が励磁
されることによってパルストランスの2次巻線に発生し
た交流電圧は、ダイオード140、141で整流され、
トランジスタ144をオンさせる。その結果、グリッド
オン回路のd−c間は導通状態になる。
【0022】なお、トランジスタ136のコレクタ−エ
ミッタ間に並列に配置されたコンデンサ137及び抵抗
138からなるスナバ回路は、トランジスタ136の逆
回復時のひげ状電圧を抑制するものであり、トランジス
タ144のコレクタ−エミッタ間に接続されたツェナー
ダイオード145は、過大なコレクタ電圧からトランジ
スタ144を保護するものである。
【0023】次に、この第1実施形態の全体の動作を図
1と図4のタイムチャートを用いて説明する。 時刻t1:タイミング回路31からインバータ回路7を
動作させるためのインバータ動作信号aが出力され、イ
ンバータ回路7は動作を開始する。高電圧トランス9は
インバータ回路7の発生する交流で励磁され、その2次
側に発生した高電圧は高電圧整流器11により整流さ
れ、コンデンサ17、19を充電する。コンデンサ1
7、19が充電されるとX線管13の電圧は上昇するの
で、ダイオード21は順バイアスとなり、X線の照射が
開始される。
【0024】時刻t2:X線管電圧が立ち上がった時点
で、タイミング回路31からグリッドオン回路33を動
作させるためのグリッドオン信号bが出力される。その
結果、グリッドオン回路のd−c間は導通状態となる。
X線管電圧がオーバーシュートから定常状態に回復する
時、コンデンサ17、19の電荷がX線管13を通して
放電するためダイオード21は一時的に逆バイアスにな
るが、グリッドオン回路33のd−c間が導通状態にあ
るため、コンデンサ17、19の放電電流はグリッドオ
ン回路33のd−c間を流れコンデンサ15を充電しな
い。したがって、X線管13のグリッド電圧はほぼゼロ
に保たれ、X線管13の電流が減少することはなく、安
定したX線の出力が得られる。
【0025】時刻t3:X線の出力の停止に先立ち、タ
イミング回路31からグリッドオン回路33に出力して
いたグリッドオン信号bをオフにする。その結果、グリ
ッドオン回路33d−c間は非導通状態になる。
【0026】時刻t4:X線の出力の停止させるため、
タイミング回路31から出力されているインバータ回路
7のインバータ動作信号aをオフにする。その結果、コ
ンデンサ17とコンデンサ19の電荷はX線管13を通
して放電する。この時、グリッドオン回路33のd−c
間は非導通状態なことと、ダイオード21が逆バイアス
であることで、前記コンデンサの放電電流がコンデンサ
15を充電しX線管13のグリッドには負の電圧が印加
される。そして、グリッド電圧がカットオフ電圧に達す
ると、コンデンサ17、19の放電は停止しX線の出力
も停止する。
【0027】時刻t5:2パルス目のX線を照射するた
め、タイミング回路31は、インバータ回路7を動作さ
せるインバータ動作信号aを出力する。
【0028】以下、同じ動作を繰り返すことによって、
X線管13のアノード−カソード間には高電圧が印加さ
れ続けるが、X線管13のアノードには、インバータ動
作信号aに同期したパルス電流が流れ、X線管13から
はパルスX線が照射される。グリッドオン信号bをイン
バータ動作信号aよりも遅らせてオンにする目的は、2
パルス目の出力以降においてグリッドオン回路33の負
担を軽減するためである。
【0029】2パルス目以降では、X線照射前にコンデ
ンサ15がX線管13のカットオフ電圧まで充電されて
いるのでX線管をオン状態にしてX線を照射するために
は、コンデンサ15の電荷を放電させなければならな
い。しかし、インバータ回路7を動作させることによっ
て、高圧整流器11の出力電流がコンデンサ17、19
を充電するとともに、コンデンサ15の電荷を放出させ
ることができる。グリッドオン回路33は、コンデンサ
15の電圧が下がってからオンするので、グリッドオン
回路33中のトランジスタ144は、定格の小さなもの
で済む。また、コンデンサ15に蓄積された電荷は、コ
ンデンサ17、19を充電するために回生されるので、
エネルギーの無駄を省くことができる。
【0030】また、グリッドオン信号bをインバータ動
作信号aに先立ってオフにする目的は次の2つの理由に
よる。その第1は、X線管13がカットオフする時は、
コンデンサ17、19の電荷がX線管13を通して放電
する。この時、グリッドオン回路33のd−c間が導通
状態にあると、コンデンサ15が充電されずX線管13
がカットオフできないことである。
【0031】第2の理由は、グリッドオン回路33には
X線管13の管電流が流れるため、トランジスタ144
の負担が大きくなることである。グリッドオン回路33
のd−c間を非導通状態にしてからインバータ回路7の
動作を停止すれば、このような問題を避けることができ
る。タイミング回路31の信号出力タイミングは、グリ
ッドオン信号bがオフしてからグリッドオン回路33の
d−c間が非導通状態になるまでの遅れ時間も考慮し
て、グリッドオン信号bをインバータ動作信号aに先立
ってオフにする。
【0032】図5は、グリッドオン回路33の変形例を
説明する詳細回路図である。図2に示したグリッドオン
回路33では、パルストランス139にタイミング回路
31とX線管回路との絶縁耐圧を担わせたが、数十kV
の耐圧を有するパルストランスの作成は容易ではなく、
またその回路も大きくなる。
【0033】そこで、本変形例では、タイミング回路か
らグリッドオン回路への制御信号であるグリッドオン信
号をフォトカップラを介して伝達することにより、容易
に絶縁耐圧を確保することができる。なお、図5では便
宜的にフォトカップラの光源側の素子である発光ダイオ
ードをグリッドオン回路内に含めて描かれているが、こ
の光源側素子をタイミング回路内に配置して、タイミン
グ回路とグリッドオン回路とを光ファイバー等の光伝達
媒体で接続してもよいことは明らかである。
【0034】図5(a)は、フォトカップラを利用した
第1の変形例であり、グリッドオン回路33aは、図示
されないタイミング回路31からグリッドオン信号bを
受けて発光する発光ダイオード151、発光ダイオード
151の光を伝える光ファイバー、光伝達ロッド等の光
伝達媒体152、光伝達媒体152の光を受けて電圧を
発生する太陽電池153、154、太陽電池153、1
54の起電力の有無によりオン/オフする絶縁ゲートバ
イポーラトランジスタ(IGBT)155、IGBT1
55の保護用のツェナーダイオード145、抵抗器14
6を備えている。
【0035】このグリッドオン回路33aの動作は、以
下の通りである。図示されないタイミング回路31から
グリッドオン信号bが入力されると、発光ダイオード1
51が発光し、この光は光伝達媒体152を介して太陽
電池153、154に入射する。太陽電池153、15
4は光伝達媒体152の光を受けて光起電圧を発生し、
この直列接続された太陽電池153、154の光起電圧
は、IGBT155を導通させる。
【0036】またグリッドオン信号bが無くなると、発
光ダイオード151は消灯し、太陽電池153、154
の起電力もなくなり、IGBT155は非道通となる。
こうして、図5(a)のグリッドオン回路33aも図2
に示したグリッドオン回路33と同様の作用をX線管の
グリッドに及ぼすことができる。
【0037】なお、太陽電池153、154は2個直列
に接続して用いたが、1個の起電力でもIGBT155
を十分オンできれば、1個でも構わず、3個以上必要な
らば必要な個数だけ接続すればよい。
【0038】図5(b)は、フォトカップラを利用した
第2の変形例であり、グリッドオン回路33bは、図示
されないタイミング回路31からグリッドオン信号bを
受けて発光する発光ダイオード151、発光ダイオード
151の光を伝える光ファイバー、光伝達ロッド等の光
伝達媒体152、光伝達媒体152の光を受けて電圧を
発生する太陽電池153、154、太陽電池153、1
54の起電力の有無によりオン/オフするMOSトラン
ジスタ156、MOSトランジスタ156の保護用のツ
ェナーダイオード145、抵抗器146を備えている。
【0039】このグリッドオン回路33bの構成及び動
作は、主要なスイッチング素子としてIGBT155に
代えてMOSトランジスタ156が利用されている以外
は図5(a)で説明したグリッドオン回路33aと同様
である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線管電圧にオーバーシュートが生じても、グリッドオン
回路によりX線管のグリッド電圧を導通状態に保持する
ことができるので、管電圧がオーバーシュートした電圧
から定常状態に戻る場合にもパルスが欠けることなく安
定したパルスX線を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパルスX線装置の実施形態を説明
するブロック回路図である。
【図2】実施形態に用いられるグリッドオン回路33の
詳細回路図である。
【図3】本発明で使用するマイナス極高電圧ケーブルの
構造を示す断面図である。
【図4】実施形態の動作を説明するタイミング図であ
る。
【図5】グリッドオン回路の変形例を説明する詳細回路
図である。
【図6】従来のパルスX線装置の構成例を示すブロック
回路図である。
【符号の説明】
1…パルスX線装置、3…商用交流電源、5…整流平滑
回路、7…インバータ回路、9…高電圧トランス、11
…高圧整流器、13…3極X線管、15…マイナス極高
電圧ケーブルのカソード−グリッド間静電容量、17…
プラス極高電圧ケーブルのピン−アース間静電容量、1
9…マイナス極高電圧ケーブルのピン−アース間静電容
量、21…ダイオード、31…タイミング回路、33…
グリッドオン回路、131…直流電源、132…矩形波
発振器、133…ANDゲート、134、135…抵抗
器、136…トランジスタ、137、138…スナバ回
路、139…パルストランス、140、141…ダイオ
ード、142…コイル、143…抵抗器、144…トラ
ンジスタ、145…ツェナーダイオード、146…抵抗
器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード、カソード及び少なくとも一つ
    のグリッドの各電極を備えX線を曝射するX線管と、 高電圧を発生させる高電圧トランスと、 前記高電圧トランスを励磁する励磁回路と、 前記高電圧トランスの出力電圧を整流し直流高電圧を前
    記X線管のアノード−カソード間に供給する高圧整流回
    路と、 前記X線管のグリッドとカソードの間に接続された第1
    のコンデンサと、 前記X線管のアノードとグリッドの間に接続された少な
    くとも1つの第2のコンデンサと、 アノードを前記X線管のグリッドに、カソードを前記X
    線管のカソードに接続されたダイオードと、 前記X線管のグリッドとカソード間を外部信号を受けて
    導通状態にするグリッドオン回路と、 前記励磁回路と前記グリッドオン回路の動作タイミング
    を指示するタイミング回路と、 を備えたことを特徴とするパルスX線装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のコンデンサは、高電
    圧ケーブルの芯線−アース間静電容量、及び又は、芯線
    間静電容量を使用することを特徴とする請求項1記載の
    パルスX線装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング回路は、前記グリッドオ
    ン回路が前記X線管のグリッド−カソード間を導通状態
    にするタイミングを前記励磁回路が動作を開始すると同
    時かまたは、遅れるように制御しかつ、前記グリッドオ
    ン回路がX線管のグリッド−カソード間を非導通状態す
    るタイミングを高電圧トランスを励磁する回路が動作を
    停止すると同時かまたは、先行するように制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または請求項2のパル
    スX線装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング回路から前記グリッドオ
    ン回路への制御信号の伝達は、フォトカップラを用いる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    項記載のパルスX線装置。
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