JPH11206324A - アルコール及び抗菌剤の臭いと味質を改善する方法。 - Google Patents

アルコール及び抗菌剤の臭いと味質を改善する方法。

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JPH11206324A
JPH11206324A JP10048498A JP4849898A JPH11206324A JP H11206324 A JPH11206324 A JP H11206324A JP 10048498 A JP10048498 A JP 10048498A JP 4849898 A JP4849898 A JP 4849898A JP H11206324 A JPH11206324 A JP H11206324A
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extract
marine
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ppm
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Etsuo Morita
悦雄 守田
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MORITA SHOKUZAI KAIHATSU KENKYUSHO KK
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MORITA SHOKUZAI KAIHATSU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルコール及び抗菌剤の1種、または2種以上
を使用するに際して生じる臭いと味質を改善する方法を
提供すること。 【解決手段】フミン物質としてフミン酸、フルボ酸の1
種、または2種とイオン化ミネラル類を含有する海洋性
珪素土抽出液を、アルコール及び抗菌剤の1種、または
2種以上に共存させて、臭いと味質を改善する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フミン物質及びミ
ネラル類を含有する海洋性珪素土抽出液を使用してアル
コール及び抗菌剤の臭いと味質を改善する方法。
【0002】
【従来の技術】食品の製造に際して、アルコール及びア
ルコール含有物は、食品の保存性向上を図るため、ま
た、風味の向上目的等で使用され、近年、低塩化食品が
求められるに伴い、ますますアルコールの使用が増大し
ている。特に、病原性大腸菌O−157の流行により環
境衛生においてもアルコールの使用が著しく増加してい
る。
【0003】アルコールの使用は、その目的を達成させ
るが、一方で、その臭い、苦味的な味質上の欠点を呈す
るため、これを改善する方法が求められている。また、
化学的、若しくは天然物由来の抗菌剤、除菌剤、静菌剤
も、それぞれ特有の臭いと味質に問題がある。しかし、
これまでその臭い、味質を改善する新規な方法は提案さ
れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、アルコー
ル、またはアルコール含有物の臭いと特有の苦味的な不
快味を改善する方法、アルコールを抗菌剤、除菌剤、静
菌剤の1種、または2種以上に共存させる時、アルコー
ル臭と抗菌剤、除菌剤、静菌剤の有する臭い及び味質の
欠点を新規な方法で改善するため鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、海洋性珪素
土で特定の品質を有するものに注目し、その海洋性珪素
土を選択的に使用して抽出されるフミン酸、フルボ酸の
フミン物質及びミネラル類を含む抽出液を得て、これを
アルコール、またはアルコールと抗菌剤、除菌剤、静菌
剤の1種、または2種以上に共存させる方法で解決出来
ることを見いだした。
【0006】即ち、一定の条件範囲の海洋性珪素土を
水、または温水、若しくは水及びエタノールを使用し、
pH2.5〜8.0の条件下で抽出して含まれるフミン
酸、フルボ酸の1種、または2種のフミン物質とイオン
化ミネラル類が共存含有する抽出液をアルコール100
部(重量)に対して30〜300部(重量)共存させる
ことによりアルコール及び(または)抗菌剤、除菌剤、
静菌剤等の臭いと味質的欠点を改善、解決出来る方法で
ある。
【0007】フミン物質でフミン酸、フルボ酸の1種ま
たは2種とミネラルを含有する海洋性珪素土抽出液が、
アルコールの臭いと味質を改善することは、これまで発
表されてはいない。
【0008】本発明に使用する海洋性珪素土は、従来の
単なる珪素土ではなく、海洋性フミン物質を含有するも
ので、陸系フミン物質、また河川系フミン物質を含有す
るものとは、異なる極めて重要な発明達成条件である。
【0009】本発明でいうフミン物質は、動植物が生命
を失った後の遺骸が物理的な変化を受けた後に残る比較
的安定した有機化合物であり、蛋白質、アミノ酸、炭水
化物のような明確な化合物として識別されるものではな
く、それ以外の有機化合物をいうものである。
【0010】原料として使用する海洋性珪素土は、有機
物30〜34%、珪素15〜19%、全窒素0.8〜
1.2%、アンモニア態窒素7〜9%mg、粗灰分58
〜62%、燐98〜105ppm、カリウム0.35〜
0.5%、カルシウム0.1〜0.3%、鉄1.9〜
2.5%、砒素0.1〜0.15ppm、ナトリウム
0.1%以下、硼素0.6〜0.8ppm、フッソ1.
1〜1.3%ppm、マンガン8〜9%ppm、マグネ
シウム0.01〜0.03%、銅2.5〜4ppm、コ
バルト0.1〜0.28ppm、亜鉛10〜12pp
m、水分7〜12%を有する品質のものを条件として使
用する。
【0011】これを粉砕し、水、または温水、若しくは
水及びアルコールを溶媒として、pH2.5〜8の範囲
で抽出し、海洋性珪素土に含まれるフミン酸、フルボ酸
のフミン物質、ミネラル等の含有液を得て、これを濾過
する物理的工程から得られるもので、化学的反応操作を
行わずに抽出したものである。
【0012】好ましくは、海洋性珪素土を水抽出して、
その抽出濾過液がpHが2.5〜3.5の範囲に入る液
が望ましい。
【0013】海洋性珪素土抽出液には、少なくとも海洋
系のフミン酸、フルボ酸の1種、または2種が含まれ、
然も、フミン酸の元素組成が陸上系フミン酸、フルボ酸
のものとは異なり炭素50〜62%、水素4.4〜4.
9%、酸素23〜40%、窒素0.6〜3.2%、硫黄
0.6〜1.0%であり、フルボ酸の元素組成は炭素が
50〜60%、水素4.3〜6.8%、酸素32〜40
%、窒素0.7〜6.4%、硫黄0.4〜0.65%の
範囲のフミン物質が含有されているもので、且つイオン
化ミネラル類を含有することを条件とするものである。
【0014】特に、ミネラル類は、ブラスイオンを含有
する金属イオンが存在するものであって、カルシウム、
カリウム、ナトリウム、マグネシウム等の水溶性のイオ
ン化しているミネラルである。本発明での海洋性珪素土
抽出液は、これら限定されたフミン物質及びミネラルを
含有するものをいう。
【0015】本発明の海洋性珪素土抽出液自体を、例え
ば水で100倍以上希釈した場合においても、食品、添
加物等の規格基準、清涼水規格基準に適合するものであ
り、水道法の水質規格項目に適合するものである。
【0016】海洋性珪素土は、天然原料であるがために
品質により、その抽出液が着色等をしている場合、若し
くは色調が用途によつて問題となれば、公知の濾過方法
で濾過するか、または公知の吸着剤を使用して脱色脱臭
すれば良く、本発明を妨げるものではない
【0017】海洋性珪素土抽出液を100倍希釈して、
その抗菌効果を考察した場合、黄ブドウ球菌が48時間
後に1ml当たり、600.000が1以下に(対象は
1.000.000が340.000に)、サルモネラ
が18時間後に1ml当たり、980.000が3.1
00に、、腸炎ビブリオが2時間後に1ml当たり34
0.000が1以下)、病原性大腸菌O−157が24
時間後に1ml当たり330.000が10以下にする
抗菌力を有するなど、種々の食中毒菌、病原性菌に対し
て抗菌性を有しているため、アルコール、抗菌力を有す
る物質と共存させても、その抗菌性を妨げるものではな
く、相乗効果によって増強することが出来る。
【0018】本発明でpH2.5〜8の範囲としたの
は、この範囲であれば臭い及び味の改善効果があるため
で、用途に応じて公知の例えば、アジピン酸、クエン
酸、クエン酸三ナトリウム、グルコノデルタラクトン、
グルコン酸,コハク酸、コハク酸一ナトリウム、コハク
酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL−酒石酸、L−
酒石酸、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウ
ム、二酸化炭素、乳酸、乳酸ナトリウム、氷酢酸、フマ
ル酸、フルマ酸一ナトリウム、DL−リンゴ酸、DL−
リンゴ酸ナトリウム、リン酸、DL−酒石酸水素カリウ
ム、L−酒石酸水素カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素二カリウム、
リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン
酸水素二ナトリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム、イ
タコン酸、フィチン酸、アルファーケトグルタル酸等の
pH調整剤を1種、または2種以上使用して任意に調整
すればよく、pH調整効果のあるものであれば、特にそ
の使用を限定するものではない。
【0019】
【発明の実施の形態】海洋性珪素土抽出液をアルコール
100部(重量)に対して30〜300部(重量)にな
るように添加共存させる方法と、海洋性珪素土を抽出す
る工程から水、アルコールを共存させて抽出し、アルコ
ールの臭いと味質が改善された抽出液を得て、これを使
用する方法がある。
【0020】海洋性珪素土抽出液とアルコールの共存時
のpH及び比率は、アルコールの使用目的、用途によっ
て本発明範囲内で決めれば良い。
【0021】例えば、この方法はアルコールを含有する
酒類、アルコール含有食品調味液、味醂及び味醂風調味
料をはじめとするアルコール含有醗酵調味料、アルコー
ル製品等の製造にも利用出来、また、アルコール抽出工
程を必要とする動物、植物の抽出物等にも使用できる。
その他エタノールを成分とする抗菌剤、消臭剤、殺菌
剤、除菌濡れテッシュ製品、アルコール含有香料、芳香
剤、洗浄剤等に利用し、臭い、また(及び)味質が改善
された商品を製造することが出来る。
【0022】特に、アルコールを抗菌、または除菌、静
菌効果を有する物質(以下抗菌剤という。)酢酸及び酢
酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル(中鎖脂肪酸
に限る)、チアミンラウリル硫酸塩、イチジク葉抽出
物、オレガノ抽出物、カラシ抽出物、甘草油性抽出物、
キトサン、クローブ抽出物、クワ抽出物、コウジ酸、酵
素処理チャ抽出物、酵素分解リンゴ抽出物、シソ抽出
物、ショウガ抽出物、西洋ワサビ抽出物、セージ抽出
物、タデ抽出物、チャ抽出物、唐辛子抽出物、生ダイズ
抽出物、ニンニク抽出物、ハチク抽出物、ピメンタ抽出
物、葡萄果皮抽出物、葡萄種子抽出物、プロポリス抽出
物、ペパー抽出物、ホコッシ抽出物、マダケ抽出物、ミ
カン種子抽出物、モウソウチク乾留物、モウソウチク抽
出物、モミガラ抽出物、ユッカフォーム抽出物、リゾチ
ーム、ローズマリー抽出物、ワサビ抽出物の1種、また
は2種以上と共存させた場合、エタノールによってより
強く、これらの物質が有する臭いと味質上の欠点が呈さ
れる。従って、これらの抗菌剤混合製剤物に海洋性珪素
土抽出液をpH2.5〜8の範囲で、アルコール100
部(重量)に対して30〜300部(重量)添加、共存
させれば、抗菌剤の効果を阻害することなく、その欠点
を改善することが出来る。
【0023】
【実施例】(実施例1)有機物32.3%、珪素17.
42%、全窒素0.97%、アンモニア態窒素8%m
g、粗灰分59.09%、燐102ppm、カリウム
0.43%、カルシウム0.168%、鉄2.08%、
砒素0.13ppm、ナトリウム0.01%以下、硼素
0.7ppm、フッソ1.23%ppm、マンガン8.
75%ppm、マグネシウム0.025%、銅3.4p
pm、コバルト0.2ppm、亜鉛11ppm、水分
8.6%、海洋性珪素土を100メッシュ以上に粉砕し
た。この粉砕物10KGに温水30lを加え攪拌、抽出
し、これをフイルター濾過してフミン酸、フルボ酸のフ
ミン物質、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、
ナトリウム等のミネラル類を含有するpH2.9の海洋
性珪素土抽出液を28lを製造した。
【0024】当該抽出液のミネラル類がイオン化してい
るかを確認するため、精製水の入った容器を逆浸透膜1
0A(オングストローム)のフィルターで仕切り、その
片側に本海洋性珪素土抽出液を入れ暫くおいたところ、
両サイドの通過ミネラルの差が殆ど認められず、そのイ
オン化を確認した。
【0025】(実施例2)アルコール8%(重量)、含
水結晶ぶどう糖6%(重量)、実施例1の海洋性珪素土
抽出液86%(重量)の混合液と、比較例として実施例
1の海洋性珪素土抽出液を精製水に置き換えた試料を作
成した。これを12名のパネルによって官能比較試験を
行った結果、次の通りであった。 「臭い」 実施例2のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名
【0026】(実施例3)アルコール50%、実施例1
の海洋性珪素土抽出液50%の混合液と、比較例として
アルコール50%、精製水50%を作成した。12名の
パネルによって官能比較試験を行った結果、次の通りで
あった。 「臭い」 実施例3のアルコール臭が強いとした者 0名 同じであるとした者 2名 比較例のアルコール臭が強いとした者 10名 試料をそれぞれ精製水で5倍希釈して、官能比較試験を
行った結果、次の通りであった。 「臭い」 実施例3のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名
【0027】(実施例4)アルコールと抗菌剤に、実施
例1の海洋性珪素土抽出液を混合した試料と、海洋性珪
素土抽出液を精製水に置き換えた比較例を作成した。 エタノール・・・・・・・・・50.0% グリセリン脂肪酸エステル・・・0.5% DL−リンゴ酸ナトリウム・・・0.5% 乳酸・・・・・・・・・・・・・0.3% 海洋性珪素土抽出液・・・・・48.7% 12名のパネルによって官能比較試験を行った結果、次
の通りであった。 「臭い」 実施例4のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名 試料をそれぞれ精製水で5倍希釈して、官能比較試験を
行った結果、次の通りであった。 「臭い」 実施例4のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名
【0028】(実施例5)調味用雑酒(pH6、アルコ
ール13%、全糖分33%、全窒素98mg%)に実施
例1の海洋性珪素土抽出液を3%添加した試料と、比較
例として市販ミネラルウォーター3%添加した試料を作
成した。12名のパネルによって官能、嗜好比較試験を
行った結果、次の通りであった。 「臭い」 実施例5のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名 「香り」 実施例5の香りが良いとした者 12名 比較例の香りが良いとした者 0名 「味質」 実施例5の味質が良いとした者 12名 比較例のの味質が良いとした者 0名
【0029】(実施例6)実施例1の海洋性珪素土抽出
液にデキストリンを加え50%(重量)溶液とし、これ
を噴霧乾燥して海洋性珪素土抽出物粉末を製造した。こ
の粉末10%(重量)とアルコール30%を含有する粉
末アルコール90%(重量)を均質混合した試料と、比
較例としてデキストリン10%(重量)とアルコール3
0%を含有する粉末アルコール90%(重量)を混合し
た試料を作成した。それぞれ15%水溶液として12名
のパネルによって官能比較試験を行った結果、次の通り
であった。 「臭い」 実施例6のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名 「味質」 実施例6の味質が良いとした者 11名 同じであるとした者 1名 比較例の味質が良いとした者 0名
【0030】(実施例7)有機物32.3%、珪素1
7.42%、全窒素0.97%、アンモニア態窒素8%
mg、粗灰分59.09%、燐102ppm、カリウム
0.43%、カルシウム0.168%、鉄2.08%、
砒素0.13ppm、ナトリウム0.01%以下、硼素
0.7ppm、フッソ1.23%ppm、マンガン8.
75%ppm、マグネシウム0.025%、銅3.4p
pm、コバルト0.2ppm、亜鉛11ppm、水分
8.6%を有する海洋性珪素土を100メッシュ以上に
粉砕した。この粉砕物10KGにアルコール6%(重
量)濃度の水30lを加え攪拌、抽出、濾過してフミン
酸、フルボ酸のフミン物質、カリウム、ナトリウム、カ
ルシウム、鉄、マグネシウム等のイオン化ミネラル類を
含有する海洋性珪素土抽出液23lを製造した。
【0031】(実施例8)実施例7の海洋性珪素土抽出
液を使用してアルコール製剤を製造した。 海洋性珪素土抽出液・・・・・・20%(重量) エタノール・・・・・・・・・・60%(重量) 精製水・・・・・・・・・・・・20%(重量) 比較例 エタノール・・・・・・・・・・60%(重量) 精製水・・・・・・・・・・・・40%(重量) パネル12名によって官能比較試験を行った結果、次の
通りであった。 「臭い」 実施例8のアルコール臭が強いとした者 0名 同じであるとした者 2名 比較例のアルコール臭が強いとした者 10名 更に、それぞれを12倍希釈して官能比較試験を行った
結果 「臭い」 実施例8のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名
【0032】(実施例9) グリセリン脂肪酸エステル・アルコール製剤 グリセリン脂肪酸エステル・・・20%(重量) アルコール・・・・・・・・・・40%(重量) 実施例1の海洋性珪素土抽出液 40%(重量) 比較例として実施例1の海洋性珪素土抽出液を精製水に
置き換えた試料を作成した。パネル12名によって官能
比較試験を行った結果、次の通りであった。 「臭い」 実施例9のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名 「脂肪酸臭」実施例9の脂肪酸臭が強いとした者 0名 同じであるとした者 1名 比較例の脂肪酸臭が強いとした者 11名
【0033】(実施例10) 食酢(酸量15%)・・・・・・10%(重量) アルコール・・・・・・・・・・25%(重量) 実施例1の海洋性珪素土抽出液・65%(重量) 比較例として実施例1の海洋性珪素土抽出液を市販ミネ
ラルウォーターで置き換えた試料を作成した。パネル1
2名によって官能比較試験を行った結果、次の通りであ
った。 「臭い」 実施例10のアルコール臭が強いとした者 0名 比較例のアルコール臭が強いとした者 12名 「酸臭」 実施例10の酸臭が強いとした者 0名 同じであるとした者 1名 比較例の酸臭が強いとした者 11名
【0034】 (実施例11) ブランデー(アルコール40度)・・・・・・600ml 実施例1の海洋性珪素土抽出液・・・・・・・・50ml 市販ミネラルウォーター・・・・・・・・・・350ml 比較例 ブランデー(アルコール40度)・・・・・・600ml 市販ミネラルウォーター・・・・・・・・・・400ml パネル12名によって官能比較試験を行った結果、次の
通りであった。 「香り」 実施例11の香り良いとした者 11名 同じであるとした者 1名 比較例の香りが良いとした者 0名 「味質」 実施例11の味質が良いとした者 12名 比較例の味質が良いとした者 0名 実施例11は二日酔い、酔い覚めの良いことが優位差で
判明し、海洋性珪素土抽出液は、アルコール代謝を促進
し、アセトアルデヒドの毒性を低減する効果が確認され
た。
【0035】(実施例12)香料製剤 梅エッセンス
(エタノール25%含有)1lに対して実施例1の海洋
性珪素土抽出液20mlを加え試料とし、比較例として
実施例1の海洋性珪素土抽出液20mlを市販ミネラル
ウォーターで置換した試料を作成した。パネル12名に
よって官能比較試験を行った結果、次の通りであった。 「香り」 実施例12が良いとした者 10名 同じであるとした者 2名 比較例が良いとした者 0名 海洋性珪素土抽出液は、アルコールを含有する香料製剤
に添加すれば、アルコール臭を抑制し、香料の特徴が一
層呈することが確認された。
【0036】また、動植物の抽出にアルコールと海洋性
珪素土抽出液を共存使用することにより、アルコール臭
を改善し動植物特有の香気成分及び有効成分を効率良く
抽出することが出来る。
【0037】
【発明の効果】アルコール、またアルコール含有物、抗
菌剤の臭い、味の問題を解決するために、天然海洋性珪
素土からの抽出液を共存させることで、容易に改善出来
ることは、アルコールの使用拡大に繋がり、食・生活環
境の衛生・管理向上並びに品質、嗜好性の向上等に結び
つくものであり非常に意義がある。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海洋性珪素土に含有するフミン物質の1
    種、または2種とミネラル類を含有する海洋性珪素土抽
    出液をアルコール対して添加共存させることを特徴とす
    るアルコールの臭いと味質を改善する方法。
  2. 【請求項2】フミン物質がフミン酸、フルボ酸である請
    求項1記載のアルコールの臭いと味質を改善する方法。
  3. 【請求項3】有機物30〜34%、珪素15〜19%、
    全窒素0.8〜1.2%、アンモニア態窒素7〜9%m
    g、粗灰分58〜62%、燐98〜105ppm、カリ
    ウム0.35〜0.5%、カルシウム0.1〜0.3
    %、鉄1.9〜2.5%、砒素0.1〜0.15pp
    m、ナトリウム0.1%以下、硼素0.6〜0.8%、
    フッソ1.1〜1.3%ppm、マンガン8〜9%pp
    m、マグネシウム0.01〜0.03%、銅2.5〜4
    ppm、コバルト0.1〜0.28ppm、亜鉛10〜
    12ppm、水分7〜12%の海洋性珪素土から抽出さ
    れた海洋性珪素土抽出液である請求項1記載のアルコー
    ルの臭いと味質を改善する方法。
  4. 【請求項4】フミン酸の元素組成が炭素50〜62%、
    水素4.4〜4.9%、酸素23〜40%、窒素0.6
    〜3.2%、硫黄0.6〜1.0%で、フルボ酸の元素
    組成が炭素50〜60%、水素4.3〜6.8%、酸素
    32〜40%、窒素0.7〜6.4%、硫黄0.4〜
    0.65%の範囲のフミン物質を含有する海洋性珪素土
    抽出液である請求項1記載のアルコールの臭いと味質を
    改善する方法。
  5. 【請求項5】海洋性珪素土を水抽出する時、その抽出液
    がpH2.5〜3.5である請求項1、2、3、4記載
    の海洋性珪素土抽出液の製造法。
  6. 【請求項6】海洋性珪素土抽出液をpH2.5〜8.0
    でアルコールと共存させる請求項1記載のアルコールの
    臭いと味質を改善する方法。
  7. 【請求項7】アルコール100部(重量)に対して海洋
    性珪素土抽出液を30〜300部(重量)共存させる請
    求項1記載のアルコールの臭いと味質を改善する方法。
  8. 【請求項8】ミネラル類がプラスイオンを含有する金属
    イオンを含み、カルシウム、カリウム、マグネシウム、
    ナトリウム等の水溶性イオン化ミネラルを含有する海洋
    性珪素土抽出液である請求項1記載のアルコールの臭い
    と味質を改善する方法。
  9. 【請求項9】海洋性珪素土抽出液がpH2.5〜8.0
    の範囲で温水、水または(及び)エタノールで抽出され
    た請求項1記載のアルコールの臭いと味質を改善する方
    法。
  10. 【請求項10】海洋性珪素土抽出液をpH2.5〜8.
    0で、アルコールと抗菌剤の1種、または2種類以上に
    共存させることを特徴とするアルコール及び抗菌剤の臭
    いと味質を改善する方法。
JP10048498A 1998-01-22 1998-01-22 アルコール及び抗菌剤の臭いと味質を改善する方法。 Pending JPH11206324A (ja)

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JP10048498A Pending JPH11206324A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 アルコール及び抗菌剤の臭いと味質を改善する方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015520121A (ja) * 2012-03-30 2015-07-16 エルデーイノバショーン アンパルトセルスカブRDInnovation ApS ベンゼンポリカルボン酸化合物及びその薬剤としての使用

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JP2015520121A (ja) * 2012-03-30 2015-07-16 エルデーイノバショーン アンパルトセルスカブRDInnovation ApS ベンゼンポリカルボン酸化合物及びその薬剤としての使用

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