JPH11206452A - 協働する化粧料保持具と内筒スリーブを有する化粧料容器 - Google Patents

協働する化粧料保持具と内筒スリーブを有する化粧料容器

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JPH11206452A
JPH11206452A JP10312367A JP31236798A JPH11206452A JP H11206452 A JPH11206452 A JP H11206452A JP 10312367 A JP10312367 A JP 10312367A JP 31236798 A JP31236798 A JP 31236798A JP H11206452 A JPH11206452 A JP H11206452A
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JP
Japan
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cosmetic
holder
rib
sleeve
ribs
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Application number
JP10312367A
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English (en)
Inventor
Robert L Pierpont
ロバート エル. ピアポント,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silgan Dispensing Systems Thomaston Corp
Original Assignee
Rexam Cosmetic Packaging Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/06Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a screwing movement

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内筒スリーブと化粧料保持具を有し、これら
が協働して必要なトルクを生じ、そして両者間で相対的
に角運動しない化粧料容器を提供する。 【解決手段】 化粧料保持具に、複数の半径方向外方に
突き出した垂直リブを設け、前記内筒スリーブに、複数
の半径方向内方に突き出した垂直リブを設ける。化粧料
保持具は、内筒スリーブ内に配置され、一方の部材のリ
ブと他方の部材のリブが協働して作用する。内筒スリー
ブを回転させて、化粧料保持具を延び出させたり引っ込
めたりするとき、内筒スリーブの内方に突き出たリブ
が、化粧料保持具の外方に突き出たリブと係合してい
る。化粧料保持具を完全に延び出させるかまたは完全に
引っ込めた状態では、内筒スリーブの内方に突き出たリ
ブと化粧料保持具の外方に突き出たリブは、非係合状態
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧料容器に関
するものであり、より具体的には、化粧料保持具と内筒
スリーブに関し、両者間のトルクを高めかつ両者間の角
運動を阻止しないまでも制限する構造のものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリップスティック容器は、化粧料
保持具、内筒スリーブ、外筒スリーブおよび装飾スリー
ブを含んでいる。化粧料保持具は、リップスティックを
保持し、そして一般的に、対向する両側面に半径方向に
突き出たラグを有するスリーブとして配置構成され、内
筒スリーブ内に嵌まっている。内筒スリーブは、向かい
合った両側面に、長手方向に延びる溝穴を有し、その溝
穴を貫通して、化粧料保持具のラグが突き出している。
連続した螺旋チャネルを画成する外筒スリーブが内筒ス
リーブの周りに配置され、化粧料保持具のラブがその螺
旋チャネルに嵌まってその螺旋チャネルの全長に沿って
移動するように配置構成されている。その結果、その化
粧料保持具は、内筒スリーブの底部を回転させると、ラ
ブが螺旋チャネルの全長を移動するにつれて、上方に移
動する。最も外側の装飾スリーブは、審美的な目的で設
けられている。使用時には、内筒スリーブの底部が外側
の装飾スリーブの底部を越えて出ている。使用者は、そ
の底部を回転させて、化粧料保持具を、したがって、リ
ップスティックをケースから延び出させ、リップスティ
ックを塗布し、次いでケースの中に引っ込めて、しまっ
ておく。
【0003】高品質のリップスティック容器は、ある種
の「触感」を有し、すなわち、自由に回転し、しかもし
っかりした触感を与えるのに十分な抵抗つまりトルクを
有している。化粧料容器の望ましい特徴は、変化が最小
限であるかまたは目立った変化が全くない一定のトルク
を加えて、化粧料容器中に収納されている化粧料を延び
出させたり引っ込ませたりすることができることであ
る。化粧料保持具が内筒スリーブに対して角運動するの
を防止することが望ましい。化粧料保持具が角運動を行
うと、化粧料保持具内のポマードやリップスティック
が、内筒スリーブの内面に接触するので、損傷すること
がある。したがって、望ましい大きさのトルクを得るこ
とと、化粧料保持具と内筒スリーブの相対的角運度を回
避することで、円滑でむらのない望ましい動きをする化
粧料容器を提供することができる。
【0004】化粧料容器に対しトルクを増大しょうとす
る従来技術の試みとして、化粧料保持具と内筒スリーブ
の間に締め代を設ける試みがある。このような化粧料容
器は、必要なトルクを提供できるが、厳格な公差を要求
する方式で提供されるので、製造費用が比較的高価にな
り、そして、長時間使用すると摩耗して相対的に回転す
るスリーブ間に生じるトルクに悪影響を与えた。さら
に、そのような多くの化粧料容器は、所望の大きさのト
ルクを達成するための種々の特徴を有しているが、化粧
料容器は、所望のトルクを安定してかつ繰り返し達成
し、同時に化粧料保持具が内筒スリーブに対し角運動す
るのを防止できるものでなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、高い旋回トルクを有し、しかも化粧料保持具が内筒
スリーブに対し角運動するのを防止する化粧料容器を提
供することを目的とする。さらに、この発明の他の目的
は、そのことを安定して繰り返し可能に実施することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、化粧料容器
に関し、より具体的には、化粧料容器の内筒スリーブと
化粧料保持具の組合せに関する。この組合せによって、
所望の大きさの均一なトルクが与えられ、かつ保持具が
内筒スリーブに対して角運動することが防止され、その
結果、保持具内に収納されているポマードやリップステ
ィックが保護される。さらに、ここに開示される発明の
別の利点は、化粧料保持具を、その完全に延び出した位
置と完全に引っ込んだ位置において、トルクに目立った
変化なしで(トルクが目立って変化すると、望ましくな
い「カチッという」音を生じることが多い)、内筒スリ
ーブに対してロックすることができることである。
【0007】上記のことは、半径方向外方に突き出した
複数本の垂直リブを有する化粧料保持具と、半径方向内
方に突き出した複数本の垂直リブを有する内筒スリーブ
とを含むこの発明によって達成される。好ましくは、化
粧料保持具と内筒スリーブは、両者とも可塑性の樹脂で
形成し、それぞれの各リブは、それぞれと一体に形成す
る。そうすることにより、リブには、先天的に可撓性が
備わる。化粧料保持具は、内筒スリーブ内に配置され、
一方の部材のリブが他方の部材のリブと協働する。好ま
しくは、化粧料保持具には、その垂直方向の実質的に全
長にわたってその長手方向軸線に平行に延びるリブが、
二対すなわち4個、半径方向外方に突き出して設けられ
ている。内筒スリーブには、好ましくは、二対すなわち
4個の垂直リブが、半径方向内方に突き出して設けられ
ている。
【0008】内筒スリーブは、第一の直径を有する上部
筒状物と、第一の直径より大きい第二の直径を有する下
部筒状部分とを有し、その上部筒状部分に長手方向溝穴
が形成されている。内筒スリーブの内方に突き出たリブ
は、その長手方向溝穴の実質的に全長にわたって、垂直
に延びている。内筒スリーブのリブの円周方向に測った
太さ(幅)は、化粧料保持具のリブの円周方向に測った
太さ(幅)に比べて実質的に細い。
【0009】長手方向溝穴の上部末端と下部末端には、
前記長手方向溝穴の各々に対して直交して延びるチャネ
ルにより定義される係止用チャネルがある。上部末端の
係止用チャネルは、下部末端の係止用チャネルに対して
逆の方向に水平に延びている。したがって、化粧料保持
具が内筒スリーブ内に配置されると、保持具のラグは長
手方向溝穴を貫通して突き出しており、そして内筒スリ
ーブのベースを一方の方向に回転すると、化粧料保持具
のラグは、外筒スリーブの螺旋チャネルと内筒スリーブ
の長手方向溝穴の全長を移動して、リップスティックを
塗布のために延び出させる。化粧料保持具は、上部係止
用チャネルに到達すると、それ以上回転運動することを
阻止される。同様に、内筒スリーブを逆方向に回転する
と、化粧料保持具は、下部末端の係止用チャネルによっ
て、その完全に引っ込んだ状態に拘束され、ロックされ
る。
【0010】ロックされていない状態の場合、すなわ
ち、化粧料保持具を延び出させたりまたは引っ込めるた
めに、内筒スリーブを回転させるとき、内筒スリーブの
内方に突き出たリブは、化粧料保持具の外方に突き出た
リブと接触している。このようにして、必要なトルクが
与えられるとともに、化粧料保持具が内筒スリーブに対
して角運動することが防止され、その結果、保持具内に
収納されているポマードやリップスティックが保護され
る。化粧料保持具が完全に延び出すかまたは完全に引っ
込むと、化粧料保持具のラグは、それぞれの一方の係止
用チャネル内に位置する。この状態では、内筒スリーブ
の内方に突き出したリブと保持具の外方に突き出したリ
ブは整列しておらず、したがって、これら部材は非係合
状態にある。すなわち、内筒スリーブのリブは、化粧料
保持具の隣り合ったリブとリブの間に位置している。こ
の状態は、必要な力を化粧料保持具のベースに加えて内
筒スリーブを回転させて、内筒スリーブのリブと化粧料
保持具のリブを再び互いに係合させるまで続く。化粧料
保持具と内筒スリーブに係合用のリブを設けたことによ
って、保持具が完全に延び出した状態または完全に引っ
込んだ状態に近づいたときのトルクの目立った変化は、
なくならないまでも最小限に抑えられる。
【0011】
【発明の実施の態様】この発明の前記および他の目的、
特徴および利点は、以下に述べるこの発明の好ましい実
施態様についての詳細な説明および添付図面から明らか
になるであろう。以下に、添付図面を参照して、この発
明をさらに詳細に説明し、そこではこの発明の好ましい
実施態様を示すが、この発明は、この明細書に記載の実
施態様に限定されると解釈すべきでなく、その実施態様
は、その開示を徹底的かつ完全にして、この発明の範囲
を当業技術者に十分に伝達するために提供するものであ
る。
【0012】この発明を、以下において、リップスティ
ック(棒口紅)のような化粧料を塗布するのに用いる容
器として示し、説明する。しかし、この容器は、製品を
ケースから延び出させたりケース内に引っ込めたりする
他の各種分野で利用されることは、明らかである。例え
ば、この容器は、局所的に塗布する必要があるいかなる
製品にも利用できる。
【0013】この発明のリップスティック容器は、図1
に参照番号10で示すが、リップスティックを小出しし
て塗布し化粧を行えるように設計されている。化粧料容
器10は、同心的に配置された複数の筒状部材を含んで
おり、各部材を分解した状態で図2に示されている。各
種の部材が、長手方向軸線lのまわりに同心的に配置さ
れている。化粧料容器10は、内側から始まって、化粧
料保持具12、内筒スリーブ14、外筒スリーブ16お
よび装飾スリーブ18を含んでいる。また、化粧料容器
が入っている最終製品は、典型的に、図1に仮想線で示
すベースシェルとトップシェルを含んでいる。
【0014】内筒スリーブ14は、第一の直径を有する
上部筒状部分20と第二の直径を有する下部筒状部分2
2とを含んでなり、第二の直径の方が第一の直径より大
きい。上部筒状部分20は、少なくとも一つの、好まし
くは一対の、直径方向に対向して配置された長手方向溝
穴24を有している。長手方向溝穴24は、化粧料容器
10の長手方向軸線lに平行に延びている。
【0015】上部係止用チャネル26が、長手方向溝穴
24に対し直角に延びている。同様に、下部係止用チャ
ネル28が、以下により詳細に述べるように、上記上部
係止用チャネル26と逆の方向に、長手方向溝穴24に
対し直角に延びている。一体開口部29が、内筒スリー
ブ14の長手方向溝穴24の上部末端に沿って設けら
れ、この開口部を利用して、化粧料保持具12が内筒ス
リーブ14内に配置される。また、内筒スリーブ14
は、少なくとも一つの、好ましくは一対以上の、リブ3
0を含んでなり、そのリブ30は、内筒スリーブ14の
上部筒状部分20に沿って長手方向にかつ上記長手方向
軸線lに対して平行に延びている。図解するように(特
に、図6の(a)部分を参照)、内筒スリーブ14は、
少なくとも二対の垂直リブ30を有している。垂直リブ
30は、上部筒状部分20から半径方向内方に突き出し
ており、そして好ましくは上部筒状部分20と一体に成
形されている。「垂直リブ」という用語は、この明細書
で使用する場合、リブの幅(リブの幅は、円周方向に測
った寸法)の如何に拘わらず、内筒スリーブの長さ方向
の一部分に沿って延びるリブを意味する。したがって、
この明細書で使用する場合、円周方向に測った幅が、内
筒スリーブの長さ方向に沿って測った長さより大きいリ
ブでも、「垂直リブ」の定義に含まれる。同じ用語の用
法が、化粧料保持具12の垂直リブ36に関して以下に
述べる説明において適用される。
【0016】好ましくは、内筒スリーブ14は、プラス
チック材料で製造され、したがって、垂直リブ30は先
天的に(もともと)可撓性である。図3〜5に最もよく
示されているように、垂直リブ30は、内筒スリーブ1
4の全長の一部分に沿って延びており、そして好ましく
は、実質的に、上部筒状部分20の全長の少なくとも1
/4に沿って、例えば内筒スリーブ14の上部筒状部分
20の全長の少なくとも1/2に沿って延びている。
【0017】化粧料保持具12は、少なくとも一つの、
好ましくは一対の、直径方向反対側で半径方向外方に突
き出したラグ34を含んでなる環状側壁32で画成され
ている。側壁32は、少なくとも一つの、好ましくは複
数本の、半径方向外方に突き出した垂直リブ36を含ん
でいる。組み立てられると、化粧料保持具12は、図3
〜6に最もよく示されているように、内筒スリーブ14
内に同心的に配置されている。そのようになっているの
で、化粧料保持具のラグ34は、長手方向溝穴24を貫
通して突き出ており、化粧料保持具12内のリップステ
ィックを引っ込めたり延び出させるために利用される。
化粧料保持具12の垂直リブ36は、側壁32の長さ方
向に沿って任意の長さで延びるものでよい。しかし、好
ましい実施態様によれば、垂直リブ36は、化粧料保持
具の側壁の全長の少なくとも1/4に沿って、例えば前
記側壁の全長の少なくとも1/2に沿って延びている。
【0018】内筒スリーブ14は、少なくとも一つの螺
旋チャネル38を有する外筒スリーブ16内に同心的に
配置されている。螺旋チャネル38は、化粧料保持具1
2から延びて半径方向外方に突き出たラグ34の少なく
とも一部分が嵌まるように配置構成されている。次に、
装飾外筒スリーブ18が、審美的な目的のため、外筒ス
リーブ16のまわりに配置されている。
【0019】したがって、化粧料保持具12は、内筒ス
リーブ14内に配置されていて、内筒スリーブ14内を
長手方向上下に移動可能である。化粧料保持具12のラ
グ34は、長手方向溝穴24を貫通して突き出すことが
できる。下部筒状部分22は、化粧料容器10の他の部
材に組み付けられたとき、手動で回転可能なベース部分
を提供する。
【0020】この発明による化粧料容器10の作動を、
以下に、各図を参照しながら説明する。化粧料容器10
は、リップスティックを塗布できるように、リップステ
ィックを延び出させたり引っ込めたりする。シェルカバ
ー(図1に仮想線で示す)を取り外し、次いで内筒スリ
ーブ14の下部筒状部分22を外筒スリーブ16に対し
て回転させることによって、リップスティックを、化粧
料容器10の中でおよびそこから推進させる。別の実施
態様としては、下部筒状部分22がシェルベース(図1
に仮想線で示す)に固定されていてもよく、その場合、
シェルベースを回転させると、シェルベースに固定され
た内筒スリーブ14も回転する。したがって、シェルベ
ースを、下部筒状部分22とともに予め決められた方向
に回転すると、下部筒状部分22内に保持された化粧料
保持具12を回転させる。この作動は、ラグ34が、長
手方向溝穴24を貫通して突き出て、長手方向溝穴24
を画成するそれぞれ(回転させる方向に応じて)の側縁
に先天的に(自ずと)当接することによって達成され
る。また、ラグ34は、少なくともその一部分が、外筒
スリーブ16の螺旋チャネル38にも嵌まっているの
で、化粧料保持具12のラグ34は、螺旋チャネル38
に沿ってその長さ方向に移動しつつ、長手方向溝穴24
内を上下に移動し、保持具12が内筒スリーブ14内を
上下に移動する。
【0021】長手方向溝穴24の上部末端と下部末端の
各々に、横方向に延びる係止用チャネル26と28が設
けられ、これらチャネルは、図に示すように、長手方向
溝穴24と一体に形成されている。係止用チャネル26
と28は、化粧料保持具12の移動を制限し、例えば、
化粧料保持具12は、最も高い位置に到達すると、内筒
スリーブ14の下部筒状部分22がそれ以上回転運動を
行うことが阻止されるので、それ以上上方に移動するこ
とが制限される。同様に、化粧料保持具12の中のリッ
プスティックが完全に引っ込むと、ラグ34が長手方向
溝穴24の下部の横方向に延びる係止用チャネル28内
に保持されるため、それ以上引っ込むことを阻止され
る。したがって、リップスティックは、下部筒状部分2
2を一方の方向に回転させることによって延び出させ、
そして下部筒状部分22を逆方向に回転させることによ
って引っ込めて、容易に塗布することができ、しかも使
用しないときは化粧料容器内に保護することができる。
【0022】特に図3〜5を参照して以下に詳細に述べ
るように、化粧料保持具12の半径方向外方へ突き出た
垂直リブ36と協働する内筒スリーブ14の半径方向内
方へ突き出た垂直リブ30の組合せによって、少なくと
もいくらかはトルクが増大することになる。図3は、完
全に引っ込んだ状態の化粧料容器10示し、この場合、
化粧料保持具12の半径方向外方に突き出たラグ34
は、下部係止用チャネル28に嵌まっている。この状態
で、化粧料保持具12のリブ36は、図3の(b)部分
に最もよく図示されているように、内筒スリーブの垂直
リブ30から離れて、非係合の状態にある。
【0023】回転力を下部筒状部分22に加えると、内
筒スリーブ14は予め決められた方向に回転して、図4
に示すように、化粧料保持具12を、長手方向溝穴24
の長さ方向に移動させるが、同時に、ラグ34が外筒ス
リーブ16の螺旋チャネル38の長さ方向に移動する。
上記の完全に延び出した状態と完全に引っ込んだ状態の
間、化粧料保持具の垂直リブ36は、図4の(b)部に
最もよく示されているように、内筒スリーブの垂直リブ
30と係合している。この係合によって、同心配列され
ている筒状部材間に締め代が与えられてトルクが生じ、
これら部材間の相対的角運度が防止される。好ましく
は、垂直リブ36の最も外側の面間に定義される化粧料
保持具12の外径は、垂直リブ30の最も内側の面間に
定義される内筒スリーブ14の内径に少なくとも等し
く、例えばこの内径より大きい。したがって、垂直リブ
30と36の好ましい先天的な(それ自体がもともと有
する)可撓性のため、締め代による押圧力が生じて、望
ましい大きさの旋回トルクが生じる。また、このトルク
によって、相対的角運動が制限または阻止され、化粧料
保持具のラグ34が完全に延び出た状態または完全に引
っ込んだ状態にあるとき、係止機能が円滑に作動する。
【0024】化粧料保持具12が完全に延び出たとき
は、化粧料保持具のラグ34は、図5に示すように、上
部係止用チャネル26に嵌まる。上記の完全に延び出た
状態では、化粧料保持具の垂直リブ36と内筒スリーブ
の垂直リブ30は、図5の(b)部に示すように、非係
合の状態にある。
【0025】好ましくは、内筒スリーブ14および化粧
料保持具12の両者に、図6の(a)部と(b)部に示
すように、少なくとも二対のリブを設置することが好ま
しい。したがって、図に示すように、リブ30と36を
二対ずつ、内筒スリーブ14と化粧料保持具12の各々
に設置する。化粧料保持具12のリブ36の幅は、円周
方向に測って、内筒スリーブ14のリブ30の幅より大
きい。図6の(b)部に示す実施態様では、化粧料保持
具12のリブ36の中心は、長手方向軸線lに対し垂直
な方向に、化粧料保持具のラグ34の中心を横切って延
びる横方向軸線l’に対して、少なくとも45°である
角度αの位置に配置されている。好ましい実施態様によ
れば、αは横方向軸線l’に対して約53°であり、そ
してリブ30は、化粧料保持具12の周囲に沿って円周
方向に約10°の幅で突き出ている。内筒スリーブ14
のリブ30の中心は、図6の(a)部に示すように、各
々、長手方向溝穴24の中心間を通過して延びる横方向
軸線l’に対して少なくとも20°、例えば30°であ
る角度βの位置に配置されている。言うまでもないが、
リブ30と36は、互いに相対的回転により、乗り上が
って係合状態になったり、外れて非係合状態になったり
できるように、リブ部分の側縁は連続した緩やかな傾斜
で始まっている。
【0026】
【付言】以上、この発明の特定の実施態様を説明してき
たが、当業技術者は、特に以上の教示に照らして種々の
変形をすることができるので、この発明が前記実施態様
に限定されないことはもちろんのことである。したがっ
て、ここに添付の特許請求の範囲は、この発明の真の精
神と範囲内における種々の改良の各特徴を取り入れた如
何なる変形をも含む意図のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による化粧料容器の斜視図である。
【図2】 この発明による化粧料容器の分解斜視図であ
る。
【図3】 この発明による内筒スリーブおよび化粧料保
持具の正面図であり、化粧料保持具が完全に引っ込んだ
状態を示す。
【図4】 この発明による内筒スリーブおよび化粧料保
持具の正面図であり、化粧料保持具が部分的に延び出た
状態を示す。
【図5】 この発明による内筒スリーブおよび化粧料保
持具の正面図であり、化粧料保持具が完全に延び出た状
態を示す。
【図6】 この発明による内筒スリーブおよび化粧料保
持具の横断面図である。
【符号の説明】
l…長手方向軸線、l’…ラグの中心間を横切る軸線、
10…リップスティック容器、12…化粧料保持具、1
4…内筒スリーブ、16…外筒スリーブ、18…装飾外
筒スリーブ、20…上部筒状部分、22…下部筒状部
分、24…長手方向溝穴、26…上部係止用チャネル、
28…下部係止用チャネル、29…一体開口部、30…
内筒スリーブの垂直リブ、32…環状側壁、34…ラ
グ、36…化粧料保持具の垂直リブ、38…螺旋チャネ
ル。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向内方に突き出した少なくとも一
    つのリブを有する筒状のスリーブと、 前記筒状のスリーブ内に同心的に配置され、前記筒状の
    スリーブ内でそのスリーブの長手方向軸線に沿って実質
    的に完全に延び出た位置と実質的に完全に引っ込んだ位
    置との間を移動可能で、その間は非ロック状態にある環
    状側壁を有するとともに、前記環状側壁から半径方向外
    方に突き出し、前記筒状のスリーブ内で前記の実質的に
    完全に延び出た位置と実質的に完全に引っ込んだ位置と
    の間の前記非ロック状態にあるとき、前記筒状のスリー
    ブの前記リブと係合するように配置形成された少なくと
    も一つのリブを有する化粧料保持具とを備えてなる、化
    粧料を小出しするのに用いる化粧料容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化粧料容器であって、 前記化粧料保持具の前記リブが、前記環状側壁の長さ方
    向に沿って、その側壁の長手方向軸線に平行に延びる垂
    直リブであることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の化粧料容器であって、 前記筒状のスリーブの前記リブが、前記筒状のスリーブ
    の長さ方向に沿って、そのスリーブの長手方向軸線に平
    行に延びる垂直リブであることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の化粧料容器であって、 前記筒状のスリーブが、第一の直径を有する上部筒状部
    分および前記第一の直径より大きい第二の直径を有する
    下部筒状部分により画成されており、そして前記筒状の
    スリーブの前記垂直に延びるリブが、実質的に、前記上
    部筒状部分の全長の少なくとも1/4に沿って延びてい
    ることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の化粧料容器であって、 前記筒状のスリーブの前記垂直に延びるリブが、実質的
    に、前記上部筒状部分の全長の少なくとも1/2に沿っ
    て延びていることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の化粧料容器であって、 前記化粧料保持具の前記垂直に延びるリブが、実質的
    に、前記化粧料保持具の全長の少なくとも1/4に沿っ
    て延びていることを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の化粧料容器であって、 前記化粧料保持具の前記垂直に延びるリブが、実質的
    に、前記化粧料保持具の全長の少なくとも1/2に沿っ
    て延びていることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の化粧料容器であって、 前記筒状のスリーブが、その対向する側壁に配置された
    少なくとも一対の前記リブを備えてなることを特徴とす
    るもの。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の化粧料容器であって、 前記筒状のスリーブが、少なくとも二対の前記リブを備
    えてなり、前記対の各リブは前記筒状のスリーブの直径
    方向に対向する両側壁に配置されていることを特徴とす
    るもの。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記化粧料保持具が、その対向する両側壁に配置された
    少なくとも一対の前記リブを備えてなることを特徴とす
    るもの。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記化粧料保持具が、少なく二対の前記リブを備えてな
    り、前記対の各リブが前記保持具の直径方向に対向する
    両側壁に配置されていることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記化粧料保持具が、前記長手方向軸線に直角に延びる
    横方向軸線を有し、前記少なくとも二対のリブの各リブ
    が、その中心が上記横方向軸線に対して45゜を超える
    角度で配置されていることを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記筒状のスリーブが、前記長手方向軸線に直角の横方
    向軸線を有し、前記少なくとも二対のリブの各リブが、
    その中心が上記横方向軸線に対して20゜を超える角度
    で配置されていることを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項3に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記化粧料保持具の前記垂直に延びる少なくとも一つの
    リブおよび前記筒状のスリーブの前記垂直に延びる少な
    くとも一つのリブが、前記化粧料保持具の長手方向軸線
    に直交する円周方向の幅を有し、前記化粧料保持具のリ
    ブの前記幅が、前記筒状のスリーブのリブの前記幅より
    大きいことを特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記筒状のスリーブの前記少なくとも一つのリブと前記
    保持具の前記少なくとも一つのリブが、前記保持具が延
    び出したり引っ込んだりしている間に、互いに係合して
    いるように配置されていることを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 請求項3に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記筒状のスリーブの前記少なくとも一つの内方に突き
    出した垂直リブおよび直径方向に対向する前記筒状のス
    リーブの側壁が画成する内径が、前記保持具の前記外方
    に突き出した垂直リブおよび直径方向に対向する前記保
    持具の側壁が画成する前記化粧料保持具の外径に少なく
    とも等しいことを特徴とするもの。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記化粧料保持具の前記外径が、前記筒状のスリーブの
    内径より大きいことを特徴とするもの。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の化粧料容器であっ
    て、 前記保持具の前記少なくとも一つのリブは、前記の実質
    的に完全に延び出した状態と完全に引っ込んだ状態にお
    いて、前記筒状のスリーブの前記少なくとも一つのリブ
    に係合しないものであることを特徴とするもの。
JP10312367A 1997-11-03 1998-11-02 協働する化粧料保持具と内筒スリーブを有する化粧料容器 Pending JPH11206452A (ja)

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