JPH11206754A - 肝血流量測定方法およびその装置 - Google Patents
肝血流量測定方法およびその装置Info
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- JPH11206754A JPH11206754A JP10017433A JP1743398A JPH11206754A JP H11206754 A JPH11206754 A JP H11206754A JP 10017433 A JP10017433 A JP 10017433A JP 1743398 A JP1743398 A JP 1743398A JP H11206754 A JPH11206754 A JP H11206754A
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Abstract
に測定する。 【解決手段】混合ガス供給装置16によりキセノンガス
と酸素ガスとの混合ガスを被検体12の肺に一定時間供
給して、被検体12の肝54組織中のキセノン濃度の変
化をX線CT装置14により画素に分解して測定(検
出)する。肝組織中のキセノン濃度が、肝動脈血流中の
キセノン濃度と門脈血流中のキセノン濃度から規定され
ることに基づき、前記分解した各画素における肝動脈血
流量と門脈血流量とをコンピュータにより求める。
Description
法およびその装置に関し、一層詳細には、キセノンガス
吸入装置とX線CT装置等を利用して、肝臓(以下、単
に肝ともいう。)の血流量を容易に測定可能とする肝血
流量測定方法およびその装置に関する。
しての、例えば、患者の頭部の断層画像を得ながら、ガ
ス吸入装置から送出されるキセノンガスと酸素ガスとの
混合ガスを呼吸用マスクを通じて前記患者に一定時間吸
入させた後、通常の空気を呼吸させたときの前記断層画
像を解析して患者の頭部の血流を測定する方法が知られ
ている。
合ガスが、患者の肺から肺動脈中に吸収され心臓を経由
して動脈血流として頭部の組織に流れ込み、その頭部組
織を経由し静脈血流を通じて心臓にもどされ、該心臓を
経由して肺静脈にもどされる。このときの、前記頭部の
組織中におけるキセノン濃度の時間的変化をX線CT装
置により観察し、組織が正常である頭部のキセノン濃度
の時間的変化と比較することで、前記患者の頭部診断を
行うことができるようになっている。
の測定方法は、頭部の診断ばかりではなく、頭部のよう
に動脈血流が流入して静脈血流として流出する通常の器
官(臓器)、例えば、胃、腸、膵臓などに適用すること
ができる。
測定方法を肝臓に適用しようとした場合、肝臓には、動
脈血流が流入するばかりでなく、「映像情報(M)」誌
{1994年4月発行、第26巻第8号、産業開発機構
株式会社発行の「ポジトロンCTを用いたH2 15O静注
法による肝動脈・門脈血流同時測定方法(肝区域の局所
血流量格差について)」(第449頁〜第453頁、京
都府立医科大学第一外科、谷口 弘毅等)}に開示され
ているように、門脈系臓器である胃、腸、膵臓、脾臓か
ら流出する静脈血流である門脈血流も流入することが知
られており、上記従来の技術を肝臓の血流量測定に適用
することができない。
て、上記「映像情報(M)」誌には、肝臓に対して流入
出する血液量に対して原理式を導入し、ポジトロンCT
を用いたH2 15 O静注法による測定結果から前記原理式
を解き、かつ肝臓を4区域に分け、障害肝と非障害肝と
について、それぞれの総肝血流量と門脈血流量(総量)
と肝動脈血流量(総量)とを測定できることが開示され
ている。
注法では、血流画像が得られたとしても、解剖学的構造
との対比が難しく、画像診断への応用が難しい。
考慮してなされたものであり、肝動脈血流量と門脈血流
量とを診断に適した形式で測定することを可能とする肝
血流量測定方法およびその装置を提供することを目的と
する。
量と動脈血流量を検出することを可能とする肝血流量測
定方法およびその装置を提供することを目的とする。
であるキセノンガスを被検体の肺を通じて動脈中に導入
したとき、肝組織中のキセノン濃度が肝動脈血流中のキ
セノン濃度と門脈血流中のキセノン濃度から規定される
ことに着目して、前記被検体の肝組織中の前記キセノン
濃度の変化をX線CT装置により画素に分解して測定
(検出)し、分解した各画素における肝動脈血流量と門
脈血流量とを求めるようにしている。
量と動脈血流量を測定(検出)することができる。この
ため、肝組織を画素毎に、門脈血流が多く流れる組織で
あるか、肝動脈血流が多く流れる組織であるかを容易に
判別することができる。
T装置により得られた画素により表される肝の断層画像
を、前記肝動脈血流のマップと前記門脈血流が流れるマ
ップと略分離して表示(より好適には、異なるカラー表
示として表示)することにより、肝血流に基づく肝臓の
診断に寄与することができる可能性が得られる。
ついて図面を参照して説明する。
装置10の全体的構成を示している。
のブロック図を示している。
置10は、基本的には、人等の被検体12の断層映像を
得るX線CT装置14と、被検体12にキセノン(X
e)と酸素(O2 )の混合ガスを供給する混合ガス供給
装置16とから構成される。X線CT装置14は、X線
CT装置本体18と、該X線CT装置本体18を制御す
るとともに混合ガス供給装置16を制御する制御装置2
0とから構成される。制御装置20はX線CT装置本体
18により得られた画像データ等を処理するデータ処理
装置としても機能する。なお、制御装置20を、X線C
T装置本体18を制御する制御装置と、混合ガス供給装
置16を制御する制御装置とに物理的に分離して構成す
ることもできる。
載せらせて矢印AB方向(図2参照)に移動される移動
テーブル22が上面に配置された被検体載せ台24と、
円筒状の開口26が形成されたガントリ32とが備えら
れている。ガントリ32には、その円筒状の開口26の
回りを矢印a(図1参照)方向に旋回するように構成さ
れたX線管28と、前記開口26の回りの円周上に配置
された複数の検出器からなる検出器30が配されてい
る。
ンベ36と酸素ガスボンベ38と、これらを内部のコン
ピュータ40の制御のもとに混合する吸入装置本体42
と、この吸入装置本体42に一端側が接続され他端側が
呼吸用マスク44に接続される導管46とを有してい
る。この場合、導管46は、吸気管46aと呼気管46
bおよび呼吸用マスク導管46cとから構成されてい
る。そして、呼吸用マスク44にはキセノンガス濃度測
定センサ48が取り付けられ、その濃度測定センサ48
の検出信号がコンピュータ40に供給され、コンピュー
タ40により呼気中のキセノンガスの濃度が計算される
ようになっている。混合ガス供給装置16の全体動作を
制御するコンピュータ40は、制御装置20と電気的に
接続され、相互に通信を行うように構成されている。
に、制御装置及び処理装置として機能するコンピュータ
50を有し、このコンピュータ50によりX線CT装置
本体18と混合ガス供給装置16の動作を制御するとと
もに、ガントリ32内の検出器30により検出された被
検体12の肝臓(肝ともいう。)54の断層画像を構成
する画素データを処理し、該断層画像等を作成する。コ
ンピュータ50には、さらに、マウス51やキーボード
を有する操作コンソール52と光磁気ディスク装置等の
外部記憶装置55とカラーCRT等の表示装置56とが
接続されている。
において、実際上、操作コンソール52は、表示装置5
6の画面上に表示され、マウス51により操作されるマ
ウスポインタにより画面上の該当表示をクリックするこ
とにより該当表示が示す処理が実行される。前記表示装
置56上には、後述するように、コンピュータ50によ
る処理を通じて、X線CT装置本体18により得られた
画素データにより表される肝臓54の断層画像(いわゆ
るCT画像)等がカラーあるいはモノクロームで表示さ
れるとともに、肝動脈血流が流れる組織と門脈血流が流
れる組織とに分離された被検体12の肝臓54の画像が
表示される。また、表示装置56の画面上に表示された
画像は、制御装置20に内蔵されたプリンタによりプリ
ントアウトし、カラーまたはモノクロームのハードコピ
ー57(図1参照)として出力することができるように
なっている。
に示すフローチャートに基づき説明する。フローチャー
トの制御主体はコンピュータ50である。
ル52を操作し、図4に示すように、被検体載せ台24
上に被検体12を載せた状態で移動テーブル22を矢印
B方向に移動させ、被検体12の肝臓54の断層画像が
撮影できる位置で停止させる(ステップS1)。
ク44が被検体12の口と鼻部を覆うように取り付けら
れる(ステップS2)。
て、操作コンソール52が操作されることで、制御装置
20のコンピュータ50からの測定開始指令が混合ガス
供給装置16のコンピュータ40に送られるとともにX
線CT装置本体18に送られる(ステップS3)。
よる肝臓54の断層画像、いわゆるベースラインCT画
像が撮影され外部記憶装置55に取り込まれる(ステッ
プS4)。
タ40の制御の下に、キセノンガスボンベ36と酸素ガ
スボンベ38から送出されるキセノンガスと酸素ガスと
が吸入装置本体42によりキセノンガス30%酸素70
%の割合で混合され、吸気管46a、呼吸用マスク導管
46cおよび呼吸用マスク44を通じて被検体12の肺
に供給され、かつ被検体12の肺を通じて排出される呼
気ガスが呼吸用マスク44、呼吸用マスク導管46cお
よび呼気管46bを通じて吸入装置本体42にもどされ
る。また、被検体12に対して混合ガスの供給開始時点
から、混合ガス中のキセノンガスの濃度が所定値(この
場合、30%)となるようにコンピュータ40により混
合ガス供給装置16が制御されて測定が開始されること
で、吸入過程、いわゆるWash−inが開始される。
(ステップS5)。なお、混合ガス供給装置16とし
て、例えば、この出願人による特公平3−33326号
公報に開示された装置を用いることができ、呼気中のキ
セノンガスの濃度測定が測定開始時点から40msec
毎に行われる。
気開始時点から、後述する飽和判断、洗い出し過程、い
わゆるWash−out過程への切替等の処理を行いな
がら約60秒毎にガントリ32中のX線管28からX線
が被検体12に対して放射され、被検体12を通過した
X線が検出器30により検出されることで肝54の断層
映像が約60秒毎に撮像され、画素データとしてコンピ
ュータ50に取り込まれる(ステップS6)。
のキセノン濃度が各画素毎に計算される(ステップS
7)。なお、この実施の形態において画素の大きさは約
0.5mm角としているが、適当な大きさに変更するこ
とが可能である。また、発明の理解を容易にするため
に、以下の説明において、「画素毎に」とあるのは、便
宜上、肝54を構成する「組織毎にあるいは各組織毎
に」と同じ意味であるものとする。
組織毎のキセノン濃度Ch(t){tは測定時間で、t
=0、62、123、183、243、303、36
3、424、484、544、…等約60秒毎の値をと
る。}を得ることができる。
(t)の濃度の増加の割合が、予め定めてある所定値よ
り小さくなった場合には、飽和状態になったものと判断
し(ステップS8)、洗い出し過程が済んでいるかどう
かの判断をした後(ステップS9)、混合ガスの供給を
中止し、混合ガスの代わりに通常の空気を送る、いわゆ
る洗い出しを行う(ステップS10)。
ステップS7の処理を40ms毎に行いながら、洗い出
し過程が終了した後には(ステップS9の判断が肯定的
になった後には)、肝組織中のキセノン濃度Ch(t)
が所定値以下になるまで(ステップS11)、同様に約
1分毎にステップS6、40ms毎にステップS7の処
理を行い、キセノン濃度Ch(t)が所定値以下になっ
たとき(ステップS11:YES)、キセノンガス濃度
測定センサ48で求めた呼気の濃度データと肝54のキ
セノン濃度Ch(t)に基づき、以下に説明するよう
に、肝動脈血流量と門脈血流量を算出する(ステップS
12)。そして、算出結果等に基づき表示装置56上に
後述する各種の表示を行う(ステップS13)。
と門脈血流量を算出するためのステップS12以降の処
理について詳しく説明する。
した公知の模式図である(例えば、上述した「映像情報
(M)」誌参照)。図5から理解されるように、肝臓5
4の各組織には、大動脈100から肝動脈102を通じ
て肝動脈血流量Faが供給されるとともに、大動脈10
0から胃、腸、膵臓、脾臓等の門脈系臓器104を経由
し門脈106を通じて送りだされる静脈としての門脈血
流量Fpが供給される。この場合、肝動脈血流量Faと
門脈血流量Fpの比は平均的にFa/Fp≒1/3とさ
れている。そして、肝54の組織を通過して肝静脈10
8に肝静脈血流量Fhとして送りだされる。各血流量F
a、Fp、Fhの単位は、それぞれ、1分間に単位体積
(100cc)を流れる血液の量(cc)である。
(1)式の関係が成立する。
肝54の各組織毎のキセノン濃度Ch(t)が得られて
いる。
のキセノン濃度Ca(t)、すなわち、肝動脈血流量F
aと門脈系臓器104に流れ込む動脈血流のキセノン濃
度は終末呼気のキセノン濃度から導かれるので、濃度測
定センサ48で測定されているキセノン濃度から計算す
ることができる。
Ch(t)の時間的変化は、Fickの原理より次の
(2)式に示すように、肝動脈血流量Faと肝動脈血流
のキセノン濃度Ca(t)との積、門脈血流量Fpと門
脈系臓器104のキセノン濃度Cp(t)と分配係数の
逆数(1/λp)との積の和から、肝静脈血流量Fhと
肝組織毎のキセノン濃度Ch(t)と分配係数の逆数
(1/λh)との積の差を採った値により表されること
が分かっている。
04と肝臓54における組織中のキセノン濃度と血液中
のキセノン濃度の比を示している。
セノン濃度Cp(t)は、測定することができないの
で、(2)式から除く工夫が必要となる。
すれば、Fickの原理より次の(3)式に示すよう
に、門脈系臓器104のキセノン濃度Cp(t)の時間
的変化が、門脈血流量Fpと肝動脈血流のキセノン濃度
Ca(t)との積から、門脈血流量Fpと門脈系臓器1
04のキセノン濃度Cp(t)と分配係数の逆数(1/
λp)との積を引いた値により表されることが分かって
いる。
について解けば、次の(4)式の定積分を含む式で表さ
れることが分かる。なお(4)式において、符号xは時
間を表す。
る。
織のキセノン濃度Ch(T)を求めれば、次の(5)式
に示すように、定積分の和で表されることが導ける。
T]である。右辺第2項の二重積分の中、微小時間dx
についての定積分の区間は[0,t]であり、微小時間
dtについての定積分の区間は[ 0,T] である。
画素)毎に肝動脈血流量Faと門脈血流量Fpとの近似
解をλh=λpとして最小自乗法により求めることがで
き、各組織毎にこれらの流れる割合を計算することがで
きる。この割合の比の値がFa/Fp≒1/3となって
いる部分は正常な組織である可能性が高く、いずれかに
偏っている場合には、非正常組織である可能性が高いと
考えることもできる。一般に、正常肝では、動脈血流の
みが流れる組織はないものと考えられているので、動脈
血流のみが流れている組織(部位)は、例えば、悪性腫
瘍等の非正常組織が存在する組織(部位)である等と推
定することが可能である。
方法について具体的に説明すると、図6は、ステップS
4において撮影した肝54の断層画像を含むX線CT装
置14におけるモノクローム表示の表示装置56上また
はハードコピー57上の出力画像112である。図6
中、左端部に示す値1〜値120までの表示はCT値、
すなわちハウンスフィールドユニット[HU]の値を示
している。この出力画像112中の肝54中の所望の部
位(位置)に、これから分析しようとする、例えば、2
箇所の関心領域ROI1とROI2を操作コンソール5
2により設定する(図6中、○印で示した位置(領域)
参照)。関心領域ROIは、任意の大きさで任意の位置
に設定することができる。
される大動脈100のキセノン濃度Ca(T)の変化
(測定値)を図7に示す。また、関心領域ROI1の肝
組織のキセノン濃度Ch(T)の変化(測定値)例を図
8に示す。さらに、関心領域ROI2の肝組織のキセノ
ン濃度Ch(T)の変化(測定値)例を図9に示す。図
9に示す関心領域ROI2のキセノン濃度Ch(T)の
変化が、図7に示す大動脈100のキセノン濃度Ca
(T)の変化とほぼ同期して変化することに留意し、ま
た、図8に示す関心領域ROI1のキセノン濃度Ch
(T)の変化が、図7に示す大動脈100のキセノン濃
度Ca(T)の変化に対して遅延して変化していること
に留意する。
1でのキセノン濃度Ch(T)を、(2)式を参照して
最小自乗法により求めた近似特性を示している。
ROI2でのキセノン濃度Ch(T)を、(2)式を参
照して最小自乗法により求めた近似特性を示している。
これら、図7〜図11は、表示装置56上に表示され
る。
量FpをFp=70.7、肝動脈血流量FaをFa=
0.0、肝静脈血流量FhをFh=70.7として求め
られたものである。
量FpをFp=0.8、肝動脈血流量FaをFa=9
7.2、肝静脈血流量FhをFh=98として求められ
たものである。
I1では、ほとんど肝動脈血流量Faが流れており、一
方、図11の近似特性124から関心領域ROI2で
は、ほとんど門脈血流量Fpが流れていることが分か
る。
画素(各組織)毎の肝動脈血流量Faと門脈血流量Fp
を分けて求めることができる。
のマップ(動脈マップともいう。)126を模式的かつ
概略的に示している。図12中、左端部に示す値0.0
1〜値100までの表示は、血流量[cc/100cc
−組織/min]の値を示している。この図12に示す
肝動脈血流量Faのマップから、関心領域ROI2に対
応する部分がほとんど赤色になっており、関心領域RO
I2の組織には、ほとんど肝動脈血流量Faのみが流れ
ていることが一目で分かり、関心領域ROI2の部位に
は悪性腫瘍等の非正常組織が存在することが推定され
る。図13は、門脈血流量Fpのカラー表示のマップ
(門脈マップともいう。)128を示している。図14
は、肝静脈血流量Fhのカラー表示マップ(肝血流マッ
プともいう。)130を示している。
門脈マップ128、肝血流マップ130は従来存在しな
いものであり、診断上きわめて興味深い結果が得られて
いるものと判断される。
合ガス供給装置16とX線CT装置14とを用いて、被
検体12の肝臓54の肝動脈血流量Faと門脈血流量F
pを測定でき、かつその測定結果に応じた肝動脈血流量
Faと門脈血流量Fpに関連するカラー表示を行うこと
ができる。
ノンガスの吸入過程の終了を呼気中のキセノン濃度の飽
和により判定し(図3のフローチャート中、ステップS
8参照)、空気の吸入に切り替えて行われるキセノンガ
スの洗い出し過程の終了をキセノン濃度が所定値以下に
なることにより判定しているが(図3のフローチャート
中、ステップS11参照)、この出願の発明者等は、被
検体12の肝臓54の肝動脈血流量Faと門脈血流量F
pを測定するためには、吸入過程を約4分で終了し、洗
い出し過程を約5分で終了するという時間管理で行える
ことも見いだしている。
ャートを示しており、以下にこのフローチャートを参照
しながら説明する。なお、図15に示すフローチャート
中、図3のフローチャート中の処理ステップと対応する
処理ステップには図15のフローチャート中にかっこを
付けて示している。
24上に被検体12を載せた状態で移動テーブル22を
矢印B方向に移動させ、被検体12の肝臓54の断層画
像が撮影できる位置で停止させる(ステップS21)。
ク44が被検体12の口と鼻部を覆うように取り付けら
れる(ステップS22)。
プS23)、X線CT装置14により、いわゆるベース
ラインのCT画像が撮影されるとともに(ステップS2
4)、混合ガス供給装置16からキセノンガスと酸素ガ
スの混合ガスが被検体12に対して送出され、吸入過程
(Wash−in)が開始されて測定が開始される(ス
テップS25)。この測定の開始時点で、制御装置20
内の図示していないタイマ(計時装置)が設定時間4分
の計時を開始する。
り吸入過程の終了が確認され(ステップS26)、終了
するまで、40msec毎に呼気中キセノン濃度が測定
され(ステップS27)、約1分毎に、1分、2分、3
分、4分と合計4回CT画像が撮影される(ステップS
28)。
6:YES)、混合ガスに代替して空気が被検体12に
供給開始される(ステップS29)。これにより、上記
タイマにより設定時間5分の計時が開始されキセノンガ
スの洗い出し過程(Wash−out)が開始される。
0)、40ms毎に呼気中キセノン濃度が測定され(ス
テップS31)、約1分毎に、ステップS25の測定開
始から換算すれば、5分、6分、7分、8分、9分とさ
らに合計5回CT画像が撮影される(ステップS3
2)。
5の測定開始からは合計9分の計時が終了した時点で、
洗い出し過程が終了する(ステップS30:YES)。
撮影されたCT画像データから導いた肝臓組織中のキセ
ノン濃度Ch(T)と、ステップS27とステップS3
1で測定された呼気中キセノンガス濃度データから導い
た動脈血流中のキセノンガス濃度Ca(T)より、CT
画像の画素毎に肝動脈血流量Faと門脈血流量Faを上
記(5)式を用いて最小自乗法により算出する(ステッ
プS33)。
に示した肝動脈血流量Faのカラー表示のマップ(動脈
マップ)126、図13に示した門脈血流量Fpのカラ
ー表示のマップ(門脈マップ)128および図14に示
した肝静脈血流量Fhのカラー表示マップ(肝血流マッ
プ)130等を表示させて、診断に供することができる
(ステップS34)。
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
ば、肝動脈血流量と門脈血流量とを診断に適した形式で
測定することができる。
量と肝動脈血流量を容易に検出することができる。
門脈血流が流れる組織と動脈血流が流れる組織とに分離
して表示(より好ましくはカラー表示)することができ
る。
的模式図である。
図である。
フローチャートである。
者の肝臓をX線CT装置により撮影している状態を示す
側面視的模式図である。
図である。
す図である。
る。
示す特性図である。
示す特性図である。
る。
る。
る。
れるフローチャートである。
給装置 18…X線CT装置本体 20…制御装置 36…キセノンガスボンベ 38…酸素ガスボ
ンベ 42…吸入装置本体 44…呼吸用マス
ク 54…肝臓 56…表示装置
Claims (6)
- 【請求項1】ガス吸入装置によりキセノンガスと酸素ガ
スとの混合ガスを被検体の肺に一定時間供給して、前記
被検体の肝組織中の前記キセノン濃度の変化をX線CT
装置により画素に分解して検出するキセノン濃度変化検
出過程と、 肝組織中のキセノン濃度が、肝動脈血流中のキセノン濃
度と門脈血流中のキセノン濃度とから規定されることに
基づき、前記分解した各画素における肝動脈血流量と門
脈血流量とを処理装置により求める画素血流量計算過程
とを備えることを特徴とする肝血流量測定方法。 - 【請求項2】請求項1記載の肝血流量測定方法におい
て、 前記処置装置は、前記画素血流量計算過程により求めた
肝動脈血流量と門脈血流量に基づき、前記X線CT装置
により得られた画素により表される肝の断層画像を、肝
動脈血流を表すマップと門脈血流を表すマップとで表示
形式を分けて表示装置上に表示する表示過程とを備える
ことを特徴とする肝血流量測定方法。 - 【請求項3】請求項2記載の肝血流量測定方法におい
て、 前記表示過程における表示形式は、前記肝動脈血流を表
すマップと前記門脈血流を表すマップの色を変えて表示
する表示形式とすることを特徴とする肝血流量測定方
法。 - 【請求項4】キセノンガスと酸素ガスとの混合ガスを被
検体の肺に供給するガス吸入装置と、 前記被検体の肝組織中の前記キセノン濃度の変化を画素
に分解して検出するX線CT装置と、 前記ガス吸入装置と前記X線CT装置を制御する制御装
置とを有し、 該制御装置は、前記ガス吸入装置を駆動して前記被検体
に一定時間前記混合ガスを吸入させるとともに、前記分
解して検出された画素データから、肝組織中のキセノン
濃度が、肝動脈血流中のキセノン濃度と門脈血流中のキ
セノン濃度から規定される式を参照して、前記分解した
各画素における肝動脈血流量と門脈血流量を求めること
を特徴とする肝血流量測定装置。 - 【請求項5】請求項4記載の肝血流量測定装置におい
て、 表示装置を有し、 前記制御装置は、求めた肝動脈血流量と門脈血流量に基
づき、前記X線CT装置により得られた画素により表さ
れる肝の断層画像を、肝動脈血流を表すマップと門脈血
流を表すマップとで表示形式を分けて前記表示装置上に
表示することを特徴とする肝血流量測定装置。 - 【請求項6】請求項5記載の肝血流量測定装置におい
て、 前記表示装置上の表示形式は、前記肝動脈血流を表すマ
ップと前記門脈血流を表すマップの色を変えて表示する
表示形式とすることを特徴とする肝血流量測定装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017433A JPH11206754A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 肝血流量測定方法およびその装置 |
| EP99105250A EP1036542B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-03-15 | Apparatus for measuring hepatic blood flow amount |
| US09/271,253 US6176838B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-03-17 | Method and apparatus for measuring hepatic blood flow amount |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10017433A JPH11206754A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 肝血流量測定方法およびその装置 |
| EP99105250A EP1036542B1 (en) | 1998-01-29 | 1999-03-15 | Apparatus for measuring hepatic blood flow amount |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11206754A true JPH11206754A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=26152933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10017433A Pending JPH11206754A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 肝血流量測定方法およびその装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1036542B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11206754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005095340A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | 血流解析装置及び血流解析方法 |
| JP2010005456A (ja) * | 2009-10-13 | 2010-01-14 | Toshiba Corp | 血流解析装置及び血流解析方法 |
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1998
- 1998-01-29 JP JP10017433A patent/JPH11206754A/ja active Pending
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1999
- 1999-03-15 EP EP99105250A patent/EP1036542B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005095340A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Toshiba Corp | 血流解析装置及び血流解析方法 |
| JP2010005456A (ja) * | 2009-10-13 | 2010-01-14 | Toshiba Corp | 血流解析装置及び血流解析方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1036542B1 (en) | 2003-11-26 |
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