JPH11206963A - パチンコ遊戯機 - Google Patents

パチンコ遊戯機

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JPH11206963A
JPH11206963A JP1241698A JP1241698A JPH11206963A JP H11206963 A JPH11206963 A JP H11206963A JP 1241698 A JP1241698 A JP 1241698A JP 1241698 A JP1241698 A JP 1241698A JP H11206963 A JPH11206963 A JP H11206963A
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game
balls
ball
game ball
game machine
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Tetsuo Nakamura
村 哲 雄 中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ごく少数の遊技球をパチンコ遊戯機
内で循環させて遊戯できるようにして、遊技球を大幅に
減らすと共に、パチンコ店の設備を簡素化し、さらには
景品交換のための景品球の運搬をなくして遊戯者や係員
の重労働をなくすことのできるパチンコ遊戯機を提供す
ることを目的としているものである。 【構成】パチンコ遊戯機1は、入賞口(53、55、5
7)と、外れ口(58)とを備えた遊戯盤(5)上に、
遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機1において、所定数の
遊戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循
環手段と、保有する遊戯球数を記録媒体に記録させて出
力する出力手段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入賞口と、外れ口とを
備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊戯機においては、遊戯
盤上に打ち出された遊技球が入賞口に入賞すると所定数
の遊技球が景品球として払い出される。一方、入賞口に
入賞しなかった外れ球は、遊戯盤最下部に設けられた外
れ口で遊戯機内に回収される。
【0003】このようなパチンコ遊戯機においては、遊
戯盤上に打ち出された遊技球は、入賞、外れにかかわら
ず、入賞口、外れ口を経由して遊戯盤の背面から、パチ
ンコ遊戯機外に排出される。また、景品球はパチンコ遊
戯機の背面上部に設けられた受皿へとパチンコ遊戯機の
外部から供給される。
【0004】従って、従来のパチンコ遊戯機では、遊戯
盤下部から排出された遊技球を回収し、パチンコ遊戯機
の上部へ景品球として供給しなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、パチンコ店
では、多数のパチンコ遊戯機のそれぞれから排出される
遊技球を回収し、これをパチンコ遊戯機の上方を流して
各パチンコ遊戯機に戻るよう循環経路を店内に設けなけ
ればならず、極めて多大な設備を必要としていた。
【0006】一方、多数の遊戯球を獲得した遊戯者は、
獲得した遊技球を箱などに入れて手元に置いておくた
め、パチンコ店では、それを見越して数十万個から数百
万個という膨大な数の遊技球を予め準備しておかなけれ
ばならなかった。
【0007】また、多数の遊技球を獲得した遊戯者の遊
戯終了後には、遊戯者本人もしくは係員が景品交換のた
めにパチンコ店内に設けられている景品交換所まで運ば
なければならなかった。多数の遊戯球を入れた箱はかな
りの重量になり、景品交換所まで運ぶのは重労働となっ
ていた。
【0008】本発明は、前記した問題点を解決するため
になされたもので、ごく少数の遊技球をパチンコ遊戯機
内で循環させて遊戯できるようにして、遊技球を大幅に
減らすと共に、パチンコ店の設備を簡素化し、さらには
景品交換のための景品球の運搬をなくして遊戯者や係員
の重労働をなくすことのできるパチンコ遊戯機を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口と、外れ口とを
備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機に
おいて、所定数の遊戯球をその内部において循環させて
使用する遊技球循環手段と、保有する遊戯球数を記録媒
体に記録させて出力する出力手段とを備えたものであ
る。
【0010】また、請求項2記載のパチンコ遊戯機は、
請求項1記載のパチンコ遊戯機において、出力手段は、
保有する遊戯球数を印字して出力するプリンタからなる
ものである。
【0011】また、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口
と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパ
チンコ遊戯機において、所定数の遊戯球をその内部にお
いて循環させて使用する遊技球循環手段と、保有する遊
戯球数を表示する表示手段を備えたものである。
【0012】また、請求項4記載のパチンコ遊戯機は、
請求項3記載のパチンコ遊戯機において、表示手段は、
保有する遊戯球数を数値でデジタル表示するデジタル表
示手段からなるものである。
【0013】また、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口
と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパ
チンコ遊戯機において、所定数の遊戯球をその内部にお
いて循環させて使用する遊技球循環手段と、保有する遊
戯球が0となった時、遊技球の打ち出しを停止する停止
手段とを設けたものである。
【0014】また、請求項6記載のパチンコ遊戯機は、
請求項5記載のパチンコ遊戯機において、遊技球を打ち
出すハンマ−を備え、停止手段は、前記ハンマ−を停止
させるものである。
【0015】また、請求項7記載のパチンコ遊戯機は、
請求項5記載のパチンコ遊戯機において、遊技球を打ち
出すハンマ−と、このハンマ−に遊技球を供給する供給
装置を備え、停止手段は、前記供給装置を停止させ、前
記ハンマ−への遊技球の供給を停止するものである。
【0016】また、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口
と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパ
チンコ遊戯機において、所定数の遊戯球をその内部にお
いて循環させて使用する遊技球循環手段と、保有する遊
戯球の数を記憶するための遊戯球数記憶手段と、遊技球
の打ち出しを検出する打ち出し検出手段と、この打ち出
し検出手段が打ち出しを検出した時に前記遊戯球数記憶
手段に記憶された遊技球数から打ち出し球数を減算する
減算手段と、打ち出し後に遊戯盤に届かずに戻ってきた
遊技球を検出する戻り球検出手段と、この戻り球検出手
段が戻り球を検出した時に前記遊戯球数記憶手段に記憶
された遊戯球数に戻り球数を加算する加算手段とを備え
たものである。
【0017】また、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口
と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパ
チンコ遊戯機において、所定数の遊戯球をその内部にお
いて循環させて使用する遊技球循環手段と、前記遊技球
が前記入賞口に入賞した時、出玉疑似音を出力する疑似
音出力手段とを備えたものである。
【0018】また、本発明のパチンコ遊戯機は、入賞口
と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、遊戯球を打ち出すパ
チンコ遊戯機において、複数種類の大当りの種類を識別
する識別手段と、この識別手段によって特定種類の大当
りが識別された場合、大当り遊戯終了後、遊技球の打ち
出しを停止する終了手段とを設けたものである。
【0019】また、請求項11記載のパチンコ遊戯機
は、請求項10記載のパチンコ遊戯機において、遊技球
を打ち出すハンマ−を備え、終了手段は、前記ハンマ−
を停止させるものである。
【0020】また、請求項12記載のパチンコ遊戯機
は、請求項10記載のパチンコ遊戯機において、遊技球
を打ち出すハンマ−と、このハンマ−に遊技球を供給す
る供給装置を備え、終了手段は、前記供給装置を停止さ
せ、前記ハンマ−への遊技球の供給を停止するものであ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図18を参
照して説明する。まず、図1は、本発明の実施例である
パチンコ遊戯機1の設置状態を示す概略的正面図で、図
2は、同遊戯機1の概略的側面図である。遊戯機1は、
背面が壁面2に密着し、その底面が床面4に載置され、
その前面に対向して遊戯者が着席する座席3がやはり床
面に設置されている。
【0022】遊戯機1中央正面にはガラス板によって覆
われた遊戯盤5が設けられ、この遊戯盤5の正面最上部
には3つのランプ7、9、7が並設されている。左右に
位置するランプ7、7は、後述する大当り表示ランプ
で、中央のランプ9は、遊戯中に遊戯機1に何らかの故
障が生じた場合に係員を呼び出すための係員呼び出しラ
ンプである。大当り表示ランプ7は、後述する大当り中
に点滅して大当り状態を知らせると共に、電飾効果を果
たす。一方、係員呼び出しランプ9は押しボタンスイッ
チを兼用し、この部分を遊戯者が押すことでこのランプ
9が点灯する。係員はこのランプ9の点灯の有無を監視
し、点灯している遊戯機を見いだすとこれを修理する。
【0023】ランプ7、9と遊戯盤5の間には遊戯者の
保有する遊戯球(持玉)の数をデジタル表示する持玉数
表示部11が設けられている。持玉数表示部11は5個
の7セグメント表示素子を横一線に並べて構成されてい
る。この持玉数表示部11の側方には大当り時に用いら
れる無制限表示ランプ131と確率変動表示ランプ13
3が上下に並置されている。
【0024】続いて遊戯盤5の側方にはプリペイドカ−
ドを挿入するためのカ−ド差込口15が設けられる。遊
戯盤5の下方には遊戯中の各種状況などを表示するとと
もに各種操作のための操作・表示パネル17が表示、操
作面を斜め上向きに傾斜して設けられ、操作・表示パネ
ル17の右側には遊戯球の遊戯盤5上への打ち出しと停
止を操作すると共に打ち出し強さを調節するためのハン
ドル19が突設されている。
【0025】次に、図3を参照して本遊戯機1の遊戯盤
5とその遊戯盤5上に設けられた各部品を説明する。な
お、図3中、破線で示す部分は遊戯盤5背面に設けられ
た遊技球の通路である。
【0026】遊戯盤5上には多数の釘51が、遊戯盤5
上に打ち出された遊戯球がこれに衝突して跳ね返ること
で複雑な動きをするように打ち込まれている。さらに、
遊戯盤5には合計7個の入賞口が設けられ、その内5個
は通常の入賞口53で、中央下部の入賞口55には、そ
の上部に大当りの抽選のための抽選通路56が設けられ
ている。また、この入賞口55の下部には通常は閉じ、
大当り時にのみ開放する大当り入賞口57が設けられ、
さらにその下部には、いずれの入賞口53、55、57
にも入賞しなかった遊戯球が回収される外れ口58が設
けられている。入賞しなかった遊戯球は、遊戯盤5の下
面を形成する半円弧形状の底面59で拾われ、底面59
の上面に沿って流れ、中央最下部に位置する外れ口58
に案内される。
【0027】そして、遊戯盤5の中央には3桁の抽選結
果表示部52が設けられている。詳細は後述するが、本
実施例のパチンコ遊戯機1では、抽選通路56を遊技球
が通過する度に抽選が実施され、抽選の結果「大当り」
になると大当り入賞口57が開放する。そして、開放さ
れた入賞口57に所定個数の遊技球が入賞すると「大当
り」は終了し、入賞口57は閉塞する。また、大当り時
には、抽選結果表示部52の3桁のそれぞれに同一の絵
柄(本明細書中絵柄とは絵、模様のみならず、数字や文
字等も含むものとする)が表示され、遊戯者に「大当
り」を報知するようになっている。一方、「大当り」に
ならず、外れた場合には抽選結果表示部52の3桁の表
示中、少なくとも1桁は異なった絵柄が表示される。
【0028】続いて、パチンコ遊戯機1内の遊技球の流
れを説明する。まず、遊技球は、上下のレ−ルによって
形成された打ち出し通路60間を通して遊戯盤5上に打
ち出される。遊戯盤5上では、遊技球は釘51に弾か
れ、釘51と釘51の間を落下し、各種入賞口53、5
5、57に入賞するか、下部の底面59まで落下して外
れ口58に入る。入賞口53、55内にはそれぞれ遊戯
盤5の背面へと遊技球を導くための孔62が設けられて
いる。孔62はそれぞれ遊戯盤5の背面に設けられた回
収経路に連通している。上部の各入賞口53内の孔62
に入った遊技球は、遊戯盤5の背面に設けられた第1回
収経路64を通して遊戯盤5の背面の中段位置に設けら
れた背面受皿66に一旦回収される。一方、下部の入賞
口53、55の孔62はそれぞれ一端が背面受皿66に
向けて開口する第2回収経路67に連通してる。また、
大当り入賞口57は直接第2回収経路67の途中に開口
している。そして、背面受皿66はその中央底面にその
一端が下部受皿69につながる第3回収経路68が接続
されている。各回収経路64、67、68は、チュ−ブ
状で、その内部を遊技球が通過可能な大きさを有してい
る。従って、入賞口53、55、57に入賞した遊技球
はいずれかの回収経路64、67、68を通じて下部受
皿69に回収される。
【0029】一方、外れ口58は遊戯盤5の背面に開口
し、この開口は下部受皿69につながっている。このた
め、外れ口58に入った遊技球はそのまま遊技盤5の背
面から下部受皿69に落下する。したがって、打ち出さ
れた遊技球は最終的にすべて下部受皿69に回収される
こととなり、遊戯機1内を循環し、繰り返し使用され
る。
【0030】続いて、図4乃至図6に基づいて遊技球の
打ち出し部分について説明する。まず、下部受皿69の
底面の最下部には遊技球が1個のみ通過可能な孔70が
設けられ、この孔70の下方には遊技球が1個のみ収納
可能な凹部71を2つ備えた遊戯球供給円盤72が、軸
73を中心に図中矢印V方向に回転するように配置され
ている。そして、遊技球供給円盤72の図中右方向には
遊技球供給円盤72の外面とわずかなすきまを残して半
円弧形状のカバ−74が設置されている。
【0031】そして、図4に示すように、遊戯球供給円
盤72の回転により下部受皿69の底面の孔70の真下
に遊戯球供給円盤72の凹部71が位置した時、下部受
皿69内に収納された遊技球78は、凹部71に落下し
てはまり込む。その後、遊技球供給円盤72はさらに回
転し、凹部71に収納された遊技球は、凹部71が最下
部にくるまで凹部71とカバ−74との間に保持され
る。そして、図6に示すように凹部71が最下部に到達
すると、凹部71に収納されていた遊戯球が孔75から
打ち出し通路60に落下する。
【0032】打ち出し通路60の一端には、図3、図4
に示すように遊技球を打ち出すハンマ−90が設けられ
ている。ハンマ−90は、打ち出し棒92と、この打ち
出し棒92を遊技球の打ち出し方向に付勢するバネ94
と打ち出し棒92を打ち出しと逆方向に引き込み、その
後打ち出し棒92の引き込みを解除する図示しないカム
とこのカムを駆動するハンマ−モ−タ96から構成され
る。図4、図7に示すようにハンマ−モ−タ96は、同
時に上述した遊技球供給円盤72を回転させる。すなわ
ち、ハンマ−モ−タ96は、その軸に歯車97が取りつ
けられ、この歯車97は、遊技球供給円盤72の背部に
一体に設けられてその外周面に歯車が設けられた歯車付
き円盤98と噛み合っている。
【0033】そして、歯車付き円盤98が半回転する間
に1サイクルの打ち出し棒92の引き込み、解除が行わ
れるように歯車97と歯車付き円盤98の歯車数及びカ
ム位置の設定が行われている。さらに、打ち出し棒92
の引き込み、解除は図5に示す位置に遊技球供給円盤7
2が移動したタイミングで行われる。従って、次の遊技
球が遊戯球供給円盤72の一方の凹部71に収納され、
孔75の方向へと移動中に遊戯球供給円盤72の他方の
凹部71から打ち出し通路60上面に設けられた孔75
を介して打ち出し通路60に供給された遊技球が、打ち
出し棒92により打ち出される。すなわち、遊技球が打
ち出し通路60に供給される都度打ち出し棒92の引き
込み、解除が行われるように同期が取られている。
【0034】なお、遊戯者はハンドル19のひねり角度
を変えることでバネ94の位置を変化させて、遊技球の
打ち出し強さを変えることができるようになっている。
ハンマ−90により打ち出された遊技球は通常、打ち出
し通路60の一端から遊技盤5上へと飛び出すが、場合
によっては、遊戯盤5まで届かずに打ち出し通路60を
戻ってくる場合がある。戻ってきた遊技球がハンマ−9
0のところまで戻ると、遊技球供給円盤72から続いて
供給される遊戯球と重なり、ハンマ−90による打ち出
しができなくなる。このような故障の発生を防止するた
めに一旦ハンマ−90により打ち出された遊技球が打ち
出し通路60に戻ることがないよう打ち出し通路60中
の途中の各所に戻り防止板61、63、65が設けられ
ている。各戻り防止板61、63、65はそれぞれ通路
を閉鎖する方向にバネで付勢されている。
【0035】まず、打ち出し通路60の最も先端に設け
られた戻り防止板61は遊戯盤5に飛び出した遊技球が
遊戯盤5上の釘51に当たって跳ね返り、再び打ち出し
通路60に戻ってくるのを防止する。遊戯盤5方向へと
飛び出す遊技球は、戻り防止板61を押して、遊戯盤5
へと飛び出す。逆に、打ち出し通路60方向へ遊技球が
戻ってきた時にはすでにバネの付勢力により戻り防止板
61は通路を閉鎖する位置に戻っているため、このよう
な遊技球は戻り防止板61の背面に衝突して遊戯盤5に
跳ね返り、打ち出し通路60には戻らない。
【0036】また、打ち出し通路60の中間部に設けら
れた戻り球防止板63は、ハンマ−90による打ち出し
が弱く、打ち出し通路60の中間部分から打ち出し通路
60を逆戻りする遊技球の戻りを防止するもので、この
戻り球防止板63の出口側には打ち出し通路60から分
岐して、下部受皿69に至る第1戻り通路80が設けら
れている。従って、戻り防止板61と戻り防止板63の
間から戻り出した遊技球は、この第1戻り通路80を通
って下部受皿69へと送られる。さらに、遊技球を打ち
出す打ち出し棒92の直前に設けられた戻り防止板65
の打ち出し側には下方に向かった穴81が設けられてい
る。戻り防止板63と戻り防止板65の間で戻り出した
遊技球は、この戻り防止板65に衝突し、穴81へと落
ち込む。
【0037】この穴81の背部には、その外周側面が位
置する戻り球回収円盤82が設けられている。この戻り
球回収円盤82の外周側面には複数の回収穴84が設け
られ、図7に示すように穴81と回収穴84とは第2戻
り通路86によって連通している。戻り球回収円盤82
の軸88は、戻り球回収円盤82の背部に固定された回
収モ−タ87の軸と直結されている。この回収モ−タ8
7は常時低速で回転しているため、戻り球回収円盤82
も常に低速で図4中の矢印X方向に回転している。戻り
球回収円盤82の上端は下部受皿69の上部に達し、こ
の部分に移動してきた回収穴84は下部受皿69に連通
するチュ−ブ状の第3戻り通路89の開口に面するよう
になっている。このため、穴81に落ち込んだ遊技球
は、第2戻り通路86を通って戻り球回収円盤82の回
収穴84に収納され、戻り球回収円盤82の回転により
遊技球が収納された回収穴84が最上部に達すると、回
収穴84内の遊戯球はころげ出して第3戻り通路89を
通って下部受皿69に落下する。なお、第2戻り通路8
6、回収穴84、第3戻り通路89は上述の方向に遊技
球が円滑に移動するように要所要所に傾斜がつけられて
いる。
【0038】従って、本パチンコ遊戯機1において使用
される遊技球はすべて遊戯機1内のみを循環し、遊戯中
においては遊技球の外部からの補給、外部への排出は全
くない。このため、遊戯機1は、遊戯中に打ち出される
遊技球が途中でとぎれることがないだけの数の遊技球を
収納しておけば良い。このため、本遊戯機1に使用され
る遊技球の数は30個から50個程度のごく少数です
む。
【0039】続いて、遊戯機1の操作及び表示について
図8を用いて説明する。操作・表示パネル17上の右側
部にはジュ−スなどの缶もしくはコップを置くためのカ
ップホルダ161と灰皿163が、中央には各種表示及
び操作釦が設けられ、左側部には、上からスピ−カ16
5、プリンタ出力口167、精算釦68、プリントアウ
ト(PO)釦169が設けられている。操作・表示パネ
ル17の中央には上部に30個のランプ(LED)17
9からなる持玉残量表示部171が設けられ、その下部
には、右側から2桁のデジタル数値表示器を用いたカ−
ド残高表示部173、確認ランプ172、5桁のデジタ
ル数値表示器を用いた持玉数量表示部175、持玉の一
部を景品に交換する際の交換遊戯球数を表示する3桁の
デジタル数値表示器を用いた景品交換数表示部177、
景品交換釦178が設けられている。さらに、カ−ド残
高表示部173の下方には終了釦174、玉貸釦176
が設けられ、景品交換数表示器177の下方には増加
(▲)釦180、減少(▼)釦182が設けられてい
る。
【0040】持玉残量表示部171は、遊戯者の保有す
る遊技球の数(持玉数)が30個以上の場合、すべての
ランプ179が点灯し、30個未満の場合、その保有遊
技球数と一致する数のランプ179が点灯し、それ以外
のランプ179は消灯する。例えば、持玉数が10個の
時には10個のランプ179が点灯し、20個のランプ
179が消灯する。
【0041】持玉数量表示部175は、持玉数をデジタ
ル表示するもので、遊戯機1の上部に設けられた持玉数
表示部11と同じ機能を持つ。持玉数表示部11は、係
員や他の客が遊戯中の遊戯者の持玉数を確認するため、
持玉数量表示部175は、もっぱら遊戯中の遊戯者が自
分の持玉数を確認するために設けられている。
【0042】カ−ド残高表示部173は、遊戯者が図1
に示すカ−ド差込口15に挿入したプリペイドカ−ドに
記憶されている残高を表示する。確認ランプ172は、
詳細は後述するが、遊戯者が遊戯を終了する際にその意
志を確認するためのランプである。
【0043】続いて、終了釦174は、遊戯者が遊戯を
終了する際などに、カ−ド差込口15に挿入したプリペ
イドカ−ドをカ−ド差込口15から取り出すための釦
で、玉貸釦176は、挿入されたプリペイドカ−ドに記
録されている残高から所定金額を遊技球に交換するため
の釦である。この玉貸釦176を押すたびにプリペイド
カ−ドから所定金額が差し引かれ、その金額に応じた数
の遊技球が持玉数に加算される。
【0044】景品交換釦178は、景品交換数表示部1
77に表示されている交換遊技球数を印字した景品交換
用シ−ト20をプリンタ出力口167から出力させるた
めの釦で、景品交換数表示部177に表示する交換遊戯
球数は増加(▲)釦180、減少(▼)釦182により
増減可能である。ただし、交換遊戯球数は遊戯者の保有
する持玉数を超えることはないと共に、持玉数が多くと
も交換遊戯球数は、3桁のデジタル表示からなる景品交
換数表示部177に表示可能な999個を超える設定は
できない。景品交換釦178は、通常、遊戯途中に持玉
の一部を、たばこやチョコレ−ト、ジュ−スなどに交換
するために用いられることから、この程度の上限で十分
である。
【0045】図8の場合、遊戯者の持玉数が18576
個で、遊戯途中にその一部をたばこに交換するために5
8個の交換遊戯球数を設定した状態を示している。ま
た、20個の遊戯球で交換可能なチョコレ−トを遊戯者
が希望すれば、景品交換数表示器177の表示が「2
0」となるように増加(▲)釦180、減少(▼)釦1
82を操作、設定後、景品交換釦178を押せば良い。
【0046】次に、精算釦168は押すことで遊戯者の
保有する全ての持玉を交換するもので、まず、この精算
釦168が押されると持玉数量表示部11の横に設けら
れた確認ランプ172が点灯し、この点灯状態において
プリントアウト(PO)釦169を押すとプリンタが動
作し、全ての持玉数、すなわち持玉数量表示部175に
表示されている持玉数を印字した景品交換用シ−トがプ
リンタ出力口167から出力される。
【0047】すなわち、遊戯者が遊戯途中で持玉の一部
を景品に交換する場合、増加(▲)釦180、減少
(▼)釦182及び景品交換釦178を操作することで
希望する景品を得ることができる。一方、遊戯を完全に
終了する場合には、遊戯者は精算釦168を押した後、
PO釦169を押すことですべての持玉を景品に交換す
ることができる。なお、実際にはプリンタ出力口167
から出力された景品交換用シ−ト20を、景品交換所へ
と持っていくことで遊戯者は景品を入手できる。なお、
景品交換用シ−ト20には、図5に示すように遊戯日
付、交換遊戯球数、交換遊戯球数に対応するバ−コ−
ド、出力した遊戯機の台番号が印字される。
【0048】続いて、図9を用いてパチンコ遊戯機1の
制御回路について説明する。すでに述べた各種の操作釦
168、169、174、176、178、180、1
82はすべてマイコンなどから構成される中央処理装置
190に入力されている。また、中央処理装置190
は、各種表示部7、11、131、133、171、1
72、173、175、177に接続され、これらの表
示部を制御する。さらに、無制限大当り設定器10、ス
ピ−カ−165、デジタル抽選器193、景品交換用シ
−トに印字するためのプリンタ195、カ−ド読み取り
書き込み器197、カ−ド戻しモ−タ199も、この中
央処理装置190に接続されている。
【0049】デジタル抽選器193は「大当り」の抽選
を行うもので、中央処理装置190から抽選通路56を
遊技球が通過したことを示す信号を受けるたびに抽選を
行う。この抽選結果は、デジタル抽選器193に接続さ
れた抽選結果表示部52に出力される。また、デジタル
抽選器193は、「大当り」か否か及び大当り時には後
述する「大当り」の種別を中央処理装置190に通知す
る。なお、後述する「無制限大当り」を設定するための
無制限絵柄設定器10は、図2に示すように係員のみが
操作できるように遊戯機1内部に設けられ、鍵を用いて
遊戯盤5を開放しなければ操作不可能になっている。
【0050】カ−ド戻しモ−タ199は、終了釦174
が押された時や、玉貸釦176の操作によってカ−ド差
込口15に挿入されたプリペイドカ−ドの残高が「0」
となった時、もしくは精算釦168を押した後にPO釦
169が押された時にカ−ド差込口15にプリペイドカ
−ド戻すためのモ−タである。カ−ド読み取り・書き込
み器197は、カ−ド差込口15から挿入されたプリペ
イドカ−ドに記録されている磁気デ−タを読み取り、書
き込むための磁気読み取り・書き込み装置である。
【0051】さらに、中央処理装置190には、各入賞
口53、55、57への遊技球の入賞を検出する入賞口
センサ200、ハンマ−90が遊戯球を打ち出したこと
を検出する打球センサ202、打ち出したにもかかわら
ず何等かの原因で遊戯盤5上に届かず、第1戻り通路8
0や戻り球回収円盤82を経由して戻ってきた遊技球を
検出する戻り球センサ204、抽選通路56を遊技球が
通過したことを検出する抽選通路センサ206、カ−ド
差込口15にプリペイドカ−ドの挿入を検出するカ−ド
検出センサ208がそれぞれ入力されている。なお、こ
れらのセンサには、いずれもフォトインタ−ラプタなど
を用いた光センサが用いられているが、マイクロスイッ
チのような接点を用いても良い。
【0052】中央処理装置190に接続される各種セン
サの取り付け位置について、図3を用いて説明すると、
まず、入賞口センサ200は各入賞口53、55、57
の入口付近にそれぞれ設けられる。後述するように大当
り入賞口57への遊技球の入賞数は「大当り」時の大当
り入賞口57の開閉制御に使用されるが、これ以外の入
賞口53、55に区別はないため、大当り入賞口57か
ら背面受皿66への回収経路と、入賞口53、55の回
収経路を区分し、それぞれの回収経路に1つづつの計2
か所に入賞口センサを設けてもよい。このように構成す
ることでセンサ数を少なくすることが可能となる。
【0053】打球センサ202は、戻り防止板65と遊
技球供給円盤72による遊戯球供給箇所との間に設けら
れ、戻り球センサ204は、打ち出し通路60の下方に
設けられた穴81位置と第3戻り通路86の間に設けら
れる。抽選通路センサ206は、抽選通路56部分に設
けられ、カ−ド検出センサ208は、カ−ド差込口15
内部に設置されている。
【0054】続いて、パチンコ遊戯機1の動作を図10
乃至図18を参照しながら説明する。まず、図10に
は、中央処理装置190の制御処理の全体像を示してい
る。最初にプリペイドカ−ドに関係するカ−ド処理P1
(図11)が実施され、続いて持玉数に関係する持玉数
処理P3(図12)が実施される。次に、景品交換に関
する交換処理P5(図13、図14)、遊戯を終了する
場合に用いられる精算処理P8(図15)、「大当り」
に関連する大当り処理P10(図16、図17)の順で
処理が実行される。ただし、これらの処理は常時繰り返
され、実際には処理の順序に意味はなく、各処理の順序
は入れ替え自由である。
【0055】なお、以降に説明する図11から図17の
フロ−チャ−トにおいて、YはYESであり、判断ブロ
ックの条件を満たした場合の処理経路を示し、NはNO
を意味し、条件を満たさない場合の処理経路を示してい
る。
【0056】<カ−ド処理P1>まず、カ−ド処理P1
では、図11に示すようにカ−ド検出センサ208によ
り、カ−ド差込口15内にプリペイドカ−ドが挿入され
ているかどうかが判別される(ST1)。ここでカ−ド
が挿入されていれば、カ−ドに記録されているカ−ド残
高Lがカ−ド読み取り・書き込み器197により読み取
られ(ST2)、カ−ド残高Lが「0」かどうかが判別
される(ST3)。ここでカ−ド残高Lが「0」であれ
ば、カ−ド戻しモ−タ199を作動させ、カ−ド差込口
15からプリペイドカ−ドを返却し(ST4)、カ−ド
残高表示器173の表示を消灯する(ST5)。一方、
ステップST1でカ−ドが挿入されていないことが検出
されれば、カ−ド残高表示器173の表示を消灯したま
ま(ST5)、カ−ド処理P1を終了する。
【0057】ステップST3で、カ−ド残高Lがあれ
ば、そのカ−ド残高Lを2桁の数値でカ−ド残高表示部
173に表示する(ST6)。ここで、玉貸釦176が
押されたかどうかが検出され(ST7)、押されていな
ければ(ST7のN)、続いて終了釦174が押された
かどうかが識別される(ST8)。ここで、終了釦17
4が押されていれば(ST7のY)、カ−ドを返却し、
カ−ド残高表示部173を消灯する(ST4、5)。一
方、ステップST8で終了釦174が押されていなけれ
ば、そのままカ−ド処理P1を終了する。
【0058】また、ステップST7で玉貸釦176が押
されていれば、遊戯者の持玉数mに所定の貸玉数pを加
算し(ST9)、同時にカ−ド残高Lから貸玉数pに対
応する金額lだけ減算し(ST10)、この新たなカ−
ド残高Lをカ−ド読み取り・書き込み器197によりカ
−ドに書き込む(ST11)。その後、再びステップS
T3へと戻り、金額lが差し引かれた後のカ−ド残高L
が「0」になったどうかが判別される。すなわち、遊戯
者が玉貸釦176を押す度に金額l分の遊技球p個が貸
出される。遊戯当初は持玉数mが「0」のため、遊戯者
は最初に玉貸釦176を押して持玉p個で遊戯を開始す
る。一方、遊技球の貸し出しによりカ−ド残高Lが
「0」になるとカ−ドを返却する(ST4)。遊技球の
貸し出し後にも残高Lがあれば、再びステップST6で
その残高Lが表示される。
【0059】<持玉数処理P3>続いて、図12を参照
して、持玉数処理P3を説明する。ここではまず、持玉
数mが「0」かもしくは後述するハンマ−モ−タ停止セ
ット中かどうかが判別される(ST30)。持玉数mが
「1」以上でかつハンマ−モ−タ停止セット中でなけれ
ば、すなわちステップST30のN(NO)の場合、遊
戯者は継続して遊戯可能であり、ハンマ−モ−タ96の
作動が継続される(ST31)。本実施例のパチンコ遊
戯機1では、ハンマ−モ−タ96により打ち出し棒92
と遊技球供給円盤72の回転が同時に行われるため、ハ
ンマ−モ−タ96の作動により遊技球の打ち出しが継続
される。遊技球が打ち出されると、これが打球センサ2
02により検出され(ST32)、持玉数mが1個減算
され(ST33)、次のステップST35へ移る。
【0060】一方、打球センサ202で打球が検出され
ない間は、ステップ33の処理が飛ばされ、ステップS
T35で戻り玉の有無が戻り玉センサ204で検出され
る。ここで戻り玉が検出されれば、持玉数mに1個加算
され、これが新たな持玉数mに設定される(ST3
6)。したがって、遊技球が遊技盤5上に打ち出された
場合のみ持玉数mが減らされる。正常に遊技球が遊技盤
5上に打ち出されると、戻り玉センサ204では戻り玉
が検出されず(ST35のN)、この場合、ステップS
T36の処理は行われない。
【0061】ステップST35のN、ST36の後に続
くステップST37では入賞口53、55、57への遊
技球の入賞の有無が入賞口センサ200により検出され
る。ここで入賞があれば、1個の入賞により予め設定さ
れた数nの景品球(遊技球)の払い戻しが実施される。
本パチンコ遊技機1では従来の遊技機のように実際に遊
技球が払い出される訳ではなく、中央処理装置190に
記憶される持玉数mに景品球のn個が加算され、加算後
の新たな持玉数mが中央処理装置190に記憶される
(ST38)ことで払い出しが行われる。なお、すでに
述べたステップST33、36の持玉数mに関する処理
もすべて中央処理装置190に記憶されたデ−タの書き
換えを意味している。ステップST38に続いて、スピ
−カ165から出玉疑似音が出力される(ST40)。
本パチンコ遊技機1では実際の遊技球の払い出しがない
ため、入賞時にはこの出玉疑似音により遊技者に入賞を
知らせると共に、臨場感を揚げるようになっている。
【0062】そして、出玉疑似音の出力の後、及びステ
ップST37により入賞が検出されなければ、その時の
持玉数mが30以下かどうか判別される(ST41)。
持玉数mが31以上であれば、持玉残量表示部171中
の30個すべてのランプ179を点灯させる(ST4
2)。一方、持玉数mが30以下の場合(ST41の
Y)、その持玉数mと一致する数のランプ179が点灯
し、それ以外のランプ179は消灯される(ST4
3)。したがって、持玉数mが少なくなってくると、持
玉残量表示部171の上段の右端から左端に向かって遊
技球の打ち出しの都度1個ずつランプ179が消灯し、
上段のランプ179すべてが消灯すると続いて下段の右
端から左端に向かってランプ179が消灯していく。入
賞や、遊技球の貸し出し、戻り玉によって持玉数mが増
加すると逆に下段の左端から右端、上段の左端から右端
に向かって点灯中のランプ179が増加していく。ステ
ップST42もしくはステップST43の処理が終了す
ると、最後に持玉数量表示部175、持玉数表示部11
の両方にそれぞれ持玉数mをデジタル表示して(ST4
5)、持玉数処理を終了する。
【0063】また、最初に戻って持玉数mが「0」の場
合もしくはハンマ−モ−タ停止セット中の場合、すなわ
ちステップST30のYでは、ハンマ−モ−タ96が停
止されて(ST46)、遊技球の打ち出しが中止され、
遊技を停止させ、ステップST41に移る。ここで、持
玉数mが「0」の場合には、すべてのランプ179が消
灯され(ST43)、持玉数量表示部175、持玉数表
示部11に「0」を表示して(ST45)、持玉数処理
を終了する。
【0064】<交換処理P5>続いて、図13、図14
により景品の交換処理P5を説明する。この景品交換処
理は遊戯者が遊戯途中に持玉の一部を景品に交換し、そ
の後、残った持玉で遊戯を継続する場合の処理である。
この処理では増加(▲)釦180、減少(▼)釦18
2、景品交換釦178、景品交換数表示部177及びプ
リンタ195が使用される。
【0065】まず、ここでは最初に、遊戯機1の電源投
入当初の初期状態かどうかが判別される(ST50)。
ここで、初期状態にあれば、交換遊戯球数kに「0」が
セットされる(ST51)。初期状態でなければ、ステ
ップST51が省略され、次のステップST52に移行
する。ステップST52では、交換遊技球数kが景品交
換数表示部177に表示可能な上限である「999」を
超えていないかどうか判別される。超えていれば交換遊
技球数kに「999」が設定される(ST53)。ステ
ップST52のN及びステップST53に続いて、景品
交換数kが、その時点の持玉数mを超えていないかどう
かが判別される(ST54)。超えていれば、交換遊戯
球数kに持玉数mが設定され(ST55)、ステップS
T58へと移行する。
【0066】一方、ステップST54で交換遊戯球数k
が、持玉数mを超えていなければ、増加(▲)釦180
が押されたかどうかが判別される(ST56)。増加
(▲)釦180が押されていれば、交換遊戯球数kが1
つ増加され(ST57)、ステップST52へと戻り、
交換遊戯球数kが「999」及び持玉数mを超えること
がないように調整される(ST52から55)。ステッ
プST56で増加(▲)釦180が押されていなけれ
ば、ステップST58へと移行する。
【0067】ステップST58では、減少(▼)釦18
2が押されたかどうか判別される。減少(▼)釦182
が押されていれば(ST58のY)、交換遊戯球数kが
「0」かどうかが判別され(ST60)、「0」であれ
ば、そのまま図10(b)のステップST62へと移
る。一方、交換遊戯球数kが「0」でなければ、すなわ
ち、1より大きければ(ST60のN)、交換遊戯球数
kを1つだけ減少し(ST61)、ステップST62へ
と移行する。ステップST58において、減少(▼)釦
182が押されていなければ、そのままステップST6
2へと移行する。
【0068】ステップST62では、上述の処理で決定
された交換遊戯球数kを操作・表示パネル17上の景品
交換数表示部177に表示する。続いて景品交換釦17
8が押されたかどうかが検出される(ST63)。景品
交換釦178が押されていれば、交換遊戯球数kが
「0」かどうか判別され(ST65)、「0」であれ
ば、景品交換釦178の誤操作であるとして特に処理を
行わず、この景品の交換処理P5を終了する。一方、交
換遊戯球数kが「0」でなければ(ST65のN)、持
玉数mから交換遊戯球数kを減算し、新たな持玉数mを
設定する(ST67)。続いて、プリンタ195により
景品交換用シ−ト20に交換遊戯球数kを印字して、プ
リンタ出力口167から出力し(ST68)、新たな持
玉数mに基づく交換遊戯球数kを表示するためにステッ
プST52へと戻る。
【0069】また、ステップST63において、景品交
換釦178が押されていない場合、そのまま処理を終了
して交換処理を終える。
【0070】<清算処理P8>以下、遊戯を終了する場
合に行われる清算処理P8を説明する。この清算処理P
8では清算釦168、PO釦169、プリンタ195及
び中央処理装置190の内部タイマTが用いられる。遊
戯を終了する場合、遊戯者はまず、清算釦168を押
す。そして、清算釦168を押してから所定時間tsが
経過する前にPO釦169が押されれば、全持玉数mが
印字された景品交換用シ−ト20が出力される。清算釦
168を押してから所定時間tsが経過した後では、P
O釦169を押しても景品交換用シ−ト20は出力され
ない。すなわち、清算は清算釦168、PO釦169の
2つの釦を短期間で連続して押さなければならない。こ
れは、遊戯を継続したいにもかかわらず、誤って遊戯を
終了(清算)してしまうことを防止するための安全策で
あり、内部タイマTは、清算釦168を押してからの時
間tを計測するために用いられる。通常この時間には5
秒程度が設定される。また、このタイマTが動作中に
は、操作・表示パネル17上の確認ランプ172が点灯
して遊戯者に清算釦168が押され、清算準備に入った
ことを知らせるようになっている。
【0071】まず、図15において、最初に持玉数mが
「0」個より多いかどうかが判別される(ST80)。
持玉数mが「0」の場合、清算は無意味であり、それま
でにタイマTや確認ランプ172が動作していれば、タ
イマTをリセット、停止し(ST81)、続いて確認ラ
ンプ172を消灯(ST82)して清算処理を終了す
る。一方、ステップST80において、持玉数mが1個
以上あれば、清算釦168が押されたかどうかが判別さ
れる(ST83)。清算釦168が押されれば、タイマ
Tをリセットし、計時を開始する(ST85)ととも
に、確認ランプ172を点灯させる(ST86)。
【0072】続いて、PO釦169が押されたかどうか
が識別され(ST87)、押されていれば、プリンタ1
67を駆動して景品交換用シ−トに全持玉数mを印字
し、プリンタ出力口167から出力する(ST88)。
その後、持玉数mを「0」にする(ST90)。次に、
カ−ド挿入の有無がカ−ド検出センサ208により検出
され(ST91)、カ−ドが挿入されていれば、カ−ド
戻しモ−タ199を駆動してカ−ドをカ−ド挿入口15
に戻し、タイマTをリセット、停止し、確認ランプ17
2を消灯して(ST81、82)処理を終了する。ここ
において、カ−ドを自動的に戻すのは遊戯終了後にカ−
ドの取り出し忘れを防止するためである。
【0073】また、ステップST87において、PO釦
169が押されていなければ、清算処理を一旦抜け出
す。一方、ステップST91でカ−ドが挿入されててい
ないことが検出されると、ステップ81、82の処理
後、ひとまず清算処理を出る。
【0074】ステップST83において、清算釦168
が押されてなければ、タイマTが計時中かどうかが判断
される(ST95)。タイマTが動作中であれば、その
計測時間tが所定時間tsを超えたかどうかが判別され
る(ST96)。すなわち、以前に清算釦168が押さ
れてから所定時間ts以内か、それ以上の時間が経過し
たかが識別される。ここで、所定時間tsには5秒が設
定されているため、清算釦168が押されてから5秒以
内であれば、ステップST87へ移行し、PO釦169
が押されたかどうかの判別に入る。ここでPO釦169
が押されていれば(ST87のY)、すでに述べた景品
交換用シ−トを出力する清算処理に入る。一方、PO釦
169が押されていなければ(ST87のN)、ひとま
ず清算処理を出る。
【0075】また、ステップST95でタイマTが動作
中でなければ(ST95のN)、清算は実施されず、P
O釦169の操作の有無は無視され清算処理を終了す
る。なお、清算が実施され、ステップST90で持玉数
mに「0」がセットされると、前述の持玉数処理P3
(図12)中のステップST43で持玉残量表示部17
1のすべての表示ランプ179が消灯され、ステップS
T45で持玉数表示部11と持玉数量表示部175の数
値表示が「0」になる。また、交換処理P5(図14、
図15)のステップST52では、交換遊戯球数kが
「0」となり、ステップST62で景品交換数表示器1
77に「0」が表示される。さらに、カ−ド処理P1
(図11)のステップST5でカ−ド残高表示器173
の表示が消灯される。
【0076】一方、ステップST96でタイマTの計時
時間tが所定時間ts=5秒を超えていれば、清算釦1
68が押されてから、所定時間内にPO釦169が押さ
れなかった場合であり、この場合、一旦開始した清算準
備をステップST81、82で取り消す。
【0077】<大当り処理P10>続いて、大当り処理
P10を説明する前に、「大当り」の概要について説明
する。本実施例では「大当り」の種別によって遊戯の継
続もしくは中止が自動的に行われるようになっているこ
とを一つの特徴としている。
【0078】すでに説明したように、「大当り」時に
は、遊戯盤5の中央に設けられた抽選結果表示部52に
表示される3桁の絵柄のすべてが一致するようになって
いる。そして、この「大当り」時に表示される絵柄に基
づき大当り種別が設定されている。まず、「大当り」に
は、予め遊戯機1内部で絵柄との対応付けが固定して設
定されている「確率変動大当り」とそれ以外の「通常大
当り」がある。
【0079】「確率変動大当り」は、次回の「大当り」
までの抽選確率を上昇させるもので、「通常大当り」は
次回の抽選確率が通常の値に設定されるものである。
【0080】さらに、遊戯機1が設置後に外部から設定
可能な「無制限大当り」がある。「無制限大当り」も
「大当り」時に表示される絵柄に対応して設定される。
その設定は、遊戯機1の内部に収納された無制限絵柄
設定器10を遊戯店の開店前や閉店後に係員が操作する
ことで行われる。「無制限大当り」の場合、以後継続し
て遊戯が可能である。なお、「無制限大当り」は「確率
変動大当り」もしくは「通常大当り」のいずれとも重複
して設定が可能である。これに対し、「確率変動大当
り」の絵柄設定は外部から変更できないようにROMな
どに書き込まれている。
【0081】無制限絵柄設定器10は、図18に示すよ
うに、各大当り絵柄が印刷された大当り絵柄表示列10
3と、その上部に設けられた無制限設定表示列102と
で構成されている。大当り絵柄は、0から9の数字と絵
1から絵6のすべてで16種類がある。すでに説明した
ように、抽選結果表示部52の3つの表示部のすべてに
同じ絵柄が揃った時が、「大当り」である。
【0082】各大当り絵柄の印刷の上の無制限設定表示
列102には絵柄に対応した無制限設定スイッチ兼用表
示ランプ106が設けられ、この無制限設定スイッチ兼
用表示ランプ106は押し釦スイッチと表示ランプが一
体化されたもので、押されると表示ランプが点灯し、再
度押されるとランプが消灯する。さらに、このランプが
点灯状態にあればその真下にある絵柄に「無制限大当
り」が設定される。
【0083】図18では、点灯中の無制限設定スイッチ
兼用表示ランプ106を黒丸で示し、消灯中の無制限設
定スイッチ兼用表示ランプ106を白丸で表している。
本遊戯機1では、1、3、5、7、9、絵1、絵3、絵
5が「確率変動大当り」に予め決められている。そし
て、図18に示す設定例では、3、5、7、絵3、絵5
が「無制限大当り」となっている。すでに述べたとおり
「無制限大当り」に対応する絵柄は「確率変動大当り」
の絵柄とは独立して設定できるが、「無制限大当り」は
「確率変動大当り」と重複して設定されるのが一般的で
ある。なお、絵柄0、2、4、6、8、絵2、絵4、絵
6が「通常大当り」である。
【0084】「大当り」時には、抽選結果表示部52に
表示された絵柄がいずれの大当り種別か判定され、その
絵柄が、「無制限大当り」の場合、「大当り」動作終了
後も自由に遊戯を継続することができる。一方、「確率
変動大当り」の場合、次回の「大当り」を引き当てる確
率が上昇するとともに、その後、「通常大当り」を引き
当るまで遊戯を継続できる。「通常大当り」では、その
「大当り」動作が終了すると強制的に一旦遊戯を終了さ
せる。ここで「通常大当り」終了後の強制的な遊戯終了
は、遊技球の打ち出しを停止することで行われ、遊戯者
が、清算操作をすれば解除できるようになっている。し
たがって、遊戯者が同じ遊戯機でさらに遊戯をしたい場
合には、一旦清算して景品交換後、再度プリペイドカ−
ドによって遊技球を借出さなくてはならない。
【0085】以下、大当り処理P10につき図16、図
17のフロ−チャ−トを参照してその詳細を説明する。
なお、この大当り処理P10は、不要であれば、省略し
てもよい。また、図16、図17では、大当り抽選処理
についても記載してあるが、これは実際にはデジタル抽
選器193において実施されるものである。しかしなが
ら、デジタル抽選器193の処理を中央処理装置190
のプログラムに組み込むことも可能であり、この場合、
本フロ−チャ−トの処理がすべて中央処理装置190に
よって実行される。
【0086】まず、遊技球の抽選通路56の通過の有無
が、抽選通路センサ206により検出される(ST10
0)。ここで通過が検出されれば(ST100のY)、
デジタル抽選器193で大当り抽選が実施される(ST
101)。この抽選結果が、「大当り」であった場合
(ST101のY)、続いて遊戯機1の上部に設けられ
た大当り表示ランプ7を点滅させる(ST103)。こ
こで、抽選結果表示部52に表示している当り絵柄から
「無制限大当り」かどうかを判別する(ST105)。
「無制限大当り」である場合(ST105のY)は、当
り種別識別用のフラグfに無制限を表す「3」をセット
する(ST106)。なお、初期状態においては、この
フラグfには「0」がセットされている。続いて、無制
限ランプ131を点灯する(ST107)。その後、さ
らに当り絵柄が「確率変動大当り」かどうかを判別する
ステップST110へと移行する。図18に示す設定で
は、「無制限大当り」の場合、必ず「確率変動大当り」
であるため、ステップST110はY(YES)となり
確率変動ランプ133を点灯させ(ST111)、ステ
ップST112のY(YES)でST108へ移行し、
次回の大当りまで、大当り抽選確率を上昇させる。
【0087】大当り絵柄が、「無制限大当り」でない場
合、すなわちステップST105のN(NO)の場合、
ステップST110で大当り絵柄が「確率変動大当り」
かどうか判別される。「確率変動大当り」であった場
合、すでに説明したように確率変動ランプ133が点灯
され(ST111)、次いで当り種別識別用のフラグf
に「3」がセットされているかどうかが識別される(S
T112)。過去に「無制限大当り」を引き当て、その
後清算が実施されず、継続して遊戯が行われている場合
や本実施例のような「無制限大当り」と「確率変動大当
り」が重複する絵柄での「大当り」では、ステップST
106においてすでにフラグfに「3」がセットされて
いるため、フラグfはそのままでステップST108へ
と移行する。フラグfが「3」以外の場合には、確率変
動のフラグf=2がセットされ(ST113)、いずれ
の場合も次回の大当りまで、デジタル抽選器193の大
当り抽選確率を上昇させる(ST108)。
【0088】一方、大当り絵柄が「確率変動大当り」で
もない場合、すなわちステップST105がNでステッ
プST110もNの場合、「通常大当り」としてデジタ
ル抽選器193の大当り抽選確率を通常の状態に設定
し、確率変動ランプ133を消灯もしくは消灯状態を継
続させる。そして、当り種別識別用のフラグfが「3」
かどうか識別し(ST117)、「3」であればそのま
まとし、「3」以外、すなわち、「0」ないし「2」で
あれば、フラグfに「通常大当り」を示す「1」をセッ
トする。
【0089】ステップST108、ST118、ST1
17のYの後には、大当り入賞口57が開放される(図
17中ステップST120)。この入賞口57の開放
は、図示していないモ−タを用いたアクチュエ−タによ
って行われる。次のステップST121では開放された
入賞口57への遊技球の入賞数がカウントされ、この入
賞数が所定値を超えたかどうかが判別される(ST12
1)。入賞数が所定値を超えていなければ、そのまま入
賞口57を開放したままでひとまず大当り処理を抜け出
す。
【0090】一方、入賞数が所定値を超えていれば(S
T121のY)、大当り動作の終了として大当り入賞口
57を閉じ、大当りランプ7を消灯する(ST12
2)。
【0091】本実施例においては、フロ−チャ−ト及び
説明の簡素化のために大当り動作として大当り入賞口5
7に所定個数、例えば、160個、の遊技球の入賞を行
わせることとしたが、より一般的な大当り動作として
は、大当り後、大当り入賞口57の開閉を16回繰り返
し、1回の開放につき30秒間以内で最高で10個の遊
技球の入賞を行わせるものがある。
【0092】ステップST122による処理の後、当り
種別識別用のフラグfに「1」がセットされているかど
うか、すなわち、以前に「無制限大当り」がなく、かつ
直前の大当たりが「通常大当り」であるかどうかが、判
別される(ST123)。フラグfが「1」の場合、ハ
ンマ−モ−タ96の停止がセットされ、ハンマ−モ−タ
97が停止状態にロックされ、以降の遊技球の打ち出し
を禁止する(ST125)。このステップST125
は、過去に「無制限大当り」を引き当てていない「通常
大当り」の場合に、それ以降の継続遊戯を禁止するため
の制御である。
【0093】本実施例のパチンコ遊戯機1では1つのハ
ンマ−モ−タ96によりハンマ−92の駆動と、遊技球
供給円盤72の駆動を行わせているため、ハンマ−モ−
タ96を停止させることで遊技球の打ち出し、遊技球の
打ち出し通路60への供給を同時に停止させているが、
それぞれの駆動を独立して行わせている場合、遊技球の
打ち出し、遊技球の打ち出し通路60への供給のいずれ
か一方を停止させれば良い。
【0094】なお、直前の大当りが「確率変動大当り」
である場合および過去に「無制限大当り」を引き当てて
いる場合には、フラグFにそれぞれ「2」、「3」が設
定されているため、ステップ123でN(NO)とな
り、遊戯は中止されることなく、継続遊戯を可能とし
て、ひとまず大当り処理を終える。
【0095】ステップST125でハンマ−モ−タ停止
がセットされた後、清算済かどうかが判別される(ST
126)。「大当り」直後では当然清算済ではないため
(ST126のN)、この場合も一旦大当り処理を終え
る。
【0096】ここでひとまず図16に戻ってステップS
T100において、抽選通路通過が検出されなければ
(ST100のN)、もしくはステップST102にお
いて、抽選結果が「大当り」でなければ(ST102の
N)…なお、遊戯中、ほとんどの場合この経路を通過す
る…ステップST130に移行し、大当り動作中である
かどうかが判別される。大当り中の場合、すでに説明し
たステップST120以下の大当り動作が繰り返され
る。一方、大当たり動作中でなければ、ハンマ−モ−タ
停止セット中であるかどうかが判別される。ハンマ−モ
−タ停止セット中であれば(ST131のY)、再び図
17のステップST126へと移行する。ステップST
126では、清算済であるかどうかが判別される。ここ
で、清算済とは、清算釦168、PO釦169の操作に
よって図15の清算処理P8中のステップST88で全
ての持玉数mがプリントアウトされたことを意味してい
る。
【0097】清算済であれば、フラグfを初期設定
「0」に戻し(ST127)、ハンマ−モ−タ停止セッ
トを解除して遊技球の打ち出し可能状態に戻し(ST1
28)、遊戯盤5の上部にある無制限ランプ131、確
率変動ランプ133の両方を消灯(ST129)して大
当り処理を終了する。一方、清算済でなければ(ステッ
プST126のN)、ひとまず大当り処理を終える。こ
の処理の結果、過去に「無制限大当り」を引き当ててい
ない「通常大当り」の場合には、大当り動作を終了後、
すべての持玉を交換(清算)しなければ、その遊戯機で
遊戯を行うことはできない。
【0098】再度、図16に戻り、ハンマ−モ−タ停止
セット中でなければ(ステップST131のN)、続い
て清算済であるかどうかが判別される(ST132)。
ここで清算済であれば、無制限ランプ131、確率変動
ランプ133の両方を消灯(ST133)して、フラグ
fを初期設定「0」に戻し(ST135)、大当り処理
を終了する。このステップST132から135の経路
を通過するのは、大当りの引き当て前、「無制限大当
り」後、「確率変動大当り」後に次の「大当り」を引き
当てる前の抽選確率上昇中の3つの場合が考えられる
が、実際に清算が行われる可能性があるのは「無制限大
当り」後、すなわち、「無制限大当り」後に継続して遊
戯を行なった後に遊戯を終了するケ−スである。この場
合は少なくとも無制限ランプ131は点灯状態にあるた
め、ステップST133で消灯される。また、現実的可
能性は低いが「確率変動大当り」後の抽選確率上昇中で
あれば、それまで点灯していた確率変動ランプ133が
ステップST133で消灯される。最後に、大当りを引
き当てる前の場合、無制限ランプ131、確率変動ラン
プ133の両方とも消灯状態にあり、ステップST13
3では両ランプ131、133ともそのまま消灯状態に
保持される。
【0099】なお、フラグfを初期状態「0」に戻すス
テップST127またはST135の処理によって清算
済の記録も消去されるように構成されているため、一
旦、ステップST127もしくはST135のいずれか
一方を通過すれば、その後再び清算を実施するまでは、
ステップST126のY又はST132のYの経路に入
ることはない。
【0100】ちなみに、大当り中でない通常の遊戯にお
ける一連の処理の流れを全体のフロ−チャ−トを通して
説明する。まず、遊戯者が最初にカ−ド挿入口15にプ
リペイドカ−ドを挿入するとカ−ド残高Lが読み取られ
(図11中ST2)、カ−ド残高表示部173にカ−ド
残高Lが表示され(ST6)、遊戯者はこの残高Lを確
認し、玉貸釦176を押す、これによりカ−ド残高がl
だけ差し引かれ(ST11)、p個の遊技球が貸し出さ
れる(ST9)。但し、この貸し出しは実際に遊技球を
遊戯者の手元に貸し出すのではなく、遊戯者の持玉数m
の記憶デ−タ上の処理である。
【0101】その後、遊戯者のハンドル19操作によっ
て、遊技球の打ち出しが開始され(図12ST31)、
遊技球が遊戯盤5上に打ち出されれば、打ち出しのつど
持玉数mが1つづつ減算され(ST33)、この際、戻
り玉があれば持玉数mが1づつ加算される(ST3
6)。さらに遊技球が入賞すれば、持玉数mに景品球と
してn個が加算され(ST37)、スピ−カ165から
出玉疑似音が流れる(ST40)。また、遊戯者は遊戯
中、自分の持玉数mを持玉残量表示部179、持玉数量
表示部175、持玉数表示部11の表示(ST42、4
3、45)により確認することができる。特に、持玉残
量表示部179では持玉数mが少なくなってきた時に、
持玉数が点灯中のランプ179の数で確認できる。同時
に、遊戯者は持玉数の減少状態を容易に把握することが
でき、これにより遊戯者は玉貸釦176を操作して遊技
球を買い足して持玉数mを増やし、遊技球の打ち出しを
中断させることなく遊戯を継続することができる。
【0102】続いて、遊技球が抽選通路を通過すれば
(図16ST100)、大当り抽選が実施され(ST1
01)、抽選結果が外れの場合は、ステップST130
のN、ST131のN、ST132のNの経路を通過
し、持玉数mが「0」になるか抽選結果が「大当り」に
なるまで、以上の処理が繰り返される。
【0103】なお、本実施例においては、清算及び景品
交換においてプリンタで交換遊戯球数を印字した景品交
換用シ−ト20を出力するようにしているが、清算及び
景品交換のための出力としては磁気記録装置を利用して
交換遊戯球数を記録した磁気カ−ドを用いる等種々の手
法が考えられる。要するに、清算及び景品交換において
は、交換遊戯球数を記録した記録媒体を出力できる装置
であればどのようなものでも用いることができる。
【0104】
【発明の効果】請求項1乃至請求項12記載の発明によ
れば、所定数の遊技球を内部で循環して使用するため、
遊技球の使用数が少なくて済む。この結果、遊戯機の設
置に伴う設備が簡素化できると共に、遊技球の運搬が不
要となる。
【0105】さらに、請求項3記載の発明によれば、保
有する遊戯球数が表示されるため、遊戯者が容易に自分
の保有する遊戯球数の確認が可能となる。
【0106】さらに、請求項5記載の発明によれば、保
有する遊戯球数が0となった場合、遊技球の打ち出しが
停止されるため、自動的に遊戯を終了させることができ
る。
【0107】さらに、請求項8記載の発明によれば、打
ち出された遊技球と、遊戯盤に届かずに戻ってきた遊技
球を検出してこれから保有する遊戯球数を算出するた
め、正確な遊戯球数の算出が可能となる。
【0108】さらに、請求項9記載の発明によれば、遊
技球が入賞口に入賞した場合、出玉疑似音を出力するこ
とで実際に遊戯球を出力することなく、入賞口への入賞
を知らせることができるとともに、臨場感を上げること
ができる。
【0109】さらに、請求項10記載の発明によれば、
大当り種別によっては遊技球の打ち出しを停止すること
ができ、従来係員が実施していた大当り種別による遊技
終了を遊戯機自身で自動的に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例であるパチンコ遊戯
機の設置状態の概略的正面図である。
【図2】図2は、図1のパチンコ遊戯機の設置状態の概
略的側面図である。
【図3】図3は、図1のパチンコ遊戯機の遊戯盤部分の
概略的正面図である。
【図4】図4は、図1のパチンコ遊戯機の遊戯球打ち出
し部分の概略的正面図である。
【図5】図5は、図1の同パチンコ遊戯機の遊戯球供給
円盤の動作を説明するための概略的正面図である。
【図6】図6は、図1のパチンコ遊戯機の遊戯球供給円
盤の動作を説明するための概略的正面図である。
【図7】図7は、図1のパチンコ遊戯機の遊戯球打ち出
し部分の概略的断面図である。
【図8】図8は、図1のパチンコ遊戯機の操作・表示パ
ネルの概略的正面図である。
【図9】図9は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路のブ
ロック図である。
【図10】図10は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の処理の全体像を示すフロ−チャ−トである。
【図11】図11は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
のカ−ド処理部分のフロ−チャ−トである。
【図12】図12は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の持玉数処理部分のフロ−チャ−トである。
【図13】図13は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の交換処理部分前半のフロ−チャ−トである。
【図14】図14は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の交換処理部分後半のフロ−チャ−トである。
【図15】図15は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の精算処理部分のフロ−チャ−トである。
【図16】図16は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の大当たり処理部分前半のフロ−チャ−トである。
【図17】図17は、図1のパチンコ遊戯機の制御回路
の大当たり処理部分後半のフロ−チャ−トである。
【図18】図18は、図1のパチンコ遊戯機内に収納さ
れている大当たり種別設定器の正面図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊戯機、5…遊戯盤、11…持玉数表示
部、17…操作・表示パネル、53、55、57…入賞
口、58…外れ口、60…打ち出し通路、64、67、
68…回収経路、15…下部受皿、72…遊技球供給円
盤、80、86、89…戻り通路、82…戻り球供給円
盤、90…ハンマ−、92…打ち出し棒、94…バネ、
96…ハンマ−モ−タ、165…スピ−カ、168…清
算釦、169…プリントアウト(PO)釦、171…持
玉残量表示部、175…持玉数量表示部、193…デジ
タル抽選器、195…プリンタ、200…入賞口セン
サ、202…打球センサ、204…戻り球センサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、
    遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、所定数の遊
    戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循環
    手段と、保有する遊戯球数を記録媒体に記録させて出力
    する出力手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊戯
    機。
  2. 【請求項2】出力手段は、保有する遊戯球数を印字して
    出力するプリンタからなることを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ遊戯機。
  3. 【請求項3】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、
    遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、所定数の遊
    戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循環
    手段と、保有する遊戯球数を表示する表示手段を備えた
    ことを特徴とするパチンコ遊戯機。
  4. 【請求項4】表示手段は、保有する遊戯球数を数値でデ
    ジタル表示するデジタル表示手段からなることを特徴と
    する請求項3記載のパチンコ遊戯機。
  5. 【請求項5】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、
    遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、所定数の遊
    戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循環
    手段と、保有する遊戯球が0となった時、遊技球の打ち
    出しを停止する停止手段とを設けたことを特徴とするパ
    チンコ遊戯機。
  6. 【請求項6】遊技球を打ち出すハンマ−を備え、停止手
    段は、前記ハンマ−を停止させることを特徴とする請求
    項5記載のパチンコ遊戯機。
  7. 【請求項7】遊技球を打ち出すハンマ−と、このハンマ
    −に遊技球を供給する供給装置を備え、停止手段は、前
    記供給装置を停止させ、前記ハンマ−への遊技球の供給
    を停止することを特徴とする請求項5記載のパチンコ遊
    戯機。
  8. 【請求項8】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、
    遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、所定数の遊
    戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循環
    手段と、保有する遊戯球の数を記憶するための遊戯球数
    記憶手段と、遊技球の打ち出しを検出する打ち出し検出
    手段と、この打ち出し検出手段が打ち出しを検出した時
    に前記遊戯球数記憶手段に記憶された遊技球数から打ち
    出し球数を減算する減算手段と、打ち出し後に遊戯盤に
    届かずに戻ってきた遊技球を検出する戻り球検出手段
    と、この戻り球検出手段が戻り球を検出した時に前記遊
    戯球数記憶手段に記憶された遊戯球数に戻り球数を加算
    する加算手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊戯
    機。
  9. 【請求項9】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上に、
    遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、所定数の遊
    戯球をその内部において循環させて使用する遊技球循環
    手段と、前記遊技球が前記入賞口に入賞した時、出玉疑
    似音を出力する疑似音出力手段とを備えたことを特徴と
    するパチンコ遊戯機。
  10. 【請求項10】入賞口と、外れ口とを備えた遊戯盤上
    に、遊戯球を打ち出すパチンコ遊戯機において、複数種
    類の大当りの種類を識別する識別手段と、この識別手段
    によって特定種類の大当りが識別された場合、大当り遊
    戯終了後、遊技球の打ち出しを停止する終了手段とを設
    けたことを特徴とするパチンコ遊戯機。
  11. 【請求項11】遊技球を打ち出すハンマ−を備え、終了
    手段は、前記ハンマ−を停止させることを特徴とする請
    求項10記載のパチンコ遊戯機。
  12. 【請求項12】遊技球を打ち出すハンマ−と、このハン
    マ−に遊技球を供給する供給装置を備え、終了手段は、
    前記供給装置を停止させ、前記ハンマ−への遊技球の供
    給を停止することを特徴とする請求項10記載のパチン
    コ遊戯機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001204899A (ja) * 2000-01-31 2001-07-31 Takeya Co Ltd パチンコ球発射装置
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