JPH11207370A - 浄化槽 - Google Patents

浄化槽

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JPH11207370A
JPH11207370A JP1140398A JP1140398A JPH11207370A JP H11207370 A JPH11207370 A JP H11207370A JP 1140398 A JP1140398 A JP 1140398A JP 1140398 A JP1140398 A JP 1140398A JP H11207370 A JPH11207370 A JP H11207370A
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JP
Japan
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partition wall
sewage
chamber
septic tank
partition
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Withdrawn
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JP1140398A
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Inventor
Hiroshi Ono
宏 小野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浄化槽において、隔壁を汚水流れを阻害するこ
となく補強し、隔壁の軽量化や低廉化を図る。 【解決手段】浄化槽本体1内の繊維強化樹脂製隔壁A,
Bに縦方向リブを設けると共に該縦方向リブに対して直
交する波形形状を付した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用浄化槽に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】5〜20人槽程度の家庭用合併処理浄化
槽や比較的大型の単独処理浄化槽には、通常繊維強化樹
脂製の下槽と上槽とから成る槽本体内を隔壁によって複
数の室に仕切り、各室に所定の部品を組み込んだものが
使用されている。例えば、嫌気ろ床接触ばっ気方式の浄
化槽においては、浄化槽本体内を嫌気ろ床槽第1室、第
2室、接触ばっ気室及び沈殿室に仕切り、流入管からの
汚水中の有機物を嫌気ろ床槽第1室のろ材で嫌気性微生
物により嫌気性分解し、更に嫌気ろ床槽第2室のろ材で
嫌気性微生物により嫌気性分解し、更に接触ばっ気室の
接触材表面の生物膜によって好気性分解し、更に遊離し
た生物膜やその他のSSを沈殿室で沈殿分離し、ついで
上澄液を消毒室に導き塩素消毒のうえ放流している。
【0003】上記浄化槽においては、浄化槽を設置する
際の水漏れ試験のための槽内水張りや清掃時の汲み取り
・水張り作業が不可欠であり、この際、隔壁に片面から
のみの水圧が作用する。また、合併処理浄化槽内を隔壁
で区切って流量調整室を設けると(流入汚水の数時間分
に相当する容量の流量調整室を設け、この室で一旦汚水
を貯留し、移送ポンプで連続的に揚水し、計量装置で定
量化して次ぎの室に送る)、一日に流量調整室の水位が
数回変動し、この変動に応じて次室との間に水位差が生
じて隔壁に相当に大きな水圧が作用する。
【0004】このため隔壁に縦方向及び横方向のリブを
設けて隔壁を補強することが公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記嫌気ろ床接触ばっ
気方式の浄化槽において、嫌気ろ床槽第1室から第2室
への汚水の移流には、第1室の下方から上方へと第1の
隔壁に沿い上昇しその隔壁上端部の移流孔より第2室に
流入する経路をたどり、また、第2室から接触ばっ気室
への移流には、第2室の下方から上方へと第2の隔壁に
沿い上昇しその隔壁上端部の移流孔より接触ばっ気室に
流入する経路をたどる。従って、隔壁の表面が汚水の流
れに関与する。
【0006】しかしながら、上記の従来の隔壁では横方
向リブが上記汚水の流れを妨げ、汚水処理効率の低下を
招来する畏れがある。また、隔壁の表面を平滑にしたま
まで上記水圧に耐え得るようにすると、隔壁の厚肉化に
よる重量増加、成形時間(SMC成形)や材料増加によ
る隔壁のコストアップが避けられない。
【0007】本発明の目的は、浄化槽において、隔壁を
汚水流れを阻害することなく補強し、隔壁の軽量化や低
廉化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浄化槽は浄
化槽本体内の繊維強化樹脂製隔壁に縦方向リブを設ける
と共に該縦方向リブに対して直交する波形形状を付した
ことを特徴とする構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る浄化槽の一実施例を示す縦断面図、図1の(ロ)は
図1の(イ)におけるロ−ロ断面図である。図1におい
て、1は繊維強化樹脂製の槽本体であり、接着剤で互い
にフランジ接合される上槽11と下槽12とから構成し
てある。13は汚水流入管である。A及びBは第1隔壁
及び第2隔壁であり、下端及び巾両端を槽本体1の内面
に接着剤により水密に固定して槽本体1内に嫌気ろ床第
1室21及び第2室22を形成している。31は第1隔
壁21の後面(下流側の面)に取り付けた下端開口の第
1ダクトであり、該ダクト21の上端を第1隔壁A上端
部の移流孔aを越える高さに位置させてある。211は
第1室21に設けたろ材受け、210はろ材受け上に載
置したろ材(例えば、合成樹脂製の骨格様球状ろ材)、
212は第1室21に設けたろ材押えである。32は第
2隔壁Bの後面(下流側の面)に取り付けた下端開口の
第2ダクトであり、該ダクト32の上端を第2隔壁B上
端部の移流孔bを越える高さに位置させてある。221
は第2室22に設けたろ材受け、220はろ材受け上に
載置したろ材(例えば、合成樹脂製の網状円筒形ろ
材)、222は第2室22に設けたろ材押えである。
【0010】図1において、Cは下端開放の第3隔壁で
あり、この隔壁Cにより槽本体1内の下流側を接触ばっ
気室23と沈殿室24とに仕切ってある。231は散気
用ノズル、232は逆洗用ノズル、233は給気管、2
30は接触材(例えばプラスチック平板を間隙をおいて
重ねたもの)である。25は沈殿室24の上部に設けた
消毒室、251は消毒筒、14は流出管である。
【0011】図2の(イ)は上記隔壁A、Bに共用する
隔壁の一例の正面図を、図2の(ロ)は同じく側面図
を、図2の(ハ)は図2の(イ)におけるハ−ハ断面図
をそれぞれ示し、縦リブ30〜33を設けると共に縦リ
ブに対し直交する準正弦波の波形形状4を付してある。
図2において、a,a(b,b)は隔壁上端部の前記し
た移流孔を示し、前記した第1ダクト31(第2ダクト
32)はこの移流孔a,a(b,b)を覆って縦リブ3
2,32の外側面に接着剤で固着することができる。5
1,…は第1室ろ材押え212を取り付けるためのア−
ムを示し、第1室ろ材押えの一端を第1隔壁のろ材押え
取付用ア−ムに結着することができる(この場合、当該
押えの他端は槽内面に一体に形成したア−ムに結着され
る)。52,…は第2室ろ材押え222を取り付けるた
めのア−ムを示し、第2室ろ材押えの両端を隔壁A、B
の各ア−ムに結着することができる。53はろ材受けを
接着等によって固着するために設けた平坦面である。5
は隔壁の周囲に形成したフランジ、54は給気管受け溝
である。
【0012】図3は上記波形の1ピッチ分を示し、波高
さh、ピッチp及び変曲点の勾配αは、隔壁表面に沿う
昇降流れに対する抵抗と補強効果との兼ね合いから設定
され、通常、30mm<h<100mm(30mm未満
では補強効果が不充分であり、100mmを越えると昇
降流れに対する抵抗が高くなり過ぎる)、50mm<h
<200mm(200mmを越えると単位長さ当たりの
波の数が少なくなり過ぎ補強効果が不充分であり、50
mm未満では昇降流れに対する抵抗が高くなり過ぎ
る)、3°<α<20°(3°未満では成形時の脱形が
困難になり、20°を越えると波が平になり過ぎ、補強
効果が不充分になる)とされる。
【0013】上記隔壁周囲のフランジの高さHは、H≧
hとされ、縦リブの高さH’は、H’≧h/2とされ
る。上記隔壁の成形にはSMC法、すなわち、硬化性樹
脂(例えば、ポリエステル樹脂)と充填剤等を混合し、
これをガラスロ−ビングと合わせてシ−ト状にしたSM
Cを裁断し、これを加熱金型上に載置し、加圧・硬化し
て脱型する方法を使用できる。
【0014】本発明に係る浄化槽の設置に際しては、嫌
気ろ床第1室21、第2室22、ばっ気室23と共に分
離室24のそれぞれに対し、水密試験のために使用水位
にて水が張られる。また、設置後、定期的に清掃のため
に汚水抜きが行われる。これらの場合、第1隔壁A、第
2隔壁Bに片面から水圧が加わるが、波付けと縦リブ3
0〜33とによりx方向及びy方向の曲げに対し補強が
なされているから、その隔壁を破壊させることなく安定
に保持できる。
【0015】上記本発明に係る実施例の浄化槽による汚
水の処理は次ぎのようにして行われる。すなわち、汚水
流入管13からの汚水(し尿の外、厨房排水、洗濯排
水、浴室排水等の生活雑排水)の流入量に応じ槽内汚水
が押出されて嫌気ろ床槽第1室21→第1ダクト31→
嫌気ろ床槽第2室22→第2ダクト32→接触ばっ気室
23→第3隔壁Cの開放下端→沈殿室24→消毒室25
の経路で移送されて流出管14から放流されていく。
【0016】この場合、汚水が嫌気ろ床槽第1室21及
び嫌気ろ床槽第2室22を流下する間にろ材210,2
20の表面及びろ材間にSSが捕捉されそこに生成した
嫌気性微生物によって有機物が分解・除去され、接触ば
っ気室23内を通過する間に散気ノズル231からのエ
ア−により旋回されると共に接触材230に付着した好
気性微生物により空気との接触で有機物が分解・除去さ
れ、沈殿室23を通過する間に汚泥が重力分離され、そ
の上澄み液が消毒室25を通過する間に滅菌されてい
く。
【0017】また、接触ばっ気室23の接触材230に
付着した余剰の汚泥が逆洗用ノズル232の定期的作動
により剥離されて移流口bより嫌気ろ床槽第2室22に
移送され、沈殿室24で沈殿分離された汚泥が第3隔壁
Cの開放下端より接触ばっ気室23内に返送されてい
く。上記汚水の処理中、第1ダクト31や第2ダクト3
2内において汚水が隔壁AやBに沿って上昇するが、こ
の上昇流れが隔壁の波形により受ける抵抗は横リブの場
合に受ける抵抗に較べてかなり低いから、上昇流の流速
をよく確保できる。また、第1室21及び第2室22に
おいて、隔壁面A及びBに沿って汚水が降下するが、波
による凹みが曲面であるから、凹みでの汚水の停滞をよ
く防止できる。
【0018】従って、本発明に係る浄化槽においては、
汚水の流れ性をよく保証して汚水処理を効率良く行い得
ると共に隔壁A、Bを良好に補強できる。そしてこの補
強のために隔壁の厚さを薄くでき、具体的には、通常の
家庭用浄化槽の場合、平滑隔壁の厚さ10mmに対し、
3.5mmの厚みにでき、特に、図示の実施例のよう
に、ろ材押えの部材を隔壁に結着してろ材押え部材によ
っても前記水圧を支持させると、2.5mmにまで薄肉
化できる。
【0019】このように本発明に係る浄化槽において
は、隔壁を薄くできるので、SMCを薄肉にでき、成形
時間を短縮できる結果、成形コストを低減できる。な
お、上記実施例においては、隔壁の一部(ろ材押え結着
用ア−ム箇所及びろ材受け箇所)を波付け無しの平坦面
にしているが、ろ材押え結着用ア−ム付きのままでそれ
らの平坦面を波付けし、ろ材押え部材で前記したのと同
様に、隔壁に作用する圧力の一部を支持させることもで
きる。また、ろ材押え結着用ア−ム付を省略して隔壁の
みで圧力を支持させることもできる。
【0020】更に、成形金型の共用化を図るために、第
3隔壁Cにも上記縦リブ付きの波付け板を使用すること
ができる。本発明は上記した嫌気ろ床接触ばっ気浄化槽
に限定されることなく、浄化槽本体内を隔壁で仕切る構
造であれば他の方式の浄化槽、例えば、分離接触ばっ気
浄化槽、分離ばっ気浄化槽、散水ろ床浄化槽等にも適用
できることは云うまでもない。また、合併処理浄化槽内
を隔壁で区切って流量調整室を設ける場合に、その隔壁
を上記した縦リブ付き波板として実施することもでき
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る浄化槽においては、繊維強
化樹脂製隔壁を汚水の流れ性を良好に保持しつつ機械的
に補強でき、汚水処理効率の保証のもとで隔壁の薄肉化
を図ることができ、この薄肉化のために隔壁のSMC法
成形時間を短縮し得、隔壁、ひいては浄化槽全体のコス
トを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄化槽の一例を示す図面である。
【図2】本発明において使用する隔壁の一例を示す図面
である。
【図3】図2の隔壁の波の各部寸法を示すために使用し
た図面である。
【符号の説明】
1 槽本体 A 隔壁 B 隔壁 30〜33 縦リブ 4 波形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄化槽本体内の繊維強化樹脂製隔壁に縦方
    向リブを設けると共に該縦方向リブに対して直交する波
    形形状を付したことを特徴とする浄化槽。
JP1140398A 1998-01-23 1998-01-23 浄化槽 Withdrawn JPH11207370A (ja)

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JP1140398A JPH11207370A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 浄化槽

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JP (1) JPH11207370A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246331A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kubota Corp 浄化槽
JP2010201392A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Fuji Clean Co Ltd 浄化槽用外槽、水処理装置
JP2010264338A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Kubota Corp 浄化槽

Cited By (3)

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JP2008246331A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Kubota Corp 浄化槽
JP2010201392A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Fuji Clean Co Ltd 浄化槽用外槽、水処理装置
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