JPH11207670A - 産業ロボットのティーチング方法とその装置 - Google Patents

産業ロボットのティーチング方法とその装置

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JPH11207670A
JPH11207670A JP946498A JP946498A JPH11207670A JP H11207670 A JPH11207670 A JP H11207670A JP 946498 A JP946498 A JP 946498A JP 946498 A JP946498 A JP 946498A JP H11207670 A JPH11207670 A JP H11207670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のティーチング方法では、データの作成
や加工に多くの時間と労力を要するため、作業効率が悪
く、設備全体の効率低下を招いている。 【解決手段】 溶接対象物wであれば、その画像をカメ
ラ1でコンピュータ5に取り込み、この画像の溶接線位
置に重ねて入力手段で溶接位置を描くことにより溶接面
の溶接線データをコンピュータ5に教示して溶接手順を
演算するようにし、溶接線データをコンピュータ5へ簡
単に教示できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、産業
ロボットで比較的単純な構成の作業対象物間の溶接やシ
ーリング、あるいは作業対象物の塗装,切断,研磨,ハ
ンドリング等を行う作業手順をコンピュータに教示する
ためのティーチング方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、様々な分野において産業ロボ
ットによる作業が行われており、溶接やシーリング、あ
るいは塗装,切断,研磨,ハンドリング等の作業に応じ
た制御装置からの信号に基づき作業が行われている。
【0003】このような産業ロボットの1つである溶接
ロボットを例にして以下に説明すると、この溶接ロボッ
トによる作業として、例えば、図6, 図7の斜視図に示
すように、平板51上に縦板52を溶接するような比較
的単純な構成の溶接対象物間を溶接する作業があり、こ
のような溶接は、定盤上に平板51が固定され、この平
板51と縦板52との間がすみ肉溶接等によって溶接さ
れる。また、図8の斜視図に示すように、平板51間を
突合せ溶接ような場合もある。この溶接ロボットによる
溶接は、溶接対象物の形状や溶接方法に応じて決定さ
れ、制御装置内のコンピュータに溶接データとして入力
されている。
【0004】この制御装置のコンピュータに溶接手順
(作業手順)を教示させる方法(この明細書中では、
「ティーチング[teaching]方法」という)として、製造
現場で溶接対象物(作業対象物)を直接見ながら溶接位
置(作業位置)等を教示する、いわゆるオンラインティ
ーチング方法と、製造現場以外のコンピュータ上で溶接
対象物のCAD(computer-aided design) データを作成
し、コンピュータの画面上で擬似的に溶接対象物の画像
を描くとともに、溶接ロボットに関する数値データも入
力しておき、マウス等の入力機器によって前記画像を動
かしながら溶接手順(作業手順)を教示する、いわゆる
オフラインティーチング方法とが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記オ
ンラインティーチング方法の場合、作業現場での作業と
なるため、溶接ロボットへのティーチング中はロボット
を停止させることとなり、設備稼働率の低下による生産
性の悪化を招いてしまう。
【0006】一方、前記オフラインティーチング方法の
場合には、教示中も溶接作業が行えるので機械の稼動率
は低下しないが、CADデータの作成やこのデータの加
工に多くの時間と労力を要するため、設備全体の効率低
下を招いてしまう。
【0007】しかも、このオフラインティーチング方法
では溶接対象物ごとにデータを作成しなければならない
とともに、CADデータを入力する場合には溶接箇所や
溶接対象物の搬送条件や固定位置情報等の様々なデータ
の全情報を入力しなければならないため、作業効率が悪
く、多くの時間と労力を要する作業となる。
【0008】これらの課題は他の産業ロボットにおいて
も同様であり、前記したシーリングや塗装,切断,研
磨,ハンドリング等の様々な作業を行う産業ロボットに
おいて、作業手順を教示するために多くの時間と労力を
要するので、生産性の悪化を招いている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、作業対象物の画像
をカメラでコンピュータに取り込み、この画像の作業位
置に重ねて入力手段で作業位置を描くことにより、この
作業面の作業位置データから作業手順を演算させてコン
ピュータに教示している。これにより、カメラからコン
ピュータに取り込んだ画像を見ながら入力手段で重ね描
きすれば、その描いた作業位置データに基いて作業手順
が演算されるので、作業位置データをコンピュータへ簡
単に教示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、作業対象
物の画像をカメラでコンピュータに取り込んで画面に表
示し、この画像の作業位置に重ねて入力手段で作業位置
を描くことにより作業面の作業位置データをコンピュー
タに教示し、その作業位置データから作業手順を演算さ
せるようにしている。これにより、カメラからコンピュ
ータに取り込んだ画像を見ながら入力手段で重ね描きす
れば、その描いた作業位置データに基いて作業手順が演
算されるので、作業データをコンピュータへ簡単に教示
することができる。
【0011】また、このようなティーチング方法を実現
する装置としては、作業対象物の作業面を写すカメラ
と、このカメラで写した画像を取り込んで表示するコン
ピュータと、このコンピュータの画面上で表示画像の作
業位置に重ねて描くことにより作業面の作業位置を入力
する入力手段と、この入力手段で入力した作業位置デー
タから作業手順を演算する制御装置とを設けている。こ
の装置によっても、カメラからコンピュータに取り込ん
だ画像を見ながら入力手段で重ね描きした作業位置デー
タに基いて作業手順が演算されて、作業位置をコンピュ
ータへ簡単に教示することができる。この入力手段とし
ては、一般的に広く用いられているマウスやキーボード
等が利用できる。
【0012】このコンピュータの画面上に教示点用アイ
コンを設けて作業関連情報を同時入力可能に構成すれ
ば、作業位置データの詳細な情報も同時に入力すること
ができる。
【0013】さらに、作業対象物の作業面と直交する方
向の高さを計測する高さ入力手段を設ければ、平面方向
を写すカメラの画像から入力した平面内の作業位置デー
タに加えて高さ方向のデータもコンピュータに教示して
作業対象物への作業を行うことができる。
【0014】また、高さ入力手段を、産業ロボットのア
ーム先端部とともに作業部位へ移動して作業対象物の高
さを計測する高さセンサーで構成すれば、作業前に作業
位置データを高さデータで補正して所定高さを有する作
業対象物であっても容易に作業することができる。
【0015】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例とし
て、溶接ロボットを例にして図面に基づいて説明する。
図1はこの出願に係る発明のティーチング装置を具備し
た溶接ロボットの一実施例を示す概略斜視図であり、図
2は図1に示す溶接ロボットの平面図、図3は図2に示
すカメラ視野部の拡大図である。
【0016】図示するように、この実施例の溶接ロボッ
トRは、溶接対象物wを固定するテーブルqと、このテ
ーブルqの両側部に設けられたレールsに沿って走行可
能な走行フレームpと、この走行フレームpに沿って横
行可能に設けられた多関節型ロボットrと、これら走行
フレームpと多関節型ロボットrとを制御する制御装置
uとから構成されている。
【0017】そして、この走行フレームpのほぼ中央部
には、テーブルq上に固定される溶接対象物wの溶接面
(平面視)に向けてカメラ1が設けられている。このカ
メラ1に写し出された画像データは、配線2によってカ
メラコントローラ3とビデオキャプチャボード4を介し
てコンピュータ5へ取り込まれている。このコンピュー
タ5には、一般的な入力手段たるマウスとキーボードが
設けられている。
【0018】また、走行フレームpには、テーブルqの
基準座標に対する走行フレームpの座標や多関節型ロボ
ットrの座標を計測しながら作業が行えるように溶接ロ
ボットRの動きを制御する制御器6が設けられており、
この制御器6は配線7を介して制御装置uと接続されて
いる。
【0019】さらに、この制御装置uとコンピュータ5
との間も配線8によって接続されており、コンピュータ
5からの信号に基いて制御装置uが制御器6に制御信号
を送出するように構成されている。
【0020】この実施例では、図2に示すように、走行
フレームpのほぼ中央部に設けられた1台のカメラ1の
視野vでテーブルqの全幅方向と所定の長手方向を写し
出すように構成されている。図中の点線,一点鎖線,二
点鎖線は、溶接対象物wの大きさを例示している。
【0021】図3は図2に示すカメラ視野部の拡大図で
あり、この例では視野v内に2種類の溶接対象物w1,w
2 が写し出されている。中央は視野vの中心位置を示し
ている。9a,9bはテーブルq上に固定された平板で
あり、10a,10bはこの平板9a,9b上に溶接さ
れる縦板である。
【0022】図4はカメラで写して取り込まれるコンピ
ュータの画面の正面図であり、カメラ1(図1)に写し
出された画像を表示する画面m(モニター)と、この画
面mを見ながら溶接関連の情報を入力する教示点用のア
イコンiと、テーブルq上におけるカメラ1の視野v位
置を表示するカメラ位置モニターnとから構成されてい
る。この画面mには前記視野vの溶接対象物w1,w2
写し出されており、平板9a上の縦板10aの端部に教
示点のカーソル11が表示されている。また、平板9b
上の縦板10bの側部には溶接済のマーク12が示され
ている。
【0023】図5は前記図4のコンピュータの画面に表
示されている教示点用のアイコン拡大図であり、この実
施例では、溶接関連情報(脚長や部材の端部形状等)も
含めて画面上での入力が可能なように構成されており、
これらを合せて溶接ロボットの溶接手順データを作成す
るように構成されている。
【0024】この実施例の教示点用アイコンiは一例で
あり、端部パターン選択用アイコン群aと、始端,中間
点,終端選択用アイコン群bと、溶接箇所選択用アイコ
ン群cと、軌跡(直線,曲線)選択用アイコン群dと、
脚長選択用アイコンeと、修正用アイコン群fとで構成
されている。
【0025】そして、前記端部パターン選択用アイコン
群aを、4種類の端部形状に合せて選択できるように構
成し、前記始端,中間点,終端選択用アイコン群bを、
始端と中間点と終端とを選択できる3種類のアイコンで
構成し、前記溶接箇所選択用アイコン群cを、すみ肉溶
接の両側と片側一方を選択できる3種類のアイコンで構
成し、前記軌跡(直線,曲線)選択用アイコンdを、直
線と曲線とから選択できるように構成し、脚長選択用ア
イコンeを、脚長入力可能な数値入力アイコンで構成
し、修正用アイコン群fを、一部修正と全部修正が可能
な2種類のアイコンで構成している。これらのアイコン
の選択は、図面データに基いて作業者によって選択され
る。なお、作業中の溶接済箇所を未溶接箇所と異なる色
で表示するようにすれば、溶接済の箇所を作業者が容易
に認識することができる。また、すみ肉溶接以外の溶接
を選択できるようなアイコンを設けてもよく、溶接作業
に応じたアイコンを設ければよい。
【0026】以上のように構成された溶接ロボットRの
ティーチング装置Tによれば、以下のようにして溶接対
象物wの溶接線データをコンピュータ5に教示すること
ができる。
【0027】まず、カメラによって溶接対象物wの溶接
面(平面視)を見た画像をコンピュータに取り込み、画
面m上に表示させる。
【0028】そして、溶接を行う位置を入力手段たるマ
ウス等を用いて画像上で重ねて描くことにより溶接位置
をコンピュータ5に教示する。この時、作業者は、図面
データに基いて溶接部材の端部形状や溶接軌跡等の溶接
条件を教示点用アイコンiから選択して入力する。
【0029】このようにして入力すると、コンピュータ
5は、マウスで入力された画像上の溶接線データ(作業
位置データ)から作業手順を演算する。この演算によっ
て、予め求めてある変換式を用いて実際のワーク上の溶
接線データが算出され、基準座標に対する相対位置が求
められる。
【0030】この変換式は、溶接ロボットRにおけるカ
メラ1の位置情報と、カメラ1に映し出された溶接対象
物wの位置情報とから演算され、カメラが固定状態であ
れば、カメラ1の座標とカメラ1が映し出した溶接対象
物wの座標位置とから算出され、走行フレームp(カメ
ラ)が走行状態であれば、この情報に溶接ロボットR上
での走行フレームpが走行した絶対座標位置を加えて演
算される。
【0031】なお、この実施例では1台のカメラ1を用
いて溶接対象物wの溶接位置を教示するように構成され
ているが、複数台のカメラを設けて溶接箇所に応じて切
り替えるように構成したり、複数台を同時に使用するよ
うに構成してもよく、カメラの台数や使用条件等は溶接
対象物wの大きさや溶接ロボットの種類等に応じて適宜
設定すればよい。
【0032】ところで、実際の作業時には、溶接ロボッ
トに予め設けられている既設の位置決めセンサ(図示
略)を用いて溶接対象物wと溶接トーチr1 (図1)と
の位置関係(高さ方向,幅方向等)を測定し、このセン
サからのデータに基いて溶接トーチr1 による溶接位置
の誤差補正を行っている。この誤差補正範囲としては、
例えば、±50mm程度であれば補正することができる。
そのため、前記実施例では、高さ方向の教示は考えてお
らず、この許容誤差範囲に入る範囲での教示ができれば
よいと考えている。
【0033】そこで、この許容誤差範囲を超える高さを
有する溶接対象物wを溶接する場合を以下に説明する。
この場合には、例えば、高さ方向の距離を測定する高さ
センサーを溶接トーチr1 の近傍に設け、この高さセン
サーを溶接トーチr1 とともに溶接部位へ移動させ、こ
の高さセンサーで溶接前に溶接対象物wの高さ寸法を計
測して溶接位置データの補正をするようにすればよい。
この高さセンサーとしては、例えばレーザー光線を利用
した非接触型が好ましい。
【0034】このような高さセンサーを設ければ、ある
程度の高さを要する溶接対象物であっても、溶接面(平
面視)の溶接線データを教示しておけば溶接時に高さ方
向を補正しながら自動溶接することができる。この高さ
センサーを溶接トーチr1 の近傍に設けることにより、
溶接トーチr1 による溶接作業直前に計測して溶接位置
データを補正できるため、予め高さデータ入力する場合
に比べて作業時間及び労力を短縮することができる。
【0035】なお、この高さセンサーは、溶接対象物w
の高さ寸法(Z座標)を計測できる手段であればよく、
教示点用アイコンiに入力スイッチを設けるようにして
もよく、高さセンサーに限定されるものではない。
【0036】さらに、溶接後の溶接対象物wから溶接熱
による歪みを除去する場合も、溶接トーチに代えてガス
バーナーを設け、溶接後の溶接対象物wを裏返して溶接
位置を教示すれば、ガスバーナーで加熱する歪み取り作
業を容易に行うことができ、このように複数の作業を容
易にオンラインティーチングすることによって大幅な作
業効率の向上が可能となる。
【0037】以上のように、この出願に係る発明のティ
ーチング装置Tによれば、従来のオンラインティーチン
グ方法に比べて作業位置データの教示時間を大幅に短縮
することができ、また、従来のオフラインティーチング
のように予め作業対象物の形状データ等をコンピュータ
へ入力する必要がないため、不特定の作業対象物に柔軟
に対応できる産業ロボットの動作プログラムを迅速に作
成して、効率の良い作業を行うことが可能となる。
【0038】また、前記実施例では溶接ロボットRを例
に説明したが、例えば、塗装ロボットであれば作業面の
塗装位置データ(対角位置2点等)を教示してその面内
を容易に塗装することができ、研磨ロボットでも同様の
教示が可能であり、これら以外の産業ロボットにおいて
も作業に応じた位置データを同様に教示すればよく、こ
の出願に係る発明は比較的単純な様々な作業を行う産業
ロボットにおいて適用することが可能である。
【0039】さらに、前記実施例における溶接ロボット
Rは一例であり、多関節型ロボットrのみの構成であっ
てもよく、産業ロボットの構成や種類は前記実施例に限
定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0041】カメラからコンピュータの取り込んだ画像
を見ながら入力手段で重ね描きすれば、その描いた作業
位置データに基いて作業手順が演算されるので、オンラ
インティーチング方法で作業位置データをコンピュータ
へ簡単に教示することができ、全体的な設備稼働率を上
げて生産性を向上させることが可能となる。
【0042】また、作業対象物の作業面を写すカメラ
と、このカメラで写した画像を取り込んで表示するコン
ピュータと、このコンピュータの画面上で表示画像の作
業位置に重ねて描くことにより平面方向の作業位置を入
力する入力手段と、この入力手段で入力した作業位置デ
ータから作業手順を演算する制御装置とを設けてティー
チング装置を構成すれば、作業位置データをコンピュー
タへ簡単に教示して全体的な設備稼働率を上げて生産性
を向上させることができるオンラインティーチング装置
を提供することが可能となる。
【0043】このコンピュータの画面上に教示点用アイ
コンを設けて作業関連情報を同時入力可能に構成すれ
ば、作業位置データの詳細な情報も迅速に同時入力する
ことができ、作業性の向上を図ることが可能となる。
【0044】さらに、作業対象物の作業面と直交する方
向の高さを計測する高さ入力手段を設ければ、高さ方向
が高い作業対象物であっても簡単に作業手順を教示する
ことが可能となる。
【0045】この高さ入力手段を、産業ロボットのアー
ム先端部とともに作業部位へ移動して作業対象物の高さ
を計測する高さセンサーで構成すれば、作業前に作業位
置データを高さセンサーで補正することができるので、
高さ方向の寸法が変化する作業対象物であっても生産効
率良く作業することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明のティーチング装置を具備
した一実施例の溶接ロボットを示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す溶接ロボットの平面図である。
【図3】図2に示すカメラ視野部の拡大図である。
【図4】図1に示すコンピュータの画面の正面図であ
る。
【図5】図4に示すコンピュータの画面のアイコン拡大
図である。
【図6】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物の一例を示す斜視図である。
【図7】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物の他の例を示す斜視図である。
【図8】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物のさらに他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カメラ 2 配線 3 カメラコントローラ 4 ビデオキャプチャボード 5 コンピュータ 6 制御器 7,8 配線 9a,9b 平板 10a,10b 縦板 p 走行フレーム u 制御装置 v 視野 w,w1,w2 溶接対象物 r 多関節型ロボット R 溶接ロボット T ティーチング装置
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 産業ロボットのティーチング方法
とその装置
【特許請求の範囲】
【請求項】 作業対象物の作業面を写すカメラと、該
カメラで写した画像を取り込んで表示するコンピュータ
と、該コンピュータの画面上で表示画像の作業位置に重
ねて描くことにより作業面の作業位置を入力する入力手
段と、該入力手段で入力した作業位置データから作業手
順を演算する制御装置と、産業ロボットのアーム先端部
とともに作業部位へ移動して作業対象物の作業面と直交
する方向の高さを計測する高さセンサーとを設け、前記
コンピュータの画面上に教示点用アイコンを設けて作業
関連情報を同時入力可能に構成したことを特徴とする産
業ロボットのティーチング装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、産業
ロボットで比較的単純な構成の作業対象物間の溶接やシ
ーリング、あるいは作業対象物の塗装,切断,研磨,ハ
ンドリング等を行う作業手順をコンピュータに教示する
ためのティーチング方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、様々な分野において産業ロボ
ットによる作業が行われており、溶接やシーリング、あ
るいは塗装,切断,研磨,ハンドリング等の作業に応じ
た制御装置からの信号に基づき作業が行われている。
【0003】このような産業ロボットの1つである溶接
ロボットを例にして以下に説明すると、この溶接ロボッ
トによる作業として、例えば、図6, 図7の斜視図に示
すように、平板51上に縦板52を溶接するような比較
的単純な構成の溶接対象物間を溶接する作業があり、こ
のような溶接は、定盤上に平板51が固定され、この平
板51と縦板52との間がすみ肉溶接等によって溶接さ
れる。また、図8の斜視図に示すように、平板51間を
突合せ溶接ような場合もある。この溶接ロボットによる
溶接は、溶接対象物の形状や溶接方法に応じて決定さ
れ、制御装置内のコンピュータに溶接データとして入力
されている。
【0004】この制御装置のコンピュータに溶接手順
(作業手順)を教示させる方法(この明細書中では、
「ティーチング[teaching]方法」という)として、製造
現場で溶接対象物(作業対象物)を直接見ながら溶接位
置(作業位置)等を教示する、いわゆるオンラインティ
ーチング方法と、製造現場以外のコンピュータ上で溶接
対象物のCAD(computer-aided design) データを作成
し、コンピュータの画面上で擬似的に溶接対象物の画像
を描くとともに、溶接ロボットに関する数値データも入
力しておき、マウス等の入力機器によって前記画像を動
かしながら溶接手順(作業手順)を教示する、いわゆる
オフラインティーチング方法とが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記オ
ンラインティーチング方法の場合、作業現場での作業と
なるため、溶接ロボットへのティーチング中はロボット
を停止させることとなり、設備稼働率の低下による生産
性の悪化を招いてしまう。
【0006】一方、前記オフラインティーチング方法の
場合には、教示中も溶接作業が行えるので機械の稼動率
は低下しないが、CADデータの作成やこのデータの加
工に多くの時間と労力を要するため、設備全体の効率低
下を招いてしまう。
【0007】しかも、このオフラインティーチング方法
では溶接対象物ごとにデータを作成しなければならない
とともに、CADデータを入力する場合には溶接箇所や
溶接対象物の搬送条件や固定位置情報等の様々なデータ
の全情報を入力しなければならないため、作業効率が悪
く、多くの時間と労力を要する作業となる。
【0008】これらの課題は他の産業ロボットにおいて
も同様であり、前記したシーリングや塗装,切断,研
磨,ハンドリング等の様々な作業を行う産業ロボットに
おいて、作業手順を教示するために多くの時間と労力を
要するので、生産性の悪化を招いている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、作業対象物の画像
をカメラでコンピュータに取り込み、この画像の作業位
置に重ねて入力手段で作業位置を描くことにより、この
作業面の作業位置データから作業手順を演算させてコン
ピュータに教示している。これにより、カメラからコン
ピュータに取り込んだ画像を見ながら入力手段で重ね描
きすれば、その描いた作業位置データに基いて作業手順
が演算されるので、作業位置データをコンピュータへ簡
単に教示することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、作業対象
物の画像をカメラでコンピュータに取り込んで画面に表
示し、この画像の作業位置に重ねて入力手段で作業位置
を描くことにより作業面の作業位置データをコンピュー
タに教示し、その作業位置データから作業手順を演算さ
るとともに、教示点用アイコンで作業関連情報を同時
入力することができるようにしている。これにより、カ
メラからコンピュータに取り込んだ画像を見ながら入力
手段で重ね描きすれば、その描いた作業位置データに基
いて作業手順が演算されるので、作業データをコンピュ
ータへ簡単に教示することができ、その作業関連情報も
アイコンで同時入力することができる。
【0011】前記教示点用アイコンで、端部パターンの
選択と、始端,中間点,終端の選択と、溶接箇所の選択
と、軌跡の選択と、脚長の選択をできるようにすれば、
これらの情報を同時入力することができる。
【0012】また、このようなティーチング方法を実現
する装置としては、作業対象物の作業面を写すカメラ
と、このカメラで写した画像を取り込んで表示するコン
ピュータと、このコンピュータの画面上で表示画像の作
業位置に重ねて描くことにより作業面の作業位置を入力
する入力手段と、この入力手段で入力した作業位置デー
タから作業手順を演算する制御装置と、産業ロボットの
アーム先端部とともに作業部位へ移動して作業対象物の
作業面と直交する方向の高さを計測する高さセンサーと
を設け、前記コンピュータの画面上に教示点用アイコン
を設けて作業関連情報を同時入力可能に構成している。
この装置によっても、カメラからコンピュータに取り込
んだ画像を見ながら入力手段で重ね描きした作業位置デ
ータに基いて作業手順が演算されて、作業位置をコンピ
ュータへ簡単に教示することができる。この入力手段と
しては、一般的に広く用いられているマウスやキーボー
ド等が利用できる。しかも、その作業関連情報もアイコ
ンで同時入力することができる。
【0013】さらに、教示点用アイコンを、端部パター
ン選択用アイコン群と、始端,中間点,終端選択用アイ
コン群と、溶接箇所選択用アイコン群と、軌跡選択用ア
イコン群と、脚長選択用アイコンと、修正用アイコン群
とで構成すれば、これらの情報を同時入力することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例とし
て、溶接ロボットを例にして図面に基づいて説明する。
図1はこの出願に係る発明のティーチング装置を具備し
た溶接ロボットの一実施例を示す概略斜視図であり、図
2は図1に示す溶接ロボットの平面図、図3は図2に示
すカメラ視野部の拡大図である。
【0015】図示するように、この実施例の溶接ロボッ
トRは、溶接対象物wを固定するテーブルqと、このテ
ーブルqの両側部に設けられたレールsに沿って走行可
能な走行フレームpと、この走行フレームpに沿って横
行可能に設けられた多関節型ロボットrと、これら走行
フレームpと多関節型ロボットrとを制御する制御装置
uとから構成されている。
【0016】そして、この走行フレームpのほぼ中央部
には、テーブルq上に固定される溶接対象物wの溶接面
(平面視)に向けてカメラ1が設けられている。このカ
メラ1に写し出された画像データは、配線2によってカ
メラコントローラ3とビデオキャプチャボード4を介し
てコンピュータ5へ取り込まれている。このコンピュー
タ5には、一般的な入力手段たるマウスとキーボードが
設けられている。
【0017】また、走行フレームpには、テーブルqの
基準座標に対する走行フレームpの座標や多関節型ロボ
ットrの座標を計測しながら作業が行えるように溶接ロ
ボットRの動きを制御する制御器6が設けられており、
この制御器6は配線7を介して制御装置uと接続されて
いる。
【0018】さらに、この制御装置uとコンピュータ5
との間も配線8によって接続されており、コンピュータ
5からの信号に基いて制御装置uが制御器6に制御信号
を送出するように構成されている。
【0019】この実施例では、図2に示すように、走行
フレームpのほぼ中央部に設けられた1台のカメラ1の
視野vでテーブルqの全幅方向と所定の長手方向を写し
出すように構成されている。図中の点線,一点鎖線,二
点鎖線は、溶接対象物wの大きさを例示している。
【0020】図3は図2に示すカメラ視野部の拡大図で
あり、この例では視野v内に2種類の溶接対象物w1,w
2 が写し出されている。中央は視野vの中心位置を示し
ている。9a,9bはテーブルq上に固定された平板で
あり、10a,10bはこの平板9a,9b上に溶接さ
れる縦板である。
【0021】図4はカメラで写して取り込まれるコンピ
ュータの画面の正面図であり、カメラ1(図1)に写し
出された画像を表示する画面m(モニター)と、この画
面mを見ながら溶接関連の情報を入力する教示点用のア
イコンiと、テーブルq上におけるカメラ1の視野v位
置を表示するカメラ位置モニターnとから構成されてい
る。この画面mには前記視野vの溶接対象物w1,w2
写し出されており、平板9a上の縦板10aの端部に教
示点のカーソル11が表示されている。また、平板9b
上の縦板10bの側部には溶接済のマーク12が示され
ている。
【0022】図5は前記図4のコンピュータの画面に表
示されている教示点用のアイコン拡大図であり、この実
施例では、溶接関連情報(脚長や部材の端部形状等)も
含めて画面上での入力が可能なように構成されており、
これらを合せて溶接ロボットの溶接手順データを作成す
るように構成されている。
【0023】この実施例の教示点用アイコンiは一例で
あり、端部パターン選択用アイコン群aと、始端,中間
点,終端選択用アイコン群bと、溶接箇所選択用アイコ
ン群cと、軌跡(直線,曲線)選択用アイコン群dと、
脚長選択用アイコンeと、修正用アイコン群fとで構成
されている。
【0024】そして、前記端部パターン選択用アイコン
群aを、4種類の端部形状に合せて選択できるように構
成し、前記始端,中間点,終端選択用アイコン群bを、
始端と中間点と終端とを選択できる3種類のアイコンで
構成し、前記溶接箇所選択用アイコン群cを、すみ肉溶
接の両側と片側一方を選択できる3種類のアイコンで構
成し、前記軌跡(直線,曲線)選択用アイコンdを、直
線と曲線とから選択できるように構成し、脚長選択用ア
イコンeを、脚長入力可能な数値入力アイコンで構成
し、修正用アイコン群fを、一部修正と全部修正が可能
な2種類のアイコンで構成している。これらのアイコン
の選択は、図面データに基いて作業者によって選択され
る。なお、作業中の溶接済箇所を未溶接箇所と異なる色
で表示するようにすれば、溶接済の箇所を作業者が容易
に認識することができる。また、すみ肉溶接以外の溶接
を選択できるようなアイコンを設けてもよく、溶接作業
に応じたアイコンを設ければよい。
【0025】以上のように構成された溶接ロボットRの
ティーチング装置Tによれば、以下のようにして溶接対
象物wの溶接線データをコンピュータ5に教示すること
ができる。
【0026】まず、カメラによって溶接対象物wの溶接
面(平面視)を見た画像をコンピュータに取り込み、画
面m上に表示させる。
【0027】そして、溶接を行う位置を入力手段たるマ
ウス等を用いて画像上で重ねて描くことにより溶接位置
をコンピュータ5に教示する。この時、作業者は、図面
データに基いて溶接部材の端部形状や溶接軌跡等の溶接
条件を教示点用アイコンiから選択して入力する。
【0028】このようにして入力すると、コンピュータ
5は、マウスで入力された画像上の溶接線データ(作業
位置データ)から作業手順を演算する。この演算によっ
て、予め求めてある変換式を用いて実際のワーク上の溶
接線データが算出され、基準座標に対する相対位置が求
められる。
【0029】この変換式は、溶接ロボットRにおけるカ
メラ1の位置情報と、カメラ1に映し出された溶接対象
物wの位置情報とから演算され、カメラが固定状態であ
れば、カメラ1の座標とカメラ1が映し出した溶接対象
物wの座標位置とから算出され、走行フレームp(カメ
ラ)が走行状態であれば、この情報に溶接ロボットR上
での走行フレームpが走行した絶対座標位置を加えて演
算される。
【0030】なお、この実施例では1台のカメラ1を用
いて溶接対象物wの溶接位置を教示するように構成され
ているが、複数台のカメラを設けて溶接箇所に応じて切
り替えるように構成したり、複数台を同時に使用するよ
うに構成してもよく、カメラの台数や使用条件等は溶接
対象物wの大きさや溶接ロボットの種類等に応じて適宜
設定すればよい。
【0031】ところで、実際の作業時には、溶接ロボッ
トに予め設けられている既設の位置決めセンサ(図示
略)を用いて溶接対象物wと溶接トーチr1 (図1)と
の位置関係(高さ方向,幅方向等)を測定し、このセン
サからのデータに基いて溶接トーチr1 による溶接位置
の誤差補正を行っている。この誤差補正範囲としては、
例えば、±50mm程度であれば補正することができる。
そのため、前記実施例では、高さ方向の教示は考えてお
らず、この許容誤差範囲に入る範囲での教示ができれば
よいと考えている。
【0032】そこで、この許容誤差範囲を超える高さを
有する溶接対象物wを溶接する場合を以下に説明する。
この場合には、例えば、高さ方向の距離を測定する高さ
センサーを溶接トーチr1 の近傍に設け、この高さセン
サーを溶接トーチr1 とともに溶接部位へ移動させ、こ
の高さセンサーで溶接前に溶接対象物wの高さ寸法を計
測して溶接位置データの補正をするようにすればよい。
この高さセンサーとしては、例えばレーザー光線を利用
した非接触型が好ましい。
【0033】このような高さセンサーを設ければ、ある
程度の高さを要する溶接対象物であっても、溶接面(平
面視)の溶接線データを教示しておけば溶接時に高さ方
向を補正しながら自動溶接することができる。この高さ
センサーを溶接トーチr1 の近傍に設けることにより、
溶接トーチr1 による溶接作業直前に計測して溶接位置
データを補正できるため、予め高さデータ入力する場合
に比べて作業時間及び労力を短縮することができる。
【0034】なお、この高さセンサーは、溶接対象物w
の高さ寸法(Z座標)を計測できる手段であればよく、
教示点用アイコンiに入力スイッチを設けるようにして
もよく、高さセンサーに限定されるものではない。
【0035】さらに、溶接後の溶接対象物wから溶接熱
による歪みを除去する場合も、溶接トーチに代えてガス
バーナーを設け、溶接後の溶接対象物wを裏返して溶接
位置を教示すれば、ガスバーナーで加熱する歪み取り作
業を容易に行うことができ、このように複数の作業を容
易にオンラインティーチングすることによって大幅な作
業効率の向上が可能となる。
【0036】以上のように、この出願に係る発明のティ
ーチング装置Tによれば、従来のオンラインティーチン
グ方法に比べて作業位置データの教示時間を大幅に短縮
することができ、また、従来のオフラインティーチング
のように予め作業対象物の形状データ等をコンピュータ
へ入力する必要がないため、不特定の作業対象物に柔軟
に対応できる産業ロボットの動作プログラムを迅速に作
成して、効率の良い作業を行うことが可能となる。
【0037】また、前記実施例では溶接ロボットRを例
に説明したが、例えば、塗装ロボットであれば作業面の
塗装位置データ(対角位置2点等)を教示してその面内
を容易に塗装することができ、研磨ロボットでも同様の
教示が可能であり、これら以外の産業ロボットにおいて
も作業に応じた位置データを同様に教示すればよく、こ
の出願に係る発明は比較的単純な様々な作業を行う産業
ロボットにおいて適用することが可能である。
【0038】さらに、前記実施例における溶接ロボット
Rは一例であり、多関節型ロボットrのみの構成であっ
てもよく、産業ロボットの構成や種類は前記実施例に限
定されるものではない。
【0039】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0040】カメラからコンピュータの取り込んだ画像
を見ながら入力手段で重ね描きすれば、その描いた作業
位置データに基いて作業手順が演算されるので、オンラ
インティーチング方法で作業位置データをコンピュータ
へ簡単に教示することができ、しかも、その作業関連情
報もアイコンで同時入力することができるので、全体的
な設備稼働率を上げて生産性を向上させることが可能と
なる。
【0041】また、作業対象物の作業面を写すカメラ
と、このカメラで写した画像を取り込んで表示するコン
ピュータと、このコンピュータの画面上で表示画像の作
業位置に重ねて描くことにより平面方向の作業位置を入
力する入力手段と、この入力手段で入力した作業位置デ
ータから作業手順を演算する制御装置と、作業対象物の
作業面と直交する方向の高さを計測する高さセンサー
と、作業関連情報を同時入力可能とする教示点用アイコ
ンをコンピュータの画面上に設けてティーチング装置を
構成すれば、作業位置データと作業位置データの詳細な
情報もコンピュータへ簡単に教示して全体的な設備稼働
率を上げて生産性を向上させることができるオンライン
ティーチング装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明のティーチング装置を具備
した一実施例の溶接ロボットを示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す溶接ロボットの平面図である。
【図3】図2に示すカメラ視野部の拡大図である。
【図4】図1に示すコンピュータの画面の正面図であ
る。
【図5】図4に示すコンピュータの画面のアイコン拡大
図である。
【図6】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物の一例を示す斜視図である。
【図7】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物の他の例を示す斜視図である。
【図8】この出願に係る発明を具備した溶接ロボットで
溶接する溶接対象物のさらに他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 カメラ 2 配線 3 カメラコントローラ 4 ビデオキャプチャボード 5 コンピュータ 6 制御器 7,8 配線 9a,9b 平板 10a,10b 縦板 p 走行フレーム u 制御装置 v 視野 w,w1,w2 溶接対象物 r 多関節型ロボット R 溶接ロボット T ティーチング装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象物の画像をカメラでコンピュー
    タに取り込んで画面に表示し、この画像の作業位置に重
    ねて入力手段で作業位置を描くことにより作業面の作業
    位置データをコンピュータに教示し、その作業位置デー
    タから作業手順を演算させることを特徴とする産業ロボ
    ットのティーチング方法。
  2. 【請求項2】 作業対象物の作業面を写すカメラと、該
    カメラで写した画像を取り込んで表示するコンピュータ
    と、該コンピュータの画面上で表示画像の作業位置に重
    ねて描くことにより作業面の作業位置を入力する入力手
    段と、該入力手段で入力した作業位置データから作業手
    順を演算する制御装置とを設けたことを特徴とする産業
    ロボットのティーチング装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータの画面上に教示点用アイコ
    ンを設けて作業関連情報を同時入力可能に構成したこと
    を特徴とする請求項2記載の産業ロボットのティーチン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 作業対象物の作業面と直交する方向の高
    さを計測する高さ入力手段を設けたことを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載の産業ロボットのティーチング
    装置。
  5. 【請求項5】 高さ入力手段を、産業ロボットのアーム
    先端部とともに作業部位へ移動して作業対象物の高さを
    計測する高さセンサーで構成したことを特徴とする請求
    項4記載の産業ロボットのティーチング装置。
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