JPH11207836A - コルゲート加工用の圧接ベルトおよびコルゲート加工物の製造方法 - Google Patents

コルゲート加工用の圧接ベルトおよびコルゲート加工物の製造方法

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JPH11207836A
JPH11207836A JP1270498A JP1270498A JPH11207836A JP H11207836 A JPH11207836 A JP H11207836A JP 1270498 A JP1270498 A JP 1270498A JP 1270498 A JP1270498 A JP 1270498A JP H11207836 A JPH11207836 A JP H11207836A
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Atsusato Kitamura
篤識 北村
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コルゲート加工用という極めて過酷な条件下
で用いられるにもかかわらず、トラブルを生じがたくか
つ長寿命であるコルゲート加工用の圧接ベルトを提供す
ること、およびその圧接ベルトを用いてコルゲート加工
物を製造する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) (さ
らには必要に応じ剛性シート(4) )が介在した基本の層
構成を有し、それら複数枚の織布(1) は、いずれも耐熱
性高強力繊維糸(殊にポリパラフェニレンベンゾビスオ
キサゾール繊維糸)でできたコードを用いて製織したシ
ームレス織布からなり、かついずれのシームレス織布も
実質的に同程度の太さのコードで製織されており、さら
に、ベルトの表面側および裏面側に位置する織布(1) の
うち少なくとも表面側の織布(1) には、フッ素系樹脂に
よる被覆ないし含浸層(3) が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コルゲート加工に
際して段ロールに被加工シートを圧接するための圧接ベ
ルトに関するものである。またその圧接ベルトを用いて
コルゲート加工物を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〈コルゲート加工におけるプレスロール
方式と圧接ベルト方式〉コルゲート加工により段ボール
を製造するに際しては、互いに噛み合う1対の段ロール
に中芯を送って段加工し、その段加工した中芯の山の部
分に糊付けを行うと共にライナーを当接してプレスロー
ルで押圧することにより貼合する方法が採られている
(プレスロール方式と称することにする)。
【0003】最近、糊付けがなされる側の段ロールにベ
ルトを圧接し、これらの段ロールとベルトとの間に、段
加工した中芯の上からライナーを送り込んで両者間の貼
合を行う方法が注目されている(圧接ベルト方式と称す
ることにする)。
【0004】〈圧接ベルト方式に関する文献〉後者の圧
接ベルト方式については、特開昭59−124842号
公報、特開平4−305443号公報、特開平5−32
9966号公報、特開平6−8360号公報、特開平6
−55675号公報、特開平6−297614号公報、
特開平6−305060号公報、特開平7−12511
4号公報などに開示がある。
【0005】〈特開平7−60877号公報の幅広ベル
ト〉主として圧接ベルト方式において用いるためのベル
トとして、特開平7−60877号公報には、ベルトの
長手および巾方向ともにシームレスの無端状の帆布芯体
を用い、その表面側には耐熱性エラストマー層を介して
表面を離型性に優れたコーティング層をもって被覆され
たベルト長手方向に伸縮性を有する表皮帆布を積層した
構造の幅広ベルトが示されている。このときの層構成
は、「コーティング層/ベルト長手方向に伸縮性を有す
る表皮帆布/耐熱性エラストマー層/ベルトの長手およ
び巾方向ともにシームレスの帆布芯体」である。
【0006】この幅広ベルトにおける帆布芯体を構成す
る縦、横(ベルトの長手周方向が縦、ベルトの巾方向が
横)のコードは、典型的には、芳香族ポリアミド繊維糸
またはポリエーテルエーテルケトン繊維糸で構成された
1000〜2000デニールのヤーンをさらに2〜20
本撚り合わせてなるものである。このうち縦コードの撚
り方向は、コード1本ごとに交互にS方向とZ方向を繰
り返していることが望ましい。縦コードの本数および横
コードの本数(コード密度)は、10〜50本/5cmで
ある。
【0007】この幅広ベルトにおけるベルト長手方向に
伸縮性を有する表皮帆布は、(イ)縦コード(ベルトの
長手周方向に一致するコード)に芳香族ポリアミド繊維
糸とウレタン弾性繊維との混撚糸を用い、横コード(ベ
ルトの巾方向に一致するコード)に芳香族ポリアミド繊
維糸、ナイロン繊維糸またはポリエステル繊維糸を用い
た織物であるか、(ロ)芳香族ポリアミド繊維糸を用い
たメリヤス繊帆布である。
【0008】表皮帆布の縦コードについての具体的数値
は、パラ系アラミド繊維糸の場合、太さ100〜300
デニール、撚り本数1〜3本、メタ系アラミド繊維糸の
場合、紡績糸20〜40番手、撚り本数1〜4本であ
り、ウレタン弾性繊維糸140デニール/1との混撚糸
で、その打ち込み本数は100〜140本/5cmであ
る。表皮帆布の横コードについての具体的数値は、パラ
系アラミド繊維糸の場合、太さ100〜300デニー
ル、撚り本数1〜3本、メタ系アラミド繊維糸の場合、
紡績糸40番手、撚り本数1〜4本であり、ナイロン繊
維糸またはポリエステル繊維糸の場合、太さ100〜3
00デニール、撚り本数1〜3本、またその打ち込み本
数は70〜100本/5cmである。縦コードの一部に弾
性繊維糸を用いることにより、その伸びは切伸で100
%以上を有している。
【0009】〈実開平6−63536号公報の耐熱性積
層コンベアベルト〉コルゲート加工用については言及が
ないが、たとえば紙送り工程に使用されるコンベアベル
トに関するものとして、実開平6−63536号公報に
は、耐熱性繊維基材に弗素樹脂を含浸、乾燥、焼結した
補強層と、この補強層上に形成され、耐熱性繊維をニッ
ト織した基布に弗素樹脂を含浸、乾燥、焼結し、伸縮性
を付与した耐摩耗層とを具備する耐熱性積層コンベアベ
ルトが示されている。耐摩耗層の耐熱性繊維が、波状、
バネ状の伸縮を付与した短繊維で構成された不織布であ
ってもよいとの記載もある。
【0010】なおこの実開平6−63536号公報に
は、従来技術の説明として、同じ織り方のベルト基材を
PFAフィルムを介して積層したものが知られていると
しているが、ベルト基材をシームレス織布とすることに
ついては記載がない上、この従来の構造では層が界面剥
離しやすいという欠点があるとしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】コルゲート加工用の圧
接ベルトは、極めて過酷な条件下で用いられる。すなわ
ち、高温環境下において用いられ、高速走行に供され、
極めて大きな引張力がかかり、振動も大きく、しかも圧
接対象物は凹凸がある。また被加工シートの巾が段ロー
ルよりも狭いときは、圧接ベルトの両脇の相当巾の部分
が直接段ロールと接触することになる。さらには、圧接
ベルトが蛇行しないようにセンサーと連動して頻繁にベ
ルトの姿勢制御が行われるので、ちょうど圧接ベルトを
もむような力が加わることになる。そのため、ベルトの
巾方向には波状にしわが寄りやすく、目ずれも生じやす
く、さらには貼合に使う糊が付着する。
【0012】圧接ベルト方式によるコルゲート加工用の
ベルトとして従来使われていたものはスチール製ベルト
であったが、稀とは言えない頻度で起こるベルト切断時
に人的被害を与えるおそれがある上、そのときの装置上
の損傷も大きく、またスチール製ベルトは本質的に耐屈
曲疲労性の点で限界がある。
【0013】「コーティング層/ベルト長手方向に伸縮
性を有する表皮帆布/耐熱性エラストマー層/ベルトの
長手および巾方向ともにシームレスの帆布芯体」の構成
を有する特開平7−60877号公報の幅広ベルトにあ
っては、コルゲート加工時の振動による帆布芯体と表皮
帆布との層間剥離を、表皮帆布としてベルト長手方向に
伸縮性を有する帆布を用いることにより防止しようとし
ているが、ベルト寿命の点でなお改良の余地がある。こ
れは、ベルト強度の大部分を帆布芯体のみに依存してい
る上、表皮帆布のみの伸縮動作が著しく、また帆布芯体
と表皮帆布とに使うコードの太さが大きく異なるので、
コルゲート加工中に表皮帆布(伸縮性を有する)と帆布
芯体とがそれぞれ独自に動作し、互いの弱点をカバーす
るような連動性が乏しいためと思われる。また必要なベ
ルト強度(たとえば1t/cm )を得ようとすると、勢い
コードを太くしなければならないところ、太いコードを
使用するとコルゲート加工中にコードに割れを生ずるお
それがある。さらにまたこの幅広ベルトにあっては、帆
布芯体はシームレスであるが、シームレスとすることに
より段差のない帆布芯体に耐熱性エラストマー層を介し
て表皮帆布を貼り合わせていることから、表皮帆布はシ
ームレスではないと解され、ベルトの強度、均一性、製
造工程の点でも問題を有している。
【0014】「耐熱性繊維をニット織した基布に弗素樹
脂を含浸、乾燥、焼結し、伸縮性を付与した耐摩耗層か
らなる耐摩耗層/耐熱性繊維基材に弗素樹脂を含浸、乾
燥、焼結した補強層」の構成を有する実開平6−635
36号公報の耐熱性積層コンベアベルトは、たとえこれ
をコルゲート加工用のベルトに適用したとしても、やは
り耐摩耗層と伸縮性を有する補強層とがそれぞれ独自に
動作し、互いの弱点をカバーするような連動性が乏し
い。またこの耐熱性積層コンベアベルトは、その実施例
の記載によれば上層である耐摩耗層を付き合わせにより
エンドレスとしているため、ベルトの強度、均一性、製
造工程の点でも問題を有している。
【0015】本発明は、このような背景下において、コ
ルゲート加工用という極めて過酷な条件下で用いられる
にもかかわらず、トラブルを生じがたくかつ長寿命であ
るコルゲート加工用の圧接ベルトを提供すること、およ
びその圧接ベルトを用いてコルゲート加工物を製造する
方法を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のコルゲート加工
用の圧接ベルトは、コルゲート加工に際して段ロールに
被加工シートを圧接するための織布製のベルトであっ
て、該ベルトは、複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) が
介在した基本の層構成を有すること、それら複数枚の織
布(1) は、いずれも耐熱性高強力繊維糸でできたコード
を用いて製織したシームレス織布からなり、かついずれ
のシームレス織布も実質的に同程度の太さのコードで製
織されていること、さらに、ベルトの表面側および裏面
側に位置する織布(1) のうち少なくとも表面側の織布(1
A)には、フッ素系樹脂による被覆ないし含浸層(3) が設
けられていること、を特徴とするものである。
【0017】この場合、複数枚の織布(1) 間に、接着剤
層(2) のほかに、ベルト巾方向の剛性をより向上させる
ために、剛性シート(4) を介在させることが好ましい。
【0018】本発明のコルゲート加工物の製造方法は、
上記の圧接ベルトを用いてコルゲーターの段ロールに被
加工シートを圧接することにより、コルゲート加工物を
製造することを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。
【0020】〈基本の層構成〉本発明の圧接ベルトは、
複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) が介在した基本の層
構成を有する。織布(1) の枚数は、2枚が最適である
が、3枚とすることもでき、場合によってはそれ以上と
することもできる。
【0021】〈複数枚の織布(1) 〉本発明においては、
これら複数枚の織布(1) は、いずれも耐熱性高強力繊維
糸でできたコードを用いて製織したシームレス織布から
なる。シームレス織布とは、周長方向に継ぎ目のない織
布のことである。織り組織は、平織り組織、斜文織り
(綾織り)組織、朱子織り組織、これらの変化織り組織
などとすることができる。シームレス織布は、次の方法
により製造することができる。
【0022】すなわち、経糸および緯糸を用いて袋織り
法により製織を行えば、シームレスの(継ぎ目のない)
筒状の織布を製造することができる。袋織りとは、経糸
を表経糸と裏経糸とに配列し、緯糸を2往復させること
により一つの環状を形成させながら順次筒形を形成する
方法であって、表裏の接結は両端のみで行われる。袋織
り法を採用するときは、製織時の経糸がシームレス織布
の巾方向走行糸となり、製織時の緯糸がシームレス織布
の周長方向(径方向)走行糸となる。得られた筒状の袋
織物を径方向にカットすれば、目的の寸法のシームレス
織布が得られる。
【0023】シームレス織布は、予めカセ状に整経した
周長方向走行糸に、巾方向走行糸を緯入することによっ
ても製造することができる。織りの最後の段階では開口
を行いにくくなるので、最後は必要に応じ手作業で織り
を完結すればよい。
【0024】織布(1) の製造に用いる耐熱性高強力繊維
糸としては、引張強度がたとえば42g/d と大きく、耐
熱性がたとえば650℃と高く、しかも耐摩耗性が極め
て高いポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維
糸が特に重要であり(1000デニールのコードを16
本/10mmで用いれば、2枚の織布(1) で1t/cmをは
るかに越えるベルト強度が得られる)、またアラミド繊
維糸も重要であり、ポリエーテルエーテルケトン繊維、
ポリアミドイミド繊維、ポリイミド繊維、液晶ポリエス
テル繊維などでできた糸も用いることができる。これら
の合成繊維糸のほか、たとえば、金属繊維(ステンレス
スチール繊維、形状記憶合金等)、セラミックス繊維、
ガラス繊維、炭素繊維などでできた糸も用いることがで
きる。耐熱性高強力繊維糸は、文字通り、耐熱性を有し
かつ高強度を有するという観点から適当なものを選択す
べきである。耐熱性高強力繊維糸は、長繊維からできた
モノフィラメントやマルチフィラメントであることが好
ましく、モノフィラメントの場合は複数本を引き揃えた
り撚り合わせて用いることもできる。フィルムをスリッ
トしたスリット糸を用いることもできる。また、紡毛糸
のように、フィラメントを適当な長さに切断して撚りを
かけることにより毛羽を付与したものも好適に用いられ
る。
【0025】上記の耐熱性高強力繊維糸は、適当本数を
引き揃えまたは撚り合わせ、さらには必要に応じ再撚り
合わせや再引き揃えを行い、500〜8000デニール
程度、好ましくは500〜4000デニール程度、さら
に好ましくは500〜3000デニール程度の太さのコ
ードとして用いる。この場合、太さが細いほどコルゲー
ト加工に用いたときに目ずれを生じにくいので、上記の
範囲の中でも、500〜3000デニール程度、通常は
600〜2500デニール程度、さらには700〜20
00デニール程度、殊に800〜1500デニール程度
というように、比較的細目のコードを用いることが特に
好ましい。特にポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾ
ール繊維糸を用いる場合は、700〜2000デニール
程度、殊に800〜1500デニール程度でも充分の強
度および耐摩耗性が得られる。
【0026】そして本発明においては、複数枚の織布
(1) を構成するいずれのシームレス織布も実質的に同程
度の太さのコードで製織する。「実質的に同程度の太
さ」とは、±50%程度まで、好ましくは±20%程度
まで、殊に±10%程度までの差は許容することを意味
するものとする。製織時の経糸および緯糸の太さは、同
じであっても異っていてもよいが、通常は実質的に同程
度に設定する。典型的な例をあげると、複数枚の織布
(1) が織布(1A)および織布(1B)の2枚であるとき、織布
(1A)は経糸および緯糸ともnデニールのコードを用い、
織布(1B)も経糸および緯糸ともnデニールのコードを用
いる。ここでnデニールとは、たとえば、1000デニ
ールとか、1500デニールである。製織時の経糸およ
び緯糸の太さがたとえばn1 デニール、n2 デニールと
相違するときは、複数枚の織布(1) のいずれも、たとえ
ば、経糸にはn1 デニールと実質的に同程度の太さのも
の、緯糸にはn2 デニールと実質的に同程度の太さのも
のを用いるようにすることが望ましい。
【0027】織布(1) を製織するときは、ベルトの周長
方向走行糸である製織時の緯糸としてS撚りのコードと
Z燃りのコードとをバランスよく配置して個々の織布
(1) を構成することが望ましい。バランスよく配置する
とは、たとえば、織り上がった織布の断面視で、SZS
ZSZ・・のような配置、SSZZSSZZ・・・・の
ような配置であり、他にも種々のバリエーションがあ
る。あるいはまた、ベルトの周長方向走行糸である製織
時の緯糸としてS撚りのコードを用いて作製した織布
(1) とZ燃りのコードを用いて作製した織布(1) とをバ
ランスよく組み合わせて、複数枚の織布(1) とすること
も望ましい。
【0028】ベルトを構成する複数枚の織布(1) は、内
側の織布(1) ほどわずかに周長が短くなるように設計す
る。これは、製織時の経糸の本数を、内側に配置する織
布(1) が外側に配置する織布(1) よりも1ないし数本少
なくなるようにすることにより容易に達成できる。
【0029】〈接着剤層(2) 〉複数枚の織布(1) 間に
は、織布(1) 同士を一体化するために、接着剤層(2) が
介在される。織布(1) が2枚であるときは(1)/(2)/(1)
、織布(1) が3枚であるときは(1)/(2)/(1)/(2)/(1)
となる。
【0030】この接着剤層(2) としては、耐熱性および
接着性を有するものが用いられるが、フッ素系樹脂のフ
ィルム層、殊にテトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体(PFA)またはテト
ラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合
体(FEP)のフィルム層、殊に前者のPFAのフィル
ム層であることが望ましい。接着剤層(2) としてフッ素
系樹脂のフィルム層を用いるときは、フィルムを1枚あ
るいは複数枚用いることができる。
【0031】〈被覆ないし含浸層(3) 〉さらに本発明に
おいては、ベルトの表面側および裏面側に位置する織布
(1) のうち少なくとも表面側の織布(1) には、適宜の段
階で、フッ素系樹脂による被覆ないし含浸層(3) を設け
る。
【0032】表面側(または表面側および裏面側)の織
布(1)にフッ素系樹脂による被覆層を設けるときは、織
布(ベルトとした後であってもよい)の上から、PF
A、FEP、PTFE等のフッ素系樹脂またはそれらの
フッ素系樹脂の粉体を多量に含む耐熱性組成物を溶融、
溶液または分散液としてコーティングするか、PFA、
FEP等のフッ素系樹脂フィルムまたはそれを半溶融し
たものを被覆し、熱圧着する方法が採用される。そのほ
か、PTFEの生フィルムを被覆してから、適宜の段階
で350〜400℃程度の温度で加圧下に焼成する方法
も採用できる。フッ素系樹脂による被覆ないし含浸層
(3) は、1層でも複数層でもよい。
【0033】表面側(または表面側および裏面側)の織
布(1) にフッ素系樹脂による含浸層を設けるときには、
フッ素系樹脂の溶液または分散液(ディスパージョン)
を織布(ベルトとした後であってもよい)に含浸させた
後、乾燥し、加熱処理または焼成(シンター)する操作
を1回ないし複数回繰り返せばよい。フッ素系樹脂がP
TFEであり、そのディスパージョンを加工するとき
は、一度に厚塗りすると乾燥によってマッドクラックを
生ずるので、1回当りの付着量は焼き付け後の樹脂厚み
で約20μm 以下にとどめ、浸漬−乾燥−焼成を繰り返
して所望の厚みにすることが望ましく、このときの焼成
温度は350〜400℃程度とすることが多い。
【0034】また特殊な方法として、表面側(または表
面側および裏面側)の織布(1) を製織するときの耐熱性
高強力繊維糸として、フッ素系樹脂の糸(殊にフィルム
糸)によるカバリングを行ったカバリング糸、フッ素系
樹脂の糸を撚り合わせた撚糸を用いたり、耐熱性高強力
繊維糸をフッ素系樹脂の糸と併用したりすれば、製織後
にフッ素系樹脂の融点以上の加熱処理することによりフ
ッ素系樹脂の糸が流動してベルトを構成する縦横の組織
が融着一体化されるので、織布(1) にフッ素系樹脂によ
る被覆ないし含浸層(3) を形成することができる。この
ときのフッ素系樹脂は、PFAやFEPが好適である。
【0035】〈剛性シート(4) 〉複数枚の織布(1) 間に
は、上に述べた接着剤層(2) のほかに、剛性シート(4)
を介在させることも好ましい。
【0036】剛性シート(4) としては、たとえば、金属
線(ステンレススチール線、鉄線、形状記憶合金線
等)、セラミックス繊維、ガラス繊維、炭素繊維、合成
繊維(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊
維、アラミド繊維等)などで作られた面状シート(織
布、不織布、ニット等)があげられ、特にステンレスス
チール線で作られた面状シートが重要である。剛性シー
ト(4) の役割はベルトの巾方向の剛性を確保することを
第1義とするので、ベルトの巾方向に向かう糸(コー
ド)に上記のような剛性の大きい糸を使用すれば、ベル
トの周長方向に向かう糸は剛性が小さいものでもよい
(たとえば簾を織るときのように)。
【0037】剛性シート(4) は、材料の点では先に述べ
た織布(1) と共通することもある。ただし、織布(1) を
構成する耐熱性高強力繊維糸は耐熱性を有しかつ高強度
を有するという観点から選択されるが、剛性シート(4)
は、少なくとも巾方向に剛性を有するという観点から、
材料の種類、太さ、密度、織り方、シート化法などが決
められる。
【0038】複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) のほか
に剛性シート(4) を介在させるときの基本構造は、たと
えば(1)/(2)/(4)/(2)/(1) となり、さらにその少なくと
も一方の側に被覆ないし含浸層(3) が配置されることに
なる。
【0039】〈付加層〉このようにして得た圧接ベルト
には、必要に応じさらに他の層を付加することもでき
る。たとえば、適宜の段階でベルトの裏面側からポリイ
ミド系樹脂プレポリマーなどの硬化性樹脂を含浸させ、
キュアを行って硬化させることが可能である。
【0040】〈ミシン縫い〉圧接ベルトには、複数枚の
織布(1) 間に接着剤層(2) (および剛性シート(4))が
介在したものを得た段階において、あるいはさらにそれ
に被覆ないし含浸層(3) や他の付加層を設けた段階にお
いて、さらに適当な間隔またはパターンで、複数枚の織
布(1) 間を縫い付けるミシン縫いを施すことが好まし
い。ミシン縫いにより、接着剤層(2) (および剛性シー
ト(4) )を介しての複数枚の織布(1) 間の一体化や、織
布(1) の両耳端のほつれが、より効果的に防止できるか
らである。
【0041】〈圧接ベルト、コルゲート加工〉本発明に
おいては、この圧接ベルトをコルゲート加工に際して段
ロールに被加工シートを圧接するためのベルトとして、
つまり段加工した中芯の上からライナーを貼合するため
のベルトとして用いる。
【0042】この圧接ベルトの寸法は、コルゲーターの
段ロールの寸法やロール間のスペースにより異なるが、
たとえば、巾が1200〜3000mm程度、周長が20
00mm程度以上とすることが多い。
【0043】図8は段ボール製造のためのコルゲーター
の一例を示した模式図である。図8中、(5) は片方の段
ロール、(6) は他方の段ロール、(7) は糊付け装置、
(8) は中芯、(9) はライナーである。本発明の圧接ベル
トは、図8においては片方の段ロール(5) に向けて、段
加工後の中芯(8) およびライナー(9)を介して圧接され
る。
【0044】〈作用〉上記構造の圧接ベルトにあって
は、複数枚の織布(1) により必要な強靭性が得られる。
すなわち、これら複数枚の織布(1) は、いずれも耐熱性
高強力繊維糸でできたコードを用いて製織したシームレ
ス織布(シームレスであるので全周にわたり均質であ
る)からなり、かついずれのシームレス織布も実質的に
同程度の太さのコードで製織されているので、コルゲー
ト加工時には本質的に同等の挙動を示しかつ互いに補強
し合う関係にあり、そのためコルゲート加工時に加わる
振動や横応力によっても、織布(1) 間の界面剥離、織布
(1) を構成するコードの割れ、しわの発生、目ずれなど
のトラブルを長期にわたり生じがたい。さらに複数枚の
織布(1) 間を縫い付けるミシン縫いを施したときには一
段と耐久性のあるものとなり、また複数枚の織布(1) を
製織するときの経糸および緯糸としてやや細目のコード
(たとえば700〜2000デニール程度の太さのコー
ド)を用いるときは、目ずれ防止の点でより好ましい結
果が得られ、一段と耐久性のあるものとなる。また、織
布(1) の製造に用いる耐熱性高強力繊維糸として、引張
強度、耐熱性および耐摩耗性が極めてすぐれているポリ
パラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維糸を用いる
と、特に好適な結果が得られる。
【0045】複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) のほか
に剛性シート(4) を介在させたときは、芯に硬い層が存
在することになってベルト巾方向の剛性が一段と強化さ
れるので、コルゲート加工を続けてもベルトにしわが寄
るおそれがなく、ベルトの寿命の点でさらに有利にな
る。
【0046】加えて、ベルトの表面側および裏面側に位
置する織布(1) のうち少なくとも表面側の織布には、フ
ッ素系樹脂による被覆ないし含浸層(3) を設けてあるの
で、すぐれた耐摩耗性が得られ、さらには非粘着性であ
るのでコルゲート加工時に用いた糊の付着が少なく、付
着した糊の除去も容易である。
【0047】このように、本発明の圧接ベルトは極めて
強靭であり、コルゲート加工用という極めて過酷な条件
下で用いられるにもかかわらず、切断、破損、しわ寄
り、目ずれなどのトラブルを生じがたく、長寿命であ
る。このようなすぐれた耐久性は、従来のように芯体と
なる織布の表面側に伸縮性の材料を配置したのでは得ら
れない。またたとえ2枚の織布を用いた場合でも、シー
ムレスでない織布を用いた場合や、2枚の織布として実
質的に同程度の太さのコードで製織されたものを用いな
い場合には、やはりこのようなすぐれた耐久性は得られ
ない。
【0048】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。
【0049】実施例1 図1は本発明の圧接ベルトの一例を模式的に示した斜視
図である。図2は図1の圧接ベルトの模式的な断面図で
ある。図3は図1の圧接ベルトにおいて用いた織布(1)
の模式的な平面図である。
【0050】袋織り製織時の経糸(圧接ベルトの巾方向
走行糸となる)および緯糸(圧接ベルトの周長方向走行
糸となる)として、耐熱性高強力繊維糸の一例としての
ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維糸(引
張強度は42g/d )を撚り合わせたものをさらに所定本
数撚り合わせまたは引き揃えて太さ1000デニールと
したコードを用いた。上記の経糸および緯糸を用い、袋
織り法により、巾広の筒状のシームレス織布を製織した
(1000デニールのコードの打ち込み本数は16本/
10mmとなる)。ただし、緯糸は図2のようにS撚りお
よびZ撚りのコードを2本引き揃えて用いて緯入に供し
た。このようにして得られたシームレス織布を径方向に
所定巾にカットし、裏面側および表面側に配置する織布
(1) として用いた。なお、裏面側に配置する織布(1)
は、その製織にあたり、表面側に配置する織布(1) より
も経糸の本数を2本少なくした。
【0051】上記で得た裏面側の織布(1) をロール間に
懸架した状態でその上に接着剤層(2) としての厚み10
0μm のPFAフィルムを巻いてから(たとえば2〜5
巻き程度)、その外側より表面側の織布(1) をはめ込
み、さらに全体をPFAの融点以上の温度で熱圧着し
た。これにより、裏面側の織布(1) /接着剤層(2) /表
面側の織布(1) の基本の層構成を有する筒状体が得られ
たので、耳端側をカットして揃えると共に、アラミド繊
維糸を用いて一定間隔で周長方向にミシン縫いを行っ
た。両耳端側近くのミシン縫い間隔は他の領域に比し密
にした。図1中の(s)は縫い目である。
【0052】ついで、この筒状体の表面側の織布(1) の
上からPFAフィルムを半溶融状態にして圧延被覆(た
とえば1〜2巻き程度)した後、ベルトを内外反転させ
て裏面側の織布(1) の上からもPFAフィルムを半溶融
状態にして圧延被覆し(たとえば1〜2巻き程度)、さ
らに全体をPFAの融点以上の温度で熱圧着してから放
冷し、ベルトの両面にPFAによる被覆ないし含浸層
(この場合は被覆層)(3) を形成させた。
【0053】これにより、被覆層(3) /織布(1) /接着
剤層(2) /織布(1) /被覆層(3) の構造を有する圧接ベ
ルトが得られた。この圧接ベルトは、引っ張りに対し極
めて強靭で、好ましい巾剛性を有し、耐熱性が高く、し
かも表面は非粘着性でありかつ耐摩耗性を有していた。
【0054】この圧接ベルトをコルゲート加工に際して
段ロールに被加工シートを圧接するための圧接ベルト
(段加工した中芯の上からライナーを貼合するための圧
接ベルト)として使用し、図8のようにして段ボールの
製造を行ったところ、円滑な圧接を行うことができ、し
かもコルゲート加工時に加わる振動や横応力によって
も、織布(1) 間の界面剥離、織布(1) を構成するコード
の割れ、しわの発生、目ずれなどのトラブルが長期にわ
たり生ずることがなく、ベルトの寿命は市場で使われて
いる圧接ベルトに比し格段に長かった。
【0055】実施例2 図4は本発明の圧接ベルトの他の一例の模式的な断面図
である。
【0056】袋織り製織時の経糸(圧接ベルトの巾方向
走行糸となる)および緯糸(圧接ベルトの周長方向走行
糸となる)として、耐熱性高強力繊維糸の一例としての
アラミド繊維糸を撚り合わせたものをさらに所定本数撚
り合わせて太さ2000デニールとしたコードを用い
た。上記の経糸および緯糸を用い、袋織り法により、巾
広の筒状のシームレス織布を製織した(2000デニー
ルのコードの打ち込み本数は12本/10mmとなる)。
ただし、緯糸は図4のようにS撚りおよびZ撚りのコー
ドを2本引き揃えて用いて緯入に供した。このようにし
て得られたシームレス織布を径方向に所定巾にカット
し、裏面側および表面側に配置する織布(1)として用い
た。なお、裏面側に配置する織布(1) は、その製織にあ
たり、表面側に配置する織布(1) よりも経糸の本数を2
本少なくした。
【0057】以下実施例1に準じ、ただし織布(1) を3
枚用いて、図4に示したように、被覆層(3) /織布(1)
/接着剤層(2) /織布(1) /接着剤層(2) /織布(1) /
被覆層(3) の構造を有する圧接ベルトを作製した。この
圧接ベルトは、実施例1の場合と同様、引っ張りに対し
極めて強靭で、好ましい巾剛性を有し、耐熱性が高く、
しかも表面は非粘着性でありかつ耐摩耗性を有してい
た。
【0058】実施例3 図5は本発明の圧接ベルトのさらに他の一例の模式的な
断面図である。図6は図5の圧接ベルトにおいて用いた
織布(1) の模式的な平面図である。
【0059】実施例2における上下の織布(1) として実
施例1におけるポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾ
ール繊維糸で作った織布(1)を用いると共に、実施例2
における中間層としての織布(1) を、ベルト巾方向がス
テンレススチール線(または炭素繊維糸やガラス繊維
糸)、ベルト周長方向がアラミド繊維糸(またはポリテ
トラフルオロエチレン糸)で作られた織布からなる剛性
シート(4) に置換した。これにより、図5に示したよう
に、被覆層(3) /織布(1) /接着剤層(2) /剛性シート
(4) /接着剤層(2) /織布(1) /被覆層(3) の構造を有
する圧接ベルトが得られた。
【0060】この圧接ベルトは、実施例1の場合よりも
巾剛性がすぐれているため、ベルト寿命の点で一段と耐
久性のあるものとなった。また、引っ張りに対し極めて
強靭で、耐熱性が高く、しかも表面は非粘着性でありか
つ耐摩耗性を有していた。
【0061】実施例4 図7は本発明の圧接ベルトのさらに他の一例の模式的な
断面図である。
【0062】この実施例4においては基本的には実施例
3を繰り返したが、ポリパラフェニレンベンゾビスオキ
サゾール繊維糸で作った上下の織布(1) のうち、上側の
織布(1) については緯糸としてS撚りのコードを緯入す
ることにより製織を行い,下側の織布(1) については緯
糸としてZ撚りのコードを緯入することにより製織を行
った。このようにして得た圧接ベルトも、実施例3と同
様のすぐれた性能を有していた。
【0063】比較例1 経糸および緯糸としてアラミド繊維糸からなる太さ60
00デニールのコードを用いて裏面側に配置する織布
(1) を得、また経糸および緯糸としてアラミド繊維糸か
らなる太さ1000デニールのコードを用いて表面側に
配置する織布(1)を得た。他の条件は実施例1の場合と
同様にして圧接ベルトを作製したが、この圧接ベルト
は、実施例1で得た圧接ベルトに比すれば、目ずれを生
じやすく、耐久性の点で及ばなかった。
【0064】比較例2 経糸および緯糸としてアラミド繊維糸からなる太さ10
00デニールのコードを用いて、通常の製織法によりフ
ラットな織布を得、これを所定巾に長さ方向にカットし
てから両端を接合してエンドレスベルト状にした。この
場合は、経糸(S撚りおよびZ撚りのコードを2本引き
揃えて用いた)がエンドレスベルトの周長方向走行糸、
緯糸がエンドレスベルトの巾方向走行糸となる。他の条
件は実施例1の場合と同様にして圧接ベルトを作製した
が、この圧接ベルトはシームレス織布を用いていないた
め、実施例1で得た圧接ベルトに比し耐久性が著しく劣
っていた。
【0065】
【発明の効果】作用の項で詳細に述べたように、本発明
の圧接ベルトは極めて強靭であり、コルゲート加工用と
いう極めて過酷な条件下で用いられるにもかかわらず、
切断、破損、しわ寄り、目ずれなどのトラブルを生じが
たく、長寿命である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧接ベルトの一例を模式的に示した斜
視図である。
【図2】図1の圧接ベルトの模式的な断面図である。
【図3】図1の圧接ベルトにおいて用いた織布(1) の模
式的な平面図である。
【図4】本発明の圧接ベルトの他の一例の模式的な断面
図である。
【図5】本発明の圧接ベルトのさらに他の一例の模式的
な断面図である。
【図6】図5の圧接ベルトにおいて用いた織布(1) の模
式的な平面図である。
【図7】本発明の圧接ベルトのさらに他の一例の模式的
な断面図である。
【図8】段ボール製造のためのコルゲーターの一例を示
した模式図である。
【符号の説明】
(1) …織布、 (2) …接着剤層、 (3) …被覆ないし含浸層、 (4) …剛性シート、 (5) …片方の段ロール、 (6) …他方の段ロール、、 (7) …糊付け装置、 (8) …中芯、 (9) …ライナー、 (s) …縫い目

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート加工に際して段ロールに被加工
    シートを圧接するための織布製のベルトであって、 該ベルトは、複数枚の織布(1) 間に接着剤層(2) が介在
    した基本の層構成を有すること、 それら複数枚の織布(1) は、いずれも耐熱性高強力繊維
    糸でできたコードを用いて製織したシームレス織布から
    なり、かついずれのシームレス織布も実質的に同程度の
    太さのコードで製織されていること、 さらに、ベルトの表面側および裏面側に位置する織布
    (1) のうち少なくとも表面側の織布(1) には、フッ素系
    樹脂による被覆ないし含浸層(3) が設けられているこ
    と、を特徴とするコルゲート加工用の圧接ベルト。
  2. 【請求項2】複数枚の織布(1) 間に、接着剤層(2) のほ
    かに剛性シート(4) が介在している請求項1記載の圧接
    ベルト。
  3. 【請求項3】複数枚の織布(1) を構成する耐熱性高強力
    繊維糸がポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊
    維である請求項1記載の圧接ベルト。
  4. 【請求項4】ベルトの周長方向走行糸である製織時の緯
    糸としてS撚りのコードとZ燃りのコードとをバランス
    よく配置して個々の織布(1) を構成するか、あるいはベ
    ルトの周長方向走行糸である製織時の緯糸としてS撚り
    のコードを用いて作製した織布(1) とZ撚りのコードを
    用いて作製した織布(1) とをバランスよく組み合わせて
    複数枚の織布(1) としたことを特長とする請求項1記載
    の圧接ベルト。
  5. 【請求項5】ベルトを構成する複数枚の織布(1) が、製
    織時の経糸の本数をコントロールすることにより、外側
    の織布(1) に比し内側の織布(1) の周長がわずかに短く
    なるように設計してある請求項1記載の圧接ベルト。
  6. 【請求項6】接着剤層(2) が、フッ素系樹脂のフィルム
    層である請求項1記載の圧接ベルト。
  7. 【請求項7】適当な間隔またはパターンで、複数枚の織
    布(1) 間を縫い付けるミシン縫いを施してある請求項1
    記載の圧接ベルト。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の圧接ベルトを用いてコル
    ゲーターの段ロールに被加工シートを圧接することによ
    り、コルゲート加工物を製造することを特徴とするコル
    ゲート加工物の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100868727B1 (ko) 2007-07-18 2008-11-13 주식회사 보우 편면 골판지 제조기용 가압벨트식 엔드레스 벨트
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