JPH11208013A - トナー及び画像形成装置 - Google Patents
トナー及び画像形成装置Info
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- JPH11208013A JPH11208013A JP3206998A JP3206998A JPH11208013A JP H11208013 A JPH11208013 A JP H11208013A JP 3206998 A JP3206998 A JP 3206998A JP 3206998 A JP3206998 A JP 3206998A JP H11208013 A JPH11208013 A JP H11208013A
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直接画像記録方式を用いて画像を形成する画
像形成装置に用いるトナー及び画像形成装置において、
チリを解消できるトナー及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 対向電極部材2及びトナー制御部材3の
有する制御電極が該対向電極部材2と現像ローラ1との
間のトナーの飛翔空間に形成する電界により該トナーが
受ける静電力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気
により受ける空気抵抗力とが同じオーダーになるような
大きさと形状であるトナーを用いて画像形成を行う。
像形成装置に用いるトナー及び画像形成装置において、
チリを解消できるトナー及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 対向電極部材2及びトナー制御部材3の
有する制御電極が該対向電極部材2と現像ローラ1との
間のトナーの飛翔空間に形成する電界により該トナーが
受ける静電力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気
により受ける空気抵抗力とが同じオーダーになるような
大きさと形状であるトナーを用いて画像形成を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体画像形成方法としてダイレク
トトーニングまたはトナープロジェクションと称される
画像形成方式が知られている。この画像形成方式は、孔
やスリットの周りに設けた制御電極部に電圧を印加して
帯電させたトナー層又はトナークラウドに電界を加え、
特定の位置のトナーを選択的に飛翔させ、その孔やスリ
ットを通して移動させて紙等の記録部材に直接画像を形
成するものである。
トトーニングまたはトナープロジェクションと称される
画像形成方式が知られている。この画像形成方式は、孔
やスリットの周りに設けた制御電極部に電圧を印加して
帯電させたトナー層又はトナークラウドに電界を加え、
特定の位置のトナーを選択的に飛翔させ、その孔やスリ
ットを通して移動させて紙等の記録部材に直接画像を形
成するものである。
【0003】図5は、このような画像形成方式を採用し
た画像形成装置の画像記録部の拡大模式図である。トナ
ー7を担持する現像ローラ1は接地され、この現像ロー
ラ1と対向して設けられた対向電極部材2との間に、現
像ローラ1上に担持されたトナー7を対向電極部材2に
向けて飛翔させるための飛翔電界を形成する飛翔電界形
成手段としての電源8が接続されている。この電源8に
より対向電極部材2にトナー7の平均的な帯電極性と逆
の極性の直流高電圧が印加される。
た画像形成装置の画像記録部の拡大模式図である。トナ
ー7を担持する現像ローラ1は接地され、この現像ロー
ラ1と対向して設けられた対向電極部材2との間に、現
像ローラ1上に担持されたトナー7を対向電極部材2に
向けて飛翔させるための飛翔電界を形成する飛翔電界形
成手段としての電源8が接続されている。この電源8に
より対向電極部材2にトナー7の平均的な帯電極性と逆
の極性の直流高電圧が印加される。
【0004】また、現像ローラ1と対向電極部材2との
間には、微小開口部としてのトナー通過孔31と、該ト
ナー通過孔31の周りに設けられた制御電極32とを有
するトナー飛翔制御部材としてのFPC3が配設されて
いる。そして、該現像ローラ1と該FPC3の各制御電
極32との間には、画像情報に基づいて生成された制御
電圧を各制御電極32に印加する電源(以下「画像電
源」という)9が接続されている。この画像電源9によ
り、画像情報に基づいてON/OFF制御されたパルス
状の制御電圧が各制御電極32に対して印加される。こ
の制御電圧のON時の電圧(以下、画像信号電圧とい
う)の値は例えば+325V、OFF時の電圧(以下、
非画像信号電圧という)の値は例えば−50Vに設定さ
れる。
間には、微小開口部としてのトナー通過孔31と、該ト
ナー通過孔31の周りに設けられた制御電極32とを有
するトナー飛翔制御部材としてのFPC3が配設されて
いる。そして、該現像ローラ1と該FPC3の各制御電
極32との間には、画像情報に基づいて生成された制御
電圧を各制御電極32に印加する電源(以下「画像電
源」という)9が接続されている。この画像電源9によ
り、画像情報に基づいてON/OFF制御されたパルス
状の制御電圧が各制御電極32に対して印加される。こ
の制御電圧のON時の電圧(以下、画像信号電圧とい
う)の値は例えば+325V、OFF時の電圧(以下、
非画像信号電圧という)の値は例えば−50Vに設定さ
れる。
【0005】また、図示の装置では、上記FPC3の制
御電極32と対向電極部材2との間隔Liは0.5m
m、制御電極32と現像ローラ1との間隔Lkは0.0
5mm、現像ローラ1の周速は300mm/sec、紙
6の搬送速度は100mm/secである。
御電極32と対向電極部材2との間隔Liは0.5m
m、制御電極32と現像ローラ1との間隔Lkは0.0
5mm、現像ローラ1の周速は300mm/sec、紙
6の搬送速度は100mm/secである。
【0006】図6はトナーの飛翔状態を示した模式図で
ある。例えば、マイナスに帯電するトナーを用い、現像
ローラ1を接地し、対向電極部材2に+1.2kVの直
流高電圧を印加し、制御電極32に+325Vの画像信
号電圧Vblackを200μsec印加すると、現像ロー
ラ1上のトナー7に対して3×106V/mの電界が作
用する。その電界の作用の結果、トナー7に加わるクー
ロン力が、トナー7と現像ローラ1との間に作用してい
る付着力や鏡像力の和を上回って、トナー7は対向電極
部材2に向かって飛翔し始め、FPC3のトナー通過孔
31を通過し、対向電極部材2に印加した電圧で形成さ
れる飛翔電界に引かれて飛翔し続け、対向電極部材2上
を図示しない搬送手段により所定方向に搬送されている
紙6に当たって止まり、紙6上に画像が記録される。な
お、この装置において、紙6上のトナーを付着させない
非画像部に対応する制御電極32には、−50Vの非画
像信号電圧Vwhiteが印加される。
ある。例えば、マイナスに帯電するトナーを用い、現像
ローラ1を接地し、対向電極部材2に+1.2kVの直
流高電圧を印加し、制御電極32に+325Vの画像信
号電圧Vblackを200μsec印加すると、現像ロー
ラ1上のトナー7に対して3×106V/mの電界が作
用する。その電界の作用の結果、トナー7に加わるクー
ロン力が、トナー7と現像ローラ1との間に作用してい
る付着力や鏡像力の和を上回って、トナー7は対向電極
部材2に向かって飛翔し始め、FPC3のトナー通過孔
31を通過し、対向電極部材2に印加した電圧で形成さ
れる飛翔電界に引かれて飛翔し続け、対向電極部材2上
を図示しない搬送手段により所定方向に搬送されている
紙6に当たって止まり、紙6上に画像が記録される。な
お、この装置において、紙6上のトナーを付着させない
非画像部に対応する制御電極32には、−50Vの非画
像信号電圧Vwhiteが印加される。
【0007】以上のように、上記構成の画像形成装置を
用いて紙6上に画像を形成することができる。
用いて紙6上に画像を形成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
装置を使用して連続的に1000枚のプリントを行った
ところ、初期はシャープな画像であったのが、次第に画
像のシャープ性が劣化した。そのプリント画像を倍率5
0倍のルーペで観察したところ、初期のプリントの文字
の周りにはトナーはほとんど散らばっていないのに、最
後にはかなり多くのトナーが散らばっている(以下、チ
リという)のがみられた。これは、図6に示すように、
トナーが紙6に付着する際に、該トナーが該紙6からラ
ンダムに跳ね返り、該跳ね返ったトナーのうちのいくつ
かのトナー7aが、図中矢印で示すように紙6の面に平
行な方向への初速度を得て移動し、ドット71を形成す
るトナーから離れた位置に付着することで生じる。
装置を使用して連続的に1000枚のプリントを行った
ところ、初期はシャープな画像であったのが、次第に画
像のシャープ性が劣化した。そのプリント画像を倍率5
0倍のルーペで観察したところ、初期のプリントの文字
の周りにはトナーはほとんど散らばっていないのに、最
後にはかなり多くのトナーが散らばっている(以下、チ
リという)のがみられた。これは、図6に示すように、
トナーが紙6に付着する際に、該トナーが該紙6からラ
ンダムに跳ね返り、該跳ね返ったトナーのうちのいくつ
かのトナー7aが、図中矢印で示すように紙6の面に平
行な方向への初速度を得て移動し、ドット71を形成す
るトナーから離れた位置に付着することで生じる。
【0009】本発明者らは、このようなチリの発生とい
う問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、トナーの粒
径及び形状が上記チリの発生に関与していることを見い
だした。
う問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、トナーの粒
径及び形状が上記チリの発生に関与していることを見い
だした。
【0010】なお、このようなチリの発生を防止する方
法として、先に本出願人は、上記トナー飛翔制御部材の
開口部を通過したトナーを通過させる開口部を有し、上
記トナー担持体から飛翔したトナーを加速させるような
加速電界を形成し、かつ、対向電極との間を飛翔するト
ナーを減速させるような減速電界を形成するための中間
電極を、上記トナー飛翔制御部材と上記対向電極との間
に設けた構成の画像形成装置を提案した(特願平9−1
43376号)。しかしながら、この装置では、装置構
成が複雑になってしまう。
法として、先に本出願人は、上記トナー飛翔制御部材の
開口部を通過したトナーを通過させる開口部を有し、上
記トナー担持体から飛翔したトナーを加速させるような
加速電界を形成し、かつ、対向電極との間を飛翔するト
ナーを減速させるような減速電界を形成するための中間
電極を、上記トナー飛翔制御部材と上記対向電極との間
に設けた構成の画像形成装置を提案した(特願平9−1
43376号)。しかしながら、この装置では、装置構
成が複雑になってしまう。
【0011】また、帯電させたトナーを電界で制御して
飛翔させ、紙に直接記録する場合に、記録部材として紙
に代え粘着テープを使用すれば、跳ね返りがなくなり画
像チリが解消されることが知られている(Fred W.Schmi
dlin et.al,"DirectElectrostatic Printing(DEP)-A Si
mple Powder Marking Process",The SixthInternationa
l Congress On Advances In Non-Impact Printing Tech
nologies,1990)。しかし、この方法では、紙に直接記
録することができない。
飛翔させ、紙に直接記録する場合に、記録部材として紙
に代え粘着テープを使用すれば、跳ね返りがなくなり画
像チリが解消されることが知られている(Fred W.Schmi
dlin et.al,"DirectElectrostatic Printing(DEP)-A Si
mple Powder Marking Process",The SixthInternationa
l Congress On Advances In Non-Impact Printing Tech
nologies,1990)。しかし、この方法では、紙に直接記
録することができない。
【0012】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、チリを解消できる画像
形成装置を提供することである。
あり、その目的とするところは、チリを解消できる画像
形成装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、トナーを担持するトナー担持体
と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該トナー担
持体と対向電極との間に配設され、互いに独立あるいは
一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を
制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部
材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部
に、画像信号に応じて電圧を印加することにより、上記
トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔さ
せたトナーを上記微小開口部に通して上記対向電極側に
移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に
付着させることで画像を形成する画像形成装置で使用さ
れるトナーにおいて、上記対向電極及び上記制御電極部
が該対向電極と上記トナー担持体との間のトナーの飛翔
空間に形成する電界により該トナーが受ける静電力と、
該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気により受ける空気
抵抗力とが同じオーダーになるような大きさと形状であ
ることを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、トナーを担持するトナー担持体
と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該トナー担
持体と対向電極との間に配設され、互いに独立あるいは
一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を
制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部
材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部
に、画像信号に応じて電圧を印加することにより、上記
トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔さ
せたトナーを上記微小開口部に通して上記対向電極側に
移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に
付着させることで画像を形成する画像形成装置で使用さ
れるトナーにおいて、上記対向電極及び上記制御電極部
が該対向電極と上記トナー担持体との間のトナーの飛翔
空間に形成する電界により該トナーが受ける静電力と、
該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気により受ける空気
抵抗力とが同じオーダーになるような大きさと形状であ
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項2の発明は、トナーを担持するトナ
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
で使用されるトナーにおいて、上記対向電極又は上記記
録部材と衝突して跳ね返り、該対向電極面に平行な方向
の初速度を得て該方向に移動したときに、該方向の速度
がゼロになるまでの該トナーの移動距離が40μm以内
となる空気抵抗力を受けるような大きさと形状であるこ
とを特徴とするものである。
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
で使用されるトナーにおいて、上記対向電極又は上記記
録部材と衝突して跳ね返り、該対向電極面に平行な方向
の初速度を得て該方向に移動したときに、該方向の速度
がゼロになるまでの該トナーの移動距離が40μm以内
となる空気抵抗力を受けるような大きさと形状であるこ
とを特徴とするものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2のトナ
ーにおいて、粒径が8μm以下であることを特徴とする
ものである。
ーにおいて、粒径が8μm以下であることを特徴とする
ものである。
【0016】請求項4の発明は、請求項1又は2のトナ
ーにおいて、粒径が8μm以下の球形トナーと同等の空
気抵抗力を受けるような大きさと形状であることを特徴
とするものである。
ーにおいて、粒径が8μm以下の球形トナーと同等の空
気抵抗力を受けるような大きさと形状であることを特徴
とするものである。
【0017】請求項5の発明は、トナーを担持するトナ
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
において、上記トナーとして、上記対向電極及び上記制
御電極部がトナーの飛翔空間に形成する電界により該ト
ナーが受ける静電力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間
の空気により受ける空気抵抗力とが同じオーダーになる
ような大きさと形状であるトナーを用いたことを特徴と
するものである。
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
において、上記トナーとして、上記対向電極及び上記制
御電極部がトナーの飛翔空間に形成する電界により該ト
ナーが受ける静電力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間
の空気により受ける空気抵抗力とが同じオーダーになる
ような大きさと形状であるトナーを用いたことを特徴と
するものである。
【0018】請求項6の発明は、トナーを担持するトナ
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
において、上記トナーとして、上記対向電極又は上記記
録部材と衝突して跳ね返り、該対向電極面に平行な方向
の初速度を得て該方向に移動したときに、水平速度がゼ
ロになるまでの該トナーの移動距離が40μm以内とな
る空気抵抗力を受けるような大きさと形状であるトナー
を用いたことを特徴とするものである。
ー担持体と、該トナー担持体と対向する対向電極と、該
トナー担持体と対向電極との間に配設され、互いに独立
あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開口部のトナ
ー通過を制御する複数の制御電極部とを有するトナー飛
翔制御部材とを備え、該トナー飛翔制御部材の上記制御
電極部に、画像信号に応じて電圧を印加することによ
り、上記トナー担持体上のトナーを選択的に飛翔させ、
該飛翔させたトナーを上記微小開口部に通して上記対向
電極側に移行させ、該対向電極又は該対向電極上の記録
部材上に付着させることで画像を形成する画像形成装置
において、上記トナーとして、上記対向電極又は上記記
録部材と衝突して跳ね返り、該対向電極面に平行な方向
の初速度を得て該方向に移動したときに、水平速度がゼ
ロになるまでの該トナーの移動距離が40μm以内とな
る空気抵抗力を受けるような大きさと形状であるトナー
を用いたことを特徴とするものである。
【0019】請求項1、3、4、5、及び、6の発明に
おいては、上記対向電極及び上記制御電極部が該対向電
極と上記トナー担持体との間のトナーの飛翔空間に形成
する電界により該トナーが受ける静電力と、該トナーの
飛翔中に該飛翔空間の空気により受ける空気抵抗力とが
同じオーダーになる。これにより、該トナーの飛翔速度
が空気抵抗力によって次第に低下し、上記対向電極又は
上記記録部材に到達するときの速度が比較的小さくな
る。よって、該トナーが対向電極又は記録部材に衝突し
て跳ね返りにくくなる。また、該対向電極又は該記録部
材に到達する際に、該トナーが該対向電極又は該記録部
材に衝突して該対向電極面に平行な方向の初速度を得て
該方向に移動しようとしても、該トナーが上記空気抵抗
力を受けることで、該方向に比較的移動しにくくなる。
よって、該トナーが対向電極又は記録部材に衝突して跳
ね返った場合でも、該対向電極又は記録部材上の上記ト
ナーを付着させようとする所望の領域から離れた位置に
付着しにくくなる。また、上記空気抵抗力のオーダーが
上記静電力のオーダーよりも大きい場合に比して、トナ
ーが記録部材に到達するまでの時間が短くなり、画像形
成速度を高速にできる。
おいては、上記対向電極及び上記制御電極部が該対向電
極と上記トナー担持体との間のトナーの飛翔空間に形成
する電界により該トナーが受ける静電力と、該トナーの
飛翔中に該飛翔空間の空気により受ける空気抵抗力とが
同じオーダーになる。これにより、該トナーの飛翔速度
が空気抵抗力によって次第に低下し、上記対向電極又は
上記記録部材に到達するときの速度が比較的小さくな
る。よって、該トナーが対向電極又は記録部材に衝突し
て跳ね返りにくくなる。また、該対向電極又は該記録部
材に到達する際に、該トナーが該対向電極又は該記録部
材に衝突して該対向電極面に平行な方向の初速度を得て
該方向に移動しようとしても、該トナーが上記空気抵抗
力を受けることで、該方向に比較的移動しにくくなる。
よって、該トナーが対向電極又は記録部材に衝突して跳
ね返った場合でも、該対向電極又は記録部材上の上記ト
ナーを付着させようとする所望の領域から離れた位置に
付着しにくくなる。また、上記空気抵抗力のオーダーが
上記静電力のオーダーよりも大きい場合に比して、トナ
ーが記録部材に到達するまでの時間が短くなり、画像形
成速度を高速にできる。
【0020】請求項2乃至6の発明によれば、上記トナ
ーが上記対向電極又は上記記録部材と衝突して跳ね返
り、該対向電極面に平行な方向の初速度を得て該方向に
移動したときに、該方向の速度がゼロになるまでの該ト
ナーの移動距離が40μm以内となる空気抵抗力を受け
る。これにより、該トナーが対向電極又は記録部材に衝
突して跳ね返った場合でも、該対向電極又は記録部材上
の上記トナーを付着させようとする所望の領域の縁から
外側に40μmまでの領域よりも外の位置に付着するの
を防止できる。
ーが上記対向電極又は上記記録部材と衝突して跳ね返
り、該対向電極面に平行な方向の初速度を得て該方向に
移動したときに、該方向の速度がゼロになるまでの該ト
ナーの移動距離が40μm以内となる空気抵抗力を受け
る。これにより、該トナーが対向電極又は記録部材に衝
突して跳ね返った場合でも、該対向電極又は記録部材上
の上記トナーを付着させようとする所望の領域の縁から
外側に40μmまでの領域よりも外の位置に付着するの
を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に係る画像形成
装置の要部の概略構成を示す斜視図である。本画像形成
装置は、トナーを担持するトナー担持体としての現像ロ
ーラ1、該現像ローラ1に対向するように配置した対向
電極としての対向電極部材2、粒子飛翔制御部材として
のトナー制御部材であるFPC3等を備えている。上記
現像ローラ1はトナーを収容するトナー容器4の内部に
配置され、該現像ローラ1の表面には、公知の電子写真
方式の画像形成装置でトナー担持体にトナーを担持する
ときに採用される公知技術により、トナーを担持するこ
とができる。本実施形態では、ドクターブレード5ある
いは図示しないトナー供給部材と現像ローラ1との間で
の摩擦によってマイナスに摩擦帯電したトナーを、静電
気力で現像ローラ1上に担持し、ドクターブレード5で
規制することによりトナー層を形成している。
装置の要部の概略構成を示す斜視図である。本画像形成
装置は、トナーを担持するトナー担持体としての現像ロ
ーラ1、該現像ローラ1に対向するように配置した対向
電極としての対向電極部材2、粒子飛翔制御部材として
のトナー制御部材であるFPC3等を備えている。上記
現像ローラ1はトナーを収容するトナー容器4の内部に
配置され、該現像ローラ1の表面には、公知の電子写真
方式の画像形成装置でトナー担持体にトナーを担持する
ときに採用される公知技術により、トナーを担持するこ
とができる。本実施形態では、ドクターブレード5ある
いは図示しないトナー供給部材と現像ローラ1との間で
の摩擦によってマイナスに摩擦帯電したトナーを、静電
気力で現像ローラ1上に担持し、ドクターブレード5で
規制することによりトナー層を形成している。
【0022】上記FPC3は、トナー容器4の下壁部に
形成された開口を塞ぐように取り付けられている。この
FPC3は、図2に示すように、現像ローラ1と対向電
極部材2との間で該現像ローラ1から該対向電極部材2
へのトナー飛翔を制御するように、複数の微小開口部と
してのトナー通過孔(以下「孔」という)31及び各孔
の周りに形成された内径φが0.160mmのリング状の
制御電極32を有している。この孔31の直径φhや、
記録媒体としての紙6の搬送方向と直交する方向(現像
ローラ1の軸方向)における孔31間のピッチPh等
は、紙6に記録する画像の解像度に応じて設定される。
本実施形態では、解像度300dpi程度の画像を記録
できるように、厚さ0.075mmのポリイミドからな
る基板に、直径φhが0.140mmの孔31を、上記
ピッチPhが0.0845mmとなる間隔で形成してい
る。また、この孔31は、紙6の搬送方向の幅Wが約2
mmの領域に8列(31−1〜31−8)形成され、孔
31の総数は2300個となっている。各孔31の周り
には互いに電気的に独立した、内径φが0.160mmの
リング状の制御電極32が形成され、各制御電極32
は、画像情報に応じた電圧を印加するための電源回路に
接続されている。
形成された開口を塞ぐように取り付けられている。この
FPC3は、図2に示すように、現像ローラ1と対向電
極部材2との間で該現像ローラ1から該対向電極部材2
へのトナー飛翔を制御するように、複数の微小開口部と
してのトナー通過孔(以下「孔」という)31及び各孔
の周りに形成された内径φが0.160mmのリング状の
制御電極32を有している。この孔31の直径φhや、
記録媒体としての紙6の搬送方向と直交する方向(現像
ローラ1の軸方向)における孔31間のピッチPh等
は、紙6に記録する画像の解像度に応じて設定される。
本実施形態では、解像度300dpi程度の画像を記録
できるように、厚さ0.075mmのポリイミドからな
る基板に、直径φhが0.140mmの孔31を、上記
ピッチPhが0.0845mmとなる間隔で形成してい
る。また、この孔31は、紙6の搬送方向の幅Wが約2
mmの領域に8列(31−1〜31−8)形成され、孔
31の総数は2300個となっている。各孔31の周り
には互いに電気的に独立した、内径φが0.160mmの
リング状の制御電極32が形成され、各制御電極32
は、画像情報に応じた電圧を印加するための電源回路に
接続されている。
【0023】図1の画像形成装置の画像記録部の基本的
な構成、寸法、電圧条件、及び、トナーの飛翔原理につ
いては、前述の図5及び図6を用いて説明したものと同
様であるので説明を省略する。
な構成、寸法、電圧条件、及び、トナーの飛翔原理につ
いては、前述の図5及び図6を用いて説明したものと同
様であるので説明を省略する。
【0024】本発明者らは、前述の1000枚の連続プ
リントを行ったときに次第にチリが発生しやすくなった
原因を知るために、まず、初期のトナー及び最後のトナ
ー、具体的には1枚目の画像形成を行う直前の現像ロー
ラ1上のトナー及び1000枚の連続プリントを行った
直後の現像ローラ1上のトナーを採取して、その帯電量
及びその分布と、その粒径及びその分布を細川ミクロン
社製の粒子アナライザー(E−spart:商品名)で
測定した。その結果、平均帯電量及び帯電量分布は変わ
らず、平均粒径もほとんど変わらないのに、9μm以上
のトナーの割合が増えていることがわかった。この結果
は粒径が大きいトナーが画像チリの発生に関与している
ことを示唆している。このように比較的粒径が大きいト
ナーの割合が増えるのは、現像ローラ1上のトナーが上
記ドクターブレード5で規制する際に、該比較的粒径が
大きいトナーが、比較的粒径が小さいトナーに比してド
クターブレード5での規制部を通過しにくいためである
と考えられる。
リントを行ったときに次第にチリが発生しやすくなった
原因を知るために、まず、初期のトナー及び最後のトナ
ー、具体的には1枚目の画像形成を行う直前の現像ロー
ラ1上のトナー及び1000枚の連続プリントを行った
直後の現像ローラ1上のトナーを採取して、その帯電量
及びその分布と、その粒径及びその分布を細川ミクロン
社製の粒子アナライザー(E−spart:商品名)で
測定した。その結果、平均帯電量及び帯電量分布は変わ
らず、平均粒径もほとんど変わらないのに、9μm以上
のトナーの割合が増えていることがわかった。この結果
は粒径が大きいトナーが画像チリの発生に関与している
ことを示唆している。このように比較的粒径が大きいト
ナーの割合が増えるのは、現像ローラ1上のトナーが上
記ドクターブレード5で規制する際に、該比較的粒径が
大きいトナーが、比較的粒径が小さいトナーに比してド
クターブレード5での規制部を通過しにくいためである
と考えられる。
【0025】次に、上記粒径が大きいトナーが画像チリ
の発生に関与しているという推定を確認するために、コ
ダック社製の高速度カメラ(Kodak EKTAPR
OHS Motion Analyzer Model
4540:商品名)を使用し、トナーの飛翔及び着地
の状態を倍率140倍、27000コマ/秒で撮影し、
25コマ/秒で再生して観察した。その結果、解像力が
高くないので定量的な測定は困難であるが、着地時に大
きく跳ねるトナーは粒径が大きいように見えた。
の発生に関与しているという推定を確認するために、コ
ダック社製の高速度カメラ(Kodak EKTAPR
OHS Motion Analyzer Model
4540:商品名)を使用し、トナーの飛翔及び着地
の状態を倍率140倍、27000コマ/秒で撮影し、
25コマ/秒で再生して観察した。その結果、解像力が
高くないので定量的な測定は困難であるが、着地時に大
きく跳ねるトナーは粒径が大きいように見えた。
【0026】さらに、トナー粒径とチリの発生との関係
を詳しく調べるために、トナー粒径を3.0μm、6.
0μm、7.0μm、8.0μm、9.0μm、12.
0μm、15.0μm、18.0μmに変えて、該トナ
ーの飛翔及び着地の様子をシミュレーションした。この
シミュレーションの結果は高速度カメラの撮影結果とよ
く一致することが前もって何度も確認されている。な
お、このシミュレーションは、トナーの帯電量を−10
μC/gに、対向電極部材2への印加電圧を+1000
Vに、制御電極32への印加電圧を+250Vに設定
し、現像ローラ1を接地し、現像ローラ1上に3層重ね
た合計150乃至75個のトナーについて行った。これ
らのシミュレーションの結果、粒径3.0μmの場合に
は、トナーが紙6に着地する際に全く跳ね返らず、粒径
6.0μmの場合にもほとんど跳ね返らないのに対し、
粒径7.0μm以上では跳ね返りが少しずつ増加してい
くことがわかった。300dpiの画像を形成する場合
には、その理想的なドット径が120乃至140μm程
度であるので、許容最大ドット径をその1.5倍とする
と180乃至210μmとなる。従って、水平方向の許
容移動距離は約40μmである。しかし、特に粒径9.
0μm以上では跳ね返りがかなり大きくなり、上記30
0dpiの画像形成時の許容限度である40μmをはる
かに越え、さらに18μmトナーでは500μm以上も
遠くに跳んでいた。
を詳しく調べるために、トナー粒径を3.0μm、6.
0μm、7.0μm、8.0μm、9.0μm、12.
0μm、15.0μm、18.0μmに変えて、該トナ
ーの飛翔及び着地の様子をシミュレーションした。この
シミュレーションの結果は高速度カメラの撮影結果とよ
く一致することが前もって何度も確認されている。な
お、このシミュレーションは、トナーの帯電量を−10
μC/gに、対向電極部材2への印加電圧を+1000
Vに、制御電極32への印加電圧を+250Vに設定
し、現像ローラ1を接地し、現像ローラ1上に3層重ね
た合計150乃至75個のトナーについて行った。これ
らのシミュレーションの結果、粒径3.0μmの場合に
は、トナーが紙6に着地する際に全く跳ね返らず、粒径
6.0μmの場合にもほとんど跳ね返らないのに対し、
粒径7.0μm以上では跳ね返りが少しずつ増加してい
くことがわかった。300dpiの画像を形成する場合
には、その理想的なドット径が120乃至140μm程
度であるので、許容最大ドット径をその1.5倍とする
と180乃至210μmとなる。従って、水平方向の許
容移動距離は約40μmである。しかし、特に粒径9.
0μm以上では跳ね返りがかなり大きくなり、上記30
0dpiの画像形成時の許容限度である40μmをはる
かに越え、さらに18μmトナーでは500μm以上も
遠くに跳んでいた。
【0027】これらのシミュレーション結果から、粒径
ごとに左右にもっとも遠くまで跳ね返ったトナーのセン
ターからの距離(以下、跳ね返り距離という)を読みと
り、トナー粒径と該跳ね返り距離との関係を求めた。こ
の結果を図3に示す。この結果から、トナー粒径と跳ね
返り距離との間に、トナー粒径が大きくなるほど跳ね返
り距離が大きくなるという強い相関関係があるのは明ら
かである。
ごとに左右にもっとも遠くまで跳ね返ったトナーのセン
ターからの距離(以下、跳ね返り距離という)を読みと
り、トナー粒径と該跳ね返り距離との関係を求めた。こ
の結果を図3に示す。この結果から、トナー粒径と跳ね
返り距離との間に、トナー粒径が大きくなるほど跳ね返
り距離が大きくなるという強い相関関係があるのは明ら
かである。
【0028】ところで、上記シミュレーションにおい
て、トナー粒径は互いに異なっていても帯電量Q/mは
互いに等しく設定している。また、上記各電極への電圧
印加によって現像ローラ1と対向電極部材2との間のト
ナー飛翔空間に形成される電界Eも互いに等しいので、
該トナー飛翔空間でトナーが受ける静電力F=QEによ
る加速度aは、a=F/m=QE/m=(Q/m)×E
となり、トナー粒径によらず一定となる。その結果、ト
ナーの衝突速度も等しくなるはずである。さらに、上記
シミュレーションでは粒径に関わらず、衝突係数も0.
71に設定して行っているので、跳ね返り距離は粒径に
よらず一定になるはずである。
て、トナー粒径は互いに異なっていても帯電量Q/mは
互いに等しく設定している。また、上記各電極への電圧
印加によって現像ローラ1と対向電極部材2との間のト
ナー飛翔空間に形成される電界Eも互いに等しいので、
該トナー飛翔空間でトナーが受ける静電力F=QEによ
る加速度aは、a=F/m=QE/m=(Q/m)×E
となり、トナー粒径によらず一定となる。その結果、ト
ナーの衝突速度も等しくなるはずである。さらに、上記
シミュレーションでは粒径に関わらず、衝突係数も0.
71に設定して行っているので、跳ね返り距離は粒径に
よらず一定になるはずである。
【0029】そこで、本発明者らは、上記シミュレーシ
ョンから得られた結果でトナー粒径が大きくなるほど跳
ね返り距離が大きくなるという関係が得られた理由を得
るべくシミュレーション結果をさらに検討した。する
と、静電力に基づく速度は粒径によらず一定になるはず
であるにもかかわらず、粒径が小さいほど、着地までに
長い時間を要していることが判明した。ここで、本発明
者らは空気抵抗に着目し、空気抵抗がない条件で粒径
6.0μmのトナーについて、同様に飛翔と跳ね返りの
シミュレーションを行い、比較検討を行った。その結
果、空気抵抗がある場合にはほとんど跳ね返らなかった
のに、空気抵抗がないと18μmのトナーのように50
0μm以上も大きく跳ね返るという結果が得られた。従
って、空気抵抗がない場合には小粒径トナーでも大粒径
トナーと同じく大きく跳ね返るのが明らかである。
ョンから得られた結果でトナー粒径が大きくなるほど跳
ね返り距離が大きくなるという関係が得られた理由を得
るべくシミュレーション結果をさらに検討した。する
と、静電力に基づく速度は粒径によらず一定になるはず
であるにもかかわらず、粒径が小さいほど、着地までに
長い時間を要していることが判明した。ここで、本発明
者らは空気抵抗に着目し、空気抵抗がない条件で粒径
6.0μmのトナーについて、同様に飛翔と跳ね返りの
シミュレーションを行い、比較検討を行った。その結
果、空気抵抗がある場合にはほとんど跳ね返らなかった
のに、空気抵抗がないと18μmのトナーのように50
0μm以上も大きく跳ね返るという結果が得られた。従
って、空気抵抗がない場合には小粒径トナーでも大粒径
トナーと同じく大きく跳ね返るのが明らかである。
【0030】次に、空気抵抗の影響を調べるために、前
記シミュレーション結果からトナー粒径ごとに飛翔速度
及び衝突時の衝突速度(以下、着地速度という)を求
め、該トナー粒径と飛翔速度及び着地速度との関係を求
めた。この結果を図4に示す。なお、実際のトナーと同
じ粒径6.0μm、帯電量−10μC/gで同様にシミ
ュレーションしたときの飛翔速度は、1.2m/secとな
り、高速度カメラの撮影結果から求めた値1.3m/sec
とよく一致したので、このシミュレーション結果は実測
で得られるものと同様の結果が得られると考えられる。
図4から、飛翔及び着地速度は粒径によって大きく異な
り、粒径が小さいほど飛翔速度速度及び着地速度が小さ
くなることがわかる。特に10μm以下では速度が大き
く低下するのがわかる。これは、粒径が小さいほど空気
抵抗の影響が大きく、飛翔速度及び着地速度が低下す
る、換言すれば、粒径が大きいトナーほど空気抵抗の影
響が小さく、飛翔速度及び着地速度が高くなるからであ
る。ストークスの法則によれば、空気抵抗力は粒径に比
例するので、粒径が大きいトナーほど空気抵抗の影響が
少なく速度が速くなるというのは矛盾しているように見
える。しかし、粒径が大きくなるとそのトナーの有する
電荷量は粒径の3乗で大きくなり、該トナーに作用する
静電力も粒径の3乗で大きくなる。従って、粒径の1乗
で作用する空気抵抗力は相対的に小さくなり、飛翔速度
は空気抵抗がない状態に限りなく近づくのである。
記シミュレーション結果からトナー粒径ごとに飛翔速度
及び衝突時の衝突速度(以下、着地速度という)を求
め、該トナー粒径と飛翔速度及び着地速度との関係を求
めた。この結果を図4に示す。なお、実際のトナーと同
じ粒径6.0μm、帯電量−10μC/gで同様にシミ
ュレーションしたときの飛翔速度は、1.2m/secとな
り、高速度カメラの撮影結果から求めた値1.3m/sec
とよく一致したので、このシミュレーション結果は実測
で得られるものと同様の結果が得られると考えられる。
図4から、飛翔及び着地速度は粒径によって大きく異な
り、粒径が小さいほど飛翔速度速度及び着地速度が小さ
くなることがわかる。特に10μm以下では速度が大き
く低下するのがわかる。これは、粒径が小さいほど空気
抵抗の影響が大きく、飛翔速度及び着地速度が低下す
る、換言すれば、粒径が大きいトナーほど空気抵抗の影
響が小さく、飛翔速度及び着地速度が高くなるからであ
る。ストークスの法則によれば、空気抵抗力は粒径に比
例するので、粒径が大きいトナーほど空気抵抗の影響が
少なく速度が速くなるというのは矛盾しているように見
える。しかし、粒径が大きくなるとそのトナーの有する
電荷量は粒径の3乗で大きくなり、該トナーに作用する
静電力も粒径の3乗で大きくなる。従って、粒径の1乗
で作用する空気抵抗力は相対的に小さくなり、飛翔速度
は空気抵抗がない状態に限りなく近づくのである。
【0031】以上の結果から、小粒径トナーで跳ね返り
距離が大粒径トナーより大幅に短くなった理由は、相対
的に空気抵抗力が大きくなり、着地速度が遅く具体的に
は2m/sec以下になったためと結論される。
距離が大粒径トナーより大幅に短くなった理由は、相対
的に空気抵抗力が大きくなり、着地速度が遅く具体的に
は2m/sec以下になったためと結論される。
【0032】次に、空気抵抗によらず他の方法で着地速
度を2m/sec以下に低下させた場合でも、跳ね返り距離
が短くなるかどうかを調べるために、トナー粒径が18
μmのトナーについて、前記シミュレーションの場合に
比較して、トナー飛翔空間に形成する電界を弱めること
で上記着地速度を遅くして同様のシミュレーションを行
った。この場合の電圧条件は、対向電極への印加電圧を
1000Vから250Vに、制御電極32への印加電圧
を250Vから63Vに、それぞれ1/4にして、この
結果形成される電界の強さが前記シミュレーションの場
合に比して1/4となるようにした。この結果、着地速
度は、電界を弱めない場合のトナー粒径が9μmのトナ
ーのシミュレーションで得られた着地速度とほぼ同じ着
地速度(2m/sec)に低下したが、跳ね返り距離は、該
9μmのトナーの跳ね返り距離よりもはるかに大きく、
500μm近くも跳ね返っていた。
度を2m/sec以下に低下させた場合でも、跳ね返り距離
が短くなるかどうかを調べるために、トナー粒径が18
μmのトナーについて、前記シミュレーションの場合に
比較して、トナー飛翔空間に形成する電界を弱めること
で上記着地速度を遅くして同様のシミュレーションを行
った。この場合の電圧条件は、対向電極への印加電圧を
1000Vから250Vに、制御電極32への印加電圧
を250Vから63Vに、それぞれ1/4にして、この
結果形成される電界の強さが前記シミュレーションの場
合に比して1/4となるようにした。この結果、着地速
度は、電界を弱めない場合のトナー粒径が9μmのトナ
ーのシミュレーションで得られた着地速度とほぼ同じ着
地速度(2m/sec)に低下したが、跳ね返り距離は、該
9μmのトナーの跳ね返り距離よりもはるかに大きく、
500μm近くも跳ね返っていた。
【0033】電界を弱くすると、衝突後のトナー7が紙
6に再度到達するまでの時間も長くなり、その間に水平
方向に移動する距離も長くなるわけであるが、それを考
慮しても上記跳ね返り距離は非常に大きい。この結果か
ら、小粒径トナーでは空気抵抗により上記着地速度が遅
くなるのみならず、紙6に衝突して水平方向の初速度を
得て、横すなわち水平方向に移動するときに、空気抵抗
が大きく働いてブレーキがかかり、水平移動距離が短く
なっていたと考えられる。この解析結果から、跳ね返り
を小さくして画像チリを防ぐためには、トナーが紙6に
到達するまでの該トナー7の飛翔速度及び着地速度を許
容範囲内に抑えることが可能な、上記静電力に抗する空
気抵抗力を受けるようなトナー、あるいは、初速度運動
するトナーを許容される距離内で止めることができる空
気抵抗を受けるようなトナーを使用すればよいことは明
らかである。
6に再度到達するまでの時間も長くなり、その間に水平
方向に移動する距離も長くなるわけであるが、それを考
慮しても上記跳ね返り距離は非常に大きい。この結果か
ら、小粒径トナーでは空気抵抗により上記着地速度が遅
くなるのみならず、紙6に衝突して水平方向の初速度を
得て、横すなわち水平方向に移動するときに、空気抵抗
が大きく働いてブレーキがかかり、水平移動距離が短く
なっていたと考えられる。この解析結果から、跳ね返り
を小さくして画像チリを防ぐためには、トナーが紙6に
到達するまでの該トナー7の飛翔速度及び着地速度を許
容範囲内に抑えることが可能な、上記静電力に抗する空
気抵抗力を受けるようなトナー、あるいは、初速度運動
するトナーを許容される距離内で止めることができる空
気抵抗を受けるようなトナーを使用すればよいことは明
らかである。
【0034】そこで、本実施形態に係る画像形成装置に
おいては、上記対向電極部材2及び上記制御電極32
が、該対向電極部材2と現像ローラ1との間のトナー7
の飛翔空間に形成する電界により該トナーが受ける静電
力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気により受け
る空気抵抗力とが同じオーダーになるような大きさと形
状であるトナーを用いて画像形成を行う。また、本画像
形成装置においては、上記跳ね返り距離が300dpi
の画像を形成する際の許容限度である40μm以内に収
まるようなトナーを用いて画像形成を行う。具体的に
は、飛翔したトナー7が上記紙6に衝突して跳ね返り、
対向電極面に平行な方向(以下、水平方向という)の初
速度を得て該水平方向に移動したときに、該水平方向の
速度がゼロになるまでの該トナーの移動距離が40μm
以内となる空気抵抗力を受けるような大きさと形状であ
るトナーを用いて画像形成を行う。
おいては、上記対向電極部材2及び上記制御電極32
が、該対向電極部材2と現像ローラ1との間のトナー7
の飛翔空間に形成する電界により該トナーが受ける静電
力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気により受け
る空気抵抗力とが同じオーダーになるような大きさと形
状であるトナーを用いて画像形成を行う。また、本画像
形成装置においては、上記跳ね返り距離が300dpi
の画像を形成する際の許容限度である40μm以内に収
まるようなトナーを用いて画像形成を行う。具体的に
は、飛翔したトナー7が上記紙6に衝突して跳ね返り、
対向電極面に平行な方向(以下、水平方向という)の初
速度を得て該水平方向に移動したときに、該水平方向の
速度がゼロになるまでの該トナーの移動距離が40μm
以内となる空気抵抗力を受けるような大きさと形状であ
るトナーを用いて画像形成を行う。
【0035】ここで、該空気抵抗力は、トナーの粒径と
形状とによって決まる。図示の装置においては、上記条
件を満たすようなトナーとして、8μm以下の球形トナ
ーを用いて画像形成を行う。このような粒径及び形状の
トナーを用いれば、前述のシミュレーション結果からも
明らかなように、空気抵抗力によりトナー7が紙6に衝
突する際の着地速度が抑えられるとともに、該衝突後に
水平方向への初速度を得て移動したときに、該水平方向
の速度がゼロになるまでのトナーの移動距離が40μm
以内となる。これにより、チリを解消し、良好な画質の
画像を得ることができる。
形状とによって決まる。図示の装置においては、上記条
件を満たすようなトナーとして、8μm以下の球形トナ
ーを用いて画像形成を行う。このような粒径及び形状の
トナーを用いれば、前述のシミュレーション結果からも
明らかなように、空気抵抗力によりトナー7が紙6に衝
突する際の着地速度が抑えられるとともに、該衝突後に
水平方向への初速度を得て移動したときに、該水平方向
の速度がゼロになるまでのトナーの移動距離が40μm
以内となる。これにより、チリを解消し、良好な画質の
画像を得ることができる。
【0036】なお、上記トナーは、必ずしも球形トナー
である必要はない。例えば、不定形トナーを用いた場合
でも、上記8μm以下の球形トナーと同等以上の空気抵
抗力を受けるような大きさ及び形状であれば、同様の効
果を得ることができる。
である必要はない。例えば、不定形トナーを用いた場合
でも、上記8μm以下の球形トナーと同等以上の空気抵
抗力を受けるような大きさ及び形状であれば、同様の効
果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、チリを
解消して、良好な画質の画像を得ることができるという
優れた効果がある。なお、装置構成が簡単であり、か
つ、紙に直接記録することができるという優れた効果も
ある。
解消して、良好な画質の画像を得ることができるという
優れた効果がある。なお、装置構成が簡単であり、か
つ、紙に直接記録することができるという優れた効果も
ある。
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の概略構成
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】同画像形成装置のトナー制御部材における制御
電極のパターンを示す説明図。
電極のパターンを示す説明図。
【図3】トナー粒径と跳ね返り距離との関係を示す説明
図。
図。
【図4】トナー粒径と飛翔速度及び着地速度との関係を
示す説明図。
示す説明図。
【図5】従来の画像形成装置の画像記録部の拡大模式
図。
図。
【図6】同画像記録部におけるトナーの飛翔状態を示す
模式図。
模式図。
1 トナー担持体 2 対向電極部材 3 トナー制御部材 31 孔 32 制御電極 4 トナー容器 5 ドクターブレード 6 紙(記録媒体) 7 トナー 8 電源 9 画像電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 ペール クロッカル スウェーデン ブヨルランダ ストランド 97 ピーオーボックス3178 エス−423 61 トルスランダ
Claims (6)
- 【請求項1】トナーを担持するトナー担持体と、該トナ
ー担持体と対向する対向電極と、該トナー担持体と対向
電極との間に配設され、互いに独立あるいは一連の複数
の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を制御する複
数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部材とを備
え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部に、画像信
号に応じて電圧を印加することにより、上記トナー担持
体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔させたトナー
を上記微小開口部に通して上記対向電極側に移行させ、
該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に付着させる
ことで画像を形成する画像形成装置で使用されるトナー
において、 上記対向電極及び上記制御電極部が該対向電極と上記ト
ナー担持体との間のトナーの飛翔空間に形成する電界に
より該トナーが受ける静電力と、該トナーの飛翔中に該
飛翔空間の空気により受ける空気抵抗力とが同じオーダ
ーになるような大きさと形状であることを特徴とするト
ナー。 - 【請求項2】トナーを担持するトナー担持体と、該トナ
ー担持体と対向する対向電極と、該トナー担持体と対向
電極との間に配設され、互いに独立あるいは一連の複数
の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を制御する複
数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部材とを備
え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部に、画像信
号に応じて電圧を印加することにより、上記トナー担持
体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔させたトナー
を上記微小開口部に通して上記対向電極側に移行させ、
該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に付着させる
ことで画像を形成する画像形成装置で使用されるトナー
において、 上記対向電極又は上記記録部材と衝突して跳ね返り、該
対向電極面に平行な方向の初速度を得て該方向に移動し
たときに、該方向の速度がゼロになるまでの該トナーの
移動距離が40μm以内となる空気抵抗力を受けるよう
な大きさと形状であることを特徴とするトナー。 - 【請求項3】請求項1又は2のトナーにおいて、 粒径が8μm以下であることを特徴とする球形トナー。
- 【請求項4】請求項1又は2のトナーにおいて、 粒径が8μm以下の球形トナーと同等の空気抵抗力を受
けるような大きさと形状であることを特徴とするトナ
ー。 - 【請求項5】トナーを担持するトナー担持体と、該トナ
ー担持体と対向する対向電極と、該トナー担持体と対向
電極との間に配設され、互いに独立あるいは一連の複数
の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を制御する複
数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部材とを備
え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部に、画像信
号に応じて電圧を印加することにより、上記トナー担持
体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔させたトナー
を上記微小開口部に通して上記対向電極側に移行させ、
該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に付着させる
ことで画像を形成する画像形成装置において、 上記トナーとして、上記対向電極及び上記制御電極部が
トナーの飛翔空間に形成する電界により該トナーが受け
る静電力と、該トナーの飛翔中に該飛翔空間の空気によ
り受ける空気抵抗力とが同じオーダーになるような大き
さと形状であるトナーを用いたことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項6】トナーを担持するトナー担持体と、該トナ
ー担持体と対向する対向電極と、該トナー担持体と対向
電極との間に配設され、互いに独立あるいは一連の複数
の微小開口部と各微小開口部のトナー通過を制御する複
数の制御電極部とを有するトナー飛翔制御部材とを備
え、該トナー飛翔制御部材の上記制御電極部に、画像信
号に応じて電圧を印加することにより、上記トナー担持
体上のトナーを選択的に飛翔させ、該飛翔させたトナー
を上記微小開口部に通して上記対向電極側に移行させ、
該対向電極又は該対向電極上の記録部材上に付着させる
ことで画像を形成する画像形成装置において、 上記トナーとして、上記対向電極又は上記記録部材と衝
突して跳ね返り、該対向電極面に平行な方向の初速度を
得て該方向に移動したときに、水平速度がゼロになるま
での該トナーの移動距離が40μm以内となる空気抵抗
力を受けるような大きさと形状であるトナーを用いたこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206998A JPH11208013A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | トナー及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3206998A JPH11208013A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | トナー及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208013A true JPH11208013A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12348600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3206998A Withdrawn JPH11208013A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | トナー及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208013A (ja) |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP3206998A patent/JPH11208013A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |