JPH11208156A - 観点別評価用テスト問題集 - Google Patents

観点別評価用テスト問題集

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JPH11208156A
JPH11208156A JP2905398A JP2905398A JPH11208156A JP H11208156 A JPH11208156 A JP H11208156A JP 2905398 A JP2905398 A JP 2905398A JP 2905398 A JP2905398 A JP 2905398A JP H11208156 A JPH11208156 A JP H11208156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主要な三つの観点での学習到達状況の把握や
テスト結果の観点別集計が容易であり、また、児童がテ
ストに取り組みやすくする。 【解決手段】 横長のテスト用紙の表側の紙面1に、第
一乃至第三の観点別テスト欄15〜17が左から順に割
り付けられ、右上に得点記入欄14が割り付けられる。
算数の場合、第一の観点別テスト欄15には学習到達度
を「知識・理解」の観点から評価するための設問15
b、第二の観点別テスト欄16には「表現・処理」の観
点から評価するための設問16b、第三の観点別テスト
欄17には「数学的な考え方」の観点から評価するため
の設問17bが設けられる。第一の観点別テスト欄15
の観点名15aとこれに対応する第一の観点別得点記入
欄14aは紫色で、第二の観点別テスト欄16における
観点名16aとこれに対応する第二の観点別得点記入欄
14bは緑色で、第三の観点別テスト欄17における観
点名17aとこれに対応する第三の観点別得点記入欄1
4cは橙色で統一される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小学校の児童の学
習到達度を評価観点別に評価するためのテストに用いら
れる問題集に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小学校では、各学習科目における児童の
学習到達度の評価は、認知領域の場合主要な三つの評価
観点から行うことが文部省で定められている。例えば算
数の場合は、「知識・理解」「表現・処理」及び「数学
的な考え方」といった三つの観点、理科の場合は「知識
・理解」「観察・実験」及び「科学的思考」といった三
つの観点、社会の場合は「知識・理解」「観察・資料活
用」及び「社会的・思考判断」といった三つの観点で学
習到達度の評価を行わなければならない。このため、学
校で実施されるテストでは、それぞれ学習単元ごとのテ
スト用紙に上記三つの評価観点から学習到達度を評価す
ることができるように各観点別に設問が配設された問題
集が多く用いられる。
【0003】図4はその典型的な従来例として、小学校
三年の1学期における算数のテストに用いられる問題集
における、「かけ算」の単元に関するテスト用紙の表側
の紙面、図5は裏側の紙面を示すものである。すなわち
この問題集はテスト用紙が縦長に用いられ、その表側の
紙面には、図4に示すように、「知識・理解」の観点か
らかけ算の学習到達度を評価するための設問が配置され
た観点別テスト欄aと、「表現・処理」の観点からかけ
算の学習到達度を評価するための設問が配置された観点
別テスト欄bが左右二段に設けられ、裏側の紙面には、
図5に示すように、「数学的な考え方」の観点からかけ
算の学習到達度を評価するための設問が配置された観点
別テスト欄cが設けられ、各観点別テスト欄a〜cの上
部にはそれぞれ「知識・理解」「表現・処理」「数学的
な考え方」との観点名a’〜c’が付されている。ま
た、教師は各児童が解いたテストの結果を採点し、表側
の紙面では観点別テスト欄aの得点は観点別得点記入欄
dに、観点別テスト欄bの得点は観点別得点記入欄e
に、そしてその合計を観点別得点記入欄gにそれぞれ記
入し、裏側の紙面では観点別テスト欄cの得点は観点別
得点記入欄fに記入するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の観点別
評価用テスト問題集によると、設問がテスト用紙の表側
の紙面と裏側の紙面とに分かれているので、児童は全て
の設問を同時に見ることができず、テストの際にはまず
表側の設問に取り組んで、それが終わったら裏側の設問
に取りかかるというやり方が一般的である。したがっ
て、表側の解答に手間取った児童は、与えられた解答時
間内で表側の設問を解くのが精一杯になり、裏側の設問
は取り組めば解けたとしても、見ることもなく終わって
しまう可能性があった。このため教師は、裏側の「数学
的考え方」に関する観点別テスト欄cの設問を、解く能
力がないためにできなかったのか、時間がなくてできな
かったのかが把握できず、児童の学習到達状況を正確に
評価することができない恐れがあった。またこのため、
教師によっては表側の観点別テスト欄a,bのみ採点
し、三つの評価観点から学習到達状況を把握しようとす
る本来の目的を放棄しているような場合があった。
【0005】また、教師がテスト結果を採点する際に
は、表側の二つの観点別テスト欄a,bを採点した後、
裏返しにして裏側の観点別テスト欄cを採点することに
なる。このため全ての観点別テスト欄a〜cを同時に見
ることができず、いちいちテスト用紙を裏返さなければ
ならず、このため観点別学習到達状況の把握がしにくか
った。
【0006】また、観点別テスト欄a,bの得点は表側
の観点別得点記入欄d,eに、観点別テスト欄cの得点
は裏側の観点別得点記入欄fに別々に記入され、しかも
前述のように、教師によっては表側の観点別テスト欄
a,bのみ採点していること等を考慮して、テスト作成
者は、三つの評価観点のうち特に重要と思われる二つの
観点を選択して、それに関する設問を表側の二つの観点
別テスト欄a,bに割り付けている現状がある。このた
め、単元によっては、例えば算数のテストの場合は表側
の観点別テスト欄a,bが「知識・理解」と「表現・処
理」に関する設問だったり、「知識・理解」と「数学的
な考え方」に関する問題だったりして順番が不統一であ
り、採点する教師は、三つの観点からの総合的な学習到
達状況の把握がしにくく、テスト結果の集計もしにくか
った。
【0007】また、学校での授業は、教科書の学習単元
の順番に行われるのが一般的であるが、教師によっては
独自の創意工夫に基づいて単元の順番を変えて授業を行
い、このためテストも教科書の学習単元の順番にとらわ
れずに実施したり、ある単元についてはテストの実施を
省略するといった柔軟な教育を実践している例も見られ
る。ところが、従来の観点別評価用テスト問題集による
と、各テスト用紙の表側の紙面の左肩に学習単元の順番
を示すテスト番号hが大きく表示されており、このテス
ト番号hはテストを実施する順番を意味するものである
ため、上述のような柔軟な教育の実践には不都合であっ
た。
【0008】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その主な課題とするところは、主要な三つ
の観点での学習到達状況の把握やテスト結果の観点別集
計が容易であり、また、児童が取り組みやすい観点別評
価用テスト問題集を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る観点別評価用テスト問題集は、学習単元別
に綴じ込まれた横長の各テスト用紙の表側の紙面に、前
記学習単元ごとの全ての評価観点に基づく各種設問を前
記各観点別に配置する複数の観点別テスト欄が左右に順
次区画され、前記各観点別テスト欄に対応した複数の観
点別得点記入欄を有する得点記入欄が割り付けられたも
のである。なお、ここでいう「評価観点」あるいは「観
点」とは、先に説明したように、学習到達度評価のため
の観点のことであり、文部省は各学習単元について、主
要な三つの観点を定めている。このため、本発明におけ
る具体的な例としては観点別テスト欄及び観点別得点記
入欄は、前記各観点に対応して三段に配置される。
【0010】上記構成によれば、児童は、テストの際に
テスト用紙を裏返しにしなくても取り組むべき全ての設
問を見ることができるので、限られた時間の中で全ての
設問の中からやりやすい順に取り組むことができ、一部
の観点別テスト欄の設問を見ることもなく終わってしま
うようなことがなくなる。しかも教師は児童の学習到達
状況を、全観点においてより正確に評価することができ
る。
【0011】また、各観点別テスト欄及びこれに対応す
る各観点別得点記入欄は、学習単元に関係なくそれぞれ
紙面の所定の位置に割り付けられているので、観点別の
採点や観点別の学習到達度の評価が容易になる。しか
も、学期末に各学習単元ごとのテストの結果を集計して
学期全体での評価を行う場合に、全単元における特定の
観点別得点記入欄の得点の集計による各観点別得点集計
作業も容易になる。
【0012】本発明において付加される一層好ましい構
成においては、各観点別テスト欄の観点名及びこれに対
応する観点別得点記入欄がそれぞれ評価観点別に統一さ
れた色彩で表示される。すなわち、観点別に統一された
色彩が用いられることによって、採点の際の得点の記入
や、採点後の観点別の学習到達度の評価及び観点別の得
点集計が一層容易になる。
【0013】本発明において付加される一層好ましい他
の構成においては、テスト用紙の上部に標準的なテスト
実施順を示すテスト番号が小さく目立たない大きさで表
示される。このようにすれば、教師が独自に工夫したカ
リキュラムに基づいて、単元の順番を変えてテストを実
施する際に、テスト番号による標準的なテスト実施順番
にとらわれにくくなるので、柔軟な教育の実践が妨げら
れない。
【0014】本発明において付加される一層好ましい他
の構成においては、各テスト用紙の裏側の紙面の横方向
の端部に覚え書き欄が設けられ、この覚え書き欄に隣接
して表示された山折り線に沿って用紙を折り返すことに
よって前記覚え書き欄が表側の紙面の特定の観点別テス
ト欄に隣接して現れるようにする。特に、算数のテスト
等の場合には、児童は前記覚え書き欄を応用問題解答の
ための計算スペースとして有効に利用することができ、
採点する教師は、児童がどのように理解して計算したか
を容易に見ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好適な一実施形態
として、小学校3年用算数の観点別評価用テスト問題集
における「かけ算」の学習単元に関するテスト用紙の表
側の紙面1を示すものであり、図2は、このテスト用紙
の裏側の紙面2を示すものである。
【0016】テスト用紙は例えばA3版の紙を横長にし
て用いている。図1に示す表側の紙面1には、その上端
に沿って、「算数」とのテスト科目名表示欄11、「3
年1.かけ算」との単元名表示欄12、児童の氏名記入
欄13及び得点記入欄14が左から順に一列に設けられ
ている。また、これらの欄11〜14の列の下側のスペ
ースは、仕切線1a,1bによって第一乃至第三の観点
別テスト欄15〜17に区画されている。また、前記テ
スト科目名表示欄11の上側には、このテスト科目名表
示欄11等の文字よりも十分に小さな目立たない大きさ
で、テスト番号18が紺地に白抜きで「1」と表示され
ている。
【0017】テスト科目名表示欄11は例えば算数なら
ば青地に白抜き文字、国語ならば赤地に白抜き文字、理
科ならば緑色に白抜き文字というように、科目毎に統一
された色彩で表示されている。得点記入欄14は、第一
乃至第三の観点別得点記入欄14a〜14cと、総合得
点記入欄14dからなる。観点別得点記入欄14a〜1
4cのうち、左側の第一の観点別得点記入欄14aは紫
色の枠線で囲まれ、その上部には紫地に黒文字で「知識
・理解」との観点名が表示されている。また、中間の第
二の観点別得点記入欄14bは緑色の枠線で囲まれ、そ
の上部には緑地に黒文字で「表現・処理」との観点名が
表示されている。また、右側の第三の観点別得点記入欄
14cは橙色の枠線で囲まれ、その上部には橙地に黒文
字で「数学的な考え方」との観点名が表示されている。
また、更にその右隣の総合得点記入欄14dは赤い枠線
で囲まれている。
【0018】観点別テスト欄15〜17のうち、左側の
第一の観点別テスト欄15は、その上端に「知識・理
解」との観点名15aが例えば紫地に白抜き文字で表示
されており、その下側に、かけ算に関する学習到達度を
「知識・理解」の観点から評価するためのいくつかの設
問15bが設けられている。また、中間の第二の観点別
テスト欄16は、その上端に「表現・処理」との観点名
16aが例えば緑地に白抜き文字で表示されており、そ
の下側に、かけ算に関する学習到達度を「表現・処理」
の観点から評価するためのいくつかの設問(計算問題)
16bが設けられている。また、右側の第三の観点別テ
スト欄17は、その上端に「数学的な考え方」との観点
名17aが例えば橙地に白抜き文字で表示されており、
その下側に、かけ算に関する学習到達度を「数学的な考
え方」の観点から評価するためのいくつかの設問(文章
題)17bが設けられている。
【0019】すなわち、評価すべき三つの観点に関する
全ての設問が表側の紙面1に設けられているので、児童
はテストの際にテスト用紙を裏返しにしなくても取り組
むべき全ての設問を見ることができ、教師は表側の紙面
1だけで採点できる。また、第一の観点別テスト欄15
における「知識・理解」との観点名15aとこれに対応
する第一の観点別得点記入欄14aは紫色に統一され、
第二の観点別テスト欄16における「表現・処理」との
観点名16aとこれに対応する第二の観点別得点記入欄
14bは緑色に統一され、第三の観点別テスト欄17に
おける「数学的な考え方」との観点名17aとこれに対
応する第三の観点別得点記入欄14cは橙色に統一され
ているので、各観点別テスト欄14〜17の採点結果を
対応する観点別得点記入欄14a〜14cに記入する作
業がやりやすくなり、他の学習単元のテスト用紙も各観
点別テスト欄15〜17がそれぞれ同じ位置に割り付け
られているので、観点別の採点や観点別得点の集計等を
容易に行うことができる。しかも標準的なテスト実施順
を示すテスト番号18がテスト科目名表示欄11の上に
小さく目立たない大きさで表示されているので、教師は
このテスト番号18によるテスト実施順にとらわれず
に、独自に工夫したカリキュラムに基づいてテストを実
施することができる。
【0020】一方、図2に示す裏側の紙面2には、児童
が興味・関心をもって取り組めるような学習欄21が、
「はてな算数」と題して中央部に設けられており、その
右側には覚え書き欄として、太い枠線22aで囲まれた
計算スペース22が設けられており、この計算スペース
22と前記学習欄21の間が山折り線2aで区画されて
いる。また、この山折り線2aの位置は、表側の紙面1
における仕切線1bよりも左側の、第一の観点別テスト
欄15と第二の観点別テスト欄16を合わせたスペース
の横方向ほぼ中間に対応しており、この山折り線2a部
分でテスト用紙を山折りにして折り返せば、図3に示す
ように計算スペース22が表側の紙面1における第三の
観点別テスト欄17隣接して現れるようになっている。
【0021】したがって、児童が第三の観点別テスト欄
17における「数学的な考え方」に関する設問を解く時
には、山折り線2a部分でテスト用紙を折り返し、例え
ばこの例における問4の「1こ70円の消しゴムを3こ
買いました。だい金はいくらですか。」との文章題の解
答過程で70×3という計算を隣接した計算スペース2
2で筆算することができ、便利である。しかも、教師が
テスト結果を採点する場合も、児童がどの文章題につい
てどのような筆算を行ったかを容易に判断することがで
きる。
【0022】なお、本発明は、図示の実施形態によって
限定的に解釈されるものではない。例えば、国語、社
会、理科等、算数以外の他の科目の問題集についても同
様の割り付け様式とすることができる。
【0023】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る観点別評価
用テスト問題集によれば、表側の紙面に観点別の全設問
が設けられているので、テストを受ける児童は、ある観
点に関する設問を見ることもなくテストが終わってしま
うようなことがなくなり、教師の採点や観点別得点の集
計等が容易になり、全ての主要観点から児童の学習到達
状況を正確に評価することが可能になり、更に、教師独
自のカリキュラムに基づいたテストの実施もやりやすく
なるといった種々の効果が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施形態として、小学校3年
用算数の観点別評価用テスト問題集における「かけ算」
の学習単元に関するテスト用紙の表側の紙面を示す説明
図である。
【図2】上記テスト用紙の裏側の紙面を示す説明図であ
る。
【図3】上記テスト用紙を折り返して裏側紙面の計算ス
ペースを表側紙面の第三の観点別テスト欄に隣接させた
状態を示す説明図である。
【図4】従来の小学校3年用算数の観点別評価用テスト
問題集における「かけ算」の学習単元に関するテスト用
紙の表側の紙面を示す説明図である。
【図5】上記従来のテスト用紙の裏側の紙面を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 表側の紙面 14 得点記入欄 14a〜14c 観点別得点記入欄 15〜17 観点別テスト欄 15a,16a,17a 観点名 18 テスト番号 2 裏側の紙面 2a 山折り線 22 計算スペース(覚え書き欄)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習単元別に綴じ込まれた横長の各テス
    ト用紙の表側の紙面に、 前記学習単元ごとの全ての評価観点に基づく各種設問を
    前記各観点別に配置する複数の観点別テスト欄が左右に
    順次区画され、 前記各観点別テスト欄に対応した複数の観点別得点記入
    欄を有する得点記入欄が割り付けられたことを特徴とす
    る観点別評価用テスト問題集。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 各観点別テスト欄の観点名及びこれに対応する観点別得
    点記入欄がそれぞれ評価観点別に統一された色彩で表示
    されたことを特徴とする観点別評価用テスト問題集。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、 各テスト用紙の上部に標準的なテスト実施順番を示すテ
    スト番号が小さく目立たない大きさで表示されているこ
    とを特徴とする観点別評価用テスト問題集。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの記載におい
    て、 各テスト用紙の裏側の紙面の横方向の端部に覚え書き欄
    が設けられ、この覚え書き欄に隣接して表示された山折
    り線に沿って用紙を折り返すことによって前記覚え書き
    欄が表側の紙面の特定の観点別テスト欄に隣接して現れ
    ることを特徴とする観点別評価用テスト問題集。
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