JPH11208232A - サスペンションの構造 - Google Patents

サスペンションの構造

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JPH11208232A
JPH11208232A JP1907598A JP1907598A JPH11208232A JP H11208232 A JPH11208232 A JP H11208232A JP 1907598 A JP1907598 A JP 1907598A JP 1907598 A JP1907598 A JP 1907598A JP H11208232 A JPH11208232 A JP H11208232A
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JP
Japan
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suspension
spindle
suspension arm
vehicle
opening
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JP1907598A
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Ko Sato
耕 佐藤
Yasuhiro Maruo
泰弘 丸尾
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/20Constructional features of semi-rigid axles, e.g. twist beam type axles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/50Constructional features of wheel supports or knuckles, e.g. steering knuckles, spindle attachments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/80Manufacturing procedures
    • B60G2206/82Joining
    • B60G2206/8201Joining by welding

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる中空状の板金製としたサスペンション
アームの後部にサススプリングを受ける座部を設けてい
る場合であっても、そのサスペンションアームの大型化
などを極力回避しつつ、簡易な手段によってスピンドル
の取付部分の強度を高め、車両旋回時の車輪のトーアウ
ト現象などを適切に防止可能にする。 【解決手段】車体6と前部との連結部分を中心として車
両高さ方向に揺動可能なサスペンションアーム1が、金
属板をプレス加工した部材10a,10bによって中空
状に形成され、その後部上面部分には、サススプリング
を受けるための座部18が設けられているとともに、そ
の後部の車幅方向外側面に設けられた開口部17には車
輪取付け用のスピンドル5の基端部が挿入され、このス
ピンドル5の基端部の外周面と開口部17の周縁部とが
溶接されている、サスペンションの構造であって、サス
ペンションアーム1とは別体に形成された補強部材8を
具備し、かつサスペンションアーム1のスピンドル5か
ら距離を隔てた部分とスピンドル5とは、補強部材8を
介して連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、サスペンションの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、特開平8−216639
号公報に所載のサスペンションを先に提案している。こ
のサスペンションは、本願の図6に示すように、車幅方
向に間隔を隔てて車両前後方向に延びる左右一対のサス
ペンションアーム1e,1eを、トーションビーム2e
を介して互いに連結したものであり、上記サスペンショ
ンアーム1e,1eのそれぞれの後部上面には、サスス
プリングを受けるための座部18e,18eが設けられ
ているとともに、その車幅方向外側面には、後輪4e,
4eを取り付けるためのスピンドル5e,5eが取り付
けられている。上記サスペンションアーム1e,1eの
それぞれの前部は、車体6eに取付けられたブラケット
7eに回動可能に連結されており、その連結点を中心と
して上記サスペンションアーム1e,1eは車両高さ方
向(上下方向)に揺動可能となっている。
【0003】このような構成のサスペンションでは、路
面から後輪4e,4eに対して上向きの入力があると、
トーションビーム2eが捩じり変形あるいは曲げ変形を
生じて一対のサスペンションアーム1e,1eが異なる
角度に上下方向に揺動可能となり、独立懸架方式のサス
ペンションに近い車両の乗り心地が得られる。
【0004】一方、上記サスペンションの各サスペンシ
ョンアーム1eは、いわゆる板金製であり、図7によく
表れているように、金属板をプレス加工して形成された
アッパ部材19aとロア部材19bとを接合することに
よって中空状に形成されている。このような構成によれ
ば、サスペンションアーム全体の軽量化と強度の確保を
図りつつ、その製造コストをたとえば鋳造成形によって
サスペンションアームを製造するような場合と比較する
とかなり低減化することができる。また、上記サスペン
ションでは、各サスペンションアーム1eにスピンドル
5eを取付けるための手段として、上記各サスペンショ
ンアーム1eの後部の車幅方向外側面に設けられた開口
部17e内にスピンドル5eの基端部を挿入し、このス
ピンドル5eの基端部の外周面と上記開口部17eの周
縁部とに溶接W1を施していた。このような構成によれ
ば、スピンドル5eの取付け作業を簡易に行うことがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のサスペンションでは、次のような不具合を生じてい
た。
【0006】すなわち、従来では、サスペンションアー
ム1eの開口部17eにスピンドル5eを挿入して溶接
W1を施しているものの、その溶接W1は、開口部17
eの周縁部の一個所のみになされているに過ぎない。こ
のため、上記スピンドル5eは、事実上は、上記開口部
17eの周縁部のみによって支持された構造となってい
る。その一方、上記開口部17eが形成されるサスペン
ションアーム1eの後部の車幅方向外側面は、スピンド
ル5eに後輪4eを取り付けたときにこの後輪4eがサ
スペンションアーム1eの他の部分と干渉しないよう
に、サスペンションアーム1eの外側面の他の部分より
も車幅方向外方に膨出するように形成する必要がある。
このため、従来では、サスペンションアーム1eを比較
的薄肉の金属板を加工して形成した場合には、上記スピ
ンドル5eの取り付け部分およびその周辺部分の強度が
不足する傾向が見られ、たとえば車両の旋回時において
路面から後輪4eに対して車幅方向の大きな入力がある
と、その入力に原因して上記スピンドル5eの取り付け
部分に変形を生じてスピンドル5eの向きが変化し、後
輪4eがトーアウト気味となる虞れがあった。これで
は、車両の旋回時にオーバステアとなり、車両の安定性
や操縦性の悪化を招き適切でない。一方、このような事
態を解消しようとしてサスペンションアーム1eを厚肉
の金属板を用いて製造したのでは、サスペンションアー
ム1eを軽量かつ安価に製造することが難しくなり、サ
スペンションアーム1eをいわゆる中空状の板金製とし
た本来の趣旨が損なわれてしまう。
【0007】なお、上記不具合を解消する手段として
は、たとえば特開昭57−15006号公報の第2図に
示されているように、スピンドルの一個所のみをサスペ
ンションアームに溶接するのではなく、スピンドルの後
端部と中間部との二個所をサスペンションアームに溶接
する手段がある。ところが、このような手段は、スピン
ドルをサスペンションアームの車幅方向の左右両側面部
に跨がせて設ける必要があるために、スピンドルの全長
寸法を必要以上に長くする必要があり、スピンドルの大
型化や部品コストの上昇を招く不具合が生じる。また、
上記公報に記載の手段は、スピンドルが取り付けられる
部分のサスペンションアームの車幅方向の幅が小さい場
合には適するものの、上記図6および図7に示すよう
に、サスペンションアーム1eの後部の車幅方向の幅L
が大きい場合には不向きである。とくに、スピンドル5
eの取り付け部分の側方にサススプリングの一端を支持
するための比較的幅広な座部18eを設けている場合に
は、上記幅Lがかなり大きくなってしまい、上記公報に
記載の従来の手段を採用することは、事実上困難とな
る。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、いわゆる中空状の板金製とした
サスペンションアームの後部にサススプリングを受ける
ための座部を設けている場合であっても、そのサスペン
ションアームの大型化などを極力回避しつつ、簡易な手
段によってスピンドルの取付部分の強度を高め、車両旋
回時における車輪のトーアウト現象などを適切に防止で
きるようにすることをその課題としている。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明によれば、サスペンションの構造
が提供される。このサスペンションの構造は、車両前後
方向に延びてその前部と車体との連結部分を中心として
車両高さ方向に揺動可能なサスペンションアームを具備
し、このサスペンションアームは、金属板をプレス加工
した部材によって中空状に形成されているとともに、上
記サスペンションアームの後部上面部分には、サススプ
リングを受けるための座部が設けられており、かつ上記
サスペンションアームの後部の車幅方向外側面に設けら
れた開口部には、車輪取付け用のスピンドルの基端部が
挿入され、このスピンドルの基端部の外周面と上記開口
部の周縁部とが溶接されている、サスペンションの構造
であって、上記サスペンションアームとは別体に形成さ
れた補強部材を具備し、かつ上記サスペンションアーム
の上記スピンドルから距離を隔てた部分と上記スピンド
ルとは、上記補強部材を介して連結されていることに特
徴づけられる。
【0011】本願発明においては、サスペンションアー
ムのスピンドルから距離を隔てた部分とスピンドルとが
補強部材を介して連結されているために、上記スピンド
ルを上記補強部材によって突っ張って支持した構造とす
ることができる。スピンドルをこのような構造に支持す
れば、スピンドルの支持強度自体が高まるのに加え、こ
のスピンドルに溶接されているサスペンションアームの
開口部の周縁部やその近傍部分の強度もそれに伴って高
められることとなり、それらの部分が安易に変形するこ
とを防止することが可能となる。したがって、本願発明
では、サスペンションアームをさほど厚肉の金属板を用
いて製作しなくても、車両旋回時などにおける車輪への
入力に原因してスピンドルの取付部分が不当に変形する
ことを抑制してスピンドルの向きが変化することを回避
し、車両のオーバステア現象を無くすことが可能とな
る。その結果、本願発明では、サスペンションアームの
重量を大きく増大させたり、あるいはその製造コストを
大幅に上昇させるようなことなく、車両の安定性や操縦
性を良好にできるという効果が得られる。
【0012】さらに重要な効果として、本願発明におい
て補強部材を取付ける場合には、この補強部材をスピン
ドルの各部のうちサスペンションアームの外部に突出し
ている部分とサスペンションアームの外面部分などの適
当な部分との二箇所に、ボルト止めあるいは溶接などの
手段を用いて固定連結すればよく、その取付作業は簡単
に行うことができる。また、本願発明では、スピンドル
の後端部と中間部との二個所をサスペンションアームに
溶接していた従来の手段とは異なり、スピンドルの全長
寸法を必要以上に長くする必要もなくなるので、スピン
ドルとしては比較的短寸の安価なものを適用できる。さ
らに、本願発明では、補強部材の取付作業は、スピンド
ルの取付部分の側方にサススプリングの座部が形成され
ていても適切に行うことできる。その結果、本願発明で
は、サススプリングの座部は、スピンドルの取付けの影
響を受けることなく、サスペンションアームのできる限
り後方寄りの位置に設けることができる。このようにす
れば、サススプリングをサスペンションアームの揺動中
心から離れた位置に設定できることとなって、そのバネ
力をサスペンションアームに対して効率良く作用させる
ことができる。その結果、サススプリングとしてはバネ
定数が小さい安価なものを用いればよいこととなり、さ
らにはサススプリングを支持するサスペンションアーム
の座部や車体のバネ受部の強度をさほど大きくする必要
を無くすことも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0014】図1は、本願発明が適用されたサスペンシ
ョンの一例を示す平面図である。図2は、図1に示すサ
スペンションの要部を示す一部断面平面図である。図3
は、図1に示すサスペンションの要部分解斜視図であ
る。図4は、図1に示すサスペンションの要部斜視図で
ある。なお、各図において、矢印Frは車両前方を示
し、矢印Upは車両高さ方向上方を示し、矢印wは車幅
方向を示す。
【0015】図1に示すサスペンションは、いわゆるト
レーリングアーム式サスペンションとして構成されたも
のであり、自動車のリヤサスペンションとして用いられ
るものである。このサスペンションは、左右一対のサス
ペンションアーム1,1、これら一対のサスペンション
アーム1,1を連結するトーションビーム2、左右一対
のスピンドル5,5、および補強部材8,8を具備して
構成されている。
【0016】上記サスペンションアーム1,1のそれぞ
れは車両前後方向に延びており、車幅方向に一定間隔を
隔てて対向配置されている。これら一対のサスペンショ
ンアーム1,1は、互いに左右対称な形状である。図3
および図4によく表れているように、上記各サスペンシ
ョンアーム1は、上下二分割状のアッパ部材10aとロ
ア部材10bとが接合して構成されたいわゆるモナカ状
の中空形状である。これらアッパ部材10aとロア部材
10bとは、所定の肉厚の鉄板などの金属板をプレス加
工(深絞り加工)することによって形成されたものであ
り、アッパ部材10aの下部周縁とロア部材10bの上
部周縁とには、互いに対面接触するフランジ12a,1
2bが適宜形成されている。これらフランジ12a,1
2bどうしは溶接されており、これによって上記アッパ
部材10aとロア部材10bとの接合が図られている。
【0017】図3によく表れているように、上記各サス
ペンションアーム1の車幅方向内側面の長手方向中間部
からその前方の一定領域には、上記トーションビーム2
の端部を挿入するための第1の開口部14が設けられて
いる。また、図4によく表れているように、上記各サス
ペンションアーム1の車幅方向外側面の長手方向中間部
には、第2の開口部15が設けられている。この第2の
開口部15は、アッパ部材10aのフランジ12aの一
部が上方に湾曲されるとともに、ロア部材10bのフラ
ンジ12bの一部が下方に湾曲されることによって形成
されている。
【0018】図3によく表れているように、上記トーシ
ョンビーム2は、適度な曲げ変形と捩じり変形とが可能
なように車両前方側に開口部20を形成する傾斜状の上
片部21aと下片部21bとを備えた断面略V字状また
は断面略U字状であり、たとえば一定厚みの金属板を屈
曲または湾曲加工して形成されたものである。このトー
ションビーム2は、車幅方向に延びており、その長手方
向両端部は、各サスペンションアーム1の第1の開口部
14の後部寄りの位置に挿入された上で、その先端が第
2の開口部15にも挿入されており、サスペンションア
ーム1,1のそれぞれに貫通している。なお、トーショ
ンビーム2は、上記第1の開口部14に挿入する部分の
幅S1よりも第2の開口部15に挿入する部分の幅S2
の方が小さく形成されており、第2の開口部15をでき
る限り小さくして、各サスペンションアーム1の強度が
なるべく低下しないように配慮されている。上記第1の
開口部14の周縁部および第2の開口部15の周縁部に
は、それぞれ溶接Wa,Wbが施されており、これによ
ってサスペンションアーム1,1のそれぞれの長手方向
中間部とトーションビーム2の長手方向両端部とが強固
に連結されている。
【0019】上記各サスペンションアーム1の前端部に
は、円筒状のボス16が溶接されており、このボス16
内にはゴムブッシュ3が嵌合装着されている。このゴム
ブッシュ3にボルト9が挿通するとともに、このボルト
9が車体6に固定して取付けられたブラケット7に支持
されることにより、一対のサスペンションアーム1,1
は二本のボルト9を中心として車両高さ方向に揺動可能
となっている。
【0020】図2によく表れているように、上記スピン
ドル5は、軸体50、この軸体50の長手方向中間部に
固定して取付けられた略円板状のフランジ板51、およ
び上記軸体50の基端部に装着されたキャップ状の補助
体52とを具備して構成されている。上記軸体50の先
端部には、後輪4を回転可能に支持するためのベアリン
グ(図示略)が装着される。上記フランジ板51は、後
輪4のブレーキ板(図示略)を取付けるためのものであ
り、その周縁部には複数のボルト挿通孔が穿設されてい
る。上記補助体52は、その外径が上記軸体50の基端
部よりもかなり大きく形成されており、このスピンドル
5をサスペンションアーム1に溶接するときにこの補助
体52の外周に溶接を施すことによってその溶接長さを
長くするのに役立つ。また、上記補助体52は、その一
端部が上記フランジ板51の背面部に溶接されていると
ともに、その他端部が上記軸体50の基端部の外周面に
溶接されており、上記軸体50に対するフランジ板51
の取付強度を高める役割をも発揮する。
【0021】上記スピンドル5は、その基端部の補助体
52が上記サスペンションアーム1の後部の車幅方向外
側面に設けられている開口部17に挿入された上で、こ
の開口部17の外周縁と上記補助体52の外周面とに溶
接Wcが施されることによって、上記サスペンションア
ーム1に固定して取付けられている。上記開口部17
は、たとえばその上半部分がアッパ部材10aの端縁に
より囲まれ、またその下半部分がロア部材10bの端縁
によって囲まれた開口部である。
【0022】なお、サスペンションアーム1の車幅方向
外側面は車両後方になるほど車幅方向外方にせり出す形
状に形成されており、上記開口部17が設けられている
部分はその前方部分よりも車幅方向外方へ膨出してい
る。これにより、スピンドル5に取付けられる後輪4と
サスペンションアーム1との不当な接触が防止される。
また、上記サスペンションアーム1の後部上面には、サ
ススプリングを支持するための座部18が設けられてい
る。本実施形態のサスペンションでは、サススプリング
をサスペンションアーム1のできる限り後部に設けるこ
とがサススプリングの弾発力をサスペンションアーム1
に作用させる上で効率が良く、バネ定数の小さなサスス
プリングを用いることが可能となるので都合が良い。こ
のため、本実施形態のサスペンションでは、上記座部1
8がスピンドル5の取付部分の側方に位置している。
【0023】上記補強部材8は、たとえば平板状の硬質
の金属板を打ち抜き加工するなどして形成されたもので
あり、一定方向に延びるアーム状である。この補強部材
8は、上記スピンドル5の取付部分の前方位置において
フランジ12aの上面に沿うように配置されており、そ
の長手方向の一端部8aの側面は、上記開口部17の周
縁部の一部や、スピンドル5のうち上記開口部17の外
部に位置する補助体52の外周面の一部に当接し、これ
らの部分に溶接されている。また、この補強部材8の長
手方向の他端部8bの近傍の一部分は、上記フランジ1
2a,12bの少なくとも一方に溶接されている。上記
補強部材8は、結局、図2に示す2つの領域La,Lb
においてサスペンションアーム1やスピンドル5に溶接
されているが、これらの溶接領域La,Lbの間には、
溶接が施されていない領域Lcが設けられている。これ
によって、上記スピンドル5の一部は、上記スピンドル
5から距離を隔てた領域Lbに対して補強部材8を介し
て剛結されており、上記スピンドル5は補強部材8によ
ってその斜め側方から突っ張って支持された構造となっ
ている。
【0024】なお、上記補強部材8には、二つの孔部8
0,81が設けられているが、これは補強部材8をサス
ペンションアーム1に溶接するときの位置決めに用いら
れるものである。すなわち、補強部材8をサスペンショ
ンアーム1の所定位置へ位置決めするときには、上記孔
部80,81が位置すべき箇所に予め二本の位置決めピ
ン(図示略)を立てておき、これらの位置決めピンに上
記孔部80,81を套嵌させることによって上記補強部
材8の各部をサスペンションアーム1やスピンドル5の
所定位置へ正確に接触させ、その溶接作業を行うことが
できる。上記孔部80は、サスペンションアーム1のフ
ランジ12a,12bと重なる位置に配置されている
が、これらフランジ12a,12bにもむろん位置決め
用の孔部が設けられている。
【0025】次に、上記サスペンションの作用について
説明する。
【0026】上記サスペンションのスピンドル5は、既
述したとおり、サスペンションアーム1の開口部17の
周縁部に溶接されているだけではなく、補強部材8によ
っても支持されている。また、上記開口部17の周縁部
の一部も上記補強部材8によって支持されている。した
がって、上記スピンドル5の支持強度が高められること
は勿論のこと、このスピンドル5が取付けられている開
口部17の周縁部およびその近傍部分の強度も高められ
ることとなる。とくに、上記補強部材8は、スピンドル
5よりも車両前方側の位置からスピンドル5や開口部1
7の周縁部の一部を突っ張っているために、上記開口部
17の周縁部やその近傍部分は車両前後方向に一層変形
し難いものとなる。その結果、たとえば図1において、
車両が矢印N1方向に旋回することに起因して、その旋
回時にコーナリングフォースの反作用としての水平力が
路面から後輪4,4に作用し、これらの後輪4,4の前
部を矢印N2方向に向ける力が生じても、それによって
上記スピンドル5の向きが安易に変更されるようなこと
はない。このため、後輪4,4がトーアウトとなる現象
を抑制してオーバステアを防止できることとなり、車両
の走行安定性や操縦性を良好にすることができる。
【0027】また、上記サスペンションは、開口部17
の外部に露出しているスピンドル5の一部分に補強部材
8の一端部8aを溶接するとともに、この補強部材8の
他の部分をサスペンションアーム1のフランジ12a,
12bのいずれかに溶接すればよいため、その溶接作業
は容易である。スピンドル5の側方にはサススプリング
が取付けられる座部18を設けているが、そのような場
合であっても、座部18の存在には関係なく、補強部材
8を利用してスピンドル5の取付部分およびその近傍部
分の強度を高めることができる。
【0028】図5は、本願発明が適用されたサスペンシ
ョンの他の例の要部を示す一部断面平面図である。な
お、先の実施形態と同一部分は同一符号で示し、その説
明は省略する。
【0029】同図に示す構造では、スピンドル5のフラ
ンジ板51に設けられている孔部53とこれに挿通する
ボルト90とを利用して、補強部材8Aの一端部8cを
上記フランジ板51に固定連結している。また、上記補
強部材8Aの他端部8dについては、サスペンションア
ーム1のフランジ12a,12bに穿設されている孔部
91とこれに挿通するボルト90aとを利用して、上記
フランジ12a,12bのうちスピンドル5から一定距
離だけ離れた箇所に固定連結している。上記補強部材8
Aとしては、たとえばパイプ材の両端部を偏平状にプレ
ス加工してその一端部を屈曲させたもの、あるいは細長
な平板状の部材の一端部を屈曲させたものなどが用いら
れている。このように、本願発明では、補強部材をスピ
ンドルやサスペンションアームに対してボルト止めする
手段を用いてもかまわない。また、補強部材の具体的な
形状などもとくに限定されるものではない。
【0030】その他、本願発明に係るサスペンションの
構造の各部の具体的な構成は、上述の実施形態に限定さ
れず、種々に設計変更自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用されたサスペンションの一例を
示す平面図である。
【図2】図1に示すサスペンションの要部を示す一部断
面平面図である。
【図3】図1に示すサスペンションの要部分解斜視図で
ある。
【図4】図1に示すサスペンションの要部斜視図であ
る。
【図5】本願発明が適用されたサスペンションの他の例
の要部を示す一部断面平面図である。
【図6】従来のサスペンションの一例を示す平面図であ
る。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【符号の説明】
1 サスペンションアーム 2 トーションビーム 4 後輪 5 スピンドル 6 車体 8,8A 補強部材 10a アッパ部材 10b ロア部材 17 開口部 18 座部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前後方向に延びてその前部と車体と
    の連結部分を中心として車両高さ方向に揺動可能なサス
    ペンションアームを具備し、このサスペンションアーム
    は、金属板をプレス加工した部材によって中空状に形成
    されているとともに、上記サスペンションアームの後部
    上面部分には、サススプリングを受けるための座部が設
    けられており、かつ上記サスペンションアームの後部の
    車幅方向外側面に設けられた開口部には、車輪取付け用
    のスピンドルの基端部が挿入され、このスピンドルの基
    端部の外周面と上記開口部の周縁部とが溶接されてい
    る、サスペンションの構造であって、 上記サスペンションアームとは別体に形成された補強部
    材を具備し、かつ、 上記サスペンションアームの上記スピンドルから距離を
    隔てた部分と上記スピンドルとは、上記補強部材を介し
    て連結されていることを特徴とする、サスペンションの
    構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095386A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 F.Tech Incorporation トーションビーム式サスペンション
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DE102009010098B4 (de) * 2009-02-24 2013-09-05 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verbundlenkerachse und Verfahren zu ihrer Herstellung
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