JPH09193636A - トレーリングアーム式サスペンションの構造 - Google Patents

トレーリングアーム式サスペンションの構造

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JPH09193636A
JPH09193636A JP883196A JP883196A JPH09193636A JP H09193636 A JPH09193636 A JP H09193636A JP 883196 A JP883196 A JP 883196A JP 883196 A JP883196 A JP 883196A JP H09193636 A JPH09193636 A JP H09193636A
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耕 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接作業や各部の強度面などに不具合を生じさ
せることなく、トレーリングアームとトーションビーム
とを適切に連結固定できるようにする。 【解決手段】傾斜状の上片部21aと下片部21bとを
備えた断面略V字状または断面略U字状のトーションビ
ーム2と、このトーションビーム2を挿入させて溶接す
るための第1開口部14と第2開口部15とを車幅方向
の内外両側面部1A,1Bに形成したトレーリングアー
ム1とを有するトレーリングアーム式サスペンションの
構造であって、上記トーションビーム2のうち、上記ト
レーリングアーム1の第2開口部15に挿入する部分の
上片部21aと下片部21bとの相互間角度θ2は、上
記トレーリングアーム1の第1開口部14に挿入する部
分の上片部21aと下片部21bとの相互間角度θ1よ
りも小さな角度に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車のトレーリン
グアーム式サスペンションのトレーリングアームとトー
ションビームとを適切に連結するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、トレーリングアーム式サ
スペンションのトレーリングアームとトーションビーム
との連結強度を高める手段として、特願平7−2400
0号に記載の手段を先に着想した。この手段は、本願の
図6に示すように、車両前後方向に延びるトレーリング
アーム1eの車幅方向の内外両側面部1C,1Dに、第
1開口部14eと第2開口部15eとを設けるととも
に、これら2つの開口部14e,15eには、車両前方
側が開口した断面略V字状または断面略U字状に形成さ
れたトーションビーム2eの端部を挿入する手段であ
る。そして、上記2つの開口部14e,15eの各周縁
部には、トーションビーム2eとの固定を図るための溶
接Wa,Wbを施している。
【0003】このような手段によれば、トレーリングア
ーム1eの内外両側面部1C,1Dの双方の箇所におい
てトレーリングアーム1eとトーションビーム2eとの
連結が図れる。したがって、上記手段では、トレーリン
グアームに設けた1つの開口部(上記第1開口部14e
に相当する部位)のみにトーションビームの端部を挿入
して溶接していた従来のサスペンションの構造と比較す
ると、溶接箇所に応力集中を生じ難くし、サスペンショ
ン強度を高めることができるという利点が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記サ
スペンションの構造においては、次のような不具合があ
った。
【0005】すなわち、上記サスペンションの構造で
は、トーションビーム2eを第1開口部14eと第2開
口部15eの内周縁後端部寄りに挿入して連結する場合
において、第2開口部15eの内周縁後端部81とトー
ションビーム2eの後部29bとの相互間に比較的大き
な隙間S2が発生することは、ある程度許容される。こ
れに対し、トレーリングアーム1eの第1開口部14e
の開口位置においては、この第1開口部14eの内周縁
後端部80とトーションビーム2eの後部29aとの相
互間に大きな隙間S1が生じないように、これら双方の
部位をできる限り接近させる必要がある。これは、トー
ションビーム2eに捩じりや曲げなどの力が作用したと
きの荷重負担が、第2開口部15eよりも第1開口部1
4eの位置の方が大きいために、第1開口部14eの周
縁部とトーションビーム2eとの接触度合いを大きくし
て、この位置の溶接を確実強固にしておく必要があるか
らである。
【0006】一方、上記トレーリングアーム1eを製作
する場合には、第1および第2の開口部14e,15e
の形成位置などに多少の加工寸法誤差を生じる場合があ
る。このため、トレーリングアーム1eの実際の製作に
際しては、上記2つの開口部14e,15eの位置に多
少の寸法誤差が生じた場合であっても、これら2つの開
口部14e,15e内にトーションビーム2eが適切に
挿入でき、しかもこのトーションビーム2eが第1開口
部14eの内周縁後端部80との間に大きな隙間S1が
生じないようにすべく、第2開口部15eを大きめに形
成するか、あるいは第2開口部15eを第1開口部14
eよりも車両後方寄りに形成するなどの配慮を払う必要
がある。したがって、上記サスペンション構造では、第
2開口部15eの内周縁後端部81とトーションビーム
2eの後部29bとの相互間の隙間S2が大きくなって
しまう傾向がある。
【0007】ところが、上記サスペンション構造では、
上記隙間S2の存在自体は許容されるものの、この隙間
S2が大きくなると、図7に示すように、それに伴って
トーションビーム2eの上片部21eや下片部21fの
各外面と第2開口部15eの周縁部との相互間寸法δも
大きくなってしまう。その結果、上記サスペンションの
構造では、第2開口部15eの周縁部とトーションビー
ム2eとの溶接が難しくなっていた。
【0008】また、上記サスペンションの構造では、断
面略V字状または断面略U字状のトーションビーム2e
の開口角度θ、すなわちトーションビーム2eの傾斜状
の上片部21eと下片部21fとの相互間角度θが各所
同一である。このため、トーションビーム2eの長手方
向中央部を大型に製作すると、このトーションビーム2
eの端部を挿入させるための第2開口部15eの開口面
積もそれに伴って大きくする必要がある。したがって、
この第2開口部15eの開口面積が増大する分だけ、ト
レーリングアーム1eの強度面において不利になるとい
う不具合も生じていた。
【0009】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、トレーリングアームの2つの開
口部にトーションビームの端部を一連に挿入して溶接す
るタイプのサスペンションを製作する場合に、溶接作業
や各部の強度面などに不具合を生じさせることなく、ト
レーリングアームとトーションビームとを適切に連結固
定できるようにすることをその課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明は、傾斜状の上片部と
下片部とを備えた断面略V字状または断面略U字状のト
ーションビームと、このトーションビームを挿入させて
溶接するための第1開口部と第2開口部とを車幅方向の
内外両側面部に形成したトレーリングアームとを有する
トレーリングアーム式サスペンションの構造であって、
上記トーションビームのうち、上記トレーリングアーム
の第2開口部に挿入する部分の上片部と下片部との相互
間角度は、上記トレーリングアームの第1開口部に挿入
する部分の上片部と下片部との相互間角度よりも小さな
角度に形成されていることを特徴としている。
【0012】本願発明においては、断面略V字状または
断面略U字状に形成されているトーションビームの上片
部と下片部との相互間角度が各所同一ではなく、この角
度は、第1開口部に挿入する部分よりも第2開口部に挿
入する部分の方が小さな角度となっている。したがっ
て、たとえば上記トーションビームをトレーリングアー
ムの第1開口部と第2開口部の内周縁後端寄りに挿入し
て連結する場合において、このトーションビームの後部
と第2開口部の内周縁後端部との相互間に隙間が生じた
場合であっても、トーションビームの上片部や下片部と
上記第2開口部の周縁部の他の部分との相互間に生じる
隙間は、トーションビームの上片部と下片部との相互間
角度が小さくなっている分だけ、小寸法にすることがで
きる。すなわち、第2開口部の内周縁後端部とトーショ
ンビームの後部との相互間に一定寸法の隙間が形成され
る場合には、トーションビームの上片部と下片部との相
互間角度を小さくする方が、その相互間角度を大きくす
る場合よりも、トーションビームの上片部や下片部と第
2開口部の周縁部との相互間に形成される隙間の寸法を
小さくすることが可能であり、本願発明はトーションビ
ームの上片部や下片部を第2開口部の周縁部に接近させ
ることができる点で有利となる。
【0013】その結果、本願発明では、第1開口部の周
縁部とトーションビームとの接触面積を大きくとるよう
に設定した場合に、トーションビームの上片部や下片部
を第2開口部の周縁部に溶接する作業が困難になること
を回避し、または抑制することが可能となる。したがっ
て、トーションビームとトレーリングアームとの溶接作
業の容易化、ならびに確実化が図れるという格別な効果
が得られる。
【0014】また、本願発明では、トレーリングアーム
の車幅方向の外側面部に形成する第2開口部は、この第
2開口部に挿入するトーションビームの上片部と下片部
との相互間角度に対応させて、小さな開口面積に形成す
ることができる。したがって、トレーリングアームの強
度を高めることができるという利点も得られる。
【0015】むろん、本願発明では、トレーリングアー
ムの車幅方向の内外両側面部の少なくとも2箇所の所定
箇所においてトレーリングアームとトーションビームと
を溶接しているために、単に溶接箇所が多いだけではな
く、トレーリングアームとトーションビームとの一体化
が有効に図れ、さらには溶接部分への応力集中も緩和す
ることができ、トレーリングアームとトーションビーム
との連結強度を大きくすることができるという利点があ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0017】図1は、本願発明が適用されたトレーリン
グアーム式サスペンションの一例を示す平面図である。
図2は、その要部斜視図である。図3は、図1のX−X
線要部断面図である。図4は、図2の矢視I拡大側面図
である。
【0018】図1において、このトレーリングアーム式
サスペンションは、左右一対のトレーリングアーム1,
1、これら一対のトレーリングアーム1,1に両端部が
連結されたトーションビーム2、およびスタビライザ3
などを具備して構成されている。なお、図1において、
矢印N1方向が車両前方であり、矢印N2方向が車幅方
向である。
【0019】上記各トレーリングアーム1の前端部に
は、このトレーリングアーム1を車体フレーム(図示
略)に取付けるためのブッシュ10が設けられており、
このブッシュ10の取付中心Cを中心としてトレーリン
グアーム1の全体が上下方向にスイング動作可能であ
る。また、このトレーリングアーム1の後端部には、車
輪を取付けるためのスピンドル軸11が突設されている
他、サススプリングを取付けるための取付座部12など
も適宜設けられている。
【0020】図2に示すように、上記トレーリングアー
ム1は、上下2分割状のアッパ部材1aとロア部材1b
とが接合して構成されたいわゆるモナカ状の中空形状と
なっている。これらアッパ部材1aとロア部材1bと
は、金属板をプレス加工(深絞り加工)することによっ
て形成されたものであり、アッパ部材1aの下部の周縁
部とロア部材1bの上部の周縁部には、これら両者を互
いに接合させるためのフランジ(つば)13a,13b
が適宜形成されている。
【0021】上記トレーリングアーム1の車幅方向の内
外両側面部1A,1Bには、上記トーションビーム2の
端部を一連に挿入させるための第1開口部14と第2開
口部15とが設けられている。第1開口部14は、トレ
ーリングアーム1のアッパ部材1aとロア部材1bとに
フランジ13a,13bなどを設けることなく、上記ア
ッパ部材1aとロア部材1bとの両者によって形成され
た開口部である。これに対し、第2開口部15は、アッ
パ部材1aのフランジ13aの一部が上方に湾曲される
とともに、下側のフランジ13bの一部が下方に湾曲さ
れることによって、これら両フランジ13a,13bに
よって外周が囲まれた形態の開口部として形成されてい
る。これらフランジ13a,13bが形成されているこ
とにより、上記第2開口部15の周縁部の剛性が充分に
高められている。
【0022】上記トーションビーム2は、車両前方側に
開口部20を形成する傾斜状の上片部21aと下片部2
1bとを備えた断面略V字状または断面略U字状であ
り、たとえば一定厚みの金属板を屈曲または湾曲加工し
て形成される。このトーションビーム2は、車幅方向に
延び、その長手方向両端部は、図1および図2に示すよ
うに、各トレーリングアーム1内を車幅方向に沿って貫
通するように、各トレーリングアーム1の第1開口部1
4と第2開口部15とに挿入されている。
【0023】上記トーションビーム2の上片部21aと
下片部21bとの傾斜角度は各所同一ではなく、次のよ
うに設定されている。
【0024】すなわち、図2の仮想線で描かれているト
ーションビーム2において、上片部21aと下片部21
bとの相互間角度は、長手方向中央部の一定領域Aにつ
いては角度θ1であるのに対し、それよりも端部側の一
定領域Bについては、上記θ1よりも小さな角度θ2と
なっている。上記領域A,B間の中間領域Cは、角度θ
1から角度θ2へ徐々に変化するテーパ状となってい
る。
【0025】なお、上記領域A,Bでは、トーションビ
ーム2の車両前後方向の幅Sa,Sbも相違しており、
領域Aの幅Saよりも領域Bの幅Sbの方が小さくなっ
ている。また、上記領域Aの適所には、平面部22が形
成されている。この平面部22は、トーションビーム2
をトレーリングアーム1に溶接するときの基準面として
利用されるものであり、このような平面部22を設けて
おけば、トレーリングアーム1に対するトーションビー
ム2の位置決め精度を高めることができる。
【0026】上記トーションビーム2は、上記領域Aの
部分がトレーリングアーム1の第1開口部14に挿入さ
れているとともに、上記領域Bの部分が第2開口部15
に挿入されている。トレーリングアーム1の第1開口部
14や第2開口部15は、これら各開口部14,15に
挿入するトーションビーム2の各箇所の断面形状に一致
した開口形状ならびにサイズに形成されている。
【0027】上記第1開口部14と第2開口部15との
それぞれの周縁部には、トーションビーム2との接合を
図るための溶接W1,W2が施されている。具体的に
は、第1開口部14においては、トーションビーム2の
外面と接触する周縁部の略全域に溶接W1が施されてい
る。また、第2開口部15では、図4に示すように、ト
ーションビーム2の上片部21aおよび下片部21bの
各外面と接触する部分に溶接W2が施されている。
【0028】上記スタビライザ3は、いわゆるロール剛
性を高め、車体のローリングを少なくするために取付け
られるものである。上記トーションビーム2は、スタビ
ライザ機能を発揮するものであるが、このスタビライザ
3を追加して設けることによってサスペンションのロー
ル剛性を一層高めることが可能である。
【0029】このスタビライザ3は、上記トーションビ
ーム2と同様に、各トレーリングアーム1の第1開口部
14を挿通して第2開口部15に挿入されており、たと
えば図3に示すように、トーションビーム2の開口部2
0内に配置される。このスタビライザ3の端部は、図4
に示すように、トレーリングアーム1の一対のフランジ
13a,13b間に挟まれており、ボルト・ナット4,
4aの締付けによってこれらフランジ13a,13bに
固定して取付けられている。
【0030】次に、上記構成のトレーリングアーム式サ
スペンションの作用について説明する。
【0031】まず、上記サスペンションは、トレーリン
グアーム1の第1開口部14の周縁部とトーションビー
ム2との溶接を確実に行う必要があり、このためには図
3に示すように、第1開口部14の内周縁後端部14a
とトーションビーム2の後部21cとの隙間Hを小さく
した上で、この位置にも溶接W1を施すことが望まれ
る。一方、このように、第1開口部14を基準としてト
ーションビーム2の位置決めを図った場合には、トレー
リングアーム1の加工誤差などに原因し、第2開口部1
5に対するトーションビーム2の位置決めに誤差が生じ
る場合がある。具体的には、図4において、第2開口部
15の内周縁後端部15aとトーションビーム2の後部
21cとの相互間に隙間Lを生じる場合がある。
【0032】ところが、上記サスペンションにおいて
は、上記隙間Lを生じても、トーションビーム2の上片
部21aおよび下片部21bの各外面と、これに対面す
る第2開口部15の周縁部との相互間に生じる隙間を、
小寸法とすることができる。すなわち、図5(a)に示
すように、第2開口部15の内周縁後端部15aとトー
ションビーム2の後部21cとが寸法Lだけ車両前後方
向に位置ずれしている場合には、トーションビーム2の
上片部21aとこれに対面する第2開口部15の内周縁
との相互間の隙間δ2は、δ2=L・sin θ2 /2とな
る。
【0033】これに対し、図5(b)に示すように、上
記第2開口部15内に挿入するトーションビーム2の上
片部21aと下片部21bとの相互間角度を、第1開口
部14に挿入する部位と同様な角度θ1に形成した場合
(図6および図7で説明した先行技術に相当する場合)
には、トーションビーム2の上片部21aとこれに対面
する第2開口部15の内周縁との相互間の隙間δ1は、
δ1=L・sin θ1/2となる。ここで、上記トーショ
ンビーム2は、既述したとおり、θ1>θ2の関係に形
成されているので、結局、図5に示す隙間δ1,δ2の
関係は、δ1>δ2となる。
【0034】このように、結局、上記サスペンションで
は、トーションビーム2の上片部21aと下片部21b
との相互間角度を各所均一に形成しておらず、第1開口
部14に挿入する部分の角度θ1よりも第2開口部15
に挿入する部分の角度θ2を小さくしたことにより、ト
ーションビーム2の上片部21aおよび下片部21bの
各外面を第2開口部15の周縁部に接近させることがで
きる。その結果、これらの部位の溶接W2を適切に、か
つ確実に行うことができることとなる。
【0035】また、第2開口部15は、トーションビー
ム2の上片部21aと下片部21bとの相互間角度θ2
が小さいために、その開口高さhを小さくすることがで
き(図4参照)、小さな開口面積に形成することができ
る。したがって、トレーリングアーム1に形成される開
口部の面積を小さくできる分だけ、トレーリングアーム
1の強度を高めることもできる。
【0036】上記サスペンションでは、トーションビー
ム2がトレーリングアーム1内を車幅方向に沿って貫通
し、このトレーリングアーム1の内外両側面部1A,1
Bの各所において溶接W1,W2が施されている。した
がって、このサスペンションの左右のトレーリングアー
ム1,1間に上下段差が生じるなどして、トレーリング
アーム1やトーションビーム2に捩じり力が作用して
も、この力が溶接W1の位置へ集中して作用することは
回避され、他方の溶接W2の位置にも作用することとな
る。したがって、上記サスペンションでは、溶接W1の
位置への応力集中を生じ難いものにでき、サスペンショ
ン全体の強度向上も図れる。
【0037】なお、上記実施形態では、トレーリングア
ーム1を構成するアッパ部材1aとロア部材1bとの両
フランジ13a,13bを利用して第2開口部15を形
成し、この第2開口部15の周縁部の強度を高めている
が、本願発明はこれに限定されない。本願発明では、上
記第2開口部15をフランジ13a,13bを利用しな
い構造の開口部として形成してもよい。また、トレーリ
ングアーム1をアッパ部材とロア部材とによって形成す
ることなく、たとえば断面コ字状の鋼材などを適宜用い
てトレーリングアームを製作してもかまわない。
【0038】その他、本願発明は、トレーリングアーム
やトーションビームなどの各部の具体的な構成は、決し
て上記実施形態のように限定されず、種々に設計変更自
在である。たとえば断面略V字状または断面略U字状の
トーションビームが車両後方側に開口するように、トー
ションビームの向きを上記実施形態とは逆にした上で、
このトーションビームを第1開口部と第2開口部の内周
縁前端部寄りに挿入して連結する構造としてもよい。ま
た、トーションビームの上片部と下片部との相互間角度
の具体的な数値なども無論問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用されたトレーリングアーム式サ
スペンションの一例を示す平面図。
【図2】図1に示すトレーリングアーム式サスペンショ
ンの要部斜視図。
【図3】図1のX−X線要部断面図。
【図4】図2の矢視I要部拡大側面図。
【図5】(a),(b)は、第2開口部とトーションビ
ームとの相互間に発生する隙間を示す説明図。
【図6】トレーリングアーム式サスペンションの先行技
術の一例を示す要部斜視図。
【図7】図6の矢視II要部拡大側面図。
【符号の説明】
1 トレーリングアーム 1A 内側面部(トレーリングアームの) 1B 外側面部(トレーリングアームの) 2 トーションビーム 14 第1開口部 15 第2開口部 20 開口部(トーションビームの) 21a 上片部(トーションビームの) 21b 下片部(トーションビームの) W1,W2 溶接 θ1,θ2 相互間角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜状の上片部と下片部とを備えた断面
    略V字状または断面略U字状のトーションビームと、こ
    のトーションビームを挿入させて溶接するための第1開
    口部と第2開口部とを車幅方向の内外両側面部に形成し
    たトレーリングアームとを有するトレーリングアーム式
    サスペンションの構造であって、 上記トーションビームのうち、上記トレーリングアーム
    の第2開口部に挿入する部分の上片部と下片部との相互
    間角度は、上記トレーリングアームの第1開口部に挿入
    する部分の上片部と下片部との相互間角度よりも小さな
    角度に形成されていることを特徴とする、トレーリング
    アーム式サスペンションの構造。
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