JPH11208341A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

ヘッドレスト装置

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JPH11208341A
JPH11208341A JP10019707A JP1970798A JPH11208341A JP H11208341 A JPH11208341 A JP H11208341A JP 10019707 A JP10019707 A JP 10019707A JP 1970798 A JP1970798 A JP 1970798A JP H11208341 A JPH11208341 A JP H11208341A
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headrest
seat
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seat back
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Takeshi Nakamura
武 中村
Osamu Oki
修 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作により、ヘッドレストを格納位置
に移動させることができるヘッドレスト装置を提供す
る。 【解決手段】 シートバックの上部にヘッドレスト装置
20を備えた車両用シートにおいて、固定側フレーム2
2にヒンジ機構40を介して可動側フレーム23が設け
られている。ヒンジ機構40は、固定側フレーム22に
設けたリンク72と、ロックピン95を有するロック部
材86と、ロックピン95をロック溝33に嵌合させる
方向に付勢するロックスプリング110と、可動側フレ
ーム23をヘッドレスト格納方向に付勢するリターンば
ね120と、ロック部材86に一端側が接続されたロッ
ク解除用の操作ケーブル130を備えている。操作ケー
ブル130の他端側はシートバックヒンジに接続されて
おり、シートバックを倒したときに操作ケーブル130
が引かれることにより、ロックピン95とロック溝33
との係合が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
シートに好適なヘッドレスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートバック(背もたれ)の上部にヘッ
ドレストを設けた自動車用リヤシート(後部座席)が知
られている。この種のリヤシートにおいて、シートを折
畳むためにシートバックを前方に倒す場合、シートバッ
クにヘッドレストを設けたままシートバックを倒すと、
フロントシートの位置によってはリヤヘッドレストがフ
ロントシートと干渉することがある。
【0003】その場合、フロントシートを前側にスライ
ドさせることによってリヤシートの前側の空間を広くと
れば、リヤシートのシートバックを倒せることもある。
しかしそのようにしてシートバックを倒すと、フロント
シートを後方にスライドさせる際にリヤヘッドレストが
邪魔になってフロントシートをスライドさせることがで
きなくなることがある。このためヘッドレストを着脱自
在な構成とし、必要に応じてヘッドレストをシートバッ
クから取外すことも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら着脱式の
ヘッドレストは、その着脱に手間がかかり、しかも取外
されたヘッドレストの置き場所を確保しにくく、ヘッド
レストが邪魔になりやすいといった問題が生じる。ま
た、ヘッドレストを前方に倒した後、リヤシートバック
を前倒しするものもあるが、ヘッドレストを倒す動作
と、シートバックを倒す動作を別々に行う必要があり、
手間がかかるという問題があった。従って本発明の目的
は、簡単な操作により、ヘッドレストを格納位置に移動
させることができるようなヘッドレスト装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を果たすため
の本発明のヘッドレスト装置は、請求項1に記載したよ
うに、シートバックの上部に設ける左右一対のステーを
有する固定側フレームと、ヒンジ機構によって前後方向
に回動可能に設けた可動側フレームと、可動側フレーム
を固定側フレームに対して格納位置に向って付勢するリ
ターンばねと、ヘッドレストが使用位置まで起立したと
きに前記可動側フレームのロック用係止部に係合するロ
ック部材と、ロック部材をロック用係止部から外す方向
に駆動可能なロック解除操作部材とを具備している。こ
の構成によれば、ロック解除操作部材によってロック部
材をロック解除位置に移動させたときに、リターンばね
によってヘッドレストが格納位置まで速やかに移動す
る。
【0006】この発明は請求項2に記載したように、水
平方向のヒンジ軸を中心に回動可能に取付けたリンク
と、固定側フレームとリンクとの間に摩擦力を与える摩
擦制動手段と、リンクに回動自在に設けたロック部材と
を具備することも含む。この構成によれば、摩擦力より
も大きな力を可動側フレームに与えることでヘッドレス
トの前後方向の位置を無段階的に調整できる。
【0007】この発明は請求項3に記載したように、ロ
ック解除操作部材の他端側をシートバックヒンジに接続
し、シートバックが前方に倒れたときにロック解除操作
部材がロック解除方向に駆動されるように構成してもよ
い。この構成によれば、シートバックの前倒れ動作に連
動してヘッドレストが格納位置まで倒れる。
【0008】この発明は請求項4に記載したように、リ
ヤシートに前記ヘッドレスト装置を設け、このヘッドレ
スト装置のロック解除操作部材を操作するための操作部
を、運転手が操作可能な位置(例えばリヤクッション前
下端)に設けることも含む。この構成によれば、運転手
がこの操作部を操作してリヤヘッドレスト装置のロック
部材をロック解除方向に移動させることにより、リヤヘ
ッドレストが格納位置まで速やかに移動する。
【0009】この発明は請求項5に記載したように、助
手席にヘッドレスト装置を設け、このヘッドレスト装置
のロック解除操作部材を操作するための操作部をリヤシ
ート側に設けることも含む。この構成によれば、リヤシ
ート側に設けた操作部を操作して、助手席ヘッドレスト
装置のロック部材をロック解除方向に移動させることに
より、助手席ヘッドレストが格納位置まで速やかに移動
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図9に示した車両用シー
ト10は、例えば自動車の助手席あるいはリヤシートな
どに適用され、シートクッション11と、シートバック
12と、シートバック12の上部に設けた可倒式のヘッ
ドレスト13を備えている。
【0011】シートバック12は、図8に示すシートバ
ックヒンジ15の軸16を中心に前方に倒すことができ
るようになっている。シートバックヒンジ15は、シー
トクッション11側のフレームに設けるヒンジベース1
7と、シートバック12側のシートバック部材18など
を備えている。
【0012】ヘッドレスト13を含むヘッドレスト装置
20は、図1および図2に示すように構成されている。
図2に示すヘッドレスト装置20は、左右一対のステー
21を有する固定側フレーム22と、固定側フレーム2
2に対して車両の前後方向に回動可能な可動側フレーム
23を備えている。可動側フレーム23は、後述する左
右一対のヒンジ機構40,41によって、固定側フレー
ム22に対し前後方向に相対回動可能に設けられてい
る。
【0013】可動側フレーム23は、板金等をプレス成
形してなる左右一対のフレーム基部25と、各フレーム
基部25に両端部を溶接した門形のヘッドフレーム26
を備えている。可動側フレーム23の外側は図示しない
パッド材によって覆われている。
【0014】各フレーム基部25には、円形の孔30
と、この孔30を中心とする円弧に沿うスリット31が
形成されている。スリット31は、その後縁側に位置す
るストッパ壁32と、上縁側に設けたロック用係止部と
して機能するロック溝33を有している。
【0015】左右一対のヒンジ機構40,41の基本的
な構成は互いに同等(左右対称)であるから、この明細
書では図2において右側に位置する第1のヒンジ機構4
0について以下に説明する。ヒンジ機構40は水平方向
に延びるヒンジピン45を備えている。このヒンジピン
45は、図3に示すように、一端側に設けた大径な鍔部
46と、鍔部46の隣りに位置する第一の段付部47
と、円柱状の中間胴部48と、小径な第二の段付部49
と、かしめ部50などを有している。第一の段付部47
は、フレーム基部25の孔30に相対回転可能に挿入さ
れる。すなわちこの段付部47の軸方向の寸法Lは、フ
レーム基部25の板厚Tよりも僅かに大きく、ヒンジピ
ン45に対するフレーム基部25の回転を可能ならしめ
ている。
【0016】フレーム基部25の周囲には補強を兼ねた
折曲縁55が形成されており、この折曲縁55にばね係
止部56と切欠き部57が形成されている。そして切欠
き部57の下側から固定側フレーム22の上端部が挿入
されるようになっている。
【0017】ステー21の下部は、シートバック12の
フレーム(図示せず)に設けた取付け孔などに上方から
着脱可能に挿入される。ステー21の上端部にステーブ
ラケット60が溶接されている。ステーブラケット60
の周囲に、補強を兼ねる折曲縁61が設けられており、
この折曲縁61に、ケーブル取付部62と、ばね係止部
63が設けられている。ステーブラケット60の中央部
に円形の貫通孔65が形成されている。この貫通孔65
に、ヒンジピン45の中間胴部48が挿入される。
【0018】ステーブラケット60とフレーム基部25
との間に、摩擦部材として機能する第一シム70および
第二シム71と、シム70,71の間に挟まれる板状の
リンク72が設けられている。シム70,71とリンク
72には、ヒンジピン45の中間胴部48を挿入する孔
70a,71a,72aが形成されている。図3に示す
ように、ヒンジピン45の他端側すなわち第二の段付部
49側は、ステーブラケット60の外側に突出してい
る。
【0019】ステーブラケット60の外側に皿ばね75
と座金76が設けられている。皿ばね75はヒンジピン
45の軸方向に圧縮された状態でステーブラケット60
と座金76との間に設けている。そして第二の段付部4
9の端末をかしめることによってかしめ部50が形成さ
れ、このかしめ部50によって、座金76の抜け止めが
なされている。
【0020】皿ばね75の反発荷重は、ステーブラケッ
ト60をリンク72に向って加圧するため、シム70,
71とリンク72との間に摩擦力が生じる。シム70,
71とリンク72および皿ばね75は、ステーブラケッ
ト60に対するリンク72の回動を抑制するための摩擦
制動手段を構成する。
【0021】リンク72に前記摩擦力を越える前後方向
の荷重を入力すると、リンク72はステーブラケット6
0に対し、摩擦抵抗を伴って前後方向に回動することが
できる。ステーブラケット60に対してリンク72が回
動できる範囲は、ステーブラケット60に設けた2か所
のストッパ壁80,81によって規制される。
【0022】リンク72の端部に連結ピン85が固定さ
れている。この連結ピン85は、ロック部材86の一端
側に設けた孔87に挿入される。連結ピン85は、ロッ
ク部材86の外側に位置する止め輪取付け溝88と、ば
ね装着部89を備えている。止め輪取付け溝88には、
ロック部材86が横方向に移動することを規制するため
のEリング等の止め輪90が設けられる。
【0023】ロック部材86の他端側に、連結ピン85
と平行な方向に延びるロックピン95が固定されてい
る。ロックピン95の一端側に断面が非円形の回り止め
部96が設けられている。この回り止め部96は、パイ
プ状の連結部材97の一端側の接続部98に挿入され
る。連結部材97は、左右のヒンジ機構40,41の各
ロックピン95を互いに連動させる機能を担っている。
図4に示すように、回り止め部96と接続部98との間
は、回り止め部96と接続部98が互いに軸回りにある
程度の角度範囲αで相対回動できるようにするために、
軸回りに多少の遊びをもたせた状態で嵌合している。
【0024】図2に示すように連結部材97は水平方向
に延びており、連結部材97の他端側の接続部99は、
他方のヒンジ機構41のロックピン95の回り止め部9
6に嵌合している。従って左右のヒンジ機構40,41
の各ロック部材86は、連結部材97を介して互いに連
動するようになる。
【0025】ロックピン95は、スリット31のロック
溝33に嵌合可能な形状・寸法を有し、ヘッドレスト1
3が図5に示す使用位置にあるとき(ロック時)に、ロ
ックピン95がロック溝33に嵌合することにより、可
動側フレーム23が固定側フレーム22に固定されるよ
うになっている。
【0026】図1等に示すようにロックピン95の他端
側に、ロックスプリング110の第一端111を係止す
るばね受け部112と、ワイヤ接続部113が設けられ
ている。ロックスプリング110は、そのコイル部をば
ね装着部89に外挿した状態で、第一端111をばね受
け部112に係止するとともに、第二端115を前記リ
ンク72に係止している。こうすることにより、ロック
スプリング110の反発荷重がロック部材86を起立さ
せる方向、すなわち図5において反時計回り方向に作用
する。これらロックスプリング110とロック部材86
とロック溝33などは、ヘッドレスト13を使用位置に
ロックするためのロック手段を構成している。
【0027】可動側フレーム23は、引っ張りコイルば
ねを用いたリターンばね120によって、前方に倒れる
方向、すなわち格納位置の方向に付勢されている。リタ
ーンばね120の第一端121は、フレーム基部25に
設けたばね係止部56に係止されている。リターンばね
120の第二端122は、リターンばね120に張力を
与えた状態で、ステーブラケット60のばね係止部63
に係止されている。このリターンばね120の反発荷重
により、可動側フレーム23が前方に倒れる方向、すな
わち図7に示す格納位置の方向に回動付勢される。
【0028】ヒンジ機構40とシートバックヒンジ15
(図8に示す)との間に、ロック解除操作部材として機
能する操作ケーブル130が配索されている。操作ケー
ブル130はアウタチューブ131の内側にインナワイ
ヤ132を移動自在に挿通したものであり、アウタチュ
ーブ131の一端131aがステーブラケット60のケ
ーブル取付部62に固定され、インナワイヤ132の一
端132aがロックピン95のワイヤ接続部113に接
続される。従ってインナワイヤ132の一端132aを
アウタチューブ131内に引き込む方向に移動させる
と、ロック部材86が図5において時計回り方向に回動
することにより、ロックピン95がロック溝33から抜
け出るようになる。
【0029】操作ケーブル130の他端側は、図8に示
すシートバックヒンジ15の位置まで導かれている。シ
ートバックヒンジ15のシートバック部材18にアウタ
チューブ131の他端131bが固定され、インナワイ
ヤ132の他端132bがヒンジベース17に接続され
ている。従ってシートバック部材18がヒンジベース1
7に対して前倒れ方向に回動したときに、インナワイヤ
132の他端132bがアウタチューブ131から引き
出される方向に移動する。
【0030】次に、前記構成のヘッドレスト装置20を
備えた車両用シート10の作用について説明する。ヘッ
ドレスト13の通常使用時には、図5に示すようにロッ
ク部材86のロックピン95がロックスプリング110
によってロック溝33に嵌合している。このため可動側
フレーム23は、ロック部材86とリンク72を介して
ステーブラケット60に固定される。
【0031】このロック状態のとき、シム70,71と
リンク72との間の摩擦力よりも大きい前後方向の荷重
を可動側フレーム23に与えると、図6に例示するよう
にロックピン95がロック溝33に嵌合したまま、つま
りロック状態のまま、可動側フレーム23が基準位置N
から前後方向に、ある程度の角度範囲で移動することが
できる。このため、可動側フレーム23の前後方向の位
置を必要に応じて無段階的に調整することができる。
【0032】なお、可動側フレーム23は必ずしもこの
ような調整可能な構成に限ることはない。例えばリンク
72を用いずに、連結ピン85をステーブラケット60
の一部に設け、この連結ピン85にロック部材86を回
動自在に取付けるようにしてもよい。
【0033】シートバック12を前方に倒すと、図8に
矢印Fで示すようにシートバックヒンジ15のシートバ
ック部材18が前倒れすることにより、操作ケーブル1
30のインナワイヤ132が、アウタチューブ131か
ら引き出される方向に移動する。このためロック部材8
6がロックスプリング110の弾力に抗して回動降下
し、ロックピン95がロック溝33から抜け出る方向に
移動する。このロックピン95の動きは、連結部材97
を介して反対側のヒンジ機構41のロック部材86に伝
わるため、反対側のヒンジ機構41のロックピン95も
ロック溝33から出る。このため左右のヒンジ機構4
0,41がほぼ同時にロック解除(アンロック)状態と
なる。
【0034】ヒンジ機構40,41が上記ロック解除状
態になると、リターンばね120の反発荷重によって、
可動側フレーム23が前方すなわち図7に示す格納位置
まで倒れ、ロックピン95がストッパ壁32に突き当た
ることにより、可動側フレーム23が格納位置に保持さ
れる。こうして、シートバック12の前倒れと同時にヘ
ッドレスト13が格納位置に収まる。
【0035】この実施形態では、前述したようにリンク
72とシム70,71および皿ばね75などによる摩擦
制動手段によって可動側フレーム23の位置を無段階的
に調整できる。そして可動側フレーム23がどのような
位置に調整されていても、ロック部材86が前記ロック
解除状態になったときに、可動側フレーム23が格納位
置まで移動させることができる。
【0036】ヘッドレスト13を図7の格納位置から元
の使用位置に戻すには、リターンばね120の弾力に抗
してヘッドレスト13を手で引き起こす。こうすること
により、ロックピン95がスリット31の上縁を滑りな
がらロック溝33に向って移動し、ヘッドレスト13が
使用位置まで起立したところで、ロック部材86のロッ
クピン95がロック溝33に嵌合することにより、図5
の使用位置(ロック状態)に戻ることになる。
【0037】この実施形態では、ロックピン95と連結
部材97の接続部98との間に遊び(図4参照)をもう
けているため、左右のヒンジ機構40,41のうち、い
ずれか一方のロックピン95が先にロック溝33に嵌合
したときに、他方のロックピン95が途中で止まってロ
ック溝33に嵌合しなくなってしまうことが防止され
る。このため左右のヒンジ機構40,41の双方を、確
実にロック状態に戻すことができる。
【0038】なお前記実施形態では、シートバック12
の前倒れに連動してヘッドレスト13が格納位置に倒れ
るように操作ケーブル130の他端131b,132b
をシートバックヒンジ15に接続したが、これに限るこ
とはなく、例えばロック部材86をロック解除方向に直
接操作できるように、ロック解除操作部材の操作部をシ
ートの近傍に設け、シートバック12の前倒れ動作とは
無関係にヘッドレスト13を格納できるように構成して
もよい。
【0039】例えば、この発明のヘッドレスト装置20
を助手席に設けるとともに、ロック解除操作部材を操作
するための操作部(例えば前記インナワイヤ132を引
くことのできる操作レバー)をリヤシート側に設けるこ
とにより、助手席に人が乗っていないときに、リヤシー
トの前方視界を確保するために、リヤシート側から助手
席のヘッドレストを倒すことができるようにしてもよ
い。
【0040】またこの発明のヘッドレスト装置20をリ
ヤシートに設けるとともに、ロック解除操作部材を操作
するための操作部(例えば前記インナワイヤ132を引
くことのできる操作レバー)を運転手が操作可能な位置
(例えばリヤクッションの前下端等)に設けることによ
り、自動車をバックさせる際に、運転手がリヤヘッドレ
ストを倒すことができるようにすれば、後方視界をさら
に確保することができる。
【0041】また、図7に示すように回動式のオットマ
ン(脚乗せマット)140を有するシート10におい
て、オットマン140の回動中心にこの発明のヘッドレ
スト装置20と同様のロック手段を備えたヒンジ機構を
設け、オットマン使用時に任意の角度にオットマン14
0を調整し、不使用時にはロック解除操作部材の操作部
を操作することで格納できるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、簡単
な操作により、ヘッドレストを格納位置まで速やかに移
動させることができる。請求項2に記載した発明によれ
ば、ヘッドレストを使用位置にロックしたままヘッドレ
ストの位置を無段階的に調整することができ、ロックを
解除したときにはヘッドレストの位置にかかわらず、格
納位置まで速やかに移動させることができる。
【0043】請求項3に記載した発明によれば、シート
バックを前倒れさせたときに、自動的にヘッドレストを
格納位置に移動させることができ、シートバックの前倒
れ操作に伴ってヘッドレストを容易に、かつ、速やかに
格納することができる。
【0044】請求項4に記載した発明によれば、リヤシ
ートのヘッドレストの格納を運転手側から遠隔操作し、
後方視界を確保することができる。請求項5に記載した
発明によれば、助手席のヘッドレストの格納をリヤシー
ト側から遠隔操作することによって、リヤシートの前方
視界を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すヘッドレスト装置
の一部の分解斜視図。
【図2】 図1に示されたヘッドレスト装置の正面図。
【図3】 図2中のIII 部の縦断面図。
【図4】 図2中のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】 図1に示されたヘッドレスト装置の使用時の
側面図。
【図6】 図5に示された可動側フレームの位置を変化
させた状態を示す側面図。
【図7】 図5に示された可動側フレームが格納位置ま
で移動した状態を示す側面図。
【図8】 図1に示されたヘッドレスト装置を有するシ
ートのシートバックヒンジを示す斜視図。
【図9】 図1に示されたヘッドレスト装置を有するシ
ートの側面図。
【符号の説明】
10…車両用シート 12…シートバック 13…ヘッドレスト 20…ヘッドレスト装置 22…固定側フレーム 23…可動側フレーム 33…ロック溝(ロック用係止部) 40,41…ヒンジ機構 45…ヒンジピン 72…リンク 86…ロック部材 95…ロックピン 110…ロックスプリング 120…リターンばね 130…操作ケーブル(ロック解除操作部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバックの上部に設ける左右一対のス
    テーを有する固定側フレームと、 前記固定側フレームにヒンジ機構によって前後方向に回
    動可能に設けた可動側フレームと、 前記可動側フレームを前記固定側フレームに対して格納
    位置に向って付勢するリターンばねと、 ヘッドレストが使用位置まで起立したときに前記可動側
    フレームのロック用係止部に係合するロック部材と、 前記ロック部材を前記ロック用係止部から外す方向に駆
    動可能なロック解除操作部材と、 を具備したことを特徴とするヘッドレスト装置。
  2. 【請求項2】前記固定側フレームに水平方向のヒンジ軸
    を中心に回動可能に取付けたリンクと、 前記固定側フレームと前記リンクとの間に摩擦力を与え
    る摩擦制動手段と、 前記リンクに回動自在に設けた前記ロック部材と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載のヘッドレス
    ト装置。
  3. 【請求項3】前記ロック解除操作部材の他端側をシート
    バックヒンジに接続し、シートバックが前方に倒れたと
    きに前記ロック解除操作部材がロック解除方向に駆動さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載
    のヘッドレスト装置。
  4. 【請求項4】自動車のリヤシートに前記ヘッドレスト装
    置を設け、このヘッドレスト装置の前記ロック解除操作
    部材を操作するための操作部を運転手が操作可能な位置
    に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のヘッ
    ドレスト装置。
  5. 【請求項5】自動車の助手席に前記ヘッドレスト装置を
    設け、このヘッドレスト装置の前記ロック解除操作部材
    を操作するための操作部をリヤシート側に設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載のヘッドレスト装置。
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WO2013053185A1 (zh) * 2011-10-13 2013-04-18 Lu Wei 一种回弹铰链
KR101272501B1 (ko) * 2011-08-17 2013-06-10 주식회사 시디즈 헤드레스트 장치

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